
2022年9月16日に発売される「AYANEO Air」と人気ゲーミングUMPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。
「AYANEO Air」の特徴
「AYANEO Air」の特徴をまとめてみました。
5.5有機EL液晶・7350mAhバッテリ・Wi-Fi 6
「AYANEO Air」は5.5インチで解像度1920×1080ドットのAMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載。ピクセル密度404ppi、NTSC100%色域に対応し、明るく色彩豊かな映像を映し出せます。また、7350mAhバッテリーを搭載し、長時間の駆動が可能。65WのPD急速充電も利用できます。そのほか、高速なWi-Fi 6通信に対応し、リモートプレイやクラウドゲームサービスも利用可能。Bluetooth 5.2対応でワイレスゲームパッドとも接続できます。
Ryzen 5&16GBメモリ・512GB SSD
「AYANEO Air」はAMD Ryzen 5 5560Uプロセッサを搭載。7nmプロセスで製造された6コア、12スレッドのCPUで、Passmarkベンチマークスコアで「17084」(CPU)を記録しています。また、16GB LPDDR4x デュアルチャネルメモリを搭載。ストレージはM.2 SSD 512GBで、microSDカードスロットも搭載。USB3.0レベルの転送速度を持ち、最大100MB/秒のスピードでデータ転送できます。
小型スティック・感度調整・重さ398g
「AYANEO Air」はホール効果を採用した小型ジョイスティックを搭載。ミリ単位の精密な精度でコントールできます。また、ジョイスティックの感度を自分の手に合わせて調整することが可能。ストローク7.5mm、0.09mmプレス精度の高精度なホールトリガーも搭載し、感度調整にも対応しています。そのほか、厚さ26mmで重さ約398gの薄型軽量ボディを採用。カラフルなダブルグラデーションを採用したデザインも採用しています。
「AYANEO Air」のスペック
- ディスプレイ 5.5インチ、解像度1920×1080ドットのAMOLED(アクティブマトリクス式有機 EL)
※404 ppi/NTSC100%色域/コントラスト比100000:1/マルチタッチ/ブルーライト低減 - プロセッサ AMD Ryzen 5 5560U ※7nm
Pro ADVANCE版:AMD Ryzen 7 5825U - GPU AMD Radeon Graphics
- RAM(メモリ) 16GB デュアルチャネル LPDDR4x 4267Mhz
Lite版:8GB デュアルチャネル LPDDR4x 4267Mhz - ストレージ 512GB SSD M.2 2280
Pro ADVANCE版:1TB SSD M.2 2280
Lite版:128GB SSD M.2 2280 - バッテリー 7350mAhバッテリー搭載 (28Wh)
Pro版:10050mAhバッテリー搭載 (38Wh)
Pro ADVANCE版:10050mAhバッテリー搭載 (38Wh)
Lite版:7350mAhバッテリー搭載 (28Wh) - 充電 65WのPD急速充電、AC 100-240V
- 電源オプション 8W-15W(AYASPACEにて調整可能)
Pro ADVANCE版:8W-18W(AYASPACEにて調整可能)
Lite版:8W-12W(AYASPACEにて調整可能) - カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.2
- インターフェース 2×Type-Cポート / 1×TF カードスロット / 1×3.5mmイヤホンジャック
- センサー デュアルジャイロスコープ
- スピーカー デュアルチャネル スピーカー、ステレオサウンド対応
- 冷却システム 高圧ターボ冷却ファン、銅管冷却モジュール
- 生体認証 指紋認証サポート
- オプション 専用ドッキングステーション(SDカードスロット、Type-C、USB A、充電ポート、HDMI 2.0b、ギガビット有線LAN)
- OS Windows 11 Home
- サイズ 約224×89.5x26mm / 最薄部:約18mm
Pro版:約224×89.5×29.6mm / 最薄部:約21.6mm
Pro ADVANCE版:約224×89.5×29.6mm / 最薄部:約21.6mm
Lite版:約224×89.5x26mm / 最薄部:約17mm - 重量 約398g
Pro版:約450g
Pro ADVANCE版:約450g
Lite版:約398g - カラー Aurora White / オーロラホワイト , Polar Black / ポーラブラック
Pro版:Polar Black / ポーラブラック
Pro ADVANCE版:Polar Black / ポーラブラック
Lite版:Aurora White / オーロラホワイト - オプション 専用クレードル(LAN,HDMI2.0,充電,USB-A×2,Type-C)
※有線LAN、最大5Gbpsのデータ伝送、PD 1.4急速充電プロトコル、PD電源と互換あり、最大65Wの電源
ベンチマークを比較
「AYANEO Air」と「Steam Deck」、「ONEXPLAYER mini Ryzen」、「GPD WIN3」のベンチマークスコアを比較してみました。
※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。
「AYANEO Air」
<CPU> AMD Ryzen 5 5560U
Passmarkによるベンチマークスコアは「17084」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1215」、マルチコアで「5278」。
<GPU> AMD Radeon Graphics ※Ryzen 5 5560U
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「3400」。
<CPU> AMD Ryzen 7 5825U
