2024年5月14日に発売された「Google Pixel 8a」は、Googleの最新プロセッサ「Tensor G3」を搭載し、Aシリーズの決定版とも言える性能で大きな注目を集めています。
このレビューでは、Pixel 8aが日々のスマートフォン体験をどれだけ豊かにしてくれるのか、前モデル「Google Pixel 7a」からどのような進化を遂げたのか、その真価を徹底的に検証しました。
【先に結論からお伝えしましょう】
Google Pixel 8a の長所(Pros):
- 7年間という異例の長期アップデート保証による、圧倒的な安心感
- より明るく、最大120Hzに対応したことで格段に見やすくなったディスプレイ
- 「ベストテイク」など、上位モデル譲りの最新AI機能を多数搭載
- 指紋が付きにくいマットな背面と、手に馴染む丸みを帯びたデザイン
Google Pixel 8a の短所(Cons):
- 最大18Wと、競合製品に比べて見劣りする充電速度
- microSDカード非対応で、ストレージ容量が128GBに限られる点
- 前モデルから約1万円高くなった価格設定
- 旧世代のCorning Gorilla Glass 3を採用したディスプレイ
総合評価:
Google Pixel 8aは、特にソフトウェアと長期的な価値を重視するユーザーにとって、最高のコストパフォーマンスを誇る一台です。ハードウェアの一部に割り切りは見られるものの、それを補って余りある最新のAI機能と7年間のアップデート保証は、他のどのミドルレンジスマートフォンにもない大きな魅力です。
<この記事で分かること>
- Pixel 7aから進化した、手に馴染むデザインと耐久性の違い
- 屋外でも見やすくなった、120Hz対応ディスプレイの実力
- 上位モデルと同じ「Tensor G3」のパフォーマンスとベンチマークスコア
- 『原神』など人気ゲームがどのくらい快適にプレイできるか(実測フレームレート付き)
- 「ベストテイク」「編集マジック」など、Pixel 8aでしか使えない最新AI機能の使い勝手
- 64MPカメラで撮影した作例と、動画性能の実力
- 1日安心して使えるバッテリー性能と、充電速度の実際
- スピーカーの音質と、Wi-Fi 6Eや5Gの通信性能
- 7年間のアップデート保証がもたらす本当の価値
- 購入前に知っておくべきメリット・デメリット
- 専門家による5段階評価と詳細な総評
- Googleストア、AmazonなどのECサイトの価格、お得な購入先
この記事を最後まで読むことで、「Google Pixel 8a」を購入するべきかどうかが、はっきりと分かるはずです。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
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公式ページ: Google Pixel 8a: AI 搭載の高性能カメラを備えた、初めて持つのに最適なスマートフォン
デザインと耐久性:Google Pixel 8a 手に馴染む進化と、Aシリーズ史上最高の堅牢性
ここでは、Google Pixel 8aのデザインと耐久性について、前モデルのGoogle Pixel 7aと比較しながら、実際に手に取って感じた進化のポイントを詳しくレビューしていきます。
丸みを帯びた形状が生む、優しい第一印象
Google Pixel 8aを箱から出して最初に感じたのは、その形状の優しさでした。前モデルのGoogle Pixel 7aが比較的角張った印象だったのに対し、Pixel 8aは四隅のカーブがより大きく、全体的に丸みを帯びたデザインになっています。この変更により、見た目の印象が柔らかくなっただけでなく、手のひらに自然に収まる心地よさが生まれました。Pixelシリーズの象徴である背面のカメラバーは健在ですが、この丸みのあるデザインのおかげで、より洗練された一体感を感じさせます。
カメラバー自体の出っ張りも、上位モデルに比べて控えめな印象です。これにより、机の上に置いた際にガタつきが少なく、例えばSlackの通知に素早く返信したい時など、平置きした状態でも快適に操作できるのは、地味ながら嬉しいポイントでした。
数値以上のコンパクトさと軽快な持ち心地
スペックシートを見ると、Pixel 8aのサイズは高さ152.1mm × 幅72.7mm × 厚さ8.9mm、重量は189g。対するPixel 7aは高さ152mm × 幅72.9mm × 厚さ9.0mm、重量193.5gです。重量は約5.5g軽くなっており、このわずかな差が、丸みを帯びたデザインと相まって、数値以上の軽快感を生み出しています。
<サイズ・重量の違い>
- Google Pixel 8a: 高さ152.1mm × 幅72.7mm × 厚さ8.9mm、重量 189g
- Google Pixel 7a: 高さ152mm × 幅72.9mm × 厚さ9.0mm、重量 193.5g
実際に通勤中にKindleアプリで電子書籍を読んでみたところ、Pixel 7aの少しずっしりとした感覚に比べて、明らかに手の疲れが軽減されました。片手での操作も、ギリギリ快適に行える範囲内です。特に、画面の端から端まで親指を伸ばすような操作が、持ちやすさの向上によって少し楽になったと感じました。
素材とカラーが生み出す上質感と耐久性への期待
素材選びも、今回の大きな進化点です。Pixel 7aの光沢仕上げの背面は指紋が目立ちやすかったのですが、Pixel 8aではサラサラとしたマット仕上げの複合素材が採用されました。これが非常に心地よく、指紋や汚れがほとんど付かないため、ケースを付けずに使っていても常に美しい外観を保てます。側面を囲むマット仕上げのアルミニウムフレームも質感が高く、ミドルレンジモデルとは思えないほどの高級感を醸し出しています。
カラーバリエーションも魅力的で、私が試した「Bay(ベイ)」は、光の当たり方で表情を変える深みのある青色でした。他に鮮やかな「Aloe(アロエ)」など、個性を表現できる選択肢が増えたのも嬉しいポイントです。
耐久性については、IP67等級の防水・防塵性能を備えており、急な雨やキッチン周りでの使用も安心です。ただ、ディスプレイを覆うガラスが少し前の世代のCorning® Gorilla® Glass 3である点は少し気になります。Googleは「Aシリーズ史上、最も高い耐久性」と謳っていますが、前モデルの7aでバッテリー膨張などの報告が散見されたことを考えると、内部構造を含めた長期的な信頼性に期待したいところです。
<カラーの違い>
- Google Pixel 8a: Aloe(アロエ/緑系)、Bay(ベイ/青系)、Porcelain(ポーセリン/白系)、Obsidian(オブシディアン/黒系)
- Google Pixel 7a: Charcoal(チャコール)、Snow(スノー)、Sea(シー)、Coral(コーラル)※Coralは一部ストア限定
使い慣れたボタン配置と、割り切りの良さ
ボタンとポートの配置は、従来のPixelシリーズを踏襲しています。本体下部にUSB Type-Cポートとスピーカー、左側面にSIMトレイ、そして右側面に電源ボタンと音量ボタンが配置されています。電源ボタンが音量ボタンの上にあるというPixel特有のレイアウトは、他のメーカーのスマートフォンから乗り換えた場合、少し慣れが必要かもしれません。
そして、重要な点として、Pixel 7aと同様にmicroSDカードスロットは搭載されていません。内蔵ストレージは128GBモデルのみとなるため、高画質な4K動画を頻繁に撮影したり、『原神』のような容量の大きいゲームを複数インストールしたりするユーザーは、Googleフォトなどのクラウドサービスを積極的に活用する必要があるでしょう。
<Google Pixel 8aの付属品>
- 1 m USB-C® – USB-C ケーブル(USB 2.0)
- クイック スイッチ アダプター
- SIM 取り出しツール
まとめ:デザインと耐久性
- 第一印象:Pixel 7aよりも丸みを帯び、手に優しくフィットする形状に進化した。
- サイズと重量:わずかに軽量化され、数値以上にコンパクトで軽快な持ち心地を実現。
- 素材と質感:指紋が付きにくいマットな背面は大きな改善点で、アルミフレームとともに価格以上の高級感を演出。
- 耐久性:IP67の防水防塵性能は安心だが、旧型のGorilla Glass 3採用はやや懸念材料。
- 拡張性:microSDカードには非対応のため、ストレージ管理には注意が必要。
ディスプレイ:Google Pixel 8a 輝きと滑らかさが、かつてないレベルへ
ここでは、Google Pixel 8aのディスプレイ性能について、前モデルのGoogle Pixel 7aとの比較を交えながら、その進化したポイントを詳しくレビューしていきます。
鮮やかさと精細感を両立した、6.1インチ有機ELディスプレイ
Google Pixel 8aの電源を初めて入れたとき、まず6.1インチの有機ELディスプレイが映し出す、鮮やかでありながらも自然な色合いに引き込まれました。有機ELならではの引き締まった黒と豊かな色彩表現は、スマートフォンの壁紙やアプリアイコンを生き生きと見せてくれます。画面サイズはPixel 7aから変わらず6.1インチで、動画視聴には十分な迫力を持ちつつ、片手でも扱いやすい絶妙なバランスを保っています。
解像度もPixel 7aと同じくFHD+(1,080 x 2,400ピクセル)で、ピクセル密度も430PPI(※Pixel 7aは429 PPI)と高いため、精細感も申し分ありません。例えば、ウェブサイトの細かな文字も潰れることなくクッキリと表示され、写真のディテールも鮮明に映し出してくれました。第一印象として、価格以上の表示品質を持つディスプレイだと感じました。
圧倒的な輝度と120Hzがもたらす、格段に進化した体験
Pixel 8aのディスプレイが真価を発揮するのは、前モデルのPixel 7aと比較した時です。注目すべきは、リフレッシュレートが最大120Hzに向上したことです。Pixel 7aの90Hzも滑らかでしたが、120Hzは別格で、X(旧Twitter)のタイムラインを高速でスクロールしても、文字の残像感が少なく、非常に滑らかな操作感を体験できました。このスムーズな動きは、日常のあらゆる操作を一段と快適なものにしてくれます。
もう一つの大きな進化は、画面の明るさです。Pixel 7aは屋外の明るい場所では画面が見えにくいという弱点がありましたが、Pixel 8aは最大輝度が40%も向上し、その悩みは完全に解消されました。実際に晴れた日に屋外でカメラを使ってみましたが、被写体や設定を画面上でハッキリと確認でき、ストレスなく撮影に集中できたことには感動しました。
<輝度の違い>
- Google Pixel 8a: 最大輝度 最大2,000ニト
- Google Pixel 7a: 最大輝度 約1,000〜1,100ニト
デザインと一体化した画面。ベゼルは慣れの範囲内か
