「Google Pixel 8」異次元の完成度? 人気の超高性能5Gスマホと徹底 比較!

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Google Pixel 8」と人気の超高性能5Gスマホを徹底 比較!価格やAntutuベンチマーク、スペック、カメラ性能の違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2024年5月14日、「Google Pixel 8a」が発売されました。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「Google Pixel 8」の特徴

Google Pixel 8 main

2023年10月12日、米国のIT企業 Google から新製品「Google Pixel 8」(ピクセル エイト)が発売されました。

Android 14 OSを搭載した6.1インチのハイエンドなスマートフォンです。

Google からは2022年10月に「Pixel 7」が発売され、AI機能を強化した画期的なスマートフォンとして評判になりました。

新モデルはTensor G3 プロセッサ搭載で、よりAI機能が強化され、従来製品の概念を覆す画期的なスマートフォンとして話題になっています。

早速どんなスマホなのか、詳しく見ていきましょう。

6.2のActua液晶・リフ最大120Hz・30W急速充電

Google Pixel 8」は6.2インチで解像度1080 × 2400 pxActua ディスプレイを搭載。アスペクト比20:9、ピクセル密度428ppiの太陽光下でも明るいフルHD+液晶で、高コントラストで見やすいHDR機能1600万色の色表示、強化ガラス Gorilla Glass Victusによる保護にも対応しています。

また、より滑らかな映像再生が可能なリフレッシュレート 最大120Hzに対応。表示内容に応じて60~120Hzの範囲内で自動調整する機能も利用できます。

そのほか、4575mAhバッテリーを搭載し、24時間以上の駆動が可能。最大72時間の駆動が可能なスーパー バッテリー セーバー モードが利用できるほか、30W急速充電(約30分で最大50%まで)や急速ワイヤレス充電(Qi 認証済み)、バッテリー シェア機能なども利用できます。

Tensor G3・8GB+128GB/256GB・Android 14

Google Pixel 8」は新たにGoogle Tensor G3プロセッサ(チップセット)を搭載。4nmプロセスで製造された64bit対応の9コア、最大2.91GHz駆動のCPUで、機械学習などをAI機能を処理するTPUにより、Pixel 6 Proと比べてAI処理速度が2倍 高速になっています。

また、8GB LPDDR5メモリを搭載しスムーズに動作。ストレージは高速なUFS 3.1規格で128GB / 256GBを搭載しています。

そのほか、OSにAndroid 14を搭載し、OS・セキュリティ・新機能(Feature Drops)のアップデートを7年間提供。ロック画面のカスタマイズ(カスタマイズピッカー)やテキスト入力による壁紙の自動作成、アプリのデータ仕様の詳細確認、健康管理「ヘルスコネクト」、ライト点滅で通知を知らせる「フラッシュ通知」などの新機能が利用できるようになっています。

ベストテイク・音声消しゴムマジック・IP68防水防塵

Google Pixel 8」は背面に50MP+12MPの2眼カメラを搭載。近距離で撮影できるマクロフォーカス超広角撮影、写真内の人物の顔を最もベストなものに差し替えられる「ベストテイク」、被写体(オブジェクト)の位置や大きさを変えられる「編集マジック」などの機能が利用できるようになっています。

また、動画編集機能「音声消しゴムマジック」で動画内の余計な音声データを自動で除去することが可能。動きのあるようなボカシ効果を加えられる「アクションパン」や背景をぼかして映画のようなワンシーンのような印象的なシーンに変える「シネマティックぼかし」などの機能も利用できます。

そのほか、IP68防水防塵おサイフケータイが利用可能。リアルタイム翻訳や迷惑電話をフィルタリングする「通話スクリーニング機能」、クリア音声通話機能、Google アシスタントによるWebサイトのテキスト読み上げ、Googleマップを活用して目的地やルートの様子を詳細かつリアルに把握できる「イマーシブビュー機能」などの機能も利用できます。

公式ページ: Google Pixel 8 – Google ストア

Antutuベンチマークを比較

CPU性能

4nmプロセスで製造された64bit対応の9コア、最大2.91GHz駆動のGoogle Tensor G3プロセッサを搭載し、Antutuベンチマーク総合で約100万を記録しています。

