
カラー対応の「BOOX Note Air4 C」。早くも「動作が格段に速くなって手書き機能もすごい」と評判です。しかし、その一方で「前モデルから何が変わったのか分からない」という人も多くいるようです。
そこで今回は前モデル「BOOX Note Air3 C」との違いがよく分かるように、次の8点を重点的に解説します。
- 動作の向上(新チップ、6GBメモリ)
- Smart Scribe ツール
- 図形ツール
- アウトライン機能
- 新しいUI(タブレット風・カスタム ウィジェット)
- スマートアシスタントページ
- デザイン(材質・サイズ・重量・カラー)
- ケース
<前モデルと共通のメリット>
- ディスプレイ
- バッテリー
- ストレージ
また、前モデルと共通したメリットも紹介!できることや新機能、スペック、
購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
BOOX Note Air4 Cが発売開始!
2024年10月24日、中国 Onyx International(オニキス インターナショナル)の新製品「BOOX Note Air4 C」(ブークス ノート エア4C)が発売されました。
※日本での発売日は2024年11月8日です。
フルカラー電子ペーパーディスプレイを搭載した10.3型のE ink タブレットです(Android 13)。
Onyxからは2023年10月にカラー対応の「BOOX Note Air3 C」が発売されています。
このE inkタブレットは「カラー対応でコスパもいい」、「手書きのノート機能が便利」と評判でした。
新モデルはより高速に動作するチップを搭載し、AIを活用したSmart Scribe ツールや図形ツールなどが使えることで話題になっています。
もちろん、筆圧ペンによる手書き機能やノート機能も利用できますよ。
それでは早速どんなE inkタブレットなのか、その価格や特徴(メリット)をくわしく見ていきましょう。
この製品の購入はこちら→ Amazon リンク / AliExpressのリンク
公式ページ:BOOX Note Air4 C | The Improved 10.3″ Color ePaper Notebook – The Official BOOX Store
価格は7万円台・他メーカーとの差は最大3万円で買う価値はあるのか?
「BOOX Note Air4 C」のくわしいメリットを見ていく前に、関連した製品の価格を全体的におさえておきましょう。
まず、新モデル「BOOX Note Air4 C」はBOOX公式ストアで本体のみがで$499.99(日本円で約76140円)で販売されています。
AliExpressや米国 Amazon.comでも同様の価格で販売されています。
一方、前モデル「BOOX Note Air3 C」はAmazonで86,800円(税込)で販売されていました。
新モデルよりも高い価格です。どうやら日本では海外よりも約1万円ほど高くなる傾向があるようです。
そのほか、2023年5月10日に発売された上位モデル「BOOX Tab Ultra C」はAmazonで99,800円(税込)で販売されていました。
楽天市場でも同様の価格で販売されているため、安くなることはなさそうです。
他メーカーではBoyueの「Meebook M103」が44,567円と、新モデルの約半額に近い価格で販売中です。
E inkタブレットの中ではこれが一番安そうですね。
ちなみに、電子書籍リーダーのAmazon「Kindle Scribe (2024)」は56,980円(税込)で、
楽天の「Kobo Elipsa 2E」は46,268円で販売中です。
機能もしぼったシンプルな電子書籍リーダーを選ぶという選択肢もあります。
その場合、新モデルとの価格差は3万円前後になります。
果たして、新モデル「BOOX Note Air4 C」はこれらのE inkタブレット、電子書籍リーダーよりもお買い得なのでしょうか?
くわしい特徴(メリット)を見ていきましょう。
違い1:新プロセッサで50%性能が向上・メモリは6GBに
BOOX Note Air4 Cは、前モデル「BOOX Note Air3 C」と比較して、動作の快適さが大きく向上しました。メーカー公称値ではCPUパフォーマンスが50%向上しているとのことですが、この進化は日常的な操作でハッキリと体感できます。
具体的には、Note Air4 Cには「Snapdragon 690」が搭載されています。これは、Note Air3 Cに搭載されていた「Snapdragon 680」からの順当なアップグレードです。Snapdragon 690はミドルレンジ向けのバランス型SoCで、AnTuTu v9のスコアは約33万点を記録しており、Note Air3 Cよりも高い処理能力を持っています。
注目すべきは、メモリ(RAM)が前モデルの4GBから6GBへと増強された点です。実際にKindleアプリで資料を読みながら、標準のノートアプリにメモを取り、さらにChromeブラウザで調べ物をするといったマルチタスク(複数アプリの同時利用)を試してみましたが、アプリ間の切り替えで動作がカクつくようなことはありませんでした。
この強化されたCPUと6GBメモリに、電子ペーパー特有の残像感を抑える「BOOX SUPER REFRESH(BSR)テクノロジー」が組み合わさることで、Webブラウジング時のスクロールも実用的なレベルでスムーズに動作します。ページめくりの速度だけでなく、アプリ全体の応答性が向上しているため、Note Air3 Cよりもさらにタブレットライクな使い方が可能になったと感じます。
<メモリ容量を比較>
- 1.「BOOX Note Air4 C」・・・6GB LPDDR4X
- 2.「BOOX Note Air3 C」・・・4GB LPDDR4X
