「GoPro HERO12 Black」の進化した点と評判、価格を紹介!画質、機能、ハードウェアの3つに分けて「HERO11 Black」との違いを解説します。
また、スペックや詳細な価格情報、おすすめの類似製品も掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
「GoPro HERO12 Black」が日本で発売開始!
2023年9月13日、米国 GoPro(ゴープロの新製品「HERO12 Black」(ヒーロー12 ブラック)が発売されました。
「GoPro」シリーズの最上位となるアクションカメラです。
GoProからは2022年9月14日に「GoPro HERO11 Black」が発売されています。
このアクションカメラは「5.3Kの美しい動画撮影ができる」、「手ブレ補正(HyperSmooth 5.0)と360度水平ロック機能が便利」と評判でした。
新モデルはその性能を強化しつつ、177度の超広角撮影ができることで話題になっています。
もちろん、最大2倍のバッテリー駆動時間で長時間の撮影もできますよ。
それでは早速どんなアクションカメラなのか、その特徴(メリット)をくわしく見ていきましょう。
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公式ページ:GoPro HERO12 Blackアクションカメラ (防水 + ブレ補正) | GoPro
画質
5.3K HDRビデオ撮影
「GoPro HERO12 Black」は5.3K HDRビデオ撮影に対応し、細部までくっきりと鮮やかな映像を記録できます。また、HDR (High Dynamic Range) に対応したことで、明るい部分と暗い部分の両方を同時にクリアに表現することが可能に。逆光での撮影でも、白飛びや黒つぶれを抑え、より自然な映像を撮影できるため、広大な風景も細部まで美しく記録できます。
10-bitカラー
「GoPro HERO12 Black」は10-bitカラーに対応したことで10億色以上の表現が可能になり、より滑らかなグラデーションで自然な映像を表現できます。従来の8-bitでは1600万色しか表現できませんでした。新モデルは10-bitカラーに対応したことで、表現できる色の幅が広がり、後処理でより幅広い色調整が可能になっています。
27MP写真
「GoPro HERO12 Black」は27メガピクセルの高解像度な写真撮影が可能になり、細部までくっきりと鮮やかな写真を撮影できます。写真の一部を切り出して、異なるアスペクト比に変更しても高品質な画質を保持できます。風景写真、ポートレート、マクロ撮影など、様々な撮影シーンで高解像度の写真撮影を利用できます。
機能
Maxレンズモジュラー2.0
別売のアクセサリー「Maxレンズモジュラー2.0」利用することで、最大177度の超広角撮影が可能になります。また、Maxレンズモジュラー2.0装着時でも、強力な手ブレ補正機能で滑らかな映像を撮影できます。そのほか、Max Wide、Max SuperView、Max HyperViewの3つの視野角設定を用意し、撮影シーンに合わせて最適な画角を選ぶことができます。
Bluetoothオーディオ
「GoPro HERO12 Black」はBluetooth対応のヘッドセットやイヤホンなどを利用して、ワイヤレスで音声収録が可能になっています。ヘッドセットに内蔵されたマイクを使って、音声コマンドでカメラを操作も可能で、例えば、「録画開始」「写真撮影」といった操作を声で指示することができます。カメラから離れた場所からでも、音声コマンドでカメラを操作できるため、自撮りやグループ撮影などに最適です。
タイムコード同期
「GoPro HERO12 Black」は複数のカメラで撮影した映像を正確に同期させることができる「タイムコード同期機能」を搭載しています。
タイムコードとは、映像や音声に記録される、撮影開始からの経過時間を示すデジタルコードのことです。複数のカメラに同じタイムコードを同期させることで、各カメラで撮影された映像を、まるで一つのカメラで撮影したかのように正確に繋ぎ合わせることができます。
専用のスマートフォンアプリ「GoPro Quik」を利用すると、QRコードを読み込むだけで、複数のカメラのタイムコードを簡単に同期できます。
新しい縦長ビデオモード
「GoPro HERO12 Black」は従来の横長の映像だけでなく、縦長の8:7のアスペクト比での撮影に対応しています。Maxレンズモジュラー2.0を装着することで、さらに広角な縦長映像を撮影できます。手ブレ補正機能のHyperSmoothと組み合わせることで、滑らかな縦長動画を撮影できます。
ハードウェア
最大2倍のバッテリー駆動時間・耐寒性能
「GoPro HERO12 Black」は1720mAhの容量を持つEnduroバッテリーを搭載し、従来モデルよりも長時間撮影が可能になっています。低温環境下でのバッテリー性能も向上し、スキーなど冬のアウトドアでも安心して使用できます。また、別売りのデュアルバッテリーチャージャーを使用することで、複数のバッテリーを同時に充電できます。
10m防水に対応
