
2023年4月に発売された「Kobo Elipsa 2E」は、10.3インチの大画面に付属のスタイラスペンで直接書き込める電子書籍リーダーとして注目を集めています。
このレビューでは、Kobo Elipsa 2Eを実際に検証して使って分かったメリット・デメリットや前モデル「Kobo Elipsa」の違いをまとめました。
【先に結論からお伝えしましょう】
Kobo Elipsa 2E の長所(Pros):
- 10.3インチの大画面でコミックやPDFが見開きでも快適
- 電子書籍の余白に直接メモを書き込める自由度の高さ
- 進化した「Koboスタイラス2」が付属(充電式・軽量化・後部消しゴム機能)
- 前モデルになかった暖色ライト「ComfortLight PRO」を搭載
- Dropbox、Google Drive、Pocketなど多彩なクラウド連携
Kobo Elipsa 2E の短所(Cons):
- 本体が約386gと重く、片手での長時間読書には不向き
- 防水機能が搭載されていない
- 解像度が227 PPIと、競合機(Kindle Scribe)や下位モデルより低い
- スタイラスの書き味が滑りやすく、遅延や精度の課題が残る
- 作成したノートがスマートフォンアプリと同期できない
- 価格が5万円を超え、高価である
総合評価:
Kobo Elipsa 2Eは、「大画面の電子書籍リーダー」としては非常に優秀ですが、「手書きノートデバイス」としては多くの課題を抱えています。読書がメインで、時折メモやハイライトを追加する程度の使い方であればおすすめできますが、紙のような快適な書き心地を最優先する方には不向きかもしれません。
<この記事で分かること>
- 競合機「Kindle Scribe」と比較した際の具体的な優位点と劣位点
- 10.3インチ大画面でのコミックやPDFの詳しい読書体験
- 「Koboスタイラス2」の実際の書き心地(遅延、精度、滑りやすさ)
- 強化されたノート機能(テンプレート、フォルダ管理)の詳細と使い勝手
- 解像度(227 PPI)がテキストやコミック表示に与える実際の影響
- ノートのクラウド同期(Dropbox, Google Drive)の仕様と、スマホアプリ連携の現状
- 読書とメモ使用時におけるリアルなバッテリー持ち
- 防水機能の有無 や本体重量(約386g)など、利用が制限される具体的なシーン
- 項目別に整理したリアルな口コミ情報
- 5段階評価と購入すべきかどうかの総評
- 最新の価格と安く買うための購入先情報
この記事を最後まで読むことで、「Kobo Elipsa 2E」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
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公式ページ: Kobo Elipsa 2E:楽天Kobo電子書籍ストア
検証してわかった「Kobo Elipsa 2E」の魅力(メリット)
ここでは、「Kobo Elipsa 2E」を実際に使用して感じた、その具体的な魅力やメリットについて詳しく書いていきます。
圧倒的な快適さ。10.3インチの大画面
最大の魅力は、やはり10.3インチというE Ink Carta 1200タッチスクリーンです。このサイズは10.9インチのiPad Air 5と比べても遜色なく、電子書籍リーダーとしては最大級です。テキストベースの書籍では、一度に表示できる情報量が多いため、ページめくりの回数を減らせます。文字サイズを大きくしても窮屈さがなく、非常に読みやすいです。
特にこの大画面の恩恵を感じるのは、コミックやPDFの閲覧時です。コミックは見開きで読んでも迫力があり、紙の単行本に近いサイズ感で細かな描写まで楽しめます。また、これまでPCやタブレットで読んでいたPDFの論文や資料も、注釈をつけながら快適に読めるようになりました。
紙のように書き込める、自由度の高いメモ機能
電子書籍の余白に直接メモを書き込める点は、大きな利点です。ライバル機であるKindle Scribeが、本文中ではなく別の付箋(ふせん)枠にしか書き込めないのと比べ、Kobo Elipsa 2Eは紙の本に書き込むのと同じ感覚で、直感的に思考を書き留められます。間違えても簡単に修正できるのは、デジタルの強みです。
電子ノート機能も大幅に進化しています。ノートのテンプレートは従来モデル(Kobo Elipsa)と比べて大幅に増え、37種類から選べるようになりました。また、ノートを分類できるフォルダ機能が追加されたことで、管理が格段にしやすくなっています。「アドバンスノート」を使えば、手書きの文字をテキストに変換したり、数式を認識させたりすることも可能です。
進化した「Koboスタイラス2」の快適性
付属する「Koboスタイラス2」は、前モデル「Kobo Elipsa」に付属したスタイラスから大きく進化しました。最大の変更点は、乾電池式から充電式(USB-C)になったことです。これにより、ペン自体が約25%も軽量化され、長時間の筆記でも疲れにくくなりました。
