HUAWEI FreeBuds Pro 4徹底レビュー!音質とノイキャンの進化

HUAWEI FreeBuds Pro 4 外観
2025年2月7日に発売されたファーウェイの完全ワイヤレスイヤホンの最上位モデル「HUAWEI FreeBuds Pro 4」は、優れたノイズキャンセリング性能と音質で使いやすいと評判です。

このレビューでは、HUAWEI FreeBuds Pro 4が名機と名高い前モデル「HUAWEI FreeBuds Pro 3」とどのように違い、進化を遂げたのか、その実力を徹底的に比較・検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

HUAWEI FreeBuds Pro 4 の長所(Pros):

  • 形状記憶イヤーチップ(メモリーフォーム)付属による圧倒的な静寂性
  • 低音が引き締まりボーカルが際立つメリハリのある音質
  • うなずくだけで電話に出られる「ヘッドコントロール」機能
  • 100dBの騒音にも対応する強力な通話ノイズリダクション

HUAWEI FreeBuds Pro 4 の短所(Cons):

  • Android用アプリの導入に手間がかかる(Google Play未配信)
  • L2HCコーデックなど一部機能はHUAWEI端末限定
  • 音ゲーなどのシビアな用途では多少の遅延がある

総合評価:

HUAWEI FreeBuds Pro 4は、前機種(FreeBuds Pro 3)に比べて、ノイズを物理的に遮断する性能が格段にアップしました。ノイズキャンセリングが非常に強力で、周りの音がほとんど気になりません。さらに、低音が引き締まり、ボーカルがハッキリ聞こえるため、音楽がとても楽しく感じられます。また、頭を動かすだけで操作できる(うなずき操作など)、新しい便利な機能も加わりました。このイヤホンは、静かに高音質な音楽を楽しみたい方や、会議や電話でクリアな声を届けたいビジネスマンに強くおすすめできる製品です。

この記事で分かること

  1. デザインと装着感: 充電ケース、シルバーストリングデザイン、高級感、重量、装着感、操作方法・使い方、防水・防滴、付属品
  2. 音質の詳細: 音質、デュアルドライバー、ハイレゾ、低音・高音・ボーカル、トリプルアダプティブEQ
  3. ノイズキャンセリング性能: ノイズキャンセリング、ANC、インテリジェント・ダイナミックANC 3.0、外音取り込み、遮音性
  4. 付属品の進化: イヤーピース、イヤーチップ、メモリーフォーム(形状記憶)、シリコン、説明書
  5. 比較と違い: FreeBuds Pro 3、比較、違い、進化点、買い替え
  6. 接続とコーデック: コーデック、LDAC、L2HC、遅延、マルチポイント接続、接続安定性
  7. 操作と機能: 操作方法、ヘッドコントロール、ジェスチャー、タップ操作、装着検出
  8. アプリと連携: アプリ、HUAWEI AI Life、イコライザー、カスタマイズ、ペアリング
  9. バッテリーと充電: バッテリー持ち、再生時間、ワイヤレス充電、充電速度、ケース
  10. 通話品質: 通話品質、マイク性能、風切り音低減、骨伝導VPUセンサー
  11. 価格: 購入先、ファーウェイ公式ストア、amazon、中古

この記事を最後まで読むことで、「HUAWEI FreeBuds Pro 4」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ:HUAWEI FreeBuds Pro 4 – HUAWEI 日本

デザインと装着感:HUAWEI FreeBuds Pro 4の洗練された外観と進化する操作性

HUAWEI FreeBuds Pro 4 ケースを開ける

ここでは、HUAWEI FreeBuds Pro 4の洗練されたデザイン、長時間使用でも快適な装着感、そして新たに追加されたユニークな操作方法について詳しく解説していきます。

デザインと質感

パッケージを開けてまず目を奪われたのは、前モデル「HUAWEI FreeBuds Pro 3」から大きく刷新された高級感のあるデザインです。今回私が使用したのはブラックですが、充電ケースはマットな質感のボディに変更され、その周囲をゴールドのラインが縁取っています。Pro 3のシルバーフロストは鏡面仕上げで指紋が目立ちやすい印象でしたが、Pro 4はセラミック加工のような滑らかな手触りで、指紋も気になりにくく、大人の所有欲を満たしてくれる仕上がりだと感じました。

HUAWEI FreeBuds Pro 4 イヤホン 外観

イヤホン本体のステム(軸)部分には、弦楽器からインスピレーションを得たという「シルバーストリングデザイン」が施されています。光の当たり方で繊細なラインが輝き、ただの機械製品ではない美しさを放っています。カラーバリエーションブラック、ホワイト、グリーンの3色展開で、どれも落ち着いたトーンです。また、イヤホン本体はIP54の防塵防滴性能を備えているため、突然の雨や、ジムでのワークアウト中に汗をかいても故障の心配をせずに使えるのは頼もしいポイントです。

HUAWEI FreeBuds Pro 4 シルバーストリングデザイン

装着感と安定性

装着感については、Pro 3から明確な進化を感じました。イヤホン単体の重量は約5.8gPro 3から変わっていませんが、付属品に大きな変更があります。今回は通常のシリコン製イヤーチップに加え、新たに「メモリーフォーム(形状記憶)スポンジ製」のイヤーチップが同梱されています。

実際にこのメモリーフォームチップ(Mサイズ)を装着して、Spotifyでアップテンポなプレイリストを聴きながら近所を30分ほどジョギング(ランニング)してみましたが、耳穴の形状に合わせてスポンジが膨らむため、密着度が段違いに向上しています。

HUAWEI FreeBuds Pro 4 「メモリーフォーム(形状記憶)スポンジ製」のイヤーチップ

Pro 3では激しく動くと少し位置がずれる感覚がありましたが、Pro 4はピタッと吸い付くような安定感があり、一度も位置を直す必要がありませんでした。休日にAmazon Prime Videoで映画『トップガン マーヴェリック』を2時間通して鑑賞した際も、耳への圧迫感が少なく、痛みや疲れを感じることなく没入できました。

充電ケース

充電ケースは、ポケットにするりと収まるコンパクトなサイズ感です。重さは約47gと軽量で、デニムのコインポケットにも入るほど携帯性に優れています。ヒンジの作りもしっかりしており、開閉時の「パチッ」という音が心地よいです。ただし、イヤホン本体の表面が非常になめらかで光沢があるため、乾燥した指でケースから取り出そうとすると少し滑りやすく感じることがありました。マグネットの吸着力は適切で、収納時にカチッと定位置に収まる感覚は非常にスムーズです。充電端子は汎用性の高いUSB-Cを採用しています。

