ハイレゾでも安い「Xiaomi Buds 5」の音質、機能、評価

Xiaomi Buds 5 top
ハイレゾオーディオに対応した「Xiaomi Buds 5」。早くも「この価格でこの音質、機能は信じられない」と評判です。しかし、その一方で「価格が安いので、性能があまり良くないのでは?」と心配する人も多いようです。

そこで今回はその性能を明らかにするために、次の7点を重点的に解説します。

  1. 音質
  2. ノイズキャンセリング外部音取り込みモード
  3. コーデック
  4. 通話
  5. 機能
  6. バッテリー充電
  7. 装着性デザイン

また、前モデル「Redmi Buds 5」、「Xiaomi Buds 4 Pro」との違いも紹介!できることや新機能、

購入するかどうかを決める重要なポイント、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

「Xiaomi Buds 5」が日本で発売開始!

2024年10月10日、日本で中国 シャオミの新製品「Xiaomi Buds 5」(シャオミ バッズ 5)が発売されました。

アクティブノイズキャンセリング機能(ANC)に対応した完全ワイヤレスイヤホンです。

シャオミからは2024年1月15日に「Redmi Buds 5」シリーズが発売されています。

この完全ワイヤレスイヤホンは「低価格でも音がいい」、「ANCと外音取り込みの性能も高い」と評判でした。

新モデルはその性能を強化しつつ、ハイレゾオーディオやワンタップの録音機能に対応していることで話題になっています。

もちろん、マルチポイント接続に対応し、2台のデバイスを切り替えて使用できますよ。

それでは早速どんな完全ワイヤレスイヤホンなのか、その特徴(メリット)をくわしくみていきましょう。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ:xiaomi-buds-5 – Xiaomi Japan

違い1:Harman AudioEFX、ハイレゾオーディオ対応で高解像度なサウンドを実現

Xiaomi Buds 5 聴く

新モデル「Xiaomi Buds 5」の音質は、低音に特化していて、中高音域の詳細な説明がやや不足しているという指摘があります。

しかし、一般的には、パワフルな低音クリアな高音を組み合わせた迫力のあるサウンドを実現し、非常に高い評価を受けています。

シャオミはそのサウンドを実現するためにさまざまな工夫をしています。

11mm デュアルマグネット型ダイナミックドライバー

11mmの大型ドライバーを採用することで、多くの空気を振動させることができ、豊かな低音と広がりのある中高音を再現しています。また、2つのマグネットを使用することで、より強力な磁力を生み出し、低音域の再生能力を向上させ、迫力のあるサウンドを実現しています。

Harman AudioEFX チューニング

Harman Internationalのエンジニアが長年の経験とノウハウに基づいて開発したチューニングにより、低音から高音まで、各周波数帯域のバランスが最適化され、自然で心地よいサウンドを実現しています。

16ビット/44.1kHz HDロスレスオーディオ

CD音源と同等の高音質(ハイレゾオーディオ)をワイヤレスイヤホンで楽しめます。16ビット/44.1kHzはCD音源の標準的なビットレートとサンプリング周波数で、高音質でありながら、ファイルサイズも大きすぎず、扱いやすいフォーマットになっています。

Qualcomm aptX Losslessオーディオ

高音質ワイヤレスオーディオを実現するための技術の一つです。音質の劣化を伴う圧縮が行われる従来のBluetoothオーディオと異なり、音源の情報を一切失わないという特徴があります。そのため、CD音源と同等の高音質なサウンド(ハイレゾオーディオ)をワイヤレスで楽しむことができます。

