2025年8月21日に発売された「Insta360 GO Ultra」は、親指サイズのカメラとして人気を博したGOシリーズの最新フラッグシップモデルです。前モデル「Insta360 GO 3S」のコンセプトを継承しつつ、画質や機能性を大幅に強化し、ポケットサイズの筐体に秘められたその実力で大きな注目を集めています。
このレビューでは、Insta360 GO Ultraが日常の記録や本格的な映像制作をどれだけ快適にするのか、Insta360 GO 3Sからどのように進化したのか、そのパフォーマンスと使い勝手を徹底的に比較・検証しました。
【先に結論からお伝えしましょう】
Insta360 GO Ultra の長所(Pros):
- 1/1.28インチの大型センサーとAIチップによる、小型カメラの常識を覆す高画質
- 強力な磁気マウントシステムによる、唯一無二のハンズフリー撮影体験
- 待望のmicroSDカード対応と外部Bluetoothマイク接続による高い拡張性
- 驚異的な急速充電性能と、Insta360 GO 3Sを大幅に上回るバッテリー駆動時間
- 撮影後の編集の手間を劇的に削減する、強力で使いやすいAI編集機能
Insta360 GO Ultra の短所(Cons):
- アクションポッドが防滴仕様(IPX4)に留まり、システム全体が完全防水ではない
- カメラ単体での4K長回し撮影時に熱で停止する可能性がある
- プロ向けのLogプロファイルがなく、カラーグレーディングの自由度は限定的
- 従来のGOシリーズ用アクセサリーとの互換性がない
総合評価:
Insta360 GO Ultraは、「小型軽量」というGOシリーズの魅力を損なうことなく、画質、実用性、バッテリー性能といったアクションカメラとしての基本性能を極限まで高めた、まさに完成形と呼ぶにふさわしい一台です。撮影は好きでも編集は苦手、という人にこそ、このカメラが提供する「撮るだけで作品が生まれる」魔法のような体験をおすすめします。
<この記事で分かること>
- Insta360 GO 3Sから進化したデザイン、サイズ、重量の詳細な比較
- 大型センサーとAIチップがもたらす画質の向上(4K60fps、PureVideoモード)
- Toddler TitanモードやFreeFrame動画など、多彩な撮影モードの具体的な使い方
- 待望のmicroSDカード対応や外部マイク接続などの実用性の高い新機能
- 驚異的な急速充電と、実際の使用環境におけるバッテリー駆動時間
- 豊富な純正アクセサリーと、サードパーティ製品との連携
- 他の最新アクションカメラと比較した場合のメリット・デメリット
- AI自動編集(FlashCut)やテンプレート機能の使い勝手
- アクションカメラの課題である「熱問題」についての正直なレビュー
- 専門家による5段階評価と詳細な総評
- 最新の価格と、お得な購入先
この記事を最後まで読むことで、「Insta360 GO Ultra」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
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公式ページ: Insta360 GO Ultra – 小型ハンズフリー4Kカメラ
デザインと耐久性:Insta360 GO Ultra ~高い質感と冒険に耐えるタフネス性能~
ここではInsta360 GO Ultraのデザイン、携帯性、そしてタフな環境にも耐えうる耐久性について、前モデルInsta360 GO 3Sとの比較を交えながら、実際に手に取って感じた魅力をレビューしていきます。
手にした瞬間に伝わる確かな進化
Insta360 GO 3Sまでの親指サイズの錠剤型とは一線を画す、より正方形に近いスクエアな形状へと変更されています。この新しいフォルムが驚くほど手に馴染み、人差し指と親指の間にすっぽりと収まるため、手持ちでの撮影が非常に快適です。シボ加工のあるラバー素材はグリップ感と高級感を両立させており、硬質なマットプラスチック製のボディは、多少の衝撃や落下にも耐えられそうな安心感を与えてくれます。
サイズと重量の比較:数値以上の安定感
カメラ単体のサイズは46×45.7×18.3mmで、Insta360 GO 3Sの25.6×54.4×24.8mmと比較すると、よりワイドでスクエアな形状ながら薄くなっているのが分かります。重量は52.9gと、GO 3Sの39.1gから約14g増加しました。しかし、この重量増は決してネガティブな要素ではありません。むしろ、マグネットの接地面が広くなったことで重心が安定し、Tシャツに装着した際の安定感は格段に向上したと感じます。実際に着けたまま軽くジャンプしてみても、落下する気配は全くありませんでした。
<サイズ・重量の違い>
- Insta360 GO Ultra:46×45.7×18.3mm、52.9g(レンズガードなし)
- Insta360 GO 3S:25.6×54.4×24.8mm、39.1g(本体のみ)
デザインの核となるモジュール式構造
Insta360 GO Ultraの最大の特徴は、カメラ本体とアクションポッドが分離・合体するモジュール式デザインにあります。スタンドアロンのカメラとして使うことも、アクションポッドに装着して従来のアクションカメラのように使うことも可能です。Insta360 GO 3Sではカメラがポッドに「入っている」という印象でしたが、GO Ultraではカメラ本体の存在感が大きく、こちらが主役だと感じさせます。カメラを分離した状態では、アクションポッドがリモコン兼ワイヤレスディスプレイとして機能し、撮影の自由度を飛躍的に高めてくれます。
カラーと質感:個性を映し出す2つの選択肢
カラーバリエーションは、落ち着いた印象の「ミッドナイトブラック」と、クリーンな「アークティックホワイト」の2色展開です。どちらのカラーも硬質なマットプラスチック製で、傷に強い印象を受けます。Insta360 GO 3Sも同じ2色を展開していますが、GO Ultraのスクエアなボディと相まって、より洗練されたガジェットとしての魅力を感じさせます。質感の高さは所有欲を満たしてくれるだけでなく、アクティブなシーンでも気兼ねなく使える信頼感にも繋がっています。
操作ボタンとポート:シンプルさと細部への配慮
Insta360 GO Ultraの操作系は非常にシンプルにまとめられており、撮影という本来の目的に集中できるのが嬉しいポイントです。アクションポッドには、録画ボタン、電源ボタン、そしてモードを切り替えるQボタンの3つが分かりやすく配置されています。カメラ本体をアクションポッドから取り外した状態でも、本体前面左下の凹みがシャッターボタンとして機能し、単体で素早く撮影を開始できます。
カメラを取り外すためのリリースボタンは、意図せず押してしまわないよう絶妙に配置されており、落下のリスクを減らす細やかな配慮が感じられます。ポート類は充電用のUSB-Cポートがアクションポッドに備わっています。一方で、付属のクイックリリース安全コードの取り付けは非常に手間がかかり、最初のセットアップで少し悪い印象を受けてしまったのは残念な点でした。
あらゆるフィールドへ連れ出せる防水性と堅牢性
Insta360 GO Ultraの真価は、そのタフネス性能にも表れています。カメラ単体でIPX8等級、水深10mまでの防水性能を備えているため、突然の雨や雪山での撮影はもちろん、シュノーケリングのような水中のアクティビティでも安心して使用できます 。先日、ハイキング中に夕立に見舞われましたが、防水性能のおかげでためらうことなく撮影を続行でき、雨粒に濡れる森の美しい映像を記録できました。
一方で、アクションポッドはIPX4の防滴仕様にとどまるため、水没には対応できません。水辺で使う際は、カメラをドッキングさせる前にしっかり水滴を拭き取る習慣をつける必要があります。また、-20℃の低温環境でも動作が保証されており、ウィンタースポーツにも最適な一台です。さらに、レンズガードが交換可能なねじ込み式である点も評価できます。万が一レンズに傷がついても交換できるという安心感は、アクティブな撮影を後押ししてくれます。
