ハイレゾでも安い「Xiaomi Buds 5」の音質、機能、評価

Xiaomi Buds 5 top
ハイレゾオーディオに対応した「Xiaomi Buds 5」。早くも「この価格でこの音質、機能は信じられない」と評判です。しかし、その一方で「価格が安いので、性能があまり良くないのでは?」と心配する人も多いようです。

そこで今回はその性能を明らかにするために、次の7点を重点的に解説します。

  1. 音質
  2. ノイズキャンセリング外部音取り込みモード
  3. コーデック
  4. 通話
  5. 機能
  6. バッテリー充電
  7. 装着性デザイン

また、前モデル「Redmi Buds 5」、「Xiaomi Buds 4 Pro」との違いも紹介!できることや新機能、

購入するかどうかを決める重要なポイント、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

「Xiaomi Buds 5」が日本で発売開始!

2024年10月10日、日本で中国 シャオミの新製品「Xiaomi Buds 5」(シャオミ バッズ 5)が発売されました。

アクティブノイズキャンセリング機能(ANC)に対応した完全ワイヤレスイヤホンです。

シャオミからは2024年1月15日に「Redmi Buds 5」シリーズが発売されています。

この完全ワイヤレスイヤホンは「低価格でも音がいい」、「ANCと外音取り込みの性能も高い」と評判でした。

新モデルはその性能を強化しつつ、ハイレゾオーディオやワンタップの録音機能に対応していることで話題になっています。

もちろん、マルチポイント接続に対応し、2台のデバイスを切り替えて使用できますよ。

それでは早速どんな完全ワイヤレスイヤホンなのか、その特徴(メリット)をくわしくみていきましょう。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ:xiaomi-buds-5 – Xiaomi Japan

違い1:Harman AudioEFX、ハイレゾオーディオ対応で高解像度なサウンドを実現

Xiaomi Buds 5 聴く

Xiaomi Buds 5は、「ピュアなサウンドとずっと心地よい装着感」をコンセプトに掲げた完全ワイヤレスイヤホンです。日常の様々なシーンで、気軽に良い音を楽しみたい、そんな方にぴったりのモデルです。

個人的な感想としても、全体的に華やかさを感じるサウンドアレンジが施されており、音楽を聴く喜びをシンプルに感じさせてくれるイヤホンだと感じています。高価格帯のイヤホンのような解像度を追求するタイプではありませんが、「普通に良いなあ」と感じられる、こもりのないクリアな音質が魅力です。

心地よい重低音と広がり:11mmデュアルマグネットドライバー

本機のサウンドの要となっているのが、11mmの大型デュアルマグネット型ダイナミックドライバーです。この大きなドライバーが空気をしっかりと振動させることで、迫力のある低音とワイドなサウンドステージ(音の広がり)を実現しています。特に、2つのマグネットを用いることで磁力を強化し、低音域の再生能力を高めている点は注目に値します。

個人的な意見ですが、一般的なインナーイヤー型イヤホンと比較すると、Xiaomi Buds 5の低音は明らかに豊かでしっかりと感じられます。もちろん、耳を完全に塞ぐカナル型イヤホンと比較すると、重低音の沈み込みや量感では一歩譲る面もありますが、インナーイヤー型としては非常に満足度の高い低音を実現していると言えます。

原音の感動をワイヤレスで:Hi-Res認証とaptX™ Lossless

Xiaomi Buds 5はHi-Res認証を取得しており、いわゆる「ハイレゾ」と呼ばれる高音質なハイファイサウンドに対応しています。さらに、ワイヤレスでも高音質を実現するために、Qualcomm® aptX™ Losslessオーディオに対応している点が大きな特徴です。

これにより、対応スマートフォン(現時点ではPOCO F6 Proなど。順次拡大予定)と組み合わせることで、16ビット/44.1kHzのCD音質と同等のHDロスレスオーディオを、最大1.2Mbpsという高い伝送速度で楽しむことができます。従来のBluetoothオーディオのように音源を圧縮する際に情報が失われることがなく、アーティストが届けたい音のニュアンスやディテールを、ワイヤレスでありながら忠実に再現することが可能です。

プロが紡ぐ、自然で心地よい響き:Harman AudioEFXチューニング

世界的なオーディオブランドHarman傘下のエンジニアとXiaomiの専門家が協力して開発した「Harman AudioEFXチューニング」が施されている点も見逃せません。長年の経験とノウハウに基づき、低音から高音まで各周波数帯域のバランスを最適化することで、特定の音が強調されすぎることのない、自然で心地よいサウンドを実現しています。

このチューニングにより、様々なジャンルの音楽、例えばポップスからクラシックまで、幅広い楽曲をバランス良く楽しむことができます。個人的に感じる「華やかなアレンジ」も、この絶妙なチューニングの賜物かもしれません。

音に包まれる没入体験:内蔵3Dオーディオ

Xiaomi Buds 5は、内蔵センサーによる3Dオーディオにも対応しています。これは、頭の動きを検知して音の聞こえ方を変化させることで、まるで自分が音の世界の中心にいるかのような、臨場感あふれるリスニング体験を提供する技術です。

例えば、映画鑑賞時にアクションシーンの効果音が様々な方向から聞こえてきたり、対応するゲーム(例:FPSゲーム『Apex Legends Mobile』など)で敵の足音の方向がより掴みやすくなったりと、エンターテインメント体験を一層豊かにしてくれます。

この機能はXiaomi Earbudsアプリで有効にする必要があり、対応するスマートフォンモデルも限られています(2024年10月時点:Xiaomi 14T Proなど)が、新しい音響体験への扉を開いてくれます。

自分だけのベストサウンドへ:豊富なEQオプション

ユーザーの好みに合わせてサウンドを調整できる、豊富なEQ(イコライザー)オプションも用意されています。Harman AudioEFXによるバランスの取れたプリセットをはじめ、「声の強調」「高音の強調」「低音の低減」「クラシック」という合計5種類のプリセットEQが搭載されています。

例えば、「声の強調」は、好きなアーティスト(例:宇多田ヒカルさんなど)のボーカル曲や、Podcast番組(例:『オールナイトニッポン』など)を聴く際にボーカルを際立たせたい場合に最適です。一方、「高音の強調」は、ロックバンド(例:[ALEXANDROS]など)の楽曲を聴く際に、よりエネルギッシュなサウンドを楽しみたい時に役立ちます。

さらに、これらのプリセットだけでなく、カスタムEQ設定でより細かく自分好みの音質に追い込むことも可能です。なお、最高の音質を得るためには、イヤホンのファームウェアを最新バージョンにアップデートすることが推奨されています。

個人的な総括:日常使いに最適なバランス型サウンド

個人的なXiaomi Buds 5の音質評価をまとめると、「突出したものはないが、価格相応に十分満足できるレベル」です。特に低音から中音域にかけてボリュームがあり、ボーカルが力強く前に出てくる点が魅力的に感じました。一方で、高音域はやや暗めに感じられ、きらびやかさや抜けの良さといった点では、より高価格なモデルに譲る部分もあります。