3Dオーディオ

より広い意味で、音に立体感や奥行きを与える技術の総称です。音源の位置や距離感が分かりやすく、まるで音が空間の中に存在しているかのような臨場感を味わえます。

※空間オーディオは3Dオーディオの一種で、音源を空間中に配置することで、より自然な音場を再現することに特化しています。

5種類のプリセットEQ

5種類のプリセットEQが搭載されており、好みに合わせてサウンドをカスタマイズできます。

カスタマイズできる項目は、次の5種類です。

  • Harman AudioEFX・・・バランスの取れた自然なサウンドにします。さまざまなジャンルの音楽にマッチします。
  • 声の強調・・・ボーカルの声を際立たせます。ボーカル中心の音楽やPodcastなどを聴く際に最適です。
  • 高音の強調・・・高音域を強調し、明るいサウンドにします。ロックやポップスなど、躍動感のある音楽に最適です。
  • 低音の低減・・・低音域を抑え、クリアで繊細なサウンドにします。クラシック音楽やジャズなど、繊細な音楽に最適です。
  • クラシック・・・クラシック音楽に特化したチューニングで、豊かな響きと奥行きのあるサウンドにします。

他の完全ワイヤレスと比較

一方、前モデル「Redmi Buds 5」はチタンダイアフラム採用12.4mmダイナミックドライバー搭載で、4つのEQ設定が可能でした。

Xiaomi Buds 4 Pro」は11mm デュアルマグネットスーパーバランスドライバー搭載で、LDACによるハイレゾオーディオワイヤレス、空間オーディオ、カスタムイコライザーに対応しています。

これらのモデルは新モデルと違い、Harman AudioEFX チューニング、16ビット/44.1kHz HDロスレスオーディオ、Qualcomm aptX Losslessオーディオには対応していません。

オーディオの仕様を比較

1.「Xiaomi Buds 5」・・・11mm デュアルマグネット型ダイナミックドライバー、Harman AudioEFX チューニング、16ビット/44.1kHz HDロスレスオーディオ、Qualcomm aptX Losslessオーディオ、3Dオーディオ、5種類のプリセットEQ

2.「Redmi Buds 5」・・・チタンダイアフラム採用12.4mmダイナミックドライバー、4つのEQ設定

3.「Xiaomi Buds 4 Pro」・・・11mm デュアルマグネットスーパーバランスドライバー、LDACによるハイレゾオーディオワイヤレス、空間オーディオ、カスタムイコライザー

違い2:最大46dBのANC機能でノイズを低減できる・3つの外部音取り込みモードも

Xiaomi Buds 5 ノイズキャンセリング

新モデル「Xiaomi Buds 5」は最大46dBのアクティブノイズキャンセリングに対応し、

航空機内や地下鉄など、低周波の騒音を効果的に低減できます。

このノイズキャンセリングの効果は非常に高く、人気の高いSoundPEATSよりも性能が高いといわれています。

また、3種類の外部音取り込みモードを搭載し、状況に合わせて使い分けることができます。

  • モード1・・・周囲の音をバランス良く取り込みます。通勤中の電車内アナウンスや、カフェでの会話など、一般的な状況で周囲の音を聞き取りたい時に最適です。
  • モード2・・・周囲の音をより大きく取り込みます。工事現場など、特に騒がしい環境で周囲の音を聞き取りたい時に最適です。
  • モード3: 周囲の音を自然な状態で取り込みます。風切り音などを低減し、より自然な状態で周囲の音を聞き取りたい時に最適です。

