MR(複合現実)も楽しめる「PICO 4 Ultra」。早くも「性能が格段に良くなって使いやすい」と評判です。しかしその一方で、「Meta Quest 3 シリーズの方がいいのでは?」という口コミもあり、購入を迷っている人も多いようです。
そこで今回はその違いを明らかにするために、次の7点を重点的に解説します。
- モーショントラッカー(PICO Motion Tracker)
- カラーパススルー(ミックスリアリティ機能、複合現実)
- パノラマワークスペース
- ディスプレイ(HDR)
- SoC(Qualcomm Snapdragon XR2 Gen 2)
- メモリとストレージ
- コントローラー
また、前モデル「PICO 4」との違いも紹介!できることや新機能、スペック、
購入するかどうかを決める重要なポイント、評価、詳細な価格情報、おすすめの類似製品も掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
「PICO 4 Ultra」が日本で発売開始!
2024年9月20日、日本で中国 Pico Technologyの新製品「PICO 4 Ultra」(ピコ 4 ウルトラ)が発売されました。
VR(バーチャルリアリティ)とMR(ミックスドリアリティ)を両方体験できるゴーグル(ヘッドセット)です。
Picoからは2022年10月に「PICO 4」(ピコ 4)が発売されています。
このVRヘッドセットは「4K解像度で画面がきれい」、「ボディが軽く、長時間つけていても疲れない」と評判でした。
新モデルはその性能を強化しつつ、足などの体に装着して使うモーショントラッカー「PICO Motion Tracker」(ピコ モーション トラッカー ※別売)も使えることで話題になっています。
もちろん、PCと接続してSteam VRのゲームもプレイできますよ。
それでは早速どんなMRヘッドセットなのか、その特徴(メリット)をくわしく見ていきましょう。
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公式ページ:PICO4 Ultra- ウルトラ VR-MR ヘッドセット | PICO Japan
違い1:PICO Motion Trackerで全身の動きを検知できる
新モデル「PICO 4 Ultra」は全身の動きをトラッキングするデバイス「PICO Motion Tracker」(ピコ モーショントラッカー)を利用できます(※別売・11,800円)。
このモーショントラッカーは特に足首に装着することで、頭から足先までの動きを正確にVR空間に反映させることができます。
主なメリットとして、
- VRフィットネスが快適になる・・・足を使ったエクササイズやダンスゲームなどでも全身の動きを検知します。
- 足を使ったVRゲームが快適になる・・・細かい動きを検知できるため、ゲームがより楽しくなります。
- アバターの動きがより自然になる・・・「VRChat」などのVR空間でコミュニケーションしやすくなります。
などがあります。
重さはわずか27gと非常に軽量で、直径 約3.8cm、厚さ 約1.5cmとコンパクトなサイズです。
ダンスやエクササイズ、ゲームなどで激しい動きをしていても装着時の負担が少なく、長時間の装着も快適です。
本体にはバッテリーを内蔵しており、最大25時間の連続使用が可能です(※使用しないときにオートパワーオフ機能を利用可)。
PICOの公式動画ではこのモーショントラッカーを実際に使った映像が公開されており、
足に付けてサッカーのシュートをする様子を確認できます。
なお、「PICO Motion Tracker」は足の動きだけを検知するのではなく、寝転ぶ、腰をくねらせて踊るなどの動きも検知できます。
ステップ精度は98%以上、位置の誤差は5cm以下、角度の誤差は6度以下、遅延は0.2秒で、
足を使ったリズムゲーム(いわゆる音ゲー)など、微妙な動きの検知が必要なゲームも快適にプレイできます。
前モデル「PICO 4」でも「PICO Motion Tracker」を利用できます。
「Meta Quest 3」や「Meta Quest 3S」には全身の動きを検知するモーショントラッカーが用意されていません。
