「iPad Pro M2」(2022)と最新のハイエンド タブレットを徹底 比較!

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iPad Pro M2」と最新のハイエンド タブレットを徹底 比較!価格やAntutuベンチマーク、スペックの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2024年5月15日、「iPad Pro M4」が発売されました。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「iPad Pro M2」の特徴

iPad Pro M2 main

2022年10月26日、日本で米国 Apple(アップル)が開発した新型「iPad Pro」(アイパッド プロ)が発売されました。

iPadOS 16とM2チップを搭載したハイエンドなタブレットで、11インチと12.9インチ モデルを用意しています。

Appleからは2021年5月にiPadOS 14.5を搭載した「iPad Pro」が発売され、驚異的な性能を持つ、史上最高のタブレットとして評判になりました。

新モデルはM2チップを搭載したことで、それをはるかにしのぐ性能を持つタブレットとして早くも話題になっています。

早速どんなタブレットなのか、その性能を詳しく見ていきましょう。

Apple M2チップ・最大16GBメモリ・iPadOS 16

iPad Pro M2」は新たにApple M2チップと10コアGPU+16コアのNeural エンジンを搭載。CPUはM1と比べて最大15%高速化し、GPUは最大25%高速化しています。また、メモリは8GB16GBを用意。M1より50%増えた100GB/sのユニファイドメモリ帯域幅を備え、最大16GBの高速ユニファイドメモリに対応したことで、膨大な写真管理や複雑な3Dオブジェクトの編集でもスムーズに動作します。

そのほか、OSにiPadOS 16を採用。改善された「メッセージ」機能、新しいツールを追加したメール/Safari、新しい天気アプリケーション、写真とビデオの新しい操作方法、アプリとウインドウを自動的に整理し、タスク間の切り替えをすばやく簡単にできる「ステージマネージャ」などの新機能が追加されています。

Liquid Retina XDR液晶・10時間バッテリ・最大2TB

iPad Pro M2」はLiquid Retina (XDR)ディスプレイを搭載。11インチモデルと12.9インチモデルの2種類を用意し、最大120HzProMotionリフレッシュレート)にも対応しています。

また、Wi‑Fiでのインターネット利用、ビデオ再生時で最大10時間駆動するバッテリーを搭載。Thunderbolt/USB4ポートによる高速な充電も利用できます。そのほか、8GBメモリ搭載モデルで128GB、256GB、512GBストレージを搭載。16GBメモリ搭載モデルは1TBまたは2TBストレージを搭載しています。

手書き機能・12MP2眼カメラ・4スピーカー

iPad Pro M2」は第2世代Apple Pencilに対応。iPadOS 16と組み合わせることで、ディスプレイの最大12mm上まで検知し、より高い精度で描くことができるほか、手書き文字をテキストに変換する機能「スクリブル」も高速化しています。

また、背面に高品質なProResビデオ撮影に対応した12MP(広角)+10MP(超広角)の2眼カメラを搭載。前面には12MPのTrueDepthカメラを搭載し、動く被写体を自動で最適な画角に調整する「センターフレーム」や背景をぼかす「ポートレートモード」などの機能が利用できます。

そのほか、本体に4つのスピーカーを搭載し、Dolby Atmosサウンドに対応。生体認証「Face ID」、キャッシュレス決済「Apple Pay」、音声認識「Siri」、超高速通信「Wi‑Fi 6」、Bluetooth 5.3、5G通信(※Wi-Fi+Cellularモデルのみ)にも対応しています。

公式ページ:iPad Pro – Apple(日本) 

Antutuベンチマークを比較

CPUの性能

iPad Pro M2」(2022)は5nmプロセスで製造されたApple M2チップを搭載しています。同じプロセッサは最新の「Mac Book Air」などにも搭載されており、M1チップと比べて最大15%高速化し、GPUグラフィックスは最大25%高速化しています。

また、メモリは8GB、16GBを搭載。M1より50%増えた100GB/sのユニファイドメモリ帯域幅を備え、最大16GBの高速ユニファイドメモリに対応したことで、膨大な写真管理や高度なビデオ編集、複雑な3Dオブジェクトの編集でもスムーズに動作します。

