Nothing「Ear (open)」と歴代のNothingイヤホンを比較

Nothing Ear open top
耳をふさがないイヤホン NothingEar (open)」。早くも「オープンイヤー型なのに音漏れしないで高音質」と評判です。しかし、その一方で「似たモデルが多く、どれを選んでいいか分からない」という人も多くいるようです。

そこで今回はその違いを明らかにするために、次の7点を重点的に解説していきます。

  1. 装着性デザイン(サイズ・重量)
  2. 音質
  3. 低遅延モード
  4. バッテリー充電
  5. 防水防塵
  6. 通信コーデック(Bluetooth5.3/SBC、AAC)
  7. 接続(Google Fast Pair、Microsoft Swift Pair、デュアル接続)

また、前モデル Nothing Ear、Ear (stick)との違いも比較して紹介!できることや「Nothing Xアプリで利用できる機能、スペック、

購入するべきかどうかを決める重要なポイント、詳細な価格情報、おすすめの類似製品もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

Nothing「Ear (open)」が日本で発売開始!

2024年10月1日、日本でイギリスのデジタル機器メーカー Nothing Technology (ナッシング テクノロジー)の新製品「Ear (open)」(イヤーオープン)」が発売されました。

耳を塞がないオープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンです。

Nothingからは2021年8月に透明デザインでカナル型の「Nothing Ear (1) 」が発売され、翌年の2022年11月にはハーフインイヤー型「Nothing Ear (stick)」を発売。

2024年7月には1万円台のカナル型「CMF Buds Pro 2」が発売されるなど、着実にラインナップを拡充しています。

今回発売されたNothingEar (open)」はNothing初の耳に掛けて使うタイプのイヤホンで、

優れたデザイン性と、音漏れすることなく深みのある低音を再生できることで注目を集めています。

もちろん、同時に2台のBluetooth機器と接続する「デュアル接続」(マルチポイント接続)にも対応していますよ。

それでは早速どんな完全ワイヤレスイヤホンなのか、その特徴(メリット)をくわしく見ていきましょう。

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公式ページ:Nothing Ear (open)

メリット1:開放型でも快適に装着できる・3点バランスシステムで耳にもフィットしやすい

Nothing Ear open 装着性

新モデルNothingEar (open)」は耳を塞がないオープンイヤー型でありながらも、快適に装着できるように様々な工夫が施されています。

  • 重さ8.1gの軽量設計・・・片方のイヤホンの重量は8.1gと非常に軽く、長時間付けていても疲れにくくなっています。
  • 3点バランスシステム:・・・耳の形状に合わせてフィットするよう、3つの接点で支える構造になっています。この構造を採用することで安定性を高めています。
  • シリコン製のイヤーフック・・・耳に優しくフィットするためにシリコン素材のイヤーフックを採用しています。
  • 柔軟性のあるニッケルチタン素材のワイヤー・・・耳掛け部分に柔軟性のあるニッケルチタン素材のワイヤーを採用しています。これにより、様々な耳の形状でもにフィットするようになっています。
  • スピーカー角度・・・スピーカーの角度を50度に傾けることによって、耳への負担を軽減し、自然な装着感を実現しています。

これらの工夫によって、ランニングやサイクリングなどのスポーツでも快適に使用できます。

ただし、非常に激しいスポーツで外れるリスクがあります。

前モデル「Nothing Ear」と「CMF Buds Pro 2」はカナル型(耳に入れるタイプ)で、遮音性が高く音漏れが少ないというメリットがあります。

Nothing Ear (stick)」はハーフインイヤー型で、耳に引っ掛けて装着します。カナル型と違い、耳の奥に入れずに引っかけるだけなので、周囲の音も聴きやすくなります。

NothingEar (open)」のデザインはこちらのYouTube動画で確認できます。ぜひご覧ください。

イヤホンのタイプを比較

1.NothingEar (open)」・・・オープンイヤー型(耳を全くふさがない)

2.「Nothing Ear」・・・カナル型(耳を完全にふさぐ)

3.「Nothing Ear (stick)」・・・ハーフインイヤー型(耳を完全にふさがない)

4.「CMF Buds Pro 2」・・・カナル型(耳を完全にふさぐ)

メリット2:音漏れが少なくクリアなサウンドを再生できる・低音も忠実に再現

Nothing Ear open 音質

新モデルNothingEar (open)」は耳を塞がないオープンイヤー型でありながら、音漏れが少なく、深みのある低音を含めたクリアなサウンドを再生できます。

Nothingはこのサウンドを実現させるためにさまざまな工夫を施しています。

Sound Sealシステム

Nothing独自の技術の一つで、開放型イヤホンでありながら、音漏れを最小限に抑え、クリアなサウンドを実現するために開発されたシステムです。イヤホンの前後から発せられる音波がアクティブノイズキャンセリング(ANC)のような音波として働くことで、外への音漏れを効果的に遮断できます。これにより、周囲の環境音を遮断する完全ワイヤレスイヤホンとは異なりますが、自分だけのオーディオ空間を確保することができます。

スピーカー

Sound Sealシステムのために耳に向けて内側に50度傾けられた「指向性スピーカー」を採用しています。指向性スピーカーとは、音が出る方向が特定の方向に集中しているスピーカーのことです。音を特定の方向に届けられるのは、音を広範囲に拡散させるように設計されている一般的なスピーカーよりも音漏れが少なく、よりクリアな音質を再生できます。

ドライバー

Nothingのイヤホンで最大の14.2mmのダイナミックドライバーを搭載しています。このドライバーは一般的なドライバーと比較して約30%軽量化されていることで、中高音域の再生能力が向上し、よりクリアでいきいきとしたサウンドを再生できます。また、ドライバーユニット全体が軽量化されたことで、装着感が向上し、長時間付けていても疲れにくくなっています。

振動版

振動板にチタンコーティングを施すことで、歪みを減らし、クリアで自然なサウンドを実現しています。振動板は、音質に大きく影響を与える重要なパーツです。チタンコーティングを採用することで振動板の剛性が高まり、不要な振動を抑え、これにより、歪みが少なく、高音から低音までバランスの取れたサウンドを再生できます。

アルゴリズム

開放型イヤホンでありながら、より深みのある没入型の視聴体験を提供するために、低音域の音楽信号をリアルタイムで検知して音質を調整する自動アルゴリズムを搭載しています。これにより、低音域の信号が強い楽曲では、自動的に低音域を強調し、より迫力のあるサウンドを再生できます。

一方、前モデル「Nothing Ear」は11 mm ダイナミックドライバーを搭載し、振動版にセラミック素材を採用していました。カナル型なのでアクティブノイズキャンセリング(ANC)にも対応しています。

Nothing Ear (stick)」はハーフインイヤー型デザインで、12.6 mm ダイナミックドライバーを搭載。Bass Lockによって原音に忠実なサウンドを再生できます。

CMF Buds Pro 2」は11mm バスドライバー + 6mm マイクロプラナーツイーターを搭載し、ANCに対応しています。

新モデルNothing「Ear (open)」は開放型で、カナル型の完全ワイヤレスよりも音漏れしやすい傾向がありますが、

独自のSound Sealシステムで、アクティブノイズキャンセリング(ANC)に近い効果を発揮します。

オーディオ性能を比較

1.NothingEar (open)」・・・14.2 mm ダイナミックドライバー、指向性スピーカー、Sound Sealシステムなど

2.「Nothing Ear」・・・11 mm ダイナミックドライバー、セラミック素材の振動版、ANCなど

3.「Nothing Ear (stick)」・・・12.6 mm ダイナミックドライバー、Bass Lock(原音に忠実)など

4.「CMF Buds Pro 2」・・・11mm バスドライバー + 6mm マイクロプラナーツイーター、ANCなど

メリット3:低遅延モードに対応・ゲームでも音の遅れがなく再生できる

Nothing Ear open 低遅延モード

新モデルNothingEar (open)」は低遅延モードを搭載し、ゲームでも遅延のないサウンドを再生できます。

低遅延モードとは、イヤホンから音が聞こえるまでの時間を最小限に抑えるモードのことです。

一般的なワイヤレスイヤホンでは音楽再生時に、イヤホンから音が聞こえるまでにわずかな時間差が生じることがあります。

そのため、例えば、ゲーム中に画面の動きと音がずれてしまい、プレイしづらくなるといった問題が生じることがありました。

低遅延モードはその音の遅れを最小限に抑えることで、遅延のないサウンドで快適にゲームを楽しめるようになっています。

なお、新モデルNothingEar (open)」ではNothing Phoneとペアリングし、ゲームモードをオンにすることで、

自動的に低遅延モードが起動するようになっています。

一方、前モデル「Nothing Ear」は低遅延モードに対応していました。

Nothing Ear (stick)」や「CMF Buds Pro 2」でも低遅延モードを利用できます。

メリット4:イヤホン64 mAh、ケース635 mAhバッテリー・最大30時間 使用できる

Nothing Ear open 充電

新モデルNothingEar (open)」はイヤホンで64 mAh、ケースで635 mAhのバッテリーを搭載しています。

駆動時間は音楽再生の場合でイヤホン 8 時間、イヤホン + ケースで30 時間です。

通話の場合はイヤホン 6 時間、イヤホン + ケースで24 時間になります。

前モデル「Nothing Ear」はイヤホン 46 mAh、ケース 500 mAhのバッテリーを搭載し、

イヤホンのみで 5.2 時間、ケースの使用時で最大 24 時間 使用できました(ANCオンの場合)。

イヤホンのみの場合、ANC機能のない新モデルの方がより長い時間駆動できます。

バッテリー容量を比較

1.NothingEar (open)」・・・イヤホン:64 mAh、ケース:635 mAh

2.「Nothing Ear」・・・イヤホン:46 mAh、ケース:500 mAh

3.「Nothing Ear (stick)」・・・イヤホン:36 mAh、ケース:360 mAh

4.「CMF Buds Pro 2」・・・イヤホン:60 mAh、ケース:460 mAh

メリット5:IP54防水防塵に対応・汗や雨、水しぶきに耐えられる

Nothing Ear open 防水防塵

新モデルNothingEar (open)」はIP54等級の防塵・防水性能を備え、雨や水しぶき、汗に濡れても耐えることができます。

防塵性能は6段階中「5」で、防水性能が8段階中「4」であることを表しています。

具体的には、あらゆる方向からの飛散する水滴に対して保護することができ、粉塵の侵入を防ぐことができます。

お風呂やサウナ、シャワーなどでは使用できないので注意してください。水没した場合は故障するリスクがあります。

前モデル「Nothing Ear」はイヤホンでIP54 、ケースでIP55に対応していました。

Nothing Ear (stick)」はIP54防水防塵、「CMF Buds Pro 2」はIP55防水防塵(イヤホン)に対応しています。

防水防塵の性能を比較

1.NothingEar (open)」・・・IP54防水・防塵

2.「Nothing Ear」・・・ IP54 (イヤホン) / IP55 (ケース)防水防塵

3.「Nothing Ear (stick)」・・・IP54防水・防塵

4.「CMF Buds Pro 2」・・・IP55防水防塵(イヤホン)

メリット6:AIノイズキャンセリング対応でクリアな音声で通話できる・Bluetooth 5.3に対応

Nothing Ear open 通話

新モデルNothingEar (open)」は通話中の外部ノイズを除去するノイズキャンセリング技術「AI Clear Voice Technology」(マイクのみ)に対応し、

クリアで音声で通話できます。

また、Bluetooth 5.3に対応し、より高速で安定した、省電力なワイヤレス通信が利用できます。

対応コーデックはAAC(Apple製品対応で高音質)とSBC(最も一般的で互換性が高い)で、LDAC(Sonyが開発した高音質コーデック)には対応していません。

Nothing Ear」と「CMF Buds Pro 2」はLDACに対応しています。

新モデルの対応プロファイルは、RFCOMM、SPP、HFP、A2DP、AVDTP、AVCTP、AVRCPです。

Bluetoothのバージョンコーデックを比較

1.NothingEar (open)」・・・Bluetooth 5.3に対応、SBC/AAC

2.「Nothing Ear」・・・Bluetooth 5.3に対応、AAC、SBC、LDAC、LHDC 5.0

3.「Nothing Ear (stick)」・・・Bluetooth 5.2に対応、SBC/AAC

4.「CMF Buds Pro 2」・・・Bluetooth 5.3に対応、SBC/AAC/LDAC

メリット7:Fast Pair対応ですばやく接続できる・デュアル接続にも対応

Nothing Ear open 接続

新モデルNothingEar (open)」はGoogle Fast PairとMicrosoft Swift Pairに対応しています。

どちらもBluetoothデバイスをスマートフォンやPCに簡単に接続するための機能です。

Google Fast PairはAndroidスマートフォン向けの機能で、対応するBluetoothデバイスを近くにおくと、

ポップアップで接続の案内が表示され、ワンタップでペアリングを完了できます。

一方、Microsoft Swift PairはWindows PC向けの機能です。

前モデル「Nothing Ear」は応するBluetoothデバイスを近くにおくと、

アクションセンターに通知が表示され、ワンクリックでペアリングできます。

前モデル「Nothing Ear」はGoogle Fast Pair、Microsoft Swift Pairに対応していました。

Nothing Ear (stick)」と「CMF Buds Pro 2」もそれらに対応しています。

デュアル接続(マルチポイント接続)

新モデルNothingEar (open)」はデュアル接続に対応し、2つのデバイスに同時に接続できます。

たとえば、ノートパソコンで音楽を聴きながら、スマートフォンで電話がかかってきも、

自動的にスマートフォンに切り替わり、通話できます。

前モデル「Nothing Ear」や「Nothing Ear (stick)」、「CMF Buds Pro 2」もデュアル接続に対応しています。

Nothing X アプリで利用できる機能

Nothing Ear open アプリの機能

新モデルNothingEar (open)」は専用アプリ「Nothing X」に対応し、

設定のカスタマイズや様々な機能に利用できます。

具体的には、

  • ファイル共有が可能なアドバンストイコライザー・・・自分好みの音質に調整
  • カスタマイズ可能なコントロール・・・イヤホンのタッチ操作で実行するアクションをカスタマイズ
  • イヤホンを探す・・・紛失したイヤホンを探す
  • ファームウェアの更新・・・イヤホンのソフトウェアを最新の状態に保つ
  • 低遅延モード・・・ゲームなどで遅延なく音楽を再生
  • デュアル接続・・・2つのデバイスに同時に接続

などを利用できます。

Nothing Ear (open)のスペック

  • オーディオ ドライバー:14.2 mm ダイナミックドライバー(段階的ドライバー)、ダイアフラム:チタンコーティング、ポリエチレンテレフタラート、チューニング:Nothing カスタム、低音部の強化、カスタム仕様の振動版
  • 音声 AIクリアボイステクノロジー
  • コーデック AAC、SBC
  • バッテリー イヤホン:64 mAh、ケース:635 mAh
  • 駆動時間 音楽再生でイヤホン:8 時間、イヤホン + ケース:30 時間 / 通話でイヤホン:6 時間、イヤホン + ケース:24 時間
  • 充電 充電ケース:USB-C ※充電状態を示す LED ライトあり
  • 通信 Bluetooth 5.3 / プロファイル:RFCOMM, SPP, HFP, A2DP, AVDTP, AVCTP, AVRCP
  • マイク 内蔵
  • 防水 イヤホン: IP54、ケース: IP定格
  • 操作 ピンチコントロールに対応
  • 接続 Google Fast Pair、Microsoft Swift Pair 対応、デュアル接続(マルチポイント接続)
  • アプリ Nothing X (機能:プロファイル共有が可能なアドバンストイコライザー、カスタマイズ可能なコントロール、イヤホンを探す、低遅延モード、デュアル接続、ファームウェアの更新)
  • 筐体 チタンコーディング、超軽量素材、耳に掛ける部分:シリコン素材
  • サイズ 左右の各イヤホン:幅 51.3 x 高さ 41.4 x 奥行 14.3 mm
    充電ケース:幅 125.9 x 高さ 44.0 x 奥行 19.0 mm
  • 重量 左右の各イヤホン:8.1g、充電ケース:63.8 g
  • カラー ホワイト(透明色)
  • 対応OS Android 5.0、iOS13 以降に対応したデバイスとのペア設定が可能
  • 付属品 充電ケース、USB Type-C ケーブル、ユーザーガイド、安全に関する情報と製品保証についてのお知らせ

Nothing Ear (open)は買うべきか?

Nothing Ear open イヤホン

Nothing Technology から発売された初のオープンイヤー型 完全ワイヤレスイヤホンになります。「開放型イヤホンはカナル型よりも音漏れが多く、音質が劣る」という定説を覆し、音漏れが少ない高音質なサウンドを実現しています。

そのサウンドを実現させているのがNothing独自の技術「Sound Sealシステム」です。このシステムの注目すべき点は、イヤホンの前後から発せられる音波がANCのような音波として働き、ノイズを除去したクリアなサウンドを再生できる点です。

わかりやすくいうと、ほぼアクティブノイズキャンセリングと同じ仕組みのノイズ除去を行っており、カナル型のANC対応モデルと遜色ないレベルのクリアなサウンドを聴ける、ということです。

これまではオープンイヤー型(開放型)では不可能と考えられていた技術で、極めて革新的な試みといえます。

また、耳にかけて装着するオープンイヤー型のもう一つの弱点ともいえる「装着性」も格段に向上させています。特に3点バランスシステムという3つの接点で支える構造で、「どんな耳の形でもフィット」しやすくなっている点が画期的です。

スピーカーの角度を50度に傾けることによって、耳への負担を軽減するなど、Nothingの「快適な装着性」にこだわる真摯な姿勢がよく伝わってきます。

機能面ではゲームモードと連動する低遅延モードを搭載。Google Fast PairMicrosoft Swift Pair対応ですばやく接続できるほか、デュアル接続(マルチポイント接続)対応で、2台のデバイスと同時接続できます。

(まとめ)

NothingEar (open)」はNothing独自の技術「Sound Sealシステム」を採用し、オープン型でも圧倒的に高音質なサウンドを実現しています。

また、長時間の使用でも快適に使えるように「装着性」も徹底的に改善されており、ニーズの高いGoogle Fast Pairやデュアル接続(マルチポイント接続)などの機能もしっかり備えています。

オープン型イヤホンでこれほど音質、装着性、機能にこだわった製品は他にありません。耳を完全にふさぐカナル型ではなく、オープン型の高音質な完全ワイヤレスを使いたい人におすすめします。

Nothing Ear (open)の価格・購入先

Nothing Ear open 正面

Nothing 日本 公式サイト

24,800円で販売されています。

Nothing 日本 公式サイトで「Nothing Ear (open)」をチェックする

ECサイト

Amazonで17,000円(税込)、

楽天市場で24,800円(送料無料)、

ヤフーショッピングで24,800円(送料無料)、

AliExpressで16,129円、

米国 Amazon.comで$115.00、

で販売されています。

Amazonで「Nothing Ear (open)」をチェックする

楽天市場で「Nothing Ear (open)」をチェックする

ヤフーショッピングで「Nothing Ear (open)」をチェックする

AliExpressで「Nothing Ear (open)」をチェックする

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おすすめの類似製品を紹介

NothingEar (open)」に似た性能をもつ完全ワイヤレスイヤホンも販売されています。

HUAWEI FreeArc

ファーウェイから発売された耳掛け型オープンイヤーの完全ワイヤレスイヤホンです(2025年3月25日発売)。

17x12mm高感度ドライバー、PU/PEN振動板、イヤホン単体で最大8時間(ケース込みで最大36時間)の音楽再生が可能なバッテリーを搭載しています。

また、「C-bridge Design」による快適な装着性、指向性音声伝送技術による音漏れ抑制、4つのプリセットサウンド効果(ボーカル強調、低音強調など)、10バンドのグラフィックイコライザー、デュアルマイクによるトリプルノイズリダクション、クリアな通話、イヤホン本体のIP57防水、カスタマイズ可能なタッチコントロールに対応しています。

さらに、マルチポイント接続(最大2台)、快適な装着感を実現するC-bridge Design、HUAWEI AI Lifeアプリ連携(iOSはHUAWEI Audio Connectアプリ)、コーデック(SBC/AAC)、USB Type-Cによる急速充電(10分で3時間再生)、アンテナレイアウトによる安定したBluetooth 5.2接続にも対応しています。

価格は、Amazonで17,091円(税込・10%OFFクーポン適用で実質15,382円)、楽天市場で17,090円(送料無料)、ヤフーショッピングで17,091円、AliExpressで23,501円、米国 Amazon.comで$149.90、です。

関連記事:HUAWEI FreeArc徹底レビュー!装着感と音質、機能をPro 4と比較

Sony LinkBuds Open

ソニーから発売された耳をふさがない開放型の完全ワイヤレスイヤホンです(2024年10月11日発売)。リング型の11mmドライバーユニット、高磁力ネオジウムマグネット、統合プロセッサーV2、イヤホン単体の音楽再生で最大8時間 駆動するバッテリーを搭載しています。

また、Sound Connect アプリ、急速充電、マルチポイント機能、audio switch、Google Fast Pair、クイックペアリング(PC)、IPX4相当の防滴性能、スピーク・トゥ・チャット、アダプティブボリュームコントロール、ワイドエリアタップ、Sound AR機能、ヘッドトラッキング機能、360 Reality Audio、

「DSEE」、イコライザー調整、音声コントロール(Sony 独自、Google アシスタント、Amazon Alexa)、高精度ボイスピックアップテクノロジー、AIノイズリダクションシステム、SBC/AAC/LC3 コーデック、Bluetooth 5.3、LE Audioに対応しています。

価格は、Amazonで29,700円(税込)、楽天市場で29,700円(送料無料・ポイント10倍あり)、ヤフーショッピングで29,700円、です。

関連記事:Sony「LinkBuds Open」とLinkBuds、Sモデルを比較

Google Pixel Buds Pro 2

Googleから発売されたTensor A1 チップ搭載の完全ワイヤレスイヤホンです(2024/9/26 発売)。

11mmのダイナミック型ドライバー、イヤホン単体で最大8時間、ケース併用で最大30時間 駆動できるバッテリーを搭載しています。

また、生成AI「Gemini」との連携、アクティブノイズキャンセリング「Silent Seal 2.0」、空間オーディオ、マルチパス処理、マルチポイント接続、会話検出機能、耳の形にフィットする新デザイン、固定用アーチ、イヤホンでIP54、ケースでIPX4の防水(防滴)性能、急速充電、Qi 認証済みワイヤレス充電、、Googleアシスタント、Bluetooth 5.4、LE Audio、スーパー ワイドバンドに対応しています。

価格は、Amazonで36,801円(税込)、楽天市場で36,800円(税込・送料無料)、AliExpressで42,248円、です。

関連記事:Google「Pixel Buds Pro 2」とPro、Aシリーズを比較

Apple AirPods 4

Appleから発売された完全ワイヤレスイヤホンです(2024年9月20日 発売)。

通常モデルのほかにアクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載モデルも用意しています。

アップル製ドライバー、「H2」チップ、最大5時間、充電ケース併用時は最大30時間 駆動するバッテリー、新しい音響アーキテクチャ、歪みを低減するドライバ、ハイダイナミックレンジアンプ、新しい感圧センサー、アップグレードされたマイクを搭載しています。

また、空間オーディオ、ダイナミックヘッドトラッキング、48kHz/16bitでの音楽再生、IP54相当の防水・防塵性能、外部音取り込みモード、Siri音声操作、USB-Cポート(充電ケース)、Apple Watchの充電器・Qi規格の充電器(※ANC搭載モデルの充電ケースのみ)、「探す」アプリのスピーカー(※ANC搭載モデルの充電ケースのみ)、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、楽天市場で29,800円(送料無料)、米国 Amazon.comで$158.00、です。

関連記事:Apple「AirPods 4」とAirPods 3、Pro 2を比較

BOSE QuietComfort Earbuds(第2世代)

ボーズから発売されたアクティブノイズキャンセリング (ANC) 対応の完全ワイヤレスイヤホンです(カナル型・密閉タイプ)。

3つのマイク(各イヤホン)、最長8.5時間駆動するバッテリーを搭載しています。

また、ノイズキャンセリング機能(クワイエットモード、アウェアモード)、5バンドの調整可能なイコライザー、低遅延モード、マルチポイント機能、Fast Mute 機能、音声コントロール、PX4規格準拠の防水性能、ワイヤレス充電(ケース)、クイック充電、Bose QCEアプリ(タッチコントロール、リモートセルフィー機能など)、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで26,400円(税込)、楽天市場で26,400円(税込)、米国 Amazon.comで$179.00、です。

関連記事:ボーズ「QuietComfort Earbuds」と上位版Ultraを比較

Galaxy Buds3 Pro

サムスンから発売されたアクティブノイズキャンセリング(ANC)対応の完全ワイヤレスイヤホンです(7月31日発売・カナル型)。

2wayスピーカー(10.5mmダイナミックドライバーと6.1mmプラナードライバーの2ウェイ/デュアルアンプ)、「ブレードライト」、ANCオンで約6時間駆動するバッテリー(ケース併用で最大26時間)を搭載しています。

また、「Galaxy AI」、リアルタイムの通訳機能、ブレードデザイン、インテリジェントサウンド(内部と外部のサウンドをリアルタイムで分析・最適化)、ANCの自動最適化、IP57相当の防水・防塵性能、Bluetooth 5.4、コーデックAAC、SBC、Scalable(サムスン独自)のサポートに対応しています。

価格は、Amazonで42,390円(税込・Galaxy Buds3は26,273円)、楽天市場で42,350円(送料無料)、ヤフーショッピングで38,500円、AliExpressで42,163円、米国 Amazon.comで$249.99 です。

Amazonで「Galaxy Buds3 Pro」をチェックする

その他のおすすめ音楽製品は?