HUAWEI FreeBuds Pro 4 ブラック ケースの外観

操作性

操作性に関しては、Pro 3の良さを継承しつつ、選択肢が大幅に増えています。基本操作は、ステム部分のくぼみを「つまむ(ピンチ)」動作と、側面を上下に「スワイプ」する動作で行います。音量調整のスワイプ操作は感度が良く、スマホを取り出さずに微調整できるのが便利です。これに加え、Pro 4ではハウジング部分を「タップ」する操作も可能になり、操作の割り当ての自由度が高まりました。

さらに、実際に使ってみて最も感動したのが新機能の「ヘッドコントロール」です。これは、電話がかかってきた際に「うなずく」だけで応答でき、頭を左右に振れば拒否できるという機能です。キッチンで洗い物をしていて両手が濡れているときに着信があったのですが、首を縦に振るだけで通話を開始できたときは、まさに未来を感じました。装着検出機能も優秀で、耳から外すと即座に音楽が停止し、戻すと再生されるレスポンスの良さはストレスフリーです。

防水性能

HUAWEI FreeBuds Pro 4 ケース

イヤホン本体はIP54の防塵防滴性能を備えています。実際にジムでのワークアウト中に汗をかいたり、小雨の中を歩いたりしても問題なく使用できました。ただし、IP54はあくまでイヤホン本体のみに適用され、充電ケースは防水ではない点には注意が必要です。ケースを濡れた手で触ったり、水回りに置いたりするのは避けたほうがよいでしょう。

その他の付属品として、USB Type-C充電ケーブルクイックスタートガイドなどがきちんと揃っています。

充実した付属品

付属品に関しては、Pro 3からの明確なアップグレードを感じました。Pro 3ではシリコン製イヤーチップのみの同梱でしたが、Pro 4ではシリコン製4サイズ(XS, S, M, L)に加え、新たに「メモリーフォーム(形状記憶)スポンジ製」のイヤーチップが3サイズ(S, M, L)同梱されており、合計7ペアもの選択肢があります。自分の耳に完璧に合うサイズを見つけやすいのは大きなメリットです。

まとめ:デザインと装着感

  • 外観デザイン:マットな質感のケースとゴールドの縁取りにより、Pro 3よりも高級感が大幅に向上している
  • イヤホン本体:弦楽器を模したシルバーストリングデザインが個性的で美しい
  • 重量:イヤホン単体は約5.8gと軽量で、長時間の使用でも疲れにくい
  • 装着感:新付属のメモリーフォームイヤーチップにより、密閉感と安定性がPro 3と比較して格段に良くなった
  • 操作性(基本):つまむ、スワイプに加え、タップ操作も可能になり、直感的なコントロールができる
  • ヘッドコントロール:手が離せない時でも、うなずくだけで電話に出られる機能は実用性が非常に高い
  • 防水性能:IP54対応で、スポーツ時の汗や急な雨でも安心して使用できる
  • ケースの使い勝手:コンパクトで携帯性は抜群だが、イヤホンが少し滑りやすく取り出しにくい場面がある

音質

ここではHUAWEI FreeBuds Pro 4の音の特性と調整、ANC(ノイズキャンセリング)と外部音取り込み、通話品質についてレビューします。

音の特性と調整:HUAWEI FreeBuds Pro 4の進化した表現力と没入感

HUAWEI FreeBuds Pro 4 オーディオ

ここでは、ノイズキャンセリング機能を除いた、イヤホン本来の「素の音」の実力について掘り下げていきます。前モデルと比較してスペック表には現れない部分で確実な進化を感じました。

デュアルドライバーが織りなす広帯域サウンド

本機は、中低音域を担当する「11mmダイナミックドライバー」と、高音域を担当する「マイクロ平面振動板ドライバー」を組み合わせたデュアルドライバーユニットを搭載しています。再生周波数帯域14Hzから48kHzと非常に広く、可聴域を超えた空気感まで表現しようとする意図を感じます。この構成自体は前モデルのFreeBuds Pro 3と同様ですが、デジタルクロスオーバー技術により各ドライバーを干渉させずに駆動させる仕組みが熟成され、チューニングには明確な変化が感じられました。

実際に聴いてわかったPro 3からの進化点

実際にLDACコーデック(ハイレゾ音質)で接続し、Amazon Music UnlimitedでYOASOBIの『アイドル』などのポップスや、重厚なクラシック音源を聴いてみました。

まず驚かされたのは「ボーカルの近さ」です。Pro 3では、楽曲によってはボーカルが楽器音に少し埋もれて聞こえることがありましたが、Pro 4では中音域の密度が増し、ボーカルが一歩前に出てきて息遣いまでクリアに聴こえます。音の傾向としては、低音と高音に適度なメリハリを持たせた「弱W字型」に近い印象を受けました。Pro 3低音は柔らかく広がるタイプでしたが、Pro 4低音は「ドンッ」というアタック感が強く、タイトに引き締まっています。ベースラインの沈み込みが深く、バスドラムのキック音もボワつかずにドシッと響くため、ロックやEDMを聴いた時の高揚感が段違いでした。

高音域に関しては、マイクロ平面振動板ドライバーのおかげで、シンバルの金属音やピアノの余韻が非常にきらびやかです。それでいて、耳に刺さるような不快な鋭さはなく、長時間聴いていても聴き疲れしにくい絶妙なバランスに仕上がっています。解像度も非常に高く、音が団子にならず一つ一つが分離して聴こえるため、今まで気づかなかった背景の微細な音に気づくこともありました。

常にベストな音を届ける「トリプルアダプティブEQ」

こうした高音質体験を裏で支えているのが「トリプルアダプティブEQ」です。これは、音量レベル、個々人の耳の構造、そしてリアルタイムの装着状態を検知し、自動的にイコライザーを調整してくれる機能です。例えば、食事中などでイヤホンの装着が少し緩んだりしても、低音が抜けて音がスカスカにならず、常にベストなバランスで音楽を楽しめる安心感がありました。

自分好みに染められる「HUAWEI AI Life」とイコライザー

さらに自分好みの音を追求したい場合は、専用アプリ「HUAWEI AI Life」が活躍します。アプリ内の「音質設定では、従来の「低音強調」や「高音強調」といったプリセットに加え、Pro 4では新たに「プロフェッショナルEQ」として「バランス」や「クラシック」という項目が追加されました。実際に「クラシック」モードでオーケストラ音源を聴くと、音場がグッと広がり、コンサートホールで聴いているような立体感が生まれます。

もちろん、10バンドのカスタムイコライザーも搭載されており、細かく周波数帯域を調整できるため、オーディオファンにとってもいじりがいのある仕様になっています。

まとめ:音の特性と調整

  • ドライバー構成:11mmダイナミック+マイクロ平面振動板のデュアル構成で、Pro 3同様にパワフルかつ繊細な広帯域再生を実現。
  • 音の傾向:Pro 3のウォームな音から変化し、低音の締まりとボーカルの明瞭感が向上したメリハリのあるサウンド。
  • 高音域:平面振動板由来の伸びやかさがあり、クリアだが聴き疲れしない絶妙なチューニング。
  • 中音・ボーカル:中音域の密度が高く、ボーカルが楽器に埋もれず一歩前に出てくるような存在感がある。
  • 低音域:Pro 3よりもアタック感が強く、ボワつきのないタイトで深い沈み込みを楽しめる。
  • 自動調整:トリプルアダプティブEQにより、装着状態や音量に合わせて常に最適な音質に自動補正される。
  • アプリ活用:HUAWEI AI Lifeアプリで10バンドのカスタムEQが可能。新設された「プロフェッショナルEQ」も実用的で調整の幅が広がった。

