「OneMix4S」(国内版)と10インチのUMPCを徹底 比較!


2022年12月16日に発売された「OneMix4S」(国内版)と10インチのUMPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年12月20日、国内版OneMix5」が発売されました。

※2023年10月、海外で「One-Netbook 5」が発売されました。

※2021年4月から「OneMix4」も発売中です。

「OneMix4S」の特徴

OneMix4S」の特徴をまとめてみました。

第12世代Core i3・16GBメモリ・Windows 11

OneMix4S」は第12世代のインテル Core i3-1210Uプロセッサを搭載。7nmプロセスで製造された6コア、8スレッドのプロセッサで、PassmarkのCPUベンチマークで約1万2千を記録しています。また、LPDDR5規格のメモリを16GB搭載。LPDDR4規格だった「OneMix4」よりもスムーズに動作します。

そのほか、OSにWindows 11 Homeを搭載。「Amazonアプリストア プレビュー」の10,000点以上のAndroidアプリやMicrosoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)を利用したLinuxのGUIアプリを使うこともできます。

10型2.5K液晶・M.2 SSD 512GB・10000mAhバッテリ

OneMix4S」は10.1インチで解像度2560×1600ドットのタッチ対応ディスプレイを搭載。ピクセル密度300ppiの明るい画面で、より正確な色再現が可能なsRGBカバー率100%もサポートしています。また、NVMe規格のM.2 SSDストレージを512GB搭載。別売のmicroSDカードで拡張することもできます。そのほか、動画視聴で約8時間駆動できる10000mAhバッテリーを搭載。PD 45W急速充電も利用できます。

筆圧ペン・USB 4.0ポート・指紋認証

OneMix4S」は筆圧検知2048段階または4096段階のタッチペン(別売)を用意。本格的なイラストも描くことができます。また、USB 4.0ポートを搭載し、DP1.4映像出力や高速データ転送、高速充電が利用可能。外付けのeGPUボックスとも接続できます。そのほか、電源ボタンに指紋センサーを搭載。Windows Helloにも対応し、安全かつすばやくログインできます。

公式ページ:OneMix4S / 4Sプラチナエディション – One-Netbookストア

価格を比較

OneMix4S」と「Chuwi MiniBook X」、「GPD WIN Max 2」、「FFF-PCM2B」の価格を比較してみました。

「OneMix4S」

OneMix4S」は、Amazonで149,800円(Core i3-1210U/16GB /512GB)、楽天市場で158,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで158,800円、AliExpressでUS $699.00 (日本円で約104,024円)で販売されています。

「Chuwi MiniBook X」

Chuwi MiniBook X」は、Amazonで69,900円、楽天市場で59,000円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで68,500 円、Chuwi公式ストアで$449.00で販売されています。

「GPD WIN Max 2」

GPD WIN Max 2」は、Amazonで159,900円 (税込・セット品・16GB+SSD1TB・日本限定モデル)、楽天市場で122,800円(送料無料・中古Aランク品)、AliExpressでUS $892.00 (日本円で約133,364円)、米国 Amazon.comで$1,159.95 (日本円で約173,425円)で販売されています。

「FFF-PCM2B」

FFF-PCM2B」は、Amazonで44,800円、楽天市場で44,800円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで44,800円(税込・送料無料)で販売されています。