ディスプレイのデザインは、フラットな画面の上部中央にパンチホール型のインカメラを配置するという、近年のスマートフォンの標準的なスタイルです。ただ、画面を囲むベゼル、特に下部のベゼルはやや太めに感じられます。正直なところ、最初に見たときは少し気になりましたが、数日間使っているうちにすぐに慣れてしまいました。動画視聴やゲームプレイ中に没入感を大きく損なうほどではありません。
ディスプレイ表面は少し前の世代のCorning® Gorilla® Glass 3で保護されています。最新の強化ガラスではないため、保護フィルムを貼って使用するのが安心かもしれません。また、画面内指紋認証の精度は良好ですが、フィルムの種類によっては精度が落ちる可能性も考慮しておくと良いでしょう。
<Google Pixel 8aのディスプレイ仕様 一覧>
- 種類:Actua ディスプレイ (有機EL)
- サイズ:6.1インチ
- 解像度:1,080 x 2,400 (FHD+)
- ピクセル密度:430 PPI
- リフレッシュレート:最大120Hz
- 最大輝度:1,400ニト (HDR)、2,000ニト (ピーク輝度)
- 保護ガラス:Corning® Gorilla® Glass 3
まとめ:ディスプレイ
- 表示品質:有機ELならではの鮮やかな発色と、Pixel 7aを40%上回る輝度で屋外での視認性が劇的に向上した。
- 滑らかさ:リフレッシュレートが最大120Hzに進化したことで、スクロールや操作がかつてないほどスムーズになった。
- 解像度:FHD+の高精細な表示で、映像コンテンツから文字までくっきりと表示される。
- デザイン:ベゼルはやや太いが、実用上はほとんど気にならないレベル。
- 総合評価:明るさと滑らかさの大幅な進化により、日常のあらゆるシーンで快適な視覚体験を提供する、価格以上のディスプレイ。
パフォーマンス:Google Pixel 8a 上位モデル譲りの頭脳と、より快適になったストレージ性能
ここでは、Google Pixel 8aのパフォーマンスについて、その頭脳であるプロセッサの進化から、実際の使用感、発熱、メモリやストレージの性能に至るまで、前モデルのGoogle Pixel 7aと比較しながら徹底的にレビューしていきます。
第3世代の頭脳「Google Tensor G3」がもたらす確かな進化
Google Pixel 8aのパフォーマンスを語る上で欠かせないのが、上位モデルのPixel 8やPixel 8 Proと全く同じSoC(System on a Chip)である「Google Tensor G3」を搭載している点です。これは、前モデルのPixel 7aがTensor G2を搭載していたことから、順当かつ大きな進化と言えます。Tensor G3は、Samsungの最新4nmプロセスで製造されており、Tensor G2の5nmプロセスから微細化が進み、電力効率と性能の向上が図られています。
CPUの構成は、1つの高性能コア(Cortex-X3 @2.91GHz)、4つの中性能コア(Cortex-A715 @2.37GHz)、そして4つの高効率コア(Cortex-A510 @1.7GHz)からなる合計9コアという、ユニークなアーキテクチャを採用。これにより、様々な処理を適切なコアに割り振ることで、高いパフォーマンスと省電力を両立させています。Geekbench 6のスコアを見ても、Pixel 7aを上回る結果を示しており、CPU性能が着実に向上していることが数値からも見て取れます。
GPUにはARM Mali-G715が統合されており、グラフィックス性能も向上しています。これにより、日常のあらゆる操作がより滑らかになりました。
日常操作はストレスフリー。マルチタスクも軽快にこなす
実際にGoogle Pixel 8aを日常的に使ってみると、その動作のキビキビとした軽快さに驚かされます。ChromeでのWebブラウジングや、複数のタブを開きながらの調べ物、X(旧Twitter)やInstagramといったSNSのスクロールなど、あらゆる操作で引っかかりを感じることはありませんでした。特に、Adobe Lightroomで撮影した写真を編集したり、CapCutで簡単な動画編集を試したりした際も、プレビューの表示や書き出しがスムーズで、ミドルレンジモデルであることを忘れさせるほどの快適さでした。
複数のアプリを切り替えるマルチタスク性能も優秀です。例えば、Slackでメッセージを確認しながらGoogleドキュメントで資料を編集し、途中でYouTube Musicを再生するといった使い方をしても、アプリが強制終了することなく安定して動作しました。これは、後述する進化したメモリの恩恵も大きいでしょう。
発熱は改善傾向にあるものの、高負荷時には注意が必要
スマートフォンのパフォーマンスと切っても切れない関係にあるのが「発熱」です。前モデルのPixel 7aは、使用状況によって熱を持ちやすいという指摘がありました。Pixel 8aでは、この点が改善されているかどうかが気になるところです。結論から言うと、発熱は抑制されているものの、高負荷な作業を続けると暖かくなる傾向は残っています。
4K動画を10分以上撮影したり、複数のアプリを同時に長時間使用したりすると、本体側面やカメラバー周辺がじんわりと熱を帯びてきます。ただし、Pixel 7aのように「持っているのが辛い」と感じるほどの熱さになることはなく、通常の使用範囲であればパフォーマンスが低下することもありませんでした。冷却性能は確実に進化していますが、真夏の屋外での連続使用など、極端な状況下では注意が必要かもしれません。
メモリとストレージの進化が、体感速度を底上げする
Google Pixel 8aは、8GBのLPDDR5X規格のメモリ(RAM)を搭載しています。これは、Pixel 7aが採用していたLPDDR5から進化したもので、最大転送速度が約1.5倍高速化(6,400Mbps→8,533Mbps)し、消費電力も約25%削減されています。この高速なメモリのおかげで、アプリの起動が速くなり、一度に多くのアプリを開いていても動作が安定しています。
内蔵ストレージは128GBのUFS 3.1規格で、これはPixel 7aと同じです。UFS 3.1は、最大で毎秒2,100MBの読み込み、毎秒1,200MBの書き込みが可能で、アプリのインストールやデータの読み書きは非常に高速です。しかし、残念ながら日本では128GBモデルしか選択できず、Pixel 7aと同様にmicroSDカードスロットも搭載していません。そのため、写真や動画を大量に保存する方は、Googleフォトなどのクラウドストレージを上手に活用する必要があるでしょう。
<Google Pixel 8aのパフォーマンス仕様 一覧>
- SoC:Google Tensor G3
- CPU:9コア (1x Cortex-X3 + 4x Cortex-A715 + 4x Cortex-A510)
- GPU:ARM Mali-G715
- メモリ(RAM):8GB LPDDR5X
- ストレージ(ROM):128GB UFS 3.1 (microSDカード非対応)
まとめ:パフォーマンス
- プロセッサ:上位モデルと同じTensor G3搭載で、Pixel 7aから着実に性能が向上し、日常操作は極めて快適。
- 実際の使用感:Webブラウジングから軽めの動画編集まで、あらゆる操作がストレスなく行え、ミドルレンジとは思えない満足感。
- 発熱と冷却:発熱はPixel 7aより抑制されているが、高負荷が続くと暖かくなる傾向はあり、注意は必要。
- メモリ:高速・省電力なLPDDR5Xメモリの採用が、体感速度の向上に大きく貢献。
- ストレージ:UFS 3.1による高速な読み書きは快適だが、128GBモデルのみでmicroSDカード非対応な点は大きな注意点。
Antutuベンチマーク
Google Pixel 8aが搭載するGoogle Tensor G3 プロセッサはAntutu V10 ベンチマーク総合で約 102万点 を記録していました。
例: Antutu V10 総合で「1020278」、CPUで「288988」、GPUで「372305」、MEMで「167633」、UXで「191352」
Threadsで見る
一方、前モデル「Google Pixel 7a」はGoogle Tensor G2 プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約89万点を記録していました。
Antutu V10.2.0 総合で「898344」、CPUで「247186」、GPUで「277214」、MEMで「165363」、UXで「208581」
Google Pixel 8aは前モデル「Google Pixel 7a」よりもスコアが約13万 上がっています。
Tensor G3 性能を比較
Pixel 8aが搭載するTensor G3は他のCPUと比べて、どのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。
<CPUランキング>
※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。
<CPUランキング>
※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。
- Dimensity 8300 Ultra (POCO X6 Pro)・・・・・・Antutu:約 140万
- Tensor G3 (Pixel 8a)・・・Antutu:約102万
- Snapdragon 8 Gen 1 (Galaxy S23 FE)・・・Antutu:約107万
- Tensor G2 (Pixel 7a) ・・・Antutu:約89万
- Dimensity 7200 Pro (Nothing Phone 2a)・・・Antutu:約74万
- Dimensity 7200-Ultra (Redmi Note 13 Pro+ 5G)・・・Antutu:約72万
- Snapdragon 6 Gen 1 (AQUOS sense8)・・・Antutu:約60万
- MediaTek Dimensity 7050 (OPPO Reno11 A)・・・Antutu:約56万
- Dimensity 7030 (motorola edge 40 neo)・・・Antutu V10 総合で約 52万
- MediaTek Dimensity 7025 (moto g64 5G)・・・Antutu:50万
<比較から分かること>
Google Tensor G3は、市場のトップを走るDimensity 8300 Ultraのような最高峰の性能には達していないものの、Snapdragon 8 Gen 1に匹敵する、非常に高いレベルのパフォーマンスを持つハイエンドプロセッサであると結論付けられます。
特に注目すべきは、前世代のTensor G2からの飛躍的な性能向上であり、Googleが着実にチップセットの開発を進化させていることを証明しています。この約107万点というスコアは、ウェブサイトの閲覧や動画視聴、SNSといった日常的なタスクを極めてスムーズにこなすだけでなく、グラフィックス性能が求められるリッチなゲームコンテンツも快適に楽しめる能力があることを示しています。
ゲーム性能:Google Pixel 8a 上位モデル譲りの頭脳は、どこまでゲームを楽しめるのか?
