「ANBERNIC RG35XXSP」をレビュー!折り畳みの完成度を検証する

review ANBERNIC RG35XXSP 実機を片手で持つ。
先日、レトロゲーム愛好家の間で大きな注目を集めている携帯ゲーム機、「ANBERNIC RG35XXSP」をAmazonで購入しました 。以前からその評判は耳にしており、特にゲームボーイアドバンスSPを彷彿とさせるクラムシェルデザインには強い関心を寄せていました。

実機ANBERNIC RG35XXSPを手にして感じたこと

実際に手元に届き、じっくりと様々なゲームをプレイし、各機能を試してみることで、ANBERNIC RG35XXSPが単なるノスタルジーを刺激するだけの製品ではなく、現代の技術で丁寧に作り込まれた、非常に完成度の高い携帯ゲーム機であることを改めて実感しました。細部にまでこだわりが感じられ、予想を上回る快適な使用感に、正直なところ驚かされています。

この記事でANBERNIC RG35XXSPを徹底レビュー!

この記事では、そんなANBERNIC RG35XXSPを私が実際に多角的に使用してみて心から「良い!」と感じた魅力、細かな部分で「なるほど」と気が付いた点、そして時には「ここは少し注意が必要かも?」と思ったことまで、デザインの美しさ、手に馴染む操作性、気になるパフォーマンス、バッテリーの持続力、さらにはゲーム以外の多彩な機能に至るまで、あらゆる面から徹底的にレビューし、その実力を明らかにしていきます。

この記事で分かること

  • ANBERNIC RG35XXSPのパッケージ内容と、開封時の第一印象
  • ゲームボーイアドバンスSPを彷彿とさせる外観デザインと、その質感、携帯性
  • 3.5インチIPSディスプレイの表示品質、視野角、レトロゲームとの相性
  • 十字キーや各ボタンの操作感、格闘ゲームなどでの入力精度
  • Allwinner H700 SoCのCPU・GPU性能、搭載メモリと全体的な処理能力の目安
  • PSPやドリームキャストといった、比較的処理負荷の高いゲームが実際にどの程度動作するのかの検証結果
  • 搭載されているエミュレーターの種類と、初期収録ゲームに関する情報(およびその取り扱いに関する重要な注意点)
  • 3300mAhバッテリーの実際の持続時間、充電に関する仕様、省電力機能について
  • 音楽・動画再生といったマルチメディア機能、HDMIによる外部映像出力、コントローラー接続、Wi-FiやMoonlightストリーミングといった拡張機能
  • 製品の詳細なスペック一覧
  • 日本国内外での販売価格と主な購入先の情報
  • 筆者が実際に使って感じた総合的な評価と、購入を検討する上でのメリット・デメリット

この記事を最後まで読むことで、ANBERNIC RG35XXSPが本当に「買い」の一台なのかどうか、その判断に必要な具体的な情報や、購入の後押しとなるようなポイントがきっと見つかるはずです。

購入を迷われている方はもちろん、既に本機に強い興味をお持ちの方も、ぜひ本レビュー記事を参考にしていただければ幸いです。

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開封の儀と心に響くデザイン:ANBERNIC RG35XXSPとの初対面

ANBERNIC RG35XXSPの外観:閉じた状態

ここでは、ANBERNIC RG35XXSPが手元に届いた瞬間の感動から、その魅力的な外観とデザインの細部に至るまでを、実際に触れた感想を交えながら詳しくレビューしていきます。レトロゲームファンならずとも、この小さな宝石箱のような一台にきっと心を奪われるはずです。

ドキドキの開封体験:付属品と第一印象

注文してから心待ちにしていたANBERNIC RG35XXSPがついに我が家へ到着しました。SNSなどでは「梱包がやや簡素だった」という声も見受けられましたが 、私の手元に届いたものは、製品イラストが銀色に縁取られたしっかりとした化粧箱で、開ける前から期待感を高めてくれるものでした 。この第一印象は、製品へのこだわりを感じさせ、幸先の良いスタートと言えるでしょう。

ANBERNIC RG35XXSPの付属品

箱を開けると、RG35XXSP本体、充電用のUSB Type-Cケーブル、そして嬉しいことにスクリーンプロテクターと液晶クリーナーユーザーマニュアル(英語・中国語表記)が丁寧に収められていました 。特にスクリーンプロテクターが最初から付属しているのは、画面を大切にしたいユーザーにとっては非常にありがたい配慮です 。ただし、ACアダプター自体は同梱されていないため、手持ちのUSB充電器を使用するか、別途用意する必要があります。ケーブルがType-Cなのは現代的で良いですね。

ユーザーマニュアル(説明書)は英語と中国語で記載されており、メインインターフェイスの操作、各ボタンやポートの役割、ゲームの追加方法、一般設定やゲーム設定、さらにはエミュレーター使用時の便利なショートカットキー(例:メニュー+R2で早送り、メニュー+L1で状態ロードなど)に至るまで、説明されています。特に「オンラインプレイ」に関する項目は、私が以前使用感を確かめたWi-Fi非対応のANBERNIC RG28XXのマニュアルには見られなかった点で、本機のネットワーク機能への期待が膨らみます。

手に馴染む、懐かしくも新しいフォルム

本体を手に取ると、まずそのゲームボーイアドバンスSP(GBA SP)を彷彿とさせる折りたたみデザインに、思わず笑みがこぼれます 。あの頃、夢中になって遊んだ記憶が鮮やかに蘇るようです。大きさは幅89mm×奥行85mm×高さ27mm、重さは実測で約196gと、オリジナルのGBA SP(幅84.6mm×奥行82mm×高さ24.3mm、重さ143g)と比較すると一回り大きいのですが 、このサイズ感が現代のホールド感としてはむしろ絶妙で、しっかりと手に馴染む印象を受けました。プラスチック筐体ではありますが、安っぽさはなく、きしみや歪みも感じられないしっかりとした剛性感があります 。

ANBERNIC RG35XXSPの外観、正面。本体を90度に傾ける。

私が選んだのは、ANBERNIC製品としてRG35XXSPで初登場となったシルバーモデルです 。このシルバーは、かつてのゲームボーイアドバンスSPのオリジナルカラーを彷彿とさせ、個人的に非常に気に入っています 。発売当初のカラーラインナップはシルバーやグレーなどが中心でしたが 、

その後クリアブラック、クリアブルー 、さらにはクリアホワイト、クリアレッド、クリアグリーンといった、中の基板がうっすらと透けて見える魅力的なクリアカラーのバリエーションも順次追加で登場し、選択の幅が広がりました 。これらのクリアモデルはガジェット好きの心をくすぐるデザインと言えるでしょう。本体表面はサラサラとしたシボ加工が施されており、長時間プレイしても指紋が付きにくいのは嬉しいポイントです 。

細部へのこだわりと洗練されたインターフェース

このRG35XXSPで特に感心したのは、ヒンジの作り込みです。ヌルっとした感触でスムーズに開閉でき、パタッと閉まるその感触は、まさにGBA SPのそれと瓜二つです 。メーカーによれば、GBA SP実機の構造を参考にして設計されたとのことで、単なる模倣ではないリスペクトが感じられます。

開閉時には内蔵されたマグネットとホールスイッチによって、スリープ状態と復帰が自動で行われるため、遊びたい時にサッと取り出してすぐにゲームを再開できるのは非常にスマートです 。画面を開いた際の角度も、GBA SPに近い自然な位置で固定されますが、レビューによっては最大開度に若干の個体差がある可能性も示唆されていました 。

ANBERNIC RG35XXSPの背面にあるポート類

本体上部には、充電及びOTG(On-The-Go)機能に対応したUSB Type-Cポートと、外部ディスプレイへ出力するためのminiHDMIポート、そしてL1/L2/R1/R2のショルダーボタンが整然と配置されています 。L2/R2ボタンはL1/R1ボタンよりも少し高さが変えられており、指先での識別がしやすく、押し間違いを防ぐための細やかな配慮が嬉しいです 。

本体下部には、最近では珍しくなった3.5mmイヤホンジャックと、システム用(TF1)とゲームデータ保存用(TF2)として活用できる2つのmicroSDカードスロットが備わっています 。これにより、システムとゲームデータを分けて管理できるため、非常に柔軟な使い方が可能です。

本体右側面には電源ボタンとリセットボタンが、左側面には音量調整ボタンが、それぞれ本体と一体化するようにフラットに配置されており、カバンの中で誤って押してしまうような心配も少なそうです 。そして、デバイスの顔とも言える正面には、操作性の良い十字キー、ABXYボタン、スタート・セレクトボタンに加え、中央上部にはメニューボタンとモノラルスピーカーがレイアウトされています 。

このスピーカーの位置もまた、GBA SPを強く意識したものであり、開発者のこだわりを感じさせますね 。

まとめ:開封、デザインと外観

  • パッケージ: 所有欲を満たすしっかりとした作りで、開封前から期待が高まる 。
  • 付属品: 本体、USB Type-Cケーブル、説明書、画面保護フィルムとクリーナーが同梱され 、すぐに使い始められる配慮が嬉しいものの、充電器は別途必要。
  • 説明書: Wi-Fi非対応のANBERNIC RG28XXにはなかったオンラインプレイの項目が追加されており、機能進化が伺える。
  • デザイン: ゲームボーイアドバンスSPを彷彿とさせる懐かしい折りたたみデザインと 、オリジナルのGBA SPより一回り大きく現代的な持ちやすさを両立した絶妙なサイズ感 。
  • 本体カラー: RG35XXSPで初登場したシルバーや 、後に追加されたクリアカラーなど 、個性を表現できる魅力的なバリエーション。指紋が付きにくい実用的なサラサラとした表面加工も魅力 。
  • ヒンジ機構: GBA SPに近いスムーズな開閉感触と 、便利な画面開閉による自動スリープ・復帰機能 。
  • インターフェース: USB Type-C、miniHDMI出力、デュアルmicroSDカードスロット、3.5mmイヤホンジャックといった、必要十分かつ豊富な端子類を搭載 。
  • 細部設計: ボタンやスピーカーの配置に至るまで 、GBA SPへのリスペクトが感じられる細やかなデザイン。

ディスプレイ:RG35XXSPの3.5インチIPS液晶が生む鮮やかさと見やすさ

ANBERNIC RG35XXSPのディスプレイ

ここでは、ANBERNIC RG35XXSPの顔とも言える3.5インチIPSディスプレイに焦点を当て、その表示品質やレトロゲームとの相性、そして私が実際にゲームをプレイして感じた感動をお伝えします。このディスプレイは、ただゲームを映し出すだけでなく、かつての思い出をより鮮やかに、そして新たな発見と共に再体験させてくれる素晴らしい窓となるでしょう。

基本スペックと第一印象:クリアな映像世界への入り口

RG35XXSPのディスプレイは、3.5インチのIPS液晶で、解像度は640×480ピクセルです 。このスペックは、特にレトロゲームを美しく表示する上で非常にバランスが取れていると感じます。画面のアスペクト比は4:3ですが 、GBA SPを彷彿とさせる本体デザインと相まって、手に持つと心地よい正方形に近い印象を受けます。IPSパネルのおかげで視野角も非常に広く、少し斜めから覗き込んでも色味の変化が少なく、快適なプレイが可能です 。

注目すべきは、フルラミネーション加工(OCA全密着)が施されている点です 。これにより、画面のカバーガラスと液晶パネル間の空気層がなくなり、外光の反射が効果的に抑えられ、黒がより深く引き締まって見えます。結果として、非常にクリアでコントラストの高い映像を楽しめます。

私が以前使用したANBERNIC RG28XXのディスプレイも発色の良さに驚かされましたが、本機RG35XXSPも同様に、あるいはそれ以上に鮮やかな色彩表現力を持っており、長年親しんだゲームボーイのドット絵や、プレイステーション初期のポリゴンキャラクターたちが、まるで初めて出会ったかのような新鮮さで目に飛び込んできます。

明るさに関しては、あるレビューでは実測で最大248nitという数値が報告されており 、これは室内でプレイするには十分なレベルです。ANBERNICの他モデルと比較すると、RG35XX( 2024)よりは少し控えめであるものの、RG28XXよりは明るいという評価もあります 。

正直なところ、一部のレビューでは、画面と本体シェル(筐体)の間にわずかな隙間が見受けられるなど、組み立て精度について少し気になる点が指摘されていました 。また、構造上、付属の保護フィルムがやや貼りにくいと感じる可能性も示唆されていましたが 、私の個体では特に大きな問題はなく、それを補って余りある表示品質に満足しています。

レトロゲームとの相性:蘇る感動と新たな発見

このRG35XXSPのディスプレイで実際に様々なレトロゲームを起動してみると、その恩恵をはっきりと感じ取ることができます。640×480という解像度は、3.5インチの画面サイズにおいては非常に高精細(あるレビューによれば229PPI )で、ドットの一つ一つが潰れることなくシャープに表示されます。これにより、ブラウン管テレビや当時の携帯ゲーム機の液晶では曖昧だったキャラクターの細かな表情や、背景の作り込みまでくっきりと視認でき、開発者の意図した映像表現をより深く味わうことができます。

特にゲームボーイ、ネオジオポケット、ゲームギア、ワンダースワンといった往年の携帯ゲーム機との相性は抜群だと感じました。これらのゲームは、オリジナルの画面比率で表示してもRG35XXSPの3.5インチ画面を有効に活用でき、かつての小さな液晶や横長の画面でプレイするよりも格段に見やすくなります。

以前、別の機種であるPowkiddy RGB30の正方形に近い画面で感じたように、ゲーム画面の上下がしっかりと表示されることで、今まで意識していなかったスコア表示やUIの配置、さらにはゲーム内の背景情報に気づかされることがあり、まるで全く新しいゲームを遊んでいるかのような新鮮な驚きがありました。

正直、「こんなにもゲーム体験が変わるものなのか!」と、RG35XXSPのディスプレイ性能には良い意味で裏切られました。これまで、ゲームボーイやネオジオポケットなどのモノクロや低解像度のゲームは、コレクションとして所有していても積極的にプレイする機会は少なかったのですが、この見やすいディスプレイで触れてみて、その面白さ、奥深さを再発見しました。

例えば、プレイステーションの『俺の屍を越えてゆけ』のような文字情報が多いRPGや、『デュープリズム』のようなアクションRPGも、くっきりとした文字と鮮やかなグラフィックのおかげで、物語にも戦闘にもより一層没入できています 。このディスプレイのおかげで、長年積んでいたレトロゲームたちを改めて遊び尽くしたいという、強い意欲が湧き上がってきました。

まとめ:ディスプレイ

  • 画面スペック: 3.5インチ、640×480ピクセルのIPS液晶を搭載し 、レトロゲームに最適化された鮮明な表示を実現。
  • 表示品質: フルラミネーション(OCA)加工によりクリアな映像を提供し 、広視野角と豊かな発色で、慣れ親しんだゲームも新鮮な感動と共に楽しめる。
  • 明るさ・比較: 屋内でのプレイには十分な輝度(あるレビューでは実測最大248nit )を持ち、ANBERNIC RG35XX 2024よりやや劣るものの、RG28XXよりは明るいとの評価もある 。
  • レトロゲームとの相性: 4:3のアスペクト比は多くのレトロゲームに最適で、特にゲームボーイ、ネオジオポケット、ゲームギア、ワンダースワンといった携帯機のタイトルが、オリジナル実機よりも格段に見やすくなる。
  • 新たなゲーム体験: Powkiddy RGB30で感じられたように、画面の上下部分がしっかりと見えることで、これまで気づかなかったゲーム内の情報に触れることができ、プレイ意欲を大いに刺激する。
  • 気になる点: 一部のレビューでは、画面と本体シェルの間にわずかな隙間が見られるなど、組み立て精度に改善の余地を感じる場合があるとの指摘や 、構造的に保護フィルムが貼りにくいと感じる可能性も示唆されている 。

操作性レビュー:RG35XXSPの指先に伝わる確かな感触

ANBERNIC RG35XXSPの画面下にある操作部

ここでは、ANBERNIC RG35XXSPを実際に手に取り、様々なゲームをプレイして感じた操作性について、詳しく掘り下げていきます。特に十字キーや各ボタンの感触、そしてそれがどのようにゲーム体験を高めてくれるのか、私の率直な感想をお届けします。この一台は、ただ懐かしいだけでなく、現代の技術で磨き上げられた快適な操作感で、私たちを再びあの頃の興奮へと誘ってくれます。

基本レイアウトとボタンの質感:レトロゲームへの最適解

RG35XXSPの操作は、ゲームボーイアドバンスSPを彷彿とさせるお馴染みの十字キーとABXYボタン、そして上部に配置されたL1/L2、R1/R2ショルダーボタンで行います 。アナログスティックは搭載されていませんが 、これは主に2Dグラフィックが中心だった時代のレトロゲームをメインターゲットに据えている本機の設計思想の表れでしょう。

そのため、3Dのレースゲームなど、アナログスティックによる繊細な操作が求められるタイトルでは少々不便を感じる場面もありましたが、多くのクラシックゲームにおいては、この潔いボタン構成が逆に操作への集中力を高めてくれます。

ABXYボタンは直径7.6mmストローク(押し込みの深さ)1mmと、ANBERNIC製品の標準的な仕様に近いしっかりとした感触です 。ボタンの側面が使用中に摩耗したり、押す角度によって引っかかるような安っぽさもありません 。ただし、ボタンを押した際の「カチカチ」という操作音は、特にABXYボタンや、一部レビューによればスタート、セレクト、メニューボタンでやや大きめに感じられるかもしれません 。静かな場所でのプレイを重視する方は、この点を少し意識しておくと良いでしょう。

十字キーの精度:格闘ゲームも思いのままに

RG35XXSPの操作性で特に声を大にしてお伝えしたいのが、十字キーの卓越したパフォーマンスです。これがもう、驚くほど指に馴染み、非常に正確な入力が可能です。試しにカプコンのアーケードゲームが動作するエミュレーターで、往年の名作対戦格闘ゲーム『ストリートファイターIII 3rd STRIKE』をプレイしてみたのですが、波動拳、昇竜拳、竜巻旋風脚といったコマンド技が、面白いようにビシバシと決まりました。特に斜め方向の入力もスムーズで、キャラクターが意のままに動く感覚は、格闘ゲームを心ゆくまで楽しむ上でこの上ない喜びです。

他のユーザーレビューの中には、十字キーの感触について「メンブレン方式で、他のANBERNIC製品に比べて少しグニャっとした押し心地だが硬め」といった評価や 、「昇龍拳のような複雑なコマンドが入りにくい」といった声も散見されましたが 、幸い私の手元にある個体ではそのような問題は感じられず、むしろその入力精度の高さに感心しきりでした。

SNKの看板タイトルである『THE KING OF FIGHTERS ’98』でも、コンボや超必殺技のコマンドが気持ちよく繋がり、これまでに私が触れてきた多くの中華ゲーム機の中でも、間違いなくトップクラスの操作性を実現していると断言できます。