スペックを比較

OneMix4S」と「Chuwi MiniBook X」、「GPD WIN Max 2」、「FFF-PCM2B」のスペックを比較してみました。

「OneMix4S」(国内版)のスペック

  • ディスプレイ 10.1 インチ、解像度2560 x 1600 ドット
    ※2.5K/300ppi/sRGBカバー率100% /タッチ対応/360度回転に対応
  • プロセッサ 第12世代インテル Core i3-1210U
    (7nm/64bit/6コア/8スレッド/最大4.40GHz/キャッシュ10MB)
  • GPU インテル Core UHD グラフィックス
  • RAM(メモリ) 16GB LPDDR5
  • ストレージ M.2 SSD 512GB 2280 PCI-e NVMe
  • 外部ストレージ microSDカードで拡張可能
  • バッテリー 10000mAh /3.85V
  • 駆動時間 動画視聴で約8時間
  • 充電 PD 45W急速充電、ACアダプタ(Type-C経由)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11ax)、Bluetooth 5.0
  • インターフェース USB 4.0(Type-C)×1、USB 3.2 Type-C ×1、Type-C(フル機能) ×1、microSDカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
    ※外付けGPU(eGPU)ボックスをサポート
  • スピーカー モノラルスピーカー(立体音響)
  • スタイラスペン 筆圧検知2048段階または4096段階のタッチペン ※別売
  • 生体認証 指紋認証(電源ボタン・Windows Hello対応)
  • キーボード QWERTY日本語キーボード配列 / バックライト付き
  • マウス ジェスチャー機能対応タッチパッド
  • 筐体の素材 6000系航空用アルミニウム
  • OS Windows 11 Home 64bit
  • サイズ 227mm × 157.3mm × 11〜17mm
  • 重量 769g
  • カラー ブラック
  • 付属品 1×説明書(保証書)、1× ACアダプター、1×Type-C充電ケーブル

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「Chuwi MiniBook X」のスペック

  • ディスプレイ 10.8インチ、解像度2560 × 1600 ドットのIPS液晶
    ※2K/タッチ対応/280ppi/最大輝度380nit/sRGBカバー率100%/画面比率90%
  • プロセッサ Intel Celeron N5100 クアッドコア
    ※10nm/4コア/4スレッド
  • GPU Intel UHD Graphics
  • RAM(メモリ) 12GB LPDDR4X
  • ストレージ SSD 512GB SATA
  • バッテリー 28.88Wh(3800mAh / 7.6V)、リチウムイオンポリマー電池
  • 充電 45W急速充電(PD2.0)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
    ※Banggood販売モデルはWi-Fi 6、Bluetooth 5.1に対応
  • インターフェース USB Type-C (OTG・フル機能)、Type-C(充電・データ転送用)、3.5mmジャック、DCジャック
  • スタイラスペン 筆圧4096段階(別売)
  • キーボード QWERTY英語配列、ベゼルレス、フルサイズ
  • 360度回転 対応
  • 筐体の素材 アルミ合金
  • 冷却ファン なし (ファンレス・Copperヒートシンク・静音動作)
  • OS Windows 11 / Windows 10 ※アップグレード可
  • サイズ 244 × 166.4 × 17.2 mm
  • 重量 899g
  • カラー グレー

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「GPD WIN Max 2」のスペック

  • ディスプレイ 10.1インチ、解像度2560×1600ドットのIPS液晶
    ※16:10/299ppi/輝度450nit/DCI-P3 80.2%/画面比率90%/10点マルチタッチ/アイプロテクションディスプレイ搭載/第5世代Corning Gorilla Glass
  • プロセッサ AMD Ryzen 7 6800U
    ※Zen3+/8 コア/16 スレッド/最大4.70GHz/TDP15W-28W
  • GPU AMD Radeon 680M 12コア
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB LPDDR5-6400 MT/s
  • ストレージ 1TB/2TB M.2 2280 SSD ※スロット2つあり
  • 拡張ストレージ M.2 2230 SSD ※PCIe 4.0サポート
  • バッテリー 67Wh
  • 充電 100W PD急速充電に対応
  • カメラ 前面200万画素のWebカメラ、ヒンジの中央に搭載、最大解像度:1612×1212、超広角、高リフレッシュレート
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.2、MU-MIMO
  • 4G通信 対応・4G LTEモジュール搭載(オプションで着脱可能)
  • 右側面インターフェース USB 3.2 Gen2ポート x2
  • 背面インターフェース ヘッドホンジャック、USB 3.2 Gen2 x2、HDMI 2.1 x1、USB 4 x1、Type-C(フル機能/USB 3.2 Gen 2)x1、SDカードスロット x1、microSDカードスロット x1、3.5mm 2in1ヘッドフォン/マイク端子×1
  • センサー 6軸設計:3軸重力センサー、3軸ジャイロセンサー
  • スピーカー クアッドスピーカー(スーパーリニアスピーカー4個)
  • スタイラスペン 筆圧4096段階 ※Surfaceペンと互換性あり
  • キーボード WASD付きQWERTY配列のキーボード、バックライト設計 (2 段階の明るさ調整)
  • タッチパッド プレシジョンタッチパッド (PTP モード)
  • ゲームパッド ジョイスティック、十字キー、ボタン、R1/R2/L1/L2、2つのマッピング可能なバックキー(底面)
  • 冷却システム アクティブクーリング、大型ファン+デュアルヒートパイプ
  • 振動モーター  デュアル振動モーター
  • ジャイロスコープ 対応・本体を傾けて操作
  • 生体認証 指紋認証(側面の電源ボタン)
  • 筐体の素材 A/B/C面:6061アルミニウム・マグネシウム合金、D面:ABS合成樹脂
  • ドッキングステーション なし
  • OS Windows 11 Home (オプションで Steam OS 3.0 をサポート)
  • サイズ 227 × 160 × 23 mm
  • 重量 1005g
  • カラー アイアンブラック