他の完全ワイヤレスと比較

一方、前モデル「Redmi Buds 5」は最大46dBのワイドANC機能に対応し、3種類の外部音取り込みモードが利用できました。

Xiaomi Buds 4 Pro」は最大48dBのANC機能に対応し、3種類の外部音取り込みモードを利用できるようになっています。

新モデルとの違いは「Xiaomi Buds 4 Pro」がより強力な最大48dBのANC機能に対応している点です。

ANC機能と外部音取り込みモードを比較

1.「Xiaomi Buds 5」・・・最大46dBのアクティブノイズキャンセリング・3種類の外部音取り込みモード

2.「Redmi Buds 5」・・・最大46dBのワイドANC機能・3種類の外部音取り込みモード

3.「Xiaomi Buds 4 Pro」・・・最大48dBのANC機能・3種類の外部音取り込みモード

違い3:aptX Lossless、aptX Adaptive、LC3の高音質コーデックに対応

Xiaomi Buds 5 コーデック

新モデル「Xiaomi Buds 5」はaptX Lossless、aptX AdaptiveLC3AACSBCの5つのコーデックに対応しています。

aptX Losslessとは、Qualcommが開発したBluetoothオーディオコーデックの一種で、CD音質のロスレスオーディオ(ハイレゾオーディオ)をワイヤレスで伝送できるという特徴があります。

また、aptX Adaptiveは、Qualcommが開発した、Bluetoothオーディオコーデックの最新技術の一つで

従来のaptXシリーズの機能を継承しつつ、環境に合わせて自動的にビットレートを調整(279kbpsから420kbpsの間)することで、高音質と安定した接続を目指しています。

対応コーデック 一覧

Qualcomm aptX Lossless・・・CD音源と同等の高音質をワイヤレスで楽しめます。

aptX Adaptive・・・接続環境に合わせてビットレートを自動調整し、安定した接続と高音質のバランスを取ります。

LC3・・・低遅延かつ高音質なコーデックで、動画視聴やゲームプレイに最適です。

AAC・・・Apple製品でよく採用されているコーデックです。

SBC・・・Bluetooth標準コーデックです。

他の完全ワイヤレスと比較

一方、前モデル「Redmi Buds 5」も新モデルと全く同じ5つのコーデックに対応していました。

Xiaomi Buds 4 Pro」はSBC、AAC、LDACの3つのコーデックに対応しています。

LDACはソニーが開発した高音質なBluetoothオーディオコーデックの一つで、CD音源を超えるハイレゾ音源のクオリティをワイヤレスで楽しめます。

新モデルとの違いは「Xiaomi Buds 4 Pro」がaptX Lossless、aptX Adaptive、LC3の3つに対応していないことと、

Xiaomi Buds 4 Pro」がLDACコーデックに対応している点です。

対応コーデックを比較

1.「Xiaomi Buds 5」・・・SBC、AAC、aptX Lossless、aptX Adaptive、LC3

2.「Redmi Buds 5」・・・SBC、AAC、aptX Lossless、aptX Adaptive、LC3

3.「Xiaomi Buds 4 Pro」・・・SBC、AAC、LDAC

違い4:AIノイズキャンセリング機能に対応・最大風速12m/秒のノイズを低減できる

Xiaomi Buds 5 マイク

新モデル「Xiaomi Buds 5」はAIノイズキャンセリング機能に対応し、クリアな音声通話を利用できます。

イヤホン本体に内蔵された3つのマイクがAIベースのアルゴリズムと連動し、通話中の周囲の雑音を効果的に除去。

従来のノイズキャンセリングでは除去しにくかった風切り音も、AIが学習することで、最大風速12m/秒の中でもノイズを低減します。

そのため、電車内やカフェなど、騒がしい場所でも、相手の声を聞き取りやすく、ストレスなく、クリアな音声で通話できます。

一方、前モデル「Redmi Buds 5」は2つのマイクとデュアルチャンネルAIアルゴリズムで風速6m/sのノイズを低減できました。

Xiaomi Buds 4 Pro」は3つのマイク、VPU(ボイスピックアップユニット)設定(音声入力をより高精度にする)、

Xiaomi 独自開発のAIノイズキャンセリングアルゴリズムを組み合わせて、32.4 km/h の風切音ノイズを低減できます。

新モデルは前モデル「Redmi Buds 5」よりもマイクが1つ多く、ノイズキャンセリングの性能も高くなっています。

ただし、「Xiaomi Buds 4 Pro」のノイズキャンセリングと比べるとやや性能が劣ります。

通話性能を比較

1.「Xiaomi Buds 5」・・・3つのマイク、AIノイズキャンセリング、最大風速12m/秒のノイズを低減

2.「Redmi Buds 5」・・・2つのマイク、デュアルチャンネルAIアルゴリズム、風速6m/sのノイズを低減

3.「Xiaomi Buds 4 Pro」・・・3つのマイク、VPU(ボイスピックアップユニット)設定、AIノイズキャンセリングアルゴリズム、32.4 km/h の風切音ノイズを低減

