Raspberry Piよりもスペックの高いシングルボードPCが続々と登場している。価格が安いうえに豊富なインターフェースを備え、一般的なPCとしても活用できるのが魅力的。Linux のほかにAndroid OSも搭載可能だ。
「シングルボードPC」はどんなことに使えるの?
シングルボードPCは一般的なPCと比べてスペックはあまり高くない。だが、省電力性に優れ長時間駆動できるというメリットがある。そのため、ディスプレイとスペックの高いシングルボードPCを用意すれば、動画鑑賞用のPCとしても十分活用できる。また、Pythonなどのプログラミング言語を使い、電子工作を始めることもできる。
プログラム開発環境はあらかじめ用意されているものが多いので、通常のPCよりは簡単にプログラミング学習が始められるというメリットもある。
「シングルボードPC」の価格は?
一般的なシングルボードは5千円前後で、高くても2万円ほど。安いものは5千円以下で手に入れることができる。プログラミングや電子工作に興味を持っている人はお気に入りのシングルボードPCを見つけていろいろと遊んでみよう!
高性能でコスパのいいシングルボードPC パート Ⅰ
ここでは最新かつ高性能なシングルボードPCを紹介していく。Raspberry Piシリーズやそれ以外のハイスペックなシングルボードPCも紹介する。2019年に発売されるものも順次 追加していく予定。
<2022年9月発売モデル>
「Khadas Edge2」
「Khadas Edge2」はRockchip製のSoC「RK3588S」を搭載したシングルボードコンピュータ。
OSはAndroid 11/12またはUbuntu 22.04を選択可能で、ボードのみのMaker Kit版と、クーラーを搭載し、ケースに入った状態のARM PC版の2種類を用意している。また、それらにそれぞれ、BasicとProモデルを用意。Basicモデルは8GBメモリ/32GB eMMC搭載で、Proモデルは16GBメモリ/64GB eMMCを搭載する。
「RK3588S」は8nmプロセスで製造された8コアの64ビット、クロック数2.25GHzのCPUで、ARM Mali-G610 MP4(クロックスピード1GHz)を内蔵。NPUも内蔵し、6TOPS(テラ演算/秒)のニューラルネットワーク処理を実現している。
インターフェイスは、USB 3.1 Type-C×2(うち1基は映像出力対応)、USB 3.1、USB 2.0、HDMIなど。ビデオデコードは8K、60fpsのH.265/VP9ビデオデコードと8K、30fpsのH.265/H.264ビデオエンコードをサポート。通信は高速無線データ伝送が可能なAmpak AP6275P Wi-Fi 6 PCIe モジュール、Bluetooth 5.0をサポートする。
公式ページ: Edge2 | Khadas
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<2022年8月発売モデル>
「LattePanda 3」
「LattePanda 3」はIntel Celeron N5105プロセッサを搭載したシングルボードPC。8GB メモリ、64GB eMMCストレージ、USB3.2 gen2、USB 3.2 gen1、USB Type Cポート、デュアルM.2ソケットを備えるほか、
デュアル4K HDRと3ウェイビデオ出力、Wi-Fi 6とギガビットイーサネットにも対応している。
また、OSはWindows (Win 10およびWin 11)とLinux OSをサポート。内蔵Arduino Coprocessor ATmega32U4を備え、200以上のセンサーとアクチュエータと互換性を持っている。サイズは125 x 78 x 16mm。
公式ページ: LattePanda 3 – DFRobot
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<2022年発売モデル>
「ROCK 5 Model B」
「ROCK 5 Model B」はLinux(Ubuntu/Debian)/Android OSに対応したシングルボードPC。
小型ボディにRockchip RK3588プロセッサと8GBメモリ(オプションで4GB/16GB/24GB)を搭載。
USB2ポート(ホスト)×2、USB3ポート(ホスト)×1、USB3ポート(OTG/ホスト)×1、40ピンのGPIO拡張ヘッダー(Raspberry Piと同じピン配置)、2.5ギガビットイーサネットポート、カメラポート、ディスプレイポート、電源ボタンを備えるほか、
ストレージ(NVMe/eMMC/microSD)接続用の端子/スロット、ステレオミニプラグ、2系統のHDMI出力、1系統のmicroHDMI入力に対応している。
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<2022/6に日本で発売開始・技適あり>
「Raspberry Pi Zero 2 W」
