ライカレンズを搭載した「Insta360 Ace Pro 2」。早くも「AIで誰でも簡単にきれいな動画が撮れる」と評判です。しかし、その一方でGoProやOsmo Actionの方がいいのでは?との口コミもあり、購入を迷っている人も多くいるようです。
そこで今回は他のアクションカメラとの違いが分かるように次の9点を重点的に解説します。
- 機能(AIハイライト・アシスタント、自動編集など)
- 画質(デュアルチップ、ライカ・ズマリットレンズなど)
- 動画撮影(8K30fps動画、4K60fpsアクティブHDRなど)
- タッチスクリーン(2.5インチ)
- オーディオ・マイク(風切り音とノイズを最小限に抑える)
- バッテリー・充電
- 防水性能
- デザイン(サイズ・重量・カラー)
- マウント(磁気マウントシステム)
また、前モデル「Insta360 Ace Pro」との違いも紹介!できることや新機能、スペック、
購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報、おすすめの類似製品もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
「Insta360 Ace Pro 2」が日本で発売開始!
2024年10月22日、中国 Insta360 の新製品「Insta360 Ace Pro 2」(インスタ360 エース プロ2)が発売されました。
ライカと共同開発したアクションカメラです。
インスタ360からは2023年11月21日に「Insta360 Ace Pro」が発売されています。
このアクションカメラは「ライカレンズで写りが良い」、「フリップ式タッチディスプレイで操作しやすい」と評判でした。
新モデルは1/1.3型8Kセンサーや広角157度のライカ・ズマリットレンズを採用していることで話題になっています。
もちろん、防水対応で、潜水ケースなしでも12mまで潜って撮影できますよ。
それでは早速どんなアクションカメラなのか、その価格や特徴(メリット)をくわしく見ていきましょう。
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公式ページ:Insta360 Ace Pro 2 – 8K AI駆動型アクションカメラ
価格の違い
新モデル「Insta360 Ace Pro 2」の詳しい特徴(メリット)を見ていくまえに、関連した製品の価格を全体的におさえておきましょう。
楽天市場で調べたところ、「Insta360 Ace Pro 2」は67,800円で販売されていました(※Amazon.co.jpはまだ入荷していませんでした)。
一方、前モデル「Insta360 Ace Pro」はAmazonで52,800円で販売されており、新モデルよりも 約 1万5千円 安くなっています。
他メーカーのアクションカメラでは、2024年9月19日に発売の「Osmo Action 5 Pro」が55,000円で発売中。
一世代前の「Osmo Action 4」(2023年8月2日発売)は値下げされて、36,520円で販売されています。
また、2024年9月11日に発売された「GoPro HERO13 Black」は69,800円で、新モデルよりも高い価格です。
一世代前の「GoPro HERO12 Black」(2023年9月発売)はクーポン適用で52,800円で販売されていました。
一番お買い得なのは?
全体的な価格を見てみると、「Osmo Action 4」が唯一3万円台でお買い得そうです。
また、最新モデルの「Osmo Action 5 Pro」も55,000円で、新モデル「Insta360 Ace Pro 2」や「GoPro HERO13 Black」よりも1万円以上安くて魅力的です。
果たして新モデル「Insta360 Ace Pro 2」は他のモデルよりもお買い得なのでしょうか?くわしい特徴(メリット)を見ていきましょう。
違い1:スマートAIによる簡単操作で初心者でも高品質な映像を撮影できる
新モデル「Insta360 Ace Pro 2」は前モデル「Insta360 Ace Pro」にない新しい機能が追加され、より快適に撮影できるようになっています。
新しい機能はスマートAIを活用したもので、以下のようなものがあります。
ポーズ録画(録画の一時停止やキャンセル)
動画の撮影中に一時停止したり、不要な部分をカットしたりする機能です。この機能を利用することで、長い動画の不要な部分をカットし、編集の手間を省くことができます。また、ポーズ録画の長時間記録にも対応。ポーズ録画で作成した複数のクリップを、Insta360アプリで簡単に結合することもできます。
ジェスチャー操作(ジェスチャーによる操作)
