Galaxy Tab S8 Ultraレビュー!使って分かった利点と欠点は?

Galaxy Tab S8 Ultra 前面の外観
2022年6月23日の発売から時を経てもなお、その巨大な存在感でタブレット界の異端児として君臨する「Galaxy Tab S8 Ultra」。14.6インチという、ノートPC顔負けの大画面有機ELディスプレイを搭載したこのモンスタータブレットは、果たして2025年の今でも「買い」なのでしょうか?

実際に使い込んでみて分かった、この機種の実力を徹底的にレビューします。

先に結論からお伝えしましょう

Galaxy Tab S8 Ultra の長所(Pros):

  • 圧倒的な14.6インチ有機ELディスプレイによる最高の映像没入感
  • Sペンが標準付属し、遅延2.8msの滑らかな書き心地を実現
  • Snapdragon 8 Gen 1搭載で『原神』などの重いゲームも快適
  • DeXモードや3画面分割によるPCライクで強力なマルチタスク性能

Galaxy Tab S8 Ultra の短所(Cons):

  • 大きすぎて持ち運びには不向きであり、カバンを選ぶサイズ感
  • バッテリー消費が激しく、長時間の使用には充電環境が必須
  • 一部のアプリが大画面レイアウトに最適化されていない
  • 価格が高価で、導入へのハードルが高い

総合評価:

携帯性を完全に犠牲にした代わりに得た「最強の視聴・創作環境」です。片手で持てないサイズ感やバッテリー持ちといった明確な弱点はあるものの、14.6インチ有機ELがもたらす映像体験とSペンの快適さは、それらを補って余りある魅力があります。自宅で腰を据えて映画やゲーム、イラスト制作に没頭したいユーザーにとっては、これ以上の選択肢はないと言えるでしょう。2025年時点でもAndroid 15への対応など、長く第一線で戦える一台です。

この記事で分かること

  1. メリット(14.6インチ有機EL, 没入感, Sペン付属, DeXモード, マルチタスク)
  2. デメリット(携帯性, サイズ, 重さ, バッテリー持ち, ノッチ, アプリ最適化)
  3. ベンチマーク(Antutuスコア, Snapdragon 8 Gen 1, 発熱, 処理速度, GPU性能)
  4. ゲーム性能(原神, 崩壊:スターレイル, 鳴潮, 120Hz, FPS計測, フォートナイト)
  5. 口コミ情報(デザイン, スピーカー音質, 指紋認証, 評判, 耐久性, キーボード)
  6. スペック(サイズ, 解像度, メモリ, ストレージ, SDカードスロット, バッテリー容量)
  7. 評価(5段階評価, コスパ, おすすめユーザー, 総評, Android 15アップデート)
  8. 価格(最安値, 中古相場, Amazon, 楽天, セール情報, 買い時)

この記事を最後まで読むことで、「Galaxy Tab S8 Ultra」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

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ニュースリリース:「Galaxy Tab S8 Ultra」2022年6月23日(木)発売決定 | サムスン電子ジャパン株式会社のプレスリリース

検証してわかったGalaxy Tab S8 Ultraの魅力(メリット)

Galaxy Tab S8 Ultra ディスプレイ

ここでは、実際に「Galaxy Tab S8 Ultra」を使い込んでみて感じた、本機ならではのメリットについて詳しく解説していきます。単なるスペックの羅列ではなく、日常のどのようなシーンでこの端末が真価を発揮するのか、具体的な体験を交えてお伝えします。

圧倒的な没入感を生む14.6インチ有機ELディスプレイ

まず最初に感動するのは、なんといってもその巨大なディスプレイです。約14.6インチというサイズは、タブレットというよりも持ち運べるモニターに近い感覚を覚えます。パネルにはSuper AMOLED(有機EL)が採用されており、黒色の表現が非常に深く、コントラストが効いた映像美は圧巻です。たとえば、NetflixでSF映画やお気に入りの海外ドラマを視聴する際、夜空や暗闇のシーンでも白浮きすることなく、引き締まった黒が映像全体の質感を高めてくれます。

