ソニーの5Gスマホ「Xperia 10 VI」。早くも「充電なしでサクサクと使えそう」と評判です。しかし、「性能が下がった」との口コミもあり、購入をためらっている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回はその性能を確かめるため、5つの観点で検証していきます。
- プロセッサ(CPU)
- カメラ
- スピーカー
- デザイン
- ケース
また、前モデル「Xperia 10 V」との違いも紹介!Antutuベンチマーク、ゲーム性能、スペック、
購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
「Xperia 10 VI」が発売開始!
2024年7月、ソニーの新製品「Xperia 10 VI」が発売されました(※SIMフリー版は6月28日から予約開始)。
Android 14を搭載した6.1インチの5Gスマートフォンです。
ソニーからは2023年7月にSnapdragon 695 5G 搭載の「Xperia 10 V」が発売されています。
このスマートフォンは高性能なカメラやスピーカーに加え、ソニー独自の機能を豊富に搭載したことで、人気がありました。
新モデルは新たにSnapdragon 6 Gen 1 プロセッサを搭載し、その他の性能も強化しているようです。
早速どんなスマートフォンなのか、詳しく見ていきましょう。
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公式ページ: Xperia 10 VI | Xperia(エクスペリア) | ソニー
「Xperia 10 V」との違い1:Snapdragon 6 Gen 1とAntutuベンチマーク
新モデル「Xperia 10 VI」はQualcomm Snapdragon 6 Gen 1 プロセッサを搭載しています。
このプロセッサは4nmプロセスで製造された8コア、最大2.2 GHz 駆動のCPUを搭載し、カメラや5G通信、ゲームなどで高いパフォーマンスを発揮できるようになっています。
内蔵のGPUはQualcomm Adreno 710で、ミリ秒単位のタッチ操作に最適化された「Qualcomm Game Quick Touch」や、
鮮明なディテールで鮮やかなビジュアルを実現する「Qualcomm Game Color Plus」をサポートしています。
そのほか、第7世代 Qualcomm AI エンジンを搭載し、従来よりも3 倍 高い AI 処理能力を発揮できるという特徴があります。
一方、前モデル「Xperia 10 V」は Qualcomm Snapdragon 695 5G プロセッサを搭載していました。
内蔵のGPUはAdreno 619を採用しています。
Antutuベンチマーク
新モデル「Xperia 10 VI」が搭載する Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 プロセッサはAntutu V10 ベンチマーク総合で約 54万 前後を記録しています。
例: Antutu V10 総合で「570206」、CPUで「196412」、GPUで「110644」、MEMで「133203」、UXで「129947」
投稿者: @akibaburariThreadsで見る
一方、前モデル「Xperia 10 V」が搭載するQualcomm Snapdragon 695 5G プロセッサは、Antutu V10 ベンチマーク総合で約 40万 前後を記録していました。
新モデルの方が前モデルよりもスコアが約14万 高いことから、CPUのパフォーマンスが向上し、より高速に動作するようになったといえます。
Snapdragon 6 Gen 1 性能を比較
他のスマートフォン 14機種のCPUと比較すると、Snapdragon 6 Gen 1 プロセッサは6番目に高いスコアを記録していました。
<CPUランキング>
- 1.Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 (Xperia 5 V)・・・Antutu 総合で約140万 前後
- 2.Dimensity 8300 Ultra (POCO X6 Pro)・・・・・・Antutu:約 140万 前後
- 3.Tensor G3 (Google Pixel 8a)・・・Antutu:約 107万 前後
- 4.Dimensity 7200-Ultra (Redmi Note 13 Pro+ 5G)・・・Antutu:約72万
- 5.MediaTek Dimensity 7050 (OPPO Reno11 A)・・・Antutu:約56万