Passmarkによるベンチマークスコアは「18356」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1353」、マルチコアで6572」。
<GPU> AMD Radeon Graphics ※Ryzen 7 5825U
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「3800」。
<プロセッサ性能を解説>
AMD Ryzen 5 5560Uは、Geekbench5ベンチマークスコアのシングルコアで「1215」、マルチコアで「5278」を記録しています。
このスコアは「Steam Deck」のスコアを上回っており、「ONEXPLAYER mini Ryzen」に近いスコアになっています。
また、マルチコアのみで比較した場合、第11世代のCore i7-1165G7/Core i5-1135G7搭載の「GPD WIN3」のスコアよりも高くなっています。
ただし、3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアはインテル Iris Xe グラフィックスの方が高いスコアになっています。
「Steam Deck」
<CPU> Custom Zen 2 Van Gogh
Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「830」、マルチコアで「3666」。
※AMD Ryzen 3 3200、AMD Ryzen 5 3400Gに近いスコア
<GPU> 8 RDNA 2 CUs, 1.0 – 1.6 GHz
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「4500」。
※グラフィック性能はAMD Ryzen 9 4900HSを搭載したラップトップ(Zephyrus G14 2020)と同等
「ONEXPLAYER mini Ryzen」
<CPU> AMD Ryzen 7 5800U
Passmarkによるベンチマークスコアは「18939」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1300」、マルチコアで約「6000」。
<GPU> AMD Radeon RX Vega 8
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2094」。
「GPD WIN3」
<CPU> Intel Core i7-1165G7
Passmarkによるベンチマークスコアは「10481」(CPU)。
Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「1364」、マルチコアで「4431」。
<CPU> Core i5-1135G7
Passmarkによるベンチマークスコアは「10114」(CPU)。
Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「1236」、マルチコアで「4131」。
<GPU> インテル Iris Xe グラフィックス
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「4739」。
「AYANEO Air」のメリット・デメリット
「AYANEO Air」のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・色彩豊かな5.5インチの有機EL液晶が見やすい
「AYANEO Air」は5.5インチで解像度1920×1080ドットのAMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載。ピクセル密度404ppi、NTSC100%色域に対応し、明るく色彩豊かな映像を映し出せます。
一方、「Steam Deck」は7インチで解像度1280 x 800ドットのIPS液晶を搭載しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」は7インチ、解像度1920 x 1200ドットのIPS液晶を搭載しています。「GPD WIN3」は5.5インチで解像度1280×720ドットのH-IPS液晶を搭載しています。
・16GBメモリ&M.2 SSD 512GBストレージ搭載で快適に使える
「AYANEO Air」は16GB LPDDR4x デュアルチャネルメモリを搭載し、スムーズに動作します。また、M.2 SSD 512GBストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで拡張することもできます。
一方、「Steam Deck」は16GB LPDDR5メモリとeMMC 64GB / M.2 SSD 256/512GBストレージを搭載しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」は16GB LPDDR4xメモリとM.2 SSD 512GB/1TB/2TBストレージを搭載しています。「GPD WIN3」は16GB LPDDR4メモリとM.2 SSD 1TBストレージを搭載しています。
・7350mAhバッテリー搭載で65WのPD急速充電に対応
「AYANEO Air」は7350mAhバッテリーを搭載し、長時間駆動できます。また、Type-Cポートで65WのPD急速充電も利用できます。
一方、「Steam Deck」は40 WHrバッテリー搭載で45W急速充電に対応しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」は12600mAh(48Wh)バッテリー搭載で65W急速充電に対応しています。「GPD WIN3」は3950mAh(44Wh)バッテリー搭載で65W PD 2.0充電に対応しています。
・Wi-Fi 6&Bluetooth 5.2に対応
「AYANEO Air」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」(IEEE 802.11ax)に対応しています。また、Bluetooth 5.2に対応し、ワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。