- 3.「BOOX Tab Ultra C」・・・4GB LPDDR4X
このセクションのまとめ
- CPUパフォーマンスが前モデル比で50%向上
- メモリ(RAM)が4GBから6GBへと増強された
- 複数のアプリを同時に使うマルチタスクや、Webの閲覧がよりスムーズになった
違い2:ノート機能が進化し「Smart Scribe」がさらに強力に
ここでは、BOOX Note Air4 Cで強化されたノート機能、特に「Smart Scribe」ツールと新機能について書いていきます。
BOOX Note Air4 Cは、前モデル「BOOX Note Air3 C」から引き続き「Smart Scribe(スマート スクライブ)」ツールを搭載しており、さらに新しいツールが追加されて機能が向上しています。Note Air3 Cでも、手書きの図形を自動で整える機能は便利でしたが、Note Air4 Cでは、これがさらに使いやすくなりました。
注目すべきは、新しく追加された「シェイプツール」です。従来の自動補正だけでなく、より意図した通りの図形を正確に描画・編集できるようになり、デザインや作図の精度が上がったと感じます。また、手書きの範囲を自由に選択して移動できる「ラッソツール」や、複数の「レイヤー」機能も健在で、複雑なノートを作成する際のストレスが軽減されました。
さらに、個人的に大きな進化だと感じたのが、新搭載の「アウトライン機能」です。ノートが長くなっても、この機能を使えば自動で目次のような構造が作成され、目的の箇所にすぐにジャンプできます。参照したい情報を探す効率が格段に上がり、学習やビジネスシーンでの実用性が高まりました。もちろん、手書きノートをテキストデータに変換して共有する機能も引き続き利用できます。
<Smart Scribe ツールと新ノート機能>
- 図形等の自動補正: 手書きの図形(円、四角形、三角形など)を、より正確な形状に自動的に補正します。
- 新しいシェイプツール: 描画した図形を、後からでも好きな形に編集可能です。
- レイヤー機能: 複数のレイヤーを作成し、それぞれに異なる内容を書き込むことができます。
- ラッソツール: 手書きで任意の範囲を選択し、コピーや移動などの操作を行えます。
- 新しいアウトライン機能: ノートの内容を認識し、自動でアウトライン(目次)を生成して、構造を明確にします。
- 手書きノートの自由な変換: 手書きのノートをテキストに変換したり、画像としてエクスポートしたりすることができます。
- リンクツール: ノート内の記述を、他のノート、ドキュメント、あるいはウェブサイトにリンクさせることができます。
<ノート機能の比較>
- 1.「BOOX Note Air4 C」・・・Smart Scribe ツールに対応 (さらにシェイプツール、アウトライン機能など新機能が追加)
- 2.「BOOX Note Air3 C」・・・Smart Scribe ツールに対応 (図形補正、ハイライト認識、取り消し線消去などの基本機能)
- 3.「BOOX Tab Ultra C」・・・Smart Scribe ツールに対応 (図形補正、ハイライト認識、取り消し線消去などの基本機能)
このセクションのまとめ
- ノート機能:前モデルのSmart Scribe機能(図形補正など)を引き続き搭載
- 新機能①:描画した図形を後から編集できる「シェイプツール」を追加
- 新機能②:ノートの構造を自動で目次化する「アウトライン機能」を追加
- 操作性:ラッソツールやレイヤー機能も健在で、より高度なノート作成が可能になった
違い3:図形ツールで簡単に正確な図や線を描ける
ここでは、BOOX Note Air4 Cで新しく搭載された「シェイプツール」について書いていきます。
BOOX Note Air4 Cは、ノート機能が強化され、新しく「シェイプツール」に対応しました。前モデルの「BOOX Note Air3 C」にも、手書きの線を自動で綺麗な円や四角形に補正する「Smart Scribe」機能や、基本的な図形を描く機能は搭載されていました。しかし、Note Air4 Cの新しいシェイプツールは、一度描いた図形を後からでも自由に編集できる点が大きな進化だと感じます。
実際に使ってみると、この「編集」機能が非常に強力です。例えば、会議でラフなフローチャートを手書きした後、後からシェイプツールを使って個々の矢印や四角形を正確な位置やサイズに修正する、といった使い方ができます。直線、波線、矢印といった線種や、円、四角形などのオブジェクトが豊富に用意されており、思考を素早く視覚化するのに役立ちます。
この機能は、特にマインドマップの作成や、PDF資料への赤入れで図解を書き込む際に威力を発揮します。手書きの気軽さとデジタルならではの正確性を両立できるようになったことで、ノートの完成度が格段に上がりました。
<図形ツール対応を比較>
- 1.「BOOX Note Air4 C」・・・新しいシェイプツール(作成・編集)に対応
- 2.「BOOX Note Air3 C」・・・基本的な図形描画・自動補正機能に対応
- 3.「BOOX Tab Ultra C」・・・基本的なノート機能に対応
このセクションのまとめ
- Note Air4 Cは、新しく「シェイプツール」を搭載した。
- 一度描画した図形を、後からでも自由に作成・編集できる。
- 前モデル Note Air3 C の自動補正機能よりも、さらに高度な作図や修正が可能になった。
- フローチャートやマインドマップの作成が、より正確かつ効率的に行える。
違い4:アウトライン機能でメモを階層的に整理できる・内容の検索も可
ここでは、BOOX Note Air4 Cに新しく搭載された「アウトライン機能」が、実際のノート作成でどれほど便利になったかについて書いていきます。