アーキテクチャ「Armv9」を採用し、カメラ周りを処理するISP、機械学習などをAI機能を処理するTPUが強化され、Pixel 6 Proと比べてAI関連の処理速度が2倍 高速になっています。

前モデル「Google Pixel 7 /7 Pro」(Antutu総合約80万)と比較してAntutuベンチマークスコアが20万ほどしか上がっていませんが、機械学習などをAI機能を処理する速度が向上したため、結果的に動作スピードは前モデル以上に向上しているといえます。

Antutuベンチマークだけを見て単純に動作スピードを推定できないプロセッサ(チップセット)なので注意が必要です。

Antutu総合で約1,000,000

例:Antutu V10 総合で「971930」、CPUで「290835」、GPUで「366244」、MEMで「148927」、UXで「165924」。

Geekbench 6.2.0でシングルコア「1760」、マルチコア「4442」

<CPU> Google Tensor G3

他のCPUと比較

A16 Bionicチップ搭載の「iPhone 15」と比較すると、スコアが約20万低くなります。

Snapdragon 8 Gen2搭載の「ASUS Zenfone 10」と比較すると、スコアが約50万低くなります。

Snapdragon 8+ Gen 1搭載の「Nothing Phone (2)」と比較すると、スコアが約30万低くなります。

ゲーミング性能

Antutuベンチマークの結果から、Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1に近い性能を持っていることが分かります。

ゲームのフレームレートの測定結果は以下のようになります。

原神 Genshin Impact・・・ 40 FPS

PUBG Mobile・・・ 88 FPS

Call of Duty: Mobile・・・ 60 FPS

Fortnite・・・ 42 FPS

Shadowgun Legends・・・ 89 FPS

World of Tanks Blitz・・・ 114 FPS

総合的な性能

性能的には負荷の高いAndroidの3Dゲームがサクサクと動作するレベルです。また、PS2、Xbox、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターも快適に動作します。

もちろん、動画視聴、ネットでの調べもの、音楽再生(ストリーミングを含む)、電子書籍、写真撮影などでも快適に動作します。

「Google Pixel 8」のスペック

  • ディスプレイ 6.2インチ、1080 × 2400 pxのActua
    ※20:9/OLED/428 PPI/1,000,000:1/HDR/24ビット(1,600万色)/常時表示/Corning Gorilla Glass Victus
  • リフレッシュレート 最大 120 Hz (60~120 Hz)
  • プロセッサ Google Tensor G3、Titan M2 セキュリティ コプロセッサ
  • GPU Arm Mali-G715
  • RAM(メモリ)8GB LPDDR5
  • ストレージ 128GB / 256GB UFS 3.1
  • 外部ストレージ microSDカードは使えません
  • バッテリー 4575 mAh
  • 駆動時間 24 時間以上 ※スーパーバッテリーセーバー使用時で最長72時間
  • 充電 30W急速充電(約30分で最大50%まで)、USB-PD 3.0(PPS)、急速ワイヤレス充電(Qi 認証済み)、バッテリー シェア
  • 背面カメラ 50MP + 12MP
  • 前面カメラ 10.5MP
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6E (802.11 a/b/g/n/ac/ax)、2×2 MIMO、Bluetooth 5.3、GPS (A-GPS,GLONASS,GALILEO,QZSS,Beidou)
    ※Google Cast、デュアルバンド GNSS
  • NFC FeliCa内蔵・おサイフケータイに対応
  • インターフェース USB Type-C 3.2 (OTG)、電源ボタン、音量調節
  • センサー 近接センサー、周囲光センサー、加速度計、ジャイロメーター、磁力計、気圧計
  • スピーカー ステレオスピーカー
  • オーディオ 空間オーディオ
  • マイク マイク x 3 (ノイズ キャンセレーション)
  • 防水防塵 IP68
  • 生体認証 ディスプレイ内指紋認証、顔認証
  • AR/VR ARCore
  • 筐体 傷が付きにくいCorning Gorilla Glass Victusのカバーガラス、ふちなしの Corning Gorilla Glass Victus 背面ガラスとマット仕上げアルミニウム製フレーム、指紋が付きにくいコーティング、100% リサイクル素材のアルミニウムを本体に使用、製品の全重量に対してリサイクル素材を 18% 以上使用
  • OS Android 14 ※7年間のOS、セキュリティ、機能のアップデートを提供
  • サイズ 150.5 x 70.8 x 8.9 mm
  • 重量 187 g
  • カラー ヘーゼル、オブシディアン、ローズ、ミント
  • 付属品 1 m USB-C – USB-C ケーブル(USB 2.0)、クイック スイッチ アダプター、SIM ツール
  • SIMカード eSIM / nanoSIM ×1 (デュアルSIM)

