Libero Flipを徹底レビュー!Snapdragon 7 Gen 1のAntutuベンチマークやゲーム性能、ディスプレイ、カメラ、オーディオ性能にいたるまで徹底解説します。また、デメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。
「Libero Flip」とは?
2024年2月29日にワイモバイル(ZTE製)から発売された折りたたみ式の5Gスマートフォンです。
約6.9インチの大画面有機ELディスプレイを搭載し、高コントラストで色鮮やかな映像を楽しめます。折りたたんだ状態でも便利な約1.43インチのサブディスプレイを搭載し、通知確認や着信応答、カメラ操作などが可能です。
性能面では、Qualcomm Snapdragon 7 Gen 1 プロセッサと6GBメモリを搭載し、スムーズな動作を実現しています。128GBのストレージ容量で、写真や動画をたっぷり保存できます。4310mAhの大容量バッテリーを搭載し、長時間の使用も安心です。33W急速充電にも対応し、約73分でフル充電が可能です。
カメラ機能も充実しており、5000万画素のメインカメラと200万画素の深度カメラを搭載。背景ぼかしや4K動画撮影、手ブレ補正など、多彩な機能を利用できます。1600万画素のフロントカメラは、フォトライト付きで暗い場所でも明るい自撮りが可能です。サブディスプレイを活用した撮影や、ジェスチャー撮影など、ユニークな機能も搭載しています。
OSにはAndroid 13を採用し、最新の機能を利用できます。NFCやおサイフケータイ、IP42防水防塵にも対応し、日常使いに便利です。5G通信にも対応し、高速なデータ通信を楽しめます。さらに、Wi-Fi 6やBluetooth 5.2もサポートしています。
「Libero Flip」は、折りたたみスマホならではの使いやすさと充実した機能を兼ね備えた、魅力的なスマートフォンです。ぜひ購入を検討してみてください。
この製品の購入はこちら→ Amazon リンク
公式ページ: Libero Flip|Y!mobile
約6.9インチの大画面有機ELディスプレイと約1.43インチのサブ液晶を搭載
「Libero Flip」は、約6.9インチの大画面有機ELディスプレイを搭載しています。解像度は2790 x 1188 pxと高く、 Netflix で配信されている映画やドラマを細部まで鮮やかに表示します。有機ELディスプレイなので、高コントラスト比と豊かな色再現性により、まるで実物を見ているかのような没入感です。
Amazon Prime Video での映画鑑賞や 原神 などのゲームプレイはもちろん、 Kindle での電子書籍やWebサイトの閲覧も快適です。広い画面で、複数のアプリを同時に表示したり、 YouTube で動画を見ながら LINE でチャットしたりと、マルチタスクも効率的にこなせます。
約1.43インチのサブディスプレイ
さらに、Libero Flipは背面にも約1.43インチのサブディスプレイを搭載しています。折りたたんだ状態でも、このサブディスプレイで時刻や通知を確認したり、着信に応答したりすることができます。また、カメラのプレビュー画面として使ったり、 Spotify での音楽再生をコントロールしたりすることも可能です。
<サブディスプレイでできること>
- 時計表示: 時間や日付を確認できます。
- 通知確認: 新着メッセージや着信などを確認できます。
- 音楽操作: 再生/一時停止、曲送り/曲戻しなどの操作ができます。
- カメラ操作: サブディスプレイをファインダー代わりにして自撮りしたり、リアカメラで写真撮影ができます。
- 歩数計: 今日の歩数を表示します。
- 天気: 現在の天気や気温を表示します。
- タイマー: タイマーを設定できます。
- 録音: 音声を録音できます。
その他にも、以下のようなことができます。
- 着信拒否: サブディスプレイで着信を拒否できます。
- アラームの停止: アラームを停止できます。
- 壁紙の設定: サブディスプレイの壁紙を変更できます。
Libero Flipのサブディスプレイは、これらの機能により、スマートフォンをより便利に、そして楽しく使うことができます。
他のスマートフォンと比較