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MR対応「PICO 4 Ultra」とMeta Quest 3を比較

PICO 4 Ultra top
MR(複合現実)も楽しめる「PICO 4 Ultra」。早くも「性能が格段に良くなって使いやすい」と評判です。しかしその一方で、「Meta Quest 3 シリーズの方がいいのでは?」という口コミもあり、購入を迷っている人も多いようです。

そこで今回はその違いを明らかにするために、次の7点を重点的に解説します。

  1. モーショントラッカー(PICO Motion Tracker)
  2. カラーパススルー(ミックスリアリティ機能、複合現実)
  3. パノラマワークスペース
  4. ディスプレイ(HDR)
  5. SoC(Qualcomm Snapdragon XR2 Gen 2)
  6. メモリストレージ
  7. コントローラー

また、前モデル「PICO 4」との違いも紹介!できることや新機能、スペック、

購入するかどうかを決める重要なポイント、評価、詳細な価格情報、おすすめの類似製品も掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

「PICO 4 Ultra」が日本で発売開始!

2024年9月20日、日本で中国 Pico Technologyの新製品「PICO 4 Ultra」(ピコ 4 ウルトラ)が発売されました。

VR(バーチャルリアリティ)とMR(ミックスドリアリティ)を両方体験できるゴーグル(ヘッドセット)です。

Picoからは2022年10月に「PICO 4」(ピコ 4)が発売されています。

このVRヘッドセットは「4K解像度で画面がきれい」、「ボディが軽く、長時間つけていても疲れない」と評判でした。

新モデルはその性能を強化しつつ、足などの体に装着して使うモーショントラッカー「PICO Motion Tracker」(ピコ モーション トラッカー ※別売)も使えることで話題になっています。

もちろん、PCと接続してSteam VRのゲームもプレイできますよ。

それでは早速どんなMRヘッドセットなのか、その特徴(メリット)をくわしく見ていきましょう。

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公式ページ:PICO4 Ultra- ウルトラ VR-MR ヘッドセット | PICO Japan

違い1:PICO Motion Trackerで全身の動きを検知できる

PICO 4 Ultra ダンス

新モデル「PICO 4 Ultra」は全身の動きをトラッキングするデバイス「PICO Motion Tracker」(ピコ モーショントラッカー)を利用できます(※別売・11,800円)。

このモーショントラッカーは特に足首に装着することで、頭から足先までの動きを正確にVR空間に反映させることができます。

主なメリットとして、

  • VRフィットネスが快適になる・・・足を使ったエクササイズやダンスゲームなどでも全身の動きを検知します。
  • 足を使ったVRゲームが快適になる・・・細かい動きを検知できるため、ゲームがより楽しくなります。
  • アバターの動きがより自然になる・・・「VRChat」などのVR空間でコミュニケーションしやすくなります。

などがあります。

重さはわずか27gと非常に軽量で、直径 約3.8cm、厚さ 約1.5cmとコンパクトなサイズです。

ダンスやエクササイズ、ゲームなどで激しい動きをしていても装着時の負担が少なく、長時間の装着も快適です。

本体にはバッテリーを内蔵しており、最大25時間の連続使用が可能です(※使用しないときにオートパワーオフ機能を利用可)。

PICO 4 Ultra モーショントラッカー

PICOの公式動画ではこのモーショントラッカーを実際に使った映像が公開されており、

足に付けてサッカーのシュートをする様子を確認できます。

なお、「PICO Motion Tracker」は足の動きだけを検知するのではなく、寝転ぶ、腰をくねらせて踊るなどの動きも検知できます。

ステップ精度は98%以上、位置の誤差は5cm以下、角度の誤差は6度以下、遅延は0.2秒で、

足を使ったリズムゲーム(いわゆる音ゲー)など、微妙な動きの検知が必要なゲームも快適にプレイできます。

前モデル「PICO 4」でも「PICO Motion Tracker」を利用できます。

Meta Quest 3」や「Meta Quest 3S」には全身の動きを検知するモーショントラッカーが用意されていません。

モーショントラッカーの対応を比較

1.「PICO 4 Ultra」・・・PICO Motion Trackerに対応(別売)

2.「PICO 4」・・・PICO Motion Trackerに対応(別売)

3.「Meta Quest 3」・・・モーショントラッカーに非対応

4.「Meta Quest 3S」・・・モーショントラッカーに非対応

違い2:カラーパススルーに対応・高精細で高品質な映像で複合現実を楽しめる

PICO 4 Ultra 複合現実

新モデル「PICO 4 Ultra」は3200万画素デュアルVSTカメラとiToF深度センサーを搭載し、

高品質で高精細なカラーパススルー対応しています。

カラーパススルーとは、VRヘッドセットを装着したまま、周囲の環境をリアルタイムでカラー映像として見ることができる機能です。

VRヘッドセットに搭載されたカメラが、周囲の環境を撮影し、その映像をVR空間に重ね合わせることで、

あたかも現実世界に仮想のオブジェクトが置かれているかのような体験ができます。

そのため、現実の世界に仮想のオブジェクトを出現させ、それを操作したり、ゲームに利用したりできます。

具体的には、

  • 現実の部屋に仮想のステージやオブジェクトを設置し、そこでダンスしたり歌ったりできる
  • 現実の世界にゲームのキャラクターを登場させ、戦ったり、会話したりできる
  • 現実の世界に仮想のスクリーンを出現させ、動画を視聴したりゲームをしたり、仕事をしたりできる

などの行動が可能になっています。

一方、前モデル「PICO 4」はカラーパススルーに対応していませんでした。

そのため、新モデル「PICO 4 Ultra」のように現実世界と仮想現実を融合させたMR(複合現実)体験を楽しむことができません。

Meta Quest 3」と「Meta Quest 3S」はカラーパススルーに対応し、MR体験(複合現実)を楽しめます。

カラーパススルー対応を比較

1.「PICO 4 Ultra」・・・カラーパススルーに対応

2.「PICO 4」・・・カラーパススルーに非対応(利用できない)

3.「Meta Quest 3」・・・カラーパススルーに対応

4.「Meta Quest 3S」・・・カラーパススルーに対応

違い3:パノラマワークスペースに対応・大画面で作業できる

PICO 4 Ultra パノラマワークスペース

新モデル「PICO 4 Ultra」はスマホやPCのディスプレイをミラーリング・拡張するパノラマワークスペースに対応しています。

パノラマワークスペースはVRヘッドセットを装着した状態で、まるで大きなスクリーンを目の前に広げているかのような仮想空間を作り出す機能のことです。

この機能を利用することで、パソコンやスマートフォンの画面を現実の空間に投影し、大画面で作業したり、複数のアプリを同時に表示したりすることが可能になります。

主な用途には、

  • テレワーク(Office文書作成)
  • プログラミング
  • 動画編集
  • イラスト制作
  • ゲーム

などがあります。

パノラマワークスペースを利用するにはスマートフォンなどに「PICO Connect」アプリをインストールし、ワイヤレスで接続します。

接続後は仮想のスクリーンが現実の空間に現れ、超広角、縦型、横型など任意のサイズに変更できます(※解像度も調整できます)。

同時に開けるアプリウィンドウの数は最大20個で、360度にウィンドウを配置できます。

対応するデバイスはWindows、macOSのPC、iOS、Androidのスマーフォンやタブレットです。

一方、前モデル「PICO 4」はパノラマワークスペースに対応していませんでした。

Meta Quest 3」と「Meta Quest 3S」もMR機能に対応するため、同じことができますが、

仮想のスクリーンで作業するための本格的な機能や専用アプリ、ソフトウェアは用意されていません

パノラマワークスペースを利用するには新モデル「PICO 4 Ultra」が必要になります。

パノラマワークスペース対応を比較

1.「PICO 4 Ultra」・・・パノラマワークスペース対応

2.「PICO 4」・・・パノラマワークスペースに非対応

3.「Meta Quest 3」・・・パノラマワークスペースに似た機能なし

4.「Meta Quest 3S」・・・パノラマワークスペースに似た機能なし

違い4:Mini-LEDパネル採用の高精細なディスプレイ・90Hz駆動でHDRに対応

PICO 4 Ultra ディスプレイ

新モデル「PICO 4 Ultra」は2.56インチ、片目で 解像度 2160 × 2160 px(両目で4320 × 2160 px)のディスプレイを2つ搭載しています。

このディスプレイはよりリアルで没入感のある映像体験が可能なMini-LEDパネルが採用されています。

また、レンズには歪みが少なく薄型軽量のパンケーキレンズを採用し、リフレッシュレート 90Hz105度の視野角HDRにも対応しています。

HDR(High Dynamic Range)は明るい部分と暗い部分の明暗差を大きく表現できるため、より自然な色彩で映像を楽しめます。

一方、前モデル「PICO 4」も同じ大きさ、解像度のディスプレイを搭載していましたが、

高解像度LCDパネルを採用していました。そのため、新モデルよりもやや高精細さが劣っています。

また、HDR機能には対応していませんでした。

レンズや視野角は同じです。リフレッシュレートは72/90Hzに対応していました。

Meta Quest 3」は解像度2064 x 2208 pxで新モデルと同じくらい高精細ですが、

視野角は110度で、新モデルよりもやや広くなっています。

Meta Quest 3S」は解像度1832 x 1920 px、視野角96度で新モデルよりも劣っていますが、

リフレッシュレートは 90Hz、120Hzに対応し、新モデルよりも滑らかな映像を再生できます。

ディスプレイの仕様を比較

1.「PICO 4 Ultra」・・・解像度 2160 × 2160 px(Mini-LEDパネル)/ 90Hz、105度、HDR

2.「PICO 4」・・・解像度 2160 × 2160 px(LCDパネル)/ 90Hz、105度

3.「Meta Quest 3」・・・解像度2064 x 2208 px/ 120Hz、110度

4.「Meta Quest 3S」・・・解像度1832 x 1920 px/ 120Hz、96度

違い5:Snapdragon XR2 Gen 2 プラットフォームでグラフィック性能とAI処理が向上

PICO 4 Ultra ソケット

新モデル「PICO 4 Ultra」は新たに Qualcomm Snapdragon XR2 Gen 2 プラットフォームを搭載しています。

このソケットはQualcommが開発した、VR(仮想現実)やMR(複合現実)デバイス向けの最新SoC(System on a Chip)です。

前世代よりもGPUグラフィック性能が約2.5倍 向上し、高解像度で滑らかな映像表現や、リアルな光源効果などの表現が可能になっています。

また、AI処理能力8倍向上し、リアルタイムなオブジェクト認識、音声認識、翻訳などを高速に処理できるようになっています。

一方、前モデル「PICO 4」は一世代前のQualcomm Snapdragon XR2 プラットフォームを搭載していました。

そのため、新モデルよりもグラフィック性能やAI処理能力でやや劣っています。

Meta Quest 3」と「Meta Quest 3S」は新モデルと同じQualcomm Snapdragon XR2 Gen 2 プラットフォームを搭載しています。

CPUの性能を比較

1.「PICO 4 Ultra」・・・Snapdragon XR2 Gen 2搭載で非常に高速

2.「PICO 4」・・・Snapdragon XR2搭載で高速

3.「Meta Quest 3」・・・Snapdragon XR2 Gen 2搭載で非常に高速

4.「Meta Quest 3S」・・・Snapdragon XR2 Gen 2搭載で非常に高速

違い6:12GB LPDDR5 メモリと256GB UFS 3.1ストレージで快適に使用できる

新モデル「PICO 4 Ultra」は12GB LPDDR5 メモリと256GB UFS 3.1ストレージを搭載しています。

前モデル「PICO 4」と比べると、メモリの容量が4GBに増えています。

ストレージは256GBのみになり、規格がUFS 3.1に対応しています。

UFS3.1規格は最大2320MB/sの転送が可能で、UFS 2.2(最大1160MB/s)やeMMC 5.1(400MB/秒)よりも高速になります。

Meta Quest 3」と「Meta Quest 3S」はともに8GBメモリ搭載で、

新モデルよりも4GB メモリ容量が少なくなります。

<メモリとストレージを比較>

1.「PICO 4 Ultra」・・・12GB LPDDR5 + 256GB UFS 3.1

2.「PICO 4」・・・8GB LPDDR5 + 128GB/256GB

3.「Meta Quest 3」・・・8GB + 128GB、512GB

4.「Meta Quest 3S」・・・8GB + 128GB、256GB

違い7:新しいデザインのコントローラーを採用・リングなしで快適に操作できる

PICO 4 Ultra コントローラー

新モデル「PICO 4 Ultra」は前モデル「PICO 4」とは異なるデザインのコントローラーを採用しています。

具体的には前モデルのコントローラーにあったリングをなくしたシンプルなデザインに変更されています。

これにより、より自然な操作が可能になり、よりゲームに集中できるようになりました。

また、複数のセンサーを組み合わせることでトラッキング精度も向上。

高精度なトラッキングにより、仮想空間での手の動きをより正確に反映します。

そのほか、振動機能を搭載し、爆発シーンなどでリアルな衝撃を体験できます。

Meta Quest 3」と「Meta Quest 3S」もリングなしの新しいデザインのコントローラーが採用されています。

※「PICO 4 Ultra本体のデザインはこちらのYouTube動画で紹介しています。ぜひご覧ください。

コントローラーのデザインを比較

1.「PICO 4 Ultra」・・・リングなしの新デザイン

2.「PICO 4」・・・リングありの旧デザイン

3.「Meta Quest 3」・・・リングなしの新デザイン

4.「Meta Quest 3S」・・・リングなしの新デザイン

「PICO 4 Ultra」のスペック

  • ディスプレイ 2.56インチスクリーン x2、解像度 2160 x 2160(x2)
    ※レンダリング解像度 1920 x 1920(x2)/平均PPD(1度あたりのピクセル数)20.6、中央部のPPD 22.5
  • リフレッシュレート 90Hz
  • レンズ パンケーキレンズ
  • 視野角 105° FoV
  • パススルー機能 対応・フルカラー
  • トラッキング 6DoF空間ポジショニング、独自の無指向性SLAM、赤外線光学ポジショニングシステム、光学センサー、モーショントラッカー(3DoF)
    ※外部センサー不要/PC接続不要で動作
  • ハンドトラッキング 開発者モードで利用可能
  • IPD(瞳孔間距離) 瞳孔間距離を58mm~72mmの間でシームレスに調整
  • メガネ 対応・メガネスペーサーを同梱
  • CPU Qualcomm Snapdragon XR2 Gen 2
    ※4nm
  • RAM(メモリ) 12GB LPDDR5
  • ストレージ 256GB UFS 3.1
  • バッテリー 5700 mAh
  • 駆動時間 最大25時間
  • 充電 QC 4.0 / PD 3.0、45W急速充電器をサポート
  • 通信 Wi-Fi 7 (802.11 a/b/g/n/ac/ax/be)、2×2 MIMO、Bluetooth 5.3
  • インターフェース USB
  • MR (Mixed Reality) センサー 32MPのカラーシースルーカメラx2、iToF深度センサーカメラx1、環境トラッキングカメラx4
  • コントローラー PICO 4 Ultraコントローラー、リングレスデザイン
  • オーディオ デュアルステレオスピーカー、4つのマイクで空間オーディオの録音をサポート
  • オプション PICO Motion Tracker
  • アプリストア SteamVR、Pico Store
  • OS PICO OS 5.0
  • サイズ 165(W)x256~312(D)x84(H)mm
  • 重量 440 g
  • カラー ホワイト
  • 付属品 コントローラーx2、リストストラップx2、メガネスペーサー、フェイスフォーム、1.5V単3アルカリ乾電池x4、USB-C to USB-Cケーブル、クイックガイド、ユーザーガイド、安全および保証ガイド

「PICO 4 Ultra」は買うべきか?

PICO 4 Ultra 高性能

2022年10月に発売された「PICO 4」の後継機になります。

新たにMR機能に対応し、現実の空間に仮想のオブジェクトを配置できるようになっています。

また、全身の動きを検知できるモーショントラッカー「PICO Motion Tracker」を用意。

仮想の巨大スクリーンで作業できるパノラマワークスペースも利用できます。

ハードウェア面では、Snapdragon XR2からSnapdragon XR2 Gen 2 プラットフォームに変更し、

メモリを8GBから12GB LPDDR5に増強しています。

これにより、より複雑なAI処理が可能になり、

パノラマワークスペースのような負荷の大きい処理もこなせるようになっています。

ゲームに関してはSnapdragon XR2 Gen 2や12GBメモリに加えて、

3200万画素デュアルVSTカメラを利用した高精細な映像(カラーパススルー)が利用可能で、

非常にリアルで臨場感のある体験が可能です。

PICOストアSteam VRの豊富なゲームもプレイ可能で、

Meta Quest 3」とほぼ同等か、それ以上に快適にゲームを楽しめるといっていいでしょう。

また、モーショントラッカー「PICO Motion Tracker」を装着することで、

VR空間での動きがより自然なものとなり、フィットネスやゲームがより快適になります。

Meta Quest 3」にはモーショントラッカーが用意されていないため、

この点が「PICO 4 Ultra」の最大のメリットといえます。

パノラマワークスペースも「Meta Quest 3」にはない大きなメリットです。

専用アプリや画面の設定・調整などが可能で、従来のVRヘッドセットを使った作業よりも格段に使いやすくなっています。

ただし、スマホのテキスト文字など細かいものが見えづらいなどのデメリットがあります。

小さい文字を使わない、イラスト制作や動画編集などの作業の方が向いているようです。

(まとめ)

新モデル「PICO 4 Ultra」はハードウェアの性能が向上したことで、

MR(複合現実)世界の体験や負荷の高いパノラマワークスペースの作業も快適にできるようになっています。

また、全身を検知するモーショントラッカー「PICO Motion Tracker」を利用できるなど、

Meta Quest 3」にはないメリットもあります。

PICOストアのゲーム数がMetaストアよりも少ない傾向があるものの、

それを補うのに十分なほど高い性能で、本格的にMRヘッドセットを使いたい人に最適です。

Meta Quest 3」にはできないこと(モーショントラッカー、パノラマワークスペース)を使ってみたいのなら、購入した方がいいでしょう。

「PICO 4 Ultra」の価格・販売先

PICO 4 Ultra 正面

ECサイト

Amazonで89,800円(税込)、

楽天市場で92,164円(送料無料)、

AliExpressで105,679円、

で販売されています。

Amazonで「PICO 4 Ultra」をチェックする

楽天市場で「PICO 4 Ultra」をチェックする

ヤフーショッピングで「PICO 4 Ultra」をチェックする

AliExpressで「PICO 4 Ultra」をチェックする

米国 Amazon.comで「PICO 4 Ultra」をチェックする

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おすすめの類似製品を紹介

PICO 4 Ultra」に似た性能をもつVR/MRヘッドセットも販売されています。

「Meta Quest 3」

Metaから発売されたMRヘッドセットです(2023年10月10日 発売)。Qualcomm Snapdragon XR2 Gen 2、8GBメモリ、解像度2064 x 2208ドットのInfinite Display、次世代パンケーキレンズ、128GB、512GBストレージ、平均2.2時間駆動するバッテリー、18 PPDの2つのRGBカメラを搭載しています。

また、MR世界の体験、「カラーパススルー」、「Xbox Cloud Gaming」、Meta Quest Touch Plusコントローラー(触覚フィードバック・付属)、40%音量アップしたステレオスピーカー、、空間オーディオ、リフレッシュレート 90Hz、120Hz (テスト機能使用時)、調節可能なソフトストラップ、USB Type-C、3.5mmイヤフォンジャック、PC接続、Wi-Fi 6E、Bluetooth、Metaストアに対応しています。

価格は、Amazonで81,400円(税込)、楽天市場で81,400円(送料無料)、ヤフーショッピングで83,957円、米国 Amazon.comで$528.01 です。

関連記事:MR機能付きの「Meta Quest 3」とQuest 2を比較

「Meta Quest 3S」

Metaから発売されたMetaストア対応のMRヘッドセットです(2024年10月15日発売)。Qualcomm Snapdragon XR2 Gen 2、8GBメモリ解像度1832 x 1920ドットのInfinite ディスプレイ、フレネルレンズ、128GB、256GBストレージ、平均2.5時間駆動する4324mAhバッテリー、18 PPDの2つのRGBカメラを搭載しています。

また、MR世界の体験、「カラーパススルー」、「Xbox Cloud Gaming」、Meta Quest Touch Plusコントローラー(触覚フィードバック・付属)、40%音量アップしたステレオスピーカー、空間オーディオ、リフレッシュレート 90Hz、120Hz、調節可能なソフトストラップ、USB Type-C、3.5mmイヤフォンジャック、PC接続、Wi-Fi 6E、Bluetoothに対応しています。

価格は、Amazonで48,800円(税込・128GBモデル・256GBモデルは64,900円)、米国 Amazon.comで$350.03 (128GB + Elite Strap)、です。

関連記事:「Meta Quest 3S」がQuest 3よりもお得な理由を解説!