対応バンド

新モデル「Pixel 8」はSIMフリーの5G通信に対応しています。

SIMはNanoSIMカードとeSIMに対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

5G Sub-621:  n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 20 / 25 / 28 / 30 / 38 / 40 / 41 / 66 / 71 / 75 / 76 / 77 / 78 / 79

4G LTE:  B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 25 / 26 / 28 / 30 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 / 66 / 71

3G UMTS / HSPA+ / HSDPA:  1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19

2G GSM / EDGE: (850、900、1,800、1,900 MHz)

5G通信は「Sub6」のn78(国際的に主要な5G通信の周波数帯)、n79(ドコモのみが対応している周波数帯)に対応しています。

4G通信のバンドも豊富で、国内の主要キャリアであるドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au、楽天モバイル回線に対応しています。

ただし、自分の持っているSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。

こちらのページで対応バンドを確認できます。

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!

カメラ性能

背面カメラは5000万画素の広角カメラ(F値1.68)と1200万画素の超広角カメラ(F値2.2)の2眼構成です。

広角カメラは約5000万画素で画角が82度、F値は1.68で4K動画(24/30/60fps)に対応しています。超広角カメラは約1200万画素で画角が125.8度、F値は2.2で、3cmまで寄れるマクロフォーカス、4K動画(60fps)に対応しています。

機能面では近距離で撮影できるマクロフォーカスや超広角撮影、写真内の人物の顔を最もベストなものに差し替えられる「ベストテイク」、被写体(オブジェクト)の位置や大きさを変えられる「編集マジック」などの機能が利用できるようになっています。

また、動画編集機能「音声消しゴムマジック」で動画内の余計な音声データを自動で除去することが可能。動きのあるようなボカシ効果を加えられる「アクションパン」や背景をぼかして映画のようなワンシーンのような印象的なシーンに変える「シネマティックぼかし」などの機能も追加されています。

背面カメラ 50MP + 12MP
前面カメラ 10.5MP
超広角 対応
望遠 非対応
マクロ撮影 対応(3cmまで)
機能 マクロフォーカス、「ベストテイク」、「編集マジック」、「音声消しゴムマジック」(動画)、「アクションパン」(動画)、「シネマティックぼかし」(動画)

「Photo Unblur」(ブレやボケを補正)、「リアル トーン」(肌の色を補正)、消しゴムマジック、夜景モード(ナイトモード)、Super Res Zoom機能(Pixel 7で最大8倍)、最大30倍の超解像ズーム(Pro版のみ)、Guided Frame機能(自撮りする際に顔の位置や角度などを音声で指示)

トップショット、ポートレート モード、モーション オートフォーカス、Live HDR+、よく撮影する人、デュアル露出補正、シネマティック撮影、ウルトラワイド レンズ、ポートレート ライト、モーション モード、顔のぼかし解除、パノラマ、手動によるホワイト バランス調整、ロックされたフォルダ

「Google Pixel 8」のメリット

6.2のActuaで太陽光下でも見やすい

Google Pixel 8」は6.2インチで解像度1080 × 2400 pxのActuaディスプレイを搭載。アスペクト比20:9、ピクセル密度428ppiの太陽光下でも明るく見やすいフルHD+液晶で、HDR機能や1600万色の色表示、強化ガラスGorilla Glass Victusによる保護にも対応しています。

一方、「iPhone 15」は6.1インチで解像度2556 x 1179 px のSuper Retina XDRディスプレイを搭載しています。「ASUS Zenfone 10」は5.9インチで解像度2400 x 1080 pxのSamsung AMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載しています。「Nothing Phone (2)」は6.7インチで解像度2400 × 1080 pxのフレキシブルOLED(LTPO)ディスプレイを搭載しています。