<Insta360 GO Ultraの付属品>
- GO Ultra x1
- アクションポッド x1
- クイックリリース安全コード x1
- マグネット式簡易クリップ x1
- 磁気ペンダント x1
- USB-Cケーブル x1
- レンズガード (装着済み) x1
まとめ:デザインと耐久性
- 第一印象:従来の親指サイズからスクエア形状へと大型化し、最初は戸惑ったものの、手に馴染むグリップ感と質感の高さに所有欲が満たされる。
- モジュール式デザイン: カメラとアクションポッドが分離・合体するユニークな構造により、スタンドアロンでの使用から従来のアクションカメラとしての使用まで、撮影スタイルを柔軟に切り替えられる。
- 携帯性と装着感:Insta360 GO 3Sより約14g重くなったが、磁石面積の拡大で装着時の安定感はむしろ向上しており、どんな服装でも安心してハンズフリー撮影が楽しめる。
- ボタンとポート:物理ボタンはシンプルで直感的だが、一部アクセサリーの取り付けには課題も残る。
- 耐久性:カメラ単体で水深10mのIPX8防水性能を誇り、-20℃の耐寒性能も備え、雨天から雪山まで躊躇なく撮影できる安心感がある。
- 総合評価:アクションポッドの防滴仕様は惜しい点だが、カメラ本体の堅牢性と進化した装着システムは、日常から過酷な環境まで撮影フィールドを大きく広げてくれる。
画質:Insta360 GO Ultra ~大型センサーとAIが映し出す、息をのむほどのリアリティ~
ここではInsta360 GO Ultraの画質について、レビュー記事の最重要項目として徹底的に掘り下げます。画質の要であるセンサーの進化から、動画・静止画のクオリティ、手ブレ補正の性能まで、Insta360 GO 3Sとの比較を交えながら、その実力に迫ります。
スペックが物語る、画質への揺るぎない自信
Insta360 GO Ultraの画質における最大の進化は、イメージセンサーの大型化にあります。Insta360 GO 3Sが搭載していた1/2.3インチセンサーに対し、GO UltraはInsta360 Ace Pro 2と同等サイズの1/1.28インチセンサーを採用しました。動画の最大解像度は3840×2160ピクセルの4Kに対応し、GO 3Sの2倍となる最大60fps(1秒間に60コマ)での撮影が可能です。これにより、動きの速いスポーツシーンやペットを追いかける場面でも、驚くほど滑らかで臨場感あふれる映像を記録できます。
広がった視野と、自然で鮮やかな色彩
画角は最大156°へと広がり、Insta360 GO 3Sの150°から着実な進化を体感できます。この広がった視野は、風景をよりダイナミックに、自撮りではより多くの仲間をフレームに収めることを可能にします。注目すべきは、広角でありながら歪みが少なく、非常に自然な描写である点です。色味に関しても、Insta360 Ace Proシリーズが持つ、自然な色調と鮮やかさのバランスが取れた描写力が見事に受け継がれています。実際に晴れた日に撮影すると、空の青から木々の緑まで、目で見たままの正確な色彩が記録され、その鮮やかさに感動しました。
どんな動きも滑らかに捉えるFlowState手ブレ補正
Insta360が誇るFlowState手ブレ補正と360度水平維持機能は、GO Ultraでも非常に優秀です。実際に胸元に装着して街を散策してみましたが、歩行時の上下動は巧みに吸収され、まるでジンバルを使っているかのような安定した映像が撮れていました。動きの激しいペットの視点動画でさえ、ブレが少なく安定して見ることができたのには驚きました。ただし、この強力な手ブレ補正は映像をクロップして実現しているため、画角が少し狭くなる点には注意が必要です。
日中の撮影体験:光と影をありのままに記録する表現力
晴れた日の公園で撮影した際、GO Ultraの実力に息をのみました。木漏れ日が差す木々の葉のディテールから、影になっている地面の質感まで、白飛びや黒つぶれすることなく鮮明に描き出されていたのです。これは、大型センサーによる広いダイナミックレンジの恩恵に他なりません。Insta360 GO 3Sでは時に苦戦することもあった明暗差の激しい場面でも、GO Ultraは見たままの自然な色彩と光景を記録してくれます。その色味は、上位モデルであるInsta360 Ace Proシリーズの自然でバランスの取れた描写力を受け継いでおり、小型カメラとは思えないほどの表現力です。
静止画性能の飛躍:旅の記録をより美しく
静止画性能も劇的に進化しました。Insta360 GO 3Sの最大12MPに対し、GO Ultraは最大50MPでの撮影が可能です。先日、旅先でふと見つけた景色の美しさに惹かれ、何気なくシャッターを切った一枚がありました。後から写真を見返してみると、建物の細やかな装飾まで精細に写っており、その解像感に驚かされました。もちろん、一眼カメラのような背景ボケは得られませんが、SNSへの投稿や旅の記録としては十分すぎるクオリティです。さらに、RAW(DNG)形式での撮影にも対応しているため、後からじっくりと写真を編集したい私のようなユーザーには嬉しいポイントです。
<Insta360 GO Ultraの画質 仕様>
- センサーサイズ: 1/1.28インチ
- 動画解像度: 最大4K/60fps
- 静止画解像度: 最大50MP (8192×6144)
- 動画コーデック: H.264, H.265
- 最大動画ビットレート: 180Mbps
- 写真フォーマット: JPG, DNG RAW
- 手ブレ補正: FlowState手ブレ補正 + 360度水平維持
まとめ:画質
- センサー性能: Insta360 GO 3Sの1/2.3インチから1/1.28インチへと大幅に大型化し、日中のダイナミックレンジと色再現性が劇的に向上した。
- 動画品質: 4K/60fpsの滑らかな映像は圧巻で、動きの速いシーンでもブレなく鮮明に記録できる。
- 色味と画角: 最大156°の広角ながら歪みが少なく、Ace Proシリーズ譲りの自然でバランスの取れた色味を両立している。
- 手ブレ補正: 強力なFlowState手ブレ補正により、歩きながらの撮影でもジンバルを使ったかのような安定した映像が手軽に得られる。
- 静止画品質: 最大50MPとRAW撮影に対応し、前モデルを遥かに凌駕する精細感を実現。旅先でのスナップ写真としても十分なクオリティを誇る。
- 総合評価: GOシリーズのコンパクトさはそのままに、画質面ではフラッグシップ機に迫る大きな進化を遂げ、映像表現の幅を大きく広げた。
撮影モード:Insta360 GO Ultra ~日常をドラマに変える、多彩なクリエイティブ機能~
Insta360 GO Ultraは、ただ高画質なだけでなく、撮影者の創造性を刺激する多彩な撮影モードを備えています。ここでは基本的な動画モードから、スローモーション、そしてユニークなクリエイティブ機能まで、Insta360 GO 3Sとの違いにも触れながら、実際に使って感じた魅力をご紹介します。
多彩な撮影モードが拓く、新たな表現の可能性
Insta360 GO Ultraには、「4K/60fps動画」をはじめ、暗所での撮影に特化した「PureVideoモード」、撮影後にアスペクト比を自由に変更できる「FreeFrame動画」、そして最大240fpsの滑らかな「スローモーション」など、多彩なモードが搭載されています。さらに、時間を凝縮して見せる「タイムラプス」や、子供の視点を愛らしく記録する新機能「Toddler Titan(小さな巨人)モード」まで、あらゆるシーンをドラマチックに、あるいはユニークに切り取るためのツールが揃っています。
4K/60fps動画 – 躍動感を、ありのままに記録