ショルダーボタンと全体のホールド感:安定したプレイを支える設計

本体上部に配置されたL1/R1、そしてL2/R2ショルダーボタンも、しっかりとした確かな押し心地で、安っぽさを微塵も感じさせません。特にL2/R2ボタンは、L1/R1ボタンよりも少しだけ高く設計されており、指先での識別がしやすく、押し間違いを防ぐための細やかな配慮が見て取れます 。

私が以前使用したことのあるANBERNIC RG28XXPowkiddy RGB30のショルダーボタンは、どこか頼りない感触が否めなかったのですが、RG35XXSPのものは剛性感があり、アクションゲームなどで力を込めて操作する際にも安心して使用できます。

RG35XXSPは、オリジナルのゲームボーイアドバンスSPと比較して一回り大きく、また厚みも増しています 。このサイズ感が、意外にも安定したホールド感に繋がり、長時間のプレイでも疲れにくいという印象を受けました 。特に手が大きめの方にとっては、窮屈さを感じることなく自然な体勢で操作に集中できるでしょう 。

アナログスティックは非搭載ですが、システム側で十字キーを左アナログスティックとして認識させる疑似アナログ操作機能も用意されているため 、一部のゲームでは活用できるかもしれません。しかし、やはり本機の真価は、十字キーとボタン操作が主体のレトロゲームでこそ、最大限に発揮されると言えるでしょう。

まとめ:操作性

  • 基本操作系: 十字キー、ABXYボタン、L1/L2/R1/R2ショルダーボタンで主に操作し、アナログスティックは非搭載 。
  • 十字キー: 個人的な体験として非常に押しやすく、格闘ゲームのコマンド入力も高精度に決まる。ただし、他のレビューでは感触について異なる意見(硬め、特定のコマンドが入りにくいなど)も見られる 。
  • ABXYボタン: サイズ7.6mm、ストローク1mmでANBERNICの標準に近いしっかりとした感触を持つ 。一方で、操作音はやや大きめであるとの指摘も複数のレビューで見られる 。
  • ショルダーボタン: L1/L2/R1/R2は確かな押し心地で、L2/R2ボタンはL1/R1より少し高く設計され押し分けやすい 。過去に使用したRG28XXやPowkiddy RGB30のボタンと比較してチープさを感じない。
  • 快適性・ホールド感: オリジナルのGBA SPより厚みと大きさがあるものの、これが結果的に安定したホールド感に寄与し、長時間のプレイでも疲れにくい印象 。
  • アナログ操作への対応: アナログスティックは搭載していないが、一部のシステムでは十字キーによる疑似アナログ操作に対応している 。

パフォーマンス解剖 (CPU・GPU・RAM):RG35XXSPに宿る確かな力

ここでは、ANBERNIC RG35XXSPの滑らかな動作を支える心臓部、Allwinner H700 SoCのCPU性能、GPU性能、そして搭載メモリ(RAM)について詳しく見ていきます。このセクションでは、具体的なゲームの動作検証やエミュレーターの詳細には触れず、純粋にハードウェアが持つ基本的なポテンシャルと、それがどのようなレトロゲーム体験に繋がるのかを考察します。

SoCとCPU:レトロ体験を支える頭脳

ANBERNIC RG35XXSPの頭脳として搭載されているのは、エントリークラスの携帯ゲーム機で採用実績のあるAllwinner H700というSoC(System on a Chip)です。このH700は、1.5GHzで動作するクアッドコアのARM Cortex-A53 CPUを内蔵しています 。この構成は、特に消費電力と処理性能のバランスに優れており、バッテリー持ちも重視される携帯型レトロゲーム機には、まさにうってつけの選択と言えるでしょう。

実際に、ANBERNICのRG35XX PlusRG35XX Hといった兄弟機にも採用されており 、これらのモデルが登場する以前の、例えばオリジナルのRG35XXが搭載していたSoCと比較して、より幅広いゲームへの対応が期待できる着実な進化を遂げています。

このARM Cortex-A53というCPUは、非常に効率的な処理能力で知られており、RG35XXSP上で動作するLinuxベースの独自OSや、様々なゲーム機を再現するエミュレーターを軽快に動かすための基礎体力を提供してくれます 。複雑な処理を瞬時に行うというよりは、安定してレトロゲームの世界に没入させてくれる、縁の下の力持ちのような存在です。

GPUとRAM:映像と快適さを司る力

グラフィック処理を担当するのは、デュアルコアのMali-G31 MP2 GPUです 。このGPUの能力は、私たちが愛したドット絵の2Dグラフィックを鮮やかに再現するのはもちろんのこと、プレイステーション1世代くらいまでの初期の3Dグラフィック描画にも対応しています 。

これにより、カクカクとしたポリゴンキャラクターが織りなす懐かしのゲームシーンも、当時の雰囲気を損なうことなく、しかしよりクリアな画面で楽しむためのグラフィック処理が期待できるのです。

そして、これらの処理を支えるメモリ(RAM)は、LPDDR4規格のものが1GB搭載されています 。最近の高性能スマートフォンなどと比較すると控えめな容量に思えるかもしれませんが、RG35XXSPが動作させる軽量なLinuxベースのシステムや、特定のゲーム機の動作に最適化されたエミュレーターにとっては十分な量と言えます。

多くのアプリケーションを同時に立ち上げてマルチタスクを行うというよりは、一つのゲーム、一つのエミュレーターを安定して、そして快適に動作させることに特化した、割り切りの良い構成です。

パフォーマンスの目安:期待できる範囲と限界

このAllwinner H700プロセッサの総合的な性能を測る指標として、提供された資料によれば、Antutuベンチマーク(V10換算)で約12万点前後、旧バージョンでは約7万点というスコアが示されています。この数値は、例えばより高性能なスマートフォンに搭載されるUnisoc T820(Antutu V10で約45万点)などと比較すると、確かに大きな差があります。

このことからも、RG35XXSPが最新のグラフィックを駆使した3Dゲームを快適にプレイするためのパワーは持ち合わせていないことは明らかです。しかし、それは本機の設計思想やターゲットユーザーとは異なる領域の話と言えるでしょう。

RG35XXSPのこのパフォーマンスは、私たちが青春時代に時間を忘れて夢中になった、例えばプレイステーション1ネオジオ、PCエンジンといったゲームたちを快適に楽しむためには十分以上のものです。これらのゲームを美しいディスプレイで、サクサクと遊べるというだけでも、このデバイスの価値は計り知れません。

一方で、ニンテンドー64やドリームキャスト、PSPといった、よりマシンパワーを要求する比較的新しい世代のシステムに関しては、タイトルによっては動作のもたつきやフレームレートの低下、音声の遅延などが発生する可能性も示唆されています。この「得意なこと」と「少し苦手なこと」を理解しておくことが、RG35XXSPという魅力的な一台を最大限に楽しむための鍵となるでしょう。

まとめ:パフォーマンス

  • SoC: エントリークラスの携帯ゲーム機向けに設計されたAllwinner H700を搭載しています。これは、オリジナルのRG35XXが搭載していたSoCから着実に進化したもので、ANBERNICのRG35XX PlusやRG35XX Hといったモデルにも採用されています 。
  • CPU: 1.5GHzで動作するクアッドコア ARM Cortex-A53を搭載しており 、効率的な処理能力でOSやエミュレーターの軽快な動作を支えます。
  • GPU: デュアルコア Mali-G31 MP2を搭載し 、ターゲットとするレトロゲームの2Dグラフィックはもちろん、プレイステーション1世代の3Dグラフィック描画までをサポートします 。
  • RAM: LPDDR4規格のメモリを1GB搭載しています 。RG35XXSPの軽量なOSと各エミュレーターを安定して動作させるには十分な容量です。
  • 性能指標: AntutuベンチマークのスコアはV10換算で約12万点前後、旧バージョンで約7万点とされており、これによりプレイステーション1やそれ以前の世代のゲームについては快適なパフォーマンスが期待できます。
  • 性能の限界点: ニンテンドー64、ドリームキャスト、PSPといった、より高い処理能力を要求するシステムのゲームでは、タイトルによって動作遅延の可能性が指摘されています。より高性能なUnisoc T820などのSoCと比較すると、処理能力には大きな差があります。

ゲーム動作検証レポート (PSP & Dreamcast編):RG35XXSP 実機プレイで探る実力

ここでは、ANBERNIC RG35XXSPが備えるAllwinner H700プロセッサの真価を探るべく、特に処理負荷が高いとされるPSPとドリームキャスト(Naomi基板含む)のゲームタイトルを実際にプレイし、その動作状況を検証してみました。エミュレーターの細かな設定には深入りせず、あくまで「素の状態でどこまで遊べるのか」という視点からの率直な感想をお届けします。この小さなボディで、どこまであの頃のゲーム体験に迫れるのでしょうか。

PSPタイトルの挑戦:限界と可能性

まずは、携帯ゲーム機でありながら比較的グラフィックがリッチなゲームが多く、中華ゲーム機にとっては一つのハードルとなることが多いPSPのタイトルから検証を始めました。RG35XXSPでどこまで快適に、そして楽しく遊べるのか、期待と少しの不安を胸にいくつかの代表的なソフトを試してみました。

鉄拳6

例えば、バンダイナムコエンターテインメントの看板3D格闘ゲームの一つである『鉄拳6』ですが、こちらはRG35XXSPにとってはかなり厳しい戦いとなりました 。ゲーム自体は起動し、キャラクターも表示されるものの、動作が全体的にスローモーで、本来の目まぐるしい攻防のスピード感からは程遠い印象です 。設定を詰めることで多少は改善する余地があるのかもしれませんが、快適な対戦を楽しむのは難しいと感じました 。やはり3D格闘ゲームの中でも特に処理負荷が高い部類に入るこのタイトルは、RG35XXSPの性能では少々荷が重かったようです 。

リッジレーサーズ

次に、同じくナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)の爽快なレースゲーム『リッジレーサーズ』を試してみました。こちらもプレイステーションポータブルの美麗なグラフィックは綺麗に表示され、ゲームを遊ぶこと自体は可能でした 。しかし、レースの途中で時折カクつきや動作の遅延が見受けられ、常にスムーズなドライブとはいきませんでした 。また、RG35XXSPにはアナログスティックが搭載されていないため、繊細なステアリング操作が求められるこのゲームでは、十字キーだけでは少々操作の難しさを感じたのも事実です 。

メタルスラッグXX

一方で、SNKの傑作2Dアクションシューティング『メタルスラッグXX』は、RG35XXSPで非常に快適に楽しむことができました 。このゲームは比較的処理が軽いこともあり、プレイ中に遅延を感じることは一切なく、終始スムーズなアクションを堪能できました 。緻密に描き込まれたドット絵のグラフィックも忠実に再現されており、爆発のエフェクトやキャラクターのコミカルな動きなど、ゲームの面白さを存分に味わうことができました 。やはり、こうした2Dベースのタイトルとの相性は抜群のようです 。

ドリームキャスト/Naomiタイトルの実力:意外な快適さ

続いて、セガのドリームキャスト及び互換アーケード基板Naomiでリリースされたタイトルに挑戦です。これらのプラットフォームも、PSP同様にそれなりのマシンパワーがなければ快適な動作が難しいとされています。

マーヴル VS. カプコン 2 ニューエイジ オブ ヒーローズ

まずは、カプコン開発の派手な空中戦が魅力の対戦格闘ゲーム『マーヴル VS. カプコン 2 ニューエイジ オブ ヒーローズ』です。こちらは驚くほどスムーズに動作し、私が普段慣れ親しんでいるストリートファイターシリーズのようなコマンド入力も全く問題なく行え、波動拳や昇竜拳といった必殺技も思い通りに繰り出すことができました 。キャラクターが入り乱れる派手な演出の中でもグラフィックの乱れはほとんどなく、遅延も感じられなかったため、非常に快適なプレイフィールでした 。

ギガウィング2

同じくNaomi基板から、タクミコーポレーション開発の弾幕系縦スクロールシューティングの傑作『ギガウィング2』もプレイしてみました。画面を埋め尽くすほどの敵弾や、ド派手な爆発エフェクトが特徴的なゲームですが、意外にも処理落ちすることなくスムーズに動作しました 。初めて本格的にプレイするタイトルでしたが、その圧倒的な迫力とRG35XXSPの快適な動作に引き込まれ、ついつい時間を忘れて熱中してしまいました 。これは嬉しい誤算であり、シューティングゲームファンには朗報と言えるでしょう。

MELTY BLOOD Act Cadenza Ver.B2

さらに、TYPE-MOON原作、エコールソフトウェア開発のNaomiの2D対戦格闘ゲーム『MELTY BLOOD Act Cadenza Ver.B2』(オリジナルはPC)も試しましたが、こちらもキャラクターの滑らかな動きや華麗なエフェクトが忠実に再生され、グラフィックの乱れもなく非常に綺麗でした 。入力に対する反応も良く、遅延も感じられなかったため、快適な対戦が楽しめました 。ドリームキャストやNaomiの2D系タイトルに関しては、RG35XXSPはかなりの実力と適性を持っていると言えそうです。

その他のゲーム検証はYouTube動画で!

これら以外にも多数のゲームタイトルを検証しましたが、その詳細な動作状況については、YouTubeの「Burari Akiba」(秋葉原ぶらりのサブチャンネル)で公開していきます。上のゲーム以外のプレイ動画を見たい人はぜひチェックしてみてください。

Burari Akiba – YouTube

ここでは代表的なタイトルの動作状況を通して、RG35XXSPのポテンシャルの一端をお伝えしました。

まとめ:ゲーム動作の検証

検証プラットフォーム: 特に処理負荷が高いとされるPSPおよびドリームキャスト(Naomi基板含む)の特定タイトルで動作検証を実施しました 。

  • PSP『鉄拳6』: 3D格闘ゲームの中でも負荷が高いタイトルで、RG35XXSPではプレイ可能であるものの動作が遅く、本来のスピード感は得られませんでした 。快適なプレイは難しいという印象です 。
  • PSP『リッジレーサーズ』: グラフィックは綺麗に表示されるものの、レース中に遅延が生じることがありました 。また、アナログスティック非搭載のため、十字キーでの操作には慣れが必要でした 。
  • PSP『メタルスラッグXX』: 2Dアクションシューティングで、比較的処理が軽いため遅延なくスムーズに動作し、グラフィックも問題なく楽しめました 。
  • DC/Naomi『マーヴル VS. カプコン 2』: 2D対戦格闘ゲームで、驚くほどスムーズに動作し、コマンド入力も快適でした 。遅延やグラフィックの乱れも感じられませんでした 。
  • DC/Naomi『ギガウィング2』: 弾幕系縦スクロールシューティングで、派手なエフェクトが多いにも関わらず処理落ちなくスムーズに動作しました 。
  • DC/Naomi『MELTY BLOOD Act Cadenza Ver.B2』: 2D対戦格闘ゲームで、キャラクターの動きやエフェクトが滑らかに再生され、グラフィックの乱れもなく快適なプレイが可能でした

エミュレーターと収録ゲーム:RG35XXSPの時を超える遊びの宝庫

ANBERNIC RG35XXSPの画面:エミュレーターのアイコン

ANBERNIC RG35XXSPの大きな魅力の一つは、多彩なレトロゲームを一台で楽しめるエミュレーション機能です。ここでは、どのようなゲーム機のエミュレーターが搭載されているのか、そして私が手にした個体には初期状態でどのようなゲームタイトルに触れることができたのかを、詳しくご紹介します。

ただし、ゲームROMの取り扱いについては、法的な側面や倫理的な観点を十分に理解した上で、ユーザー自身が適切に対応することが何よりも重要である点を、まず強調させていただきます。

選べるアクセス方法:ゲームルームとRAゲーム

RG35XXSPでは、主に二つの異なるインターフェースを通じて、搭載されている多数のエミュレーターにアクセスすることができます。一つは、初心者にも分かりやすくシンプルな「ゲームルーム」というランチャーです 。そしてもう一つが、より多機能でカスタマイズ性に優れた「RAゲーム」(RetroArchをベースにしたもの)です 。

どちらを選ぶかによって、利用できるエミュレーターの種類や設定の自由度が異なり、一部エミュレーターの動作や対応状況にも違いが見られることがあります 。私自身は、より多くのシステムに対応し、細かい調整も可能な「RAゲーム」のインターフェースを主に活用しています 。

ゲームルーム

「ゲームルーム」からアクセスできるエミュレーターは、主要なレトロゲーム機が網羅されており、手軽に往年の名作を遊びたい場合に非常に便利です。具体的には、プレイステーション1(PS1)、アーケード(Vertical Arcade, CPS1, CPS2, CPS3, NEOGEO, FBneo, MAME)、ゲームボーイアドバンス(GBA)、

ファミリーコンピュータ(NES)、スーパーファミコン(SENES)、セガ・マスターシステム(SMS)、メガドライブ(MD)、スーパー32X(SEGA32X)、ゲームボーイカラー(GBC)、ゲームボーイ(GB)、PCエンジン(PCE)、ネオジオポケットカラー(NGPC)、ゲームギア(GG)、ワンダースワンカラー(WSC)など、合計20種類が用意されていました。

RAゲーム(レトロアーチ)

一方、「RAゲーム」を選択すると、対応するエミュレーターの数はさらに増え、私の環境では全部で37種類にも及びました。先の「ゲームルーム」で利用可能なラインナップに加え、PSP、ドリームキャスト(DC)、プレイステーション(PS表記)、各種アーケード(CPS1, CPS2, CPS3, NEOGEO, FBneo, H.Brew, MAME, VARCADE)、PICO-8(PICO)、ポケモンミニ(POKE)、

Atari2600、バーチャルボーイ(VB)、ゲーム&ウオッチ(GW)、ファミリーコンピュータ(FC表記)、スーパーファミコン(SFC表記)、メガドライブCD(MD-cd)、PCエンジンCD-ROM²(PCE-cd)、MSX、そしてニンテンドーDS(NDS)、NINTENDO64(N64)、ATOMISWAVE、NAOMIといった、

よりマニアックなシステムや比較的新しい世代のゲーム機もカバーされていました。特に、NDSとN64のエミュレーターが「RAゲーム」側にしっかりと追加されている点は、私が以前レビューしたANBERNIC RG28XXと比較した際の明確な変更点・強化点の一つです。

収録ゲームについて:喜びと大きな注意点

さて、多くの方が気になるであろう、本体に最初から収録されているゲームについて触れたいと思います。私が試用した個体のmicroSDカードには、PSP、ドリームキャスト、ニンテンドーDSをはじめとして、上記で挙げた多数のプラットフォームのゲームが驚くほど大量に収録されていました。これだけ多くのゲームにすぐに触れられるのは、一見すると非常に魅力的かもしれません。

しかし、ここで非常に重要な注意喚起をしなければなりません。これらプリインストールされているゲームROMの多くは、残念ながら著作権者の許諾を得ていない、いわゆる「グレー」または「アウトなデータ」である可能性が極めて高いです 。ゲームソフトは著作物であり、その複製や配布には権利者の許諾が必要です。

実際に私自身も、いくつかのゲームの動作確認を行った後、これらのデータはすべて削除し、自身が正規に所有しているゲームカセットやディスクから法律で認められた範囲で作成したバックアップROMに入れ替えて使用しています 。レトロゲームを心から愛し、楽しむためには、クリエイターや権利者への敬意を忘れず、著作権を遵守し、法的に問題のない方法でゲームROMを入手・使用することが絶対的な前提となります。