ノイズキャンセリングと外部音取り込み:HUAWEI FreeBuds Pro 4の圧倒的な静寂と自然な環境音

HUAWEI FreeBuds Pro 4 ノイズキャンセリング

ここでは、進化したノイズキャンセリング機能と、まるで耳に何も着けていないかのように自然な外部音取り込みモードについて、前モデルとの違いや具体的な使用シーンを交えて解説していきます。

形状記憶イヤーチップがもたらす「物理的な」進化

まず、スペック表だけでは伝わりにくい最大の進化点からお伝えします。それは、前モデル「HUAWEI FreeBuds Pro 3」の強力なノイズキャンセリング性能を土台にしつつ、新たに「形状記憶(メモリーフォーム)イヤーチップ」が標準付属したことです。Pro 3も優秀でしたが、シリコンチップではどうしても耳の形状によってわずかな隙間ができ、そこから高音域のノイズが侵入することがありました。

しかし、Pro 4のメモリーフォームチップは耳の中で膨らんで隙間を完全に埋めてくれます。これにより、ANC(アクティブノイズキャンセリング)をオンにする前の「パッシブな遮音性」だけで、Pro 3と比較して約30%も向上していると感じました。この物理的な遮断性の高さが、デジタル処理によるANCの効果を最大限に引き出しています。

騒音が消える魔法体験:カフェと地下鉄での実証

HUAWEI FreeBuds Pro 4 装着

実際に、この進化を体感するために騒がしい場所へ出向いてみました。まずは週末の混雑したカフェです。ここで「インテリジェント・ダイナミックANC」をオンにし、Apple Musicでジャズピアノの静かな曲を再生しました。驚いたのは、Pro 3ではわずかに聞こえていた隣の席の話し声や、食器がぶつかるカチャカチャという高音のノイズが、Pro 4ではフッと遠のき、ほぼ無音の世界に変わったことです。耳にツンとするような特有の圧迫感(閉塞感)もほとんどなく、長時間作業に集中できました。

次に、より過酷な環境である地下鉄に乗車しました。ここでは「ウルトラ」モード相当の強力なキャンセリングが自動で適用されます。電車の「ゴォーッ」という重低音の走行音が、まるでボリュームつまみを限界まで絞ったかのように消え去りました。Pro 3でも低音ノイズはよく消えていましたが、Pro 4は形状記憶チップのおかげで、さらに一段階深い静寂が得られます。また、ANCをオンにしても再生中の音楽の低音が不自然に膨らんだり、高音が曇ったりするような音質変化は感じられず、純粋に音楽だけが浮かび上がる感覚に感動しました。

つけっぱなしで過ごせる自然な「外音取り込み」

ノイズキャンセリングと同様に重要なのが「外部音取り込み(トランスペアレンシー)」モードです。イヤホンの軸を長押し(ピンチして維持)するだけで瞬時に切り替わります。コンビニのレジで会計をする際や、駅のホームでアナウンスを聞く際に使用しましたが、その聞こえ方は極めて自然です。マイクで拾って増幅したような「サーッ」というホワイトノイズや、機械的で不自然な響きが一切ありません。まるでイヤホンを外しているかのように、店員さんの声や自分の話し声がクリアに聞こえます。

また、屋外で使用した際の「風切り音」の抑制も優秀です。風の強い日に歩いていても、ボボボッという不快な風切り音がマイクに入り込むことがほとんどなく、ストレスを感じませんでした。このあたりの環境適応能力の高さは、さすがフラグシップモデルだと感じさせる完成度です。

まとめ:ANCと外部音取り込み

  • 進化のポイント:新たに付属した形状記憶イヤーチップにより、物理的な遮音性がPro 3比で大幅に向上している
  • ノイズキャンセリング効果:低音の走行音から高音の話し声まで、広範囲のノイズを強力にカットし、Pro 3以上の静寂を実現
  • 使用感(圧迫感):強力な消音効果でありながら、耳への圧迫感や閉塞感が少なく快適である
  • 音質への影響:ANCオン時でも音楽のバランスが崩れず、低音の歪みや音質の劣化を感じさせない
  • 外音取り込みの自然さ:機械的なノイズ感がなく、イヤホンをしていないかのように周囲の音がクリアに聞こえる
  • 環境適応能力:風切り音の抑制が優秀で、屋外での使用時も不快なノイズに悩まされない
  • 操作性:軸を長押しするだけでモード切り替えができ、レジ対応などもスムーズに行える

通話品質:HUAWEI FreeBuds Pro 4のクリアな音声と強力なノイズ除去

HUAWEI FreeBuds Pro 4 通話

ここでは、ビジネスシーンや日常の通話において重要なマイク性能と、驚異的なノイズリダクション機能について、前モデルと比較しながら解説します。

声だけを届ける「静寂」の通話体験

仕事柄、移動中やカフェでオンライン会議に参加することが多いのですが、HUAWEI FreeBuds Pro 4の通話品質には本当に助けられています。本機には、3つの高感度マイクに加え、骨伝導VPUセンサーが搭載されており、自分の声を骨の振動から直接ピックアップします。さらに、ディープニューラルネットワーク(DNN)アルゴリズムが周囲のノイズと声をAIで識別し、切り分けることで、騒音下でも「声」だけを鮮明に相手に届けてくれます。

100dBの騒音にも負けない強力な抑制力

実際にその実力を試すため、交通量の多い大通りの交差点で友人に電話をかけてみました。Pro 3も通話品質には定評がありましたが、Pro 4はさらに進化しており、なんと100dBクラスの騒音環境にも対応しているとのことです。友人に確認したところ、「車の音は全く聞こえず、静かな部屋にいるみたいに声がはっきり聞こえる」と驚かれました。

試しに録音データを聞き返してみると、背後を通り過ぎるトラックの走行音や街の喧騒が見事に消され、私の声だけが少しデジタル処理されたような質感ながらも、非常にクリアに記録されていました。カフェでの使用時も、周囲の話し声や食器の音を見事にカットしてくれるため、重要な商談でも安心して使えます。