HTC「VIVE Focus Vision」

HTCから発売されたVIVEポート ストアに対応したMRヘッドセットです(2024年10月18日発売)。

Qualcomm Snapdragon XR2、5K解像度のディスプレイ、12 GB LPDDR5メモリ、128 GBストレージ、2時間使用できるバッテリー(着脱、交換可能)、内蔵予備バッテリー、microSDカードスロット、トラッキングカメラ x 4、アイトラッキングカメラ x 2、高解像度フルカラーパススルーカメラ x 2、赤外線センサー、深度センサーを搭載しています。

また、アイトラッキング、フェイストラッキング、ハンドトラッキング(コントローラーなし)、高解像度フルカラーパススルー、DisplayPortモード、視野角(FOV) 最大120度、リフレッシュレート 90 Hz、自動IPD調整、

視度調整、専用アプリ「VIVEマネージャー」(設定、管理)、USB 3.2 Gen 1 Type-C ポート x 1、DisplayPort 対応 USB 3.2 Gen 1 Type-C ポート x 1、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2 + BLEに対応しています。

価格は、Amazonで169,000円(税込・ストリーミングキット)です。

関連記事:リアル度が増した「VIVE Focus Vision」のできることを解説

「DPVR P2」

DPVRから発売されたスタンドアロン対応のVRヘッドセッドです(2024/2/22発売)。Qualcomm Snapdragon XR1、6GBメモリ、5.46インチで解像度3664×1920ドットの高解像度ディスプレイ、 128GBストレージ、最大4時間駆動できる5700mAhバッテリ、microSDカードスロットを搭載しています。

また、タッチパッド操作、ストレージ拡張(最大1TB)、IPD 瞳孔間距離の調整(58mm/64mm/70mm)、リフレッシュレート 75Hz、3DoFトラッキング、専用コントローラー(3DoF対応)、デュアル ステレオスピーカー、サラウンドサウンド再生、専用チャージングドックでの充電、DCポートからの給電、、ジャイロスコープ(傾きの検知)、ノイズキャンセリング対応 Bluetooth イヤホン(※別売)、USB Type-C、Wi-Fi、Bluetooth 5.0 BLEに対応しています。

価格は、Amazonで48,000円、楽天市場で58,060円(送料無料)、ヤフーショッピングで57,530円、米国 Amazon.comで$398.00、です。

関連記事:「DPVR P2」はMeta越えの意欲作か? 最新VRヘッドセットと徹底 比較!

「VIVE XR Elite」

HTCから発売されたXRヘッドセットです(2023/2月以降に発売)。

Qualcomm Snapdragon XR2、12GBメモリ、両目3840 x 1920pxのディスプレイ、128GBストレージ、取り外し可能な26.6 Whバッテリークレードルを搭載しています。

また、IPD調整(メガネなしで使用可)、XRパススルー機能、最大リフレッシュレート90Hz、ハンドトラッキング機能、6DoF、デュアルスピーカー、空間オーディオ、「VIVEストリーミング」、「VIVERSE」 (メタバース)、PC接続、単体での使用、Viveport ストアに対応しています。

価格は、Amazonで143,550円(税込)、楽天市場で142,000円(送料無料)、ヤフーショッピングで149,808円、AliExpressで206,043円、です。

関連記事:「VIVE XR Elite」はMetaより快適? 人気VRデバイスと徹底 比較!

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「Meta Quest 3S」がQuest 3よりもお得な理由を解説!

Meta Quest 3S
5万円以下で買えるMRヘッドセット「Meta Quest 3S」。早くも「安くても高性能でコスパが高い」と評判です。しかし、その一方で「性能が下がっているので、やめておけ」という口コミもあり、購入を迷っている人も多くいるようです。

そこで今回は、満足できる性能なのかを確かめるために、実機のデータを使い、次の7点を重点的に検証してきます。

  1. ディスプレイ解像度
  2. リフレッシュレート
  3. 視野角
  4. レンズ
  5. IPD調整(3段階IAD調整)
  6. カラーパススルー
  7. デザイン装着性

また、前モデル「Meta Quest 3」の違いも比較して紹介!できることやメリット、スペック、購入するべきかどうかを決める重要なポイント、詳細な価格情報もあるのでぜひ参考にしてみてください。

「Meta Quest 3S」が日本で発売!

2024年10月15日、日本で米国 Metaの新製品「Quest 3S」(クエスト 3エス)が発売されます。

Meta Quest 3」シリーズのエントリーモデルとなるMRヘッドセットです。

Metaからは2023年10月に「Quest 3」(クエスト 3)が発売されています。

このMRヘッドセットは「前モデルよりもサクサク動いてゲームも快適」、「外の様子をフルカラーで見られるのが便利」と評判でした。

新モデルはその性能を受け継ぎつつ、よりコストパフォーマンスに優れる製品になっていることで話題になっています。

もちろん、PCと接続してSteamのゲームも快適にプレイできますよ(メガネのスペーサーも付属)。

それでは早速どんなMRヘッドセットなのか、その特徴(メリット)をくわしく見ていきましょう。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ:Meta Quest 3S: Pre-order the newest mixed-reality headset | Meta Store

違い1:解像度1832 x 1920ドットのディスプレイで高精細な映像を表示できる

Meta Quest 3S ディスプレイ

新モデル「Meta Quest 3S」は解像度1832 x 1920ドットのディスプレイを搭載しています。

この解像度は「Meta Quest 2」と同じです。

Meta Quest 3」は 解像度2064 x 2208ドットなので、

新モデルは前モデルよりも解像度が下がっています。

ただし、実機を使ったレビューで検証すると、この解像度の差はほとんど分からないレベルです。

解像度が下がっても、高精細で美しい映像が見られるので心配は不要です。

違い2:リフレッシュレート 90Hz、120Hz対応で滑らかな映像を表示できる

新モデル「Meta Quest 3S」はリフレッシュレート 90Hz、120Hzに対応しています。

一方、前モデル「Meta Quest 3」は72Hz、80Hz、90Hz、120Hzに対応しています。

どちらも90Hz、120Hzに対応している点は同じで、

ゲームや動画で動きの激しいシーンでも滑らかに表示できるというメリットがあります。

では、72Hz、80Hzに対応しているとどのようなメリットがあるのでしょうか?

実はゲームや動画でも、まったく動きが激しくないシーンが多々あります。

このようなシーンではリフレッシュレートの値が低い方がスムーズに再生でき、

余計な電力を消費せずに済みます。

つまり、前モデル「Meta Quest 3」は72Hz、80Hzに対応することで、

動きの遅いシーンでも、最適なフレームレートに合わせて、スムーズに再生できるのです。

この点は新モデルよりも前モデルの方が性能が高い点だといえます。

ただし、この違いは実際に実機を使ってもほとんど気がつかないレベルです。

したがってリフレッシュレートの違いはあまり気にしないでも大丈夫です。

違い3:水平 96度(水平)、垂直90度の視野角で動画もゲームも楽しめる

Meta Quest 3S 視野角

新モデル「Meta Quest 3S」の視野角は水平方向が 96度、垂直方向が90度になっています。

一方、前モデル「Meta Quest 3」は水平方向が110度、垂直方向が96度でした。

新モデルの方が前モデルと比べて視野角が狭くなっています。

ちなみに「Meta Quest 2」の視野角は水平方向が97度、垂直方向が93度で、

こちらも新モデルよりも広い視野角になっています。

視野角が狭いと見える範囲が狭まり、快適に動画やゲームを楽しめないような感じがするので、

この点は非常に不安を感じてしまいます。

しかし、実機を使った映像を見てみると、

動画視聴では視野角の狭さを感じることはありませんでした。

これは、動画が視野全体に広がっているわけではなく、MR空間(部屋)で離れたところにあるスクリーンを見るためです。

MR空間上のスクリーンは十分にワイドな画面なので、視野角はあまり関係がありません。

一方、ゲームでは視野全体に映像が広がるため、視野角の狭さは若干感じます。

Meta Quest 3」では視界の左右に少し余裕があり、背景が見やすくなりますが、

Meta Quest 3S」の場合は前方の風景が近くなり、左右の視界がやや狭く感じます。

ただし、この視野の狭さはそれほど不便を感じるレベルではありません。

ゲームに関しては没入感の高いMR空間のため、視野角を気にせず、

圧倒的にリアルな疑似空間で、スリリングな体験が可能です。

視野角などを気にする余裕もないので、あまり気にしなくても大丈夫です。

違い4:フレネルレンズ搭載でも十分に高画質・満足できるレベル

新モデル「Meta Quest 3S」はフレネルレンズを搭載しています。

フレネルレンズとは平らなプラスチック板に同心円状の溝が刻まれた構造のレンズです。

薄型軽量ですが、その反面、通常のレンズに比べて光学的な歪みが発生しやすいというデメリットがありました。

同じレンズは「Meta Quest 2」にも搭載されています。

一方、前モデル「Meta Quest 3」はパンケーキレンズを搭載していました。

パンケーキレンズは来のフレネルレンズよりも薄く、平たい形状をしているレンズです。

複数の非球面レンズを組み合わせることで、光学的な歪みを抑え、よりクリアで高画質な映像を映し出せるというメリットがあります。

そのため、新モデルは前モデルよりも、歪みが少なく、クリアで高画質な映像を再生できないということになります。

しかし、実機を装着して確かめてみると、フレネルレンズでも十分にきれいな映像で動画やゲームを楽しめます。

Meta Quest 2」とほぼ同じ見え方なので、気になる人はYouTubeなどで確かめてみてもいいでしょう。

前モデル「Meta Quest 3」と比べても遜色ない映りで、満足できるレベルです。

違い5:3段階のIAD調整で快適に映像を見られる

新モデル「Meta Quest 3S」はMeta Quest 3に搭載されていたIPDホイール(瞳孔間距離調整機能)がなくなっています。

IPD(瞳孔間距離)は左右の瞳の中心間の距離を意味し、

MRヘッドセットではこのIPDに合わせて調整することで、より立体的な映像を見られるようになっています。

そのため、新モデルでは個々の顔にフィットさせる微調整ができず、立体感が増した映像を見ることができません。

ただし、新モデルは3段階のIAD調整が可能です。

IAD(軸間距離)はヘッドセットの左右のレンズユニットの軸間の距離を意味し、

これを調整することで、IPD調整と同じような効果を得ることができます。

IAD調整は、IPD調整を補助するものにすぎませんが、

動画やゲームなどを楽しむのに十分な映像を見られるようにしてくれます。

したがって、IPD(瞳孔間距離)調整ができない点はあまり気にする必要はありません。

違い6:カラーパススルー機能で現実の映像を見られる

Meta Quest 3S パススルー

新モデル「Meta Quest 3S」は前モデル「Meta Quest 3」と同じカラーパススルー機能を搭載しています。

そのため、約400万画素のRGBカメラで周囲の様子を18PPD(画角あたり18画素)の解像度で写し出し、

現実世界の映像をカラーでリアルタイムに見ることができます。

ただし、同じカラーパススルー機能でも、新モデルと前モデルは異なった空間認識を用いています。

具体的には、

Quest 3がハードウェアによる深度センサーで空間の形状を識別するのに対し、

Quest 3Sが画像情報を元にした機械学習による推論で深度を推測する点で違っています。

ただし、両社の違いは大きくはなく、

実際に動画やゲームをする上で、その違いに気が付くことはほぼありません。

新モデルは前モデルと異なる方法のカラーパススルー機能を搭載していても、

快適に動画やゲームを楽しめます。

違い7:新デザイン採用でより快適に装着できるように改善

Meta Quest 3S 装着

新モデル「Meta Quest 3S」は前モデル「Meta Quest 3」とは異なるデザインが採用されています。

接眼部分はQuest 3S専用に新規開発され、フェイスプレートのパッドもより快適な素材に変更されています。

また、オプションで通気性の良いメッシュ素材を用いたライトシール(遮光用のパーツ)も用意され、

フィットネス系アプリで汗をかいても快適に使えるようになっています。

※「Meta Quest 3S」のデザインはこちらのYouTube動画でも確認できます。

「Meta Quest 3S」のスペック

  • ディスプレイ 解像度1832 x 1920ドット
    ※20 PPD/773 PPI/Infinite Display/メガネの上から着用可/100% of sRGB
  • レンズ フレネルレンズ、3段階IAD調整
  • 視野角 96度(水平)および90度(垂直)
  • リフレッシュレート 90Hz、120Hz
  • トラッキング 6DoF (回転方向と位置方向の両方に対応)※外部センサー不要/PC接続不要で動作
  • フェイス/アイトラッキング 非対応
  • パススルー カラー(4MP、18PPD)
  • IPD(瞳孔間距離) なし(※個々の顔にフィットさせる微調整ができない)
  • CPU Qualcomm Snapdragon XR2 Gen 2
  • RAM(メモリ)8GB
  • ストレージ 128GB、256GB
  • バッテリー 4324mAh
  • 駆動時間 平均2.5時間
  • 充電 付属の18W電源アダプターで約2.3時間(ヘッドセットのみ)、外付けドックアクセサリー(別売)
    ※充電式バッテリー:非対応
  • カメラ 18 PPDの2つのRGBカメラ
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6E、Bluetooth
  • インターフェース USB Type-C、3.5mmイヤフォンジャック、電源ボタン、LEDインジケータ
  • スピーカー 3Dスペーシャルオーディオ搭載の一体型ステレオスピーカー(40%音量アップ、低音域、最適なL/Rマッチング機能)
  • オーディオ スピーカーはヘッドセットに内蔵・ヘッドフォンなしで使用可能
  • ストラップ ソフトストラップ、ハードストラップは別売り
  • コントローラー Meta Quest Touch Plusコントローラー (触覚フィードバック)
    ※トラッキング:コンピュータビジョンと機械学習によるハイブリッドトラッキング
  • PC接続 Meta Quest LinkケーブルとAir Linkに対応
  • 防水 非対応
  • プライバシー 外部LED、データ保護
  • 対応アプリ 従来モデルと互換性あり
  • アプリストア Metaストア
  • サイズ 不明
  • 重量 約 514 g
  • カラー ホワイト
  • 付属品 標準フェイシャルインターフェースとメガネスペーサーがプリインストール、タッチプラスコントローラー2個、リストストラップ 2本と単三電池 2本、電源アダプター、充電ケーブル

「Meta Quest 3S」のメリット まとめ

Meta Quest 3S 中身

新モデル「Meta Quest 3S」は前モデル「Meta Quest 3」から多くのメリットを引き継いでいます。

MR(複合現実)機能を利用できる

新モデル「Meta Quest 3S」はVR機能だけでなく、現実世界に仮想オブジェクトを重ねて表示できるMR機能も利用できます。そのため、現実の自分の部屋に仮想スクリーンを設置して映画を見たり、ゲームをプレイしたりできます。この機能は「Meta Quest 2」で利用できなかったもので、「Meta Quest 3」から利用できるようになりました。

高性能なSnapdragon XR2 Gen 2で高速に動作する

新モデル「Meta Quest 3S」はQualcommと共同開発したSnapdragon XR2 Gen 2プラットフォームを搭載しています。このプロセッサは従来のMeta Quest 2と比較してグラフィックス性能が2倍向上し、より短いロード時間でゲームやアプリを起動できます。「Meta Quest 3」も同じプロセッサを搭載しています。

Touch Plusコントローラーで快適に操作できる

Meta Quest 3S コントローラー

新モデル「Meta Quest 3S」はTouch Plusコントローラーが付属します。このコントローラーは触覚フィードバック機能付きで、よりリアルなフィードバックを体験できます。また、「Meta Quest 2」にあったトラッキングリングがなくなったことで、より自然な握りで操作できます。

Questストアで豊富なコンテンツを利用できる・Steamゲーム対応

新モデル「Meta Quest 3S」はQuestストアに対応し、様々なジャンルのVRゲーム、フィットネスアプリ、クリエイティブツールなどの膨大なVRコンテンツを利用できます。また、Steam Linkアプリに対応し、PCで遊んでいるSteamゲームを、ワイヤレスでVRヘッドセットにストリーミングしてプレイすることもできます。

軽量なボディで長時間装着しても疲れにくい

新モデル「Meta Quest 3S」は重量 514gで長時間装着していても疲れにくくなっています。前モデルの「Meta Quest 3」は約515gで新モデルとほぼ同じ重さです。「Meta Quest 2」は最も軽く、約503gでした。

4324mAhバッテリー搭載で2.5時間 使用できる

新モデル「Meta Quest 3S」は4324mAhバッテリーを搭載し、平均的な使い方で2.5時間使用できるようになっています。Meta Quest 3は5060mAhバッテリー搭載でしたが、駆動時間が2.2時間と新モデルよりも短くなっています。「Meta Quest 2」は3640mAhバッテリー搭載で1.5~2.5時間しか駆動できませんでした。

「Meta Quest 3S」は買うべきか?

Meta Quest 3S 付属品

2023年10月に発売された「Meta Quest 3」の廉価版モデルです。

価格が、販売が中止された「Meta Quest 2」とほぼ同額(128GBで48,800円)になっており、

Meta Quest 3」(81,400円)よりも約3万円ほど安く購入できるようになっています。

ただし、新モデルは廉価版のため、性能は前モデル「Meta Quest 3」の方が上になります。

具体的には、Quest 3SQuest 3にはディスプレイの「解像度」、「視野角」、「レンズ」などが違っており、よりクオリティの高い映像を視聴できるのがQuest 3です。

コストダウンしたQuest 3でも満足できるか?

ただし、すでに解説した通り、実際に使ってみると、それらの差はほとんど感じられず、

新モデルでもほぼ「Meta Quest 3」と同じ感覚で使用できます。

また、IPD調整ができないというデメリットは3段階のIAD調整で補うことができ、

カラーパススルーの見え方もほとんど同じです。

デザインに関しては新しいデザインを採用したことで、

装着性が向上し、長時間つけていても快適に過ごせるようになっています。

(まとめ)

新モデル「Meta Quest 3S」は廉価版で、

性能的には前モデル「Meta Quest 3」に劣るが、その差はあまり大きくありません。

その他のデメリットも大きな不便につながるものはないので、

価格の安い「Meta Quest 3S」は非常にコスパの高いMRヘッドセットであるといえるでしょう。

購入するべきかどうかを決める重要なポイントは、「コストダウンを図ったところに納得できるか」です。

個人的には、無理してQuest 3を買うよりも、Quest 3Sを選んだ方が満足できると思います。

「Meta Quest 3S」の価格・販売先

Meta Quest 3S 正面

Meta公式サイト

128GBで48,800円、

256GBで64,900円、

で販売されています。

Meta公式サイトで「Meta Quest 3S」をチェックする

ECサイト

Amazonで48,800円(税込・128GBモデル・256GBモデルは64,900円)、

米国 Amazon.comで$350.03 (128GB + Elite Strap)、

で販売されています。

Amazonで「Meta Quest 3S」をチェックする

楽天市場で「Meta Quest 3S」をチェックする

ヤフーショッピングで「Meta Quest 3S」をチェックする

米国 Amazon.comで「Meta Quest 3S」をチェックする

Rakuten
楽天市場

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おすすめの類似製品を紹介

Meta Quest 3S」に似た性能をもつVRヘッドセットも販売されています。

「Meta Quest 3」

Metaから発売されたVRヘッドセットです(2023年10月10日 発売)。Qualcomm Snapdragon XR2 Gen 2、8GBメモリ、解像度2064 x 2208ドットのInfinite Display、次世代パンケーキレンズ、128GB、512GBストレージ、平均2.2時間駆動するバッテリー、18 PPDの2つのRGBカメラを搭載しています。

また、MR世界の体験、「カラーパススルー」、「Xbox Cloud Gaming」、Meta Quest Touch Plusコントローラー(触覚フィードバック・付属)、40%音量アップしたステレオスピーカー、、空間オーディオ、リフレッシュレート 90Hz、120Hz (テスト機能使用時)、調節可能なソフトストラップ、USB Type-C、3.5mmイヤフォンジャック、PC接続、Wi-Fi 6E、Bluetooth、Metaストアに対応しています。

価格は、Amazonで81,400円(税込)、楽天市場で81,400円(送料無料)、ヤフーショッピングで83,957円、米国 Amazon.comで$528.01 です。

関連記事:MR機能付きの「Meta Quest 3」とQuest 2を比較

「PICO 4 Ultra」

Pico Technologyから発売されたPico ストア、Steam VR対応のMRヘッドセットです(2024年9月20日発売)。

Qualcomm Snapdragon XR2 Gen 2、2.56インチのMini-LEDディスプレイ(片目 解像度 2160 x 2160 px)、12GB LPDDR5メモリ、256GB UFS 3.1ストレージ、5700mAhバッテリー、32MPのカラーシースルーカメラx2、iToF深度センサーカメラx1、環境トラッキングカメラx4を搭載しています。

また、MR(複合現実)世界の体験、モーショントラッカー「PICO Motion Tracker」(全身トラッキング・別売)、パノラマワークスペース、PICO 4 Ultraコントローラー、リフレッシュレート 90Hz、45W急速充電(QC 4.0 / PD 3.0)、デュアルステレオスピーカー、空間オーディオ、4つのマイク、メガネの装着(スペーサー同梱)、Wi-Fi 7、2×2 MIMO、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで89,800円(税込)、楽天市場で92,164円(送料無料)、AliExpressで105,679円、です。

関連記事:MR対応「PICO 4 Ultra」とMeta Quest 3を比較

HTC「VIVE Focus Vision」

HTCから発売されたVIVEポート ストアに対応したMRヘッドセットです(2024年10月18日発売)。

Qualcomm Snapdragon XR2、5K解像度のディスプレイ、12 GB LPDDR5メモリ、128 GBストレージ、2時間使用できるバッテリー(着脱、交換可能)、内蔵予備バッテリー、microSDカードスロット、トラッキングカメラ x 4、アイトラッキングカメラ x 2、高解像度フルカラーパススルーカメラ x 2、赤外線センサー、深度センサーを搭載しています。

また、アイトラッキング、フェイストラッキング、ハンドトラッキング(コントローラーなし)、高解像度フルカラーパススルー、DisplayPortモード、視野角(FOV) 最大120度、リフレッシュレート 90 Hz、自動IPD調整、視度調整、専用アプリ「VIVEマネージャー」(設定、管理)、USB 3.2 Gen 1 Type-C ポート x 1、DisplayPort 対応 USB 3.2 Gen 1 Type-C ポート x 1、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2 + BLEに対応しています。

価格は、Amazonで169,000円(税込・ストリーミングキット)です。

関連記事:リアル度が増した「VIVE Focus Vision」のできることを解説

「DPVR P2」

DPVRから発売されたスタンドアロン対応のVRヘッドセッドです(2024/2/22発売)。Qualcomm Snapdragon XR1、6GBメモリ、5.46インチで解像度3664×1920ドットの高解像度ディスプレイ、 128GBストレージ、最大4時間駆動できる5700mAhバッテリ、microSDカードスロットを搭載しています。

また、タッチパッド操作、ストレージ拡張(最大1TB)、IPD 瞳孔間距離の調整(58mm/64mm/70mm)、リフレッシュレート 75Hz、3DoFトラッキング、専用コントローラー(3DoF対応)、デュアル ステレオスピーカー、サラウンドサウンド再生、専用チャージングドックでの充電、DCポートからの給電、、ジャイロスコープ(傾きの検知)、ノイズキャンセリング対応 Bluetooth イヤホン(※別売)、USB Type-C、Wi-Fi、Bluetooth 5.0 BLEに対応しています。

価格は、Amazonで48,000円、楽天市場で58,060円(送料無料)、ヤフーショッピングで57,530円、米国 Amazon.comで$398.00、です。

関連記事:「DPVR P2」はMeta越えの意欲作か? 最新VRヘッドセットと徹底 比較!

「VIVE XR Elite」

HTCから発売されたXRヘッドセットです(2023/2月以降に発売)。

Qualcomm Snapdragon XR2、12GBメモリ、両目3840 x 1920pxのディスプレイ、128GBストレージ、取り外し可能な26.6 Whバッテリークレードルを搭載しています。

また、IPD調整(メガネなしで使用可)、XRパススルー機能、最大リフレッシュレート90Hz、ハンドトラッキング機能、6DoF、デュアルスピーカー、空間オーディオ、「VIVEストリーミング」、「VIVERSE」 (メタバース)、PC接続、単体での使用、Viveport ストアに対応しています。

価格は、Amazonで143,550円(税込)、楽天市場で142,000円(送料無料)、ヤフーショッピングで149,808円、AliExpressで206,043円、です。

関連記事:「VIVE XR Elite」はMetaより快適? 人気VRデバイスと徹底 比較!