また、音の広がりを示す音場も、やや狭いと感じるかもしれません。しかし、全体としては「普通にいいなあ」と感心する音質であり、こもった感じもなく、様々なジャンルの音楽を気軽に楽しむには十分なクオリティです。また、WEB会議などで使用した際も、相手の声が明瞭に聞こえ、マイク性能も良好でした。

まとめ:Xiaomi Buds 5 おすすめポイント

  • 11mmデュアルマグネットドライバーによる、インナーイヤー型としてはリッチで迫力のある低音。
  •  Qualcomm® aptX™ Lossless対応で、CD音質相当のロスレスオーディオをワイヤレスで楽しめる(対応機種が必要)。
  •  Harman AudioEFXチューニングによる、バランスの取れた自然で心地よいサウンド。
  •  内蔵3Dオーディオによる、臨場感あふれる没入型リスニング体験(アプリ設定・対応機種が必要)。
  •  5種類のプリセットEQとカスタムEQで、自分好みのサウンドに調整可能。
  •  全体的に華やかで聴きやすく、日常の様々なシーンで気軽に音楽を楽しめる音質。

他の完全ワイヤレスと比較

一方、前モデル「Redmi Buds 5」はチタンダイアフラム採用12.4mmダイナミックドライバー搭載で、4つのEQ設定が可能でした。

Xiaomi Buds 4 Pro」は11mm デュアルマグネットスーパーバランスドライバー搭載で、LDACによるハイレゾオーディオワイヤレス、空間オーディオ、カスタムイコライザーに対応しています。

これらのモデルは新モデルと違い、Harman AudioEFX チューニング、16ビット/44.1kHz HDロスレスオーディオ、Qualcomm aptX Losslessオーディオには対応していません。

オーディオの仕様を比較

  • 1.「Xiaomi Buds 5」・・・11mm デュアルマグネット型ダイナミックドライバー、Harman AudioEFX チューニング、16ビット/44.1kHz HDロスレスオーディオ、Qualcomm aptX Losslessオーディオ、3Dオーディオ、5種類のプリセットEQ
  • 2.「Redmi Buds 5」・・・チタンダイアフラム採用12.4mmダイナミックドライバー、4つのEQ設定
  • 3.「Xiaomi Buds 4 Pro」・・・11mm デュアルマグネットスーパーバランスドライバー、LDACによるハイレゾオーディオワイヤレス、空間オーディオ、カスタムイコライザー

違い2:最大46dBのANC機能でノイズを低減できる・3つの外部音取り込みモードも

Xiaomi Buds 5 ノイズキャンセリング

Xiaomi Buds 5は、広周波数に対応したアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載しています。これにより、周囲の騒音を効果的に低減し、より静かで音楽やコンテンツに没入できるリスニング体験を提供します。

個人的な感想として、このANC機能は予想以上に強力で、特にバイクや車のエンジン音といった中低音域のノイズを驚くほどカットします。感覚的には、これらの騒音の9割以上を遮断してくれるレベルです。通勤中の電車内や、交通量の多い道路沿いのカフェなどでも、騒音を気にせず快適に過ごせます。

シーンに合わせて調整可能:3段階のANC強度とアダプティブ機能

ANCの効果は、Xiaomi Earbudsアプリを通じて3段階(ライト、バランス、ディープ)から選択可能です。例えば、比較的静かな図書館で集中したい時は「ライト」、騒がしいカフェで作業する際は「ディープ」といったように、環境に合わせて最適なノイズキャンセリング強度を選べます。「バランス」は日常的な利用に適しています。

さらに、アプリで「アダプティブANC」を有効にすれば、イヤホンが周囲の騒音レベルを判断し、自動でノイズキャンセリングの強度を調整してくれるため、手間なく常に快適な状態を保つことができます。

「世界が消える」わけではない?ANCの得意・不得意

ただし、Xiaomi Buds 5のANCは非常に優秀ですが、「世界から音が消える」ほど万能ではありません。個人的な体験では、駅や電車内のアナウンス(特に女性の声)のような比較的高い周波数の音は、完全には消えず聞こえることがあります。また、航空機や新幹線の中など、気圧が変動しやすい特殊な環境では、ノイズキャンセリングの効果が十分に発揮されない場面もありました。

ANCは主に持続的な低周波ノイズに対して効果を発揮する技術であり、その特性を理解した上で活用することが大切です。

周囲の音も逃さない:進化した外部音取り込み機能

一方で、周囲の状況を把握したい時には、外部音取り込み機能が役立ちます。この機能を使えば、イヤホンを装着したままでも、周囲の音を聞き取ることができます。個人的に使ってみると、機能をオンにした際に「サー」という微かなノイズを感じることはありますが、駅のアナウンスや電車の接近音などは問題なく聞き取れるレベルです。

特に、前モデルと比較して、Xiaomi Buds 5の外部音取り込み機能はより自然な聞こえ方に進化しており、ノイズが目立ちにくく、よりクリアに周囲の音を認識できるようになっています。

状況で選べる3つのモード:「標準」「音声増幅」「環境音増幅」

外部音取り込み機能には、「標準」「音声増幅」「環境音増幅」という3つのモードが用意されており、状況に応じて使い分けが可能です。「音声増幅」モードは、その名の通り人の声を聞き取りやすくするモードです。レジでの店員さんとの短い会話や、オフィスで同僚に話しかけられた際など、イヤホンを外さずにスムーズなコミュニケーションを取りたい時に非常に便利です。

環境音増幅」は、屋外を歩いている時などに、車の走行音などをしっかりと捉え、安全確保に役立ちます。「標準」モードは、特定の音を強調せず、周囲の音をバランス良く自然に取り込みたい場合に適しています。

個人的な総括:バランスの取れたノイズコントロール性能

Xiaomi Buds 5のANCと外部音取り込み機能は、総じて価格に対して非常にバランスの取れた高い性能を備えています。強力なノイズキャンセリングで静寂な環境を作り出すことも、必要な時に周囲の音を自然に取り込むことも可能です。

個人的には、外部音取り込みモードでの会話時、相手の声が小さいと少し聞き取りにくい場合があると感じましたが、アナウンスの聞き取りや一般的な状況での利便性は高く評価できます。これらの機能を状況に応じて賢く使い分けることで、日々の様々なシーンで、より快適で安全なオーディオ体験を実現できます。

まとめ:Xiaomi Buds 5のノイズコントロール機能

  • 広周波数対応のアクティブノイズキャンセリングで、特に中低音域の騒音を強力にカットします。
  • ANC強度はアプリから3段階(ライト/バランス/ディープ)で調整可能、アダプティブANCにも対応します。
  • 外部音取り込み機能は、より自然な聞こえ方に進化し、周囲の状況把握や会話に役立ちます。
  • 外部音取り込みは「標準」「音声増幅」「環境音増幅」の3モードから選択でき、シーンに応じた使い分けが可能です。
  • 騒音下での集中力向上や、外出時の安全性確保など、多様なニーズに応えるノイズコントロールを実現します。

