CMF Phone 2 Pro レビュー!性能とカメラをPhone 1と比較

CMF Phone 2 Pro 背面 上部を拡大
2025年7月24日に日本で発売された5Gスマートフォン「CMF Phone 2 Pro」(CMFはNothingのサブブランド)。前モデルのコンセプトを継承しつつ、日本市場向けに待望のローカライズが施された、デザインと実用性を兼ね備えた注目のミドルレンジモデルです。

このレビューでは、CMF Phone 2 Proが前モデル「CMF Phone 1」からどのように進化したのか、違いはどこにあるのか、特に日本版独自の機能や実際の使い勝手について徹底的に比較検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

CMF Phone 2 Proの長所(Pros):

  • 日本版はおサイフケータイ(FeliCa)とeSIMに完全対応
  • 独自のGlyph InterfaceとEssential Keyによる高いデザイン性と実用性
  • 1000Hzのタッチ応答速度と3000nitsの高輝度AMOLEDディスプレイ
  • 同価格帯では貴重な光学2倍望遠カメラを搭載
  • 最大3年のOSアップデートと6年のセキュリティ更新で長く使える

CMF Phone 2 Proの短所(Cons):

  • 防水性能はIP54(防滴レベル)で、完全防水ではない
  • 充電速度(33W)は競合の急速充電と比較してやや控えめ
  • 超広角カメラは8MPと解像度が低く、暗所に弱い可能性がある

総合評価:

CMF Phone 2 Proは、独自のデザインと実用性を高次元で両立させたミドルレンジの傑作です。特に日本版は待望のおサイフケータイとeSIMに対応し、メイン機としての利便性が飛躍的に向上しました。IP54防水や充電速度など一部の弱点はありますが、カメラ性能やディスプレイ品質、長期サポートを含めた総合力は非常に高く、個性を重視しつつ快適なスマホライフを送りたいユーザーに強くおすすめできる一台です。

この記事で分かること

  1. デザイン: 日本版、薄型軽量、アルミニウム、ステンレス、Glyph Interface、ユニバーサルカバー、ケース、アクセサリー
  2. ディスプレイ: 6.77インチ AMOLED、120Hz、3000nits、1000Hzタッチ応答速度、HDR10+、視認性
  3. パフォーマンス: CPU (Dimensity 7300 Pro)、メモリ 8GB 、RAMブースター(最大16GB)、ストレージ(128GB/256GB)
  4. ゲーム性能:原神、フォートナイト、Call of Duty、ウマ娘、崩壊:スターレイル、フレームレート(fps)
  5. ベンチマーク: Antutuスコア、CMF Phone 1との比較、MediaTek Dimensity 7300、CPU性能比較(ランキング)
  6. カメラ: 50MPメイン、光学2倍望遠レンズ、8MP超広角、TrueLens Engine 3.0、作例、動画撮影
  7. バッテリー: 5000mAh、33W急速充電、電池持ち、リバース充電、バッテリー寿命
  8. OS: Android 15、Nothing OS 3.2、アップデート保証、ChatGPT連携、設定、カスタマイズ
  9. 独自機能: Essential Key、Essential Space、物理ボタン、情報整理
  10. 通信: 日本、おサイフケータイ (FeliCa)、eSIM、SIM (デュアルSIM)、5G対応バンド、Wi-Fi 6
  11. その他の機能: 防水防塵 (IP54)、X軸リニアバイブレーター、microSDカード対応、指紋認証、顔認証
  12. 比較:CMF Phone 1、Nothing Phone (3a) Lite、Nothing Phone (3a)
  13. スペック:仕様詳細、対応バンド
  14. 評価:5段階評価、総評、最適なユーザー、メリット・デメリット
  15. 価格:購入先、Nothing公式、IIJmio、楽天モバイル、Amazon、楽天市場、ヤフーショッピング、最安値、安く買う方法

この記事を最後まで読むことで、「CMF Phone 2 Pro」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ:CMF Phone 2 Pro – Nothing Japan

デザインと質感:進化した外観と持ち心地、Nothingらしさは健在か?

Nothing CMF Phone 2 Pro 実機を手で持つ

ここでは、CMF Phone 2 Proの外観デザインと質感について、実際に手に取って感じた魅力や、前モデルCMF Phone 1からの進化点などを詳しくレビューします。

CMFブランドは「Color(色)・Material(素材)・Finish(仕上げ)」にこだわり、手頃な価格ながらデザイン性の高い製品を提供することを目指していますが、CMF Phone 2 Proはそのコンセプトをさらに推し進めた印象です。所有欲を満たす洗練されたデザインなのか、詳しく見ていきましょう。

CMF Phone 1からの進化:より薄く、軽く、スタイリッシュに

Nothing CMF Phone 2 Proのカラバリーエーション

CMF Phone 2 Pro」を初めて手に持った瞬間、その薄さと軽さに驚きました。スペックを見ると、厚さはわずか7.8mm、重量は185g。これはNothingスマートフォンの中でも最もスリムです。前モデルのCMF Phone 1(標準モデル:厚さ8mm、重さ197g / ヴィーガンレザーモデル:厚さ9mm、重さ202g)と比較すると、その差は明らかです。

特にPhone 1は、個人的にディスプレイサイズが大きいこともあり、側面が角張ったデザインも相まって、長時間片手で持つと少し手が疲れる感覚がありましたが、Phone 2 Proではその点がかなり改善されたように感じます。薄型軽量化されたことで、ポケットや小さなバッグへの収まりも良くなり、日常的な持ち運びが非常に快適になりました。

素材と仕上げ:質感が所有欲を満たす

Nothing CMF Phone 2 Pro 本体を横に置く

CMF Phone 2 Proは、細部の仕上げにもこだわりが感じられます。特に目を引くのは、カメラ周りのアルミニウム製サラウンドと、アクセントにもなっているステンレススチール製のネジです。これらの金属素材が、全体の質感を高めています。CMF Phone 1では、モデルによってマットな樹脂製やヴィーガンレザー仕上げが採用されていましたが、Phone 2 Proはより洗練された、統一感のあるデザインになったと感じます。

個人的には、この金属の質感が工業製品としての魅力を引き立てており、手に取るたびにちょっとした満足感があります。また、防水・防塵性能がCMF Phone 1のIP52等級からIP54等級へと向上した点も、日常使いでの安心感を高めてくれる嬉しい進化です。

Nothingらしさの継承:Glyph Interfaceの搭載

Nothingブランドの象徴とも言える「Glyph Interface」が、CMF Phone 2 Proにも搭載されました。CMF Phone 1にはなかったこの機能は、背面のLEDライトが着信や通知などを光で知らせてくれるものです。単なる通知機能としてだけでなく、デザイン上のユニークなアクセントとしても機能しており、Nothingらしさを強く感じさせる部分です。

実際に使ってみると、マナーモード中でも光で通知の種類を判別できるのは思った以上に便利でした。例えば、特定の連絡先からの着信を特定の光り方に設定しておけば、画面を見なくても誰からの電話か分かります。この「光のインターフェース」は、他のスマートフォンにはない独特の体験をもたらしてくれます。

新しいカスタマイズ体験:ユニバーサルカバーとアクセサリー

CMF Phone 1の大きな特徴は、背面カバーそのものを交換できる「着せ替え」のようなカスタマイズ性でした。ネジを外してカバーを交換する作業は、まるでプラモデルを組み立てるような、あるいはゲームで装備をカスタマイズするような楽しさがあり、個人的にも非常に面白い試みだと感じていました。一方、CMF Phone 2 Proでは、カスタマイズの方法が進化しました。

ユニバーサルカバー」と呼ばれる専用カバーを装着し、その上から磁力でアクセサリーを取り付ける方式がメインとなっています。ウォレット&スタンドや、魚眼・マクロといった交換レンズなど、より機能的なアクセサリーが用意されているのが特徴です。Phone 1のようなカバー自体の交換はできませんが、アクセサリーの着脱がマグネットで簡単になった点はメリットと言えます。

ネジやアクセサリーポイントといった物理的な要素を活用するコンセプトは引き継がれており、自分好みにアレンジする楽しみは健在です。

デザインに関する個人的な総括

CMF Phone 2 Proのデザインは、CMF Phone 1の持つユニークさやカスタマイズ性を継承しつつ、より薄く、軽く、そして洗練された方向へと進化しました。Glyph Interfaceの搭載はNothingブランドとしてのアイデンティティを強化し、アルミニウムなどの素材使いは質感を向上させています。Phone 1の角張った形状による持ちにくさが改善された点も、個人的には高く評価したいポイントです。

カスタマイズ方法は変わりましたが、アクセサリーによる拡張性は魅力的です。全体として、手頃な価格帯でありながら、デザインへの強いこだわりが感じられ、所有する喜びを感じさせてくれる一台に仕上がっていると思います。

まとめ:CMF Phone 2 Pro デザイン・外観レビュー

  • 薄型軽量化: CMF Phone 1(8mm/197g〜)から、7.8mm/185gへと大幅に薄く軽くなり、持ち運びやすさが向上。
  • 洗練された素材と仕上げ: アルミニウム製カメラサラウンドやステンレススチール製ネジを採用し、質感が向上。
  • Glyph Interface搭載: Nothingブランドの象徴的な機能を搭載し、デザイン性と機能性を両立。
  • 進化したカスタマイズ: ユニバーサルカバーと磁気式アクセサリーシステムを採用し、着脱が容易に。交換レンズなどの機能的アクセサリーも用意。
  • 防水・防塵性能向上: CMF Phone 1のIP52からIP54へと向上し、日常使いの安心感が増加。
  • 所有欲を満たすデザイン: CMFブランドのデザイン哲学を受け継ぎつつ、より洗練され、所有する喜びを感じられる仕上がり。

ディスプレイ評価:CMF Phone 2 Proはより大きく、明るく、滑らかに?Phone 1との違いは

Nothing CMF Phone 2 Proの実機ディスプレイを見る

スマートフォンの使い心地を大きく左右するディスプレイ。ここでは、CMF Phone 2 Proが搭載する6.77インチのフレキシブルAMOLEDディスプレイについて、前モデルCMF Phone 1との比較を交えながら、その性能と実際の使用感を詳しくレビューします。CMF Phone 1のディスプレイも価格を考えれば非常に高品質でしたが、Phone 2 Proはそれをさらに上回る進化を遂げているのか、見ていきましょう。

サイズアップと鮮やかさの向上:没入感を深める大画面

まず気づくのは、画面サイズがCMF Phone 1の6.67インチから6.77インチへとわずかに大きくなった点です。数値上の差は小さいですが、実際に映像コンテンツを見ると、このわずかな差が没入感を高めているように感じます。Nothingスマートフォンの中で最も大きなディスプレイということもあり、映画鑑賞やゲームプレイがより楽しくなりました。

さらに注目すべきは、色表現の進化です。Phone 1の8ビット(約1677万色)から、Phone 2 Proでは10ビット(約10.7億色)表示に対応しました。これにより、色のグラデーションがより滑らかになり、深みのある表現が可能になっています。例えば、夕焼け空の微妙な色の移り変わりや、色彩豊かなアニメーション作品を見たとき、その表現力の豊かさに驚かされます。

圧倒的な明るさ:どんな場所でもクリアな表示

CMF Phone 2 Proのディスプレイは、とにかく明るいです。ピーク輝度はCMF Phone 1の2000ニトから3000ニトへと50%も向上し、屋外での通常使用時の輝度も700ニトから1300ニトへと大幅にアップしています。この恩恵は、特に日差しの強い屋外で実感できます。公園のベンチで地図アプリ(Google マップなど)を確認したり、明るい場所で写真のプレビューを見たりする際も、画面が非常にクリアで見やすいです。

Phone 1でも屋外視認性は良好でしたが、Phone 2 Proではさらにストレスがなくなりました。また、HDR10+に対応しているため、NetflixやYouTubeなどでHDRコンテンツを視聴すると、明るい部分と暗い部分のコントラストが際立ち、映像本来の美しさを存分に楽しむことができます。個人的には、この明るさとHDR表現力の向上は、動画視聴体験を格段にリッチにしてくれたと感じています。

驚きの滑らかさと応答性:ゲーム体験が変わる

Nothing CMF Phone 2 Pro ディスプレイの上部拡大

CMF Phone 2 Proは、CMF Phone 1と同様に120Hzのアダプティブリフレッシュレートに対応しており、画面のスクロールやアニメーションは非常に滑らかです。しかし、Phone 2 Proが大きく進化したのはタッチ応答性です。タッチサンプリングレートがPhone 1の240Hzから、なんと1000Hzへと大幅に向上しています(Phone 1比+316%)。

この違いは、特に素早い操作が求められるゲームで顕著に現れます。指の動きに対する画面の反応が驚くほど速く、例えばリズムゲームやアクションゲームをプレイすると、操作の精度が上がり、より快適にプレイできるようになりました。日常的な操作でも、アプリの切り替えや文字入力などが、よりキビキビと、思い通りに動く感覚があります。

また、低輝度時の画面のちらつきを抑えるPWM周波数が960Hzから2160Hzへと向上した点も、長時間使用時の目の疲れを軽減してくれる嬉しいポイントです。

ディスプレイに関する個人的な総括

CMF Phone 2 Proのディスプレイは、サイズ、色表現、輝度、そしてタッチ応答性の全てにおいて、CMF Phone 1から着実な進化を遂げています。特に屋外での視認性の向上と、ゲームプレイに直結するタッチ応答性の向上は、日常的な使い勝手を大きく高めてくれました。Phone 1のディスプレイも価格帯を考えれば素晴らしいものでしたが、Phone 2 Proはそれを超える満足度を提供してくれます。

動画視聴からゲーム、日常的なブラウジングまで、あらゆるシーンで美しく快適な視覚体験をもたらしてくれる、非常に優れたディスプレイだと感じます。

まとめ:CMF Phone 2 Pro ディスプレイ評価

  • 画面サイズ: CMF Phone 1(6.67インチ)から6.77インチへ大型化。Nothingスマホで最大。
  • 色表現: 8ビットから10ビット(10.7億色)へ進化し、より豊かで滑らかな色彩表現を実現。
  • 輝度向上: ピーク輝度が3000ニト(Phone 1比+50%)、屋外輝度が1300ニトに向上し、屋外での視認性が大幅アップ。HDR10+対応で映像体験も向上。
  • タッチ応答性: タッチサンプリングレートが240Hzから1000Hzへ大幅向上(Phone 1比+316%)。ゲームや日常操作がより快適に。
  • 滑らかさ: 120Hzアダプティブリフレッシュレートを継承し、滑らかな表示を実現。
  • ちらつき低減: PWM周波数が2160Hzに向上し、低輝度時の目の負担を軽減。

パフォーマンス検証:Dimensity 7300 Proの実力と日常での快適さ

Nothing CMF Phone 2 Proのプロセッサ

ここではCMF Phone 2 Proの中核であるMediaTek Dimensity 7300 Pro 5Gチップセットと、メモリ、ストレージについて紹介します。

新世代チップ「Dimensity 7300 Pro」の実力

CMF Phone 2 Proには、新たにアップグレードされたMediaTek Dimensity 7300 Pro 5Gプロセッサーが搭載されています。このチップは、最先端のTSMC 4nmプロセス技術を用いて製造された8コアのプロセッサー(最大2.5GHz)で、高い処理能力と電力効率の両立を目指して設計されています。CMF Phone 1に搭載されていたDimensity 7300 5Gからの順当な進化版と言えるでしょう。電力効率に優れたプロセスルールは、バッテリー持ちにも貢献することが期待できます。

CMF Phone 1からの着実な性能向上

公式情報によると、CMF Phone 2 ProDimensity 7300 Proは、CMF Phone 1Dimensity 7300と比較して、CPU性能が最大10%グラフィック性能が最大5%向上しています。この向上は、アプリの起動時間の短縮や、よりスムーズなマルチタスク処理など、体感できる快適さに繋がっています。

メモリ(RAM):最大16GB相当でマルチタスクも快適

スムーズな動作に欠かせないメモリ(RAM)は、標準で8GBを搭載しています。さらに、ストレージの一部を仮想メモリとして使用する「RAMブースター」機能を有効にすることで、最大8GBを追加し、合計16GB相当のメモリとして動作させることが可能です。

これは前モデルCMF Phone 1(日本版)と同様の構成ですが、OSやチップセットの最適化も相まって、アプリの切り替えやバックグラウンドでの動作維持能力は非常に優秀です。複数のSNSアプリを行き来したり、ゲームの裏で攻略サイトを見たりといったマルチタスク操作でも、もたつきを感じることなく快適に利用できます。

ストレージ(ROM):用途で選べる容量とmicroSD対応

データ保存容量であるストレージ(ROM)は、購入する販路によって128GBまたは256GBが用意されています。

  • 128GBモデル: Nothing公式サイトやIIJmioなどで販売
  • 256GBモデル: 楽天モバイルなどで販売

CMF Phone 1では256GBモデルが公式サイトで販売されていましたが、Phone 2 Proでは楽天モバイル版が256GBモデルの主要な選択肢となっています。 また、最近のミドルレンジ〜ハイエンド機では廃止されがちなmicroSDカードスロット(最大2TB)もしっかり搭載しています。写真や動画をたくさん撮る方でも、後から手軽に容量を増やせるため、長期間メイン機として使う上でも安心感があります。

ストレスフリーな日常操作とマルチタスク

CMF Phone 1を使った際も、SNS(例:XやInstagram)のチェックやウェブブラウジング(例:ChromeやSafari)といった日常的な操作では、特に不満を感じることはありませんでした。価格帯を考えると非常に快適な動作だったと記憶しています。CMF Phone 2 Proでは、その快適さがさらに向上していることを実感します。アプリの起動がより速く感じられ、複数のアプリを次々に切り替えても、動作がもたつくような場面はほとんどありません。

個人的には、音楽ストリーミングアプリ(例:Spotify)で好きなアーティストの曲を流しながら、メッセージアプリ(例:LINE)で返信し、さらにウェブで調べ物をする、といった複数の作業を同時に行うシーンでも、非常にスムーズに動作してくれる点に好感を持ちました。日常的な使い方でストレスを感じることはまずないでしょう。

まとめ:CMF Phone 2 Pro パフォーマンスレビュー

  • プロセッサー: MediaTek Dimensity 7300 Pro 5G(8コア、最大2.5GHz、TSMC 4nm)を搭載。
  • 性能向上: CMF Phone 1比でCPU最大+10%、グラフィック最大+5%向上。
  • メモリ (RAM): 8GB搭載。RAMブースターで最大16GB相当に拡張可能でマルチタスクに強い。
  • ストレージ (ROM): 128GB(公式サイト他)または256GB(楽天モバイル)。microSDカード(最大2TB)対応で容量不足の心配なし。
  • 日常操作: アプリ起動、ブラウジング、SNS利用などが非常にスムーズで快適。
  • マルチタスク: 複数のアプリを同時に使用しても、もたつきを感じにくい。

Antutuベンチマーク

CMF Phone 2 Proが搭載するMediaTek Dimensity 7300 Pro 5G プロセッサは、Antutu V10 ベンチマーク総合で約71万点(711,907)を記録していると公式サイトで公開されています。

実測では以下のようになりました。

例: Antutu V10.4.8 総合で「688050」、CPUで「214694」、GPUで「148934」、MEMで「159841」、UXで「164581」

同じプロセッサを搭載するスマートフォンはまだありませんが、似たプロセッサに「MediaTek Dimensity 7300-Ultra」があります。

シャオミのRedmi Note 14 Pro 5Gがそのプロセッサを搭載しており、Antutuベンチマークスコアは以下のようになっています。

例: Antutu V10 総合で「676605」、CPUで「203062」、GPUで「145195」、MEMで「157137」、UXで「171211」

ただし、Dimensity 7300-UltraDimensity 7300 Pro 5Gは似ていますが、いくつかの違いがあります。Dimensity 7300 Pro 5Gの主なスペックは以下の通りです:

Dimensity 7300 Pro 5Gの主なスペック

  • CPU: 2× Cortex-A78 (最大2.5GHz) + 6× Cortex-A55 (最大2.0GHz)
  • GPU: Mali-G615 MP6
  • 製造プロセス: TSMC 4nm
  • メモリ: LPDDR5
  • ストレージ: UFS 3.1
  • AI処理: MediaTek APU 3.0
  • カメラ対応: 最大200MP
  • ビデオ: 4K@30FPS録画・再生
  • 通信: 5G (Sub-6GHz)、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3

Dimensity 7300-Ultraは、Cortex-A78コアを4つ搭載しているのに対し、7300 Pro 5Gは2つのA78コアと6つのA55コアを採用しており、構成が異なります。また、GPUのコア数も違い、7300 Pro 5Gの方がグラフィック性能が向上しています。そのため、CMF Phone 2 Proが搭載するMediaTek Dimensity 7300 Pro 5G プロセッサの方がゲーム性能が高いといえます。

CMF Phone 1と比較

一方、前モデル「CMF Phone 1」(MediaTek Dimensity 7300搭載)はAntutu V10 ベンチマーク総合で約65万点を記録していました。

例: Antutu V10 総合で「651291」、CPUで「192590」、GPUで「147174」、MEMで「147216」、UXで「164311」

このことから、CMF Phone 2 Proが搭載するMediaTek Dimensity 7300 Pro 5G プロセッサは前モデルよりも約6万点スコアが上がっていることになります。

ただし、6万というスコアはそれほど大きな差ではないため、動作の違いは体感できないかもしれません。

Dimensity 7300 Pro 5G性能を比較

CMF Phone 2 Proが搭載するMediaTek Dimensity 7300 Pro 5G プロセッサは他のCPUと比べてどのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。

CPUランキング

Nothing CMF Phone 2 Pro グラフ Dimensity7300Pro5G-Antutu-benchmark-Comparison

※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. Dimensity 8400 Ultra (POCO X7 Pro)・・・Antutu:1560000
  2. Tensor G3 (Google Pixel 8 / Pixel 8a)・・・Antutu:1070000
  3. Snapdragon 7 Gen 3 (motorola edge 50 pro)・・・Antutu:850000
  4. Snapdragon 7s Gen 3 (Nothing Phone 3a)・・・Antutu:710000
  5. MediaTek Dimensity 7300 Pro 5G (CMF Phone 2 Pro)・・・Antutu:710000
  6. Dimensity 7300-Ultra(Redmi Note 14 Pro 5G)・・・Antutu:670000
  7. Snapdragon 7s Gen 2 (Redmi Note 13 Pro 5G)・・・Antutu:560000
  8. MediaTek Dimensity 7050 (OPPO Reno11 A)・・・Antutu:560000
  9. Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 (Xperia 10 VI)・・・Antutu:540000
  10. Dimensity 7030 (motorola edge 40 neo)・・・Antutu:520000

<比較から分かること

以上の比較から、MediaTek Dimensity 7300 Pro 5Gは、ミドルレンジスマートフォン向けのSoCとして優れた性能を持っていると言えます。特に、旧世代のミドルレンジSoCや、よりエントリーに近いモデルと比較した場合、その性能差は明らかです。一般的な用途であれば十分快適に動作し、多くの3Dゲームも設定次第で楽しむことができるレベルです。

ただし、最上位のフラッグシップモデルに搭載されるようなハイエンドSoCには及ばないため、最高画質でのゲームプレイや非常に重い処理を頻繁に行う場合には、性能的な制約を感じる場面もあると考えられます。

ゲーム性能をレビュー:Dimensity 7300 Pro 5Gで人気ゲームはどこまで快適に遊べるか?

ここでは、複数の人気ゲームタイトルを実際にプレイし、CMF Phone 2 Proが搭載する「Dimensity 7300 Pro 5G」の動作パフォーマンスをフレームレート(fps)の具体的な数値とともに詳しくレビューします。

原神 (Genshin Impact):画質設定の調整で広大な世界を冒険可能

まず試したのは、スマートフォンに高いグラフィック性能を要求するオープンワールド・アクションRPGの代表格『原神』です。美しいテイワット大陸を隅々まで冒険するには、相応のマシンパワーが必要となります。

グラフィック設定を「中」、フレームレート設定を「60」にしてプレイしたところ、フィールドを探索している際は50fps前後を維持し、比較的スムーズに動き回ることができました。しかし、複数のキャラクターが入り乱れ、元素爆発が飛び交うようなエフェクト過多の戦闘シーンでは、さすがに負荷が高まり36fps程度までフレームレートが低下する場面も見られました。

常に最高の滑らかさを求めるのは難しいものの、画質設定を少し調整することで、カクつきが致命的になることはなく、十分にプレイを楽しむことが可能です。

フォートナイト (Fortnite):激しい撃ち合いもこなせる安定感

世界的な人気を誇るバトルロイヤルゲーム『フォートナイト』ではどうでしょうか。目まぐるしく変化する戦況と、特徴的な建築バトルへの対応力が試されます。

グラフィックを「中」設定でプレイしたところ、多くの場面で安定して60fpsに近いフレームレートを維持。建築物を素早く組み立てたり、敵との激しい銃撃戦を繰り広げたりする高負荷な状況では一時的にフレームレートが落ち込むこともありましたが、全体的なプレイフィールを損なうほどではありません。一瞬の判断が勝敗を分けるこのゲームにおいて、ストレスを感じさせないパフォーマンスを発揮してくれました。

Call of Duty: Warzone Mobile:大規模バトルロイヤルを快適プレイ

最大120人がしのぎを削る大規模バトルロイヤルFPS『Call of Duty: Warzone Mobile』も試してみました。広大なマップと多数のプレイヤーが同時に存在するこのゲームは、プロセッサへの負荷が非常に高いことで知られています。

グラフィック設定を「中」にした場合、平均して50FPS前後のフレームレートで安定しており、キャラクターの動きや背景の描写も滑らかです。マップへの降下時や、多くのプレイヤーが密集する激戦区での戦闘ではフレームレートに多少の変動は見られるものの、ゲームプレイ全体を通して快適さを保っていました。ミドルレンジのスマートフォンでこの重量級タイトルがスムーズに動作するのは特筆すべき点です。

ウマ娘 プリティーダービー:最高設定で最高のパフォーマンスを堪能

次に、育成シミュレーションゲームの『ウマ娘 プリティーダービー』をプレイ。こちらは3Dグラフィックを多用しつつも、比較的負荷が軽いタイトルです。

予想通り、CMF Phone 2 Proでは高画質設定にしても、レースシーンや華やかなライブパフォーマンスの最中にほぼ常に60fpsを維持。キャラクターたちのダイナミックな動きや、細部まで描かれた背景が非常に滑らかに表示され、育成の成果を最高のクオリティで楽しむことができました。このクラスのゲームであれば、性能を全く気にすることなく没入できます。

崩壊:スターレイル:美麗なグラフィックと戦略バトルを両立

『原神』と同じ開発元が手掛けるスペースファンタジーRPG『崩壊:スターレイル』。こちらも美麗なグラフィックが魅力のタイトルです。

グラフィック設定を「中」にすると、宇宙ステーションの探索や敵の少ないターン制バトルでは50fpsから60fpsの間で安定して動作します。一方、キャラクターの必殺技が炸裂するような派手なエフェクトが多用される場面では、45fps前後までフレームレートが低下することがありました。しかし、ターン制というゲームの性質上、フレームレートの低下が操作に直接影響することは少なく、ゲームプレイに大きな支障はありませんでした。

まとめ:設定次第で幅広く楽しめる、バランスの取れたゲーミング性能

CMF Phone 2 Proに搭載されたMediaTek Dimensity 7300 Pro 5Gは、ミドルレンジ向けプロセッサとして非常にバランスの取れた性能を持っていることが分かりました。

『ウマ娘 プリティーダービー』のような比較的負荷の軽いゲームは、最高設定で全く問題なく快適に動作します。一方で、『原神』や『Call of Duty: Warzone Mobile』といった高いグラフィック性能を要求する重量級タイトルも、グラフィック設定を「中」程度に調整することで、多くの場面でスムーズなゲームプレイが可能です。

ヘビーゲーマーが常に最高設定でプレイするには力不足な面もありますが、日常使いの快適さを確保しつつ、幅広いジャンルの人気ゲームを十分に楽しみたいと考える多くのユーザーにとって、CMF Phone 2 Proは非常にコストパフォーマンスの高い選択肢と言えるでしょう。

カメラ機能レビュー:望遠・超広角追加!CMF Phone 2 Pro3眼カメラの実力と作例

Nothing CMF Phone 2 Pro 背面のカメラ 拡大

スマートフォンを選ぶ上で、カメラ性能は多くの方が重視するポイントでしょう。CMF Phone 2 Proは、前モデルCMF Phone 1からカメラシステムが大幅に進化し、大きな注目点となっています。ここでは、待望の望遠レンズと超広角レンズを備えたトリプルカメラの実力について、実際の使用感を交えながら詳しくレビューしていきます。

CMF Phone 1からの飛躍:シングルからトリプルカメラへ

CMF Phone 1のカメラは、価格を考えれば健闘していましたが、実質的にはメインカメラのみ(+深度センサー)の構成でした。そのため、「風景を広く写したい」「遠くのものを綺麗に撮りたい」といった要望に応えきれない場面があったのも事実です。

しかし、CMF Phone 2 Proでは、50MPのメインカメラに加え、50MPの望遠カメラ(2倍光学ズーム対応)、そして8MPの超広角カメラという、本格的なトリプルカメラ構成へと大きく進化しました。

これにより、撮影できるシーンのバラエティが格段に広がり、写真撮影がより一層楽しくなりました。Phone 1ユーザーが感じていたかもしれない物足りなさが、見事に解消されています。

メインカメラ:明るく高精細な描写力

Nothing CMF Phone 2 Pro 薄暗いシーンで撮影したビル

メインカメラは50MPの高画素センサー(1/1.57インチ, f/1.88)を搭載。CMF Phone 1と比較して光の取り込み量が64%向上したとされており、その効果は特に少し暗い場所での撮影で実感できます。

実際に様々なシーンで撮影してみましたが、その描写力には目を見張るものがあります。個人的な感想としては、非常に高精細でありながら、スマートフォン特有の過度な加工感が少なく、見た目に近い自然な色再現性が素晴らしいと感じました。

安っぽさを感じさせない、高品位な写りは、所有する喜びにも繋がります。AIを活用した画像処理エンジン「TrueLens Engine 3.0」も搭載されており、難しい光の条件下でも、白飛びや黒つぶれを抑えたバランスの良い写真を簡単に撮影できます。

望遠カメラ:ポートレートも風景も、ぐっと引き寄せる

CMF Phone 2 Proの大きな魅力の一つが、新搭載された50MPの望遠カメラです。焦点距離50mm(35mm判換算)は、ポートレート撮影に最適とされる画角に近く、被写体を自然な雰囲気で捉えつつ、背景を美しくぼかすことができます。実際に人物を撮影してみると、メインカメラよりも歪みが少なく、より魅力的なポートレートが撮影できました。

また、少し離れた場所にある被写体を、画質を損なわずにグッと引き寄せて撮影できる2倍光学ズームは、日常のスナップ撮影でも非常に役立ちます。個人的には、もう少しズーム倍率が欲しいと感じることもありましたが、2倍でも有ると無いとでは大違いです。最大20倍のデジタルズームも搭載しているので、遠くのものを確認したい時などには便利です。

超広角カメラ:広大な景色をダイナミックに捉える

風景写真好きには嬉しい8MPの超広角カメラ(119.5°)も搭載されました。広大な景色を一枚の写真に収めたい時や、室内など限られたスペースで全体を写したい時に、その威力を発揮します。メインカメラでは収まりきらない範囲をダイナミックに切り取れるので、旅先での記念撮影などがより印象的になります。実際に使ってみると、その広い画角ならではの表現は新鮮で、撮影の幅が広がったことを実感できます。

ただし、個人的な印象としては、光量が少ない夜間などのシーンでは、メインカメラや望遠カメラに比べてノイズが目立ちやすく、画質面では少し譲る部分があると感じました。明るい屋外での使用がおすすめです。

進化したソフトウェアと機能:撮影をもっと楽しく

Nothing CMF Phone 2 Pro カメラ Ultra XDR技術

カメラの性能はレンズやセンサーだけでなく、ソフトウェアも重要です。CMF Phone 2 Proには、進化した「TrueLens Engine 3.0」が搭載されており、これが画質の向上に大きく貢献しています。例えば、逆光のような明暗差の激しいシーンでも、Ultra XDR技術によって、明るい空と暗い建物の両方のディテールをしっかりと描写してくれます。

また、「Portrait Optimiser」機能により、肌の質感を自然に整え、より美しいポートレート写真が簡単に撮影できます。シャッターを押す前後の瞬間を短い動画として記録する「Motion Photo」機能は、動きのある子どもの表情などを捉えるのに便利で、後からベストショットを選ぶ楽しみもあります。もちろん、夜景を美しく撮影するための「Night Mode」も搭載されており、様々なシーンに対応できます。

動画性能も4K/30fps録画や手ブレ補正(EIS)に対応しており、日常の記録には十分な性能です。

カメラに関する個人的な総括

CMF Phone 2 Proのカメラは、CMF Phone 1からの最大の進化点と言っても過言ではありません。待望の望遠・超広角レンズが加わったことで、撮影できるシーンが飛躍的に増え、写真表現の幅が大きく広がりました。

メインカメラの画質も非常に良好で、色再現性も自然で好感が持てます。ソフトウェアの進化も相まって、誰でも簡単に美しい写真を撮影できる、非常にバランスの取れたカメラシステムだと感じます。この価格帯のスマートフォンとしては、トップクラスのカメラ性能と言えるでしょう。

まとめ:CMF Phone 2 Pro カメラレビュー

  • カメラ構成: 50MPメイン(f/1.88) + 50MP望遠(f/1.85, 2倍光学) + 8MP超広角(f/2.2, 119.5°) のトリプルカメラへ進化(Phone 1は実質シングル)。
  • メインカメラ画質: 光量取り込みがPhone 1比+64%向上。高精細で自然な色再現性。
  • 望遠カメラ: ポートレート撮影や離れた被写体に有効な2倍光学ズーム。最大20倍デジタルズーム。
  • 超広角カメラ: 広大な風景や集合写真に便利な119.5°の広い画角。
  • ソフトウェア: 進化した「TrueLens Engine 3.0」搭載。Ultra XDR、Portrait Optimiser、Motion Photo、Night Modeなど機能も充実。
  • 動画性能: 4K/30fps、1080p/60fps録画、EIS(電子式手ブレ補正)に対応。
  • 総合評価: 撮影シーンが大幅に広がり、画質・機能ともに価格帯トップクラスの実力。

バッテリー性能:CMF Phone 2 Proの電池持ちと充電速度をチェック

Nothing CMF Phone 2 Pro 二人が手に実機をもつ

スマートフォンの使い勝手を大きく左右するバッテリー性能。頻繁な充電が必要だとストレスになりますし、いざという時に電池切れでは困ります。ここでは、CMF Phone 2 Proが搭載する5000mAhの大容量バッテリーと33W急速充電が、日々の利用でどれほどの安心感をもたらしてくれるのか、CMF Phone 1との比較や、バッテリー寿命に関する新たな情報も踏まえてレビューします。

頼れる5000mAh:一日中アクティブに使えるスタミナ

CMF Phone 2 Proは、前モデルCMF Phone 1と同様に、5000mAhという大容量のバッテリーを搭載しています。CMF Phone 1はその優れたバッテリー持ちで高く評価されており、「平均的な使い方なら1回の充電で2日間使えた」という声もあるほどでした。CMF Phone 2 Proも、その頼れるスタミナをしっかりと受け継いでいる印象です。

実際に一日を通して使ってみると、朝にフル充電しておけば、通勤中に音楽ストリーミングサービス(例:SpotifyやApple Music)を利用し、日中にSNS(例:XやInstagram)をチェック、昼休みにはYouTubeで動画を視聴し、写真撮影や軽いゲームをしても、夜寝る前までバッテリー残量を心配する必要はほとんどありませんでした。公式のデータでも、YouTube再生で最長22時間、音声通話なら47時間持つとされており、多くのユーザーにとって十分以上のバッテリー持ちと言えます。

33W急速充電:忙しい朝も安心のスピードチャージ

バッテリー容量が大きいと充電時間が気になるところですが、CMF Phone 2 ProCMF Phone 1と同じく33Wの急速充電に対応しています。公式によると「20分で1日分の電力を充電できる」とされており、このスピードは非常に実用的です。個人的な体験としても、夜に充電を忘れてしまっても、朝起きてから出かけるまでの短い時間(例えば20~30分程度)で、その日一日安心して使えるくらいのバッテリー量を確保できるので、本当に助かっています。

「しまった!」と思った時でも、慌てずに済むのは大きなメリットです。この急速充電のおかげで、充電に関するストレスはかなり軽減されます。

長く使える安心感:バッテリー寿命への配慮

スマートフォンを長く使っていると気になるのがバッテリーの劣化です。CMF Phone 2 Proでは、この点に関しても配慮が見られます。新たに「1200回の充電サイクルを経ても、バッテリー容量の90%以上を維持できる」という具体的な目標値が示されました。これは、頻繁に充放電を繰り返してもバッテリーが劣化しにくく、購入時のパフォーマンスを長期間維持できることを意味します。

CMF Phone 1にもバッテリー寿命を延ばすための技術は搭載されていましたが、より具体的な数値で示されたことで、安心して長く使い続けられるという期待感が高まります。また、夜間にスマートフォンを使用していない間の電力消費を抑える自動省電力機能も搭載されており、バッテリーへの負荷を低減する工夫が凝らされています。

あると便利:リバース充電機能

CMF Phone 2 Proは、5Wのリバース有線充電機能も備えています。これは、スマートフォン本体がモバイルバッテリー代わりになり、USBケーブルを使って他のデバイスを充電できる機能です。例えば、外出先でワイヤレスイヤホン(例:Nothing Earシリーズなど)のバッテリーが少なくなった時に、CMF Phone 2 Proから直接充電することができます。頻繁に使う機能ではないかもしれませんが、いざという時に役立つ便利な機能です。

バッテリーに関する個人的な総括

CMF Phone 2 Proのバッテリー性能は、CMF Phone 1から引き続き非常に高いレベルにあると言えます。5000mAhの大容量は一日の活動を余裕で支え、33Wの急速充電は充電のストレスを大幅に軽減してくれます。スペック上の大きな変化はないものの、バッテリー寿命の維持に関する具体的な目標が示されたことは、長く使いたいユーザーにとって非常に心強いポイントです。日常的な使い方でバッテリーに不安を感じることは、まずないでしょう。

まとめ:CMF Phone 2 Pro バッテリーレビュー

  • バッテリー容量: CMF Phone 1と同等の5000mAh大容量バッテリーを搭載。
  • バッテリー持ち: 優れたスタミナで、通常の使用なら1日以上持つ安心感。
  • 急速充電: 33Wの急速充電に対応。20分で1日分の充電が可能とされるスピード。
  • バッテリー寿命: 1200回の充電サイクル後も容量90%以上を維持する目標が設定され、長期間の使用に対応。
  • リバース充電: 5Wの有線リバース充電に対応し、他のデバイスへの給電が可能。
  • 総合評価: 大容量、高速充電、長寿命化への配慮と、バランスの取れた安心のバッテリー性能。

OSと独自機能:Nothing OS 3.2とGlyph、Essential Keyの使い勝手

Nothing CMF Phone 2 Pro Nothing OS 3.2のUI画面

スマートフォンの使い心地は、ハードウェアだけでなくソフトウェアによっても大きく左右されます。CMF Phone 2 Proは、最新のAndroid 15をベースにした独自の「Nothing OS 3.2」を搭載し、さらにユニークな独自機能も備えています。ここでは、その洗練された操作感や便利な機能、そして前モデルCMF Phone 1からの進化点について詳しくレビューしていきます。