- 6.★ Snapdragon 6 Gen 1 (Xperia 10 VI)・・・Antutu:約54万
- 7.Dimensity 7030 (motorola edge 40 neo)・・・Antutu V10 総合で約 52万
- 8.MediaTek Dimensity 7025 (moto g64 5G)・・・Antutu:50万
- 9.Dimensity 6100+ (UMIDIGI G6 5G)・・・Antutu V10 総合で約 44万
- 10.MediaTek Helio G99 (Blackview SHARK 8)・・・Antutu V10 総合で41万
- 11.Dimensity 6020 (OPPO A79 5G)・・・Antutu V10 総合で40万
- 12.Snapdragon 695 5G (Xperia 10 V / OPPO Reno9 A / BASIO active2)・・・Antutu 総合で約40万 前後
- 13.Dimensity 700 5G (nubia Ivy/Libero 5G IV/AQUOS wish3)・・・Antutu 総合で約35万 前後
- 14.Unisoc T606 (UMIDIGI G5)・・・Antutu 総合で約25万 前後
ゲーム性能
Snapdragon 6 Gen 1はゲームに最適な性能を持っているため、多くのゲームをプレイすることができます。
原神は画質「低」設定で50 FPS で動作します。戦闘シーン、爆発シーンなど負荷のかかるシーンでは24 FPSまで下がることがあります。
また、街中を歩く、草原を走るなど負荷のかからないシーンでは60 FPSを記録することもあります。
各ゲームのフレームレートは以下の通りです。
- 原神 Genshin Impact・・・50 FPS [Low]
- PUBG Mobile・・・66 FPS [Low]
- Call of Duty: Mobile・・・60 FPS [Low]
- フォートナイト Fortnite・・・24 FPS [Low]
- Shadowgun Legends・・・67 FPS [Low]
- World of Tanks Blitz・・・57 FPS [Ultra]
- Mobile Legends: Bang Bang・・・42 FPS [Ultra]
ジャイロセンサー搭載のため、位置ゲーム「ポケモンGO」、「信長の野望 出陣」、「ドラゴンクエストウォーク」、「Pikmin Bloom」、「駅メモ!ステーションメモリーズ!」、「妖怪ウォッチ ワールド」がプレイできます。
そのほか、比較的軽い「Honor of Kings」、「ビックリマン・ワンダーコレクション」、「HIT : The World」、「マインクラフト」、「ウマ娘」なども快適に動作します。
「Xperia 10 V」との違い2: 48MP+8MPの2眼カメラに変更
新モデル「Xperia 10 VI」は背面に48MP+8MPの2眼カメラ(広角+超広角)を搭載しています。
一方、前モデル「Xperia 10 V」は8MP+48MP+8MPの3眼カメラ(広角+超広角+望遠)を搭載していました。
新モデルでは前モデルが搭載していた8MP(800万画素)の望遠レンズがなくなっています。
その代わり、新モデルでは48MPの広角カメラの2倍デジタルズーム機能により、54mm相当の望遠撮影(※1200万画素)が利用できるようになっています。
<カメラの特徴>
新モデルのカメラは、人間の目で実際に見える色と同じような「自然な色合い」が再現できるようになっています。
明るいレンズと大型センサーを採用しているため、完全な暗闇でも明るく撮影できるというメリットもあります。
また、撮影後は専用アプリのフィルター機能で編集することができます。
フィルター効果は色鮮やかな印象に変えるものやレトロ、モノクロ調に変えるものがありますが、いずれもさりげなく、自然な印象になるように調整されています。
そのほか、新たに「Video Creator」アプリが利用できるようになっています。
このアプリは撮影した複数の動画から編集したい動画を選択するだけで、簡単にショート動画を作成できる機能を備えています。
<カメラの仕様>
1.背面48MP(広角)・・・f/1.8、26mm、52mm (12MP)、1/2.0″、0.8µm、
2.背面8MP(超広角)・・・f/2.2、120˚、16mm、1/4.0″、1.12µm
3.前面8MP(広角)・・・f/2.0, 26mm、1/4.0″、1.12µm
<カメラの機能>
1/2.0型イメージセンサー(暗所でも明るく撮影)、ピクセルビニング(広角のみ)、光学式+電子式のハイブリッド手ブレ補正、自動シーン認識、夜景モード(ナイトモード)、AI超解像ズーム(広角と望遠)、オートHDR、ナイトモード、プレミアムおまかせオート、背景ぼかし、21:9撮影、光学2倍ズーム、超広角撮影、高速オートフォーカス PDAF、手ぶれ補正、LED フラッシュ、HDRパノラマ、ハンドシャッター