他の完全ワイヤレスと比較

一方、前モデル「Redmi Buds 5」は最大46dBのワイドANC機能に対応し、3種類の外部音取り込みモードが利用できました。

Xiaomi Buds 4 Pro」は最大48dBのANC機能に対応し、3種類の外部音取り込みモードを利用できるようになっています。

新モデルとの違いは「Xiaomi Buds 4 Pro」がより強力な最大48dBのANC機能に対応している点です。

ANC機能と外部音取り込みモードを比較

  • 1.「Xiaomi Buds 5」・・・最大46dBのアクティブノイズキャンセリング・3種類の外部音取り込みモード
  • 2.「Redmi Buds 5」・・・最大46dBのワイドANC機能・3種類の外部音取り込みモード
  • 3.「Xiaomi Buds 4 Pro」・・・最大48dBのANC機能・3種類の外部音取り込みモード

違い3:aptX Lossless、aptX Adaptive、LC3の高音質コーデックに対応

Xiaomi Buds 5 コーデック

Xiaomi Buds 5は、Bluetoothオーディオの最も基本的なコーデックであるSBCはもちろん、iPhoneユーザーにはお馴染みのAACにも対応しています。AACはSBCよりも一般的に高音質とされており、iPhoneやiPadなどのAppleデバイスで音楽配信サービス(例えばApple Music)を聴く際には、このAACコーデックが主に使用されます。

これにより、特別な設定なしで、多くのスマートフォンやタブレットと安定した接続を確保し、日常的な音楽鑑賞には十分な音質を提供します。個人的な見方としては、AACまでの対応は今日のワイヤレスイヤホンとして「標準的」な仕様とも言えます。

ワイヤレスでCD音質を実現:Qualcomm® aptX™ Lossless

本機の大きな魅力の一つが、Qualcomm® aptX™ Losslessオーディオコーデックに対応している点です。これは、CDに収録されている音源(16ビット/44.1kHz)と同等の情報を、一切損なうことなくワイヤレスで伝送できる画期的な技術です。最大1.2Mbpsという高い伝送速度により、これまでワイヤレスでは難しいとされてきた「ロスレス(無損失)オーディオ」体験を実現します。

対応するスマートフォン(2024年9月時点ではPOCO F6 Proなど。今後対応モデル拡大予定)と組み合わせることで、好きなアーティストがCDに込めた音のニュアンスや空気感を、ワイヤレスイヤホンでありながら忠実に感じ取る、そんな感動的な音楽体験が可能になります。

音質と安定性、低遅延を両立:Qualcomm® aptX™ Adaptive

さらに、Xiaomi Buds 5はQualcomm® aptX™ Adaptiveコーデックもサポートしています。このコーデックは非常にスマートで、周囲の電波状況や再生するコンテンツに応じて、音質、接続の安定性、そして音声の遅延を自動で最適化します。例えば、電波が混雑している場所では接続安定性を優先し、高音質な音楽を聴いている時には音質を優先するなど、常に最適なバランスを保ちます。

また、動画視聴時やゲームプレイ時には音声の遅延を最小限に抑えるため、映像と音のズレが少なく、より快適に楽しむことができます。特にリズムゲーム(例:『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』)や、一瞬の反応が重要なFPSゲーム(例:『PUBG Mobile』)などでは、この低遅延性能が有利に働きます。対応スマートフォンもXiaomi 14 UltraやPOCO F6 Proなど、徐々に増えています。

コーデックと音楽サービスの関係:Apple Music利用時の注意点

ここで少し注意点です。個人的な経験ですが、Apple Musicで配信されているハイレゾロスレス音源を最高の品質で楽しみたい場合、Xiaomi Buds 5ではコーデックの違いから、そのロスレス品質(ALAC形式)のまま聴くことはできません。これはiPhoneでもAndroidスマートフォンでも同様です。

ただし、誤解しないでいただきたいのは、Xiaomi Buds 5でApple Musicが楽しめないわけではないということです。AACや、Android端末によってはaptX Adaptiveといった他の対応コーデックを通じて、十分に高音質なサウンドでApple Musicの膨大な楽曲を楽しむことは可能です。

最適なコーデックで楽しむために

Xiaomi Buds 5が持つ多彩なコーデックの能力を最大限に引き出すためには、接続するスマートフォンやタブレットなどの再生デバイス側も同じコーデックに対応している必要があります。aptX LosslessやaptX Adaptiveといった高音質・高機能なコーデックを利用したい場合は、お使いのデバイスが対応しているか事前に確認することが重要です。

また、スマートフォンのBluetooth設定画面などで、現在どのコーデックで接続されているかを確認したり、優先するコーデックを選択したりできる場合もありますので、一度チェックしてみることをお勧めします。

まとめ:Xiaomi Buds 5のコーデック対応

  • 基本的なSBC、iPhoneユーザーに最適なAACに対応し、幅広いデバイスで利用できます。
  • Qualcomm® aptX™ Lossless対応により、CD音質のロスレスオーディオをワイヤレスで体験可能です(対応デバイスが必要)。
  • Qualcomm® aptX™ Adaptive対応で、高音質・接続安定性・低遅延を状況に応じて自動で最適化します。
  • 多様なコーデックへの対応により、音楽鑑賞から動画視聴、ゲームプレイまで、様々な用途で快適なサウンドを提供します。
  • 利用する音楽サービスやデバイスとの組み合わせにより、最適なコーデックでの接続を確認することが、最高の体験を得る鍵となります。

対応コーデック 一覧

  • Qualcomm aptX Lossless・・・CD音源と同等の高音質をワイヤレスで楽しめます。
  • aptX Adaptive・・・接続環境に合わせてビットレートを自動調整し、安定した接続と高音質のバランスを取ります。
  • LC3・・・低遅延かつ高音質なコーデックで、動画視聴やゲームプレイに最適です。
  • AAC・・・Apple製品でよく採用されているコーデックです。
  • SBC・・・Bluetooth標準コーデックです。

他の完全ワイヤレスと比較

一方、前モデル「Redmi Buds 5」も新モデルと全く同じ5つのコーデックに対応していました。

Xiaomi Buds 4 Pro」はSBC、AAC、LDACの3つのコーデックに対応しています。

LDACはソニーが開発した高音質なBluetoothオーディオコーデックの一つで、CD音源を超えるハイレゾ音源のクオリティをワイヤレスで楽しめます。

新モデルとの違いは「Xiaomi Buds 4 Pro」がaptX Lossless、aptX Adaptive、LC3の3つに対応していないことと、

Xiaomi Buds 4 Pro」がLDACコーデックに対応している点です。

対応コーデックを比較

  • 1.「Xiaomi Buds 5」・・・SBC、AAC、aptX Lossless、aptX Adaptive、LC3
  • 2.「Redmi Buds 5」・・・SBC、AAC、aptX Lossless、aptX Adaptive、LC3
  • 3.「Xiaomi Buds 4 Pro」・・・SBC、AAC、LDAC