一部の情報では、正規代理店や公式サイト経由でRG35XXSPを購入した場合、このようなグレーなデータが含まれていないクリーンなmicroSDカードが付属することもあるようですが 、どのような入手経路であれ、最終的な責任はユーザー自身にあることをご理解ください。

収録タイトル例(PSP・ドリームキャスト・NDS)

上記注意点を踏まえた上で、参考情報として、私の個体に初期収録されていたゲームの中から、PSP、ドリームキャスト、NDSのタイトル例をいくつかご紹介します。

PSPの収録ゲーム

PSPの収録ゲームは、ANBERNIC RG28XXに付属していたものとは少しラインナップが異なっているようでした。例えば、『Bloons TD』、『Bomberman』、『悪魔城ドラキュラ Xクロニクル (Castlevania: The Dracula X Chronicles)』、『God of War: Chains of Olympus』(US版)、『Grand Theft Auto: Vice City Stories』(US版)、

『ロックマンイレギュラーハンターX (Mega Man – Maverick Hunter X)』、『メタルスラッグXX』、『パックマン チャンピオンシップ エディション (Pac-Man Championship Edition)』、『リッジレーサーズ (Ridge Racer)』、『鉄拳6』、『鉄拳5 ダーク・リザレクション』といったタイトルが含まれていました。

ドリームキャスト

ドリームキャストのゲームタイトルは、RG28XXの時とほぼ同じ内容だったようです。『コズミックスマッシュ (Cosmic Smash)』、『クレイジータクシー (Crazy Taxi)』、『クレイジータクシー2 (Crazy Taxi 2)』、『ガントレットレジェンド (Gauntlet Legends)』、『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2 (The House of the Dead 2)』、『斑鳩 Ikaruga』、

『マーヴル VS. カプコン 2 ニューエイジ オブ ヒーローズ (Marvel vs. Capcom 2)』、『パワーストーン (Power Stone)』、『パワーストーン2 (Power Stone 2)』、『サイレントスコープ (Silent Scope)』、『ソウルキャリバー (SoulCalibur)』、『パワースマッシュ (Virtua Tennis)』などが代表的なものでした。これらに加え、Naomiエミュレーターの方には、『エイリアンフロント (Alien Front Online)』 (Rev T)、『ギルティギア X (Guilty Gear X)』、『ギガウィング 2 (Giga Wing 2)』など、さらに多くのアーケードタイトルが収録されていました。

ニンテンドーDS

ニンテンドーDSのタイトルとしては、『おいでよ どうぶつの森 (Animal Crossing: Wild World)』、日本語版の『バイオハザード Deadly Silence』や『ファイナルファンタジーIII』のほか、『LEGO Star Wars II: The Original Trilogy』、『メタルスラッグ7 (Metal Slug 7)』、『リッジレーサーDS (Ridge Racer DS)』、

『ニンテンドッグス ダックス&フレンズ (Nintendogs – Dachshund & Friends)』など、こちらも多彩なジャンルのゲームが含まれていました。

GBA、GBC、GBの収録ゲームタイトル

ゲームボーイアドバンスやゲームボーイカラー、ゲームボーイの収録タイトルについては、数が非常に膨大であるため、ここでは割愛させていただきますが、まさに圧巻のライブラリとなっていました 。

ここで紹介するにはあまりにも長いのでYouTubeで公開しています。

その他の収録ゲーム タイトルはYouTubeの「Burari Akiba」(秋葉原ぶらりのサブチャンネル)で公開していきます。上のエミュレーター以外のゲームを知りたい人はぜひチェックしてみてください。

Burari Akiba – YouTube

まとめ:エミュレーターと収録ゲーム

  • アクセス方法: エミュレーターへのアクセスは、シンプルな「ゲームルーム」と、より高機能な「RAゲーム」(RetroArchベース)の2つのランチャーから選択可能です 。
  • ゲームルーム対応機種: PS1、各種アーケード(CPS1, CPS2, CPS3, NEOGEOなど)、GBA、ファミコン(NES)、メガドライブ(MD)、ゲームボーイ(GB, GBC)、PCエンジン(PCE)など、主要なレトロゲーム機20種類を搭載しています。
  • RAゲーム対応機種: 上記に加え、PSP、ドリームキャスト(DC)、ニンテンドーDS(NDS)、NINTENDO64(N64)(これらはRG28XXからは追加された要素です)、ATOMISWAVE、NAOMIなど、合計37種類と大幅に増加し、より幅広いゲームが楽しめます。
  • 収録ゲームに関する重要注意点: 本体に多数のゲームがプリインストールされている場合がありますが、これらは著作権上問題のある「アウトなデータ」である可能性が高いです 。ユーザーは自身が正規に所有しているゲームのバックアップROMを使用することを強く推奨します。
  • PSP収録タイトル例: 『God of War: Chains of Olympus』(US版)、『Grand Theft Auto: Vice City Stories』(US版)、『メタルスラッグXX』、『鉄拳6』などが含まれていました。ANBERNIC RG28XXの収録内容とは一部ラインナップが異なっていました。
  • ドリームキャスト/Naomi収録タイトル例: ドリームキャスト用としては『クレイジータクシー2』、『斑鳩 Ikaruga』、『マーヴル VS. カプコン 2』などが収録(これはRG28XXと同じ内容でした)。Naomi用としては『ギルティギア X』、『ギガウィング 2』など多数のアーケードタイトルも含まれていました。
  • ニンテンドーDS収録タイトル例: 『おいでよ どうぶつの森』、日本語版の『バイオハザード Deadly Silence』や『ファイナルファンタジーIII』、『ニンテンドッグス』などが含まれていました。
  • その他の収録状況: ゲームボーイアドバンス、ゲームボーイカラー、ゲームボーイなどのプラットフォームについても、膨大な数のタイトルが収録されている場合がありました 。

バッテリー性能と充電仕様:RG35XXSPは長時間プレイも安心!

ANBERNIC RG35XXSPの裏側:バッテリーがあるところ

携帯ゲーム機にとって、バッテリーの持続時間はプレイ体験を左右する非常に重要な要素です。どれだけ素晴らしいゲームラインナップや操作性を備えていても、すぐにバッテリー切れになってしまっては元も子もありません。

ここでは、ANBERNIC RG35XXSPが搭載する3300mAhバッテリーの実際のスタミナ、賢い省電力機能、そして充電に関する仕様やバッテリー交換の可能性について、私の実体験を交えながら詳しくご紹介します。

公称値を裏付ける?驚きのバッテリー持続力

ANBERNIC RG35XXSPは、3300mAhという、このサイズの携帯ゲーム機としては十分な容量のリチウムバッテリーを搭載しています 。メーカーの公式な発表では、約8時間の連続稼働が可能とされています 。この数値だけでも、一日の外出や移動中の良きお供となってくれそうな期待が持てますが、実際に私が様々なゲームを試してみた際の体感は、それをさらに上回るものでした。

具体的には、いくつかの異なるプラットフォームのエミュレーターを起動し、合計で10タイトルほどのゲームをそれぞれ少しずつ連続してプレイしてみる、という使い方をしましたが、驚いたことにバッテリーインジケーターはほとんど減りを見せませんでした。もちろん、プレイするゲームの処理負荷や画面の明るさ設定、音量などによって実際の駆動時間は大きく変動しますが、このスタミナは特筆すべき点だと感じています。

これならば、長時間の移動中や、ちょっとした空き時間に「さあ、これから楽しむぞ!」という場面でも、バッテリー残量を過度に気にすることなく心ゆくまでゲームの世界に没入できそうです。

賢い省電力機能とスリープモードの進化

この優れたバッテリー持続時間には、RG35XXSPに搭載された賢い省電力機能も大きく貢献しているようです。デフォルトの設定では、一定時間操作が行われないと自動で画面がオフになり、無駄な電力消費を効果的に抑えてくれる仕組みになっています。

さらに、ゲームボーイアドバンスSPのような折りたたみ式筐体の大きな利点を活かし、画面を閉じるとホール磁気スイッチが作動して本体がスリープ状態に移行し、再び画面を開けるだけで瞬時にゲームに復帰できるという、非常にスマートで便利な機能も備わっています 。

特に、いくつかのレビューによれば、ファームウェアのバージョン1.0.6以降で利用可能になった「スーパースタンバイ」というスリープモードは、消費電力を大幅に抑えてくれるとのことで、これによりスリープ状態での待機時間が格段に向上したという報告があります 。

あるユーザーは、ノーマルスタンバイモードと比較してバッテリーの持ちが非常に良くなり、スーパースタンバイ状態で2~3日放置しても十分にバッテリーが残っていたと述べています 。この点は、私が以前使用していたPowkiddy RGB30が、スリープ状態でも比較的早くバッテリーが消耗していく印象だったのとは対照的で、RG35XXSPの電力管理の優秀さを実感しました。

充電仕様とバッテリー交換の可能性

充電に関しては、RG35XXSPは5V/1.5Aの入力に対応しており、USB Type-C to Type-C(C2C)ケーブルでの充電もサポートされているのは、現代のデバイスとして嬉しいポイントです 。ただし、一部のユーザーからは「急速充電器を使用すると本体やバッテリーに良くないかもしれない」という声も聞かれるため、私は念のため、本体に付属していたUSBケーブルを使用するか、5V/1.5Aの仕様に合った充電器を選ぶように心がけています 。

そして、長期間にわたって愛用する上で気になるのがバッテリーの交換可能性です。RG35XXSPの本体背面にあるバッテリーが収められている部分はネジ止めされており、精密ドライバーを使えばユーザー自身で開けることができそうな構造になっています 。

実際に交換用バッテリーがサードパーティから容易に入手できるかは現時点では不明ですが、少なくともユーザー自身でバッテリー交換にアクセスできる可能性があるという点は、デバイスを長く大切に使いたいと考えるユーザーにとっては一つの安心材料と言えるでしょう。

まとめ:バッテリーと充電

  • バッテリー容量と公称時間: 3300mAhのリチウムバッテリーを搭載しており 、メーカーの公式発表では約8時間の連続稼働が可能です 。
  • 実使用感: 複数の異なるゲームタイトルを連続してプレイしてもバッテリーの減りが少なく感じられ、非常に持ちが良いという印象を受けました。
  • 省電力機能: 一定時間無操作状態が続くと画面が自動でオフになる機能や、画面の開閉に連動したホール磁気スイッチによるスリープおよび復帰機能を搭載しています 。
  • スリープモードの改善: ファームウェア1.0.6以降で導入された「スーパースタンバイ」モードにより 、スリープ時のバッテリー消費が大幅に改善されたとの報告があります 。以前使用したPowkiddy RGB30と比較して、RG35XXSPの電力管理は優秀だと感じました。
  • 充電仕様: 5V/1.5Aの充電に対応しており 、USB Type-C to Type-C(C2C)ケーブルでの充電もサポートされています 。ただし、急速充電器の使用については慎重な意見も見られます 。
  • バッテリー交換の可能性: 本体背面のバッテリー格納部はネジ止めされており、ユーザーによるバッテリー交換が可能な構造になっていると見受けられます 。

機能 (マルチメディア・外部出力・ストリーミング):RG35XXSPのゲームだけじゃない多才な一面

ANBERNIC RG35XXSPのスロット、イヤホンジャック

ANBERNIC RG35XXSPは、そのコンパクトな筐体にレトロゲーム体験を満喫するための工夫が凝縮された一台ですが、その実力はゲームだけに留まりません。

ここでは、音楽や動画再生といったマルチメディア機能から、リビングの大画面で楽しむための映像出力、さらにはPCゲームのストリーミングプレイまで、RG35XXSPが秘める多才な機能について、実際に触れて感じたことを中心にご紹介します。

クリアな音質で没入感を高めるオーディオ機能

まずはサウンド面についてです。RG35XXSPのスピーカーは、本体下部、ちょうどセレクトボタンとスタートボタンのすぐ上に配置されています。実際に音楽やゲームの効果音を聞いてみると、その音質の良さに驚かされました

メーカーのスペック表には「高音質スピーカー」と記載されていますが 、これは決して誇張ではなく、モノラルスピーカーでありながら音にしっかりとした厚みとクリアさがあり、スカスカした安っぽい感じがありません。まるでステレオサウンドであるかのような豊かな広がりを感じさせてくれ、特にレトロゲームのチップチューンサウンドや効果音を再生した際の没入感を一層高めてくれます。

この予想以上に良好なスピーカー音質のおかげで、RG35XXSPに内蔵されている音楽プレイヤーアプリも十分に実用的だと感じました。対応している音楽フォーマットもflac、mp3、wav、ape、ogg、wma、aacなど非常に多岐にわたっており 、単なるおまけ機能以上の活躍を期待できます。

もちろん、よりパーソナルなサウンド体験を求める方のために、本体下部には3.5mmイヤホンジャックも標準で搭載されています 。お気に入りのイヤホンやヘッドホンを有線で接続して、周りを気にせずじっくりとゲームの音響世界に浸ることが可能です。

マルチメディアハブとしての可能性と留意点

RG35XXSPは、ゲーム以外のエンターテイメント機能として、ビデオプレイヤー機能も備えており、公式スペックによればwmv、avi、rmvb、flv、mp4、mkvなど、非常に多くのビデオファイル形式に対応しているとされています 。音楽だけでなく、動画コンテンツもこの小さな画面で楽しめるのは嬉しいポイントです。

さらに、ファイルマネージャー機能や、txt形式に対応した電子ブックリーダーも搭載されており 、まさに手のひらサイズのマルチメディアハブとしての幅広い活用が期待できるポテンシャルを感じさせます。

しかし、ビデオ再生機能については、少し注意が必要かもしれません。私があるユーザーレビューで目にしたところによると、フルHD(1920×1080ピクセル)のMP4形式の動画データを再生しようとした際、残念ながらカクカクとしたコマ送り状態になってしまい、まともに視聴できなかったとのことです 。

そのレビュアーは、おそらくRG35XXSPの画面解像度である640×480ピクセル程度のVGA解像度に事前にエンコードし直さないと、快適な再生は難しいのではないかと推測していました 。この点は、動画再生機能を重視する方は事前に留意しておくべきでしょう。あくまでもおまけ程度の機能として考えておくのが賢明かもしれません 。

大画面での楽しみと快適な操作環境の拡張

RG35XXSPの魅力は、そのコンパクトな本体だけで完結するものではありません。本体上部にはminiHDMIポートが搭載されており 、市販のminiHDMI-HDMI変換ケーブルを使用することで、家庭のテレビや外部モニターにゲーム画面を簡単に出力できます 。

これにより、リビングの大画面で家族や友人と一緒に懐かしのレトロゲームで盛り上がったり、一人でじっくりとより迫力のある映像でゲームの世界に没入したりといった、新たなプレイスタイルが広がります。

コントローラーの接続オプションも豊富に用意されているのがRG35XXSPの強みです。標準装備されている本体のボタンや十字キーの操作性に加えて、2.4Ghz帯を使用する無線コントローラーや、USB接続の有線コントローラーにも対応しています 。さらに、Bluetooth 4.2機能も内蔵しており、対応するBluetoothゲームパッドを接続して、より自由なプレイスタイルで快適に操作することも可能です 。

ただし、このBluetooth機能は主にコントローラー接続用とされており、オーディオ出力など他の用途には対応していない点に注意が必要です 。

ネットワーク接続で広がる新たな遊びの地平

RG35XXSPは、2.4GHz帯と5GHz帯のデュアルバンドWi-Fi(IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠)に対応しており 、これによりオンラインを通じた新たなエンターテイメントの可能性も提供されています。特筆すべきは、Wi-Fi経由でのオンラインマルチプレイヤー対戦に対応している点です 。

対応しているゲームやエミュレーターは限られるかもしれませんが、遠く離れた友人と同じゲームで一緒に遊んだり、対戦したりできるのは、レトロゲームの楽しみ方を一層広げてくれる大きな魅力と言えるでしょう。

さらに、PCゲームユーザーにはお馴染みのMoonlightストリーミング機能にも対応しているため、自宅の高性能なゲーミングPCで動作しているゲームタイトルを、RG35XXSPの画面にワイヤレスで映し出し、手元で操作して遊ぶことが可能です 。

これにより、本来RG35XXSP単体では動作スペックが到底及ばないような最新のPCゲームも、安定した宅内ネットワーク環境さえ整っていれば、このコンパクトな携帯ゲーム機で寝転がりながら楽しむという、まるで夢のような体験が現実のものとなります。まさに、RG35XXSPが単なるレトロゲーム機という枠を超えた、多機能エンターテイメントデバイスとしての可能性を秘めていることを示しています。

まとめ:機能

  • スピーカー品質: 本体中央下部に配置され、メーカーが「高音質スピーカー」と謳う通り 、モノラルながら厚みのあるクリアなサウンドを提供し、ゲームへの没入感を高めます。
  • イヤホンジャック搭載: 本体下部に3.5mmイヤホンジャックを装備しており 、有線イヤホン・ヘッドホンでのパーソナルオーディオに対応しています。
  • 音楽再生機能: flac、mp3、wav、ape、ogg、wma、aacなど多彩な音楽ファイル形式に対応した音楽プレイヤー機能を搭載しています 。
  • 動画再生機能: wmv、avi、mp4、mkvなど多くのビデオファイル形式に対応するビデオプレイヤー機能を持ちますが 、高解像度の動画ファイルについてはスムーズな再生が難しい場合があるとのユーザー報告もあります 。
  • その他のメディア機能: ファイルマネージャー機能や、txt形式のテキストファイルに対応した電子ブックリーダー機能も搭載しています 。
  • 映像外部出力: 本体上部にminiHDMIポートを装備しており 、テレビや外部モニターへのHD画質での映像出力が可能です 。
  • 多様なコントローラー対応: 2.4Ghz無線コントローラー、USB有線コントローラーに加え、Bluetooth 4.2経由でのゲームパッド接続にも対応しています 。
  • Wi-Fi機能とオンラインプレイ: 2.4GHzおよび5GHzのWi-Fiに対応し 、Wi-Fi経由でのオンラインマルチプレイヤー対戦が可能です 。
  • PCゲームストリーミング: Moonlightストリーミング機能に対応しており 、自宅のPCで動作しているゲームを本機でリモートプレイすることが可能です 。

ANBERNIC RG35XXSPのスペック(仕様)

  • ディスプレイ: 3.5インチ、解像度640 x 480 pxのIPS (4:3/OCAフルラミネーション/広視野角)
  • プロセッサ: Allwinner H700 クアッドコア ARM Cortex-A53, 1.5GHz
  • GPU: デュアルコア G31 MP2
  • RAM(メモリ): 1GB LPDDR4
  • ストレージ: システム用:64GB TF/MicroSD、ゲーム用:64GB/128GB SD カード
  • 外部ストレージ: microSDカードで最大512GBまで拡張可能
  • バッテリー: 3300 mAh、駆動時間:約 8時間、充電:5V/1.5A、C2C充電器をサポート
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 5 (802.11a/b/g/n/ac, 2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
  • インターフェース: Type-C x2 (OTG/電源用)、microSDカードスロット x2、miniHDMI、3.5mmイヤホンジャック
  • 映像出力: HDMI出力(miniHDMI)
  • ストリーミング: 対応 (Moolight アプリ 対応)
  • ゲームパッド: 2.4GHzワイヤレスゲームパッド、有線ゲームパッドをサポート
  • スピーカー: 高音質スピーカー
  • 振動モーター: サポート
  • 機能:マルチメディア機能(動画、音楽、電子書籍)、ファイルマネージャー機能、映像出力(HDMI)、外部コントローラー接続、オンラインマルチプレイヤー対戦、Moonlightストリーミング機能
  • ホール磁気スイッチ: 上蓋と下蓋に強力なマグネットを内蔵し、磁気閉鎖機能;ホールスイッチチップを内蔵しており、開蓋起動と閉蓋スリープ機能
  • ゲームの追加: 対応
  • システム言語: 中国語、英語、日本語、韓国語、ロシア語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語
  • OS: Linux
  • サイズ: 8.9 x 8.5 x 2.7 cm
  • 重量: 192 g
  • カラー: シルバー、グレー、クリアブラック、クリアブルー、クリアホワイト、クリアレッド、クリアグリーン
  • 付属品: USB充電ケーブル、ボックス、説明書、スクリーン プロテクター

まとめ:ANBERNIC RG35XXSPはレトロゲーム体験を新たな高みへ導く一台か?