BOOX Note Air4 Cのノートアプリには、新しく「アウトライン機能」が搭載されました。これが、長いメモや複雑なアイデアを整理する際に、驚くほど役立つ機能だと感じています。この機能を使うと、メモの項目を自動で認識して階層構造で整理してくれます。
特に便利だと感じたのは、ドラッグ&ドロップ操作で階層を簡単に入れ替えられる点です。例えば、プレゼンテーションの構成を考える際、まずアイデアを箇条書きで羅列し、後からこのアウトライン機能で全体の流れを見ながら順序を入れ替えられます。不要な階層は折りたたむことで、今集中したい部分だけを表示できるため、思考が散らかりません。
論文やレポートの構成案を作成したり、ブレインストーミングで出たアイデアを後で体系的にまとめ直したりする作業が、これまでより格段に効率的になりました。もちろん、アウトライン内のキーワード検索にも対応しているため、膨大なメモの中から必要な情報を素早く見つけ出すことができます。
一方、前モデル「BOOX Note Air3 C」や「BOOX Tab Ultra C」には、発売時点ではこのアウトライン機能は搭載されていませんでした。ノートを多用するユーザーにとって、これはNote Air4 Cを選ぶ大きな理由の一つになると感じます。
<アウトライン機能の対応を比較>
- 1.「BOOX Note Air4 C」・・・アウトライン機能に対応する
- 2.「BOOX Note Air3 C」・・・アウトライン機能に対応しない
- 3.「BOOX Tab Ultra C」・・・アウトライン機能に対応しない
このセクションのまとめ
- Note Air4 Cは、新しく「アウトライン機能」を搭載した。
- ノートの内容を自動で認識し、階層構造で整理できる。
- ドラッグ&ドロップで階層の入れ替えが可能なため、プレゼンや論文の構成案作成に便利。
- 不要な階層を折りたたんで、情報をスッキリ表示できる。
- この機能は、前モデルNote Air3 CやTab Ultra Cには搭載されていなかった。
違い5:新UI採用でカスタム ウィジェット機能も利用できる
ここでは、BOOX Note Air4 Cで新しくなったユーザーインターフェース(UI)と、それに伴うウィジェット機能について書いていきます。
タブレットライクな新UI
BOOX Note Air4 Cは、UIが大幅に一新され、操作感が一般的なAndroidタブレットに非常に近くなりました。これは「Note Airシリーズ」としては初めての採用です。
前モデル「BOOX Note Air3 C」は、画面の左側に主要機能が並ぶ「サイドバー」形式の独自UIでした。しかし、Note Air4 Cではホーム画面にアプリアイコンを自由に配置できるようになり、画面下部にはよく使うアプリを固定できる「Dock(ドック)」が新設されました。実際にKindleやノートアプリをDockに配置してみると、サイドバーUIよりも格段にアクセスしやすくなり、操作性が向上したと実感できます。
このタブレットライクなUIは、先に発売された「BOOX Tab Ultra C」で採用されていたスタイルに近いです。Note Airシリーズの薄型ボディでこの操作性を実現してくれたのは、個人的に非常に歓迎したいポイントです。
カスタム ウィジェット機能
新しいUIと合わせて、「カスタム ウィジェット機能」が搭載された点も注目すべき変更です。ホーム画面にカレンダーやToDoリストのウィジェットを配置することで、アプリを起動しなくてもスケジュールやタスクを確認できます。
このカスタマイズ性は、読書とノート機能に特化しているAmazon「Kindle Scribe」(2022年発売モデル)や「Kobo Elipsa 2E」とは大きく異なる点です。Note Air4 Cは、Androidタブレットとしての利便性も追求していることがわかります。
<新UIとカスタム ウィジェット機能の対応を比較>
- 1.「BOOX Note Air4 C」・・・新UI(Dock、ウィジェット対応)に対応
- 2.「BOOX Note Air3 C」・・・旧UI(サイドバー)に対応 (ウィジェット非対応)
- 3.「BOOX Tab Ultra C」・・・新UI(Dock、ウィジェット対応)に対応
このセクションのまとめ
- Note Air4 Cは、Note Airシリーズとして初めてタブレットライクな新UIを採用した
- 前モデルNote Air3 CのサイドバーUIとは異なり、アプリアイコンを自由に配置できる
- 画面下部に「Dock」が新設され、よく使うアプリに素早くアクセス可能になった
- ホーム画面に「カスタム ウィジェット」を配置できるようになった
- このUIスタイルは、Tab Ultra Cで先に採用されていたものに近い
違い6:スマートアシスタントページ機能でよく使うアプリを瞬時に呼び出せる
ここでは、BOOX Note Air4 Cの新しいUI(ユーザーインターフェース)の一部である「スマートアシスタントページ」について、その利便性を書いていきます。
BOOX Note Air4 Cは、「違い5」で触れたタブレットライクな新UIの一環として、「スマートアシスタントページ」を搭載しています。これはホーム画面の左側のページにあたり、自分専用の「生産性ハブ」として機能します。実際にカレンダーやToDoリストのウィジェットをここに集約してみると、アプリを個別に起動しなくても、ホーム画面をスワイプするだけですぐにスケジュールやタスクを確認でき、非常に効率的だと感じました。
また、ベースとなった文章ではDock(ドック)と混同されているようですが、Dockは画面下部に常時表示される別の領域です。私はここにKindle、ノートアプリ、Chromeブラウザを配置していますが、どのホーム画面からでもワンタップでアプリを切り替えられるため、操作性が格段に向上しました。