<動画撮影>
4K動画撮影、スローモーション撮影 背面:4K@30fps、1080p@30/60/120fps、光学手ブレ補正 前面:1080p@30fps
「Xperia 10 V」との違い3:チューニングされたステレオスピーカーに変更
新モデル「Xperia 10 VI」はソニー独自のチューニングにより、ステレオスピーカーの音質が向上しています。
具体的には全体の音圧レベルが前モデルよりも12%向上し、高音域では音圧レベルが40%以上向上しています。
これにより、ボーカルの声がよりクリアに届くようになり、重低音もより深みのある音で響くようになっています。
3.5mmイヤフォンジャックの変更点
新モデルでは3.5mmイヤフォンジャックに改良が加えられています。
具体的には、D/Aコンバーターからイヤフォン端子まで回路設計を見直しました。
これにより、ステレオの左右チャンネルのクロストーク(相互干渉)が前モデルよりも60%削減され、
よりクリアなサウンドを再生できるようになっています。
「Xperia 10 V」との違い4:半透過の薄型軽量デザイン・3色を用意
新モデル「Xperia 10 VI」は新たに背面パネルには半透過型の樹脂素材を採用しています。
これにより、乳白色の本体カラーが光を透過し、より美しく、清潔感のあるように見えます。
※こちらのYouTube動画で「Xperia 10 VI」の外観・デザインを確認できます。
また、背面のカメラ周辺は隆起が前モデルよりも緩やかになり、あまり目立たなくなっています。
そのため、背面のデザインがよりスッキリとシンプルに見えるようになっています。
カラーは、ブラック、ホワイト、ブルーの3色を用意しています。
サイズ・重量
新モデル「Xperia 10 VI」はサイズ 155 x 68 x 8.3 mm、重量 約 164gになっています。
一方、前モデル「Xperia 10 V」はサイズ 153 × 68 × 8.3 mm、重量 約159g でした。
新モデルの方が前モデルよりも縦幅が2mm大きくなり、重さが5g重くなっています。
ただし、その差は小さく、薄型軽量なデザインであることに変わりはありません。
「Xperia 10 V」との違い5:縦置きもできるようになった専用カバーケース
新モデル「Xperia 10 VI」は新たに開閉式スタンド付きの専用カバー(ケース)「Style Cover with Stand for Xperia 10 VI」(XQZ-CBES)が用意されています。
前モデル「Xperia 10 V」は「Style Cover with Stand for Xperia 10 V」(XQZ-CBDC)が用意されていました。
新モデルの専用カバー(ケース)ではケース内蔵スタンドにより、横置きだけでなく、縦置きもできるように改善されています。
前モデルのカバー(ケース)のケース内蔵スタンドは横置きだけが可能で、縦置きができませんでした。
また、カバー(ケース)には新たにストラップホールが追加されています。
このストラップホールを利用してネックストラップを利用することもできます。
カバー(ケース)のサイズは約159mm × 約72mm × 約13.5mm、重量は約31gです。
カラーはブラック、ホワイト、ブルーの3色を用意しています。
前モデル「Xperia 10 V」から引き継いだメリット
新モデル「Xperia 10 VI」が前モデル「Xperia 10 V」から引き継いだメリットは全部で8つあります。以下、その項目に沿って解説します。
- ディスプレイ
- メモリ・ストレージ
- バッテリー・充電
- 通信性能
- おサイフケータイ
- 防水防塵
- 音楽・サウンド
- 機能
メリット1:21:9のワイドなOLED ディスプレイ
新モデル「Xperia 10 VI」は約6.1インチ、解像度1080 x 2520 px の有機ELディスプレイを搭載しています。
この液晶はスペクト比21:9、ピクセル密度449 ppiの明るくワイドなフルHD+画質で、
ソニーの映像技術「トリルミナスディスプレイfor mobile」に対応しています。
また、液晶表面は最も堅牢な強化ガラス Corning Gorilla Glass Victus で保護されています。
メリット2: 6GBメモリと128GBストレージで快適
新モデル「Xperia 10 VI」は 6GB メモリ 搭載でスムーズに動作します。
仮想メモリについては非公開ですが、+5GBで最大11GBまで増設できるようです。
ストレージ容量は 128GB で、microSDXCカードで最大1.5TBまで増設できます。