違い4:AIノイズキャンセリング機能に対応・最大風速12m/秒のノイズを低減できる

Xiaomi Buds 5 マイク

Xiaomi Buds 5は、クリアな音声通話を実現するために、AIノイズリダクション機能を搭載したトリプルマイクシステムを採用しています。イヤホンに内蔵された合計3つのマイクが、高度なAIベースのアルゴリズムと連携し、通話中にあなたの声と周囲の騒音を聞き分けます。

そして、カフェでの話し声やオフィスのキーボード音といった不要な環境ノイズを効果的に抑制し、自分の声だけをクリアに相手へ届けます。これにより、騒がしい場所でのオンライン会議(例:ZoomやMicrosoft Teams)や電話でも、スムーズなコミュニケーションが可能になります。

風の日も安心:最大風速12m/s対応の風切り音低減

屋外での通話時に悩まされがちな「風切り音」に対しても、Xiaomi Buds 5は対策を施しています。最大風速12m/秒(秒速12メートル)の風が吹いている環境下でも、風によるノイズを低減し、クリアで確実な通話を目指しています。

この性能は特定の条件下での試験データに基づきますが、風の強い日に駅のホームで電話をかけたり、自転車に乗りながら(安全には十分注意してください)通話したりする際に、相手に音声が聞き取りやすくなる効果が期待できます。

個人的な感想ですが、この価格帯のイヤホンとしては風切り音の処理は比較的良好だと感じます。ただし、非常に強い風(例えば扇風機を直接当てるような状況)では、声が少しザラついた質感になり、聞き取りにくさが増す場合もあります。

実際の通話品質:明瞭さと気になる点

実際にXiaomi Buds 5を通話で使用してみると、相手に届く自分の声は明瞭で、コミュニケーション自体は問題なく行えます。しかし、音声に若干の処理が加わるためか、時折「やや機械的な響き」に聞こえることがあるかもしれません。

また、周囲の雑音に対するノイズリダクション効果については、個人的には「やや弱めで、少し低減してくれる程度」と感じています。例えば、工事現場の近くや、非常に騒がしい繁華街などでは、周囲の音が完全になくなるわけではなく、ある程度相手にも聞こえてしまう可能性があります。とはいえ、日常的な環境での通話においては、十分な品質を提供してくれます。

スムーズな会話をサポート:低遅延通話機能

Xiaomi Buds 5は、Qualcommプラットフォームを搭載したスマートフォンと接続し、Bluetooth設定でaptX™ Adaptiveコーデックを有効にすることで、通話時の音声遅延を73ミリ秒(0.073秒)という非常に低いレベルに抑えることが可能です。

音声の遅延が少ないということは、会話のテンポが自然になり、まるで相手と直接話しているかのようなスムーズなやり取りが実現できるということです。

特に、ビデオ通話(例:LINEビデオ通話など)のように映像と音声の同期が重要な場面では、この低遅延性能が大きなメリットとなります。

総合的な通話性能

Xiaomi Buds 5の通話機能は、AIノイズリダクション、トリプルマイク、そして風切り音低減技術により、多くの日常シーンでクリアなコミュニケーションを実現します。特に、低遅延性能はスムーズな会話体験に貢献します。

一方で、完璧なノイズ除去を期待したり、非常に自然な肉声感を最優先したりする場合には、少し物足りなさを感じる可能性もあります。しかし、ワイヤレスイヤホンの基本的な通話機能としては、十分な性能を持っていると言えます。

まとめ:Xiaomi Buds 5の通話機能

  • AIノイズリダクションと3つのマイクが連携し、騒がしい環境でも自分の声をクリアに届けます。
  • 最大風速12m/sに対応する風切り音低減機能で、屋外での通話品質も向上します。
  • aptX Adaptive対応デバイスとの組み合わせで、73msの低遅延通話を実現し、スムーズな会話をサポートします。
  • 通話音声は明瞭ですが、状況によりやや機械的に聞こえることや、周囲の雑音除去効果が限定的な場合があります。
  • 日常的なオンライン会議や電話において、ストレスの少ないコミュニケーションを実現します。

通話性能を比較

  • 1.「Xiaomi Buds 5」・・・3つのマイク、AIノイズキャンセリング、最大風速12m/秒のノイズを低減
  • 2.「Redmi Buds 5」・・・2つのマイク、デュアルチャンネルAIアルゴリズム、風速6m/sのノイズを低減
  • 3.「Xiaomi Buds 4 Pro」・・・3つのマイク、VPU(ボイスピックアップユニット)設定、AIノイズキャンセリングアルゴリズム、32.4 km/h の風切音ノイズを低減

違い5:音飛びや途切れ、遅延を防ぐ機能を搭載・録音機能やリモート撮影も

Xiaomi Buds 5 機能

Xiaomi Buds 5は、音楽や動画への没入感を深めるための「スマートブロードバンドアクティブノイズキャンセリング(ANC)」機能を搭載しています。これは、インナーイヤー型という耳を完全に塞がないデザインでありながら、広い周波数帯域の騒音を効果的に低減し、より静かなリスニング環境を提供する技術です。

電車の中やカフェなど、騒音が気になる場所でも、周りの音に邪魔されにくくなり、お気に入りの音楽(例えば、Spotifyで最新のヒットチャートを聴く時など)や、楽しみにしていた映画(例:Amazon Prime Videoで配信されている話題作)の世界に深く入り込むことができます。

映像と音の一体感:73ミリ秒の超低遅延

動画視聴やゲームプレイにおいて、映像と音のズレは没入感を大きく損なう要因です。Xiaomi Buds 5は、この問題を解決するために、わずか73ミリ秒(0.073秒)という非常に低いレイテンシー(遅延)を実現します。これは、対応するQualcommプラットフォーム搭載スマートフォン(例:Xiaomi 14 Ultra、POCO F6 Proなど)で、Bluetooth設定からaptX™ Adaptiveコーデックを有効にすることで利用可能です。

この超低遅延により、映画の登場人物のセリフと口の動きがぴったりと合い、アクションゲーム(例:『原神』など)では操作に対する効果音が瞬時に反応するため、まるでその場にいるかのような臨場感でコンテンツを楽しむことができます。もちろん、スムーズな通話にも貢献します。

大事な瞬間を”音”で記録:便利な内蔵録音機能

Xiaomi Buds 5には、イヤホン本体だけで手軽に音声を記録できる、便利な内蔵録音機能が搭載されています。スマートフォンを取り出す手間なく、イヤホンをワンタップするだけで録音を開始・停止でき、最大で合計3時間もの音声を記録することが可能です(左右イヤホン合計)。

例えば、大事な会議の内容を後で確認するための議事録補助として、大学の講義を復習するために、あるいは、ふと思いついたメロディやアイデアを忘れないためのボイスメモとして、様々なシーンで活用できます。録音した音声ファイルはイヤホン本体に保存され、Xiaomi Earbudsアプリを通じてスマートフォンに転送・管理できます。