違い5:音飛びや途切れ、遅延を防ぐ機能を搭載・録音機能やリモート撮影も

Xiaomi Buds 5 機能

新モデル「Xiaomi Buds 5」は快適に音楽再生や通話ができるように、さまざまな機能・技術を利用できるようになっています。

また、そのほかにもスマートフォンとの連携を活用した、全く新しい機能も利用できるようになっています。

スマートブロードバンド

より安定したBluetooth接続を実現するための技術です。イヤホンに内蔵されたセンサーが周囲の電波状況を常に監視し、最適なBluetoothチャンネルを自動的に選択します。これにより、音飛びや途切れを抑え、安定した接続を確立します。

73ミリ秒の低レイテンシー

Qualcommプラットフォームのスマートフォンを使用時に、わずか73ミリ秒という非常に低いレイテンシー(遅延が少ない再生)を実現しています。これはQualcomm aptX AdaptiveコーデックとBluetooth 5.4の高速転送を利用して実現しています。

録音機能

イヤホンを装着している状態で、ワンタッチで録音を開始・停止できます。スマートフォンを取り出す手間が省け、手軽に音声を記録できます。

リモート撮影

Xiaomi HyperOS搭載デバイス(Android 14ベース)と接続することで、リモートで写真や動画の撮影を行うことができます。イヤホンを操作するだけで、スマートフォンを取り出すことなく、手軽に撮影できます。

違い6:単体で最大6.5時間駆動できる・充電ケース併用で最大39時間

Xiaomi Buds 5 バッテリー

新モデル「Xiaomi Buds 5」はイヤホン本体で35mAh、充電ケースで480mAhのバッテリーを搭載しています。

駆動時間はイヤホン単体で最大6.5時間、充電ケース併用で39時間です。

充電は充電ケースとType-Cを利用し、急速充電(10分間の充電で2時間使用)も利用できます。

一方、前モデル「Redmi Buds 5」はイヤホン本体で54mAh、充電ケースで480mAhのバッテリーを搭載し、

イヤホン単体で最大10時間、充電ケース併用で40時間の駆動が可能でした。

Xiaomi Buds 4 Pro」はイヤホン本体で53mAh、充電ケースで565mAhのバッテリーを搭載し、

イヤホン単体で最大9時間、充電ケース併用で38時間の駆動が可能でした。

新モデルはイヤホン本体の場合で最も駆動時間が短くなっていますが、

充電ケースを併用した場合はそれほと大きな違いがありません。

バッテリー容量と駆動時間を比較

1.「Xiaomi Buds 5」・・・イヤホン本体で35mAh(6.5時間)、充電ケースで480mAh(39時間)

2.「Redmi Buds 5」・・・イヤホン本体で54mAh(最大10時間)、充電ケースで480mAh(40時間)

3.「Xiaomi Buds 4 Pro」・・・イヤホン本体で53mAh(最大9時間)、充電ケースで565mAh(最大38時間)

