「AYANEO Air」日本版は買いか? 人気ゲーミングUMPCと徹底 比較!


2022年9月16日に発売される「AYANEO Air」と人気ゲーミングUMPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年7月、「AYANEO AIR 1S」(5.5型・Ryzen 7 7840U)が発売されました。

※2023年5月、「AYA NEO Air Plus」が発売されました。

「AYANEO Air」の特徴

AYANEO Air」の特徴をまとめてみました。

5.5有機EL液晶・7350mAhバッテリ・Wi-Fi 6

AYANEO Air」は5.5インチで解像度1920×1080ドットのAMOLED有機EL)ディスプレイを搭載。ピクセル密度404ppi、NTSC100%色域に対応し、明るく色彩豊かな映像を映し出せます。また、7350mAhバッテリーを搭載し、長時間の駆動が可能。65WPD急速充電も利用できます。そのほか、高速なWi-Fi 6通信に対応し、リモートプレイやクラウドゲームサービスも利用可能。Bluetooth 5.2対応でワイレスゲームパッドとも接続できます。

Ryzen 5&16GBメモリ・512GB SSD

AYANEO Air」はAMD Ryzen 5 5560Uプロセッサを搭載。7nmプロセスで製造された6コア、12スレッドのCPUで、Passmarkベンチマークスコアで「17084」(CPU)を記録しています。また、16GB LPDDR4x デュアルチャネルメモリを搭載。ストレージはM.2 SSD 512GBで、microSDカードスロットも搭載。USB3.0レベルの転送速度を持ち、最大100MB/秒のスピードでデータ転送できます。

小型スティック・感度調整・重さ398g

AYANEO Air」はホール効果を採用した小型ジョイスティックを搭載。ミリ単位の精密な精度でコントールできます。また、ジョイスティックの感度を自分の手に合わせて調整することが可能。ストローク7.5mm、0.09mmプレス精度の高精度なホールトリガーも搭載し、感度調整にも対応しています。そのほか、厚さ26mmで重さ約398gの薄型軽量ボディを採用。カラフルなダブルグラデーションを採用したデザインも採用しています。

公式ページ AYANEO AIR | AYANEO 日本公式販売サイト

価格を比較

AYANEO Air」と「Steam Deck」、「ONEXPLAYER mini Ryzen」、「GPD WIN3」の価格を比較してみました。

「AYANEO Air」

AYANEO Air」は、Amazonで103,000円 (税込・STANDARD・Ryzen5・国内正規版)、楽天市場で103,000円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで104,800円(税込・送料無料)、ハイビーム公式サイトで103,000円~、米国 Amazon.comで$869.99で販売されています。

「Steam Deck」

Steam Deck」は、KOMODO公式サイトで59,800円~(日本版・64GBモデル・256GBモデルは7.9800円、512GBモデルは99,800円)、AliExpressでUS $496.00、米国 Amazon.comで$449.00で販売されています。

「ONEXPLAYER mini Ryzen」

ONEXPLAYER mini Ryzen」は、Amazonで182,710円(18271円OFFクーポン付き)、楽天市場で170,610円 (税込)、ヤフーショッピングで170,610円 (税込)、AliExpressでUS $899.00、米国 Amazon.comで$1,369.95で販売されています。

「GPD WIN3」

GPD WIN3」は、Amazonで139,800円(Ultimate 1195版)、楽天市場で99,800円 (税込・中古Aランク品)、ヤフーショッピングで99,800円 (税込・中古Aランク品)、AliExpressでUS $983.08、Banggoodで145,827円、米国Amazon.comで$1,229.95で販売されています。

