2023年8月上旬に発売されたCHUWI「MiniBook X N100」と人気のUMPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。
※2023年11月、13.5型 CHUWI「FreeBook N100」が発売されました。
※2023年11月、15.6型「CHUWI GemiBook Plus」(N100)が発売されました。
「MiniBook X N100」の特徴
「MiniBook X N100」の特徴をまとめてみました。
10.51のFHD+液晶・タブレットモード・45W PD2.0急速充電
「MiniBook X N100」は10.51インチで解像度1920 × 1200 ドットのIPSディスプレイを搭載。超狭額ベゼル デザインのワイドで高精細なフルHD+液晶で、タッチ操作にも対応しています。また、360度回転に対応。ノートPCスタイルの他にタブレットモード、テントモード、スタンドモードで使用できます。
そのほか、26.6Wh (7.6V/3800mAh)バッテリーを搭載。Type-Cポートを介して45W PD2.0急速充電も利用できます。
第12世代 N100・12GB+512GB SSD・Windows 11 Home
「MiniBook X N100」は第12世代 (Alder Lake) Intel N100 プロセッサを搭載。10nmプロセスで製造された4コア、4スレッド、最大3.4GHz駆動のCPUで、PassmarkのCPUベンチマークで「5690」(Core i7-6700HQ相当)を記録しています。また、LPDDR5規格のメモリを12GB搭載し、スムーズに動作。ストレージは512GB SSD で、M.2 SSDで拡張することもできます。
そのほか、OSにWindows 11 Homeを搭載。「Amazonアプリストア プレビュー」の10,000点以上のAndroidアプリやMicrosoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)を利用したLinuxのGUIアプリ、「Google Play Games」(PCでAndroidゲーム)を使うこともできます。
フル機能Type-C・冷却システム・重さ920g
「MiniBook X N100」はフル機能のType-Cポートを搭載。DP映像出力、PD充電、データ転送を一本のケーブルで行うことができます。また、大型ターボファンや大容量のサイドエアブローを採用したアクティブ冷却システムを搭載。小型サイズながらも大型タッチパッドを備えたフルサイズキーボードも搭載しています。
そのほか、サイズ 244 × 166.4 × 17.2 mm、重さ約 920gの小型軽量デザインを採用。筐体はアルミニウム合金製で、サンドブラストで仕上げの高級感ある外観になっています。
公式ページ:MiniBook X N100 – CHUWI JAPAN
価格を比較
「MiniBook X N100」と「OneMix4S」、「GPD Pocket 3」、「FFF-PCM2B」の価格を比較してみました。
「MiniBook X N100」
「MiniBook X N100」は、Amazonで55,900円(税込・6000円 OFFクーポン付き)、楽天市場で51,900~53,900円(送料無料)、CHUWI公式ストアで50,900円(税込)、米国 Amazon.comで $369.99 ($30 OFFクーポン付き)で販売されています。
「OneMix4S」
「OneMix4S」は、Amazonで149,800円(Core i3-1210U/16GB /512GB)、楽天市場で158,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで158,800円、One-Netbook公式サイトで119,840円(夏のボーナスセールで20%OFF)、AliExpressでUS $678.17 (日本円で約96,150円)で販売されています。
「GPD Pocket 3」
「GPD Pocket 3」は、Amazonで98,000円 (Pentium Silver N6000/512GB SSD)、楽天市場で114,777円円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで182,280円、AliExpressでUS $761.00 (日本円で約10,7894円)、米国Amazon.comで$789.95 (日本円で約111,999円)で販売されています。
「FFF-PCM2B」
「FFF-PCM2B」は、Amazonで44,800円、楽天市場で44,800円(税込・送料無料・ポイント5倍あり)、ヤフーショッピングで44,800円(税込・送料無料)、公式PREMIUM STAGE Directで43,800(税込)で販売されています。
スペックを比較
「MiniBook X N100」と「OneMix4S」、「GPD Pocket 3」、「FFF-PCM2B」のスペックを比較してみました。
「MiniBook X N100」のスペック
- ディスプレイ 10.51インチ、解像度1920 × 1200 ドットのIPS
※FHD+/16:10/タッチ対応/超狭額ベゼルデザイン - 360度回転 対応
- プロセッサ 第12世代 (Alder Lake) Intel N100
※10nm/64bit/4コア/4スレッド/最大3.4GHz - GPU Intel UHD Graphics 第12世代
- RAM(メモリ) 12GB LPDDR5
- ストレージ 512GB SSD (読み書き速度 最大500M/秒・約8秒でPC起動)
