カラー対応の「BOOX Note Air4 C」。早くも「動作が格段に速くなって手書き機能もすごい」と評判です。しかし、その一方で「前モデルから何が変わったのか分からない」という人も多くいるようです。
そこで今回は前モデル「BOOX Note Air3 C」との違いがよく分かるように、次の8点を重点的に解説します。
- 動作の向上(新チップ、6GBメモリ)
- Smart Scribe ツール
- 図形ツール
- アウトライン機能
- 新しいUI(タブレット風・カスタム ウィジェット)
- スマートアシスタントページ
- デザイン(材質・サイズ・重量・カラー)
- ケース
<前モデルと共通のメリット>
- ディスプレイ
- バッテリー
- ストレージ
また、前モデルと共通したメリットも紹介!できることや新機能、スペック、
購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
「BOOX Note Air4 C」が発売開始!
2024年10月24日、中国 Onyx International(オニキス インターナショナル)の新製品「BOOX Note Air4 C」(ブークス ノート エア4C)が発売されました。
フルカラー電子ペーパーディスプレイを搭載した10.3型のE ink タブレットです(Android 13)。
Onyxからは2023年10月にカラー対応の「BOOX Note Air3 C」が発売されています。
このE inkタブレットは「カラー対応でコスパもいい」、「手書きのノート機能が便利」と評判でした。
新モデルはより高速に動作するチップを搭載し、AIを活用したSmart Scribe ツールや図形ツールなどが使えることで話題になっています。
もちろん、筆圧ペンによる手書き機能やノート機能も利用できますよ。
それでは早速どんなE inkタブレットなのか、その価格や特徴(メリット)をくわしく見ていきましょう。
この製品の購入はこちら→ AliExpressのリンク
公式ページ:BOOX Note Air4 C | The Improved 10.3″ Color ePaper Notebook – The Official BOOX Store
価格は7万円台・他メーカーとの差は最大3万円で買う価値はあるのか?
「BOOX Note Air4 C」のくわしいメリットを見ていく前に、関連した製品の価格を全体的におさえておきましょう。
まず、新モデル「BOOX Note Air4 C」はBOOX公式ストアで本体のみがで$499.99(日本円で約76140円)で販売されています。
AliExpressや米国 Amazon.comでも同様の価格で販売されています。
一方、前モデル「BOOX Note Air3 C」はAmazonで86,800円(税込)で販売されていました。
新モデルよりも高い価格です。どうやら日本では海外よりも約1万円ほど高くなる傾向があるようです。
そのほか、2023年5月10日に発売された上位モデル「BOOX Tab Ultra C」はAmazonで99,800円(税込)で販売されていました。
楽天市場でも同様の価格で販売されているため、安くなることはなさそうです。
他メーカーではBoyueの「Meebook M103」が44,567円と、新モデルの約半額に近い価格で販売中です。
E inkタブレットの中ではこれが一番安そうですね。
ちなみに、電子書籍リーダーのAmazon「Kindle Scribe (2024)」は56,980円(税込)で、
楽天の「Kobo Elipsa 2E」は46,268円で販売中です。
機能もしぼったシンプルな電子書籍リーダーを選ぶという選択肢もあります。
その場合、新モデルとの価格差は3万円前後になります。
果たして、新モデル「BOOX Note Air4 C」はこれらのE inkタブレット、電子書籍リーダーよりもお買い得なのでしょうか?