Antutuベンチマーク

Antutu V10 ベンチマークのスコアは約218万前後を記録しています。

<CPU> Apple M2チップ

Antutuベンチマーク総合で約218万

Antutu V10 総合で「2252166」、CPUで「568771」、GPUで「1027979」、MEMで「298858」、UXで「356558」。

Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「1919」、マルチコアで「8928」。

<GPU> 8コアGPU, 10コアGPU

Geekbench 5のMetalによるグラフィックスコアは「30627」。

なお、Geekbench 5によるベンチマークのスコアがシングルコアで「1919」、マルチコアで「8928」になっています。

他のCPUと比較

Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1・・・Antutu総合で「891697」、CPUで「194232」、GPUで「403113」、MEMで「133900」、UXで「160452」。

MediaTek Kompanio 1300T・・・Antutuベンチマーク総合で約700,000

Qualcomm Snapdragon 870 5G・・・Antutu総合630,000

ゲーミング性能

Antutu V10 総合で218万を記録するAndroidタブレットが存在しないため、Apple M2チップのゲーミング性能を正確に測定することはできません。

しかし、Antutu V10 総合で150万を記録するゲーミング性能はすでに公開されています。

各ゲームタイトルのフレームレートは以下の通りです。

原神 Genshin Impact・・・59 FPS

PUBG Mobile・・・90 FPS

Call of Duty: Mobile・・・60 FPS

フォートナイト Fortnite・・・56 FPS

Shadowgun Legends・・・118 FPS

World of Tanks Blitz・・・120 FPS

Mobile Legends: Bang Bang・・・59 FPS

「iPad Pro M2」(2022)は上記のフレームレート以上の数値が出て、より快適にゲームをプレイできます。「原神」は高画質でも80 FPS 以上で動作する可能性があります。

総合的な性能

性能的には動画編集、画像編集、写真の現像、動画のエンコードなどグラフィック性能を必要とする作業でも快適に動作します。もちろん、ゲーム、動画視聴、ネットでの調べもの、音楽再生(ストリーミングを含む)、電子書籍、写真撮影などでも快適に動作します。

「iPad Pro M2」のスペック

  • モデル 11インチ:第4世代、12.9インチ:第6世代
  • 11インチのディスプレイ:解像度2388x1668pxのLiquid Retina
    ※IPS/LEDバックライト/マルチタッチ/264ppi/ProMotionテクノロジー/広色域(P3)/True Tone/耐指紋性撥油/フルラミネーション/反射防止/1.8%の反射率/輝度:最大600ニト/Apple Pencil(第2世代)に対応/Apple Pencilによるポイント
  • 12.9インチのディスプレイ:解像度2732x2048pxのLiquid Retina XDR
    ※IPS/ミニLEDバックライト/マルチタッチ/264ppi/2596分割直下型ローカルディミングゾーン採用2Dバックライトシステム/ProMotion/広色域(P3)/True Tone/耐指紋性撥油/フルラミネーション/反射防止/1.8%の反射率/SDR輝度:最大600ニト/XDR輝度:フルスクリーン最大1,000ニト、ピーク輝度1,600ニト(HDRコンテンツのみ)/1,000,000:1コントラスト比/Apple Pencil(第2世代)に対応/Apple Pencilによるポイント
  • リフレッシュレート 最大120Hz (ProMotion)
  • プロセッサ Apple M2チップ
    ※4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU
  • GPU 10コアGPU+16コアNeural Engine
    ※100GB/sのメモリ帯域幅
  • RAM(メモリ) 8GB / 16GB(※1TB or 2TBストレージ搭載モデルのみ)
  • ストレージ 128GB/256GB/512GB/1TB/2TB
  • バッテリー
    11インチ:28.65Whリチャージャブルリチウムポリマーバッテリー
    12.9インチ:40.88Whリチャージャブルリチウムポリマーバッテリー
  • 駆動時間 Wi‑Fiでのインターネット利用、ビデオ再生時で最大10時間
    ※Wi-Fi + Cellularモデルは携帯電話データネットワークでのインターネット利用時で最大9時間
  • 充電 Thunderbolt/USB 4ポートを利用
  • 背面カメラ 12MP+10MP
  • 前面カメラ 12MP
  • ワイヤレス通信 Wi‑Fi 6(802.11ax)、2×2 MIMO、Bluetooth 5.3、GPS (※Wi-Fi + CellularモデルのみGPS/GNSSに対応)
  • NFC&Apple Pay 対応
  • インターフェース Thunderbolt/USB 4ポート
    ※DisplayPort/Thunderbolt 3(最大40Gb/s)/USB 4(最大40Gb/s)/USB 3.1 Gen 2(最大10Gb/s)に対応
  • センサー Face ID、LiDARスキャナ、3軸ジャイロ、加速度センサー、気圧計、環境光センサー
  • スピーカー 4スピーカー、Dolby Atmosサウンドに対応
  • マイク 通話、ビデオ撮影、オーディオ録音のための5つのスタジオ品質マイク
  • 音声認識 Siri
  • スタイラスペン Apple Pencil(第2世代)
  • キーボード Magic Keyboard、Smart Keyboard Folio
  • 筐体の素材 アルミニウム
  • 生体認証  指紋認証のTouch ID
  • OS iPadOS 16
  • サイズ
    11インチ:247.6×178.5×5.9 mm
    12.9インチ:280.6×214.9×6.4 mm
  • 重量
    11インチ:Wi-Fiモデル466g / Wi-Fi + Cellularモデル468g
    12.9インチ:Wi-Fiモデル 682g / Wi-Fi + Cellularモデル 684g
  • カラー シルバー、スペースグレイ
  • 付属品 USB-C充電ケーブル(1m)、20W USB-C電源アダプタ
  • Wi-Fi + Cellularモデル 4×4 MIMO対応5G(sub-6 GHz)、4×4 MIMOとLAA対応ギガビットLTE
  • SIMカード nano-SIM or eSIM(データのみ)
  • 対応バンド ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au、楽天モバイル回線に対応
    5G NR(バンドn1、n2、n3、n5、n7、n8、n12、n14、n20、n25、n26、n28、n29、n30、n38、n40、n41、n48、n66、n70、n71、n77、n78、n79)5
    4G FDD-LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、32、66、71)
    4G TD-LTE(バンド34、38、39、40、41、42、46、48)
    3G UMTS/HSPA/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)