<モーショントラッカーの対応を比較>
1.「PICO 4 Ultra」・・・PICO Motion Trackerに対応(別売)
2.「PICO 4」・・・PICO Motion Trackerに対応(別売)
3.「Meta Quest 3」・・・モーショントラッカーに非対応
4.「Meta Quest 3S」・・・モーショントラッカーに非対応
違い2:カラーパススルーに対応・高精細で高品質な映像で複合現実を楽しめる
新モデル「PICO 4 Ultra」は3200万画素デュアルVSTカメラとiToF深度センサーを搭載し、
高品質で高精細なカラーパススルー対応しています。
カラーパススルーとは、VRヘッドセットを装着したまま、周囲の環境をリアルタイムでカラー映像として見ることができる機能です。
VRヘッドセットに搭載されたカメラが、周囲の環境を撮影し、その映像をVR空間に重ね合わせることで、
あたかも現実世界に仮想のオブジェクトが置かれているかのような体験ができます。
そのため、現実の世界に仮想のオブジェクトを出現させ、それを操作したり、ゲームに利用したりできます。
具体的には、
- 現実の部屋に仮想のステージやオブジェクトを設置し、そこでダンスしたり歌ったりできる
- 現実の世界にゲームのキャラクターを登場させ、戦ったり、会話したりできる
- 現実の世界に仮想のスクリーンを出現させ、動画を視聴したりゲームをしたり、仕事をしたりできる
などの行動が可能になっています。
一方、前モデル「PICO 4」はカラーパススルーに対応していませんでした。
そのため、新モデル「PICO 4 Ultra」のように現実世界と仮想現実を融合させたMR(複合現実)体験を楽しむことができません。
「Meta Quest 3」と「Meta Quest 3S」はカラーパススルーに対応し、MR体験(複合現実)を楽しめます。
<カラーパススルー対応を比較>
1.「PICO 4 Ultra」・・・カラーパススルーに対応
2.「PICO 4」・・・カラーパススルーに非対応(利用できない)
3.「Meta Quest 3」・・・カラーパススルーに対応
4.「Meta Quest 3S」・・・カラーパススルーに対応
違い3:パノラマワークスペースに対応・大画面で作業できる
新モデル「PICO 4 Ultra」はスマホやPCのディスプレイをミラーリング・拡張するパノラマワークスペースに対応しています。
パノラマワークスペースはVRヘッドセットを装着した状態で、まるで大きなスクリーンを目の前に広げているかのような仮想空間を作り出す機能のことです。
この機能を利用することで、パソコンやスマートフォンの画面を現実の空間に投影し、大画面で作業したり、複数のアプリを同時に表示したりすることが可能になります。
主な用途には、
- テレワーク(Office文書作成)
- プログラミング
- 動画編集
- イラスト制作
- ゲーム
などがあります。
パノラマワークスペースを利用するにはスマートフォンなどに「PICO Connect」アプリをインストールし、ワイヤレスで接続します。
接続後は仮想のスクリーンが現実の空間に現れ、超広角、縦型、横型など任意のサイズに変更できます(※解像度も調整できます)。
同時に開けるアプリウィンドウの数は最大20個で、360度にウィンドウを配置できます。
対応するデバイスはWindows、macOSのPC、iOS、Androidのスマーフォンやタブレットです。
一方、前モデル「PICO 4」はパノラマワークスペースに対応していませんでした。
「Meta Quest 3」と「Meta Quest 3S」もMR機能に対応するため、同じことができますが、
仮想のスクリーンで作業するための本格的な機能や専用アプリ、ソフトウェアは用意されていません
パノラマワークスペースを利用するには新モデル「PICO 4 Ultra」が必要になります。
<パノラマワークスペース対応を比較>
1.「PICO 4 Ultra」・・・パノラマワークスペース対応
2.「PICO 4」・・・パノラマワークスペースに非対応
3.「Meta Quest 3」・・・パノラマワークスペースに似た機能なし
4.「Meta Quest 3S」・・・パノラマワークスペースに似た機能なし