リフレッシュレート 最大 120 Hzに対応

Google Pixel 8」はより滑らかな映像再生が可能なリフレッシュレート 最大120Hzに対応。表示内容に応じて60~120Hzの範囲内で自動調整する機能も利用できます。

一方、「iPhone 15」はリフレッシュレート最大120Hzに対応していません。「ASUS Zenfone 10」はリフレッシュレート 144Hzに対応しています。「Nothing Phone (2)」は1~120Hzの可変リフレッシュレートに対応しています。

8GB LPDDR5メモリでスムーズに動作

Google Pixel 8」は8GB LPDDR5メモリを搭載しスムーズに動作します。

一方、「iPhone 15」は8GBメモリを搭載しスムーズに動作します。「ASUS Zenfone 10」は8GB/16GB LPDDR5Xメモリ搭載でスムーズに動作します。「Nothing Phone (2)」は8GB/12GB LPDDR5メモリを搭載し、スムーズに動作します。

128GB / 256GB UFS 3.1ストレージで快適

Google Pixel 8」は高速なUFS 3.1規格のストレージを128GB / 256GBを搭載しています。

一方、「iPhone 15」は128GB/256GB/512GBストレージを搭載し、大量のデータを保存できます。「ASUS Zenfone 10」は高速なUFS4.0規格のストレージを128GB/256GB/512GB を搭載しています。「Nothing Phone (2)」は128/256GB/512GBストレージを搭載しています。

4575 mAhバッテリー急速ワイヤレス充電 対応

Google Pixel 8」は4575mAhバッテリーを搭載し、24時間以上の駆動が可能。最大72時間の駆動が可能なスーパー バッテリー セーバー モードが利用できるほか、30W急速充電(約30分で最大50%まで)や急速ワイヤレス充電(Qi 認証済み)、バッテリー シェア機能なども利用できます。

一方、「iPhone 15」はビデオ再生で最大20時間 駆動するバッテリーを搭載しています。また、ワイヤレス充電や高速充電も利用できます。「ASUS Zenfone 10」は4300mAhバッテリー搭載で30W急速充電、15Wワイヤレス充電に対応しています。「Nothing Phone (2)」は4700mAhバッテリー搭載で45W急速充電、15Wワイヤレス充電(Qi)、5Wリバースチャージに対応しています。

Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、GPSに対応

Google Pixel 8」はWi-Fi 6の拡張版で、2.4GHz帯・5GHz帯・6GHz帯の3つの帯域が利用できる「Wi-Fi 6E」に対応しています。また、Bluetooth 5.3によるワイヤレス接続、GPSも利用できます。

一方、「iPhone 15」はWi‑Fi 6、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。「ASUS Zenfone 10」はWi-Fi 6e ・Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。「Nothing Phone (2)」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。

5G通信に対応

Google Pixel 8」は5G通信に対応し、わずか数秒で動画ファイルをダウンロードできます。

一方、「iPhone 15」、「ASUS Zenfone 10」、「Nothing Phone (2)」も5G通信に対応しています。

おサイフケータイに対応

Google Pixel 8」はNFC (FeliCa)対応でおサイフケータイも利用できます。

一方、「iPhone 15」はNFC(Felica)対応でApple Payによるキャッシュレス決済、Suica決済、おサイフケータイに対応しています。「ASUS Zenfone 10」はNFC(FeliCa) 対応でおサイフケータイを利用できます。「Nothing Phone (2)」はNFC対応で、Google Payによるキャッシュレス決済が利用できます。

ステレオスピーカーで空間オーディオに対応

Google Pixel 8」はステレオスピーカー搭載で空間オーディオに対応しています。また、ノイキャン対応のトリプル マイクも搭載しています。

一方、「iPhone 15」はステレオスピーカー搭載で空間オーディオ、ドルビーアトモスに対応した高音質なサウンドを再生できます。「ASUS Zenfone 10」はDiracHDサウンド対応のデュアルステレオスピーカーを搭載しています。「Nothing Phone (2)」はデュアルステレオスピーカー搭載で高音質なサウンドを再生できます。