前モデル「BOOX Note Air3 C」は、左側に機能が固定されたサイドバーUIを採用しており、このようなカスタマイズ可能なスマートアシスタントページやDock機能には対応していません。一方、「BOOX Tab Ultra C」は、Note Air4 Cと同様のウィジェット対応UIとDockを備えており、ホーム画面の左側にカスタマイズ可能なエリア(スマートアシスタントページに相当)を搭載しています。
<スマートアシスタントページ機能の対応を比較>
- 1.「BOOX Note Air4 C」・・・スマートアシスタントページ機能に対応する
- 2.「BOOX Note Air3 C」・・・スマートアシスタントページ機能に対応しない
- 3.「BOOX Tab Ultra C」・・・類似機能(ホーム左側のカスタマイズエリア)に対応する
このセクションのまとめ
- Note Air4 Cは、ホーム画面の左側に「スマートアシスタントページ」を搭載した。
- ウィジェットやショートカットを集約し、よく使うタスクに素早くアクセスできる。
- 画面下部の「Dock(ドック)」とは別機能で、両方使うことで操作性が向上する。
- この機能は、前モデルNote Air3 Cには搭載されていない。
- Tab Ultra Cには、類似のカスタマイズ可能なページが搭載されている。
違い7:厚さ5.8mm、重さ420gのクラシックな直線的なデザインを採用
ここでは、BOOX Note Air4 Cのデザイン、薄さ、そして重量について、前モデルと比較しながら書いていきます。
変わらぬ薄さと高級感、そして10gの軽量化
BOOX Note Air4 Cは、前世代「BOOX Note Air3 C」のクラシックな直線的デザインと、高級感のあるアルミ筐体を引き継いでいます。厚さはわずか5.8mmと驚異的な薄さを維持しており、スリムなため、ビジネスバッグやトートバッグにもさっと入れて持ち運ぶのに最適です。
片側が太くなった人間工学に基づいたベゼルデザインも健在で、片手でデバイスを支える際に、この幅広の部分が自然なグリップ感を提供してくれます。
注目すべきは重量です。Note Air4 Cは約420gで、Note Air3 Cの約430gから、わずか10gですが軽量化されました。10gの差は手に持ってすぐに分かるほど劇的ではありませんが、420gという重量は10.3インチのタブレットとしては十分に軽量な部類に入り、快適な操作感に貢献しています。
ただし、10.3インチというサイズのため、長時間手に持って読書をする場合、例えばKobo Libra Colourのような7インチ端末と比べると、少し重さを感じるかもしれません。
比較対象の「BOOX Tab Ultra C」は、カメラなどを搭載する多機能モデルである分、約480gと重くなっています。それと比べると、Note Airシリーズの薄さと軽さへのこだわりが際立ちます。アクセントとなる背面のストライプ(レビューによれば赤色 )も継承されており、スタイリッシュで所有する喜びを感じさせるデザインです。
<サイズと重量を比較>
- 1.「BOOX Note Air4 C」・・・226 x 193 x 5.8 mm / 420 g
- 2.「BOOX Note Air3 C」・・・226 x 193 x 5.8 mm / 430 g
- 3.「BOOX Tab Ultra C」・・・225 x 184.5 x 6.7 mm / 480g
このセクションのまとめ
- デザイン:Note Air3 Cのクラシックな直線的デザインとアルミ筐体を継承
- 薄さ:5.8mmという薄型設計を維持
- 重量:Note Air3 Cの430gから420gへと、10g軽量化された
- 携帯性:Tab Ultra C(480g)と比較して薄型軽量が際立つ
違い8:純正のマグネットケースを用意・自立可能でペンを装着できる
ここでは、BOOX Note Air4 Cの純正マグネットケース(別売)について、その機能性やデザイン、ペン収納について書いていきます。
3パターンに変形するスタンド機能
BOOX Note Air4 Cには、専用のマグネットケースが別売りで用意されています。このケースは単なる保護カバーではなく、スタンド機能が非常に優秀だと感じました。
注目すべきは、このケースが3つのパターンに変形(あるいは縦横両方)に対応している点です。実際に、PDF資料を縦置きで読む時も、YouTubeなどの動画を横置きで視聴する時も、シーンに合わせて最適な角度でしっかりと自立させることができました。
ペン収納とスリープ機能
ペン(BOOX Pen Plus)は、タブレット本体の側面にマグネットで装着できます。ただ、本体側面の磁力はそこまで強力ではないため、カバンの中で何かに当たるとペンが外れてしまう不安がありました。その点、この純正ケースはペンをしっかりと保持する機構(または帯)があるため、持ち運びの際も安心です。
もちろん、カバーを閉じると自動的にスリープモードに入り、開くと復帰する機能にも対応しています。
※購入時の注意点
ひとつ注意点として、前モデル「BOOX Note Air3 C」では多機能保護ケースが標準で付属していましたが、BOOX Note Air4 CのSKT(日本代理店)モデルでは別売り(7,800円税込)となっています。ただし、海外の公式ストアなど購入元によってはバンドル(付属)されている場合もあるようです。
<ケースとペンの比較>
- 1.「BOOX Note Air4 C」・・・マグネットケース(別売)/ Pen Plus 付属
- 2.「BOOX Note Air3 C」・・・マグネットケース(付属)/ Pen Plus 付属
- 3.「BOOX Tab Ultra C」・・・マグネットケース(別売、キーボード付きもあり)/ Pen2 Pro 付属
このセクションのまとめ
- Note Air4 Cの純正ケースは別売り(SKT扱い)。
- スタンド機能:3パターンに変形し、縦置き・横置き両方に対応。