また、消しゴム機能がペンの後部に搭載されたのも見逃せません。まるで本物の鉛筆のように、ペンを持ち替えずに直感的に書いた内容を消せるため、思考が中断されません。ハイライト専用のボタンも側面にあり、本体上部にはマグネットで吸着するため、使い勝手は非常に良好です。
読書体験を深める細かな改良点
ハードウェアの細かな改良も、読書体験の質を向上させています。注目すべきは、フロントライトが「ComfortLight PRO」になった点です。これにより、前モデル「Kobo Elipsa」では非搭載だった暖色(ナチュラルライト)での色温度調整が可能になりました。夜間の読書でも目が疲れにくく、快適に利用できます。
DropboxやGoogle Drive、Pocketといったクラウドサービスとの連携も充実しています。PCで保存した記事をPocket経由で読んだり、Dropbox上のPDFを取り込んで書き込んだりできるため、活用の幅が広がります。さらに、Bluetoothにも対応しており、ワイヤレスイヤホンでオーディオブックを楽しむことも可能です。
まとめ:Kobo Elipsa 2Eの魅力
- 10.3インチの大画面でコミックやPDFが快適に閲覧可能。
- 電子書籍の余白に直接書き込める自由度の高さ。
- ノート機能が強化され、テンプレート増加やフォルダ管理に対応。
- スタイラスが充電式になり軽量化、後部の消しゴム機能も直感的。
- 前モデルになかった暖色ライト「ComfortLight PRO」を搭載。
- Dropbox、Google Drive、Pocketなどクラウド連携が充実。
- Bluetooth接続でオーディオブックも楽しめる。
検証してわかった「Kobo Elipsa 2E」の欠点(デメリット)
ここでは、「Kobo Elipsa 2E」を実際に使用して見えてきた、購入前に考慮すべき欠点やデメリットについて、詳しく書いていきます。
本体とディスプレイの懸念点
10.3インチの大画面は魅力ですが、本体重量は388gあり、電子書籍リーダーとしては重い部類に入ります。iPad Air 5(461g)よりは軽いものの、片手で長時間持ち続けるのは、特に寝ながらの読書では負担が大きいです。デスクで使う際はタブレットスタンドの使用をおすすめします。
また、本機には防水機能が搭載されていません。お風呂やキッチンなど、水濡れの可能性がある場所での使用は避ける必要があります。一部では耐久性への不安の声もあり、持ち運びには注意が必要かもしれません。
解像度が227 PPIである点も惜しいポイントです。ライバルのKindle Scribeが300 PPIを実現しているだけでなく、下位モデルのKobo SageやLibra 2(300 PPI)よりも低い数値です。テキスト主体の書籍では十分ですが、コミックやマンガを読む際には、Scribeと比較すると文字のフチがわずかにぼやけて見えることがあります。
スタイラスと書き心地の問題
新しくなった「Koboスタイラス2」ですが、書き心地については好みが分かれるかもしれません。ペン先が硬く柔軟性がないため、画面に書き込む感覚は「ガラスにプラスチックを当てている」ようで、紙のような摩擦感は少ないです。
ペンを傾ける角度によって、実際にインクが表示される位置がわずかにズレるという精度の問題や、ガラス面とE Inkパネルの間に隙間があることで、正確な描画が難しいと感じる場面もありました。また、パームリジェクション(手のひらを画面に置いた際の誤動作防止)が完璧ではなく、意図せずページがめくれてしまうこともありました。
ソフトウェアと機能の制約
ノート機能は進化しましたが、まだ課題が残っています。作成したノートはKoboのスマートフォンアプリと同期されません。競合のKindle Scribeはアプリでノートを閲覧できるため、この点は不便です。ノートはデバイス本体に紐づいており、万が一デバイスが故障したり紛失したりした場合、他のデバイスでノートを復元できない仕様になっています。
動作速度についても、時折遅延や「もたつき」を感じることがあります。また、ストレージは32GBと大容量ですが、MicroSDカードスロットは搭載されていません。そのため、後から容量を拡張することはできません。
まとめ:Kobo Elipsa 2Eの欠点
- 本体が388gと重く、片手での長時間の読書には不向き。
- 防水機能が搭載されていないため、浴室などでの使用ができない。
- 解像度が227 PPIと、競合機(Kindle Scribe)や下位モデルより低い。
- スタイラスのペン先が硬く、書き心地がガラスのようで滑りやすい。
- ペンの傾きによる視差や、完璧ではないパームリジェクション機能。
- 作成したノートがスマホアプリに同期されず、デバイス紛失時に復元できない。
- 動作が時折もたつくことがあり、MicroSDカードスロットがない。
Kobo Elipsa 2Eの口コミ情報 まとめ