強風の中でも会話が途切れない

屋外での通話で天敵となるのが「風切り音」です。Pro 4は風速10m/sの環境にも対応する風ノイズ低減設計が施されています。実際に風の強い日に歩きながら通話をした際、Pro 3では時折「ボボボ」という音が混じることがありましたが、Pro 4では風切り音がスッと抑え込まれ、こちらの声が途切れることなくスムーズに会話を続けられました。マイクの物理的な設計とアルゴリズムの連携がうまく機能している印象です。また、通話中に自分の声が自然に聞こえるため、カナル型特有の密閉感による話しにくさも感じませんでした。

安定した接続性

接続環境についても、Bluetooth 5.2と安定したアンテナ設計のおかげか、駅の人混みの中で通話してもプツプツと途切れることはありませんでした。Pro 3も優秀でしたが、Pro 4はさらに過酷な環境下での安定感が増しており、場所を選ばずに高品質な通話ができる信頼できるパートナーだと感じました。

まとめ:通話品質

  • マイク性能:3つのマイクと骨伝導VPUセンサーの連携により、声を鮮明にピックアップし、クリアな音声を相手に届ける
  • ノイズ抑制:100dBの騒音環境に対応し、交通量の多い場所やカフェでも周囲の雑音を強力にカットする
  • 風切り音耐性:風速10m/sにも耐える設計で、屋外の強風下でも風切り音を効果的に抑制し、会話が途切れない
  • 進化点:Pro 3と比較して、より騒音の激しい環境(100dBクラス)でのノイズ除去能力と声のクリアさが向上している
  • 接続安定性:人混みの中でも接続が安定しており、通話が途切れるストレスがない

バッテリー性能:HUAWEI FreeBuds Pro 4のスタミナ進化とワイヤレス充電

HUAWEI FreeBuds Pro 4 バッテリー

ここでは、前モデルから地味ながら確実に進化したバッテリー性能と、日々の使い勝手を大きく左右する充電周りについて、実体験を交えてレポートします。

わずか30分の差が生む「余裕」

まずはイヤホン単体の再生時間についてです。カタログスペックを見ると、ノイズキャンセリング(ANC)をオンにした状態で、前モデル「HUAWEI FreeBuds Pro 3」は約4.5時間でしたが、今回の「HUAWEI FreeBuds Pro 4」は約5時間へと延びています。たった30分の違いと思われるかもしれませんが、実際に使ってみるとこの差は意外と大きいと感じました。

私は普段、ANCをオンにし、かつ高音質なLDACコーデックで音楽を聴きながら集中して作業をすることが多いのですが、Pro 3のときは「そろそろバッテリーが切れるかな」と気になり始めるタイミングで通知が来ることがありました。しかしPro 4では、午後の作業を一通り終えるまでバッテリー切れの警告音を聞くことなく使い続けられました。

もちろんLDAC接続時は公称値より短くなる傾向にありますが、それでも「あと少し」の粘りが増したことで、バッテリー残量を気にするストレスが減ったのは嬉しい進化です。ANCオフ時であれば最大7時間持つため、長距離フライトでも映画を数本見るには十分なスタミナと言えます。

ケース充電の高速化とワイヤレス充電の恩恵

ケースを含めた総再生時間は、ANCオフ時で最大33時間となり、Pro 3の31時間から2時間ほど延びています。毎日数時間使っても、ケース自体の充電は週に1回程度で済む感覚です。

また、地味に便利になったのがケース自体の充電速度です。空の充電ケースを有線(USB-C)でフル充電する時間が、Pro 3の約60分から、Pro 4では約50分へと短縮されました。出かける直前に「充電し忘れていた!」と気づいても、身支度をしている間にサッと充電できるのは助かります。さらに、Pro 3同様に最大2Wのワイヤレス充電(Qi規格)にも対応しています。帰宅後に充電パッドにポンと置くだけで済むので、ケーブルを抜き差しする手間がなく、毎日使う道具としてこの手軽さは外せません。

アプリ「HUAWEI AI Life」を使えば、左右のイヤホンとケースそれぞれのバッテリー残量を%単位で正確に確認できるため、管理もしやすいです。

まとめ:バッテリー性能

  • 単体再生時間(ANCオン):Pro 3の約4.5時間から約5時間に延長され、作業中のバッテリー切れリスクが減った
  • 単体再生時間(ANCオフ):最大約7時間持ち、長時間の移動でも安心できる
  • 総再生時間:ケース込みで最大33時間(ANCオフ時)使用可能で、Pro 3よりもスタミナが向上している
  • 充電速度:ケースの有線フル充電時間が約50分に短縮され、急な充電ニーズにも強くなった
  • ワイヤレス充電:Qi規格に対応しており、置くだけで手軽に充電できる利便性は健在
  • LDAC使用時:高音質コーデック使用時は消耗が早まるものの、進化したバッテリー容量で実用性は確保されている

接続とコーデック:HUAWEI FreeBuds Pro 4の安定性と高音質LDACの実力

HUAWEI FreeBuds Pro 4 グリーン、ホワイト

ここでは、ワイヤレスイヤホンの快適さを左右する接続の安定性、高音質コーデックの実用性、そして複数デバイスを使いこなすためのマルチポイント機能について、実際の使用感を交えて解説します。

途切れない安心感とLDACの高音質

まず注目したいのは、ハイレゾ相当の高音質伝送ができる「LDAC」コーデック使用時の接続安定性です。一般的にLDACはデータ転送量が多いため、混雑した場所では接続が不安定になりがちです。しかし、HUAWEI FreeBuds Pro 4LDAC(音質優先モード)に設定し、通勤ラッシュ時の新宿駅構内を歩いてみましたが、音がプツプツと途切れることは一度もありませんでした。前モデル「HUAWEI FreeBuds Pro 3」も接続性は優秀でしたが、Pro 4ではアンテナ設計がさらに洗練されたのか、スマホをバックパックに入れたまま人混みを歩いても盤石の安定感があります。

自宅でスマホをリビングに置いたまま、壁を隔てた別の部屋へ移動してみましたが、約10メートル離れても音楽は途切れることなく再生され続けました。なお、本機はHUAWEI独自の「L2HC 4.0」という超高ビットレートコーデックにも対応していますが、対応するHUAWEI製スマートフォンが国内では限られているため、基本的には多くのAndroid端末で使えるLDACでの運用がメインになります。iPhone(AAC接続)でも十分に高音質ですが、AndroidユーザーならLDACによる濃密な情報量をぜひ体験してほしいところです。

動画は快適、ゲームは「低遅延モード」でカバー

動画視聴時の遅延に関しては、YouTubeやNetflixで映画を見ても、口の動きと声がずれるような違和感は全くありませんでした。ストレスなくコンテンツに没入できます。一方で、タイミングがシビアなリズムゲーム(音ゲー)をプレイする際は、アプリ「HUAWEI AI Life」から「低遅延モード」をオンにするのが必須です。