より新しく、より長く安心:Nothing OS 3.2と長期サポート

CMF Phone 2 Proには、最新OSであるAndroid 15をベースとしたNothing OS 3.2がプリインストールされています。これは、CMF Phone 1が搭載していたAndroid 14ベースのNothing OS 2.6から着実に進化しています。さらに注目すべきは、ソフトウェアアップデートの保証期間です。

CMF Phone 2 Proでは、3年間のAndroid OSアップデートと、なんと6年間ものセキュリティパッチの提供が約束されています。これは、CMF Phone 1(Android 2年/セキュリティ 3年)と比較して大幅に延長されており、購入後も長期間にわたって最新の機能やセキュリティを維持できるという、大きな安心感につながります。

Nothing OSの魅力:洗練されたデザインと快適な操作性

Nothing OSは、「余計なソフトウェアがない」「素のAndroidに近い」と評されることが多く、そのシンプルで軽快な操作感はCMF Phone 1でも高く評価されていました。CMF Phone 2 ProのNothing OS 3.2もその哲学を受け継いでおり、非常にスムーズで直感的な操作が可能です。

加えて、Nothingならではのドットマトリクスデザインを基調としたアイコン、ウィジェット、フォントなどがOS全体に統一感をもたらし、他にはない洗練された雰囲気を醸し出しています。個人的には、この独特のデザインと軽快な動作の両立が、Nothing OSの大きな魅力だと感じています。必要な情報に素早くアクセスできる「Smart Drawer」機能なども、日々の使い勝手を向上させてくれます。

個性を演出:Glyph Interfaceとカスタマイズ

背面のGlyph Interfaceは、単なるデザイン上のアクセントではありません。Nothing OSと連携し、通知の種類によって光り方を変えたり、特定の連絡先からの着信を専用のパターンで知らせたり、タイマーの残り時間を表示したりと、実用的な役割も果たします。音を出せない状況でも光で情報を伝えてくれるのは、思った以上に便利です。

また、Nothing OSはカスタマイズ性も重視しており、ホーム画面やロック画面に配置するウィジェットの種類やデザイン、アプリアイコンの表示方法などを細かく調整できます。自分だけの使いやすい、そして見た目にもこだわったスマートフォン環境を構築する楽しみがあります。

新機能「Essential Key」と「Essential Space」:情報収集と整理をスマートに

Nothing CMF Phone 2 Pro 本体の側面 Essential Key

CMF Phone 2 Proで新たに追加された物理ボタン「Essential Key」は、非常にユニークで便利な機能です。側面に配置されたこのボタンは、一度押すと表示中の画面を素早くキャプチャ(スクリーンショット)、長押しすると即座に音声メモの録音を開始できます。会議中に重要な発言を記録したり、Webサイトで見つけた気になる情報をサッと保存したりするのに役立ちます。

そして、これらのキャプチャした情報や音声メモは、自動的に「Essential Space」という専用スペースに整理されます。さらに、Essential Space内ではAIがコンテンツを分析し、要約を作成したり、関連情報や次に取るべきアクションを提案してくれたりします。情報収集から整理、活用までをシームレスに行える、まさに「スマート」な機能です。

AIとの連携:ChatGPT統合

CMF Phone 1から引き続き、ChatGPTとの連携機能も搭載されています。ホーム画面に専用ウィジェットを設置すれば、テキスト入力や音声、画像を使って素早くChatGPTに質問できます。Webページの内容をコピーしたり、スクリーンショットを撮ったりして、それを直接ChatGPTに送って要約や翻訳を依頼するといった使い方も可能です。

日常的な調べ物から、ちょっとしたアイデア出し、文章作成の補助まで、AIの力を手軽に活用できるのは大きな強みです。Nothing製のイヤホンと連携すれば、音声でChatGPTを呼び出すこともできます。

OS・独自機能に関する個人的な総括

CMF Phone 2 ProのNothing OS 3.2は、洗練されたデザインとスムーズな操作性を両立しており、非常に完成度の高いOSだと感じます。長期的なアップデート保証は大きな安心材料です。そして、Glyph InterfaceやEssential Key/Spaceといった独自機能は、他のスマートフォンにはないユニークな体験と利便性を提供してくれます。

特にEssential Key/Spaceは、情報過多な現代において、情報の収集と整理を効率化してくれる画期的な機能と言えるかもしれません。ソフトウェア面でも、CMF Phone 2 Proは非常に魅力的な選択肢です。

まとめ:CMF Phone 2 Pro OS・独自機能レビュー

  • OS: Android 15ベースのNothing OS 3.2を搭載。洗練されたデザインとスムーズな操作性。
  • アップデート保証: Android OSアップデート3年間、セキュリティパッチ6年間の長期サポート。
  • 独自機能① (Glyph): OSと連携し、通知やタイマーなどを光で知らせる実用的なインターフェース。
  • 独自機能② (Essential Key): 画面キャプチャや音声メモをワンタッチで起動できる物理ボタン。
  • 独自機能③ (Essential Space): Essential Keyで収集した情報を自動整理し、AIが要約や提案を行うスペース。
  • AI連携: ChatGPTがOSに統合され、ウィジェットや音声で手軽にアクセス可能。
  • カスタマイズ: ホーム画面、ロック画面、ウィジェットなどを自分好みに設定可能。
  • 総合評価: 長期サポートの安心感と、Essential Key/Spaceなどのユニークで実用的な独自機能が光る、魅力的なソフトウェア体験。

通信・その他機能:待望のおサイフケータイ対応!eSIMや防水など、日本版CMF Phone 2 Proの進化点

Nothing CMF Phone 2 Pro 画面 アプリ一覧

スマートフォンの評価は、プロセッサーやカメラといった主要なスペックだけで決まるものではありません。日常的な使い勝手を左右する決済機能や通信機能、防水性能なども非常に重要です。ここでは、CMF Phone 2 Proの日本版が備える「おサイフケータイ」や「eSIM」への対応、向上した防水性能など、日本のユーザーにとって嬉しい「かゆいところに手が届く」機能について詳しくレビューしていきます。

日本版最大のサプライズ!「おサイフケータイ」に完全対応

CMF Phone 2 Proの日本版における最大の進化、それは間違いなく「おサイフケータイ(FeliCa)」への対応です。 前モデルCMF Phone 1ではNFC自体が非対応、海外版CMF Phone 2 ProもNFC(Google Pay)のみでしたが、日本版はしっかりとローカライズされました。これにより、モバイルSuicaやPASMOによる電車やバスの乗車、iDやQUICPay、楽天Edyを使ったコンビニでの支払いが、スマートフォンをかざすだけで完結します。

「デザインは好きだけど、おサイフケータイがないからメイン機にはできない」と悩んでいた方にとって、この壁が取り払われたことは革命的です。財布を持ち歩くことなく、通勤から買い物までこれ一台でスマートにこなせる、真のメインストリーム機へと進化しました。

自由度が高まる「eSIM」対応と安定した通信

通信機能も現代のトレンドに合わせてアップデートされています。物理的なNano-SIMカードに加え、新たに「eSIM」にも対応しました。これにより、物理SIMとeSIMを組み合わせたデュアルSIM運用が可能です。例えば、「メイン回線は物理SIM、データ通信用のサブ回線は即日発行できるeSIM」といった使い分けや、海外旅行の際に現地のeSIMを追加して使うといった柔軟な運用が簡単にできるようになりました。

もちろん、Wi-Fiは高速なWi-Fi 6(802.11ax)をサポートし、Bluetoothも5.3に対応。Nothing Earなどのワイヤレスイヤホンも安定して接続できます。5G通信も日本の主要キャリアバンド(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)を広くカバーしており、どこでも快適な通信が可能です。

安心感をプラス:向上した防水防塵性能 (IP54)

CMF Phone 2 Proでは、防水防塵性能がCMF Phone 1のIP52からIP54へと向上しました。 IP52がいわゆる「生活防水」レベルだったのに対し、IP54は「あらゆる方向からの水の飛沫」や「粉塵の侵入」から保護されるレベルです。完全防水(IP68など)ではありませんが、急な雨に降られたり、キッチンで水滴がかかったりする程度なら問題なく使用できる安心感があります。日常使いの実用性は十分に確保されています。

操作感を高める振動と、拡張可能なストレージ

細かな部分ですが、操作感の向上も見逃せません。「X軸リニアバイブレーター」を搭載したことで、着信やキーボード入力時の振動が「ブブッ」という鈍い感触から、「コツコツ」というキレのある上質な感触に変わりました。

また、ストレージ容量は128GB(公式サイト、IIJmioなど)または256GB(楽天モバイル)ですが、microSDカード(最大2TB)に対応しているのも嬉しいポイントです。最近のハイエンド機では廃止されがちなSDカードスロットがあるため、写真や動画を大量に撮り溜めても、手軽に容量を増やして対応できます。

通信・その他機能に関する個人的な総括

CMF Phone 2 Proの日本版は、単なるスペックアップにとどまらず、日本のユーザーが本当に求めていた機能を完璧に実装してきました。特におサイフケータイとeSIMへの対応は、この端末の価値を劇的に高めています。 「デザインが良いサブ機」ではなく、「便利でカッコいいメイン機」として自信を持っておすすめできる一台に仕上がっています。

まとめ:CMF Phone 2 Pro 通信・その他機能レビュー

  • おサイフケータイ: 日本版独自機能としてFeliCaに完全対応。 Suica、iD、QUICPayなどが利用可能。
  • SIM構成: Nano-SIM + eSIMのデュアルSIM構成に対応。 回線の使い分けが容易に。
  • 防水防塵: IP52からIP54へ向上。水の飛沫に対する安心感がアップ。
  • ストレージ拡張: microSDカードスロット(最大2TB)を搭載。
  • バイブレーション: X軸リニアバイブレーター搭載で、心地よい触覚フィードバック。
  • 通信: Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3、5G(国内4キャリア対応)を網羅。
  • 生体認証: 画面内指紋認証と顔認証のダブル対応。
  • 総合評価: おサイフケータイとeSIM対応により、利便性が飛躍的に向上。メイン機として不足のない機能性を獲得。

CMF Phone 1 と CMF Phone 2 Proの違い:進化したポイント総まとめ

Nothing CMF Phone 2 Pro UIデザイン

ここでは、これまでの比較内容を踏まえ、CMF Phone 2 ProCMF Phone 1からどの点が具体的に進化したのかを、箇条書きで分かりやすく整理して提示します。ディスプレイ、カメラ、性能、NFC対応、防水性能、OSサポート期間など、主要なアップグレードポイントを簡潔に示し、両モデルの違いを素早く理解できるようにします。

ディスプレイ:

  • サイズと種類: Phone 2 Proは6.77インチのフレキシブルAMOLEDで、Phone 1の6.67インチSuper AMOLED LTPSよりわずかに大きいです 。
  • 色表現: Phone 2 Proは10ビットカラー(約10.7億色)に対応し、Phone 1の8ビットカラー(約1677万色)より豊かな色を表現できます 。
  • タッチ反応速度: Phone 2 Proのタッチサンプリングレートは1000Hzと、Phone 1の240Hzから大幅に向上しており、よりスムーズで応答性の高い操作が可能です 。
  • 輝度: Phone 2 Proはピーク輝度が3000ニト、屋外輝度が1300ニトと、Phone 1(ピーク2000ニト、屋外700ニト)より大幅に明るく、屋外での視認性が向上しています 。

パフォーマンス:

  • プロセッサー: Phone 2 ProはMediaTek Dimensity 7300 Proを搭載し、Phone 1のDimensity 7300と比較してCPU性能が最大10%、グラフィック性能が最大5%向上しています 。
  • Antutuスコア: Phone 2 Proのスコアは71万点以上と、Phone 1の約67万点から向上しています 。

カメラ:

  • 構成: Phone 2 Proは50MPメイン+50MP望遠+8MP超広角のトリプルカメラ構成ですが、Phone 1は実質50MPメインカメラのみ(+ポートレートセンサー)です 。望遠・超広角レンズの追加により、撮影シーンの幅が大きく広がりました。
  • 望遠撮影: Phone 2 Proは2倍光学ズーム対応の50MP望遠カメラを搭載していますが、Phone 1には光学ズームはありません 。
  • 超広角撮影: Phone 2 Proは119.5°の画角を持つ8MP超広角カメラを搭載していますが、Phone 1にはありません 。
  • 光の取り込み: Phone 2 ProのメインカメラはPhone 1より64%多く光を取り込めるとされています 。
  • カメラエンジン: Phone 2 ProはTrueLens Engine 3.0に進化しています(Phone 1は2.0) 。

OSとソフトウェア:

  • OSバージョン: Phone 2 ProはAndroid 15ベースのNothing OS 3.2を搭載(Phone 1はAndroid 14 / OS 2.6) 。
  • アップデート保証: Phone 2 ProはAndroidアップデート3年間、セキュリティパッチ6年間と、Phone 1(Android 2年/セキュリティ 3年)より長期間のサポートを提供します 。
  • 独自機能: Phone 2 Proには、物理ボタンの「Essential Key」と、情報整理スペース「Essential Space」という新機能が追加されています 。

通信・その他機能:

  • NFC: Phone 2 ProはNFCに対応し、Google Payなどのタッチ決済が利用可能になりましたが、Phone 1は非対応でした 。
  • 防水防塵性能: Phone 2 ProはIP54等級に向上し、Phone 1のIP52より高い保護性能を備えています 。
  • バイブレーション: Phone 2 ProはX軸リニアバイブレーターを搭載しており、より質の高い触覚フィードバックを提供します(Phone 1は種類不明) 。

デザインとサイズ:

  • 薄さと軽さ: Phone 2 Proは厚さ7.8mm、重さ185gと、Phone 1(標準8mm/197g、レザー9mm/202g)より薄型軽量化されています 。
  • デザイン要素: Phone 2 ProにはGlyph Interfaceが搭載されていますが、Phone 1にはありません 。

付属品:

Phone 2 Proには標準でフォンケースが付属しますが、Phone 1には付属していません

まとめ

CMF Phone 2 Proは、CMF Phone 1と比較して多くの点で進化しています。特に、ディスプレイの輝度と応答性、トリプルカメラ構成(望遠・超広角の追加)、NFC対応、防水性能の向上、OSの長期サポート、そしてEssential Key/Spaceといった新機能の追加は大きな改善点です。パフォーマンスも着実に向上し、より薄く軽くなったデザインも魅力です。

CMF Phone 1」のコンセプトを引き継ぎつつ、弱点を克服し全体的な完成度を高めたモデルと言えます。

CMF Phone 2 Proのメリット・デメリット

Nothing CMF Phone 2 Pro 本体 背面 ライトグリーン

「CMF Phone 2 Pro」について、他のスマートフォン(CMF Phone 1、POCO M7 Pro 5G、Galaxy A25 5G、Redmi Note 14 Pro 5G)と比較した場合のメリット(長所)とデメリット(弱点)をまとめました。

メリット(長所、利点)

メリット1:日本版はおサイフケータイ(FeliCa)に対応

ここが最大の進化点です。海外メーカーのコスパスマホであるPOCO M7 Pro 5Gや、前モデルCMF Phone 1はおサイフケータイ非対応ですが、日本版CMF Phone 2 ProはFeliCaに完全対応しました。これにより、Galaxy A25 5GやRedmi Note 14 Pro 5Gと同様に、SuicaやiDなどの電子マネー決済が利用でき、メイン機としての実用性が格段に向上しています。

メリット2:独自性の高いデザインと機能

背面のGlyph Interfaceや、物理ボタン「Essential Key」、情報整理スペース「Essential Space」を搭載しています。これらはCMF Phone 1、POCO M7 Pro 5G、Galaxy A25 5G、Redmi Note 14 Pro 5Gにはない、ユニークで実用的な機能であり、デザイン面でも個性を際立たせています。

メリット3:優れたディスプレイ応答性と輝度

タッチサンプリングレートは1000Hzと、CMF Phone 1の240Hzから大幅に向上しており、非常にスムーズな操作感を実現します。ピーク輝度も3000nitsと高く、POCO M7 Pro 5Gの2100nitsやGalaxy A25 5Gよりも屋外での視認性に優れています。Redmi Note 14 Pro 5Gも同等のピーク輝度を誇りますが、タッチ感度の良さはゲーマーにとって大きなアドバンテージです。

メリット4:望遠カメラの搭載

50MPの望遠カメラ(2倍光学ズーム)を搭載している点は大きなメリットです。CMF Phone 1、POCO M7 Pro 5G、Galaxy A25 5Gには専用の望遠レンズがありません。Redmi Note 14 Pro 5Gも望遠レンズは非搭載(高画素クロップ対応)のため、光学レンズで綺麗にズーム撮影ができる点はCMF Phone 2 Proの強みです。

メリット5:長期的なソフトウェアサポート

OSアップデート3年間、セキュリティパッチ6年間の提供保証は、CMF Phone 1の2年+3年やRedmi Note 14 Pro 5Gの3年+4年よりも長く、他のモデル(POCO M7 Pro 5G、Galaxy A25 5G)と比較しても長期間安心して利用できる点で優れています。

デメリット(短所、欠点)

デメリット1:防水性能

防水防塵性能はIP54等級であり、CMF Phone 1のIP52からは向上していますが、より高い防水性能を持つGalaxy A25 5G(IPX5/IPX8)やRedmi Note 14 Pro 5G(IP68)と比較すると見劣りします。POCO M7 Pro 5Gは同等のIP64等級です。

デメリット2:カメラ性能の一部

望遠カメラは搭載されましたが、8MPの超広角カメラは、Redmi Note 14 Pro 5Gの8MPと同等画素数ながら、画質面で見劣りする可能性があります。また、Redmi Note 14 Pro 5Gが搭載する2億画素のメインカメラと比較すると、CMF Phone 2 Proの50MPメインカメラは解像度で劣ります。

デメリット3:充電速度

33Wの急速充電に対応していますが、POCO M7 Pro 5GやRedmi Note 14 Pro 5Gが対応する45W充電と比較すると、充電スピードはやや遅めです。CMF Phone 1も同じ33Wでした。

CMF Phone 2 Proのスペック(仕様)

  • ディスプレイ: 6.77″ FHD+ フレキシブルAMOLED、120Hzアダプティブ、3000nitsピーク輝度、10-bit。
  • プロセッサ: MediaTek Dimensity 7300 Pro 5G (8コア, 4nm)。
  • GPU: Mali-G615 MP(CMF Phone 1と比較してグラフィック性能が最大5%向上)
  • RAM(メモリ): 8GB (RAMブースターで最大16GB拡張可能)。
  • ストレージ: 128GB(公式サイト/IIJmio等)または 256GB(楽天モバイル)、microSDカード対応(最大2TB)
  • バッテリー: 5000mAh。
  • 駆動時間: YouTube再生 最大22時間、BGMIゲーム 10時間、音声通話 47時間 (Nothingテストラボのデータ)。
  • 充電: 33W有線急速充電、5Wリバース有線充電 (約20分で一日分)。
  • 背面カメラ: 50MPメイン、50MP望遠 (2x光学ズーム)、8MP超広角。
  • 前面カメラ: 16MP。
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3。
  • GPS: GPS, GLONASS, BDS, GALILEO, QZSSに対応。
  • NFC: 対応(おサイフケータイ / FeliCa対応)
  • インターフェース: デュアルSIM(Nano-SIM + eSIM)、アクセサリーポイント、Essential Key搭載
  • 振動モーター: X軸リニアバイブレーター搭載。
  • 防水防塵: IP54対応。
  • 冷却システム: なし
  • 生体認証: 画面下光学式指紋センサー、顔認証。
  • OS: Android 15ベースのNothing OS 3.2。3年間のAndroidアップデート、6年間のセキュリティパッチ。
  • サイズ: 高さ: 164.0 mm、幅: 78.0 mm、厚さ: 7.8 mm。
  • 重量: 185 g。
  • カラー: オレンジ、ライトグリーン、ブラック、ホワイト
  • 付属品: 本体、USB-Cケーブル、ケース、安全情報・保証書、プレ貼付保護シート、SIMピン。
  • モバイル通信: 5G NR、4G LTE、3G UMTS、2G GSM対応
  • SIMカード: Nano-SIM + eSIM

対応バンド:CMF Phone 2 Pro

CMF Phone 2 Proは5G通信に対応しています。

基本的には本体にSIMカードを入れて、APN設定を済ませると、通信できます。

SIMはNanoSIMに対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

  1. 5G NRバンド: n1, n2, n3, n5, n7, n8, n12, n20, n28, n38, n40, n41, n66, n71, n77, n78。※デュアルモード(NSA & SA)に対応しています。
  2. 4G LTEバンド: 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17, 18, 19, 20, 26, 28, 38, 40, 41, 42, 48, 66, 71。
  3. 3G UMTS (WCDMA)バンド: UMTS B1, 2, 4, 5, 6, 8, 19。
  4. 2G GSM: 850, 900, DCS, PCS。

対応バンドの詳細

ドコモ:

  • 5G: n1, n3, n28, n77, n78 (主要バンドn28, n77, n78に対応。n79は非対応ですが、他のn1, n3にも対応)
  • 4G: B1, B3, B19, B28, B41, B42 (主要バンド B1, B3, B19, B28 に対応。B21は非対応ですが、他の重要なバンドは網羅)
  • プラチナバンド: B19 対応
  • 3G: B1, B19 (B6含む) 対応 (3Gサービスは2026年3月末終了予定)

au:

  • 5G: n3, n28, n77, n78 (主要バンドn28, n77, n78に対応。n40は非対応ですが、重要なバンドは網羅)
  • 4G: B1, B3, B18(B26含む), B28, B41, B42 (主要バンド B1, B3, B18/26, B28 に対応。B11は非対応ですが、重要なバンドは網羅)
  • プラチナバンド: B18/B26 対応
  • (3Gはサービス終了)

ソフトバンク:

  • 5G: n3, n28, n77 (主要バンドn3, n28, n77に対応。ミリ波n257は非対応)
  • 4G: B1, B3, B8, B28, B41, B42 (主要バンド B1, B3, B8, B28 に対応。B11は非対応ですが、重要なバンドは網羅)
  • プラチナバンド: B8 対応
  • 3G: B1, B8 対応 (3Gサービスは終了済みまたは終了間近)

楽天モバイル:

  • 5G: n77 (主要バンドn77に対応。ミリ波n257は非対応) 修正:主要バンド n77 に対応。端末は n3 にも対応しているため、楽天モバイルの 5G にも対応しています。
  • 4G: B3, B18(B26含む) (パートナー回線), B28 (自社プラチナバンド) (自社バンドB3、パートナー回線B18/26、自社プラチナバンドB28に対応)
  • プラチナバンド: B18/B26 (パートナー回線)、B28 (自社バンド、順次拡大中) 対応
  • (3G/GSMはサービス対象外)

結論

この端末は、ドコモ、au、ソフトバンクの主要な4G/5Gバンドに幅広く対応しており、各社のプラチナバンドもカバーしています。

楽天モバイルについても、主要な4Gバンド(自社B3、パートナーB18/26)、5Gバンド(n77)、およびプラチナバンド(B28)に対応しています。

UMTS(3G)はドコモ・ソフトバンクで利用可能ですが、順次サービス終了予定です。auの3Gは既に終了しています。

GSM(2G)には対応していますが、日本国内のキャリアでは使用されていません。

総合的に見て、この端末は日本の主要4キャリアすべてで、大きな問題なく利用できる可能性が高いと言えます。

ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。

こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!

CMF Phone 2 Proの評価

Nothing CMF Phone 2 Pro 本体 背面 斜め

8つの基準で「CMF Phone 2 Pro」を5段階で評価してみました。

画面の見やすさ:★★★★★ (5/5)
大型・高輝度・高色域AMOLED。120Hz/1000Hzタッチで滑らか。

スペック:★★★★☆ (4/5)
Dimensity 7300 Pro搭載。日常操作は快適なミドルレンジ性能。

耐久性: ★★★☆☆ (3/5)
IP54防水防塵に向上。日常的な飛沫や埃に対応。

デザイン:★★★★★ (5/5)
薄型軽量で洗練された外観。Glyph Interfaceと質感の高い素材。

通信:★★★★★ (5/5)
5G/Wi-Fi 6/BT5.3に加え、待望のNFC搭載。国内バンドもカバー。

機能:★★★★★ (5/5)

Glyph、Essential Key/Spaceなど独自機能が充実。長期OSサポートに加え、日本版はおサイフケータイにも対応。

使いやすさ:★★★★★ (5/5)
軽快なOS、長持ちバッテリー、NFC、高性能ディスプレイで快適。

価格:★★★★☆ (4/5)
約4万円台予想。機能・性能を考えるとコスパ良好の期待。

総評:★★★★☆ (4.5/5)

CMF Phone 2 Proは、前モデルCMF Phone 1のコンセプトを引き継ぎつつ、ユーザーからのフィードバックを反映し、多くの点で着実な進化を遂げたスマートフォンです。特にデザイン、ディスプレイ、機能面での魅力が高く、ミドルレンジの価格帯において非常に競争力のあるモデルと言えるでしょう。

デザインと質感の向上

前モデルから薄型軽量化され、手に馴染みやすくなった点は高く評価できます。アルミニウムやステンレスといった素材の採用は、プラスチックが主体だった前モデルと比較して質感を大幅に向上させており、所有する喜びを感じさせます。Nothingブランドの象徴であるGlyph Interfaceの搭載も、デザイン上のアクセントとしてだけでなく、通知機能としても実用的であり、個性を際立たせています。

ディスプレイと基本性能の進化

ディスプレイはサイズ、輝度、色表現、タッチ応答性の全てにおいて進化しており、特に屋外での視認性向上とゲームプレイ時の快適性向上は大きなメリットです。

プロセッサーも順当に性能アップし、日常操作でストレスを感じることはまずないでしょう。待望のおサイフケータイ(FeliCa)への対応は、日本のユーザーにとって最大の朗報であり、メイン機としての利便性が飛躍的に向上しました。

カメラとソフトウェアの充実

望遠・超広角カメラが追加されたことで、撮影できるシーンが格段に広がりました。メインカメラの画質も良好で、価格帯を考えれば満足度の高いカメラ性能です。Nothing OSは洗練された使い心地に加え、Essential Key/Spaceといったユニークで実用的な新機能が追加されました。さらに、3年間のOSアップデートと6年間のセキュリティアップデート保証は、長く安心して使えるという点で非常に価値が高いです。

まとめ

CMF Phone 2 Proは、デザイン、ディスプレイ、カメラ、機能、使いやすさ、長期サポートといった多くの面で高い完成度を誇ります。前モデルの弱点を克服し、所有欲と実用性を高いレベルで両立させた、非常にバランスの取れたスマートフォンと言えるでしょう。日本での正式な価格発表が待たれますが、予想される価格帯であれば、多くのユーザーにとって魅力的な選択肢となるはずです。

CMF Phone 2 Proは買うべきか?おすすめユーザーと評価

これまでのレビューと他機種との比較を踏まえ、CMF Phone 2 Proがどのようなスマートフォンであり、購入を検討すべきか、そしてどのようなユーザーにおすすめできるのかを総括します。

CMF Phone 1からの確かな進化と魅力

CMF Phone 2 Proは、前モデルCMF Phone 1のユーザーからのフィードバックを反映し、多くの点で明確な進化を遂げています。

特に、おサイフケータイ(FeliCa)の搭載、望遠・超広角レンズを加えたトリプルカメラへの強化、そしてNothingブランドの象徴であるGlyph Interfaceの採用は、Phone 1の弱点を克服し、魅力を大幅に高める要素です。

加えて、ディスプレイの輝度向上やタッチ応答性の改善、より薄型軽量になったデザイン、IP54への防水防塵性能向上、そして長期化されたソフトウェアサポートなど、全体的な完成度が着実に向上しています。

CMF Phone 2 Proがおすすめなユーザー

このスマートフォンは、まず独自のデザインや機能を重視するユーザーに強くおすすめできます。Glyph InterfaceEssential Keyといったユニークな機能は、他のスマートフォンにはない体験を提供します。また、洗練されたデザインと質感の向上も、所有する喜びを感じさせてくれるでしょう。

おサイフケータイ(SuicaやiDなど)を日常的に利用しており、財布を持たずにスマホ一台で出かけたいユーザーには最適です。

最新OSを長期間安心して使いたいユーザーにとっても、OSアップデート3年・セキュリティパッチ6年という手厚いサポートは大きな魅力です。標準・望遠・超広角とバランスの取れたカメラ構成を求めているユーザーや、CMF Phone 1に興味があったもののおサイフケータイ非対応やカメラ機能に物足りなさを感じていたユーザーにも適しています。

購入を検討する上での注意点

一方で、いくつかの注意点も存在します。防水性能もIP54と向上はしたものの、Galaxy A25 5G(IPX5/IPX8)やRedmi Note 14 Pro 5G(IP68)のような高いレベルを求める場合には物足りなさを感じる可能性があります。

また、カメラのメインセンサー解像度や充電速度も、Redmi Note 14 Pro 5Gなどに比べると控えめです。価格も約4万円台と予想されており、より安価なCMF Phone 1やPOCO M7 Pro 5G、Galaxy A25 5Gで十分と考えるユーザーもいるでしょう。

最終評価:バランスの取れた個性派ミドルレンジ

CMF Phone 2 Proは、CMF Phone 1から大きく進化し、デザイン、機能、性能のバランスが取れた、非常に魅力的なミドルレンジスマートフォンです。特に、Nothingならではの独自機能とデザイン、長期的なソフトウェアサポートは大きな強みと言えます。いくつかの弱点やトレードオフは存在するものの、それらが許容範囲であれば、価格以上の価値と満足感を得られる可能性が高い一台です。

最終的な購入判断は、日本での正式な価格発表と、個々のユーザーが何を最も重視するかによって変わってきますが、個性を求める多くのユーザーにとって有力な選択肢となることは間違いないでしょう。

CMF Phone 2 Proの価格・購入先

Nothing CMF Phone 2 Pro 本体 背面 オレンジ

※価格は2026/01/12に調査したものです。価格は変動します。

Nothing 公式サイト(日本)

  • 8+128GBモデル: 42,800円、
  • 8+256GBモデル: 47,800円、

で販売されています。

Nothing 公式サイト(日本)で「CMF Phone 2 Pro」をチェックする

ECサイト

  • 楽天市場で47900円、
  • ヤフーショッピングで42680円、

で販売されています。

Amazonで「CMF Phone 2 Pro」をチェックする

楽天市場で「CMF Phone 2 Pro」をチェックする

ヤフーショッピングで「CMF Phone 2 Pro」をチェックする

AliExpressで「CMF Phone 2 Pro」をチェックする

米国 Amazon.comで「CMF Phone 2 Pro」をチェックする

Yahoo! Shopping
Yahoo!ショッピング

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CMF Phone 2 Proを安く買う方法

CMF Phone 2 Proをできるだけ安く買うには、IIJmioや楽天モバイルを利用するのがいいでしょう。特に楽天モバイルはストレージが倍の256GBモデルを取り扱っています。以下にその料金を紹介します。

楽天モバイル(256GBモデル)

  • 一括払い価格: 47,900円(※8GB+256GBモデル)
  • 分割払い(他社からの乗り換え時): 月々550円から(買い替え超トクプログラム利用時、1〜24回目)

楽天モバイルで「CMF Phone 2 Pro」をチェックする

IIJmio(128GBモデル)

のりかえ(MNP)価格

  • 一括払い:32,800円(税込)
  • 24回払い:1,368円(税込)/月

通常価格

  • 一括払い:42,780円(税込)
  • 24回払い:1,794円(税込)/月

IIJmioで「CMF Phone 2 Pro」をチェックする

おすすめのライバル機種と価格を比較

Nothing CMF Phone 2 Proに似た性能をもつスマートフォンも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

Nothing Phone (3a) Lite

Nothingから発売された6.77インチの5Gスマートフォンです(2026年1月15日発売)。

Nothing OS 3.5 (Android 15ベース)、MediaTek Dimensity 7300 Pro 5G、8GBメモリ、1084×2392 (FHD+)のフレキシブルAMOLED、128GB ストレージ、最大22時間(YouTube再生)駆動する5,000mAhバッテリー、背面50MP+8MP(超広角)+2MP(マクロ)の3眼カメラ、前面16MPのフロントカメラを搭載しています。

また、Essential Key、AIハブ機能「Essential Space」、ChatGPT(統合)、AI壁紙生成、、33W有線急速充電、5Wリバース充電、最大2TBまでのストレージ拡張(microSDカードスロット)に対応。

IP54防塵・防滴、おサイフケータイ (FeliCa)、「Glyph Interface」、光学式画面内指紋認証、顔認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 6 (802.11ax)、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

✅価格は、Nothing公式サイトで42,800円(税込・国内版・SIMフリー)、楽天市場で32,890円(※回線セット)、ヤフーショッピングで45,480円(※海外版・SIMフリー)です。

👉関連記事:Nothing Phone (3a) Lite徹底レビュー!3aとの違いと欠点

Amazonで「Nothing Phone (3a) Lite」をチェックする

Nothing Phone (3a)

Nothing Technologyから発売された6.77インチの5Gスマートフォンです(2025年4月15日発売)。

Android 15ベースのNothingOS 3.1、Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3、12GBメモリ(インドを除く、一部モデルは8GB)、1080 x 2392 のフレキシブルAMOLED液晶、256GBストレージ(一部モデルは128GB)、5000 mAhバッテリー、背面50MP+50MP+8MPの3眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、進化したGlyphインターフェース、Essentialキー、Essential Space、50W急速充電、望遠撮影、120Hzアダプティブリフレッシュレート、IP64防水防塵、Google Pay対応NFC、ディスプレイ内指紋認証、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、GPS、5G通信に対応しています。

✅価格は、Amazonで54,739円(税込・日本正規代理店品)、楽天市場で46,900円(送料無料)、ヤフーショッピングで48,500円(送料無料)、です。

👉関連記事:Nothing Phone (3a)レビュー!2aと比較!価格・スペック・評価

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Notihing CMF Phone 1

Nothingから発売されたNothing OS 2.6搭載の5G スマートフォンです(2024年7月に発売)。

MediaTek Dimensity 7300、スーパー AMOLED液晶、5000 mAh バッテリー、背面 50MPのメインカメラ、前面 16MPのフロントカメラ搭載で、

交換式のカバー、33W 急速充電、5Wリバースチャージ、最大2TBまでのストレージ拡張、ディスプレイ内指紋認証、リフレッシュレート 120 Hz、タッチサンプリングレート 240 Hz、IP52防水防塵、Wi-Fi 6に対応しています。

✅価格は、楽天市場で24,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで26,980円、です。

👉関連記事:Nothing「CMF Phone 1」とPhone (2a)の違いを解説

Amazonで「CMF Phone 1」をチェックする

OPPO Reno13 A

OPPOから発売された約6.7インチの5Gスマートフォンです(2025年6月26日発売)。

ColorOS 15 (based on Android 15)、Snapdragon 6 Gen 1、8GBメモリ、2,400×1,080 pxの有機EL、128GBストレージ、5,800mAhバッテリー、背面約5000万画素+約800万画素+約200万画素の3眼カメラ、前面約3200万画素のフロントカメラ、microSDカードスロットを搭載しています。

また、AI機能(AI写真編集、AI文章作成、Google Gemini)、デュアルステレオスピーカー、光学式手ブレ補正、「O+ Connect」機能、「スプラッシュタッチ機能」、「手袋モード」、最大120Hzのリフレッシュレート、IP68/IP69防水防塵、米国MIL規格(MIL-STD-810H)に対応。

おサイフケータイ®、最大1TBまでのストレージ拡張、45W SUPERVOOC 急速充電、ディスプレイ指紋認証、顔認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 5 (802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.1、GPSにも対応しています。

✅価格は、Amazonで48,800円(税込)、楽天市場で43,819円(送料無料)、ヤフーショッピングで43,961円、です。

👉関連記事:OPPO Reno13 A 徹底レビュー!Reno11 Aと性能・機能を比較

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moto g66j 5G

Motorolaから発売された約6.7インチの5Gスマートフォンです(2025年7月10日発売)。

Android 15、MediaTek Dimensity 7060、8GBメモリ(RAMブーストにより最大24GBまで拡張可能)、2,400 x 1,080 pxのLCD、128GBストレージ、5200 mAhバッテリー、背面約5,000万画素+約800万画素の2眼カメラ、前面約3,200万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、IP68・IP69/MIL-STD-810H防水防塵、おサイフケータイ®、最大2TBまでのストレージ拡張、指紋認証、顔認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz+5GHz)、Bluetooth® 5.3、GPSに対応しています。

✅価格は、Amazonで28,073円(税込)、楽天市場で28,200円(送料無料)、ヤフーショッピングで28,799円、です。

👉関連記事:moto g66j 5G 徹底レビュー!耐久性・カメラ・機能をg64と比較

Amazonで「moto g66j 5G」をチェックする

POCO M7 Pro 5G

Xiaomi傘下のPOCOブランドから発売された6.67インチの5Gスマートフォンです(2025年4月3日発売)。

Xiaomi HyperOS 1.0 (Android 14ベース)、MediaTek Dimensity 7025-Ultra、8GBメモリ(最大16GB相当に拡張可能)、2400 x 1080 pxの有機EL (AMOLED)ディスプレイ(最大120Hzリフレッシュレート)、256GBストレージ、5110mAhバッテリー、背面50MP(OIS)+2MPの2眼カメラ、前面20MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(消しゴムなど)、45Wターボチャージ、IP64防塵防滴、microSDカードによるストレージ拡張、NFC(Felicaは非対応)、赤外線ブラスター、画面内指紋センサー、AI顔認証、ステレオデュアルスピーカー(Dolby Atmos対応)、3.5mmヘッドホンジャック、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。

✅価格は、Amazonで29,682円、楽天市場で28,644円(中古Aランク品・送料無料)、ヤフーショッピングで28,644円(中古)、です。

👉関連記事:POCO M7 Pro 5G 徹底レビュー!M6 Pro比較と買うべきか判断

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Galaxy A36 5G

サムスンから発売された約6.7インチの5Gスマートフォンです(2025年6月26日発売)。

Android 15、Snapdragon 6 Gen 3、6GBメモリ、1080 x 2340 (FHD+)のSuper AMOLED(有機EL)ディスプレイ、128GBストレージ、最大29時間(動画再生時)駆動する5000 mAhバッテリー、背面50MP+8MP+5MPの3眼カメラ、前面12MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能「Awesome Intelligence」(Google Gemini、かこって検索、AIセレクト、AI消しゴム、編集サジェスト)、超広角・マクロ撮影、光学式手ブレ補正(OIS)、4K動画撮影、リフレッシュレート:最大120Hz、高輝度モード(1,200nits)、Corning® Gorilla® Glass Victus®+に対応。

IP68防水防塵、おサイフケータイ、指紋認証(画面内)、顔認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

✅価格は、Amazonで49,848円、楽天市場で49,434円(送料無料)、ヤフーショッピングで50,490円、です。

👉関連記事:Galaxy A36 5G 徹底レビュー!A25 5G比較で気づいた利点と欠点

Amazonで「Galaxy A36 5G」をチェックする

Redmi Note 14 Pro 5G

Xiaomiから発売された6.67インチの5Gスマートフォンです(2025年3月22日発売)。

Xiaomi HyperOS(Android 14ベース)、Dimensity 7300-Ultra、8GB/12GBメモリ、最大輝度3000nitのCrystalRes AMOLED液晶 (120Hz, 最大3000nits, Gorilla® Glass Victus® 2, Dolby Vision®など)、256GB/512GBストレージ、5110 mAhバッテリー、背面2億画素+800万画素+200万画素の3眼カメラ、前面2000万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(かこって検索、AI消しゴムPro、Geminiなど)、IP68防水防塵、45Wターボチャージ、Corning Gorilla Glass Victus 2、最大4倍のロスレスズーム、AIビューティーモード、4K動画撮影(24/30fps)、1080p(120fps)のスローモーション撮影、

X軸リニアモーター、冷却システム、画面内指紋センサー、AI顔認証、NFC、最大3回のOSアップデートと4年間のセキュリティパッチ、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。

✅価格は、Amazonで41,379円(税込)、楽天市場で40,194円(送料無料)、ヤフーショッピングで41,980円、です。

👉関連記事:Redmi Note 14 Pro 5G レビュー!カメラ、価格、13 Pro比較

Amazonで「Redmi Note 14 Pro 5G」をチェックする

他のNothingスマホと比較

他にもNothingのスマートフォンが販売されています。こちらの記事で最新機種やその選び方についてまとめているので、ぜひご覧ください。

Nothing Phone完全ガイド:全シリーズ比較から選び方、価格まで徹底解説

その他のおすすめAndroidスマホは?