- 拡張ストレージ M.2で拡張可能(M.2 スロット搭載)
- バッテリー 26.6Wh (7.6V/3800mAh)
- 充電 45W PD2.0急速充電
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
※Banggood販売モデルはWi-Fi 6、Bluetooth 5.1に対応 - インターフェース USB Type-C (OTG・フル機能)、Type-C(充電・データ転送用)、M. 2 ポート、microSDカードスロット、3.5mmオーディオジャック、DCジャック、電源ボタン
- スピーカー デュアルスピーカー(底面)
- キーボード フルサイズ設計、3㎜狭ベゼル、大型タッチパッド
- 筐体 アルミ合金、ユニボディ
- 冷却システム 大型ターボファン、大容量のサイドエアブロー、アクティブ冷却デザイン、ミニチュアラジエーター、液体ヒートパイプ
- OS Windows 11 Home
- サイズ 244 × 166.4 × 17.2 mm
- 重量 約 920g
- カラー スペースグレイ、ピンク
- 付属品 12V/2A アダプタ、PSE、 CE、 UL、 FCC、3C 認証、 取扱説明書、
適合証明書、 品質証明書、 保証カード
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「OneMix4S」のスペック
- ディスプレイ 10.1 インチ、解像度2560 x 1600 ドット
※2.5K/300ppi/sRGBカバー率100% /タッチ対応/360度回転に対応 - プロセッサ 第12世代インテル Core i3-1210U
(7nm/64bit/6コア/8スレッド/最大4.40GHz/キャッシュ10MB) - GPU インテル Core UHD グラフィックス
- RAM(メモリ) 16GB LPDDR5
- ストレージ M.2 SSD 512GB 2280 PCI-e NVMe
- 外部ストレージ microSDカードで拡張可能
- バッテリー 10000mAh /3.85V
- 駆動時間 動画視聴で約8時間
- 充電 PD 45W急速充電、ACアダプタ(Type-C経由)
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11ax)、Bluetooth 5.0
- インターフェース USB 4.0(Type-C)×1、USB 3.2 Type-C ×1、Type-C(フル機能) ×1、microSDカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
※外付けGPU(eGPU)ボックスをサポート - スタイラスペン 筆圧検知2048段階または4096段階のタッチペン ※別売
- 生体認証 指紋認証(電源ボタン・Windows Hello対応)
- キーボード QWERTY日本語キーボード配列 / バックライト付き
- マウス ジェスチャー機能対応タッチパッド
- 筐体の素材 6000系航空用アルミニウム
- OS Windows 11 Home 64bit
- サイズ 227mm × 157.3mm × 11〜17mm
- 重量 769g
- カラー ブラック
- 付属品 1×説明書(保証書)、1× ACアダプター、1×Type-C充電ケーブル
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「GPD Pocket 3」のスペック
- モデル Ultimate / Pro
- ディスプレイ 8.0インチ、解像度1920 x 1200ドットのIPS液晶
※16:10 / 10点マルチタッチ / 輝度500nit / DC調光 / Gorilla Glass 5 / FHD / 284ppi - プロセッサ Intel Pentium Silver N6000 / Intel Core i7-1195G7
- GPU Intel UHD Graphics / Intel Iris Xe Graphics 96
- RAM(メモリ) 8/16GB LPDDR4X
- ストレージ M.2 SSD 512/1TB
- バッテリー 38.5Wh, 7.7V (5000mAh x2)
- 駆動時間 Ultimateモデルで9時間、Proモデルで15時間
- 充電 45W PD急速充電
- カメラ 200万画素(解像度1600 x 1200)
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz/Wi-Fi 6)、Bluetooth 5.0
- 有線LAN 対応
- インターフェース
Ultimate: 1×Thunderbolt 4、1×HDMI 2.0b、2×USB 3.2 Gen2 Type-A
Pro: 1×USB 3.2 Gen2 Type-C、1×HDMI 2.0b、2×USB 3.2 Gen2 Type-A
※EIA RS-232シリアルインターフェース拡張モジュールをサポート - スピーカー 最高級AACリニア ステレオスピーカー x2
- オーディオ サウンドチップ内蔵
- スタイラスペン 筆圧感知4096段階
- キーボード キーピッチ16mmのフルサイズQWERTY
- センサー ホールセンサー
- 筐体の素材 アルミ合金
- 生体認証 指紋認証(1秒でロック解除)
- OS Windows 10 Home 64bitc
- サイズ 約198 x 137 x 20 mm
- 重量 725g
- カラー ガンカラー