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Google Pixel Buds Pro 2レビュー!上質な音質とAI連携力

Google Pixel Buds Pro 2 イヤホンとケースの外観
2024年9月26日に発売された完全ワイヤレスイヤホン「Google Pixel Buds Pro 2」は、Google独自の「Tensor A1」チップを初搭載したことで、前モデルから劇的な進化を遂げていると評判です。

このレビューでは、Pixel Buds Pro 2が実際にどれほど快適になったのか、前モデル「Google Pixel Buds Pro」と比較してどう変わったのか、特に音質やAIアシスタント「Gemini連携」機能に焦点を当てて実力を徹底的に検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

Google Pixel Buds Pro 2 の長所(Pros):

  • 固定用アーチの復活による、激しい運動でも外れない抜群のフィット感
  • Tensor A1チップが可能にした、前モデル比2倍の強力なノイズキャンセリング
  • まるで着けていないかのように自然な外部音取り込みモード
  • Gemini(AI)とのシームレスな連携と、スマホ不要の高度な音声操作
  • ケース込みで最大30時間(ANCオン)のロングバッテリーとワイヤレス充電

Google Pixel Buds Pro 2 の短所(Cons):

  • 36,800円という強気な価格設定(前モデルから値上げ)
  • LDACなどのハイレゾコーデックに非対応
  • シビアなゲームプレイではわずかな遅延を感じる可能性も

総合評価:

Google Pixel Buds Pro 2は、前モデルの課題だった装着感を「固定用アーチ」で完全に解消し、Tensor A1チップによる圧倒的な静寂と上質なサウンドを実現した、Androidユーザーにとって「最強のAIパートナー」です。ハイレゾ非対応や価格の上昇は惜しい点ですが、Geminiとの対話やケースごと探せる安心感など、スペック表以上の体験価値を提供してくれる傑作だと感じました。

この記事で分かること

  1. デザイン・装着感: 固定用アーチ、フィット感、4.7gの軽量ボディ、カラーバリエーション、ケースのサイズ感、操作方法・使い方、防滴・防水性能(IP54)、付属品
  2. 音質・サウンド: Tensor A1チップ、11mmドライバー、高音質、低音・中音・高音のバランス、ヘッドトラッキング付き空間オーディオ、イコライザー調整
  3. ノイズキャンセリング: Silent Seal 2.0、ANC性能(2倍)、外部音取り込み(トランスペアレンシー)、アダプティブオーディオ、耳圧感の軽減
  4. 連携機能・AI: Gemini連携、Gemini Live(会話機能)、Googleアシスタント、リアルタイム翻訳機能、会話検知機能、Find Hub(デバイスを探す)
  5. 通話性能: マイク性能、クリア音声通話、ビームフォーミングマイク、風切り音耐性、Web会議品質、Bluetoothスーパーワイドバンド
  6. バッテリー・充電: 再生時間(ANCオン/オフ)、ケース込みの持ち時間、急速充電、ワイヤレス充電(Qi)、バッテリーシェア
  7. 接続・互換性: コーデック(SBC, AAC)、マルチポイント接続、ペアリング、対応機種(Pixel, Android, iOS)、遅延(レイテンシー)、Bluetooth 5.4
  8. 比較・検証: Google Pixel Buds Pro(第1世代)との違い・比較、メリット・デメリット
  9. 総評: 5段階評価、コストパフォーマンス、おすすめユーザー
  10. 価格:購入先、Googleストア、Amazon・楽天などのECサイト、中古、ライバル機種との価格比較

この記事を最後まで読むことで、「Google Pixel Buds Pro 2」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ:Google Pixel Buds Pro 2: 快適なフィット感の AI 搭載イヤホン 

デザインと装着感:Google Pixel Buds Pro 2の劇的な進化と快適性

Google Pixel Buds Pro 2 イヤホン 外観

ここでは、Google Pixel Buds Pro 2のデザインや装着感、そして前モデルからの劇的な進化について、実際に使用した感想を交えて詳しくレビューしていきます。

驚くほど軽く、ポップなデザイン

ケースを手にした瞬間、そのコロンとした「小石」のような形状とマットな手触りに親しみを感じました。前モデルの「Google Pixel Buds Pro」も同様のデザイン言語でしたが、今回のPixel Buds Pro 2はケースを開けた時の印象が違います。カラーバリエーションは「Porcelain」「Hazel」「Wintergreen」「Peony」の4色展開で、私は落ち着いた色合いの「Hazel」を選びました。ダークトーンのシックな色味はどんな服装にも馴染み、耳元で主張しすぎない大人のガジェットという印象を与えてくれます。

イヤホン本体の表面もマットな仕上げで指紋が目立ちにくく、高級感と実用性を兼ね備えていると感じました。また、ケース底面には新たにスピーカーが搭載されており、「デバイスを探す」機能でケース自体から音を鳴らせるようになったのは、頻繁に物を置き忘れる私にとって嬉しいアップデートです。

「固定用アーチ」がもたらす安心感と装着革命

Google Pixel Buds Pro 2 サイズ

今回、最も感動したのは装着感の進化です。前モデルのPixel Buds Proは、耳の穴だけで支える形状だったため、ふとした瞬間に「落ちそう」という不安を感じることがありました。しかし、Pixel Buds Pro 2では「固定用アーチ」が復活しました。このアーチを耳のくぼみに合わせて「ひねる」ことで、驚くほどしっかりと固定されます。

実際にこのイヤホンを装着して、近所の公園で5キロほどジョギングをしてみましたが、着地の衝撃でもズレる気配が全くありませんでした。AirPods Pro 2など他社製品と比較しても、この物理的なロック機構による安心感は頭一つ抜けています。

また、重量が前モデルの片耳6.2gから4.7gへと約27%も軽量化されたことには驚かされました。以前は2時間ほど映画を観ていると耳に重さを感じて休憩を挟んでいたのですが、Pixel Buds Pro 2では3時間のWeb会議でつけっぱなしにしていても、耳への圧迫感や痛みをほとんど感じません。4500万種類以上の耳の形を分析して設計されたというだけあり、まるで自分の耳の一部になったかのような自然なフィット感です。

直感的な操作性

操作性に関しては、表面をタッチする感度が良好で、前モデルから引き継がれた「前後のスワイプで音量調整」ができる点はやはり最高の機能だと再確認しました。タッチセンサーの反応も良く、タップで再生・停止、スワイプで音量変更という操作が非常にスムーズに行えます。スマホを取り出さずに耳元だけで直感的に音量を変えられるのは、満員電車の中や手がふさがっている家事の最中などで非常に重宝します。

また、前モデルではケースからイヤホンが取り出しにくいという声もありましたが、Pixel Buds Pro 2ではイヤホンが少し飛び出しているおかげで、指先が乾燥していてもスムーズにつまみ出すことができるようになっており、細かな使い勝手も向上しています。

盤石の耐久性

耐久面でも、イヤホン本体がIP54の防塵・防水ケースIPX4の防水に対応し、前モデル(イヤホンIPX4、ケースIPX2)から強化されています。防塵性能が追加されたことで、埃っぽい場所やアウトドアでの使用に対する安心感が増しました。突然の雨や、ジムでの激しいトレーニングで汗だくになっても気にする必要がないのは、毎日使うデバイスとして大きなメリットです。

まとめ:デザインと装着感

  • デザイン:マットで指紋がつきにくく、ポップなカラーが耳元のアクセントになる
  • 装着感:固定用アーチをひねって固定する仕組みにより、激しい運動でも外れる不安がない
  • 軽量性:前モデルから大幅に軽量化され、長時間の使用でも耳が疲れにくい
  • 耐久性:IP54の防塵・防水性能により、雨や汗を気にせずアクティブに使用できる
  • 操作性:スワイプによる音量調整が直感的で、スマホなしでも快適に操作可能

音質

ここでは、Google Pixel Buds Pro 2の音の特性と調整、ANC(ノイズキャンセリング)と外部音取り込み、通話品質についてレビューします。

音の特性と調整:Google Pixel Buds Pro 2の進化した没入感とクリアな響き

Google Pixel Buds Pro 2 チップ

Google Pixel Buds Pro 2は、独自のTensor A1チップと新設計の音響構造により、ノイズキャンセリングを効かせても、音質が劣化せずに、元の音源のクリアな音をそのまま楽しめるようになりました。ここでは、ANC効果を含まない純粋なオーディオ再生能力(音質)と空間オーディオ、そして音質調整機能について詳しくレビューします。

初代「Google Pixel Buds Pro」との音質の違い

初めてPixel Buds Pro 2を耳に装着し、お気に入りのプレイリストを再生した瞬間、前モデル「Google Pixel Buds Pro」との違いにハッとさせられました。前モデルは11mmドライバーによるパワフルな低音が魅力でしたが、時折、音が少しこもって聞こえる場面がありました。しかし、今回のモデルは同じ11mmの大口径ドライバーを搭載しながらも、全く別次元のクリアなサウンドを響かせます。

これは、Tensor A1チップが音楽処理専用のパス(経路)を持っていることや、新開発の高周波チャンバーが効いているのでしょう。音が団子にならず、一つひとつの楽器が独立して鳴っているような分離感があり、全体的に見通しが非常に良くなっています。

試聴レビュー:引き締まった低音とクリアなボーカル

音質は前モデルの「低音重視」という傾向から、Pro 2では全帯域が見渡せる「高解像度バランス型」へと明確にシフトしました。

ビリー・アイリッシュの『Bad Guy』を再生したとき、イントロの重低音が鳴った瞬間、前モデルとの「低音の質」の違いに驚かされました。以前は量感たっぷりで少し膨らみ気味だった低音が、Pro 2では「ドスン」と深く沈み込みながらも、スッと引くキレの良さを持ったタイトな音に変化しています。ベースラインの輪郭がくっきりと浮かび上がり、迫力がありながらも他の音を邪魔しない、非常に洗練された低音です。

次に、宇多田ヒカルの楽曲を聴いてみたところ、以前はバックトラックの迫力に押され気味だったボーカルが、Pro 2では一歩前に出てくるような明確な存在感を放ちます。ブレス(息継ぎ)の微細なニュアンスや声の震え、高音域の表現力までが生々しく伝わり、ピアノやアコースティックギターの音色もクリアに響きました。

さらに、新開発の高周波チャンバーのおかげか、ハイハットやシンバルの金属音が非常に煌びやかに伸びていきます。解像度が高いにもかかわらず、耳に刺さるような不快なシャリつき(歯擦音)が巧みに抑えられており、長時間聴き続けても聴き疲れしない、滑らかで上質なサウンドだと感じました。

ヘッドトラッキング付き空間オーディオで映画館のような体験を

映画鑑賞やライブ映像の視聴において、この機能は圧倒的な没入感をもたらします。Netflixでアクション映画『トップガン マーヴェリック』を視聴した際、戦闘機のエンジン音が頭の後ろから前方へと抜け、さらに自分の顔を右に向けると、音の発生源が左耳側に残るという、極めて正確な定位感を体験できました。

まるで映画館のセンターシートに座っているかのような臨場感です。前モデルも空間オーディオに対応していましたが、Pro 2ではTensor A1チップの高速処理のおかげか、頭を素早く動かした際の音の追従性がより滑らかになり、違和感が解消されているように感じました。この機能は特定のアプリやコンテンツに依存しますが、対応コンテンツを視聴する際の迫力は、単なるステレオ再生とは一線を画す体験です。

自由自在なイコライザーで自分好みの音に

自分好みの音質を追求したいユーザーにとって、5バンドのイコライザー機能は強力なツールです。専用アプリには「低音ブースト」や「ボーカルブースト」といったプリセットが用意されていますが、さらに各帯域を細かくスライダーで調整できるカスタムEQも搭載されています。私はEDMを聴く際に低音を強めに設定してみましたが、音が割れたり全体のバランスが崩れたりすることなく、ベースの迫力だけが綺麗に増幅されました。

逆にポッドキャストを聴く際は中高音を上げて声をクリアにするなど、コンテンツに合わせた柔軟な調整が可能です。調整結果が即座に反映されるレスポンスの良さも、音楽体験を損なわない重要なポイントだと感じました。

まとめ:音質

  • 全体の傾向:前モデルの低音重視から、全帯域の解像度が高いバランス型へと進化
  • 低音域:量感だけでなく、深みとキレのある引き締まった低音を実現
  • 中音・高音域:ボーカルが埋もれずクリアに前に出て、高音も刺さらず滑らか
  • 空間オーディオ:ヘッドトラッキング対応により、映画や動画で高い没入感と正確な定位を提供
  • 調整機能:5バンドEQにより、音質の劣化を感じさせずに自分好みのサウンドを作れる

ノイズキャンセリングと外部音取り込み:Google Pixel Buds Pro 2が作る圧倒的静寂

Google Pixel Buds Pro 2 ノイズキャンセリング

ここでは、Google Pixel Buds Pro 2の最大の特徴であるノイズキャンセリング(ANC)と外部音取り込み機能について、前モデルからの進化点や実際の体験談を交えてレビューしていきます。

前モデルからの劇的な進化:2倍の静寂と専用チップ

Google Pixel Buds Pro 2は、ノイズキャンセリング性能において前モデルから劇的な進化を遂げました。最大の違いは、イヤホンとして初搭載されたGoogle独自の「Tensor A1」チップです。このチップが可能にした「Silent Seal 2.0」により、前モデル比で最大2倍のノイズキャンセリング性能を実現しています。

特に400Hz〜2kHzの中間周波数帯域の遮音性が強化され、人の声などの騒音に強くなりました。また、音楽信号とANC処理を別々の経路で処理する「マルチパス処理」を採用したことで、ノイズを消しつつも音質への干渉を防いでいる点も大きな改良点です。

シーン別体験:生活音が「遠くの出来事」に変わる感覚

実際に様々な場所で、その静寂性を詳しくテストしてみました。

まず、休日の混雑したカフェでの作業です。前モデルでは、低音の空調ノイズは消せても、隣の席の話し声や、食器がぶつかる「カチャカチャ」という鋭い音まではカットしきれず、音楽のボリュームを上げて誤魔化すことがありました。しかしPro 2では、ANCをオンにした瞬間、それらがスッと遠ざかり、まるで自分だけが防音ガラスの向こう側にいるような感覚に陥ります。音楽を小音量で流すだけで、周囲の会話内容はほぼ判別不能になり、完全に作業に没頭できる「個室」のような空間を手に入れることができました。

次に、通勤ラッシュ時の地下鉄徒歩移動です。ホームに入線してくる電車の轟音や、走行中の「ゴオオ」という重低音は、驚くほど綺麗に消え去ります。特に感動したのは、ANC特有の「圧迫感」のなさです。強力なノイズキャンセリング製品でありがちな、耳がツンとするような閉塞感が、内蔵センサーによる自動減圧機能のおかげでほとんどありません。そのため、1時間の移動中ずっとオンにしていても聴き疲れせず、ただ純粋に静かな移動時間を楽しむことができました。

環境に寄り添うアダプティブ オーディオ

今回の実機レビューで特に利便性を感じたのが、周囲の騒音レベルに合わせてノイズキャンセリングの強度を自動調整してくれる「アダプティブ オーディオ」です。例えば、静かな路地裏から交通量の多い大通りに出た際、操作を一切することなく、騒音の増加に合わせて自然にANCが強まりました。逆に静かな場所では強度が緩むため、常に最適な静寂が保たれます。いちいちスマホを取り出してモードを切り替える手間から解放されるシームレスな体験は、一度味わうと戻れない快適さがありました。

驚くほど自然な外部音取り込み

外部音取り込み(トランスペアレンシー)モードの完成度も極めて高いです。マイクで拾ったような機械的な不自然さが解消され、まるでイヤホンを着けていないかのような、クリアで自然な音が聞こえてきます。コンビニのレジで店員さんと話す際も、相手の声がはっきりと聞き取れました。

会話検知機能」をオンにしておけば、自分が話し始めると自動的に音楽の音量が下がり、外部音取り込みモードに切り替わります。この反応速度も速く、買い物の会計時や知人に会った際など、イヤホンを外さずに会話ができるのは非常に実用的でした。

まとめ:ノイズキャンセリングと外部音取り込み

  • 進化点:Tensor A1チップとSilent Seal 2.0により、中高音域のノイズ抑制が前モデル比で2倍に向上
  • 体験(屋内):カフェでの人の話し声や食器音を効果的にカットし、集中できる環境を作る
  • 体験(屋外):地下鉄の重低音ノイズを消し去りつつ、耳への圧迫感が少ない
  • アダプティブ機能:環境に合わせてANC強度を自動調整するため、手動操作が不要で快適
  • 外部音取り込み:機械的な音がせず自然で、会話検知機能により着けたままスムーズに会話が可能

通話品質:Google Pixel Buds Pro 2のAI技術が支えるクリアな会話

Google Pixel Buds Pro 2 イヤホン 外観

Google Pixel Buds Pro 2は、GoogleのAI技術を駆使して通話品質を向上させています。ここでは、ビジネスシーンや騒音下での通話テストを通じて感じたマイク性能と、便利な会話検知機能についてレビューします。

AIが実現する「クリア音声通話」の実力

静かな室内でWeb会議に使用した際、通話相手からは「マイクを使って話しているのが分からないほど自然でクリアだ」という評価を得ました。左右それぞれに搭載された3つのマイクとAIによる「クリア音声通話」機能が、私の声を的確に拾ってくれているようです。前モデルのPixel Buds Proも通話品質は及第点でしたが、Pro 2では声の輪郭がよりはっきりとし、こもった感じが軽減されているように感じました。特にBluetoothスーパーワイドバンドに対応しているため、従来の電話音声よりも帯域幅の広い、リッチな音声で通話ができる点は大きなメリットです。

騒音下でのノイズ抑制と課題

カフェや交通量の多い屋外で通話テストを行いました。周囲のガヤガヤとした雑音や車の走行音は、ビームフォーミングマイクAI処理によってかなり強力に抑制されます。相手には私の声がメインで届いており、背景ノイズは「遠くで鳴っている」程度に抑えられていました。ただ、工事現場の近くなど極端に大きな騒音が発生している場面では、ノイズを消そうとする処理が強く働きすぎて、私の声が一瞬途切れたり、少し機械的に聞こえたりすることがあると指摘されました。この点は、AIによる処理の強度が環境によっては過敏に反応してしまうこともあると感じた部分です。

実用的な「会話検知機能」と風切り音耐性

日常使いで非常に便利だと感じたのが「会話検知機能」です。コンビニのレジなどで自分が話し始めると、AIが声を検知して自動的に音楽を一時停止し、外部音取り込みモードに切り替えてくれます。前モデルよりも反応速度が向上しており、店員さんへの「お願いします」の一言で瞬時に切り替わるため、イヤホンを外す手間が省けました。

会話が終わると自動で音楽が再開されるのもスマートです。風切り音については、風を軽減するメッシュカバーが搭載されていますが、強風の日のランニング中などは「ボウボウ」という音が多少入ります。それでも通話が成立しないほどではなく、十分に実用範囲内には収まっている印象です。

まとめ:通話品質

  • マイク性能:静かな環境では非常にクリアで自然な音声を相手に届けることができる
  • ノイズ抑制:AIとビームフォーミングにより周囲の雑音を強力にカットするが、極端な騒音下では声質に影響が出ることもある
  • 会話検知機能:発話を検知して自動で外音取り込みに切り替わる機能は、反応が速く実用的
  • 風切り音:メッシュカバーである程度抑制されるが、強風時には多少のノイズが入る

連携機能:Google Pixel Buds Pro 2とGeminiが拓く新しい対話体験

Google Pixel Buds Pro 2は、単なるイヤホンという枠を超え、GoogleのAI「Gemini」とつながるための強力なインターフェースへと進化しました。ここでは、Pixelスマートフォンとのシームレスな連携や、Gemini Liveによる新しい会話体験、そして地味ながら大きな進化を遂げた「探す」機能についてレビューします。

Geminiとの対話:スマホを出さずにAIと「会話」する

最大の特徴は、Geminiを標準のアシスタントとして統合できる点です。前モデルの「Google Pixel Buds Pro」でもGoogleアシスタントは利用できましたが、あくまで「天気は?」「音楽をかけて」といった一問一答のコマンド操作が中心でした。しかしPro 2では、「OK Google」と話しかけるかイヤホンを長押しするだけで、より文脈を理解した高度な対話が可能になります。

実際に、駅から目的地へ向かう雑踏の中、スマホをポケットに入れたまま「さっき届いたクライアントからのメールを要約して」と頼んでみました。すると、長文のメールから重要なポイントだけをピックアップして読み上げてくれたのです。さらに「その件について、肯定的な返信案を作って」と続けると、即座に下書きを作成してくれました。前モデルでは成し得なかった、複雑なタスクを音声だけで完結できる体験は、まさに「耳の中に秘書がいる」ような未来的感覚です。

Gemini Liveで体験する「リアルな英会話」

特に衝撃を受けたのは、AIとリアルタイムで会話ができる「Gemini Live」機能です。現状では英語設定にする必要がありますが、これをオンにして散歩に出かけると、そこはもう英会話教室でした。

「週末の旅行プランを一緒に考えて」と話しかけると、こちらの発言の意図を汲み取りながら、まるで友人と電話しているかのような自然なテンポで提案が返ってきます。驚くべきは、AIが話している途中でこちらが「あ、やっぱり海じゃなくて山がいい」と割り込んでも、瞬時に話題を切り替えて対応してくれる点です。前モデルのアシスタントのような「機械的な待ち時間」や「定型文っぽさ」は一切なく、感情的なつながりすら感じるほどの没入感がありました。

Google Pixelとの強力な連携と「クリア音声通話」

Google Pixel 9などのPixelスマートフォンとの連携は、やはり群を抜いています。ケースを開けた瞬間に画面にポップアップが表示される「Fast Pair」のおかげで、初回セットアップは数秒で完了しました。

また、Pixelシリーズと組み合わせることで真価を発揮するのが「クリア音声通話」です。駅のホームや風の強い屋外で通話を試みましたが、こちらの周囲の騒音を強力にカットし、相手には私の声だけをクリアに届けてくれました。さらに、タブレットで動画を見ている最中にスマホに着信があると、自動で接続が切り替わる「音声の切り替え」も非常にスムーズで、ストレスを感じさせません。

ケースも鳴らせるようになった「デバイスを探す」機能

地味ですが、前モデルからの最も嬉しい改善点の一つが「デバイスを探す」機能の強化です。前モデルではイヤホン本体からしか音を鳴らせませんでしたが、Pixel Buds Pro 2では充電ケースに「Find Hubスピーカー」が搭載されました。

実際に部屋の中でケースごと見失った際、スマホアプリから操作すると、ケース底面のスピーカーからしっかりとした音量の着信音が鳴り響き、ソファの隙間に落ちていたのをすぐに見つけ出せました。イヤホン単体だけでなくケースも探せるようになったことで、紛失のリスクは大幅に減ったと実感しています。

まとめ:連携機能

  • Gemini連携:「OK Google」で即座に起動し、複雑なメール要約や返信作成も音声だけで完結
  • Gemini Live:現状は英語のみだが、割り込みも可能な自然な会話テンポで、英会話練習やブレストに最適
  • Pixel連携:Fast Pairによる瞬時の接続と、デバイス間のスムーズな音声切り替えを実現
  • 通話品質:Pixelスマホとの併用で、騒音下でも声をクリアに届ける強力なノイズ除去が機能する
  • 紛失防止:ケースにスピーカーが搭載され、イヤホンだけでなくケース単体でも音を鳴らして探せるようになった