- ペン収納:本体側面にもマグネットで付くが、ケースを使うとより確実に保持できる。
- 注意点:前モデルNote Air3 Cではケースが標準付属だった。
前モデルと共通したBOOX Note Air4 Cのメリット
ここでは、「BOOX Note Air4 C」が前モデル「BOOX Note Air3 C」から引き継いでいる、共通の優れたメリットについて書いていきます。
メリット1: カラー対応のKaleido 3 スクリーンで見やすく表示できる
まず、最大の共通点は10.3インチのカラーE Ink「Kaleido 3」スクリーンを搭載している点です。Note Air3 Cで体験した、目に優しいカラー表示はNote Air4 Cでも健在です。カラー表示は4096色(150 ppi)に対応しており、雑誌のグラフやWebサイトの色分けが認識できるのは、モノクロ端末にはない大きな利点だと感じます。
注目すべきは、白黒(モノクロ)表示の解像度です。カラーモデルでありながら、モノクロ表示は300 ppiと高精細です。実際にKindleアプリなどでテキストベースの書籍を読むと、文字の輪郭がクッキリしており、カラー端末であることを忘れるほど快適に読書に集中できました。
メリット2: 3700 mAhバッテリーで数週間使用できる
次に、3,700mAhというバッテリー容量も両モデル共通です。電子ペーパーの強みである省電力性は健在で、Wi-Fiやフロントライトの使用頻度にもよりますが、一度の充電で数日間、使い方によっては1週間以上持つ感覚です。iPadのように毎日充電を気にする必要がなく、USB Type-C(OTG対応)で手軽に充電できるのも便利です。
メリット3: 64GBのストレージ搭載で拡張もできる
ストレージ容量が64GBである点も共通しています。Androidタブレットとしては標準的ですが、電子書籍リーダーとして見れば十分な容量です。
しかし、私が本当に重宝しているのはmicroSDカードスロット(最大2TB対応)の存在です。容量の大きいPDFの専門書やスキャンした資料、コミック全巻などを大量に持ち運ぶ際、本体容量を圧迫せずに済むのは大きな安心感につながります。
このセクションのまとめ
- ディスプレイ:目に優しく、4096色表示が可能な「Kaleido 3」スクリーンを共通で搭載
- 高解像度:モノクロ表示は300 ppiと高精細で、テキストもクッキリ読める
- バッテリー:3,700mAhの大容量バッテリーを搭載し、長時間の使用が可能
- ストレージ:64GBの内蔵ストレージに加え、microSDカードで最大2TBまで拡張できる
BOOX Note Air4 Cのデメリット
ここでは「BOOX Note Air4 C」を使ってみて感じた、購入前に知っておくべきデメリットや注意点について書いていきます。
デメリット1: スキャン用のカメラを搭載していない
「BOOX Note Air4 C」を使ってみて、多機能な一方で「惜しい」と感じた点の一つが、カメラを搭載していないことです。同じBOOXシリーズでも「BOOX Tab Ultra C」は背面に16MPの高性能カメラを搭載しており、会議資料やホワイトボードをその場で撮影し、OCR機能でテキスト化するといった使い方が可能です。Note Air4 Cにはこの機能がないため、紙の資料を取り込む際は、別途スマートフォンなどで撮影して転送する必要があります。この一手間は、ビジネスシーンでの機動性を重視する人にとってはデメリットに感じるかもしれません。
デメリット2: 防水に対応していない
これはBOOXシリーズ全体に言えることですが、「BOOX Note Air4 C」も防水機能には対応していません。そのため、Amazonの「Kindle Paperwhite」シリーズ(IPX8等級)のように、お風呂やキッチン、プールサイドといった水濡れのリスクがある場所で安心して使うことはできません。読書端末としてお風呂でのリラックスタイムに使いたいと考えている人にとっては、この点は明確なデメリットとなります。
デメリット3: 専用のキーボードカバーを用意していない
「BOOX Note Air4 C」は、テキスト入力用の「専用キーボードカバー」が用意されていません。もちろん、汎用のBluetoothキーボードを接続することは可能ですが、「BOOX Tab Ultra C」のようにPogoPin(ポゴピン)で物理的に接続できる一体型(別売)の専用キーボードはありません。Tab Ultra Cが「PCライクな体験」を提供しているのに対し、Note Air4 Cはあくまでノートと読書が中心のデバイスと位置付けられていることがわかります。出先で長文のタイピングも快適に行いたい人にとっては、物足りなく感じるかもしれません。
デメリット4: 動画視聴やゲームには不向き
これはE Ink(電子ペーパー)端末共通の宿命ですが、「BOOX Note Air4 C」も動きの速いコンテンツは苦手です。CPU性能が向上し、BSRテクノロジーによってYouTubeの簡単な動画程度なら「再生できる」レベルにはなっていますが 、液晶や有機ELディスプレイの滑らかさや発色とは比較になりません。特に、『原神』のような動きの激しいゲームや、TikTokの素早いスクロール、映画鑑賞といった用途には全く不向きです。あくまで読書やノート、簡単なWeb閲覧が主体のデバイスだと割り切る必要があります。
このセクションのまとめ
- カメラ非搭載:Tab Ultra Cとは異なり、スキャン用の背面カメラを搭載していない
- 防水非対応:Kindle Paperwhiteなどと違い、お風呂やキッチンなど水回りでの使用はできない
- 専用キーボード非対応:Tab Ultra CのようなPogoPin接続の専用キーボードは用意されていない
- 動画・ゲームは不向き:E Inkの特性上、YouTube視聴やゲームのプレイは快適に行えない
