「Meta Quest 3S」がQuest 3よりもお得な理由を解説!

Meta Quest 3S
5万円以下で買えるMRヘッドセット「Meta Quest 3S」。早くも「安くても高性能でコスパが高い」と評判です。しかし、その一方で「性能が下がっているので、やめておけ」という口コミもあり、購入を迷っている人も多くいるようです。

そこで今回は、満足できる性能なのかを確かめるために、実機のデータを使い、次の7点を重点的に検証してきます。

  1. ディスプレイ解像度
  2. リフレッシュレート
  3. 視野角
  4. レンズ
  5. IPD調整(3段階IAD調整)
  6. カラーパススルー
  7. デザイン装着性

また、前モデル「Meta Quest 3」の違いも比較して紹介!できることやメリット、スペック、購入するべきかどうかを決める重要なポイント、詳細な価格情報もあるのでぜひ参考にしてみてください。

「Meta Quest 3S」が日本で発売!

2024年10月15日、日本で米国 Metaの新製品「Quest 3S」(クエスト 3エス)が発売されます。

Meta Quest 3」シリーズのエントリーモデルとなるMRヘッドセットです。

Metaからは2023年10月に「Quest 3」(クエスト 3)が発売されています。

このMRヘッドセットは「前モデルよりもサクサク動いてゲームも快適」、「外の様子をフルカラーで見られるのが便利」と評判でした。

新モデルはその性能を受け継ぎつつ、よりコストパフォーマンスに優れる製品になっていることで話題になっています。

もちろん、PCと接続してSteamのゲームも快適にプレイできますよ(メガネのスペーサーも付属)。

それでは早速どんなMRヘッドセットなのか、その特徴(メリット)をくわしく見ていきましょう。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ:Meta Quest 3S: Pre-order the newest mixed-reality headset | Meta Store

違い1:解像度1832 x 1920ドットのディスプレイで高精細な映像を表示できる

Meta Quest 3S ディスプレイ

新モデル「Meta Quest 3S」は解像度1832 x 1920ドットのディスプレイを搭載しています。

この解像度は「Meta Quest 2」と同じです。

Meta Quest 3」は 解像度2064 x 2208ドットなので、

新モデルは前モデルよりも解像度が下がっています。

ただし、実機を使ったレビューで検証すると、この解像度の差はほとんど分からないレベルです。

解像度が下がっても、高精細で美しい映像が見られるので心配は不要です。

違い2:リフレッシュレート 90Hz、120Hz対応で滑らかな映像を表示できる

新モデル「Meta Quest 3S」はリフレッシュレート 90Hz、120Hzに対応しています。

一方、前モデル「Meta Quest 3」は72Hz、80Hz、90Hz、120Hzに対応しています。

どちらも90Hz、120Hzに対応している点は同じで、

ゲームや動画で動きの激しいシーンでも滑らかに表示できるというメリットがあります。

では、72Hz、80Hzに対応しているとどのようなメリットがあるのでしょうか?