Kobo Elipsa 2Eに関する口コミ情報を、項目別にまとめます。
デザイン
- 外装は再生プラスチックやオーシャンバウンドプラスチックを85%使用している。
- 本体は10.3インチタブレットとして軽量で、人間工学に基づいたデザインで持ちやすい 。
- 背面にはテクスチャ加工が施されており、グリップ感が良い。
- 左右非対称デザインで、片側のベゼルが太く、グリップしやすい。
- 電源ボタンとUSB-Cポートは、厚みのある側の側面に配置されている。
- 耐久性には疑問があり、リュックに入れて持ち運んだだけで画面が壊れたという意見がある。
- 専用スリープカバーはマグネットで簡単に装着でき、ペンホルダーも付いている。
- スリープカバーのペンホルダーは、スタイラスを正しい向きで収納しないと滑り落ちやすい。
ディスプレイと操作性
- 10.3インチの大画面は、コミックやPDFの閲覧に最適である。
- 解像度は227 PPIで、競合のKindle Scribe(300 PPI)やKoboの下位モデル(Kobo Sageなど、300 PPI)よりも低い。
- 通常の読書距離では、300 PPIの端末(Kindle Paperwhite)と比較しても解像度の違いは目立たない。
- 前モデル(Kobo Elipsa)にはなかった暖色系の色温度調整(ComfortLight PRO)に対応した。
- 画面のリフレッシュ(点滅)が、Kindleのいくつかのモデルよりも頻繁に感じられる。
- タッチのレスポンスは、Kobo SageやKobo Libra 2と比較して圧倒的に高速である。
- ダークモード(白黒反転)は設定メニューの奥にありアクセスしにくく、ストア画面など一部の画面では機能しない。
パフォーマンス
- CPUは2GHzのデュアルコア(Mediatek RM53)を搭載しているが、動作は時折遅く、「もたつき」や遅延を感じることがある。
- PDFのピンチ&ズーム操作では、レンダリングの読み込みに少し時間がかかる。
- ストレージ容量は32GBで、MicroSDカードスロットによる拡張はできない。
スタイラスペンとノート機能
- Koboスタイラス2は充電式(USB-C)になり、前モデル(Kobo Elipsa)の乾電池式より約25%軽量化された。
- ペンの後部に専用の消しゴム機能が搭載され、直感的に修正できる。
- ペン先は硬いプラスチック製で、画面上で滑りやすく、紙のような摩擦感はない。
- 書き込む際に、ペン先が画面に当たる「タップ音」が不快である。
- ペンを傾けるとインクの表示位置がずれるなど、スタイラスの精度が低いと感じることがある。
- Kindle Scribeとは異なり、電子書籍の本文(余白)に直接メモを書き込める。
- ノートのテンプレートが前モデル(Kobo Elipsa)と比較して大幅に増量された(合計37種類)。
- 手書きの文字をテキストに変換する機能(アドバンスノート)を備えている。
- パームリジェクション(手のひらの誤タッチ防止)が完全ではなく、意図せずページがめくれてしまうことがある。
- ノート作成時に「ベーシック」と「アドバンス」の2種類を選ぶ必要があり、機能が分かれている点が分かりにくい。
- 作成したノートブックはKobo Cloudに自動的に同期・保存される。
- 作成したノートは、Koboのスマートフォンアプリでは閲覧できない(2024年4月時点)。
バッテリー持ちと充電
- 毎日少し読書する程度なら数週間持つが、毎日数時間ノートを取る場合は持ちが短くなる。
- バッテリー容量は2400mAhで、競合製品よりは少ない。
- バッテリーテストでは、1時間の使用で「メモ取り2%」「読書2%」、フロントライト(中)で+1%、(フル)で+2%のバッテリーを消費した。
- 上記のテストに基づくと、特定の条件下(毎日3時間メモ、2時間読書、Wi-Fiオン、フロントライト使用)での持続時間は約6.3日になる。
その他の機能
- 電子図書館サービス「OverDrive」との連携に対応している。
- 「あとで読む」サービス「Pocket」と連携し、保存したWeb記事を読むことができる。
- Dropboxに加えてGoogle Driveとの連携にも対応し、ファイルのインポートが可能。
- 電子書籍内のハイライトやコメントはKoboアカウントに保存され、他のデバイスやアプリと同期される。
Kobo Elipsa 2Eのスペック
- ディスプレイ: 10.3インチ、解像度1404×1872ドットのE Ink Carta 1200 タッチスクリーン ※227ppi
- ライト: ComfortLight PRO (フロントライト内蔵、ナチュラルライト機能)
- ページめくり: 画面のタップ / スワイプ操作
- プロセッサ: 2GHz デュアルコア (Mediatek RM53)
- RAM(メモリ): 1GB
- ストレージ: 約32GB (テキストベースの本:約 28,000 点分 / コミック:約 700 点分)