Insta360 GO Ultraの大きな魅力が、4K解像度で毎秒60フレーム(60fps)の滑らかな動画撮影です 。最大30fpsだったInsta360 GO 3Sから飛躍的に進化したポイントで、動きの速いシーンで絶大な効果を発揮します 。先日、サイクリングで下り坂を駆け抜ける様子を撮影しましたが、60fpsのおかげで高速な動きが驚くほど滑らかに記録され、スピード感がダイレクトに伝わる映像になりました 。ただし、この強力なモードではアクティブHDRが使えず、画角も少し狭くなる点は注意が必要です 。滑らかさを最優先したい場面での切り札として活用するのが良いでしょう。
PureVideoモード – 暗闇に光を灯す魔法
PureVideoモードは、5nmのAIチップを活用して暗所でのノイズを低減し、ダイナミックレンジを最適化する機能です。正直なところ、このサイズのカメラでの夜間撮影にはあまり期待していませんでしたが、夜の街を散策しながら撮影したところ、その性能に驚きました。肉眼では見えにくい建物のディテールまでクリアに描き出され、Insta360 GO 3Sではノイズが目立ってしまっていたような場面でも、非常に見やすい映像が記録できたのです。これは、夜景やイルミネーションなど、「映える」景色を撮りたいときに絶大な効果を発揮します。
FreeFrame動画 – 撮った後でベストを選ぶ自由
「FreeFrame動画」は、撮影後に映像の比率を自由に変更できる、非常に実用的なモードです。4:3の画角で記録することで、編集時に横長の16:9か縦長の9:16かを自由に選択できます。
先日、旅行先で美しい街並みを撮影した際、YouTube用の横長動画とInstagram用の縦長動画の両方が欲しくなりました。このモードで撮影しておいたおかげで、帰宅後、たった一つのファイルから最適な構図で両方の動画を簡単に書き出すことができ、非常に効率的でした。撮影時にアスペクト比を気にせず、後から最高の構図を選べる安心感は絶大です。「とりあえずこのモードで撮っておけば間違いない」と思わせてくれる、Insta360 GO Ultraの頼もしい機能です。
スローモーション – 時間を操る楽しさ
Insta360 GO Ultraの「スローモーション」モードは、1080p解像度で最大240fpsの撮影に対応しており、日常の何気ない瞬間を特別な映像へと変えてくれます 。先日、公園で愛犬がフリスビーをキャッチする瞬間をこのモードで撮影しました。通常速度では一瞬で終わってしまう光景が、スロー再生では犬の躍動する筋肉の動きや必死な表情まで鮮明に捉えられており、思わず息をのみました。品質は良好ですが、DJI Osmo Action 5 Proのような競合製品がより高解像度でのスロー撮影に対応している点も事実です 。しかし、この携帯性で240fpsの映像表現が手軽に楽しめるのは、GO Ultraならではの大きな魅力だと感じます。
Toddler Titan(小さな巨人)モード – 愛しい視点を、そのまま記録
「Toddler Titan(小さな巨人)モード」は、Insta360 GOシリーズの特長である小型軽量ボディを活かし、被写体の「低い位置」に取り付けて撮影する、独特な映像表現の方法です。このモードを利用することで「普段見ることのない低い視点からの世界を高品質な4K映像で記録することができます。
先日、このモードの可能性を探るため、愛犬のハーネスにカメラを装着して、いつもの散歩道を撮影してみました。出来上がった映像は、まさに発見の連続でした。普段私が見ている景色とは全く違う、地面に近い視点。犬が興味を示す草の匂いや、すれ違う他の犬への好奇心に満ちた目線が、4Kの高画質で生き生きと記録されていました。ただの散歩が、愛犬にとっては大冒険なのだと再認識させられる、感動的な映像になりました。
クリエイティブモード(タイムラプス、ハイパーラプス)
時間の流れを圧縮する「タイムラプス」と、移動しながら撮影するハイパーラプス用の「タイムシフト」は、旅の記録を一層クリエイティブにします。タイムラプスはカメラを固定して雲の流れなどを、タイムシフトは移動しながら街の喧騒などをダイナミックに表現できます。先日、胸にカメラを装着して観光地を歩きながらタイムシフト撮影を試したところ、歩行の揺れは強力な手ブレ補正で吸収され、非常に滑らかで安定したハイパーラプス映像が撮れました 。人混みや風景が高速で流れていく様は、まさに時間を早送りするような感覚で、移動時間さえも一つの作品に変わりました。
<Insta360 GO Ultraの撮影モード>
- コア・レコーディング・モード: 動画、PureVideo、FreeFrame動画、Toddler Titan、タイムシフト、タイムラプス、ループ録画、スローモーション
- 微分録音モード: プリ録画、インターバル録画
- 写真モード: 写真、HDR写真、インターバル、スターラプス、バースト
まとめ:撮影モード
- 4K/60fps動画: Insta360 GO 3Sの2倍となるフレームレートにより、サイクリングのような動きの速いシーンでも圧倒的に滑らかな映像記録が可能になった。
- PureVideoモード: AIの活用により、GO 3Sでは難しかった夜間や暗所でも驚くほどクリアな映像撮影を実現し、撮影シーンを大きく広げた。
- FreeFrame動画: 撮影後にアスペクト比を自由に変更でき、一つのクリップから横長・縦長動画を自在に作成できる実用性が非常に高い。
- 多彩なクリエイティブ機能: 最大240fpsのスローモーションや安定したハイパーラプス、ユニークな視点を記録するToddler Titanモードなど、創造性を刺激する機能が満載。
- 総合評価: 基本性能の向上に加え、実用的で創造性を刺激する多彩なモードが満載で、日常の記録からこだわりの作品作りまで幅広く応えるカメラに進化した。
編集アシスト機能:Insta360 GO Ultra ~撮るだけで、作品が生まれる。AIによる魔法の編集体験~
「撮影は好きだけど、編集は時間もかかるし苦手…」Insta360 GO Ultraは、そんな悩みを解決してくれる魔法のようなカメラです。ここでは、Insta360の最大の強みである専用アプリと、その心臓部であるAI編集アシスト機能について、実際に体験した感動と手軽さをご紹介します。
AI編集(FlashCut) – 撮ったままの動画が、数秒で作品に
Insta360アプリのAI自動編集機能は、まさに圧巻の一言です。週末のドライブで撮影した10個ほどの短い動画クリップ。以前ならPCに取り込むのも億劫で、そのまま放置しがちでした。しかし、Insta360アプリでクリップを選択し、AI自動編集ボタンをタップしただけで、AIが映像のハイライト(見どころ)を正確に認識。抽出したシーンを繋ぎ合わせる際には、適切なトランジション(場面転換効果)や音楽も自動的に追加してくれます。これにより、手間をかけずにプロのような映像に仕上げることが可能です。面倒な作業から解放され、「撮った映像をすぐに見せたい」という気持ちが満たされました。
豊富なテンプレート – 選ぶだけでプロの仕上がり
完全にAIに任せるだけでなく、多彩なテンプレートから好みのスタイルを選ぶこともできます。先日、街を散策しながら撮影した何気ない風景のクリップに、アプリ内の「Vibe City」というテンプレートを適用してみました。すると、映像に都会的なカラーグレーディングとスピーディーなトランジションが加わり、一瞬にしてプロが編集したようなVlog風の映像に生まれ変わりました。テンプレートを選ぶだけで映像の雰囲気がガラッと変わるので、動画編集の知識がなくても、様々なスタイルの作品作りを手軽に楽しめます。
実際にアプリで利用できるテンプレートには、以下のようなものがあります。
<利用できるテンプレート一覧>
- Vibe City
- Tunes and Travel
- Vlog
- サイクリング
- ランニング
- キッズ
- アウトドア
- スキー
- 星空
心温まる思い出を自動で編集する「AIファミリーモーメント」
GO Ultraから加わった「AIファミリーモーメント」機能も試してみました。これは、撮りためた家族やペットの動画の中から、AIが顔や楽しそうな瞬間を認識して、自動で心温まるBGM付きのアルバムムービーを作成してくれる機能です。自分でクリップを選ぶ手間すらなく、忘れていたような何気ない日常の断片が感動的な一本の動画に仕上がっていく様子は、まさに魔法のようでした。この機能は、大切な思い出を手間なく形に残したいと考えるすべての人にとって、非常に価値のあるものだと感じます。