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「FFF-PCM2B」のスペック

  • 型番 FFF-PCM2B
  • ディスプレイ 8インチ、解像度1920×1200ドットのIPS液晶
    ※16:10/グレア/10点マルチタッチ/WUXGA
  • プロセッサ Gemini Lake Refresh世代のインテル Celeron N4120 クアッドコア 1.10 GHz
    ※14nm/4コア 4スレッド/最大2.60 GHz
  • GPU Intel UHD Graphics 600
  • RAM(メモリ) 6GB DDR4 2166MHz ※増設不可
  • ストレージ 128GB eMMC
  • 拡張ストレージ M.2(SATA) 2240 × 1スロット(空きスロット1)
  • バッテリー 5000mAh /7.6V,2セル
  • 駆動時間 約6時間(JEITA2.0) ※充電時間:3時間、AC充電時
  • 電源 ACアダプター 入力:AC100-240V 50-60Hz、出力:12V 2A USB Type-C
  • カメラ 前面200万画素
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
  • 有線LAN 非対応・利用できません
  • インターフェース USB Type-C(USB3.2 Gen1/PD充電対応)×1、USB2.0×1、USB3.2(Gen1)×1、miniHDMI、microSDカードスロット(最大256GBまで)、3.5mmジャック
  • センサー Gセンサー、指紋センサー
  • 外部出力 miniHDMI (Type-C/1.4) 出力
  • スピーカー 内蔵スピーカー(8Ω/1W)
  • マイク 内蔵コンデンサーマイクロホン(ステレオ)
  • キーボード FFFオリジナル日本語キー配列 バックライト機能付き[Fn+1でON/OFF可能]
  • マウス オプティカルマウス(内蔵)
  • 筐体の素材 フルメタル
  • 360度回転 対応
  • 指紋センサー 電源ボタンに搭載・Windows Hello
  • OS Windows 11 Pro 64bit
  • サイズ 約201 x 129 x 20 mm(突起部を除く)
  • 重量 657g
  • カラー ガンメタリック、フルメタルボディ

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ベンチマークを比較

OneMix4S」と「Chuwi MiniBook X」、「GPD WIN Max 2」、「FFF-PCM2B」のベンチマーク スコアを比較してみました。

※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。

「OneMix4S」

<CPU> Core i3-1210U

Passmarkによるベンチマークスコアは「12130」(CPU)。

<GPU> Core UHD グラフィックス

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「2000」。

<プロセッサ性能を解説>

7nmプロセスで製造された6コア、8スレッドのプロセッサ「intel Core i3-1210U」を搭載し、PassmarkのCPUベンチマークで約1万2千を記録しています。

性能的にはOffice文書作成、ネットでの調べもの、動画視聴、音楽再生、画像の編集、2Dゲームなどで快適に動作する性能を持っています。画編集、画像編集などグラフィック性能を必要とする作業も十分にこなせる性能です。