ここでは、Google Pixel 8aが搭載する「Google Tensor G3」が、実際のゲームプレイでどれほどのパフォーマンスを発揮するのか。人気の高いゲームタイトルを実際にプレイし、その快適さをフレームレート(fps)の数値と共に詳しくレビューしていきます。
原神:広大な世界での冒険
スマートフォンの性能を測る試金石とも言えるアクションRPG『原神』。グラフィック設定「高」、フレームレートを60fpsに設定して美しいテイワットの世界に降り立つと、その広大なフィールドが滑らかに描画されることにまず驚きました。フィールドを駆け巡る探索時や、ヒルチャールとの通常戦闘では、フレームレートはおおむね50fpsから60fpsを維持し、非常に快適な操作感で冒険を楽しめます。
ただし、多数の敵と元素爆発が入り乱れる深境螺旋のような激しい戦闘シーンや、オブジェクトが密集する都市部では、フレームレートが45fps前後まで変動する場面も見られました。プレイが困難になるほどではありませんが、一瞬のカクつきが気になることも。最高の快適さを求めるなら、設定を「中」に調整することで、ほとんどの状況で安定した60fpsでのプレイが可能となり、ストレスなく物語に集中できました。
フォートナイト:激しい銃撃戦の快適性
次に、一瞬の判断が勝敗を左右するバトルロイヤルゲーム『フォートナイト』です。その安定性には目を見張るものがありました。グラフィック設定を「高」、60fps設定でプレイしましたが、激しく建築バトルを繰り広げたり、敵と近距離でショットガンを撃ち合ったりするような、最も負荷がかかる場面でもフレームレートはほとんど落ち込まず、安定して60fpsに近い数値を保ち続けます。この安定感は競技性の高いゲームにおいて大きなアドバンテージとなり、敵の動きを正確に捉え、遅延なくエイムできるため、モバイル環境でも存分に”ビクロイ”を目指せます。
Call of Duty: Warzone Mobile:大規模戦闘での安定性
最大120人が広大なマップで戦う、大規模なバトルロイヤルFPS『Call of Duty: Warzone Mobile』でも、Tensor G3はその実力を発揮します。多くのプレイヤーが同時に活動するため高い処理能力が求められますが、グラフィック設定「高」でも、おおむね60fps前後でのスムーズな動作を実現。戦闘が激化するエリアや、空爆などのエフェクトが多用される場面ではフレームレートが50fps台に低下することもありましたが、ゲーム全体の操作感が損なわれることはなく、モバイル環境で本格的な銃撃戦を存分に楽しむことができました。
ウマ娘 プリティーダービー:美麗なレースシーンの滑らかさ
育成シミュレーションゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』では、そのグラフィック性能を心ゆくまで堪能できました。ゲームのハイライトであるレースシーンやウイニングライブを、グラフィック設定最高の「高画質」で楽しみましたが、フレームレートは常に60fpsに張り付いたままで、一切のカクつきを感じません。キャラクターたちの躍動感や、勝利後のライブパフォーマンスを最高の品質で味わうことができ、担当ウマ娘の晴れ舞台を応援するトレーナーとして、この上ない喜びを感じました。
崩壊:スターレイル:華麗なエフェクトと戦闘体験
最後に、美麗なキャラクターと壮大な宇宙を舞台にしたターン制RPG『崩壊:スターレイル』をプレイ。特に戦闘シーンでの華麗なエフェクトが魅力のタイトルですが、Tensor G3は優れたパフォーマンスを示してくれました。グラフィック設定「高」、フレームレート60fps設定で、探索パートでは安定して60fpsを維持。戦闘中の派手な必殺技エフェクトが飛び交う場面でも50fps台をキープし、グラフィックの美しさを損なうことなく、テンポの良い快適な戦闘を楽しむことができました。『原神』よりも相性が良い印象です。
まとめ:ゲーム性能
総じて、Google Pixel 8aが搭載するTensor G3プロセッサは、非常にバランスの取れた高いゲーミング性能を有していると言えます。特にGPU性能の高さは、グラフィカルにリッチな体験を提供する現代のモバイルゲームにおいて大きな強みとなります。『原神』のような最高レベルの負荷がかかるゲームでは、最高設定で常時60fpsを維持することは難しい場面もありますが、設定をわずかに調整するだけで、ほとんどのユーザーが満足できる快適なプレイが可能です。
一方で、『フォートナイト』のような安定したフレームレートが求められる対戦型シューティングゲームでは、高設定でもスムーズに動作させる十分な能力を持っていました。また、『ウマ娘 プリティーダービー』のようなタイトルでは、最高のグラフィック設定で全くストレスのない完璧な体験を提供してくれます。一部の最高峰チップセットには及ばないものの、ほとんどのゲーマーが主要なタイトルを高画質かつ滑らかなフレームレートで楽しむことができる、価格以上のパフォーマンスを備えた一台です。
AI機能:Google Pixel 8a 日常を劇的に変える、賢いアシスタントの進化
ここでは、Google Pixel 8aが搭載するAI機能(カメラ関連を除く)に焦点を当て、その賢さが日常のタスクをどれだけ効率的に、そして便利に変えてくれるのかを、前モデルのGoogle Pixel 7aと比較しながら、実際の体験に基づいて詳しくレビューしていきます。
直感的な検索体験「かこって検索」
Pixel 8aを象徴するAI機能の一つが「かこって検索」です。アプリを切り替えることなく、画面に表示されている気になるものを指で囲むだけで、瞬時にGoogle検索が実行されます。例えば、Instagramで見かけたお洒落なカフェのインテリアや、友人が着ていた服のブランドが気になった時、スクリーンショットを撮ってから検索アプリを開くという手間が一切不要になりました。実際に使ってみると、その精度と速度には驚かされます。複雑な画像の中からでも、囲んだ部分を的確に認識し、関連性の高い検索結果を表示してくれました。
この機能は、アップデートによって前モデルのPixel 7aでも利用可能になりましたが、Pixel 8aに搭載された最新の「Tensor G3」チップとの組み合わせにより、よりスムーズで一体感のある動作を体験できます。日常の情報収集が、これほど直感的でスピーディーになるというのは、まさに感動的な体験です。
あなた専用のAIアシスタント「Gemini」
Pixel 8aには、Googleの最新AIアシスタント「Gemini」が標準で搭載されており、これがPixel 7aとの大きな違いとなっています。電源ボタンを長押しするだけでGeminiを呼び出し、様々なタスクをサポートしてくれます。例えば、急な会議の欠席を伝えるメールの文面を考えてもらう際、「丁寧な表現で、理由は体調不良として」とお願いするだけで、適切な文章を数秒で作成してくれました。
また、ブラウザで開いている長いニュース記事の要約をお願いすることも可能です。移動中の短い時間で情報の要点を把握したい時に、この機能は非常に役立ちました。Geminiはまだ発展途上な部分もありますが、アイデア出しから文章作成まで、日常のあらゆる場面で頼りになるパートナーとなってくれるでしょう。
通話から翻訳まで。日常を支える多彩なAI
Pixelシリーズの便利なAI機能は、Pixel 8aでも健在です。騒がしい駅のホームで電話をかける際に役立つのが「クリア音声通話」機能です。周囲の雑音を効果的に低減し、相手の声を驚くほどクリアに届けてくれます。また、迷惑電話をフィルタリングしてくれる「通話スクリーニング」や、お店の予約電話などで保留になった際に待っていてくれる「代わりに待ってて」機能も、日々の小さなストレスを確実に減らしてくれました。
海外のウェブサイトを閲覧する際には「リアルタイム翻訳」が活躍します。画面に表示されている外国語を瞬時に日本語に翻訳してくれるため、言語の壁を感じることなく情報を得られます。これらのAI機能は、Tensor G3の強力な処理能力によって、複数の機能を同時に利用しても動作が重くなることなく、安定して動作しました。
<Google Pixel 8aのAI機能 一覧>
- かこって検索
- AIアシスタント (Gemini)
- 通話スクリーニング
- クリア音声通話
- 代わりに待ってて
- リアルタイム翻訳
- レコーダーアプリの文字起こし
- 音声絵文字 (順次展開予定)
まとめ:AI機能
- かこって検索:アプリ切り替え不要のシームレスな検索体験は、情報収集のスタイルを根本から変える。
- Gemini:文章作成や要約など、創造的なタスクをサポートしてくれる頼もしいアシスタント。
- 通話アシスト機能:クリアな音声や迷惑電話対策など、通話の質を向上させる実用的な機能が充実。
- 翻訳と文字起こし:言語の壁を取り払い、議事録作成などを効率化する強力なツール。
- 総合評価:上位モデルと同じAI機能を搭載し、日常のあらゆる場面を賢くサポートしてくれる、まさに「AIスマホ」と呼ぶにふさわしい一台。
カメラ性能:Google Pixel 8a AIの魔法で、誰もがプロ級の一枚を
ここでは、Google Pixel 8aのカメラ性能について、ハードウェアの構成から、Pixel 8aならではの強力なAI機能、そして実際の撮影でどのような写真や動画が撮れるのかを、前モデルのGoogle Pixel 7aと比較しながら、私の体験を交えて詳しくレビューしていきます。
信頼のハードウェアと進化したAIの融合
Google Pixel 8aのカメラ構成は、実績のある前モデル、Google Pixel 7aの優れたハードウェアを継承しています。具体的には、光学式手ブレ補正(OIS)を搭載した6400万画素の広角メインカメラと、1300万画素の超広角カメラというデュアルカメラシステムです。この構成は、日中の風景から夜景まで、幅広いシーンで高品質な写真を撮影できる、非常にバランスの取れたものです。
しかし、Pixel 8aの本当の進化は、レンズやセンサーのスペック表には現れません。その真価は、最新のSoC「Tensor G3」によって駆動される、新次元のAI機能にあります。ハードウェアの信頼性はそのままに、ソフトウェアの魔法が加わったことで、撮影体験そのものが大きく変わりました。
写真の失敗を過去にする、新世代のAI編集機能
注目すべきは、これまで上位モデルのPixel 8シリーズでしか利用できなかった、革新的なAI機能が使えるようになった点です。その中でも特に感動したのが「ベストテイク」機能です。友人と数人で記念撮影をした際、案の定一人が目をつぶってしまいましたが、この機能を使えば、連続撮影された他の写真から最高の表情だけを選んで、全員が完璧に写った一枚の集合写真に合成できました。「もう一回撮らせて!」という、あのお決まりのやり取りが過去のものになる、まさに魔法のような機能です。