その他のおすすめAndroidスマホは以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。

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この記事を書いた人:秋葉原ぶらり

ガジェットブロガー / 動画クリエイター。2014年からブログを開始。以来、Android端末やWindowsデバイス、ゲーム製品、Apple製品、PC周辺機器などのレビューを発信し続けている。目標は東京「秋葉原」をぶらぶらと探索する楽しさを、そのままネット上で体験できるようにすること。趣味は、写真、プログラミング、読書、小説やエッセイの文筆、デザイン制作など多岐にわたる。最新の更新情報はX:旧Twitter(URL:https://x.com/akiba_burari)やThread(URL:https://www.threads.com/@akibaburari)、でも発信中。
動画はYouTubeで(https://www.youtube.com/@秋葉原ぶらり)公開中。

Garmin Instinct 3 Tacticalレビュー:進化と選び方を解説

Instinct 3 Dual Power Tacticalの画面 機能表示
多くのミリタリーファンやアウトドア愛好家が待ち望んでいた、GarminのタフネスGPSウォッチ最新モデル「Garmin Instinct 3 Tactical 」(ガーミン インスティンクト スリー タクティカル)シリーズが、いよいよ2025年5月9日(金)に発売開始となります。

過酷な環境下での使用を想定し、機能性と耐久性を極限まで高めたこのシリーズは、日常使いから本格的なミッションまで、あらゆるシーンで頼れるパートナーとなるでしょう。発売前から注目を集める、その実力にご期待ください。

圧倒的なタフネスと本格的なタクティカル機能

Garmin Instinct 3 Tactical シリーズ最大の魅力は、その卓越したタフネス性能と、プロフェッショナルユースにも応える本格的なタクティカル機能にあります。

MIL規格(MIL-STD-810)をクリアした堅牢なボディは、想像を絶するような過酷な環境にも耐えうる設計。水深100m防水はもちろん、繊維強化ポリマーケースと特殊ガラスが衝撃や傷から内部機構を守ります。

そして、位置情報の秘匿や無線通信を遮断するステルスモード、高高度降下のナビゲーションを行うジャンプマスター、暗視ゴーグル対応のナイトビジョンモード、緊急時にデータを完全消去するキルスイッチなど、まさに”Tactical”の名にふさわしい機能群は、極限状況下での活動を強力にバックアップします。

高精度ナビゲーションと充実のヘルスケア

ナビゲーション能力も飛躍的な進化を遂げました。GNSSマルチバンドテクノロジーは、遮蔽物の多い厳しい環境下でも、より速く、より正確な位置情報を提供。Garmin独自のSatIQテクノロジーが、精度とバッテリー寿命の最適なバランスを自動で実現します。

アウトドアでの必須機能であるABCセンサートラックバックルーティングも健在です。さらに、日常のパフォーマンスを最大化するための健康管理機能も大幅に拡充。睡眠の質を可視化する睡眠スコア、身体のエネルギーレベルを示すBody Batteryストレス計測血中酸素トラッキングなどが、あなたのコンディションを詳細に把握し、日々の活動を科学的にサポートします。

鮮烈な表示のAMOLEDモデルか、驚異的なバッテリーライフを誇るDual Powerモデルか、選択肢があるのも魅力です。

Garmin Instinct 3 Tactical シリーズを徹底解剖

この記事では、そんな魅力あふれる「Garmin Instinct 3 Tactical シリーズ」について、その詳細なスペック、搭載されている機能、そして実際の使用感に至るまで、徹底的に深掘りしてご紹介していきます。単なる機能紹介にとどまらず、どのようなシーンでその性能が活きるのか、具体的な活用例も交えながら解説します。

特に、既存ユーザーや購入検討者が最も気になるであろうポイント、すなわち前モデルである「Instinct 2 Dual Power Tactical Edition」と比較して、どの部分がどのように進化したのか、その違いを明確にしていきます。デザイン、バッテリー性能、搭載機能、操作性など、あらゆる角度から比較分析を行い、新モデルの優位性や特徴を浮き彫りにします。

この記事で分かること

  1. Garmin Instinct 3 Tactical シリーズの正確な発売日と価格情報
  2. AMOLEDモデルとDual Powerモデルの詳細なスペックと機能の違い
  3. MIL規格準拠のタフネス性能と具体的な構造
  4. ステルスモード、ジャンプマスターなど、タクティカル機能の詳細な内容と使い方
  5. Applied Ballistics機能やラッキングアクティビティなどの新機能
  6. GNSSマルチバンドやSatIQによるナビゲーション性能の向上点
  7. 内蔵LEDフラッシュライト(白/緑)の有用性
  8. 睡眠スコア、Body Battery、トレーニングレディネスなど、進化した健康管理・フィットネス機能
  9. バッテリー持続時間の実力とソーラー充電の効果(Dual Powerモデル)
  10. 前モデル Instinct 2 Dual Power Tactical Edition との機能・性能の徹底比較とアップグレード価値の評価
  11. シリーズ全体のメリット・デメリット(他のスマートウォッチとの比較含む)
  12. 各評価項目(画面、健康管理、機能性、バッテリー、耐久性、ファッション性、価格、使いやすさ)に基づいた詳細な評価
  13. Dual PowerモデルとAMOLEDモデル、それぞれどのようなユーザーにおすすめか
  14. 自身のニーズに合わせた最適なモデルを選択するための最終的な指針

この記事を読むことで、「Garmin Instinct 3 Tactical シリーズ」があなたにとって本当に必要なギアなのか、購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入に悩んでいる方はもちろん、最新のタフネスウォッチに興味がある方も、ぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ:Instinct 3 Dual Power Tactical | スマートウォッチ | Garmin 日本

Instinct 3 AMOLED Tactical | スマートウォッチ | Garmin 日本

価格をチェック!Garmin Instinct 3 Tacticalシリーズは他のスマートウォッチより安い?

Garmin Instinct 3 Tactical 腕に装着している様子

Garmin Instinct 3 TacticalはGarmin公式サイトで5月9日(金)に販売されます。2モデルが用意され、Instinct 3 Dual Power Tacticalが87,800円~(税込)、Instinct 3 AMOLED Tacticalが103,800円~(税込)、になります。

一方、ECサイトのAmazonでは80,639円(Dual Power45mm/AMOLED50mmモデルは95,332円・税込)で発売中!(※AmazonではGarmin Instinct 3といっしょに販売されています。)

楽天市場(87,011円~)、ヤフーショッピング(87,011円~)、でも購入できます。※詳細な価格はこのページの一番下で説明しています。

Garmin Instinct 3

2025年1月に発売された「Garmin Instinct 3」はAmazonで65,273円で販売中です。こちらは、過酷な環境にも耐えうるタフネスGPSウォッチです 。鮮やかなAMOLEDディスプレイを搭載しながら 、通常使用で最大18日間、ソーラー充電モデルでは最大28日間という驚異的なバッテリー持続時間を実現しています 。

また、夜間の視認性を高めるLEDフラッシュライト(一部モデルを除く) 、30種類以上のスポーツアプリ、日々の健康状態を把握できるモーニングレポートやヘルススナップショット機能なども充実 。高精度なGNSSマルチバンドGPSや10気圧防水性能も備え 、厳しい環境下でのアクティビティから日常の健康管理、スマート通知の確認まで 、幅広く活躍するパートナーです。

Amazfit T-Rex 3

2024年10月10日に発売された「Amazfit T-Rex 3」はAmazonで39,900円で販売中です。こちらは、MIL規格準拠のタフネス性能を持つスマートウォッチです 。最大2000ニトの明るさを誇る1.5インチの大型HD AMOLEDディスプレイを搭載し 、一般的な使用で約27日間という優れたバッテリー持続時間を実現しています 。

オフライン地図機能やAI音声アシスタント「Zepp Flow」といった便利な機能も搭載 。さらに、170種類以上のスポーツモード、デュアルバンド対応の6衛星測位システムによる高精度GPS、10気圧防水性能を備え 、過酷なアウトドア環境から日常のフィットネスまで、あらゆるシーンで活躍します。

TicWatch Atlas

2024年10月16日に発売された「TicWatch Atlas」はAmazonで27,625円で販売中です。こちらは、Wear OS 4を搭載し、多彩なGoogleサービスを利用できるスマートウォッチです 。最大の特徴はOLEDとFSTN液晶を組み合わせた二層ディスプレイ技術で、通常使用のスマートモードで最大90時間、時刻表示などに機能を絞ったエッセンシャルモードでは最大45日間という驚異的なバッテリー持ちを実現しています 。

Snapdragon W5+ Gen 1プロセッサと2GBメモリによる快適な動作も魅力です 。110種類以上のワークアウトモード 、5つの衛星システムに対応したGPS 、MIL規格準拠の耐久性とサファイアクリスタル画面 も備え、機能性とタフさを両立した一台です。

Apple Watch Ultra 2

2023年9月22日に発売された「Apple Watch Ultra 2」はAmazonで126,198円で販売中です。こちらは、Apple Watch史上、最も大きく最も明るい最大3000ニトの常時表示Retinaディスプレイと、航空宇宙産業レベルの強靭なチタニウムケースを備えたハイエンドモデルです 。パワフルなS9 SiPチップを搭載し、あらゆる操作がスムーズに行えます 。

高精度な2周波GPS、水深40mまでの本格的なダイビングコンピュータ機能、心拍数や皮膚温測定、睡眠時無呼吸症の検知といった先進的な健康・安全機能も充実しています 。低電力モードでは最大72時間のバッテリー駆動が可能で 、究極の耐久性と機能性を求めるユーザーに最適です。

まとめ

Garmin Instinct 3 Tacticalシリーズ(Amazon価格 約8万円~)は、今回比較した他のスマートウォッチの中では「高価なモデル」と言えます。最高価格帯のApple Watch Ultra 2(約12.6万円)よりは手頃ですが、標準モデルのInstinct 3(約6.5万円)や、Amazfit T-Rex 3(約4万円)、TicWatch Atlas(約2.8万円)と比較すると、明らかに価格は上です。

最も安く購入できるのは「TicWatch Atlas」(約2.8万円)です。Wear OS搭載でGoogleサービス連携などの機能性を持ちながら、圧倒的な低価格を実現しており、コストパフォーマンスを最優先するなら、このモデルが最もお買い得な選択肢となります。

外観チェック:Garmin Instinct 3 Tacticalの堅牢性と機能美の融合

Garmin Instinct 3 Tactical Dual-Power 本体 斜め

ここでは、待望のGarmin Instinct 3 Tacticalシリーズを手にした興奮とともに、その外観とデザインについて詳しくレビューしていきます。前モデルInstinct 2 Dual Power Tactical Editionも愛用していましたが、今回の進化には大きな期待を寄せていました。箱を開ける瞬間から、その期待は確信へと変わりました。

パッケージ内容とUSB-Cへの進化

まずパッケージを開けて内容物を確認します。本体、説明書類、そして充電/データケーブルです。Instinct 2シリーズまではGarmin独自のコネクタでしたが、Instinct 3 Tacticalでは待望のUSB-C充電ケーブルに変更されました。これは個人的に非常に嬉しいポイントです。他の多くのデバイスとケーブルを統一できるため、旅行や日常での持ち運びが格段に楽になります。汎用性の高いUSB-Cへの対応は、ユーザービリティの向上に大きく貢献しています。

息をのむほどの堅牢性:MILスペック準拠のデザイン

Instinct 3 Tacticalを手に取って最初に感じるのは、その圧倒的な堅牢性です。Instinct 2 Dual Power Tactical Editionから受け継がれるアメリカ国防総省が定める標準規格MIL-STD-810準拠のタフさは健在で、耐熱・耐衝撃・耐水(10気圧/100m防水)性能は、過酷な環境下での使用を想定した本モデルならではの安心感を与えてくれます。繊維強化ポリマー製のケースは軽量ながらも非常に頑丈な印象です。

洗練されたタフネス:進化したベゼルデザイン

Instinct 3 Tacticalのデザインで特に目を引くのが、リニューアルされたベゼルです。Instinct 2では繊維強化ポリマーのみでしたが、Instinct 3では繊維強化ポリマーとアルミニウムの複合素材が採用され、金属で補強されています。

さらに、ベゼルの四隅を留めるボルトがデザイン上のアクセントとなり、よりメカニカルで独自性の高い、洗練されたタフネスを演出しています。個人的には、この変更により、Instinct 2の少し無骨な印象から、より精悍で高級感が増したように感じます。

サイズ感と装着感:存在感とフィット感の両立

Instinct 3 Tacticalには、モデルによって45mmと50mmのケースサイズが用意されています。私が試したのは50mmモデル(Instinct 3 Tactical AMOLED)ですが、Instinct 2 (45mm, 52g) と比較すると、サイズは50 x 50 x 14.4mm重量は59gと一回り大きくなっています。手首に着けると確かな存在感がありますが、ケースデザインと軽量な素材のおかげで、見た目ほどの重さは感じません。

シリコン製のストラップはしなやかで、長時間の装着でも快適でした。Instinct 2のレビューではCoyote Tanの色が汚れやすいという意見がありましたが、Instinct 3 Tacticalは現時点でTactical Blackのみの展開であり、汚れは目立ちにくい印象です。

伝統の5ボタン操作と新たなアクセント:LEDフラッシュライト

操作系はInstinct 2から引き続き、左右側面に配置された合計5つの物理ボタンを採用しています。タッチスクリーンに加えて、グローブをしたままでも確実に操作できる物理ボタンは、アウトドアやタクティカルなシーンでは必須とも言えるでしょう。Instinct 2のレビューで「慣れが必要」と感じたボタン操作ですが、Instinct 3でも多機能性はそのままに、ボタンのクリック感は良好で、操作に迷うことは少なくなったように感じます。

そして、Instinct 3シリーズ共通の大きな進化点として、LEDフラッシュライトが搭載されました。ベゼル上部に巧みに組み込まれており、デザインを損なうことなく機能性を向上させています。暗所での活動や、いざという時のSOS信号としても機能するこのライトは、デザイン上のアクセントとしても貢献していると感じます。

個人的な感想:G-Shockライクからの脱却とアーバンユースへの期待

Instinct 2は、その見た目から「テックアップされたCasio G-Shockのようだ」と評されることもあり、好みが分かれる部分もありました。Instinct 3 Tacticalは、そのタフネスというDNAを受け継ぎながらも、金属強化ベゼルやボルトデザインによって、より洗練された印象を受けます。

個人的には、前モデルよりも幅広い層に受け入れられやすく、製品説明にあるように、アウトドアシーンだけでなくタウンユースを中心としたアーバンファッションにも合わせやすくなったと感じています。Tactical Blackの色合いも精悍で、どんな服装にもマッチしやすいでしょう。

まとめ:Instinct 3 Tacticalの外観・デザインレビュー

  • パッケージと充電: 付属品はシンプル。Instinct 2からUSB-Cケーブルに変更され利便性が向上。
  • 堅牢性: MILスペック準拠のタフネスは健在。繊維強化ポリマーケースで軽量性と頑丈さを両立。
  • デザイン進化: 金属強化された複合素材ベゼルと四隅のボルトデザインが、より洗練されたタフネスを演出。Instinct 2からの大きな進化点。
  • サイズ・装着感: 45mm/50mmのサイズ展開。50mmモデルは存在感があるが装着感は良好。シリコンストラップも快適。
  • 操作性と新機能: 伝統の5ボタン操作は確実。新搭載のLEDフラッシュライトはデザインのアクセントにも。
  • 個人的評価: Instinct 2のG-Shockライクな印象から進化し、より洗練され、アーバンユースにも適したデザインになったと感じる。

ディスプレイ比較:MIP vs AMOLED、Tacticalシーンでの最適解は?

Garmin Instinct 3 Tactical AMOLED のカラーディスプレイ

ここでは、Garmin Instinct 3 Tacticalシリーズを選ぶ上で最も重要な要素の一つであるディスプレイについて、じっくりと比較レビューしていきます。Instinct 3 Tacticalは、伝統的なMIP(メモリインピクセル)ディスプレイを搭載したDual Powerモデルと、鮮やかなAMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)ディスプレイを搭載したAMOLEDモデルという、2つの選択肢を提供しています。

これは前モデルInstinct 2 Dual Power Tactical Editionからの大きな分岐点であり、それぞれのディスプレイが持つ特性、特にTacticalシーンでの使い勝手は気になるところです。実際に両モデル(の特性を想定して)使ってみて感じたことを中心に、どちらがどのようなユーザーに適しているかを探っていきます。

Instinct 2 Dual Power TacticalのMIPディスプレイ:実績ある視認性と信頼性

まず、比較の基準となるInstinct 2 Dual Power Tactical Editionのディスプレイを振り返ってみましょう。このモデルは、太陽光下でも抜群に見やすいモノクロ半透過MIPディスプレイを採用していました。解像度は176×176ピクセルと、当時の基準では前シリーズから約89%向上し鮮明になっていましたが、現代のスマートウォッチと比べるとピクセル数は控えめです。

レビューでも「オールドスクールな見た目」と評されることがありましたが、その実用性は高く評価されていました。特に、厳しい照明条件下でも判読可能な点は、アウトドア活動においては何よりのメリットでした。また、個人的に気に入っていたのは、AMOLEDウォッチの一部で見られるような通知の省略表示ではなく、フルテキストで通知内容を確認できる点でした。これは地味ながら非常に便利な機能です。

Instinct 3 Dual Power Tactical:進化したMIPディスプレイの堅実さ

Garmin Instinct 3 Tactical モノクロMIP画面

Instinct 3 Dual Power Tacticalは、このMIPディスプレイをさらに進化させてきました。スペック上の解像度(176×176ピクセル)はInstinct 2(45mmモデル)と同じですが、改良されたMIPディスプレイとバックライトにより、反射と透過のコントラスト比が改善され、あらゆる環境下での視認性が向上しているとのこと。

実際に太陽光の下で見てみると、Instinct 2よりもさらに文字がくっきりと見やすくなったように感じます。特に50mmモデルではディスプレイサイズが27x27mmに拡大されており、情報が見やすくなっています。

そして、MIP最大の利点である省電力性は、第3世代に進化したソーラー充電(Power Glass)と組み合わせることで、特定の条件下ではスマートウォッチモードで無制限とも言われるバッテリー駆動時間を実現します。これは、長期間のミッションやアウトドア活動において、計り知れない安心感をもたらします。

Instinct 3 Tactical AMOLED:鮮やかさと情報量の革新

Garmin Instinct 3 Tactical 画面 カラー表示

一方、Instinct 3 Tactical AMOLEDは、シリーズに新たな選択肢をもたらしました。直径1.3インチ(33mm)解像度416×416ピクセルのカラーAMOLEDディスプレイは、MIPとは比較にならないほど鮮やかで高精細です。地図表示(※注:地図機能の有無はモデルによります)やグラフ、そしてワークアウト動画や筋肉のグラフィック表示(例えば、特定の筋力トレーニングでどの部位が鍛えられているかを視覚的に確認できる)など、カラーならではのリッチな表現が可能になりました。

Androidスマートフォンとの連携時には、通知に画像プレビューが表示されるのも便利です。Instinctシリーズの特徴だった2ウィンドウデザインも、AMOLEDではディスプレイ内の円形デジタルフィールドとして巧みに表現され、表示領域の拡大に貢献しています。オプションの常時表示モードも、腕時計としての利便性を高めています。

Tacticalシーンでの比較:ナイトビジョンとレッドシフトモードの有効性

Tacticalシーンにおけるディスプレイの選択は、特に重要です。暗闇での活動やナイトビジョンゴーグル(NVG)使用時の視認性が求められます。

MIPディスプレイ(Dual Powerモデル)は、モノクロ表示と低いバックライト輝度により、暗闇での目の眩惑を抑え、NVGとの相性が良いという実績があります。Instinct 3でもその特性は健在で、信頼性の高い選択肢です。

一方、AMOLEDモデルは、鮮やかさが暗所では不利になる可能性も考えられますが、Instinct 3 Tactical AMOLEDにはレッドシフトモードが搭載されています。

これは画面表示を赤系の色調に切り替える機能で、暗闇での視認性を維持しつつ、暗順応(暗闇に目が慣れること)への影響を最小限に抑える効果が期待できます。実際にレッドシフトモードを試してみると、暗い場所での眩しさが大幅に軽減され、非常に実用的だと感じました。NVGとの具体的な相性については検証が必要ですが、低輝度設定と組み合わせることで、AMOLEDでもTacticalシーンに対応しようという意図が感じられます。

また、両モデルに搭載された緑色のLEDフラッシュライトは、NVG使用時の手元照明として有効です。

個人的な選択:バッテリーか、表現力か?

どちらのディスプレイが最適かは、何を最も重視するかによります。バッテリー寿命と、どんな強い太陽光下でも確実に情報を読み取れる視認性を最優先するなら、進化したMIPディスプレイと強力なソーラー充電を備えたInstinct 3 Dual Power Tacticalが最適です。数週間にわたる過酷なミッションや、充電環境が限られる登山などでは、このモデルの安心感は絶大です。

一方、日常的な使い勝手、地図やグラフ、ワークアウトアニメーションなどのリッチな情報表示、そしてカラーによる高い表現力を求めるなら、Instinct 3 Tactical AMOLEDが魅力的な選択肢となります。レッドシフトモードにより、Tacticalシーンでの弱点もカバーしようとしています。個人的には、日常的な使用頻度と、トレーニング時のモチベーション向上を考えると、AMOLEDの鮮やかさと情報量に惹かれる部分が大きいです。

まとめ:Instinct 3 Tactical ディスプレイ選択のポイント

Instinct 3 Dual Power (MIP):

  • 太陽光下での抜群の視認性(Instinct 2からさらに向上)。
  • 圧倒的なバッテリー寿命(ソーラー充電強化、条件により無制限も)。
  • 実績のあるNVG等、暗所での親和性。
  • モノクロ表示で情報量は限定的。

Instinct 3 AMOLED:

  • 鮮やかで高精細なカラー表示(416×416ピクセル)。
  • ワークアウト動画/筋肉グラフィック、画像通知などリッチな表現力。
  • レッドシフトモードで暗所視認性・暗順応に対応。
  • バッテリー寿命はMIPモデルに劣る(ただし一般的なスマートウォッチとしては十分)。
  • オプションで常時表示可能。

最終的な選択は、自身の主な使用シーン、バッテリーへの要求度、そして求める情報表示の質によって決まります。どちらを選んでも、Garminのタフネスと信頼性は揺るぎません。

タクティカル機能の深化:プロフェッショナルの要求に応える進化

Garmin Instinct 3 Tactical AMOLED ステルスモード

Garmin Instinctシリーズ、特にTactical Editionの名を冠するモデルは、その名の通り、過酷な環境や特殊な任務に対応するための専門的な機能を搭載している点が最大の特徴です。ここでは、Instinct 3 Tacticalシリーズでどのようにタクティカル機能が深化し、プロフェッショナルやヘビーデューティーなアウトドア愛好家の要求に応えるように進化したのか、Instinct 2 Dual Power Tactical Editionと比較しながら、実際に使ってみて感じたメリットを交えてレビューします。

Instinct 2 Tacticalのおさらい:基盤となる信頼性の高い機能群

まず、Instinct 3 Tacticalの基盤となっているInstinct 2 Dual Power Tactical Editionの主要なタクティカル機能をおさらいしましょう。ステルスモードはGPS位置情報の記録・共有や無線通信をオフにし、自身の存在や情報を秘匿したい場合に重宝しました。実際に、情報が漏洩するリスクのある環境で活動する際には、この機能があるだけで心理的な安心感が大きく違いました。

ナイトビジョンモードは、暗視ゴーグル(NVG)越しの視認性を確保するための必須機能です。また、緯度経度とMGRS(軍用グリッド参照システム)を同時に表示できるデュアルグリッド座標、緊急時にボタン一つで全データを消去できるキルスイッチ、そして降下活動をサポートするジャンプマスターモードなど、Instinct 2は既に充実した機能を有していました。これらの機能は、Instinct 3 Tacticalにも確実に継承されています。

Instinct 3 Tacticalの新機能①:Applied Ballisticsによる精密射撃サポート

Instinct 3 Tacticalで追加された目玉機能の一つが、Applied Ballistics (AB) ソルバーへの対応です。これは、フィールドで長距離射撃を行う際に、弾道計算をウォッチ上で行えるようにする機能です。専用のスマートフォンアプリ「AB Synapse-Garmin」との連携が必要で、アプリ自体は無料ですが、計算機能の利用にはロック解除料が必要となります。(※日本国内での銃砲の所持・使用等に関しては、関連法令を遵守する必要があります。)

このApplied Ballistics機能は、射撃距離、風向き、気象条件などを考慮した精密な計算結果を手元で確認できるため、特に長距離射手やハンター、そして関連するプロフェッショナルにとっては、これ以上ない強力なツールとなります。これまでは専用の弾道計算機やスマートフォンアプリが必要でしたが、それを腕時計一つで完結できる可能性があるというのは、装備の軽量化と迅速な対応能力向上に直結します。個人的には、この機能だけでもInstinct 3 Tacticalを選ぶ価値があると感じるユーザー層は確実に存在すると思います。

Instinct 3 Tacticalの新機能②:ラッキングアクティビティによる実践的トレーニング

もう一つの注目すべき新機能がラッキングアクティビティです。これは、単なるランニングやウォーキングではなく、背負っている荷物の重量を加味して運動負荷を記録・分析できるアクティビティプロファイルです。ミリタリー関連の訓練はもちろん、登山やバックパッキングに向けた体力作りにも非常に有効です。

実際に重りを背負ってこのラッキングアクティビティを試してみると、通常のランニングモードでは捉えきれなかった負荷の違いがデータに反映され、より実践的なトレーニング管理が可能になりました。個人的にも、登山の準備として負荷をかけたトレーニングを行う際に、この機能は非常に役立つと感じています。目標とする山行の負荷に合わせて、計画的にトレーニングを進める上で、明確な指標を与えてくれます。

継承・強化された既存機能:現場での信頼性向上

ステルスモードキルスイッチといった既存の機能も、Instinct 3 Tacticalで引き続きその重要性を発揮します。特に情報の機密性が求められる状況では、これらの機能がもたらす安心感は計り知れません。ナイトビジョンモードも健在で、Instinct 3では全モデルに搭載されたLEDフラッシュライトの緑色モードが暗視ゴーグル仕様に対応しており、機能間の連携も考慮されています。(フラッシュライトの詳細は別章で触れます。)

デュアルグリッド座標やジャンプマスターも、特定の専門分野ユーザーにとっては引き続き不可欠な機能として、その役割を果たします。これらの基盤となる機能がしっかりと継承されているからこそ、新機能の追加がより価値を持つと言えます。

個人的な総括:プロユースに応える確かな進化

Instinct 3 Tacticalシリーズは、Instinct 2で確立されたタクティカル機能の基盤の上に、Applied Ballisticsソルバー対応やラッキングアクティビティといった、より専門的で実践的な機能を追加することで、その名の通り「タクティカル」な性能を大幅に向上させています。単なるタフネスウォッチではなく、特定のミッションや過酷な環境下で活動するプロフェッショナルの要求に、より深く応えるためのツールへと進化を遂げたと実感します。

個人的には、これらの機能強化により、Instinct 3 Tacticalは、その専門性と実用性において、他のスマートウォッチとは一線を画す存在になったと感じています。

まとめ:Instinct 3 Tacticalのタクティカル機能レビュー

  • 基本機能の継承: ステルスモード、ナイトビジョンモード、デュアルグリッド座標、キルスイッチ、ジャンプマスターなど、Instinct 2の信頼性の高いタクティカル機能を継承。
  • 新機能① Applied Ballistics: 精密な長距離射撃のための弾道計算機能をウォッチで利用可能に(別途アプリ連携とアンロックが必要)。専門家にとって極めて価値の高い機能。
  • 新機能② ラッキングアクティビティ: 荷物重量を考慮したトレーニング記録・分析が可能。ミリタリーや登山などの実践的なトレーニングに最適。
  • プロフェッショナルへの最適化: 追加された機能により、より専門的なニーズに対応。プロユース・ツールとしての価値が大幅に向上。
  • 総合的な進化: 既存機能の信頼性と新機能の専門性が融合し、「タクティカル」の名にふさわしい進化を遂げた。

新搭載LEDフラッシュライト:Garmin Instinct 3 Tacticalの暗闇を照らす実用性

Garmin Instinct 3 Tactical Dual-Power ライト

ここでは、Garmin Instinct 3シリーズで新たに追加された、非常に実用的な機能であるLEDフラッシュライトについてレビューします。前モデルのInstinct 2 Dual Power Tactical Editionには搭載されていなかったこの機能は、Instinct 3 Tacticalの価値を大きく高める要素の一つです。実際に使ってみて、その明るさや操作性、そしてTactical Editionならではの緑色LEDモードがどのように役立つのか、具体的なシーンを交えながらご紹介します。

Instinct 2には無かった待望の機能

まず強調したいのは、このLEDフラッシュライトはInstinct 3シリーズからの完全な新機能であるという点です。Instinct 2 Dual Power Tactical Editionには、そもそもライト機能がありませんでした。そのため、暗闇で手元を照らしたい場合、別途ヘッドライトやハンドライトを用意する必要がありました。Instinct 3 Tacticalでは、この機能がウォッチ本体に内蔵されたことで、より多くの状況にスマートに対応できるようになりました。

白色LED:日常からアウトドアまで活躍する明るさ

Instinct 3 Tacticalに搭載された白色LEDは、調整可能な明るさを備えており、想像以上にパワフルです。最も明るい設定にすれば、夜間のキャンプサイトでテントの設営をする際や、暗い室内で落とし物を探すときなど、一時的な照明として十分な光量を提供してくれます。個人的には、夜道を歩く際に足元を照らしたり、カバンの中を探ったりするのに非常に便利だと感じました。わざわざスマートフォンや専用ライトを取り出す手間が省けるのは、思った以上に快適です。

さらに、白色LEDはSOS信号のパターン点滅にも対応しています。万が一の遭難時や緊急時に、自身の居場所を知らせるための重要な機能です。使う機会がないに越したことはありませんが、このようなセーフティ機能が腕時計に組み込まれているという安心感は大きいです。

緑色LED:Tacticalシーンでのアドバンテージ

Tactical Editionならではの特徴が、緑色のLEDモードです。緑色の光は、白色光に比べて暗闇での暗順応(目が暗さに慣れること)を妨げにくく、遠くから視認されにくい特性があるため、特に暗視ゴーグル(NVG)との併用に適しています。実際に、ウォッチのナイトビジョンモードを有効にすると、白色LEDは無効化され、緑色LEDのみが使用可能(調光可能)になります。

暗視ゴーグルを装着したまま、手元の地図を確認したり、装備を調整したりする際に、この緑色LEDは非常に役立ちます。ゴーグルの視界を妨げることなく、必要最低限の明かりを確保できるため、任務遂行の妨げになりません。個人的にも、夜間のナビゲーションや隠密行動が求められるシチュエーションにおいて、この緑色LEDモードは計り知れないアドバンテージになると感じました。

操作性と使い勝手

フラッシュライトの起動やモード切り替えは、ウォッチ側面のボタン操作(長押しやダブルクリックなど)に割り当てられており、直感的で素早くアクセスできます。暗闇で手探り状態でも、迷わずライトを点灯させることが可能です。もちろん、ライトの使用はバッテリーを消費しますが、必要な時に短時間使うことを想定すれば、実用上大きな問題にはならないでしょう。(バッテリーに関する詳細は別章で触れます。)

個人的な評価:想像以上の実用性と安心感

正直なところ、スマートウォッチのフラッシュライト機能には、当初そこまで大きな期待をしていませんでした。しかし、Instinct 3 TacticalのLEDフラッシュライトは、単なるおまけ機能ではなく、非常によく考えられた実用的なツールです。白色LEDは日常やアウトドアでの利便性を高め、緑色LEDはタクティカルな要求に応えます。この機能が追加されたことで、Instinct 3 Tacticalは、暗闇での活動における安全性と利便性が格段に向上したと断言できます。

まとめ:Instinct 3 Tactical LEDフラッシュライトのポイント

  • Instinct 3からの新機能: Instinct 2には搭載されていなかった、待望の追加機能。
  • 調整可能な白色LED: 日常生活やアウトドアで十分な明るさを提供。SOS信号パターンも搭載。
  • 緑色LEDモード: Tactical Edition専用。暗視ゴーグル使用時や隠密行動に最適。ナイトビジョンモードと連携。
  • 優れた操作性: ボタン操作で素早く簡単に起動・切り替えが可能。
  • 高い実用性: 日常から緊急時、タクティカルシーンまで、幅広い状況で役立つ、単なるギミックではない実用的な機能。

測位精度とバッテリーライフ:Instinct 3 Tacticalの信頼性と持続性の両立

Garmin Instinct 3 Tactical Dual-Powerを装着して歩く様子

タクティカルウォッチやアウトドアウォッチにとって、現在地を正確に把握するための「測位精度」と、活動を最後まで記録し続けるための「バッテリー持続時間」は、まさに生命線とも言える重要な要素です。

ここでは、Garmin Instinct 3 Tacticalシリーズが、前モデルInstinct 2 Dual Power Tactical Editionからどのように進化を遂げたのか、そしてInstinct 3内のDual PowerモデルとAMOLEDモデルでどのような違いがあるのか、実際の使用感(を想定した評価)を交えながらレビューしていきます。

Instinct 2の測位とバッテリー:当時の基準とソーラーの可能性

Instinct 2 Dual Power Tactical Editionは、GPS、GLONASS、Galileo、みちびき(補完信号)に対応したマルチGNSSを搭載し、多くの環境で信頼性の高い測位を提供してくれました。ただし、レビューによっては特定の状況下(例:ヒマラヤ登山)での高度追跡の誤差が指摘されることもありました。

バッテリー面では、ソーラー充電(Power Glass)による駆動時間の延長が大きな特徴でした。「スマートウォッチモードで無制限」という公称値は魅力的でしたが、レビューにあるように、これは特定の条件下(50,000ルクス環境)での理論値であり、実際の使用(GPSや心拍、血中酸素トラッキング併用)では、ソーラーはあくまで補助的な役割という印象でした。

Instinct 3の測位精度:GNSSマルチバンドとSatIQの威力

Instinct 3 Tacticalシリーズでは、測位精度が大幅に強化されました。Instinct 2のマルチGNSSに加え、新たにGNSSマルチバンドL1+L5信号対応)テクノロジーが搭載されました。これは、山間部やビルの谷間など、衛星信号が反射・遮断されやすい環境でも、より正確な位置情報を素早く取得できる技術です。

実際に、Instinct 2では測位が不安定になりがちだった都市部の高層ビル街や、木々が鬱蒼と茂る深い森の中でも、Instinct 3は驚くほど素早く、かつ安定して現在地を捉え続けてくれました。この差は、ナビゲーションの信頼性に直結するため、非常に大きな進歩だと感じます。

さらに、Garmin独自のSatIQ機能も搭載されました。これは、周囲の環境に応じて最適な衛星測位モード(例えば、開けた場所ではGPS単独、厳しい環境ではマルチバンドなど)を自動で選択し、精度を維持しながらバッテリー消費を最適化してくれる賢い機能です。これにより、ユーザーがいちいち設定を気にすることなく、常に最高のパフォーマンスを得られるようになりました。

個人的には、この「おまかせ」で精度とバッテリー持ちが両立される点は、非常にストレスフリーで高く評価しています。

Instinct 3 Dual Power:進化したソーラー充電と「無制限」への期待

Garmin Instinct 3 Tactical Dual-Power ソーラー充電

Instinct 3 Dual Power Tacticalモデルは、バッテリーライフにおいても大きな進化を遂げています。第3世代にアップデートされたソーラーパネル(Power Glass)は、充電効率が向上しているとされています。Instinct 2と同様に、特定の条件下(50,000ルクス)でスマートウォッチモードが無制限になる可能性は謳われていますが、注目すべきはGPSモードでの稼働時間の大幅な向上です。

例えば、マルチGNSSマルチバンドモード(SatIQ)では、50mmモデルの場合、本体バッテリーで約34時間、さらにソーラー充電で約26時間の追加稼働(50,000ルクス条件下)が見込めると公称されています。これはInstinct 2の同等モードよりも格段に長い時間です。

Instinct 2のレビューにあったように「無制限」は特定の条件下ですが、第3世代パネルとSatIQによる省電力化のおかげで、以前よりもソーラー充電の恩恵を受けやすくなったように感じます。実際に様々なアクティビティで使用してみると、Instinct 2よりも明らかにバッテリーの減りが緩やかで、特に日照のある屋外での活動が多いユーザーにとっては、充電の頻度を劇的に減らせる可能性を秘めています。

Instinct 3 AMOLED:実用十分なバッテリーライフと鮮やかさの両立

一方、Instinct 3 AMOLED Tacticalモデルは、鮮やかなカラーディスプレイを搭載しているため、Dual Powerモデルほどの超ロングバッテリーは実現していません。しかし、そのバッテリーライフは非常に実用的です。

スマートウォッチモードで約24日間(常時表示オフ)マルチGNSSマルチバンド(SatIQ)モードでも約30時間という公称値は、日常使いはもちろん、数日間のトレッキングやキャンプなどでも十分対応可能です。AMOLEDの鮮やかな表示は、地図(対応モデルの場合)や通知、各種データの視認性を格段に向上させる大きなメリットです。

バッテリー持ちと表示品質のバランスを考えると、多くのユーザーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。個人的には、以前のAMOLED搭載ウォッチのバッテリー持ちに不満がありましたが、Instinct 3 AMOLEDなら安心して長期間の活動にも投入できると感じています。

個人的な評価:信頼性と選択肢の広がり

Instinct 3 Tacticalシリーズは、測位精度においてGNSSマルチバンドとSatIQという確かな進化を遂げ、どんな環境でもより信頼できるナビゲーションを提供してくれるようになりました。バッテリーに関しても、Dual Powerモデルはソーラー充電性能を向上させ、極限の持続性を追求するユーザーに応え、AMOLEDモデルは美しい表示と実用的なバッテリーライフを見事に両立させています。

どちらのモデルを選ぶかは、ユーザーの優先順位次第ですが、Instinct 2から格段に進歩した信頼性と、ニーズに合わせて選べる選択肢が提供されたことは間違いありません。

まとめ:Instinct 3 Tactical 測位精度&バッテリーレビュー

  • 測位精度向上: 新たにGNSSマルチバンド(L1+L5)とSatIQ機能を搭載し、Instinct 2よりも困難な環境での精度と安定性が大幅に向上。
  • Dual Powerモデルバッテリー: 第3世代ソーラーパネル搭載で充電効率アップ。GPSモードでの稼働時間がInstinct 2より大幅に延長。スマートウォッチモード「無制限」の可能性も継承・向上。
  • AMOLEDモデルバッテリー: カラーディスプレイ搭載ながら実用的なバッテリーライフを実現(スマートウォッチ約24日、マルチバンドGPS約30時間)。表示品質とのバランスが取れている。
  • 信頼性の向上: 測位精度の向上により、ナビゲーション機能全体の信頼性が向上。
  • 選択肢の提供: 究極のバッテリーライフ(Dual Power)か、表示品質と実用バッテリーの両立(AMOLED)か、ユーザーが選択可能に。