Galaxy Tab S8 Ultra 正面

また、画面のアスペクト比が16:10である点も見逃せません。iPad Proのような4:3の画面比率と比較して、YouTubeやAmazonプライム・ビデオなどの動画コンテンツを表示した際に上下の黒帯が少なく、画面いっぱいに映像が表示されます。LiSAやYOASOBIといったアーティストのミュージックビデオをYouTubeで再生した際も、迫力ある映像とDolby Atmos対応のクアッドスピーカーによる広がりのあるサウンドが組み合わさり、まるで小型のシアターを持ち歩いているような体験ができました。

「お絵かき」やクリエイティブ作業に最適なSペンと広大な作業領域

Galaxy Tab S8 Ultra イラスト作成

「Galaxy Tab S8 Ultra」は、イラスト制作や画像編集といったクリエイティブな用途でも非常に優秀です。標準で付属する「Sペン」は、2.8msという低遅延を実現しており、紙にペンで書くような滑らかな書き心地を提供してくれます。実際に「CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)」を使ってイラストを描いてみましたが、ペンの追従性が高く、素早いストロークでも線が遅れる感覚はほとんどありませんでした。

この端末の真骨頂は、その画面の広さにあります。14.6インチの大画面のおかげで、キャンバスを広く表示しながら、レイヤーパネルやカラーパレットなどのツール類を常時表示しても作業スペースが圧迫されません。B5サイズ程度のキャンバスなら、ほぼ原寸大で表示しながら描画できるため、全体像の把握と細部の描き込みを頻繁にズーム操作することなく行えるのは大きなメリットです。お絵かき用途として、液タブの代わりを十分に果たせるポテンシャルを感じました。

Snapdragon 8 Gen 1がもたらす強力なゲーム性能とマルチタスク

本機のスペックを支えるCPU(SoC)には「Snapdragon 8 Gen 1」が搭載されています。これは2022年当時のハイエンドチップですが、その性能は現在でも十分に通用するレベルです。Antutuベンチマークスコアも高く、重量級ゲームとして知られる『原神』をプレイしてみても、画質設定を「中」〜「高」にしてもカクつきを感じることなく、スムーズに動作しました。大画面でのプレイはキャラクターやフィールドのディテールが細部まで視認でき、探索の楽しさが倍増します。

また、この高い処理能力はマルチタスクでも威力を発揮します。画面を3分割して、左側でYouTubeを見ながら、右側でブラウザでの調べ物をし、さらにポップアップウィンドウでTwitter(X)を表示するといった使い方も余裕でこなせます。PCライクに使える「Samsung DeX」モードを起動すれば、複数のアプリをウィンドウ表示で操作でき、仕事のサブマシンとしても活躍します。Android 12以降、そして将来的にAndroid 15などの新OSへアップデートされたとしても、この基礎体力の高さならば長く快適に使い続けられるでしょう。

まとめ:メリット

  • 14.6インチ有機ELディスプレイ: 圧倒的なサイズとSuper AMOLEDによる美しい発色で、動画視聴の没入感が極めて高い。
  • 動画に最適なアスペクト比: 16:10の比率は映画やYouTube再生時に黒帯が少なく、画面を有効活用できる。
  • 高性能なSペンが標準付属: 2.8msの低遅延で書き心地が良く、クリエイティブ作業に最適。別途購入不要なのも嬉しい。
  • 広大な作業領域: キャンバスとツールパレットを同時に表示しても狭さを感じさせず、効率的な「お絵かき」が可能。
  • 高い処理性能: Snapdragon 8 Gen 1搭載により、『原神』などの重いゲームやAntutu高スコアを必要とするアプリも快適に動作。
  • PCライクなマルチタスク: Samsung DeXや3画面分割機能により、複数のアプリを同時に扱える高い生産性を持つ。
  • 驚異的な薄さ: 巨大な画面を持ちながら厚さ約5.5mmと非常に薄く、洗練されたデザインを実現している。

検証してわかったGalaxy Tab S8 Ultraの欠点(デメリット)

Galaxy Tab S8 Ultra 背面

前述したように多くの魅力を持つ「Galaxy Tab S8 Ultra」ですが、実際に使用を続けていく中で、その尖った仕様ゆえに感じる不便さや弱点も明確に見えてきました。ここでは、購入前に知っておくべきデメリットについて、包み隠さず解説していきます。

携帯性を犠牲にした「大きさ」と取り回しの難しさ

最大の魅力である14.6インチの大画面は、裏を返せば最大の弱点ともなり得ます。本体サイズは約326.4mm × 208.6mmと非常に大きく、一般的なタブレット用のスリーブケースや小型のショルダーバッグにはまず収まりません。持ち運ぶには13〜15インチクラスのノートPCが入るリュックが必要となるため、「カフェで気軽に読書」といったカジュアルな用途には不向きだと感じました。