IP68防水防塵に対応

Google Pixel 8」はIP68防水防塵に対応し、深さ1.5mまでの水没に30分耐えられるほか、埃を完全にシャットアウトすることもできます。

一方、「iPhone 15」はIP68防水防塵に対応し、最大水深6メートルで最大30分間耐えることができます。「ASUS Zenfone 10」はIP68防水防塵に対応しています。「Nothing Phone (2)」はIP54防水防塵に対応し、雨や水しぶきに耐えることができます。

ディスプレイ内指紋認証、顔認証に対応

Google Pixel 8」は画面タッチでロック解除できるディスプレイ内指紋認証に対応しています。また、顔認証も利用できます。

一方、「iPhone 15」はFace ID 顔認証に対応しています。「ASUS Zenfone 10」ははサイド指紋認証に対応しています。「Nothing Phone (2)」はディスプレイ内指紋認証に対応しています。

厚さ8.9mmで重さ187gの薄型軽量デザイン

Google Pixel 8」は厚さ8.9mmで重さ187gの薄型軽量デザインで、ヘーゼル、オブシディアン、ローズ、ミントの4色カラーを用意しています。

一方、「iPhone 15」は厚さ7.8mm、重さ171gの薄型軽量デザインで、ブラック、ブルー、グリーン、イエロー、ピンクの5色カラーを用意しています。「ASUS Zenfone 10」は厚さ9.4mm、重さ172gで、ミッドナイトブラック、コメットホワイト、エクリプスレッド、オーロラグリーン、スターリーブルーの5色カラーを用意しています。「Nothing Phone (2)」は厚さ8.6mmで重さ201.2gの薄型軽量デザインで、ホワイト、ダークグレーの2色カラーを用意しています。

Android 14で7年間のアップデート提供

Google Pixel 8」はOSにAndroid 14を搭載し、OS・セキュリティ・新機能(Feature Drops)のアップデートを7年間提供されます。

また、Android 14の新機能も利用できます。

Android 14には、

ロック画面のカスタマイズ(カスタマイズピッカー)、ロック画面のテンプレート(フォント、ウィジェット、色、スタイルなど)、テキスト入力による壁紙の自動作成、Ultra HDR(カメラ)、6桁のPINコード入力でロック解除、アプリのデータ仕様の詳細確認、健康管理「ヘルスコネクト」、ピンチ操作でのズームインやズームアウト、クイック設定パネルからのフォントサイズ変更、ライト点滅で通知を知らせる「フラッシュ通知」

などの機能が追加されています。

一方、「iPhone 15」はiOS 17搭載で新機能も使えます。「ASUS Zenfone 10」はAndroid 13 + Zen UI搭載で新機能も使えるようになっています。「Nothing Phone (2)」はAndroid 13ベースのNothing OS 2.0搭載で新機能も使えるようになっています。

「Google Pixel 8」のデメリット

Google Pixel 8」のデメリットを紹介します。

microSDカードや3.5mmジャックに非対応

Google Pixel 8」はmicroSDカードスロットや3.5mmイヤホンジャック端子を搭載していません。

一方、「ASUS Zenfone 10」は3.5mmオーディオジャックを搭載しています。「iPhone 15」と「Nothing Phone (2)」はmicroSDカードスロットや3.5mmイヤホンジャック端子を搭載していません。

望遠撮影ができない

Google Pixel 8」は望遠撮影ができません。上位モデルの「Pixel 8 Pro」は望遠レンズを含むトリプルカメラ搭載で、光学5倍・超解像30倍ズームや動画撮影機能の「動画ブースト(動画の自動調整)」や「プロ設定(マニュアル設定)」などの機能が利用できるようになっています。

一方、「iPhone 15」は望遠撮影に対応しています。「ASUS Zenfone 10」と「Nothing Phone (2)」は望遠撮影を利用できません。

「Google Pixel 8」の評価

Google Pixel 8」の評価を紹介します。

スペック:★★★★★

通信:★★★★★

機能:★★★★★

デザイン:★★★★★

使いやすさ:★★★★★

価格:★★★

<総合評価>

2022年10月に発売された「Google Pixel 7 /7 Pro」の後継モデルになります。OSをAndroid 14に、プロセッサをGoogle Tensor G3に刷新し、さまざまなAI機能が高速で使えるようになっています。

