超高性能でも安い「POCO F5 Pro」グローバル版の性能と評価を解説

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超高性能でも安い「POCO F5 Pro」グローバル版の性能と評価を解説!特徴やAntutuベンチマーク、原神、カメラ性能デメリット、評価を紹介します。

※2024年5月23日、「POCO F6 Pro」が発売されました。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「POCO F5 pro」の特徴

POCO F5 Pro main

2023年5月10日、海外で中国 メーカー Xiaomi(シャオミ)がグローバル展開するPOCO(ポコ)ブランドの新製品「F5 pro」(グローバル版)が発売されました。

Android 13ベースのMIUI 14 for POCOを搭載した6.67型のスマートフォンです。

POCOからは2022年6月にSnapdragon 8 Gen 1を搭載した国内版「POCO F4 GT」が発売され、

コスパの高く、ゲームにも最適なスマートフォンとして評判になりました。

新モデルはそれを上回るSnapdragon 8+ Gen 1 プロセッサを搭載していることで、早くも話題になっています。

早速どんなスマートフォンなのか、詳しく見ていきましょう。

6.67インチののAMOLEDディスプレイ

POCO F5 pro」は6.67インチで解像度3200 x 1440 pxAMOLEDディスプレイを搭載。ピクセル密度526ppi、最大輝度1400 nitsの明るい画面で、687億色の12ビットの色深度、100% DCI-P3Dolby VISIONPro HDR ディスプレイにも対応しています。

リフレッシュレート120Hzに対応

また、リフレッシュレート120Hzに対応し、より滑らかな映像再生が可能。タッチサンプリングレート最大480Hzに対応し、10倍精度が高い超解像タッチ、20%性能が向上した誤タッチ防止、55ミリ秒の高速入力に対応しています。

30Wワイヤレス充電と67W急速充電に対応

そのほか、5160mAhバッテリーを搭載し、スタンバイで20日間、ビデオ再生で20時間駆動することが可能。Type-Cポートを介して、32分で50%まで回復できる30Wワイヤレス充電67W急速充電も利用できます。

Snapdragon 8+ Gen 1 プロセッサ

POCO F5 pro」はQualcomm Snapdragon 8+ Gen 1 オクタコア プロセッサを搭載。4nmプロセスで製造された8コア、最大3.2GHz駆動のCPUで、Antutuベンチマーク総合で「1,113,713」を記録し、人気ゲーム「原神」も快適にプレイできます。

冷却システム「LiquidCoolテクノロジー2.0」

そのほか、LiquidCoolテクノロジー2.0を採用した冷却システムを搭載。熱伝導効率が15%向上した6933mm²の高効率グラファイトで、本体を強力に冷却できます。

最大19GBメモリと512GB UFS3.1

また、8/12GB LPDDR5メモリ搭載で、RAM拡張テクノロジー3.0により、合計で最大13~19GBまで拡張することが可能です。ストレージは高速なUFS3.1規格で128/256GB/512GB搭載しています。

Android 13ベースのMIUI 14 for POCO

そのほか、OSにAndroid 13ベースのMIUI 14 for POCOを搭載。安定したゲーム フレーム レート、画質、画面の明るさを確保する「FEAS 2.2 テクノロジー」、16,000段階の自動明るさ調整に対応した「1920Hz PWM調光」などの機能も利用できます。

64MPの3眼カメラ

POCO F5 pro」は背面に64MP+8MP+2MPの3眼カメラを搭載。OISとEISによるデュアル手ぶれ補正機能、ブレを抑えて瞬間をとらえる「モーションキャプチャ」、人間の顔、猫、犬などをAIで識別して高速にフォーカスする「モーショントラッキングフォーカス」、より正確で色鮮やかな色を再現する「P3 広色域」、7つのクラシックなフィルムフィルターが使える「ムービーカメラ」などの機能を利用できます。

デュアル スピーカーでDolby Atmos 対応

「POCO F5 Pro」はデュアル スピーカー搭載で、Dolby Atmosに対応した臨場感のあるサウンドが楽しめます。

X軸リニア振動モーターを搭載

「POCO F5 Pro」は臨場感のあるバイブレーション効果が楽しめるX軸リニア振動モーターを搭載しています。

Wi-Fi 6とBluetooth 5.3、GPSに対応

「POCO F5 Pro」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」(IEEE 802.11ax)に対応しています。また、Bluetooth 5.3、GPSも利用できます。

画面内指紋認証とAI顔認証

0.2秒でロック解除できる画面内指紋認証に対応しています。AI顔認証に対応し、カメラに顔をかざすだけでロック解除できます。

厚さ8.59mmで重さ204gの薄型軽量デザイン

「POCO F5 Pro」は厚さ8.59mmで重さ204gの薄型軽量デザインで、ブラック、ホワイトの2色カラーを用意しています。

公式ページ: Poco F5 Pro

Antutuベンチマークを比較

POCO F5 pro」は4nmプロセスで製造された8コア、最大3.2GHz駆動のプロセッサ「Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載し、Antutuベンチマーク総合で「1,113,713」(約110万)を記録しています。