また、本体の厚さは約5.5mmと驚異的に薄いのですが、その薄さと広大な表面積ゆえに、カバンの中で圧迫されて曲がってしまわないかという不安が常に付きまといます。精神衛生上、保護ケースやキーボードカバーの装着は必須と言えますが、それらを装着すると総重量は1kgを超えてしまい、片手で持って操作するのは困難です。ベッドで寝転がりながら動画を見るといった使い方も、腕への負担が大きく現実的ではありません。あくまで「据え置き」に近い運用か、デスクのある環境での使用が前提となるデバイスです。

アプリの最適化不足とバッテリー消費の速さ

ソフトウェア面では、Androidタブレット特有の課題である「アプリの最適化不足」を感じる場面がありました。iPad OSと比較すると、Androidアプリの中にはタブレットの大画面レイアウトに対応していないものがまだ多く存在します。たとえば、一部のSNSアプリやニュースアプリを開くと、スマートフォンの縦長画面が単に中央に引き伸ばされて表示されたり、左右に無駄な余白ができたりすることがあります。せっかくの14.6インチという広大な画面を有効活用できないケースがあるのは残念な点です。

バッテリー持ちに関しても、注意が必要です。11,200mAhという大容量バッテリーを搭載してはいますが、巨大な有機ELディスプレイと高性能なSnapdragon 8 Gen 1プロセッサの消費電力は激しく、高画質設定でゲームをプレイしたり、高輝度で動画を視聴し続けたりすると、バッテリー残量は目に見えて減っていきます。一日中外出先でハードに使う場合は、45W急速充電に対応した充電器を持ち歩く必要があるでしょう。

ノッチの存在とSペンの充電位置

ハードウェアのデザインにおいて、好みが分かれるのがディスプレイ上部の「ノッチ(切り欠き)」です。ダブルフロントカメラを搭載するために設けられたものですが、全画面表示でコンテンツを楽しむ際、視界の端に異物感として残ることがあります。大画面ゆえに気にならないという意見もありますが、完全な没入感を求めるユーザーにとってはマイナスポイントです。

また、付属のSペンの充電・収納場所が「背面のマグネットエリア」である点も使い勝手を損ねています。背面にあるため、手探りでペンを装着するのが難しく、ペンを付けたまま机に平置きすると本体が浮いてガタついてしまいます。iPadのように側面で充電できればよりスマートだったと感じざるを得ません。

なお、ストレージに関しては、内蔵ストレージだけでやりくりしようとすると容量不足や価格の高騰が懸念されますが、本機にはmicroSDカードスロットが搭載されています。最大1TBまで安価にストレージを拡張できる点は、内蔵ストレージが高価な競合製品に対する救いであり、大きなデータの保存先として重宝します。ただし、アプリによってはSDカードへのインストールやデータ移動に制限がある場合もあるため、内蔵ストレージの容量選びは慎重に行う必要があります。

まとめ:デメリット

  • 携帯性が低い: サイズが大きすぎて収納するバッグを選び、片手持ちや寝転がっての使用は困難。
  • 強度の不安: 非常に薄く広いため、持ち運び時の破損リスクを感じさせ、保護ケース(重量増)が必須となる。
  • アプリの最適化不足: 一部のアプリが大画面レイアウトに対応しておらず、スマホ画面の引き伸ばし表示になることがある。
  • バッテリー消費が激しい: 画面とSoCの消費電力が大きく、長時間の使用には充電環境の確保が必要。
  • ノッチがある: ダブルカメラ用の切り欠きがあり、全画面表示時に視覚的なノイズとなる場合がある。
  • Sペンの収納位置: 充電場所が背面のため脱着がしにくく、平置き時にガタつく原因になる。
  • 純正キーボードの癖: オプションのキーボードは高価でありながら、US配列であるため日本語入力に慣れが必要。
  • SDカードスロットはあるが: データ保存には便利だが、アプリの挙動制限などにより内蔵ストレージの完全な代替にはならない。

Antutuベンチマーク

Galaxy Tab S8 Ultraが搭載するQualcomm Snapdragon 8 Gen 1 プロセッサは、Antutu V9総合で約91万点を記録していました。