「iPad Pro M2」のメリット

iPad Pro M2」のメリットを紹介します。

Liquid Retina (XDR)液晶が高輝度で見やすい

iPad Pro M2」はミニLEDを配置したLiquid Retina (XDR)ディスプレイを搭載。11インチモデルと12.9インチモデルの2種類を用意しています。11インチモデルは解像度2388x1668pxのLiquid Retinaで、12.9インチモデルは解像度2732x2048pxのLiquid Retina XDRです。

一方、「Galaxy Tab S8 Ultra」は14.6インチで解像度1848x2960pxのSuper AMOLED液晶を搭載しています。「Lenovo Tab P11 Pro(2nd Gen)」は11.2インチで解像度2560×1536ドットのワイドOLED(有機EL)液晶を搭載しています。「Xiaomi Pad 5 Pro 12.4」は12.4インチで解像度2560×1600 ドットの2.5K液晶を搭載しています。

リフレッシュレート最大120Hzに対応

iPad Pro M2」は最大120HzのProMotion(リフレッシュレート)に対応し、遅延なくより滑らかに映像を映し出せます。

一方、「Galaxy Tab S8 Ultra」はリフレッシュレート120GHzに対応しています。「Lenovo Tab P11 Pro(2nd Gen)」はリフレッシュレート120Hz&タッチサンプリングレート360Hzに対応しています。「Xiaomi Pad 5 Pro 12.4」はリフレッシュレート最大120GHzに対応しています。

最大16GBメモリ、最大2TBストレージで快適

iPad Pro M2」は8GBまたは16GB(※1TB or 2TBストレージ搭載モデルのみ)メモリを搭載しています。また、8GBメモリ搭載モデルで128GB、256GB、512GBストレージを搭載。16GBメモリ搭載モデルは1TBまたは2TBストレージを搭載しています。

一方、「Galaxy Tab S8 Ultra」は12GB LPDDR5メモリと256GB UFSストレージを搭載しています。「Lenovo Tab P11 Pro(2nd Gen)」は6GB LPDDR4Xメモリと128GBストレージを搭載しています。「Xiaomi Pad 5 Pro 12.4」は6GB/8GB/12GB LPDDR5メモリと128GB/256GB/512GB UFS3.1ストレージを搭載しています。

最大10時間 バッテリーで高速充電に対応

iPad Pro M2」は11インチモデルで28.65Wh、12.9インチモデルで40.88Whバッテリーを搭載し、Wi‑Fiでのインターネット利用、ビデオ再生時で最大10時間駆動するバッテリーを搭載しています。また、Thunderbolt/USB4ポートによる高速な充電も利用できます。