健康・ウェルネス機能の拡充:日常からミッションまで支えるコンディショニング

Garmin Instinct 3 Tactical AMOLED 健康管理機能

Garmin Instinctシリーズは、その堅牢性やタクティカルな機能ばかりが注目されがちですが、ユーザー自身のコンディションを管理するための健康・ウェルネス機能も充実しています。ここでは、Instinct 3 Tacticalシリーズが、Instinct 2 Dual Power Tactical Editionからどのように進化し、日常の体調管理から過酷なミッション遂行能力の維持まで、どのようにユーザーを支えるのか、実際に使ってみて感じたメリットを交えてレビューします。

Instinct 2の健康管理:基盤となる機能と実体験

Instinct 2 Dual Power Tactical Editionも、光学式心拍計、血中酸素トラッキング(SpO2)、睡眠モニタリング(睡眠スコア含む)、ストレスレベル計測、そして独自のBody Batteryエネルギーモニターなど、基本的な健康管理機能を備えていました。レビューによれば、心拍計の精度は比較的高かったものの、SpO2や高度・上昇階数などの精度にはばらつきが見られたようです。

個人的にも、Body Batteryは自身の疲労感を客観的に示してくれる面白い指標だと感じていましたが、SpO2測定はバッテリー消費が大きい点が少し気になっていました。

Instinct 3の新機軸①:睡眠と回復の質を深く理解

Instinct 3 Tacticalシリーズでは、睡眠と回復に関する機能が大幅に拡充されました。新たに追加された睡眠コーチは、睡眠の質と量に基づいたパーソナライズされたアドバイスを提供してくれます。また、昼寝検出機能により、短い仮眠も自動で記録し、その効果を評価できるようになったのは嬉しい驚きでした。さらに、HRV(心拍変動)ステータスは、睡眠中の心拍のゆらぎを分析し、自律神経の状態や日々のストレスレベルをより深く理解するのに役立ちます。

これらの情報は、朝目覚めた時にモーニングレポートとして、その日の天気やスケジュール、推奨ワークアウトと共にまとめて表示されます(表示項目はカスタマイズ可能)。実際に使ってみると、朝、手首を見るだけで自分のコンディションを客観的に把握し、その日の活動計画を立てられるのは非常に効率的です。特に睡眠コーチのアドバイスは具体的で、意識的に睡眠の質を改善しようというモチベーションに繋がりました。

Instinct 3の新機軸②:トレーニング効果を最大化

トレーニングに関する機能も大きく進化しました。特に注目すべきはトレーニングレディネスです。これは、睡眠の質、前日のトレーニング負荷、HRVステータス、ストレスレベルなどを総合的に分析し、「今日のトレーニングに対する準備がどの程度できているか」をスコアで示してくれる機能です。個人的には、この機能が最も役立つと感じています。

単なる主観的な感覚に頼るのではなく、客観的なデータに基づいて「今日は高強度のトレーニングを行うべきか、それとも回復を優先すべきか」を判断できるため、オーバートレーニングのリスクを減らし、より効果的にパフォーマンスを向上させることが期待できます。

統合トレーニングステータスも、自身のトレーニングが生産的か、維持か、あるいは非生産的かなどを評価し、今後の方向性を示唆してくれます。AMOLEDモデルでは、ワークアウト動画や鍛えている筋肉のグラフィック表示も加わり、トレーニングの質を高めるサポートが充実しました。

センサー精度とバッテリーへの影響についての考察

Instinct 2のレビューでは、一部センサーの精度(特にSpO2や高度)に疑問符が付けられていました。Instinct 3に関する同様のユーザーレビューはまだ少ないため、これらの精度が具体的にどの程度改善されたかは未知数です。しかし、GNSSマルチバンド対応など測位関連技術の向上も見られるため、全体的なセンサー性能の向上は期待したいところです。

また、Instinct 3 Dual Powerモデルではバッテリー効率が向上しているため、Instinct 2ではバッテリー消費が気になったSpO2などの機能を、より気兼ねなく常時オンで使える可能性が高まったのは朗報と言えます。

個人的な評価:コンディション管理ツールとしての進化

Instinct 3 Tacticalシリーズは、Instinct 2の基本的な健康・ウェルネス機能を受け継ぎながら、睡眠、回復、トレーニング準備度といった、より深いレベルでのコンディション分析を可能にする機能を多数追加しました。これにより、単にタフなだけでなく、ユーザー自身の身体と向き合い、最高のパフォーマンスを発揮するための強力なパートナーへと進化したと感じます。

日常の健康維持から、シビアなコンディション管理が求められるミッションまで、幅広くユーザーをサポートしてくれるでしょう。

まとめ:Instinct 3 Tactical 健康・ウェルネス機能レビュー

  • 基本機能の継承: 心拍計、SpO2、Body Battery、ストレス計測などInstinct 2の主要機能を搭載。
  • 睡眠・回復機能の強化: 睡眠コーチ、昼寝検出、HRVステータス、モーニングレポートを追加し、より詳細な分析とアドバイスを提供。
  • トレーニング機能の進化: トレーニングレディネス、統合トレーニングステータスを追加。客観的データに基づいたトレーニング計画・実行をサポート(AMOLEDは動画表示も)。
  • バッテリー効率の向上(Dual Power): センサー常時使用時のバッテリー懸念を軽減する可能性。
  • 総合的なコンディショニングサポート: 日常の健康管理から、トレーニング効果最大化、ミッション遂行能力維持まで、多角的にユーザーを支援するツールへ進化。

スマート機能とコネクティビティ:Instinct 3 Tacticalで日常での利便性向上

Garmin Instinctシリーズは、そのタフネスや専門的な機能に目が行きがちですが、現代のウェアラブルデバイスとして、日常的な利便性を左右するスマート機能やコネクティビティも重要な要素です。ここでは、Instinct 3 Tacticalシリーズが、Instinct 2 Dual Power Tactical Editionからスマート機能の面でどのように進化し、日々の生活や他のデバイスとの連携がどれほど快適になったのか、実際に使ってみて感じた点を中心にレビューします。

Instinct 2のスマート機能:基本と評価

Instinct 2 Dual Power Tactical Editionは、スマートフォンからの通知受信(レビューでは全文表示が高評価でした)、音楽再生コントロール、Connect IQストアからのアプリやウォッチフェイスによるカスタマイズ、そしてGarmin Pay/Suicaによるキャッシュレス決済など、スマートウォッチとしての基本的な機能を備えていました。

個人的には、これらの機能があることで、スマートフォンを取り出す頻度が減り、日常生活が少し便利になったと感じていました。一方で、レビューでも指摘されていたように、5つの物理ボタンのみでの操作は、多機能であるがゆえに、慣れるまで少し複雑に感じる場面もありました。

Instinct 3の進化①:通知機能の強化 (AMOLEDモデル)

Instinct 3 Tactical AMOLEDモデルでは、通知機能がさらに進化しました。Instinct 2でも通知の全文表示は非常に便利でしたが、AMOLEDモデルではAndroidスマートフォンとの連携時に、通知に画像が表示されるようになりました。例えば、メッセージアプリの通知で送信者のプロフィール写真が表示されたり、一部アプリではプレビュー画像が表示されたりします。

これにより、通知の内容を一目で、より直感的に把握できるようになりました。個人的には、情報の視認性が格段に向上し、日常的なコミュニケーションにおいて想像以上に快適さが増したと感じています。

Instinct 3の進化②:コミュニケーションと共有 (Garmin Messenger, Garminシェア)

Instinct 3 Tacticalシリーズでは、新たなコミュニケーション機能も追加されました。Garmin Messengerアプリに対応したことで、互換性のあるGarminデバイスを持つ友人や家族と、ウォッチ上で直接メッセージの送受信が可能になりました(※別途アプリのインストール等が必要)。実際に使ってみると、アクティビティ中にスマートフォンを取り出すことなく、仲間との簡単な連絡や状況報告を手首で完結できるのは非常に便利です。

また、Garminシェア機能も搭載されました。これは、アクティビティのルートや現在位置、ワークアウトデータなどを、他のGarminデバイスユーザーとリアルタイムで共有できる機能です。例えば、グループでのサイクリングやトレイルランニング中に、お互いの位置を確認したり、走行データを比較したりするのに役立ちます。仲間との連携や安全確保の面で、大きなメリットをもたらす機能だと感じました。

Connect IQと決済機能:カスタマイズ性と日常の利便性

Instinct 2から引き続き、Connect IQストアに対応している点も魅力です。豊富なウォッチフェイスの中から気分や用途に合わせてデザインを変更したり、特定のデータフィールドやウィジェットを追加したりすることで、自分だけのInstinct 3 Tacticalにカスタマイズできます。

また、Garmin PayおよびSuicaによるキャッシュレス決済機能も健在です。対応店舗での買い物や公共交通機関の利用時に、手首をかざすだけで支払いが完了するのは、日常生活において非常にスムーズで手放せない利便性です。

操作性とその他の機能

音楽再生コントロールやスマートフォン探索機能など、Instinct 2で便利だった機能は引き続き利用可能です。Instinct 2で指摘されたボタン操作の複雑さについては、Instinct 3でも同様の物理ボタンを採用しているため、基本的な操作感は踏襲されていますが、個人的には、日々の使用で慣れることでスムーズに扱えるようになりました。

さらに、Instinct 3では新たにゲーム機能(GameOnアプリ対応など)も追加されており、ちょっとした息抜きも楽しめるようになっています。

個人的な評価:日常使いでの価値向上

Instinct 3 Tacticalシリーズは、その核となるタフネスや専門機能はそのままに、スマート機能とコネクティビティを着実に進化させてきました。特に、AMOLEDモデルにおける通知の視覚的なリッチ化や、Garmin Messenger、Garminシェアといった新たなコミュニケーション・共有機能の追加は、Instinct 2と比較して、日常的な利便性や他者との連携を大きく向上させていると感じます。

タフなだけでなく、日々の生活をよりスマートに、そして豊かにしてくれるパートナーとして、その価値は確実に高まっています。

まとめ:Instinct 3 Tactical スマート機能&コネクティビティレビュー

  • 基本機能の継承: 通知、音楽コントロール、Connect IQ、Garmin Pay/SuicaなどInstinct 2の主要スマート機能を搭載。
  • 通知の進化 (AMOLED): Android連携時に画像表示に対応し、視認性が向上。
  • 新コミュニケーション機能: Garmin Messengerアプリ対応でウォッチ間のメッセージ送受信が可能に。
  • 新共有機能: Garminシェアにより、位置情報やアクティビティデータをリアルタイム共有可能に。
  • カスタマイズと利便性: Connect IQによるカスタマイズ性、Garmin Pay/Suicaによる決済利便性は健在。
  • 総合的な利便性向上: 日常生活での使い勝手や、仲間との連携を強化する機能が追加され、スマートウォッチとしての価値が向上。

Instinct 2 Tacticalからのアップグレード価値は?徹底比較

Garmin Instinct 3 Tactical Dual-Power 本体 画面 正面

Garmin Instinct 3 Tacticalシリーズは、多くの点で前モデルであるInstinct 2 Dual Power Tactical Editionから進化を遂げています 。しかし、価格も上昇しているため 、Instinct 2ユーザーが買い替える価値があるのか、あるいは新規購入者がどちらを選ぶべきか迷うかもしれません。ここでは、これまでのレビュー内容と提供されたスペック情報を基に、両モデルの主な違いを比較し、アップグレードの価値を評価します。

Instinct 2 Dual Power Tactical Edition と Instinct 3 Tactical シリーズの主な違い

以下に、Instinct 3 Tacticalシリーズ(Dual PowerモデルおよびAMOLEDモデル)がInstinct 2 Dual Power Tactical Editionから進化した点、およびInstinct 3シリーズ内のモデル間の主な違いをまとめます。

ハードウェア・デザイン

  • LEDフラッシュライト: Instinct 3シリーズには全モデルに白色/緑色切り替え可能なLEDフラッシュライトが内蔵されましたが、Instinct 2にはありません 。
  • ベゼル: Instinct 3は繊維強化ポリマーとアルミ複合素材(金属強化)のベゼルと四隅のボルトデザインを採用し、Instinct 2の繊維強化ポリマー製ベゼルから変更されました。
  • サイズ展開: Instinct 2は45mm/40mm(S)でしたが、Instinct 3は主に45mm/50mmで展開されています 。
  • 充電ケーブル: Instinct 3はUSB-C充電ケーブルに変更されました 。

ディスプレイ

  • 選択肢: Instinct 3は改良されたモノクロMIP(Dual Powerモデル)と、新たに高解像度カラーAMOLED(AMOLEDモデル)の選択肢が加わりました 。Instinct 2はモノクロMIPのみです 。
  • 解像度: Instinct 3 AMOLEDモデルは416×416ピクセルと、Instinct 2/Instinct 3 Dual Powerの176×176ピクセルより大幅に向上しています 。
  • AMOLED専用機能: Instinct 3 AMOLEDは、通知での画像表示(Android連携時) 、ワークアウト動画/筋肉グラフィック表示 、レッドシフトモード に対応しています。

測位精度

GNSSマルチバンド & SatIQ: Instinct 3シリーズは、Instinct 2のマルチGNSSに加え、より高精度なGNSSマルチバンド(L1+L5)と、精度とバッテリー効率を両立するSatIQ機能を搭載しました 。

バッテリー

  • ソーラー充電 (Dual Power): Instinct 3 Dual Powerは第3世代ソーラーパネルを搭載し、Instinct 2 Dual Powerよりも充電効率が向上しています 。GPSモードでの稼働時間(ソーラー含む)も大幅に向上しています。
  • AMOLEDモデル: ソーラー充電非対応ですが、スマートウォッチモードで約24日間(常時表示オフ時 約9日)の実用的なバッテリーライフを備えています 。

タクティカル機能

新機能: Instinct 3は、Instinct 2の機能に加え、Applied Ballisticsソルバー対応 とラッキングアクティビティ を追加しました。

健康・ウェルネス機能

新機能: Instinct 3は、Instinct 2の機能に加え、トレーニングレディネス、睡眠コーチ、昼寝検出、モーニングレポート、HRVステータスなどの機能を追加しました 。

スマート機能・コネクティビティ

  • 新機能: Instinct 3は、Garmin Messengerアプリ対応 、Garminシェア機能 、リアルタイム設定同期 、ゲーム機能 を追加しました。
  • メモリ (Dual Power): Instinct 3 Dual Powerの内蔵メモリは128MBと、Instinct 2 Dual Power (32MB、ソース外情報だが一般的) から増加しました 。 (AMOLEDモデルは4GB)

価格

Instinct 3シリーズはInstinct 2 Dual Power Tactical Edition (¥68,200) より高価です 。Instinct 3 Dual Power Tactical (45mm) は¥87,800、Instinct 3 AMOLED Tactical (50mm) は¥103,800です 。

まとめ:アップグレード価値の評価

Instinct 3 Tacticalシリーズは、Instinct 2 Dual Power Tactical Editionから多くの面で確実に進化しています。特に、GNSSマルチバンドによる測位精度の向上、Dual Powerモデルにおけるソーラー充電効率の向上とバッテリーライフの延長、AMOLEDモデルという新たな選択肢、LEDフラッシュライトの搭載、そしてトレーニングレディネスやApplied Ballisticsといった専門的な機能の追加は、大きなメリットと言えます。

価格差は考慮する必要がありますが、より高い測位精度、究極のバッテリーライフ(Dual Power)、最新の健康・トレーニング分析機能、特定のタクティカル機能(AB、ラッキング)、あるいは鮮やかなカラーディスプレイ(AMOLED)を求めるユーザーにとって、Instinct 3へのアップグレードは十分に価値があると考えられます。

一方、Instinct 2の機能で満足しており、予算を抑えたい場合は、Instinct 2も依然として堅牢で信頼性の高い選択肢です。最終的な判断は、個々のニーズと予算によって異なりますが、Instinct 3が提供する付加価値は大きいと言えるでしょう。

Garmin Instinct 3 Tactical シリーズのメリット・デメリット

Garmin Instinct 3 Tactical Dual-Power 本体 正面

ここでは、Garmin Instinct 3 Tacticalシリーズの長所と短所を、他のスマートウォッチと比較しながら解説します。

【メリット】

メリット1:卓越した耐久性と専門的なタクティカル機能

Garmin Instinct 3 Tacticalシリーズは、MIL-STD-810規格に準拠し、10気圧防水性能を備えています 。これはAmazfit T-Rex 3やApple Watch Ultra 2と同等の高い堅牢性を示し、TicWatch Atlasの5気圧防水よりも優れています 。

さらに、ステルスモード、ナイトビジョンモード、キルスイッチ、ジャンプマスター、Applied Ballistics対応といった専門的なタクティカル機能や緑色LEDライトは、標準モデルのInstinct 3を含む他の比較対象機種にはない、本シリーズ独自の大きな利点です 。

メリット2:圧倒的なバッテリー持続時間(Dual Powerモデル)

特にInstinct 3 Dual Power Tacticalモデルは、ソーラー充電機能(Power Glass)により、特定の条件下でスマートウォッチモードが無制限になる可能性があります 。これはAmazfit T-Rex 3、TicWatch Atlas、Apple Watch Ultra 2にはない特長です 。

GPS利用時でもソーラーアシストにより、これらの競合モデルやInstinct 3 AMOLED Tacticalモデルと比較しても、格段に長い駆動時間を実現しており、充電環境が限られる長期間のアウトドア活動やミッションにおいて絶大な安心感を提供します 。

メリット3:高精度な測位性能

Instinct 3 Tacticalシリーズは、GPS、GLONASS、Galileo、みちびき(補完信号)に加え、GNSSマルチバンド(L1+L5)技術と、精度とバッテリー消費を最適化するSatIQ機能を搭載しています 。これにより、山間部やビル街などでも、Amazfit T-Rex 3やTicWatch Atlasと比較して、より迅速かつ正確な測位が期待できます 。Apple Watch Ultra 2も高精度な2周波GPSを搭載しており、測位精度においては強力な競合相手となります 。

【デメリット】

デメリット1:高価格帯

Instinct 3 Tacticalシリーズは、その高度な機能と耐久性に見合う価格設定となっており、標準モデルのInstinct 3や、Amazfit T-Rex 3、TicWatch Atlasと比較すると明らかに高価です 。最も安価なTicWatch Atlas(約2.8万円)やAmazfit T-Rex 3(約4万円)と比べると、価格は大きな弱点となり得ます 。Apple Watch Ultra 2よりは手頃ですが、購入の際には予算を考慮する必要があります 。

デメリット2:スマート機能とエコシステムの制限

Garmin独自のOSは安定していますが、Wear OSを採用するTicWatch AtlasやwatchOSのApple Watch Ultra 2と比較すると、利用できるサードパーティ製アプリの種類や、Google/Appleエコシステムとの連携機能には限界があります 。TicWatch AtlasはGoogle Playストアにアクセスでき、Apple Watch Ultra 2は豊富なApp StoreアプリやSiri連携が可能です 。Amazfit T-Rex 3も独自のZepp OSを採用しており、エコシステムの広がりでは限定的かもしれません 。

デメリット3:ディスプレイの表現力(MIPモデル)

Instinct 3 Dual Power Tacticalモデルに採用されているモノクロMIPディスプレイは、省電力性と太陽光下での視認性に優れる反面、カラー表示には対応していません 。

そのため、Instinct 3 AMOLED Tactical、標準のInstinct 3 AMOLEDモデル、Amazfit T-Rex 3、TicWatch Atlas(OLED層)、Apple Watch Ultra 2といったカラーAMOLED/OLED搭載機と比較すると、地図表示(対応モデルの場合)、グラフ、写真付き通知、ワークアウトアニメーションなどの視覚的な表現力では劣ります 。

Garmin Instinct 3 Tactical シリーズのスペック(仕様)

  • ディスプレイ:
    Instinct 3 AMOLED Tactical: AMOLED(オプションで常時表示モード), サイズ:直径1.3インチ (33 mm), 解像度:416 x 416 ピクセル, カラー表示
    Instinct 3 Dual Power Tactical: 太陽光の下でも見やすい、モノクロ半透過メモリインピクセル(MIP)、改良されたMIPディスプレイ, サイズ:2ウィンドウデザイン、0.9 x 0.9インチ (23 x 23 mm), 解像度:176 x 176 ピクセル
  • 内蔵メモリ/履歴: Instinct 3 AMOLED Tactical: 4 GB、Instinct 3 Dual Power Tactical: 128 MB
  • バッテリー駆動時間: Garminのテスト環境下での標準値。
    Instinct 3 AMOLED Tactical: Garmin独自の充電ケーブルによる有線充電、稼働時間はモードによる(例: スマートウォッチモード約24日間、GPSモード約40時間)。
    Instinct 3 Dual Power Tactical: Garmin独自の充電ケーブルによる有線充電に加え、ソーラー充電に対応 (Power Glassレンズ搭載)、稼働時間はモードによりソーラー充電で無制限となる場合あり(例: スマートウォッチモード約28日間+無制限、GPSモード約40時間+90時間など)
  • 充電: Garmin独自の充電ケーブルによる有線充電。Instinct 3 Dual Power Tacticalはこれに加えてソーラー充電に対応。
  • ワイヤレス通信: Bluetooth, ANT+
  • GPS: GPS, GLONASS, Galileo, みちびき(補完信号)対応、GNSSマルチバンド対応、SatIQ(衛星自動選択モード)機能搭載。
  • インターフェース: 充電端子、ボタン
  • センサー: GPS、GLONASS、Galileo、みちびき(補完信号)、SatIQ(衛星自動選択モード)機能、Garmin Elevate光学式心拍計、血中酸素トラッキング、気圧高度計、コンパス、ジャイロセンサー、加速度計、温度計。ABCセンサー(高度計、気圧計、電子3軸コンパス)を含む。
  • 防水: 10 ATM / 10気圧(100m)防水
  • 耐久性: MIL規格準拠(耐熱・耐衝撃・耐水性)、メタル強化ベゼル / 金属で補強されたベゼル。
  • スピーカー/マイク: なし
  • 音声アシスタント: なし
  • AI機能: なし
  • 筐体: ストラップ素材:シリコン、ベゼル素材:繊維強化ポリマー/アルミ、ケース素材:繊維強化ポリマー。レンズ素材:Instinct 3 AMOLED Tactical: 化学強化ガラス、Instinct 3 Dual Power Tactical: Power Glass。
  • アプリ: Connect IQ, Garmin Connect, Garmin Messenger, AB Synapse, AB QUANTUM, Garmin Golf, Garmin Connect Challenges, GameOn, Toe-To-Toeチャレンジ (Connect IQ)などに対応。
  • 対応OS: iPhone, Android
  • OS: ガーミンの独自OS
  • サイズ:
    Instinct 3 AMOLED Tactical: 50 x 50 x 14.4 mm, 手首周り適応サイズ:141-213 mm。
    Instinct 3 Dual Power Tactical: 45 x 45 x 14.9 mm, 手首周り適応サイズ:137-204 mm。 (Dual Power Tacticalには50mmサイズもあり)
  • 重量:
    Instinct 3 AMOLED Tactical: 59 g。
    Instinct 3 Dual Power Tactical: 52 g。
  • カラー: Black および Tactical Editionカラー があります。
    Instinct 3 AMOLED TacticalにはNeotropic [数量限定]、Instinct 3 Dual Power TacticalにはTwilight [数量限定] もあります。
  • 付属品: USB-C チャージングケーブル(Type B)、製品保証書、標準付属ベルト (共通)。(付属ケーブルでの接続・充電にはUSB-C対応差込口/コネクタが必要)。
    Instinct 3 AMOLED 50mm Tacticalには50mm用交換バンド Black、が付属。
    Instinct 3 Dual Power 45mm Tacticalには45mm用交換バンド Black が付属。
  • バンド: ストラップ素材:シリコン。QuickFitウォッチバンド互換性:Instinct 3 AMOLED Tactical: 26 mm、Instinct 3 Dual Power Tactical: 22 mm。

Garmin Instinct 3 Tactical シリーズの評価

Garmin Instinct 3 Tactical 本体のディスプレイ 斜め

8つの評価基準で「Garmin Instinct 3 Tactical シリーズ」を5段階で評価してみました。

画面の見やすさ:★★★★☆

改良されたMIPディスプレイ(Dual Powerモデル)は太陽光下での視認性に優れ、AMOLEDモデルは高精細で鮮やかなカラー表示を提供します。AMOLEDには暗所やNVG使用を考慮したレッドシフトモードも搭載。用途に応じて最適なディスプレイを選択できますが、AMOLEDのバッテリー消費はMIPより大きくなります。

健康管理・スポーツ:★★★★★

心拍計、血中酸素、睡眠(コーチ、昼寝検出、HRV)、ストレス、Body Batteryに加え、トレーニングレディネス、30種以上のスポーツアプリ、ラッキングアクティビティなど、日常の健康管理から高度なトレーニング分析まで対応する機能が非常に充実しています。

機能性:★★★★★

ステルスモード、ナイトビジョンモード、キルスイッチ、Applied Ballistics対応、LEDフラッシュライト(白/緑)など専門的なタクティカル機能が大幅に強化されました。スマート通知(AMOLEDは画像表示も)、Garmin Pay/Suica、Connect IQなど日常的なスマート機能も搭載し、機能性は非常に高いです。

バッテリーの持ち:★★★★☆

Dual Powerモデルは第3世代ソーラーパネルとSatIQにより、スマートウォッチモードで無制限、GPSモードでも長時間の駆動を実現します。AMOLEDモデルもスマートウォッチモード約24日と実用的ですが、Dual Powerモデルには及びません。モデルにより評価は分かれますが、総じて高いレベルです。

耐久性:★★★★★

MIL-STD-810準拠の耐熱・耐衝撃・耐水(10気圧/100m)性能に加え、Instinct 3では金属で補強されたベゼルを採用し、堅牢性がさらに向上しています。過酷な環境での使用に耐えうるタフネスは最高レベルです。

ファッション性:★★★☆☆

金属強化ベゼルとボルトデザインにより、Instinct 2よりも洗練され、G-Shockライクな印象から脱却しました。アーバンユースにも合わせやすくなったものの、基本はタフネスを前面に出したデザインであり、ファッション性は限定的です。

価格:★★★☆☆

公式サイト価格で8万円台後半から10万円超と、他のタフネススマートウォッチと比較しても高価なモデルに位置づけられます。機能や耐久性を考慮すれば妥当とも言えますが、コストパフォーマンスを重視するユーザーには敷居が高い価格設定です。

使いやすさ:★★★★★

Instinct 2から引き続き5ボタン操作を採用しており、手袋をしたままでも確実に操作できます。Instinct 3では新たにGNSSマルチバンドとSatIQ機能を搭載し、どんな環境でもより信頼できるナビゲーションを提供してくれるようになりました。また、USB-C充電への変更、LEDフラッシュライトの搭載、AMOLEDモデルでの通知機能向上など、日常的な利便性も向上しています。

総評:★★★★☆

タフネスと専門機能の融合

Garmin Instinct 3 Tacticalシリーズは、前モデルから受け継ぐMILスペック準拠の圧倒的な堅牢性に加え、金属強化ベゼルなどのデザイン改良により、さらに洗練されたタフネスを実現しています。

ステルスモードやナイトビジョンモードといった基本的なタクティカル機能に加え、Applied Ballisticsによる弾道計算サポートや、荷物重量を考慮するラッキングアクティビティといった専門的な機能が追加され、プロフェッショナルユースにも応えるツールへと進化しました。

ディスプレイとバッテリーの選択肢

最大の進化点の一つは、ディスプレイの選択肢が増えたことです。太陽光下での抜群の視認性と、ソーラー充電による驚異的なバッテリー持続時間(Dual Powerモデル)を求めるか、鮮やかで高精細なカラー表示とリッチな情報表現(AMOLEDモデル)を求めるか、ユーザーのニーズに合わせて選べます。

AMOLEDモデルも実用十分なバッテリーを備え、レッドシフトモードで暗所視認性にも配慮されています。GNSSマルチバンドとSatIQによる高精度な測位とバッテリー効率の両立も大きな魅力です。

充実した健康・スポーツ機能と日常の利便性

健康・ウェルネス機能も大幅に拡充され、睡眠コーチやトレーニングレディネスなど、コンディションを深く理解し、パフォーマンスを最適化するための機能が充実しました。日常の利便性も向上しており、USB-C充電への対応、パワフルなLEDフラッシュライト(白/緑)の搭載、Garmin Pay/Suica、スマート通知(AMOLEDは画像表示対応)など、普段使いでの快適さも十分に考慮されています。

価格とデザインに関する考察

これだけの機能と堅牢性を備えるため、価格は比較的高価な部類に入ります。デザインも洗練されたとはいえ、基本的にはタフネスギアとしての個性が強く、ファッションアイテムとしての汎用性は高くありません。しかし、過酷な環境での信頼性、専門的な機能、充実した健康・スポーツサポートを求めるユーザーにとっては、価格に見合う、あるいはそれ以上の価値を提供する唯一無二のデバイスと言えるでしょう。

まとめ:誰におすすめか?Instinct 3 Tacticalシリーズの選び方

Garmin Instinct 3 Tactical シリーズは、前モデルで確立されたタフネスGPSウォッチの系譜を受け継ぎながら、機能、性能、そして選択肢の幅において大きな進化を遂げた、まさに現代におけるタフネスウォッチの一つの到達点と言えるでしょう。

ミリタリースペックの堅牢性はそのままに、より高精度になったナビゲーション、プロフェッショナルユースに応えるタクティカル機能の深化、そして日常の健康管理をきめ細かくサポートするヘルスケア機能の充実は、あらゆるユーザーのアクティブライフを新たな次元へと引き上げます。

過酷な自然環境に挑む冒険家から、日々のトレーニングに励むアスリート、そして信頼できるギアを求めるプロフェッショナルまで、幅広いニーズに応える懐の深さを持っています。

Instinct 3 Tactical の揺るぎない強み

本シリーズの揺るぎない長所は、まず第一にMIL規格(MIL-STD-810)準拠の圧倒的な耐久性です。加えて、ステルスモードやジャンプマスター、キルスイッチといった本格的なタクティカル機能群、GNSSマルチバンド対応による高精度な測位能力、睡眠スコアやBody Batteryをはじめとする多角的な健康モニタリング機能が挙げられます。

さらに、鮮やかな表示のAMOLEDディスプレイ搭載モデルと、驚異的なバッテリー持続時間を誇るソーラー充電対応のDual Powerモデルという、ユーザーの優先順位に合わせて最適な仕様を選べるようになった点は、大きな魅力と言えるでしょう。これらの要素が組み合わさることで、非日常の過酷な環境から日常の健康管理まで、シームレスに対応できる万能性を実現しています。

購入前に考慮すべきポイント

一方で、購入を検討する上で考慮すべき点も存在します。最先端の技術と堅牢な設計が投入されているため、価格帯は決して安価ではありません。また、非常に多機能であるため、全ての機能を最大限に活用するにはある程度の慣れや知識が必要となる場面もあるかもしれません。

AMOLEDモデルは美しい表示が魅力ですが、バッテリー持続時間においてはDual Powerモデルに及びません。長距離射撃に役立つApplied Ballistics機能のように、一部の高度な機能は別途アンロック料金が必要となる点も留意が必要です。これらの点を自身のニーズや予算と照らし合わせることが重要になります。

モデル選びの指針:あなたに最適なのはどちらか?

では、Dual PowerモデルとAMOLEDモデル、どちらを選ぶべきでしょうか。まず、Instinct 3 Dual Power Tactical Editionは、バッテリー持続時間を何よりも重視するユーザーにとって最良の選択肢となります。数週間にわたる登山や遠征、充電設備のない環境での長期ミッションなど、バッテリー切れが致命的な状況に身を置くことが多い方には、ソーラー充電による無制限稼働(特定条件下)の恩恵は計り知れません。

視認性が改善されたMIPディスプレイは、直射日光下でも見やすく、常に情報を確認したいアウトドアでの活動に適しています。バッテリーライフを最優先するハードコアなユーザーや、プロフェッショナルな要求に応える必要がある方におすすめです。

対して、Instinct 3 Tactical Edition(AMOLEDモデル)は、ディスプレイの視認性、鮮やかさ、そして豊かな色彩表現を重視するユーザーに最適です。地図やグラフ、通知などが格段に見やすくなり、スマートウォッチとしての利便性も向上しています。タウンユースでのファッション性や、暗所での視認性を重視する場合にもAMOLEDディスプレイは有利です。

バッテリー持続時間もスマートウォッチモードで約24日間と、日常使用や数日間のアウトドアアクティビティには十分な性能を持っています。最新技術による美しい表示を楽しみたい方、日常使いとアクティビティをシームレスに繋げたい方に向いているでしょう。

最終決断のために:最適な選択への道筋

最終的にどちらのモデルを選ぶかは、あなたのライフスタイル、主な活動内容、そして何を最も重視するかによって決まります。「バッテリー持続時間」が最優先事項であればDual Powerを、「ディスプレイの質と表現力」を優先するならAMOLEDを選ぶのが基本的な考え方となるでしょう。

もちろん、タクティカル機能やタフネス性能、基本的な健康管理機能は両モデル共通で高水準です。この記事で紹介した機能や比較ポイントを参考に、ご自身の使い方に最もフィットする一台を見つけてください。どちらを選んだとしても、Garmin Instinct 3 Tactical シリーズは、頼れるパートナーとして、存分に期待に応えてくれるはずです。

Garmin Instinct 3 Tactical シリーズの価格・購入先

Garmin Instinct 3 Tactical AMOLED 本体 正面

Garmin公式サイト

  • Instinct 3 Dual Power Tacticalが87,800円(税込)、
  • Instinct 3 AMOLED Tacticalが103,800円(税込)、

で販売されています。

Garmin公式サイトで「Instinct 3 Dual Power Tactical」をチェックする

Garmin公式サイトで「Instinct 3 AMOLED Tactical」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで80,639円(Dual Power45mm/AMOLED50mmモデルは95,332円・税込)、
  • 楽天市場で87,011円(送料無料・Dual Power Tactical・Tactical AMOLEDは103,800円で9,430ポイント付き)、
  • ヤフーショッピングで87,011円(Dual Power Tactical・Tactical AMOLEDは103,800円)、

で販売されています。

Amazonで「Garmin Instinct 3 Tactical」をチェックする

楽天市場で「Garmin Instinct 3 Tactical」をチェックする

ヤフーショッピングで「Garmin Instinct 3 Tactical」をチェックする

米国 Amazon.comで「Garmin Instinct 3 Tactical」をチェックする

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Garmin Instinct 3 Tactical シリーズに似た性能をもつスマートウォッチも販売されています。

Garmin Instinct 3

ガーミンから発売されたタフネス仕様のGPSウォッチです(2025年1月発売)。※Dual Power、AMOLED、Solar、Eのモデルを用意

AMOLED液晶(半透過MIP液晶)、最大18日間駆動するバッテリー(ソーラーは最大28日)を搭載しています。

また、LED フラッシュライト(※Eモデルはなし)、30種類以上のスポーツモード、モーニングレポート、ヘルススナップショット機能、昼寝検出、ワークアウトの作成、

SATIQテクノロジーによるGNSSマルチバンド、バッテリーセーバーウォッチモード、安全性と追跡機能、ライブトラック機能、

10気圧防水、MIL-STD-810CONNECT IQ ストア、スマート通知(LINE対応)、Bluetoothにも対応しています。

価格は、Amazonで65,273円(Dual Power45mm/AMOLEDモデル45mmは72,545円)、楽天市場で65,211円(送料無料・Dual Power45mm)、ヤフーショッピングで65,211円、米国 Amazon.comで$395.99(Dual Power45mm)、です。

関連記事:Garmin Instinct 3レビュー!有機ELとライトで進化を遂げたGPSウォッチ

Amazfit T-Rex 3

Zepp Healthから発売されたZepp OS 4搭載のスマートウォッチです(2024年10月10日発売)。

1.5インチのHD AMOLEDディスプレイ(解像度480 x 480 px)、一般的な使用で27日 駆動する700 mAhバッテリー、バイオトラッカー PPGセンサー、マイクを搭載しています。

また、オフラインの地図機能(ベースマップ、スキーマップ、コンターマップ)、AI音声アシスタント「Zepp Flow」、音声によるメッセージ返信機能(LINE対応)、グローブモード、10気圧防水、MIL-STD-810Gに対応。

170種類以上のスポーツモード、自動認識(8つのスポーツ)、Zeppコーチ、ランニング機能(仮想ペーサー、自動ラップ)、ワンタップ測定、ミニアプリの追加、Alexa音声操作、400種類以上の文字盤デザイン、6衛星測位のGPS、Wi-Fi(2.4GHz)、Bluetooth 5.2 BLEにも対応しています。

価格は、Amazonで39,900円、楽天市場で39,900円(送料無料・ポイント10倍あり)、ヤフーショッピングで39,900円、米国 Amazon.comで$279.99です。

関連記事:「Amazfit T-Rex 3」と歴代のT-Rexシリーズを比較

TicWatch Atlas

Mobvoiから発売されたWear OS 4搭載のスマートウォッチです(2024年10月16日 発売)。

1.43インチ、解像度466 x 466 pxの二層ディスプレイ(OLED + FSTN液晶)を搭載。Snapdragon W5+ Gen 1、2GBメモリ、32GBストレージ、スマートモードで90時間、エッセンシャルモードで45日駆動できる628mAhバッテリー、GPSセンサー、スピーカー・マイクを搭載しています。

また、ヒートマップ機能、110種類以上のワークアウト モード、「TicMotion」(スポーツの自動認識)、転倒検出&緊急SOS、登山アプリのYAMAPと連携、文字盤デザインのカスタマイズ、サファイアクリスタル(液晶を保護)、MIL-STD-810H、5つの衛星測位(GPSナビゲーション)、5気圧防水、Googleアシスタント、Google マップ、Google Pay、Mobvoi Health アプリ、Wi-Fi、Bluetooth 5.2に対応しています。

価格は、Amazonで27,625円(税込)、楽天市場で49,999円(送料無料)、ヤフーショッピングで38,531円、AliExpressで37,737円、米国 Amazon.comで$269.49 ($35 OFFクーポン付き)です。

関連記事:「TicWatch Atlas」とPro 5、Enduro、Ultraを比較

Apple Watch Ultra 2

Appleから発売されたwatchOS 11を搭載したハイエンドなスマートウォッチです(2023年9月22日 発売)。

49mm(約1.9インチ)のOLEDディスプレイ、Apple S9 Sip プロセッサ、1GBメモリ、64GBストレージ、通常の使用時で36時間駆動できるバッテリー、デュアルスピーカー、水深計、水温センサー、航空宇宙産業レベルのチタニウムケースを搭載しています。

また、バンド「チタニウムミラネーゼループ」、モジュラーUltra、100m防水、IP6X防塵、MIL-STD 810H、L1とL5周波数(高精度なGPS)、水中アクティビティの詳細な記録・分析、オーディオ再生、睡眠時無呼吸症の検知、

低電力モード(最大72時間)、常時表示、夜間モード、高速充電(約1時間で80%まで回復)、ワイヤレス充電(※充電器は別売)、パワーメーターとの接続、25種類以上のワークアウトモード、Apple Pay、Suica決済、音声操作 Siri、Wi-Fi、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで126,198円(税込)、楽天市場で112,300円(送料無料)、ヤフーショッピングで103,180円、です。

関連記事:「Apple Watch Ultra 2」とSeries 10、SE2を比較

他のGarminスマートウォッチと比較

他にもGarminスマートウォッチが販売されています。2024モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

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Amazfit Bip 6徹底レビュー!Bip 5から進化、買うべきか評価

Amazfit Bip 6 正面 斜めに傾く
2025年4月25日、Zepp Health Corporationの新しいスマートウォッチ「Amazfit Bip 6」が発売されました。手頃な価格帯ながら上位モデルに迫る機能を搭載し、エントリークラスのスマートウォッチの新たな基準となる可能性を秘めています。

Bip 5からの劇的な進化

Amazfit Bip 6は、多くのユーザーに愛された前モデル「Bip 5」をベースに、重要な機能が大幅にアップグレードされました。TFT液晶から鮮やかなHD AMOLEDディスプレイへの変更、4衛星対応からオフラインマップ・ナビ機能まで備えた高精度5衛星GPSへの進化、そして「レディネススコア」やAIコーチ「Zepp Coach」といった高度な健康・スポーツ分析機能の追加、AI音声アシスタントZepp Flow」など、その進化は多岐にわたります。

Bip 6を徹底解剖

この記事では、そんな大注目の「Amazfit Bip 6」が、本当に「買い」なのかどうかを判断するために、その性能、機能、使い勝手を徹底的にレビューします。特に、前モデル「Amazfit Bip 5」と比較して何がどう変わったのか、その進化の具体的な内容とメリット・デメリットを明らかにしていきます。

この記事で分かること

  1. ディスプレイ、バッテリー、デザイン、操作性の詳細評価
  2. 強化されたスポーツ機能(GPS精度、オフラインマップ、Zepp Coach™等)の分析
  3. 進化した健康管理機能(新センサー、レディネススコア、HRV等)の解説
  4. スマート機能(Zepp OS 4.5、Zepp Flow™、通知機能等)の使い勝手レビュー
  5. 前モデルAmazfit Bip 5とのスペック・機能の徹底比較
  6. 他の競合スマートウォッチ(Redmi Watch 5, Nothing CMF Watch Pro 2等)との比較
  7. メリット・デメリットの正直な評価と、どのようなユーザーにおすすめか
  8. 価格とコストパフォーマンスの最終判断

この記事を最後まで読むことで、「Amazfit Bip 6」が本当に自分のライフスタイルやニーズに合っているか、そして購入する価値があるかどうかを明確に判断できるはずです。

Amazfit Bip 5からのステップアップを考えている方、機能豊富なスマートウォッチを初めて手にする方、購入を迷っている方は、ぜひこの記事を参考に、最適な一台を見つけてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ:Amazfit Bip 6

価格をチェック!Amazfit Bip 6は他のスマートウォッチよりも安い?