例1: Antutu V9.4.0 総合で「917880」、CPUで「210281」、GPUで「376844」、MEMで「156723」、UXで「174032」

例2: Antutu V9.3.5 総合で「935097」、CPUで「199256」、GPUで「405038」、MEMで「162196」、UXで「168607」

CPU性能は約19~21万点、GPU性能尾は37~40万点です。

ゲーム性能をレビュー:Galaxy Tab S8 Ultraで原神などの人気タイトルを検証

ここでは、Galaxy Tab S8 Ultraに搭載されている「Snapdragon 8 Gen 1」が、実際のゲームプレイにおいてどれほどのパフォーマンスを発揮するのかについて書いていきます。大画面有機ELディスプレイと高性能CPUの組み合わせは、ゲーマーにとって非常に魅力的です。今回は、特に負荷の高い人気タイトル5本を実際にプレイし、フレームレートの推移や挙動を徹底的に検証しました。

原神

まずは、モバイルゲームのベンチマークとして定番の『原神』です。最高画質設定かつ60FPSモードに設定してテイワット大陸を冒険してみました。Snapdragon 8 Gen 1の強力なGPU性能のおかげで、フィールド探索やヒルチャールなどの少数の敵との戦闘では、上限である60FPS付近に張り付くような非常に滑らかな描画を実現しています。

ただし、スメールの森林地帯やフォンテーヌの水中など描画負荷の高いエリア、あるいはマルチプレイで元素爆発が飛び交うような激しい戦闘シーンでは、瞬間的に45〜50FPS程度まで低下する場面がありました。とはいえ、操作にラグを感じるような不快なカクつきは稀で、戦闘のテンポが崩れることはありません。

長時間プレイを続けると端末背面が温かくなり、サーマルスロットリング(熱制御)によってフレームレートが緩やかに低下する挙動が見られましたが、画質を少し調整すれば最高峰のグラフィックス体験を維持できます。

鳴潮 (Wuthering Waves)

次に、スタイリッシュなアクションと美しいグラフィックが特徴の『鳴潮』を試しました。Unreal Engineを採用しているだけあり、その映像美は圧巻ですが、同時に処理能力への要求もシビアです。グラフィック設定を「高」、フレームレートを60に設定してプレイしたところ、通常の戦闘やフィールド移動時は50〜60FPSで推移し、激しいカメラワークにもしっかりと追従してくれました。

一方で、エフェクトが派手に飛び交うボス戦や、オブジェクトの多い街中ではGPU負荷が急上昇し、場面によってはフレームレートが40FPS台まで落ち込むことがありました。ジャスト回避やパリィのタイミングが重要なゲームなので、アクション性を最優先するなら、影やボリューメトリックフォグなどの設定を「中」程度に落とすのがおすすめです。これにより、安定した60FPS環境が得られ、シビアな判定もミスなくこなせるようになります。

崩壊:スターレイル (Honkai: Star Rail)

高品質なアニメーション演出が魅力のターン制RPG『崩壊:スターレイル』では、Galaxy Tab S8 Ultraの相性の良さを感じました。画質設定を「最高」、フレームレートを60FPSに設定しても、Snapdragon 8 Gen 1であれば余裕を持って動作します。ヤリーロ-VIや仙舟「羅浮」などのフィールド探索パートではほぼ60FPSを維持し、非常に滑らかにキャラクターが動きます。

戦闘中の必殺技演出はGPUに高い負荷をかけますが、37万点を超えるGPU性能の恩恵により、コマ落ちを感じることなくリッチなアニメーションが再生されました。ピノコニーのようなオブジェクト密度の高い最新マップでも、高画質のままストーリーや戦闘に没頭できます。アクションゲームほどフレーム単位の遅延がクリティカルではないため、最高設定のまま大画面で美しい映像美を堪能するのが正解だと感じました。

フォートナイト

建築とシューティングが融合したバトルロイヤル『フォートナイト』も検証しました。画質設定「最高(Epic)」はさすがに負荷が高すぎるため、今回は競技性を重視した設定でプレイしました。画質「高」および3D解像度100%の設定であれば、激しい乱戦時を除いて60FPSでの安定した動作が見込めます。