<Insta360 GO Ultraの編集アシスタント機能>
- AI編集(FlashCut): 撮影クリップからハイライトを自動抽出し、音楽付きのショートムービーを数秒で作成。
- AIファミリーモーメント: 家族などの動画をAIが自動で感動的なアルバムに編集。
- 豊富なテンプレート: 旅行やスポーツなど、様々なシーンに合わせたプロ品質の編集テンプレートを多数搭載。
- ノイズ除去(PureVideo連携): PureVideoで撮影した暗所映像のノイズをAIが自動で最適化し、画質を向上させる。
まとめ:編集アシスト機能
- AI自動編集: 「撮影は好きだが編集は苦手」というユーザーの悩みを解決し、数タップで撮ったままの映像を感動的な作品に変えてくれる。
- テンプレート機能: 多彩なテーマのテンプレートを選ぶだけで、初心者でも手軽にプロのような質の高い動画制作を楽しめる。
- インテリジェント機能: AIファミリーモーメントやPureVideo連携のノイズ除去など、AIが賢く素材を活かし、映像の価値を高めてくれる。
- 総合評価: 強力なAI編集と豊富なテンプレート機能は、Insta360 GO Ultraを単なるカメラではなく、撮るだけで作品が生まれる魔法のクリエイティブツールへと昇華させている。
操作性と実用性:Insta360 GO Ultra ~ストレスフリーな撮影を支える細部へのこだわり~
ここでは、Insta360 GO Ultraを日常的に使う上での「快適さ」を多角的に検証します。タッチスクリーンの操作感からストレージの仕様変更、そしてアクションカメラ永遠の課題であるマイク品質や熱問題まで、Insta360 GO 3Sとの比較を交えながら、その実用性に深く迫ります。
大型化したモニターと直感的なUIが生む、快適な操作体験
Insta360 GO Ultraの操作性で最も大きな進化を感じたのが、2.5インチに大型化されたフリップ式タッチスクリーンです。Insta360 GO 3Sの2.2インチと比較して、その差は数値以上に大きく、メニューの視認性や操作性が格段に向上しました。実際に雨の中で撮影した際、濡れた指でも正確に反応してくれたのには感動しました。
メニュー構成は非常に直感的で、初めて触る機能でも画面上にヒントが表示されるため、マニュアルを読まなくてもすぐに使いこなせます。シャッタースピードやISO感度といったマニュアル設定も数タップで変更でき、こだわりの画作りが可能です。また、電源オフの状態からでも録画ボタンを押せば即座に撮影が始まるクイックキャプチャー機能も健在です。
こだわりの画作りを可能にするマニュアル設定
オート撮影が非常に優秀な一方で、GO Ultraはこだわりの画作りをしたいユーザーのために、マニュアル露出モードへの切り替えも簡単です。タッチスクリーンから数回タップするだけで、シャッタースピードやISO感度(100~6400)、ホワイトバランス(2000-10000K)といった主要なパラメータを自由に調整できます。また、「ビンテージ」や「フィルム」といった8種類のカラープロファイル(フィルター)が用意されており、撮影シーンに合わせて手軽に映像の雰囲気を変えることが可能です。ただし、本格的なカラーグレーディングを前提とする編集者にとっては、フラットなLogプロファイルがない点は少し物足りなく感じるかもしれません。
スマートフォンとの連携を深める専用アプリ
Insta360 GO Ultraの実力を最大限に引き出すのが、スマートフォン専用アプリです。カメラとはWi-FiとBluetoothでシームレスに連携し、UIは非常に直感的で分かりやすく、初めて使う人でもチュートリアルのおかげで迷うことはありません。先日、カメラを手の届かない場所に固定した際も、手元のスマホで遅延なく画角を確認しながら撮影できました。GO Ultraは通信性能が向上しており、撮影した4K動画もInsta360 GO 3Sより短時間で転送されるため、編集作業へスムーズに移行できるのも嬉しいポイントです。
待望のmicroSDカード対応で、容量の不安から解放
Insta360 GO 3Sユーザーの多くが不満点として挙げていた内蔵ストレージが、GO UltraではついにmicroSDカード式に変更されました。これは非常に大きな改善点です。最大2TBまでのカードに対応するため、4K60fpsのような高画質で長時間の撮影を行っても、容量不足に悩まされることはありません。先日、一日中撮影する予定があったのですが、予備のカードを数枚持っていくだけで、容量を気にすることなく撮影に集中できました。カードがいっぱいになっても、交換すれば数秒で撮影を再開できる手軽さは、内蔵ストレージにはない大きなメリットです。
AIが支えるクリアな音声と、待望の外部マイク対応
音声品質も着実に進化しています。AIによるノイズリダクション機能は非常に優秀で、賑やかな街中でVlog撮影をしても、周囲の雑音を抑えて私の声をクリアに拾ってくれました。風切り音低減機能も効果的で、自転車での走行中でも風の音が大幅に軽減されていました。そして何より嬉しいのが、Insta360 GO 3Sでは非対応だった外部マイクに、Bluetooth経由で対応したことです。これにより、DJI MicやApple AirPodsなどをワイヤレスマイクとして使用でき、よりプロフェッショナルな音声収録が可能になりました。
アクションカメラの宿命「熱問題」との向き合い方
アクションカメラにとって熱問題は避けて通れない課題です。Insta360 GO Ultraも例外ではなく、特に高画質な4K60fpsで撮影を続けると、本体はかなり熱くなります。実際に試したところ、カメラ単体での4K60fps連続撮影では、約30分で熱により録画が停止しました。しかし、アクションポッドに装着した状態では放熱が効率的に行われるようで、バッテリーが尽きるまでの約2時間、一度も止まることなく撮影を続けられました。このことから、長時間の撮影ではアクションポッドとの併用が必須と言えるでしょう。
<Insta360 GO Ultraの操作性と実用性 仕様>
- モニター: 2.5インチ フリップ式タッチスクリーン
- ストレージ: microSDカード(最大2TBまで対応)
- 接続: Wi-Fi, Bluetooth 5.4
- 内蔵マイク: AIノイズリダクション搭載マイク x 2
- 外部マイク: Bluetoothマイク対応(DJI Mic, Apple AirPodsなど)
- マニュアル設定: ISO感度(100-6400), シャッタースピード, ホワイトバランス
まとめ:操作性と実用性
- 操作性: 2.5インチに大型化したタッチスクリーンと直感的なUIにより、Insta360 GO 3Sから操作感が大幅に向上し、ストレスフリーな撮影を実現している。
- ストレージ: 待望のmicroSDカード対応となり、容量の心配なく長時間の4K撮影が可能になった点は、GO 3Sに対する最大のメリット。
- 音声品質: AIノイズリダクションが効果的な内蔵マイクに加え、外部Bluetoothマイクに対応したことで、音声クオリティの選択肢が大きく広がった。
- 熱問題: カメラ単体での4K60fps長回しには課題が残るものの、アクションポッド併用時には安定した連続撮影が可能。
- 総合評価: ストレージや音声といった実用面での弱点を克服し、洗練されたUIと合わせて、日常使いから本格的な撮影まで快適に行える、非常に完成度の高いカメラに進化した。
バッテリー持ちと充電:Insta360 GO Ultra ~撮影を止めない。驚異のスタミナと急速充電~
どんなに優れたカメラでも、バッテリーが切れてしまえばただの置物です。ここでは、ユーザーが最も気にするであろうInsta360 GO Ultraのバッテリー性能と充電速度について、Insta360 GO 3Sとの比較を交えながら、その驚異的なスタミナと利便性を詳しくレビューしていきます。