「Raspberry Pi Zero 2 W」は通信性能を備えた低価格なシングルボードPC。65x30mmの小型ボディにBroadcom BCM2710A1 クアッドコアプロセッサと 512MB LPDDR2メモリを搭載。MicroSDカードスロット、USB 2.0ポート、Mini HDMI、Micro USB(給電用・5 V/2.5 A)、CSI-2カメラコネクタ、オンボードアンテナ、HAT互換の40ピンヘッダを備えるほか、
従来モデルとの互換性(ケース、マウス、キーボードなど)、HAT(Pi用拡張ボード)接続、センサー接続(40ピンGPIO)、カメラ接続、モニター接続(miniHDMI)、Wi-Fi通信(2.4GHz)、Bluetooth 4.2にも対応している。
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<50%高速化&メモリ選択可能>
「Raspberry Pi 4 Model B」
「Raspberry Pi 4 Model B」は前モデル「Raspberry Pi 3 Model B+」の性能を大幅に向上させたシングルボードPC(SBC)。手のひらサイズの小型ボディにBroadcom BCM2711 クアッドコア プロセッサとVideoCore VI GPUグラフィックスを搭載。1/2/4 GB から選択できるLPDDR4 SDRAM メモリ、USB Type-Cポートの電源、USB 3.0 ポートを備えるほか、micro HDMI 出力、4Kデュアルディスプレイ出力、Wi-Fiデュアルバンド、Bluetooth 5.0、有線LAN (ギガビットイーサネット)にも対応している。
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<ハイレゾ&GNSS対応のSBC・ソニー>
「Spresense」
「Spresense」(CXD5602PWBMAIN1)は高い拡張性を備えた超小型サイズのシングルボードPC。ハイレゾオーディオやマルチGNSS(GPS、GLONASS、Galileo、準天頂衛星(QZSS)等の衛星測位システムの総称)などの機能を搭載するほか、低消費電力で動作可能な「CXD5602」を搭載し、さまざまなIoT端末に組み込める。
オプション製品として、ヘッドホン端子などが使用可能になる拡張ボード(CXD5602PWBEXT1)、Bluetooth機能の「SPRESENSE-BLE-EVK-701」、加速度・気圧・地磁気センサーの「SPRESENSE-SENSOR-EVK-701」が用意されている。
プロセッサには6基のCortex-M4Fを搭載した「CXD5602」を採用。SRAM 1.5MB、8MBフラッシュを搭載し、低消費電力で動作できる。また、GPSとGLONASSの同時受信が可能なマルチGNSS(全球測位衛星システム)に対応。192kHz/24bit対応のハイレゾオーディオコーデックも備え、音楽用端末として使用できるようになっている。ソフトの開発環境はArduino IDE、Eclipse IDE、Visual StudioベースのSOLID-IDを採用。基盤のサイズは50×20.6mm。
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<Arduino互換グリップ&Windows10搭載の小型ボードPC>
「LattePanda」
「LattePanda」はWindows 10を搭載した小型ボードPC(シングルボードコンピュータ)。Raspberry Piサイズでありながら、多彩なインターフェースを装備し、通常のデスクトップPCと同様に使用できる。また、Arduino互換のGPIOヘッダを搭載。Arduinoボード同様に電子工作やIot開発が行える。
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<Windows 10も動作するRaspberry Pi互換シングルボードPC>
「UPボード」
「UPボード」はRaspberry Pi互換のシングルボードPC。Raspberry Piと同じ基板サイズ(85.6×56.5mm)をもちつつ、互換性のある40ピンI/Oを搭載。Windows 10、Linux、Android 6.0など多彩なOSもサポートしている。
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<AI深層学習に特化したSBC>
「Jetson Nano」
「Jetson Nano」はCUDAコア128基のGPUを搭載したAI深層学習向けのシングルボードPC。128基のCUDAコアを実装したMaxwellアーキテクチャを採用し、高いGPU性能を発揮する。また、4コアで最大1.43GHzのARM Cortex-A57のプロセッサと64bit対応の 4GB LPDDR4 メモリでパワフルに動作。USB 3.0×4、M.2スロットを備えるほか、HDMI、DisplayPort、Gigabit Ethernetも利用できる。