さらに注目すべきは、画質設定を「中」または「低」に下げることで選択可能になる90FPSモードです。このモードにすると、建築の編集やエイムの追従性が格段に向上し、ヌルヌルとした操作感になります。激しい建築バトル中でも70〜90FPSの範囲で推移するため、家庭用ゲーム機に近いレスポンスが得られ、対戦において明確な優位性を感じることができました。

Call of Duty: Warzone Mobile

最後に、PC版と進行度を共有できる『Call of Duty: Warzone Mobile』です。リアルなグラフィックスと大規模な戦闘が特徴ですが、最適化の難易度が高いタイトルとしても知られています。高解像度テクスチャのストリーミング設定を有効にした「高」グラフィック設定でプレイしたところ、ターゲットとなる60FPSを目指してしっかりと動作しました。

広大なヴェルダンスクへの降下直後や高速での車両移動時には、テクスチャ読み込みのためにフレームレートの変動が発生しますが、屋内戦や近距離での撃ち合いでは50〜60FPSで安定し、FPSに不可欠な滑らかさを提供してくれます。ただし、このゲームは特に発熱しやすいため、数マッチ連続でプレイするとデバイスの温度管理機能が働き、解像度を動的に下げることでフレームレートを維持しようとする挙動が見られました。

まとめ:ゲーム性能

Snapdragon 8 Gen 1を搭載したGalaxy Tab S8 Ultraは、Antutuベンチマーク等の数値だけでなく、実際のプレイ体験においても非常に高いポテンシャルを示しました。検証したすべてのヘビー級タイトルにおいて、「高画質」かつ「60FPS」を基準とした快適なプレイが可能です。特に『崩壊:スターレイル』のようなタイトルでは、大画面の迫力も相まって最高の体験が得られます。

一方で『原神』や『Warzone Mobile』のような極めて高負荷なタイトルを長時間遊ぶ場合は、発熱による制御が入ることがありますが、画質設定を一段階調整するだけでトップクラスの快適さを維持できる点は、さすがハイエンド機といった印象です。

Galaxy Tab S8 Ultraの口コミ情報 まとめ

ここでは、「Galaxy Tab S8 Ultra」を実際に使用したユーザーの口コミや、製品の細部に関する評価を各項目ごとにまとめます。

デザインと耐久性

  • 14.6インチという巨大な画面サイズでありながら、厚さ約5.5mmという驚異的な薄さを実現している。
  • 本体が非常に薄く広いため、カバンの中での圧迫や持ち運び時の破損に対する不安があり、保護ケースの装着が推奨される。
  • 高級感のあるグラファイトカラーとアーマーアルミニウム素材により、洗練された質感を持つ。
  • Sペンの充電位置が背面のマグネットエリアにあるため、ペンを装着したまま机に平置きするとガタつき、手探りでの着脱がしにくい。
  • ディスプレイ上部にノッチ(切り欠き)があるが、16:10の動画視聴時などは黒帯部分に隠れるため気にならない場合が多い。
  • 指紋認証センサーは画面内に搭載されているが、位置や反応速度にやや難がある場合がある。

ディスプレイ

  • 有機EL(Super AMOLED)を採用しており、黒の締まりが良く、発色が非常に鮮やかで美しい。
  • 120Hzのリフレッシュレートに対応し、スクロールやゲームの描画が滑らかである。
  • アスペクト比が16:10のため、iPad Pro(4:3)と比較して映画やYouTube動画の視聴時に黒帯が少なく、没入感が高い。
  • 画面が広いため、マルチウィンドウで3つのアプリを開いても視認性が良く、作業効率が高い。
  • 屋外や明るい場所では画面の反射が気になることがある。

パフォーマンス

  • Snapdragon 8 Gen 1を搭載しており、ブラウジングや動画編集、重い3Dゲームも快適に動作する。
  • microSDカードスロットを搭載しており、最大1TBまでストレージを安価に拡張できる点は大きな利点である。
  • 高負荷な作業やゲームを長時間続けると、本体背面が温かくなる傾向がある。
  • 12GB以上のRAMを搭載するモデルでは、多数のアプリを同時に開いても動作が遅延しない。
  • Geekbenchなどのベンチマークスコアは高いが、iPad Pro(M1チップ搭載機)と比較すると数値上は劣る。

カメラ性能

  • フロントカメラは超広角と広角のデュアル構成で、ビデオ通話時の画質が良く、自動フレーミング機能が便利である。
  • リアカメラはドキュメントのスキャンや記録用としては十分な性能を持つが、写真撮影のメイン機としてはスマートフォンに劣る。
  • 夜景モードを使用することで、暗い場所でもノイズを抑えた撮影が可能である。