実際に『プロジェクトセカイ』をプレイしてみましたが、標準モードではタップ音のズレが気になったものの、低遅延モードをオンにするとカジュアルに遊ぶ分には問題ないレベルまで遅延が短縮されました。ただ、LDAC接続でマルチポイント機能を併用しながら低遅延モードを使うと、ごく稀に挙動が不安定になることがあったため、ゲームに本気で集中したい時は接続を1台に絞るのがおすすめです。

ストレスフリーなマルチポイント接続

仕事とプライベートでデバイスを使い分けている私にとって、2台のデバイスに同時接続できる「マルチポイント機能」は欠かせません。WindowsのノートPCでWeb会議に参加しつつ、個人のiPhoneで着信を待つといった使い方が可能です。

切り替えの挙動は「再生中の音声が優先される(先勝ち)」タイプでした。PCで音楽を止めてからスマホで再生ボタンを押すと、2〜3秒ほどのタイムラグでスムーズに切り替わります。Pro 3では稀に切り替え時に接続が迷うような挙動がありましたが、Pro 4ではそのあたりがスムーズになり、よりシームレスに行き来できるようになりました。HUAWEI端末同士であれば、ケースを開けるだけで画面に接続ガイダンスが出る「ポップアップペアリング」も健在で、エコシステム内での連携は非常に強力です。

まとめ:接続とコーデック

  • 接続安定性:LDAC接続時でも人混みや壁越しで音が途切れにくく、Pro 3同様に非常に高い安定性を誇る
  • 対応コーデック:LDACに対応しており、Android端末ではハイレゾ相当の高音質再生が可能(L2HC 4.0は対応機種が限定的)
  • 動画の遅延:YouTubeなどの動画視聴では遅延を感じることなく快適に楽しめる
  • ゲームの遅延:標準では遅延があるが、低遅延モードを使用すればリズムゲームもカジュアルに遊べるレベルに改善される
  • マルチポイント:PCとスマホなど2台同時接続が可能で、再生停止による切り替えもPro 3よりスムーズになった印象
  • ペアリング:HUAWEI端末であればポップアップで簡単に接続でき、それ以外の端末でも背面のボタンで手軽にペアリング可能

連携機能:HUAWEI FreeBuds Pro 4をもっと便利にするスマートな機能群

ここでは、HUAWEI FreeBuds Pro 4を単なる「聴く道具」から「生活をアシストするデバイス」へと進化させる、連携機能や便利機能について深掘りします。HUAWEIエコシステム内での強力な連携はもちろん、日常のふとした瞬間に役立つ機能の実用性を検証しました。

HUAWEIユーザーなら活用したい「オーディオ共有」

まず試したのが、1台のデバイスの音声を2組のイヤホンで同時に聴ける「オーディオ共有」機能です。これを利用するには、HarmonyOS 3.0以上を搭載したHUAWEI製スマートフォンやタブレットが必要という条件がありますが、条件さえ合えば非常に強力です。

友人とカフェでHUAWEI MatePad(タブレット)を囲み、それぞれがPro 4Pro 3を装着して同じ映画を鑑賞してみました。遅延や音ズレもなく、二人だけの映画館のような空間が手軽に作れるのは感動的です。ただし、検証中に気づいた点として、このオーディオ共有中は「空間オーディオ」機能が同時に使用できませんでした。没入感重視で空間オーディオを使いたい場合は単独使用に限られますが、旅先や移動中に二人でコンテンツをシェアする体験は、この制約を補って余りある楽しさがあります。

素早く呼び出せる「音声アシスタント」

日常使いで地味ながら便利だったのが、スマートフォンの音声アシスタント呼び出しです。デフォルトの設定ではステム(軸)の長押しはノイズキャンセリングの切り替えに割り当てられていますが、アプリ「HUAWEI AI Life」を使うことで、左右どちらかの長押し操作を「ボイスアシスタントの起動」に変更できます。

実際に左側の長押しをアシスタント起動に設定し、外出中に「今日の天気は?」とGoogleアシスタント(iPhoneならSiri)を呼び出してみました。Pro 3と比較してマイクの集音性能が上がっているおかげか、騒がしい屋外でも小声で指示が通りやすく、誤認識されるストレスが減ったように感じます。スマホを取り出さずにスケジュール確認やリマインダー登録ができるため、手が塞がっている買い物帰りなどで重宝しました。

いざという時に頼れる「イヤホンを探す」機能

完全ワイヤレスイヤホンで最も怖いのが「紛失」ですが、Pro 4には安心の「イヤホンを探す」機能が搭載されています。実際に部屋の中で片方のイヤホンが見当たらなくなったと仮定して、アプリから「音を鳴らす」機能を試してみました。

「リンリン」という高音のアラーム音がイヤホン単体から鳴り響き、クッションの隙間に挟まっていたイヤホンをすぐに見つけ出すことができました。Pro 3でも同様の機能はありましたが、Pro 4の方が最大音量がわずかに大きく聞こえ、より発見しやすくなっている印象を受けました。アプリ上の地図で最後に接続したおおよその場所も確認できるため、外出先で落とした際の手がかりとしても役立ちそうです。

まとめ:連携機能

  • オーディオ共有:HarmonyOS 3.0以上の端末があれば、2人で高音質をシェアできるが、空間オーディオとの併用は不可
  • 音声アシスタント:アプリで長押し操作に割り当て可能。マイク性能の向上により、Pro 3よりも屋外での音声認識精度が高く実用的
  • 探す機能:イヤホン単体から音を鳴らして場所を特定できる機能は、紛失時の強い味方になる
  • アプリの使い勝手:HUAWEI AI Lifeアプリで各種設定のカスタマイズや探索機能へのアクセスがスムーズに行える
  • エコシステム連携:HUAWEI製品同士であれば、接続や共有機能がシームレスに動作し、利便性が最大化される

検証してわかったHUAWEI FreeBuds Pro 4のメリット・デメリット

HUAWEI FreeBuds Pro 4を実際に使用し、前モデル「HUAWEI FreeBuds Pro 3」と比較しながら徹底的に検証を行いました。スペック表だけでは見えてこない、実際の使い勝手や音質の変化など、購入を検討する上で知っておくべきメリットとデメリットを詳しく解説します。

メリット(長所、利点)

メリット1:メモリーフォームチップによる静寂性の向上(FreeBuds Pro 3はシリコンのみ)

最大のメリットは、付属品の充実によるノイズキャンセリング体験の向上です。Pro 4には、通常のシリコン製イヤーチップに加え、新たに「形状記憶(メモリーフォーム)イヤーチップ」が3サイズ(S/M/L)同梱されています。Pro 3はシリコン製のみの付属でした。

このメモリーフォームチップを使用することで、耳の中の隙間が物理的に埋まり、パッシブノイズキャンセリング(物理的な遮音)性能がPro 3と比較して約30%も向上しています。デジタル処理のANCと合わせることで、カフェの話し声や電車の走行音など、幅広い帯域のノイズを強力にシャットアウトできる静寂性は圧巻です。