さらに、「編集マジック」は写真編集の常識を覆します。被写体の位置を少しずらして構図を調整したり、写真全体の雰囲気を変えたりといった高度な編集が、指先一つで直感的に行えます。これは、不要なものを消すだけの「消しゴムマジック」から大きく進化した、より創造的なツールです。これらの機能が、より手頃な価格のAシリーズで使えるようになったことは、Pixel 8aの最大の魅力と言えるでしょう。
昼も夜も、シャッターを押すだけで感動の一枚
実際の写りについても、ミドルレンジのスマートフォンとは思えないほどのクオリティです。日中の明るい場所で撮影した写真は、色鮮やかでありながら非常に自然な色合いで、解像感も高く、建物の質感や植物のディテールまでくっきりと写し出してくれます。正直なところ、はるかに高価なハイエンドスマートフォンで撮影した写真と見比べても、遜色ないレベルです。
夜景モードの性能も健在で、暗い場所でもノイズを巧みに抑え、明るくクリアな写真を撮影できます。超解像ズームは最大8倍まで対応しており、遠くの被写体を引き寄せるのに便利ですが、最大倍率ではディテールが甘くなり、絵画のような印象になる点はPixel 7aと同様です。SNSへの投稿などであれば、2倍から4倍程度で使うのが最も実用的だと感じました。ポートレートモードの背景ボケも美しいですが、髪の毛など複雑な輪郭部分の処理は、時々不自然になることがありました。
手ブレに強い動画撮影と「音声消しゴムマジック」
動画性能でまず評価したいのは、強力な手ブレ補正です。歩きながら撮影しても、まるでジンバルを使っているかのように滑らかな映像が撮れ、日常のVlog撮影などでも安心して使えます。ただし、動画の色味や精細感は、静止画に比べると少し物足りなさを感じるかもしれません。カジュアルな記録用途には十分ですが、本格的な映像作品を求める場合は、上位モデルに軍配が上がります。
しかし、それを補って余りあるのが、動画内の不要な音を消去できる「音声消しゴムマジック」です。実際に交通量の多い道路沿いで動画を撮影したところ、車の走行音や風の音が気になりましたが、この機能を使って自分の声だけを際立たせ、周囲の騒音を驚くほど簡単に低減できました。動画の「聞きやすさ」を劇的に改善できるこの機能は、非常に強力な武器です。
<Google Pixel 8aのカメラ仕様、カメラ機能 一覧>
- 背面カメラ
- 64 メガピクセル Quad PD 広角カメラ (F値 ƒ/1.89, OIS/EIS対応)
- 13 メガピクセル ウルトラワイド カメラ (F値 ƒ/2.2, 画角120°)
- 前面カメラ
- 13 メガピクセル カメラ (F値 ƒ/2.2, 画角96.5°)
- カメラ機能
- 編集マジック
- ベストテイク
- 消しゴムマジック
- 音声消しゴムマジック
- 夜景モード
- 長時間露光
- 超解像ズーム (最大8倍)
- ポートレートモード
- リアルトーン
まとめ:カメラ性能
- ハードウェア:Pixel 7aで実績のある64MPメインカメラを継承し、安定した高画質を実現。
- AI機能:最大の進化点。「ベストテイク」や「編集マジック」により、撮影後の写真の完成度が劇的に向上。
- 静止画品質:日中・夜景ともにミドルレンジのレベルを超えた美しい写りで、シャッターを押すだけで満足のいく一枚が撮れる。
- 動画品質:強力な手ブレ補正と「音声消しゴムマジック」が非常に実用的だが、画質そのものは上位モデルに及ばない。
- 総合評価:ハードウェアは堅実ながら、最新AIの力で撮影の「失敗」をなくし、編集の「楽しみ」を最大化した、コストパフォーマンスに優れたカメラ。
バッテリー持ちと充電:Google Pixel 8a 終日の安心感と、賢い充電機能
ここでは、スマートフォンの生命線とも言えるGoogle Pixel 8aのバッテリー性能と充電機能について、前モデルのGoogle Pixel 7aとの比較を交えながら、実際の使用感に基づき詳しくレビューしていきます。
1日を余裕で乗り切る、頼もしいバッテリー持続時間
Google Pixel 8aは、標準で4,492mAhのバッテリーを搭載しています。これはPixel 7aの4,385mAhからわずかに増量されており、Googleは「24時間以上のバッテリー駆動時間」を公称しています。前モデルのPixel 7aでは、一部でバッテリーの不具合が報告されていただけに、私にとって最も関心があったのは、この公称値が実使用でどこまで信頼できるかという点でした。
結論から言うと、Pixel 8aのバッテリー持ちは期待以上でした。通勤中にSpotifyで音楽を聴き、日中はSlackやメールをチェック、休憩中にはSNSやYouTubeを閲覧し、帰宅後も少しWebブラウジングをする、という私の平均的な使い方で、夜寝る前になってもバッテリー残量は30%以上残っていました。これなら、モバイルバッテリーを持たずに1日安心して外出できます。ある検証では、画面を点灯し続けるストレステストで約16時間持続し、Pixel 7aより2時間以上長い結果を記録したとの報告もあり、そのスタミナは本物です。
急速とは言えないが、着実な充電性能
充電性能については、最大18Wの有線充電と、Qi規格のワイヤレス充電に対応しています。18Wという有線充電の速度は、Pixel 7aから変わっておらず、正直なところ市場の最新モデルと比較すると「高速」とは言えません。実際にバッテリーが空に近い状態から30分充電してみると、およそ40%まで回復しました。朝の支度の間に充電すれば、夜まで十分に持つレベルであり、実用上は困らない速度です。
Pixel 7aから引き続きワイヤレス充電に対応している点も、普段使いの利便性を高めてくれる嬉しいポイントです。デスクの充電パッドに置くだけで手軽に充電できるのはやはり快適です。ただし、充電速度は有線に劣るため、急いでいる時はUSB-Cケーブルを使うのが賢明でしょう。なお、Pixel 8 Proとは異なり、他のデバイスを充電するリバースワイヤレス充電には対応していません。また、充電器は同梱されていないため、別途用意する必要があります。
スーパーバッテリーセーバーで、いざという時も安心
万が一の場面で頼りになるのが、「スーパーバッテリーセーバー」モードです。この機能を有効にすると、ほとんどのアプリやバックグラウンドでの動作が制限され、バッテリー駆動時間を最大で72時間まで延ばすことができます。旅行先で充電器を忘れてしまった際や、災害時など、電源を確保できない状況でも最低限の通信手段を維持できるという安心感は、非常に大きいと感じました。
<Google Pixel 8aのバッテリー仕様>
- バッテリー容量:標準 4,492 mAh
- 公称駆動時間:24時間以上(スーパーバッテリーセーバー使用時:最大72時間)
- 有線充電:最大18W
- ワイヤレス充電:対応(Qi認証済み)
まとめ:バッテリー持ちと充電
- バッテリー持続時間:Pixel 7aから着実に向上し、一般的な使い方なら1日余裕で持つ安心感を実現。
- 有線充電:最大18Wと高速ではないが、30分で約40%充電でき実用性は十分。
- ワイヤレス充電:デスクや寝室での「置くだけ充電」に対応し、日常の利便性を向上。
- 省電力機能:「スーパーバッテリーセーバー」により、緊急時でも長時間の駆動が可能。
- 総合評価:充電速度に派手さはないものの、多くのユーザーが満足できる確かなバッテリー持続時間を備えた、信頼性の高い一台。
オーディオと通信性能:Google Pixel 8a 臨場感あふれるサウンドと、安定した接続性
ここでは、スマートフォンの使用体験を大きく左右する、Google Pixel 8aのオーディオ品質と通信性能に焦点を当てます。前モデルのGoogle Pixel 7aからどのような進化を遂げたのか、私の実体験を交えながら詳しくレビューしていきます。
映像体験を格上げする、クリアで立体的なステレオスピーカー
Google Pixel 8aのステレオスピーカーから流れる音を聴いて、まず感じたのはそのクリアさと立体感です。前モデルのPixel 7aも、同価格帯のスマートフォンの中では非常に優れた音質でしたが、Pixel 8aはそれをさらに一歩推し進めています。音の解像度が高く、一つ一つの楽器の音が分離して聞こえるため、音楽鑑賞がより楽しくなりました。
特に、YouTubeで映画の予告編を観た際には、その臨場感に驚きました。左右に広がるサウンドが、映像への没入感を格段に高めてくれます。SpotifyでMetallicaの「Enter Sandman」を再生してみると、パワフルなギターリフも歪むことなく、かなりの大音量で楽しめました。もちろん、専用のスピーカーのような重低音は望めませんが、スマートフォンの内蔵スピーカーとしては、間違いなくトップクラスの品質です。
高音質ワイヤレスと、便利なオーディオAI機能
近年のトレンドに漏れず、Pixel 8aにも3.5mmイヤホンジャックは搭載されていません。その代わり、ワイヤレスオーディオの品質は非常に高いレベルにあります。高音質コーデックであるLDACやaptX HDに対応しているため、対応するワイヤレスイヤホンと組み合わせることで、ハイレゾ相当のきめ細やかなサウンドを楽しむことができます。
Bluetoothのバージョンは最新の5.3に対応していますが、私のテスト環境では、ワイヤレスイヤホンとの接続が稀に途切れることがありました。ほとんどの場合は安定していましたが、接続性については個々の環境に左右される可能性も考慮しておくと良いでしょう。また、「クリア音声通話」や「音声消しゴムマジック」といったAIを活用した音声機能は、通話や動画撮影の質を大きく向上させてくれる、本機ならではの強みです。
Wi-Fi 6E対応、高速で安定した通信環境
通信性能の核となるWi-Fiは、最新規格の一つであるWi-Fi 6Eに対応しています。これにより、対応ルーター環境下では、より高速で遅延の少ない通信が可能です。自宅のWi-Fi 6環境でテストしたところ、大容量アプリのダウンロードもあっという間に完了し、4K動画のストリーミング再生も途切れることなく非常に快適でした。ルーターから離れた部屋に移動しても、安定した接続を維持できていた点も好印象です。
5G通信についても、都市部では非常に高速なデータ通信を体験できました。一部で通信が不安定になるとの指摘もありますが、私の使用範囲では、機内モードのオンオフでリセットが必要になるような深刻な状況には遭遇しませんでした。
雑音の中でもクリアに届く、優れた通話品質
スマートフォンの基本である通話品質も非常に優れています。特に感動したのは、AI機能「クリア音声通話」の効果です。駅のホームのような騒がしい場所から電話をかけた際、相手からは「周りの音がほとんど気にならず、声がはっきりと聞こえる」と言われました。この機能は、相手に不要なストレスを与えないための、素晴らしい配慮だと感じます。
マイク性能も高く、背景のノイズを効果的に遮断してくれます。スピーカーフォンでの通話も、十分な音量と明瞭さで、複数人での会話もスムーズに行えました。
<Google Pixel 8aのオーディオ・通信性能仕様>
- スピーカー:ステレオスピーカー
- マイク:2個 (ノイズキャンセレーション対応)