バッテリー:Google Pixel Buds Pro 2は小型化してもスタミナ増強

Google Pixel Buds Pro 2は、本体サイズが大幅に小型・軽量化されたにもかかわらず、バッテリー性能は前モデルから大きく向上しています。ここでは、ANC(ノイズキャンセリング)常時オンでの実使用感や、急速充電の利便性について、前モデル「Google Pixel Buds Pro」との比較を交えてレビューします。

小型化とは裏腹なタフネスバッテリー

前モデルのPixel Buds Proを使っていて不満だったのが、長時間のWeb会議やフライトで「あと少し」バッテリーが持たないことでした。しかし、今回のPro 2ANCオンの状態でも単体で最大8時間の連続再生が可能になり、前モデルの7時間から1時間延びています。

たった1時間の差に見えるかもしれませんが、実際に朝9時から夕方5時過ぎまで、昼休憩を挟んでANCを効かせたままBGMを流して作業を続けてみましたが、終業時までバッテリー切れの警告音が鳴ることはありませんでした。ANCオフなら最大12時間も持つため、静かな自宅での作業ならほぼ半日つけっぱなしでも余裕です。本体が小さく軽くなったのに、スタミナは逆に増している点に、技術の進歩とGoogleの執念を感じました。

旅行でも充電器いらずの総再生時間

ケース込みの総再生時間の伸び幅はさらに劇的です。前モデルのPixel Buds ProではANCオンで最大20時間でしたが、Pro 2では最大30時間へと、なんと1.5倍に延びています。ANCオフなら最大48時間という驚異的なスタミナです。

実際に2泊3日の出張に持ち出してみましたが、移動中の新幹線やホテルでのリラックスタイムに使い倒しても、ケースの充電が必要になることは一度もありませんでした。ケースのLEDインジケーターやスマホのウィジェットで残量を確認しても、まだ余裕がある状態。これなら、短期間の旅行であればUSB-Cケーブルをわざわざ取り出す必要すらないでしょう。

頼りになる急速充電とワイヤレス充電

うっかり充電を忘れてしまった朝にも、進化した急速充電が救ってくれました。イヤホンをケースにわずか5分戻すだけで、ANCオフなら最大1.5時間の再生が可能です。前モデルでは5分で約1時間だったので、ここでも効率がアップしています。

また、前モデル同様にQi規格のワイヤレス充電にも対応しています。帰宅後にデスク上の充電パッドにポンと置くだけで充電される手軽さは、一度慣れると手放せません。Pixelスマートフォンをお持ちなら、スマホの背面で充電できる「バッテリーシェア」機能も使えるため、ケーブルレスな運用がさらに捗ります。

まとめ:バッテリー

  • 単体再生時間:ANCオンで最大8時間、オフで最大12時間と、前モデルより長時間化し1日の作業をカバーできる
  • 総再生時間:ケース込みでANCオン時最大30時間(前モデル比1.5倍)を実現し、充電頻度が激減した
  • 急速充電:5分の充電で最大1.5時間再生(ANCオフ)でき、急なバッテリー切れにも即座に対応可能
  • 充電方法:USB-Cに加えQiワイヤレス充電に対応しており、置くだけ充電が快適

接続とコーデック:Google Pixel Buds Pro 2の安定した接続性とマルチポイントの利便性

Google Pixel Buds Pro 2 接続。アプリ。

Google Pixel Buds Pro 2は、最新のBluetooth 5.4に対応し、通信の安定性がさらに向上しました。ここでは、実際に満員電車やオフィスで使用して感じた接続の安定性、コーデックの仕様、そして動画やゲームでの遅延について、前モデル「Google Pixel Buds Pro」と比較しながらレビューします。

途切れない安心感とBluetooth 5.4

接続の安定性は、前モデルのBluetooth 5.0から5.4へと規格が新しくなった恩恵をはっきりと感じます。前モデルを使用していた際は、朝の通勤ラッシュ時など、電波が混雑する場所で稀に音が瞬断することがありました。

しかし、Pixel Buds Pro 2では、渋谷駅のスクランブル交差点や満員電車の中といった過酷な環境でも、音がプツリと途切れることは一度もありませんでした。左右のイヤホン間の同期も完璧で、非常に安定したリスニング環境を提供してくれます。ケースから取り出して耳に装着した瞬間に再接続されるスピードも速く、待たされるストレスがありません。

魔法のように切り替わるマルチポイント接続

複数のデバイスを使いこなす私にとって、最も手放せない機能が「マルチポイント接続」です。これは前モデルから引き続き搭載されていますが、切り替えのスムーズさが洗練されています。例えば、MacBookで作業用BGMを流している最中に、個人のPixelスマートフォンに着信があったとします。この時、特に操作をしなくても自動的にスマホの音声に切り替わり、通話を始めることができます。

通話が終われば、再びMacBookの音楽に戻る。この一連の流れが非常に滑らかで、デバイス間の壁を感じさせません。仕事とプライベートをシームレスに行き来できる、現代のワークスタイルに必須の機能だと感じました。

コーデックの選択と遅延について

音質に関わるコーデックについては、SBCとAACに対応していますが、残念ながらLDACやaptX Adaptiveといったハイレゾ相当の高音質コーデックには非対応です。この点は前モデルと同様で、スペック重視のユーザーには少し物足りない部分かもしれません。しかし、前述の通りドライバーやチップの進化により、AAC接続でも十分に高解像度で満足のいく音質を実現しています。

遅延(レイテンシー)に関しては、用途によって評価が分かれます。YouTubeやNetflixでの動画視聴では、口の動きと声のズレを感じることはなく、快適に楽しめました。一方で、タイミングがシビアな「音ゲー」やFPSなどのアクションゲームをプレイしてみると、タップしてから音が鳴るまでにわずかなラグを感じます。カジュアルなゲームなら問題ありませんが、競技性の高いゲームを本気でプレイする場合は、遅延が気になる可能性があります。

まとめ:接続とコーデック

  • 接続安定性:Bluetooth 5.4対応により、満員電車や人混みでも途切れず非常に安定している
  • マルチポイント:PCとスマホなど2台同時接続が可能で、音声の切り替えがスムーズで実用的
  • コーデック:SBCとAACのみの対応で、LDACなどの高音質コーデックには非対応
  • 遅延(動画):YouTubeなどの動画視聴では映像と音声のズレは気にならないレベル
  • 遅延(ゲーム):シビアなタイミングが求められる音ゲーなどでは、体感できる遅延がある

検証してわかったGoogle Pixel Buds Pro 2のメリット・デメリット

Google Pixel Buds Pro 2を実際に日常のあらゆるシーンで使用し、前モデル「Google Pixel Buds Pro」と比較しながら徹底的に検証を行いました。独自の「Tensor A1」チップを搭載したことで、性能面でどのような進化を遂げたのか、そして実際に使ってみて感じた「良かった点」と「気になった点」を包み隠さず解説します。

メリット(長所、利点)

メリット1:固定用アーチによる劇的な装着感の改善

最も大きなメリットは、装着感の劇的な向上です。前モデルのPixel Buds Proは、耳の穴の摩擦だけで固定する形状だったため、ふとした拍子に緩んだり、落下しそうになったりする不安がありました。しかし、今回のPixel Buds Pro 2では「固定用アーチ」が復活し、耳のくぼみにひねって固定することで、驚くほど安定します。

実際に装着してジョギングをしてみましたが、着地の衝撃でもビクともせず、運動中も安心して音楽に集中できました。また、本体重量が片耳6.2gから4.7gへと約27%も軽量化されたため、長時間の映画鑑賞やWeb会議でも耳への負担がほとんどなく、着けていることを忘れるほどの快適さを実現しています。

メリット2:Tensor A1チップがもたらす「2倍」のANC性能

ノイズキャンセリング(ANC)性能は、前モデル比で「2倍」という謳い文句通りの進化を感じました。独自のTensor A1チップとSilent Seal 2.0の組み合わせにより、特に人の話し声や食器の音といった中高音域のノイズカット能力が格段に向上しています。

カフェで作業をする際、前モデルでは消しきれなかった隣の席の会話が、Pro 2ではスッと遠くに追いやられ、静寂な空間を作り出してくれました。さらに、ANC特有の耳への圧迫感(ツンとする感じ)が自動減圧機能によって軽減されており、強力な遮音性と快適な着け心地が見事に両立されています。

メリット3:Geminiとの対話と「会話検知」の利便性

AIアシスタント「Gemini」との連携は、スマホを取り出せない移動中などに真価を発揮します。「OK Google」と話しかけるだけで、メールの要約や経路検索、さらにはGemini Live(英語のみ)を使った自然な英会話練習まで、ハンズフリーで高度なタスクをこなせます。

また、地味ながら非常に便利だったのが「会話検知機能」です。コンビニのレジなどで自分が話し始めると、瞬時に音楽が停止して外部音取り込みモードに切り替わるため、イヤホンを外す手間が省けます。この反応速度は前モデルよりもスムーズで、日常生活の中でのストレスを大きく減らしてくれました。

メリット4:ケース込みで最大30時間のスタミナとワイヤレス充電

小型化されたにもかかわらず、バッテリー性能が向上している点も大きなメリットです。ANCオンの状態でもイヤホン単体で最大8時間、ケース込みで最大30時間の再生が可能となり、前モデル(単体7時間、ケース込み20時間)から大幅にスタミナが増強されました。

実際に丸一日外出して使い倒しましたが、バッテリー切れの心配は一切ありませんでした。また、ケースはQi規格のワイヤレス充電に対応しており、帰宅後に充電パッドに置くだけで充電できる手軽さは、毎日の運用において非常に重要です。Pixelスマホからのバッテリーシェアも可能なので、ケーブルレスな環境が整います。

メリット5:ケースからも音が出る「デバイスを探す」機能

紛失対策として、「デバイスを探す」機能が強化された点は見逃せません。前モデルではイヤホン本体からしか音を鳴らせませんでしたが、Pro 2では充電ケースにスピーカーが搭載され、ケース単体でも音を鳴らして探せるようになりました。

実際に部屋の中でケースが見当たらなくなった際、スマホアプリから音を鳴らすと、カバンの奥底からしっかりとした着信音が聞こえ、すぐに見つけ出すことができました。高価なデバイスだけに、この安心感は計り知れません。

デメリット(短所、欠点)

デメリット1:高音質コーデック(LDACなど)に非対応

価格が3万円台後半というハイエンド帯であることを考えると、対応コーデックがSBCとAACのみである点は残念です。前モデル同様、LDACやaptX Adaptiveといったハイレゾ相当の高音質コーデックには対応していません。

もちろん、Tensor A1チップによる処理でAACでも十分高音質に聞こえますが、音源のデータを余すことなく再生したいオーディオファンにとっては、スペック的に物足りなさを感じる要因になるでしょう。同価格帯の競合製品の多くがハイレゾコーデックに対応している中で、ここは明確な弱点と言えます。

デメリット2:前モデルからの大幅な価格上昇

前モデルの発売時価格が23,800円だったのに対し、Pixel Buds Pro 2は36,800円と、1万円以上の値上げとなっています。機能や性能が大幅に向上しているとはいえ、気軽に手を出せる価格ではなくなりました。

競合となるAirPods Pro 2やソニーのWF-1000XM5と同等の価格帯に突入したことで、コストパフォーマンスという点での優位性は薄れています。Googleストアのクレジットやセールを活用しないと、割高に感じるユーザーもいるかもしれません。

デメリット3:シビアなゲームには向かない遅延

動画視聴では遅延を感じることはありませんでしたが、タイミングがシビアなゲームプレイには不向きです。リズムゲームやFPSなどをプレイすると、操作と音の間にわずかなラグを感じることがありました。低遅延モードなどの専用設定が見当たらず、ゲーミング用途を重視するユーザーには、別の選択肢を検討することをおすすめします。

まとめ:メリット・デメリット

Google Pixel Buds Pro 2は、装着感、ノイズキャンセリング、AI連携、バッテリー持ちといった、ワイヤレスイヤホンに求められる基本性能を非常に高いレベルで完成させた製品です。特に前モデルで課題だった「装着の安定性」と「ANCの効き」が劇的に改善されており、Google Pixelユーザーにとっては、これ以上ない最高のパートナーになることは間違いありません。

一方で、ハイレゾコーデックへの非対応や価格の上昇といったデメリットも存在します。音質のスペックよりも、日常の快適さやAIによる先進的な体験を重視する方には、自信を持っておすすめできる一台です。

Google Pixel Buds Pro 2のスペック(仕様)

  • プロセッサ: Google Tensor A1
  • オーディオ: カスタム設計の 11 mm ダイナミック スピーカー ドライバ搭載、Silent Seal 2.0 を使用したアクティブ ノイズ キャンセリング、外部音取り込みモード、圧力自動調整、会話検知機能、ケース: Find Hub の着信音スピーカー
  • 音声: 左右の各イヤホン: Bluetooth スーパー ワイドバンド、クリア音声通話、音声加速度計、風の音を軽減するメッシュカバー
  • コーデック: SBC、AAC
  • バッテリー: (アクティブ ノイズ キャンセリングがオフの場合)音楽再生可能時間はイヤホンのみで最長 12 時間、充電ケース併用時は合計で最長 48 時間
    (アクティブ ノイズ キャンセリングがオンの場合)音楽再生可能時間はイヤホンのみで最長 8 時間、充電ケース併用時は合計で最長 30 時間
  • 充電: 充電ケース: USB-C 充電ポート、Qi 認証済みワイヤレス充電(急速充電)充電ケースにイヤホンを入れて 5 分間充電すると、アクティブ ノイズ キャンセリングがオフであれば、最長 1.5 時間の音楽再生が可能
  • 通信: Bluetooth 5.4、スーパー ワイドバンド
  • マイク: 左右の各イヤホン: 3 つのマイク、風の音を軽減するメッシュカバー
  • 防水: イヤホン: IP54、ケース: IPX4
  • センサー: 左右の各イヤホン: 3 つのマイク、音楽、通話、音声アシストの操作に対応した静電容量方式タッチセンサー(タップとスワイプ)、IR 近接センサーによりイヤホンの着脱を検知し、自動で再生 / 一時停止、加速度計とジャイロスコープによるモーション検出、ケース: ケースの開閉を検出するホール効果センサー
  • サイズ: 左右の各イヤホン(M サイズのイヤーチップ使用時): 22.74 mm x 23.08 mm x 17.03 mm
  • 充電ケース: 49.9 mm x 63.3 mm x 25.00 mm
  • 重量: 左右の各イヤホン: 4.7 g(M サイズのイヤーチップ使用時)
  • 充電ケース: 65.0 g(イヤホンを含む)
  • カラー: Moonstone、Porcelain、Hazel、Peony
  • 対応OS: Bluetooth 4.0 以降に対応したデバイス(Android デバイス、iOS デバイス、タブレット、ノートパソコンなど)とのペア設定が可能
  • 付属品: イヤホン、ワイヤレス充電ケース、4 サイズのイヤーチップ: XS、S、M、L(M サイズはイヤホンに装着済み)、クイック スタートガイド

Google Pixel Buds Pro 2の評価

Google Pixel Buds Pro 2 複数の外観

8つの評価基準で「Google Pixel Buds Pro 2」を5段階で評価してみました。

項目別評価

デザインと装着感:★★★★★

固定用アーチの復活と大幅な軽量化(4.7g)により、激しい運動でも外れない抜群のフィット感を実現しています。長時間着けていても耳が痛くなりにくい点も素晴らしいです。

音質(基本性能):★★★★☆

Tensor A1チップと新設計の音響構造により、解像度が高くバランスの取れたクリアなサウンドです。ただし、この価格帯でハイレゾコーデック(LDACなど)に非対応な点は惜しいと感じます。

ANC・外部音取り込み:★★★★★

圧迫感のない自然な静寂を作り出すノイズキャンセリングと、まるで耳に何も着けていないかのように自然な外部音取り込みは、市場でもトップクラスの完成度です。

バッテリー持続時間:★★★★★

本体が小型化されたにもかかわらず、ANCオンで単体8時間、ケース込みで30時間というスタミナは驚異的です。急速充電やワイヤレス充電にも対応し、隙がありません。

接続と遅延:★★★☆☆

Bluetooth 5.4とマルチポイント接続により安定性は抜群ですが、ゲームプレイ時の遅延が気になります。低遅延モードなどの専用設定がないため、ゲーマーには向きません。

機能:★★★★★

「Gemini」との高度な連携、会話検知機能、ヘッドトラッキング付き空間オーディオ、ケースも鳴らせる「デバイスを探す」機能など、Googleならではの先進機能が満載です。

通話品質:★★★★☆

AIによるノイズ抑制とクリア音声通話により、基本的には非常に高品質です。ただ、極端に騒がしい環境では処理が強く働きすぎ、声が機械的になる場面もありました。

コストパフォーマンス:★★★☆☆

前モデルから1万円以上の値上げとなり、36,800円という価格は割高感があります。Pixelユーザー以外にとっては、ハイレゾ非対応などのスペック面で価格に見合うか判断が分かれるところです。

総評:★★★★☆

音楽専用レーンが描く「上質な音質」

Google Pixel Buds Pro 2の最大の進化は、Tensor A1チップが可能にした「音質の向上」にあります。これまでのANCイヤホンは、ノイズを消す処理が音楽信号に干渉し、音が曇ることが課題でした。しかし本機は、音楽処理専用のパス(経路)を設けることで、強力な静寂の中で、アーティストが意図した通りのクリアなサウンドを響かせます。前モデルの「低音重視」から脱却し、繊細なボーカルや高音のきらめきまで表現できるようになったその実力は、まさに「上質」と呼ぶにふさわしいものです。

スマホ不要の「AI連携力」

そしてもう一つの柱が、他社製品を圧倒する「AI連携力」です。「Gemini」を標準アシスタントとして搭載し、イヤホンだけでメールの要約から自然な英会話(Gemini Live)までこなせる体験は、単なるオーディオ機器の枠を超えています。会話を検知して自動で外音を取り込む機能や、Pixelスマホとのシームレスな接続など、AIがユーザーの行動を先回りしてサポートしてくれる感覚は未来そのものです。

36,800円という価格やハイレゾコーデック非対応という弱点はありますが、この「上質な音」と「AIパートナー」が使える体験価値は、それを補って余りある魅力があります。特にPixelユーザーであれば、迷うことなく選ぶべき一台です。

Google Pixel Buds Pro 2の価格・購入先

Google Pixel Buds Pro 2 正面の外観

※価格は2025/11/24に調査したものです。価格は変動します。

Google ストア

  • セール価格で27,600円(分割払いは¥2,300/月・12 回払い)、
  • 通常価格で36,800円(分割払いは¥3,067/月・12 回払い)、

で販売されています。

Googleストアで「Google Pixel Buds Pro 2」をチェックする

  • ※分割払いに追加の金利や手数料はかかりません
  • ※支払い方法はクレジットカードまたはデビットカード、Google Play の残高と Google Play ギフトカード、PayPal、現金、PayPay、Edy、メルペイ、キャリア決済です。

ECサイト(Amazon、楽天、ヤフーなど)

  • Amazonで24,301円(税込)、
  • 楽天市場で24,480円(税込・送料無料)、
  • ヤフーショッピングで22,039円、
  • AliExpressで26,988円、
  • 米国 Amazon.comで$179.99、

で販売されています。

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※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
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おすすめのライバル機種と価格を比較

Google Pixel Buds Pro 2」に似た性能をもつ完全ワイヤレスイヤホンも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

Google Pixel Buds 2a

Googleから発売されたカナル型の完全ワイヤレスイヤホンです(2025年10月9日 発売)。

独自チップのGoogle Tensor A1、11mmダイナミックドライバー、イヤホン単体の音楽再生で最大10時間 (ANCオフ)間 駆動できるバッテリー、ビームフォーミングマイクを搭載しています。

また、ノイズキャンセリング(ANC / Silent Seal 1.5)、空間オーディオ、Gemini連携機能(Gemini Live)、マルチポイント接続、「Fast Pair」、防風メッシュカバー、「Find Hub」に対応。

コーデック(SBC、AAC)、外部音取り込み、、ひねって調整する固定用アーチ、圧力自動調整ベント、イコライザー調整、クリア音声通話、IP54相当の防滴・防塵、Google Pixel Budsアプリ、Bluetooth 5.4にも対応しています。

価格は、Amazonで19,188円(税込・Hazel GA06155-JP)、楽天市場で19,980円(送料無料・Hazel)、ヤフーショッピングで23,500円、AliExpressで17,245円、です。

関連記事:Google Pixel Buds 2aレビュー!革新の音質とGemini連携

Amazonで「Google Pixel Buds 2a」をチェックする

HUAWEI FreeBuds Pro 4

HUAWEIから発売されたカナル型の完全ワイヤレスイヤホンです(2025年2月7日発売)。

11mmのクアッドマグネットダイナミックドライバーと平面振動板ドライバー、新開発の3層構造形状記憶フォームイヤーチップ、充電ケース込みで約33時間駆動できるバッテリー、3つのマイク(AIノイズキャンセリング対応)を搭載しています。

また、30%向上したノイズキャンセリング、外部音取り込み機能、ヘッドコントロール機能、マルチポイント接続、ポップアップペアリング、コーデック(L2HC、LDAC、AAC、SBC)、ハイレゾワイヤレス認証、パーソナライズされたサウンド、IP54防水防塵、HUAWEI AI Life アプリ、S、M、Lの3サイズのイヤーチップ(付属)、Bluetooth 5.2に対応しています。

価格は、Amazonで19,760円(税込)、楽天市場で20,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで28,800円(送料無料)、です。

関連記事:HUAWEI FreeBuds Pro 4 レビュー!音質、ノイキャン、装着性は最強か?

Amazonで「HUAWEI FreeBuds Pro 4」をチェックする

LinkBuds Fit

ソニーから発売されたカナル型の完全ワイヤレスイヤホンです(2024年11月15日発売)。

統合プロセッサーV2、ダイナミックドライバーX、イヤホン単体の音楽再生で最大8時間 (NCオフ)間 駆動できるバッテリーを搭載しています。

また、ノイズキャンセリング(ANC)、外音取り込み、フィッティングサポーター、浅めのイヤーピース、DSEE Extreme、コーデック(LDAC、LC3、SBC、AAC)、

ワイドエリアタップ、Speak-to-Chat、IPX4相当の防滴、マルチポイント接続、Sony Sound Connect アプリ、Bluetooth 5.3、LE Audioにも対応しています。

価格は、Amazonで22,187円(税込)、楽天市場で21,199円(送料無料)、ヤフーショッピングで21,779円(送料無料)、です。

関連記事:Sony「LinkBuds Fit」とLinkBuds Open、Sを比較

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Xiaomi Buds 5

シャオミから発売されたANC対応の完全ワイヤレスイヤホンです(2024年10月10日発売)。11mm デュアルマグネット型ダイナミックドライバー、単体で最大6.5時間駆動できるバッテリー(充電ケース併用で39時間)、3つのマイクを搭載しています。

最大46dBのANC機能、3種類の外部音取り込みモード、Harman AudioEFX チューニング、16ビット/44.1kHz HDロスレスオーディオ、Qualcomm aptX Losslessオーディオ、3Dオーディオ、5種類のプリセットEQ、

5つのコーデック(aptX Lossless、aptX Adaptive、LC3、AAC、SBC)、AIノイズキャンセリング機能(通話)、最大風速12m/秒のノイズ低減、録音機能、リモート撮影、 IP54防滴防塵、マルチポイント接続、Google Fast Pairに対応しています。

価格は、Amazonで9,780円(税込)、楽天市場で9,780円(送料無料)、ヤフーショッピングで5,060円(中古)、です。

関連記事:ハイレゾでも安い「Xiaomi Buds 5」の音質、機能、評価

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JBL TOUR PRO 3

ハーマンインターナショナルから発売された高性能な完全ワイヤレスイヤホンです(ディスプレイ付きスマート充電ケース 付属・2024年10月3日発売)。

ハイブリッドドライバー、6つのマイク、最大44時間 駆動するバッテリーを搭載しています。

また、LDACコーデック、パーソナルサウンド3.0、空間サウンド、ハイブリッドノイズキャンセリング2.0、2種の外音取り込み機能、AIノイズ低減アルゴリズム、

トランスミッター機能、音声コントロール、Bluetooth 5.3 LE オーディオ、JBL Headphone アプリ、防滴IPX55、Qi対応のワイヤレス充電、Bluetooth 5.3、LE オーディオに対応しています。

価格は、Amazonで39,000円(税込)、楽天市場で42,900円(送料無料・ポイント10倍あり)、ヤフーショッピングで39,250円、米国 Amazon.comで$299.95、です。

関連記事:液晶付き「JBL TOUR PRO 3」とTOUR PRO 2を比較

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AirPods 4

Appleから発売された完全ワイヤレスイヤホンです(2024年9月20日 発売)。

通常モデルのほかにアクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載モデルも用意しています。

アップル製ドライバー、「H2」チップ、最大5時間、充電ケース併用時は最大30時間 駆動するバッテリー、新しい音響アーキテクチャ、歪みを低減するドライバ、ハイダイナミックレンジアンプ、新しい感圧センサー、アップグレードされたマイクを搭載しています。

また、空間オーディオ、ダイナミックヘッドトラッキング、48kHz/16bitでの音楽再生、IP54相当の防水・防塵性能、外部音取り込みモード、Siri音声操作、USB-Cポート(充電ケース)、Apple Watchの充電器・Qi規格の充電器(※ANC搭載モデルの充電ケースのみ)、「探す」アプリのスピーカー(※ANC搭載モデルの充電ケースのみ)、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで17,700円、楽天市場で19,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで18,865円、です。

関連記事:AirPods 4を徹底レビュー!AirPods 3やProとの違いは? 