メリット2:ヘッドコントロール機能でハンズフリー操作(FreeBuds Pro 3は非対応)

操作性における大きな進化点が「ヘッドコントロール」機能です。これは、着信時に頭を縦に振る(うなずく)だけで電話に応答し、横に振るだけで拒否できるというものです。Pro 3には搭載されていない機能であり、洗い物で手が濡れている時や、荷物で両手がふさがっている時などに非常に重宝します。日常のちょっとした不便を解消してくれる、実用性の高い機能だと感じました。

メリット3:音質のチューニング変更で低音とボーカルが際立つ

ドライバー構成自体はPro 3と同じ「デュアルドライバー(ダイナミック+マイクロ平面振動板)」ですが、音の味付け(チューニング)は確実に進化しています。Pro 3が全体的に柔らかくウォームな音質だったのに対し、Pro 4は低音のアタック感が強まり、ボーカルがより明瞭に前に出てくる「メリハリのあるサウンド」に変化しました。

特にベースラインの締まりが良く、リズム感が心地よいため、ポップスやロックを聴いた時の高揚感はPro 4の方が上だと感じました。LDACコーデックによるハイレゾ再生時の解像度も健在で、楽器一つ一つの音がクリアに分離して聞こえます。

メリット4:バッテリー持ちの改善とワイヤレス充電の利便性

バッテリー性能も地味ながら強化されています。ノイズキャンセリング(ANC)をオンにした状態でのイヤホン単体再生時間が、Pro 3の約4.5時間から、Pro 4では約5時間へと延びました。また、ケース込みの総再生時間(ANCオフ時)も最大31時間から33時間へと向上しています。

充電ケースはPro 3同様にQi規格の「ワイヤレス充電」に対応しており、帰宅後に充電パッドに置くだけで手軽にチャージできる利便性はそのまま継承されています。

デメリット(短所、欠点)

デメリット1:独自コーデックL2HC 4.0の実用性が低い

スペック上で謳われている超高ビットレートコーデック「L2HC 4.0」ですが、これを利用するには対応するHUAWEI製スマートフォンが必要です。日本国内では対応端末が限られているため、多くのAndroidユーザーにとってはLDAC接続が最高音質となります。iPhoneユーザー(AAC接続)も含め、ポテンシャルをフルに発揮できる環境が限定的である点は惜しいポイントです。

デメリット2:ゲームプレイ時の遅延と取り出しにくさ

動画視聴では気になりませんが、音ゲーなどのタイミングがシビアなゲームプレイ時には、標準モードでは遅延を感じることがあります。アプリで「低遅延モード」をオンにすれば改善されますが、Pro 3同様に劇的なゼロ遅延とまではいきません。また、イヤホン本体が光沢仕上げで滑りやすく、乾燥した指ではケースから少し取り出しにくいと感じる場面がありました。

デメリット3:Androidアプリの導入に手間がかかる(Google Play未配信)

各種設定に必要な専用アプリ「HUAWEI AI Life」ですが、Android版はGoogle Playストアで配信されていません。公式サイトから直接ファイルをダウンロードするか、HUAWEI独自のストアアプリを経由する必要があり、セキュリティ警告が出ることもあって導入のハードルが高いと感じました。iPhone(App Store)では通常通りインストールできるため、Androidユーザー特有の悩みと言えます。

まとめ:メリット・デメリット

HUAWEI FreeBuds Pro 4は、前モデルPro 3の弱点を着実に潰し、形状記憶イヤーチップの採用やヘッドコントロール機能の追加によって、より完成度を高めたモデルと言えます。特にノイズキャンセリング性能と装着感の向上は著しく、静寂の中で高音質な音楽を楽しみたいユーザーにとっては間違いなく買いの選択肢になります。

一方で、Androidアプリの導入ハードルやL2HCコーデックの環境依存など、一部のユーザーには注意が必要な点もありますが、総合的な満足度は非常に高いフラグシップイヤホンです。

HUAWEI FreeBuds Pro 4のスペック(仕様)

  • 形式: カナル型(完全ワイヤレスイヤホン)
  • オーディオ: 11mmダイナミックドライバー + マイクロ平面振動板ドライバー(デュアルドライバー)
  • 音声: ハイレゾオーディオ認証、HUAWEI SOUND
  • コーデック: LDAC、L2HC、AAC、SBC
  • バッテリー: イヤホン55mAh / 充電ケース510mAh(リチウムイオンポリマー)
  • 駆動時間: イヤホン単体最大7時間(ANCオフ)/ 最大5時間(ANCオン)、ケース併用最大33時間(ANCオフ)
  • 充電: USB Type-C(有線)、ワイヤレス充電対応(最大5W)
  • 通信: Bluetooth 5.2
  • マイク: トリプルマイク + 骨伝導VPUセンサー(3マイク+骨伝導)
  • 防水: IP54(イヤホン本体のみ、防塵・防滴)
  • 操作: ピンチ(つまむ)、スワイプ、タップ、ヘッドコントロール(うなずく/頭を振る)
  • 接続: マルチポイント接続(2台同時接続)、ポップアップペアリング(EMUI 10.0以降)
  • 機能: インテリジェントダイナミックANC 3.0、トリプルアダプティブEQ、デジタルクロスオーバー
  • アプリ: HUAWEI AI Life
  • 筐体: シルバーストリングデザイン、セラミックDECO(ケース)、ショートスティック形状
  • サイズ: イヤホン 約29.1 x 21.8 x 23.7 mm / ケース 約46.9 x 65.9 x 24.5 mm
  • 重量: イヤホン単体 約5.8g / ケース 約47g
  • カラー: ブラック、ホワイト、グリーン
  • 対応OS: iOS、Android、Windowsなど(Bluetooth対応デバイス)
  • 付属品: 充電ケース、イヤーチップ(シリコン4種/メモリーフォーム3種)、USBケーブル、ガイド類

HUAWEI FreeBuds Pro 4の評価

HUAWEI FreeBuds Pro 4 ケースとイヤホン

8つの評価基準で「HUAWEI FreeBuds Pro 4」を5段階で評価してみました。

項目別評価

デザインと装着感:★★★★★

前モデルより高級感が増したマットなケースと美しいシルバーストリングデザインが魅力。新付属のメモリーフォームチップにより、装着時の密閉度と安定性が劇的に向上しました。