実はゲームや動画でも、まったく動きが激しくないシーンが多々あります。

このようなシーンではリフレッシュレートの値が低い方がスムーズに再生でき、

余計な電力を消費せずに済みます。

つまり、前モデル「Meta Quest 3」は72Hz、80Hzに対応することで、

動きの遅いシーンでも、最適なフレームレートに合わせて、スムーズに再生できるのです。

この点は新モデルよりも前モデルの方が性能が高い点だといえます。

ただし、この違いは実際に実機を使ってもほとんど気がつかないレベルです。

したがってリフレッシュレートの違いはあまり気にしないでも大丈夫です。

違い3:水平 96度(水平)、垂直90度の視野角で動画もゲームも楽しめる

Meta Quest 3S 視野角

新モデル「Meta Quest 3S」の視野角は水平方向が 96度、垂直方向が90度になっています。

一方、前モデル「Meta Quest 3」は水平方向が110度、垂直方向が96度でした。

新モデルの方が前モデルと比べて視野角が狭くなっています。

ちなみに「Meta Quest 2」の視野角は水平方向が97度、垂直方向が93度で、

こちらも新モデルよりも広い視野角になっています。

視野角が狭いと見える範囲が狭まり、快適に動画やゲームを楽しめないような感じがするので、

この点は非常に不安を感じてしまいます。

しかし、実機を使った映像を見てみると、

動画視聴では視野角の狭さを感じることはありませんでした。

これは、動画が視野全体に広がっているわけではなく、MR空間(部屋)で離れたところにあるスクリーンを見るためです。

MR空間上のスクリーンは十分にワイドな画面なので、視野角はあまり関係がありません。

一方、ゲームでは視野全体に映像が広がるため、視野角の狭さは若干感じます。

Meta Quest 3」では視界の左右に少し余裕があり、背景が見やすくなりますが、

Meta Quest 3S」の場合は前方の風景が近くなり、左右の視界がやや狭く感じます。

ただし、この視野の狭さはそれほど不便を感じるレベルではありません。

ゲームに関しては没入感の高いMR空間のため、視野角を気にせず、

圧倒的にリアルな疑似空間で、スリリングな体験が可能です。

視野角などを気にする余裕もないので、あまり気にしなくても大丈夫です。

違い4:フレネルレンズ搭載でも十分に高画質・満足できるレベル

新モデル「Meta Quest 3S」はフレネルレンズを搭載しています。

フレネルレンズとは平らなプラスチック板に同心円状の溝が刻まれた構造のレンズです。

薄型軽量ですが、その反面、通常のレンズに比べて光学的な歪みが発生しやすいというデメリットがありました。

同じレンズは「Meta Quest 2」にも搭載されています。

一方、前モデル「Meta Quest 3」はパンケーキレンズを搭載していました。

パンケーキレンズは来のフレネルレンズよりも薄く、平たい形状をしているレンズです。

複数の非球面レンズを組み合わせることで、光学的な歪みを抑え、よりクリアで高画質な映像を映し出せるというメリットがあります。

そのため、新モデルは前モデルよりも、歪みが少なく、クリアで高画質な映像を再生できないということになります。

しかし、実機を装着して確かめてみると、フレネルレンズでも十分にきれいな映像で動画やゲームを楽しめます。

Meta Quest 2」とほぼ同じ見え方なので、気になる人はYouTubeなどで確かめてみてもいいでしょう。

前モデル「Meta Quest 3」と比べても遜色ない映りで、満足できるレベルです。

違い5:3段階のIAD調整で快適に映像を見られる

新モデル「Meta Quest 3S」はMeta Quest 3に搭載されていたIPDホイール(瞳孔間距離調整機能)がなくなっています。

IPD(瞳孔間距離)は左右の瞳の中心間の距離を意味し、

MRヘッドセットではこのIPDに合わせて調整することで、より立体的な映像を見られるようになっています。

そのため、新モデルでは個々の顔にフィットさせる微調整ができず、立体感が増した映像を見ることができません。

ただし、新モデルは3段階のIAD調整が可能です。

IAD(軸間距離)はヘッドセットの左右のレンズユニットの軸間の距離を意味し、

これを調整することで、IPD調整と同じような効果を得ることができます。

IAD調整は、IPD調整を補助するものにすぎませんが、

動画やゲームなどを楽しむのに十分な映像を見られるようにしてくれます。

したがって、IPD(瞳孔間距離)調整ができない点はあまり気にする必要はありません。

違い6:カラーパススルー機能で現実の映像を見られる

Meta Quest 3S パススルー

新モデル「Meta Quest 3S」は前モデル「Meta Quest 3」と同じカラーパススルー機能を搭載しています。

そのため、約400万画素のRGBカメラで周囲の様子を18PPD(画角あたり18画素)の解像度で写し出し、

現実世界の映像をカラーでリアルタイムに見ることができます。

ただし、同じカラーパススルー機能でも、新モデルと前モデルは異なった空間認識を用いています。

具体的には、

Quest 3がハードウェアによる深度センサーで空間の形状を識別するのに対し、

Quest 3Sが画像情報を元にした機械学習による推論で深度を推測する点で違っています。

ただし、両社の違いは大きくはなく、

実際に動画やゲームをする上で、その違いに気が付くことはほぼありません。