一方、「Galaxy Tab S8 Ultra」は11200mAhバッテリー搭載で最大45W急速充電に対応しています。「Lenovo Tab P11 Pro(2nd Gen)」は8000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。「Xiaomi Pad 5 Pro 12.4」は10000mAhバッテリー搭載で67W急速充電に対応しています。

背面12MP+10MPカメラが使える

iPad Pro M2」は背面に12MP(広角)+10MP(超広角)の2眼カメラを搭載。M2チップに搭載されたISPにより「スマートHDR 4」に対応し、人物の肌の色合いを調整し、より自然に見せることができます。

また、前モデルと同様にLiDARスキャナを搭載。深度マップを作成してARコンテンツを楽しむことができます。

そのほか、新たにAppleの映像コーデック「ProRes」のビデオ撮影に対応。ビデオプロジェクトをProResに変換するスピードが最大3倍になり、1台のデバイスだけで映画品質のビデオを撮影、編集、公開できるようになっています。

また、前面には12MPのTrueDepthカメラを搭載。被写体を常に中央に写るように調整する「センターフレーム」や背景をぼかす「ポートレートモード」などの機能が利用できます。

一方、「Galaxy Tab S8 Ultra」は背面13MP+6MP&前面12MP+12MPカメラを搭載しています。「Lenovo Tab P11 Pro(2nd Gen)」は背面13MP&前面8MPカメラを搭載しています。「Xiaomi Pad 5 Pro 12.4」は背面50MP+20MP&前面20MPカメラを搭載しています。

Wi‑Fi 6とBluetooth 5.3に対応

iPad Pro M2」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」(IEEE 802.11ax)に対応しています。また、2本のアンテナでつながりやすくする2×2 MIMOにも対応しています。そのほか、Bluetooth 5.3に対応し、ワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。

一方、「Galaxy Tab S8 Ultra」はWi-Fi 6&Bluetooth 5.2に対応しています。「Lenovo Tab P11 Pro(2nd Gen)」はWi-Fi 6&Bluetooth 5.1に対応しています。「Xiaomi Pad 5 Pro 12.4」はWi-Fi 6 、Bluetooth 5.2に対応しています。

5Gモデルを用意・GPSも利用できる

iPad Pro M2」はWi-Fiモデルの他に5G通信に対応したモデル(Wi-Fi + Cellularモデル)を用意し、単体で高速な通信が利用できます。nano-SIM、eSIM(データ通信のみ)対応で、GPSナビゲーションも利用できます。

一方、「Galaxy Tab S8 Ultra」は5G通信に対応するモデルも用意しています。「Lenovo Tab P11 Pro(2nd Gen)」と「Xiaomi Pad 5 Pro 12.4」は5Gモデルを用意していません。

厚さ5.9mmで重さ466gの薄型軽量デザイン

iPad Pro M2」は11インチモデルで厚さ5.9mm、重さ466gで、12.9インチモデルで厚さ6.4 mm、重さ682gになっています。また、両モデルとも軽くて頑丈なアルミニウム素材を採用し、継ぎ目を設けないユニボディデザインを採用しています。

一方、「Galaxy Tab S8 Ultra」は厚さ5.5mmで重さ726gになっています。「Lenovo Tab P11 Pro(2nd Gen)」は厚さ6.8mmで重さ約480gになっています。「Xiaomi Pad 5 Pro 12.4」は厚さ6.66mmで重さ620gになっています。

クアッドスピーカーでDolby Atmosサウンド

iPad Pro M2」は4つのスピーカーを搭載し、立体音響技術「Dolby Atmos」サウンドに対応しています。

一方、「Galaxy Tab S8 Ultra」はDolby Atmos対応のクアッドスピーカーを搭載しています。「Lenovo Tab P11 Pro(2nd Gen)」はJBL製のクアッドスピーカー搭載でDolby Atmosサウンドに対応しています。「Xiaomi Pad 5 Pro 12.4」はクアッドスピーカー搭載でDolby Atmosサウンドに対応しています。

Apple Pencil(第2世代)で手書き入力できる

iPad Pro M2」は筆圧感知対応の第2世代Apple Pencilに対応し、iPadOS 16のホバー動作を利用することで、ディスプレイの最大12mm上まで検知し、より高い精度で描くことができます。