これまでANBERNIC RG35XXSPの開封から始まり、そのデザイン、ディスプレイの品質、操作感覚、内部パフォーマンス、エミュレーターの豊富さ、バッテリーの持続力、そして多岐にわたる機能面まで、詳細にレビューを行ってきました。

この最終セクションでは、私が実際に本機を徹底的に使い込んでみて、特に心に響いた重要なポイントや、総合的に見てRG35XXSPがどのようなゲーム機であると感じたのか、その結論をお伝えしたいと思います。

折りたたみデザインが生み出す、予想以上の快適体験と利便性

私がANBERNIC RG35XXSPを手にして、まず確かめたかったのは、この特徴的な「二つ折り」という形状がもたらす使い勝手の良さでした。これまで一般的なストレート形状の携帯ゲーム機に慣れ親しんできたため、折りたたみ式が日々の使用においてどのように異なる体験を提供してくれるのか、非常に興味津々だったのです。実際にゲームをプレイしてみると、画面が自然とプレイヤーの視線に対して見やすい角度に傾斜することにすぐに気づきました。

この絶妙な画面の傾斜のおかげで、スペック上の3.5インチという画面サイズ以上にディスプレイが大きく、そして見やすく感じられ、結果としてプレイの快適性向上にも繋がっていると実感しました 。さらに、画面部分と操作ボタン部分が物理的に完全に分離しているため、白熱したプレイ中に指が意図せず画面に触れてしまうといった誤操作の心配もありません。

純粋にゲームの世界に集中できるこの構造は、平坦な一枚板のデバイスでももちろんゲームは楽しめますが、この折りたたみ式デザインは、ゲーム体験そのものをより一層豊かで快適なものにしてくれる確かな魅力があるように思います。

加えて、折りたたむことで非常にコンパクトになり、持ち運びや日々の収納が格段に楽になる点も、実際に使ってみて感じた大きなメリットの一つです。一般的な携帯ゲーム機では、デリケートな液晶画面を傷や衝撃から守るために専用のケースが必須となることが多いですが、RG35XXSPの場合はパタンと閉じてしまえば液晶画面が内側に格納され安全に保護されるため、

気軽にカバンに放り込んだり、ポケットに入れたりすることが可能です。使用しない時も場所を取らず、本棚の隅やデスクの引き出しなど、好きなところにサッと置いておけるこの手軽さは、日常生活の中で非常に重宝すると感じました。

ゲーム機としての「核」となる部分の揺るぎない完成度の高さ

もう一つ、私がRG35XXSPを入手するにあたって確かめたかったのは、様々な付加機能が存在する以前に、純粋な「ゲーム機」としてどれほどの完成度を持っているのか、という最も基本的な点でした。RG35XXSPは、画面を90度に開いて動画を観たり、音楽プレイヤーとして活用したりといったマルチメディア機能も搭載されていますが 、その本質はやはり、我々が愛するゲームを楽しむための専用デバイスです。

この「ゲームを遊ぶ」という基本的な部分がお粗末であれば、他の機能がいくら充実していても、心からおすすめすることはできません。

しかし、実際にRG35XXSPを数日間使い込んでみると、そのような心配は全くの杞憂であったことを確信しました。非常にシンプルに、そして明確に、ゲーム機としての基本的な作り込みが驚くほど高いレベルでまとまっているのです。まず、先のセクションでも詳述した通り、ディスプレイの視認性が素晴らしく、レトロゲーム特有のドット絵も色鮮やかに、そして鮮明に映し出してくれます 。

そして何よりも注目すべきは、その操作性の秀逸さです。特に十字キーの入力精度と指馴染みの良さは特筆すべきものであり、R1/R2、L1/L2のショルダーボタンも含め、全体的にしっかりとした、そして安っぽさを感じさせない操作感で、一切のストレスなくゲームの世界に没頭することができました 。

アナログスティックが搭載されていない点は、一部の3Dゲームなどをプレイする際には確かに不便さを感じるかもしれませんが、それを補って余りあるほど、主要なボタンの品質、配置、そしてレスポンスには感心させられました。「開発者はレトロゲームプレイヤーのツボをよく理解しているな」と、思わず唸らされる部分です。

また、個人的に非常に気に入ったのが、バッテリーの持ちの良さです。一度フル充電してしまえば、かなりの時間連続して遊べるため、頻繁に充電ケーブルに繋ぐ手間から解放されます。この頼もしいスタミナは、以前私が試用した際にバッテリー消費の速さが気になった「Powkiddy RGB30」とは全く異なる、RG35XXSPの大きなアドバンテージだと感じています。

さらに、内蔵スピーカーの音質の良さも、RG35XXSPの総合的な満足度を大きく高めている理由の一つです。ゲームの効果音やBGMを、こもることなくクリアに、そして迫力満点に再生してくれるだけでなく、単体の音楽プレイヤーとしても十分に通用するほどのクオリティを持っていると感じました 。これまで私が触れてきたいくつかの中華ゲーム機では、音質面で何らかの妥協を感じることが少なくなかっただけに、このRG35XXSPのクリアで厚みのあるサウンドには正直、非常に驚かされました。

最終評価:レトロゲーム愛好家ならずとも一度は試す価値のある、魅力的な一台

もちろん、実際にRG35XXSPで様々なレトロゲームをプレイした体験そのものが、筆舌に尽くしがたいほど楽しい時間であったことは言うまでもありません。結局のところ、我々がゲーム機に求めるのは「楽しいゲーム体験」であり、その根幹を支える要素がRG35XXSPには高いレベルで備わっているのです。同じゲームを遊ぶのでも、画面が見やすく、操作性が優れ、サウンドも良好であれば、その快適さ、そしてゲームへの没入感は格段に向上します。

確かに、例えば「Powkiddy RGB30」が持つ正方形に近い大画面がもたらしたような、ある種の「視覚的なインパクト」や「画面の迫力」といった点では方向性が異なります。

しかし、RG35XXSPは、携帯ゲーム機としてのトータルバランス、操作性、ビルドクオリティ、そして何よりも「ゲームを遊ぶことの楽しさ」を追求した結果として、かつての任天堂やソニーといった大手メーカーの携帯ゲーム機が私たちに与えてくれたような、高いレベルの満足感と信頼性に、ぐっと近づいたのではないかと感じさせるほどのポテンシャルを秘めている一台です。

もしANBERNIC RG35XXSPの購入を検討されているのであれば、特にゲームボーイアドバンスSPのあの特徴的な形状に愛着がある方や、手軽に、しかし質の高いレトロゲーム体験を求めている方には、ぜひ一度手に取って試していただきたいと強く思います。

その快適な操作感と、ノスタルジーを現代に蘇らせる洗練されたデザイン、そして想像を上回る基本性能の高さは、一度使うと手放せなくなる「病みつき」になるほどの魅力に満ち溢れていると、私は今回のレビューを通じて確信しました。

ANBERNIC RG35XXSPの価格・購入先

製品の購入体験

今回はAmazonで「ANBERNIC RG35XXSP」を購入しました。価格は12,157円で、注文から製品の到着まで約11日かかりました。

最初は前回の反省を活かしAliExpressで注文しようかと思いましたが、ANBERNIC公式ストアでは送料が2千円ほどかかり、かえって割高になることから、Amazonで購入することにしました。

製品の到着まで時間がかかりましたが、特にトラブルもなく、製品も無事に起動したので良かったです。

価格・購入先:ANBERNIC RG35XXSP

ANBERNIC 日本公式サイト

6,551円(セール価格)で販売されています。

ANBERNIC 日本公式サイトで「ANBERNIC RG35XXSP」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで11,499円、
  • 楽天市場で13,550円、
  • ヤフーショッピングで14,288円、
  • AliExpressで7,006円、
  • 米国 Amazon.comで$78.98、

で販売されています。

Amazonで「ANBERNIC RG35XXSP」をチェックする

楽天市場で「ANBERNIC RG35XXSP」をチェックする

ヤフーショッピングで「ANBERNIC RG35XXSP」をチェックする

AliExpressで「ANBERNIC RG35XXSP」をチェックする

米国 Amazon.comで「ANBERNIC RG35XXSP」をチェックする

※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

おすすめの類似製品を紹介

ANBERNIC RG35XXSP」に似た性能をもつ携帯ゲーム機も販売されています。

ANBERNIC RG34XXSP

ANBERNICから発売された3.4インチの折りたたみ式Linux携帯ゲーム機です(2025年5月 発売)。

Linux 64-bit OS、Allwinner H700 クアッドコア ARM Cortex-A53、2GB LPDDR4、解像度720 x 480 pxのIPS液晶、3300 mAhバッテリーを搭載しています。

また、サンクンデュアルジョイスティック(沈み込み式デュアルジョイスティック)、「日本製メタルドーム」採用ボタン、WiliWiliオンライン再生機能、Hall磁気スイッチ(マグネットクロージャー、蓋閉じスリープ)、角度調整 Alloy Axle(90/135/180°)、30種類以上のエミュレーター、HD(miniHDMI)映像出力、振動モーター、最大512GBまでのTFカードによる拡張、HiFiスピーカーに対応。

ゲームの追加(インポートされたゲーム)、セーブ機能(Linux標準機能として想定)、に対応しています。MoonlightによるAAAゲームのストリーミング、WiFi経由オンラインマルチプレイヤー、2.4G無線/有線/Bluetoothコントローラー接続、、RixelHK(ゲームダウンローダー)、Type-Cポート(OTG対応)、Wi-Fi 5、Bluetooth 4.2にも対応しています。

価格は、Amazonで12,999円、AliExpressで11,612円(64GBモデル/64+128GBモデルは13,817円、64+256GBモデルは16,022円)、米国 Amazon.comで$99.99、です。

関連記事:ANBERNIC RG34XXSPレビュー!GBA最適化&RAM倍増の実力は?

Miyoo Flip

Miyooから発売されたフリップ式の携帯ゲーム機です(2025年1月5日 発売)。

Rockchip RK3566、1GBメモリ、3.5 インチのIPS液晶、64GB 2つのTF/MicroSDスロット、3000 mAバッテリー、Linux (Retro Arch対応・Onion OSサポート) を搭載しています。

また、振動モーター、Hi-Fi スピーカー、HDMI、外部ゲームパッド接続、デュアルジョイスティック、セーブ機能、ゲームの検索機能、お気に入り登録、対戦プレイ、ビデオプレーヤー、音楽プレーヤー、E-bookプレイヤー(電子書籍リーダー)、Miyoo UI、ES emulationstation、Wi-Fi通信、USB Type-C (OTG) に対応しています。

価格は、Amazonで12,999円、楽天市場で11,250円(送料無料)、AliExpressで8,972円、米国 Amazon.comで$72.99、です。

関連記事:レトロでフリップ式!「Miyoo Flip」レビュー!ANBERNICを超えた?

Retroid Pocket Flip 2

Retroid Pocketから発売された5.5インチのフリップ型携帯ゲーム機です(2025年4月 発売)。

Android 13、Qualcomm Snapdragon 865 / MediaTek Dimensity D1100、8GB LPDDR4x RAM、128GB UFS 3.1 ROM、、AMOLEDディスプレイ(1920×1080、輝度500 Nits)、5000mAhバッテリーを搭載しています。

また、3Dホールスティック、アナログL2/R2トリガー、アクティブ冷却システム、強化されたヒンジデザイン (178°可動域, 150°クリックストップ)、DisplayPort映像出力(1080p)、交換可能なボタンレイアウト、ランヤードループに対応しています。

さらに、27W急速充電、ストレージ拡張(TFカードスロット搭載)、Google Playストア、ストリーミングプレイ、USB-C(OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1 (SD865モデル) / 5.2 (D1100モデル)にも対応しています。

価格は、AliExpressで37,140円、Retroid Pocket公式サイトで$229.00、です。

関連記事:Retroid Pocket Flip 2徹底レビュー!Pocket 5と比較

Powkiddy V90 (2022)

Powkiddyから発売された折り畳み式のミニ ゲーム機です(2022年9月発売)。

3.0インチのIPS液晶(320×240)、16GBストレージ、1020mAhバッテリー(4時間駆動)、ARM9 プロセッサ、Linux OSを搭載しています。

また、13種類のエミュレーター、デュアル ステレオスピーカー、3.5mmイヤホンジャック、ショルダーボタン(R1/R2、L1/2)、USB Type-C(充電用)に対応しています。

価格は、Amazonで6,999円 (税込)、AliExpressで3,931円、米国Amazon.comで$48.99、です。

関連記事:「Powkiddy V90」のスペック、ゲーム数、エミュレーター、価格

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レビュー「Powkiddy RGB30」真四角な画面と使いやすさを検証する

Powkiddy RGB30 top
真四角なゲーム機「Powkiddy RGB30」をレビュー。使い方やゲームプレイの様子、画面の見え方、初心者でも使いやすかを検証していきます。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

購入の理由

中華ゲーム機において真四角の画面を持つ携帯ゲーム機が注目され始めており、その性能を調査するためです。

ANBERNICからも真四角な画面を持つ「RG Cube」が発売されるようで、それ以前に発売された「Powkiddy RGB30」の詳細な性能を知る必要が出てきました。

また、2021年に「RGB10 MAX」を購入して以降、長らくPowkiddyの携帯ゲーム機を使ってこなかったこともあり、

「OS」や「ユーザーインターフェース」の使い勝手が分からなくなってしまったこともあります。

最近購入した超小型サイズの「ANBERNIC RG28XX」との違いも気になり、購入するに至りました。

購入したショップ

今回はAliExpressPowkiddy 公式ストアで購入しました。価格は合計で12,527円です。注文から商品が届くまでに8日かかりました。ファミリーマートを利用したコンビニ決済です。

日本のAmazonで購入した方が圧倒的に早く安全ですが、発売からかなり時間が経っているにもかかわらず価格が14,999円と割高でした。

AliExpressの方が「2472円」も安く購入でき、取り立てて急ぎの注文ではなかったので、海外での購入に踏み切りました。

※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

「Powkiddy RGB30」とは?

アスペクト比1:1の真四角な画面を搭載した4インチのエミュレーター ゲーム機です。

OSはLinuxでRockchip RK3566 プロセッサと1GBメモリ、4100mAhバッテリを搭載しています。

また、ダブルTFスロット、HDMI映像出力、Wi-Fiを利用したストリーミングプレイなど今流行の機能がしっかりと搭載されています。

さらに詳しいスペック情報はこちらの記事にまとめてあるので、気になる方は参考にしてみてください。

「Powkiddy RGB30」画面が斬新? 最新のレトロ携帯ゲーム機と徹底 比較!

開封と付属品

Powkiddy RGB30 開封

届いた箱がRGB10 MAXよりも小さくて驚きました。製品の写真で見ると、画面が真四角なせいか大きく見えますが、実際は非常にコンパクトなサイズです。

箱には本体の他に、簡易な説明書USBケーブルが入っていました。充電器は入っていません。

説明書は小さな紙一枚の簡易なもので、しかも中国語で書かれています。

内容は製品のボタンやポート類の説明、ショートカット、ボタン類の説明、TFカードに入っているOSの説明、充電の説明です。

この中で最も重要なのは最後の「充電の説明」です。

製品は起動できる程度に充電されて発送されますが、最初に少なくても30分ほどに充電する必要があります。

充電中は赤色のライトが付き、充電が完了すると緑色のライトに変わります。

これを知らないと、「製品が起動しない!」と勘違いしてしまいそうです。実際、自分は充電が足りないことに気づかずパニックになりそうでした。

電源ボタンを押しても起動しないのです。しかし、しっかり充電すると、何事もなく起動しました。

※こちらのYouTube動画で開封の様子、本体の外観、OSの起動の様子、メニュー画面をチェックできます。

OSの起動

本体を起動させると、「JELOS」と表示されました。これは「Just Enough Linux」の略でハンドヘルド ゲーム デバイス用のLinux ディストリビューションのことです。

Powkiddy RGB10 MAX」には搭載されていなかったOSだったので、一瞬「え?!!!」と驚きました。従来のPowkiddy製品(RGB10 MAX)とは全く違う感じです。

ちなみに、「JELOS」の開発プロジェクトはすでに終了されており、Githubの公式ページには代替のOS(RockNix、Batocera、ArkOS、AmberELEC、Lakka)が紹介されていました。

JELOS」でも十分に遊べるので今のところ不要ですが、慣れてきたらOSを入れ替えて遊ぶのもいいかもしれません。

起動から画面が表示されるには、けっこう時間がかかります。説明書では10秒と書いていましたが、実際にゲームの画面が表示されるまでに30秒かかります。

音量をOFFにする方法

起動時に音量が100%に設定されているらしく、いきなり大音量で音楽が鳴りだしました。

一般的な中華ゲーム機は起動時のメニュー画面で音楽が鳴らない仕様ですが、RGB30はデフォルトで音楽が鳴る仕様です。

しかも、音楽が鳴っている状態で放っておくと、バッテリーがどんどん減ってしまいます。

そこですぐに「スタートボタン」を押して「設定」画面に入り、「サウンド設定」で「システムボリューム」を十字キーで0%に設定しました。

これでメニュー画面で音が鳴らなくなり、バッテリーも減らなくなりました。

※バッテリーを節約したいときには電源ボタンを1回短く押して、画面をOFFにします。画面を再びONにするときにはもう一度電源ボタンを押します。

メニュー画面

Powkiddy RGB30 メニュー画面

起動時のメニュー画面では各エミュレーターと「音楽プレイヤー」、「ツール」、「お気に入り」が表示されます。

「ツール」はファイルマネージャー、バックアップ、および、PPSSPP、RetroArchなどエミュレーターの起動があります。

「お気に入り」は一度プレイしたゲームを登録してすばやくアクセスできるようにするためのものです。

デフォルトで表示されるエミュレーターは以下の41種類です。

  • FAMILY COMPUTER
  • Nintendo ENTERTAIMENT SYSTEM
  • FAMILY COMPUTER DISK SYSTEM
  • Game Boy
  • SUPER FAMICOM
  • SUPER NINTENDO
  • VERTUAL BOY
  • Nintendo 64
  • Game Boy Color
  • Game Boy Advance
  • Nintendo DS
  • 3DO
  • SEGA Master System
  • SEGA GENESIS
  • GAME GEAR
  • SEGA MEGA DRIVE
  • SEGA 32X
  • Dreamcast
  • NAOMI
  • NEOGEO / NEOGEO POKET / NEOGEO POKET COLOR
  • PlayStation
  • PSP
  • Scumm VM
  • easy RPG
  • OpenBOR
  • MAME
  • ARCADE
  • FINAL BURN NEO
  • ATARI 2600
  • Wonder Swan
  • Wonder Swan Color
  • CAPCOM SYSTEM Ⅰ / CAPCOM SYSTEM Ⅱ / CAPCOM SYSTEM Ⅲ
  • PICO-B
  • MSX
  • PC Engin
  • PC Engin CD・ROM
  • GAME & WATCH