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「FFF-PCM2B」のスペック
- 型番 FFF-PCM2B
- ディスプレイ 8インチ、解像度1920×1200ドットのIPS液晶
※16:10/グレア/10点マルチタッチ/WUXGA - プロセッサ Gemini Lake Refresh世代のインテル Celeron N4120 クアッドコア 1.10 GHz
※14nm/4コア 4スレッド/最大2.60 GHz - GPU Intel UHD Graphics 600
- RAM(メモリ) 6GB DDR4 2166MHz ※増設不可
- ストレージ 128GB eMMC
- 拡張ストレージ M.2(SATA) 2240 × 1スロット(空きスロット1)
- バッテリー 5000mAh /7.6V,2セル
- 駆動時間 約6時間(JEITA2.0) ※充電時間:3時間、AC充電時
- 電源 ACアダプター 入力:AC100-240V 50-60Hz、出力:12V 2A USB Type-C
- カメラ 前面200万画素
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
- 有線LAN 非対応・利用できません
- インターフェース USB Type-C(USB3.2 Gen1/PD充電対応)×1、USB2.0×1、USB3.2(Gen1)×1、miniHDMI、microSDカードスロット(最大256GBまで)、3.5mmジャック
- センサー Gセンサー、指紋センサー
- スピーカー デュアルスピーカー(底面)
- 外部出力 miniHDMI (Type-C/1.4) 出力
- スピーカー 内蔵スピーカー(8Ω/1W)
- マイク 内蔵コンデンサーマイクロホン(ステレオ)
- キーボード FFFオリジナル日本語キー配列 バックライト機能付き[Fn+1でON/OFF可能]
- マウス オプティカルマウス(内蔵)
- 筐体の素材 フルメタル
- 360度回転 対応
- 指紋センサー 電源ボタンに搭載・Windows Hello
- OS Windows 11 Pro 64bit
- サイズ 約201 x 129 x 20 mm(突起部を除く)
- 重量 657g
- カラー ガンメタリック、フルメタルボディ
- 附属品 ACアダプター(ケーブル長さ約 115cm)、電源ケーブル (長さ約 115cm)、Mini HDMI to HDMI 変換アダプター、保証書
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ベンチマークを比較
「MiniBook X N100」と「OneMix4S」、「GPD Pocket 3」、「FFF-PCM2B」のベンチマーク スコアを比較してみました。
「MiniBook X N100」
<CPU> Intel N100
Passmarkによるベンチマークスコアは「5690」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「984」、マルチコアで「2523」。
<GPU> Intel UHD Graphics
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1000」前後。
<プロセッサ性能を解説>
10nmプロセスで製造された4コア、4スレッドの第12世代 (Alder Lake) Intel N100 プロセッサを搭載し、PassmarkのCPUベンチマークで「5690」を記録しています。
このスコアはCore i7-6700HQ相当で、第10世代のCore i3-1005G1にも近いスコアです。
同じプロセッサは「CHUWI GemiBook xPro」にも搭載されています。
2022年3月に発売された前モデル「Chuwi MiniBook X」(2022)はCeleron N5100を搭載し、Passmarkベンチマークスコアで「3198」(CPU)を記録していました。
Celeron N5095と比較すると、PassmarkのCPUスコアで約1000 高くなります。
Celeron N5100と比較すると、PassmarkのCPUスコアで約2500 高くなります。
Celeron N4120と比較すると、PassmarkのCPUスコアで約3200 高くなります。
Pentium Silver N6000と比較すると、PassmarkのCPUスコアで約2500 高くなります。
Core i3-1210Uと比較すると、PassmarkのCPUスコアで約6500 低くなります。
性能的にはOffice文書作成、ネットでの調べもの、動画視聴、音楽再生、画像の編集、2Dゲームなどで快適に動作する性能を持っています。
動画編集は軽めのものなら動作します。負荷の高いエンコード作業では時間がかかることもあります。
ゲームは軽めのPCゲームなら動作します。負荷の高い本格的なPCゲームは動作しないので注意してください。
PS2の一部を含めて、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターは快適に動作します。
「OneMix4S」
<CPU> Core i3-1210U
Passmarkによるベンチマークスコアは「12130」(CPU)。
<GPU> Core UHD グラフィックス
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「2000」。
「GPD Pocket 3」
<CPU> Pentium Silver N6000