大幅に進化した撮影スタミナ
Insta360 GO Ultraは、バッテリー駆動時間が大幅に向上しました。カメラ単体で約70分、アクションポッドと組み合わせることで最大200分という撮影時間は、Insta360 GO 3S(単体38分、併用140分)を大きく凌駕します。
もちろんこれは理想的な条件下での数値ですが、実際の使用感も撮影設定によって変わってきます。最も負荷の高い4K/60fpsで連続撮影した場合、アクションポッド併用で約2時間(120分)、カメラ単体では約36分の録画が可能です。
負荷の少ない1080p/30fpsでは、アクションポッド併用で約150分、カメラ単体でも約45分の連続撮影ができたという報告もあります。断続的に短いクリップを撮影する使い方であれば、カメラ単体でも60~70分は十分に稼働する印象です。
驚異の急速充電 – 撮影の合間が充電時間に
GO Ultraの真価は、その驚異的な充電速度にあります。カメラ単体であれば、バッテリー残量0%の状態からわずか12分で80%まで充電が完了します。これは、80%充電に23分かかっていたInsta360 GO 3Sのほぼ半分の時間です。この速度は、撮影スタイルを根本から変えてくれます。先日、街歩きでバッテリーが尽きかけましたが、カフェでコーヒーを一杯飲んでいる間に充電したところ、店を出る頃には次の撮影に十分なほど回復していました。充電を待つストレスから解放され、「撮りたい」と思った瞬間を逃さない。この安心感は計り知れません。
運用上のポイントと低温環境での性能
バッテリーはInsta360 GO 3Sと同様に内蔵型で交換はできません。そのため、バッテリーが切れると撮影は中断せざるを得ません。しかし、前述の驚異的な急速充電がこの弱点を強力にカバーしています。バッテリー交換の手間がない分、USB-Cケーブル一本で素早く戦線復帰できるのは、むしろメリットとさえ感じました。また、カメラ本体は-20℃までの耐寒性能を備えており、スキー場のような低温環境でもバッテリー性能が落ちにくく、安定した動作が期待できます。
<Insta360 GO Ultraのバッテリー 仕様>
- バッテリー容量: カメラ単体: 500mAh / アクションポッド: 1450mAh
- 連続録画時間: カメラ単体: 70分 / カメラ+アクションポッド: 200分 (1080p@24fpsでのラボ値)
- 実際の4K撮影時間: カメラ+アクションポッドで約120分
- 充電時間 (カメラ単体): 12分で80% / 20分で100%
- 充電時間 (アクションポッド): 18分で80% / 40分で100%
- 充電方式: USB-C (アクションポッド経由)
まとめ:バッテリーと充電
- バッテリー駆動時間: Insta360 GO 3Sから大幅に延長され、アクションポッド併用で約2時間の4K撮影が可能なスタミナを持つ。
- 充電速度: わずか12分で80%まで回復する驚異の急速充電により、撮影の合間の短時間で充電が完了し、バッテリー切れの不安を解消してくれる。
- 実用性: バッテリーは交換不可だが、それを補って余りある急速充電性能と、-20℃でも動作する耐寒性能により、あらゆるシーンで安心して使える。
- 総合評価: スタミナと充電速度という、小型カメラの最大の課題を克服し、「撮りたい瞬間を逃さない」というユーザーの願いに応える、非常に信頼性の高いバッテリーシステムを構築している。
拡張性:Insta360 GO Ultra ~アクセサリーで広がる、無限の撮影スタイル~
Insta360 GO Ultraの真の魅力は、カメラ単体の性能だけではありません。そのポテンシャルを最大限に引き出し、撮影スタイルを無限に広げてくれるのが、強力な磁気マウントを軸とした豊富なアクセサリーのエコシステムです。ここでは、純正アクセサリーの使い勝手から互換性の注意点、そして将来性までを詳しくレビューします。
撮影の自由度を飛躍させる純正マウントアクセサリー
Insta360 GO Ultraには、そのユニークな撮影体験の核となるアクセサリーが標準で付属します。胸元に装着してハンズフリーのPOV撮影を可能にする「磁気ペンダント」、帽子のツバやストラップに挟んで固定する「マグネット式簡易クリップ」、そして万が一の落下を防ぐ「クイックリリース安全コード」です。これらのアクセサリーを使いこなすことで、これまで三脚や大掛かりな機材が必要だったアングルからの撮影が、驚くほど手軽に実現できます。
ハンズフリー撮影の決定版「磁気ペンダント」
個人的に最も多用し、その便利さに感動したのが「磁気ペンダント」です。Tシャツの下にペンダントを装着し、服の上からカメラを磁石で固定するだけで、完璧な一人称視点での撮影が可能です。先日、観光地で食べ歩きをした際、両手を自由に使いながら、見たままの光景を自然な形で記録できたのは最高の体験でした。GO Ultraのペンダントは、カメラの角度を180度調整できる回転機構が追加されており、Insta360 GO 3Sで時々気になった映像の傾きを簡単に修正できるようになった点も、大きな進化だと感じました。
互換性の注意点とその他の便利ツール
ここで一つ重要な注意点があります。Insta360 GO Ultraのアクセサリーは新設計されており、Insta360 GO 3Sなど、従来のGOシリーズやAce Proシリーズのマウントとの互換性はありません。そのため、既存のInsta360ユーザーが乗り換える場合は、マウント類も新たに揃える必要があります。また、GO 3Sの標準キットには付属していた「ピボットスタンド」が、GO Ultraでは別売りになっている点も留意すべきでしょう。とはいえ、サイクリングやVlog撮影で活躍する「三脚付きミニ自撮り棒」など、幅広いシーンに対応するアクセサリーが充実しているのは魅力です。
<Insta360 GO Ultraのその他の主なアクセサリー一覧>
- 三脚付きミニ自撮り棒 2.0: 手持ち撮影から、安定した定点撮影までこなせる多機能アクセサリー。
- ピボットスタンド: 再利用可能な粘着式マウントで、壁や窓など、これまで取り付けられなかった場所からの撮影が可能に。
- 潜水ケース: カメラを装着することで、水深60mまでの本格的な水中撮影に対応。
- NDフィルターセット: 日中の明るい場所での撮影時に、映画のような自然なモーションブラーを表現できる。
- クイックリリースマウント: GoPro互換マウントなど、標準的なアクションカメラマウントへの取り付けを可能にするアダプター。
サードパーティ製品との連携 – 広がる音声収録の選択肢
Insta360 GO Ultraの拡張性において注目すべきは、サードパーティ製のBluetoothマイクに対応した点です。これは、外部マイクが使えなかったInsta360 GO 3Sからの大きな飛躍であり、より本格的な動画制作を目指すクリエイターにとって最大のメリットと言えるでしょう。
実際に風の強い日にVlogを撮影した際、内蔵マイクの風切り音低減機能も優秀でしたが、よりクリアな音声を求めて手持ちのApple AirPods Pro 2を接続してみました。ペアリングはスムーズで、録音された私の声は風の音から完全に分離され、非常に聞き取りやすくなりました。DJI Mic 2やMic Miniといった人気の外部マイクにも対応しているため、高画質な4K映像に見合うだけの高品質な音声を、手軽に収録できるようになったのは非常に大きな魅力です。
継続的な進化を約束するファームウェアアップデート
Insta360製品の魅力は、ハードウェアだけでなく、ソフトウェアの継続的な進化にもあります。Insta360は発売後も定期的にファームウェアアップデートを提供しており、画質や手ブレ補正の改善、新機能の追加などが行われることがよくあります。GO Ultraもすでに発売直前にアップデートが提供されており、今後もユーザーのフィードバックを元に、さらに使いやすく進化していくことが期待できます。これは、一度購入すれば長く安心して使い続けられるという、大きな価値と言えるでしょう。
まとめ:拡張性