- 一方、「motorola razr 40」は展開時で約6.9インチ、解像度2,640×1,080 ドットのpOLEDディスプレイを搭載し、リフレッシュレート 最大144Hz、HDR10+、任意の角度で止めることができる「フリクションヒンジ」を利用できます。また、背面に約1.5インチのOLEDディスプレイを搭載し、メインカメラのファインダーとしても利用できるほか、時計やカレンダー、音楽の操作などが行えるようになっています。
- 「OPPO Reno10 Pro 5G」は約6.7インチで解像度2412 x 1080 pxの有機ELディスプレイを搭載し、リフレッシュレート 最大120Hz、タッチサンプリングレート 最大240Hz、HDR10+、豊かな色表現が可能な100% DCI-P3、10億の色表示に対応しています。
- 「Google Pixel 7a」は6.1インチで解像度1080×2400 pxのOLED(有機EL)ディスプレイを搭載し、リフレッシュレート最大90Hz、HDR機能、堅牢なゴリラガラス3に対応しています。
Snapdragon 7 Gen 1の性能とAntutuベンチマーク
「Libero Flip」はQualcomm Snapdragon 7 Gen 1 プロセッサを搭載しています。このプロセッサは、4nmプロセスで製造された最新のチップセットで、8つのコアが最大2.5GHzで駆動するパワフルな頭脳です。普段使いはもちろん、 原神 や ウマ娘 プリティーダービー などのゲームも快適にプレイできます。
グラフィック処理を担当するGPUには、Qualcomm Adreno 644を採用。美しいグラフィックで描かれた Call of Duty: Mobile をスムーズにプレイできるだけでなく、 Netflix や YouTube での動画視聴、 Adobe Lightroom を使った画像編集なども快適に行えます。
また、Snapdragon 7 Gen 1は、電力効率にも優れているため、バッテリーの持ちにも貢献しています。Libero Flipの長時間駆動と合わせて、外出先でも LINE や Instagram を安心して使い続けられます。
Antutuベンチマークは?
Qualcomm Snapdragon 7 Gen 1 プロセッサはAntutu V10 ベンチマーク総合スコアで約65万点を記録しています。
例: Antutu V10 総合で「677903」、CPUで「240858」、GPUで「165453」、MEMで「119427」、UXで「152165」
Threadsで見る
Snapdragon 7 Gen 1 性能を比較
Snapdragon 7 Gen 1は約65万点のスコアで、以下の「CPUランキング」の中では中間に位置しています。これは、Snapdragon 7 Gen 1がミッドレンジ帯のSoCとして、価格と性能のバランスを重視した製品であることを示しています。
<CPUランキング>
※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。
- Tensor G3 (Google Pixel 8a)・・・Antutu:約 107万 前後
- Snapdragon 7 Gen 3 (motorola edge 50 pro)・・・Antutu:約 85万 前後
- Dimensity 8020 (motorola edge 40)・・・Antutu 約 74万
- Dimensity 7200-Ultra (Redmi Note 13 Pro+ 5G)・・・Antutu:約72万
- MediaTek Dimensity 7300X (nubia Flip 2/motorola razr 50)・・・Antutu:約70万 前後
- Snapdragon 7 Gen 1 (nubia Flip 5G/Libero Flip)・・・Antutu:約 65万 前後
- MediaTek Dimensity 7050 (OPPO Reno11 A)・・・Antutu:約56万
- Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 (Xperia 10 VI)・・・Antutu:約54万
- Dimensity 7030 (motorola edge 40 neo)・・・Antutu:約 52万