バッテリー持ちと充電

  • 11,200mAhの大容量バッテリーを搭載しているが、巨大な画面と高性能プロセッサの消費電力が激しく、ヘビーユースでは減りが早い。
  • 最大45Wの急速充電に対応しており、充電速度は比較的速い。
  • バッテリー保護機能により、充電上限を85%に制限して劣化を防ぐ設定が可能である。
  • 動画視聴のみであれば長時間持つが、ゲームや高輝度での作業では1日持たない場合がある。
  • オーディオと通信性能(サウンド、音質、音楽、5G通信、Wi-Fi、Bluetooth、GPSなど)
  • AKGチューニングのクアッドスピーカーはDolby Atmosに対応しており、立体的で迫力のあるサウンドを楽しめる。
  • 低音は薄く感じる場合があり、音楽鑑賞で重低音を重視するなら外部スピーカーやヘッドホンが推奨される。
  • イヤホンジャックは非搭載のため、USB-C接続かBluetooth接続が必要である。
  • Wi-Fi 6Eに対応しており、通信速度は高速で安定している。

お絵かき

  • Sペンが標準で付属しており、別途購入する必要がないためコストパフォーマンスが良い。
  • ワコムの技術を採用しており、筆圧検知や傾き検知が優秀で、描き心地は紙に書いている感覚に近い。
  • 遅延が2.8msと非常に少なく、素早いストロークでも追従性が高い。
  • ホバー機能により、画面に触れる前にカーソル位置を確認できる点がクリエイティブ作業で有用である。
  • 「CLIP STUDIO PAINT」がプリインストールされており、最大6ヶ月間無料で利用できる特典がある。

キーボード

  • 純正の「Book Cover Keyboard」は高価だが、装着することでノートPCのようなスタイルで使用できる。
  • 純正キーボードはUS配列(英語配列)であり、日本語配列に慣れているユーザーには使いにくい場合がある。
  • キーボードカバーのキックスタンドは角度調整が可能だが、膝上での使用など不安定な場所では使いづらい。
  • 画面サイズが大きいため、ソフトウェアキーボードでの文字入力は中央まで指が届きにくく困難である。

OSと機能

  • Samsung DeXモードを使用すると、ウィンドウ表示やタスクバーなどPCに近い操作感でマルチタスクが可能になる。
  • 3画面分割やポップアップ表示など、Android標準機能以上に強力なマルチタスク機能を備えている。
  • Galaxyスマートフォンとの連携機能(クイック共有、データ同期)がスムーズで便利である。
  • 一部のAndroidアプリはタブレットの大画面レイアウトに最適化されておらず、表示が引き伸ばされたりUIが崩れたりすることがある。
  • Windows PCのサブディスプレイとして使用できる「セカンドスクリーン」機能に対応している。

Galaxy Tab S8 Ultraのスペック(仕様)

  • ディスプレイ: 14.6インチ Super AMOLED(有機EL) 解像度 2,960×1,848
  • リフレッシュレート: 最大120Hz
  • プロセッサ: Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1 (4nmプロセス)
  • GPU: Adreno 730
  • RAM(メモリ): 12GB
  • ストレージ: 256GB (MicroSDカード 最大1TB対応)
  • バッテリー: 11,200mAh (定格 10,880mAh)
  • 駆動時間: インターネット使用 最大8時間 / ビデオ再生 最大14時間
  • 充電: 45W 超急速充電 2.0対応
  • 背面カメラ: 広角 約1,300万画素 (F2.0) + 超広角 約600万画素 (F2.2)
  • 前面カメラ: 広角 約1,200万画素 (F2.2) + 超広角 約1,200万画素 (F2.4)
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 6E (IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax), Bluetooth 5.2
  • インターフェース: USB Type-C (USB 3.2 Gen 1)
  • センサー: 加速度, ジャイロ, 地磁気, ホール, 光, 画面内指紋認証
  • 映像出力: 有線 (USB-C to HDMI/DP), ワイヤレス (Smart View)
  • スピーカー: クアッドスピーカー (AKGチューニング, Dolby Atmos対応)
  • オーディオ: 3.5mmイヤホンジャック非搭載 (USB-Cまたは無線接続)
  • マイク: 3つのマイク (ノイズキャンセリング対応)
  • 防水防塵: 非対応
  • 耐久性: アーマーアルミニウムフレーム採用
  • スタイラスペン: Sペン付属 (レイテンシー2.8ms, 背面磁気充電, Air Action対応)
  • キーボード: Book Cover Keyboard (別売, 専用端子接続, US配列)
  • 機能: Samsung DeX, マルチウィンドウ (最大3画面+ポップアップ), 自動フレーミング
  • 生体認証: 画面内指紋認証, 顔認証
  • 筐体: アーマーアルミニウム, グラファイトカラー
  • OS: Android 12.0 (発売時) / One UI
  • サイズ: 約 208.6mm × 326.4mm × 5.5mm
  • 重量: 約 726g
  • カラー: グラファイト
  • 付属品: Sペン, USBケーブル (C to C), イジェクターピン, クイックスタートガイド