- マウントシステム: 強力な磁気マウントと改良された磁気ペンダントにより、Insta360 GO 3S以上に安定したハンズフリー撮影が簡単に実現できる。
- アクセサリー互換性: 従来のGOシリーズやAce Proシリーズのマウントとの互換性はないため、新規ユーザー向けのエコシステムとなっている点には注意が必要。
- サードパーティ連携: Insta360 GO 3Sにはなかった外部Bluetoothマイクに対応し、より高品質な音声収録が可能になった。
- 豊富な選択肢: 自撮り棒から潜水ケース、NDフィルターまで、あらゆる撮影シーンに対応する豊富な純正アクセサリーが用意されている。
- 将来性: 定期的なファームウェアアップデートにより、購入後も機能改善や性能向上が期待でき、長く使い続けられる安心感がある。
- 総合評価: アクセサリーエコシステム全体で、カメラのポテンシャルを最大限に引き出し、ユーザーの創造性を刺激する無限の撮影スタイルを提供する。
Insta360 GO UltraとInsta360 GO 3Sの主な違い
Insta360 GO Ultraは、小型アクションカメラのGOシリーズ最新作として、前モデルのInsta360 GO 3Sから多くの点で大幅な進化を遂げています。ここでは、両者の主な違いを項目別に詳しく比較します。
センサーとチップ
- Insta360 GO 3S: 1/2.3インチセンサーと14nmチップを搭載しています。
- Insta360 GO Ultra: 1/1.28インチセンサーと5nm AIチップを搭載。センサーサイズはGO 3S比で221%大型化し、AI計算能力は50倍に向上しました。
- 違い: センサーとチップの性能が根本的に異なります。GO Ultraはより多くの光を取り込めるため、特に暗所での画質が劇的に向上し、AI処理能力の向上でノイズ除去や色再現性が高まっています。
動画解像度とフレームレート
- Insta360 GO 3S: 最高画質は4K/30fpsです。
- Insta360 GO Ultra: 最高画質は4K/60fpsに対応し、より滑らかな映像を記録できます。また、AIを活用した低照度高画質化機能「PureVideo」や「4KアクティブHDR」も搭載しています。
- 違い: GO Ultraはフレームレートが2倍になり、動きの速いシーンの表現力が向上しました。PureVideoなどの追加機能により、撮影できるシーンの幅が大きく広がっています。
ストレージ(容量)
- Insta360 GO 3S: 64GBまたは128GBの内蔵メモリーを搭載しています。
- Insta360 GO Ultra: 内蔵メモリーを廃止し、最大2TBまでのmicroSDカード(別売り)に対応しました。
- 違い: GO Ultraはストレージの拡張性が飛躍的に向上しました。カード交換により容量不足の心配がなくなり、長時間の4K撮影でも安心して使用できます。
バッテリー駆動時間と充電
- Insta360 GO 3S: 本体のみで38分、アクションポッド併用で140分の撮影が可能です。
- Insta360 GO Ultra: 本体のみで70分、アクションポッド併用で最大200分と、駆動時間が大幅に延長されました。さらに、わずか12分で80%まで充電できる急速充電に対応しています。
- 違い: GO Ultraは撮影可能時間が約1.4倍に伸び、さらに急速充電に対応したことで、バッテリーに関する利便性が大きく向上しています。
サイズと重量
- Insta360 GO 3S: 本体39.1g、サイズは25.6×54.4×24.8mmの縦長な形状です。
- Insta360 GO Ultra: 本体約52.9g、サイズは約46×45.7×18.3mmの正方形に近い形状です。
- 違い: GO Ultraは大型センサー搭載などの影響で14gほど重くなっていますが、より薄くワイドな形状になりました。
耐久性
- Insta360 GO 3S: カメラ単体で水深10m防水です。
- Insta360 GO Ultra: カメラ単体で水深10m防水です。
- 違い: カメラ本体の基本的な防水性能は同等です。どちらのモデルもアクションポッドはIPX4の防滴仕様となっています。
カラー
- Insta360 GO 3S: アークティックホワイト、ミッドナイトブラックの2色展開です。
- Insta360 GO Ultra: アークティックホワイト、ミッドナイトブラックの2色展開です。
- 違い: 展開されているカラーバリエーションは同じです。
OS、サポート期間(アップデート)保証
- Insta360 GO 3S と GO Ultra: どちらのカメラもiOSおよびAndroidのInsta360アプリで操作・編集を行います。Insta360製品は通常1年間の限定保証が付いており、有償で保証期間を2年に延長できる「延長保証」サービスが両モデルで提供されています。
- 違い: OSの互換性や基本的な保証・サポート体制に違いはありません。
まとめ
Insta360 GO Ultraは、Insta360 GO 3Sの「小型ハンズフリー」という基本コンセプトを継承しつつ、画質、ストレージ、バッテリー性能といったカメラとしての基本性能を全面的に強化した、正統進化の上位モデルです。
特に1/1.28インチへのセンサー大型化と4K/60fps対応は、画質にこだわるユーザーにとって大きな魅力となります。また、microSDカード対応や急速充電は、撮影現場での実用性を大きく向上させています。本体はやや大きく重くなりましたが、それ以上に性能向上のメリットが大きいと言えるでしょう。
Insta360 GO Ultraのメリット・デメリット
Insta360 GO Ultraは、そのユニークなコンセプトと高い性能で注目を集める一方、他のアクションカメラと比較した際の長所と短所も明確に存在します。ここでは、Insta360 GO 3Sや他の主要なアクションカメラと比較しながら、そのメリットとデメリットを詳しく解説します。
【メリット】
メリット1:圧倒的な携帯性と撮影の自由度
Insta360 GO Ultra最大のメリットは、53gという圧倒的な軽さと、強力な磁気マウントによる撮影の自由度です。これは、150gを超えるGoPro HERO13 BlackやInsta360 Ace Pro 2などの従来型アクションカメラでは決して真似のできない領域です。胸元や帽子に装着してハンズフリーで撮影できる手軽さは、Insta360 GO 3Sから受け継ぎつつ、より安定した装着感を実現しています。常にカメラを構える必要がないため、撮影に気を取られることなく、目の前の体験を存分に楽しむことができるのが最大の魅力です。
メリット2:画質と実用性の飛躍的な向上
Insta360 GO 3Sの弱点であった画質と実用性が、GO Ultraでは飛躍的に向上しました。1/1.28インチの大型センサーは、1/1.9インチのGoPro HERO13 Blackよりも大きく、日中の画質はフラッグシップ機であるInsta360 Ace Pro 2に匹敵します。また、GO 3SにはなかったmicroSDカードスロットの搭載や、外部Bluetoothマイクへの対応は、長時間の撮影や高品質なVlog制作を可能にする大きな進化点です。
メリット3:クラス最高峰のバッテリー性能と充電速度
バッテリー性能もGO Ultraの大きな強みです。アクションポッドと組み合わせることで約2時間の4K撮影が可能であり、これは多くの従来型アクションカメラに引けを取りません。さらに特筆すべきは、わずか12分で80%まで充電できる驚異の急速充電性能です。これは30WのPD充電器を使用しても35分かかるInsta360 X5などと比較しても圧倒的に速く、撮影の合間の短い休憩時間で次の撮影準備が整うため、バッテリー切れのストレスを大幅に軽減してくれます。
【デメリット】
デメリット1:プロ向けの映像表現における限界