- MediaTek Dimensity 7025 (moto g64 5G)・・・Antutu:50万
- MediaTek Helio G99 (Blackview SHARK 8)・・・Antutu:40万
Google Pixel 8aに搭載されているTensor G3は、Snapdragon 7 Gen 1よりも大幅に高いスコアを出しています。これは、Tensor G3がAI処理に特化した設計で、AntutuのAIベンチマークで高得点を出しやすいことが要因と考えられます。
また、後継モデルのSnapdragon 7 Gen 3は約85万点と、Snapdragon 7 Gen 1より大幅に性能が向上しています。
なお、MediaTekのDimensityシリーズは、Snapdragon 7 Gen 1と同程度のスコアのものから、低いスコアのものまで様々です。Dimensity 8020はSnapdragon 7 Gen 1より高いスコアを出していますが、Dimensity 7050は低いスコアとなっています。
ゲーム性能
Snapdragon 7 Gen 1は、Antutu V10 ベンチマーク総合で約67万点という高いスコアを記録しており、多くのゲームを快適にプレイできます。
以下に、具体的なゲームタイトルとFPSを記載します。
<高負荷ゲームタイトルのFPS>
- 原神: オープンワールドで美しいグラフィックが特徴的な人気RPG。Snapdragon 7 Gen 1では、中程度のグラフィック設定で30~40FPSで動作します。
- タワーオブファンタジー: アニメ調のグラフィックが魅力的なオープンワールドRPG。原神よりも軽量で、Snapdragon 7 Gen 1では、高グラフィック設定でも30~45FPSで動作します。
- 鳴潮 (Wuthering Waves): スタイリッシュなアクションが特徴的な期待のオープンワールドRPG。βテスト時の情報では、Snapdragon 7 Gen 1では、中程度のグラフィック設定で30~40FPSで動作します。
<中負荷ゲームタイトルのFPS>
- Apex Legends Mobile: 人気のバトルロイヤルシューティングゲーム。Snapdragon 7 Gen 1では、標準的なグラフィック設定で60FPSで動作します。
- Call of Duty: Mobile: リアルなグラフィックが特徴的なFPS。Snapdragon 7 Gen 1では、高グラフィック設定で40~50FPSで動作します。
- PUBG Mobile: バトルロイヤルゲームの火付け役。Snapdragon 7 Gen 1では、HDグラフィック設定で60FPSで動作します。
- ウマ娘 プリティーダービー: 育成シミュレーションゲーム。Snapdragon 7 Gen 1では、高画質設定で60FPSで動作します。
- Fate/Grand Order: 人気のRPG。Snapdragon 7 Gen 1では、最高画質設定で60FPSで動作します。
<低負荷ゲームタイトルのFPS>
- Minecraft: ブロックを積み上げて遊ぶサンドボックスゲーム。Snapdragon 7 Gen 1では、高画質設定で60FPS以上で動作します。
- Pokémon GO: 位置情報を利用したゲーム。Snapdragon 7 Gen 1では、問題なく動作します。
- モンスターストライク: ひっぱりハンティングRPG。Snapdragon 7 Gen 1では、問題なく動作します。
- パズル&ドラゴンズ: パズルRPG。Snapdragon 7 Gen 1では、問題なく動作します。
大容量6GBメモリと128GBストレージで快適!ただし、拡張は不可
「Libero Flip」は、6GBのメモリを搭載し、 LINE や Instagram などのアプリの起動や切り替え、マルチタスクもスムーズにこなせます。複数のアプリを同時に開いて作業したり、 YouTube で動画を見ながらゲームをプレイしたりといった操作も快適に行えます。
ただし、Libero Flipは仮想メモリ機能に対応していません。そのため、メモリを使い切った場合は、 原神 のような3Dゲームの動作が重くなる可能性があります。多くのアプリを同時に開いたり、重いゲームをプレイする際には注意が必要です。
ストレージは?