Amazonで「AirPods 4」をチェックする

Google Pixel Buds Pro

Googleから発売されたANC対応の完全ワイヤレスイヤホンです。

機械学習ニューラルプロセッサーを取り入れた6コア構成のSoC、11mmスピーカードライバー、合計6つのマイク、最大31時間(※ケース利用)の駆動が可能なバッテリーを搭載しています。

また、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能、「Silent Seal」テクノロジー、外音取り込み機能、空間オーディオ(2022年内に対応予定)、Googleアシスタント、リアルタイム翻訳、「ボリューム EQ」、タッチ操作(スワイプ、長押しでモード切り替え)、「ファストペアリング」、「マルチポイント接続」、デバイスの「自動切り替え」、「ビームフォーミング」、ワイヤレス充電、IPX4防水、Bluetooth 5.0に対応しています。

価格は、Amazonで18,290円(税込)、楽天市場で18,500円(送料無料)、ヤフーショッピングで17,139円(送料無料)、AliExpressで17,542円、です。

関連記事:Google「Pixel Buds Pro」とA-Seriesの違いを解説

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BOSE QuietComfort Earbuds(第2世代)

ボーズから発売されたアクティブノイズキャンセリング (ANC) 対応の完全ワイヤレスイヤホンです(カナル型・密閉タイプ)。

3つのマイク(各イヤホン)、最長8.5時間駆動するバッテリーを搭載しています。

また、ノイズキャンセリング機能(クワイエットモード、アウェアモード)、5バンドの調整可能なイコライザー、低遅延モード、マルチポイント機能、Fast Mute 機能、音声コントロール、PX4規格準拠の防水性能、ワイヤレス充電(ケース)、クイック充電、Bose QCEアプリ(タッチコントロール、リモートセルフィー機能など)、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで19,800円(税込)、楽天市場で25,147円(税込)、ヤフーショッピングで34,480円、です。

関連記事:ボーズ「QuietComfort Earbuds」と上位版Ultraを比較

Amazonで「BOSE QuietComfort Earbuds(第2世代)」をチェックする

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GoPro HERO13 Blackレビュー!HERO12との比較でわかる違い

GoPro HERO13 Black top
2024年9月11日に発売された「GoPro HERO13 Black」は、シリーズ史上初めて、装着するだけでカメラが設定を自動最適化する「HBシリーズレンズ」に対応し、マクロから超広角まで、映像表現の幅を劇的に広げる一台として注目を集めています。

このレビューでは、HERO13 Blackがクリエイターの表現をどう変えるのか、前モデル「GoPro HERO12 Black」と比較して何が進化したのか、その画質や使い勝手を徹底的に検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

GoPro HERO13 Black の長所(Pros):

  • 独創的なHBシリーズレンズ: 装着するだけで設定が最適化され、マクロ撮影などが可能に。
  • 進化したバッテリー性能: HERO12より容量が10%増加し、撮影時間が確実に向上。
  • 待望のGPS機能復活: 速度やルートなどのデータを映像に記録できる。
  • クラス最高レベルの手ぶれ補正: 激しい動きでも驚くほど滑らかな映像。
  • 高速なデータ転送: Wi-Fi 6対応で、撮影後のワークフローがより快適に。

GoPro HERO13 Black の短所(Cons):

  • 競合に劣る暗所性能: イメージセンサーが据え置きのため、夜間撮影は依然として弱点。
  • 高価なアクセサリーへの依存: レンズや新マウントなど、魅力を引き出すには追加投資が必要。
  • バッテリーの非互換性: HERO12以前のバッテリーは使用不可。
  • 依然として残る熱問題: 特定の条件下では、高解像度での長時間撮影時に熱で停止するリスクがある。

総合評価:

GoPro HERO13 Blackは、単なるアクションカメラの枠を超え、レンズ交換による多彩な映像表現を手軽に楽しめる「クリエイティブツール」へと進化しました。暗所性能に課題は残るものの、日中の圧倒的な5.3K画質と最強の手ブレ補正、そして拡張性の高さは唯一無二。特に、こだわり抜いた映像作品を作りたいクリエイターや、マクロ撮影などで新しい視点を取り入れたいユーザーには、間違いなくベストな選択肢です。

この記事で分かること

  1. デザインと操作性:HERO12との外観比較、サイズ・重量、ディスプレイの視認性(背面と前面)、タッチスクリーンレスポンス、SDカードスロットの位置と容量、耐久性(防水、耐寒)
  2. 画質【基本性能】:センサーと解像度、フレームレート、5.3K 60fps動画、HLG HDRビデオ、10bitカラー、8:7アスペクト比、色再現性
  3. 特殊撮影:バーストスローモーション(400fps)、HBレンズ(マクロ、ND、超広角)、手ブレ補正と水平維持、ナイトエフェクト、タイムラプス、ズーム機能
  4. 写真(静止画):27MP静止画、ビデオからのフレームグラブ、RAW撮影(.gpr)、SuperPhoto、ナイトフォト、写真モード(連写と長時間露光)、シーン別評価(日中、夕暮れ時、夜間)
  5. バッテリーと熱問題:新型Enduroバッテリー(1900mAh)、連続撮影時間テスト、熱暴走・熱停止の検証、急速充電、互換性
  6. ソフトウェア連携と編集機能:GPS機能の活用、Quikアプリ編集、Wi-Fi 6高速転送、タイムコード同期
  7. 音声品質とマイク:内蔵マイク音質、風切り音低減、外部マイク接続、Bluetoothオーディオ(AirPods連携)、オーディオ調整
  8. アクセサリーと拡張性:HBシリーズレンズ(マクロ、超広角)、マグネット式ラッチマウント、クリエーターエディッション、アクセサリーセット、おすすめ純正アクセサリー
  9. メリット・デメリット:長所(利点)と短所(欠点)、DJI Osmo Action 5 Pro 比較、Insta360 Ace Pro 2 比較
  10. スペック:詳細な仕様
  11. 評価:5段階評価、総評
  12. 価格・購入先:公式サイト、Amazon 価格、楽天、中古、他社ライバル機種との価格比較

この記事を最後まで読むことで、「GoPro HERO13 Black」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ:GoPro HERO13 Black (HBシリーズレンズ、パワフルなバッテリー) 

デザインと操作性:GoPro HERO13 Blackの外観と進化したマウントシステム

GoPro HERO13 Black 本体 外観

ここでは、GoPro HERO13 Blackのデザイン、サイズ感、ディスプレイの視認性、そして実際の操作感について書いていきます。

外観について:HERO12 Blackからの変化と質感

箱から取り出してまず感じたのは、まさに「石の塊」のような凝縮された堅牢さです。サイズは幅71.8 x 高さ50.8 x 奥行き33.6mmと、前モデルのHERO12 Blackと全く同じ寸法を維持しています。しかし、手に持った瞬間に気づく違いとして、デザインがシンプルになりました。HERO12 Blackではボディ全体に青い斑点模様がありましたが、HERO13 Blackではそれがなくなり、マットなブラック一色で統一されています。

GoPro HERO13 Blackの背面。モニター。

重量に関しては、バッテリー込みで159gと、HERO12 Blackの154gと比較してわずか5gほど重くなりました。数値上は微増ですが、実際に手に持ったりヘルメットに装着したりしても、その差を体感することはほとんどありません。

注目すべき変更点は、レンズの下に新たに設けられた放熱用のヒートシンク(スリット)のようなデザインです。また、底面にはHERO12 Black同様にフォールディングフィンガーと1/4-20マウント用のネジ穴が備わっており、三脚への取り付けもアダプターなしで行える仕様になっています。

画面の視認性と操作性:キビキビ動くUIとタッチ感度

GoPro HERO13 Blackの背面モニター

 

ディスプレイは背面が2.27インチ、前面が1.4インチと、サイズ自体はHERO12 Blackから変更ありません。屋外の明るい日差しの下でサイクリング中に画面を確認しましたが、輝度は十分に高く、構図の確認に困ることはありませんでした。

タッチ操作のレスポンスについては、スマートフォンのようなヌルヌル感とまではいきませんが、メニューの切り替えや設定変更はスムーズに行えます。ただ、水辺での使用時に画面が濡れると、タッチの反応が鈍くなることや、誤動作を防ぐ仕様のためか反応が少し渋いと感じる場面もありました。前面ディスプレイはタッチ非対応ですが、自撮りのフレーミング用としては十分な役割を果たしてくれます。

GoPro HERO13 Blackのモニター。UI画面。

操作方法:硬めのボタンと便利な音声コントロール

物理ボタンは、上部のシャッターボタンと側面のモードボタンの2つだけというシンプルな構成です。実際に押してみると、クリック感はかなり硬めに作られています。これは誤操作防止のためだと思いますが、指先にしっかりと力を込める必要があります。手袋をしている状態だと、押した感覚が少し分かりにくいかもしれません。

そんな時に役立つのが「音声コントロール」です。HERO12 Black同様、日本語でのコマンドに対応しており、「GoPro 写真」や「GoPro ビデオスタート」と声をかけるだけで反応してくれます。自転車のハンドルにマウントして手が離せない時や、自撮り棒を伸ばして手が届かない位置にある時に、この機能は非常に便利でした。

GoPro HERO13 Blackの側面。電源ボタン。

SDカードスロット:配置と最大容量

SDカードスロットは、側面のドアを開けた内部、バッテリーの隣に配置されています。対応するカードはV30またはUHS-3以上のmicroSDカードです。ここで注意が必要なのが、このサイドドアの開閉です。防水性能を維持するためだと思われますが、ロック機構が非常に硬く作られています。

爪を引っ掛けて開けるのにかなりの力が必要で、頻繁にSDカードを出し入れする際には少しストレスを感じました。

耐久性:タフな防水性能と環境耐性

耐久性に関しては、ハウジングなしで水深10mまで潜れる防水性能を持っており、雨天時のトレッキングや水辺のアクティビティでも気兼ねなく使用できます。レンズカバーには撥水コーティングが施されており、水滴がついても弾いてくれるため、クリアな視界を維持できました。

また、動作温度は-10ºCから40ºCまで対応しており、冬のスキー場のような寒冷地から真夏のビーチまで、過酷な環境下でも動作が保証されています。アクションカメラとして、どこへでも持ち出せる安心感は健在です。

GoPro HERO13 Blackの付属品

  • HERO13 Black カメラ本体
  • 取り外し可能な1900mAh Enduroバッテリー
  • 粘着性ベースマウント(曲面)
  • マウント用バックル + サムスクリュー
  • USB-Cケーブル

まとめ:デザインと操作性

  • 第一印象:無骨でマットなブラック一色になり、プロフェッショナルな道具感が増した。
  • サイズと重量:HERO12 Blackとサイズは同じだが、約5g重量が増加(体感差はなし)。
  • 外観の特徴:レンズ下に放熱用スリットのようなデザインが追加され、底面には1/4ネジ穴を装備。
  • ボタン操作:誤操作防止のためかボタンは硬めで、しっかり押し込む必要がある。
  • メンテナンス性:サイドドアが非常に硬く、SDカード交換には慣れと力が必要。
  • 耐久性:水深10mの防水性能と撥水レンズにより、悪天候でも安心して使用できる。

画質と映像性能

ここでは、GoPro HERO13 Blackの画質と映像性能について、基本性能、特殊・応用性能、静止画の3つのセクションに分けて詳細にレビューします。

基本性能:GoPro HERO13 Blackのセンサーと画質の実力

GoPro HERO13 Blackで撮影した動画。登山途中で撮影。山と緑、土の道。

ここでは、GoPro HERO13 Blackの基本的な画質性能、センサー仕様、そしてHERO12 Blackと比較した際の違いについて書いていきます。

センサーとプロセッサー:HERO12 Blackから据え置きの実力

まず、ハードウェアのスペックを確認して驚いたのは、システムプロセッサーが「GP2」、イメージセンサーが「1/1.9インチCMOS(有効画素数27.6MP)」と、前モデルのHERO12 Blackと全く同じ仕様である点です。3世代にわたり同じ基本構成が続いているため、ハードウェア面での劇的な画質向上を期待していると肩透かしを食らうかもしれません。

しかし、実際に5.3K(5599×4927)で風景を撮影してみると、その解像感は依然としてアクションカメラ界のトップクラスだと感じました。木々の葉の一枚一枚や、波しぶきのディテールまで鮮明に描写され、HERO12 Blackで完成されていた「GoProらしいクッキリとした画質」は健在です。

解像度とフレームレート:5.3Kの圧倒的な精細感

最大ビデオ解像度5.3K (16:9) で60fps4K (16:9) では120fpsまで撮影可能です。実際にマウンテンバイクでトレイルを走りながら4K/120fpsで撮影してみましたが、動きの速いシーンでもヌルヌルとした滑らかな映像が撮れ、後からスローモーションにしても画質が崩れません。ビデオ圧縮規格はH.265 (HEVC)で、最大ビットレートは120Mbpsに対応しており、情報量の多いシーンでもブロックノイズが目立ちにくいのが特徴です。

アスペクト比とデジタルレンズ:8:7センサーの恩恵

HERO13 Black8:7というほぼ正方形のアスペクト比を持つセンサーを搭載しており、ここから16:9の「ワイドスクリーン」や9:16の「縦動画」を切り出せる柔軟性が非常に便利です。撮影時にデジタルレンズを「HyperView」に設定すると、16:9の画角に8:7の映像をギュッと押し込んだような、スピード感あふれる超広角映像(12mm相当)が撮影できます。狭い室内でのVlog撮影や、自分の手元まで写し込みたいシーンでこの広さは圧倒的でした。

色再現性とHDR:HLG対応で進化したダイナミックレンジ

HERO12 Blackとの最大の違いを感じたのは、HDRビデオの進化です。HERO13 Blackでは新たに「HLG(Hybrid Log Gamma)」プロファイルに対応しました。HERO12 BlackのHDRも優秀でしたが、HERO13 BlackのHLG HDRで夕暮れの海岸を撮影したところ、逆光で潰れがちな岩場のシャドウと、白飛びしやすい夕日のハイライトが、より自然な階調で記録されていました。10-bitカラーにも対応しており、GP-Logエンコーディングを使用して撮影すれば、後編集でのカラーグレーディング耐性も高く、自分好みの色味に仕上げる楽しみがあります。

まとめ:基本性能

  • イメージセンサー:1/1.9インチCMOSセンサーとGP2プロセッサーはHERO12 Blackから据え置き。
  • 解像度とフレームレート:最大5.3K60fps、4K120fpsに対応し、アクションシーンでも高精細かつ滑らか。
  • アスペクト比:8:7のセンサーを活かし、縦動画(9:16)やワイド(16:9)への切り出しが柔軟に行える。
  • HDR性能:HLG(Hybrid Log Gamma)に対応し、HERO12 Blackよりも放送標準に近い自然なダイナミックレンジ表現が可能。
  • 色編集:10-bitカラーとGP-Log対応により、プロフェッショナルなカラーグレーディングが可能。

特殊・応用性能:GoPro HERO13 Blackの進化した撮影機能とHBシリーズレンズ

GoPro HERO13 Blackで撮影した動画。バイク走行中の風景。

ここでは、GoPro HERO13 Blackの特殊撮影機能、手ブレ補正、そして新しいHBシリーズレンズによる拡張性について書いていきます。

バーストスローモーション:一瞬を切り取る新たな表現

HERO13 Blackで新たに追加された機能の中で、特にインパクトが大きかったのが「バーストスローモーション」です。これは、解像度を落とすことで驚異的なハイスピード撮影を可能にする機能で、720pなら400fps(13倍スロー)、5.3Kでも120fps(4倍スロー)というプロ顔負けの映像が撮れます。

GoPro HERO13 Black スローモーション スキーで滑る様子

実際にスケートボードのジャンプトリックを720p/400fpsで撮影してみましたが、空中で板が回転する様子や、着地の瞬間のシューズのたわみまでが手に取るように分かり、まるで映画のワンシーンのような映像が撮れました。ただし、撮影時間には制限があり、720p/400fpsでは15秒、5.3K/120fpsでは5秒間しか録画できません。また、撮影後にデータの書き込み処理で数秒待たされるため、連続して次々撮るようなスポーツシーンではタイミングを見極める必要があります。ここぞという一瞬を狙い撃つための必殺技のような機能だと感じました。

表現力を拡張するHBシリーズレンズ:マクロ、ND、超広角

GoPro HERO13 Black レンズキット

HERO13 Blackの真価は、新しい「HBシリーズレンズ」と組み合わせた時に発揮されます。カメラがレンズを自動検出し、最適な設定に切り替えてくれるのが最大の特徴です。

まず感動したのは「マクロレンズモッド」です。これまでのGoProは最短撮影距離が長く、手元の商品紹介や植物のアップなどを撮ろうとするとピントが合わないことがありました。しかし、このマクロレンズを装着すると最短11cmまで寄れるようになります。実際に花に寄って撮影してみましたが、花びらの質感までクッキリと写り、背景も適度にボケて、これまでのアクションカメラでは撮れなかった表現が可能になりました。フォーカスピーキング機能(ピントが合っている部分を色で表示する機能)も搭載されているため、マニュアルフォーカスでも迷わずにピントを合わせられます。

GoPro HERO13 Black マクロ 蟹を拡大して撮影

次に「NDフィルター」も非常に優秀です。レンズに取り付けるだけでカメラが自動的にフィルターの種類(ND4〜ND32)を検出し、「オートシネマティックビデオモード」に切り替わります。これまではシャッタースピードなどの細かい設定を手動で行う必要がありましたが、HERO13 Blackなら装着するだけで、流れる水を絹のように滑らかに表現したり、疾走感のあるモーションブラー効果を簡単に得られます。

そして「超広角レンズモッド」を装着すると、視野角は最大177度まで広がります。マウンテンバイクのチェストマウントで撮影してみると、ハンドルを握る腕から足元のペダル、そして遠くの景色までが全て画角に収まり、圧倒的なスピード感と没入感が生まれました。

GoPro HERO13 Black 超広角で自動車の正面をワイドに撮影

手ブレ補正と水平維持:HyperSmooth 6.0の真価

手ブレ補正機能「HyperSmooth 6.0」は、HERO12 Blackから引き続き搭載されていますが、その性能は相変わらず強力で、アクションカメラ界のベンチマークと言える存在です。実際に凹凸の激しい砂利道をマウンテンバイクで駆け下りながら撮影しましたが、本来なら画面がガタガタと揺れて何が映っているか分からなくなるような状況でも、まるでドローンで追走しているかのような浮遊感のある映像が記録されていました。

特に素晴らしいのが「自動ブースト」機能です。これは、ブレの大きさに応じてクロップ率(画角の切り取り範囲)を自動で調整し、必要な時だけ強力に補正をかける機能です。これにより、安定している時は広い画角を維持し、激しいアクションの時だけ補正を強めるという処理をカメラが勝手に行ってくれます。

さらに「360度水平ロック」機能も非常に強力です。これはカメラを360度回転させても、映像の水平線がビシッと固定され続ける機能です。ジェットコースターや宙返りのような動きをしても、映像の天地がひっくり返ることがありません。超広角レンズモッド使用時でもこの機能が使えるため、どんなに激しい動きの中でも、視聴者が酔わない安定した映像を確保できる安心感は絶大でした。

低照度性能とナイトエフェクト:進化は見られるが課題も

GoPro HERO13 Blackで撮影した動画。夜明け。

夜間の撮影に関しては、スタートレイルやライトペインティングといった「ナイトエフェクト」機能がクリエイティブな表現を助けてくれます。特にライトトレイルを使って夜の街を走る車の光跡を撮影するのは非常に楽しく、三脚さえあれば誰でも幻想的な映像が撮れます。

しかし、通常の動画撮影における低照度性能については、HERO12 Blackから大きな向上は感じられませんでした。街灯の少ない夜道などで撮影すると、やはりノイズが目立ち、ディテールが甘くなる傾向があります。この点に関しては、より大型のセンサーを搭載する競合機(DJI Osmo Action 4など)に分があると感じました。暗所での撮影は、あくまで「撮れる」レベルであり、高画質を求めるなら日中の使用がメインになりそうです。

ズーム機能:あくまで補助的な役割

ズーム機能は最大2倍まで対応していますが、光学ズームではなくデジタルズームです。そのため、ズーム倍率を上げるほど画質の劣化は避けられません。遠くの被写体をどうしても大きく映したい緊急時以外は、基本的には広角で最高画質で撮影しておき、編集段階でトリミングする方がきれいな映像が得られるでしょう。

なお、競合製品となるOsmo Action 6は「2倍ロスレスズーム」が利用できます。4K画質のまま劣化を感じさせずに被写体を引き寄せられるため、最大2倍デジタルズームのGoPro HERO13 Blackとは大きな差があるといえます。

GoPro HERO13 Blackの主な撮影モード

  • 標準ビデオモード: 最大5.3K/60fpsでの高解像度撮影
  • バーストスローモーション: 最大720p/400fpsでの超高速撮影
  • TimeWarp / タイムラプス / ナイトラプス: 時間を圧縮した動画撮影
  • ナイトエフェクト: スタートレイル、ライトペインティング、ライトトレイル
  • 静止画モード: 最大27MP、RAW撮影、バースト撮影対応
  • HDRビデオ: HLG方式に対応し、より広いダイナミックレンジを記録

まとめ:特殊・応用性能

  • バーストスローモーション: 720p/400fpsの超スロー映像は圧巻だが、撮影時間と処理待ち時間には注意が必要。
  • マクロ撮影: 別売りのマクロレンズモッドにより最短11cmまで寄れ、Vlogや物撮りの表現力が劇的に向上。
  • NDフィルター: 自動検出機能により、面倒な設定なしでシネマティックなモーションブラー撮影が可能。
  • 超広角撮影: 視野角177度の超広角レンズモッドは、自動検出と水平ロックによりアクション撮影に最適。
  • 手ブレ補正: HyperSmooth 6.0と自動ブーストにより、激しい振動も完全に吸収し、常に最適な画角と安定性を提供する。
  • 水平維持: 360度水平ロックにより、カメラが回転しても映像の水平は完全に保たれる。
  • 低照度性能: ナイトエフェクトは楽しいが、通常の暗所動画撮影における画質は競合に劣る部分がある。
  • ズーム: 最大2倍のデジタルズームが可能だが、画質劣化があるため編集でのトリミングが推奨される。