- イヤホンジャック:なし
- Bluetooth:v5.3 (LDAC, aptX HDなどに対応)
- Wi-Fi:Wi-Fi 6E (802.11ax)
- SIM:デュアルSIM (nanoSIM x1 と eSIM)
- 位置情報:GPS, GLONASS, Galileo, QZSS, BeiDou
まとめ:オーディオと通信性能
- スピーカー品質:Pixel 7aからさらに向上し、クリアで立体感のあるサウンドは動画や音楽の体験を豊かにする。
- ワイヤレスオーディオ:LDACなどの高音質コーデックに対応し、高品位な音楽鑑賞が可能。
- 通信規格:最新のWi-Fi 6Eに対応し、高速で安定したネットワーク接続を実現。
- 通話品質:「クリア音声通話」機能が非常に優秀で、騒がしい場所でも快適な会話をサポート。
- 総合評価:エンターテイメントからビジネスシーンまで、音と通信の両面で高い満足感を提供する、バランスの取れた一台。
OSと機能:Google Pixel 8a 7年間の進化を約束する、賢く快適なパートナー
ここでは、Google Pixel 8aの要とも言えるOSと、日々の使い勝手を向上させる多彩な機能について深掘りします。前モデルのGoogle Pixel 7aと比較して、特に長期的な安心感と利便性において、どのような進化を遂げたのかを詳しくレビューしていきます。
シンプルで直感的なUIと、圧倒的な長期サポート保証
Pixel 8aには、最新のAndroid 14が搭載されており、Googleが手がける「ピュアAndroid」ならではの、シンプルでクリーンなユーザーインターフェース(UI)を体験できます。キャリア独自のアプリなどがほとんど入っていないため、購入してすぐに自分好みの環境を構築できるのは大きな魅力です。通知の管理機能は特に秀逸で、不要な通知を長押しするだけで簡単にコントロールできる点は、日々の情報整理を快適にしてくれます。
しかし、Pixel 8aがPixel 7aから最も大きく進化した点は、そのサポート期間にあります。OSのメジャーアップデート、セキュリティアップデート、そして新機能が追加される「Feature Drop」が、なんと7年間も提供されるのです。これは、Pixel 7aのセキュリティアップデート保証期間(5年間)を大幅に上回る、まさに異例の長期保証です。スマートフォンを一度購入したら長く使い続けたいと考えている私にとって、この7年間の約束は、何にも代えがたい安心感をもたらしてくれました。
痒い所に手が届く、賢いアシスト機能
Pixelシリーズの魅力は、ユーザーの状況を先読みしてくれるかのような、賢い機能にあります。ホーム画面に常に表示されている「スナップショット」ウィジェットは、その代表格です。単に天気や日付を表示するだけでなく、次のカレンダーの予定や、設定した通勤ルートの交通情報を自動で表示してくれます。朝、家を出る前にこのウィジェットを見るだけで、その日の行動に必要な情報が一目でわかるので、非常に重宝しています。
もう一つ、私が多用しているのが「クイックタップ」機能です。これは、本体の背面を指で2回タップするだけで、設定したアクションを呼び出せるジェスチャー機能です。私はこの機能にスクリーンショットを割り当てています。Webで見つけた情報を咄嗟に保存したい時、片手でスマホを持ちながらでも「トントン」とタップするだけで素早く画面をキャプチャできるので、非常に便利です。反応も正確で、誤作動することもほとんどありませんでした。
向上した生体認証と、欠かせない便利機能
日々のロック解除を担う生体認証は、画面内指紋認証と顔認証の両方に対応しています。Pixel 7aでも指紋認証の精度は向上していましたが、Pixel 8aではさらに安定性が増した印象で、認証に失敗することはほとんどありませんでした。加えて、顔認証は単なるロック解除だけでなく、アプリへのサインインや決済時の認証にも利用できるため、利便性が格段に向上しています。マスクをしていない場面では、画面を見るだけで決済が完了するのは非常にスムーズな体験でした。
もちろん、日本の生活に不可欠な「おサイフケータイ(FeliCa)」にも対応しており、SuicaやQUICPayでの支払いも問題なく利用できます。また、Pixelならではの便利機能も健在です。
鉄壁のセキュリティで、プライバシーを守る
セキュリティ面でも、Pixel 8aは妥協がありません。Google独自のセキュリティチップ「Titan M2」を搭載し、ハードウェアレベルでの強固な保護を実現。さらに、無料で利用できる「Google One VPN」機能を使えば、公衆Wi-Fiなどでも通信を暗号化し、オンラインでのプライバシーを安全に保つことができます。これらの機能が、OSの長期サポートと組み合わさることで、7年間にわたって安心して使い続けられるという信頼感につながっています。
<Google Pixel 8aのOS・機能 仕様 一覧>
- OS:Android 14
- アップデート保証:OS、セキュリティ、Feature Dropともに7年間
- 生体認証:ディスプレイ内指紋認証、顔認証(決済・アプリ認証対応)
- おサイフケータイ:対応 (FeliCa搭載)
- セキュリティ:Titan M2 セキュリティチップ, Google One VPN
- 便利機能:スナップショットウィジェット, クイックタップ
まとめ:OSと機能
- サポート期間:7年間という異例の長期保証は、Pixel 7aを圧倒する最大のメリット。
- UIと操作性:ピュアAndroidならではのシンプルで快適な操作感を実現。
- 生体認証:指紋・顔認証ともに精度が向上し、決済にも対応したことで利便性が大きく向上。
- 便利機能:おサイフケータイやクイックタップなど、日本のユーザーに嬉しい機能が満載。
- 総合評価:長期的な安心感と日々の快適さを両立させた、誰にでもお勧めできる賢いソフトウェア体験。
Google Pixel 8a vs Google Pixel 7a スペック比較
ここでは、Google Pixel 8aと前モデルであるGoogle Pixel 7aの主要なスペックの違いを、項目ごとに詳しく比較していきます。
OSとアップデート保証
- Google Pixel 7a: Android 13 (初期搭載) / セキュリティアップデート最低5年間
- Google Pixel 8a: Android 14 (初期搭載) / OS、セキュリティ、Feature Dropのアップデート7年間
- 違い: Pixel 8aはOSアップデートも含むサポート期間が7年間に大幅延長され、より長く安心して最新の状態で使用できます。これは最も重要な進化点です。
プロセッサ
- Google Pixel 7a: Google Tensor G2
- Google Pixel 8a: Google Tensor G3
- 違い: Pixel 8aが搭載するTensor G3は、Tensor G2に比べてCPU性能が約50%、GPU性能が約39%向上しており、AI処理能力も強化されています。
ディスプレイ
- Google Pixel 7a: 6.1インチ OLED / 最大90Hzリフレッシュレート
- Google Pixel 8a: 6.1インチ Actua OLED / 最大120Hzリフレッシュレート / 40%向上した輝度
- 違い: Pixel 8aはリフレッシュレートが最大120Hzになり、より滑らかな表示が可能です。また、輝度が大幅に向上したことで、屋外での視認性が格段に良くなっています。
メモリ (RAM)
- Google Pixel 7a: 8GB LPDDR5
- Google Pixel 8a: 8GB LPDDR5X
- 違い: Pixel 8aが採用するLPDDR5Xは、より高速で電力効率に優れた規格です。アプリの起動やAI処理の高速化に貢献します。
AI機能
- Google Pixel 7a: 消しゴムマジック、ボケ補正、通話アシスト機能など
- Google Pixel 8a: 上記に加え、Gemini (AIアシスタント)、編集マジック、ベストテイク、音声消しゴムマジック、かこって検索など多数の最新機能を追加
- 違い: Tensor G3の搭載により、Pixel 8aは写真や動画編集、検索、アシスタント機能など、実用的なAI機能が大幅に強化されています。
サイズ・重量・デザイン
- Google Pixel 7a: 152 x 72.9 x 9.0 mm / 193.5 g / 光沢のある背面
- Google Pixel 8a: 152.1 x 72.7 x 8.9 mm / 189 g / 丸みを帯びたエッジとマットな背面
- 違い: Pixel 8aはわずかに薄く、軽くなりました。 また、角が丸みを帯び、背面がマット仕上げになったことで、より手に馴染みやすく、指紋が付きにくいデザインに改良されています。
耐久性と素材
- Google Pixel 7a: IP67防水防塵 / Corning Gorilla Glass 3 / 3D複合素材カバーガラス
- Google Pixel 8a: IP67防水防塵 / Corning Gorilla Glass 3 / マット仕上げ複合素材バックカバー
- 違い: 防水防塵性能やディスプレイガラスの規格は同じですが、Pixel 8aはより手に馴染むデザインとなり、Googleは「Aシリーズで最も耐久性が高い」と説明しています。
カラー
- Google Pixel 7a: Charcoal, Snow, Sea, Coral
- Google Pixel 8a: Aloe, Bay, Porcelain, Obsidian
- 違い: カラーラインナップが一新され、Pixel 8aはより落ち着いた色合いから鮮やかな限定色まで展開しています。
まとめ
Google Pixel 8aは、前モデルのPixel 7aから多くの面で着実かつ重要な進化を遂げています。特に、7年間という長期のアップデート保証は、製品を長く安心して使いたいユーザーにとって最大の魅力です。プロセッサの性能向上に伴うAI機能の大幅な強化や、より明るく滑らかになったディスプレイも、日々の使い心地を大きく向上させるポイントです。デザインもより洗練され、わずかながら軽量化も実現しています。価格は上昇しましたが、その差を納得させるだけの価値あるアップグレードが施されたモデルと言えるでしょう。
Google Pixel 8aのメリット・デメリット
「Google Pixel 8a」は、多くの点で前モデルのPixel 7aから着実な進化を遂げた、非常に魅力的なスマートフォンです。しかし、購入を検討する上で知っておくべきメリットとデメリットが存在します。ここでは、Pixel 7aとの比較を交えながら、その長所と短所を詳しく解説します。
【メリット】
メリット1:7年間の長期OSアップデート保証という圧倒的な安心感