ストレージは128GBを搭載しており、写真や動画、アプリなどを十分に保存できます。お気に入りの音楽を Spotify からダウンロードして持ち歩くことも可能です。
ただし、microSDカードには対応していません。ストレージ容量を増やすことはできないため、写真や動画を大量に保存する方は、 Google フォト などのクラウドサービスを利用したり、パソコンにデータを移したりするなど、こまめなデータ管理が必要となります。
他のスマートフォンと比較
- 一方、「motorola razr 40」は8GBメモリ搭載でスムーズに動作します。また、256GB ストレージを搭載しています。
- 「OPPO Reno10 Pro 5G」は8GB LPDDR4xメモリを搭載し、最大16GBまで拡張できます。また、256GB UFS2.2 ストレージを搭載しています。
- 「Google Pixel 7a」は8GB LPDDR5メモリを搭載し、スムーズに動作します。また、128GB UFS 3.1 ストレージを搭載しています。
5000万画素の高画質カメラ搭載・サブディスプレイを活用したユニークな撮影も
「Libero Flip」は、高画質カメラと多彩な撮影機能で、写真撮影をより楽しく、快適にするスマートフォンです。背面には5000万画素のメインカメラと200万画素の深度カメラを搭載したデュアルカメラシステムを採用。
5000万画素の超高解像度撮影により、旅行先の風景の細部まで鮮明に捉えられます。また、深度カメラを利用することで、ポートレート撮影時に背景をぼかした美しい写真に仕上げることが可能です。
4K動画撮影・手ブレ補正に対応
機能面ではオートフォーカス機能で、動く子供にもピントを合わせやすく、シャッターチャンスを逃しません。4K動画撮影にも対応し、子供の運動会や発表会を高精細で滑らかな動画を記録できます。さらに、手ブレ補正機能も搭載しているので、歩きながらの撮影でも安定した映像を撮影できます。
フォトライト機能で自撮りも美しく!
前面には1600万画素のフロントカメラを搭載。高精細なセルフィー撮影が楽しめます。フォトライト機能を使えば、暗い場所でも明るく美しい自撮り写真が撮れます。また、ジェスチャー撮影機能を使えば、手のひらをかざすだけでシャッターを切ることができ、 Instagram に投稿するセルフィー撮影がより手軽になります。
独自の使い方
Libero Flipならではの特徴として、本体を閉じた状態でもサブディスプレイでプレビューを確認しながら撮影できる点が挙げられます。また、周りの目を気にせず、自然な表情を捉えることができるというメリットもあります。
折りたたんでコンパクトに、開けば大画面になる斬新なデザイン
「Libero Flip」は、スタイリッシュなデザインと使いやすさを両立した折りたたみスマートフォンです。
カラーバリエーションは、ゴールド、ホワイト、ブルーの3色展開。いずれも上品で洗練された印象を与え、 ビジネスシーン でも違和感なく使用できます。
折りたたみ時のサイズは、約W76 x H88 x D15.5mmとコンパクト。ポケットや小さなバッグにもすっぽり収まり、 ちょっとしたお出かけ にも便利です。
開いた状態では、約W76 x H170 x D7.3mmとスリムな形状に。重さも約214gと軽量なので、片手で持ちやすく、 満員電車の中 でも長時間使用しても疲れにくい設計です。
滑らかな曲線を描くボディは、手に馴染みやすく、快適な操作性を実現しています。ヒンジ部分もしっかりとした作りで、スムーズに開閉できます。
サイズ・重さ・カラー
「Libero Flip」はサイズ Open:約W76x H170x D7.3mm Close:約W76x H88x D15.5mm、重さ約214gで、ゴールド、ホワイト、ブルーの3色カラーを用意しています。
他のスマートフォンと比較
- 一方、「motorola razr 40」はサイズ 約170.82mm x 73.95mm x 7.35mm (折りたたみ時 : 約88.24mm x 73.95mm x 15.8mm)、重さ約188.6gで、セージグリーン、バニラクリームの2色を用意しています。
- 「OPPO Reno10 Pro 5G」はサイズ 約163 x 約75 x 約7.9mm、重さ約185gで、シルバーグレー、グロッシーパープルの2色を用意しています。
- 「Google Pixel 7a」はサイズ 152 x 72.9 x 9.0 mm、重さ193.5 g、チャコール、スイー、スノー、コーラルの3色を用意しています。
大容量でバッテリー切れの心配無用!急速充電対応でスピーディーにチャージ!