ジェスチャーや音声で直感的に操作できる機能を搭載しています。ジェスチャー操作は手のひらを見せる、OKサインなどの動作で写真・動画撮影を開始する「クイックジェスチャー」と、手を振るだけでシャッターが切れる「グループ撮影」の2つを利用できます。
音声制御2.0(音声による操作)
「音声制御2.0」は「録画開始」「写真撮影」「モード切り替え」などの音声で操作を可能する機能で、手がふさがっている状態でも、自由に撮影できます。
AIハイライト・アシスタント
撮影した動画をアプリにアップロードするだけで、AIが自動的に見どころとなるシーンを抽出し、ハイライト動画を作成してくれる機能です。長時間の動画から、見どころだけを抽出してくれるので、編集の手間が大幅に省けます。
自動編集
AIが撮影した動画を分析し、見どころを自動的に抽出して、魅力的な動画に仕上げてくれる機能です。様々なシーンに合わせたテンプレートが用意されており、簡単にプロフェッショナルな動画を作成できます。また、テンプレートに合わせて、BGMが自動的に挿入されるので、BGMを用意する手間がかかりません。AIが生成した動画を手動で編集することも可能です。
違い2:デュアルチップとライカ・ズマリットレンズで超高画質な映像を撮影できる
新モデル「Insta360 Ace Pro 2」は前モデル「Insta360 Ace Pro」以上に美しい写真・動画を撮影できるようになっています。
Insta360はこの画質を実現させるためにさまざまな工夫を施しています。
デュアルチップ
画像処理やノイズ低減を担うプロセッサーチップのほかに、5nmのデュアルAIチップを搭載しています。これにより、映像の高画質化と画像処理の高速化を図りつつ、AI機能を充実させています。なお、前モデル「Insta360 Ace Pro」のAIチップはシングル構成でした。
1/1.3インチ8Kセンサー
新たに1/1.3インチセンサーを搭載したことで、低照度にも強く、より自然な8K解像度(8K/30fps、4K/120fps)の撮影が可能になっています。8K解像度は4Kの4倍の解像度のため、トリミングやクロップなど、編集の自由度が大幅にアップします。
また、スローモーション撮影やタイムラプスも、より鮮明な映像に向上したほか、ダウンコンバートした4K動画でも画質が向上しています。
157度のライカ・ズマリットレンズ
新たに157度のライカ・ズマリットレンズを搭載し、ダイナミックで歪みが少ない高画質な映像を撮影できます。バイクやスノーボードなど、ダイナミックな動きを捉えるのに最適です。広大な風景や建物を迫力ある映像で記録したり、自分の視点で撮影するVlogにも役立ちます。
専用のライカ・カラープロファイル
写真や動画に独特な雰囲気や深みを与えてくれる機能です。プロのカメラマンが好むような、自然で深みのある色彩を再現することで、映像の完成度を高めてくれます。また、複数のライカ・カラープロファイルを用意し、撮影シーンや好みに合わせて選択できます。この機能はポートレート、風景写真、映画のような雰囲気のある動画を作成する上で役立ちます。
違い3:8K30fps動画や4K60fpsアクティブHDRに対応・暗いシーンの撮影にも強い
新モデル「Insta360 Ace Pro 2」はデュアルチップや1/1.3インチ8Kセンサーを搭載したため、前モデル「Insta360 Ace Pro」よりも優れた画質の動画を撮影できるようになっています。
8K30fps動画
8Kは4Kの4倍の解像度を、30fpsは1秒間に30枚の静止画を連続して表示する滑らかな映像表示が可能なことを意味しています。そのため、そのため、新モデルではプロフェッショナルな映像制作が可能になっています。一方、前モデル「Insta360 Ace Pro」は8K/24fpsに対応し、新モデルよりも滑らかさでやや劣ります。
4K60fpsアクティブHDR
アクティブHDR は、撮影中にリアルタイムでHDR処理を行うことで、より自然でダイナミックな映像を実現する技術です。明るい部分と暗い部分を同時にクリアに表現することで、より自然な映像になるという特徴があります。新モデルは4K60fpsという高画質で滑らかな映像に加えて、アクティブHDRを採用することで、より高画質な映像を実現しています。
PureVideoによる低照度性能
PureVideoとは、Insta360が独自に開発した、低照度環境下での撮影性能を大幅に向上させるためのAI技術です。撮影中にリアルタイムでノイズを劇的に減らしたり、暗い部分のディテールを強調することで、よりクリアで自然な映像を実現します。
4K120fpsスローモーション
1秒間に120枚という高いフレームレートで、非常に滑らかなスローモーション映像を撮影する機能です。4Kの高解像度により、スローモーションにしても細部までクリアな映像を楽しめます。主に水しぶきやスポーツシーンなど、高速な動きを捉えたい時に役立ちます。