ストレージの規格は非公開ですが、プロセッサの仕様により、UFS規格には対応しています。
メリット3:長持ち5000mAhバッテリーで3年間 使える
新モデル「Xperia 10 VI」は5000mAh バッテリー搭載で連続動画再生で約37.1時間 駆動できます。
前モデル「Xperia 10 V」も5000mAh バッテリー搭載でしたが、駆動時間は連続動画再生で約34時間でした。
新モデルの方が動画連続再生時間が約10%向上しています。
また、前モデルと同じく、いたわり充電とXperia独自の充電最適化技術により、
劣化を抑えて3年間使えるようになっています。
メリット4:5G通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2に対応
新モデル「Xperia 10 VI」は5G通信に対応し、4G LETよりも約10倍以上の速度で通信できます。
また、Wi-Fi 5のacデュアルバンドとBluetooth 5.2に対応しています。
前モデル「Xperia 10 V」も5G通信とWi-Fi 5のacデュアルバンドに対応していましたが、
Bluetoothのバージョンが5.1でした。
新モデルの方がより高速かつ長い距離を安定して通信できるようになっています。
なお、GPSは前モデルと同じく4 衛星測位(GPS、GLONASS、GALILEO、Beidou、QZSS)に対応しています。
メリット5:おサイフケータイに対応
新モデル「Xperia 10 VI」はNFC(Felica)対応で、おサイフケータイによるキャッシュレス決済が利用できます。
外出先で、モバイルSuica、モバイルPASMO、モバイルWAON、nanaco、iD、QUICPay、楽天Payなどが使えるので便利です。
また、マイナンバーカード、運転免許証の読み取り、ワクチン接種証明書アプリにも対応しています。
メリット6:IP68防水防塵に対応
新モデル「Xperia 10 VI」は防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP6X)に対応しています。
防塵性能は6段階中「6」で、防水性能が8段階中「8」です。
つまり、IP68防水防塵に対応していることになり、「あらゆる方向からのノズルによる噴流水」、「水深1.5mの水没」に耐えることが可能で、直径75μm以下の埃も侵入できないようになっています。
メリット7:DSEE UltimateやLDAC、360 Reality Audioなどに対応
新モデル「Xperia 10 VI」はMP3ファイルやストリーミング音楽を高音質に変換する「DSEE Ultimate」に対応しています。
また、ワイヤレスでもハイレゾの高音質再生が可能な「LDAC」も利用できます。
そのほか、ソニーの立体音響技術を用いた「360 Reality Audio」にも対応しています。
メリット8:ショートカット機能や2画面切り替えスイッチが使える
新モデル「Xperia 10 VI」はショートカット機能「サイドセンス」が利用できます。
使い方は簡単でディスプレイのサイドをダブルタップするだけです。使いたいアプリやクイック設定は自動で予測して表示されます。
また、「21:9マルチウィンドウスイッチ」機能が利用できます。
この機能は21:9の画面で、2つのアプリを同時に使用するマルチウィンドウに切り替える機能です。
マルチウィンドウ起動時に画面を区切るバーの中央部をタップするとボタンが表示され、そのボタンをタップすると、画面が分割されます。
「Xperia 10 VI」のデメリット
「Xperia 10 VI」のデメリットを紹介します。
デメリット1:リフレッシュレートが60Hzのまま
新モデル「Xperia 10 VI」はリフレッシュレートが60Hzのままで、90Hzや120Hz リフレッシュレートに対応していません。
上位モデルの「Xperia 5 V」はリフレッシュレート 120Hz に対応し、動きの激しいシーンでも、より滑らかに映像を再生できるようになっています。
デメリット2:W-Fi 6に対応していない
新モデル「Xperia 10 VI」はWi-Fi 5と比べて最大通信速度が約1.4倍に向上したWi-Fi 6に対応していません。
上位モデルの「Xperia 5 V」はWi-Fi 6eに対応した高速な通信を利用できます。
デメリット3:ゲームエンハンサーが使えない
新モデル「Xperia 10 VI」はゲームエンハンサー機能に対応していません。
上位モデルの「Xperia 5 V」はゲームエンハンサー機能に対応し、
ゲームを快適にする機能・設定(ゲームモード、フォーカス設定、画質&サウンド、スクリーンショット、動画&配信、クイックアクセス、便利な設定)が利用できるようになっています。