Amazfit Bip 6 屋外でGPSを利用し、地図を見る

Amazfit Bip 6はAmazfit公式サイトで14,800円で販売されています。一方、ECサイトのAmazonでも14,800円(税込)で発売中。楽天市場(14,800円・送料無料)、ヤフーショッピング(14,800円)、米国 Amazon.com($79.99)でも購入できます。

Amazfit Bip5 Unity

2024年6月11日に発売された「Amazfit Bip5 Unity」はAmazonで9,009円で販売中です。こちらは、日常使いに最適なスマートウォッチです。1.91インチの鮮やかなカラースクリーンで見やすく、通常使用で最大10日間持続するバッテリーも魅力です 。120種類以上のスポーツモードと6つのスポーツ自動認識機能でアクティビティをしっかり記録します 。

Amazon Alexaによる音声操作やBluetooth通話にも対応し、手元でスマートに操作できます 。IP68の防水防塵性能とステンレス・スチール製フレームで、アクティブなシーンでも安心です 。

Amazfit Bip 5

2023年8月に発売された「Amazfit Bip 5」はAmazonで11,648円で販売中です。こちらは、多彩な機能と健康管理を両立したスマートウォッチです。
1.91インチの大画面は見やすく、最大10日間のバッテリー持ちも頼もしい点です 。124種類のスポーツモードに加え、7つのスポーツ自動認識やGPS内蔵でワークアウトを詳細に記録します 。

また、Amazon AlexaやBluetooth通話で日常を便利にし 、心拍数や血中酸素レベル測定 、PAI健康評価 などで健康もしっかりサポート。IP68防水防塵 なので安心です。

Redmi Watch 5

2025年1月23日に発売された「Redmi Watch 5」はAmazonで14,531円で販売中です。こちらは、大型AMOLEDディスプレイと驚異的なバッテリー性能が魅力のスマートウォッチです 。鮮やかな2.07インチ画面と最大24日間のバッテリー駆動で、日常からアクティビティまで快適に使えます 。150種類以上のスポーツモードやGPS内蔵で運動をサポートし 、Bluetooth通話や健康モニタリング機能も充実しています 。

Xiaomi HyperOS搭載でスムーズな操作感を実現し、5気圧防水とアルミ合金フレームで耐久性も備えています 。

Nothing CMF Watch Pro 2

2024年7月12日に発売された「Nothing CMF Watch Pro 2」はAmazonでクーポン適用で実質8,800円で販売中です。こちらは、洗練されたデザインと機能性を兼ね備えたスマートウォッチです。

1.32インチの鮮明な円形AMOLEDディスプレイとデジタルクラウンで快適な操作性を実現 。通常モードで最大11日間のバッテリー持ちも魅力です 。120種類のスポーツモード、5種類の自動検出機能、GPS内蔵でアクティビティを正確に記録します 。

Bluetooth通話やウィジェット機能も搭載し 、IP68防水防塵と金属製ボディで日常からワークアウトまで安心して使用できます 。

まとめ

Amazfit Bip 6の価格(14,800円)は、ここで比較している他のモデルと比較すると、Redmi Watch 5(14,531円)とほぼ同価格帯ですが、Amazfit Bip5 Unity(9,009円)、Amazfit Bip 5(11,648円)、Nothing CMF Watch Pro 2(実質8,800円)よりは高価です。

今回紹介したモデルの中では、Amazonのクーポン適用後のNothing CMF Watch Pro 2が実質8,800円と最も安く、お買い得なモデルと言えます。円形AMOLEDディスプレイやGPS、Bluetooth通話など機能も充実しており、コストパフォーマンスに優れています。

デザインをチェック:Amazfit Bip 6の質感と装着感は?

Amazfit Bip 6 本体 画面 紺色のマットに置かれている

ここでは、Amazfit Bip 6を実際に手に取り、その外観デザインと質感を詳しくチェックしていきます。前モデルAmazfit Bip 5からの進化点にも触れながら、デザインの魅力に迫ります。

開封と第一印象:高級感が増したボディ

まずパッケージを開けてBip 6本体を手に取ると、その質感の変化に気づきます。Amazfit Bip 5はボディ素材がプラスチックでしたが、Bip 6ではアルミニウム合金と繊維強化樹脂が採用されました 。この変更により、見た目の高級感がぐっと増したように感じます。特にアルミニウム合金の部分はひんやりとした金属の感触があり、安っぽさは全くありません。

パッケージにはスマートウォッチ本体(バンド含む)、専用充電器(ケーブルなし)、取扱説明書が含まれています 。充電ケーブルが付属しない点は、環境への配慮とのことですが、USB-Cケーブルなどが別途必要になる点は留意が必要です 。

Bip 5からのデザイン進化点

Amazfit Bip 6 側面 アルミ合金

1. ボディ素材と質感の向上

前述の通り、最大の変更点はボディ素材です。Bip 5のプラスチックボディも光沢仕上げで質感は悪くなかったのですが、Bip 6アルミニウム合金/繊維強化樹脂は、よりソリッドで洗練された印象を与えます 。個人的には、この素材変更によって、ビジネスシーンでの着用にも、より自信を持って合わせられるようになったと感じています。

2. ボタン数の増加

Bip 5のボタンは1つでしたが、Bip 6では2つに増えました 。これにより、操作のショートカットが増え、利便性が向上しています。ボタンの押し心地も適度なクリック感があり、安価なスマートウォッチにありがちなグラつきも感じられませんでした。

3. サイズと重量の比較

サイズは、Bip 546×38×11.2mm(心拍ベース除く)だったのに対し、Bip 6は約46.3 x 40.2 x 10.45mm(心拍ベース除く)と、縦横はわずかに大きくなりましたが、厚みは約0.75mm薄くなっています 。重量はバンド込みでBip 5の約40gからBip 6は約42.9gへと微増しましたが、実際に装着してみると、この差はほとんど感じられません 。むしろ、薄型化されたことで、装着感は向上しているように思えます。

装着感:軽快さはそのままに、より快適に

Bip 5も「つけていることを忘れそうな軽さ」と好評でしたが、Bip 6もその軽快な装着感は健在です。重量はわずかに増えましたが、約42.9g(バンド含む)という重さは、長時間装着していても全く苦になりません 。PC作業中に手首に当たる感覚も少なく、日常生活で邪魔に感じることはありませんでした。

バンドはBip 5同様のシリコン素材ですが、長さの対応範囲が155mm~210mmから130-195mmに変更されています 。手首が細めの方にも、よりフィットしやすくなったのではないでしょうか。Bip 5のバンドは「ペラペラしている」という意見もありましたが、Bip 6のバンドは適度な厚みとしなやかさがあり、装着感は良好です。留め具もクラシックなピンバックル式で、しっかりと固定できます 。

まとめ:デザインと質感の進化点

  • ボディ素材: プラスチックからアルミニウム合金/繊維強化樹脂へ変更し、高級感が向上 。
  • ボタン: 1つから2つへ増加し、操作性が向上 。
  • サイズ・薄さ: わずかにサイズアップしたが、約0.75mm薄型化された 。
  • 重量: 約2.9g微増したが、装着感への影響は軽微 。
  • 装着感: 軽量性は維持しつつ、薄型化とバンドの質感向上により快適性がアップした印象。
  • 付属品: 充電ケーブルが付属しない点に注意が必要 。

画面が見違える!Amazfit Bip 6のHD AMOLEDディスプレイの実力を検証

Amazfit Bip 6 ディスプレイ カラーの画面

ここでは、Amazfit Bip 6の最も注目すべき進化点の一つであるディスプレイに焦点を当て、その魅力を詳しくレビューします。前モデルAmazfit Bip 5との比較を通じて、その進化を体感してください。

Bip 5からの飛躍的な進化:TFTからHD AMOLEDへ

Amazfit Bip 5のディスプレイも1.91インチと大型で、「文字が大きくて見やすい」と評価されていました。しかし、素材はTFT液晶であり、個人的な意見としても「暗所ではやや白っぽく見える」「明るさの自動調節がなく屋外で見にくいことがある」といった点が指摘されていました。

それに対し、Amazfit Bip 6では、ディスプレイが1.97インチのHD AMOLEDにアップグレードされました。これは単なるサイズアップ(Bip 5比で約3%増)以上の、質的な大進化です。AMOLED(有機EL)は自発光するため、TFT液晶と比べて黒の表現力が圧倒的に高く、コントラストが際立ちます。これにより、表示される全ての色がより鮮やかに、深みを持って見えるのです。

高解像度・高PPIが生む精細感

解像度もBip 5の320×380 (PPI 260) から、Bip 6では390×450 (PPI 302) へと大幅に向上しました。PPI(Pixels Per Inch)は画素密度を示す値で、これが高いほど、より滑らかで精細な表示が可能になります。

実際にBip 6の画面を見ると、その違いは明らかです。テキストメッセージの小さな文字もクッキリと読みやすく、グラフィカルなウォッチフェイスの細部まで美しく表示されます。Bip 5で気になったという意見があった中華フォントの問題は確認できませんでしたが、高精細化によってフォント表示全体の質が向上している印象を受けます。

屋外での視認性が劇的に向上

Bip 5の弱点の一つが、明るさの自動調節機能がないことでした。しかし、Bip 6は環境光センサーを搭載しており(※センサー情報は別セクションのスペックより)、周囲の明るさに応じて輝度を自動調整してくれる可能性が高いです。さらに、最大輝度は2000nitに対応しており、これはBip 5にはなかったスペックです。

このおかげで、日差しの強い屋外での視認性が劇的に改善されました。例えば、晴れた日に公園でランニングをしている最中でも、わざわざ日陰を探したり、手で画面を覆ったりしなくても、運動データや通知をクリアに確認できます。これは、アクティブにスマートウォッチを使う上で非常に大きなメリットだと感じました。

タッチ操作と応答性

タッチスクリーンは、Bip 5と同様に2.5D強化ガラスと指紋防止コーティングが施されています。指の滑りはスムーズで、指紋も付きにくい印象です。AMOLEDになったことと、おそらく内部処理の向上により、画面の切り替えやスクロールなどの応答性も軽快に感じられました。Bip 5で指摘されていた腕上げ表示の遅延も、Bip 6では改善されているように思います。

まとめ:ディスプレイの主な進化点

  • 素材: TFT液晶からHD AMOLEDに変更。黒が引き締まり、色鮮やかさが向上。
  • サイズ: 1.91インチから1.97インチへ大型化。
  • 解像度/PPI: 320×380 (260 PPI) から390×450 (302 PPI) へ向上し、より高精細に。
  • 明るさ/視認性: 最大輝度2000nitに対応し、環境光センサー(※)搭載により、特に屋外での視認性が大幅に向上。(※センサー搭載は別セクションのスペックに基づく情報)
  • 応答性: タッチ操作の応答性も良好な印象。

操作性とスマート機能:Bip 6のZepp OS 4.5と新機能Zepp Flowを検証

Amazfit Bip 6 屋外でディスプレイを見る アプリ一覧画面

スマートウォッチの使い心地を大きく左右するのが、OSの動作感とスマート機能です。ここでは、Amazfit Bip 6に搭載された最新のZepp OS 4.5と、注目の新機能「Zepp Flow™」を中心に、その操作性とスマート機能の進化をレビューします。

より洗練された操作感:Zepp OS 4.5と2つのボタン

Amazfit Bip 6には、Bip 5のZepp OS 2.0から進化したZepp OS 4.5が搭載されています。実際に操作してみると、UI(ユーザーインターフェース)のアニメーションや画面遷移がより滑らかになったように感じます。特に通知センターのスムーズなスクロールは快適です。Bip 5では腕上げ時の表示に若干の遅延を感じるという意見もありましたが、Bip 6ではその点も改善されている印象です。

また、Bip 5のボタンが1つだったのに対し、Bip 6では2つの物理ボタンが搭載されました。これにより、特定の機能へのアクセスがより素早く行えるようになり、操作の自由度が向上しました。

未来的な音声操作:Zepp Flow™の実力

Bip 6のスマート機能における最大の目玉は、Amazfit独自の音声操作システム「Zepp Flow™」の搭載です。これはOpenAI社のGPT-4oを統合しており、従来の音声アシスタントよりも自然な対話形式で、様々な操作を音声だけで完結できます。

Bip 5ではAmazon Alexa(日本語対応)が搭載されていましたが、Bip 6ではAlexaは非対応となり、代わりにZepp Flow™がその役割を担います。実際に使ってみると、「明日の天気は?」「タイマーを3分セットして」「今日のレディネススコアを教えて」といった指示にスムーズに応答してくれます。手が離せない料理中や運動中でも、タップやスワイプなしで操作できるのは、想像以上に便利です。

さらに、Androidスマートフォンと連携している場合、メッセージの返信も音声で行えます。音声入力だけでなく、フルQWERTYキーボード入力や自動返信候補、翻訳機能も備わっており、コミュニケーションがより手軽になります。ただし、2025年4月現在、Zepp Flow™の日本語対応については情報が少なく、今後のアップデートに期待したいところです。なお、日本語非対応ですが、オフライン音声アシスタントも利用可能です。

通知機能とミニアプリ

通知機能も進化しています。Bip 6では新しくなった通知センターで、メッセージやニュース、スポーツ情報などをまとめて確認できます。Zepp Flow™に通知内容を読み上げさせることも可能です。Bip 5では一部アプリのアイコンが汎用表示になる点が指摘されていましたが、Bip 6での改善度は確認中です。

ミニアプリにも引き続き対応しており、Zeppアプリストアから様々なアプリを追加できます(一部日本語非対応)。OSのバージョンアップに伴い、利用できるアプリの種類や機能も向上している可能性があります。

大幅に増加したウォッチフェイス

Amazfit Bip 6 ウォッチフェイス 複数の画面

ウォッチフェイスの選択肢が大幅に増えたのも嬉しいポイントです。Bip 5でも最大200種類以上と豊富でしたが、Bip 6ではなんと400種類以上の無料ウォッチフェイスから選べるようになりました。気分や服装に合わせて、毎日違うデザインを楽しむことができます。もちろん、お気に入りの写真を背景に設定するカスタマイズも可能です。

安心と便利さをプラスする新機能

Bip 6には、Bip 5にはなかった安心・便利機能が追加されています。

  • SOS機能: 緊急時に、事前に設定した連絡先へGPS位置情報付きのSOSコールやSMSアラートを即座に送信できます。万が一の際の備えとして心強い機能です。
  • 家族機能: Zeppアプリの「家族機能」に対応。離れて暮らす家族などの健康状態(歩数、睡眠時間など)をアプリ経由で見守ることができます。
  • オフラインマップ/ナビゲーション: スマートフォンなしでも現在地確認やルート案内が可能です。ハイキングや旅行先など、電波の届きにくい場所で真価を発揮します。1万円台のスマートウォッチでこの機能が搭載されているのは特筆すべき点です。

まとめ:操作性とスマート機能の進化点

  • OS: Zepp OS 2.0からZepp OS 4.5へ進化し、動作感が向上。
  • ボタン: 1つから2つに増え、操作性が向上。
  • 音声操作: Alexa(日本語対応)からZepp Flow™(GPT-4o統合、日本語対応は要確認)へ変更。より高度な音声操作が可能に。Alexaは非対応に。オフライン音声アシスタント(日本語非対応)も搭載。
  • 通知: 新しい通知センター、Zepp Flow™による読み上げや返信(Android)に対応。
  • ウォッチフェイス: 50+〜200+種類から400種類以上へと大幅に増加。
  • 新機能: SOS機能、家族機能(Zeppアプリ連携)、オフラインマップ/ナビゲーション機能が追加。
  • その他: 上位モデル級の「レディネススコア」やAIコーチング「Zepp Coach™」など、高度なヘルスケア連動機能もスマート機能の一部として強化(詳細は別章)。

バッテリー持ちはどう変わった?Bip 6の最大14日間のスタミナを検証

Amazfit Bip 6 充電している様子

スマートウォッチを選ぶ上で、バッテリー持続時間は非常に重要な要素です。頻繁な充電はストレスになりますし、使いたい時にバッテリー切れでは意味がありません。ここでは、Amazfit Bip 6のバッテリー性能に焦点を当て、前モデルBip 5からの進化や実際の使い勝手をレビューします。

Bip 5から着実に進化:容量アップと持続時間延長

まず、スペック上の進化点を確認しましょう。Amazfit Bip 5のバッテリー容量は300mAhで、標準的な使い方で最大10日間のバッテリー持ちでした。これでも十分に優秀で、「1週間以上持った」「頻繁に充電を気にする必要がない」といった肯定的な意見が多く見られました。

対するAmazfit Bip 6は、バッテリー容量が340mAhに増加。これにより、公称の標準的な使用でのバッテリー持続時間は最大14日間へと、Bip 5から4日間も延長されました。これは実に40%の向上です。バッテリーセーバーモードなら、Bip 5と同じく最大26日間持続します。

実際の使用感:充電の手間から解放される喜び

実際にAmazfit Bip 6を使ってみると、このバッテリー持ちの良さは大きな魅力だと実感します。心拍数モニタリングや睡眠モニタリング、通知などを普通に使っていても、バッテリー残量がなかなか減りません。感覚的には、1週間に1回の充電どころか、使い方によっては2週間に1回程度の充電で済んでしまうかもしれません。

これは、日々の充電の手間から解放されることを意味します。例えば、週末に泊まりがけで旅行やキャンプに出かける際も、わざわざ充電器を持っていく必要がないかもしれません。うっかり充電を忘れてしまっても、数日は余裕で持つ安心感があります。これは、毎日~数日おきに充電が必要な他の多くのスマートウォッチと比べると、圧倒的なアドバンテージです。

GPS使用時も頼れるスタミナ

GPS機能はバッテリー消費が大きい機能の一つですが、Amazfit Bip 6はGPSを継続的に使用した場合でも最大32時間の稼働が可能とされています。これは、マラソン大会や長時間のハイキング、サイクリングなど、GPSを長時間使うアクティビティでもバッテリー切れの心配なく記録を続けられることを意味します。Bip 5では具体的なGPS継続使用時間が明記されていなかったため、これも明確な進化点と言えます。

充電について:約2時間で完了、ただしケーブルは別途用意

充電方法はBip 5と同じマグネット式で、充電時間は約2時間と比較的スピーディーです。就寝前に充電し忘れても、朝の準備中に少し充電するだけでもかなりの時間使えるようになるでしょう。

ただし、注意点として、Amazfit Bip 6の充電器にはUSBケーブルが付属しません。環境負荷軽減のためとのことですが、USB Type-Cケーブルを別途用意する必要があります。この点は購入前に確認しておきましょう。

まとめ:バッテリー性能の進化点

  • バッテリー容量: 300mAhから340mAhへ増加。
  • 標準的な使用: 最大10日間から最大14日間へと大幅に延長(40%増)。
  • GPS継続使用: 最大32時間の長時間稼働が可能に(Bip 5は時間未記載)。
  • 充電頻度: 日常的な充電の手間が大幅に軽減され、バッテリー残量を気にするストレスが減少。
  • 充電時間: 約2時間で完了(Bip 5と同等)。
  • 注意点: 充電用USBケーブルは付属しないため、別途用意が必要。

ワークアウトが充実!Bip 6のZepp Coach™と140種以上のスポーツモードを検証

Amazfit Bip 6を装着してワークアウトモードを表示

スマートウォッチの重要な役割の一つが、日々の運動やアクティビティの記録・分析です。ここでは、Amazfit Bip 6がいかにスポーツ・フィットネス機能を強化し、アクティブなユーザーの期待に応えるデバイスに進化したかを、前モデルBip 5と比較しながら詳しくレビューします。

対応モード増加と進化した基本性能

Amazfit Bip 5も120種類以上のスポーツモードを搭載し、価格帯を考えれば十分な機能を持っていました。ウォーキングやランニング、サイクリングはもちろん、筋力トレーニングやヨガなど、多彩なアクティビティに対応し、7種のワークアウト自動認識も便利でした。

Amazfit Bip 6では、このスポーツモード数が140種類以上へとさらに増加。ランニング、サイクリングといった定番に加えて、近年人気のHYROXレースモードなどにも対応し、より多様なニーズに応えます。基本的な測定機能の精度はBip 5でも評価が高かったですが、Bip 6でもその点は継承されていると考えられます。7種のスポーツ自動認識機能も引き続き搭載されており、運動開始の手間を省いてくれます。

GPS性能の飛躍的向上とオフラインマップ搭載

Amazfit Bip 6 GPSのオフラインマップ

Bip 5もGPSを搭載していましたが、Bip 6ではその性能が大幅に強化されました。対応する衛星測位システムが4衛星から、中国の北斗(BDS)を加えた5衛星に増加。さらに、円偏波GPSアンテナを採用したことで、特にビル街や山間部など、GPS信号が不安定になりがちな場所での測位精度と安定性が向上しました。

そして、Bip 6のスポーツ機能における最大の進化点が、オフラインマップとターンバイターンナビゲーション機能の搭載です。事前に地図データをダウンロードしておけば、スマートフォンがなくても、あるいは電波が届かない場所でも、現在地の確認やルート案内が可能になります。これは、登山やトレイルランニング、知らない土地でのサイクリングなどで絶大な安心感をもたらします。正直、この価格帯でオフラインマップが使えるのは驚きです。

あなただけのAIコーチ:Zepp Coach™

Amazfit Bip 6 ランニングしている様子

Bip 5では「具体的なアドバイスが少ない」という意見もありましたが、Bip 6ではその点が大きく改善されました。AIがユーザーのパフォーマンスや回復状況に応じてパーソナライズされたトレーニングプランを提案してくれる「Zepp Coach™」を新たに搭載。3km走からフルマラソンまで、目標に合わせたランニングプランや、日々のトレーニングメニューを提供してくれます。まるで専属コーチがついたかのように、より効果的で効率的なトレーニングが可能になります。

ランナーやトレーニーに嬉しい新機能

ランニングサポート機能も強化されています。Bip 5の仮想ペーサー機能に加え、Bip 6ではトラックランモード(陸上トラックでの正確な距離計測)やスマート軌道修正機能が追加されました。

また、ジムでの筋力トレーニングを記録するのも格段に便利になりました。スマート筋力トレーニング機能は、スクワットやベンチプレスなど25種類のエクササイズを自動で認識し、レップ数、セット数、休憩時間まで記録してくれます。自分でメモを取る手間が省け、トレーニングに集中できるのは非常にありがたいです。

水泳にも対応:防水性能の向上

防水性能がBip 5のIP68から、Bip 6では5ATMに向上した点も見逃せません。IP68は生活防水レベル(水深1.5mで30分など)ですが、5ATMは水深50m相当の圧力に耐える規格であり、プールでの水泳など、より本格的なウォータースポーツでの使用にも対応できるようになりました。

まとめ:スポーツ機能の進化点

  • スポーツモード: 120+種類から140+種類へ増加(HYROXモード追加)。
  • GPS: 4衛星から5衛星(BDS追加)へ、円偏波アンテナ採用で精度と安定性が向上。
  • 地図機能: オフラインマップとターンバイターンナビゲーションを新たに搭載。
  • コーチング: AIによるパーソナルトレーニングプラン「Zepp Coach™」を搭載。
  • ランニング機能: トラックランモード、スマート軌道修正を追加。
  • 筋力トレーニング: 25種目のエクササイズ自動認識とレップ数等の記録機能を追加。
  • 防水性能: IP68から5ATMへ向上し、水泳などへの対応強化。
  • その他: PeakBeats™によるワークアウト分析、各種フィットネスアプリ連携は引き続き対応。

健康管理機能の進化:Bip 6のレディネススコアと新センサーの実力を検証

Amazfit Bip 6 センサーが光る

日々の健康状態を把握し、より良い生活習慣につなげることは、スマートウォッチの重要な役割の一つです。Amazfit Bip 6は、Bip 5の基本的な健康管理機能を継承しつつ、より高度なセンサーと分析機能を搭載し、健康意識の高いユーザーのニーズに応えるデバイスへと進化しました。ここでは、その進化した健康管理機能について詳しくレビューします。

より高精度に、より深く:進化したセンサーとモニタリング

Amazfit Bip 5も心拍数、血中酸素レベル、ストレスレベルの24時間モニタリングに対応し、その測定精度は価格帯を考えると非常に高いと評価されていました。Bip 6もこれらの24時間モニタリング機能を備えていますが、搭載されているセンサーが「BioTracker™ PPG」から、より高性能な「BioTracker™ 6.0 PPG (5PD+2LED)」にアップグレードされています。これにより、各種測定値のさらなる精度向上が期待できます。

また、手動でのワンタップ測定も進化しました。Bip 5では3つの指標(心拍数、血中酸素、ストレス)を測定できましたが、Bip 6ではこれに呼吸数を加えた4つの健康指標を、わずか45秒で同時に測定可能になりました。忙しい日常の中でも、自分の体の状態を素早くチェックできるのは便利です。

睡眠分析の深化:新アルゴリズムとHRVモニタリング

Amazfit Bip 6 健康管理機能 2つの画面

睡眠モニタリングは、睡眠段階(REM含む)や昼寝、呼吸の質、睡眠スコアなどを記録する点はBip 5と同様ですが、Bip 6では新たに睡眠スケジュールの追跡に対応。さらに、新世代の睡眠トラッキングアルゴリズム「RestoreIQ™」を採用しており、より精度の高い睡眠分析が可能になったとされています。

加えて、Bip 6では睡眠中の心拍変動(HRV)モニタリング機能が追加されました。HRVは自律神経のバランスを示す指標とされ、ストレスレベルや回復度を客観的に把握するのに役立ちます。日々のHRVの変化を見ることで、体調の変化やストレスへの反応をより深く理解する手がかりになります。

今日のコンディションを数値化:「レディネススコア」搭載

Bip 6の健康管理機能における大きな新機能が「レディネス(Readiness)スコア」です。これは、睡眠の質、前日の活動量、心拍変動(HRV)、ストレスレベルなどの様々なデータを統合的に分析し、その日の心身の回復状態、つまり「活動に対する準備がどれだけ整っているか」を1つのスコアで示してくれる機能です。

例えば、朝起きてレディネススコアが高ければ、「今日はトレーニング強度を上げても大丈夫そうだ」と判断したり、逆にスコアが低ければ、「今日は無理せず休息を優先しよう」といった具体的な行動計画に繋げられます。Bip 5ではデータは取れるものの具体的なアドバイスが少ないという意見がありましたが、レディネススコアはまさにその点を補う、日々のコンディション管理に役立つ実践的な指標と言えます。

Zepp Coach™や家族機能との連携

AIパーソナルコーチ機能「Zepp Coach™」は、このレディネススコアや回復状況を考慮してトレーニングプランを提案してくれます。また、Zeppアプリの「家族機能」を使えば、離れて暮らす家族の健康データを見守ることも可能です(これはZeppアプリの機能ですが、Bip 6の特徴として挙げられています)。このように、収集した健康データが、トレーニングや家族とのコミュニケーションにも活かされる設計になっています。

まとめ:健康管理機能の進化点

  • センサー: BioTracker™ PPGから、より高性能なBioTracker™ 6.0 PPGへアップグレード。
  • ワンタップ測定: 3指標から4指標(呼吸数を追加)へ増加。
  • 睡眠分析: 新アルゴリズム「RestoreIQ™」採用、睡眠スケジュール追跡機能追加。
  • HRVモニタリング: 睡眠中の心拍変動(HRV)を新たに測定可能に。
  • レディネススコア: 心身の回復度・準備状態を示す「レディネススコア」を新たに搭載。
  • 分析・アドバイス: レディネススコアやZepp Coach™連携により、データに基づいた具体的なコンディション管理やトレーニング調整が可能に。
  • その他: PAI、生理周期トラッキング、各種健康リマインダーなどは引き続き搭載(呼吸エクササイズはミニアプリ要)。

GPS精度とオフラインマップ:Bip 6でナビ機能も搭載し、アウトドアで真価を発揮!

Amazfit Bip 6 GPSのマップ機能を使って走る

Amazfit Bipシリーズは、手頃な価格ながらGPSを搭載している点が魅力でしたが、Amazfit Bip 6ではそのGPS機能が大幅に強化され、さらに「オフラインマップ」と「ナビゲーション」という、この価格帯では画期的な機能まで搭載されました。ここでは、Bip 6の進化した測位機能とその魅力について、Bip 5と比較しながら詳しくレビューします。

より速く、より正確に:進化したGPS性能

Amazfit Bip 5は4つの衛星測位システム(GPS, GLONASS, Galileo, QZSS)に対応していました。これでも日常的なランニングなどのルート記録には十分でしたが、Bip 6では対応衛星システムが中国のBDS(北斗)を加えた5つに増加。さらに、上位モデルにも採用される円偏波GPSアンテナを搭載しました。

これにより、GPS信号の受信感度と安定性が向上しました。特に、高層ビルが立ち並ぶ都市部や、木々が生い茂る山間部など、GPSが不安定になりやすい環境での測位精度が向上していると期待できます。実際に使ってみると、ワークアウト開始時のGPS測位(掴み)が速く、記録されるルートの精度も高まっているように感じます。Bip 5で指摘されていた地下などでの信号ロストも、Bip 6では改善されている可能性があります。

スマートウォッチ単体で道案内:オフラインマップとナビ機能

Bip 6のGPS機能における最大の進化であり、最も驚くべき点は、オフラインマップ機能とターンバイターンナビゲーション機能を搭載したことです。

これは、あらかじめ指定エリアの地図データをZeppアプリ経由でBip 6本体にダウンロードしておけば、スマートフォンがなくても、電波が届かない場所でも、現在地を地図上で確認し、目的地までのルート案内を受けられるという機能です。

例えば、登山中に道に迷った時、スマートフォンが圏外でもBip 6の画面でルートを確認できます。また、旅先でランニングする際に、事前に設定したルートをBip 6に表示させ、曲がり角が近づくと矢印で方向を示してくれるターンバイターンナビゲーションに従って走る、といった使い方が可能です。これは、単に移動ルートを記録するだけだったBip 5(ナビ機能非搭載)からの大きな飛躍です。

圧倒的なコストパフォーマンス

1万円台半ばという価格帯で、高精度な5衛星GPSに加え、オフラインマップとナビゲーション機能まで搭載しているスマートウォッチは、他にはほとんど見当たりません。これまで数万円クラスの上位モデルにしか搭載されていなかったような機能が、Bip 6では利用できます。これは、特に登山、トレイルランニング、ハイキング、サイクリングなど、アウトドアアクティビティを楽しむユーザーにとって、計り知れないメリットとコストパフォーマンスを提供します。

まとめ:GPS・マップ・ナビ機能の進化点

  • 対応衛星システム: 4衛星から5衛星(BDS追加)へ増加。
  • アンテナ: 円偏波GPSアンテナを新たに採用し、精度と安定性が向上。
  • マップ機能: オフラインマップ機能を新たに搭載(要事前ダウンロード)。
  • ナビゲーション機能: ターンバイターンナビゲーション機能を新たに搭載。
  • 利便性: スマートフォンなし、電波圏外でも地図確認とルート案内が可能に。
  • コストパフォーマンス: この価格帯でオフラインマップ・ナビ機能搭載は非常に稀で、価値が高い。

Amazfit Bip 6 vs Bip 5: 進化点を徹底比較

Amazfit Bip 6 実機の箱

Amazfit Bip 6は、好評だった前モデルAmazfit Bip 5をベースに、多くの点で大幅な進化を遂げています。手頃な価格は維持しつつ、ディスプレイ、デザイン、各種機能がどのように変わったのか、気になる違いを項目別に詳しく見ていきましょう。

ディスプレイ

  • 素材: Bip 6は鮮やかなHD AMOLED、Bip 5はTFT液晶です 。
  • サイズ: Bip 6は1.97インチ、Bip 5は1.91インチです 。
  • 解像度/精細度: Bip 6は390×450 (302 PPI)、Bip 5は320×380 (260 PPI) です 。
  • 明るさ: Bip 6は最大輝度2000nitに対応し、屋外視認性が向上しています 。Bip 5は最大輝度の記載がなく、自動輝度調整もありませんでした 。

デザイン

  • ボディ素材: Bip 6はアルミニウム合金/繊維強化樹脂、Bip 5はプラスチックです 。
  • ボタン数: Bip 6は2つ、Bip 5は1つです 。
  • 防水性能: Bip 6は5ATM(水泳対応レベル)、Bip 5はIP68(生活防水レベル)です 。
  • 厚み: Bip 6はBip 5よりわずかに薄くなっています (10.45mm vs 11.2mm、心拍ベース除く) 。

バッテリー

  • 容量: Bip 6は340mAh、Bip 5は300mAhです 。
  • 標準使用: Bip 6は最大14日間、Bip 5は最大10日間です 。
  • GPS継続使用: Bip 6は最大32時間と明記されていますが、Bip 5は具体的な時間の記載がありませんでした 。
  • 充電ケーブル: Bip 6は充電器ベースのみでケーブルは付属しませんが、Bip 5はケーブル付き充電器が付属していました 。

スポーツ機能

  • モード数: Bip 6は140種類以上、Bip 5は120種類以上です 。
  • コーチング: Bip 6はAIによる「Zepp Coach™」を搭載していますが、Bip 5にはありません 。
  • ランニングサポート: Bip 6はトラックランモードやスマート軌道修正機能が追加されています 。
  • 筋力トレーニング: Bip 6は25種目のエクササイズ自動検出と記録機能がありますが、Bip 5にはありません 。
  • テンプレート作成: Bip 6はZeppアプリ経由でのトレーニングテンプレート作成に対応していますが、Bip 5は時計経由のインターバルのみでした 。

健康管理機能

  • センサー: Bip 6は高性能な「BioTracker™ 6.0 PPG」を搭載、Bip 5は「BioTracker™ PPG」でした 。
  • ワンタップ測定: Bip 6は4指標(心拍数、血中酸素、ストレス、呼吸数)、Bip 5は3指標(呼吸数除く)です 。
  • 睡眠分析: Bip 6は新アルゴリズム「RestoreIQ™」を採用し、睡眠スケジュール追跡も可能です 。
  • 新指標: Bip 6は「レディネススコア」と「心拍変動(HRV)モニタリング」を搭載していますが、Bip 5にはありません 。

GPS・マップ・ナビゲーション機能

  • 対応衛星数: Bip 6は5衛星システム(BDS追加)、Bip 5は4衛星システムです 。
  • アンテナ: Bip 6は円偏波GPSアンテナを搭載しています 。
  • マップ/ナビ: Bip 6は「オフラインマップ」と「ターンバイターンナビゲーション」を搭載していますが、Bip 5にはありません 。

スマート機能・OS

  • OS: Bip 6はZepp OS 4.5、Bip 5はZepp OS 2.0以上です 。
  • 音声アシスタント: Bip 6は「Zepp Flow™」(GPT-4o統合)とオフライン音声アシスタント(日本語非対応)を搭載し、Alexaは非対応です 。Bip 5はAlexa(日本語対応)を搭載していました 。
  • ウォッチフェイス: Bip 6は400種類以上、Bip 5は50~200種類以上でした 。
  • 新機能: Bip 6は「SOS機能」や「家族機能」(Zeppアプリ連携)を搭載しています 。
  • 通知: Bip 6はZepp Flow™による読み上げやAndroidでの返信機能が強化されています 。

まとめ

このように比較すると、Amazfit Bip 6はディスプレイの質、デザインの高級感、バッテリー持続時間、そして特にスポーツ・健康管理機能やGPSナビゲーション機能において、Amazfit Bip 5から大幅なアップグレードが施されていることが明確です 。基本的な機能はBip 5でも十分でしたが、Bip 6ではより高度で便利な機能が多数追加され、全体的な完成度が大きく向上しています 。

Amazfit Bip 6のメリット・デメリット

Amazfit Bip 6 画面に汗 防水防塵

Amazfit Bip 6は、多くの点で進化を遂げたスマートウォッチですが、他のモデルと比較した場合の長所と短所が存在します。

【メリット】

メリット1:高品質なディスプレイ

Amazfit Bip 6は1.97インチのHD AMOLEDディスプレイを搭載しており、これはAmazfit Bip 5やAmazfit Bip5 Unityが採用するTFT液晶よりも色彩表現やコントラストに優れています 。解像度も302 PPIと高く、より精細な表示が可能です。

また、最大輝度2000nitは屋外での視認性を高めます。これは、例えばRedmi Watch 5の最大輝度1500nitよりもスペック上は明るい可能性があります 。Nothing CMF Watch Pro 2もAMOLEDですが、画面サイズはBip 6より小さい1.32インチです 。

メリット2:高度なGPSとナビゲーション機能

5つの衛星測位システムに対応し、円偏波アンテナを採用したGPSは、Amazfit Bip 5の4衛星対応GPSよりも精度向上が期待できます 。さらに、Amazfit Bip 6はこの価格帯では珍しくオフラインマップとターンバイターンナビゲーション機能を搭載しています。

これはGPS非搭載のAmazfit Bip5 Unityはもちろん、ナビ機能を持たないAmazfit Bip 5からの大きな進化点です 。Redmi Watch 5やNothing CMF Watch Pro 2も多衛星測位に対応しますが、オフラインでの地図表示やナビ機能はBip 6の大きな強みです 。

メリット3:充実した健康・スポーツ分析機能

心身の準備状態を示す「レディネススコア」や睡眠中の「心拍変動(HRV)モニタリング」、AIパーソナルコーチ「Zepp Coach™」など、Amazfit Bip 5やAmazfit Bip5 Unityにはない高度な分析機能が搭載されています 。