Google Tensor G3プロセッサは、Antutuベンチマーク総合で約80万ほど。一見したところ、前モデルのTensor G2と変わらないスコアですが、実はAIの処理速度が高速化しています。

ご存じの通り、「Google Pixel 8」にはカメラを含む実にさまざまな独自のAI機能が取り入れられており、「Google Pixel 8を使う」ということと「AIを使う」ということがほとんど同義になっているといっても過言ではありません。

つまり、Antutuベンチマークのスコアはそれほど高くはなくても、AI機能の処理速度が速いため、結果的に「動作スピードは非常に速い」ということになります。したがって、「Google Pixel 8のプロセッサ(チップ)性能はあまり高くない」という評価は大きな間違いです。実際はAI処理のスピードが向上したことで超高速化しており、使えるAI機能も増えています。

また、Googleは単純なベンチマーク結果を全くといっていいほど重視していないことも注目すべきです。それは将来的に、単純なAntutuベンチマーク スコアよりも、機械学習を含むAIの処理性能が重視される時代が来るということを意味します。

そして、そういう意味では今回投入された「Google Pixel 8」は、次世代のスマホのあるべき姿を体現しているといっていいでしょう。

今回新たに追加された「ベストテイク」や「編集マジック」、「音声消しゴムマジック」、Google アシスタントによるWebサイトのテキスト読み上げなどはAIを活用した非常に便利な機能です。

ユーザーはこれらの機能を利用し慣れていくことで、AI機能なしではもう満足できないようになっていくでしょう。AIを活用したスマホも今後は次々と投入されます。そしていずれ、AIを超高速に処理できる性能を持つスマホが圧倒的に有利になる時代が訪れます。

Google Pixel 8」の凄さは今、このタイミングでそれを実現していることです。一言でいえば、それは驚嘆すべき、異次元の完成度ともいえるでしょう。

Google Pixel 8」の発売時の価格は112,900円。

かなり高額ですが、7年間のOS、セキュリティ、機能のアップデートが提供されることを考えると、実は安いのかもしれません。さすがに7年なら2回ぐらいスマホを買い替えるはずですから。AI機能を高速で処理できるAndroid 14のスマホを探している人におすすめです。

「Google Pixel 8」の価格・販売先

Google Pixel 8」は、

Amazonで86,800円 (税込・SIMフリー・整備済み品)、

楽天市場で83,799円円(送料無料・SIMフリー・GZPF0)、

ヤフーショッピングで82,739円(送料無料・SIMフリー)、

Googleストアで112,900円、

AliExpressでUS $539.00 (日本円で約81701円)、

米国 Amazon.comで$499.00 (日本円で約75638円)、

で販売されています。

Amazonで「Google Pixel 8」をチェックする

楽天市場で「Google Pixel 8」をチェックする

ヤフーショッピングで「Google Pixel 8」をチェックする

Googleストアで「Google Pixel 8」をチェックする

AliExpressで「Google Pixel 8」をチェックする

米国 Amazon.comで「Google Pixel 8」をチェックする

 

 

他のスマートフォンと比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

1.「Google Pixel 8a」(6.1インチ・Tensor G3)

2.「Galaxy S24」(6.2型・ Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3)

3.「OnePlus 12」(6.8型・ Snapdragon 8 Gen 3・IP65防水防塵)

4.「Xiaomi 13T Pro」(6.7型・Dimensity 9200+・120W充電)

5.「motorola razr 40」(折り畳み式・Snapdragon 7 Gen 1)

6.「iPhone 15

7.「ASUS Zenfone 10

8.「Nothing Phone (2)

9.「AQUOS sense8」(6.1インチ・Snapdragon 6 Gen 1)

10.「AQUOS R8 pro」(6.6インチ・Snapdragon 8 Gen 2)

他の歴代 Google Pixel スマホと比較

他にもGoogle Pixel スマホが販売されています。ぜひ比較してみてください。

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