「Xperia 10 VI」のスペック
- モデル XQ-ES44 (SIMフリー)
- ディスプレイ 約6.1インチ、解像度1080 x 2520 px の有機EL
※FHD+/21:9/449 ppi/トリルミナスディスプレイfor mobile/HDR/輝度 約1.5倍向上/Corning Gorilla Glass Victus - リフレッシュレート60Hz (タッチサンプリングレート60Hz)
- プロセッサ Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1
※4nm/64bit/8コア/最大2.2 GHz - GPU Qualcomm Adreno 710
- RAM(メモリ)6GB LPDDR5
- ストレージ 128GB UFS
- 外部ストレージ microSDXCカードで最大1.5TBまで
- バッテリー 5000mAh (1日中使用で残量は50%以上。2日間充電なし)
- 駆動時間 連続動画再生で約37.1時間 (動画連続再生時間が約10%向上)
- 充電 いたわり充電(劣化しにくい・3年間使える)・急速充電
- 背面カメラ 48MP + 8MP
- 前面カメラ 8MP
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.2
- 衛星測位 GPS、GLONASS、GALILEO、Beidou、QZSS
- NFC/おサイフケータイ 対応
- インターフェース USB Type-C 2.0 (OTG)、3.5mmイヤホンジャック
- センサー 指紋認証 (サイドマウント)、加速度センサー、近接センサー、コンパス
- 防水防塵 防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP6X)
- スピーカー フロント ステレオスピーカー (ソニーのチューニング)
- オーディオ DSEE Ultimate(AIで高音質に変換)、LDAC(ワイヤレスでもハイレゾの高音質)、ハイレゾ オーディオ、ハイレゾ オーディオ ワイヤレス、360 Reality Audio(立体音響技術)、360 Upmix(立体サウンドに変換)、Sony | Headphones Connect(ヘッドホン設定変更)
- 機能 アプリへのショートカットが簡単な「サイドセンス」、21:9で2画面同時表示できる「21:9マルチウィンドウスイッチ」
- アクセサリー 開閉式スタンド付きの専用カバー「Style Cover with Stand for Xperia 10 VI」(XQZ-CBES)※3色
- 生体認証 サイド指紋認証
- 筐体 Corning Gorilla Glass Victus
- OS Android 14 (最大2回のOSバージョンアップ・4年間のセキュリティアップデート)
- サイズ 155 x 68 x 8.3 mm
- 重量 約 164g
- カラー ブルー、ブラック、ホワイト
- 5G通信 対応
- SIMカード NanoSIM or eSIM
対応バンド
「Xperia 10 VI」は5G通信に対応しています。
SIMはNanoSIMと物理的なカードを必要としないeSIMに対応しています。
日本国内で使用できる対応バンドは以下の通りです。
5G:n3/n28/n77/n78
4G:LTE B1/B3/B4/B8/B12/B18/B19 TDD B41/B42
3G:W-CDMA B1/B8
5G通信はSub-6に対応しています。Sub-6はn78(国際的に主要な5G通信の周波数帯)、n79(ドコモのみが対応している周波数帯)の2つがありますが、n78のみに対応しています。
4Gの対応バンドは豊富で、ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au、楽天モバイル回線に対応しています。
ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。
こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。
ドコモ、ソフトバンク、au、楽天
モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック! – 秋葉原ぶらり https://akiba.jpn.org/?p=8210
「Xperia 10 VI」の評価
6つの基準で「Xperia 10 VI」を5段階で評価すると以下のようになります。
スペック:★★★★
デザイン:★★★★
通信:★★★★★
機能:★★★★★
使いやすさ:★★★★★
価格:★★
「Xperia 10 VI」はこんな人におすすめ!