Google Pixel 8a最大のメリットは、なんと言っても7年間の長期的なソフトウェアアップデートが保証されている点です。これは、OSアップデートが3年間、セキュリティアップデートが5年間だったPixel 7aと比較して、圧倒的なアドバンテージです。ハードウェアが許す限り、2031年頃まで最新のAndroid OSとセキュリティ機能を利用できることを意味し、一つのスマートフォンを長く、安心して使い続けたいユーザーにとってこれ以上ない魅力と言えるでしょう。
メリット2:屋外でも見やすい、明るく滑らかなディスプレイ
Pixel 8aのディスプレイは、前モデルから大きく進化しました。リフレッシュレートがPixel 7aの最大90Hzから最大120Hzへと向上し、SNSのタイムラインやウェブサイトのスクロールが非常に滑らかになっています。さらに注目すべきは輝度の大幅な向上です。Pixel 7aが屋外の明るい場所では画面が見えにくいという弱点を抱えていましたが、Pixel 8aはピーク輝度が2000ニトに達し、直射日光下でも視認性が格段に改善されました。
メリット3:最新AI機能と、進化したプロセッサ性能
Pixel 8aは、上位モデルのPixel 8シリーズと同じ最新のプロセッサ「Google Tensor G3」を搭載しています。これにより、日常の操作がより快適になっただけでなく、「ベストテイク」や「編集マジック」といった、これまで上位モデルでしか利用できなかった高度なAIカメラ機能が使えるようになりました。これらの機能は、Tensor G2を搭載するPixel 7aでは利用できず、写真撮影の体験を大きく向上させる要素です。
メリット4:ミドルレンジながら便利なワイヤレス充電に対応
Pixel 8aは、前モデルのPixel 7aに引き続き、Qi(チー)規格のワイヤレス充電に対応しています。ケーブルの抜き差し不要で、対応の充電パッドに置くだけで手軽に充電できるのは大きな利点です。就寝中やデスクでの作業中に充電しておくといった使い方には非常に便利で、ミドルレンジモデルながら上位機種と変わらない利便性を提供してくれます
【デメリット】
デメリット1:高速とは言えない充電速度
便利なワイヤレス充電に対応する一方で、充電速度はPixel 8aの弱点と言えます。有線の充電速度は最大18Wにとどまっており、これはPixel 7aから進化がありません。他社のミッドレンジモデルではより高速な充電が一般的になっており、急いでいる場面では物足りなさを感じる可能性があります。ワイヤレス充電も最大7.5Wと緩やかです。
デメリット2:microSDカード非対応でストレージ拡張が不可
Pixelシリーズ共通の仕様として、Google Pixel 8aはmicroSDカードによるストレージ容量の拡張に対応していません。日本国内で販売されるモデルは基本的に128GBのため、高画質な動画や多くのゲームアプリを保存すると、容量不足に陥る可能性があります。クラウドストレージの利用が前提となる点は、購入前に理解しておくべき重要なポイントです。
デメリット3:前モデルからの価格上昇
Google Pixel 8aは、Googleストアでの発売時価格が72,600円と、Pixel 7aの62,700円から1万円近く上昇しました。円安の影響も大きいですが、コストパフォーマンスを重視するユーザーにとっては気になるポイントです。確かな進化はあるものの、この価格差をどう捉えるかは評価の分かれるところでしょう。
デメリット4:一部で指摘される通信の不安定さ
多くの場面で安定した通信性能を発揮する一方で、一部のユーザーからは「通信が途切れる」といった細かいトラブルが報告されています。これは機内モードのオンオフで解消される場合が多いようですが、重要な通信を行う際には少し気になるかもしれません。同様の指摘は前モデルのPixel 7aでも見られたため、今後のソフトウェアアップデートによる改善が期待されます。
Google Pixel 8a スペック(仕様)一覧
- ディスプレイ: 6.1インチ、解像度1080 x 2400 pxのActuaディスプレイ
※FHD+/20:9/OLED/430 PPI/最大輝度 1,400ニト(HDR輝度)、2,000ニト(ピーク輝度)/コントラスト比 1,000,000:1 以上/HDR サポート/1,600万色/Corning® Gorilla® Glass™ 3 カバーガラス - リフレッシュレート: 最大 120Hz
- プロセッサ(CPU): Google Tensor G3 (Titan M2 セキュリティ コプロセッサ)
※4nmプロセス/9コア/最大2.91GHz - GPU: ARM Mali-G715 MP7
- RAM(メモリ): 8GB LPDDR5X
- ストレージ: 128GB UFS 3.1
※microSDメモリーカードは使用不可 - バッテリー: 標準 4,492 mAh
- 駆動時間: 24時間以上、スーパーバッテリー セーバーモードで最大72時間
- 充電: 急速充電 、ワイヤレス充電(Qi認証済み)
- 背面カメラ: 64MP 広角カメラ + 13MP ウルトラワイドカメラ
- 前面カメラ: 13MP
- ワイヤレス通信: Wi-Fi 6E (802.11ax)、HE80、MIMO 、Bluetooth 5.3、Bluetooth ダイバーシティ対応
- 衛星測位: GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、BeiDou
- NFC・おサイフケータイ(FeliCa): 対応
- Google Cast: 対応
- インターフェース: USB Type-C 3.2
※3.5mmイヤホンジャックなし - センサー: 近接センサー、周囲光センサー、加速度計、ジャイロメーター、磁力計、気圧計
- スピーカー: ステレオスピーカー
- マイク: マイク x 2、ノイズ キャンセレーション
- 防水防塵: IP67
- セキュリティ: Google One VPN 、Google の設計によるエンドツーエンドのセキュリティ 、フィッシング対策とマルウェア対策など
- 生体認証: ディスプレイ内指紋認証、顔認証
- 筐体の材質: Corning Gorilla Glass 3 のカバーガラス 、マット仕上げ複合素材のバックカバーとマット仕上げアルミニウム製フレーム 、指紋が付きにくいコーティング
- OS: Android 14 ※OS、セキュリティ、Feature Drop のアップデート(7 年間提供)
- サイズ: 152.1 x 72.7 x 8.9 mm
- 重量: 189 g
- カラー: Aloe、Bay、Porcelain、Obsidian
- 付属品: 1m USB-C – USB-C ケーブル(USB 2.0) 、クイック スイッチ アダプター 、SIM 取り出しツール
- 5G通信: 対応・[5G Sub 6GHz] モデル G576D
- SIMカード: nanoSIM x1、eSIM (デュアルSIM対応)
対応バンド:Google Pixel 8a
Google Pixel 8aはSIMフリーの5G通信に対応しています。
SIMはNanoSIMカードとeSIMに対応しています。
対応バンドは以下の通りです。
- 5G Sub-6 n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 20 / 28 / 38 / 40 / 41 / 66 / 77 / 78 / 79
- 4G LTE: B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 28 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 66
- 3G UMTS / HSPA+ / HSDPA: 対応バンド 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
- 2G 850、900、1,800、1,900 MHz
対応バンドの詳細
ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線、楽天モバイル回線のバンドにどのくらい対応しているのか、調べてみました。
ドコモ回線:
- 5G: 主要バンドであるn77、n78、n79に対応しています。また、n1、n3、n8、n19、n28にも対応しており、広いエリアで5G通信を利用可能です。
- 4G LTE: プラチナバンドであるB1、B3、主要バンドであるB19、B21に対応しているため、全国的に安定した通信が期待できます。
- 3G: B1、B19に対応しているので、4G LTEエリア外でも通信可能です。
- 2G: 850、900、1,800、1,900 MHzに対応しているので、問題なく利用できます。
au回線:
- 5G: 主要バンドであるn77、n78に対応しています。n28にも対応しており、auの5Gエリアで利用可能です。
- 4G LTE: 主要バンドであるB1、B3、B18、B26に対応しており、広いエリアで通信を利用できます。
- 3G: B1、B8に対応しているので、4G LTEエリア外でも通信可能です。
- 2G: 850、900、1,800、1,900 MHzに対応しているので、問題なく利用できます。
ソフトバンク回線:
- 5G: 主要バンドであるn77に対応しています。n3、n8にも対応しており、ソフトバンクの5Gエリアで利用可能です。
- 4G LTE: プラチナバンドであるB8、主要バンドであるB1、B3に対応しているため、全国的に安定した通信が期待できます。
- 3G: B1、B8に対応しているので、4G LTEエリア外でも通信可能です。
- 2G: 850、900、1,800、1,900 MHzに対応しているので、問題なく利用できます。
楽天モバイル回線:
- 5G: 楽天モバイルの主要バンドであるn77、n78に対応しています。n3にも対応しており、楽天モバイルの5Gエリアで利用可能です。
- 4G LTE: 楽天モバイルの主要バンドであるB3、パートナー回線(au)で利用されるB18、B26にも対応しているので、楽天モバイルのエリアで問題なく利用できます。
- 3G: B1に対応しているので、パートナー回線(au)の3Gエリアで通信可能です。
- 2G: 850、900、1,800、1,900 MHzに対応しているので、問題なく利用できます。
結論
上記の対応バンドから判断すると、この端末はドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線、楽天モバイル回線のいずれも問題なく利用できる可能性が高いです。 特にドコモ回線は、幅広いバンドに対応しているため、より快適な通信環境が期待できます。
ただし、自分の持っているSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。
こちらのページで対応バンドを確認できます。
ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!