スペックを比較

AYANEO Air」と「Steam Deck」、「ONEXPLAYER mini Ryzen」、「GPD WIN3」のスペックを比較してみました。

「AYANEO Air」のスペック

  • ディスプレイ 5.5インチ、解像度1920×1080ドットのAMOLED(アクティブマトリクス式有機 EL)
    ※404 ppi/NTSC100%色域/コントラスト比100000:1/マルチタッチ/ブルーライト低減
  • プロセッサ AMD Ryzen 5 5560U ※7nm
    Pro ADVANCE版:AMD Ryzen 7 5825U
  • GPU AMD Radeon Graphics
  • RAM(メモリ) 16GB デュアルチャネル LPDDR4x 4267Mhz
    Lite版:8GB デュアルチャネル LPDDR4x 4267Mhz
  • ストレージ 512GB SSD M.2 2280
    Pro ADVANCE版:1TB SSD M.2 2280
    Lite版:128GB SSD M.2 2280
  • バッテリー 7350mAhバッテリー搭載 (28Wh)
    Pro版:10050mAhバッテリー搭載 (38Wh)
    Pro ADVANCE版:10050mAhバッテリー搭載 (38Wh)
    Lite版:7350mAhバッテリー搭載 (28Wh)
  • 充電 65WのPD急速充電、AC 100-240V
  • 電源オプション 8W-15W(AYASPACEにて調整可能)
    Pro ADVANCE版:8W-18W(AYASPACEにて調整可能)
    Lite版:8W-12W(AYASPACEにて調整可能)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.2
  • インターフェース 2×Type-Cポート / 1×TF カードスロット / 1×3.5mmイヤホンジャック
  • センサー デュアルジャイロスコープ
  • スピーカー デュアルチャネル スピーカー、ステレオサウンド対応
  • 冷却システム 高圧ターボ冷却ファン、銅管冷却モジュール
  • 生体認証 指紋認証サポート
  • オプション 専用ドッキングステーション(SDカードスロット、Type-C、USB A、充電ポート、HDMI 2.0b、ギガビット有線LAN)
  • OS Windows 11 Home
  • サイズ 約224×89.5x26mm / 最薄部:約18mm
    Pro版:約224×89.5×29.6mm / 最薄部:約21.6mm
    Pro ADVANCE版:約224×89.5×29.6mm / 最薄部:約21.6mm
    Lite版:約224×89.5x26mm / 最薄部:約17mm
  • 重量 約398g
    Pro版:約450g
    Pro ADVANCE版:約450g
    Lite版:約398g
  • カラー Aurora White / オーロラホワイト , Polar Black / ポーラブラック
    Pro版:Polar Black / ポーラブラック
    Pro ADVANCE版:Polar Black / ポーラブラック
    Lite版:Aurora White / オーロラホワイト
  • オプション 専用クレードル(LAN,HDMI2.0,充電,USB-A×2,Type-C)
    ※有線LAN、最大5Gbpsのデータ伝送、PD 1.4急速充電プロトコル、PD電源と互換あり、最大65Wの電源

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「Steam Deck」のスペック

  • ディスプレイ 7インチ、解像度1280 x 800ドットのIPS液晶
    ※16:10/輝度400nit/タッチ対応/アンチグレアエッチングガラス
  • リフレッシュレート 60 Hz
  • プロセッサ Zen 2 4c/8t、2.4~3.5GHz(最大448 GFlops FP32)
    ※4コア/8スレッド/
  • GPU 8 RDNA 2 CU, 1.0~1.6GHz(最大1.6 TFlops FP32)
    ※APU power:4~15ワット
  • RAM(メモリ) 16GB LPDDR5 (5500 MT/s クアッド 32ビットチャンネル)
  • ストレージ eMMC 64GB / M.2 SSD 256/512GB NVMe (PCIe Gen 3 x4)
  • 外部ストレージ microSDカードで拡張可能
  • バッテリー 40 WHr
  • 駆動時間 一般的な3Dゲームで2~8時間、2DゲームやWeb閲覧で最大 約7〜8時間
  • 充電 45W急速充電 (45W USB Type-C PD3.0電源)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 5(デュアルバンド)、Bluetooth 5.0
  • インターフェース USB Type-C (DP映像出力/PD充電/データ転送)、microSDカードリーダー(UHS-I)、3.5mmヘッドホンジャック
  • オーディオ DSP内蔵ステレオスピーカー、デュアルアレイマイク
  • ゲームパッド A B X Yボタン、十字キー、L&Rアナログトリガー、L&Rバンパー、表示&メニューボタン、割り当て可能な4個のグリップボタン
  • センサー ジャイロ 6軸IMU、環境光センサー
  • OS Steam OS 3.0 (Arch Linux, KDE Plasma on desktop)
  • サイズ 298 x 117 x 49 mm
  • 重量 669 g
  • カラー ブラック
  • オプション Steam Deck ドッキングステーション(※発売予定)
    ※外部ディスプレイ、有線ネットワーク、USB周辺機器、電源への接続、充電(USB-C)

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「ONEXPLAYER mini Ryzen」のスペック