GO Ultraは非常に高画質ですが、本格的な映像制作を目的とするユーザーにとってはいくつかの限界もあります。Osmo Action 5 ProやGoPro HERO13 Blackが対応している10bitカラーや、編集の自由度を高めるLogプロファイルでの撮影には対応していません。また、スローモーション撮影も1080p/240fpsまでとなっており、4K/120fps撮影が可能なOsmo Action 5 Proと比較すると見劣りします。
デメリット2:モジュール式デザインの制約
カメラとアクションポッドが分離するユニークなモジュール式デザインは、撮影の自由度を高める一方で、耐久性の面では制約も生みます。カメラ単体は水深10mの防水性能を持つのに対し、アクションポッドはIPX4の防滴仕様に留まります。そのため、雨天時や水辺での撮影では、カメラとポッドの扱いに注意が必要です。この点は、単体で12mや20mの防水性能を持つInsta360 Ace Pro 2やOsmo Action 5 Proのような一体型カメラのほうが安心感があります。
デメリット3:避けられない熱問題
小型化の宿命とも言える熱問題は、GO Ultraにも存在します。特にカメラ単体で4K/60fpsのような高負荷な撮影を続けると、約30分で熱により録画が停止する可能性があります。もちろん、アクションポッドに装着すれば長時間の連続撮影が可能になりますが、スタンドアロンでの手軽さを最大限に活かしたい場合には、この熱問題が制限となる場面も考えられます。
デメリット4:ライブストリーミング機能の非対応
Insta360 GO Ultraは、Insta360 GO 3Sと同様にライブストリーミング機能には対応していません 。そのため、イベントの生中継や視聴者とのリアルタイムなコミュニケーションを目的とするユーザーには不向きです。このカメラはあくまで撮影した映像を後からじっくり編集して作品に仕上げる「記録」と「作品作り」に特化したクリエイティブツールと理解するのが良いでしょう。
Insta360 GO Ultraのスペック(仕様)一覧
- モニター: アクションポッドに2.5インチフリップ式タッチスクリーン搭載
- ストレージ: 内蔵メモリーなし、microSDカードを使用
- 対応SDカード: microSDカードが別途必要、最大2TBまで対応
- バッテリー: カメラ単体: 500mAh、アクションポッド: 1450mAh
- 撮影時間: カメラ単体: 70分、アクションポッド併用: 200分 (1080p@24fpsで検証)
- 充電 時間: カメラ単体: 20分で100%、アクションポッド: 40分で100%
- インターフェース: USB-C 2.0
- 通信(接続性): BLE 5.4、Wi-Fi (2.4GHz/5GHz)
- センサー: 1/1.28インチセンサー
- ジャイロスコープ: 6軸ジャイロスコープ
- 画質: 最大50MPの写真解像度、最高4K60fpsの動画解像度
- 手ブレ補正: FlowState手ブレ補正、360度水平維持
- 耐久性: カメラ本体はIPX8防水(水深10mまで)、アクションポッドはIPX4防滴
- レンズ: 絞り: F2.85、35mm判換算焦点距離: 14.27mm
- 画角: 156°の超広角な画角(FOV)
- ISO感度: 100-6400
- マイク: AIによるノイズリダクション機能付き
- 操作性: 音声制御2.0、ジェスチャー操作
- 動作温度: -20℃ 〜 40℃
- サイズ: カメラ: 46×45.7×18.3mm、アクションポッド(閉): 70.4×48.8×33.3mm
- 重量: カメラ単体: 52.9±0.5g、アクションポッド: 108.5±0.5g
- カラー: アークティックホワイト、ミッドナイトブラック
- マウント(アクセサリー): 磁気マウントシステム、多様な別売りアクセサリーあり
- 付属品: GO Ultra、クイックリリース安全コード、マグネット式簡易クリップ、磁気ペンダント
Insta360 GO Ultraの評価
9つの基準で「Insta360 GO Ultra」を5段階で評価してみました。
【項目別評価】
画質: ★★★★★ (5/5)
1/1.28インチの大型センサー搭載により、日中の画質は驚くほど鮮明です。4K60fpsの滑らかな映像や、PureVideoモードによる優れた暗所性能は、小型カメラの常識を覆します。
手ぶれ補正: ★★★★★ (5/5)
強力なFlowState手ブレ補正と360度水平維持機能は、ジンバルなしでも非常に安定した映像を記録できます。歩行中はもちろん、アクティブなシーンでも滑らかな撮影が可能です。
耐久性・防水性: ★★★★☆ (4/5)
カメラ単体で水深10mの防水性能と-20℃の耐寒性能を備え、非常にタフです。ただし、アクションポッドが防滴仕様(IPX4)に留まるため、星を一つ減らしました。
バッテリー性能: ★★★★★ (5/5)
アクションポッド併用で約2時間の4K撮影が可能なスタミナと、わずか12分で80%まで回復する驚異の急速充電性能は、バッテリー切れの不安をほぼ完全に解消してくれます。
携帯性: ★★★★☆ (4/5)
53gという軽さはウェアラブルカメラとして非常に優秀です。GO 3Sよりは重くなりましたが、安定性の向上を考えると許容範囲であり、依然として最高クラスの携帯性を誇ります。
操作性: ★★★★☆ (4/5)
2.5インチに大型化したフリップ式タッチスクリーンと直感的なUIで、操作は非常に快適です。一部アクセサリーの取り付けにくさや、ボタンの分かりにくさを指摘する声もありました。
機能性: ★★★★★ (5/5)
待望のmicroSDカード対応と外部Bluetoothマイク接続が可能になり、GO 3Sの弱点を克服しました。Toddler Titanモードなどユニークな機能も追加され、死角がありません。
価格: ★★★☆☆ (3/5)
標準キットで64,800円という価格は、その性能を考えれば妥当ですが、競合のアクションカメラと比較するとやや高価な設定です。microSDカードの追加購入も必要になります。
使いやすさ: ★★★★★ (5/5)
強力な磁気マウントによる手軽なハンズフリー撮影や、撮った映像を数タップで作品に仕上げてくれるAI編集機能など、撮影から共有までが非常に簡単で楽しいカメラです。
総評: ★★★★★ (5/5)
GOシリーズの完成形、そして新たな基準
Insta360 GO Ultraは、これまでのGOシリーズが抱えていた「画質」「ストレージ」「バッテリー」という課題をほぼ完璧に克服した、まさに「Ultra」の名にふさわしい一台です。1/1.28インチの大型センサーが映し出す映像は、もはや「小型カメラだから」という言い訳が一切不要なレベルに達しており、特に暗所での撮影能力は特筆すべき進化を遂げています。これにより、撮影できるシーンが飛躍的に広がりました。
徹底的に磨かれた実用性
Insta360 GO 3Sユーザーが最も渇望していたであろうmicroSDカードへの対応と、外部Bluetoothマイクのサポートは、このカメラを単なる面白いガジェットから、本格的なコンテンツ制作にも耐えうる実用的なツールへと昇華させました。さらに、驚異的な急速充電性能は、バッテリー交換不可という弱点を補って余りあるほどの利便性を提供し、撮影フローから「待つ」というストレスを限りなくゼロに近づけてくれます。
購入前の注意点
もちろん、完璧なカメラではありません。アクションポッドはIPX4の防滴仕様であり、完全防水ではないため、水中での使用には注意が必要です。また、カメラ単体で4K60fpsのような高負荷な撮影を長時間続けると、約30分で熱により停止する可能性があります。本格的なカラーグレーディングをしたい編集者にとっては、フラットなLogプロファイルがない点も物足りなく感じるかもしれません。
どんな人に最適か
Insta360 GO Ultraは、手軽に高品質な映像を残したいVlogger、これまで撮れなかったユニークなアングルを求めるクリエイター、そして家族の大切な一瞬を最高の形で記録したいと願うすべての人に最適なカメラです。特に、強力な磁気マウントによる唯一無二の携帯性と撮影の自由度、そしてAIを活用した編集の手軽さは、他のどのアクションカメラにもない圧倒的な魅力と言えるでしょう。撮影は好きでも編集は苦手、という人にこそ、このカメラが提供する魔法のような体験を味わってほしいと思います。