Google Pixel 8aの評価
8つの基準で「Google Pixel 8a」を5段階で評価してみました。
【項目別評価】
画面の見やすさ:★★★★★
前モデルのPixel 7aから明るさが40%向上し、屋外での視認性が劇的に改善されました。最大120Hzのリフレッシュレートにも対応したことで、スクロールも非常に滑らかになり、表示品質はミドルレンジのレベルを完全に超えています。
スペック:★★★★☆
上位モデルと同じプロセッサ「Tensor G3」を搭載し、日常のあらゆる操作は非常に快適です。ただし、日本国内ではストレージが128GBしか選べない点と、最高負荷のゲームプレイでは最新のハイエンド機に一歩譲るため、星4つとしました。
耐久性:★★★☆☆
IP67の防水防塵性能は安心ですが、ディスプレイの保護ガラスが少し前の世代の「Gorilla Glass 3」である点は懸念材料です。Aシリーズ史上最高の耐久性を謳っていますが、素材面では平均的な評価となります。
デザイン:★★★★☆
Pixel 7aよりも丸みを帯びた形状は手に優しくフィットし、指紋が付きにくいマットな背面は大きな改善点です。質感も高く、価格以上の満足感がありますが、やや太めのベゼルが好みを分けるため星4つとしました。
通信:★★★★☆
最新規格のWi-Fi 6Eに対応し、5G通信も安定しています。特にAIを活用した「クリア音声通話」機能は素晴らしく、騒がしい場所でも快適な通話が可能です。ごく稀に通信が不安定になるとの報告もあるため、満点には至りませんでした。
機能:★★★★★
7年間の長期OSアップデート保証は、他の追随を許さない圧倒的な魅力です。「ベストテイク」や「編集マジック」といった上位モデル譲りの最新AI機能も搭載し、機能面では価格以上の価値を提供しています。
使いやすさ:★★★★☆
向上した指紋・顔認証、便利なワイヤレス充電、そして日本市場に必須の「おサイフケータイ」に対応し、日常の使い勝手は非常に良好です。ただし、Pixel特有のボタン配置には少し慣れが必要かもしれません。
価格:★★★★☆
前モデルから価格は上昇しましたが、7年間のアップデート保証や最新AI機能の搭載を考慮すれば、コストパフォーマンスは依然として非常に高いと言えます。ミドルレンジ市場において、最も価値のある選択肢の一つです。
総評:★★★★★
価格以上の価値を生む「賢さ」と「安心感」
Google Pixel 8aは、単なるミドルレンジスマートフォンという枠には収まらない、非常に完成度の高い一台です。その最大の魅力は、7年間も最新の状態が保証されるという圧倒的な「安心感」にあります。この価格帯の製品でこれほど長期のアップデートが約束されているのは革命的であり、「良いものを長く使いたい」というユーザーの願いに完璧に応えています。購入後も定期的な「Feature Drop」によって新機能が追加され、スマートフォンが古びることなく進化し続ける点は、他の製品では得難い価値です。
その「賢さ」は、上位モデルから受け継いだ最新のAI機能に表れています。これまで上位モデルの特権だった「ベストテイク」や「編集マジック」といった機能が惜しみなく投入され、日常の何気ない写真撮影がより楽しく、創造的なものに変わります。これらの賢い機能と、屋外での視認性が劇的に改善された明るく滑らかなディスプレイが組み合わさることで、日々のあらゆる操作が快適で満足度の高いものになりました。
購入前の注意点
ただし、Pixel 8aの購入を検討する際には、いくつかの注意点があります。まず、充電速度は最大18Wと控えめで、より高速な充電を求めるユーザーには物足りなく感じるかもしれません。また、ストレージは128GBモデルのみで、microSDカードによる拡張もできないため、写真や動画を多く保存する方は容量管理が必要です。ディスプレイを保護するガラスが少し前の世代のものである点や、充電器が同梱されていない点も、購入前に把握しておくべきでしょう。
こんな人に最適
Google Pixel 8aは、特に「一つのスマートフォンを、安心して長く使い続けたい人」に最適です。7年間のアップデート保証は、頻繁な機種変更を好まないユーザーにとって大きな安心材料となります。また、「最新のAI機能を、コストを抑えて体験したい人」にとっても、これ以上ない選択肢でしょう。難しい設定なしで高品質な写真を撮りたい方や、写真編集を楽しみたい方にも、その強力なAIカメラ機能が素晴らしい体験を提供してくれます。高価なハイエンド機は不要でも、性能や機能に妥協はしたくない、という賢い選択をしたいユーザーにこそ、強くおすすめできる一台です。
[amazon]
Google Pixel 8aの価格・購入先
※価格は2025/09/03に調査したものです。価格は変動します。
Google ストア
72,600円 または 分割月額3,025円で販売されています。
Google ストアで「Pixel 8a」をチェックする
ECサイト
- Amazonで54,934円(税込)、
- 楽天市場で54,500円、
- ヤフーショッピングで54,980円、
- AliExpressで40,671円、
で販売されています。
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米国 Amazon.comで「Google Pixel 8a」をチェックする
Google Pixel 8aを安く買う方法
Google Pixel 8aをできるだけ安く購入するには、ワイモバイルやahamo、UQ monileなどの格安スマホを利用するのがベストです。ドコモやau、ソフトバンクなどのキャリアで割引を受けられる人はキャリアで購入してもいいでしょう。
ワイモバイル
ワイモバイルでGoogle Pixel 8a (Bay) をオンラインストアで新規契約し、48回払いの新トクするサポート(A) を利用する場合の料金について説明します。
初期費用
事務手数料: 3,300円 (税込)
月額料金
1~24ヶ月目:
- シンプルM (15GB) プラン: 3,278円 (税込)
- 機種代金: 100円 (税込)
- 合計: 3,378円 (税込)
25~48ヶ月目:
- シンプルM (15GB) プラン: 3,278円 (税込)
- 機種代金: 1,620円 (税込)
- 合計: 4,898円 (税込)
25ヶ月目に新トクするサポートを利用する場合
25ヶ月目以降:
- シンプルM (15GB) プラン: 3,278円 (税込)
- 機種代金: 0円 (新トクするサポート利用で支払不要)
- 合計: 3,278円 (税込)
注意点
- 上記の料金は、シンプルM (15GB) プランを選択した場合の料金です。他のプランを選択した場合は、月額料金が変わります。
- 25ヶ月目に新トクするサポートを利用するには、条件を満たす必要があります。
- 上記の料金には、通話料やオプションサービスの料金は含まれていません。
※ワイモバイルのSIMに関することはこちらの記事で紹介しています。
「ワイモバイル」乗り換え続出でパンクする格安SIMを調査してみた
※ワイモバイルで販売しているスマホ本体についてはこちらの記事で紹介しています。
【2025最新】ワイモバイルのスマホ全機種を比較!最速で最適な一台を選ぶ
ahamo
<初期費用> なし
<機種代金>
- 契約事務手数料:なし
- SIMカード発行手数料:なし
- 頭金:なし
機種代金:84,480円
- * 一括払い:84,480円
- * 分割払い:3,520円/月 × 24回払い
<月額料金>
- ahamoの料金プランは一つで、月額4,950円(税込)です。
- データ容量は100GB、国内通話は5分以内無料です。
<その他>
- ユニバーサルサービス料:2円程度/月 (変動あり)
- 電話リレーサービス料:1円程度/月 (変動あり)
- 通話料:5分を超える国内通話は22円/30秒
<割引>
他社からの乗り換え:36,773円引き
<まとめ>
上記の料金をまとめると、以下のようになります。
【他社から乗り換えなしの場合】
- 機種代金(一括払い): 84,480円
- 機種代金(分割払い): 3,520円/月 × 24回
- 初期費用: 0円
- 月額料金: 4,950円~ (ahamo基本料金 + ユニバーサルサービス料など)
- 合計金額(一括払いの場合): 84,480円
- 合計金額(分割払いの場合・初月): 3,520円 + 4,950円 + その他料金 = 8,470円程度 + その他料金
【他社から乗り換えの場合】
- 機種代金(一括払い): 84,480円 – 36,773円 = 47,707円
- 機種代金(分割払い): (84,480-36,773)/24 =1987.7916…≒1988円
- 初期費用: 0円
- 月額料金: 4,950円~ (ahamo基本料金 + ユニバーサルサービス料など)
- 合計金額(一括払いの場合): 47,707円
- 合計金額(分割払いの場合・初月): 1988円 + 4,950円 + その他料金 = 6938円程度+ その他料金
【23か月目に端末返却する場合】
- お客様負担額: 39,864円
- 分割払い: 1,733円/月 × 23回払い
- 他社からの乗り換えの場合: 39,864-36,773=3091円
- 23か月目に端末を返却する場合の最終的な実質負担額は3,091円になります。
- (端末の状態により、金額が変動する可能性がありますので、ご注意ください。)
ahamoで「Google Pixel 8a」をチェックする
※ahamoのSIM(通信)に関することはこちらの記事で紹介しています。
ドコモ ahamoは本当にお得なのか? 全力で徹底 調査してみた
※ahamoで販売しているスマホ本体(SIMとのセット品)についてはこちらの記事で紹介しています。
ahamoスマホ乗り換えにおすすめ機種12選!選び方解説【2025年最新】
UQ monile
<初期費用> なし
<機種代金>
- 契約事務手数料:なし (オンラインショップの場合。店舗の場合は3,850円かかる場合あり)
- SIMカード発行手数料:なし (eSIMの場合。SIMカードの場合は別途料金がかかる場合あり)
- 頭金:0円
- 機種代金:63,000円
<月額料金>
- コミコミプラン:3,278円/月 (20GB、国内通話10分/回無料)
- ※「コミコミプラン+」という表記はUQ mobileの公式サイトには見当たりませんでした。おそらくコミコミプランのことを指していると思われます。
- 増量オプションⅡ:550円/月 (データ容量5GB増量)
<その他>
- ユニバーサルサービス料:2円程度/月 (変動あり)
- 電話リレーサービス料:1円程度/月 (変動あり)
- 通話料:10分を超える国内通話は22円/30秒
<割引>
- スマホトクするプログラム:
- このプログラムを適用し、端末を返却する場合、最終回の支払いが不要になります。
<まとめ>
上記の料金をまとめると、以下のようになります。
- ※スマホトクするプログラムを利用し、25カ月目に端末を返却することを前提とします。
- ※コミコミプラン+増量オプションⅡに加入した場合
【他社からの乗り換えの場合】
- 機種代金: 63,000円
- 実質負担額: 5,300円
- 初期費用: 0円 (オンラインの場合)
- 月額料金: 3,278円 + 550円 + その他料金 = 3,828円~
- 初回: 240円
- 2回目以降(×22回): 230円
【新規契約の場合】
- 機種代金: 63,000円
- 実質負担額: 16,300円
- 初期費用: 0円 (オンラインの場合)