FlowState手ブレ補正技術
激しい動きの中でも驚くほど滑らかな映像を撮影できる、Insta360が独自に開発した技術です。AIがカメラの動きをリアルタイムで分析し、最適な補正を行うことで、より自然な映像に仕上げます。主に自転車やバイクなど激しい動きを伴う撮影で役立ちます。
違い4:2.5インチのタッチスクリーンを搭載・フリップ式で直感的に操作できる
新モデル「Insta360 Ace Pro 2」は2.5インチのタッチスクリーンを搭載し、太陽光下でも見やすく表示できます。
また、このスクリーンはフリップ式で、自撮りや低いアングルからの撮影もスムーズに行えます。
その他にもプレビュー機能で撮影前に、画面を見ながら構図を確認したり、
スワイプやタップなどの直感的な操作で、様々な設定や撮影モードを変更したりできます。
<タッチスクリーンの特徴>
- フリップ式・・・180度回転するため、自撮りやVlog撮影、高い位置や低い位置からの撮影など、様々な角度からの撮影できます。
- 直感的な操作・・・タッチ操作で、撮影モードの切り替え、設定変更、再生などがスムーズに行えます。
- 明るさ調整・・・屋外での使用時など、周囲の明るさに合わせて画面の明るさを調整できます。
- 撮影モードの切り替え・・・画面をスワイプしたり、アイコンをタップすることで、動画、写真、スローモーションなど、様々な撮影モードに切り替えることができます。
- 設定変更・・・画面を左右にスワイプすることで、解像度、フレームレート、ホワイトバランスなどの設定を変更できます。
- 再生・・・撮影した動画や写真を、タッチスクリーン上で再生し、確認することができます。
- ズーム・・・画面をピンチイン・アウトすることで、デジタルズームを行うことができます。
- タッチスクリーンロック・・・不意なタッチ操作を防ぐために、タッチスクリーンをロックすることができます。
- カスタマイズ・・・一部の設定は、ユーザーの好みに合わせてカスタマイズすることができます。
一方、前モデル「Insta360 Ace Pro」は2.4インチのフリップ式タッチスクリーンを搭載していました。
新モデルは前モデルよりも0.1インチ大きくなり、より見やすく表示できるように改善されています。
「Osmo Action 5 Pro」はフロントで1.46インチ、リアで2.5インチのタッチスクリーンを搭載していました。
「GoPro HERO13 Black」はフロントで1.4インチ、リアで2.27インチのタッチスクリーンを搭載しています。
いずれも前面と背面にそれぞれスクリーンを搭載し、1枚のスクリーンを回転して使う新モデルとは大きく異なっています。
<タッチスクリーンを比較>
1.「Insta360 Ace Pro 2」・・・2.5インチのタッチスクリーン(フリップ式)
2.「Insta360 Ace Pro」・・・2.4インチのタッチスクリーン(フリップ式)
3.「Osmo Action 5 Pro」・・・フロント:1.46インチ、リア:2.5インチのタッチスクリーン
4.「GoPro HERO13 Black」・・・フロント:1.4インチ、リア:2.27インチのタッチスクリーン
違い5:オーディオ性能が大幅に向上・風切り音も軽減してクリアな音声を録音できる
新モデル「Insta360 Ace Pro 2」は前モデル「Insta360 Ace Pro」よりもオーディオアルゴリズムが大幅に改善され、より自然な音声を録音できます。
また、風切り音を軽減するためのウィンドガードが付属。外での撮影でもクリアな音声を録音できます。
そのほか、外部マイクを接続するためのマイクアダプターを用意。外部マイクと接続することで、より高品質な音声を録音できます。
違い6:1800mAhバッテリー搭載で180分連続して撮影できる・急速充電にも対応
新モデル「Insta360 Ace Pro 2」は容量 1800mAhのバッテリーを搭載し、連続して180分の撮影が可能です。
充電はUSB-C 3.0ポートを利用して行い、30W急速充電アダプターを使用することで47分でフルチャージできます。
一方、前モデル「Insta360 Ace Pro」は1650mAhバッテリー搭載で100分の連続撮影が可能でした。
新モデルは前モデルよりもバッテリー容量が増え、より長い時間使用できるように改善されています。
「Osmo Action 5 Pro」は1950 mAhバッテリーを搭載し、連続して240分の使用が可能でした。
「GoPro HERO13 Black」は容量 1900 mAh のEnduroバッテリー(取り外し可能)を搭載し、
4K30および5.3K30設定で1.5時間、HD画質の1080p30で2.5時間 使用できます。
<バッテリー駆動時間を比較>