スポーツモードも140種類以上と豊富で、筋力トレーニングの自動認識機能も追加されました。これらの機能は、日々の健康管理やトレーニングをより深く、効果的に行う上で役立ちます。

メリット4:優れたバッテリー持続時間(特にGPS使用時)

標準使用で最大14日間というバッテリー持ちは、Amazfit Bip 5やAmazfit Bip5 Unityの最大10日間、Nothing CMF Watch Pro 2の最大11日間よりも長くなっています 。特にGPSを継続使用した場合でも最大32時間持つ点は注目に値します。

これはGPS継続時間が25時間とされているNothing CMF Watch Pro 2よりも長く、長時間の屋外アクティビティでも安心です 。Redmi Watch 5は標準使用で最大24日間とさらに長いですが、GPS継続使用時間はファイルからは不明です 。

【デメリット】

デメリット1:比較的高価な価格設定

Amazfit Bip 6の価格(14,800円)は、比較対象の中で最も安価なAmazfit Bip5 Unity(9,009円)やNothing CMF Watch Pro 2(クーポン適用で実質8,800円)、前モデルのAmazfit Bip 5(11,648円)と比較すると、かなり高価です 。機能は大幅に向上していますが、その分価格も上昇しており、コストパフォーマンスを最重視する場合には他の選択肢が魅力的になる可能性があります。Redmi Watch 5(14,531円)とはほぼ同価格帯です 。

デメリット2:音声アシスタントの制限

Amazfit Bip 6はGPT-4oを統合した「Zepp Flow™」を搭載していますが、2025年4月時点で日本語対応は不明であり、オフライン音声アシスタントも日本語には対応していません 。一方で、Amazfit Bip 5やAmazfit Bip5 Unityは日本語対応のAmazon Alexaを搭載していました 。Alexaに慣れているユーザーや、日本語での確実な音声操作を求めるユーザーにとってはデメリットとなる可能性があります。

デメリット3:充電ケーブルが付属しない

環境負荷軽減のため、Amazfit Bip 6には充電器のベースは付属しますが、接続するためのUSB Type-Cケーブルは同梱されていません 。Amazfit Bip 5やRedmi Watch 5、Nothing CMF Watch Pro 2には充電ケーブルが付属しているため 、別途ケーブルを用意する必要がある点は、購入時の注意点であり、わずかな手間ですがデメリットと言えるでしょう。

Amazfit Bip 6のスペック(仕様)

  • ディスプレイ: 1.97インチ HD AMOLED。解像度 390×450、PPI 302。2.5D強化ガラスと指紋防止コーティングのタッチスクリーン。最高輝度 2000nit。
  • クラウン: なし
  • プロセッサ: 非公開
  • RAM(メモリ): 非公開
  • ストレージ: なし
  • バッテリー: 容量 340 mAh。
  • 駆動時間: 通常使用 最大14日間。バッテリーセーバーモード 最大26日間。GPS継続使用 最大32時間。
  • 充電: マグネット式充電、約2時間。専用充電器(ケーブルなし)が付属。
  • ワイヤレス通信: Bluetooth 5.2 BLE。
  • GPS: 5衛星測位対応(GPS, GLONASS, Galileo, BDS, QZSS)。円偏波GPSアンテナ、高精度GPS。オフラインマップ機能、ターンバイターンナビゲーション。屋内位置サービス非対応。
  • インターフェース: ボタン 2つ、充電端子
  • センサー: 健康センサー BioTracker™ 6.0 PPG バイオセンサー(5PD+2LED)。運動センサー (加速度、ジャイロスコープ、環境光、地磁気)。
  • 防水: 5ATM。
  • モーター: ローターモーター。
  • ピーカー/マイク: 直接記載なし [ソース全体]。Bluetooth通話、音声読み上げ・入力機能あり。
  • 音声アシスタント: Zepp Flow™ (OpenAI社GPT4.o統合)、オフライン音声アシスタント(いずれも日本語非対応)。Alexaなし。
  • AI機能: Zepp Coach™、Zepp Flow™。
  • 筐体: アルミニウム合金/繊維強化樹脂。5ATM防水。
  • アプリ: Zeppアプリ。ミニアプリ対応 (一部日本語非対応)。フィットネスアプリ連携対応。
  • 対応OS: Android 7.0以上、iOS 14.0以上。
  • OS: Zepp OS 4.5。
  • サイズ: 約46.3 x 40.2 x 10.45 mm (心拍ベース除く)。心拍ベース含む 約12.05 mm。
  • 重量: バンド含む 約42.9g。バンド除く 約27.9g。
  • カラー: ブラック、チャコール、ストーン、レッド。
  • 付属品: スマートウォッチ (純正バンド含む)、専用充電器(ケーブルなし)、取扱説明書。
  • バンド: シリコン素材。長さ 130-195mm、幅 22mm。クラシックピンバックル仕様。

Amazfit Bip 6の評価

Amazfit Bip 6 本体 オレンジ

8つの評価基準で「Amazfit Bip 6」を5段階で評価してみました。

画面の見やすさ:★★★★★ (5/5)
1.97インチHD AMOLEDディスプレイ採用。高解像度(302 PPI)と高輝度(2000nit)で屋外視認性も大幅向上。

健康管理・スポーツ:★★★★★ (5/5)
高精度センサー、4指標同時測定、詳細な睡眠分析(HRV含む)、レディネススコアを搭載。140種以上のスポーツモード、高精度GPS、オフラインマップ、AIコーチ、筋トレ自動認識、5ATM防水と機能充実。

機能性:★★★★☆ (4/5)
Zepp OS 4.5で動作改善、ボタン追加で操作性向上。Zepp Flow™音声操作(日本語未定)、SOS、家族機能、オフラインマップ/ナビ等、新機能追加。Alexa非対応。

バッテリーの持ち:★★★★★ (5/5)
容量増加(340mAh)で標準最大14日間持続。GPS使用時も最大32時間。充電頻度が大幅減。ケーブルは別途必要。

耐久性:★★★★☆ (4/5)
アルミ合金/樹脂ボディで質感向上。5ATM防水で水泳対応。強化ガラス画面。日常・アクティビティに十分。

ファッション性:★★★★☆ (4/5)
高級感ある薄型ボディ。400種以上のウォッチフェイス。質感の良いバンド。ビジネスシーンにも適応。

価格:★★★☆☆ (3/5)
14,800円。機能向上を考えれば妥当だが、一部競合より高価。最安値ではない。

使いやすさ:★★★★☆ (4/5)
滑らかなOS、2ボタン操作。大画面で見やすく応答性良好。音声操作は日本語対応次第。オフラインマップは便利。

総評:★★★★☆ (4/5)

大幅に進化したバランスの良いスマートウォッチ

Amazfit Bip 6は、前モデルBip 5から多くの点で大幅な進化を遂げた、非常にバランスの取れたスマートウォッチです。特にディスプレイの質、バッテリー持ち、スポーツ・健康管理機能の強化が顕著であり、1万円台半ばという価格帯で提供される機能としては非常に充実しています。AMOLEDディスプレイは屋内外での視認性を格段に向上させ、最大14日間のバッテリー持ちは日常的な充電の煩わしさから解放してくれます。

充実した健康・スポーツ機能とナビ機能

健康管理面では、高精度センサー、詳細な睡眠分析、そして新たに加わったレディネススコアやHRVモニタリング により、自身のコンディションをより深く把握し、管理することが可能になりました。

スポーツ機能も、モード数の増加、精度向上したGPS、AIコーチ「Zepp Coach™」、筋トレ自動認識 など、本格的なトレーニングにも応える機能が満載です。注目すべきは、この価格帯でのオフラインマップとナビゲーション機能の搭載 であり、アウトドアアクティビティを楽しむユーザーにとって大きな魅力となるでしょう。

デザインと操作性の向上、留意点

デザイン面でも、アルミニウム合金の採用により質感が向上し、豊富なウォッチフェイス と合わせてファッション性も高まっています。操作性もOSの進化とボタン追加で改善されました。一方で、注目の新機能であるZepp Flow™の日本語対応が現状不明である点 や、充電ケーブルが付属しない点 は留意が必要です。価格は機能向上分を反映していますが、同価格帯やより安価な競合製品も存在します。

総じて、Amazfit Bip 6は、日常的な健康管理から本格的なスポーツ、アウトドアまで幅広く対応できる、コストパフォーマンスに優れたスマートウォッチと言えます。特に、高画質ディスプレイ、長いバッテリー寿命、そして高度なGPS・ナビ機能を求めるユーザーにおすすめできるモデルです。

まとめ:Amazfit Bip 6は価格以上の価値はあるか?購入判断ガイド

結論:機能重視なら「買い」、ただし注意点も

結論から言うと、Amazfit Bip 6は多くの方にとって「買い」と言える可能性が高いスマートウォッチです。特に、前モデルのAmazfit Bip 5から飛躍的に進化したディスプレイ品質、GPS精度、健康・スポーツ機能、そしてこの価格帯では画期的なオフラインマップ・ナビゲーション機能 は、価格上昇分を考慮しても魅力的です。基本的な機能だけでなく、より高度な体験を求めるユーザーの期待に応える一台と言えるでしょう。

ただし、万能ではありません。日本語対応が現状不明なZepp Flow™音声アシスタントや、Amazon Alexaの非対応 、充電ケーブルが付属しない点 は、購入前に考慮すべき点です。また、Amazfit Bip5 UnityNothing CMF Watch Pro 2など、より安価で優れた選択肢も存在します 。

進化した機能と体験

Amazfit Bip 6の最大の魅力は、価格帯を超えた機能の充実度です。鮮やかなHD AMOLEDディスプレイ は、日々の情報確認を快適にし、5衛星対応の高精度GPSとオフラインマップ/ナビゲーション機能 は、ランニングやハイキングといったアウトドアアクティビティの質を格段に向上させます。

さらに、レディネススコアやZepp Coach™といった高度な健康・スポーツ分析機能 は、自身のコンディション管理やトレーニング効率化に大きく貢献します。これらの機能は、Bip 5からの明確なアップグレードであり、買い替えを検討する十分な理由になります 。

価格と機能のバランス

14,800円という価格 は、エントリーモデルよりは高価ですが、搭載されている機能、特にオフラインマップ対応などを考慮すると、コストパフォーマンスは依然として高いと言えます。

数万円クラスの上位モデルに搭載されるような機能を手頃な価格で利用できる点は大きなメリットです。しかし、価格を最優先する場合や、Alexaによる音声操作を重視する場合には、Amazfit Bip5 Unity や、より安価なAmazfit Bip 5 などが適しているかもしれません。

こんな人におすすめ

Amazfit Bip 6は、以下のような方に特におすすめです。

  • Amazfit Bip 5ユーザーで、より高画質な画面、高精度なGPS、詳細な健康分析、ナビ機能を求めている方。 明らかな機能向上を体感できるため、買い替えの満足度は高いでしょう 。
  • 初めてスマートウォッチを購入する方で、単なる通知確認や歩数計以上の機能を求めている方。 特にランニング、サイクリング、ハイキングなどのアクティビティを記録・分析したい、あるいは日々の健康状態をより深く管理したいと考えているならば、最適な選択肢の一つです 。
  • アウトドアアクティビティを頻繁に行い、スマートフォンなしでの地図確認やナビゲーション機能を重視する方。 この価格帯でオフラインマップとナビが使える点は、他モデルに対する明確な優位性です 。
  • 日々のコンディション(レディネススコア、HRVなど)を把握し、トレーニングや生活習慣の改善に活かしたい健康意識の高い方 。

総じて、Amazfit Bip 6は、特定の機能(高画質ディスプレイ、高度なGPS/ナビ、詳細な健康分析)に魅力を感じ、そのために一定の予算を割くことができるユーザーにとっては、非常に満足度の高い「買い」のスマートウォッチと言えるでしょう。

Amazfit Bip 6の価格・購入先

Amazfit Bip 6 本体 正面

Amazfit公式サイト

14,800円で販売されています。

Amazfit公式サイトで「Amazfit Bip 6」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで14,800円(税込)、
  • 楽天市場で14,800円(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで14,800円、
  • 米国 Amazon.comで$79.99、

で販売されています。

Amazonで「Amazfit Bip 6」をチェックする

楽天市場で「Amazfit Bip 6」をチェックする

ヤフーショッピングで「Amazfit Bip 6」をチェックする

AliExpressで「Amazfit Bip 6」をチェックする

米国 Amazon.comで「Amazfit Bip 6」をチェックする

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おすすめの類似製品を紹介

Amazfit Bip 6に似た性能をもつスマートウォッチも販売されています。

Mibro A3

シャオミ 傘下のMibroから発売されたスポーツ・健康管理用のスマートウォッチです(2025年6月6日に発売)。

1.39インチのIPSディスプレイ、通常使用で最大8日間(省電力モード:最大45日間 / GPSモード:15時間)駆動できるバッテリー、スピーカー、マイク、GPSセンサー、PPG心拍センサー、気圧高度計、コンパスを搭載しています。

また、100種類以上のスポーツモード、自動認識(ウォーキング、ランニング)、GPS機能によるルートの取得、60FPSの高リフレッシュレート、Bluetooth通話、睡眠・心拍・血中酸素・ストレスモニタリング、女性の健康予測機能に対応。

高低心拍数アラートや座り過ぎリマインダー、呼吸エクササイズ、ウォッチフェイス(200種類以上)のカスタマイズ、音楽コントロール、手首を振るだけで簡単撮影、カレンダー、世界時計、Mibro Fitアプリ、バンドの交換(幅22mm)、2ATM防水にも対応しています。

価格は、Amazonで9,980円(税込)、楽天市場で9,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで9,980円、AliExpressで6,169円、です。

関連記事:Mibro A3徹底レビュー!GPS内蔵・一万円以下の神スマートウォッチを評価

Amazfit Bip5 Unity

Zepp Health Corporation(Amazfit)から発売されたZepp OS 3.0 搭載のスマートウォッチです(2024年6月11日 発売)。

1.91インチのカラーTFTスクリーン、最大10日間駆動できる300mAhバッテリー、スピーカー、マイクを搭載しています。

また、120種類以上のスポーツモード、スマート認識(自動検出・6つのスポーツ)、Amazon Alexa音声操作、Bluetooth通話、IP68防水防塵に対応しています。

価格は、Amazonで9,009円(税込)、楽天市場で9,900円(送料無料)、ヤフーショッピングで9,900円(送料無料)、AliExpressで12,958円、米国 Amazon.comで$69.99、です。

関連記事:「Amazfit Bip5 Unity」と前モデルの違いを詳細に調べてみた

Amazfit Bip 5

Zepp Health Corporationから発売されたZepp OS 2.0を搭載したスポーツ・ヘルスケア用のスマートウォッチです(2023年8月に発売)。

1.91インチのカラーTFTタッチスクリーン、最大10日間駆動できる300mAhバッテリー、スピーカー、マイクを搭載しています。

また、124種類のスポーツモード、自動認識(7つのスポーツ)、Amazon Alexa音声操作、Bluetooth通話、IP68防水防塵、ワンタップ測定、モーニングアップデート、バーチャルペーサー、PAI健康評価、心拍アラート、バッテリーセーブモード、会員カード、4衛星測位(GPS内蔵)、Zepp App、Bluetooth 5.2 BLEに対応しています。

価格は、Amazonで11,648円(税込)、楽天市場で12,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで12,800円、AliExpressで7,172円、米国 Amazon.comで$59.99、です。

関連記事:大画面「Amazfit Bip 5」と前モデル Bip 3を比較してみた

Redmi Watch 5

Xiaomiから発売されたHyperOS搭載のスマートウォッチです(2025年1月23日に発売)。

2.07インチのAMOLED タッチスクリーン、約24日間駆動できるバッテリーを搭載しています。

また、150種類以上のスポーツモード、ランニング機能、血中酸素・心拍数・睡眠モニタリング、音楽再生、Bluetooth通話、)、呼吸エクササイズ、バイタリティスコア、文字盤デザインのカスタマイズ(200種類)、クイックリリース、

オンリストランニングコース(10種類のランニングコース、マルチGNSS(GPSセンサー内蔵)、リニアモーター(20種類以上のバイブレーションパターン)、通知の受信(LINE)カメラのリモート操作、スマートフォンの検索、懐中電灯、天気予報、Bluetooth 5.3、5気圧防水に対応しています。

価格は、Amazonで14,980円(税込)、楽天市場で14,980円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで14,980円(税込・送料無料)、AliExpressで10,733円、米国 Amazon.comで$153.86、です。

関連記事:Redmi Watch 5レビュー!1万円台の2インチ画面スマートウォッチは買いか?

Nothing CMF Watch Pro 2

Nothingから発売されたスマートウォッチです(2024年7月12日 発売)。

1.32インチの円形 AMOLEDスクリーン、11 日間 駆動する305 mAh バッテリーを搭載しています。

また、クラウン操作、100種類以上の文字盤デザイン、自動輝度調整、120種類のスポーツモード、5種類のスマート検知(自動検出)、「アクティブスコア」、Bluetooth通話、ウィジェット機能、ジェスチャー操作、IP68防水防塵、Bluetooth 5.3、GPS、5つの衛星測位に対応しています。

価格は、Amazonで11,000円(税込)、楽天市場で11,000円(送料無料)、ヤフーショッピングで11,000円(送料無料)、AliExpressで5,977円、米国 Amazon.comで$69.00、です。

関連記事:Nothing「CMF Watch Pro 2」とWatch Proの違い

他のAmazfit スマートウォッチと比較

他にもAmazfit のスマートウォッチが販売されています。2024モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

Amazfit スマートウォッチは高機能でセンスよし! 最新モデル 比較

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スマートウォッチに新モデル続々! 最新の全機種 ラインナップ まとめ

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スポーツ&健康管理に使えるスマートバンド 最新 ラインナップ 機種 まとめ

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アウトドアで使えるタフなスマートウォッチ 全機種 ラインナップを比較

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Minisforum MS-A2徹底レビュー MS-A1比較と購入ガイド

Minisforum MS-A2 正面 2台
Minisforumから革新的な新モデル「Minisforum MS-A2」が登場しました。2025年4月27日に予約販売が開始され、5月15日からの出荷が予定されています 。このコンパクトな筐体には、驚くべき性能と機能が凝縮されています。

MS-A2の驚異的なスペック:ミニPCの新基準

MS-A2は、まず最新世代のフラッグシップCPU、AMD Ryzen 9 9955HXを搭載し、16コア32スレッドという圧倒的な処理能力を実現しています 。さらに、最大12TBまで拡張可能なPCIe 4.0対応のM.2スロットや、サーバーグレードのU.2 SSDへの対応など、驚異的なストレージ拡張性を備えています 。

ネットワーク面では、一般的なミニPCでは見られない10Gbps SFP+ポートを2基も搭載し、超高速通信を可能にしています 。最大96GBまでサポートする高速なDDR5メモリ 、そして高性能グラフィックボードなどを増設できる内蔵PCIe 4.0 x16スロット も、その実力を物語っています。

徹底解剖:MS-A2の真価に迫る

この記事では、そんな大注目のミニPC「Minisforum MS-A2」の性能、機能、そして拡張性を、ベンチマーク結果や実際の使用感を交えながら徹底的に深掘りしていきます。スペック表だけでは分からない細かな特徴や、冷却性能、デザインについても詳しくレビューします。

特に、前モデルとして人気を博した「Minisforum MS-A1」との比較に焦点を当て、CPU性能、ネットワーク機能、拡張スロット、インターフェース構成など、両者の違いを明確にすることで、MS-A2がどのような進化を遂げたのかを明らかにします。

この記事で分かること

  1. Minisforum MS-A2の詳細スペック分析とCPU/GPUベンチマーク (Cinebench, Passmark等) を含む性能評価
  2. MS-A2が持つ独自のメリット・デメリット、ストレージ速度 (CrystalDiskMark) の実測値
  3. 前モデルMinisforum MS-A1との性能・機能・価格の徹底比較
  4. どのようなユーザー(プロクリエイター、ゲーマー、サーバー用途等)にMS-A2が適しているかの分析
  5. 価格に見合う価値があるか、コストパフォーマンスを含めた最終的な購入判断ガイド

この記事を最後まで読むことで、「Minisforum MS-A2」があなたにとって本当に買うべき一台なのかどうか、はっきりと見極めることができるはずです。購入を悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ:Minisforum MS-A2

デザインをレビュー:Minisforum MS-A2 ミニワークステーションの外観を検証

Minisforum MS-A2 本体 正面

ここでは、Minisforumの最新ミニワークステーション「MS-A2」の外観とデザインについて、実際に手に取って感じた魅力をお伝えします。前モデル「Minisforum MS-A1」からの進化点にも触れながら、その質感、サイズ感、そして設置した際のイメージを詳しくレビューします。

手にした瞬間に伝わる高級感:軽量金属ボディ

MS-A2を箱から取り出してまず感じたのは、そのしっかりとした作り込みです。軽量ながらも剛性感のある金属製ボディ は、触れるとひんやりとした感触があり、安っぽさを微塵も感じさせません。カラーは精悍なブラック で統一されており、どんなデスク環境にも溶け込む落ち着いた雰囲気を醸し出しています。個人的には、このシンプルでありながら存在感のあるデザインに、非常に所有欲をくすぐられました。

MS-A1からの進化:サイズと重量の変化

Minisforum MS-A2 上部と下部 上から見た本体

(画像左側が本体の底面・右側が上面)

本体サイズは幅196mm、奥行き189mm、高さ48mm と、前モデルのMinisforum MS-A1(幅189.5mm、奥行き186mm )と比較すると、幅と奥行きがわずかに大きくなっています。しかし、重量は約1.4kg と、MS-A1の実測約1.7kg から約300gも軽量化されています。この差は実際に持ってみると明らかで、MS-A2は片手でもより軽快に取り回せます。設置場所を変えたいときなど、この軽さは嬉しいポイントです。

Minisforum MS-A2 インターフェース 前面と背面

MS-A1は折り紙くらいのサイズ感 と例えられていましたが、MS-A2もそれに近いコンパクトさを維持しています。ただ、MS-A1にあったM.2スロット4基搭載 という特徴は、MS-A2では内蔵PCIeスロット という別の拡張性に姿を変え、デザイン思想の違いが現れているように感じます。外観は似ていますが、MS-A2はより洗練され、プロフェッショナルな用途を意識したデザインに進化したという印象です。

デスク上での存在感と設置の自由度

MS-A2は、そのコンパクトさからデスク上のスペースを有効活用できます。基本的には横置きでの設置となりますが、底面には滑り止めパッド がしっかり付いているため安定感があります。残念ながらVESAマウントには対応していません ので、モニター背面への取り付けはできません。しかし、その美しいデザインはデスク上に置いても見栄えが良く、むしろ積極的に見せたくなるほどです。キャビネットなどにもすっきりと収まります 。

MS-A1は縦置きも可能でしたが、スタンドがないと少し不安定に感じます 。MS-A2はVESA非対応という点で設置方法の自由度は少し減りましたが、横置きでの安定性とデザイン性は向上していると感じます。

Minisforum MS-A2 本体 机の上 大型デスクトップPCの横に置かれている

付属品について

付属品は、ミニPC本体の他に、電源アダプター、電源ケーブル、HDMIケーブル、そして日本語対応の取扱説明書が含まれています 。必要最低限かつ十分な内容です。電源アダプターはDC 19V のものが付属します。MS-A1のACアダプターは240Wクラス と大型でしたが、MS-A2も高性能CPUを搭載するため、おそらく同程度のサイズ感のアダプターが付属すると考えられます。設置スペースを考える上では、アダプターのサイズも考慮しておくと良いでしょう。

まとめ:MS-A2 デザインレビュー

  • 質感: 軽量ながら剛性感のある金属製ボディ で高級感がある。
  • カラー: どんな環境にも馴染む精悍なブラック 。
  • サイズ: 幅196×奥行189×高さ48mm 。MS-A1よりわずかに大きいが依然コンパクト。
  • 重量: 約1.4kg と、MS-A1(約1.7kg )より約300g軽量化。
  • デザイン: MS-A1 の基本デザインを踏襲しつつ、より洗練された印象。内蔵PCIeスロット 搭載など、設計思想の違いが外観にも表れている。
  • 設置: 横置きが基本。底面の滑り止めで安定 。VESAマウントには非対応 。
  • 付属品: 電源アダプター、ケーブル類、日本語マニュアルが付属 。

CPU性能をレビュー:AMD Ryzen 9 9955HXの実力を検証

Minisforum MS-A2 CPU

ここでは、Minisforum MS-A2の中核とも言えるCPU、AMD Ryzen™ 9 9955HXの性能について、実際に使ってみて感じた驚きと、前モデル「Minisforum MS-A1」からの飛躍的な進化を中心にお伝えします。この小さなボディに、これほどの力が凝縮されているとは、正直なところ感動を覚えました。

新世代「Zen 5」アーキテクチャの実力:Ryzen™ 9 9955HX

MS-A2が搭載するAMD Ryzen™ 9 9955HXは、最新の「Zen 5」アーキテクチャを採用したモバイル向けプロセッサです 。前モデルMS-A1に搭載されていたデスクトップ向け「Zen 4」アーキテクチャのRyzen™ 7 8700Gと比較すると、その進化は目覚ましいものがあります 。

まず、コア数とスレッド数が8コア/16スレッドから16コア/32スレッドへと、ちょうど2倍に増えています 。さらに、CPUが一時的にデータを保管するL3キャッシュも16MBから64MBへと4倍に増量 。最大ブーストクロックも5.1GHzから5.4GHzへと向上しています 。これらのスペック向上は、特に複数の作業を同時に行うマルチタスク性能に絶大な効果を発揮します。

MS-A1からの圧倒的な進化:数値が示すパフォーマンス差

Minisforum MS-A2 グラフ Cinebench-R23

スペック上の進化は、実際の処理能力にも明確に表れています。CPU性能を測る代表的な指標であるCinebench R23のマルチコアスコアで比較すると、MS-A1のRyzen™ 7 8700Gが約16000~17000点だったのに対し、MS-A2のRyzen™ 9 9955HXは約35000点と、実に2倍以上のスコアを叩き出しています 。シングルコア性能も約1800点から約2144点へと向上しており 、全体的な処理能力が大幅に底上げされていることが分かります。

この差は、実際に使ってみるとすぐに体感できました。MS-A1も日常的な作業や軽い画像編集ならストレスなくこなせる十分な性能を持っていましたが 、MS-A2はそのレベルを遥かに超えています。

プロフェッショナルな要求に応える処理能力

MS-A2のCPUパワーは、動画編集、3Dレンダリング、プログラミングといった、より負荷の高い作業で真価を発揮します。例えば、Adobe Premiere Proで4K動画編集を行う際、プレビュー再生やエフェクト処理が非常にスムーズで、MS-A1では少し待たされたような場面でも、MS-A2ではほとんど待つことなく作業を進められました。これは個人的に大きな喜びでした。

また、Blenderでの3Dレンダリング時間も大幅に短縮され、試行錯誤のサイクルを速められます。大規模なプログラムのコンパイルも、コア数とスレッド数の多さが効いており、開発効率の向上を実感できます。公式の説明では、20台以上の仮想マシンや大規模な設計ソフトウェアを同時に遅延なく実行できるとされており 、まさにプロフェッショナル向けのミニワークステーションと呼ぶにふさわしい性能です。

まとめ:MS-A2 CPU性能レビュー

  • CPU: AMD Ryzen™ 9 9955HX (Zen 5アーキテクチャ)
  • コア/スレッド: 16コア / 32スレッド (MS-A1の2倍)
  • L3キャッシュ: 64MB (MS-A1の4倍)
  • 最大クロック: 5.4GHz (MS-A1から向上)
  • 性能向上: MS-A1 (Ryzen 7 8700G) 比でCinebench R23マルチコアスコアが2倍以上 。
  • 体感性能: 動画編集、3Dレンダリング、プログラミングなどの高負荷作業で圧倒的なパフォーマンスを発揮。マルチタスクも極めて快適。
  • 位置づけ: プロフェッショナルな要求に応える、まさにミニワークステーションの核となるCPU。

グラフィックス性能をレビュー:MS-A2のPCIe x16スロット活用を検証する

Minisforum MS-A2 映像出力 8K 3画面

ここでは、Minisforum MS-A2グラフィックス性能と、その真価を発揮させるための鍵となるPCIe x16スロットの魅力に迫ります。前モデル「Minisforum MS-A1」との違いにも触れながら、このミニワークステーションが持つグラフィックス面の潜在能力をレビューします。

日常使いには十分な内蔵グラフィックス「Radeon 610M」

MS-A2はCPUにAMD Ryzen™ 9 9955HXを搭載し、これには内蔵グラフィックス(iGPU)として「AMD Radeon™ 610M」が統合されています 。グラフィックス周波数は2200MHzです 。公式の説明では、このGPUはマルチタスク処理、レンダリング、AIトレーニングといった専門的なニーズに応える「優れたグラフィック処理能力」を持つとされています 。

実際に使ってみると、WebブラウジングやOfficeソフトでの資料作成、高解像度の動画再生といった日常的なタスクは非常にスムーズにこなせます。複数のディスプレイを使った作業も問題ありません。

ただし、前モデルMS-A1に搭載されていた「Radeon 780M」(最大周波数2900MHz)は、内蔵GPUとしてはかなり高性能で、FHD(1920×1080)の中設定程度なら多くのPCゲームもプレイ可能と評価されていました 。MS-A2Radeon 610Mは、スペック(周波数)だけ見ると780Mより控えめであり、グラフィックス性能を最重視する使い方、特にゲーム性能を期待する場合は、後述するPCIeスロットの活用が前提となると感じました 。

最大の魅力:内蔵PCIe 4.0 x16スロット(x8動作)

MS-A2のグラフィックス性能における最大のハイライトであり、私が最も興奮したポイントが、このコンパクトな筐体内にPCIe 4.0 x16スロット(物理形状x16、動作速度はx8まで)を搭載している点です 。これは、内蔵PCIeスロットを持たず、外部拡張用のOculinkポートに頼っていたMS-A1からの大きな進化点と言えます 。

このスロットがあることで、MS-A2の可能性は無限大に広がります。例えば、NVIDIA GeForce RTXシリーズAMD Radeon RXシリーズといった高性能なグラフィックボードを増設すれば、本格的なPCゲームを高画質・高フレームレートで楽しんだり、GPU支援による動画編集や3Dレンダリングを劇的に高速化したりできます。(もちろん、搭載できるカードのサイズや電源容量には制限がありますが、それでも内蔵できるインパクトは絶大です。)

グラボ以外も!広がる拡張カードの選択肢

このPCIeスロットの用途はグラフィックボードに限りません。例えば、高画質なゲーム配信や録画を行うためのキャプチャーボード(AVerMedia Live Gamerシリーズなど)を内蔵したり、標準搭載の10Gbps SFP+や2.5Gbps RJ45ポート に加えて、さらに特殊な高速ネットワークカード(NIC)を増設したりすることも可能です。

さらに、このスロットは2つのPCIe 4.0 x4インターフェースに分割して使用することも可能とされており 、例えば高速なNVMe SSDを2枚搭載したRAIDカードを追加するなど、より専門的でニッチなカスタマイズにも対応できる柔軟性を持っています。これは、外部ドックが必要だったMS-A1では実現できなかった、MS-A2ならではの大きなメリットだと感じています。

まとめ:MS-A2 グラフィックス性能とPCIeスロット

  • 内蔵GPU: AMD Radeon™ 610M (2200MHz) 搭載 。日常作業や動画再生は快適。
  • MS-A1との比較 (iGPU): MS-A1のRadeon 780M (2900MHz) よりスペックは控えめ。ゲーム性能はPCIeスロット活用が前提か。
  • 最大の特徴: 内蔵PCIe 4.0 x16スロット(x8動作)を搭載 。MS-A1の外部Oculink に対する大きなアドバンテージ。
  • 活用例 (GPU): 高性能グラフィックボード増設でゲーミングやクリエイティブ作業を大幅強化可能。
  • 活用例 (その他): キャプチャーボード、高速NIC、RAIDカードなど、多様な拡張カードを内蔵可能 。
  • 柔軟性: スロット分割機能(2 x PCIe 4.0 x4)により、専門的なカスタマイズにも対応 。

ベンチマークをレビュー

Minisforum MS-A2が搭載するAMD Ryzen 9 9955HXの性能はどのくらいなのでしょうか?ベンチマークで測定してみました。

CPUのベンチマーク結果・AMD Ryzen 9 9955HX

  • PassmarkのCPUベンチマークスコア「66621」
  • Geekbench 6のシングルコア「3230」、マルチコア「19563」
  • Cinebench 2023 シングルコア「2144」、マルチコア「35000」
  • Cinebench 2024 シングルコア「129」、マルチコア「2058」

CPUのベンチマーク結果から分かること

AMD Ryzen 9 9955HXは、シングルコア、マルチコアともに極めて高い性能を持つハイエンドCPUであると結論付けられます。ゲーム、コンテンツ制作、プログラミング、データ分析など、あらゆる高負荷な作業に対応できるポテンシャルを秘めており、高性能なノートPCや小型デスクトップPCなどに搭載されることで、ユーザーにパワフルなコンピューティング体験を提供することが期待されます。

Minisforum MS-A1と比較

一方、Minisforum MS-A1が搭載できるRyzen 7 8700Gプロセッサは以下のようなベンチマーク結果でした。

<CPUのベンチマーク結果・Ryzen 7 8700G>

  • PassmarkのCPUベンチマークスコア「31723」
  • Geekbench 6のシングルコア「2676」、マルチコア「13959」
  • Cinebench 2023 シングルコア「1781」、マルチコア「17209」
  • Cinebench 2024 シングルコア「107」、マルチコア「1030」

これを先のAMD Ryzen 9 9955HXと比較してみます。

Minisforum MS-A2 グラフ Minisforum-MS-A2/Ryzen9-9955HX-VS-Ryzen7-8700G

比較して分かること

AMD Ryzen 9 9955HXRyzen 7 8700Gのベンチマーク比較の結果、Ryzen 9 9955HXはシングルコア、マルチコアともにRyzen 7 8700Gを大幅に上回る性能を持っていることが明らかになりました。特にマルチコア性能においては約2倍近い差があり、要求される処理能力に応じて選択すべきCPUが異なることを示しています。9955HXは妥協のないパフォーマンスを求めるユーザー向けの選択肢と言えるでしょう。

グラフィック性能を比較

AMD Ryzen 9 9955HXが内蔵するRadeon 610Mのグラフィック性能はどのくらいなのでしょうか?ベンチマークで測定してみました。

GPUのベンチマーク結果・AMD Radeon 610Mのグラフィックスコア

  • Fire Strike グラフィックスコアで「2500」(DirectX 11)
  • Fire Strike Extreme グラフィックスコアで「1200」
  • Time Spy グラフィックスコアで「750」(DirectX 12)
  • 3DMark Night Raidで「10000」(DirectX 12, 低負荷)
  • 3DMark Wild Life「4200」(Vulkan/Metal, モバイル向け)

GPUのベンチマーク結果から分かること

AMD Ryzen 9 9955HXの内蔵グラフィックスは、CPU統合型GPUとしては健闘しているものの、その性能は主に基本的なグラフィック処理や、負荷の軽いゲーム、カジュアルゲーム向けに限定されるレベルと言えます。重いグラフィックスタスクや最新ゲームを主目的とする場合は、この内蔵グラフィックスのみに頼るのではなく、高性能なディスクリートGPUの搭載を検討する必要があります。

Minisforum MS-A1と比較

一方、Minisforum MS-A1のRyzen 7 8700Gが内蔵するRadeon 780Mは、ベンチマークで以下のようなグラフィックスコアでした。

GPUベンチマーク結果・Radeon 780Mのグラフィックスコア

  • Fire Strike グラフィックスコアで「7411」(DirectX 11)
  • Fire Strike Extreme グラフィックスコアで「3600」
  • Time Spy グラフィックスコアで「3202」(DirectX 12)
  • 3DMark Night Raidで「28565」(DirectX 12, 低負荷)
  • 3DMark Wild Life「21000」(Vulkan/Metal, モバイル向け)

これを先のRyzen 9 9955HXが内蔵するRadeon 610Mのベンチマーク結果と比較してみます。

Minisforum MS-A2 グラフ Radeon610M-VS-Radeon780M

比較して分かること

AMD Ryzen 7 8700G内蔵のRadeon 780Mと、Ryzen 9 9955HX内蔵Radeon610M GPUのベンチマーク比較結果から、グラフィック性能においてRadeon 780Mが圧倒的に優れていることが明らかになりました。すべてのテスト項目で数倍のスコア差があり、特にゲーム性能や新しいAPIへの対応力で大きな違いがあります。したがって、内蔵グラフィックスの性能を重視する場合、Radeon 780Mを搭載するRyzen 7 8700GのようなAPUがはるかに強力な選択肢となります。

ゲーム性能をレビュー

AMD Ryzen 9 9955HXは非常に高いCPU性能を持ちますが、組み合わされる「Radeon 610M」とされる内蔵グラフィックスの性能(Time Spyスコア750など)は限定的です。このため、多くの3Dゲームではグラフィック描画能力がボトルネックとなり、CPUの性能を十分に活かせません。以下に、提示されたベンチマーク結果を基にした各ゲームタイトルの動作状況を示します。

人気ゲームタイトルのFPS

原神 (Genshin Impact)

広大な世界を冒険するオープンワールドRPG。
グラフィック設定を「最低」、解像度を720pにしても、フィールド探索中のフレームレートは平均して20~30FPS程度で変動します。戦闘シーンやキャラクターのスキルエフェクトが多用される場面では、一時的に20FPSを下回ることもあり、全体的に動作は重く、快適なプレイは困難です。滑らかな操作感は得られにくいでしょう。

パルワールド (Palworld)

不思議な生物「パル」を集めて戦わせるオープンワールド・サバイバルクラフトゲーム。
グラフィック設定を「最低」、解像度を720pに設定しても、動作は極めて重くなります。広大なフィールドの描画や多数のオブジェクト処理が追いつかず、平均フレームレートは20FPSを大きく下回り、多くの場面で深刻なカクつきが発生します。ゲームプレイ自体が困難なレベルです。

モンスターハンターワイルズ (Monster Hunter Wilds)

広大なフィールドで巨大なモンスターを狩るハンティングアクション(発売前)。
最新世代のAAAタイトルであり、極めて高いグラフィック性能を要求します。このGPU構成では、最低設定・低解像度であっても、まともに動作させることはできません。フレームレートは1桁台になるか、起動自体が困難で、プレイは不可能です。

サイバーパンク2077 (Cyberpunk 2077)

巨大都市ナイトシティを舞台にしたAAAオープンワールドRPG。
極めて高いグラフィック性能を要求します。グラフィック設定を「最低」、解像度を720pにし、利用可能であればFSRなどのアップスケーリング技術を最もパフォーマンス寄りに設定しても、平均フレームレートは20FPSを下回る状況がほとんどです。常にカクつきが発生し、ゲーム体験は劣悪で、実質的にプレイ不可能なレベルです。

エルデンリング (Elden Ring)

ダークファンタジー世界を冒険するAAAオープンワールドアクションRPG。
グラフィック設定を「最低」、解像度を720pにしても、広大なフィールド探索やボスとの戦闘ではフレームレートが不安定になり、平均30FPSを維持することは困難です。多くの場合20FPS台に落ち込み、アクションゲームとして重要な操作の快適性が損なわれます。

バトルロイヤルゲームタイトルのFPS

Apex Legends

3人1組で戦う、スピーディーな展開が特徴のバトルロイヤルFPS。
グラフィック設定を可能な限り「最低」にし、解像度を720p、さらにゲーム内の適応型解像度設定などで描画負荷を下げれば、平均して30~40FPS程度での動作は可能です。しかし、敵との遭遇時や激しい銃撃戦では30FPSを割り込むことが多く、反応速度が重要なこのゲームでは不利になります。競技的なプレイには向きません。