ゲームを起動

各エミュレーターを選択することで、収録されているゲームにアクセスできます。Aボタンで「決定」、Bボタンで「戻る」です。

ゲームを選択すると、「スタート ニューゲーム」(新しくゲームを始める)、「スタート オートセーブ」(自動保存)の2つが表示され、どちからを選択するとゲームが始まります。

ゲームが始まるまでに多少時間がかかりますが、我慢できる程度です。

基本的には画面が表示された後、「スタートボタン」を押すとゲームが始まりますが、ゲームによっては「セレクトボタン」→「スタートボタン」を押さないとプレイできないものがあります。

ゲームを終了する

ゲームを終了したいときにはセレクトボタン→スタートボタンを2回 連続して押します。この操作方法は「Powkiddy RGB10 MAX」と全く同じです。

収録ゲームタイトルの紹介

最も気になる一部の収録ゲームタイトルを紹介します。TFカードに収録されているゲームは大量にあるので、ここではすべてを紹介できせんが、YouTube動画で順次 公開していく予定です。

PSPゲームの収録ゲーム

PlayStation Portable(プレイステーション・ポータブル)には以下の7つが表示されました。このうち、ゲームは3つ収録されているようです。

  • Dissidia-Final Fantasy (US)
  • dqls2020
  • Dynasty Warriors-Strikeforece (USA)
  • Naruto Shippuden-Ultimate Ninja Impact (Europe)
  • Pys6CnRip
  • SAKI Portable cn
  • SSM5SP

ドリームキャストの収録ゲーム

ドリームキャストでは下の5つが表示されました。

  • Jet Set Radio (Europe)
  • Rez (Europe)
  • Sonic Adventure 2 (Europe)
  • Grandia 2
  • Resident Evi [Vironica B]
  • NAOMI

同じくドリームキャスト用のエミュレーターNAOMIは多数のゲームが収録されています。以下、その一部を紹介します。

  • amsptk
  • andynmt
  • bdrdown
  • scplike
  • cvs2mf
  • cvsgd
  • demoflist
  • doa2m
  • fotns
  • ggxx / ggxxac / ggxxrL:Reload / ggxxsla:Slash
  • ikaruga
  • など

※この続きはYouTubeの「Burari Akiba」(秋葉原ぶらりのサブチャンネル)で公開していきます。上のゲーム以外のプレイ動画を観たい人はぜひチェックしてみてください。

Burari Akiba – YouTube

ゲームの動作検証

いくつかのゲームをプレイしてきちんと動作するか検証してみました。収録されているゲームの中で最も負荷が高いと思われるのがドリームキャストのゲームです。その他は比較的軽いゲームが収録されています。

ドリームキャスト「サムライスピリッツ」(Naomi)

Naomiエミュレーターの最初に入っていたゲームです。一応起動できるものの、画面に縦じまが入り、遅延が生じます。快適にプレイできるレベルではありませんでした。

ドリームキャスト「ZeroGu2」

Naomiエミュレーターの最後に入っている縦向きのシューティングゲームです。動作は非常に快適でした。ドリームキャストのゲームはそのゲームの負荷によって動作状況が異なるようです。

CAPCOM SYSTEM Ⅱ「ヴァンパイア ハンター」

カプコンの格闘ゲームです。動作は非常に快適でした。スペックが低いと動作が遅くなるゲームですが、全く速度が落ちず、スリル感たっぷりの格闘が楽しめます。

PCエンジン「沙羅曼蛇」

コナミの横向きシューティングゲームです。遅延なく快適にプレイできます。グラフィックもきれいでした。

ゲームボーイアドバンス「メタルスラッグ アドバンス」

SNKの横向きアクションゲームです。非常に快適です。爆発シーンでも遅延が生じませんでした。ゲームボーイアドバンスは他にメトロイド シリーズ、F-ZEROシリーズもプレイしましたが、特に遅延はなく快適でした。

ゲームボーイカラー「R Type DX」

横向きのシューティングゲームです。快適にプレイできましたが、後から動画を見たら動きが少しゆっくりなような気がします。遅延かもしれません。初心者にはプレイしやすいです。

ゲームボーイカラーはナムコのパックマンもプレイしました。非常に快適でこれまでプレイした中で最高に面白かったです。

※ゲームプレイの様子はYouTubeの「Burari Akiba」(秋葉原ぶらりのサブチャンネル)で順次 公開していきます。上のゲーム以外のプレイ動画を観たい人はぜひチェックしてみてください。

Burari Akiba – YouTube

画面の見え方

ディスプレイは4.0インチ(解像度720 x 720 p)xのLCD IPS スクリーンでした。

アスペクト比1:1の真四角な画面と通常の横長の画面の違いが気になっていましたが、実際にプレイしてみると、非常に見やすく感じました。

通常の中華ゲーム機は横長なので、上下の部分が見落とすことがありますが、アスペクト比1:1の真四角な画面なら、その部分もよく見えます。

最初は縦のシューティングゲームで見やすいのかなと思っていましたが、沙羅曼蛇やR-Type-などの横向きのシューティングゲームでも見やすく感じます。

また、同じ4インチでも、SNKのメタルスラッグやニンテンドーのメトロイド シリーズはRGB30の方が断然見やすく感じます。

感覚的にいうと、画面いっぱいに広がるように拡大されたような感じでとても新鮮です。

特に今まであまり楽しいとは思えなかった「ゲームボーイ カラー」のゲームは非常に楽しくなりました。

画面が良く見えるようになったことで、まるで違ったゲームのように感じます。

一方でゲームボーイアドバンスの一部のゲームは画面いっぱいに広がらず、上下に空白ができてしまいます。設定などで変更できるかもしれませんが、デフォルト状態ではあまり楽しさを感じませんでした。

操作性

Powkiddy RGB30 操作性

本体には正面下の両側にジョイスティックレバーが2つ、その上部 両サイドに十字キー、ABXYボタンが配置されています。

また、本体の上部にR1 R2 L1 L2ボタンが配置されています。

Powkiddy RGB30 ボタン

気になっていた十字キーの操作性はかなり良かったです。

以前使用していた「Powkiddy RGB10 MAX」よりも深く押せるようになっていて、ストリートファイターなどの波動、昇竜コマンドもスムーズに出せました。

カプコンのヴァンパイア ハンター もプレイしてみましたが、やはり快適で、非常に楽しいです。

動作に遅延などもなく、格闘ゲームはかなり楽しめるのではないかと思います。

バッテリーは長持ちするか?

バッテリー容量は4100mA で約8時間の駆動が可能ということでした。

実際に試してみると、バッテリーの減りが速いです。メニュー画面で音楽が鳴ったり、グラフィカルなユーザーインターフェースを使用しているせいかと思いますが、ちょっと放っておくだけで、みるみるとバッテリーが減っていきます。

何もゲームをプレイしなければ8時間ぐらいもつかもしれませんが、ゲームを連続するのであれば8時間は持たない感じがします。頻繁に充電する手間はかかると思います。

充電について

充電は付属のType-C (5V-2A)ケーブルを利用して行います。利用するポートは本体の下にある「USB」です。OTGと書かれたポートでは充電できないので注意してください。充電時間はたしかに2時間ぐらいかかります。

なお、充電するときには電源を完全にOFFの状態にする必要があります。スタンバイの状態で試してみたところ、全く充電がされていませんでした。電源を一度切ってから再び充電すると、今度はきちんと充電されました。

スピーカーの音質

スピーカーは本体の正面 下の左右に2つ配置されています。音質はかなりいいように思います。

音量も十分な感じで、ごくふつうの10インチのタブレットよりも音が大きい感じがします。音が割れることもないので、今のところ満足しています。

Powkiddy RGB30 イヤホンジャック

なお、本体の下 中央に3.5mmイヤホンジャックがあります。メニュー画面で音が鳴るなど、少々困ることがあるので、外出先ではイヤホンが必須になると思われます。

実機を使って分かったこと

Powkiddy RGB30」を使って試したかったことは2つあります。

一つ目は「画面の見やすさ」です。アスペクト比1:1の画面は本当に見やすいといえるのか、気になっていました。

もう一つは「使いやすさ」です。ゲーム機としてシンプルで、初心者にも勧められるものなのかどうかを知りたいと思っていました。

一つ目の画面の見やすさは想像以上の完成度で驚きました。

画面サイズは以前使っていた「Powkiddy RGB10 MAX」と同じくらいのはずでしたが、実際に使うと画面がずっと大きく感じます。

そのせいか、ゲームボーイ カラーのゲームは段違いに面白く感じました。大げさかもしれませんが、約5倍 面白くなって「またプレイしたい!」と思うほどです。

はっきりいってこれまでの中華ゲーム機でゲームボーイ系のゲームはプレイする気にもなりませんでしたが、RGB30を使って初めてその「楽しさ」を知りました。

二つ目の「使いやすさ」に関しては大きな疑問を感じました。

搭載されているOS「JELOS」はたしかに使いやすい面もありますが、どちらかというと玄人向けで、初めて中華ゲーム機を使うという人には難しすぎます。

2.8型「ANBERNIC RG28XX」は本体の上にメニューボタンがあって、困ったらそれを押してホーム画面に戻ってこられましたが、RGB30の場合はそうはいきません。

ゲームを途中でやめたいときもセレクトボタン+スタートボタンを同時に2回押さなければならず、それがけっこう面倒です。

メニュー画面で音楽が鳴り、それを設定からいちいちOFFにする必要もあり、UIの操作性に疑問を感じざるを得ない点が多々あります。

もちろん、すでに中華ゲーム機を複数持っていて、操作に慣れている人は別です。そういう人ならOSを入れ替えたり、ストリーミングプレイをしたりと高度な遊び方も簡単にできるはずです。

問題は初心者で、このゲーム機の問題点を知らずに購入すると、痛い目に合うのではないかと思います。

特にYoutube動画で「面白いやつ!」、「虜になる!」などと誇張された宣伝を鵜呑みにした人は、中華ゲーム機 独特の使い勝手に大きな戸惑いを感じることでしょう。

しかしながら、それを差し引いてもRGB30が非常に優れた携帯ゲーム機であることに変わりはありません。

従来の横長であることが当たり前だった中華ゲーム機において、「真四角」という斬新な画面が持つ魅力を十分に伝えたのはRGB30が初めてだったのではないでしょうか?

そしてその勢いは単一のゲーム機にとどまらず、今 新しい流行を作り出しつつあります。

これから「ANBERNIC RG Cube」など真四角な画面を持つ携帯ゲーム機が発売されていきますが、RGB30はそのライバル機としてこれからも多くの人に愛用され続けていくと思います。

価格・販売先

Amazonで14,999円 (税込・16GB+64GB)、

ヤフーショッピングで14,478円(送料無料)、

AliExpressで$77.21 (日本円で約11818円)、

Powkiddy公式ストアで11,704円(送料無料)、

米国 Amazon.comで$99.99、

で販売されています。

Amazonで「Powkiddy RGB30」をチェックする

楽天市場で「Powkiddy」をチェックする

ヤフーショッピングで「Powkiddy RGB30」をチェックする

AliExpressで「Powkiddy RGB30」をチェックする

Powkiddy公式ストアで「Powkiddy RGB30」をチェックする

米国 Amazon.comで「Powkiddy RGB30」をチェックする

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10型で最強コスパ「Meebook M103」とP10 PROの違いを解説

Meebook M103 top
幻の名機「Meebook M103」がついに発売!

2024年5月、AliExpressで中国のBoyue (ボーユエ)テクノロジー(博阅科技)が開発した新製品「Meebook M103」(ミーブック エム103)が発売されました。

電子ペーパーディスプレイとAndroid 11 OSを搭載した10インチのE ink タブレットです。

Boyueからは2023年7月にページめくりボタンがついた6.8型「Meebook M7」、最大1TBまで拡張できる6型「Meebook M6」が発売されましたが、

長い間、10インチの新モデルがECサイトで発売されませんでした。

今回発売される新モデルは2022年6月に発売された「Meebook P10 PRO」の後継機種です。

2023年10月に株式会社ギャザテックにより、クラウドファンディングサイトのGREEN FUNDINGに出品されて以降、入手が困難になっていたモデルで、現在になってようやく入手できるようになりました。

もちろん、ONYXの BOOX シリーズと同じく Androidアプリも使えますよ!

それでは早速、どんなE inkタブレットなのか、詳しく見ていきましょう。

この製品の購入はこちら→ AliExpress リンク

ディスプレイ性能を検証:M103の10インチE-ink Carta 1200 スクリーンの実力

Meebook M103 ディスプレイ

Meebook M103は 10インチで解像度 1404 x 1872 ドットE-ink Carta 1200 スクリーンを採用しています。

前モデル「Meebook P10 PRO」は同じサイズですが、解像度が1200 x 1600 ドットとやや低く、パネルにはE-ink Carta 1000 スクリーンを採用していました。

新モデルが採用しているE-ink Carta 1200 は最新の電子書籍リーダーに搭載されているもので、Carta 1000よりもコントラスト比が 15% 高く、応答速度も20% 向上しています。

新モデルでは前モデル以上に文字や画像がはっきりくっきりと見えるので、PDFファイルの閲覧に適していますね。タッチした際の反応速度も向上しているので、遅くてイラっとすることもなさそうです。

256階調のグレースケールに対応

ちなみに新モデルのディスプレイは256階調のグレースケール表示にも対応しています。前モデルの16階調のグレースケールと比べると、黒の締りが良くなり、メリハリのあるモノクロ表示になっています。画像で比較するとよく分かりますが、16階調のグレースケールは黒の諧調が乏しく、のっぺりとした感じの平凡な写真になりがちです。

2色フロントライトで色温度調整

Meebook M103 フロントライト

新モデル「Meebook M103」は寒色・暖色の2色フロントライトを利用できます。前モデル「Meebook P10 PRO」も2色でしたが、新モデルでは本体 左右の端からライトのスイッチを入れて明るさをスライドで調整できるようになっています。この機能はいちいち設定画面を開かなくて済むので便利ですね。読書する場所・時間によって周囲の明るさがけっこう変わるので、頻繁に使いそうです。

画面分割、拡大、フォント変更

新モデル「Meebook M103」は画面分割に対応し、現在開いている文書ファイルを2画面の見開き表示することができます。

また、異なる文書ファイルを同時に表示したり、原文と翻訳した文章を同時に表示したりできます。

そのほかにも、PDFファイルを見やすく調整し、画面いっぱいに拡大表示したり、無制限にフォントを追加・変更することもできます。

手書き性能とケースを検証:M103の筆圧タッチペンと専用レザーケースの使い勝手

Meebook M103 ペンとケース

Meebook M103は専用のタッチペンが付属します。筆圧感知に対応したデジタルペンで、太さは5段階で変更できます。

実際に描いているところを動画で見ると、ペン先が細く、反応速度も速いのでとっても描きやすそうです。

もちろん、PDFファイルを開いて、手書きでアンダーラインを引いたり、ペンを太くして強調した線を入れたり、語句を円で囲ったりすることもできます。

また、専用のノートアプリにはテンプレートが用意されており、無地や罫線入り、ToDoリストなどさまざまな種類のノートを使って手書き入力できます。

なお、ペンは基本的に付属しますが、日本で発売される際にはなぜか別売になるかもしれません。海外ストアのAliExpressで購入する場合 ペンは付属します。

専用のレザーケースも付属

Meebook M103」を保護する専用のレザーケースも付属します。このケースはペンを側面に収納でき、背面を折りたたむことで本体を自立させることもできます。レザー素材なので触り心地もいいです。

オーディオ性能を検証:M103のデュアル スピーカーとデュアルマイクの実力

Meebook M103 スピーカーとマイク

Meebook M103は右側面にデュアル スピーカーとデュアルマイクを搭載しています。

前モデル「Meebook P10 PRO」はシングル スピーカーと シングルマイク搭載で、音量が小さくというデメリットがありました。

新モデルはこの点を改善してより大きな音で音楽を再生したり、ビデオ通話をしたりできるようになっています(※カメラは非搭載で相手側の顔だけ表示できます)。

ちなみにAndroid 11 OS搭載なので、Google PlayストアからSpotifyなどの音楽アプリやラジオアプリなどをインストールできます。オーディオブックを聴いたり、読書につかれたときに音楽やラジオを再生したりできるので非常に便利ですね。Amazonの「Kindle Scribe」や楽天の「Kobo Elipsa 2E」はスピーカーがないのでこういう使い方ができません。

ストレージを検証:M103の容量64GBとmicroSDカードによる拡張性

新モデル「Meebook M103」は本体に64GBストレージを内蔵し、microSDカードで最大1TBまで容量を増やすことができます。前モデル「Meebook P10 PRO」も64GB搭載でmicroSDカードで増設できました。

電子書籍やアプリ、画像ファイル、自炊したPDFファイルなどを本体に保存しすぎると、よく動作が重くなってフリーズしたりすることがありますが、新モデルではこうしたトラブルの心配なく利用できます。

なお、Amazonの「Kindle Scribe」や楽天の「Kobo Elipsa 2E」はmicroSDカードスロットがないため、ストレージ容量を増やすことができません。昔の楽天Koboシリーズは対応していたんですが、いつの間にか廃止になってしまいました。ONYXはこの点のメリットを考慮して「BOOX Note Air3」などの最新モデルにmicroSDカードスロットを搭載しています。

通信性能を検証:M103のWi-Fi 6とBluetooth 5.2の快適さ

Meebook M103はWi-Fi 6に対応しています。前モデル「Meebook P10 PRO」はWi-Fi 5に対応していたので、新モデルは最大通信速度が約1.4倍も高速になっていることになります。

対応したルーターが必要になりますが、ブラウザで調べものをしたり、高画質な動画を再生したり、ファイルをダウロードしたりするときは、やはり通信速度が速い方が快適です。

また、Bluetooth 5.2に対応しているため、ワイヤレスヘッドホンやイヤホン、キーボード、マウスなどとも接続できます。前モデルはBluetooth 5.0だったので、通信速度も向上しています。