  • ディスプレイ 7インチ、解像度1920 x 1200ドットのIPS液晶
    ※10点マルチタッチ/323PPI/100%sRGB
  • プロセッサ AMD Ryzen 7 5800U
    ※Zen3/8コア/16スレッド/最大4.4GHz
  • GPU インテル AMD Radeon RX Vega 8
  • RAM(メモリ) 16GB LPDDR4x (4266MHz)
  • ストレージ M.2 SSD 512GB/1TB/2TB (NVMeプロトコル、PCIE3.0、2280)
  • バッテリー 12600mAh(48Wh)
  • 充電 65W急速充電
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (IEEE802.11 ax/ac/b/g/n, 2.4GHz&5GHz準拠)、Bluetooth5.0
  • インターフェース 2×USB 4.0 Type-C、1×USB 3.0 Type-C、1×3.5mmイヤホンジャック
  • スピーカー フロントステレオデュアルスピーカー
  • オプション 専用クレードル(別売・着脱可能)
  • コントローラー アルプス電子社製 3Dジョイスティック内蔵、XBOX配列
  • 冷却ファン ダブル純銅ヒートシンク+純アルミニウムヒートシンクフィン
  • OS Windows 11
  • サイズ 262mm × 107mm × 23mm~35mm
  • 重量 619g
  • カラー ブラック&オレンジ(マット指紋防止加工)
  • 保証 1年(日本国内サポート)/技適認証取得済み

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「GPD WIN3」のスペック

  • ディスプレイ 5.5インチ、解像度1280×720ドットのH-IPS液晶
    ※Gollira Garass 5/NTSC:84%(typ)/DC調光
  • プロセッサ Intel  Core i7-1165G7 / Core i5-1135G7
  • GPU インテル Iris Xe グラフィックス
    ※最大解像度HDMI 4096 x 2304 DP 7680×4320 DX12.1
  • RAM(メモリ) 16GB LPDDR4x-4266
  • ストレージ M.2 SSD 1TB (PCIe NVMe1.4 PCIe 3.0/4.0 M.2 2280 SSD)PCIeGen3.0×4 /SATA3.0接続
  • 外部ストレージ microSDカード(SDXC A2クラスサポート)
  • バッテリー 3950mAh / 44Wh ※内蔵リチウムポリマーバッテリー
  • 充電     65W PD 2.0  (充電器利用で1.5時間で充電完了)
  • 駆動時間 スタンバイで最大14時間
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (IEEE802.11 ax/ac/b/g/n, 2.4GHz&5GHz準拠)、Bluetooth5.0
  • インターフェース
    1xThunderbolt 4 USB 3.2 Type-C (専用ドッキングステーションに接続)
    1xUSB 3.2 Type-A
    1x音声入出力:3.5mm ヘッドセット&マイクロフォン
    1xThunderbolt 4
  • スピーカー ドイツAACトップの3Dステレオリニアスピーカーを採用
  • キーボード Chocolateキーボード(QWERTY)、マウスパッド
  • ボタン アナログ×2 / 十字キー / A/B/X/Yボタン L1/L2/L3 R1/R2/R3(L2/R2はアナログ信号) / スタート / メニュー / Xboxボタン / カスタムキー
  • 冷却ファン デュアルファンアクティブ冷却方式(液冷パイプ、空冷)
  • ドッキングステーション   あり・別売・有線LANポート、HDMI出力、USBポート(Type-A×3、Type-C×1)が利用可能
  • 生体認証 指紋認証
  • 触覚振動 デュアル振動モーターを搭載
  • 筐体の素材  ロックウェル硬度109R、曲げ強度26,000kg / cm2のLG-DOW121H耐衝撃性ABS合成樹脂
  • OS Windows 10 Home 64ビット版
  • サイズ 198mm(W)×92mm(D)×27mm(H)
  • 重量 560g
  • カラー ブラック、シルバー

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ベンチマークを比較

AYANEO Air」と「Steam Deck」、「ONEXPLAYER mini Ryzen」、「GPD WIN3」のベンチマークスコアを比較してみました。

※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。

「AYANEO Air」

<CPU> AMD Ryzen 5 5560U

Passmarkによるベンチマークスコアは「17084」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1215」、マルチコアで「5278」。