新モデルは前モデルと異なる方法のカラーパススルー機能を搭載していても、

快適に動画やゲームを楽しめます。

違い7:新デザイン採用でより快適に装着できるように改善

Meta Quest 3S 装着

新モデル「Meta Quest 3S」は前モデル「Meta Quest 3」とは異なるデザインが採用されています。

接眼部分はQuest 3S専用に新規開発され、フェイスプレートのパッドもより快適な素材に変更されています。

また、オプションで通気性の良いメッシュ素材を用いたライトシール(遮光用のパーツ)も用意され、

フィットネス系アプリで汗をかいても快適に使えるようになっています。

※「Meta Quest 3S」のデザインはこちらのYouTube動画でも確認できます。

「Meta Quest 3S」のスペック

  • ディスプレイ 解像度1832 x 1920ドット
    ※20 PPD/773 PPI/Infinite Display/メガネの上から着用可/100% of sRGB
  • レンズ フレネルレンズ、3段階IAD調整
  • 視野角 96度(水平)および90度(垂直)
  • リフレッシュレート 90Hz、120Hz
  • トラッキング 6DoF (回転方向と位置方向の両方に対応)※外部センサー不要/PC接続不要で動作
  • フェイス/アイトラッキング 非対応
  • パススルー カラー(4MP、18PPD)
  • IPD(瞳孔間距離) なし(※個々の顔にフィットさせる微調整ができない)
  • CPU Qualcomm Snapdragon XR2 Gen 2
  • RAM(メモリ)8GB
  • ストレージ 128GB、256GB
  • バッテリー 4324mAh
  • 駆動時間 平均2.5時間
  • 充電 付属の18W電源アダプターで約2.3時間(ヘッドセットのみ)、外付けドックアクセサリー(別売)
    ※充電式バッテリー:非対応
  • カメラ 18 PPDの2つのRGBカメラ
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6E、Bluetooth
  • インターフェース USB Type-C、3.5mmイヤフォンジャック、電源ボタン、LEDインジケータ
  • スピーカー 3Dスペーシャルオーディオ搭載の一体型ステレオスピーカー(40%音量アップ、低音域、最適なL/Rマッチング機能)
  • オーディオ スピーカーはヘッドセットに内蔵・ヘッドフォンなしで使用可能
  • ストラップ ソフトストラップ、ハードストラップは別売り
  • コントローラー Meta Quest Touch Plusコントローラー (触覚フィードバック)
    ※トラッキング:コンピュータビジョンと機械学習によるハイブリッドトラッキング
  • PC接続 Meta Quest LinkケーブルとAir Linkに対応
  • 防水 非対応
  • プライバシー 外部LED、データ保護
  • 対応アプリ 従来モデルと互換性あり
  • アプリストア Metaストア
  • サイズ 不明
  • 重量 約 514 g
  • カラー ホワイト
  • 付属品 標準フェイシャルインターフェースとメガネスペーサーがプリインストール、タッチプラスコントローラー2個、リストストラップ 2本と単三電池 2本、電源アダプター、充電ケーブル

「Meta Quest 3S」のメリット まとめ

Meta Quest 3S 中身

新モデル「Meta Quest 3S」は前モデル「Meta Quest 3」から多くのメリットを引き継いでいます。

MR(複合現実)機能を利用できる

新モデル「Meta Quest 3S」はVR機能だけでなく、現実世界に仮想オブジェクトを重ねて表示できるMR機能も利用できます。そのため、現実の自分の部屋に仮想スクリーンを設置して映画を見たり、ゲームをプレイしたりできます。この機能は「Meta Quest 2」で利用できなかったもので、「Meta Quest 3」から利用できるようになりました。

高性能なSnapdragon XR2 Gen 2で高速に動作する

新モデル「Meta Quest 3S」はQualcommと共同開発したSnapdragon XR2 Gen 2プラットフォームを搭載しています。このプロセッサは従来のMeta Quest 2と比較してグラフィックス性能が2倍向上し、より短いロード時間でゲームやアプリを起動できます。「Meta Quest 3」も同じプロセッサを搭載しています。

Touch Plusコントローラーで快適に操作できる

Meta Quest 3S コントローラー

新モデル「Meta Quest 3S」はTouch Plusコントローラーが付属します。このコントローラーは触覚フィードバック機能付きで、よりリアルなフィードバックを体験できます。また、「Meta Quest 2」にあったトラッキングリングがなくなったことで、より自然な握りで操作できます。

Questストアで豊富なコンテンツを利用できる・Steamゲーム対応

新モデル「Meta Quest 3S」はQuestストアに対応し、様々なジャンルのVRゲーム、フィットネスアプリ、クリエイティブツールなどの膨大なVRコンテンツを利用できます。また、Steam Linkアプリに対応し、PCで遊んでいるSteamゲームを、ワイヤレスでVRヘッドセットにストリーミングしてプレイすることもできます。