「Jetson Nano」(開発者キット)のスペック 一覧
- プロセッサ ARM Cortex-A57(4コア/1.43GHz)
- GPU CUDAコア128基/Maxwellアーキテクチャ/472GFLOPS
- RAM 4GB/64bit LPDDR4
- インターフェイス Gigabit Ethernet、USB 3.0×4、Micro USB(おもに電源用)、microSDカードスロット、HDMI、DisplayPort、CSI、GPIO、I2C、I2S、UART、M.2スロット
- 電源 Micro USB 5V/2Aまたは電源入力5V/最大4A(2.1×5.5×9.5mmプラグ)
- OS Jetson Nano Developer Kit (※ Ubuntu 18.04 LTSベース)
サイズ 100×80×29mm
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高性能でコスパのいいシングルボードPC パート Ⅱ
ここではRaspberry Pi以外のシングルボードPCを紹介していく。
<Linux&Android 6.0を搭載できるシングルボードコンピュータ・ ASUS>
「Tinker Board」
「Tinker Board」はTinker OS(Debian) / Android 6.0を搭載可能なシングルボードコンピュータ。超小型のフォームファクターに強力な最新のクアッドコアARMベースのプロセッサ「 Rockchip RK3288 」を搭載。優れた互換性に加えて、強力なGPUパフォーマンス、豊富なインターフェースも兼ね備えている。
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<Raspberry Piよりもハイスペックな小型ボートPC>
「Orange Pi Plus 2E」
「Orange Pi Plus 2E」は豊富なインターフェースを備えたハイスペックな小型LinuxボートPC。UbuntuやDebianなどのLinux系OS、Android 4.4、Rasberry Piが搭載可能なほか、「Raspberry Pi B+」との互換が可能な40ピンヘッダも備えている。
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<豊富なインターフェースを備えるシングルボードPC>
「Banana Pi」
「Banana Pi」はRaspberry Pi風のシングルボードPC。Raspberry Piとの互換性はなくケースなどは流用できないものの、スペックは現行のRaspberry Piよりも高くなっている。
プロセッサはAllwinner A20 デュアルコア(1GHz)、RAMは1GBを搭載。インターフェースはHDMI、SATA(外部ハードディスク用)、USB(標準A、2ポート)、SDカードスロット、3.5mmジャック、各種ピンヘッダなど。RCA端子(ディスプレイ用)や有線LAN端子(Gigabit Ethernet/ RJ-45)も備えている。搭載可能なOSは「Lubuntu」や「Android4.4」など。
「Banana Pi」(DN-12064)のスペック
- SoC:Allwinner A20
- CPU:Cortex-A7 Dual-Core (2×1.0GHz)
- GPU:Mali400MP2
- RAM:1GB DDR3
- 外部ストレージ:SDカード (最大64GB)
- ネットワーク:10/100/1000 Ethernet RJ45
- サウンド入力:マイク端子
- ビデオ出力:HDMI,CVBS,LVDS/RGB
- オーディオ出力:3.5mmジャック・HDMI
- 電源:5V 2A (microUSBポート使用)
- USB:2ポート(USB2.0)
- サイズ 横9.2×縦6×高さ1.5 (cm)
- 重量 約45g
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高性能でコスパのいいシングルボードPC パート Ⅲ
ここではあまり知られていない珍しいシングルボードPCを中心に紹介していく。
<パワフルCPU&GPUを搭載したシングルボードPC>
「PINE A64」
「PINE A64」はAndroidとLinux OSに対応したシングルボードPC。64ビット対応のパワフルなCPUとGPUを搭載するほか、1GbのEthernetにも対応している。
インターフェースはUSB 2.0、HDMI(4K対応)、有線LANポート(ギガビット・10/100Mbps)など。2つのI/O端子も装備し、オプション(※別売)のキーボードや5メガピクセルカメラ、Bluetoothモジュールやタッチパネル、リモコンなどを接続できる。対応OSはDebian、Ubuntu、Android 5.1.1。最大消費電力は2.5Wとなっている。
公式製品紹介ページはこちら