BOOX Note Air3 Cのスペック
- ディスプレイ: 10.3インチ カレイド3(4,096色) Carta1200 フラットカバーレンズ付
- 解像度: モノクロ: 2480 x 1860 (300 ppi) カラー: 1240 x 930 (150 ppi)
- タッチ: 静電容量方式タッチ+4096段階筆圧検知ワコムペン
- フロントライト: CTM付きフロントライト(暖色及び寒色)
- プロセッサ: クアルコム8コア(2.4Ghz) + BSR
- RAM(メモリ): 4GB (LPDDR4X)
- ストレージ: 64GB (UFS2.2)
- 外部ストレージ: MicroSDXCカードスロット(最大2TBまで)
- バッテリー: 3700mAh
- 充電: USB-C (OTGサポート)
- カメラ: なし
- ワイヤレス通信: WiFi (802.11b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0
- インターフェース: USB-C (OTGサポート)、MicroSDXCカードスロット、電源(指紋認証付電源ボタン)
- センサー: Gセンサー 、指紋センサー
- スピーカー: デュアルステレオスピーカー
- マイク: あり
- スタイラスペン: BOOX Pen Plus (付属)
- OS: Android 12
- サイズ: 226×193×5.8mm
- 重量: 430g
- 付属品: BOOXペン(BOOX Pen Plus) 、USB-C cable 、クイックスタートガイド 、保証書 、ギフトボックス
- 対応フォーマット: pdf (reflowable), epub, Adobe DRM, txt, rtf, html, chm, doc, fb2,png, jpg, tiff, gif, bmp,wav, mp3
BOOX Note Air4 Cの評価
ここでは、「BOOX Note Air4 C」を実際に使ってみて感じた点を、8つの基準で5段階で評価し、総合的な使い勝手について書いていきます。
動作速度: ★★★★★
Snapdragon 690と6GBメモリの恩恵は絶大です。Note Air3 C比で50%向上というのは伊達ではなく、アプリの起動やWebのスクロールが明らかに快適になりました。
手書き機能: ★★★★★
付属のPen Plusによる書き心地に加え、新機能の「シェイプツール」や「アウトライン機能」が非常に強力です。ノート作成がこれまで以上に効率的になりました。
耐久性: ★★★☆☆
5.8mmの薄型アルミ筐体は高級感がありますが、防水機能はありません。お風呂やキッチンなど、水回りでの使用はできず、取り扱いには注意が必要です。
デザイン: ★★★★★
薄さ5.8mm、重さ420gのスリムで直線的なデザインは、所有欲を満たしてくれます。片手で持つ際の幅広ベゼルも理にかなっており、洗練されています。
機能: ★★★★☆
Android 13、Google Play対応、新UI、ウィジェット、microSD対応と多機能です。ただし、Tab Ultra Cにあるスキャン用カメラや専用キーボードがない点で-1。
バッテリーの持ち: ★★★☆☆
3,700mAh搭載ですが、高性能CPUとカラーE Inkの影響か、使い方(特にWi-Fiやフロントライトの使用)によっては「2日持たない」という印象も。Note Air3 Cと同等か、使い方次第では短くなる可能性も考慮し、過度な期待は禁物です。
価格: ★★★☆☆
市場想定価格87,800円前後と、Note Air3 C(86,800円)とほぼ同等です。しかし、Note Air3 Cに標準付属していたケースが別売(7,800円)になった点を考慮すると、実質的な負担額は上がっています。高性能ですが「高価」なデバイスです。
使いやすさ: ★★★★☆
タブレットライクな新UI、Dock、ウィジェット機能により、Androidタブレットとしての操作性は格段に向上しました。E Ink特有のクセは残るものの、非常に使いやすくなっています。
<総合評価>
2023年10月に発売された「BOOX Note Air3 C」の正統後継モデルとして、期待通りの確実な進化を遂げた一台だと感じます。特に「動作速度」と「ノート機能」の2点が飛躍的に向上しています。
確実な進化を遂げた「動作速度」と「操作性」
注目すべきは、CPUがSnapdragon 690にアップグレードされ、メモリ(RAM)が4GBから6GBに増強された点です。これにより、Note Air3 Cで感じていた、複数のアプリ(例えばKindleとノートアプリ)を切り替える際のわずかな「もたつき」が解消されました。
さらに、Note Airシリーズとしては初めてタブレットライクな新UI(ウィジェットやDock対応)を採用したことで、操作性が大きく向上しています。Android 13を搭載し、Google Playストアからアプリを追加できる柔軟性と相まって、「読書もできる高性能Androidタブレット」として、より実用性が高まったと感じます。
「書く」体験を深化させる、強力な新ノート機能
手書き機能は、本機の最大の魅力です。付属のBOOX Pen Plus(筆圧4096段階)を使った紙のような書き心地はそのままに、ソフトウェアが劇的に進化しました。
特に「シェイプツール」と「アウトライン機能」の追加は大きなメリットです。手書きでラフスケッチを描いた後から図形を精密に修正したり、長文のメモを自動で階層化(アウトライン化)したりできます。論文やレポートの構成を練る際、アイデアをドラッグ&ドロップで入れ替える作業が非常に捗りました。レイヤー機能も健在で、「下書き」を残したまま気軽に修正作業を進められるのも快適です。
惜しい点と価格のバランス