写真:GoPro HERO13 Blackの静止画撮影能力とフレームグラブの活用

GoPro HERO13 Blackで撮影した写真。山頂の空。

ここでは、GoPro HERO13 Black写真撮影機能について、実際のフィールドで撮影した感触や、前モデルHERO12 Blackと比較して感じた「静止画機としての実力」を書いていきます。

静止画の最大解像度と出力:27MPの高精細とRAW現像の楽しみ

アクションカメラの静止画というと「あくまでオマケ」と思われがちですが、HERO13 Black27.13MP(5568×4872)という解像度は、PCの大型モニターで見てもハッとするほど緻密です。

実際に晴天の山岳ルートで風景を撮影してみましたが、遠くの稜線の岩肌や、手前の草木の緑が潰れることなく描写されていました。JPEG撮って出しでも十分に鮮やかですが、私はあえてRAW形式(.gpr)でも撮影しています。帰宅後にLightroomで現像してみると、HERO12同様、空のハイライト部分の粘りが強く、白飛びしかけた雲の階調をしっかり復元できました。

スペックシート上はHERO12と同じ画素数ですが、HERO13ではGPS情報が写真に埋め込まれるようになったため、「この絶景はどこで撮ったっけ?」と地図上で振り返れるようになったのは、旅の記録として非常に大きな進化だと実感しました。

ビデオからのフレームグラブ:決定的瞬間を逃さない最適解

正直に言いますと、私は動きのあるシーンでは「写真モード」をほとんど使いません。代わりに多用しているのが、5.3Kビデオからの「フレームグラブ(切り出し)」です。

例えば、マウンテンバイクでジャンプした瞬間の写真を撮りたい時、写真モードの連写ではタイミングを合わせるのが至難の業です。しかし、5.3K(8:7)で動画を回しておけば、後からアプリでコマ送りして「ここだ!」という瞬間を約24.7MPの高画質で保存できます。実際にこの方法で切り出した画像は、髪の毛一本一本まで解像しており、普通に撮った写真と見分けがつかないレベルでした。HERO12でも同じことはできましたが、Quikアプリでの転送速度がWi-Fi 6対応で向上しているため、切り出し作業自体がよりスムーズになったと感じます。

SuperPhoto (HDR):明暗差のあるシーンも自動で最適化

SuperPhoto」(スーパーフォト)は、カメラが自動でHDRやノイズ低減を適用してくれる機能です。これを試すために、日陰の森の中から、日向の明るい景色を見上げるような、極端に明暗差のある構図で撮影してみました。

結果は驚くほど自然でした。通常なら黒く塗りつぶされる木の幹の模様が浮かび上がり、同時に青空の色も飛ばずに残っています。HERO12のHDRも優秀でしたが、HERO13の処理はより「やりすぎ感」が抑えられ、見た目に近い自然なトーンに仕上がっている印象を受けました。何も考えずにシャッターを押すだけで「失敗写真」を減らしてくれる頼もしい機能です。

写真モード:連写と長時間露光

もちろん、通常の写真モードも特定のシーンでは輝きます。「バーストフォト」を使って、友人が水たまりに飛び込む瞬間を撮影してみました。秒間30枚の設定で連写すると、水しぶきが王冠のような形になる一瞬を見事に捉えられました。

また、夜のキャンプ場で「ナイトフォト」も試しました。三脚で固定し、シャッター速度を15秒に設定。すると、肉眼では見えにくかった星空や、テントの灯りが幻想的に写し出されました。スマホのナイトモードも優秀ですが、GoProの広角レンズで撮る星空は、空の広がりが段違いで、その場の空気感まで写し取るような迫力があります。

シーン別の性能評価:日中は最強、暗所とレスポンスには課題も

実際に一日中持ち歩いて撮影した感想をシーン別にまとめます。

まず日中は文句なしの最強画質です。HERO12から据え置きのセンサーですが、太陽光の下では発色も良く、解像感も抜群です。夕暮れ時は、SuperPhotoの恩恵を最も感じました。空のグラデーションが美しく、エモーショナルな写真が量産できます。

一方で、やはり弱点と感じたのは暗所です。街灯の少ない夜道を手持ちで撮影しようとすると、手ブレが発生しやすく、ノイズも目立ち始めました。夜景をきれいに撮るには三脚や固定場所が必須です。また、気になったのはシャッターレスポンスです。ボタンを押してから「カシャッ」と音が鳴って保存されるまでに、わずかなラグ(一呼吸置く感じ)があります。動いている子供やペットを写真モードで追いかけると、決定的な瞬間を逃してしまいがちでした。やはり動体撮影は、前述の「動画からの切り出し」に頼るのが正解だと痛感しました。

ちなみに、デジタルズーム(最大2倍)も試しましたが、これは画質が明らかに粗くなるため、私は「どうしても寄りたい緊急時」以外は使わないことに決めました。

まとめ:写真

  • 画質と機能:27MPの高解像度は風景撮影に最適で、GPS情報の復活により旅カメラとしての価値が向上した。
  • ベストな撮影法:動体撮影は写真モードのラグを避けるため、5.3K動画からのフレームグラブ(約24.7MP)が最も確実で高画質。
  • SuperPhoto:明暗差の激しい森の中などでも、白飛び・黒つぶれを防ぎ、失敗の少ない写真を自動で生成してくれる。
  • 暗所性能:夜間の手持ち撮影は厳しく、ノイズも目立つ。きれいな夜景を撮るなら三脚を使ったナイトフォト一択。
  • レスポンス:シャッターボタンを押してからの反応にラグがあり、サクサク撮るスナップ用途には不向き。

バッテリーと熱問題:GoPro HERO13 Blackの長時間駆動と発熱対策の実力

GoPro HERO13 Blackの側面。バッテリー。

ここでは、GoPro HERO13 Blackのバッテリー性能の進化、実際の持続時間、そしてアクションカメラにつきものの「熱問題」について、前モデルHERO12 Blackとの比較を交えながら詳しくレビューしていきます。

バッテリー仕様と互換性:10%増量の代償

まずハードウェア面で大きな変更点となるのがバッテリーです。HERO13 Blackには、新開発の1900mAh Enduroバッテリーが採用されました。これはHERO12 Blackの1720mAhと比較して約10%の容量増加となります。

実際に手に取ってみると、サイズや端子の形状が微妙に異なっており、残念ながらHERO12 Black以前のバッテリーとは互換性がありません。私はHERO12用の予備バッテリーをいくつか所有していましたが、それらが使い回せない点は正直なところ痛手でした。しかし、この変更は新しい電源コネクターの採用と効率化のためであり、より長く撮れるようになるなら必要な進化だと受け入れています。

駆動時間の実証:タフな現場で頼れる持久力

実際にフィールドで持ち出して、そのスタミナを試してみました。公称値では、最高画質の5.3K30や4K30で1.5時間以上、標準的な1080p30なら2.5時間以上の連続撮影が可能とされています。

私がマウンテンバイクの走行動画を4K/60fpsで撮影した際は、バッテリー1本で約80分ほど録画を続けることができました。これはHERO12 Blackを使用した時よりも体感で10〜15分ほど長く持っている印象です。また、撮影と停止を繰り返しながら写真も撮るといった一般的な使い方では、3時間半ほど使用してもバッテリー残量がまだ10%ほど残っており、予備バッテリー交換の頻度が減ったのは明確なメリットだと感じました。

寒冷地での性能向上も謳われており、スキー場のような環境でもEnduroバッテリーの特性がいかんなく発揮されることが期待できます。

熱問題の検証:風があれば無敵、静止画質は要注意

GoProユーザーにとって永遠の課題である「熱暴走(過熱による強制停止)」についても検証しました。HERO13 Blackはレンズの下に放熱用のヒートシンクのようなスリットが設けられており、熱対策が強化されていることが外観からも伺えます。

実際に、風のない室内(気温約25度)で5.3K/60fpsの高負荷撮影を試みたところ、約16分〜24分程度で本体がかなり熱くなり、過熱保護により撮影が停止しました。静止状態での長時間・高画質撮影は、依然としてGoProの苦手分野であると言わざるを得ません。

しかし、屋外で風を受けている状態であれば話は別です。自転車に取り付けて走行しながら撮影した場合は、空気の流れによる冷却効果(エアフロー)が働き、バッテリーが切れるまで一度も止まることなく録画を継続できました。アクションカメラ本来の用途である「動きのあるシーン」においては、熱問題はほぼ解消されていると言って良いでしょう。

充電と給電:Contactoによる無限の可能性

充電は側面のUSB-Cポートから行いますが、HERO13 Blackには非常に魅力的な新オプションが登場しました。それがマグネット式ドアと電源ケーブルキット「Contacto」です。

これを装着すると、バッテリードアを開けることなく、マグネットでパチッとケーブルを繋ぐだけで給電が可能になります。注目すべきは、この状態で防水性が維持される点です。これまでは雨の中で給電しながら撮影することはリスクがありましたが、Contactoを使えば、モバイルバッテリーから給電しつつ、雨天の長時間タイムラプスや釣りの動画などを安心して撮り続けられます。これはクリエイターにとって非常に心強いアップグレードです。

GoPro HERO13 Blackのバッテリー仕様

  • バッテリータイプ: 取り外し可能な1900mAh Enduroバッテリー
  • 公称撮影時間 (一例): 1080p/30fpsで最大2.5時間
  • 実測撮影時間 (一例): 5.3K/60fpsで約65分、4K/60fpsで約80分
  • 充電方式: USB-C
  • 外部給電: 対応(別売りアクセサリーで防水給電も可能)

まとめ:バッテリーと熱問題

  • バッテリー容量:1900mAhに増量し、HERO12 Black比で約10%アップしたが、旧バッテリーとの互換性はなし。
  • 連続撮影時間:1080p30で2.5時間以上、4K/5.3K30で1.5時間以上と、実用的なスタミナを実現。
  • 熱対策(静止):無風の室内で最高画質(5.3K60fps)を回すと20分前後で熱停止する場合があり、HERO12から劇的な改善は見られない。
  • 熱対策(移動):移動中など風が当たる環境(エアフローあり)では冷却が機能し、バッテリー切れまで安定して動作する。
  • 給電撮影:新アクセサリー「Contacto」により、防水性を保ったまま外部給電が可能になり、長時間の全天候撮影に対応した。

ソフトウェア連携と編集機能:GoPro HERO13 Blackの快適な転送とGPSの復活

GoPro HERO13 Black アプリ

ここでは、GoPro HERO13 Blackのソフトウェア連携について、Quikアプリの使い勝手、Wi-Fi 6による高速転送、そして待望の復活を遂げたGPS機能を中心にレビューします。

Quikアプリでの編集と自動ハイライト作成

GoProを使う上で欠かせないのが、スマートフォンアプリ「Quik」との連携です。アプリを立ち上げるとすぐにカメラを認識し、スマホ画面をモニター代わりにしてプレビューを確認したり、離れた場所から設定を変更したりといったリモコン操作がスムーズに行えます。

撮影後の編集機能も優秀です。アプリ内で動画のトリミングや拡大、フィルターによる色調整といった基本編集が直感的に行えるため、PCを立ち上げなくてもその場でSNS用の動画を完成させることができます。特に便利だと感じているのが、GoProサブスクリプション特典の「自動ハイライトビデオ」機能です。帰宅後にカメラを充電器に繋いでおくだけで、撮影データがクラウドに自動アップロードされ、音楽やエフェクトと同期したダイジェスト動画が勝手に作成されてスマホに届きます。自分で編集する時間がない時でも、その日の思い出をすぐにシェアできるので、非常に重宝しています。

高速転送:Wi-Fi 6対応で待ち時間を短縮

 

GoPro HERO13 Blackの専用アプリ。

データの転送速度に関しては、地味ながら確実な進化を感じました。HERO13 Blackは新たに「Wi-Fi 6」に対応しており、HERO12 Blackと比較してスマートフォンへのワイヤレス転送速度が最大13%高速化しています。

高画質な5.3K動画を撮影するとファイルサイズが巨大になりがちですが、撮影の合間にスマホへデータを移す際の待ち時間が短縮されたのは嬉しいポイントです。また、USB-Cケーブルを使った有線転送も可能で、大量のデータを一気にバックアップしたい時にはこちらの方が安定して高速に処理できました。

タイムコード機能:複数台撮影の強力な味方

プロフェッショナルな制作現場で役立つのが「タイムコード同期」機能です。これはHERO12 Blackから搭載されている機能ですが、Quikアプリを使って複数のHERO13 Blackのタイムコードをワイヤレスで同期させることができます。

実際に2台のカメラを使ってマルチアングルで撮影し、Adobe Premiere Proに取り込んでみましたが、タイムコードが合っているため一瞬で映像のタイミングを同期できました。編集時の「音合わせ」などの手間が省けるため、複数のカメラを運用するユーザーにとっては必須の機能と言えます。

GPS機能:待望の復活とデータオーバーレイ

HERO12 Blackとの最大の違いであり、多くのユーザーが待ち望んでいたのが「GPS機能」の復活です。HERO12 Blackでは省かれていたこの機能が戻ってきたことで、撮影したデータに緯度・経度・高度といった位置情報が正確に記録されるようになりました。

単に場所を記録するだけでなく、Quikアプリを使うことで「パフォーマンスステッカー」として動画上にスピードメーターや高度計、コースの軌跡などをアニメーショングラフィックとして重ねて表示できます。実際にロードバイクでのダウンヒル映像に速度計を表示させてみましたが、映像の迫力に具体的な数値情報が加わることで、臨場感が段違いに増しました。旅の記録やスポーツのログとして映像を残したい私にとって、GPSの有無はHERO13 Blackを選ぶ決定的な理由になりました。

まとめ:ソフトウェア連携と編集機能

  • Quikアプリ連携:リモコン操作や編集がスムーズで、充電中の自動クラウドアップロードとハイライト作成が非常に便利。
  • 高速転送:Wi-Fi 6対応により、HERO12 Blackよりもワイヤレス転送が高速化し、待ち時間のストレスが軽減された。
  • タイムコード:複数台のカメラをワイヤレスで同期でき、編集ソフトでのマルチカメラ編集が劇的に楽になる。
  • GPS機能:HERO12 Blackで削除されたGPSが復活し、位置情報の記録や速度・高度などのデータオーバーレイが可能になった。

音声品質とマイク:GoPro HERO13 Blackのクリアな録音と自由な接続性

ここでは、GoPro HERO13 Blackの内蔵マイクによる音質、Bluetoothオーディオを含めた外部接続の利便性、そしてシーンに合わせたオーディオ調整機能について書いていきます。

内蔵マイクの性能:風の中でもクリアなステレオサウンド

アクションカメラの映像がどれだけ美しくても、音が割れていたり風切り音だらけだと視聴体験は台無しになります。HERO13 Black3つの内蔵マイクを搭載しており、デフォルトでステレオオーディオ録音に対応しています。

実際に風の強い海岸沿いでVlog撮影を行ってみましたが、進化したノイズ低減機能(ウィンドノイズ低減)が非常に優秀でした。強風が吹き荒れる中でも、ゴォーッという不快な風切り音を効果的に抑え込み、私の声をしっかりと拾ってくれました。もちろん、完全に無音になるわけではありませんが、編集で少し調整すれば十分使えるレベルです。

さらに、設定でRAW形式(.wav)の音声取得をオンにしておけば、編集時に音声を細かく調整したい場合にも対応できるため、映像制作の素材としても信頼性が高いと感じました。基本性能はHERO12 Blackから大きく変わっていませんが、その分、完成された安定感があります。

Bluetoothオーディオ:AirPodsがワイヤレスマイクに早変わり

HERO12 Blackで追加され、個人的に最も重宝している機能の一つが「Bluetoothオーディオ接続」です。HERO13 Blackでもこの機能は健在で、手持ちのAirPodsやPixel BudsなどのBluetoothイヤホンをワイヤレスマイクとして使用できます。

これを活用して、バイクに乗って走行動画を撮影してみました。これまでは風切り音で声がかき消されがちでしたが、ヘルメットの中でAirPodsを装着して喋ることで、エンジン音や風音に邪魔されず、クリアなナレーションを録音することに成功しました。また、カメラが手の届かない場所に設置してあっても、イヤホンのマイクを通じて「GoPro ビデオスタート」と音声コマンドを送れば確実に反応してくれるため、リモコン代わりとしても非常に優秀です。専用のワイヤレスマイクを用意しなくても、手持ちの道具で撮影の幅が広がるのは大きなメリットです。

外部マイクとオーディオ調整:用途に合わせたカスタマイズ

より本格的な音質を求める場合、3.5mmのマイクジャックは本体に搭載されていないため、別売りの「メディアモッド」や「Pro 3.5mmマイクアダプター」が必要になります。この仕様は従来通りですが、メディアモッドを装着すれば指向性マイクも利用でき、インタビュー撮影などではさらにクリアな集音が可能です。

また、HERO13 Blackには新たにオーディオモードの調整機能が搭載されています。「標準」モードでは環境音を含めたリアルな音を、「音声」モードでは人の声を優先してクリアに録音します。実際に賑やかなカフェで「音声」モードを試してみたところ、周囲のザワザワした雑音が抑えられ、カメラに向かって話している私の声が驚くほど浮き上がって録音されました。Vlog撮影ではこのモードが常用になりそうです。一方で、操作音に関しては設定で「小」にしても依然として音が大きく、静かな場所での撮影時には完全にオフにする必要がありました。

まとめ:音声品質とマイク

  • 内蔵マイク:3つのマイクによるステレオ録音と強力なノイズ低減により、風のある屋外でも実用的な音質を確保。
  • Bluetoothオーディオ:AirPodsなどをワイヤレスマイクとして利用でき、モトブログや離れた場所からの音声操作に最適。
  • 外部マイク接続:3.5mmジャックはなく、メディアモッド等のアダプターが必須(従来仕様)。
  • オーディオ調整:「音声」モードが人の声を優先的に拾うため、騒音下でのVlog撮影に非常に効果的。
  • 操作音:音量を最小にしても響くため、静粛な環境ではオフ設定が推奨される。

アクセサリーと拡張性:GoPro HERO13 BlackのマウントシステムとHBレンズ

GoPro HERO13 Blackに自撮り棒を装着する様子。

ここでは、GoPro HERO13 Blackの拡張性を高めるマウントシステム、革新的な自動検出レンズ、そして撮影スタイルを広げるおすすめの純正アクセサリーについて書いていきます。

マウントシステム:ついにマグネット式に対応し、死角なしへ

アクションカメラの使い勝手を左右するマウントシステムですが、HERO13 Blackはついに「全部入り」になりました。底面には従来通りの「フォールディングフィンガー」があり、既存の膨大なGoProアクセサリー資産をそのまま活かせます。さらに、HERO12 Blackから導入された「1/4-20インチネジ穴」も健在で、一般的なカメラ用三脚にアダプターなしで直付けできるのは、Vlog撮影などで地味ながら絶大なメリットを感じます。

そして最大の違いが、別売りの「マグネット式ラッチマウント」への対応です。HERO12 Blackまでは、マウントを交換するたびにネジを回す手間がありましたが、このラッチマウントを使えば「カチッ」と一瞬で着脱が可能になります。実際にヘルメットから自撮り棒へ、そして自転車のハンドルへと付け替える際、このスピード感に一度慣れてしまうともうネジ式には戻れません。他社製品に遅れをとっていた部分ですが、純正でしっかり対応してきた点は高く評価できます。

GoPro HERO13 Black ラッチマウント

HBシリーズレンズ:装着するだけで設定完了のスマートさ

「特殊・応用性能」のセクションでも触れましたが、HERO13 Black専用の「HBシリーズレンズ」は、単なる交換レンズ以上のシステムです。このレンズの真の魅力は、カメラ本体との連携にあります。

HERO12 BlackのMaxレンズモッド2.0では、装着後に手動で設定モードを切り替える必要がありました。しかし、HERO13 Blackではレンズをひねって装着するだけで、カメラが瞬時にレンズの種類を認識し、最適な設定に自動で切り替わります。

例えば、NDフィルターを付ければ自動でシネマティックな設定になり、マクロレンズを付ければマクロモードになります。現場で細かいメニュー操作をする必要がなく、レンズを変えるだけで撮影準備が整うこのシームレスな体験は、撮影のテンポを崩さず非常に快適でした。

GoPro HERO13 Black 本体を手で持っている。

おすすめの純正オプション製品:撮影スタイルを変える強力なツール

HERO13 Blackには、撮影の幅を広げる純正アクセサリーが多数用意されています。ここでは特に実用性が高い4つのアイテムを紹介します。

まず、HERO13 Black専用の「Contacto(マグネット式ドア+電源ケーブルキット)」です。これはバッテリードアを専用の接点付きドアに交換し、マグネットケーブルで給電を行うアイテムです。何が凄いかというと、ケーブルを接続した状態で防水性が維持される点です。これまでは雨天時や水辺での長時間撮影で外部給電を行うのはリスクがありましたが、Contactoを使えばモバイルバッテリーから給電しつつ、悪天候下のタイムラプス撮影なども安心して行えます。

次に、「The Remote(ザ リモート)」です。これは腕時計のように装着したり、マウントに取り付けたりできる防水リモコンです。例えば、カメラを車のルーフやヘルメットの頭頂部など、手の届かない場所に設置した場合に非常に役立ちます。スマホアプリでも操作はできますが、The Remoteなら手袋をしたままでも物理ボタンで確実に録画開始・停止ができ、接続の安定性も高いため、アクションスポーツ中の操作ストレスが激減します。

長時間のVlog撮影や旅行には「Volta」が欠かせません。これはバッテリー内蔵グリップ、三脚、リモコンが一体化した多機能グリップです。HERO13 Black本体のバッテリーと合わせることで、5.3K録画でも4時間以上の撮影が可能になります。片手で持ちやすく、そのままテーブルに置いて三脚としても使えるため、私は旅行中ほぼこれにつけっぱなしにしていました。

そして、過酷な環境に挑むなら「保護ハウジング」です。本体だけでも水深10mの防水性能がありますが、このハウジングを装着すれば水深60mまでのダイビングに対応します。また、泥や飛び石が激しいモトクロスや、岩場でのアクティビティにおいても、本体への傷を完璧に防いでくれる保険として機能します。

セット製品:用途に合わせて賢く選ぶ

HERO13 Blackには単体以外にも魅力的なセット製品が用意されています。「アクセサリーセット」には、予備のEnduroバッテリー、フローティングハンドグリップ、カメラケースなどが含まれており、初めてGoProを買う人には必須級のアイテムが揃っています。

また、Vlog撮影をメインにするなら「クリエーターエディッション」(Creator Edition)が最強の選択肢です。指向性マイク内蔵のメディアモジュラー、照明用のライトモジュラー、そして長時間撮影を可能にするVoltaグリップがセットになっており、これ一つでプロ並みの撮影システムが完成します。個別に揃えるよりも価格的なメリットが大きいため、自分の撮影スタイルが決まっているなら最初からセットを選ぶのが正解でしょう。