<GPU> AMD Radeon Graphics ※Ryzen 5 5560U

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「3400」。

<CPU> AMD Ryzen 7 5825U

Passmarkによるベンチマークスコアは「18356」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1353」、マルチコアで6572」。

<GPU> AMD Radeon Graphics ※Ryzen 7 5825U

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「3800」。

<プロセッサ性能を解説>

AMD Ryzen 5 5560Uは、Geekbench5ベンチマークスコアのシングルコアで「1215」、マルチコアで「5278」を記録しています。

このスコアは「Steam Deck」のスコアを上回っており、「ONEXPLAYER mini Ryzen」に近いスコアになっています。

また、マルチコアのみで比較した場合、第11世代のCore i7-1165G7/Core i5-1135G7搭載の「GPD WIN3」のスコアよりも高くなっています。

ただし、3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアはインテル Iris Xe グラフィックスの方が高いスコアになっています。

「Steam Deck」

<CPU> Custom Zen 2 Van Gogh

Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「830」、マルチコアで「3666」。

※AMD Ryzen 3 3200、AMD Ryzen 5 3400Gに近いスコア

<GPU> 8 RDNA 2 CUs, 1.0 – 1.6 GHz

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「4500」。

※グラフィック性能はAMD Ryzen 9 4900HSを搭載したラップトップ(Zephyrus G14 2020)と同等

「ONEXPLAYER mini Ryzen」

<CPU> AMD Ryzen 7 5800U

Passmarkによるベンチマークスコアは「18939」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1300」、マルチコアで約「6000」。

<GPU> AMD Radeon RX Vega 8

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2094」。

「GPD WIN3」

<CPU> Intel Core i7-1165G7

Passmarkによるベンチマークスコアは「10481」(CPU)。

Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「1364」、マルチコアで「4431」。

<CPU> Core i5-1135G7

Passmarkによるベンチマークスコアは「10114」(CPU)。

Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「1236」、マルチコアで「4131」。

<GPU> インテル Iris Xe グラフィックス

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「4739」。

「AYANEO Air」のメリット・デメリット

AYANEO Air」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・色彩豊かな5.5インチの有機EL液晶が見やすい

AYANEO Air」は5.5インチで解像度1920×1080ドットのAMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載。ピクセル密度404ppi、NTSC100%色域に対応し、明るく色彩豊かな映像を映し出せます。

一方、「Steam Deck」は7インチで解像度1280 x 800ドットのIPS液晶を搭載しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」は7インチ、解像度1920 x 1200ドットのIPS液晶を搭載しています。「GPD WIN3」は5.5インチで解像度1280×720ドットのH-IPS液晶を搭載しています。

・16GBメモリ&M.2 SSD 512GBストレージ搭載で快適に使える

AYANEO Air」は16GB LPDDR4x デュアルチャネルメモリを搭載し、スムーズに動作します。また、M.2 SSD 512GBストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで拡張することもできます。

一方、「Steam Deck」は16GB LPDDR5メモリとeMMC 64GB / M.2 SSD 256/512GBストレージを搭載しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」は16GB LPDDR4xメモリとM.2 SSD 512GB/1TB/2TBストレージを搭載しています。「GPD WIN3」は16GB LPDDR4メモリとM.2 SSD 1TBストレージを搭載しています。

・7350mAhバッテリー搭載で65WのPD急速充電に対応

AYANEO Air」は7350mAhバッテリーを搭載し、長時間駆動できます。また、Type-Cポートで65WのPD急速充電も利用できます。

一方、「Steam Deck」は40 WHrバッテリー搭載で45W急速充電に対応しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」は12600mAh(48Wh)バッテリー搭載で65W急速充電に対応しています。「GPD WIN3」は3950mAh(44Wh)バッテリー搭載で65W PD 2.0充電に対応しています。

・Wi-Fi 6&Bluetooth 5.2に対応

AYANEO Air」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」(IEEE 802.11ax)に対応しています。また、Bluetooth 5.2に対応し、ワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。

一方、「Steam Deck」はWi-Fi 5(デュアルバンド)&Bluetooth 5.0に対応しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」と「GPD WIN3」はWi-Fi 6&Bluetooth5.0に対応しています。

・厚さ26mmで重さ約398gの薄型軽量デザイン

AYANEO Air」は厚さ26mmで重さ約398gの薄型軽量デザインになっています。

一方、「Steam Deck」は厚さ49 mmで重さ669 gになっています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」は厚さ23mm~35mmで重さ619gになっています。「GPD WIN3」は厚さ27mmで重さ560gになっています。