また、手書き文字をテキストに変換する機能「スクリブル」では、ペンを近づけるだけで、テキストフィールドが自動で大きくなり、より早くテキストに変換することができます。

一方、「Galaxy Tab S8 Ultra」は2.8msの低レイテンシーにより書き味が向上したSペンで手書き入力できます。「Lenovo Tab P11 Pro(2nd Gen)」はオプションで専用スタイラスペン「Lenovo Precision Pen 3」を用意しています。「Xiaomi Pad 5 Pro 12.4」は筆圧4096段階の専用スタイラスペンが用意されています。

専用 Magic Keyboard を用意

iPad Pro M2」はマグネットで着脱できる「Magic Keyboard」や「Smart Keyboard Folio」が使えるようになっています(※別売)。なお、バックライト付きの「Magic Keyboard」では、Multi-Touchジェスチャに対応したトラックパッドやUSB-Cポートが利用できるようになっています。

一方、「Galaxy Tab S8 Ultra」は専用の2-in-1ブックカバーキーボードを用意しています。「Lenovo Tab P11 Pro(2nd Gen)」は専用の2-in-1キーボードを用意しています。「Xiaomi Pad 5 Pro 12.4」はマグネットで着脱できる専用キーボードカバーが用意されています。

iPadOS 16で新機能も使える

iPad Pro M2」はOSにiPadOS 16を採用。改善された「メッセージ」機能、新しいツールを追加したメール/Safari、新しい天気アプリケーション、写真とビデオの新しい操作方法、アプリとウインドウを自動的に整理し、タスク間の切り替えをすばやく簡単にできる「ステージマネージャ」などの機能が追加されています。

一方、「Galaxy Tab S8 Ultra」はAndroid 12 + One UI 4.1を搭載しています。「Lenovo Tab P11 Pro(2nd Gen)」はAndroid 12を搭載しています。「Xiaomi Pad 5 Pro 12.4」はAndroid 12ベースのMIUI Pad 13を搭載しています。

「iPad Pro M2」のデメリット

「iPad Pro M2」のデメリットを紹介します。

サブモニターとして使える機能がない

iPad Pro M2」はPCのサブモニターとして利用できる機能を搭載していません。

一方、「Galaxy Tab S8 Ultra」はWindows PCのサブディスプレイとして使える機能も利用できます。「Lenovo Tab P11 Pro(2nd Gen)」はLenovo Freestyleに対応し、PCのサブモニターとして利用することができます。「Xiaomi Pad 5 Pro 12.4」はPCのサブモニターとして利用できる機能を搭載していません。

「iPad Pro M2」の評価

iPad Pro M2」の評価を紹介します。

スペック:★★★★★

通信:★★★★★

機能:★★★★★

デザイン:★★★★★

使いやすさ:★★★★★

価格:★★★

<総合評価>

2021年5月に発売された「iPad Pro 2021」の後継モデルになります。プロセッサをARMベースのApple M1からApple M2に変更し高速化。GPUやメモリの性能も大幅に向上し、膨大な写真管理や複雑な3Dオブジェクトの編集でもスムーズに動作します。

また、カメラ性能も大幅に向上し、ProResビデオの撮影に対応。映画品質のビデオを撮影、編集、公開できるようになっています。そのほか、iPadOS 16と組み合わせることで、第2世代のApple Pencilの手書き性能も向上。ディスプレイの最大12mm上まで検知し、より高い精度で描くことができるほか、手書き文字をテキストに変換する機能「スクリブル」も高速化しています。

まとめると、非常に「クリエイティブ」な性能が向上し、よりクリエイターにとって使いやすいタブレットになったという印象です。動画編集用の「Davinci Resolve for iPad」も用意されており、動画系クリエイターにとって非常に貴重なタブレットになるような気がします。

発売時の価格は124,800円~(11インチモデル・12.9インチモデルは172,800円~)。クリエイティブな作業をサクサクとこなせる超高性能なタブレットを探している人におすすめです。

※YouTube動画でも紹介しています。「iPad Pro M2」無限の創造性を引き出す超高性能タブレットが登場! 性能をざっくり解説

「iPad Pro M2」の価格・販売先

iPad Pro M2」は、

Amazonで140,800円 (税込・11インチ・第4世代)、

楽天市場で119,799円 (税込)、

ヤフーショッピングで134,777 円(MNXF3J/A)、

米国 Amazon.comで$707.48、

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