この機能を使うには、アプリの導入と最新ファームウェアへの更新、ジェスチャー設定が必要ですが、非常にユニークで実用的な機能です。ただし、録音を行う際は、相手の許可を得るなど、プライバシーに関する法律やマナーを必ず守る必要があります。

スマホに触れずにシャッターチャンス:リモート撮影機能

「集合写真を撮りたいけど、誰かにシャッターをお願いするのは気が引ける」「もっと自由なアングルで自撮りしたい」そんな時に役立つのが、リモート撮影機能です。対応するXiaomi HyperOS搭載デバイス(例:Xiaomi 14T Pro、Xiaomi 14 Ultra、POCO F6 Proなど多数)と連携させることで、Xiaomi Buds 5のイヤホン本体の操作で、スマートフォンのカメラシャッターを切ることができます。

三脚にスマートフォンをセットして、好きなタイミングで集合写真を撮ったり、少し離れた場所から自分の全身コーディネートを撮影したり、Vlog撮影で録画の開始・停止をコントロールしたりと、撮影の自由度が格段に向上します。

この機能もアプリでのジェスチャー設定が必要で、イヤホンが2台のデバイスに同時に接続されている場合は利用できませんが、写真や動画撮影の楽しみ方を広げてくれる魅力的な機能です。

まとめ:Xiaomi Buds 5の便利な機能・技術

  • スマートブロードバンドANCにより、騒音下でも音楽やコンテンツへの没入感を高めます。
  • 73ミリ秒の超低遅延(対応デバイス・設定要)で、動画視聴やゲームプレイ時の音ズレを最小限に抑えます。
  • 内蔵録音機能で、会議のメモやアイデア記録などをイヤホンだけで手軽に行えます(最大3時間)。
  • リモート撮影機能(対応デバイス要)を使えば、スマートフォンに触れずに写真や動画の撮影が可能です。
  • これらの多機能性により、音楽鑑賞だけでなく、ビジネスからプライベートまで幅広いシーンで活躍します。

違い6:単体で最大6.5時間駆動できる・充電ケース併用で最大39時間

Xiaomi Buds 5 バッテリー

Xiaomi Buds 5は、イヤホン本体にそれぞれ35mAh、充電ケースには480mAhのバッテリーを搭載しています。これにより、イヤホン単体で最大6.5時間、充電ケースを併用すれば合計で最大39時間という、非常に長いバッテリー持続時間を実現します。長時間のフライトや新幹線での移動、休日の音楽漬けなど、バッテリー切れを気にせず楽しめる十分なスタミナを備えています。

Xiaomi Buds 4 Proと比較

ここで、前モデルにあたる「Xiaomi Buds 4 Pro」と比較してみましょう。Buds 4 Proはイヤホン本体に53mAh、充電ケースに565mAhのバッテリーを搭載し、イヤホン単体で最大9時間、ケース併用で最大38時間の駆動が可能でした。比較すると、イヤホン単体の連続再生時間はBuds 4 Proの方が長い一方、充電ケース込みのトータル再生時間ではBuds 5がわずかに上回っています。

これは、Buds 5がイヤホン本体のバッテリー容量を抑えつつ、電力効率などを改善した結果かもしれません。どちらが良いかは使い方によりますが、Buds 5の最大39時間というトータル再生時間は、日常生活において十分な安心感を与えてくれます。ただし、これらの最大時間はANCオフなど特定の条件下でのメーカー測定値であり、実際の使用状況によって変動する点には留意が必要です。

Type-C採用でスマートに充電

充電ケースの充電ポートには、現在主流となっているUSB Type-Cが採用されています。これは前モデルのBuds 4 Proと同様です。多くの最新スマートフォンやノートパソコン、タブレットなどと充電ケーブルを共有できるため、持ち運ぶケーブルを減らせる利便性があります。なお、安全に充電を行うために、充電を開始する前には、充電ポートに水分やゴミなどの異物が付着していないかを必ず確認するようにしてください。

ピンチを救う!急速充電機能

「家を出る直前にイヤホンの充電がないことに気づいた!」そんな時でもXiaomi Buds 5は安心です。急速充電機能に対応しており、わずか10分間充電ケースに入れておくだけで、約2時間も音楽を再生できるバッテリー量を確保できます。

朝の身支度の時間や、ちょっとした休憩時間を利用してさっと充電すれば、すぐに音楽を楽しめます。この便利な急速充電を利用するには、充電ケース自体のバッテリー残量が35%以上残っている必要がありますが、いざという時に非常に頼りになる機能です。これはBuds 4 Proも備えていた便利な機能を引き継いでいます。

ワイヤレス充電について – Buds 4 Proとの違い

一点、Xiaomi Buds 4 Proとの大きな違いとして、ワイヤレス充電の有無が挙げられます。前モデルのBuds 4 Proは充電ケースがワイヤレス充電に対応していましたが、今回のXiaomi Buds 5ではワイヤレス充電機能は搭載されていません。充電はUSB Type-Cケーブルを接続して行う必要があります。普段からワイヤレス充電パッドを活用しているユーザーにとっては、この点は購入を検討する上での注意点となります。

まとめ:Xiaomi Buds 5のバッテリー・充電

  • イヤホン単体で最大6.5時間、充電ケース併用で最大39時間の長時間再生が可能です(Buds 4 Pro比:単体減、トータル微増)。
  • 充電ポートは汎用性の高いUSB Type-Cを採用しています。
  • わずか10分間の充電で約2時間再生可能な急速充電に対応し、急なバッテリー切れにも対応できます。
  • ワイヤレス充電には対応していません(Buds 4 Proは対応)。
  • 日常的な使用において、バッテリー残量を気にせず使える安心感を提供します。

バッテリー容量と駆動時間を比較

  • 1.「Xiaomi Buds 5」・・・イヤホン本体で35mAh(6.5時間)、充電ケースで480mAh(39時間)
  • 2.「Redmi Buds 5」・・・イヤホン本体で54mAh(最大10時間)、充電ケースで480mAh(40時間)
  • 3.「Xiaomi Buds 4 Pro」・・・イヤホン本体で53mAh(最大9時間)、充電ケースで565mAh(最大38時間)

違い7:重さ4.2gで疲れにくい・人間工学にもとづいたデザインで耳にもフィットしやすい

Xiaomi Buds 5 デザイン

Xiaomi Buds 5はインナーイヤー型でありながら、長時間の快適な装着感を徹底的に追求しています。その設計は人間工学に基づいており、多くの人々の外耳道の形状データを元に、耳への負担を軽減し、自然にフィットする形状を目指して作られました。注目すべきはその軽さで、イヤホン片側の重量はわずか約4.2g

個人的な感想としても、装着時の違和感はほとんどなく、耳の上に軽く乗っているような感覚です。重量配分も見直され安定感が増しているため、頭を動かしてもズレたり外れたりする心配を感じません。通勤・通学中の長時間移動や、デスクワーク、勉強などで長時間装着し続けるような場面でも、疲れを感じにくい快適な着け心地を提供します。