まとめ:アクセサリーと拡張性

  • マウントシステム:従来のフィンガーと1/4ネジに加え、別売りのマグネット式ラッチマウントに対応し、着脱の利便性が劇的に向上。
  • HBシリーズレンズ:レンズを装着するだけでカメラ設定が自動で切り替わるため、設定ミスの防止と撮影テンポの向上に貢献。
  • Contacto:防水性を保ったまま外部給電が可能になり、雨天時の長時間撮影という新たな可能性を開いた。
  • Volta:バッテリー、三脚、リモコンが一体化しており、Vlogや長時間の旅行撮影において最強のパートナーとなる。
  • アクセサリーセット:予備のEnduroバッテリー、フローティングハンドグリップ、カメラケースなどもあり、初めてGoProを買う人におすすめ。
  • クリエーターエディッション:マイク、ライト、バッテリーグリップがセットになり、Vlog撮影に必要な機材を一括でお得に揃えられる。
  • 互換性:マグネットマウントやHBレンズはHERO13専用だが、既存のGoProマウントやメディアモジュラーなどはHERO12と共用可能。

GoPro HERO13 Blackのメリット・デメリット

GoPro HERO13 Black 本体。広角レンズ装着。

GoPro HERO13 Blackは、アクションカメラの王者の名にふさわしい高い完成度を誇る一方、進化の過程で見えてきた新たな課題も抱えています。ここでは、前モデルのHERO12 Blackや、Insta360 Ace Pro 2Osmo Action 5 Proといった強力なライバル機種と比較しながら、そのメリットとデメリットを徹底的に解説します。

【メリット】

メリット1:独創的な表現を可能にする「HBシリーズレンズ」

HERO13 Black最大のメリットは、HERO12 Blackにはなかった、カメラが自動認識する交換式レンズ「HBシリーズレンズ」の存在です。マクロ、超広角、NDフィルターといったレンズを装着するだけで、カメラが設定を最適化してくれるこのシステムは、他のアクションカメラにはない独創的な強みです。Insta360 Ace Pro 2のライカレンズは高性能ですが固定式であり、HERO13 Blackほど多彩な表現ができるわけではありません。

メリット2:クラス最高レベルの安定感を誇る手ぶれ補正

HERO12 Blackから引き継がれた手ぶれ補正機能「HyperSmooth 6.0」は、依然として業界最高レベルの性能を誇ります。Insta360のFlowStateやDJIのHorizonSteadyも強力ですが、GoProの補正は特に激しい動きの中での滑らかさに定評があります。マウンテンバイクで荒れた道を下っても、まるでジンバルを使っているかのような安定した映像が手軽に撮れる信頼感は、大きなメリットです。

メリット3:復活したGPS機能による付加価値

HERO12 Blackで廃止され、多くのユーザーを落胆させたGPS機能がHERO13 Blackで待望の復活を遂げました。これにより、専用アプリで速度や高度、移動ルートなどを映像に重ねて表示できるようになり、アクティビティの記録に新たな楽しさが加わりました。これはHERO12 Blackに対する明確な優位点です。

メリット4:用途で選べるアクセサリーセット

HERO13 Blackは、撮影スタイルに合わせて選べる公式のアクセサリーセットが充実しています。例えば「アクセサリーセット」には、水に浮くハンドグリップや予備バッテリーが含まれ、ウォータースポーツや旅行に最適です。より本格的な映像制作を目指すなら、高性能マイクやライト、長時間バッテリーを兼ねるグリップ「Volta」がセットになった「クリエイターエディション」を選ぶことで、Vlogなどで最高のパフォーマンスを発揮できます。

【デメリット】

デメリット1:競合に劣る暗所性能

3世代にわたって同じイメージセンサーを搭載しているため、暗所性能はHERO13 Blackの明確な弱点です。Insta360 Ace Pro 2Osmo Action 5 Proがより大きな1/1.3インチセンサーを搭載し、夜間や室内でのノイズの少ないクリアな映像を実現しているのに対し、HERO13 Blackは光量が少ない場面では画質の低下が目立ちます。

デメリット2:依然として残る熱暴走のリスク

HERO12 Blackより熱管理性能は向上したものの、熱暴走のリスクが完全になくなったわけではありません。特に、風通しのない室内で5.3Kのような高解像度で連続撮影すると、15分から20分程度で録画が停止することがあります。屋外でのアクティビティ中など、風が当たる環境では撮影時間が伸びますが、長時間の定点撮影などでは注意が必要です。

デメリット3:高価なアクセサリーへの依存度

HERO13 Blackの魅力を最大限に引き出す「HBシリーズレンズ」や「マグネット式マウント」は、すべて別売りの高価なアクセサリーです。カメラ本体の価格はInsta360 Ace Pro 2などと大きく変わりませんが、システム全体で考えるとコストはかなり高額になります。

デメリット4:旧モデルとのバッテリー非互換性

撮影時間が向上した新型バッテリーは、HERO13 Blackのメリットの一つですが、HERO12 Black以前のモデルとは互換性がありません。長年GoProを愛用し、予備バッテリーを複数所有しているユーザーにとっては、乗り換えの際にすべてのバッテリーを買い直す必要があり、大きなデメリットとなります。

GoPro HERO13 Blackのスペック(仕様)一覧

  • モニター: 背面2.27インチ タッチディスプレイ、前面1.4インチ カラーディスプレイ
  • ストレージ: 内蔵ストレージなし、microSDカードを使用
  • 対応SDカード: A2 V30以上のmicroSDカード1枚
  • バッテリー: 取り外し可能な1900mAh Enduroバッテリー
  • 撮影時間: 最大2.5時間 (1080p30)、5.3K/60fpsで約65分、4K/60fpsで約80分
  • 充電 時間: スペックの情報が不足しています。
  • インターフェース: USB-C
  • 通信(接続性): Wi-Fi 6 (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.3
  • センサー: 1/1.9インチCMOS、有効27.6MP (5599×4927)
  • ジャイロスコープ: スペックの情報が不足しています。
  • 画質: 動画 最大5.3K/60fps、静止画 最大27.13MP、10bitカラー (4K以上)
  • 手ブレ補正: HyperSmooth 6.0
  • 耐久性: 水深10mまでの防水性能
  • レンズ: F2.5口径、35mm換算焦点距離 12mm-39mm
  • 画角: 最大156度 (8:7アスペクト比)
  • ISO感度: スペックの情報が不足しています。
  • マイク: 3マイク搭載、ワイヤレスオーディオ対応
  • 操作性: 14種のコマンドによる音声コントロール
  • 動作温度: -10℃ 〜 40℃
  • サイズ: 幅71.8 x 高さ50.8 x 奥行き33.6 mm
  • 重量: 159g (バッテリー、マウントフィンガー込み)
  • カラー: Black、フォレストグリーン
  • マウント(アクセサリー): 内蔵フォールディングフィンガー、1/4-20マウント
  • 付属品: HERO13 Blackカメラ本体、Enduroバッテリー、粘着性ベースマウント(曲面)、マウント用バックル、サムスクリュー、USB-Cケーブル

GoPro HERO13 BLACKの純正アクセサリーセット

GoPro HERO13 Blackに三脚を装着。

GoPro HERO13 Blackの純正アクセサリーセット」は、GoProが公式に提供しているバンドルで、用途に合わせていくつかの種類があります。これらはGoProのオンラインストアや正規販売店で購入できます。

1. HERO13 Black + アクセサリーバンドル

これは、GoProを初めて手にする方や、基本的な撮影に必要なアクセサリーをまとめて手に入れたい方向けの標準的なセットです。

セット内容の例:

  • GoPro HERO13 Black カメラ本体
  • Enduroバッテリー (2個): HERO13 Blackは新しい1900mAhのEnduroバッテリーを使用しており、旧モデル(HERO12 Blackなど)の1720mAhバッテリーよりも容量が増え、低温環境でのパフォーマンスも向上しています。予備が1個付いているので、長時間の撮影でも安心です。
  • The Handler (フローティングハンドグリップ): 水に浮くため、水辺での撮影に最適です。手持ち撮影での安定性も向上します。
  • 粘着性ベースマウント (曲面) (2個): ヘルメットなど、曲面のある場所にGoProを固定するための強力なマウントです。
  • microSDカード (通常64GBまたは128GBのSanDisk製など): 高解像度動画の記録に必要な高速SDカードが含まれています。
  • 携帯ケース: GoPro本体と付属アクセサリーを安全に収納・持ち運びするためのケースです。
  • USB-Cケーブル: 充電やデータ転送に使用します。

特徴: 撮影をすぐに始められる基本的なアイテムが揃っており、個別に購入するよりもお得な価格設定になっていることが多いです。

2. HERO13 Black Creator Edition (クリエイターエディション)

こちらは、Vlog撮影、ストリーミング、高音質な動画制作を目指すクリエイターに特化したセットです。

セット内容の例:

  • GoPro HERO13 Black カメラ本体
  • Volta (バッテリーグリップ / 三脚 / ワイヤレスリモコン): これ一つで、カメラグリップ、ミニ三脚、長時間のバッテリー(内蔵バッテリーにより最大5時間以上の5.3K30fps録画が可能)、GoProを最大30m離れた場所から操作できるワイヤレスリモコンの4役をこなします。
  • メディアモジュラー: GoProに外付けできるモジュラーで、指向性マイク内蔵、3.5mmマイク端子(外部マイク接続用)、HDMI出力ポート、コールドシューマウント(ライトや追加モニター用)を備えています。これにより、音質と拡張性が大幅に向上します。
  • ライトモジュラー: GoProに装着できるコンパクトなLEDライトで、暗い場所での撮影時に被写体を明るく照らすことができます。
  • Enduroバッテリー (通常1個): Voltaに内蔵されているバッテリーと合わせて、長時間の撮影に対応します。
  • 磁気ラッチマウント: 新しいHERO13 Blackのマグネットマウントシステムに対応し、素早くカメラを着脱できます。
  • 粘着性ベースマウント (曲面): こちらも標準セットと同様に含まれます。
  • 携帯ケース: カメラとアクセサリーをまとめて収納できます。

特徴: 音声、照明、長時間の撮影といったクリエイティブなニーズに応えるためのプロフェッショナルなアクセサリーが充実しています。特にVlogerや配信者には魅力的なセットです。

GoPro HERO13 Blackの評価

GoPro HERO13 Black 本体。上部と前面。

9つの基準で「GoPro HERO13 Black」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画質: ★★★★☆
日中の画質は5.3K解像度と進化したHDRにより非常に美しいですが、センサーが前モデルから据え置きで、暗所性能には課題が残ります。

手ぶれ補正: ★★★★★
HyperSmooth 6.0は、激しい動きでもジンバルを使ったかのような滑らかな映像を実現し、クラス最高レベルの性能を誇ります。

耐久性・防水性: ★★★★★
水深10mの防水性能と、落下にも耐える堅牢な作りは健在。アクションカメラとして最高レベルの信頼性があります。

バッテリー性能: ★★★★☆
容量10%増の新型バッテリーにより撮影時間は確実に向上しましたが、旧モデルとの互換性がなく、競合には及ばないため星4つとしました。

携帯性: ★★★★★
ポケットにも収まるコンパクトさと約159gという軽さは、どんなアクティビティにも気軽に持ち出せるため満点です。

操作性: ★★★★☆
UIは直感的になりましたが、タッチスクリーンの反応やカバーの開閉のしやすさなど、物理的な操作性にはまだ改善の余地があります。

機能性: ★★★★★
新しいレンズシステムと自動検出機能、強化されたスローモーション、GPSの復活など、撮影の可能性を大きく広げる機能が満載です。

価格: ★★★☆☆
本体価格は妥当ですが、新機能の多くは高価な別売りアクセサリーを必要とし、システム全体のコストは高額になるため星3つとしました。

使いやすさ: ★★★★☆
自動ハイライトビデオやレンズ自動検出機能により初心者でも扱いやすい一方、全機能を使いこなすにはある程度の慣れが必要です。

総評】 ★★★★☆

正統進化と「レンズ革命」の融合

GoPro HERO13 Blackは、前モデルHERO12 Blackの優れた点を着実に進化させた、完成度の高いアクションカメラです。特に、容量が増加した新型バッテリーによる撮影時間の延長や、ユーザーからの要望が強かったGPS機能の復活は、日々の使い勝手を向上させる大きな改善点と言えます。基本的な画質や手ぶれ補正の性能はHERO12の時点ですでに高水準にありましたが、その信頼性は揺るぎません。

しかし、HERO13 Blackを単なる「改良版」以上の存在に押し上げているのは、間違いなく新しい「HBシリーズレンズ」の登場です。カメラがレンズを自動認識し、設定を最適化するインテリジェントなシステムは、まさに革命的。これまでアクションカメラが苦手としてきたマクロ撮影や、NDフィルターを使った本格的な映像表現が、驚くほど手軽に実現できるようになりました。この拡張性こそが、HERO13 Blackが持つ最大の魅力であり、映像制作の新たな扉を開く鍵となります。

残された課題とユーザーを選ぶ側面

一方で、イメージセンサーが過去2世代から据え置きであるため、暗所での撮影性能は競合製品と比較して依然として弱点です。また、新型バッテリーは旧モデルとの互換性がないため、長年のGoProユーザーにとっては乗り換えの際にバッテリー資産を活かせないというデメリットも存在します。

さらに、HERO13 Blackの真価を最大限に引き出すには、マクロレンズやNDフィルター、マグネットマウントといった別売りのアクセサリーが不可欠です。カメラ本体だけでなく、システム全体で考えるとコストは決して安くはありません。そのため、基本的な撮影性能だけを求めるのであれば、価格が下がったHERO12 Blackも依然として有力な選択肢となるでしょう。

どんな人におすすめか

結論として、GoPro HERO13 Blackは「映像表現の幅を広げたいクリエイティブなユーザー」にこそ、最もおすすめできる一台です。特に、新しいレンズシステムに魅力を感じるならば、これ以上の選択肢はありません。初めてアクションカメラを購入する方で、予算が許すのであれば、最新の機能と将来性を備えたHERO13 Blackを選ぶことで、長く満足できることは間違いないでしょう。

GoPro HERO13 Blackの価格・購入先

GoPro HERO13 Black 本体 正面

※価格は2025/11/28調査のものです。

GoPro公式サイト

  • 通常モデルが60,800円、
  • HERO13 Black + アクセサリーセットが69,800円、
  • HERO13 Black + HBシリーズレンズコレクションが103,800円、

で販売されています。

GoPro公式サイトで「GoPro HERO13 Black」をチェックする

ECサイト(Amazon、楽天、ヤフーなど)

  • Amazonで55,800円(税込)、
  • 楽天市場で54,450円、
  • ヤフーショッピングで54,450円、
  • 米国 Amazon.comで$309.99、

で販売されています。

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楽天市場で「GoPro HERO13 Black」をチェックする

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おすすめのライバル機種と価格を比較

GoPro HERO13 Black」に似た性能をもつアクションカメラも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

GoPro HERO12 Black

GoProから発売されたアクションカメラです(2023年9月発売)。1/1.9型CMOSセンサー、背面2.27型モニター、前面1.4型モニター、1720mAhのEnduroバッテリー、底面1/4-20ネジ穴を搭載しています。

また、最大5.3Kの動画記録、HDRによる動画撮影/静止画撮影、GP-LogによるLog撮影、Bluetoothオーディオ接続での音声の取り込み(ワイヤレスイヤホン/ヘッドホンやマイクなど)、ビデオブレ補正「Hypersmooth 6.0」、「水平ロック機能」、水深10mまで対応する防水性能(保護ハウジングありで60m)、アクセサリー「Maxレンズモジュラー2.0」(別売・視野角やブレ補正などが強化)に対応しています。

価格は、Amazonで49,800円(税込)、楽天市場で60,349円(送料無料)、ヤフーショッピングで59,800円(送料無料)、米国 Amazon.comで$299.00、です。

関連記事:「GoPro HERO12 Black」の進化した点と評判、価格を紹介

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GoPro HERO

GoProから発売されたエントリー向けの4K アクションカメラです(2024年9月22日発売)。

背面1.76型タッチスクリーン、1255mAhの「Enduroバッテリー」、microSDメモリーカードスロット、ヒートシンク(熱対策)、マウントフィンガー(アクセサリー接続用)を搭載しています。

また、最大4K/30fps(16:9)の4K動画記録、最大2.7K/60fpsでのスローモーション撮影、12MPの静止画撮影、手ブレ補正、「Quik」アプリ、「HyperSmoothビデオブレ補正」、水深5mまでの防水性能、アクセサリー「Floaty」(別売)、「保護スリーブ」(別売)に対応しています。

価格は、Amazonで21,497円(税込)、楽天市場で24,800円、ヤフーショッピングで35,800円、米国 Amazon.comで$199.00、 です。

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Osmo Action 6

DJIから発売された1/1.1インチCMOSセンサー搭載のアクションカメラです(2025年11月18日 発売)。

内蔵50GBストレージ、1/1.1インチCMOS(正方形センサー)、155度の広角レンズ(f/2.0-f/4.0可変絞り)、フロント1.46インチ・リア2.5インチのOLEDタッチスクリーン、最大240分の撮影が可能な1950mAhバッテリー、SDカードスロットを搭載しています。

また、可変絞り(f/2.0〜f/4.0)、「4Kフリークロップモード」、「フィルムトーン」機能、「2倍ロスレスズーム」、FOVブーストレンズ(別売)、マクロレンズ(別売)、約38MP静止画、RockSteady 3.0 / 3.0+およびHorizonSteadyによる手ブレ補正、「OsmoAudio」(Bluetoothマイク直接接続)、マグネット式のクイックリリースシステム(両方向対応)、タイムコードに対応。

ジェスチャー操作、音声操作、スーパーナイトモード(動画ISO最大51200)、最大4K120fpsのフレームレート動画、スローモーション撮影(4K120fps)、10-bit D-Log Mカラーシステム、水深20m防水(ケースなし)、60m防水(ケースあり)、IP68等級の耐久性、-20℃の耐寒性(ケースなし)にも対応しています。

販売形態は、スタンダードコンボ、アドベンチャーコンボ(バッテリー3個、充電ケース、延長ロッド等付属)が用意されています。

価格は、Amazonで59,730円(税込)、楽天市場で61,270円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで61,270円、AliExpressで79,046円、米国 Amazon.comで$369.00、です。

関連記事:Osmo Action 6徹底レビュー!5 Proとの決定的な違いと進化点は?

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Insta360 GO Ultra

Insta360から発売されたアクションカメラです(2025年8月21日 発売)。

1/1.28インチセンサー、156°の超広角レンズ(F2.85)、アクションポッドに搭載された2.5インチのフリップ式タッチスクリーン、カメラ単体で70分、アクションポッドとの併用で200分の撮影が可能なバッテリー(カメラ: 500mAh, アクションポッド: 1450mAh)を搭載しています。

また、AI編集(FlashCut)、豊富なテンプレートを使った編集、最高4K60fpsの動画撮影、PureVideoモード、FlowState手ブレ補正技術と360度水平維持、スローモーション撮影、クリエイティブモード、AIによるノイズリダクション機能付きマイク、ジェスチャー操作、音声制御2.0、最大50MPの写真解像度、防水(カメラ本体は水深10mまで)、IPX4防滴のアクションポッド、マグネット式のマウントシステムに対応しています。

価格は、Amazonで55,000円、楽天市場で55,000円(送料無料)、ヤフーショッピングで64,800円、です。

関連記事:Insta360 GO Ultra 徹底レビュー!GO 3Sからの進化点と欠点

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Insta360 Ace Pro 2

Insta360から発売されたライカレンズ搭載のアクションカメラです(2024年10月22日 発売)。

デュアルチップ、1/1.3インチ8Kセンサー、157度のライカ・ズマリットレンズ、2.5インチのタッチスクリーン(フリップ式)、180分の撮影が可能な1800mAhバッテリーを搭載しています。

また、「ポーズ録画」(録画の一時停止やキャンセル)、ジェスチャー操作、音声制御2.0(音声による操作)、AIハイライト・アシスタント、自動編集、8K30fps動画、4K60fpsアクティブHDR、PureVideoによる低照度性能、4K120fpsスローモーション、FlowState手ブレ補正技術、

風切り音を軽減するためのウィンドガード(付属)、防水(潜水ケースなしで12m、潜水ケースに入れた状態で60mまで)、マグネット式のマウントシステムに対応しています。

価格は、Amazonで51,800、楽天市場で51,800円(税込)、ヤフーショッピングで51,800円(送料無料)、です。

関連記事:Insta360 Ace Pro 2を徹底レビュー!初代からの進化点と欠点は?

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Osmo Action 5 Pro

DJIから発売されたデュアルOLEDタッチスクリーンを搭載したアクションカメラです(2024年9月19日発売)。

1/1.3インチCMOSセンサー、新型のチップセット、47GBのストレージ、1950 mAhバッテリー、3つのマイク、SDカードスロットを搭載しています。

また、スーパーナイトモード、4:3の4K動画撮影、プリ録画機能、960fpsの超スローモーション撮影、10-bit D-Log M/HLGに対応した高画質な撮影、被写体センタリング/トラッキング機能、360°HorizonSteadyの手ブレ補正機能、

防水ケースなしで20mの防水性能、ホワイトバランス精度の向上、30WのUSB PD充電、DJI製ワイヤレスマイク「DJI Mic 2」の接続、155°の超広角撮影、4000万画素の静止画撮影、microSDカード(最大1TBまで)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1に対応しています。

価格は、Amazonで45,000円(税込)、楽天市場で45,000円(送料無料)、ヤフーショッピングで49,070円、です。

関連記事:Osmo Action 5 Pro 徹底レビュー!Action 4比較と欠点

Amazonで「Osmo Action 5 Pro」をチェックする

Osmo 360

DJIから発売される360度撮影に対応したアクションカメラです(2025年8月1日 発売)。

1/1.1インチ角型CMOSセンサー、f/1.9レンズ(シングルレンズモードで最大170°)、2.0インチモニター、最大190分(6K/24fps時)の撮影が可能な1950mAhバッテリー、128GBの内蔵ストレージを搭載しています。

また、スマートトラッキング、体性感覚フレーミング、ジェスチャーコントロールや音声操作、最大8K/50fpsのパノラマ動画、1億2000万画素のパノラマ写真撮影、手ブレ補正技術「RockSteady 3.0」および「HorizonSteady」に対応。

水深10mまでの防水性能と-20℃の耐寒性、4マイク搭載による高音質録音、Osmo Actionシリーズのアクセサリーと互換性のある磁気クイックリリースマウント、PC用編集ソフト「DJI Studio」、急速充電にも対応しています。

価格は、Amazonで50,380円(税込)、楽天市場で50,380円(送料無料)、ヤフーショッピングで56,880円、です。

関連記事:Osmo 360 レビュー!Insta360 X5比較で判明した利点と欠点

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Insta360 X5

Insta360から発売された8K 360度動画撮影に対応したアクションカメラです(2025年4月22日 発売)。

デュアル1/1.28インチセンサー(X4比144%拡大)、Corning Gorilla Glass採用の2.5インチ大型タッチスクリーン、2400mAhバッテリー(5.7K24fps・耐久モードで最長185分の撮影が可能)、microSDカードスロット(UHS-I V30以上のmicroSDカード対応)、4基の内蔵マイクを搭載しています。

また、最高8K@30fpsの360度動画撮影、交換式レンズシステム、超高速トリプルAIチップシステム、新ウインドガードによる風切り音の低減、マグネット式マウント、「ツイスト撮影」、ジェスチャー操作、音声制御 2.0に対応。

約72MP写真撮影、低照度性能を高めるPureVideoモード、アクティブHDR(5.7K 60fps)、強力なFlowState手ブレ補正と360度水平維持機能、光学式ウルトラハードフィルム、単体で15mの防水性能、急速充電(30W PD充電器使用時、35分で100%、20分で80%まで)、USB-C 3.0ポート、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2にも対応しています。

価格は、Amazonで67,800円(税込)、楽天市場で67,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで70,950円、です。

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