- バッテリー駆動時間: 数週間
- カメラ: なし
- ワイヤレス通信: Wi-Fi 802.11 ac/b/g/n (デュアルバンド) , Bluetooth
- インターフェース: USB Type-C
- スタイラスペン: Koboスタイラス2(充電式・USB-C ・ペン先交換 ・ノート機能で本に直接メモ ・消しゴムボタンとカスタマイズ可能な機能ボタンあり ・付属 ・単品販売あり )
- 防水: 非対応
- 機能: ノート機能(自由にメモやノートを取れる), Bluetoothオーディオブック対応 , OverDrive連携 , Pocket連携
- アクセサリー: スリープカバー(ブラック・ペンホルダー付き・オートスリープ機能)
- OS: Linux
- 対応PC: Windows 7 もしくはそれ以上, Mac OS X 10.9 もしくはそれ以上
- サイズ: 227.3 x 192.8 x 7.9 mm
- 重量: 386 g
- カラー: ブラック
- 対応ファイルフォーマット: EPUB / EPUB3 / PDF / JPEG / GIF / PNG / BMP / TIFF / TXT / HTML / RTF / CBZ / CBR / MOBI / FlePub
- 付属品: Koboスタイラス2 (1本), 交換用ペン先 (2本), USB-Cケーブル (1本)
Kobo Elipsa 2Eの評価
10の基準で「Kobo Elipsa 2E」を5段階で評価してみました。
【項目別評価】
ディスプレイの見やすさ: ☆☆☆☆
10.3インチの大画面と暖色ライト(ComfortLight PRO)は素晴らしい。ただし、解像度が227 PPIと、競合機や下位モデルより低いのが惜しい点です。
ペンでの描画性能: ☆☆
ペン自体は充電式・軽量化され、後部消しゴムも直感的で良い。しかし、書き味が滑りやすく、遅延や視差(ペン先と描画位置のズレ)も指摘されており、快適とは言えません。
パフォーマンス: ☆☆
新しいCPU(2GHzデュアルコア)を搭載していますが、動作は時折「もたつく」と感じられます。特にPDFのズーム操作やWebブラウザは遅いです。
機能: ☆☆☆
ノート機能はフォルダ管理に対応するなど改善されましたが、スマホアプリと同期できないなど機能不足が目立ちます。防水やMicroSDスロットがない点もマイナスです。
接続性: ☆☆☆☆☆
Wi-Fi (IEEE 802.11 ac/b/g/n)、Bluetooth、USB-Cを搭載しており、現代のデバイスとして必要な接続性はすべて備えています。
バッテリー: ☆☆☆
読書だけなら数週間持ちますが、ノート機能を多用すると持続時間はかなり短くなります。バッテリー容量(2400mAh)は競合と比べると少なめです。
デザイン: ☆☆☆
軽量で持ちやすい非対称デザインや、再生プラスチックの使用は高く評価できます。しかし、防水非対応な点と、耐久性に不安があるのは大きな欠点です。
オーディオ: ☆☆☆
Bluetooth経由でのオーディオブック再生に対応しています。ただし、本体スピーカーやヘッドホンジャックは搭載されていません。
価格: ☆☆
5万円を超える価格は「高価」です。スタイラスが付属する点は良いものの、全体的な性能や書き味を考慮すると割高に感じられます。
使いやすさ: ☆☆
読書機能はシンプルですが、肝心のノート機能はソフトウェアが洗練されておらず、使い勝手に課題が残ります。ダークモードが中途半端な点も不便です。
【総評】 : ☆☆☆
読書デバイスとしては優秀、筆記デバイスとしては課題あり
「Kobo Elipsa 2E」は、「大画面の電子書籍リーダー」として見れば非常に魅力的なデバイスです。10.3インチのE Ink Carta 1200スクリーンは、特にコミックやPDF資料の閲覧に最適です。前モデル(Kobo Elipsa)にはなかった暖色ライト(ComfortLight PRO)の搭載で、夜間の読書も快適になりました。
期待された「書き味」のギャップ
しかし、本機の最大の売りであるはずの「書き込み機能」が、全体の評価を大きく下げています。Koboスタイラス2は、充電式への変更や後部消しゴムの搭載など、ハードウェアとしては進化しました。ですが、肝心の書き味は「ガラスの上を滑る」ようで摩擦感がなく、遅延や視差(ペン先とのズレ)も感じられます。「紙のような書き心地」を期待すると、失望する可能性が高いです。
ソフトウェアとパフォーマンスの限界
ノート機能は、フォルダ管理やテンプレートの追加で改善はしたものの、作成したノートがスマートフォンアプリと同期できないという致命的な弱点を抱えています。また、動作パフォーマンスも時折「もたつく」ことがあり、5万円を超える価格に見合っているとは言い難いです。
まとめ
結論として、これは「読書が9割、メモが1割」の人に向けたデバイスです。快適な手書きノートやスケッチを主目的にするならば、ReMarkable 2のような専用機や、より書き味が洗練された競合機を検討すべきです。あくまで「読書」がメインであり、その余白に「メモも取れたら嬉しい」という程度の期待値であれば、選択肢になるでしょう。