音質(基本性能):★★★★★

デュアルドライバーの構成は継承しつつ、低音のアタック感とボーカルの明瞭さが際立つチューニングへ進化。LDAC対応で、繊細かつ迫力あるサウンドを楽しめます。

ACN・外部音取り込み:★★★★★

形状記憶チップによる物理遮音とAI制御のANC 3.0が融合し、前モデルを凌駕する静寂を実現。外部音取り込みも非常に自然で、つけっぱなしでも快適です。

バッテリー持続時間:★★★★☆

ANCオン時の単体再生時間が約5時間へと若干向上し、ケース込みで最大33時間のスタミナを確保。ワイヤレス充電にも対応しており、日常使いで不便を感じません。

接続と遅延:★★★★☆

LDAC接続でも人混みで途切れにくい高い安定性を誇ります。マルチポイント接続もスムーズで、低遅延モードを使えばゲームプレイ時のストレスも軽減されます。

機能:★★★★☆

首を振るだけで着信操作ができる「ヘッドコントロール」が非常に実用的。HUAWEI端末との連携機能も強力ですが、Androidアプリの導入に少し手間がかかる点が惜しいです。

通話品質:★★★★★

100dB級の騒音下でも声をクリアに届ける強力なノイズリダクションを搭載。風切り音にも強く、ビジネスシーンや屋外での通話において最強クラスの性能です。

コストパフォーマンス:★★★★☆

3万円を切る価格で、他社の最上位モデルに匹敵する音質とANC性能を搭載。付属品の充実ぶりも含め、価格以上の満足感が得られる一台です。

総評:★★★★★

物理とデジタルが融合した「静寂」と「音」の進化

HUAWEI FreeBuds Pro 4は、前モデルFreeBuds Pro 3から「音質」と「ノイズキャンセリング」において飛躍的な進化を遂げました。最大の特徴は、新たに標準付属となったメモリーフォームイヤーチップによる物理的な遮音性の向上です。これにインテリジェント・ダイナミックANC 3.0が組み合わさることで、Pro 3では消しきれなかった帯域のノイズまでシャットアウトされ、圧倒的な静寂を手に入れられます。音質面でも、低音の締まりとボーカルの抜けの良さが強化され、よりメリハリのあるリスニング体験が可能になりました。

ハンズフリーの新境地と実用的な機能美

機能面での最大のハイライトは、うなずくだけで電話に出られる「ヘッドコントロール」機能です。手が濡れている時や荷物を持っている時に、デバイスに触れずに操作できる体験は、一度使うと手放せない便利さがあります。また、ケースの質感向上や、風切り音耐性の強化など、細部にわたって「使いやすさ」がブラッシュアップされており、カタログスペック以上の進化を実感できる仕上がりです。Androidでのアプリ導入に一手間かかる点を除けば、ハードウェアとしての完成度は極めて高いと言えます。

最高の没入感と効率を求める人に最適

HUAWEI FreeBuds Pro 4は「静寂の中で高音質な音楽に没頭したい人」や「場所を選ばずクリアな通話をしたいビジネスパーソン」に最適な一台です。特に、前モデルからの買い替えを検討している方や、音質と機能性の両方で妥協したくない方にとって、期待を裏切らない製品になるでしょう。HUAWEIユーザーはもちろん、LDAC対応のAndroidスマホを使用しているユーザーであれば、その真価を存分に発揮できるはずです。

HUAWEI FreeBuds Pro 4の価格・購入先

HUAWEI FreeBuds Pro 4 イヤホンの正面 外観

※価格は2025/11/25に調査したものです。価格は変動します。

HUAWEIの公式オンラインストア

20,800円(※セール価格・通常価格は28,800円)で販売されています。

HUAWEIの公式オンラインストアで「HUAWEI FreeBuds Pro 4」をチェックする

ECサイト(Amazon、楽天、ヤフーなど)

  • Amazonで19,760円(税込)、
  • 楽天市場で20,800円(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで20,800円(送料無料)、
  • AliExpressで29,196円、
  • 米国 Amazon.comで20,108円、

で販売されています。

Amazonで「HUAWEI FreeBuds Pro 4」をチェックする

楽天市場で「HUAWEI FreeBuds Pro 4」をチェックする

ヤフーショッピングで「HUAWEI FreeBuds Pro 4」をチェックする

AliExpressで「HUAWEI FreeBuds Pro 4」をチェックする

米国 Amazon.comで「HUAWEI FreeBuds Pro 4」をチェックする

※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
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おすすめのライバル機種と価格を比較

HUAWEI FreeBuds Pro 4」に似た性能をもつ完全ワイヤレスイヤホンも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

HUAWEI FreeArc

ファーウェイから発売された耳掛け型オープンイヤーの完全ワイヤレスイヤホンです(2025年3月25日発売)。

17x12mm高感度ドライバー、PU/PEN振動板、イヤホン単体で最大8時間(ケース込みで最大36時間)の音楽再生が可能なバッテリーを搭載しています。

また、「C-bridge Design」による快適な装着性、指向性音声伝送技術による音漏れ抑制、4つのプリセットサウンド効果(ボーカル強調、低音強調など)、10バンドのグラフィックイコライザー、デュアルマイクによるトリプルノイズリダクション、クリアな通話、イヤホン本体のIP57防水、カスタマイズ可能なタッチコントロールに対応しています。

さらに、マルチポイント接続(最大2台)、快適な装着感を実現するC-bridge Design、HUAWEI AI Lifeアプリ連携(iOSはHUAWEI Audio Connectアプリ)、コーデック(SBC/AAC)、USB Type-Cによる急速充電(10分で3時間再生)、アンテナレイアウトによる安定したBluetooth 5.2接続にも対応しています。

価格は、Amazonで8,800円(税込)、楽天市場で11,674円(送料無料)、ヤフーショッピングで18,800円、です。

関連記事:HUAWEI FreeArc徹底レビュー!装着感と音質、機能をPro 4と比較

Amazonで「HUAWEI FreeArc」をチェックする

Google Pixel Buds 2a

Googleから発売されたカナル型の完全ワイヤレスイヤホンです(2025年10月9日 発売)。

独自チップのGoogle Tensor A1、11mmダイナミックドライバー、イヤホン単体の音楽再生で最大10時間 (ANCオフ)間 駆動できるバッテリー、ビームフォーミングマイクを搭載しています。

また、ノイズキャンセリング(ANC / Silent Seal 1.5)、空間オーディオ、Gemini連携機能(Gemini Live)、マルチポイント接続、「Fast Pair」、防風メッシュカバー、「Find Hub」に対応。

コーデック(SBC、AAC)、外部音取り込み、、ひねって調整する固定用アーチ、圧力自動調整ベント、イコライザー調整、クリア音声通話、IP54相当の防滴・防塵、Google Pixel Budsアプリ、Bluetooth 5.4にも対応しています。

価格は、Amazonで19,188円(税込・Hazel GA06155-JP)、楽天市場で19,980円(送料無料・Hazel)、ヤフーショッピングで23,500円、AliExpressで17,245円、です。