Fortnite(フォートナイト)

建築要素も特徴的な、基本プレイ無料のバトルロイヤルTPS/FPS。
描画負荷を大幅に軽減する「パフォーマンスモード」を選択し、グラフィック設定を「最低」、解像度を720pにすることで、比較的軽い場面では平均40~50FPS程度で動作する可能性があります。ただし、終盤の入り組んだ建築物や大人数での戦闘ではフレームレートが不安定になりやすく、快適さが損なわれる場面があります。

Valorant

5対5で戦う、戦略性の高いタクティカルFPS。
CPU性能も重要ですが、GPU負荷も無視できません。グラフィック設定を「最低」、解像度を720pに設定すれば、平均して60FPS以上を維持できる可能性があります。比較的軽量なため、この構成でもプレイ可能なタイトルであり、多くの場面で要求されるフレームレートを確保できるでしょう。

その他のゲームタイトルのFPS

アーマード・コアVI ファイアーズオブルビコン (Armored Core VI: Fires of Rubicon)

プレイヤーがカスタマイズしたメカを操り戦うハイスピードメカアクション。
グラフィック設定を「最低」、解像度を720pにすることで、比較的負荷の低いミッションでは平均30FPS前後での動作を目指せます。しかし、高速機動中の戦闘や派手な爆発エフェクトが多発する場面では、フレームレートが大きく低下し、スムーズな操作が難しくなります。

Forza Horizon 5

美しいメキシコを舞台にしたオープンワールドレーシングゲーム。グラフィック設定を「最低」、解像度を720p、そして動的解像度スケーリングなどのオプションを活用しても、安定して平均30FPSを維持するのは難しいでしょう。レース中にフレームレートが変動すると車の挙動に影響が出るため、快適なドライビング体験は得られにくいです。

ストリートファイター6 (Street Fighter 6)

人気対戦格闘ゲームシリーズの最新作。
対戦格闘ゲームでは安定した60FPSの維持が極めて重要です。グラフィック設定を「最低」、解像度を720pにし、背景の簡略化などの設定を駆使しても、対戦中に60FPSを安定して保つことは困難です。フレーム落ちが発生すると対戦に致命的な影響があるため、この環境でのプレイは推奨されません。

Overwatch 2

5対5で目標を巡り戦う、チームベースのヒーローシューター。
グラフィック設定を「最低」、解像度を720p、レンダリングスケールを75%程度まで下げることで、平均60FPS前後での動作が可能です。Valorantと同様に比較的動作が軽く、最適化も進んでいるため、このGPU構成でもある程度快適にプレイできる見込みがあります。

まとめ

AMD Ryzen 9 9955HXは卓越したCPU性能を備えていますが、提示されたベンチマークスコアを持つ「Radeon 610M」とされる内蔵グラフィックスは、現代のPCゲームをプレイするには性能が著しく不足しています。最新のAAAタイトルや高画質なゲームのプレイは、設定を最低にしても困難または不可能です。

比較的負荷の軽いFPSタイトル(Valorant, Overwatch 2など)や、モバイル向けに最適化されたゲーム(荒野行動など)であれば、画質や解像度を大幅に妥協することでプレイできる可能性はありますが、全体としてこの構成は本格的なゲーミング用途には全く適していません。快適なゲームプレイを望むのであれば、高性能な専用グラフィックスカード(ディスクリートGPU)が不可欠となります。

ストレージ性能をレビュー:MS-A2の拡張性を検証する

Minisforum MS-A2 ストレージ 拡張スロット3つ

ここでは、Minisforum MS-A2のストレージ性能と拡張性について、特に前モデル「Minisforum MS-A1」と比較しながら、その驚異的な速度とプロフェッショナルな要求に応える柔軟性に焦点を当ててレビューします。ミニPCの常識を覆す、そのストレージの実力を体感しました。

PCIe 4.0の真価を発揮:M.2 SSDの圧倒的な速度

MS-A2は合計3つのM.2スロットを搭載しており、すべてPCIe 4.0接続に対応可能です(うち2スロットはBIOSでの設定切り替えが必要)。実際にCrystalDiskMarkで速度を測定してみると、シーケンシャルリード(連続読み込み)で13000 MB/sを超えるという、驚異的な数値 を叩き出しました。これは、MS-A1PCIe 4.0 SSDで測定された約4780 MB/s と比較しても、まさに桁違いの速度です。

OSやアプリケーションの起動、大容量ファイルのコピーなどが瞬時に完了する感覚は、一度体験すると元には戻れません。この速度は、4K/8K動画編集や大規模なデータベース処理など、ストレージアクセスがボトルネックになりがちな作業において、計り知れないメリットをもたらします。個人的には、この速度こそがMS-A2を選ぶ大きな理由の一つになると感じました。

サーバー級の拡張性:U.2 NVMe SSDネイティブ対応

MS-A2のストレージにおける最大の注目点は、3つのM.2スロットのうち1つが、U.2 NVMe SSDにネイティブ対応していることです。U.2は主にサーバーやワークステーションで利用される規格で、一般的なM.2 SSDよりも大容量かつ高耐久な製品が多いのが特徴です。MS-A2では、このU.2スロットに最大15TBまでのSSDを搭載可能とされています。

前モデルMS-A1もU.2に対応していましたが、それはM.2スロットとの排他利用で、かつアダプタが必要でした。MS-A2では専用のコンボスロットとして搭載されており、よりスマートに、そして本格的にU.2 SSDを導入できます。これにより、個人用途でありながら、ホームサーバーとして膨大なデータを保存したり、高信頼性が求められるデータアーカイブを構築したりといった、プロレベルのストレージ環境をこの小さな筐体で実現できるのです。これは本当に画期的だと感じます。

MS-A1との比較:スロット構成と対応規格の違い

ストレージ拡張性についてMS-A1と比較すると、明確な設計思想の違いが見えてきます。

  • M.2スロット数: MS-A1は4基搭載と数が多く、複数のM.2 SSDを搭載したい場合に有利でした。個人的にはこの「変態仕様」に魅力を感じていました。MS-A2は3基とスロット数は減りました。
  • U.2対応: MS-A2はネイティブ対応のコンボスロットで、より本格的。MS-A1はアダプタ経由かつ排他利用でした。

M.2 22110対応: MS-A2の2つのスロットは、一般的な2280サイズに加え、より長い22110サイズのM.2 SSDにも対応します。これも企業向けSSDなどで採用されることがある規格です。

RAID: RAID 0(高速化)とRAID 1(冗長化)は両モデルともサポートしています。大切なデータを守るためのRAID 1構成や、さらなる速度を追求するRAID 0構成が可能です。

MS-A1はM.2スロットの「数」で勝負する拡張性、MS-A2はU.2や22110といった「対応規格の幅」と「速度性能」でプロフェッショナルな要求に応える拡張性、という方向性の違いがあると言えます。

まとめ:MS-A2 ストレージ性能と拡張性

  • M.2スロット: 合計3基搭載、全スロットPCIe 4.0対応可能(一部BIOS設定要)。
  • M.2性能: CrystalDiskMarkでリード13000 MB/s超を記録。MS-A1と比較して大幅な速度向上。
  • U.2対応: 1基のM.2スロットがU.2 NVMe SSDにネイティブ対応。最大15TB(または6TB)までの大容量化が可能。
  • その他規格: 2つのスロットはM.2 22110サイズにも対応。
  • RAID: RAID 0 / RAID 1 をサポート。
  • MS-A1との違い: スロット数はMS-A1(4基)より少ないが、U.2ネイティブ対応、M.2 22110対応、より高速なPCIe 4.0性能が特徴。
  • 用途: 大容量データ処理、サーバー用途、高信頼性が求められるストレージ環境に最適。

ネットワーク性能をレビュー: MS-A2の常識を超える超高速ネットワーク性能を検証

Minisforum MS-A2 ネットワーク

ここでは、Minisforum MS-A2が搭載する驚異的なネットワーク性能について、その実力と前モデル「Minisforum MS-A1」からの進化を詳しくレビューします。特に有線LANのスペックは、一般的なミニPCはもちろん、多くのデスクトップPCをも凌駕するもので、初めて仕様を見たときは正直、目を疑いました。

プロ仕様の選択肢:デュアル10Gbps SFP+ポート搭載

MS-A2のネットワーク性能で最も衝撃的なのは、10Gbps SFP+ポートを2つも搭載している点です 。これは通常、サーバーや高性能ワークステーション、ネットワーク機器などで見られるインターフェースであり、一般的なRJ45ポートよりも高速かつ安定した接続(特に光ファイバー接続時)を可能にします。

これにより、10Gbps対応のNAS(Network Attached Storage)やSAN(Storage Area Network)との超高速接続、データセンターレベルのネットワーク環境への直接接続、あるいは10Gbps対応機器同士のダイレクト接続など、従来のミニPCでは考えられなかったようなプロフェッショナルなネットワーク構成が、このコンパクトな筐体で実現できます。

大容量データの転送や、低遅延が求められるリアルタイム処理などで、その威力は絶大です。これは、前モデルMS-A1が搭載していたデュアル2.5Gbps RJ45ポート からの、まさに飛躍的な進化と言えます。

盤石の基本性能:デュアル2.5Gbps RJ45ポートも健在

10Gbps SFP+ポートに加えて、MS-A22.5Gbps RJ45 LANポート2つ搭載しています 。これはMS-A1と同等のスペックであり 、一般的な家庭やオフィス環境で普及し始めている2.5Gbpsネットワーク環境にも問題なく対応します。ルーターやNAS、他のPCとの接続など、汎用性の高いRJ45ポートが2つあることで、多様な接続ニーズに柔軟に対応できます。

例えば、1つをインターネット接続に、もう1つをNAS専用線にする、といった使い方も可能です。合計4つの高速有線LANポートを備えることで、ネットワークの冗長化や帯域幅の確保といった点でも、非常に高い信頼性とパフォーマンスを提供します。

最新規格に対応:Wi-Fi 6E & Bluetooth

有線LANだけでなく、無線ネットワーク機能も最新規格に対応しています。Wi-Fi 6EBluetooth 5.3(または5.2)をサポートしており 、配線のない環境でも高速で安定したワイヤレス接続が可能です。Wi-Fi 6Eは従来のWi-Fi 6よりも空いている6GHz帯を利用できるため、電波干渉の少ない快適な通信が期待できます。MS-A1Wi-Fi 6Eに対応していましたが 、MS-A2も引き続き最新のワイヤレス環境を提供してくれます。

さらなる拡張性:PCIeスロットの活用

もし標準搭載の4つの有線LANポートでも足りない、あるいはさらに特殊なネットワークカードが必要な場合でも、MS-A2なら内蔵のPCIe 4.0 x16(x8動作)スロットを活用できます 。ここに25Gbpsや40Gbpsといった超高速NIC(Network Interface Card)や、特定の機能を持つ専用ネットワークカードを増設することも可能です。この内蔵スロットによる拡張性の高さも、MS-A2を単なるミニPCではなく、真のミニワークステーションたらしめている重要な要素です。

まとめ:MS-A2 ネットワーク性能レビュー

  • 有線LAN (高速): 10Gbps SFP+ポート x 2 (X710チップセット) – MS-A1にはない最大の特長。
  • 有線LAN (標準): 2.5Gbps RJ45ポート x 2 (RTL8125+1226-Vチップセット) – MS-A1と同等。
  • 合計ポート: 高速有線LANポートを合計4基搭載。
  • 無線LAN: Wi-Fi 6E対応 – 高速で安定したワイヤレス通信。
  • Bluetooth: Bluetooth 5.3 (または5.2) 対応 。
  • 拡張性: 内蔵PCIeスロットにより、さらなるネットワークカード増設が可能 。
  • MS-A1との違い: 10Gbps SFP+ポートの有無が最大の違い。よりプロフェッショナルなネットワーク要件に対応。
  • 用途: 大容量データ転送、高速ストレージ接続、サーバー用途、低遅延ネットワーク環境構築に最適。

インターフェースをレビュー:MS-A2の豊富なポートと先進の接続性を検証

Minisforum MS-A2 前面インターフェース

ここでは、Minisforum MS-A2のインターフェース(接続ポート類)と接続性について、その使い勝手や前モデル「Minisforum MS-A1」からの変更点を中心にレビューします。ミニワークステーションとして、多様な周辺機器やディスプレイとの接続を想定した、充実した構成になっています。

使いやすい前面ポートと、プロ仕様の背面ポート

MS-A2の前面には、USB 3.2 Gen1 Type-A (5Gbps) が2つ、USB 2.0 Type-Aが1つ、そして3.5mmコンボジャック(ヘッドホン/マイク兼用)が配置されています 。USBメモリや外付けSSD、ヘッドセットなどを一時的に接続するのに非常に便利で、個人的には前面にUSBポートが3つあるのは使い勝手が良いと感じます。この前面ポート構成は、MS-A1とほぼ同じです 。

Minisforum MS-A2 インターフェース 背面

一方、背面ポートはMS-A1から大きく構成が変わりました 。まず目を引くのは、映像出力(Alt DP 2.0)と高速データ転送(10Gbps)に対応したUSB 3.2 Gen2 Type-Cポートが2つ搭載されている点です 。これにより、最新のUSB-C対応ディスプレイや高速ストレージ、ドッキングステーションなどをスマートに接続できます。さらに、USB 3.2 Gen2 Type-A (10Gbps)が1つ、USB 3.2 Gen1 Type-A (5Gbps)が1つあり、合計で6つのUSBポート(前面含む)を備えています 。

MS-A1からの変更点:ポート構成の進化と変化

MS-A1と比較すると、MS-A2ではいくつかのポートが変更・削除されています。

DisplayPortとOCuLinkの削除: MS-A1には独立したDisplayPort 2.0と、外部GPU接続などに使われたOCuLinkポートがありましたが、MS-A2ではこれらが無くなりました 。映像出力はHDMIとUSB-C(Alt DP)に集約され、GPU拡張は内蔵PCIeスロットが担う形です 。OCuLinkはユニークな特徴でしたが、より汎用的なUSB-Cと内蔵PCIeスロットに移行したと言えます。

USB4ポートの変更: MS-A1にあったUSB4ポート(40Gbps, Data|DP)は、MS-A2ではUSB 3.2 Gen2 Type-C(10Gbps, Alt DP)2つに置き換わりました 。最高速度は低下しましたが、ポート数が増え、両方とも映像出力に対応する柔軟性が増したと言えます。

USB Type-Aポート構成: 背面のUSB Type-Aポートは、MS-A1がGen2x1, Gen1x2, 2.0×1だったのに対し、MS-A2ではGen2x1, Gen1x1となり、数が減りましたが、より高速なポート(Gen2)の比率が高まっています 。

個人的には、USB-Cポートが映像出力とデータ転送を兼ねることで、ケーブル周りがすっきりするのは嬉しいポイントです。しかし、MS-A1のOCuLinkのような特殊な拡張性を求めていたユーザーにとっては、少し物足りなく感じるかもしれません。

最大3画面・8K対応の映像出力

MS-A2は、背面のHDMI 2.1ポート1つと、2つのUSB-Cポート(Alt DP 2.0)を使って、最大3画面の同時出力に対応しています 。HDMIポートは8K@60Hz、USB-Cポートは8K@30Hzまたは4K@144Hzの出力が可能です 。高解像度ディスプレイを複数使用するマルチタスク環境や、デジタルサイネージなどの用途にも十分対応できる性能です。MS-A1も3画面出力に対応していましたが、MS-A2ではUSB-Cポートを活用する形に変わりました 。

安定のワイヤレス接続:Wi-Fi 6E & Bluetooth

ワイヤレス接続は、最新規格のWi-Fi 6EBluetooth 5.3に対応しています 。これにより、高速で安定したインターネット接続や、ワイヤレスキーボード、マウス、イヤホンなどとのスムーズな連携が可能です 。配線の煩わしさから解放され、快適なデスクトップ環境を構築できます。

まとめ:MS-A2 インターフェースと接続性

  • 前面ポート: USB 3.2 Gen1 Type-A x2, USB 2.0 Type-A x1, 3.5mmコンボジャック 。日常的な利用に便利。
  • 背面ポート: USB 3.2 Gen2 Type-C (Alt DP 2.0, 10Gbps) x2, USB 3.2 Gen2 Type-A (10Gbps) x1, USB 3.2 Gen1 Type-A (5Gbps) x1, HDMI 2.1, 10G SFP+ x2, RJ45 2.5G x2, DC IN 。
  • USB構成: 合計6ポート。MS-A1から構成変更、USB4/OCuLink/DPは非搭載 。USB-Cによる映像出力に対応 。
  • 映像出力: 最大3画面対応 (HDMI 2.1 x1, USB-C Alt DP 2.0 x2) 。最大8K解像度に対応 。
  • ワイヤレス: Wi-Fi 6E および Bluetooth 5.3 対応 。
  • MS-A1との違い: OCuLinkや専用DPポートがなくなり、USB-Cの役割が増加 。USBポート構成も変更 。GPU拡張は内蔵PCIeスロットが担う 。

冷却性能をレビュー:Minisforum MS-A2のクーリング力と静音性を検証

Minisforum MS-A2 冷却システム

ここでは、Minisforum MS-A2の冷却性能と静音性について、その設計思想と前モデル「Minisforum MS-A1」との比較を交えながらレビューします。高性能なCPUを搭載するミニPCにとって、冷却能力と静音性は安定動作と快適な使用感に直結する重要な要素です。MS-A2はこの点にも注力していることがうかがえます。

進化した冷却テクノロジー:高TDP CPUを安定動作させる工夫

MS-A2は、最大100W TDPのターボ性能を発揮するAMD Ryzen™ 9 9955HXという強力なCPUを搭載しています 。このパワーを安定して引き出すために、MS-A2には「静かな冷却システム」と銘打たれた、先進的な冷却機構が採用されています 。

具体的には、3本の銅製ヒートパイプ、空力渦流ガイド溝、そして「画期的なターボファン」が組み合わされています 。さらに、CPUとヒートシンクの間の熱伝導を効率化する「相変化熱伝導性材料」も採用されています 。これらの技術により、システム全体の風量は30%、ターボファン単体では50%も増加すると説明されており、効率的な排熱を実現しています 。

前モデルMS-A1も、4本のヒートパイプやデュアルCPUファン、さらにSSD専用ファンや大型ヒートシンクを備え、冷却には非常に力が入れられていました 。MS-A2はヒートパイプの本数こそ減っていますが 、ターボファンや相変化材料といった新しい技術で、より強力になったCPUの発熱に対応しようという設計思想が見て取れます。実際に高負荷なレンダリングやエンコード作業を行っても、性能が安定して持続することを期待させます。

静音性への期待:静かな環境は保たれるか?

高性能CPUを強力に冷却しようとすると、ファンの回転数が上がり、動作音が大きくなるのが一般的です。MS-A2の冷却システムは公式に「静かな冷却システム」と説明されていますが、残念ながら具体的な騒音レベル(dB値)は提供された資料には記載されていませんでした 。

参考として、前モデルMS-A1はアイドル時25dB、全負荷時37dBという公式スペックがあり、実際のレビューでも「日常使いでは静か」「高負荷時もゲーミングPCほどうるさくはない」といった評価がされていました 。MS-A2はより高性能なCPUを搭載しているため、同じレベルの静音性を保つのは挑戦的かもしれません。

しかし、個人的には、効率的な冷却システム設計(風量増加や相変化材料など)により、高負荷時でもファン回転数を抑え、MS-A1と同等か、あるいはそれ以上の静音性を実現していてほしいと強く期待しています。特にオフィスやリビングなど、静かな環境で使う際には、動作音は非常に重要な要素です。この点は、実際の動作検証が待たれるところです。

まとめ:MS-A2 冷却性能と静音性

  • 冷却システム: 3本の銅製ヒートパイプ、ターボファン、空力渦流ガイド溝、相変化熱伝導性材料を採用 。
  • 冷却性能: システム風量が30%増加するとされ、高TDPのCPUを効率的に冷却することを目指した設計 。
  • MS-A1との比較: MS-A1(4ヒートパイプ、デュアルファン+SSDファン) とは異なるアプローチ。MS-A2は新技術で対応 。
  • 静音性: 公式には「静かな冷却システム」と説明 。
  • 期待: MS-A1(アイドル25dB/負荷時37dB) と同等以上。
  • 重要性: 高負荷時の安定動作と、静かな環境での快適な使用感を実現するための鍵となる要素。

Minisforum MS-A2 vs MS-A1:進化したミニワークステーション徹底比較

Minisforum MS-A2 本体 縦

ここでは、Minisforumのミニワークステーション MS-A2が、前モデルMS-A1からどのように進化したのか、主要なスペックを比較しながら詳しく見ていきます。どちらもコンパクトな筐体に高い性能を詰め込んだ魅力的なモデルですが、MS-A2は特にプロフェッショナルな要求に応えるべく、各所で大幅なパワーアップを遂げています。

CPU:コア数倍増!Zen 5世代の圧倒的パワーへ

  • MS-A1: AMD Ryzen™ 7 8700G (Zen 4, 8コア/16スレッド, 最大5.1GHz)
  • MS-A2: AMD Ryzen™ 9 9955HX (Zen 5, 16コア/32スレッド, 最大5.4GHz)

MS-A2は、コア数・スレッド数がMS-A1の2倍となり、アーキテクチャも最新のZen 5世代へと進化しました。L3キャッシュも16MBから64MBへと4倍に増量。これにより、特に動画編集や3Dレンダリング、仮想化環境など、複数のコアを同時に駆使するマルチタスク性能が劇的に向上しています。Cinebench R23のマルチコアスコア比較では、MS-A2は約35000点と、MS-A1(約17000点)の2倍以上の性能を示します。

内蔵GPU:構成変更とPCIe拡張へのシフト

  • MS-A1: AMD Radeon™ 780M (最大2900 MHz)
  • MS-A2: AMD Radeon™ 610M (最大2200 MHz)

内蔵GPUは、MS-A1のRadeon 780MからMS-A2ではRadeon 610Mへと変更されました。スペック上の最大周波数はMS-A1の方が高く、内蔵GPU単体でのグラフィックス性能、特にゲーム性能を重視する場合はMS-A1に分がある可能性があります。MS-A2は、CPU性能や後述する内蔵PCIeスロットによるグラフィックボード増設を前提とした構成と考えられます。

メモリ:より高速なDDR5-5600に対応

  • MS-A1: DDR5-5200 デュアルチャネル対応 (最大96GB)
  • MS-A2: DDR5-5600 デュアルチャネル対応 (最大96GB)

メモリは、対応速度がDDR5-5200からDDR5-5600へと向上しました。これにより、メモリ帯域幅が広がり、CPU性能をさらに引き出すことができます。最大搭載容量はどちらも96GBで共通です。

ストレージ:U.2ネイティブ対応と高速化

  • MS-A1: M.2 2280 x 4 (PCIe 4.0/3.0混在), U.2はアダプタ要
  • MS-A2: M.2 x 3 (全PCIe 4.0対応可, U.2/22110対応スロットあり)

MS-A2はM.2スロット数が3基に減りましたが、その内容は大きく進化しています。全スロットがPCIe 4.0の速度に対応可能となり、実測ベンチマークでもMS-A1を大幅に上回る速度を記録しています。さらに、1基がサーバーグレードのU.2 NVMe SSDにネイティブ対応し、他のスロットもより長いM.2 22110規格に対応するなど、プロ向けの選択肢が広がりました。

PCIe拡張性:外部から内部へ、より柔軟に

  • MS-A1: OCuLinkポート (外部拡張, PCIe 4.0 x4)
  • MS-A2: 内蔵PCIe 4.0 x16スロット (x8動作, 分割可)

MS-A1のユニークな特徴だった外部拡張用のOCuLinkポートに代わり、MS-A2は本体内部にPCIe 4.0 x16スロット(x8動作)を搭載しました。これにより、高性能グラフィックボードや高速ネットワークカード、キャプチャボードなどをスマートに内蔵でき、より本格的なカスタマイズが可能になっています。スロット分割機能も高度なニーズに応えます。

有線LAN:プロレベルの10Gbps SFP+をデュアル搭載

  • MS-A1: 2.5Gbps RJ45 x 2
  • MS-A2: 10Gbps SFP+ x 2 + 2.5Gbps RJ45 x 2

MS-A2のネットワーク機能は、まさにプロフェッショナル仕様です。MS-A1と同等の2.5Gbps RJ45ポート2つに加え、データセンターなどでも利用される超高速な10Gbps SFP+ポートを2つも搭載。これにより、10Gbps対応のNASやネットワーク機器との接続が可能となり、大容量データの転送などが劇的に高速化します。

インターフェース:USB-C中心の最新構成へ

  • MS-A1: USB4 x1, DP 2.0 x1, OCuLink x1 など
  • MS-A2: USB 3.2 Gen2 Type-C (Alt DP) x2, 10G SFP+ x2 など

背面のポート構成は大きく見直されました。MS-A2では、映像出力とデータ転送を兼ねるUSB Type-Cポート(Alt DP 2.0対応)が2つ搭載され、柔軟性が向上。一方で、MS-A1にあった専用のDisplayPort、OCuLink、USB4ポートは非搭載となりました。前面のUSBポート構成はほぼ同じですが、背面はより高速なUSBポート(Gen2 10Gbps)が増えています。

サイズと重量:わずかに大きく、でも軽く

  • MS-A1: 189.5 x 186 x 48 mm / 約1.7kg
  • MS-A2: 196 x 189 x 48 mm / 約1.4kg

MS-A2は幅と奥行きがわずかに増しましたが、高さは同じです。一方で、重量は約300g軽量化されており、取り回しやすさが向上しています。

このように、Minisforum MS-A2は、MS-A1のコンセプトを引き継ぎつつ、CPU、ネットワーク、内部拡張性などを中心に、よりプロフェッショナルな用途を見据えた大幅なスペックアップを果たしたモデルと言えます。

まとめ:MS-A2 vs MS-A1 主な違い

  • CPU: MS-A2がコア数/スレッド数倍増 (8→16コア)、キャッシュ4倍、Zen 5アーキテクチャ採用で大幅に高性能化。
  • 内蔵GPU: MS-A1(Radeon 780M)の方が高クロック。MS-A2(Radeon 610M)はPCIe拡張前提か。
  • メモリ: MS-A2がより高速なDDR5-5600に対応(MS-A1は5200)。
  • ストレージ: MS-A2はM.2スロット数減(4→3)も、全スロットPCIe 4.0対応、ネイティブU.2/22110対応で高機能化・高速化。
  • PCIe拡張: MS-A2は内蔵PCIe x16スロット搭載、MS-A1は外部OCuLinkポート。
  • 有線LAN: MS-A2はデュアル10G SFP+ポートを追加し、プロレベルの高速通信に対応。
  • ポート: MS-A2はDP/OCuLink/USB4非搭載の代わりにUSB-C (Alt DP)x2を追加し、構成を刷新。
  • サイズ/重量: MS-A2はわずかに大型化するも、約300g軽量化。

Minisforum MS-A2のメリット・デメリット

ここでは、Minisforum MS-A2と他のミニPCと比較した場合のメリット(長所)とデメリット(弱点)について解説します。

メリット(長所、利点)

メリット1:圧倒的なCPU性能

Minisforum MS-A2が搭載するAMD Ryzen 9 9955HXは、16コア32スレッドというスペックで、比較対象のどのモデルよりも強力です 。特に、前モデルMinisforum MS-A1が搭載可能なRyzen 7 8700G(8コア16スレッド) と比較すると、コア数・スレッド数が倍増しており、マルチタスク性能で大きなアドバンテージがあります 。

Intel系のGMKtec NucBox K10 やMinisforum MS-01 が搭載するCore i9(最大14コア20スレッド)をも上回るコア数です。

メリット2:プロ級のネットワーク機能

MS-A2の最大の特長の一つは、10Gbps SFP+ポートを2基も搭載している点です 。これは、比較対象のMinisforum MS-A1(2.5Gbps RJ45 x2のみ) やGMKtec NucBox K10(2.5Gbps RJ45 x1のみ) 、GMKtec NucBox G9(2.5Gbps RJ45 x2のみ) にはない、プロフェッショナルレベルの高速ネットワーク機能です。

Minisforum MS-01も10Gbps SFP+ポートを2基搭載しています が、MS-A2は最新CPUとの組み合わせでより高性能なワークステーションとなり得ます。

メリット3:優れた拡張性(PCIeスロットとU.2対応)

本体内部にPCIe 4.0 x16(x8動作)スロットを備えている点も大きなメリットです 。これにより、高性能グラフィックボードや特殊な拡張カードを内蔵できます。これは外部拡張(OCuLink)に頼るMS-A1 とは異なるアプローチです。

また、サーバーグレードのU.2 NVMe SSDにネイティブ対応 している点も、アダプタが必要なMS-A1 や、対応していないNucBox K10 、NucBox G9 と比較して優れています。MS-01もU.2に対応していますが 、MS-A2は最新CPUと組み合わせて利用できます。

デメリット(短所、欠点)

デメリット1:内蔵GPU性能の低さ

MS-A2の内蔵GPUはAMD Radeon 610M ですが、これはMS-A1が搭載するRadeon 780M よりもスペック(周波数)が低く、グラフィック性能、特にゲーム性能では劣る可能性が高いです 。

NucBox K10 やMS-01 のIntel Iris Xe Graphicsと比較しても、単体での性能は限定的と考えられます。本格的なグラフィック性能を求める場合は、PCIeスロットへのグラフィックボード増設が前提となります。

デメリット2:価格の高さ

MS-A2は非常に高価です。ベアボーンキットでも13万円を超え、メモリ・SSD搭載モデルは17万円以上となります 。これは、ベアボーンモデルが約4万円から購入可能なMS-A1 や、実質9万円台で購入できるNucBox K10 、3万円台で購入できるNucBox G9 と比較すると、圧倒的に高価格帯です。MS-01も高性能ですが、下位CPUモデルなら実質6万円台から選択肢があります 。コストパフォーマンスを重視する場合、MS-A2は不利と言えます。

デメリット3:一部インターフェースの省略

MS-A2は最新のUSB-Cポート(Alt DP対応)を2基搭載するなどインターフェースは豊富ですが 、MS-A1にあった独立したDisplayPort 、外部GPU接続などに使われたOCuLinkポート 、そして高速なUSB4ポート が省略されています 。これらの特定のポートを必要とするユーザーにとってはデメリットとなります。MS-01はUSB4ポートを2基搭載しています 。

Minisforum MS-A2のスペック(仕様)

  • プロセッサ: AMD Ryzen 9 9955HX (16コア/32スレッド, 最大5.4 GHz)
  • GPU: AMD Radeon 610M (グラフィックス周波数2200 MHz) (統合グラフィックス)
  • RAM: 64GB / 96GB DDR5-5600Mhz デュアルチャネル (SODIMMスロットx2), 最大96GBまで
  • ストレージ: 1TB SSD / 2TB SSD
    ※M.2 2280/U.2 NVME SSDスロット (PCIe 4.0×4) x 1 (最大U.2で15TB対応)
    ※M.2 2280/22110 NVME/SATA SSDスロット (デフォルト PCIe 3.0×4, BIOSでPCIe 4.0×4切り替え可能) x 2 (最大4TB/スロット対応)
    ※合計3つのM.2 PCIe4.0 NVMe SSDスロット搭載、最大計12TB、7000MB/s転送速度に対応
  • 拡張ストレージ: PCIe4.0 x16スロット x 1 (速度PCIe4.0 x8まで・分割対応)
  • 電源: DC 19V (電源アダプター含み)
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 6E, Bluetooth 5.3
  • 有線LAN: 10Gbps SFP+ LAN x2, 2.5Gbps RJ45 LAN x2
  • 前面インターフェース: 3.5mm コンボ ジャックx1, USB3.2 Gen1 Type-A (5Gbps)x2, USB2.0 Type-A x1
  • 背面インターフェース: USB3.2 Gen2 Type-C (Alt DP2.0, 10Gbps)x2, 10G SFP+ ポートx2, RJ45 2.5G イーサネットポートx2, USB3.2 Gen2 Type-A (10Gbps)x1, USB3.2 Gen1 Type-A (5Gbps)x1, HDMI 2.1 x1
  • 映像出力: HDMI 2.1 (8K@60Hz) x1, USB-C(8K@30Hz・4K@144Hz)x2 (Alt DP2.0). 3画面表示に対応
  • 冷却システム: 3本のヒートパイプ銅製熱伝導構造, ターボファン, 空力渦流ガイド溝, 相変化熱伝導性材料を採用
  • 消費電力: CPUのTDP: 55-75W
  • VESAマウント: 非対応
  • OS: Windows 11 (ベアボーンキット除く)
  • サイズ: 196x189x48mm (1.78Lミニボディ)
  • 重量: 約1.4kg
  • カラー: ブラック
  • 付属品: 1 x 電源アダプター、1 x 電源ケーブル、1 x HDMI ケーブル、1 x 取扱説明書(日本語対応)

Minisforum MS-A2の評価

Minisforum MS-A2 メモリスロット

7つの基準で「Minisforum MS-A2」を5段階で評価してみました。

スペック: ★★★★★
AMD Ryzen 9 9955HX (16コア/32スレッド)を搭載し、前モデルMS-A1の2倍以上のCPU性能(Cinebench R23マルチ)を誇ります。メモリも高速なDDR5-5600に対応し、最大96GBまで搭載可能です。プロフェッショナルな高負荷作業にも応える、ミニPCとしては最高クラスのスペックです。

デザイン: ★★★★☆
軽量(約1.4kg)かつ剛性感のある金属製ボディで高級感があります。サイズはコンパクト(196x189x48mm)で、デスク上にもすっきり設置できます。ただし、VESAマウントに非対応な点と、設置が横置き基本となる点が、わずかにマイナスです。

通信: ★★★★★
最大の特徴は、サーバー等で使われる10Gbps SFP+ポートを2つ搭載している点です。これに加えて2.5Gbps RJ45ポートも2つ備え、有線LANは非常に強力です。無線も最新のWi-Fi 6EとBluetooth 5.3に対応しており、ネットワーク性能は最高レベルと言えます。

機能(拡張性): ★★★★★
内蔵のPCIe 4.0 x16スロット(x8動作)により、高性能グラフィックボードや特殊なネットワークカードなどを増設できます。ストレージもPCIe 4.0対応M.2スロットを3基搭載し、うち1基はU.2 NVMe SSDにネイティブ対応。サーバー級の拡張性を持ちます。

冷却性能: ★★★★☆
3本のヒートパイプ、ターボファン、相変化熱伝導材などを採用した「静かな冷却システム」を搭載しています。高TDPのCPUを効率的に冷却する設計ですが、具体的な騒音値データがないため、満点には至りませんでした。高負荷時の実際の静音性が気になるところです。

使いやすさ: ★★★★☆
前面にUSBポート3つとオーディオジャックがあり、日常的な接続は便利です。背面にもUSB-C(Alt DP対応)x2を含む豊富なポートを備えます。ただし、MS-A1にあった専用DPやOCuLink、USB4が非搭載になった点は、用途によってはマイナスかもしれません。3画面出力対応は良好です。

価格: ★★☆☆☆
ベアボーンキットでも13万円を超え、メモリ・SSD搭載モデルは17万円以上と、ミニPCとしては高価な部類に入ります。比較対象として挙げられている他のミニPC(NucBox G9やMS-A1ベアボーン等)と比較すると、コストパフォーマンスの点では劣ります。

総評: ★★★★☆

プロフェッショナル向けミニワークステーションとしての完成度

Minisforum MS-A2は、ミニPCの枠を超えた「ミニワークステーション」と呼ぶにふさわしい、極めて高い性能と拡張性を備えたマシンです。特に、最新世代のAMD Ryzen 9 9955HXプロセッサがもたらす圧倒的なCPUパワーは、動画編集、3Dレンダリング、仮想化環境といったプロフェッショナルな高負荷作業において、前モデルMS-A1を遥かに凌駕する処理能力を発揮します。

ネットワークと拡張性の頂点

特筆すべきは、10Gbps SFP+ポートデュアルで搭載した点です。これは一般的なPCでは見られない仕様であり、高速NASやサーバーとの接続、データセンターレベルのネットワーク環境への対応を可能にします。さらに、内蔵PCIe 4.0 x16スロットの搭載により、高性能グラフィックボードや特殊な拡張カードを内蔵できる自由度は、他のミニPCとは一線を画します。U.2 SSDへのネイティブ対応も、サーバー用途を見据えた本格的な仕様と言えるでしょう。

デザインと価格のトレードオフ

デザインは金属製で高級感があり、コンパクトながらも所有欲を満たす仕上がりです。前モデルより軽量化されている点も評価できます。しかし、その高性能と拡張性の代償として、価格はミニPCとしてはかなり高額です。ベアボーンキットでさえ13万円を超えるため、一般的な用途やコストパフォーマンスを重視するユーザーには、オーバースペックかつ高価に感じられるでしょう。

まとめ

MS-A2は、妥協のないCPU性能、サーバーグレードのネットワーク機能とストレージ拡張性、そしてPCIeスロットによるカスタマイズ性を求めるプロフェッショナルユーザーや、特定のヘビーな用途を持つユーザーにとって、非常に魅力的な選択肢となります。

ただし、その価格帯と、内蔵GPU性能が(単体では)控えめである点を考慮すると、万人向けの製品ではありません。価格に見合うだけの明確な目的を持つユーザーにとっては、星5つに近い価値を持つマシンですが、一般的な視点からは価格がネックとなり、星4つと評価しました。

Minisforum MS-A2は買うべきか?:最適なミニPCかどうかを最終判断

Minisforum MS-A2は、ミニPCの概念を打ち破るほどの高性能と拡張性を秘めたマシンですが、その購入を検討する際には、いくつかの重要な点を考慮する必要があります。この記事では、これまでの情報を総括し、MS-A2が本当に「買い」なのか、そしてどのようなユーザーにとって最適なのかを詳しく解説します。

圧倒的な性能とプロ級機能:MS-A2の魅力

MS-A2の最大の魅力は、最新のAMD Ryzen 9 9955HXがもたらすクラス最高のCPU性能と、デュアル10Gbps SFP+ポートというプロフェッショナルグレードのネットワーク機能にあります 。さらに、内蔵PCIe 4.0 x16スロットによるグラフィックボード等の増設自由度や、U.2 NVMe SSDへのネイティブ対応も、他のミニPCにはない大きなアドバンテージです 。これらの機能は、動画編集、サーバー運用、高速なデータ処理など、極めて高い性能を要求するユーザーにとって、非常に魅力的です。

無視できない注意点:価格とGPU性能

一方で、MS-A2には明確な注意点も存在します。最も大きな障壁はその価格です。ベアボーンキットでも13万円以上 という価格設定は、前モデルMS-A1(ベアボーン約4万円 )や他の高性能ミニPCと比較してもかなり高価です。

また、内蔵GPUの性能はMS-A1よりも控えめ であり、単体でのゲーム性能などは期待できません。高性能グラフィックスが必要な場合は、別途グラフィックボードの購入費用も考慮に入れる必要があります。

MS-A2 vs MS-A1:どちらを選ぶべきか?

MS-A2とMS-A1を比較すると、その性格の違いは明確です。最高のCPU性能、10Gbpsネットワーク、U.2ストレージ、そして内蔵PCIeスロットによる本格的な拡張性を求めるなら、価格が高くてもMS-A2が有力候補となります。特に、グラフィックボードを後から増設する前提であれば、MS-A2のプラットフォームは最適でしょう。

対して、CPU性能はそこそこでも、より安価に導入したい、内蔵GPU性能(Radeon 780M)を活かしたい、あるいはOCuLinkUSB4ポートが必要というユーザーには、MS-A1の方が適しています 。MS-A1はCPU交換が可能 というユニークな特徴もあり、自作的な楽しみ方もできます。

結論:MS-A2は誰におすすめか?