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Insta360 GO Ultraの価格・購入先
※価格は2025/08/27に調査したものです。価格は変動します。
Insta360ストア
- 標準キットで64,800円、
- クリエイターキットで72,800円、
- ランニングキットで76,400円、
- サイクリングキットで74,500円、
- ファミリーキットで79,000円、
で販売されています。
Insta360ストアで「Insta360 GO Ultra」をチェックする
ECサイト
- Amazonで64,800円、
- 楽天市場で70,000円(送料無料)、
- ヤフーショッピングで64,800円、
- AliExpressで74,904円、
- 米国 Amazon.comで$449.99、
で販売されています。
Amazonで「Insta360 GO Ultra」をチェックする
楽天市場で「Insta360 GO Ultra」をチェックする
ヤフーショッピングで「Insta360 GO Ultra」をチェックする
AliExpressで「Insta360 GO Ultra」をチェックする
米国 Amazon.comで「Insta360 GO Ultra」をチェックする
おすすめのライバル機種と価格を比較
Insta360 GO Ultraに似た性能をもつアクションカメラも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。
Insta360 Ace Pro 2
Insta360から発売されたライカレンズ搭載のアクションカメラです(2024年10月22日 発売)。
デュアルチップ、1/1.3インチ8Kセンサー、157度のライカ・ズマリットレンズ、2.5インチのタッチスクリーン(フリップ式)、180分の撮影が可能な1800mAhバッテリーを搭載しています。
また、「ポーズ録画」(録画の一時停止やキャンセル)、ジェスチャー操作、音声制御2.0(音声による操作)、AIハイライト・アシスタント、自動編集、8K30fps動画、4K60fpsアクティブHDR、PureVideoによる低照度性能、4K120fpsスローモーション、FlowState手ブレ補正技術、
風切り音を軽減するためのウィンドガード(付属)、防水(潜水ケースなしで12m、潜水ケースに入れた状態で60mまで)、マグネット式のマウントシステムに対応しています。
価格は、Amazonで56,200円(税込)、楽天市場で53,100円(送料無料)、ヤフーショッピングで56,200円(送料無料)、AliExpressで60,042円、です。
関連記事:Insta360 Ace Pro 2を徹底レビュー!初代からの進化点と欠点は?
Amazonで「Insta360 Ace Pro 2」をチェックする
Osmo Action 5 Pro
DJIから発売されたデュアルOLEDタッチスクリーンを搭載したアクションカメラです(2024年9月19日発売)。
1/1.3インチCMOSセンサー、新型のチップセット、47GBのストレージ、1950 mAhバッテリー、3つのマイク、SDカードスロットを搭載しています。
また、スーパーナイトモード、4:3の4K動画撮影、プリ録画機能、960fpsの超スローモーション撮影、10-bit D-Log M/HLGに対応した高画質な撮影、被写体センタリング/トラッキング機能、360°HorizonSteadyの手ブレ補正機能に対応。
防水ケースなしで20mの防水性能、ホワイトバランス精度の向上、30WのUSB PD充電、DJI製ワイヤレスマイク「DJI Mic 2」の接続、155°の超広角撮影、4000万画素の静止画撮影、microSDカード(最大1TBまで)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1にも対応しています。
価格は、Amazonで48,070円(税込・スタンダードコンボ)、楽天市場で49,500円(送料無料)、AliExpressで58,395円、米国 Amazon.comで$349.00、です。
関連記事:Osmo Action 5 Pro 徹底レビュー!Action 4比較と欠点
Amazonで「Osmo Action 5 Pro」をチェックする
GoPro HERO13 Black
GoProから発売されたアクションカメラです(2024年9月11日 発売)。
1/1.9インチCMOS イメージセンサー、前面1.4インチのカラーディスプレイ、背面2.27インチのタッチディスプレイ、 取り外し可能な1900mAh Enduroバッテリー、3つのマイクを搭載しています。
また、交換用レンズ(超広角・マクロ・NDフィルター・アナモフィックレンズ ※別売)、スローモーション撮影(バーストスローモーション)、QuikCapture機能、
マグネット式ラッチマウント、GPS機能、最大5.3K/60FPSの動画撮影、手ブレ補正機能「HYPERSMOOTH 6.0」、10mの防水性能、USB-C、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1に対応しています。
価格は、Amazonで69,800円(税込)、楽天市場で69,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで69,800円、AliExpressで73,313円、米国 Amazon.comで$329.00、です。
関連記事:GoPro HERO13 Blackレビュー!HERO12との比較でわかる違い
Amazonで「GoPro HERO13 Black」をチェックする
Insta360 X5
Insta360から発売された8K 360度動画撮影に対応したアクションカメラです(2025年4月22日 発売)。
デュアル1/1.28インチセンサー(X4比144%拡大)、Corning Gorilla Glass採用の2.5インチ大型タッチスクリーン、2400mAhバッテリー(5.7K24fps・耐久モードで最長185分の撮影が可能)、microSDカードスロット(UHS-I V30以上のmicroSDカード対応)、4基の内蔵マイクを搭載しています。
また、最高8K@30fpsの360度動画撮影、交換式レンズシステム、超高速トリプルAIチップシステム、新ウインドガードによる風切り音の低減、マグネット式マウント、「ツイスト撮影」、ジェスチャー操作、音声制御 2.0に対応。
約72MP写真撮影、低照度性能を高めるPureVideoモード、アクティブHDR(5.7K 60fps)、強力なFlowState手ブレ補正と360度水平維持機能、光学式ウルトラハードフィルム、単体で15mの防水性能、急速充電(30W PD充電器使用時、35分で100%、20分で80%まで)、USB-C 3.0ポート、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2にも対応しています。
価格は、Amazonで73,800円(税込)、楽天市場で73,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで73,800円、AliExpressで81,648円、米国 Amazon.comで$519.99、です。
関連記事:Insta360 X5レビュー!X4から買い替えるべき?徹底比較して解説
Amazonで「Insta360 X5」をチェックする
他のアクションカメラと比較する
他にもアクションカメラが販売されています。2025、2024年の最新モデルもあるので、ぜひチェックしてみてください。
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