違い4:Mini-LEDパネル採用の高精細なディスプレイ・90Hz駆動でHDRに対応
新モデル「PICO 4 Ultra」は2.56インチ、片目で 解像度 2160 × 2160 px(両目で4320 × 2160 px)のディスプレイを2つ搭載しています。
このディスプレイはよりリアルで没入感のある映像体験が可能なMini-LEDパネルが採用されています。
また、レンズには歪みが少なく薄型軽量のパンケーキレンズを採用し、リフレッシュレート 90Hz、105度の視野角、HDRにも対応しています。
HDR(High Dynamic Range)は明るい部分と暗い部分の明暗差を大きく表現できるため、より自然な色彩で映像を楽しめます。
一方、前モデル「PICO 4」も同じ大きさ、解像度のディスプレイを搭載していましたが、
高解像度LCDパネルを採用していました。そのため、新モデルよりもやや高精細さが劣っています。
また、HDR機能には対応していませんでした。
レンズや視野角は同じです。リフレッシュレートは72/90Hzに対応していました。
「Meta Quest 3」は解像度2064 x 2208 pxで新モデルと同じくらい高精細ですが、
視野角は110度で、新モデルよりもやや広くなっています。
「Meta Quest 3S」は解像度1832 x 1920 px、視野角96度で新モデルよりも劣っていますが、
リフレッシュレートは 90Hz、120Hzに対応し、新モデルよりも滑らかな映像を再生できます。
<ディスプレイの仕様を比較>
1.「PICO 4 Ultra」・・・解像度 2160 × 2160 px(Mini-LEDパネル)/ 90Hz、105度、HDR
2.「PICO 4」・・・解像度 2160 × 2160 px(LCDパネル)/ 90Hz、105度
3.「Meta Quest 3」・・・解像度2064 x 2208 px/ 120Hz、110度
4.「Meta Quest 3S」・・・解像度1832 x 1920 px/ 120Hz、96度
違い5:Snapdragon XR2 Gen 2 プラットフォームでグラフィック性能とAI処理が向上
新モデル「PICO 4 Ultra」は新たに Qualcomm Snapdragon XR2 Gen 2 プラットフォームを搭載しています。
このソケットはQualcommが開発した、VR(仮想現実)やMR(複合現実)デバイス向けの最新SoC(System on a Chip)です。
前世代よりもGPUのグラフィック性能が約2.5倍 向上し、高解像度で滑らかな映像表現や、リアルな光源効果などの表現が可能になっています。
また、AI処理能力が8倍向上し、リアルタイムなオブジェクト認識、音声認識、翻訳などを高速に処理できるようになっています。
一方、前モデル「PICO 4」は一世代前のQualcomm Snapdragon XR2 プラットフォームを搭載していました。
そのため、新モデルよりもグラフィック性能やAI処理能力でやや劣っています。
「Meta Quest 3」と「Meta Quest 3S」は新モデルと同じQualcomm Snapdragon XR2 Gen 2 プラットフォームを搭載しています。
<CPUの性能を比較>
1.「PICO 4 Ultra」・・・Snapdragon XR2 Gen 2搭載で非常に高速
2.「PICO 4」・・・Snapdragon XR2搭載で高速
3.「Meta Quest 3」・・・Snapdragon XR2 Gen 2搭載で非常に高速
4.「Meta Quest 3S」・・・Snapdragon XR2 Gen 2搭載で非常に高速
違い6:12GB LPDDR5 メモリと256GB UFS 3.1ストレージで快適に使用できる
新モデル「PICO 4 Ultra」は12GB LPDDR5 メモリと256GB UFS 3.1ストレージを搭載しています。
前モデル「PICO 4」と比べると、メモリの容量が4GBに増えています。
ストレージは256GBのみになり、規格がUFS 3.1に対応しています。
UFS3.1規格は最大2320MB/sの転送が可能で、UFS 2.2(最大1160MB/s)やeMMC 5.1(400MB/秒)よりも高速になります。