頻繁に写真を撮ったり、動画を作ったりする、クリエイティブな人に最適です。
カメラは望遠レンズがなくなったものの、2倍ズームで前モデルと同様に使うことが可能です。
暗所に強く、超広角や手ブレ補正、4K動画撮影、スローモーション撮影など一通りのことはこなせるので、撮影は非常に快適です。
撮影後はソニー独自のフィルター効果でアレンジを加えたり、「Video Creator」アプリで簡単にショート動画を作成したりできます。
5G通信にも対応しているので、SNSに重いファイルをアップする際も高速です。
また、新たに搭載されたQualcomm Snapdragon 6 Gen 1により、動画編集もより高速に行えるようになりました。
ソニーのアプリだけでなく、負荷の高いグラフィック系アプリも快適に使えるようになっています。
もちろん、アスペクト比21:9のワイドな有機ELディスプレイを活かして、動画や写真を見るのいいでしょう。
ソニーのチューニングにより音質も向上したので、動画や音楽もより快適に楽しめます。
「Xperia 10 VI」の価格・販売先
ソニーストア
SIMフリーモデル XQ-ES44
69,300円(税込) で販売されます。
発売日は7月5日です。
※SIMフリーモデルは2024年6月28日(金) 10時に予約受付が始まります。
ソニーストアで「Xperia 10 VI」をチェックする
ソニーストアお買い物情報(SIMフリー) | Xperia(TM) スマートフォン(SIMフリー) | ソニー
ドコモ
オンラインショップで74,140円 価格(支払総額/現金販売価格)
分割支払金(1~23回/月) 2,362円×23回 (負担額 54,340円)
支払24回目(残価) 19,800円で販売されています(※予約受付中)。
ドコモで「Xperia 10 VI」(SO-52E)をチェックする
au
7月5日に発売開始
機種代金74,800円
9/30までの5G機種変更おトク割 キャンペーン適用で63,800円
さらに
スマホトクするプログラム適用で実質負担額28,790円
頭金0円
毎月のお支払額 初回~23回目1,268円
+最終回 35,010円
auで「Xperia 10 VI」をチェックする
UQ mobile
7月5日に発売開始
一括
コミコミプラン/トクトクプラン(増量オプションⅡ加入あり)で52,800円、加入なしで58,300円
乗り換え
分割24回 初回 2,200円、2回目〜2,200円、支払総額52,800円 ※コミコミプラン/トクトクプラン
(増量オプションⅡ加入あり)の場合
UQ mobileで「Xperia 10 VI」をチェックする
ソフトバンク
総額85,680円
新トクするサポート(スタンダード)適用で1~24回1,326円/月、総額31,824円
7月5日に発売開始。
6月28日から予約受付を開始しています。
ソフトバンクでで「Xperia 10 VI」をチェックする
ECサイト
Amazonで69,300円(XQ-ES44 B1JPCX0)、
楽天市場で63,980円(送料無料・XQ-ES72)、
ヤフーショッピングで65,980円(送料無料・au・未使用品)、
AliExpressで58,774円、米国 Amazon.comで、$358.99、
で販売されています。
Amazonで「Xperia 10 VI」をチェックする
楽天市場で「Xperia 10 VI」をチェックする
ヤフーショッピングで「Xperia 10 VI」をチェックする
米国 Amazon.comで「Xperia 10 VI」をチェックする
おすすめの類似製品を紹介
「Xperia 10 VI」と似た性能を持つスマートフォンも販売されています。
「AQUOS sense9」
シャープから発売された6.1インチの5Gスマートフォンです(2024年11月17日 発売)。
Android 14、Snapdragon 7s Gen2、Pro IGZO OLED液晶、6GB / 8GB LPDDR4X メモリ、128GB / 256GB UFS 2.2 ストレージ、5000 mAhバッテリー、背面50.3MP + 50.3MPの2眼カメラ、32MPのフロントカメラを搭載しています。
また、ステレオスピーカー、ハイレゾ、ハイレゾワイヤレス、最大240Hzの可変リフレッシュレート、おサイフケータイ(FeliCa)、IP68防水防塵、MIL-STD-810G、+6GBの仮想メモリ機能、
最大1TBまでのストレージ拡張、デザリング、顔認証(マスク対応)、サイド指紋認証、音声認識 エモパー、アルコール除菌シート、ハンドソープ、eSIM、
USB3.2 Gen1 Type-C (OTG/DisplayPort v1.4)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1、GPSに対応しています。
価格は、楽天市場で65,230円(送料無料)、ヤフーショッピングで65,230円(送料無料)、です。
関連記事:高画質で音もいい「AQUOS sense9」とsense8を比較
「arrows We2 Plus」
FCNT合同会社が開発したAndroid 14搭載の6.6インチ 5Gスマートフォンです。
Qualcomm Snapdragon 7s Gen2、8GB メモリ、2400 x 1080 pOLED有機EL液晶、256GBストレージ、5000 mAhバッテリー、背面50.1MP + 8MPの2眼カメラ、前面16.1MPのフロントカメラ搭載で、
「Exlider」機能、自律神経活性度 測定機能、DP映像出力、リフレッシュレート 144Hz、ステレオスピーカー、Dolby Atmos、おサイフケータイ、IP68防水防塵、MIL規格、指紋認証、顔認証、ハンドソープ洗浄とアルコール除菌、迷惑電話対策機能、5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで59,950円(税込)、楽天市場で68,859円(送料無料)、ヤフーショッピングで55,880円(送料無料)、です。