一方で、カメラや専用キーボードカバーは搭載されておらず、機能面では「BOOX Tab Ultra C」に軍配が上がります。また、バッテリー持ちは使い方次第では期待ほど長くなく、高性能化とのトレードオフとなっています。
価格は約8.8万円と高価で、さらに前モデルでは付属していたケースが別売になったため、トータルコストは1万円近く上がっています。この価格に見合う価値を見出せるかが、選択の分かれ目になるでしょう。
BOOX Note Air4 Cの価格・購入先
※価格は2025/10/31に調査したものです。価格は変動します。
BOOX公式ストア
- 本体のみで$499.99、
- スタイラスペン付属で$547.99、
で販売されています。
BOOX公式ストアで「BOOX Note Air4 C」をチェックする
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おすすめのライバル機種と価格を比較
「BOOX Note Air4 C」に似た性能をもつE inkタブレット、電子書籍リーダーも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。
BOOX Note Air5 C
Onyxから発売された10.3インチのカラー表示対応E inkタブレットです(2025年10月27日 発売)。
Android 15、解像度 B/W: 2480×1860・カラー: 1240×930ドットのKaleido 3スクリーン、Qualcomm 8コアプロセッサ、6GBメモリ、64GBストレージ、3,700mAhバッテリー、デュアルスピーカー、マイクを搭載しています。
また、AIアシスタント機能、「物理音量ロッカーボタン」、Pogoピン(キーボード接続用)、専用ケース(閉じたまま充電可)、「BOOX EinkWise」機能、BOOX Super Refresh (BSR) テクノロジー、メモアプリ「Notes」、PDFアプリ「NeoReader」、フロントライト CTM(暖色・寒色)、オーディオ再生(音楽再生)に対応。
筆圧4096段階のBOOX Pen3(付属)、純正キーボードカバー(別売)、純正カバー(別売)、自動回転用Gセンサー、指紋認証センサー、Google Playストア、サードパーティのアプリ、Type-C(OTG、オーディオジャック対応)、microSDカードスロット、Wi-Fi、Bluetooth 5.1にも対応しています。
価格は、Amazonで89,800円、楽天市場で87,800円(送料無料・ポイント10倍あり)、ヤフーショッピングで87,800円、です。
関連記事:BOOX Note Air5 C 徹底レビュー!Air4 Cからの進化点と欠点
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BOOX Tab X C
Onyx から発売された13.3インチのカラーE inkタブレットです(2025年4月 発売)。
Android 13、Kaleido 3 カラーePaperスクリーン、2.8GHz オクタコア プロセッサ(BSR搭載、最大2.84 GHz)、6GBメモリ、128GBストレージ、5,500mAhバッテリーを搭載しています。
また、フロントライト (CTM付き、暖色・寒色、調整可能)、筆圧4096段階・傾き検知対応のBOOX InkSpire stylus(別売、磁気ワイヤレス充電対応)、Sleek keyboard cover(別売)、自動回転用Gセンサー、内蔵デュアルスピーカーに対応。
分割画面モード、クラウドストレージ、BOOXDropでのファイル転送、ウィジェットカスタマイズ可能なホーム画面、Google Playストア、サードパーティアプリサポート(Smart Writing Tools、NeoReaderなど)、BOOX スーパーリフレッシュテクノロジー、USB-Cポート(OTG/オーディオジャック対応)、Wi-Fi + Bluetooth 5.0にも対応しています。
価格は、Amazonで138,000円、楽天市場で138,000円、ヤフーショッピングで138,000円、米国 Amazon.comで$819.99、です。
関連記事:BOOX Tab X Cレビュー!13.3型カラー評価とNote Max比較
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BOOX Tab Ultra C
ONYXから発売されたカラー表示対応の10.3型 E inkタブレットです(2023年5月10日に発売)。
Android 11、Qualcomm Advanced、専用GPU、4GB LPDDR4Xメモリ、E-Ink Carta 1200 ガラス スクリーン、128GB UFS2.1ストレージ、6300mAhバッテリー、背面16MPのスキャンカメラを搭載しています。
また、150ppiのフルカラー表示、300ppiのモノクロ表示、テキスト変換(スキャンカメラ使用)、4モード(HDモード、バランスモード、高速モード、超高速モード)、スタイラスペン「BOOX Pen2 Pro」(付属)、マグネットキーボードカバー(別売)、ハイパーリンク、記録マーク、クラウド同期、ウィジェット、BOOXスーパーリフレッシュ、
自動回転、デュアルスピーカー、デュアルマイク、指紋認証、NeoReader(アプリダウンロード)、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi (2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 5.0、Google Playストア(Androidアプリの追加)に対応しています。
価格は、 楽天市場で58,980円(送料無料・中古)、です。
関連記事:「BOOX Tab Ultra C」カラー表示が最高すぎる? 最新E inkタブレットと徹底 比較!