違い7:重さ4.2gで疲れにくい・人間工学にもとづいたデザインで耳にもフィットしやすい

Xiaomi Buds 5 デザイン

新モデル「Xiaomi Buds 5」はカナル型の人間工学に基づいた設計により、快適な装着性を実現しています。

イヤホン1個の重さは約4.2gと軽量で疲れにくく、重量配分比の改善で安定感も向上しています。

また、多くの外耳道モデルに基づき、耳にフィットするように設計。耳への負担を軽減して快適なフィット感をもたらします。

イヤホンのサイズ・重量を比較

1.「Xiaomi Buds 5」・・・1個のサイズ:30 x 20.16 x 17.18 mm、重量:1個:4.2g

2.「Redmi Buds 5」・・・1個のサイズ:29.5 x 21.4 x 23.5 mm、重量:1個:5.3g

3.「Xiaomi Buds 4 Pro」・・・1個のサイズ:30.74 × 21.23 × 23.67 mm、重量:1個:5.0g

※「Xiaomi Buds 5」のデザインはこちらのYouTube動画でも確認できます。ぜひご覧ください。

「Xiaomi Buds 5」のスペック

  • モデル M2341E1
  • オーディオ 11mmのデュアルマグネット型ダイナミックドライバー、16ビット/44.1kHz HDロスレスオーディオ、Qualcomm aptX Lossless、Harman AudioEFX、3Dオーディオ、5種類のプリセットEQ
  • 音声通話 3つのマイク、AIベースの通話ノイズリダクションアルゴリズム、最大風速12m/秒の中でもノイズを低減
  • コーデック SBC、AAC、aptX Lossless、aptX Adaptive、LC3
  • バッテリー イヤホン:35mAh、充電ケース:480mAh
  • 駆動時間 イヤホン単体で最大6.5時間、充電ケース併用で39時間
  • 充電 急速充電(10分間の充電で2時間使用)、Type-C、
  • 通信 Bluetooth 5.4 (プロトコル:Bluetooth Low Energy/HFP/A2DP/AVRCP)、通信範囲:10m
  • 防水 IP54防滴防塵
  • 操作 タッチコントロール(1回つまむ、2回つまむ、3回つまむ、2秒間長押し、上下にスライド)
  • 接続 マルチポイント接続、Google Fast Pair ※Microsoft Swift Pairには非対応
  • 機能 新しい録音機能(ワンタップで最大3時間の録音)、リモートでの写真撮影・動画撮影(Android 14搭載のXiaomi HyperOSのみ)
  • アプリ Xiaomi Earbudsアプリ(ANC、EQ設定、Spotify Premium利用などの機能を調整)
  • 筐体 人間工学に基づいたフィット感、ケース:チタニウムデザイン
  • サイズ イヤホン:30mm x 20.16mm x 17.18mm、充電ケース:53.9mm x 53.2mm x 24.5mm
  • 重量 イヤホン1個:4.2g、充電ケース:36.6g
  • カラー グラファイトブラック、セラミックホワイト、チタングレー
  • 対応OS Android: Android 6.0以降、 iOS 14.0以降
  • 付属品 充電ケース x1、Type-C充電ケーブル x1、取扱説明書 x1

「Xiaomi Buds 5」の評価

Xiaomi Buds 5 3色

7つの基準で「Xiaomi Buds 5」を5段階で評価してみました。

  • 音質:★★★★★
  • ノイズキャンセリング:★★★★
  • 装着性・デザイン:★★★★
  • バッテリー:★★★
  • 機能:★★★★
  • 使いやすさ:★★★★
  • 価格:★★★★

総合評価

シャオミから発売されたXiaomi Budsシリーズの最新モデルになります。

前モデルから音質や機能を大幅に強化し、1万円ほどで購入できるコスパの高いモデルになっています。

音質面では11mm デュアルマグネット型ダイナミックドライバーを搭載し、Harman AudioEFX チューニングにも対応。

ワイヤレスでも高音質なサウンドが聴けるように16ビット/44.1kHz HDロスレスオーディオQualcomm aptX Losslessオーディオにも対応しています。

また、46dBのアクティブノイズ機能3種類の外部音取り込みモードに対応。

aptX LosslessaptX AdaptiveLC3、AAC、SBCの5つのコーデックにも対応しています。

他のモデルよりも音はいいのか?