「Meta Quest 3」と「Meta Quest 3S」はともに8GBメモリ搭載で、
新モデルよりも4GB メモリ容量が少なくなります。
<メモリとストレージを比較>
1.「PICO 4 Ultra」・・・12GB LPDDR5 + 256GB UFS 3.1
2.「PICO 4」・・・8GB LPDDR5 + 128GB/256GB
3.「Meta Quest 3」・・・8GB + 128GB、512GB
4.「Meta Quest 3S」・・・8GB + 128GB、256GB
違い7:新しいデザインのコントローラーを採用・リングなしで快適に操作できる
新モデル「PICO 4 Ultra」は前モデル「PICO 4」とは異なるデザインのコントローラーを採用しています。
具体的には前モデルのコントローラーにあったリングをなくしたシンプルなデザインに変更されています。
これにより、より自然な操作が可能になり、よりゲームに集中できるようになりました。
また、複数のセンサーを組み合わせることでトラッキング精度も向上。
高精度なトラッキングにより、仮想空間での手の動きをより正確に反映します。
そのほか、振動機能を搭載し、爆発シーンなどでリアルな衝撃を体験できます。
「Meta Quest 3」と「Meta Quest 3S」もリングなしの新しいデザインのコントローラーが採用されています。
※「PICO 4 Ultra」本体のデザインはこちらのYouTube動画で紹介しています。ぜひご覧ください。
<コントローラーのデザインを比較>
1.「PICO 4 Ultra」・・・リングなしの新デザイン
2.「PICO 4」・・・リングありの旧デザイン
3.「Meta Quest 3」・・・リングなしの新デザイン
4.「Meta Quest 3S」・・・リングなしの新デザイン
「PICO 4 Ultra」のスペック
- ディスプレイ 2.56インチスクリーン x2、解像度 2160 x 2160(x2)
※レンダリング解像度 1920 x 1920(x2)/平均PPD(1度あたりのピクセル数)20.6、中央部のPPD 22.5 - リフレッシュレート 90Hz
- レンズ パンケーキレンズ
- 視野角 105° FoV
- パススルー機能 対応・フルカラー
- トラッキング 6DoF空間ポジショニング、独自の無指向性SLAM、赤外線光学ポジショニングシステム、光学センサー、モーショントラッカー(3DoF)
※外部センサー不要/PC接続不要で動作 - ハンドトラッキング 開発者モードで利用可能
- IPD(瞳孔間距離) 瞳孔間距離を58mm~72mmの間でシームレスに調整
- メガネ 対応・メガネスペーサーを同梱
- CPU Qualcomm Snapdragon XR2 Gen 2
※4nm - RAM(メモリ) 12GB LPDDR5
- ストレージ 256GB UFS 3.1
- バッテリー 5700 mAh
- 駆動時間 最大25時間
- 充電 QC 4.0 / PD 3.0、45W急速充電器をサポート
- 通信 Wi-Fi 7 (802.11 a/b/g/n/ac/ax/be)、2×2 MIMO、Bluetooth 5.3
- インターフェース USB
- MR (Mixed Reality) センサー 32MPのカラーシースルーカメラx2、iToF深度センサーカメラx1、環境トラッキングカメラx4
- コントローラー PICO 4 Ultraコントローラー、リングレスデザイン
- オーディオ デュアルステレオスピーカー、4つのマイクで空間オーディオの録音をサポート
- オプション PICO Motion Tracker
- アプリストア SteamVR、Pico Store
- OS PICO OS 5.0
- サイズ 165(W)x256~312(D)x84(H)mm
- 重量 440 g
- カラー ホワイト
- 付属品 コントローラーx2、リストストラップx2、メガネスペーサー、フェイスフォーム、1.5V単3アルカリ乾電池x4、USB-C to USB-Cケーブル、クイックガイド、ユーザーガイド、安全および保証ガイド
「PICO 4 Ultra」は買うべきか?