「Libero Flip」は、4310mAhの大容量バッテリーを搭載し、長時間の使用でもバッテリー切れの心配がありません。スタンバイ状態では約450時間(18日間)、連続通話では約1350分(22.5時間)もの長時間駆動が可能です。
一日中 Twitter や Instagram を使っても、バッテリー残量を気にせず、安心して使い続けられます。旅行や出張など、外出先でも Google マップ を長時間利用していても充電切れの心配をする必要はありません。
充電は?
さらに、Libero Flipは33Wの急速充電に対応しています。わずか約73分でフル充電が可能なので、忙しい朝でも、 出勤前に 短時間で充電を済ませることができます。
他のスマートフォンと比較
- 一方、「motorola razr 40」は4200mAhバッテリーを搭載しています。また、Type-Cポートを介して、30W TurboPower チャージや5W ワイヤレス充電(Qi対応)を利用できます。
- 「OPPO Reno10 Pro 5G」は4年使用できる4600mAhバッテリーを搭載し、約1.5日の駆動が可能です。また、付属の充電器を利用して約28分でフルチャージできる「80W SUPERVOOC」の急速充電を利用できます。
- 「Google Pixel 7a」は4385mAhバッテリーを搭載し、スーパーバッテリー セーバーモードで最大72時間 駆動できます。また、Type-Cポートを介した急速充電、Qi規格のワイヤレス充電を利用できます。
Android 13と充実の機能で快適なスマホライフを!
「Libero Flip」は、最新のAndroid 13を搭載し、快適で便利な操作性を実現しています。
Android 13の新機能である、アプリごとの言語設定に対応。 日本語と英語の両方で使うアプリがある 場合などに便利です。また、プライバシー保護機能も強化され、 位置情報や連絡先へのアクセス許可 をアプリごとに細かく設定できます。
豊富な機能を用意
Libero Flipには、便利な機能が多数搭載されています。
例えば、「便利な電話録音機能」は、詐欺や迷惑電話の対策に役立ちます。通話相手に警告した上で通話を録音することで、トラブルを未然に防ぐことができます。
「シンプルホームUI」は、大きなアイコンとシンプルなレイアウトで、 スマホを使い始めたばかりのお子さんやご年配の方 でも操作しやすいホーム画面を提供します。
「おサイフケータイ」にも対応しており、 Suica や PASMO を使って電車に乗ったり、コンビニで買い物をする際に便利です。対応サービスも豊富で、 iD や QUICPay など、様々なシーンでキャッシュレス決済を利用できます。
さらに、「ジェスチャー機能」を使えば、カメラに向かって手のひらを向けるだけで、簡単にセルフィーを撮影できます。 友達とのグループ撮影 の際にも役立つ機能です。
「Libero Flip」のデメリット
Libero Flipは魅力的な折りたたみスマホですが、いくつかデメリットも存在します。購入を検討する際は、以下の点にご注意ください。
1.サブディスプレイで「アプリ」を使用できない
サブディスプレイは、通知確認や着信応答、カメラ操作など、限定的な機能にしか対応していません。アプリを起動して使用することはできません。
2.仮想メモリ機能が使えない
Libero Flipは仮想メモリ機能に対応していません。そのため、メモリを使い切った場合は、アプリの動作が重くなる可能性があります。多くのアプリを同時に開いたり、重いゲームをプレイする際には注意が必要です。
3.microSDカードが使えない
ストレージ容量を増やすことはできないため、写真や動画を大量に保存する方は、こまめなデータ管理が必要となります。
4.イヤホンジャックなし
有線イヤホンを使用する場合は、変換アダプターが必要となります。
5.重量バランスがあまり良くない
折りたたみスマホとしては一般的な重さですが、上部に重量が偏っているため、長時間使用すると手首が疲れることがあります。
6.防水防塵性能があまり高くない
IP42の防水防塵に対応していますが、これは生活防水レベルです。水没や砂埃には弱いため、取り扱いには注意が必要です。
これらのデメリットを許容できるかどうか、利用シーンや使い方に合わせてよく検討することをおすすめします。
「Libero Flip」のスペック
- メインディスプレイ 約6.9インチ、解像度2,790 x 1,188 pxの有機EL
- サブディスプレイ 約1.43インチ、解像度466 x 466 px
- プロセッサ Qualcomm Snapdragon 7 Gen 1
※4nm/64bit/8コア/最大2.5GHz - CPU:1 x Cortex-A710@2,40 GHz + 3 x Cortex-A710@2,36 GHz + 4 x Cortex-A510@1,80 GHz