耳元を彩る、洗練されたディテール

デザインはエレガントでファッショナブルなスタイルを目指しており、細部にもこだわりが見られます。イヤホンのエッジ部分にはNCVM(Non-Conductive Vacuum Metallization)コーティングが施され、上品なメタリックの光沢を放っています。また、ドライバー部分を囲む「光輪」のようなデザインも印象的です。

個人的な第一印象としても、この光沢感には高級感が感じられました。イヤホン本体は耳から下に少し伸びる形状で、そこに施された銀色のアクセントラインも相まって、安っぽさを感じさせない洗練された質感に仕上がっています。

選べる3つのカラーバリエーション

カラーは、落ち着いた「グラファイトブラック」、清潔感のある「セラミックホワイト」、そしてスタイリッシュな「チタングレー」の3色が用意されています。質感にも違いがあり、グラファイトブラックは指紋が目立ちにくいシボ加工、セラミックホワイトは光沢のあるつるつるとした仕上げです。

自分の好みや普段のファッションスタイルに合わせて、最適なカラーを選ぶ楽しさがあります。単なるオーディオデバイスとしてだけでなく、耳元を飾るアクセサリーとしても存在感を発揮します。

個性的で持ち運びやすい充電ケース

イヤホン本体だけでなく、充電ケースのデザインも特徴的です。全体的に丸みを帯びた独特の形状で、手に馴染みやすくなっています。上面には控えめにロゴがあしらわれ、正面には充電状態を示す埋め込み型のLEDインジケーターと充電用のUSB Type-C端子、側面にはペアリングなどに使用するボタンが配置されています。

ケースを開けると、内部にも横長のLEDが点灯するギミックがあり、未来的でおしゃれな印象を与えます。ケース自体も軽量でコンパクトなため、ポケットや小さなバッグにもすっきりと収まり、日常的な持ち運びに非常に便利です。ただし、個人的にはケースの上蓋が少し薄く感じられ、開ける際にやや指が滑りやすいと感じることもありました。

細部へのこだわりと装着感

付属品にもこだわりが見られ、イヤーピースはS、M、Lの3つのサイズが同梱されています。少し楕円形をしているのが特徴で、より多くの人の耳にフィットしやすくなっています。前述の通り、イヤホン本体の設計と相まって、耳を覆うような装着感でありながら圧迫感は少なく、安定した着け心地を実現しています。

全体として、Xiaomi Buds 5は清潔感のあるデザインと、価格帯を考えると高いビルドクオリティ(製品の作り込み)を両立しており、所有する喜びも感じさせてくれるイヤホンです。

まとめ:Xiaomi Buds 5のデザイン

  • 片耳約4.2gの超軽量設計と人間工学に基づいた形状で、長時間でも快適な装着感を実現します。
  • NCVMコーティングのエッジや光輪デザインなど、洗練されたディテールが高級感を演出します。
  • グラファイトブラック、セラミックホワイト、チタングレーの3色展開で、好みに合わせて選べます。
  • 個性的でコンパクトな充電ケースは、持ち運びにも便利です。
  • 清潔感と価格以上のビルドクオリティを兼ね備え、日常使いに適したデザインです。

イヤホンのサイズ・重量を比較

  • 1.「Xiaomi Buds 5」・・・1個のサイズ:30 x 20.16 x 17.18 mm、重量:1個:4.2g
  • 2.「Redmi Buds 5」・・・1個のサイズ:29.5 x 21.4 x 23.5 mm、重量:1個:5.3g
  • 3.「Xiaomi Buds 4 Pro」・・・1個のサイズ:30.74 × 21.23 × 23.67 mm、重量:1個:5.0g

※「Xiaomi Buds 5」のデザインはこちらのYouTube動画でも確認できます。ぜひご覧ください。

Xiaomi Buds 5のスペック

  • モデル M2341E1
  • オーディオ 11mmのデュアルマグネット型ダイナミックドライバー、16ビット/44.1kHz HDロスレスオーディオ、Qualcomm aptX Lossless、Harman AudioEFX、3Dオーディオ、5種類のプリセットEQ
  • 音声通話 3つのマイク、AIベースの通話ノイズリダクションアルゴリズム、最大風速12m/秒の中でもノイズを低減
  • コーデック SBC、AAC、aptX Lossless、aptX Adaptive、LC3
  • バッテリー イヤホン:35mAh、充電ケース:480mAh
  • 駆動時間 イヤホン単体で最大6.5時間、充電ケース併用で39時間
  • 充電 急速充電(10分間の充電で2時間使用)、Type-C、
  • 通信 Bluetooth 5.4 (プロトコル:Bluetooth Low Energy/HFP/A2DP/AVRCP)、通信範囲:10m
  • 防水 IP54防滴防塵
  • 操作 タッチコントロール(1回つまむ、2回つまむ、3回つまむ、2秒間長押し、上下にスライド)
  • 接続 マルチポイント接続、Google Fast Pair ※Microsoft Swift Pairには非対応
  • 機能 新しい録音機能(ワンタップで最大3時間の録音)、リモートでの写真撮影・動画撮影(Android 14搭載のXiaomi HyperOSのみ)
  • アプリ Xiaomi Earbudsアプリ(ANC、EQ設定、Spotify Premium利用などの機能を調整)
  • 筐体 人間工学に基づいたフィット感、ケース:チタニウムデザイン
  • サイズ イヤホン:30mm x 20.16mm x 17.18mm、充電ケース:53.9mm x 53.2mm x 24.5mm
  • 重量 イヤホン1個:4.2g、充電ケース:36.6g
  • カラー グラファイトブラック、セラミックホワイト、チタングレー
  • 対応OS Android: Android 6.0以降、 iOS 14.0以降
  • 付属品 充電ケース x1、Type-C充電ケーブル x1、取扱説明書 x1

Xiaomi Buds 5のアプリ

専用アプリ Xiaomi Earbuds を使うことで、より便利にカスタマイズできます。対応OSはAndroid 6.0以降、iOS 14.0以降です。アプリはAndroidなら、Google Play ストアから、iOS端末ならApp Storeからダウンロードできます。

Xiaomi Earbuds アプリでできること

  1. ノイズキャンセリングの設定: 周囲の音を遮断するノイズキャンセリング機能を、アプリで細かく調整できます。状況に合わせて、ノイズキャンセリングの強度を調整したり、外音取り込みモードに切り替えたりすることができます。
  2. オーディオ設定のカスタマイズ: イコライザー設定で自分好みの音質に調整したり、3Dオーディオで臨場感あふれるサウンドを楽しんだりできます。
  3. ジェスチャー操作のカスタマイズ: イヤホンをタップしたり、長押ししたりすることで、再生/停止、曲送り/曲戻し、音量調節などの操作ができます。アプリでこれらのジェスチャー操作をカスタマイズできます。
  4. イヤホンの装着状態の確認: イヤホンが耳に正しく装着されているかを確認できます。
  5. ファームウェアのアップデート: 最新のファームウェアにアップデートすることで、機能の追加や性能の向上が期待できます。
  6. 紛失時のイヤホン探し: イヤホンを紛失した際に、アプリからイヤホンを鳴らして探すことができます。
  7. 録音機能: スマートフォンと組み合わせて、最大3時間の録音ができます。