Antutuベンチマーク総合で「1,113,713」

例:AnTuTu V9.5 総合で「1063241」、CPUで「237606」、GPUで「469250」、MEMで「179542」、UXで「176843」。

<CPU> Snapdragon 8+ Gen 1

同じプロセッサは「Xiaomi 12T Pro」、「Xiaomi 12S Ultra」、「ROG Phone 6 /Pro」などにも搭載されています。

他のCPUと比較

「Galaxy A54 5G」が搭載するExynos 1380と比較すると、スコアが約60万高くなります。

Exynos 1380・・・Antutu総合で「512020」、CPUで「150539」、GPUで「153199」、MEMで「82844」、UXで「125438」

Snapdragon 778G+搭載の「Nothing Phone (1)」と比較すると、スコアが約52万高くなります。

Snapdragon 778G+・・・「586239」、CPUで「165708」、GPUで「177952」、MEMで「113169」、UXで「129410」

「Google Pixel 6a」が搭載するGoogle Tensorと比較すると、スコアが約40万高くなります。

Google Tensor・・・「697561」、CPUで「197204」、GPUで「256970」、MEMで「102942」、UXで「140445」

ゲーミング性能

Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1 プロセッサに近い性能を持っているため、ゲーミング性能もほぼ同じになります。

原神 Genshin Impact・・・ 40 FPS

PUBG Mobile・・・ 88 FPS

Call of Duty: Mobile・・・ 60 FPS

フォートナイト Fortnite・・・ 42 FPS

Shadowgun Legends・・・ 89 FPS

World of Tanks Blitz・・・ 114 FPS

人気ゲームの原神は画質「中」で40 FPSで動作します。画質を低に落とすとより快適にプレイできるようになります。

そのほかのAndroid ゲーム、「ビックリマン・ワンダーコレクション」や「HIT : The World」、「Call of Duty: Warzone Mobile」、「PUBGモバイル」、「マインクラフト」、「ウマ娘」などのゲームも快適にプレイできます。

総合的な性能

性能的には負荷の高いAndroidの3Dゲームがサクサクと動作するレベルです。また、PS2、Xbox、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターも快適に動作します。もちろん、動画視聴、ネットでの調べもの、音楽再生(ストリーミングを含む)、電子書籍、写真撮影などでも快適に動作します。

スペック

  • ディスプレイ 6.67インチ、解像度3200 x 1440 pxのAMOLED
    ※20:9/526ppi/最大輝度1400 nits/コントラスト比5,000,000:1/680億色/DCI-P3/Dolby VISION/Corning Gorilla Glass/Adaptive HDR/Pro HDR/HDR 10+
  • リフレッシュレート 120Hz
  • タッチサンプリングレート 最大480Hz ※超解像タッチで10倍精度が高い
  • プロセッサ Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1 オクタコア
    ※4nm/64bit/8コア/最大3.2GHz
  • GPU Qualcomm Adreno
  • RAM(メモリ)8/12GB LPDDR5
  • メモリ拡張 合計 最大13~19GB (RAM拡張テクノロジー3.0)
  • ストレージ 128/256GB/512GB UFS3.1
  • バッテリー 5160 mAh
  • 駆動時間 スタンバイで20日間、通話で34.5時間、読書で24時間、ビデオ再生で20時間
  • 充電 30Wワイヤレス充電(32分で50%)、67W急速充電(有線ターボ充電・67W充電器 同梱・USB-C)、スマート充電ソリューション
  • 背面カメラ 64MP+8MP+2MP
  • 前面カメラ 16MP
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ac/ax 2.4G/5GHz/6GHz)、Bluetooth 5.3、GPS (GLONASS,Galileo,Beidou,QZSS)※ランドスケープモードで安定通信
  • NFC 対応
  • インターフェース USB Type-C (OTG)
  • センサー 近接センサー、環境光センサー、加速度計、電子コンパス、IRブラスター、ジャイロスコープ
  • スピーカー デュアル スピーカー
  • オーディオ ドルビーアトモス(Dolby Atmos)、ハイレゾオーディオ認定、ハイレゾオーディオワイヤレス認定
  • マイク 内臓
  • 防水 IP53の防滴保護
  • 冷却システム LiquidCoolテクノロジー2.0、熱伝導効率が15%向上した6933mm²の高効率グラファイト、多層設計
  • 振動モーター X軸リニア振動モーター
  • IRブラスター 対応
  • 機能 FEAS 2.2 テクノロジー(安定したゲーム フレーム レート、画質、画面の明るさを確保)、1920Hz PWM調光(16,000段階の自動明るさ調整)
  • 生体認証 画面内指紋認証、AI顔認証
  • OS Android 13ベースのMIUI 14 for POCO
  • サイズ 162.78 x 75.44 x 8.59 mm
  • 重量 204 g
  • カラー ホワイト、ブラック
  • 附属品 アダプター、USB Type-C ケーブル、SIM イジェクトツール、保護ケース、クイックスタートガイド、保証書、安全上の注意
  • SIMカード NanoSIM

対応バンド

POCO F5 Pro」は5G通信に対応しています。

SIMはNanoSIMに対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

5G Sub6G: n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/77/78
4G LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/28/66*(NarroBand) TDD: B38/40/41
3G WCDMA: B1/2/4/5/6/8/19
2G GSM: 850/900/1800/1900MHz

5G通信はSub-6に対応しています。Sub-6はn78(国際的に主要な5G通信の周波数帯)、n79(ドコモのみが対応している周波数帯)の2つがありますが、その両方に対応しています。

4Gの対応バンドは豊富で、ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au、楽天モバイル回線に対応しています。

ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。

こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!