1.「Insta360 Ace Pro 2」・・・1800mAh(180分)
2.「Insta360 Ace Pro」・・・1650mAh(100分)
3.「Osmo Action 5 Pro」・・・1950 mAh(240分)
4.「GoPro HERO13 Black」・・・1900 mAh(HD画質で2.5時間以上)
違い7:潜水ケースなしで12m、潜水ケースに入れた状態で60mまで水中撮影できる
新モデル「Insta360 Ace Pro 2」は潜水ケースなしで12m、潜水ケースに入れた状態で60mまでの水中撮影が可能です。
防水性能が高いため、プールやサーフィン、ダイビング、シュノーケリングなどのマリンスポーツで利用できます。
ただし、海水での使用後は真水でしっかりと洗い流し、乾燥させる必要があります。
塩分が付着したまま放置すると、カメラの故障の原因になる可能性があります。
一方、前モデル「Insta360 Ace Pro」は潜水ケースなしで10m、潜水ケースに入れた状態で60mまでの水中撮影が可能でした。
新モデルは前モデルよりも潜水ケースなしで撮影できる範囲が2m増え、より快適に水中撮影を楽しめるようになっています。
「Osmo Action 5 Pro」はケースなしで水深20メートルまで水中撮影できました。
「GoPro HERO13 Black」は防水ケースなしで水深10メートルまで水中撮影できるようになっています。
<防水性能を比較>
1.「Insta360 Ace Pro 2」・・・潜水ケースなしで12m、潜水ケースで60mまで
2.「Insta360 Ace Pro」・・・潜水ケースなしで10m、潜水ケースで60mまで
3.「Osmo Action 5 Pro」・・・ケースなしで水深20メートルまで
4.「GoPro HERO13 Black」・・・防水ケースなしで水深10メートルまで
違い8:人間工学にもとづいたシンプルで高級感のあるデザインを採用
新モデル「Insta360 Ace Pro 2」は滑らかな曲線とシンプルなデザインが特徴で、高級感もあります。
また、人間工学に基づいた設計で、長時間の使用でも疲れにくい握り心地です。
重さは177.2 gで、前モデル「Insta360 Ace Pro」よりもわずかに軽くなります。
カラーはブラックのみを用意しています。
<サイズ・重量を比較>
1.「Insta360 Ace Pro 2」・・・71.9 x 52.2 x 38 mm、重量 177.2 g
2.「Insta360 Ace Pro」・・・71.9 x 52.15 x 38.5 mm、重量 179.8g
3.「Osmo Action 5 Pro」・・・70.5 x 44.2 x 32.8 mm / 146 g
4.「GoPro HERO13 Black」・・・71.8 x 50.8 x 33.6 mm / 154g(バッテリー含む)
違い9:マグネット式のマウントシステムを採用・さまざまな場所に取りつけられる
新モデル「Insta360 Ace Pro 2」はマグネット式のマウントシステムを採用し、様々な場所に簡単に取り付けられるようになっています。
また、ヘルメット、バイク、車など、様々な場所に装着できる豊富なアクセサリーが用意されています。
前モデル「Insta360 Ace Pro」は標準マウントとマグネット式のクイックリリースマウントの2種類が利用できました。
新モデルは標準マウントでなくなり、マグネットで様々な場所に取りつけて使用できるように改善されています。
「Insta360 Ace Pro 2」のデメリット
「Insta360 Ace Pro 2」のデメリットを紹介します。
デメリット1:960fpsの超スローモーションに対応していない
「Insta360 Ace Pro 2」は960fpsの超スローモーション撮影に対応していません。
スローモーション撮影は4K120fpsまで対応です。
一方、「Osmo Action 5 Pro」は960fpsの超スローモーション撮影に対応しています。
デメリット2:被写体を中央に捉え続ける機能がない
「Insta360 Ace Pro 2」は被写体を中央に捉え続ける機能がありません。
一方、「Osmo Action 5 Pro」は被写体センタリング/トラッキング機能を搭載し、ジンバルなしで、動いている被写体を自動的にフレームの中央に捉え続けることができます。
デメリット3:マクロ撮影に弱い
「Insta360 Ace Pro 2」は被写体に近づいて大きく撮影できるマクロ撮影に特化した機能を搭載していません。
一方、「GoPro HERO13 Black」はマクロレンズモッドを装着することで、小さいな被写体をクローズアップして撮影できます。
「Insta360 Ace Pro 2」のスペック