ただし、3Dゲーム用とするにはグラフィック性能が足りません。PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターは快適に動作します。

「Chuwi MiniBook X」

<CPU> Celeron N5100

Passmarkによるベンチマークスコアは「3198」(CPU)。

<GPU> Intel UHD Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1428」。

「GPD WIN Max 2」

<CPU> Ryzen 7 6800U

Passmarkによるベンチマークスコアは「21411」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1567」、マルチコアで「9129」。

<GPU> AMD Radeon 680M 12コア

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「6000~7000」。

「FFF-PCM2B」

<CPU> Celeron N4120

Passmarkによるベンチマークスコアは「2508」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「427」、マルチコアで「1079」。

<GPU> Intel UHD Graphics 600

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「391」。

「OneMix4S」のメリット・デメリット

OneMix4S」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・10.1インチの2.5K液晶・sRGBカバー率100%に対応

OneMix4S」は10.1インチで解像度2560×1600ドットのタッチ対応ディスプレイを搭載。ピクセル密度300ppiの明るい画面で、より正確な色再現が可能なsRGBカバー率100%もサポートしています。

一方、「Chuwi MiniBook X」は10.8インチで解像度2560×1600ドットのIPS液晶を搭載しています。「GPD WIN Max 2」は10.1インチ、解像度2560×1600ドットのIPS液晶を搭載しています。「FFF-PCM2B」は8インチで解像度1920×1200ドットのIPS液晶を搭載しています。

・16GB LPDDR5メモリ&M.2 SSD 512GB搭載で快適に使える

OneMix4S」はLPDDR5規格のメモリを16GB搭載しています。また、NVMe規格のM.2 SSDストレージを512GB搭載し、別売のmicroSDカードで拡張することもできます。

一方、「Chuwi MiniBook X」は12GB LPDDR4XメモリとSSD 512GBストレージを搭載しています。「GPD WIN Max 2」は16GB/32GB LPDDR5メモリとM.2 SSD 1TB/2TBストレージを搭載しています。「FFF-PCM2B」は6GB DDR4メモリ&128GB eMMCストレージを搭載しています。

・10000mAhバッテリーでPD 45W急速充電に対応

OneMix4S」は10000mAhバッテリーを搭載し、動画視聴で約8時間駆動することができます。また、Type-C端子を利用したPD 45W急速充電も利用できます。

一方、「Chuwi MiniBook X」は28.88Whバッテリー搭載で45W急速充電に対応しています。「GPD WIN Max 2」は67Whバッテリー搭載で100W PD急速充電に対応しています。「FFF-PCM2B」は6時間動作できる5000mAhバッテリー搭載でPD充電に対応しています。

・Wi-Fi 6 & Bluetooth 5.0に対応

OneMix4S」は次世代通信規格「Wi-Fi 6」(IEEE 802.11ax)に対応し、従来よりも約4〜10倍の速度で通信できます。また、Bluetooth 5.0にも対応し、ワイヤレスマウスやヘッドホン、イヤホンなどともスムーズに接続できます。

一方、「Chuwi MiniBook X」はWi-Fi 5のデュアルバンド&Bluetooth 4.2に対応しています。「GPD WIN Max 2」はWi-Fi 6 &Bluetooth 5.2に対応しています。「FFF-PCM2B」はWi-Fi 5のデュアルバンド&Bluetooth 4.2に対応しています。

・厚さ11〜17mmで重さ769gの薄型軽量ボディ

OneMix4S」は厚さ11〜17mmで重さ769gの薄型軽量デザインになっています。本体の素材は6000系航空用アルミニウムです。

一方、「Chuwi MiniBook X」は厚さ17.2mmで重さ899gになっています。「GPD WIN Max 2」は厚さ23mmで重さ1005gになっています。「FFF-PCM2B」は厚さ20 mm(突起部を除く)で重さ657gになっています。