一方、「Steam Deck」はWi-Fi 5(デュアルバンド)&Bluetooth 5.0に対応しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」と「GPD WIN3」はWi-Fi 6&Bluetooth5.0に対応しています。
・厚さ26mmで重さ約398gの薄型軽量デザイン
「AYANEO Air」は厚さ26mmで重さ約398gの薄型軽量デザインになっています。
一方、「Steam Deck」は厚さ49 mmで重さ669 gになっています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」は厚さ23mm~35mmで重さ619gになっています。「GPD WIN3」は厚さ27mmで重さ560gになっています。
・指紋認証が使える
「AYANEO Air」は指紋認証で安全かつスピーディにログインできるようになっています。
一方、「Steam Deck」と「ONEXPLAYER mini Ryzen」は指紋認証に対応していません。「GPD WIN3」は指紋認証に対応しています。
・冷却システム搭載で安定して動作する
「AYANEO Air」は高圧ターボ冷却ファンや銅管冷却モジュールを備えた冷却システムが利用できるようになっています。
一方、「Steam Deck」はコンパクトな冷却システムを搭載しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」はダブル純銅ヒートシンク+純アルミニウムヒートシンクフィンを採用した冷却システムを搭載しています。「GPD WIN3」はデュアルファンアクティブ冷却方式の冷却ファンを搭載しています。
・Windows 11搭載で豊富なエミュレーターアプリも使える
「AYANEO Air」はWindows 11搭載で、PS2やWiii、XBOXなどの豊富なエミュレーターアプリも使えるようになっています。
一方、「Steam Deck」はSteam OS 3.0搭載でWindowsゲームも動作します。「ONEXPLAYER mini Ryzen」はWindows 11を搭載しています。「GPD WIN3」はWindows 10 Homeを搭載しています。
デメリット
・トラックパッドがない
「AYANEO Air」はトラックパッドを搭載していません。ジョイスティックは搭載しています。
一方、「Steam Deck」はトラックパッドを搭載しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」はトラックパッドを搭載していません。「GPD WIN3」はトラックパッドを搭載していませんが、スライドパッド(キーボード)は搭載されています。
「AYANEO Air」の評価
「AYANEO Air」の評価を紹介します。
スペック:★★★★
通信:★★★★
機能:★★★★
デザイン:★★★★★
使いやすさ:★★★★★
価格:★★★
<総合評価>
AYANEOの軽量なゲーミングUMPCです。「Steam Deck」よりもスペックが高く、ワンランク上のゲーム体験が可能です。また、「AYANEO NEXT」よりはスペックが低くなりますが、その分価格が安くなっています。
モデルはスタンダード版の他にPro版・Pro ADVANCE版、Lite版が用意されており、Pro ADVANCE版にはより高性能なAMD Ryzen 7 5825Uプロセッサが搭載されています。Lite版は8GBメモリ、128GB SSD搭載と最もスペックが低くなりますが、価格は最も安くなります。
スタンダード版の価格は現在、112,200円~。キャンぺーによる特別価格で本体が15%安くなっているので、欲しい人は早めに購入した方がいいでしょう。「Steam Deck」よりも快適に使える軽量なゲーミングUMPCを探している人におすすめです。
AYANEO Airの価格・購入先
「AYANEO Air」は、
Amazonで103,000円 (税込・STANDARD・Ryzen5・国内正規版)、
楽天市場で103,000円 (税込・送料無料)、
ヤフーショッピングで104,800円(税込・送料無料)、
米国 Amazon.comで$869.99、
で販売されています。
Amazonで「AYANEO Air」をチェックする
楽天市場で「AYANEO Air」をチェックする
ヤフーショッピングで「AYANEO Air」をチェックする
米国 Amazon.comで「AYANEO Air」をチェックする
他のゲーム機と比較する
リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。
★「Steam Deck OLED」(7.4有機EL・AMD APU・Wi-Fi 6E)
★「GPD WIN 4」(Ryzen 7 6800U・スライド式)
★「ONEXPLAYER 2」(8.4インチ・着脱式)
★「GPD WIN MAX2」(10.1インチ)
他のAYANEO ポータブルゲーミングPCと比較
最新 AYANEO ポータブルゲーミングPCをまとめて紹介!特徴、価格、スペック、ベンチマークの違いが一目で分かるようにまとめてあります。各モデルのリンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。
AYANEOのポータブルゲーミングPCがやはり最強か? 全機種 まとめ
その他のおすすめゲーム製品は?
その他のおすすめゲーム製品は以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。
ポータブルゲーミングPCはどれを選ぶべきか? 最新の全機種と選び方を紹介
最新のポータブルゲーミングPCをまとめて紹介しています。
海外のレアすぎる携帯ゲーム機 ラインナップ 機種 一覧 まとめて比較
海外製の携帯ゲーム機をまとめて紹介しています。
GPD WIN シリーズ・XP ゲーム機の全機種 ラインナップを比較
GPDの超小型PC(UMPC)やタブレットをまとめています。


