関連記事:Google Pixel Buds 2aレビュー!革新の音質とGemini連携

Amazonで「Google Pixel Buds 2a」をチェックする

Xiaomi Buds 5 Pro

Xiaomiから発売されたカナル型の完全ワイヤレスイヤホンです(2025年3月13日発売)。

オーディオ面では、11mmデュアルマグネットダイナミックドライバー、プラナードライバー、セラミックツィーターから成るデュアルアンプ同軸トリプルドライバー構成を採用し、15-50kHzの超広帯域再生とHarman AudioEFXチューニングによる高音質を実現。イヤホン単体の音楽再生で最大8時間 (Bluetooth版) / 10時間 (Wi-Fi版) 駆動できるバッテリー、3つのマイクを搭載しています。

また、最大55dB/5kHzのアクティブノイズキャンセリング(アダプティブANC対応)、3マイク+AIによるクリアな32K HD通話(最大15m/sの風切り音低減)、高品質コーデック(aptX Lossless, aptX Adaptive, LC3, AAC, SBC)、IP54相当の防滴防塵(イヤホン本体)、パーソナライズされた3Dオーディオ、最大4時間録音、AI音声文字起こし・翻訳 (一部機種/時期)、リモートシャッター (Xiaomi)、インイヤー検出、

デュアルデバイス接続、Wi-Fi接続(Wi-Fi版/対応機種接続時)、Xiaomi Earbuds アプリ(EQ/ANC/ジェスチャー設定など)、急速充電、Qiワイヤレス充電、タッチコントロール(つまむ/スワイプ)、ジェスチャー(設定カスタマイズ可能)、Bluetooth 5.4に対応しています。

価格は、Amazonで22,228円、楽天市場で22,229円(※Wi-Fi版は28,980円)、です。

関連記事:Xiaomi Buds 5 ProとBuds 5を徹底比較!音質・ANC・機能 

Amazonで「Xiaomi Buds 5 Pro」をチェックする

Powerbeats Pro 2

Beatsから発売された、カナル型の完全ワイヤレスイヤホンです(2025年2月13日発売)。

充電ケース併用で最大45時間、イヤホン単体で最大10時間駆動するバッテリー、3つの高性能マイク(左右にそれぞれ)、イヤーフックを搭載しています。

また、心拍数モニタリング機能、アクティブノイズキャンセリング(ANC)、外部音取り込みモード、アダプティブイコライゼーション、空間オーディオ、ダイナミックヘッドトラッキング、ワンタッチペアリング、自動切り替え、オーディオ共有、Siriによるハンズフリーコントロール、「探す」機能、

Qi対応のワイヤレス充電、防水 IPX4等級の耐汗耐水性能、5種類のサイズから選べるシリコーンイヤーチップ(XS、S、M、L、XL)、コーデック AAC、物理ボタンによる操作、Beatsアプリ、Class 1 ワイヤレス Bluetooth、に対応しています。

価格は、Amazonで29,800円(税込)、楽天市場で38,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで28,980円(中古)、です。

関連記事:【Powerbeats Pro 2 レビュー】心拍と音質で進化したワークアウト用イヤホン

Amazonで「Powerbeats Pro 2」をチェックする

Sony LinkBuds Fit

ソニーから発売されたカナル型の完全ワイヤレスイヤホンです(2024年11月15日発売)。

統合プロセッサーV2、ダイナミックドライバーX、イヤホン単体の音楽再生で最大8時間 (NCオフ)間 駆動できるバッテリーを搭載しています。

また、ノイズキャンセリング(ANC)、外音取り込み、フィッティングサポーター、浅めのイヤーピース、DSEE Extreme、コーデック(LDAC、LC3、SBC、AAC)、

ワイドエリアタップ、Speak-to-Chat、IPX4相当の防滴、マルチポイント接続、Sony Sound Connect アプリ、Bluetooth 5.3、LE Audioにも対応しています。

価格は、Amazonで22,187円(税込)、楽天市場で21,199円(送料無料)、ヤフーショッピングで21,779円(送料無料)、です。

関連記事:LinkBuds FitとWF-1000XM5を徹底比較レビュー!音質は互角?

Amazonで「LinkBuds Fit」をチェックする

AirPods 4

Appleから発売された完全ワイヤレスイヤホンです(2024年9月20日 発売)。

通常モデルのほかにアクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載モデルも用意しています。

アップル製ドライバー、「H2」チップ、最大5時間、充電ケース併用時は最大30時間 駆動するバッテリー、新しい音響アーキテクチャ、歪みを低減するドライバ、ハイダイナミックレンジアンプ、新しい感圧センサー、アップグレードされたマイクを搭載しています。

また、空間オーディオ、ダイナミックヘッドトラッキング、48kHz/16bitでの音楽再生、IP54相当の防水・防塵性能、外部音取り込みモード、Siri音声操作、USB-Cポート(充電ケース)、Apple Watchの充電器・Qi規格の充電器(※ANC搭載モデルの充電ケースのみ)、「探す」アプリのスピーカー(※ANC搭載モデルの充電ケースのみ)、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで17,700円、楽天市場で19,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで18,865円、です。

関連記事:AirPods 4を徹底レビュー!AirPods 3やProとの違いは?

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Google Pixel Buds Pro 2

Googleから発売されたTensor A1 チップ搭載の完全ワイヤレスイヤホンです(2024年9月26日 発売)。

11mmのダイナミック型ドライバー、イヤホン単体で最大8時間、ケース併用で最大30時間 駆動できるバッテリーを搭載しています。

また、生成AI「Gemini」との連携、アクティブノイズキャンセリング「Silent Seal 2.0」、空間オーディオ、マルチパス処理、マルチポイント接続、会話検出機能、耳の形にフィットする新デザイン、固定用アーチ、イヤホンでIP54、ケースでIPX4の防水(防滴)性能、急速充電、Qi 認証済みワイヤレス充電、、Googleアシスタント、Bluetooth 5.4、LE Audio、スーパー ワイドバンドに対応しています。

価格は、Amazonで24,301円(税込)、楽天市場で24,480円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで22,039円、です。

関連記事:Google Pixel Buds Pro 2レビュー!上質な音質とAI連携力

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JBL TOUR PRO 3

ハーマンインターナショナルから発売された高性能な完全ワイヤレスイヤホンです(ディスプレイ付きスマート充電ケース 付属・2024年10月3日発売)。

ハイブリッドドライバー、6つのマイク、最大44時間 駆動するバッテリーを搭載しています。

また、LDACコーデック、パーソナルサウンド3.0、空間サウンド、ハイブリッドノイズキャンセリング2.0、2種の外音取り込み機能、AIノイズ低減アルゴリズム、

トランスミッター機能、音声コントロール、Bluetooth 5.3 LE オーディオ、JBL Headphone アプリ、防滴IPX55、Qi対応のワイヤレス充電、Bluetooth 5.3、LE オーディオに対応しています。

価格は、Amazonで39,000円(税込)、楽天市場で42,900円(送料無料・ポイント10倍あり)、ヤフーショッピングで39,250円、米国 Amazon.comで$299.95、です。

関連記事:液晶付き「JBL TOUR PRO 3」とTOUR PRO 2を比較

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