- リア画面:2.5インチのタッチスクリーン(フリップ式・180度回転)
- フロント画面:なし
- ストレージ 内蔵ストレージなし
- 対応SDカード 最大1TBのmicroSDカード
- バッテリー 1800mAh
- 撮影時間 180分
- 充電 時間:47分(30W急速充電アダプター使用時)、75分 (5V/3A)
- インターフェース USB-C 3.0
- 通信 Wi-Fi 5 (802.11 a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.2
- センサー 1/1.3インチCMOS イメージセンサー
- ジャイロスコープ 搭載
- レンズ 口径:F2.6、35mm相当の焦点距離 13mm
- ISO感度 100から6400まで
- マイクの数 3つのマイク
- 防水性 潜水ケースなしで12m、潜水ケースに入れた状態で60m
- 動作温度 -20℃ 〜 45℃
- サイズ 71.9 x52.2 x 38 mm
- 重量 177,2 g
- カラー ブラック
- マウント 標準マウント(ユニバーサル2プロングマウントポイント採用・付属)、フレキシブル粘着マウント、ダイブハウジング対応QRSマウントベース、三脚マウントアダプターなど
- 外付けアクセサリー クイックリリースマウント、万能フレーム、縦横マウント、GPSプレビューリモコン、潜水ケース、ミニ見えない自撮り棒+三脚、レンズガード、NDフィルターセット
「Insta360 Ace Pro 2」の評価
6つの基準で「Insta360 Ace Pro 2」を5段階で評価してみました。
- スペック:★★★★
- 画質:★★★★★
- 機能:★★★★
- 耐久性:★★★★
- デザイン:★★★★
- 使いやすさ:★★★★
- 価格:★★★
<総合評価>
2023年11月21日に発売された「Insta360 Ace Pro」の後継モデルになります。
広角157度のライカ・ズマリットレンズや2.5インチのタッチスクリーン搭載で、
AIを活用した新機能も追加されています。
注目はやはり「超高画質な映像を初心者でも超簡単に撮影できる点」です。
画質に関してはデュアルチップ、1/1.3インチ8Kセンサー、ライカ・ズマリットレンズの組み合わせで、
圧巻の美しさです。前モデル「Insta360 Ace Pro」以上であるのはもちろんですが、
「Osmo Action 5 Pro」や「GoPro HERO13 Black」と同等か、それ以上の画質であるといえます。
しかも、この超高画質な映像を、ジェスチャーや音声による操作で簡単に撮影できてしまいます。
撮影後はAIハイライト・アシスタントや自動編集 機能で、
見どころのあるシーンを自動で編集してくれるので、編集の手間もかかりません。
まさに「撮ってすぐアップできる」魔法のアクションカメラといえるでしょう。
なお、個人的には「ポーズ録画」機能が便利であると思いました。
動画を撮影していると、どうしても無駄なシーンまで記録してしまいがちですが、
この機能を利用すると、撮影中にその無駄なシーンをカットしながら撮影できます。
これで無駄にストレージ容量が減ることもなくなり、バッテリー容量も節約できます。
(まとめ)
新モデル「Insta360 Ace Pro 2」は前モデルよりも画質が向上し、
AIによる撮影機能で簡単にクオリティの高い撮影ができるようになっています。
一度やり方を覚えてしまえば、どんどんと完成度の高い動画を撮影できるため、
利用する価値は十分にありそうです。
「Insta360 Ace Pro 2」の発売時の価格は67,800円(税込)です。
超高画質な映像を簡単に撮影したいと考えている人におすすめします。
「Insta360 Ace Pro 2」の価格・販売先
Insta360 ストア
67,800円で販売されています。
Insta360 ストアで「Insta360 Ace Pro 2」をチェックする
ECサイト
楽天市場で67,800円(税込)、
ヤフーショッピングで67,800円(送料無料)、
AliExpressで72,476円、
で販売されています。
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AliExpressで「Insta360 Ace Pro 2」をチェックする
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おすすめの類似製品を紹介
「Insta360 Ace Pro 2」に似た性能をもつアクションカメラも販売されています。
「Osmo Action 5 Pro」
DJIから発売されたデュアルOLEDタッチスクリーンを搭載したアクションカメラです(2024年9月19日発売)。