くわしい特徴(メリット)を見ていきましょう。
違い1:新プロセッサで50%性能が向上・メモリは6GBに
新モデル「BOOX Note Air4 C」は新しいオクタコア プロセッサを搭載し、
前モデル「BOOX Note Air3 C」よりも50% パフォーマンスが向上しています。
また、メモリを前モデルよりも2GB多い6GBを搭載。
複数のAndroidのアプリを使用したマルチタスクもスムーズにこなせます。
そのほか、最適なリフレッシュレートに調整するBOOX SUPER REFRESH(BSR)テクノロジーに対応。
新CPU、6GBメモリとの組み合わせで、ページめくりの速度も向上しています。
<メモリ容量を比較>
1.「BOOX Note Air4 C」・・・6GB LPDDR4X
2.「BOOX Note Air3 C」・・・4GB LPDDR4X
3.「BOOX Tab Ultra C」・・・4GB LPDDR4X
違い2:Smart Scribe ツールで手書きを自動修正できる
新モデル「BOOX Note Air4 C」は新たにSmart Scribe (スマート スクライブ)ツールに対応し、
手書きノートをより快適に使えるようになっています。
具体的には、手書きで書いた図形(円、四角形、三角形など)を、
より正確な形状に自動で補正することが可能です。
また、複数のレイヤーを作成して編集できるレイヤー機能、
手書きで任意の範囲を選択し、コピーや移動などの操作ができるラッソツール、
手書きのノートをテキストや画像に変換して出力できる手書きノートの変換 などの機能を利用できるようになっています。
<Smart Scribe ツールのできること 一覧>
- 図形等の自動補正・・・手書きの図形(円、四角形、三角形など)を、より正確な形状に自動的に補正します。
- 多様な形状・・・円、四角形、三角形だけでなく、波線や矢印など、様々な形状を正確に入力できます。
- 線の種類・・・直線だけでなく、点線や太線など、線の種類も豊富に用意されています。
- レイヤー機能・・・複数のレイヤーを作成し、それぞれに異なる内容を書き込むことができます。
- ラッソツール・・・手書きで任意の範囲を選択し、コピーや移動などの操作を行うことができます。
- 手書きノートの自由な変換・・・手書きのノートをテキストに変換したり、画像としてエクスポートしたりすることができます。
一方、前モデル「BOOX Note Air3 C」や「BOOX Tab Ultra C」は発売時時において、Smart Scribe ツールに対応していませんでした。
今後ファームウェアなどのアップデートで追加される可能性もあります。
<Smart Scribe ツールの対応を比較>
1.「BOOX Note Air4 C」・・・Smart Scribe ツールに対応
2.「BOOX Note Air3 C」・・・Smart Scribe ツールに対応しない
3.「BOOX Tab Ultra C」・・・Smart Scribe ツールに対応しない
違い3:図形ツールで簡単に正確な図や線を描ける
新モデル「BOOX Note Air4 C」は新たに図形ツールに対応し、
正確な円、四角形、三角形、直線や波線、矢印など様々な形状を簡単に入力できるようになっています。
この機能は直接ツールで図形を描くほかに、手書きで書いた下書きを手動で修正する際に利用できます。
例えば、手書きで簡単なイメージ図を描いておき、
後で図形ツールを使って、より正確な形状に修正して完成度を高める、といった使い方が可能です。
図形ツールにはさまざまな形状のオブジェや線が豊富に用意され、簡単にアイディアを視覚化できます。
<図形ツールの活用例>
- フローチャートや組織図などの作成
- マインドマップや図解の作成
- 図やグラフの作成
- デザインの修正
一方、前モデル「BOOX Note Air3 C」や「BOOX Tab Ultra C」は発売時において図形ツールに対応していませんでした。
今後、ファームウェアのアップデートで利用できるようになる可能性があります。
なお、Amazonの「Kindle Scribe (2024)」、楽天「Kobo Elipsa 2E」に手書き機能はありますが、
図形ツールのような機能は搭載されておらず、正確な図形を簡単に描くことはできません。
<図形ツール対応を比較>
1.「BOOX Note Air4 C」・・・図形ツールに対応する
2.「BOOX Note Air3 C」・・・図形ツールに対応しない
3.「BOOX Tab Ultra C」・・・図形ツールに対応しない
違い4:アウトライン機能でメモを階層的に整理できる・内容の検索も可
新モデル「BOOX Note Air4 C」は新たにアウトライン機能を搭載し、
メモを階層構造で整理できるようになっています。
また、階層の移動や入れ替えをドラッグ&ドロップ操作で簡単に行うことが可能。
不要な階層を折りたたむことで、必要な情報にすばやくアクセスできます。
そのほか、各階層にタイトルや内容を自由に追加したり、削除・編集したりすることが可能。
キーワードでアウトライン内にあるメモ内容をすばやく検索することもできます。
<アウトライン機能の活用例>
- 論文やレポートの構成を見直す
- プレゼンテーションのスライド構成を修正する
- ブレインストーミングで出てきたアイデアを整理する
- 学習した内容をアウトライン形式でまとめる