軽量なボディで長時間装着しても疲れにくい

新モデル「Meta Quest 3S」は重量 514gで長時間装着していても疲れにくくなっています。前モデルの「Meta Quest 3」は約515gで新モデルとほぼ同じ重さです。「Meta Quest 2」は最も軽く、約503gでした。

4324mAhバッテリー搭載で2.5時間 使用できる

新モデル「Meta Quest 3S」は4324mAhバッテリーを搭載し、平均的な使い方で2.5時間使用できるようになっています。Meta Quest 3は5060mAhバッテリー搭載でしたが、駆動時間が2.2時間と新モデルよりも短くなっています。「Meta Quest 2」は3640mAhバッテリー搭載で1.5~2.5時間しか駆動できませんでした。

「Meta Quest 3S」は買うべきか?

Meta Quest 3S 付属品

2023年10月に発売された「Meta Quest 3」の廉価版モデルです。

価格が、販売が中止された「Meta Quest 2」とほぼ同額(128GBで48,800円)になっており、

Meta Quest 3」(81,400円)よりも約3万円ほど安く購入できるようになっています。

ただし、新モデルは廉価版のため、性能は前モデル「Meta Quest 3」の方が上になります。

具体的には、Quest 3SQuest 3にはディスプレイの「解像度」、「視野角」、「レンズ」などが違っており、よりクオリティの高い映像を視聴できるのがQuest 3です。

コストダウンしたQuest 3でも満足できるか?

ただし、すでに解説した通り、実際に使ってみると、それらの差はほとんど感じられず、

新モデルでもほぼ「Meta Quest 3」と同じ感覚で使用できます。

また、IPD調整ができないというデメリットは3段階のIAD調整で補うことができ、

カラーパススルーの見え方もほとんど同じです。

デザインに関しては新しいデザインを採用したことで、

装着性が向上し、長時間つけていても快適に過ごせるようになっています。

(まとめ)

新モデル「Meta Quest 3S」は廉価版で、

性能的には前モデル「Meta Quest 3」に劣るが、その差はあまり大きくありません。

その他のデメリットも大きな不便につながるものはないので、

価格の安い「Meta Quest 3S」は非常にコスパの高いMRヘッドセットであるといえるでしょう。

購入するべきかどうかを決める重要なポイントは、「コストダウンを図ったところに納得できるか」です。

個人的には、無理してQuest 3を買うよりも、Quest 3Sを選んだ方が満足できると思います。

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「Meta Quest 3S」の価格・販売先

Meta Quest 3S 正面

Meta公式サイト

128GBで48,800円、

256GBで64,900円、

で販売されています。

Meta公式サイトで「Meta Quest 3S」をチェックする

ECサイト

Amazonで48,800円(税込・128GBモデル・256GBモデルは64,900円)、

米国 Amazon.comで$350.03 (128GB + Elite Strap)、

で販売されています。

Amazonで「Meta Quest 3S」をチェックする

楽天市場で「Meta Quest 3S」をチェックする

ヤフーショッピングで「Meta Quest 3S」をチェックする

米国 Amazon.comで「Meta Quest 3S」をチェックする

おすすめの類似製品を紹介

Meta Quest 3S」に似た性能をもつVRヘッドセットも販売されています。

「Meta Quest 3」

Metaから発売されたVRヘッドセットです(2023年10月10日 発売)。Qualcomm Snapdragon XR2 Gen 2、8GBメモリ、解像度2064 x 2208ドットのInfinite Display、次世代パンケーキレンズ、128GB、512GBストレージ、平均2.2時間駆動するバッテリー、18 PPDの2つのRGBカメラを搭載しています。

また、MR世界の体験、「カラーパススルー」、「Xbox Cloud Gaming」、Meta Quest Touch Plusコントローラー(触覚フィードバック・付属)、40%音量アップしたステレオスピーカー、、空間オーディオ、リフレッシュレート 90Hz、120Hz (テスト機能使用時)、調節可能なソフトストラップ、USB Type-C、3.5mmイヤフォンジャック、PC接続、Wi-Fi 6E、Bluetooth、Metaストアに対応しています。

価格は、Amazonで81,400円(税込)、楽天市場で81,400円(送料無料)、ヤフーショッピングで83,957円、米国 Amazon.comで$528.01 です。