Xiaomi Buds 5 を最大限に活用するために、ぜひ Xiaomi Earbuds アプリを使ってみてください。

Xiaomi Buds 5のペアリング方法

Xiaomi Buds 5」のペアリング方法はとても簡単です。「Fast Pair」に対応しているため、対応するAndroidスマートフォンであれば、充電ケースの蓋を開けるだけでポップアップが表示され、簡単にペアリングできます。

Android スマートフォンとのペアリング

  1. 充電ケースの蓋を開ける: Xiaomi Buds 5 を充電ケースに入れた状態で、蓋を開けます。
  2. ペアリングモードにする: 充電ケースの蓋を開けたまま、ケース背面にあるボタンを長押しします。イヤホンのインジケーターが白く点滅し始めたら、ペアリングモードになっています。
  3. スマートフォンでBluetoothをオンにする: スマートフォンの設定画面から、Bluetoothをオンにします。
  4. デバイスを検索: スマートフォンのBluetooth設定画面で、利用可能なデバイスを検索します。「Xiaomi Buds 5」が表示されるので、タップして接続します。

iPhoneなどのiOSデバイスとのペアリング

  1. 充電ケースの蓋を開ける: Xiaomi Buds 5 を充電ケースに入れた状態で、蓋を開けます。
  2. ペアリングモードにする: 充電ケースの蓋を開けたまま、ケース背面にあるボタンを長押しします。イヤホンのインジケーターが白く点滅し始めたら、ペアリングモードになっています。
  3. iOSデバイスでBluetoothをオンにする: iOSデバイスの「設定」アプリから、Bluetoothをオンにします。
  4. デバイスを検索: Bluetooth設定画面で、利用可能なデバイスの一覧から「Xiaomi Buds 5」を選択し、接続します。

※ペアリングがうまくいかない場合は、スマートフォンのBluetooth設定画面で、一度「Xiaomi Buds 5」の登録を削除してから、再度ペアリングを試してみてください。

Xiaomi Buds 5でマルチポイント接続は使える?

Xiaomi Buds 5」は マルチポイント接続に対応 しています。

マルチポイント接続とは、2台のデバイスに同時に接続できる機能です。

例えば、Xiaomi Buds 5 をスマートフォンとパソコンに同時に接続しておけば、スマートフォンの音楽を聴いている途中でパソコンからの着信があっても、そのままイヤホンで通話することができます。

Xiaomi Buds 5 のマルチポイント接続

  • 最大2台のデバイスに同時接続可能
  • Bluetooth 5.4 をサポート
  • 対応コーデック: SBC / AAC / aptX Lossless / aptX Adaptive / LC3

マルチポイント接続の使い方

  • Xiaomi Buds 5 を最初のデバイスにペアリングする
  • 2台目のデバイスの Bluetooth 設定画面で「Xiaomi Buds 5」を選択して接続する
  • これで、Xiaomi Buds 5 が両方のデバイスに接続されます。

Xiaomi Buds 5の評価

Xiaomi Buds 5 3色

7つの基準で「Xiaomi Buds 5」を5段階で評価してみました。

  • 音質:★★★★★
  • ノイズキャンセリング:★★★★
  • 装着性・デザイン:★★★★
  • バッテリー:★★★
  • 機能:★★★★
  • 使いやすさ:★★★★
  • 価格:★★★★

総合評価

シャオミから発売されたXiaomi Budsシリーズの最新モデルになります。

前モデルから音質や機能を大幅に強化し、1万円ほどで購入できるコスパの高いモデルになっています。

音質面では11mm デュアルマグネット型ダイナミックドライバーを搭載し、Harman AudioEFX チューニングにも対応。

ワイヤレスでも高音質なサウンドが聴けるように16ビット/44.1kHz HDロスレスオーディオQualcomm aptX Losslessオーディオにも対応しています。

また、46dBのアクティブノイズ機能3種類の外部音取り込みモードに対応。

aptX LosslessaptX AdaptiveLC3、AAC、SBCの5つのコーデックにも対応しています。

他のモデルよりも音はいいのか?

2024年1月15日に発売された「Redmi Buds 5」(4,980円)と比べると、音質はかなり良くなっているといえます。

その理由は、Harman AudioEFX チューニング、16ビット/44.1kHz HDロスレスオーディオ、Qualcomm aptX Losslessオーディオの3つに対応しているためです。

これらは2023年3月2日に発売された「Xiaomi Buds 4 Pro」(26,800円)にも採用されていなかったもので、

上位モデルに迫るほどの高音質なサウンドになっているといえます。

また、上位モデル「Xiaomi Buds 4 Pro」では非対応だったaptX LosslessaptX AdaptiveLC3の3つのコーデックに対応していることも大きなメリットです。

LDACコーデックには対応しないものの、1万円ほどの価格でこれだけ多くのコーデックに対応しているモデルは非常に珍しいといえます。

バッテリー駆動時間はやや少ないか?

ただし、イヤホン単体で駆動できる時間が6.5時間とやや短いのは気になります(※ケース併用の場合は39時間で問題ありません)。

Redmi Buds 5」は最大10時間、「Xiaomi Buds 4 Pro」は最大9時間と2.5時間以上の差があることから、長時間の使用で大きな差があるといえます。

他メーカーのイヤホンは約8時間前後なので、バッテリー駆動時間を重視している人は少々注意した方がいいでしょう。

Xiaomi Buds 5」の発売時の価格は11,480円です。

Xiaomi Buds 4 Pro」(26,800円)と比べて約1万5千円も安くなることを考えると、とんでもないコスパですね。

音質と機能性に優れたカナル型の完全ワイヤレスイヤホンを探している人におすすめです。

Xiaomi Buds 5の価格・購入先

Xiaomi Buds 5 正面

シャオミオンラインストア

11,480円で販売されています。

シャオミオンラインストアで「Xiaomi Buds 5」をチェックする

ECサイト

Amazonで9,980円(税込)、

AliExpressで11,929円、

で販売されています。

Amazonで「Xiaomi Buds 5」をチェックする

楽天市場で「Xiaomi Buds 5」をチェックする

ヤフーショッピングで「Xiaomi Buds 5」をチェックする

AliExpressで「Xiaomi Buds 5」をチェックする

米国 Amazon.comで「Xiaomi Buds 5」をチェックする

※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

おすすめの類似製品を紹介

Xiaomi Buds 5」に似た性能をもつ完全ワイヤレスイヤホンも販売されています。

Xiaomi Buds 5 Pro

Xiaomiから発売されたカナル型の完全ワイヤレスイヤホンです(2025年3月13日発売)。

オーディオ面では、11mmデュアルマグネットダイナミックドライバー、プラナードライバー、セラミックツィーターから成るデュアルアンプ同軸トリプルドライバー構成を採用し、15-50kHzの超広帯域再生とHarman AudioEFXチューニングによる高音質を実現。イヤホン単体の音楽再生で最大8時間 (Bluetooth版) / 10時間 (Wi-Fi版) 駆動できるバッテリー、3つのマイクを搭載しています。