2022年10月に発売された「PICO 4」の後継機になります。
新たにMR機能に対応し、現実の空間に仮想のオブジェクトを配置できるようになっています。
また、全身の動きを検知できるモーショントラッカー「PICO Motion Tracker」を用意。
仮想の巨大スクリーンで作業できるパノラマワークスペースも利用できます。
ハードウェア面では、Snapdragon XR2からSnapdragon XR2 Gen 2 プラットフォームに変更し、
メモリを8GBから12GB LPDDR5に増強しています。
これにより、より複雑なAI処理が可能になり、
パノラマワークスペースのような負荷の大きい処理もこなせるようになっています。
ゲームに関してはSnapdragon XR2 Gen 2や12GBメモリに加えて、
3200万画素デュアルVSTカメラを利用した高精細な映像(カラーパススルー)が利用可能で、
非常にリアルで臨場感のある体験が可能です。
PICOストアやSteam VRの豊富なゲームもプレイ可能で、
「Meta Quest 3」とほぼ同等か、それ以上に快適にゲームを楽しめるといっていいでしょう。
また、モーショントラッカー「PICO Motion Tracker」を装着することで、
VR空間での動きがより自然なものとなり、フィットネスやゲームがより快適になります。
「Meta Quest 3」にはモーショントラッカーが用意されていないため、
この点が「PICO 4 Ultra」の最大のメリットといえます。
パノラマワークスペースも「Meta Quest 3」にはない大きなメリットです。
専用アプリや画面の設定・調整などが可能で、従来のVRヘッドセットを使った作業よりも格段に使いやすくなっています。
ただし、スマホのテキスト文字など細かいものが見えづらいなどのデメリットがあります。
小さい文字を使わない、イラスト制作や動画編集などの作業の方が向いているようです。
(まとめ)
新モデル「PICO 4 Ultra」はハードウェアの性能が向上したことで、
MR(複合現実)世界の体験や負荷の高いパノラマワークスペースの作業も快適にできるようになっています。
また、全身を検知するモーショントラッカー「PICO Motion Tracker」を利用できるなど、
「Meta Quest 3」にはないメリットもあります。
PICOストアのゲーム数がMetaストアよりも少ない傾向があるものの、
それを補うのに十分なほど高い性能で、本格的にMRヘッドセットを使いたい人に最適です。
「Meta Quest 3」にはできないこと(モーショントラッカー、パノラマワークスペース)を使ってみたいのなら、購入した方がいいでしょう。
「PICO 4 Ultra」の価格・販売先
ECサイト
Amazonで89,800円(税込)、
楽天市場で92,164円(送料無料)、
AliExpressで105,679円、
で販売されています。
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おすすめの類似製品を紹介
「PICO 4 Ultra」に似た性能をもつVR/MRヘッドセットも販売されています。
「Meta Quest 3」
Metaから発売されたMRヘッドセットです(2023年10月10日 発売)。Qualcomm Snapdragon XR2 Gen 2、8GBメモリ、解像度2064 x 2208ドットのInfinite Display、次世代パンケーキレンズ、128GB、512GBストレージ、平均2.2時間駆動するバッテリー、18 PPDの2つのRGBカメラを搭載しています。
また、MR世界の体験、「カラーパススルー」、「Xbox Cloud Gaming」、Meta Quest Touch Plusコントローラー(触覚フィードバック・付属)、40%音量アップしたステレオスピーカー、、空間オーディオ、リフレッシュレート 90Hz、120Hz (テスト機能使用時)、調節可能なソフトストラップ、USB Type-C、3.5mmイヤフォンジャック、PC接続、Wi-Fi 6E、Bluetooth、Metaストアに対応しています。
価格は、Amazonで81,400円(税込)、楽天市場で81,400円(送料無料)、ヤフーショッピングで83,957円、米国 Amazon.comで$528.01 です。
関連記事:MR機能付きの「Meta Quest 3」とQuest 2を比較
「Meta Quest 3S」
Metaから発売されたMetaストア対応のMRヘッドセットです(2024年10月15日発売)。Qualcomm Snapdragon XR2 Gen 2、8GBメモリ解像度1832 x 1920ドットのInfinite ディスプレイ、フレネルレンズ、128GB、256GBストレージ、平均2.5時間駆動する4324mAhバッテリー、18 PPDの2つのRGBカメラを搭載しています。
また、MR世界の体験、「カラーパススルー」、「Xbox Cloud Gaming」、Meta Quest Touch Plusコントローラー(触覚フィードバック・付属)、40%音量アップしたステレオスピーカー、空間オーディオ、リフレッシュレート 90Hz、120Hz、調節可能なソフトストラップ、USB Type-C、3.5mmイヤフォンジャック、PC接続、Wi-Fi 6E、Bluetoothに対応しています。
価格は、Amazonで48,800円(税込・128GBモデル・256GBモデルは64,900円)、米国 Amazon.comで$350.03 (128GB + Elite Strap)、です。
関連記事:「Meta Quest 3S」がQuest 3よりもお得な理由を解説!