・指紋認証が使える

AYANEO Air」は指紋認証で安全かつスピーディにログインできるようになっています。

一方、「Steam Deck」と「ONEXPLAYER mini Ryzen」は指紋認証に対応していません。「GPD WIN3」は指紋認証に対応しています。

・冷却システム搭載で安定して動作する

AYANEO Air」は高圧ターボ冷却ファンや銅管冷却モジュールを備えた冷却システムが利用できるようになっています。

一方、「Steam Deck」はコンパクトな冷却システムを搭載しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」はダブル純銅ヒートシンク+純アルミニウムヒートシンクフィンを採用した冷却システムを搭載しています。「GPD WIN3」はデュアルファンアクティブ冷却方式の冷却ファンを搭載しています。

・Windows 11搭載で豊富なエミュレーターアプリも使える

AYANEO Air」はWindows 11搭載で、PS2やWiii、XBOXなどの豊富なエミュレーターアプリも使えるようになっています。

一方、「Steam Deck」はSteam OS 3.0搭載でWindowsゲームも動作します。「ONEXPLAYER mini Ryzen」はWindows 11を搭載しています。「GPD WIN3」はWindows 10 Homeを搭載しています。

デメリット

・トラックパッドがない

AYANEO Air」はトラックパッドを搭載していません。ジョイスティックは搭載しています。

一方、「Steam Deck」はトラックパッドを搭載しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」はトラックパッドを搭載していません。「GPD WIN3」はトラックパッドを搭載していませんが、スライドパッド(キーボード)は搭載されています。

「AYANEO Air」の評価

AYANEO Air」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★

デザイン:★★★★★

使いやすさ:★★★★★

価格:★★★

<総合評価>

AYANEOの軽量なゲーミングUMPCです。「Steam Deck」よりもスペックが高く、ワンランク上のゲーム体験が可能です。また、「AYANEO NEXT」よりはスペックが低くなりますが、その分価格が安くなっています。

モデルはスタンダード版の他にPro版・Pro ADVANCE版、Lite版が用意されており、Pro ADVANCE版にはより高性能なAMD Ryzen 7 5825Uプロセッサが搭載されています。Lite版は8GBメモリ、128GB SSD搭載と最もスペックが低くなりますが、価格は最も安くなります。

スタンダード版の価格は現在、112,200円~。キャンぺーによる特別価格で本体が15%安くなっているので、欲しい人は早めに購入した方がいいでしょう。「Steam Deck」よりも快適に使える軽量なゲーミングUMPCを探している人におすすめです。

※YouTube動画でも紹介しています。「AYANEO Air」待ち望んだ日本版がついに発売! 性能をざっくり解説

「AYANEO Air」の販売・購入先

AYANEO Air」は、

Amazonで103,000円 (税込・STANDARD・Ryzen5・国内正規版)、

楽天市場で103,000円 (税込・送料無料)、

ヤフーショッピングで104,800円(税込・送料無料)、

ハイビーム公式サイトで103,000円~、

米国 Amazon.comで$869.99、

で販売されています。

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他のゲーム機と比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「Steam Deck OLED」(7.4有機EL・AMD APU・Wi-Fi 6E)

★「AYANEO AIR 1S」(5.5インチ・Ryzen 7 7840U)

★「AYA NEO Air Plus」(6インチ・Ryzen 7 6800U)

★「ONEXPLAYER mini Gold」(Pentium Gold 8505)

★「GPD WIN 4」(Ryzen 7 6800U・スライド式)

★「ONEXPLAYER 2」(8.4インチ・着脱式)

★「AYANEO GEEK」(日本版)

★「ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)

★「AYA NEO 2」(Ryzen 7 6800U)

★「AOKZOE A1

★「ANBERNIC WIN600 Blue」(新版)

★「Retroid Pocket 3」(4.7インチ・Android 11)

★「GPD WIN MAX2」(10.1インチ)

Steam Deck

ONEXPLAYER mini Ryzen

GPD WIN3

ANBERNIC WIN600

AYANEO NEXT

ONE XPLAYER」(8.4インチ)

AYANEO 2021 PRO

OneGx1 Pro

GPD WIN Max

GPD XP Plus」(Android 11)

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