一方、前モデル「BOOX Note Air3 C」や「BOOX Tab Ultra C」は発売時においてアウトライン機能に対応していませんでした。
今後ファームウェアのアップデートなどで利用できるようになる可能性があります。
<アウトライン機能の対応を比較>
1.「BOOX Note Air4 C」・・・アウトライン機能に対応する
2.「BOOX Note Air3 C」・・・アウトライン機能に対応しない
3.「BOOX Tab Ultra C」・・・アウトライン機能に対応しない
違い5:新UI採用でカスタム ウィジェット機能も利用できる
新モデル「BOOX Note Air4 C」はユーザーインターフェースを一新し、
タブレットのようなUIで操作できるようになっています。
具体的には一般的なタブレットと同じようにアプリのアイコンを一覧で表示。
画面下のアイコンから、よく使用する「ホームに戻る」、「設定」、
「ファイル」(フォルダ)、「ドキュメント」(ノート)などにすばやくアクセスできるようになっています。
また、カスタム ウィジェット機能を搭載。
アプリを起動せずに重量なメッセージを画面の上部に一覧で表示することができます。
一方、前モデル「BOOX Note Air3 C」や「BOOX Tab Ultra C」はタブレットのようなUIではなく、
BOOX独自のUIを採用していました。
今後、ファームウェアのアップデートで新しいUIやカスタム ウィジェット機能を使えるようになる可能性があります。
なお、Amazon「Kindle Scribe (2024)」や「Kobo Elipsa 2E」のUIは電子書籍用のもので、
一般的なAndroidのUIとは大きく異なっています。
<新UIとカスタム ウィジェット機能の対応を比較>
1.「BOOX Note Air4 C」・・・新UIとカスタム ウィジェット機能に対応する
2.「BOOX Note Air3 C」・・・新UIとカスタム ウィジェット機能に対応しない
3.「BOOX Tab Ultra C」・・・新UIとカスタム ウィジェット機能に対応しない
違い6:スマートアシスタントページ機能でよく使うアプリを瞬時に呼び出せる
新モデル「BOOX Note Air4 C」はスマートアシスタントページに対応し、
1 回のタップでアイコンを整理し、よく使用するアプリを Dock(ドック) から直接呼び出すことができます。
Dock(ドック)は頻繁に使用するアプリを保存する場所のことです。
スマートアシスタントページを利用することで、
最もよく使用する重要なタスクやツールにすばやくアクセスできるようになります。
一方、前モデル「BOOX Note Air3 C」や「BOOX Tab Ultra C」は発売時において、
スマートアシスタントページ機能に対応していませんでした。
今後、ファームウェアのアップデートで利用できるようになる可能性があります。
<スマートアシスタントページ機能の対応を比較>
1.「BOOX Note Air4 C」・・・スマートアシスタントページ機能に対応する
2.「BOOX Note Air3 C」・・・スマートアシスタントページ機能に対応しない
3.「BOOX Tab Ultra C」・・・スマートアシスタントページ機能に対応しない
違い7:厚さ5.8mm、重さ420gのクラシックな直線的なデザインを採用
新モデル「BOOX Note Air4 C」はアルミニウムマグネシウム合金 素材を採用し、
軽量で強度の高いボディになっています。
厚さ5.8mm、重さ420gの薄型軽量で、前世代のクラシックな直線的なデザインを継承。
カラーは落ち着いたグレーで、スタイリッシュでエレガントな外観になっています。
<サイズと重量を比較>
1.「BOOX Note Air4 C」・・・226 x 193 x 5.8 mm / 420 g
2.「BOOX Note Air3 C」・・・226 x 193 x 5.8 mm / 430 g
3.「BOOX Tab Ultra C」・・・225 x 184.5 x 6.7 mm / 480g
4.「Kindle Scribe (2024)」・・・196 x 230 x 5.7 mm / 433g
5.「Kobo Elipsa 2E」・・・227.3 x 192.8 x 7.9 mm / 386 g
違い8:純正のマグネットケースを用意・自立可能でペンを装着できる
新モデル「BOOX Note Air4 C」は純正のマグネットケース(別売)が用意されています。
このケースはスタンド機能に対応し、ケースを折りたたむことで、
様々な角度でデバイスを立てかけることができます。
また、ペンをマグネットで側面に装着することが可能。
ケースを閉じると自動的にスリープモードになるスリープ機能も利用できます。
「BOOX Note Air3 C」と共通したメリット
新モデル「BOOX Note Air4 C」と前モデル「BOOX Note Air3 C」と共通したメリットを紹介します。
メリット1:カラー対応のKaleido 3 スクリーンで見やすく表示できる
新モデル「BOOX Note Air4 C」は10.3インチのKaleido 3 スクリーンを搭載しています。
このスクリーンはカラー モードで 4096 色、白黒モードで 16 段階のグレースケール表示(300 ppiの高精細なモノクロ表示)が可能です。
また、画面構造の最適化により、前世代と比較して色の強度を 30% 向上させています。