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Meebook M103
Boyueから発売されたカラー表示対応の10型 E inkタブレットです(2024年5月発売)。
Android 11、Cortex A55 クアッドコア 1.8GHz、4GBメモリ、10インチの(解像度 1404 x 1872 ドット)のE-ink Carta 1200 スクリーン、64GBストレージ、4600 mAh バッテリー、microSDカードスロットを搭載しています。
また、筆圧タッチペン、デュアル スピーカー、デュアル マイク、最大1TBまでのストレージ拡張、寒色・暖色の2色フロントライト(色温度調整)、専用 レザーケース(付属)、PDFファイルの拡大・縮小、EPUBファイルの読み込み、
画面分割(現在のドキュメント、異なるドキュメント、翻訳)、フォント変更(無制限、インストール可)、クラウド保存、ノート機能(テンプレート)、Google Playストア、USB Type-C (OTG対応)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。
※現在、売り切れ中です。
関連記事:10型で最強コスパ「Meebook M103」とP10 PROの違いを解説
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BOOX Note Air3 C
ONYXから発売されたカラー表示対応の10.3型 E inkタブレットです(2023年10月17日に発売)。
Android 12、Qualcomm 2.4GHz、4GB LPDDR4Xメモリ、10.3インチのKaleido 3 スクリーン、64GB UFS2.2ストレージ、3700 mAhバッテリーを搭載しています。
また、150 ppiのカラー表示、300 ppiのモノクロ表示、筆圧4096段階のBOOX Pen Plus (別売) 、デュアルスピーカー(オーディオブック、音楽再生)、マイク(録音)、ストレージ拡張(microSDカード)、BOOXスーパーリフレッシュ、「BOOX Drop」、
3つ折り保護ケース(別売)、2色フロントライト(寒色、暖色)、自動回転(Gセンサー)、アートマジック、スマート スクライブ機能、指紋認証(電源ボタンにセンサー内蔵)、Google Playストア、USB-Cポート (OTG)、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0に対応しています。
価格は、楽天市場で86,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで86,801円、です。
関連記事:「BOOX Note Air3 C」とTab Ultra C、Air3を比較
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Kindle Scribe (2024)
Amazonから発売された10.2インチの電子書籍リーダーです(2024年12月4日 発売)。
解像度300ppiのAmazon Paperwhite ディスプレイ、16GB / 32GB /64GB ストレージ、最大12週間駆動するバッテリー、LED 35個を使ったフロントライトを搭載しています。
また、Active Canvas(本の中に書き込める)、専用プレミアムペン(付属・消しゴム機能、ショートカットボタン)、ノート機能、テンプレート、フォルダ管理、色調調節、明るさ自動調節、フォント最適化技術、
16階調グレースケール、クラウド保存、純正カバー(別売)、Type-C (OTG)、Wi-Fi (2.4GHz)、Amazon Kindleストアに対応しています。
価格は、Amazonで49,980円(税込)、楽天市場で46,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで46,980円、です。
関連記事:新型「Kindle Scribe (2024)」と2022 モデルを比較
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BOOX Note Max
Onyx から発売された13.3インチのE inkタブレットです(2024年12月 発売)。
Android 13、解像度3200 x 2400ドットのCarta 1300スクリーン、2.8GHz オクタコア プロセッサ、6GBメモリ、128GBストレージ、3,700mAhバッテリーを搭載しています。
また、筆圧4096段階のBOOX Pen Plus(付属)、純正キーボードカバー(別売)、マグネット式の純正カバー(別売)、自動回転用Gセンサー、デュアルスピーカー、Google Playストア、サードパーティのアプリ、Type-C(OTG)、Wi-Fi、Bluetooth 5.0に対応しています。
価格は、Amazonで97,800円(税込)、楽天市場で97,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで124,800円、です。
関連記事:13.3インチBOOX Note Maxを徹底レビュー!Tab Xとの違いは?
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他のBOOXタブレットと比較
他にもBOOXのE inkタブレットが販売されています。2024モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。
BOOXのE-inkタブレット 全機種を比較! 最新のカラー、超大型あり
その他のおすすめタブレットは?
その他のおすすめタブレットは以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。
Einkタブレットに新モデル続々 最新 機種 ラインナップを比較
Eink液晶を搭載したタブレットをまとめて紹介しています。
Meebook (LIKEBOOK) E-ink タブレットの最新モデルと選び方を紹介!
MeebookのE inkタブレットをまとめて紹介しています。
最新 電子書籍リーダー Kindle & 楽天 Kobo ラインナップ 機種 まとめ
Amazonの最新kinndleと楽天Koboをまとめて紹介しています。





