「PINE A64」のスペック
- SoC:Allwinner A64ベース
- CPU:Quad-Core ARM Cortex A53 64-Bit 1.2GHz
- GPU:Dual Core Mali 400-MP2
- RAM:2GB DDR3
- 外部ストレージ:
- ネットワーク:IEEE 802.11 b/g/n 2.4GHz(option)、10/100/1000 BASE-T、Bluetooth 4.0(option)
- サウンド入力:ピンジャック×1
- ビデオ出力:HDMI
- オーディオ出力:
- 電源:MicroUSB 5V 2.0A
- USB:USB 2.0 × 2
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<Linux&開発環境がすぐに使える>
「BeagleBone Black」
「BeagleBone Black」はLinux対応のシングルボードPC。搭載された4GBのeMMCフラッシュストレージにLinux OSと開発環境に必要な「Clound 9 IDE」、各種ソフトウェア、ドキュメントなどがあらかじめインストールされているために、すぐに開発を始められるようになっている。なお、HDMIコネクタを省いてGroveコネクタを二つ搭載した「BeagleBone Green」、Raspberry Pi Zeroよりも更に小さい35×56mmサイズの「PocketBeagle」も販売されている。
「BeagleBone Black」のスペック
- SoC:Texas Instruments Sitara AM3359AZCZ100 1GHz (Cortex-A8 + PowerVR SGX530)
- メモリ:DDR3L 512MB
- ストレージ:eMMC 2GB + microSD
- 映像音声出力:HDMI(最大解像度1280×1024)
※本体側はmicroHDMI端子 - 通信:有線LAN RJ45x1 (100Mbps)
- ピンソケット:2個の46ピンヘッダ
- 電源:5V 最大0.46A
- サイズ:8.64cm x 5.34cm
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<UbuntuCoreが使える超小型SBC>
「NanoPi NEO2」
「NanoPi NEO2」はFriendlyElec製のシングルボードPC。小型ながらネジ穴やピンソケットを装備し、組み込み用途でも利用できる。対応OSはu-boot、Ubuntu Core。プロセッサは64ビット対応のAllwinner H5クアッドコア(ARM Cortex-A53)GPUにはMail450 ヘキサコア、RAMは512M DDR3を搭載する。
通信は有線LAN(10/100 / 1000Mイーサネット)、RTL8211E-VB-CGチップ。インターフェイス(※NEOと互換性あり)はUSBホスト タイプA x 1、USBピンヘッダーx 2、MicroSD カードスロット x 1(システムの起動と格納用)、GPIO1(2.54mmピッチの24ピンヘッダ、Raspberry PiのGPIOピン1ピン24と互換性あり)、GPIO2(2.54mmピッチ12ピンヘッダ)、シリアルデバッグポート(2.54mmピッチ4ピンヘッダ)、オーディオ入出力(2.0mmピッチ4ピンヘッダ)。
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<電子工作に強いマイコンボード>
「Arduino Uno」
「Arduino Uno」は初心者でも簡単に使えるマイコンボード。ボード上のUSBポートにケーブルを挿し、PCにつなげるだけで簡単に動作する。プログラミングの際には、統合開発環境「Arduino IDE」(無料)が使用可能。C言語に近いプログラミング言語で電子工作用のプログラムを作成・実行できる。
「Arduino Uno」(R3)のスペック
- マイコンチップ:ATmega328P
- 動作電圧:5V
- 入力電圧(推奨):7~12V (DCジャックもしくはVIN端子から入力)
- デジタルI/Oピン:14本(うち6本はPWM出力可能)
- アナログ入力ピン:6本(デジタルI/Oピンとしても利用可能)
- DC出力電流:1つのI/Oピン当り20mA程度、I/Oピン全部の合計100mAまで
- (1ピンあたり40mA以上流すと壊れます)
- DC出力電流:3.3V出力ピン 50mA
- Flashメモリ:32KB (うち0.5KBをブートローダーで使用)
- SRAM:2KB
- EEPROM:1KB
- クロックスピード:16MHz
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高性能でコスパのいいシングルボードPC パート Ⅳ
ここではRaspberry PiのシングルボードPCを紹介していく。リンク先で詳しい情報が確認できるので、他のシングルボードPCと比較してみてほしい。