Passmarkによるベンチマークスコアは「3176」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「760」、マルチコアで「2155」。
<GPU> UHD Graphics
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1428」。
「FFF-PCM2B」
<CPU> Celeron N4120
Passmarkによるベンチマークスコアは「2508」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「427」、マルチコアで「1079」。
<GPU> Intel UHD Graphics 600
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「391」。
「MiniBook X N100」のメリット・デメリット
「MiniBook X N100」のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・10.51インチのFHD+液晶・超狭額ベゼルデザインでタッチ操作に対応
「MiniBook X N100」は10.51インチで解像度1920 × 1200 ドットのIPSディスプレイを搭載。超狭額ベゼルデザインのワイドで高精細なフルHD+液晶で、タッチ操作にも対応しています。
一方、「OneMix4S」は10.1インチで解像度2560×1600ドットのタッチ対応ディスプレイを搭載しています。「GPD Pocket 3」は8.0インチで解像度1920 x 1200ドットのIPS液晶を搭載しています。「FFF-PCM2B」は8インチで解像度1920×1200ドットのIPS液晶を搭載しています。
・360度回転対応でタブレットモードで使える
「MiniBook X N100」は360度回転に対応し、ノートPCスタイルの他にタブレットモード、テントモード、スタンドモードで使用できます。
一方、「OneMix4S」と「GPD Pocket 3」、「FFF-PCM2B」も360度回転に対応しています。
・12GB LPDDR5メモリ搭載でスムーズに動作する
「MiniBook X N100」はLPDDR5規格のメモリを12GB搭載し、スムーズに動作します。
一方、「OneMix4S」はLPDDR5規格のメモリを16GB搭載しています。「GPD Pocket 3」は8/16GB LPDDR4Xメモリ搭載でスムーズに動作します。「FFF-PCM2B」は6GB DDR4メモリを搭載しています。
・512GB SSD ストレージ搭載
「MiniBook X N100」は読み書き速度 最大500M/秒の512GB SSD ストレージを搭載し、約8秒でPCを起動できます。
一方、「OneMix4S」はNVMe規格のM.2 SSDストレージを512GB搭載しています。「GPD Pocket 3」はM.2 SSD 512/1TBストレージを搭載しています。「FFF-PCM2B」は128GB eMMCストレージを搭載しています。
・M.2でストレージを拡張できる
「MiniBook X N100」はストレージ用の拡張スロットを搭載し、M.2 SSDでストレージ容量を増やすことができます。また、microSDカードで拡張することもできます。
一方、「OneMix4S」と「FFF-PCM2B」は別売のmicroSDカードで拡張することもできます。「GPD Pocket 3」は拡張スロットがありません。
・26.6Whバッテリー搭載で45W PD2.0急速充電に対応
「MiniBook X N100」は26.6Wh (7.6V/3800mAh)バッテリー搭載で、45W PD2.0急速充電を利用できます。
一方、「OneMix4S」は動画視聴で約8時間駆動できる10000mAhバッテリー搭載で、PD 45W急速充電に対応しています。「GPD Pocket 3」は38.5Whバッテリー搭載で45W PD急速充電に対応しています。「FFF-PCM2B」は6時間動作できる5000mAhバッテリー搭載でPD充電に対応しています。
・Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 4.2に対応
「MiniBook X N100」は高速で途切れにくいWi-Fi 5のデュアルバンドと、Bluetooth 4.2によるワイヤレス接続にも対応しています。
一方、「OneMix4S」はWi-Fi 6 とBluetooth 5.0に対応しています。「GPD Pocket 3」はWi-Fi 6とBluetooth 5.0、有線LAN通信に対応しています。「FFF-PCM2B」はWi-Fi 5のデュアルバンドとBluetooth 4.2に対応しています。
・フル機能のType-Cポートを搭載・DP映像出力に対応
「MiniBook X N100」はフル機能のType-Cポートを搭載。DP映像出力、PD充電、データ転送を一本のケーブルで行うことができます。
一方、「OneMix4S」はUSB-C 4.0ポートを2つ搭載し、DP映像出力に対応しています。「GPD Pocket 3」はプロモデルでUSB 3.2 Gen2 Type-Cポートを搭載しています。「FFF-PCM2B」は1つの USB Type-C(USB3.2 Gen1/PD充電対応)ポートを搭載しています。
・フルサイズのキーボードを搭載・大型タッチパッドで快適に操作できる
「MiniBook X N100」は3㎜狭ベゼル採用のフルサイズ キーボードを搭載し、大型タッチパッドも利用できます。