関連記事:MR機能付きの「Meta Quest 3」とQuest 2を比較

「PICO 4 Ultra」

Pico Technologyから発売されたPico ストア、Steam VR対応のMRヘッドセットです(2024年9月20日発売)。

Qualcomm Snapdragon XR2 Gen 2、2.56インチのMini-LEDディスプレイ(片目 解像度 2160 x 2160 px)、12GB LPDDR5メモリ、256GB UFS 3.1ストレージ、5700mAhバッテリー、32MPのカラーシースルーカメラx2、iToF深度センサーカメラx1、環境トラッキングカメラx4を搭載しています。

また、MR(複合現実)世界の体験、モーショントラッカー「PICO Motion Tracker」(全身トラッキング・別売)、パノラマワークスペース、PICO 4 Ultraコントローラー、リフレッシュレート 90Hz、45W急速充電(QC 4.0 / PD 3.0)、デュアルステレオスピーカー、空間オーディオ、4つのマイク、メガネの装着(スペーサー同梱)、Wi-Fi 7、2×2 MIMO、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで89,800円(税込)、楽天市場で92,164円(送料無料)、AliExpressで105,679円、です。

関連記事:MR対応「PICO 4 Ultra」とMeta Quest 3を比較

HTC「VIVE Focus Vision」

HTCから発売されたVIVEポート ストアに対応したMRヘッドセットです(2024年10月18日発売)。

Qualcomm Snapdragon XR2、5K解像度のディスプレイ、12 GB LPDDR5メモリ、128 GBストレージ、2時間使用できるバッテリー(着脱、交換可能)、内蔵予備バッテリー、microSDカードスロット、トラッキングカメラ x 4、アイトラッキングカメラ x 2、高解像度フルカラーパススルーカメラ x 2、赤外線センサー、深度センサーを搭載しています。

また、アイトラッキング、フェイストラッキング、ハンドトラッキング(コントローラーなし)、高解像度フルカラーパススルー、DisplayPortモード、視野角(FOV) 最大120度、リフレッシュレート 90 Hz、自動IPD調整、視度調整、専用アプリ「VIVEマネージャー」(設定、管理)、USB 3.2 Gen 1 Type-C ポート x 1、DisplayPort 対応 USB 3.2 Gen 1 Type-C ポート x 1、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2 + BLEに対応しています。

価格は、Amazonで169,000円(税込・ストリーミングキット)です。

関連記事:リアル度が増した「VIVE Focus Vision」のできることを解説

「DPVR P2」

DPVRから発売されたスタンドアロン対応のVRヘッドセッドです(2024/2/22発売)。Qualcomm Snapdragon XR1、6GBメモリ、5.46インチで解像度3664×1920ドットの高解像度ディスプレイ、 128GBストレージ、最大4時間駆動できる5700mAhバッテリ、microSDカードスロットを搭載しています。

また、タッチパッド操作、ストレージ拡張(最大1TB)、IPD 瞳孔間距離の調整(58mm/64mm/70mm)、リフレッシュレート 75Hz、3DoFトラッキング、専用コントローラー(3DoF対応)、デュアル ステレオスピーカー、サラウンドサウンド再生、専用チャージングドックでの充電、DCポートからの給電、、ジャイロスコープ(傾きの検知)、ノイズキャンセリング対応 Bluetooth イヤホン(※別売)、USB Type-C、Wi-Fi、Bluetooth 5.0 BLEに対応しています。

価格は、Amazonで48,000円、楽天市場で58,060円(送料無料)、ヤフーショッピングで57,530円、米国 Amazon.comで$398.00、です。

関連記事:「DPVR P2」はMeta越えの意欲作か? 最新VRヘッドセットと徹底 比較!

「VIVE XR Elite」

HTCから発売されたXRヘッドセットです(2023/2月以降に発売)。

Qualcomm Snapdragon XR2、12GBメモリ、両目3840 x 1920pxのディスプレイ、128GBストレージ、取り外し可能な26.6 Whバッテリークレードルを搭載しています。

また、IPD調整(メガネなしで使用可)、XRパススルー機能、最大リフレッシュレート90Hz、ハンドトラッキング機能、6DoF、デュアルスピーカー、空間オーディオ、「VIVEストリーミング」、「VIVERSE」 (メタバース)、PC接続、単体での使用、Viveport ストアに対応しています。

価格は、Amazonで143,550円(税込)、楽天市場で142,000円(送料無料)、ヤフーショッピングで149,808円、AliExpressで206,043円、です。

関連記事:「VIVE XR Elite」はMetaより快適? 人気VRデバイスと徹底 比較!

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