・筆圧検知2048/4096段階のタッチペンを用意

OneMix4S」は筆圧2048段階もしくは4096段階のタッチペンでスムーズに手書き入力できます。

一方、「Chuwi MiniBook X」は筆圧4096段階の専用スタイラスペン(別売)を用意しています。「GPD WIN Max 2」はSurfaceペンと互換性がある筆圧4096段階のスタイラスペンが使えます。「FFF-PCM2B」は筆圧ペンに対応していません。

・USB-C 4.0ポート搭載でeGPUと接続できる

OneMix4S」はTyp-eC の2倍以上のスピードでデータを転送できるUSB-C 4.0ポートを2つ搭載。DP映像出力に対応するほか、グラフィック性能を大幅に上げる外付けのeGPUボックスにも接続できます。

一方、「Chuwi MiniBook X」、「FFF-PCM2B」はUSB-C 4.0ポートを搭載していません。「GPD WIN Max 2」はUSB-C 4.0ポートを1つ搭載しています。

・指紋認証が使える

OneMix4S」は電源ボタンに指紋センサーを搭載。Windows Helloにも対応し、安全かつすばやくログインできます。

一方、「Chuwi MiniBook X」は指紋認証に対応していません。「GPD WIN Max 2」は指紋認証(側面の電源ボタン)に対応しています。「FFF-PCM2B」は電源ボタンに指紋センサーを搭載しています。

・Windows 11の新機能が使える

OneMix4S」はWindows 11 Home 64bitを搭載し、新機能も使えるようになっています。

Windows 11には、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、

「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、「ペイントアプリ」、クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)

などの機能が追加されています。

一方、「Chuwi MiniBook X」、「GPD WIN Max 2」はWindows 11を搭載しています。「FFF-PCM2B」はWindows 11 Proを搭載しています。

デメリット

・Webカメラがない

OneMix4S」はWebカメラがありません。必要な場合は別途購入する必要があります。

一方、「GPD WIN Max 2」と「FFF-PCM2B」は前面200万画素のWebカメラを搭載しています。「Chuwi MiniBook X」はカメラがありません。

・有線LAN端子がない

OneMix4S」は有線LAN端子がありません。必要な場合は別途アダプターを購入する必要があります。

一方、「Chuwi MiniBook X」、「GPD WIN Max 2」、「FFF-PCM2B」も有線LAN端子がありません。

「OneMix4S」の評価

OneMix4S」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★

<総合評価>

2021年4月に発売されたOne-Netbook「OneMix4」の廉価版です。「OneMix4」よりもスペックは劣りますが、その分価格が安くなっています。

プロセッサはIntel Core i5-1130G7から Core i3-1210Uに変更。メモリは8/16 GB LPDDR4Xから 16GB LPDDR5へ、ストレージはM.2 SSD 256/512GB/1TBからM.2 SSD 512GBのみに変更されています。

バッテリーは10000mAhで変更なし。PD 45W急速充電も利用できます。なお、筆圧ペンは2048段階だけでなく4096段階も利用可能。OSはWindows 10からWindows 11になり、従来モデルと同様にUSB 4.0ポートや指紋認証、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0も利用できます。

OneMix4S」の発売時の価格は134,820円(※12月15日までの予約限定で10%引き。オリジナルの専用フェルトポーチもプレゼント)。コスパの高い10.1インチのUMPCを探している人におすすめです。

「OneMix4S」の販売・購入先

OneMix4S」は、

Amazonで149,800円(Core i3-1210U/16GB /512GB)、

楽天市場で158,800円(送料無料)、

ヤフーショッピングで158,800円、

AliExpressでUS $699.00 (日本円で約104,024円)、

で販売されています。

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他のUMPCと比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「OneMix5」(10.1・Core i7-1250U・国内版)

★「One-Netbook 5」(10.1型・Core i7-1250U・UMPC)

★「Surface Laptop Go 3」(12.4インチ・Core i5-1235U)

★「MiniBook X N100」(10.51インチ・Intel N100)

Chuwi MiniBook X」(2022)

GPD WIN Max 2

FFF-PCM2B

GPD Pocket 3

OneMix4

CHUWI MiniBook」(J4125)

One Netbook A1

MAL-FWTVPCM1

GPD P2 MAX」(8.9インチ)

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