カメラ性能

POCO F5 Pro」の背面カメラは64MP+8MP+2MPの3眼構成で、6400万画素の超高解像度撮影、超広角撮影、マクロ撮影が利用できます。また、OISとEISによるデュアル手ぶれ補正機能に対応し、強力に手ブレを抑えることができます。

「モーションキャプチャ」(ブレを抑えて瞬間をとらえる)、「モーショントラッキングフォーカス」(人間の顔、猫、犬などをAIで識別して高速にフォーカスする)、「P3 広色域」(より正確で色鮮やかな色を再現する)、「ムービーカメラ」(7つのクラシックなフィルムフィルターが使える)などの新機能も追加されています。

動画撮影はAIによる8K撮影に対応しています。

背面カメラ 64MP+8MP (超広角)+2MP (マクロ)
前面カメラ 16MP
超広角 対応
望遠 非対応(望遠レンズなし) ※ズーム機能はあり
マクロ撮影 対応
機能 OISとEISによるデュアル手ぶれ補正機能、「モーションキャプチャ」、「モーショントラッキングフォーカス」、「P3 広色域」、「ムービーカメラ」、超広角撮影、マクロ撮影、PDAFオートフォーカス、ナイトモード 写真のクローンなど

(動画撮影)背面:AI 8K 7680 × 4320 | 24fps4K 3840 × 2160 | 60fps4K 3840 × 2160 | 30fps1080p 1920×1080 | 30fps1080p 1920×1080 | 60fps720p 1280×720 | 30fps
前面:1080p 1920×1080 | 60fps1080p 1920×1080 | 30fps720p 1280×720 | 30fps

デメリット

技適認証に対応していない

POCO F5 Pro」は海外向けのグローバル版しか発売されていないため、日本の技適認証には対応していません。※日本で使うことは一応 可能です。

microSDカードが使えない

POCO F5 Pro」はmicroSDカードスロットがないため、ストレージ容量を増やすことができません。

一方、「Galaxy A54 5G」はmicroSDXCカードで最大1TBまで拡張できます。「Nothing Phone (1)」と「Google Pixel 6a」はmicroSDカードが使えません。

おサイフケータイが使えない

POCO F5 Pro」はNFCに対応していますが、日本のFelicaには非対応で、おサイフケータイによるキャッシュレス決済が利用できません。

一方、「Galaxy A54 5G」と「Google Pixel 6a」はおサイフケータイに対応しています。「Nothing Phone (1)」はおサイフケータイに対応していません。

評価

POCO F5 Pro」の評価を紹介します。

スペック:★★★★★

通信:★★★★★

機能:★★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

2022年4月に発売された「POCO F4」シリーズの後継モデルになります。スペックを大幅に強化したことで、他メーカーのフラグシップモデルと匹敵するほどハイスペックな仕様になっています。

プロセッサはQualcomm Snapdragon 8+ Gen 1でAntutu総合で約110万ほど。「Galaxy A54 5G」、「Nothing Phone (1)」と比較すると、約2倍以上高いスコアになり、「Google Pixel 6a」と比べても40万高いスコアになります。

また、メモリは8/12GB LPDDR5で最大13~19GBまで拡張でき、これもまた、「Galaxy A54 5G」、「Google Pixel 6a」と比べて2倍以上多い容量になります。そのほか、6.67インチのAMOLED液晶は解像度3200 x 1440 pxで非常に高精細な映像を再生することが可能です。この点は「Nothing Phone (1)」(解像度2400 × 1080 px)よりも圧倒的に高い解像度になります。

なお、「POCO F5 Pro」は「POCO F4 GT」のようにトリガーボタンなどは搭載していませんが、冷却システム、 X軸リニア振動モーター、タッチサンプリングレート 最大480Hz、FEAS 2.2 テクノロジー(安定したゲーム フレーム レート、画質、画面の明るさを確保)などゲームに有利な機能が多数搭載されています。この点も他スマホとの大きな違いになるといっていいでしょう。

POCO F5 Pro」の発売時の価格は、US $529.00 (日本円で約7万1千円)。5/15までのセール価格だそうなので、購入するなら早めに手に入れた方がいいでしょう。高性能でコスパが高いAndroid 13スマホを探している人におすすめです。

価格・販売先

POCO F5 Pro」は、

Amazonで75,977円 (税込)、

楽天市場で81,375円(送料無料)、

ヤフーショッピングで80,258円(送料無料)、

AliExpressでUS $439.00 (日本円で約60,770円)、

米国 Amazon.comで$544.00 (日本円で約75,310円)、

で販売されています。

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