関連記事:上位版「arrows We2 Plus」と標準版We2、初代Weの違いを解説
「motorola edge 50 pro」
モトローラから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです。
Android 14、Qualcomm Snapdragon 7 Gen 3、12GB LPDDR4X メモリ、解像度2712 x 1220 pxの有機EL液晶、256GB UFS2.2 ストレージ、4500mAh バッテリー、背面50MP+13MP+10MPの3眼カメラ、前面50MPのフロントカメラを搭載しています。
また、128W急速充電、RAMブースト、10Wワイヤレスパワーシェアリング、Dolby Atmos対応のステレオスピーカー、おサイフケータイ(NFC FeliCa)、IP68防水防塵、リフレッシュレート 144Hz、タッチサンプリングレート 360Hz、デザリング、Google アシスタント、指紋認証、顔認証、セキュリティ機能「ThinkShield Moto Secure」、eSIM、USB Type-C (USB 3.1)、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで66,200円、楽天市場で68,000円(送料無料)、ヤフーショッピングで74,800円(送料無料)、AliExpressで66,052円、です。
関連記事:速くて美しい「motorola edge 50 pro」のメリット・デメリット
「OPPO Reno11 A」
OPPOから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです。
ColorOS 14 (Android 14 ベース)、MediaTek Dimensity 7050 プロセッサと8GB LPDDR4x メモリを搭載。フルHD+の有機EL液晶、128GBストレージ、5000 mAhバッテリー、背面64MP + 8MP + 2MPの3眼カメラ、前面32 MPのフロントカメラを搭載しています。
また、67W急速充電、リフレッシュレート 最大120Hz 可変(120Hz/90Hz/60Hz)、タッチサンプリングレート 最大 240 Hz、おサイフケータイ、IP65s防水防塵、ノイズキャンセリング、ディスプレイ指紋認証、顔認証、最大2TBまでのストレージ拡張、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2、4衛星測位のGPSに対応しています。
価格は、Amazonで43,500円(税込)、楽天市場で44,323円(送料無料)、ヤフーショッピングで48,800円、です。
関連記事:「OPPO Reno11 A」とReno9 Aの違いを詳細に調べてみた
「Galaxy A55 5G」
サムスンから発売されたAndroid 14 + One UI 6.1のスマートフォンです。Exynos 1480、Super AMOLED液晶、 128GB UFS3.1 ストレージ、5000mAhバッテリー、背面50MP+12MP+5MPの3眼カメラ搭載で、リフレッシュレート 120Hz、Dolby Atomos対応のステレオスピーカー、IP68防水防塵、おサイフケータイ、25W急速充電に対応しています。
価格は、楽天市場で49,800円(送料無料・SIMフリー・SCG27SWA)、ヤフーショッピングで50,796円(送料無料・SIMフリー・SCG27SKA)、AliExpressで56,531円(海外版・SIMフリー)、米国 Amazon.comで$358.94 (日本円で約57054円)です。
関連記事:サムスン「Galaxy A55 5G」の変更点とカメラ性能を解説
「Google Pixel 8a」
Googleから発売された6.1型のAndroid 14スマホです。Tensor G3、64MP + 13MPの2眼カメラ搭載で、編集マジック、クリア音声通話 機能、おサイフケータイ、IP67防水防塵、5G通信に対応しています。
価格は、Amazonで65,490円(税込)、楽天市場で63,450円(送料無料)、ヤフーショッピングで62,574円、AliExpressで73,798円、です。
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「Redmi Note 13 Pro+ 5G」
シャオミから発売された6.67型のAndroid 14 (HyperOS)スマホです。MediaTek Dimensity 7200-Ultra、200MP 3眼カメラ搭載で、おサイフケータイ、IP68防水防塵、冷却システム、5G通信に対応しています。
価格は、Amazonで59,855円(税込)、楽天市場で54,809円(送料無料)、ヤフーショッピングで55,880円、AliExpressで53,129円、米国 Amazon.comで$292.93 (日本円で約46562円) です。
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他のソニーXperia スマホと比較
他にもソニーXperiaスマホが販売されています。2024年モデルや低価格なモデルもあるので、ぜひ比較してみてください。
ソニー Xperia 最新 全機種 ラインナップ 一覧 – 秋葉原ぶらり
その他のおすすめAndroidスマホは?
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