1/1.3インチCMOSセンサー、新型のチップセット、47GBのストレージ、1950 mAhバッテリー、3つのマイク、SDカードスロットを搭載しています。
また、スーパーナイトモード、4:3の4K動画撮影、プリ録画機能、960fpsの超スローモーション撮影、10-bit D-Log M/HLGに対応した高画質な撮影、被写体センタリング/トラッキング機能、360°HorizonSteadyの手ブレ補正機能、
防水ケースなしで20mの防水性能、ホワイトバランス精度の向上、30WのUSB PD充電、DJI製ワイヤレスマイク「DJI Mic 2」の接続、155°の超広角撮影、4000万画素の静止画撮影、microSDカード(最大1TBまで)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1に対応しています。
価格は、Amazonで55,000円(税込・スタンダードコンボ・アドベンチャーコンボは69,300円)、楽天市場で55,000円(送料無料)、ヤフーショッピングで55,000円、米国 Amazon.comで$349.00、です。
関連記事:「Osmo Action 5 Pro」とAction 4、3の違いを比較
「GoPro HERO13 Black」
GoProから発売されたアクションカメラです(2024年9月11日 発売)。
1/1.9インチCMOS イメージセンサー、前面1.4インチのカラーディスプレイ、背面2.27インチのタッチディスプレイ、 取り外し可能な1900mAh Enduroバッテリー、3つのマイクを搭載しています。
また、交換用レンズ(超広角・マクロ・NDフィルター・アナモフィックレンズ ※別売)、スローモーション撮影(バーストスローモーション)、QuikCapture機能、
マグネット式ラッチマウント、GPS機能、最大5.3K/60FPSの動画撮影、手ブレ補正機能「HYPERSMOOTH 6.0」、10mの防水性能、USB-C、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1に対応しています。
価格は、Amazonで69,800円(税込・SDカード+サイドドア)、楽天市場で68,800~69,800円、ヤフーショッピングで69,800円、米国 Amazon.comで$399.99、です。
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「GoPro HERO12 Black」
GoProから発売されたアクションカメラです(2023年9月発売)。1/1.9型CMOSセンサー、背面2.27型モニター、前面1.4型モニター、1720mAhのEnduroバッテリー、底面1/4-20ネジ穴を搭載しています。
また、最大5.3Kの動画記録、HDRによる動画撮影/静止画撮影、GP-LogによるLog撮影、Bluetoothオーディオ接続での音声の取り込み(ワイヤレスイヤホン/ヘッドホンやマイクなど)、ビデオブレ補正「Hypersmooth 6.0」、「水平ロック機能」、水深10mまで対応する防水性能(保護ハウジングありで60m)、アクセサリー「Maxレンズモジュラー2.0」(別売・視野角やブレ補正などが強化)に対応しています。
価格は、Amazonで59,800円(税込・7000円OFFクーポン付き)、楽天市場で52,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで60,800円(送料無料)、米国 Amazon.comで$299.00 です。
関連記事:「GoPro HERO12 Black」の進化した点と評判、価格を紹介
「Osmo Action 4」
DJIから発売されたアクションカメラです(2023年8月2日発売)。
1/1.3インチCMOSセンサー、フロント1.4型スクリーン(320×320ドット)、リア画2.25型スクリーン(360×640ドット)、1770mAhバッテリー、microSDメモリーカードスロット(最大512GB)を搭載しています。
また、低照度での明るい撮影、10-bit色深度、4K/120fps動画記録、155度の超広角撮影、映像ブレ補正機能「360°HorizonSteady」、D-Log Mモード(シネマティックな仕上げ)、防水18m(防水ケースなし)/60m(防水ケース使用時)、急速充電(18分で80%まで)に対応しています。
価格は、Amazonで36,520円(税込)、楽天市場で36,520円(送料無料)、ヤフーショッピングで36,520円、AliExpressで76,522円、米国 Amazon.comで$249.99 です。
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