また、最大55dB/5kHzのアクティブノイズキャンセリング(アダプティブANC対応)、3マイク+AIによるクリアな32K HD通話(最大15m/sの風切り音低減)、高品質コーデック(aptX Lossless, aptX Adaptive, LC3, AAC, SBC)、IP54相当の防滴防塵(イヤホン本体)、パーソナライズされた3Dオーディオ、最大4時間録音、AI音声文字起こし・翻訳 (一部機種/時期)、リモートシャッター (Xiaomi)、インイヤー検出、

デュアルデバイス接続、Wi-Fi接続(Wi-Fi版/対応機種接続時)、Xiaomi Earbuds アプリ(EQ/ANC/ジェスチャー設定など)、急速充電、Qiワイヤレス充電、タッチコントロール(つまむ/スワイプ)、ジェスチャー(設定カスタマイズ可能)、Bluetooth 5.4に対応しています。

価格は、Amazonで24,980円、楽天市場で24,980円(※Wi-Fi版は27,980円)、AliExpressで32,880円、です。

関連記事:Xiaomi Buds 5 ProとBuds 5を徹底比較!音質・ANC・機能 

Sony「LinkBuds Fit」

ソニーから発売されたカナル型の完全ワイヤレスイヤホンです(2024年11月15日発売)。

統合プロセッサーV2、ダイナミックドライバーX、イヤホン単体の音楽再生で最大8時間 (NCオフ)間 駆動できるバッテリーを搭載しています。

また、ノイズキャンセリング(ANC)、外音取り込み、フィッティングサポーター、浅めのイヤーピース、DSEE Extreme、コーデック(LDAC、LC3、SBC、AAC)、

ワイドエリアタップ、Speak-to-Chat、IPX4相当の防滴、マルチポイント接続、Sony Sound Connect アプリ、Bluetooth 5.3、LE Audioにも対応しています。

価格は、Amazonで29,700円(税込)、楽天市場で29,700円(送料無料・ポイント10倍あり)、ヤフーショッピングで29,700円(送料無料)、です。

関連記事:Sony「LinkBuds Fit」とLinkBuds Open、Sを比較

Sony「LinkBuds Open」

ソニーから発売された耳をふさがない開放型の完全ワイヤレスイヤホンです(2024年10月11日発売)。リング型の11mmドライバーユニット、高磁力ネオジウムマグネット、統合プロセッサーV2、イヤホン単体の音楽再生で最大8時間 駆動するバッテリーを搭載しています。

また、Sound Connect アプリ、急速充電、マルチポイント機能、audio switch、Google Fast Pair、クイックペアリング(PC)、IPX4相当の防滴性能、スピーク・トゥ・チャット、アダプティブボリュームコントロール、ワイドエリアタップ、Sound AR機能、ヘッドトラッキング機能、360 Reality Audio、

「DSEE」、イコライザー調整、音声コントロール(Sony 独自、Google アシスタント、Amazon Alexa)、高精度ボイスピックアップテクノロジー、AIノイズリダクションシステム、SBC/AAC/LC3 コーデック、Bluetooth 5.3、LE Audioに対応しています。

価格は、Amazonで29,700円(税込)、楽天市場で29,700円(送料無料・ポイント10倍あり)、ヤフーショッピングで29,700円、です。

関連記事:Sony「LinkBuds Open」とLinkBuds、Sモデルを比較

Google「Pixel Buds Pro 2」

Googleから発売されたTensor A1 チップ搭載の完全ワイヤレスイヤホンです(2024/9/26 発売)。

11mmのダイナミック型ドライバー、イヤホン単体で最大8時間、ケース併用で最大30時間 駆動できるバッテリーを搭載しています。

また、生成AI「Gemini」との連携、アクティブノイズキャンセリング「Silent Seal 2.0」、空間オーディオ、マルチパス処理、マルチポイント接続、会話検出機能、耳の形にフィットする新デザイン、固定用アーチ、イヤホンでIP54、ケースでIPX4の防水(防滴)性能、急速充電、Qi 認証済みワイヤレス充電、、Googleアシスタント、Bluetooth 5.4、LE Audio、スーパー ワイドバンドに対応しています。

価格は、Amazonで36,801円(税込)、楽天市場で36,800円(税込・送料無料)、AliExpressで42,248円、です。

関連記事:Google「Pixel Buds Pro 2」とPro、Aシリーズを比較

「AirPods 4」

Appleから発売された完全ワイヤレスイヤホンです(2024年9月20日 発売)。

通常モデルのほかにアクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載モデルも用意しています。

アップル製ドライバー、「H2」チップ、最大5時間、充電ケース併用時は最大30時間 駆動するバッテリー、新しい音響アーキテクチャ、歪みを低減するドライバ、ハイダイナミックレンジアンプ、新しい感圧センサー、アップグレードされたマイクを搭載しています。

また、空間オーディオ、ダイナミックヘッドトラッキング、48kHz/16bitでの音楽再生、IP54相当の防水・防塵性能、外部音取り込みモード、Siri音声操作、USB-Cポート(充電ケース)、Apple Watchの充電器・Qi規格の充電器(※ANC搭載モデルの充電ケースのみ)、「探す」アプリのスピーカー(※ANC搭載モデルの充電ケースのみ)、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、楽天市場で29,800円(送料無料)、米国 Amazon.comで$158.00、です。

関連記事:Apple「AirPods 4」とAirPods 3、Pro 2を比較

「JBL TOUR PRO 3」

ハーマンインターナショナルから発売された高性能な完全ワイヤレスイヤホンです(ディスプレイ付きスマート充電ケース 付属・2024年10月3日発売)。

ハイブリッドドライバー、6つのマイク、最大44時間 駆動するバッテリーを搭載しています。

また、LDACコーデック、パーソナルサウンド3.0、空間サウンド、ハイブリッドノイズキャンセリング2.0、2種の外音取り込み機能、AIノイズ低減アルゴリズム、

トランスミッター機能、音声コントロール、Bluetooth 5.3 LE オーディオ、JBL Headphone アプリ、防滴IPX55、Qi対応のワイヤレス充電、Bluetooth 5.3、LE オーディオに対応しています。

価格は、Amazonで39,000円(税込)、楽天市場で42,900円(送料無料・ポイント10倍あり)、ヤフーショッピングで39,250円、米国 Amazon.comで$299.95、です。

関連記事:液晶付き「JBL TOUR PRO 3」とTOUR PRO 2を比較

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