2024年1月15日に発売された「Redmi Buds 5」(4,980円)と比べると、音質はかなり良くなっているといえます。

その理由は、Harman AudioEFX チューニング、16ビット/44.1kHz HDロスレスオーディオ、Qualcomm aptX Losslessオーディオの3つに対応しているためです。

これらは2023年3月2日に発売された「Xiaomi Buds 4 Pro」(26,800円)にも採用されていなかったもので、

上位モデルに迫るほどの高音質なサウンドになっているといえます。

また、上位モデル「Xiaomi Buds 4 Pro」では非対応だったaptX LosslessaptX AdaptiveLC3の3つのコーデックに対応していることも大きなメリットです。

LDACコーデックには対応しないものの、1万円ほどの価格でこれだけ多くのコーデックに対応しているモデルは非常に珍しいといえます。

バッテリー駆動時間はやや少ないか?

ただし、イヤホン単体で駆動できる時間が6.5時間とやや短いのは気になります(※ケース併用の場合は39時間で問題ありません)。

Redmi Buds 5」は最大10時間、「Xiaomi Buds 4 Pro」は最大9時間と2.5時間以上の差があることから、長時間の使用で大きな差があるといえます。

他メーカーのイヤホンは約8時間前後なので、バッテリー駆動時間を重視している人は少々注意した方がいいでしょう。

Xiaomi Buds 5」の発売時の価格は11,480円です。

Xiaomi Buds 4 Pro」(26,800円)と比べて約1万5千円も安くなることを考えると、とんでもないコスパですね。

音質と機能性に優れたカナル型の完全ワイヤレスイヤホンを探している人におすすめです。

「Xiaomi Buds 5」の価格・販売先

Xiaomi Buds 5 正面

シャオミオンラインストア

11,480円で販売されています。

シャオミオンラインストアで「Xiaomi Buds 5」をチェックする

ECサイト

Amazonで11,480円(税込)、

楽天市場で11,480円(送料無料)、

AliExpressで14,169円、

で販売されています。

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楽天市場で「Xiaomi Buds 5」をチェックする

ヤフーショッピングで「Xiaomi Buds 5」をチェックする

AliExpressで「Xiaomi Buds 5」をチェックする

米国 Amazon.comで「Xiaomi Buds 5」をチェックする

おすすめの類似製品を紹介

Xiaomi Buds 5」に似た性能をもつ完全ワイヤレスイヤホンも販売されています。

Sony「LinkBuds Fit」

ソニーから発売されたカナル型の完全ワイヤレスイヤホンです(2024年11月15日発売)。

統合プロセッサーV2、ダイナミックドライバーX、イヤホン単体の音楽再生で最大8時間 (NCオフ)間 駆動できるバッテリーを搭載しています。

また、ノイズキャンセリング(ANC)、外音取り込み、フィッティングサポーター、浅めのイヤーピース、DSEE Extreme、コーデック(LDAC、LC3、SBC、AAC)、

ワイドエリアタップ、Speak-to-Chat、IPX4相当の防滴、マルチポイント接続、Sony Sound Connect アプリ、Bluetooth 5.3、LE Audioにも対応しています。

価格は、Amazonで29,700円(税込)、楽天市場で29,700円(送料無料・ポイント10倍あり)、ヤフーショッピングで29,700円(送料無料)、です。

関連記事:Sony「LinkBuds Fit」とLinkBuds Open、Sを比較

Sony「LinkBuds Open」

ソニーから発売された耳をふさがない開放型の完全ワイヤレスイヤホンです(2024年10月11日発売)。リング型の11mmドライバーユニット、高磁力ネオジウムマグネット、統合プロセッサーV2、イヤホン単体の音楽再生で最大8時間 駆動するバッテリーを搭載しています。