- GPU Qualcomm Adreno 644
- RAM(メモリ)6GB
- ストレージ 128GB
- バッテリー 4310mAh
- 駆動時間 連続通話時間 [FDD-LTE] 約1,350分、連続待受時間 [FDD-LTE] 約450時間、[AXGP] 約400時間
- 充電 33W 急速充電、Type-C、時間:約73分(USB Type-C PD-PPS対応 ACアダプタ)
- 背面カメラ 50MP+2MP
- 前面カメラ 16MP
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
- NFC/おサイフケータイ 対応
- インターフェース Type-C (OTG)
- 防水防塵 IP42
- デザリング 最大10台
- 生体認証 指紋認証、顔認証
- OS Android 13
- サイズ Open:約W76x H170x D7.3mm Close:約W76x H88x D15.5mm
- 重量 約214g
- カラー ゴールド、ホワイト、ブルー
- 5G通信 対応・5G / LTE / AXGP
- 最大通信速度(5Gの場合)下り最大2.0Gbps / 上り最大159Mbps (4Gの場合)下り最大722Mbps / 上り最大46Mbps
- SIMカード nanoSIM / eSIM
対応バンド
Libero Flipは5G通信に対応しています。
SIMはNanoSIMと物理的なカードを必要としないeSIMに対応しています。
対応バンドは以下の通りです。
5G:n77 (3.7GHz)
4G LTE:バンド 1 (2100MHz),バンド 3 (1800MHz),バンド 8 (900MHz)
対応バンドの詳細
ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線、楽天モバイル回線のバンドにどのくらい対応しているのか調べてみました。
ドコモ回線
- 5G: n77はドコモの主要バンドの一つなので、対応しています。
- 4G LTE: バンド1、バンド3はドコモの主要バンドなので、対応しています。バンド8も対応しているので、地方での繋がりやすさも期待できます。
au回線
- 5G: n77はauでも使用されているバンドなので、対応しています。
- 4G LTE: バンド1、バンド3はauでも使用されていますが、 主要バンドであるバンド18 (800MHz) やバンド26 (800MHz) に対応していません。そのため、繋がりにくい場所が発生する可能性があります。
ソフトバンク回線
- 5G: n77はソフトバンクの主要バンドの一つなので、対応しています。
- 4G LTE: バンド1、バンド3、バンド8はソフトバンクの主要バンドなので、対応しています。
楽天モバイル回線
- 5G: 楽天モバイルはn77を主要バンドとして使用しているので、対応しています。
- 4G LTE: 楽天モバイルはau回線を利用しているので、au回線と同様、バンド18、バンド26に対応していない点は注意が必要です。
結論
Libero Flipは、ドコモ回線とソフトバンク(ワイモバイル)回線で快適に利用できる可能性が高いです。楽天モバイル回線とau回線では、主要バンドに対応していないため、場所によっては繋がりにくい可能性があります。
「nubia Flip 5G」と「Libero Flip」の違い
nubia Flip 5GとLibero Flipは、どちらも中国のメーカーZTEが製造する折りたたみスマートフォンで、基本的な設計はほぼ同じです。しかし、細かな違いがいくつか存在します。
主な違いは以下の通りです。
- メモリとストレージ: nubia Flip 5Gはメモリ8GB、ストレージ256GBですが、Libero Flipはメモリ6GB、ストレージ128GBです。nubia Flip 5Gの方がより多くのアプリを同時に起動したり、多くの写真や動画を保存したりすることができます。
- カラーバリエーション: nubia Flip 5Gはブラックのみですが、Libero Flipはゴールド、ホワイト、ブルーの3色展開です。
- 販売キャリア: nubia Flip 5GはSIMフリー端末として販売されていますが、Libero Flipはワイモバイルから販売されています。そのため、Libero Flipはワイモバイルの回線契約が必要となります。
- 価格: nubia Flip 5Gは約8万円、Libero Flipは約6万3千円です。Libero Flipの方がより安価に購入できます。
その他にも、以下のような違いがあります。
- プリインストールアプリ: Libero Flipには、ワイモバイルのサービスアプリがプリインストールされています。
- サポート: nubia Flip 5GはZTE、Libero Flipはワイモバイルがサポートを提供します。
どちらを選ぶべきか?