HTC「VIVE Focus Vision」
HTCから発売されたVIVEポート ストアに対応したMRヘッドセットです(2024年10月18日発売)。
Qualcomm Snapdragon XR2、5K解像度のディスプレイ、12 GB LPDDR5メモリ、128 GBストレージ、2時間使用できるバッテリー(着脱、交換可能)、内蔵予備バッテリー、microSDカードスロット、トラッキングカメラ x 4、アイトラッキングカメラ x 2、高解像度フルカラーパススルーカメラ x 2、赤外線センサー、深度センサーを搭載しています。
また、アイトラッキング、フェイストラッキング、ハンドトラッキング(コントローラーなし)、高解像度フルカラーパススルー、DisplayPortモード、視野角(FOV) 最大120度、リフレッシュレート 90 Hz、自動IPD調整、
視度調整、専用アプリ「VIVEマネージャー」(設定、管理)、USB 3.2 Gen 1 Type-C ポート x 1、DisplayPort 対応 USB 3.2 Gen 1 Type-C ポート x 1、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2 + BLEに対応しています。
価格は、Amazonで169,000円(税込・ストリーミングキット)です。
関連記事:リアル度が増した「VIVE Focus Vision」のできることを解説
「DPVR P2」
DPVRから発売されたスタンドアロン対応のVRヘッドセッドです(2024/2/22発売)。Qualcomm Snapdragon XR1、6GBメモリ、5.46インチで解像度3664×1920ドットの高解像度ディスプレイ、 128GBストレージ、最大4時間駆動できる5700mAhバッテリ、microSDカードスロットを搭載しています。
また、タッチパッド操作、ストレージ拡張(最大1TB)、IPD 瞳孔間距離の調整(58mm/64mm/70mm)、リフレッシュレート 75Hz、3DoFトラッキング、専用コントローラー(3DoF対応)、デュアル ステレオスピーカー、サラウンドサウンド再生、専用チャージングドックでの充電、DCポートからの給電、、ジャイロスコープ(傾きの検知)、ノイズキャンセリング対応 Bluetooth イヤホン(※別売)、USB Type-C、Wi-Fi、Bluetooth 5.0 BLEに対応しています。
価格は、Amazonで48,000円、楽天市場で58,060円(送料無料)、ヤフーショッピングで57,530円、米国 Amazon.comで$398.00、です。
関連記事:「DPVR P2」はMeta越えの意欲作か? 最新VRヘッドセットと徹底 比較!
「VIVE XR Elite」
HTCから発売されたXRヘッドセットです(2023/2月以降に発売)。
Qualcomm Snapdragon XR2、12GBメモリ、両目3840 x 1920pxのディスプレイ、128GBストレージ、取り外し可能な26.6 Whバッテリークレードルを搭載しています。
また、IPD調整(メガネなしで使用可)、XRパススルー機能、最大リフレッシュレート90Hz、ハンドトラッキング機能、6DoF、デュアルスピーカー、空間オーディオ、「VIVEストリーミング」、「VIVERSE」 (メタバース)、PC接続、単体での使用、Viveport ストアに対応しています。
価格は、Amazonで143,550円(税込)、楽天市場で142,000円(送料無料)、ヤフーショッピングで149,808円、AliExpressで206,043円、です。
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