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Kindle Scribe (2024)
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関連記事:新型「Kindle Scribe (2024)」と2022 モデルを比較
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また、AIアシスタント機能、「物理音量ロッカーボタン」、Pogoピン(キーボード接続用)、専用ケース(閉じたまま充電可)、「BOOX EinkWise」機能、BOOX Super Refresh (BSR) テクノロジー、メモアプリ「Notes」、PDFアプリ「NeoReader」、フロントライト CTM(暖色・寒色)、オーディオ再生(音楽再生)に対応。
筆圧4096段階のBOOX Pen3(付属)、純正キーボードカバー(別売)、純正カバー(別売)、自動回転用Gセンサー、指紋認証センサー、Google Playストア、サードパーティのアプリ、Type-C(OTG、オーディオジャック対応)、microSDカードスロット、Wi-Fi、Bluetooth 5.1にも対応しています。
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関連記事:BOOX Note Air5 C 徹底レビュー!Air4 Cからの進化点と欠点
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BOOX Go 10.3
Onyx Internationalから発売された10.3インチのE-inkタブレットです。
Android 12、Qualcomm 2.4GHz、4GB LPDDR4Xメモリ、10.3インチの HD Carta 1200 ガラス スクリーン、64GB UFS2.2ストレージ、3700 mAhバッテリーを搭載しています。
また、300 ppiのモノクロ表示、筆圧4096段階のBOOX Pen Plus (別売) 、デュアルスピーカー(オーディオブック、音楽再生)、マイク(録音)、「BOOX Drop」、3つ折り保護ケース(別売)、
2色フロントライト(寒色、暖色)、自動回転(Gセンサー)、アートマジック、スマート スクライブ機能、スタンバイ モード、Google Playストア、サードパーティ製アプリの追加、USB-Cポート (OTG)、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0に対応しています。
価格は、Amazonで76,800円(税込)、楽天市場で76,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで76,800円(送料無料)、米国 Amazon.comで$409.99、です。
関連記事:超シンプル「BOOX Go 10.3」と前モデルNote Air3を比較
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Meebook M103
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Android 11、Cortex A55 クアッドコア 1.8GHz、4GBメモリ、解像度 1404 x 1872 ドットのE-ink Carta 1200 スクリーン、64GBストレージ、4600 mAh バッテリー、microSDカードスロットを搭載しています。
また、筆圧タッチペン、デュアル スピーカー、デュアル マイク、最大1TBまでのストレージ拡張、寒色・暖色の2色フロントライト(色温度調整)、専用 レザーケース(付属)、PDFファイルの拡大・縮小、EPUBファイルの読み込み、
画面分割(現在のドキュメント、異なるドキュメント、翻訳)、フォント変更(無制限、インストール可)、クラウド保存、ノート機能(テンプレート)、Google Playストア、USB Type-C (OTG対応)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。
※現在、売り切れ中
関連記事:10型で最強コスパ「Meebook M103」とP10 PROの違いを解説
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他にも楽天のKobo電子書籍リーダーが販売されています。2024モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。
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