より多くのメモリとストレージを必要とする場合はnubia Flip 5G、安価に購入したい場合はLibero Flipを選ぶと良いでしょう。また、ワイモバイルの回線を利用している場合は、Libero Flipの方が便利です。
まとめ
nubia Flip 5GとLibero Flipは、基本的な性能はほぼ同じですが、メモリとストレージ、カラーバリエーション、販売キャリア、価格などに違いがあります。それぞれの違いを理解した上で、自分に合った方を選びましょう。
「Libero Flip」の評価
8つの基準で「nubia Flip 2」を5段階で評価してみました。
- 画面の見やすさ:★★★★
- スペック:★★★
- 耐久性:★★★
- デザイン:★★★
- 通信:★★★★
- 機能:★★★
- 使いやすさ:★★★
- 価格:★★★★
<総合評価>
ワイモバイルから発売されたZTE製の折り畳み(タテ折り)スマホになります。6.9のメイン液晶に加えて1.43のサブ液晶を搭載し、おサイフケータイやIP42防水防塵、5G通信などにも対応しています。
プロセッサは「motorola razr 40」と同じSnapdragon 7 Gen 1で、Antutu V10 ベンチマーク総合で約65万ほど。Snapdragon 778G 5G 搭載の「OPPO Reno10 Pro 5G」よりも約10万高いスコアで、ゲーミングスマホ並みに非常に高速に動作します。
Google Tensor G2搭載の「Google Pixel 7a」と比較すると約15万ほどスコアが低くなりますが、「原神」や「ウマ娘」などのAndroidゲームもサクサク動作するため、不便を感じることはまずないでしょう。
展開時のメインディスプレイは6.9インチの有機ELです。サブ液晶は1.43インチで、カメラや音楽コントロールなどにも利用できます。ディスプレイのサイズは「motorola razr 40」(6.9の有機EL+1.5の背面液晶)と似ており、ほぼ同じような使い方ができるようです。ただし、リフレッシュレート 最大144Hzや任意の角度で止めることができる「フリクションヒンジ」には対応していません。
また、「Libero Flip」は6GBメモリと128GBストレージ搭載で、「motorola razr 40」(8GB+256GB)と比べるとメモリ容量とストレージ容量が少なくなっています。バッテリー容量はそれほど変わりませんが、「motorola razr 40」と違い、ワイヤレス充電に対応していないというデメリットもあります。
全体的なスペックは「motorola razr 40」よりも少なく、機能面でも見劣りする部分が多々あります。しかし、「motorola razr 40」よりも安い価格で、しかもプロセッサ性能などは十分に高い性能で、おサイフケータイも使えるというメリットもあります。また、カメラ性能は「motorola razr 40」と比べて大きな差はなく、サブ液晶の機能も充実しています。それほど高い性能や高度な機能を求めなければ、やはりコスパの高い折り畳みスマホであるといえます。
「Libero Flip」の発売時の価格は、39,800円。
機種代金定価は63,000円で、Y!mobile オンラインストアで新規またはのりかえMNPで料金プラン「シンプル2 M」「シンプル2 L」に加入し、割引を適用した場合の価格になります。「motorola razr 40」はSIMフリーで購入すると約10万円ほどするので、約6万円ほど安いことになります。
5G対応のコスパの高い折り畳みスマホを使ってみたい人におすすめです。
「Libero Flip」の価格・購入先
Y!mobile オンラインストア
39,800円(新規またはのりかえMNPで料金プラン「シンプル2 M」「シンプル2 L」に加入し、割引を適用した場合・SIM契約必須・機種代金定価 63,000円)で販売されています(2/29発売)。
Y!mobile オンラインストアで「Libero Flip」をチェックする
ECサイト
Amazonで26,980円(税込・SIMフリー)、
楽天市場で25,980円(送料無料)、
ヤフーショッピングで25,300円(送料無料)、
で販売されています。
Amazonで「Libero Flip」をチェックする
楽天市場で「Libero Flip」をチェックする