メリット2:3700 mAhバッテリーで数週間使用できる
新モデル「BOOX Note Air4 C」は容量 3700 mAhのバッテリーを搭載し、
一度の充電で、数週間 使用できます。
充電はType-C (OTG)を利用して行います。
メリット3:64GBのストレージ搭載で拡張もできる
新モデル「BOOX Note Air4 C」は前モデルと同じく64GBのストレージを搭載しています。
また、別売のmicroSDカードで拡張・増設することもできます。
「BOOX Note Air4 C」のデメリット
「BOOX Note Air4 C」のデメリットを紹介します。
デメリット1:スキャン用のカメラを搭載していない
「BOOX Note Air4 C」はスキャン用のカメラを搭載していないため、撮影してOCR機能で文字をテキスト化することができません。
一方、「BOOX Tab Ultra C」は背面に16MPのスキャンカメラを搭載。書類などを高精細に撮影してテキストに変換することができます。
デメリット2:防水に対応していない
「BOOX Note Air4 C」は防水に対応していません。そのため、水に濡れて故障するリスクがあります。
一方、第12世代「Kindle Paperwhite」はIPX8等級の防水に対応し、
お風呂やキッチン、プールサイドなど、水しぶきがかかりやすい場所で使用できます。
デメリット3:専用のキーボードカバーを用意していない
「BOOX Note Air4 C」は専用のキーボードカバーが用意されていません。
一方、「BOOX Tab Ultra C」はオプションで専用のマグネットキーボードカバーを用意し、
タイピングしやすいレイアウトでショートカット機能を利用できるようになっています。
「BOOX Note Air4 C」のスペック
- ディスプレイ 10.3インチ Kaleido 3 スクリーン (4,096 色) Carta 1200 ガラス スクリーン、フラット カバー レンズ付き
- 解像度 白黒: 2480 x 1860 (300 ppi)、カラー: 1240 x 930 (150 ppi)
- タッチ BOOXスタイラスタッチ(4,096レベルの筆圧感度)+静電容量式タッチ
- フロントライト 寒色、暖色の2色フロントライト
- プロセッサ オクタコア (50% パフォーマンスが向上)
- ページめくり BOOX SUPER REFRESH、BSRテクノロジー(最適なリフレッシュレート)
- RAM(メモリ)6GB
- ストレージ 64GB UFS2.2
- 外部ストレージ microSDカードで拡張可能
- バッテリー 3700 mAh
- 駆動時間 数週間
- 充電 Type-C (OTG)
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 5 (2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 5.1
- インターフェース USB-Cポート(OTGサポート/オーディオジャックとして使用)、microSDカードスロット、指紋認識付き電源ボタン
- センサー Gセンサー(自動回転用)、指紋センサー
- スピーカー デュアルスピーカー
- マイク 内蔵
- スタイラスペン BOOX Pen Plus (別売) 、筆圧4096段階の圧力感度、消しゴム付き
- 手書き機能 Shapeツール(シェイプを作成・編集)、Lasso ツール(ノート内の要素を選択・移動)、アウトライン機能(メモを整理)、幅広いテンプレート、ブラシ、レイヤー、AI 搭載の Smart Scribe ツール
- キーボード なし
- ケース マグネットケース(別売・ペンを側面に装着できる・三つ折り)
- 操作 タブレットのようなUI、カスタム ウィジェット、タップでアイコンを整理、ボタン、タッチ、ジェスチャー
- アプリ NeoReader(自由にハイライト、注釈、マーク・画面分割機能・フロントライトの調節)、BOOX Drop(Google Drive、Dropbox、OneDrive、Onyxクラウドと同期)
- 生体認証 指紋認証(電源ボタンにセンサー内蔵)
- 筐体 クラシックな直線的なデザイン、人間工学に基づいた幅広のベゼル、5.8 mm のスリムなプロファイル、そして 420 g の軽量設計
- OS Android 13 ※Google Playストア対応/サードパーティのアプリをサポート、700万以上のAndroidアプリをダウンロード可能
- サイズ 226 x 193 x 5.8 mm
- 重量 420 g
- カラー グレー
- 付属品 BOOX Pen Plus x1、USB-Cケーブル x1、カードトレイ取り出しツール x1、クイックスタートガイド x1、保証書 x1
- ドキュメント形式: PDF、CAJ、DJVU、CBR、CBZ、EPUB、EPUB3、AZW3、MOBI、TXT、DOC、DOCX、FB2、CHM、RTF、HTML、ZIP、PRC、PPT、PPTX
- 画像フォーマット: PNG, JPG, BMP, TIFF
- オーディオ形式: WAV, MP3
「BOOX Note Air4 C」の評価
8つの基準で「BOOX Note Air4 C」を5段階で評価してみました。
- 動作速度:★★★★★
- 手書き機能:★★★★★
- 耐久性:★★★
- デザイン:★★★★