なお、Amazonの「Kindle Scribe」や楽天の「Kobo Elipsa 2E」もWi-Fi 5 対応で新モデル「Meebook M103」よりも通信速度が遅くなります。また、両機種ともBluetoothに対応していないため、ワイヤレス機器と接続できないというデメリットがあります。

パフォーマンスを検証:M103のクアッドコア 1.8GHz と4GBメモリの実力

Meebook M103 CPU

Meebook M103Cortex A55 クアッドコア 1.8GHz プロセッサを搭載しています。前モデル「Meebook P10 PRO」も同じプロセッサでしたが、新モデルはメモリが4GBで、前モデルよりも1GB多くなっています。

動画での操作を見ると、ブラウジングやページの遷移も非常にスムーズです。一般的なAndroidタブレットに搭載されているMediaTek Helio G99よりはやや遅いですが、Unisoc T606 と同じくらいの動作スピードで、ストレスを感じません。あまり負荷の高いAndroid アプリには向いていませんが、一般的なアプリであれば快適に使えます。

バッテリーを検証:M103の容量4600 mAhの電池持ちと充電性能

新モデル「Meebook M103」は4600 mAhバッテリーを搭載し、1日1時間読書の場合で最大 20日間、スタンバイで約60日間の駆動が可能です。

前モデル「Meebook P10 PRO」は3900mAhバッテリー搭載だったので、容量が700mAh増え、より長く駆動できるようになっています。

充電はType-Cポートを利用します。

デザインを検証:M103の厚さ6.8 mm、重さ435 gの薄型軽量ボディ

Meebook M103は厚さ6.8 mm、重さ435 gの薄型軽量デザインを採用しています。また、CNC加工を採用したメタルフレーム、背面パネルにガラス素材を採用し、高級感のある外観になっています。

前モデル「Meebook P10 PRO」はサイズ 173.8 x 239.2 8.5 mm、重量 458gでした。

<サイズ・重量を比較>

新モデル・・・サイズ 176 x 243 x 6.8 mm / 重量 435g

前モデル・・・サイズ173.8 x 239.2 8.5 mm / 重量 458g

新モデルは縦幅で2.2mm、横幅で3.8mm小さくなり、重さも23g軽くなっています。持ち運びには新モデルの方が適しているといえます。

OSを検証:M103のAndorid 11とGoogle Playストア対応の快適さ

新モデル「Meebook M103」は前モデルと同じくAndroid 11搭載でGoogle Playストアを利用できます。

AmazonのKindle、楽天のKobo、honto、Booklive、Kinoppy、Google Playブックスなども利用できます。

また、Googleドライブ、Dropbox(ドロップボックス)、マイクロソフトの OneDriveなどのオンラインストレージのアプリを利用し、手書きのメモを加えたPDFファイルをクラウド上に保存することもできます。

Meebook M103のスペック

Meebook M103 付属品

  • ディスプレイ 10インチ、解像度 1404 x 1872 ドットのE-ink Carta 1200 スクリーン
    ※256色 グレースケール/227ppi/画面占有率79.98%/静電容量式タッチスクリーン/
  • フロントライト 寒色・暖色の2色フロントライト(※左右の画面端から色温度調整)
  • プロセッサ Cortex A55 クアッドコア 1.8GHz
  • RAM(メモリ)4GB
  • ストレージ 64GB
  • 外部ストレージ microSDカードで最大1TBまで
  • バッテリー 4600 mAh
  • 駆動時間 約 5週間
  • 充電 Type-C充電
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac 2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 5.2
  • インターフェース USB Type-C (OTG対応)、microSDカードスロット
  • スタイラスペンペン 専用デジタルペン(筆圧感知、ペンの太さを5段階で変更、消しゴム機能、付属)
  • 防水 非対応
  • スピーカー デュアル スピーカー(右側面に2つ配置)
  • マイク デュアル マイク(右側面に2つ配置)
  • ケース 専用 レザーケース(付属)
  • 機能 PDFファイルの拡大・縮小、EPUBファイルの読み込み、画面分割(現在のドキュメント、異なるドキュメント、翻訳)、フォント変更(無制限、インストール可)、クラウド保存、ノート機能(テンプレート)
  • アプリ ZReader、アプリマーケット
  • 筐体 メタル(金属)、CNC加工、背面パネルはガラス素材
  • 言語 日本語を含むマルチ言語に対応(ドイツ、英語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語、など)
  • OS Android 11 ※Google Playストア対応
  • サイズ 176 x 243 x 6.8 mm
  • 重量 435 g
  • カラー グレー
  • 付属品 マニュアル(説明書)x1、USBケーブルx1、デジタルペンx1、ペン先の芯x2、レザーケースx1
  • 対応ファイルフォーマット PDF,DJVU,EPUB,MOBI,TEX,AZW3,TIT,DOCX,HTML,ZIP,FB2,CBE,CBZ,BOE,JEB,PNG,BMP,TIFFなど

Meebook M103とMeebook P10 PROの違い まとめ

前モデル「Meebook P10 PRO」と新モデル「Meebook M103」の違いをまとめてみました。

  • 解像度を1200 x 1600 ドットから1404 x 1872 ドットに変更
  • 新たにE-ink Carta 1200 スクリーンを採用
  • 256階調のグレースケールに対応
  • 画面の両端から2色フロントライトの色温度を調整できるように改善
  • 筆圧タッチペン(付属)でペンの太さを5段階に変更できるように改善
  • 専用のレザーケースを付属
  • デュアル スピーカーとデュアルマイクを搭載
  • Wi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応
  • メモリを3GBから4GBに変更
  • バッテリー容量を3900mAhから4600 mAhに変更
  • サイズ176 x 243 x 6.8 mm / 重量 435gに変更
  • 本体にCNC加工を採用したメタルフレーム、ガラス素材(背面)を採用

Meebook M103の評価

Meebook M103 ケース

8つの基準で「Meebook M103」を5段階で評価してみました。

  • ページめくり速度:★★★★
  • ライト機能:★★★★
  • デザイン:★★★★
  • 機能:★★★★
  • バッテリーの持ち:★★★
  • 防水性能:×(非対応)
  • 価格:★★★★
  • 使いやすさ:★★★★

総合評価

2022年6月に発売された前モデル「Meebook P10 PRO」の後継機種です。

前モデルは4万円ほどの価格で、Android OSが使える10型のE inkタブレットとして人気がありました。

Amazon「Kindle Scribe」や楽天「Kobo Elipsa 2E」と違い、アプリを追加することが可能で、しかもmicroSDカードも使えました。

スピーカーマイク搭載で、Bluetooth 5.0も利用できるというメリットもあり、KindleやKobo以上に利便性が高いことも魅力でした。

新モデルはその前モデルの性能を強化したモデルです。

特にディスプレイは解像度が上がり、新たにE-ink Carta 1200 スクリーンや256階調のグレースケールに対応したことで、劇的に見やすくなったといえます。

また、デュアル スピーカーデュアルマイクを搭載したことも大きな変化です。

E inkタブレットの場合、あまり音質やマイクにこだわらず読書に適した作りになっていましたが、新モデルは音楽再生や音声チャットにもしっかりとこだわった作りになっています。

そのほかにも付属の筆圧ペンで手書き入力できたり、超高速なWi-Fi 6通信に対応しているというメリットがあります。

手触りのいいレザーケースも付属するのでお買い得な製品であることは間違いないでしょう。

Meebook P10 PRO」の発売時の価格は、50,689円です。

約5万円で購入できるため、ONYXの「BOOX Note Air3」よりも1万5千円も安くなります。

Android OSを搭載したコスパのいい10型 E inkタブレットを探している人におすすめします。

Meebook M103の価格・購入先

Meebook M103 正面

ECサイト

AliExpressで44,567円、

で販売されています。

Amazonで「Meebook M103」をチェックする

楽天市場で「Meebook」をチェックする

ヤフーショッピングで「Meebook」をチェックする

AliExpressで「Meebook M103」をチェックする

米国 Amazon.comで「Meebook M103」をチェックする

※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

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おすすめの類似製品を紹介

Meebook M103」に似た性能を持つE inkタブレット(電子書籍リーダー)も販売されています。

BOOX Tab X C

Onyx から発売された13.3インチのカラーE inkタブレットです(2025年4月 発売)。

Android 13、Kaleido 3 カラーePaperスクリーン、2.8GHz オクタコア プロセッサ(BSR搭載、最大2.84 GHz)、6GBメモリ、128GBストレージ、5,500mAhバッテリーを搭載しています。

また、フロントライト (CTM付き、暖色・寒色、調整可能)、筆圧4096段階・傾き検知対応のBOOX InkSpire stylus(別売、磁気ワイヤレス充電対応)、Sleek keyboard cover(別売)、自動回転用Gセンサー、内蔵デュアルスピーカーに対応。

分割画面モード、クラウドストレージ、BOOXDropでのファイル転送、ウィジェットカスタマイズ可能なホーム画面、Google Playストア、サードパーティアプリサポート(Smart Writing Tools、NeoReaderなど)、BOOX スーパーリフレッシュテクノロジー、USB-Cポート(OTG/オーディオジャック対応)、Wi-Fi + Bluetooth 5.0にも対応しています。

価格は、BOOX公式ストアで$759.99(日本円で109274円)、です。

関連記事:BOOX Tab X Cレビュー!13.3型カラー評価とNote Max比較

BOOX Note Air4 C

ONYXから発売されたカラー表示対応の10.3型 E inkタブレットです(2024年10月24日に発売)。

Android 13、オクタコアプロセッサ、6GBメモリ、10.3インチのKaleido 3 スクリーン、64GB ストレージ、3700 mAhバッテリーを搭載しています。

また、150 ppiのカラー表示、300 ppiの高精細なモノクロ表示、筆圧4096段階のBOOX Pen Plus (別売) 、デュアルスピーカー(オーディオブック、音楽再生)、マイク(録音)、ストレージ拡張(microSDカード)、BOOXスーパーリフレッシュ、「BOOX Drop」、

マグネットケース(別売)、2色フロントライト(寒色、暖色)、自動回転(Gセンサー)、アートマジック、スマート スクライブ機能、指紋認証(電源ボタンにセンサー内蔵)、Google Playストア、USB-Cポート (OTG)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1に対応しています。

価格は、AliExpressで77,349円(本体のみ)、米国 Amazon.comで$499.99、です。

関連記事:「BOOX Note Air4 C」とAir3 C、Ultra Cを比較

BOOX Go 10.3

Onyx Internationalから発売された10.3インチのE-inkタブレットです。

Android 12、Qualcomm 2.4GHz、4GB LPDDR4Xメモリ、10.3インチの HD Carta 1200 ガラス スクリーン、64GB UFS2.2ストレージ、3700 mAhバッテリーを搭載しています。

また、300 ppiのモノクロ表示、筆圧4096段階のBOOX Pen Plus (別売) 、デュアルスピーカー(オーディオブック、音楽再生)、マイク(録音)、「BOOX Drop」、3つ折り保護ケース(別売)、2色フロントライト(寒色、暖色)、

自動回転(Gセンサー)、アートマジック、スマート スクライブ機能、スタンバイ モード、Google Playストア、サードパーティ製アプリの追加、USB-Cポート (OTG)、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0に対応しています。

価格は、Amazonで76,800円(税込)、楽天市場で76,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで76,800円(送料無料)、AliExpressで58,075円、米国 Amazon.comで$379.99です。

関連記事:超シンプル「BOOX Go 10.3」と前モデルNote Air3を比較

BOOX Note Air3

Onyx Internationalから発売された10.3インチのカラー対応 E-inkタブレットです(2023年12月22日発売)。

Android 12、Qualcomm 2.4GHz、4GB LPDDR4Xメモリ、HD Carta 1200 ガラス スクリーン、64GB UFS2.2ストレージ、3700 mAhバッテリーを搭載しています。

また、300 ppiのモノクロ表示、筆圧4096段階のBOOX Pen Plus (別売) 、デュアルスピーカー(オーディオブック、音楽再生)、マイク(録音)、ストレージ拡張(microSDカード)、BOOXスーパーリフレッシュ、「BOOX Drop」、3つ折り保護ケース(別売)、2色フロントライト(寒色、暖色)、

自動回転(Gセンサー)、アートマジック、スマート スクライブ機能、スタンバイ モード、指紋認証(電源ボタンにセンサー内蔵)、Google Playストア、USB-Cポート (OTG)、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0に対応しています。

価格は、Amazonで86,800円(税込)、楽天市場で86,800円(送料無料・ポイント10倍あり)、ヤフーショッピングで86,801円、AliExpressで87,834円、米国 Amazon.comで$399.99、です。

関連記事:「BOOX Note Air3」モノクロでお得? 大人気 E-inkタブレットと徹底 比較!

Kindle Scribe (2024)

Amazonから発売された10.2インチの電子書籍リーダーです(2024年12月4日 発売)。

解像度300ppiのAmazon Paperwhite ディスプレイ、16GB / 32GB /64GB ストレージ、最大12週間駆動するバッテリー、LED 35個を使ったフロントライトを搭載しています。

また、Active Canvas(本の中に書き込める)、専用プレミアムペン(付属・消しゴム機能、ショートカットボタン)、ノート機能、テンプレート、フォルダ管理、色調調節、明るさ自動調節、フォント最適化技術、16階調グレースケール、クラウド保存、純正カバー(別売)、Type-C (OTG)、Wi-Fi (2.4GHz)、Amazon Kindleストアに対応しています。

価格は、Amazonで56,980円(税込)、です。

関連記事:新型「Kindle Scribe (2024)」と2022 モデルを比較

Kobo Elipsa 2E

楽天から発売された10.3型の電子書籍リーダーです。E Ink Carta 1200 タッチスクリーン、ComfortLight PROライト、32GBストレージ搭載で、Koboスタイラス2、Wi-Fi、専用スリープカバーに対応しています。

価格は、楽天市場で50,324円(税込・送料無料・スリープカバーセットは59,800円)、ヤフーショッピングで54,300円、米国 Amazon.comで$399.99 (日本円で約62724円)です。

関連記事:「Kobo Elipsa 2E」書き味アップ? 手書き対応のE inkタブレットと徹底 比較!

他のMeebookタブレットと比較

他にもMeebookタブレットが販売されています。ぜひ比較してみてください。

Meebook (LIKEBOOK) E-ink タブレットの最新モデルと選び方を紹介!

その他のおすすめタブレットは?

その他のおすすめタブレットは以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。

Einkタブレットに新モデル続々 最新 機種 ラインナップを比較

Eink液晶を搭載したタブレットをまとめて紹介しています。

BOOXのE-inkタブレット 全機種を比較! 最新のカラー、超大型あり

BOOXのE inkタブレットをまとめて紹介しています。

最新 電子書籍リーダー Kindle & 楽天 Kobo ラインナップ 機種 まとめ

Amazonの最新kinndleと楽天Koboをまとめて紹介しています。

<電子ノート>

超効率アップする電子ノート&メモパッド・スマート文具 まとめ

AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

AliExpress top
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を解説します。利用方法から支払い方法、注意点、お買い得なおすすめ製品も掲載しています。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

AliExpressとは?

AliExpress(アリエクスプレス)は中国のアリババグループが運営するECサイト(通販サイト)です。

2010年に開設され、現在は国際的なオンラインマーケットとして世界中の人々から利用されています。

海外のサイトですが、日本語に対応しており、商品の金額も「円」で表示されます。

また、一定の料金以上の買い物をすることで、送料が無料になるようにしているショップも多数あります。

どのくらいお得か?

自分が初めにAliExpressに興味を持ったのは「Kinhank」のゲーム製品がきっかけでした。

こちらのレトロゲームがぎっしりと収録された製品です。

Kinhank 500G HDD ポータブルゲームドライブ

日本のAmazonで購入すると、約24,000円。

AliExpressのKinhank公式ショップで購入すると、約7500円(送料無料)。

その差は、なんと16,500円です。中華ゲーム機1台購入できる価格で、はっきり言って、普通に日本で買うのがばからしくなります。

そんなわけで、Amazonで「やたら高く設定されている海外製品」はAliExpressで購入することにしました。

※「Kinhank 500G HDD ポータブルゲームドライブ」はまだ購入していません。

利用方法

AliExpress 利用方法

AliExpressで買い物をするのは他のECサイトとほぼ同じです。

最初に表示されている言語が外国語であった場合は、画面右上の国旗マークから日本語を選択しましょう。

会員登録

まずはAliExpressで会員登録を済ませます。必要なのはメールアドレス、携帯電話の番号です。画面右上のある「サインイン」を選択し、「登録」をクリックします。あとは手順通りに進めていけば、特に面倒なことはなく、スムーズに終わります。

住所の登録

会員登録後は、アカウントの設定で、配送先の住所を登録します。日本語で設定できますが、住所の書き方が日本と逆の順番で少々戸惑うかもしれません。登録後に画面右上の国旗マークをクリックし、指定した住所が表示されるか確認しましょう。

買い物

次に買い物をします。事前に支払い方法を決めておくとスムーズです。買い物の仕方はAmazonなどと同じで、複雑ではありません。配送の状況は設定→アカウント→注文から確認できます。

受け取り確認

商品が届いたら、アカウント→注文から「受け取りの確認」を選択します。この点はAmazonと違うので注意してください。受け取りの確認が済むと、商品のレビューや返金手続きなどが行えるようになります。

支払い方法は?

AliExpress 支払い方法

基本的にはクレジットカードコンビ払い(※ショップによって異なる)、プリペイドカードです。

コンビニ払いが便利

自分が最近までAliExpressを利用しなかったのは、「クレジットカード」を使いたくなかったからですが、

「海外の通販サイトで情報漏洩などがあると大変だ!」と固く信じていたのです。

しかし、AliExpressの場合、「クレジットカード」だけなく、「コンビニ払い」(※ファミリーマートのみ)も選択できます。

ショップによっては「クレジットカード」でなければならないショップもありますが、自分が欲しい製品(スマホ、タブレット、ゲーム機など)は問題なく、コンビニ払いが可能でした。

対応しているコンビニが「ファミリーマート」しかないのが不便ですが、クレジットカードを使わずに済むのは有難いです。

プリペイドカードは一応使える

プリペイドカード(日本のWebMoney・ゴールド)は最初使えないと思っていましたが、やり方を変えたらあっさりと使えました。

正しい方法は、最初に購入する製品をカートに入れて、決済時にカードの情報を入力するというものです。

最初は間違って、いきなり設定からカード情報を入力・登録しようとしていまいた。しかし、この方法はどうやらセキュリティ上の問題があるらしく、登録しようとしてもできないようになっているようです。

WebMoney(ウェブマネー)カードはクレジットカードとして使えるゴールドの方を使っています。シルバーの方ではありません。

プリペイドカードは必要な額をコンビニのATMから入金できるので便利です。ゴールド版は現金を引き出すことも可能です。

デビットカードは一部使える

クレジットカード機能付きのデビットカードは利用できると思いますが、情報漏洩が怖いので使っていません。

現在は、AliExpressに対応した「Wise(ワイズ)」というサービスのデビットカードを申請中です(※手続きが非常に長く面倒くさい)。

※「Wise(ワイズ)」カードを取得し、利用してみましたが、面倒なので、現在は使用していません。

このカードはいちいち買い物のたびに、購入した製品の発送先や製品を細かく報告しなければなりません。

輸入業者ならともかく、個人でちょこっと買い物をする程度なら全く不要のカードです。Webmoneyのプリペイドカード(ゴールド)の方が便利なので、現在は、そっちを使っています。

Paypal(ペイパル)は使えない

日本から購入する場合、Paypal(ペイパル)は使えないようです。一応、支払い方法の選択で表示はされています。

コンビニ決済の仕方

AliExpress コンビニ決済

ファミリーマートの「マルチコピー機」で、「代金支払い」を選択します。

画面の指示に従い、「番号入力」を入力します。番号とはコンビニ決済をした後に表示される「注文番号」のことです。

次に、画面の指示に従い、「電話番号を入力」します。

電話番号はAliExpressに登録したものです。日本の番号だけでいいです。+81などは不要です。

それが済むと、マルチコピー機から「申込券」がプリントされ、その紙がウイーンという音とともに出てきます。

それを持ってレジで支払いをすると終了です。

製品が届くまでに時間がかかる?