<CPU&通信機能を強化したSBC>
「Raspberry Pi 3 Model B+」
「Raspberry Pi 3 B +」は、前モデルのRaspberry Pi 3 Model Bをベースに改良を加えたシングルボードPC。動作クロックが前モデル「Raspberry Pi3」の1.2GHzから1.4GHzに強化されているほか、USBメモリーやネットワークからのシステムブート(起動)、Wi-Fiデュアルバンドにも対応している。なお、「Pi 3B+ Base Kit V1」、「Pi 3B+ Starter Kit 32GB V1」、「USB電源アダプター 5V/3A 1.5m microUSBコネクター」も販売される。
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<無線通信が可能になったラズベリーパイ>
「Raspberry Pi 3」
「Raspberry Pi 3 Model B」はラズベリーシリーズ3世代目となるワンボードコンピューター。プロセッサが強化されたほか、新たに無線通信が追加された。
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<Raspberry Piシリーズ最小の超省電力な小型ボードPC>
「Raspberry Pi Zero」
「Raspberry Pi Zero」はRaspberry Piシリーズで最も小型の基板を用いた小型ボートPC。省電力性にすぐれ、サーバーなど長期間駆動する用途に向いている。
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高性能でコスパのいいシングルボードPC パート Ⅴ
ここでは「IchigoJam」シリーズのシングルボードとその関連製品を中心に紹介する。
<親子でプラグラミン学習するのに最適 BASICプログラミングキット>
「IchigoJam」
「IchigoJam」は秋月電子通商から発売されたこども向けパソコンプリント基板キット。キーボードとTVを接続すれば、BASICでのプログラミングが可能になる。
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<JavaScriptが手軽に学べるシングルボードPC>
「IchigoLatte」
「IchigoLatte」はJavaScriptを使ってプログラミング学習できるシングルボードPC。IchigoLatteのために開発された「lash」を採用し、数個のコマンドを打ち込むだけで簡単に操作できる。使用するには別途AV端子を備えたディスプレイが必要だが、割安なディスプレイも数多く販売されている。
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<LET通信ができる>
「IchigoSoda」
「IchigoSoda」(SCO-ICG-02)は、LET通信対応のIchigoJam互換機。LTE通信モジュールのsakura.ioモジュールが取り付けられる。基板に搭載されたCPUはLPC1114FDH28で、インターフェースははコンポジット出力、USB、電源用のMicro USBなど。サイズは70.5×50mm。
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<BASICでグラフィックとサウンドが楽しめる>
「PanCake」
「PanCake」はIchigoJam用のサウンドグラフィックボード。IchigoJamと接続することでカラフルなグラフィックや多彩な音を表現できるようになる。画面上での図形描画のほか、176種類のスプライト、8種類の背景でゲーム画面などをにぎやかにすることが可能。カラーパレットは優しい色合いの16色、基本的な正弦波を含めた4種類のサウンドも用意する。
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<ハンドヘルドPC風のBASICパソコン>
「IchigoDyhook」
「IchigoDyhook」(PS-IJ1)はIchigoDake用のドッキングステーション。厚さ24mm、重さ約720gのボディに5インチ液晶モニターとキーボードを搭載。単三電池4本だけで駆動することができる。また、IchigoDakeとドッキングすることで、BASIC、JavaScript、IchigonQuestのプログラミングが可能。IchigoDakeに保存したプログラムでドローンやタミヤの「カムプログラムロボット」(自由にセットできるカムを使って動きをプログラムできるロボット)など、IchigoDake対応機器を動かすことができる。
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<モバイルディスプレイ>
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