Galaxy Tab S8 Ultraの評価

9つの評価基準で「Galaxy Tab S8 Ultra」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★★

14.6インチの有機ELディスプレイは圧倒的で、黒の締まりや発色が素晴らしく、没入感は他の追随を許しません。

スペック:★★★★★

Snapdragon 8 Gen 1と12GB以上のメモリにより、重い処理もサクサクこなす最高峰の性能を持っています。

デザイン:★★★★★

巨大な画面を持ちながら厚さ約5.5mmという驚異的な薄さを実現しており、洗練された高級感があります。

耐久性: ★★★★☆

アーマーアルミニウム採用で強度は高いものの、薄すぎて折れそうな不安を感じるため、ケースでの保護は必須です。

通信:★★★★☆

Wi-Fi 6Eに対応しており高速通信が可能ですが、国内発売当初は5G対応モデルが選べない点が惜しまれます。

機能:★★★★★

3画面分割やDeXモードなど、大画面を活かすマルチタスク機能が充実しており、PCライクな使い方も可能です。

拡張性(周辺機器):★★★★☆

Sペンが標準付属ですぐに使える点は最高です。純正キーボードはPC化に必須ですが、高価でUS配列なのが惜しい点です。

使いやすさ:★★★☆☆

大きすぎて持ち運びには不向きであり、純正キーボードがUS配列であるため、入力には慣れが必要です。

価格:★★★☆☆

性能やSペン付属を考えれば妥当ですが、タブレットとしては非常に高価で、ノートPCが買える価格帯です。

総評:★★★★☆

映像への没入感とゲームの迫力

最初に画面を点灯させた瞬間、そのディスプレイの美しさと巨大さに圧倒されました。有機EL特有の引き締まった黒と鮮やかな発色は、映画の夜景シーンなどで真価を発揮し、輝度も十分に明るく、どんな環境でもクリアな映像を楽しめます。

CPU(Snapdragon 8 Gen 1)のパワーも申し分なく、負荷の重い『原神』を大画面でプレイした時の迫力は、スマホでは味わえない特別な体験でした。広大なフィールドをこの画質で冒険できるだけで、ゲーマーとしての満足度は非常に高いと感じています。

クリエイター心を刺激する最高のキャンバス

付属のSペンを使った「お絵かき」体験は、まさに紙とペンのような自然な書き心地で、遅延を全く感じさせません。ツールパレットを広げても描画エリアが狭くならない広大さは、イラスト制作におけるストレスを解消してくれました。

高価な端末ですが、長期的なアップデート保証が期待できるため、将来的にAndroid 15などの新OSが登場しても、長く愛用できる頼もしいパートナーになると確信しています。

まとめ

携帯性に欠け、価格もノートPC並みという導入のハードルはありますが、自宅で腰を据えて最高品質のエンタメを楽しみたい方や、広大なキャンバスで創作活動に没頭したい方には最適です。ハイエンドタブレットの決定版として、間違いなくおすすめできる一台です。

Galaxy Tab S8 Ultraの価格・購入先

※価格は2025/11/30に調査したものです。価格は変動します。

ECサイト(Amazon、楽天、ヤフーなど)

  • Amazonで118,000円(税込)、
  • 楽天市場で108,039円(送料無料・中古は67,800円)、
  • ヤフーショッピングで105,000円(中古は69,800円)、

で販売されています。

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ヤフーショッピングで「Galaxy Tab S8 Ultra」をチェックする

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