先日、Amazon.co.jpで中華ゲーム機を購入したところ、製品到着までに11日かかりました。

一方、AliExpressで実際に中華ゲーム機を注文してみたところ、7日で届きました。

Amazonよりも4日も早い到着になり、中華ゲーム機に限っては「AliExpressの方が早い」といえます。

一般的にAmazonの場合、日本の倉庫に在庫がある場合は製品到着がスピーディですが、中国などからの発送になると、時間がかかる傾向があります。

AliExpressの場合は倉庫に在庫があるため、発送までにかかる時間が常にスピーディです。

購入の注意点

AliExpress 注意点

AliExpressでお買い物する際の注意点を紹介します。

ショップの評価を確認する

AliExpressにはメーカーの公式ストア以外にさまざまなショップがあります。

ショップによっては高く評価されていないものをあるので、事前にチェックする必要があります。

各ショップはAliExpressの製品 一覧 ページ(価格の下)から簡単にアクセスでき、

ショップのロゴから詳しい評価も確認できます。

評価は「商品」、「コミュニケーション」、「配送速度」に分かれ、1.0~5.0までの数値で表示されます。

優良なショップはだいたい4.8ぐらいの評価になっています。

返品が面倒

低価格な中華ゲーム機など作りがしっかりしていない製品は、不良品に当たる確率が高くなります。

万が一、運悪く不良品に当たり返金を希望する場合は、ショップに問い合わせ、証拠となる画像や動画を送る必要があります。

ショップと折り合いがつかなかった場合でもAliExpressに申請することで返金されます。

ただし、コンビニ払いの場合、AliExpressでしか使えない「ボーナス」での返金となり、返金後、60日の間で使用する必要があります。

追記返品はあまり面倒でありませんでした

※2回ほど不良品が届き、返品しましたが、動画を送るだけであっさり返金できました。不良の製品は返送していません。どうやら壊れている製品なら返送しなくてもいいようです。

また、返金処理はWebmoneyのゴールド(プリペイドカード)を使った場合、現金で返金されました。

AliExpressで買えるお買い得な製品

AliExpress お得な製品

AliExpressで買えるお買い得な製品をまとめて紹介します。

タブレット

新製品の入荷はAmazonよりも早いことが多いです。

価格は激安というほどではありませんが、メーカーによっては日本よりも安く購入できる場合があります。

新製品の発売時にセールで安く販売されることが多いです。

価格の違い

例:「OUKITEL OT5

Amazon・・・49,900円

AliExpress・・・33,827円(送料無料)

差額:16,073円

また、日本で販売されていないレアなモデルも普通に販売されています。

例:「Lenovo Xiaoxinpad 2024

価格:28,856円

タブレットでおすすめの公式ストア

AliExpressではメーカー公式のストアがあります。

タブレットでおすすめの公式ストアは以下の通りです。

  • Teclast
  • Chuwi
  • ALLDOCUBE
  • DOOGEE
  • Blackview

いずれも日本で購入するよりも安く手に入ることが多いのでおすすめです。

関連記事: Android 14で使えるタブレット 2024 最新 機種 まとめ

スマホ

タブレットと同じく、新製品が入荷する時期はAmazonよりも早いです。また、メーカーによって安く購入できる場合があります。新製品の発売時にセール価格で販売されることが多いです。

価格の違い

例:「Blackview Shark8

Amazon・・・22,900円

AliExpress・・・17,150円(送料無料)

差額:5750円

また、日本では購入できないモデルも普通に販売されています。

Lenovo Legion Y70」(ゲーミングスマホ)

価格:43,842円(送料無料)

ゲーミングスマホは安いもので3万円前後から発売されています。日本で購入しようとすると、中古でも5~6万はするのでおすすめです。

また、防水防塵に対応したタフネス スマホも日本よりも安く購入できることが多いです。

SIMフリーの低価格モデルは一万円台で購入できます。

スマホのおすすめの公式ストア

AliExpress内にあるスマーフォンのおすすめの公式ストアは以下の通りです。

  • POCO
  • Xiaomi
  • UMIDIGI
  • Blackview
  • OUKITEL

日本のAmazonでも安く販売されていますが、AliExpressではそれ以上に安いことが多いです。

ぜひ一度チェックしてみてください。

関連記事: 注文殺到で売れまくり! 3万円台で買えるハイスペックスマホ まとめ

ミニPC

ミニPCもスマホ、タブレットと同様にAliExpressで安く購入できる場合があります。

発売時期も日本よりも早く、セールも頻繁に行われています。

また、レアな超小型PCも多数販売されています。

例:「MeLe PCG02

Amazon・・・24,999円

AliExpress・・・16,941円(送料無料)

差額:8058円

ミニPCのおすすめ公式ストア

ミニPCでおすすめの公式ストアは以下の通りです。

  • MINISFORUM
  • CHUWI
  • Beelink
  • GMKtec
  • BMAX

AliExpress内にあるMINISFORUMの公式ストアのトップページには割引クーポンがいくつか貼ってあってお得に買い物できるようになっています。

その他のショップでも、頻繁にセールも開催しているのでぜひチェックしてみてください。

関連記事:激安で買える海外製の小型PC 最新 機種 ラインナップ まとめ

Android TV BOX

Android OSを搭載したTV BOX(ストリーミング プレイヤー)は約3千円前後から購入できます。

最近ではAndroid 13 OSで8K 映像出力に対応したモデルが数多く販売されています。

Amazon・・・7000円 前後

AliExpress・・・3000円 前後

差額:4000円

関連記事: Android TV BOXが急激にハイスペック化! 最新モデル 比較

ゲーム機

最新の中華ゲーム機が豊富に販売されています。

超激安のモデルも多数販売されており、低コストで実機を手に入れられます。

例:「R36S」(携帯ゲーム機)

Amazon・・・10,000円 前後

AliExpress・・・6000円 前後

差額:4000円

関連記事:海外のレアすぎる携帯ゲーム機 ラインナップ 機種 一覧 まとめて比較

ゲーム機に関しては家庭用の据え置きタイプのものやスティックタイプのものなども多数販売されています。日本では絶対に手に入らないものも多数あるのでぜひチェックしてみてください。

ゲームパッド

スマホ用、タブレット用、PC用、Switchなどのゲーム機用など豊富に販売されています。

特にスマートフォン用の挟んで使うタイプのものは日本よりも安い傾向があります。

また、タブレットで使える珍しいゲームパッド(Game Pad D8)が3,000円 前後で販売されています。

例:「GameSir G8 Galileo

Amazon・・・11,000円

AliExpress・・・8000円

差額:3000円

関連記事: 挟んで使うスマホ用ゲームコントローラーが超快適! おすすめモデルと選び方を紹介

シングルボードPC

Raspberry PiなどのシングルボードPCも安い価格で販売されています。

また、日本では入手困難なレアなモデルも購入できます。

例:「Raspberry Pi CM4 Lite

日本・・・入手困難

AliExpress・・・11,701円(2GB+16GBモデル・CM4101016)

Raspberry Piシリーズで使える周辺機器も多数販売されています。

例:RETROFLAG レトロフラッグ GPi ケース CM4用

日本・・・7,380円 (税込・ケース本体のみ)

AliExpress・・・11,955円(キャリングバッグ付き)

関連記事: シングルボードPCはRaspberry Piより高性能モデルを選べ!

E-ink タブレット(電子書籍リーダー)

Meebook (LIKEBOOK) E-ink タブレットが販売されています。

Meebookで検索しても出てこないので、「LIKEBOOK」で検索し、「Likebook Reader Store」にアクセスする必要があります。

価格はAmazonとそれほど変わりませんが、新製品の入荷は早いです。

電子書籍リーダーでは楽天のKobo端末も販売されています。中古品のため、日本よりも安い(約2万円前後)ですが、日本版と同じように使えるかどうかは不明です。

その他、日本では絶対に購入できない、E-inkディスプレイを搭載したHisenseのスマートフォンなども購入できます。

関連記事: Einkタブレットに新モデル続々 最新 機種 ラインナップを比較

AliExpressは宝の山だった

この前、AliExpressで実際に買い物をして「これは宝の山だな」と感じました。

上で示したように円安であってもAliExpressの方が安い場合が多々あるからです。

価格が安いとこれまで「ちょっと高いな~」と思っていたものも手軽に購入できます。

しかも、日本では入手困難のレアな製品なので、不要になった際も高値で売れる可能性があります。

実際、Youtubeで頻繁にタブレットのレビューをしている人は、この方法で製品を購入しているのではないかと思います。

つまり、

1.AliExpressで安く買う

2.YouTube動画でレビューする(再生数を稼ぐ)

3.メルカリ、楽天フリマなどで高値で売る

といった具合です。

YouTubeの場合、再生数によって収益が上がる仕組みのため、新製品をがんがんレビューしまくると、製品を購入した代金ぐらいにはなるでしょう。

それに中古で売り払った金額を合わせると、黒字になるという仕組みです。

この方法は製品をポイポイと捨てるような感じで自分は好きではありませんが、「時代」がそれを求める以上、ある程度 仕方がないのかなとも思います。

話がそれてしまいましたが、AliExpressの安さはそういうことを可能にするほど、威力のあるものです。

使い方は人それぞれですが、良い製品をできるだけ安く購入できれば、それに越したことはありません。

まだAliExpressを利用したことのない人は、ぜひ一度 超激安の製品で試してみてください。買い物が楽しくて病みつきになります。

AliExpressをフル活用する方法

こちらに各製品の「まとめ記事」一覧を用意してあります。

まとめ記事ではスマホ、タブレット、ガジェットなどの製品が一覧で確認できるようになっており、

リンク先から個別の製品を紹介したページにアクセスすることもできます。

個別のページでは他の製品と比較した詳細な情報があるため、欲しい製品にもすぐに見つけれます。

よくあるブログのカテゴリ、タグ検索よりも圧倒的に便利なのでぜひ利用してみてください。

関連記事: 秋葉原ぶらり まとめ記事 一覧

AliExpressで買えるおすすめの製品は?

AliExpressで買えるおすすめの製品は以下のページにまとめてあります。ぜひ参考にしてみてください。

AliExpressで買える超レアなWindowsタブレット、ノートPC

AliExpressで買える超レアなWindowsタブレット、ノートPCを紹介しています。また、UMPCやデュアルスクリーンPC、シングルボードPC、レトロなミニPCも紹介。おすすめの各モデルにはスペックや参考価格が付いていて選びやすくなっています。

激レア!AliExpressで見つけたレトロゲーム製品のおすすめはコレ!

AliExpressで見つけたレトロゲーム用の周辺機器を紹介しています。モニターやコンバーター、アダプター、ゲームパッド、カートリッジなど珍しい周辺機器を多数掲載しています。また、この記事では、周辺機器を「安く」買う方法も紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

折り畳み式「ANBERNIC RG35XXSP」ゲーム機の性能を比較・検証

ANBERNIC RG35XXSP top
折り畳み式ゲーム機「ANBERNIC RG35XXSP」の性能を比較・検証して紹介!対応エミュレーターや収録ゲーム、性能、CFW、ゲームの追加方法、詳細な価格情報も掲載しています。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「RG35XXSP」が発売開始!

2024年5月17日、中国のゲーム機メーカーANBERNIC(アンバーニック)から、新製品「RG35XXSP」が発売されました。

Linux OS搭載の折り畳み式の小型ゲーム機で、任天堂が2003年2月に発売した「ゲームボーイアドバンスSP」に似たデザインを採用しています。

ANBERNICからは2023年11月、タテ型の「RG35XX Plus」が発売され、

PSPやドリームキャストゲームが動く高性能なゲーム機として評判になっていました。

新モデルはその性能を受け継ぎつつ、二つ折りならではの新しい使い方ができると話題になっています。

もちろん、ゲームだけでなく動画や音楽の再生も利用できますよ。

それでは早速どんなゲーム機なのか、その特徴を詳しく見ていきましょう。

この製品の購入はこちら!→ Amazon リンク / AliExpress リンク

公式ページ: NEW ANBERNIC RG35XXSP – anbernic

二つ折りのコンパクトなサイズで持ち歩ける

ANBERNIC RG35XXSP 二つ折り

新モデル「ANBERNIC RG35XXSP」は任天堂「ゲームボーイアドバンスSP」のようにコンパクトに折りたたむことができます。

縦の長さが8.9cmなので、その半分の約4.5mmほどの小型サイズになり、携帯性に優れています。

気軽に外出先に持ち出して使えるサイズです。

サイズを比較

  • RG35XXSP」・・・89 x 85 x 27 mm
  • ゲームボーイアドバンスSP」・・・84.6 × 82 × 24.3 mm

RG35XXSPの方がゲームボーイアドバンスSPよりも少し大きいサイズになりますが、その差はわずかです。

厚さに関してもわずか3mm程度の差しかありません。

重量を比較

新モデルの重量は192 gです。

  • RG35XXSP・・・192 g
  • ゲームボーイアドバンスSP・・・143g(バッテリー含む)

新モデルはゲームボーイアドバンスSPよりも49g重くなっています。しかし、一般的なスマートフォンと同じくらいの重さで、ゲーム機の中では比較的「軽い」といえます。

なお、2.83インチの「ANBERNIC RG28XX」は186gで、RG35XXSPと比べて6gの差しかありません。

※「ANBERNIC RG35XXSP」のデザインはこちらのYouTube動画でも確認できます。ぜひご覧ください。

磁気 開閉や角度調整に対応

新モデル「ANBERNIC RG35XXSP」は上蓋と下蓋に強力なマグネットを搭載し、磁気で開閉できるようになっています。

スリープしたまま本体を閉じてバッテリーを節約することもできます。

ANBERNIC RG35XXSP 角度調整

また、アルミニウム合金素材「アロイ アクスル」を採用した回転ヒンジを搭載し、45度、90度、135度、180度で角度調整が可能です。

90度、135度はゲームプレイ中でも見やすい角度に変更できるので便利です。また、保存した動画ファイルの視聴にも適しています。

180度は本体を机などに置いて俯瞰した位置から見られるので、他人と画面を共有しやすいというメリットがあります。

45度はちょっとした休憩時にゲームを中断させたいときに便利です。

エミュレーター

ANBERNIC RG35XXSP エミュレーター

新モデル「ANBERNIC RG35XXSP」は30種類のエミュレーターに対応しています。

PSP,PS1,DC,ARCADE,GBA,GBC,GB,SFC,FC,MAME,MD,MD-CD,GG,PCE,PCE-CD,NGPC,SEAGA32X,SMS,WSC など

最新のANBERNIC ゲーム機「RG35XX Plus」、「RG 35XX H」、「RG28XX」などと同様に、ホーム画面でゲームルーム、もしくは RAゲーム(レトロアーチ)を選択することで、各エミュレーターにアクセスできます。

ゲームルーム

ゲームルームで表示されるエミュレーターは20種類です。

  • PS1,Vertical Arcade,CPS1,CPS2,CPS3,NEOGEO,FBneo,MAME,GBA,NES
  • SENES,SMS,MD,SEGA32X,GBC,GB,PCE,NGPC,GG,WSC

RAゲーム(レトロアーチ)

RAゲーム(レトロアーチ)で表示されるエミュレーターは37種類です。ゲームルームで表示されるエミュレーターとかぶっているものも多数あります。

  • PSP,OPENBOR,DC,PS,CPS1,CPS1,CPS2,CPS3,NEOGEO,FBneo,H.Brew
  • MAME,VARCADE,PICO,POKE,Atari2600,VB,GW,GBA,FC,SFC,MD,MD-cd
  • SEGA32X,SMS,GG,GBC,GB,PCE,PCE-cd,NGPC,WSWAN,MSX,NDS,N64,ATOMISWAVE,NAOMI

※RAゲームからはPORTS(接続しているデバイスなど)にもアクセスできます。

収録ゲームタイトル

ANBERNIC RG35XXSP ゲームタイトル

内蔵されている収録ゲームタイトルの数は64GBで約5千ほどです。中身は最新のANBERNIC ゲーム機「RG35XX Plus」、「RG 35XX H」、「RG28XX」などとほぼ同じになっているようです。

販売先によって収録されているゲーム タイトルの数が異なる場合があるので注意してください。

ドリームキャスト

ドリームキャストのゲームはそれほど多くありません。動作自体にほとんど遅延はなく、快適にプレイできます。

  • Cosmic Smash、Crazy Taxi、Gauntlet Legends、House of the Dead 2. The、Ikaruga、Mavel vs.Capcom 2、
  • Power Stone、Power Stone 2、Silent Scoope、SoulCalibur、Virtua tennis Sega Professional
  • ドリームキャストのゲームはこれ以外にNaomi エミュレータに多数収録されています。
  • Alien Front(Rev T)、Asian Dynamite / Dynamite EX、Akatsuki Bliizkampf Asuf.Achse
  • Cosmic Smash(Rev A)、Cosmic Spike / Gun Spike、Giant Gram:All Japan Pro Wrestiling
  • Guilty Gear X、Giga Wing 2 など多数あり。多すぎるのでYouTube動画で公開しています。

PSP

  • PSPゲームも多くは収録されていません。鉄拳5 で若干 遅延が生じるものの、他は快適に動作します。
  • Bloons、Bombarman、Castlevania X、God of War Chains of Olympus、Grand Theft Auto-Vice City Stories(US)
  • Mega Man – Maverick Hunter X、Metal Slug XX、Pac-Man Championship Edition、Ridge Racer、Tekken 6、Tekken 5

NDS

ニンテンドーDSの収録ゲームタイトル 一覧です。日本語のゲームも入っていました。

  • Animal Crossing-Wild World、Biohazard-Deadly Silence (japan)、Final Fantasy Ⅲ (Japan)
  • LEGO Star Wars 2、Marvel Nemesis Rise of the Imperfect、Metal Slag 7
  • Need for Speed-Underground 2、Nintendogs-Dachshund and Friends、Ridge Racer DS
  • The Amazing Spider-Man、Transfomers-Dark of the Moon-Autobots、lufia curse of the shinistrals