- 機能:★★★★
- バッテリーの持ち:★★★★
- 価格:★★★
- 使いやすさ:★★★★
<総合評価>
2023年10月に発売された「BOOX Note Air3 C」の後継モデルになります。
CPUとメモリを強化し、動作速度が大幅に向上しています。
また、新しいUIを採用し、手書き機能やメモの整理 機能なども大幅に強化されています。
注目はやはり50%もパフォーマンスが向上したCPUで、
強力な手書き機能が使えることです。
筆圧ペンは従来と同じ筆圧4096段階のBOOX Pen Plus (別売) を採用していますが、
Smart Scribe ツールというAIによる自動修正機能が追加されたことで、使い勝手が大幅に向上しました。
たとえば、ふと思いついたアイディアを手書きで書いた場合、
それが自動修正され、正確な円や線などの図形に修正してくれます。
また、図形ツールを用いて手動で修正することも可能で、
「ラフな下書き」を簡単に修正することが可能です。
なお、「BOOX Note Air4 C」にはレイヤー機能があるため、
下書きをもとに、複数の修正パターンを作成することが可能です。
一度失敗しても、元の下書きは影響を受けないので、気軽に修正作業を進められます。
メモの整理をしやすく改善
手書きで書いたメモを階層構造でまとめられることも大きなメリットです。
例えば下書きのアイディアを作成した際に、
「アイディア」→「作成した年度」、「作成した月」、
「作成した日」と階層分けしたフォルダに保存することで、
すぐに該当のファイルを見つけられるようになります。
レポートや論文作成などでは大量の参考資料を扱うこともあるので、
こうしたメモを整理する機能は非常に役立ちそうです。
(まとめ)
新モデル「BOOX Note Air4 C」は新しいCPUや6GBメモリで高速しただけでなく、
手書きのノート機能やメモの整理機能で使い勝手が大幅に向上しています。
Android 13搭載で豊富なAndroidアプリを利用できること、
カラー電子ペーパーによる表示で目の負担も少なく済むこと、
一度の充電で数週間使えるバッテリーを搭載していることなどのメリットもあり、
非常に使いやすいE inkタブレットであるといえます。
Android OSを搭載したコスパの高い10型E inkタブレットを探している人におすすめします。
「BOOX Note Air4 C」の価格・販売先
BOOX公式ストア
本体のみで$499.99(日本円で約76140円)、
スタイラスペン付属で$547.99(日本円で約83450円)、
で販売されています。
BOOX公式ストアで「BOOX Note Air4 C」をチェックする
SKTショップ
※まもなく日本で販売予定です。もう少しお待ちください。
SKTショップで「BOOX Note Air4 C」をチェックする
ECサイト
AliExpressで77,349円(本体のみ)、
米国 Amazon.comで$499.99、
で販売されています。
Amazonで「BOOX Note Air4 C」をチェックする
楽天市場で「BOOX Note Air」をチェックする
ヤフーショッピングで「BOOX Note Air」をチェックする
AliExpressで「BOOX Note Air4 C」をチェックする
米国 Amazon.comで「BOOX Note Air4 C」をチェックする
※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説
おすすめの類似製品を紹介
「BOOX Note Air4 C」に似た性能をもつE inkタブレット、電子書籍リーダーも販売されています。
「BOOX Tab Ultra C」
ONYXから発売されたカラー表示対応の10.3型 E inkタブレットです(2023年5月10日に発売)。
Android 11、Qualcomm Advanced、専用GPU、4GB LPDDR4Xメモリ、E-Ink Carta 1200 ガラス スクリーン、128GB UFS2.1ストレージ、6300mAhバッテリー、背面16MPのスキャンカメラを搭載しています。
また、150ppiのフルカラー表示、300ppiのモノクロ表示、テキスト変換(スキャンカメラ使用)、4モード(HDモード、バランスモード、高速モード、超高速モード)、スタイラスペン「BOOX Pen2 Pro」(付属)、マグネットキーボードカバー(別売)、ハイパーリンク、記録マーク、クラウド同期、ウィジェット、BOOXスーパーリフレッシュ、
自動回転、デュアルスピーカー、デュアルマイク、指紋認証、NeoReader(アプリダウンロード)、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi (2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 5.0、Google Playストア(Androidアプリの追加)に対応しています。
価格は、Amazonで99,800円(税込)、楽天市場で99,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで109,800円、AliExpressで90,171円、米国 Amazon.comで$599.99 です。
関連記事:「BOOX Tab Ultra C」カラー表示が最高すぎる? 最新E inkタブレットと徹底 比較!