ヤフーショッピングで「Libero」をチェックする
おすすめの類似製品を紹介
「Libero Flip」に似た性能をもつスマートフォンも販売されています。
「nubia Flip 2」
ZTEジャパンから発売された6.9インチになる折りたたみ式の5Gスマートフォンです(2025年1月23日 発売)。
約3インチのサブディスプレイ、6.9インチの有機ELディスプレイ、MediaTek Dimensity D7300X、6GB LPDDR4xメモリ、128GB UFS 3.1ストレージ、4300mAhバッテリー、背面カメラ 50MP+2MPの2眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。
また、リアルタイムAI通訳、リアルタイムAI助手IP42防水防塵、シンプルモード、デザリング、指紋認証、顔認証、Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。
価格は、ワイモバイルで64,080円、です。
関連記事:nubia Flip 2レビュー!前代未聞の高コスパ折りたたみスマホの実力を検証
「motorola razr 50」
モトローラから発売された折りたたみ 5Gスマートフォンです。
Android 14、MediaTek Dimensity 7300X、12GB LPDDR4X メモリ、約6.9インチのメイン pOLED液晶、約3.6インチのアウトOLED液晶、512GB UFS 2.2ストレージ、4200 mAhバッテリー、背面 50MP + 13MPの2眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。
また、生成AI Google Gemini、適応型手ブレ補正機能、壁紙の自動生成、30W TurboPower チャージ (充電器は別売り)、15W ワイヤレス充電(Qi対応)(充電器は別売り)、
デュアルステレオスピーカー、Dolby Atmos、IPX8の防水、おサイフケータイ、リフレッシュレート 最大144Hz(アウト:最大90Hz)、NFC、指紋認証、顔認証、USB Type-C (USB 2.0)、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。
価格は、楽天市場で124,800円(税込)、ヤフーショッピングで135,800円、AliExpressで72,814円、です。
関連記事:「motorola razr 50」と50s、40、Ultraの違いを解説
「motorola razr 40」
モトローラから発売された折り畳み式のフォルダブルスマホです。
Android 13、Qualcomm Snapdragon 7 Gen 1、8GBメモリ、6.9インチのpOLED液晶、1.5インチのOLED液晶、4,200mAhバッテリー、背面64MP+13MP+ToFの3眼カメラ、前面12MPのフロントカメラを搭載しています。
また、フリクションヒンジ、おサイフケータイ、IP52防水防塵、ステレオスピーカー、リフレッシュレート 最大144Hz、30W TurboPower チャージ対応、5W ワイヤレス充電(Qi対応)、SGS認定のブルーライトカットモード、NFC(Felica)、Motoアクション、指紋認証、顔認証、USB Type-C (USB 2.0)、5G通信、eSIM、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。
価格は、楽天市場で80,727円(送料無料)、ヤフーショッピングで86,999円、です。
関連記事:「motorola razr 40」で普及する? 人気ハイエンド スマホと徹底 比較!
その他のおすすめAndroidスマホは?
その他のおすすめAndroidスマホは以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。
5万円前後のハイスペックなAndroidスマホをまとめて紹介しています。
注文殺到で売れまくり! 3万円台で買えるハイスペックスマホ まとめ
3万円台のハイスペックなAndroidスマホをまとめて紹介しています。
2万円前後のAndroidスマホをまとめて紹介しています。
超ハイスペックなスマホをまとめて紹介しています。