「GoPro HERO12 Black」は水深10mまでの防水性能を備えており、プールや海での撮影も可能です。別売りのハウジングを使用することで、さらに高い防水性と耐衝撃性を実現できます。
アクセサリー
「GoPro HERO12 Black」は様々なシーンに対応できる豊富なアクセサリーが用意されています。
具体的には、
ヘッドストラップ、チェストマウント、ハンドグリップ、三脚マウント、サクションカップマウント、ハウジング、レンズ保護フィルター、シリコンケース、延長アーム、ライト、マイク
などがあります。また、豊富なアクセサリーを収めたアクセサリーセットも販売されています。
「GoPro HERO12 Black」のスペック
- フロント画面:1.4インチのカラーディスプレイ
- リア画面:2.27インチのタッチディスプレイ
- 対応SDカード A2 V30以上のmicroSDカード1枚
- バッテリー 取り外し可能な1720mAh Enduroバッテリー
- インターフェース USB-C
- 通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1
- センサー 1/1.9インチCMOS イメージセンサー、27.6MPの有効画素数 (5599×4927)
- レンズ 口径:F2.5、35mm相当の焦点距離 最小=12mm 最大=39mm
- ISO感度 100から6400まで
- マイクの数 3つのマイク(進化したノイズ低減)※3.5オーディオマイク入力、ワイヤレスマイク接続が可能
- 防水性 保護ハウジングなしで10m、保護ハウジングありで60m
- 取り外し可能な撥水カバーガラス あり
- 動作温度 -10º C – 35º C
- サイズ 71.8 x 50.8 x 33.6 mm
- 重量 154g (カメラ本体とマウントフィンガー + バッテリー)、121g (バッテリーを除く)
- マウント フォールディングフィンガーによるビルトインマウント ¼-20マウント
- 外付けアクセサリー HDMI:メディアモッド (H9B/H10B/H11B/H12B)、Maxレンズモッド2.0、リモートコントロール、互換性のあるハウジング / アクセサリー 保護ハウジング (H9B/H10B/H11B/H12B)
「GoPro HERO12 Black」の評判・口コミ
「GoPro HERO12 Black」の評判・口コミについてまとめてみました。
1.HDR機能の効果が高く、明暗さの大きい夕焼けや夜景の撮影でもきれいな映像を撮影できます。白トビや黒のつぶれが起こりがちなシーンでも失敗することが少なくなりました。
2.手ブレ補正機能が非常に強力で、手持ち撮影でも非常に安定した映像を撮影できます。いつも持ち歩いていたジンバルが必要なくなり、荷物も少なくなっています。5.3Kの画質でブレもほとんどないので映像が高品質になりました。
3.スマホ向けの縦長動画が撮影しやすくなりました。撮影後にすぐにSNSにアップできるので非常に便利。いいねがつく回数も増えて満足しています。
4.丈夫な作りで今のところ故障もしていません。突然雨が降ってきて濡れても10m防水なので安心です。寒い場所でもバッテリーが動作しなくなることもなく使用できています。
「GoPro HERO12 Black」はこんな人に最適!
5.3Kの高解像度撮影が可能なので、細部まで忠実にとらえたい、プロフェッショナルなクリエイター(プロのカメラマンや映像制作者)に最適です。
また、強力な手ブレ補正機能があるため、 サーフィン、スノーボード、バイクなど、動きの激しいシーンを頻繁に撮影する人にも最適です。
そのほか、縦長ビデオモードや様々な撮影モードがあるため、よりレベルの高い高品質な動画を作成したいVloggerやYouTuberに最適です。
「GoPro HERO12 Black」の価格・販売先
GoPro公式サイト
標準モデルで59,800円、
HERO12 Black + Max レンズモジュラー2.0で72,800円、
で販売されています。
GoPro公式サイトで「GoPro HERO12 Black」をチェックする
ECサイト
Amazonで59,800円(税込・7000円OFFクーポン付き)、
楽天市場で52,800円(送料無料)、
ヤフーショッピングで60,800円(送料無料)、
米国 Amazon.comで$299.00、
で販売されています。
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おすすめの類似製品を紹介
「GoPro HERO12 Black」に似た性能をもつアクションカメラも販売されています。
「GoPro HERO13 Black」
GoProから発売されたアクションカメラです。
1/1.9インチCMOS イメージセンサー、前面1.4インチのカラーディスプレイ、背面2.27インチのタッチディスプレイ、 取り外し可能な1900mAh Enduroバッテリー、3つのマイクを搭載しています。
また、交換用レンズ(超広角・マクロ・NDフィルター・アナモフィックレンズ ※別売)、スローモーション撮影(バーストスローモーション)、QuikCapture機能、
マグネット式ラッチマウント、GPS機能、最大5.3K/60FPSの動画撮影、手ブレ補正機能「HYPERSMOOTH 6.0」、10mの防水性能、USB-C、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1に対応しています。