また、Sound Connect アプリ、急速充電、マルチポイント機能、audio switch、Google Fast Pair、クイックペアリング(PC)、IPX4相当の防滴性能、スピーク・トゥ・チャット、アダプティブボリュームコントロール、ワイドエリアタップ、Sound AR機能、ヘッドトラッキング機能、360 Reality Audio、

「DSEE」、イコライザー調整、音声コントロール(Sony 独自、Google アシスタント、Amazon Alexa)、高精度ボイスピックアップテクノロジー、AIノイズリダクションシステム、SBC/AAC/LC3 コーデック、Bluetooth 5.3、LE Audioに対応しています。

価格は、Amazonで29,700円(税込)、楽天市場で29,700円(送料無料・ポイント10倍あり)、ヤフーショッピングで29,700円、です。

関連記事:Sony「LinkBuds Open」とLinkBuds、Sモデルを比較

Google「Pixel Buds Pro 2」

Googleから発売されたTensor A1 チップ搭載の完全ワイヤレスイヤホンです(2024/9/26 発売)。

11mmのダイナミック型ドライバー、イヤホン単体で最大8時間、ケース併用で最大30時間 駆動できるバッテリーを搭載しています。

また、生成AI「Gemini」との連携、アクティブノイズキャンセリング「Silent Seal 2.0」、空間オーディオ、マルチパス処理、マルチポイント接続、会話検出機能、耳の形にフィットする新デザイン、固定用アーチ、イヤホンでIP54、ケースでIPX4の防水(防滴)性能、急速充電、Qi 認証済みワイヤレス充電、、Googleアシスタント、Bluetooth 5.4、LE Audio、スーパー ワイドバンドに対応しています。

価格は、Amazonで36,801円(税込)、楽天市場で36,800円(税込・送料無料)、AliExpressで42,248円、です。

関連記事:Google「Pixel Buds Pro 2」とPro、Aシリーズを比較

「AirPods 4」

Appleから発売された完全ワイヤレスイヤホンです(2024年9月20日 発売)。

通常モデルのほかにアクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載モデルも用意しています。

アップル製ドライバー、「H2」チップ、最大5時間、充電ケース併用時は最大30時間 駆動するバッテリー、新しい音響アーキテクチャ、歪みを低減するドライバ、ハイダイナミックレンジアンプ、新しい感圧センサー、アップグレードされたマイクを搭載しています。

また、空間オーディオ、ダイナミックヘッドトラッキング、48kHz/16bitでの音楽再生、IP54相当の防水・防塵性能、外部音取り込みモード、Siri音声操作、USB-Cポート(充電ケース)、Apple Watchの充電器・Qi規格の充電器(※ANC搭載モデルの充電ケースのみ)、「探す」アプリのスピーカー(※ANC搭載モデルの充電ケースのみ)、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、楽天市場で29,800円(送料無料)、米国 Amazon.comで$158.00、です。

関連記事:Apple「AirPods 4」とAirPods 3、Pro 2を比較

「JBL TOUR PRO 3」

ハーマンインターナショナルから発売された高性能な完全ワイヤレスイヤホンです(ディスプレイ付きスマート充電ケース 付属・2024年10月3日発売)。

ハイブリッドドライバー、6つのマイク、最大44時間 駆動するバッテリーを搭載しています。

また、LDACコーデック、パーソナルサウンド3.0、空間サウンド、ハイブリッドノイズキャンセリング2.0、2種の外音取り込み機能、AIノイズ低減アルゴリズム、

トランスミッター機能、音声コントロール、Bluetooth 5.3 LE オーディオ、JBL Headphone アプリ、防滴IPX55、Qi対応のワイヤレス充電、Bluetooth 5.3、LE オーディオに対応しています。

価格は、Amazonで39,000円(税込)、楽天市場で42,900円(送料無料・ポイント10倍あり)、ヤフーショッピングで39,250円、米国 Amazon.comで$299.95、です。

関連記事:液晶付き「JBL TOUR PRO 3」とTOUR PRO 2を比較

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