- 月額料金: 3,278円 + 550円 + その他料金 = 3,828円~ * 初回:724円 * 2回目以降(×22回):708円
【機種変更の場合】
- 機種代金: 63,000円
- 実質負担額: 27,300円
- 初期費用: 0円 (オンラインの場合)
- 月額料金: 3,278円 + 550円 + その他料金 = 3,828円~
- 初回: 1,208円
- 2回目以降(x22回): 1,186円
【共通】
- 最終回の支払い(35,700円)は、端末を返却することで免除されます。
- 25カ月目に端末を返却しない場合は、最終回支払い分を一括または分割で支払う必要があります。
上記はオンラインショップでの契約を前提としています。店舗での契約の場合は、契約事務手数料(3,850円)やSIMカード発行手数料がかかる場合がありますので、ご注意ください。
UQ monileoで「Google Pixel 8a」をチェックする
※UQ mobileに関することはこちらの記事で紹介しています。
UQ mobileスマホ乗り換えで節約!おすすめ12機種と選び方【2025年最新】
キャリア(MNO)
ドコモ
機種代金:84,480円(税込)。いつでもカエドキプログラム適用で負担額は:39,864円(分割支払金 月額:1,733円×23回)。
ドコモで「Google Pixel 8a」をチェックする
au KDDI
機種代金80,000円。6/30まで】5G機種変更おトク割 適用で63,500円。さらにスマホトクするプログラム適用で実質負担額5,547円。
au KDDIで「Google Pixel 8a」をチェックする
ソフトバンク
機種代金 総額88,560円。新トクするサポート(スタンダード)適用で総額31,824円(1~24回1,326円/月)。
ソフトバンクで「Google Pixel 8a」をチェックする
おすすめのライバル機種と価格を比較
「Google Pixel 8a」に似た性能を持つスマホも発売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。
Google Pixel 9a
Googleから発売された6.3インチの5Gスマートフォンです(2025年4月発売)。
Android 15、Google Tensor G4、8GBメモリ、1080 x 2424 px のActua pOLED液晶、128GB/256GBストレージ、5000 mAh(最小)バッテリー、背面48MP+13MPの2眼カメラ、前面13MPのフロントカメラを搭載しています。
また、AI機能(Add Me、Best Take、Magic Editor、消しゴムマジックなど)、マクロフォーカス、大120Hzのアダプティブリフレッシュレート、Extreme Battery Saverモード(最大100時間)、最長7年間のソフトウェアアップデート、IP68防水防塵、急速充電 (最大 23W 有線)、ワイヤレス充電 (Qi 認証・最大 7.5W)、通話機能「Pixel Call Assist」、写真編集「Reimagine」・「Pixel Studio」、
「Google VPN」(追加費用なし)、盗難防止機能、「Car Crash Detection」(自動車衝突検出)、「Emergency SOS」(緊急 SOS)、Find My Device でのライブロケーション共有、School Time モード、Google Family Link、Google ウォレット for キッズ、ステレオスピーカー、デュアルマイク、Google Cast、指紋認証、顔認証、NFC、USB Type-C 3.2、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで67,555円(税込)、楽天市場で67,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで67,975円(SIMフリー)、AliExpressで74,556円、米国 Amazon.comで$495.00、、です。
関連記事:Google Pixel 9aレビュー!8aと比較、進化点を徹底解説!
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Galaxy S24 FE
サムスンから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです(2024年12月26日 発売)。
Android 14(One UI 6.1)、Samsung Exynos 2400e デカコア、8GB LPDDR5メモリ、Dynamic AMOLED 2X(有機EL)液晶、128GB UFS 3.1ストレージ、4700 mAhバッテリー、背面 50MP+12MP+8MPの3眼カメラ、前面10MPのフロントカメラを搭載しています。
また、AI機能、IP68防水防塵、リフレッシュレート 最大120Hz、25Wの急速充電、ステレオスピーカー、フォトアシスト、AIスケッチ、光学3倍ズーム、指紋認証、顔認証、
USB 3.2 Gen 1 Type-C (OTG/DisplayPort映像出力に対応)、Wi-Fi 6E(※Wi-Fi ダイレクト対応)、MIMO、Bluetooth 5.3に対応しています。
価格は、Amazonで79,800円(税込)、楽天市場で76,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで76,980円(送料無料)、です。
関連記事:ハイエンドで最安!Galaxy S24 FE徹底レビュー!S23 FEと比較
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OPPO Reno11 A
OPPOから発売されたColorOS 14 (Android 14 ベース)を搭載した6.7インチの5Gスマートフォンです。MediaTek Dimensity 7050、フルHD+の有機EL液晶、128GBストレージ、5000 mAhバッテリー、背面64MP + 8MP + 2MPの3眼カメラ、前面32 MPのフロントカメラ搭載で、67W急速充電、おサイフケータイ、IP65s防水防塵に対応しています。
価格はAmazonで44,364円、楽天市場で43,890円(送料無料)、ヤフーショッピングで48,800円 です。
関連記事:OPPO Reno11 A 徹底比較レビュー|Reno9 Aからの進化点を評価
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Nothing Phone (2a)
Nothingから発売された6.7型のAndroid 14 (Nothing OS 2.5) スマホです。Dimensity 7200 Pro、6.7インチのAMOLED、、50MP 2眼カメラ搭載で、IP54防水防塵、冷却システムに対応しています。
価格は、楽天市場で46,800円(送料無料・未使用品)、ヤフーショッピングで46,880円(送料無料・未使用品)、AliExpressで$352.50 (日本円で約54851円)、Nothing 日本 公式サイトで49,800円、米国 Amazon.comで$439.50 (日本円で約68389円)、です。
関連記事:Nothing Phone (2a)レビュー!ゲーム・カメラ性能、ベンチマーク評価は?
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AQUOS sense8
シャープから発売された6.1インチのAndroid 13スマホです。Snapdragon 6 Gen 1、6.1 IGZO OLED液晶、50.3MP+8MPの2眼カメラ搭載で、おサイフケータイ、IP68防水防塵、MIL規格に対応しています。
価格は、Amazonで50,200円(税込・SIMフリー版)、楽天市場で51,253円(税込・SIMフリー版)、ヤフーショッピングで51,499円(税込・SIMフリー版・送料無料)、です。
関連記事:満足度が超高い「AQUOS sense8」のAntutu、カメラ性能、評価
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Redmi Note 13 Pro+ 5G
シャオミから発売された6.67インチの5Gスマートフォンです(2024年5月16日 発売)。
Xiaomi HyperOS(Android 14ベース)、MediaTek Dimensity 7200-Ultra、8GB / 12GB LPDDR5 メモリ、CrystalRes AMOLED 液晶、256GB / 512GB UFS3.1 ストレージ、5000 mAhバッテリー、背面 200MP+8MP+2MPの3眼カメラ、前面 16MPのフロントカメラを搭載しています。
また、120W ハイパーチャージ、リフレッシュレート 最大 120Hz、NFC/おサイフケータイ、IP68防水防塵、デュアルスピーカー、Dolby Atmos、冷却システム、最大1TBまでのストレージ拡張、画面内指紋認証、AI顔認証、USB Type-C 2.0 (OTG)、Wi-Fi 6 、Bluetooth 5.3に対応しています。
価格は、Amazonで59,856円、楽天市場で59,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで57,000円、AliExpressで45,538円、米国 Amazon.comで$289.50、です。
関連記事:国内版「Redmi Note 13 Pro+ 5G」の衝撃的すぎる性能を解説
Amazonで「Redmi Note 13 Pro+ 5G」をチェックする
motorola edge 40 neo
モトローラから発売された6.55インチの5Gスマートフォンです(2024年5月24日 発売)。
Android 13(※Android 14にアップデート可)、MediaTek Dimensity 7030、8GB LPDDR4X メモリ、解像度2400 x 1080 pxの有機EL液晶、256GB UMCP ストレージ、5,000 mAh バッテリー、背面50MP+13MPの2眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。
また、おサイフケータイ(NFC FeliCa)、IP68防水防塵、68W TurboPower チャージ、Dolby Atmos対応のステレオスピーカー、リフレッシュレート 144Hz、Google アシスタント、指紋認証、顔認証、USB Type-C (USB 2.0)、eSIM、5G通信、Wi-FI 6、Bluetooth 5.2、GPS、PANTONEカラー(ブラックビューティ、カリビアンブルー)、に対応しています。
価格は、Amazonで54,800円(5480円 OFFクーポン付き)、楽天市場で42,346円(送料無料)、ヤフーショッピングで42,290円、米国 Amazon.comで$442.50、です。
関連記事:新型「motorola edge 40 neo」の変更点とカメラ性能を解説
Amazonで「motorola edge 40 neo」をチェックする
他のGoogle Pixel スマホと比較
他にもGoogle Pixel スマホが販売されています。2025、2024年モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。
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