「Meebook M103」
Boyueから発売されたカラー表示対応の10型 E inkタブレットです(2024年5月発売)。
Android 11、Cortex A55 クアッドコア 1.8GHz、4GBメモリ、10インチの(解像度 1404 x 1872 ドット)のE-ink Carta 1200 スクリーン、64GBストレージ、4600 mAh バッテリー、microSDカードスロットを搭載しています。
また、筆圧タッチペン、デュアル スピーカー、デュアル マイク、最大1TBまでのストレージ拡張、寒色・暖色の2色フロントライト(色温度調整)、専用 レザーケース(付属)、PDFファイルの拡大・縮小、EPUBファイルの読み込み、
画面分割(現在のドキュメント、異なるドキュメント、翻訳)、フォント変更(無制限、インストール可)、クラウド保存、ノート機能(テンプレート)、Google Playストア、USB Type-C (OTG対応)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。
価格は、AliExpressで44,567円、です。
関連記事:10型で最強コスパ「Meebook M103」とP10 PROの違いを解説
「BOOX Note Air3 C」
ONYXから発売されたカラー表示対応の10.3型 E inkタブレットです(2023年10月17日に発売)。
Android 12、Qualcomm 2.4GHz、4GB LPDDR4Xメモリ、10.3インチのKaleido 3 スクリーン、64GB UFS2.2ストレージ、3700 mAhバッテリーを搭載しています。
また、150 ppiのカラー表示、300 ppiのモノクロ表示、筆圧4096段階のBOOX Pen Plus (別売) 、デュアルスピーカー(オーディオブック、音楽再生)、マイク(録音)、ストレージ拡張(microSDカード)、BOOXスーパーリフレッシュ、「BOOX Drop」、
3つ折り保護ケース(別売)、2色フロントライト(寒色、暖色)、自動回転(Gセンサー)、アートマジック、スマート スクライブ機能、指紋認証(電源ボタンにセンサー内蔵)、Google Playストア、USB-Cポート (OTG)、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0に対応しています。
価格は、Amazonで86,800円(税込)、楽天市場で86,800円(送料無料・ポイント10倍あり)、ヤフーショッピングで86,801円、AliExpressで88,909円、米国 Amazon.comで$449.99、です。
関連記事:「BOOX Note Air3 C」とTab Ultra C、Air3を比較
「Kindle Scribe (2024)」
Amazonから発売された10.2インチの電子書籍リーダーです(2024年12月4日 発売)。
解像度300ppiのAmazon Paperwhite ディスプレイ、16GB / 32GB /64GB ストレージ、最大12週間駆動するバッテリー、LED 35個を使ったフロントライトを搭載しています。
また、Active Canvas(本の中に書き込める)、専用プレミアムペン(付属・消しゴム機能、ショートカットボタン)、ノート機能、テンプレート、フォルダ管理、色調調節、明るさ自動調節、フォント最適化技術、
16階調グレースケール、クラウド保存、純正カバー(別売)、Type-C (OTG)、Wi-Fi (2.4GHz)、Amazon Kindleストアに対応しています。
価格は、Amazonで56,980円(税込)、です。
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他にもBOOXのE inkタブレットが販売されています。2024モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。
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