一方、「OneMix4S」はバックライト付きのQWERTY日本語キーボードを搭載しています。「GPD Pocket 3」はキーピッチ16mmのフルサイズQWERTYキーボードを搭載しています。「FFF-PCM2B」はバックライト付きのFFFオリジナル日本語キーボードを搭載しています。
・冷却システムを搭載
「MiniBook X N100」は大型ターボファンや大容量のサイドエアブローを採用したアクティブ冷却システムを搭載し、長時間でも安定して動作します。
一方、「OneMix4S」、「GPD Pocket 3」、「FFF-PCM2B」は冷却システムを搭載していません。
・厚さ17.2mmで重さ約920gの薄型軽量デザイン・スペースグレイ カラーを用意
「MiniBook X N100」はサイズ 244 × 166.4 × 17.2 mm、重さ約 920gで、スペースグレイ カラーを用意しています。
一方、「OneMix4S」はサイズ 227mm × 157.3mm × 11〜17mm、重さ769gで、ブラック カラーを用意しています。「GPD Pocket 3」はサイズ 約198 x 137 x 20 mm、重さ725gで、ガンカラーを用意しています。「FFF-PCM2B」はサイズ 約201 x 129 x 20 mm(突起部を除く)、重さ657gで、ガンメタリック カラーを用意しています。
・Windows 11 Home搭載で新機能も使える
「MiniBook X N100」はWindows 11 Home搭載で新機能も使えるようになっています。
Windows 11には、
タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、「ペイントアプリ」、クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)、「Google Play Games」(PCでAndroidゲーム)
などの機能が追加されています。
一方、「OneMix4S」はWindows 11 Home 64bitを搭載し、新機能も使えるようになっています。「GPD Pocket 3」はWindows 11 Home 64bitを搭載しています。「FFF-PCM2B」ははWindows 11 Proを搭載しています。
デメリット
・指紋認証が使えない
「MiniBook X N100」は指紋認証に対応していません。
一方、「OneMix4S」と「GPD Pocket 3」、「FFF-PCM2B」は指紋認証に対応しています。
・Wi-Fi 6に対応していない
「MiniBook X N100」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」(IEEE 802.11ax)に対応していません。
一方、「OneMix4S」と「GPD Pocket 3」はWi-Fi 6に対応しています。「FFF-PCM2B」はWi-Fi 6に対応していません。
「MiniBook X N100」の評価
「MiniBook X N100」の評価を紹介します。
スペック:★★★★
通信:★★★★
機能:★★★
デザイン:★★★
使いやすさ:★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
2022年3月に発売された「Chuwi MiniBook X」(2022)の後継モデルになります。プロセッサをN5100から第12世代のインテルN100に変更したことで、大幅に性能が向上しています。
プロセッサのPassmark CPUベンチマークスコアは約5700で、前モデルと比較すると、スコアが約2500上がっています。
また、Pentium Silver N6000搭載の「GPD Pocket 3」と比較してもスコアがスコアが約2500高くなります。
Core i3-1210U搭載の「OneMix4S」と比較すると、半分以下のスコアですが、それでも第6世代のCore i7、第10世代のCore i3-1005G1に匹敵する性能で、かなり快適に使えることは間違いありません。
なお、「MiniBook X N100」のバッテリー容量は26.6Wh (7.6V/3800mAh)とやや少なめですが、フル機能のType-C経由で、PD充電が利用可能です。PD対応のモバイルバッテリーから充電できるので、大きな弱点にはなり得ないと思います。
「MiniBook X N100」の発売時の価格は、46,900円(税込・発売セール価格・通常価格は49,900円)。
「OneMix4S」の約3分の1、「GPD Pocket 3」の半分の価格になり、超お買い得です。「MiniBook X N100」の性能の高さを考えると、かなり売れるのではないでしょうか? 10インチサイズのコスパの高いUMPCを探している人におすすめです。
「MiniBook X N100」の販売・購入先
「MiniBook X N100」は、
Amazonで55,900円(税込・6000円 OFFクーポン付き)、
楽天市場で51,900~53,900円(送料無料)、
CHUWI公式ストアで50,900円(税込)、
米国 Amazon.comで $369.99 ($30 OFFクーポン付き)、
で販売されています。
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★「CHUWI GemiBook Plus」(15.6インチ・Intel N100・Wi-Fi 6)
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「OneMix4S」
「GPD P2 MAX」(8.9インチ)
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