GBA、GBC、GB

長いのでYouTubeで公開しています。GBA、GBC、GBの収録ゲームタイトルの動画

他のゲーム機のゲームタイトルは随時 YouTubeの「Burari Akiba」(秋葉原ぶらりのサブチャンネル)で公開していきます。上のゲームタイトル以外のプレイ動画を観たい人はぜひチェックしてみてください。

Burari Akiba – YouTube

「ANBERNIC RG35XXSP」のスペック

  • ディスプレイ 3.5インチ、解像度640 x 480 pxのIPS
    ※4:3/OCAフルラミネーション/広視野角
  • プロセッサ Allwinner H700 クアッドコア ARM Cortex-A53, 1.5GHz
  • GPU デュアルコア G31 MP2
  • RAM(メモリ) 1GB LPDDR4
  • ストレージ システム用:64GB TF/MicroSD、ゲーム用:64GB/128GB SD カード
  • 拡張ストレージ microSDカードで最大512GBまで拡張可能
  • バッテリー 3300 mAh
  • 駆動時間 約 8時間
  • 充電 5V/1.5A、C2C充電器をサポート
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 5 (802.11a/b/g/n/ac, 2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
  • インターフェース Type-C x2 (OTG/電源用)、microSDカードスロット x2、miniHDMI、3.5mmイヤホンジャック
  • 映像出力 HDMI出力
  • ストリーミング 対応 (Moolight アプリ 対応)
  • ゲームパッド 2.4GHzワイヤレスゲームパッド、有線ゲームパッドをサポート
  • スピーカー 高音質スピーカー
  • 振動モーター サポート
  • ホール磁気スイッチ 上蓋と下蓋に強力なマグネットを内蔵し、磁気閉鎖機能;ホールスイッチチップを内蔵しており、開蓋起動と閉蓋スリープ機能
  • ゲームの追加 対応
  • システム言語 中国語、英語、日本語、韓国語、ロシア語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語
  • OS Linux
  • サイズ 8.9 x 8.5 x 2.7 cm
  • 重量 192 g
  • カラー シルバー、グレー、クリアブラック、クリアブルー
  • 付属品 USB充電ケーブル、ボックス、説明書、スクリーン プロテクター

Allwinner H700の性能

ANBERNIC RG35XXSP CPU

Allwinner H700は64bit対応の4コア プロセッサで、4K 60fpsの映像出力に対応しているという特徴があります。GPUはG31を採用し、グラフィックスライブラリとしてOpenGL ES 3.2、Vulkan 1.1をサポート。ゲームや4K映像もスムーズに再生できます。

また、Allwinner が自社開発したフルフォーマット 4K@60fps 10 ビット Ultra-HD ビデオ デコードや台形補正が可能な画像補正エンジン「SmartColor3.3」をサポート。

ディスプレイ出力規格「HDMI2.0、デュアルリンクLVDS、RGB888、CVBS-OUT」、カメラやその他のディスプレイ入力デバイスの接続に使用される「BT1120」 および 「MIPI-CSI」 ビデオ入力、周辺インターフェイス「USB2.0、SDIO3.0、1000Mbps EMAC、PWM、TSC、SCR、SPI、UART、CIR」との接続もサポートしています。

Antutuベンチマーク

Allwinner H700 プロセッサはAntutu ベンチマーク総合で約 7万 前後を記録しています。

同じプロセッサは「RG35XX Plus」、「RG 35XX H」、「ANBERNIC RG28XX」などにも搭載されています。

他にAndroid OS搭載のTV BOXに搭載されることが多いです。

他のCPUと比較

Linux OS搭載のゲーム機に搭載されるプロセッサは、RockChip RK3566、Allwinner H700、RockChip RK3326が圧倒的に多いです。

Allwinner H700はその中で2番目に性能が高いプロセッサです。旧世代のゲーム機に搭載されることが多いRockChip RK3326に比べると、約3万スコアが高くなります。

ただし、Android OSを搭載したゲーム機に搭載されることが多いUnisoc T618と比較すると、Antutu総合スコアで約13万以上の差があります。

  • Unisoc T618・・・Antutu V9総合で約20万
  • RockChip RK3566・・・Antutu V8.5.6総合で約10万
  • Allwinner H700・・・Antutu 総合で約7万
  • RockChip RK3326・・・Antutu V8.2.2総合で約4万

ゲーム性能

プロセッサが「RG35XX Plus」、「RG 35XX H」、「ANBERNIC RG28XX」と同じなので、ゲーミング性能もほぼ同じになります。

負荷が高いドリームキャストのゲームは、ほとんど遅延なく快適にプレイできます。斑鳩 IKARUGA、マーベル vs.カプコン 2、ソウルキャリバーなども快適に動作します。

※上のYouTube動画ドリームキャストの動作を確認できます。気になる人はチェックしてみてください。

PSPの鉄拳 6は遅延が生じてプレイしづらくなります。リッチレーサーズは少し遅延が生じますが、プレイにはあまり影響しません。同じPSPゲームでも「メタルスラッグ XX」、「ストリートファイター 」シリーズなどの格闘ゲームなどは快適に動作します。

※上のYoutube動画PSP版 鉄拳6、リッジレーサーズ、メタルスラッグ XX のプレイの様子を確認できます。

その他のPCエンジンなどのゲームは負荷が軽いため、快適に動作します。PCE版 ダライアス アルファ、ダライアス プラスなどグラフィカルなシューティングゲームでも遅延は生じませんでした。

ニンテンドーDS、ゲームボーイ アドバンス、ゲームボーイカラー、ゲームボーイは快適に動作します。

ディスプレイを比較

ANBERNIC RG35XXSP ディスプレイ

新モデル「ANBERNIC RG35XXSP」は3.5インチで解像度640 x 480 pxのIPS ディスプレイを搭載しています。

アスペクト比は4:3で、正方形に近い形です。また、斜めの角度からも見やすいIPSパネルを採用。本体と液晶パネルとの間にないOCAフルフィットも採用しています。

同じ仕様のディスプレイは前モデル「RG35XX Plus」、「RG 35XX H」などにも採用されています。

他のゲーム機と比較

  • 1.「ANBERNIC RG28XX」・・・2.83インチ、解像度640 x 480 px、IPS
  • 2.「Powkiddy V90」・・・3.0インチ、解像度320×240 pxのIPS
  • 3.「ANBERNIC RG ARC」・・・4インチ、解像度640 x 480 pxのIPS
  • 4.「Retroid Pocket Flip」・・・4.7 インチ、解像度 750 x 1334 pxのタッチスクリーン

他のANBERNICのゲーム機とはサイズが異なるものの、解像度は同じでIPSパネルを採用している点も同じです。

低価格な「Powkiddy V90」と比べると、解像度は2倍になっています。

折り畳み式でAndroid搭載の「Retroid Pocket Flip」とは約1.2インチの差があり、解像度も大きく異なります。

バッテリーを比較

ANBERNIC RG35XXSP バッテリー

新モデル「ANBERNIC RG35XXSP」は3300mAhバッテリーで8時間 駆動できます。

充電は付属のtYpe-Cケーブルを利用して行います。

前モデル「RG35XX Plus」、「RG 35XX H」も3300mAhバッテリー搭載でType-C充電 (5V/2A)に対応していました。

他のゲーム機と比較

  • 1.「ANBERNIC RG28XX」・・・3100mAh / Type-C充電
  • 2.「Powkiddy V90」・・・1020mAh / Type-C充電
  • 3.「ANBERNIC RG ARC」・・・3500mAh / Type-C充電
  • 4.「Retroid Pocket Flip」・・・5000mAh / 急速充電

新モデル「ANBERNIC RG35XXSP」はRG28XXよりも200mAhバッテリー容量が多く、「ANBERNIC RG ARC」よりも200mAh少ないバッテリー容量になっています。

低価格な「Powkiddy V90」と比べると、約3倍多いバッテリー容量になっています。

Android搭載の「Retroid Pocket Flip」と比べると、約1700mAhバッテリー容量が少なくなります。

機能

新モデル「ANBERNIC RG35XXSP」の機能を紹介します。

マルチメディア機能

ANBERNIC RG35XXSP マルチメディア

本体に内蔵されているアプリからビデオ、音楽を再生したり、電子書籍を読んだりできます。

電子書籍はtxt フォーマットに対応しています。

動画と音楽の対応ファイルフォーマットは以下の通りです。

  • ビデオプレイヤー wmv、avi、rmvb、flv、mp4、3gp、asf、mov、mpg、mkvなど
  • 音楽プレイヤー flac、mp3、wav、ape、aif、aiff、ogg、wma、aac、m4a、m4rなど

それぞれのファイルは、ファイルマネージャー アプリを通して、管理できます。

HDMIで映像出力

ANBERNIC RG35XXSP HDMI

miniHDMIポートでテレビやモニターに映像出力できます。必要なものはHDMIからminiHDMIに変換するアダプターとHDMIケーブルです。

画面がうまく表示されない場合は、テレビ・モニター側で調整します。

前モデル「RG35XX Plus」、「RG 35XX H」もminiHDMI搭載で映像出力が可能でした。

HDMIポートの有無を比較

  • 1.「ANBERNIC RG28XX」・・・あり
  • 2.「Powkiddy V90」・・・なし
  • 3.「ANBERNIC RG ARC」・・・あり
  • 4.「Retroid Pocket Flip」・・・あり

低価格な「Powkiddy V90」はHDMI出力に対応していません。また、「Miyoo Mini Plus」や「Miyoo Mini A30」にもHDMI出力に対応していません。

Wi-Fi でストリーミングプレイ

Wi-Fi通信に対応し、他のゲーム機(XBOX、プレイステーションなど)やPCのストリーミングプレイが利用できます。

利用するには、設定でWi-FiをONにする必要があります。

また、Wi-Fiを利用してオンライン対戦も可能です。

利用するには、Wi-FiをONにして、ゲーム機が同じネットワーク上にあることを確認し、メニューボタン→ネットプレイを選択します。

「ネットプレイ LAN リストを更新」をクリックすると、ゲーム機同士で同じゲームにアクセスできます。

前モデル「RG35XX Plus」、「RG 35XX H」もWi-Fi対応でした。

Wi-Fiの有無を比較

  • 1.「ANBERNIC RG28XX」・・・なし
  • 2.「Powkiddy V90」・・・なし
  • 3.「ANBERNIC RG ARC」・・・あり
  • 4.「Retroid Pocket Flip」・・・あり

同じANBERNICのゲーム機でも「RG28XX」のようにWi-Fiに対応していないモデルもあります。

「Powkiddy V90」のような低価格なモデルにはWi-Fi通信機能は搭載されていません。

無線、有線ゲームパッドと接続できる

Bluetooth 4.2に対応しているため、ワイヤレスゲームパッドと接続できます。また、Type-Cポートを介して、有線のゲームパッドとも接続できます。

前モデル「RG35XX Plus」、「RG 35XX H」も無線、有線ゲームパッドと接続できました。

Bluetoothの有無を比較

  • 1.「ANBERNIC RG28XX」・・・なし
  • 2.「Powkiddy V90」・・・なし
  • 3.「ANBERNIC RG ARC」・・・あり
  • 4.「Retroid Pocket Flip」・・・あり

「ANBERNIC RG28XX」はBluetoothに対応していないため、ワイヤレスゲームパッドと接続できません。有線接続は可能です。「Powkiddy V90」はBluetoothを含めて通信機能がありません。

振動モーターで臨場感あり

振動モーターを搭載しているため、爆発シーンなどで衝撃を感じることができます。

前モデル「RG35XX Plus」、「RG 35XX H」も振動モーターを搭載していました。

振動モーターの有無を比較

  • 1.「ANBERNIC RG28XX」・・・なし
  • 2.「Powkiddy V90」・・・なし
  • 3.「ANBERNIC RG ARC」・・・あり
  • 4.「Retroid Pocket Flip」・・・あり(簡易的なもの)

「ANBERNIC RG ARC」は振動モーターに対応していました。超小型「ANBERNIC RG28XX」、「Powkiddy V90」は振動モーターに対応していません。

2つのTFカードスロット

2つのTFカードスロットがあるため、システムをアップデートしてもゲームのROMに影響を与えません。

前モデル「RG35XX Plus」、「RG 35XX H」も2つのTFカードスロットを搭載していました。

ダブルTFカードスロットの有無を比較

  • 1.「ANBERNIC RG28XX」・・・あり
  • 2.「Powkiddy V90」・・・なし
  • 3.「ANBERNIC RG ARC」・・・あり
  • 4.「Retroid Pocket Flip」・・・なし

「ANBERNIC RG28XX」は超小型サイズながらもダブルTFカードスロットに対応しています。低価格な「Powkiddy V90」などはTFカードスロットが1つしかありません。

ファームウェア CFW

ANBERNIC RG35XXSP」は公式のカスタムファームウェア(CFW、Custom Firmware)でアップデートすることができます。

現在は公式サイトで「RG35XXSP-16G/64G-V1.0.3-EN-240511」というCFWが利用できると告知されており、今後ダウンロードできるようになる予定です。

新しいCFWにアップデートする方法は以下の通りです。※他のANBERNIC ゲーム機と同じです。

1.ANBERNICの公式サイトにアクセスし、ファイルをダウンロードします。

ファームウェアについて – anbernic https://jp.anbernic.com/pages/firmware

2. ファイルを解凍し、展開します。

3. ツール「rufus」を使ってSDカードにファームウェアを書き込みます。

「rufus」ダウンロードリンク:
https://drive.google.com/file/d/11ZBW7u1cv3d1CJ9xzbsL3xpZNKiYsMG7/view?usp=drive_link

4. ファームウェアを書き込んだmicroSDカードをTF1に挿入し、本体の電源をONにします。起動すると、最新のファームウェアが実行されます。

ゲームの追加

ANBERNIC RG35XXSP」は自分で吸い出したゲームの ROMを追加できます。ゲーム用のTFカード 2スロットが空いているので、そこにゲームのROMを保存したmicroSDカードを入れます。カードを入れると、自動で認識され、ゲームにアクセスする際にTF2カードを選択できるようになります。

ゲーム ROMの詳しい追加方法は以下の通りです。※他のANBERNIC ゲーム機と同じです。

FAT32でフォーマットしたmicroSDカードを用意します。

一度、本体のTF2カードスロットにmicroSDカードを入れて、電源をOFFにします。この状態ではmicroSDカードの中に何もありません。

本体の電源をOFFにして、microSDカードを取り出します。

PCを使って、microSDカードの中身を確認すると、ゲームの「ROM」ファイルが作成されています。

その中の各エミュレーター フォルダに吸い出したROMを保存します。

例えば、ファミコンの吸い出したROMは「FC」フォルダに、スーパーファミコンのROMは「SFC」フォルダに入れます。

本体に用意したmicroSDカードを入れて電源をONにします。

RAゲーム(レトロアーチ)を選択します。

スロットが2つ表示されるので、TF2を選択します(※表示されない場合はBボタンで戻ってください)。

ゲームが表示されて、プレイできるようになります。

レビュー記事

ANBERNIC RG35XXSP」の実機を使ったレビュー記事を用意しています。操作性やゲームプレイ、実際に使って分かったこと、ゲーム機としての評価などここでは触れていない事柄を取り上げているので、ぜひご覧ください。

「ANBERNIC RG35XXSP」をレビュー!折り畳みの完成度を検証する

「ANBERNIC RG35XXSP」の価格・販売先

ANBERNIC RG35XXSP 本体

ANBERNIC 日本公式サイト

9,499円 で販売されています。

ANBERNIC 日本公式サイトで「ANBERNIC RG35XXSP」をチェックする

anbernic日本専門店

anbernic日本専門店とは「ANBERNIC 日本公式サイト」と「Whatsko」を意味します。「Whatsko」は海外のゲーム機を販売する代理店です。ANBERNIC 以外のゲーム機も取り扱っています。また、Whatskoは公式サイトの他にAmazon.co.jp内でもANBERNICのゲーム機を販売しています。なお、AliExpress内にはANBERNICの公式ストアがあり、割引などのセールも頻繁に行っています。

ECサイト

Amazonで9,699円、

ヤフーショッピングで15,980円、

AliExpressで8,832円、

米国 Amazon.comで$89.99

で販売されています。

Amazonで「ANBERNIC RG35XXSP」をチェックする

楽天市場で「ANBERNIC RG35XXSP」をチェックする

ヤフーショッピングで「ANBERNIC RG35XXSP」をチェックする

AliExpressで「ANBERNIC RG35XXSP」をチェックする

米国 Amazon.comで「ANBERNIC RG35XXSP」をチェックする

※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

おすすめの類似製品を紹介

ANBERNIC RG35XXSP」と似た個性的なゲーム機も販売されています。

「Miyoo Flip」

Miyooから発売されたフリップ式の携帯ゲーム機です(2025年1月5日 発売)。

Rockchip RK3566、1GBメモリ、3.5 インチのIPS液晶、64GB 2つのTF/MicroSDスロット、3000 mAバッテリーを搭載しています。

また、振動モーター、Hi-Fi スピーカー、HDMI、外部ゲームパッド接続、デュアルジョイスティック、セーブ機能、ゲームの検索機能、お気に入り登録、対戦プレイ、ビデオプレーヤー、音楽プレーヤー、E-bookプレイヤー(電子書籍リーダー)、Miyoo UI、ES emulationstation、Wi-Fi通信、USB Type-C (OTG) に対応しています。

価格は、AliExpressで12,422円、米国Amazon.comでUS $89.99、です。

関連記事:レトロでフリップ式!「Miyoo Flip」レビュー!ANBERNICを超えた?

「Retroid Pocket Flip」

Retroid Pocketから発売された折り畳み式の4.7型 ゲーム機です。Android 11、Unisoc T618、タッチ液晶 搭載で、ホールスライダーでの操作、Wi-Fi 5、HDMI映像出力・アクティブ冷却に対応しています。

価格は、AliExpressで29,940円、です。

関連記事:「Retroid Pocket Flip」操作性バツグンか? Android 携帯ゲーム機と徹底 比較!

「AYANEO Flip DS」

AYANEOから発売された2画面のポータブルゲーミングPCです。7.0のフルHD液晶、3.5のサブ液晶、Ryzen 7 7840U搭載で、OCuLinkポート、ステレオスピーカー、冷却システムに対応しています。

価格は、Amazonで176,000円、AliExpressで159,847円、です。

関連記事: 2画面「AYANEO Flip」で楽しさが倍増する? 最新 ポータブルゲーミングPCと比較

「Powkiddy V90」

Powkiddyから発売された折り畳み式のミニ ゲーム機です。3.0インチのIPS液晶、1020mAhバッテリー搭載で、15種類のエミュレーター、デュアルステレオスピーカー、USB Type-C(充電用)に対応しています。

価格は、Amazonで6,999円 (税込)、AliExpressで5,471円、米国Amazon.comで$43.99 (5% OFFクーポン付き)、です。

関連記事:「Powkiddy V90」のスペック、ゲーム数、エミュレーター、価格

他のANBERNIC ゲーム機と比較

他にもANBERNIC のゲーム機が販売されています。2024モデルもあるので、ぜひチェックしてみてください。

ANBERNICの携帯ゲーム機が超絶進化で大人気!最新機種 まとめ

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