価格は、Amazonで69,800円(税込・SDカード+サイドドア)、楽天市場で68,800~69,800円、ヤフーショッピングで69,800円、米国 Amazon.comで$399.99、です。
関連記事:「GoPro HERO13 Black」とHERO12、HEROを比較
「Insta360 Ace Pro 2」
Insta360から発売されたライカレンズ搭載のアクションカメラです(2024年10月22日 発売)。
デュアルチップ、1/1.3インチ8Kセンサー、157度のライカ・ズマリットレンズ、2.5インチのタッチスクリーン(フリップ式)、180分の撮影が可能な1800mAhバッテリーを搭載しています。
また、「ポーズ録画」(録画の一時停止やキャンセル)、ジェスチャー操作、音声制御2.0(音声による操作)、AIハイライト・アシスタント、自動編集、8K30fps動画、4K60fpsアクティブHDR、PureVideoによる低照度性能、4K120fpsスローモーション、FlowState手ブレ補正技術、
風切り音を軽減するためのウィンドガード(付属)、防水(潜水ケースなしで12m、潜水ケースに入れた状態で60mまで)、マグネット式のマウントシステムに対応しています。
価格は、楽天市場で67,800円(税込)、ヤフーショッピングで67,800円(送料無料)、AliExpressで72,476円、です。
関連記事:「Insta360 Ace Pro 2」と前モデルAce Proを比較
「Osmo Action 5 Pro」
DJIから発売されたデュアルOLEDタッチスクリーンを搭載したアクションカメラです。
1/1.3インチCMOSセンサー、新型のチップセット、47GBのストレージ、1950 mAhバッテリー、3つのマイク、SDカードスロットを搭載しています。
また、スーパーナイトモード、4:3の4K動画撮影、プリ録画機能、960fpsの超スローモーション撮影、10-bit D-Log M/HLGに対応した高画質な撮影、被写体センタリング/トラッキング機能、360°HorizonSteadyの手ブレ補正機能、
防水ケースなしで20mの防水性能、ホワイトバランス精度の向上、30WのUSB PD充電、DJI製ワイヤレスマイク「DJI Mic 2」の接続、155°の超広角撮影、4000万画素の静止画撮影、microSDカード(最大1TBまで)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1に対応しています。
価格は、Amazonで55,000円(税込・スタンダードコンボ・アドベンチャーコンボは69,300円)、楽天市場で55,000円(送料無料)、ヤフーショッピングで55,000円、米国 Amazon.comで$349.00、です。
関連記事:「Osmo Action 5 Pro」とAction 4、3の違いを比較
「GoPro HERO」
GoProから発売されたエントリー向けの4K アクションカメラです(2024年9月22日発売)。
背面1.76型タッチスクリーン、1255mAhの「Enduroバッテリー」、microSDメモリーカードスロット、ヒートシンク(熱対策)、マウントフィンガー(アクセサリー接続用)を搭載しています。
また、最大4K/30fps(16:9)の4K動画記録、最大2.7K/60fpsでのスローモーション撮影、12MPの静止画撮影、手ブレ補正、「Quik」アプリ、「HyperSmoothビデオブレ補正」、水深5mまでの防水性能、アクセサリー「Floaty」(別売)、「保護スリーブ」(別売)に対応しています。
価格は、Amazonで34,800円(税込)、楽天市場で34,800~35,800円、ヤフーショッピングで35,800円、米国 Amazon.comで$349.00 です。
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「Osmo Action 4」
DJIから発売されたアクションカメラです(2023年8月2日発売)。
1/1.3インチCMOSセンサー、フロント1.4型スクリーン(320×320ドット)、リア画2.25型スクリーン(360×640ドット)、1770mAhバッテリー、microSDメモリーカードスロット(最大512GB)を搭載しています。
また、低照度での明るい撮影、10-bit色深度、4K/120fps動画記録、155度の超広角撮影、映像ブレ補正機能「360°HorizonSteady」、D-Log Mモード(シネマティックな仕上げ)、防水18m(防水ケースなし)/60m(防水ケース使用時)、急速充電(18分で80%まで)に対応しています。
価格は、Amazonで44,000円(税込)、楽天市場で44,000円(送料無料)、ヤフーショッピングで44,000円、AliExpressで72,732円、米国 Amazon.comで$379.99 です。
関連記事:「Osmo Action 4」のできること、新機能、価格、付属品を解説
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