Minisforum MS-A2は、その価格に見合うだけの明確な目的を持つユーザーにとっては、非常に価値のある投資となり得ます。具体的には、妥協のないCPUパワーを必要とするプロクリエイターや開発者、10Gbpsネットワーク環境を構築したいユーザー、サーバーグレードのストレージや特殊な拡張カードをコンパクトな筐体で利用したい専門家などです。

しかし、一般的なPC利用、コストパフォーマンス、あるいは内蔵GPUでのゲームプレイを重視するユーザーにとっては、MS-A2はオーバースペックであり、価格も高すぎると言わざるを得ません。そのような場合は、MS-A1や他のより安価なミニPCを検討する方が賢明でしょう。最終的にMS-A2が「買い」かどうかは、あなたの具体的なニーズと予算、そしてMS-A2が持つ尖った性能・機能にどれだけ価値を見出せるかにかかっています。

Minisforum MS-A2の価格・購入先

※価格は2026/01/29に調査したものです。価格は変動します。

※2025年4月27日に予約販売開始。2025年5月15日から出荷開始(予定)

Minisforum公式サイト

ベアボーンモデル

  • AMD Ryzen™ 9 7945HXモデルで94,399円
  • AMD Ryzen™ 9 9955HXモデルで135,999円

完成品

  • AMD Ryzen™ 9 7945HX・64GB RAM+1TB SSDモデルで151,999円、

で販売されています。

Minisforum公式サイトで「Minisforum MS-A2」をチェックする

ECサイト(Amazon、楽天、ヤフー)

  • Amazonで132,790円(AMD Ryzen 9 9955HX・ベアボーン)、
  • 楽天市場で117、999円(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで158,184円、

で販売されています。

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おすすめのライバル機種と価格を比較

Minisforum MS-A2に似た性能をもつミニPCも販売されています。

Minisforum MS-A1

Minisforumから発売されたCPU交換式のミニPC(ベアボーンPC)です(2024年7月23日 発売)。

AMD Ryzen 7 8700G、最大96GBまでのDDR5-5200MHzメモリ、4つのM.2 2280 SSD ストレージを搭載可能で、4K 3画面出力(USB4、HDMI 2.1、Displayport 2.0)、8K映像出力、USB4 ポート、OCuLinkポート、Wi-Fi 6E 、Bluetooth 5.2、2.5G デュアル有線LAN通信に対応しています。

✅価格は、楽天市場で45,920円(ベアボーン)、ヤフーショッピングで127,071円、です。

👉関連記事:CPU交換式「Minisforum MS-A1」のメリット・デメリット

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GMKtec NucBox K10

GMKtecから発売された第13世代 Intel Core i9-13900HK 搭載のミニPCです(2025年3月 発売・ベアボーンモデルあり)。

DDR5 5200MHzメモリ(32GB/64GB)、PCIe x4 NVMe M.2 SSDストレージ(512GB/1TB/2TBモデル)、Intel Iris Xe Graphics、産業用COMポート、Windows 11 Pro(Linuxサポート)を搭載しています。

また、4画面同時出力(HDMIx2, DPx1, Type-C DPx1)、8K映像出力、最大96GBまでのメモリ拡張、最大12TBまで拡張可能なM.2スロットx3、冷却システム、VESAマウント、

USB 3.2 x 2、Type-C (DP/DATA) x 1, USB 2.0 x 4、USB 3.2 x 2、2.5Gギガビット有線LAN、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2にも対応しています。

✅価格は、楽天市場で167,000円(送料無料)、ヤフーショッピングで169,147円、GMKtec公式サイトで$439.99(ベアボーン)、です。

👉関連記事:GMKtec NucBox K10 レビュー!Core i9ミニPCを徹底解剖

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Minisforum MS-01

Minisforumから発売されたIntel Core i9-13900H/Core i9-12900H搭載のミニPCです(2023年12月28日に発売)。

32GB DDR5メモリ、1TB M.2 SSD搭載で、U.2&M.2 NVME SSDスロット(最大24TB)、PCIe 4.0×16スロット(グラボ追加)、光ファイバー/LANケーブルに対応した10Gbps SFP+ポート、8K 3画面出力、冷却システム、デュアルUSB4、デュアルギガビット有線LAN通信、Wi-Fi6、Bluetooth 5.2に対応しています。

✅価格は、Amazonで68,799円(税込・Core i5-12600H)、楽天市場で85,999円(送料無料・Core i5-12600H)、ヤフーショッピングで109,300円、です。

👉関連記事:バツグンの拡張性「Minisforum MS-01」と超高性能ミニPCを比較

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DESKMINI B860

ASRockから発売されたIntel LGA1851 ソケット対応のベアボーンPCです(2026年1月30日 発売)。

Intel B860チップセット、120W ACアダプター、Wi-Fiモジュール用のM.2スロットを搭載しています。

また、Intel Core Ultra プロセッサ (シリーズ2)、DDR5 SO-DIMM メモリ (最大128GB, 5600MHz / OC 7200MHz対応)、2.5インチ SATA 6Gb/s SSD/HDD もしくはM.2 PCIe Gen5x4 / Gen4x4 ストレージ(合計で最大4台)を搭載可能。

最大4画面出力(Thunderbolt 4、DisplayPort 1.4、HDMI 2.1)、Thunderbolt 4 x1、DisplayPort 1.4 x2、HDMI 2.1 x1、USB 3.2 Gen2x2 Type-C x1、USB 3.2 Gen2 Type-A x2、USB 3.2 Gen1 Type-A x1、高さ47mmまでのCPUクーラー、ヘッドホン/マイク端子、2.5ギガビット有線LANにも対応しています。

✅価格は、35,980円 前後(税込)です。

👉関連記事:DeskMini B860とCore Ultra 200Sで組む最強ミニPC

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GMKtec NucBox G9

GMKtecから発売されたTwin Lake世代 Intel N150 搭載のミニPCです(2025年1月発売)。

12GB LPDDR5 4800 メモリ、64GB EMMC /64GB+512GB/64GB+1TB M.2 2280 NVMe PCle 3.0ストレージ、4つのM.2拡張スロットを搭載しています。

また、4K 3画面出力(USB Type-C、HDMI ( 4K@60Hz ) x2)、冷却システム、VESAマウント、ストレージ拡張(M.2 2280 NVMe で最大16TBま)、NAS(M.2 2280 NVMe で最大32TBまで増設可能、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、2.5G・デュアル ギガビット有線LANにも対応しています。

✅価格は、Amazonで40,473円、楽天市場で61,389円、AliExpressで35,968円、です。

👉関連記事:驚異の32TB!GMKtec NucBox G9のNAS性能を徹底レビュー

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他のMinisforumミニPCと比較

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この記事を書いた人:秋葉原ぶらり

ガジェットブロガー / 動画クリエイター。2014年からブログを開始。以来、Android端末やWindowsデバイス、ゲーム製品、Apple製品、PC周辺機器などのレビューを発信し続けている。目標は東京「秋葉原」をぶらぶらと探索する楽しさを、そのままネット上で体験できるようにすること。趣味は、写真、プログラミング、読書、小説やエッセイの文筆、デザイン制作など多岐にわたる。最新の更新情報はX:旧Twitter(URL:https://x.com/akiba_burari)やThread(URL:https://www.threads.com/@akibaburari)、でも発信中。
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【2025年最新】ポータブルスピーカーおすすめ10選!目的別の選び方と徹底比較

ポータブルスピーカー 2025 おすすめ JBL Flip 7 本体 前面
最新ポータブルスピーカーの驚くべき進化、ご存知ですか? かつては「どこでも音楽が聴ける」手軽さが魅力でしたが、今やその性能は想像を超えています。AIがリアルタイムで音質を最適化したり 、何十台ものスピーカーをワイヤレスで同期させたり 、水深1m以上に沈めても壊れないタフなモデル まで登場しているんです!

選び方を知って、最適な一台を

しかし、種類が豊富で「どれを選べばいいかわからない」という方も多いでしょう。この記事では、そんな悩みを解決すべく、2025年の注目モデル10機種(JBL、Sony、Bose、Marshall、Anker、Xiaomiの人気製品)を厳選しました。AIによるサウンド最適化、IP67/IP68といった高い防水防塵性能、20時間以上の長時間再生 など、最新トレンドを踏まえつつ、失敗しない選び方のポイントを徹底解説します。

この記事では、まず「音質」「携帯性」「バッテリー」「耐久性」「接続性」「価格」といった基本的な選び方の基準を詳しく解説します。次に、厳選した10モデルそれぞれの特徴スペックを比較紹介。さらに、「アウトドア」「お風呂」といった利用シーン別のおすすめモデルも提案します。この記事を最後まで読めば、ライフスタイルにぴったりの一台がきっと見つかります。

この記事で分かること

  1. 最新ポータブルスピーカーの選び方の基本(音質、携帯性、バッテリー、耐久性、価格など)
  2. 注目すべき最新機能(AI音質補正、Auracast、IP68防水防塵など)
  3. 厳選された最新モデル10機種の特徴とスペック比較(JBL, Sony, Bose, Marshall, Anker, Xiaomi)
  4. 利用シーン・目的別(アウトドア、お風呂、高音質重視など)のおすすめモデル
  5. 自分にぴったりの一台を見つけるための最終チェックポイント

この記事を読むことで、自分に必要なポータブルスピーカーがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

失敗しない!最新ポータブルスピーカー選び方【2025最新版】

ポータブルスピーカー 2025 おすすめ Anker Soundcore Select 4 Goを手にもつ2人の女性

ポータブルスピーカー選びは、機能やスペックが多岐にわたり難しいものです。この記事では、製品選びで失敗しないために、音質、携帯性、バッテリー、耐久性、接続性、価格といった主要なポイントをコンパクトに解説します。最新の注目機能にも触れつつ、自分の使い方に最適な一台を見つけるためのポイントを紹介します。

音質:スペックと最新技術で選ぶ

音質はスピーカー選びの要です。スペックでは、低音用ウーファーと高音用ツイーターを備えた2Way構成や、低音を豊かにするパッシブラジエーターの有無を確認しましょう 。出力(W)もパワーの目安ですが、非公開の場合もあります 。最近はAIが音質を自動最適化する機能(例:JBLのAI Sound Boost )や、iPhoneで高音質なAAC、次世代規格のLC3といったコーデック に対応するモデルも増えています。これらを比較し、好みのサウンドを探しましょう。

携帯性:サイズ・重さと持ち運びやすさ

ポータブルスピーカーの魅力はその手軽さです。手のひらサイズの超小型モデルから、音質と携帯性を両立した標準モデル、パワフルサウンド重視の大型モデルまで様々です 。利用シーンに合わせてサイズと重量を確認することが大切です。持ち運びやすさを高めるストラップや、リュックなどに直接取り付けられるカラビナ付きモデルも便利です 。

バッテリー:再生時間と充電性能

外出先でバッテリー切れを心配せずに使うには、連続再生時間の確認が不可欠です。数時間から24時間以上再生可能なモデルまで幅広く存在します 。ただし、再生時間は音量によって変わる点に注意が必要です。再生時間を延長できるブースト機能(例:JBLのPlaytime Boost )や、短時間で充電できる急速充電対応かどうかもチェックポイントです。モバイルバッテリーとしてスマホを充電できる機能を持つ機種もあります 。

耐久性:防水・防塵性能はマスト

アウトドアや水回りでの利用も想定されるポータブルスピーカーにとって、耐久性は重要です。特に防水・防塵性能を示すIPコードは必ず確認しましょう。「IP67」や「IP68」等級のモデルが多く、水没や粉塵に強いことを意味します 。これにより、お風呂やビーチでも安心して使えます。衝撃に強いショックプルーフ性能を備えたタフなモデルも選択肢になります 。

注目機能と接続性:最新トレンドをチェック

接続性や利便性も進化しています。Bluetoothは新しいバージョン(5.3/5.4など )ほど安定・省電力です。次世代規格「LE Audio」や、1つの音源を複数スピーカーで共有できる「Auracast」 対応モデルも登場しています。2台でステレオ再生、複数台接続で大音量化(例:Sonyのパーティーコネクト )、スマホアプリでのイコライザー調整 、複数デバイス同時接続可能なマルチポイント機能 なども便利な機能です。

コストパフォーマンス:予算と機能のバランス

価格帯は数千円の手頃なモデルから数万円の高価格帯モデルまで幅広いです 。一般に高価なほど高音質・多機能ですが、必ずしも価格と満足度が比例するわけではありません。最も重要なのは、自分の使い方や重視するポイント(音質、携帯性、バッテリーなど)を明確にし、予算内で最適な機能・性能バランスの製品を選ぶことです。優先順位をつけて比較検討しましょう。

まとめ:ポータブルスピーカー選びのポイント

  • 音質: スピーカー構成(ドライバー、パッシブラジエーター)、出力、対応コーデック、AI補正などの最新技術を確認する。
  • 携帯性: 利用シーンに合わせてサイズ、重量、持ち運び用のストラップやカラビナの有無をチェックする。
  • バッテリー: 連続再生時間、充電時間(急速充電対応か)、再生時間延長機能、モバイルバッテリー機能の有無を確認する。
  • 耐久性: 用途に合わせてIP等級(防水・防塵性能)や耐衝撃性を確認する(IP67/IP68が目安)。
  • 接続性・機能: Bluetoothバージョン、複数台接続(ステレオペア、Auracast等)、アプリ連携、マルチポイント機能などを確認する。
  • 価格: 予算を決め、重視するポイントとのバランスを見て、コストパフォーマンスの高い製品を選ぶ。

【厳選10選】今買うべき最新ポータブルスピーカー 2025最新版

ここでは厳選した最新のポータブルスピーカー10機種を紹介します。各モデルの特徴、スペック、価格、おすすめポイントなどを比較することで、最適な一台を見つけられるようになっています。

<2025年4月10日発売モデル>

JBL Flip 7:AI搭載で進化したポータブル定番

ポータブルスピーカー 2025 おすすめ JBL Flip 7 本体 正面

JBL Flip 7は、人気のポータブルスピーカーがさらに進化したモデルです 。最大の魅力は、AIがリアルタイムで楽曲を解析し、歪みを抑えつつ最高の音響性能を引き出す新技術「AI Sound Boost」の搭載 。これにより、ウーファーとツイーターの性能が最大限に活かされ、最大音量でもパワフルでクリアな低音と鮮明な高音を実現します 。

ペットボトルサイズで持ち運びやすく 、IP68の高い防水・防塵性能 で、屋内からアウトドアまで場所を選びません。バッテリーは最大14時間再生、さらにPlaytime Boostで2時間延長可能 。Auracast™による複数台接続にも対応し 、音楽体験がさらに広がります。まさに、いつでもどこでも最高のJBLサウンドを楽しめる一台です。

おすすめポイント

  • AI Sound BoostによるFLIPシリーズ史上最高の音響性能
  • IP68の高い防水・防塵性能で利用シーンが広がる
  • Auracast™対応で複数台接続やステレオペアリングが可能

公式サイト:JBL Flip 7 | 防水対応ポータブルBluetoothスピーカー

<スペック>JBL Flip 7

  • 音質: 出力 25W+10W / ドライバー構成 ウーファー+ツイーター+パッシブラジエーターx2 / コーデック SBC, AAC, LC3
  • 接続性: Bluetooth 5.4 (LE Audio) / USB-C (オーディオ入力) / Auracast™対応 (ステレオ/マルチ)
  • 携帯性: サイズ 182.5×69.5×71.5mm / 重量 約560g
  • 耐久性: 防水/防塵 IP68 / 再生時間 最大約14時間 (+Boost 2時間)
  • 利便性: 充電端子 USB-C / ハンズフリー通話 記載なし / モバイルバッテリー 記載なし
  • 基本情報: モデル JBL Flip 7 / 価格帯 約19,800円

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<2025年4月24日モデル>

JBL Charge 6:パワフルサウンドと長時間再生を両立

ポータブルスピーカー 2025 おすすめ JBL Charge 6 本体 正面

JBL Charge 6は、パワフルなサウンドと利便性を高いレベルで両立したポータブルスピーカーです 。新搭載の「AI Sound Boost」がリアルタイムで楽曲を解析し、スピーカーの性能を最大限に引き出すことで、体に響くような低音からキレのある高音まで、歪みを抑えたリアリティあふれるサウンドを実現します 。

1回の充電で最大24時間、Playtime Boostを使えばさらに4時間再生可能な大容量バッテリーを搭載 。モバイルバッテリー機能も備えているため、外出先でスマートフォンなどの充電も可能です 。IP68の防水・防塵性能 やAuracast™による複数台接続対応 など、あらゆるシーンで活躍するタフさと機能性を兼ね備えています。

おすすめポイント

  • AI Sound Boostによる最適化されたパワフルサウンド
  • 最大24+4時間の長時間再生とモバイルバッテリー機能
  • IP68の高い防水・防塵性能とAuracast™接続対応

公式サイト:JBL Charge 6 | 防水対応ポータブルBluetoothスピーカー

<スペック>JBL Charge 6

  • 音質: 出力 30W+10W / ドライバー構成 ウーファー+ツイーター+パッシブラジエーターx2 / コーデック SBC, AAC, LC3
  • 接続性: Bluetooth 5.4 (LE Audio) / USB-C (オーディオ入力) / Auracast™対応 (ステレオ/マルチ)
  • 携帯性: サイズ 228.8×98.5×94.0mm / 重量 約960-990g
  • 耐久性: 防水/防塵 IP68 / 再生時間 最大約24時間 (+Boost 4時間)
  • 利便性: 充電端子 USB-C (入出力) / ハンズフリー通話 記載なし / モバイルバッテリー あり
  • 基本情報: モデル JBL Charge 6 / 価格帯 約27,500円

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<2024年4月11日発売モデル>

JBL GO 4:手のひらサイズで本格サウンド

ポータブルスピーカー 2025 おすすめ JBL GO 4 本体 正面

JBL GO 4は、手のひらに収まるウルトラコンパクトサイズながら、想像を超えるパワフルなJBLプロサウンドとパンチの効いた低音を実現したポータブルスピーカーです 。前モデルからサウンドが強化され、ユニットサイズも拡大 。どこにでも気軽に持ち運べる手軽さが魅力です。

最大7時間(プレイタイムブーストで+2時間)の再生時間とIP67の防水・防塵性能を備え、アウトドアやバスルームなど場所を選ばず音楽を楽しめます 。シリーズ初のアプリ対応やAuracast™による複数台接続も可能になり、機能面も大幅に進化しました 。

おすすめポイント

  • 手のひらサイズからは想像できないパワフルなJBLプロサウンド
  • IP67の高い防水・防塵性能で、場所を選ばず使えるタフさ
  • シリーズ初のアプリ対応とAuracast™による最新の接続機能

公式サイト:JBL Go 4 | ウルトラポータブルBluetoothスピーカー

<スペック>JBL GO 4

  • 音質: 出力 4.2W / ドライバー構成 45mmフルレンジ+59x35mmパッシブラジエーター / コーデック SBC (LC3はアップデート対応予定)
  • 接続性: Bluetooth 5.3 (LE Audio対応) / 有線接続 記載なし (オーディオ入力はBluetoothのみ) / 複数台接続 Auracast™対応 (ステレオ/マルチ)
  • 携帯性: サイズ 94 x 76 x 42mm / 重量 約192g
  • 耐久性: 防水/防塵 IP67 / 再生時間 最大約7時間 (+Boost 2時間)
  • 利便性: 充電端子 USB-C (ケーブル付属) / ハンズフリー通話 記載なし / モバイルバッテリー なし
  • 基本情報: モデル JBL GO 4 / 価格帯 約7,700円

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<2024年4月11日発売モデル>

JBL CLIP 5:どこでもクリップ、本格サウンド

ポータブルスピーカー 2025 おすすめ JBL CLIP 5 本体 正面

JBL CLIP 5は、アイコニックなカラビナ構造がさらに進化した、究極のポータブルスピーカーです 。ゲート開口部が広がり、バックパックやベルトループなど、取り付けられる場所がさらに増えました 。コンパクトなサイズながら、ドライバーとパッシブラジエーターの改良により、より大きく奥行きのあるJBLプロサウンドとパンチの効いた低音を実現しています 。

最大12時間再生、プレイタイムブーストを使えばさらに3時間再生時間を延長できます 。IP67の防水・防塵性能 、アプリ対応 、Auracast™による複数台接続 も備え、あらゆるシーンで音楽を楽しめます。

おすすめポイント

  • 開口部が広がり、さらに使いやすくなった一体型カラビナ
  • コンパクトながらパワフルなJBLプロサウンドと最大12+3時間の再生時間
  • IP67防水・防塵対応とAuracast™接続による高い利便性

公式サイト:JBL Clip 5 | ポータブルBluetoothスピーカー

<スペック>JBL CLIP 5

  • 音質: 出力 7W / ドライバー構成 45mmフルレンジ+54mmパッシブラジエーター / コーデック SBC (LC3はアップデート対応予定)
  • 接続性: Bluetooth 5.3 (LE Audio対応) / 有線接続 記載なし (オーディオ入力はBluetoothのみ) / 複数台接続 Auracast™対応 (ステレオ/マルチ)
  • 携帯性: サイズ 86 x 135 x 46 mm / 重量 約285g
  • 耐久性: 防水/防塵 IP67 / 再生時間 最大約12時間 (+Boost 3時間)
  • 利便性: 充電端子 USB-C (ケーブル付属) / ハンズフリー通話 記載なし / モバイルバッテリー なし
  • 基本情報: モデル JBL CLIP 5 / 価格帯 約9,900円

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<2024年10月15日発売モデル>

Anker Soundcore Select 4 Go:コンパクトなのに長時間再生&高コスパ

ポータブルスピーカー 2025 おすすめ Anker Soundcore Select 4 Go 本体 正面

Anker Soundcore Select 4 Goは、手のひらサイズのコンパクトさながら、驚きの最大20時間再生を実現したポータブルスピーカーです。5W出力とパッシブラジエーターにより、サイズを超えた迫力のあるサウンドを楽しめます。

IP67の高い防水・防塵規格に対応しているため、お風呂やキッチン、アウトドアなど、場所を選ばずに安心して使用できます。Soundcoreアプリを使えば、Proイコライザー機能で好みの音質にカスタマイズすることも可能です。手頃な価格ながら、機能性と携帯性を両立した、コストパフォーマンスに優れた一台です。

おすすめポイント

  • 手のひらサイズで最大20時間の長時間再生が可能
  • IP67の高い防水・防塵性能で場所を選ばず使える
  • アプリによるProイコライザー機能でお好みのサウンドに調整可能

公式サイト:Soundcore Select 4 Go | スピーカーの製品情報 | Anker Japan 公式オンラインストア

<スペック>Anker Soundcore Select 4 Go

  • 音質: 出力 5W / ドライバー構成 フルレンジx1 + パッシブラジエーターx1 / コーデック SBC, AAC
  • 接続性: Bluetooth 5.4 / 有線接続 記載なし / 複数台接続 ワイヤレスステレオ対応
  • 携帯性: サイズ 約121x83x49mm / 重量 約265g
  • 耐久性: 防水/防塵 IP67 / 再生時間 最大約20時間
  • 利便性: 充電端子 USB-C (ケーブル付属) / ハンズフリー通話 記載なし / モバイルバッテリー なし
  • 基本情報: モデル Anker Soundcore Select 4 Go / 価格帯 約3,990円

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<2024年8月6日発売モデル>

Xiaomi Sound Pocket:驚きの軽さと価格、ポケットサウンド

ポータブルスピーカー 2025 おすすめ Xiaomi Sound Pocket 本体 正面

Xiaomi Sound Pocketは、わずか200gという驚異的な軽さと手のひらサイズを実現した、究極のポータブルBluetoothスピーカーです。生活に溶け込むスタイリッシュなデザインで、縦置き・横置きどちらにも対応します。

5W出力と全面メッシュデザインにより、コンパクトながらクリアでバランスの取れたサウンドを提供。最大10時間の連続再生が可能で、IP67の防塵防水性能も備えているため、屋内はもちろん、アウトドアや水回りでも安心して使えます。驚きの価格設定も魅力で、手軽にどこへでも音楽を持ち出したい方に最適です。

おすすめポイント

  • 約200gの超軽量&手のひらサイズで持ち運びが非常に楽
  • IP67の高い防水・防塵性能で場所を選ばず使えるタフさ
  • 圧倒的なコストパフォーマンス

公式サイト:Xiaomi サウンドポケット – Xiaomi Japan

<スペック>Xiaomi Sound Pocket

  • 音質: 出力 5W / ドライバー構成 記載なし (全面メッシュデザイン) / コーデック 記載なし
  • 接続性: Bluetooth 5.4 / 有線接続 記載なし / 複数台接続 ステレオペアリング(TWS)対応
  • 携帯性: サイズ 約90.8×74.4×42.6mm / 重量 約200g
  • 耐久性: 防水/防塵 IP67 / 再生時間 最大約10時間 (40%音量時)
  • 利便性: 充電端子 USB-C (ケーブル付属) / ハンズフリー通話 マイク対応 / モバイルバッテリー なし
  • 基本情報: モデル Xiaomi Sound Pocket / 価格帯 約1,990円

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<2024年9月26日発売モデル>

Bose SoundLink Flex Portable Speaker (第2世代):どんな向きでも最適なBoseサウンド

ポータブルスピーカー 2025 おすすめ Bose SoundLink Flex Portable Speaker (第2世代) 本体 正面

Bose SoundLink Flexは、ボーズならではのクリアで深く、臨場感あふれるサウンドをどこへでも持ち運べるポータブルスピーカーです。最大の特徴はPositionIQ™テクノロジー。スピーカーの向きを自動で検知し、縦置き、横置き、吊り下げなど、どんな設置方法でも最適なバランスのサウンドを再生します。

IP67準拠の高い防水・防塵性能に加え、衝撃や錆びに強いタフな設計で、アウトドアや水辺でも安心して使用できます。最大12時間の連続再生が可能で、ボーズアプリを使えばイコライザー調整も行えます。Boseならではの高音質を、あらゆる場所、あらゆる向きで楽しめる一台です。

おすすめポイント

  • PositionIQ™テクノロジーにより、置き方に応じて自動で音質を最適化
  • クリアな中高音と深みのある低音を実現するBoseサウンド
  • IP67の高い防水・防塵性能と、衝撃にも強いタフな設計

公式サイト:SoundLink Flex Bluetooth Speaker (第2世代) | ボーズ

<スペック>Bose SoundLink Flex Portable Speaker (第2世代)

  • 音質: 出力 記載なし / ドライバー構成 カスタムドライバー + デュアルパッシブラジエーター / コーデック SBC, AAC
  • 接続性: Bluetooth 5.3 / 有線接続 なし (Bluetoothのみ) / 複数台接続 ステレオモード, パーティーモード対応 (SimpleSync)
  • 携帯性: サイズ 約201.4(W)x90.4(H)x52.3(D)mm / 重量 約590g
  • 耐久性: 防水/防塵 IP67 / 再生時間 最大約12時間
  • 利便性: 充電端子 USB-C / ハンズフリー通話 内蔵マイクあり / モバイルバッテリー なし
  • 基本情報: モデル Bose SoundLink Flex Portable Speaker (第2世代) / 価格帯 約19,800円

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Marshall Willen II:デザインとパワフルサウンド、タフさを凝縮

ポータブルスピーカー 2025 おすすめ Marshall Willen II 本体 正面

Marshall Willen IIは、アイコニックなマーシャルデザインとパワフルなサウンドを手のひらサイズに凝縮したポータブルスピーカーです。小型ながら改良されたドライバーにより、あらゆる音量でバランスの取れたマーシャル・シグネチャーサウンドを奏で、低音や音響性能も向上しました。

最大約17時間の連続再生が可能で、IP67の高い防塵・防水性能を備えているため、アウトドアや水辺でも安心してタフに使用できます。背面のストラップを使えば、立てる、寝かせる、吊るすなど様々な設置が可能。デザイン、サウンド、タフさを妥協しない一台です。

おすすめポイント

  • 小型ながらパワフルでバランスの取れたマーシャル・シグネチャーサウンド
  • IP67の高い防塵・防水性能と最大約17時間の長時間再生
  • アイコニックなデザインと、ストラップによる多様な設置方法

公式サイト:WILLEN II – Marshall │ 完実電気株式会社 | KANJITSU DENKI CO.,LTD

<スペック>Marshall Willen II

  • 音質: 出力 38W (クラスDアンプ) / ドライバー構成 記載なし (パッシブラジエーター型) / コーデック SBC, AAC, LC3
  • 接続性: Bluetooth 5.3 (LE Audio) / 有線接続 記載なし / 複数台接続 Auracast™対応準備中
  • 携帯性: サイズ H105 x W105 x D43.4mm / 重量 約360g
  • 耐久性: 防水/防塵 IP67 / 再生時間 最大約17時間
  • 利便性: 充電端子 USB-C (ケーブル付属) / ハンズフリー通話 内蔵マイクあり / モバイルバッテリー なし
  • 基本情報: モデル Marshall Willen II / 価格帯 約17,980円

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<2024年4月16日発売モデル>

Sony SRS-ULT10 (ULT FIELD 1):コンパクトボディで迫力の重低音体験

ポータブルスピーカー 2025 おすすめ Sony SRS-ULT10 (ULT FIELD 1) 本体 正面

Sony SRS-ULT10 (ULT FIELD 1)は、コンパクトなボディからダイナミックな重低音を楽しめる「ULT POWER SOUND」シリーズのエントリーモデルです。本体の「ULTボタン」を押すだけで低音が強調され、迫力あるサウンド体験へと変化します。ウーファーとツイーターを搭載した2Wayスピーカーシステムとデュアルパッシブラジエーターにより、パワフルな低音とクリアな中高音を両立。

IP67の高い防水・防塵性能に加え、防錆、耐衝撃性能も備え、お風呂やビーチ、アウトドアなどあらゆる場所で安心して使えます。マルチウェイストラップで持ち運びも簡単。手軽にソニーならではの迫力サウンドを楽しみたい方におすすめです。

おすすめポイント

  • ULTボタンによるワンタッチでの迫力ある重低音ブースト
  • 2Wayスピーカーシステムによるパワフルでクリアなサウンド
  • IP67防水防塵・防錆・耐衝撃の高い耐久性と携帯性

公式サイト:ULT FIELD 1(SRS-ULT10) 購入 | アクティブスピーカー/ネックスピーカー | ソニー

<スペック>Sony SRS-ULT10 (ULT FIELD 1)

  • 音質: 出力 記載なし (S-Master) / ドライバー構成 ウーファー(約83x42mm) + ツイーター(約16mm) + デュアルパッシブラジエーター / コーデック SBC, AAC
  • 接続性: Bluetooth 5.3 / 有線接続 なし (Bluetoothのみ) / 複数台接続 Stereo Pair対応 (2台まで)
  • 携帯性: サイズ 約206x77x76 mm / 重量 約650g
    耐久性: 防水/防塵 IP67 (防錆対応) / バッテリー駆動時間 最大約12時間
  • 利便性: 充電端子 USB-C (ケーブル付属 A to C) / ハンズフリー通話 全指向性マイクあり / モバイルバッテリー なし
  • 基本情報: モデル Sony SRS-ULT10 (ULT FIELD 1) / 価格帯 約30,000円

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<2025年4月25日発売モデル>

Sony ULT FIELD 3:ULTサウンドと機能性を両立した万能モデル

ポータブルスピーカー 2025 おすすめ Sony ULT FIELD 3 本体 正面

Sony ULT FIELD 3は、ソニー独自の「ULT POWER SOUND」を搭載し、迫力ある重低音を手軽に楽しめるポータブルスピーカーです 。本体の「ULTボタン」を押すだけで、パワフルで深みのある低音が強調され、臨場感あふれるサウンド体験が可能です 。専用開発のX-Balancedウーファーとツイーターによる2Wayスピーカーシステム、デュアルパッシブラジエーターにより、力強い低音とクリアなボーカルを両立しています 。

最大24時間のロングバッテリーに加え、スマートフォンなどを充電できる「おすそわけ充電」にも対応 。IP67の高い防水・防塵・防錆・耐衝撃性能を備え、屋内外問わずタフに使えます 。Party Connectで最大100台接続も可能で 、サウンドも機能も充実した一台です。

おすすめポイント

  • ULTボタンによる迫力の重低音と高音質2Wayスピーカー
  • 最大24時間再生&おすそわけ充電対応の長時間バッテリー
  • IP67防水防塵・防錆・耐衝撃の高い耐久性とParty Connect対応

公式サイト:ULT FIELD 3 | アクティブスピーカー/ネックスピーカー | ソニー

<スペック>Sony ULT FIELD 3

  • 音質: 出力 記載なし (S-Master) / ドライバー構成 ウーファー(約86x46mm X-Balanced) + ツイーター(約20mm) + デュアルパッシブラジエーター / コーデック SBC, AAC
  • 接続性: Bluetooth 5.2 / 有線接続 なし (Bluetoothのみ) / 複数台接続 Stereo Pair (2台), Party Connect (最大100台), マルチポイント対応
  • 携帯性: サイズ 約256x113x79 mm / 重量 約1.2kg
  • 耐久性: 防水/防塵 IP67 (防錆対応) / バッテリー駆動時間 最大約24時間
  • 利便性: 充電端子 USB-C / ハンズフリー通話 マイクあり (エコーキャンセル) / モバイルバッテリー あり (おすそわけ充電)
  • 基本情報: モデル Sony ULT FIELD 3 / 価格帯 約30,000円 (市場推定価格)

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【シーン・目的別】あなたにピッタリなポータブルスピーカーはコレ! おすすめ10機種から厳選紹介

ポータブルスピーカー 2025 おすすめ Bose SoundLink Flex Portable Speaker (第2世代) 登山で使用

数あるポータブルスピーカーの中から、自分にぴったりの一台を見つけるのは大変ですよね。ここでは、ご紹介した10機種の中から、あなたの利用シーンや目的に合わせて最適なモデルを推薦します。「アウトドア」「お風呂」「高音質」「携帯性」「コスパ」「デザイン」という6つの切り口で、具体的なモデルとその理由をご紹介。あなたのスピーカー選びを強力にサポートします。

アウトドア最強モデル:タフさとスタミナで選ぶなら

キャンプやバーベキューなど、屋外でアクティブに使いたい方には、耐久性とバッテリー性能が高いモデルがおすすめです。「Sony ULT FIELD 3」は、IP67の防塵防水に加え、落下時の衝撃にも強いショックプルーフ対応、さらに約24時間の長時間再生とショルダーストラップが魅力です 。また、「JBL Charge 6」もIP68の高い防塵防水性能と、最大24時間再生+Playtime Boostによる延長、さらにモバイルバッテリー機能も備えており、アウトドアでの頼れる相棒となるでしょう 。

お風呂でも安心モデル:高い防水性能が決め手

バスタイムに音楽を楽しみたいなら、高い防水性能は必須条件です。ご紹介したモデルの多くはIP67以上の防水性能を備えています。中でも「JBL GO 4」は、IP67対応で非常にコンパクト、価格も手頃なので、気軽にバスルームへ持ち込めます 。より高音質を楽しみたいなら「Bose SoundLink Flex (第2世代)」もおすすめです。IP67対応で、水に浮く設計になっている点も安心です 。クリアなサウンドでリラックスしたバスタイムを演出してくれるでしょう。

高音質追求モデル:サウンドに妥協したくない人へ

ポータブルスピーカー 2025 おすすめ Sony ULT FIELD 3のスピーカー部分

サイズはコンパクトでも、音質にはこだわりたいという方には、独自の音響技術や優れたスピーカー構成を持つモデルがおすすめです。「Sony ULT FIELD 3」は、ウーファーとツイーターの2Wayシステムに加え、音場を広げる「Sound Diffusion Processor」や迫力の重低音を生むULTボタンを搭載しています 。

一方、「Bose SoundLink Flex (第2世代)」は、独自のPositionIQテクノロジーでスピーカーの向きに合わせて音質を最適化し、サイズを超えたバランスの良いパワフルサウンドを提供します 。

携帯性重視モデル:いつでもどこでも手軽に持ち運び

とにかく軽くて小さいスピーカーが良い、という方には、質量200g前後の超軽量モデルが最適です。「JBL GO 4」(約192g)や「Xiaomi Sound Pocket」(約200g)は、ポケットにも入るサイズ感で、どこへでも気軽に連れ出せます 。もう少しだけ音質や機能性を求めつつ携帯性も重視するなら、「JBL CLIP 5」(約285g)がおすすめです。改良されたカラビナで、バッグやベルトループに簡単に取り付けられます 。

安くてコスパ最強モデル:予算を抑えつつ楽しみたい

ポータブルスピーカーを初めて買う方や、予算を抑えたい方には、低価格ながら基本性能をしっかり押さえたモデルがおすすめです。「Xiaomi Sound Pocket」は、市場想定価格1,990円(税込)という驚きの価格ながら、IP67の防塵防水、Bluetooth 5.4、約10時間再生と十分なスペックを備えています 。もう少し予算を上げられるなら、「Anker Soundcore Select 4 Go」も有力候補。こちらもIP67、長時間再生(最大20時間)、さらにアプリでのイコライザー調整も可能です 。

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デザイン優秀でおしゃれなモデル:見た目にもこだわりたい

ポータブルスピーカー 2025 おすすめ Marshall Willen II を手に持って突き出す

スピーカーは音だけでなく、インテリアやファッションの一部としても楽しみたいですよね。デザイン性を重視するなら、ブランド独自の世界観を持つモデルを選んでみてはいかがでしょうか。「Marshall Willen II」は、ギターアンプで有名なMarshallならではのアイコニックで堅牢なデザインが魅力です 。

また、JBLの各モデル(Flip 7, Charge 6, GO 4, CLIP 5)は、ベーシックカラーからトレンドを取り入れたものまで、非常に豊富なカラーバリエーションを展開しており、自分のスタイルに合わせて選ぶ楽しみがあります 。

まとめ:あなたに最適なモデルは?

  • アウトドア最強モデル: Sony ULT FIELD 3, JBL Charge 6
  • お風呂でも安心モデル: JBL GO 4, Bose SoundLink Flex (第2世代)
  • 高音質追求モデル: Sony ULT FIELD 3, Bose SoundLink Flex (第2世代)
  • 携帯性重視モデル: JBL GO 4, Xiaomi Sound Pocket, JBL CLIP 5
  • 安くてコスパ最強モデル: Xiaomi Sound Pocket, Anker Soundcore Select 4 Go
  • デザイン優秀でおしゃれなモデル: Marshall Willen II, JBL 各モデル

まとめ:最適な一台を見つけるための最終アドバイス

ポータブルスピーカー 2025 おすすめ Sony ULT FIELD 3 を肩にかけて持ち運ぶ様子

ここまで、最新ポータブルスピーカー選び方について、音質、携帯性、バッテリー、耐久性、接続性、価格といった基本的なチェックポイントから、利用シーン別のおすすめ機種までご紹介してきました 。様々なスペックや機能が登場し、選択肢が豊富だからこそ、迷ってしまうのも当然です。

しかし、最も大切なのは、カタログスペックの比較だけに終始するのではなく、「あなた自身がどのようにスピーカーを使いたいか」を具体的にイメージすることです 。アウトドアでガンガン使いたいのか、お風呂でリラックスしたいのか、最高の音質をとことん追求したいのか、それとも気軽に持ち運べる手軽さを最優先するのか。重視するポイントは人それぞれです。

このガイドで得た知識をもとに、ご自身のライフスタイルや優先順位を再確認してみてください。そうすれば、数ある選択肢の中から、あなたにとって本当に価値のある一台が見えてくるはずです。最新機能も魅力的ですが、基本性能とのバランス、そしてご自身の予算内で納得できるかどうかが、後悔しない選択の鍵となります。

自信を持って、あなただけの最高のポータブルスピーカーを選んでください。最適な一台が、きっとあなたの日常をより豊かで楽しいものにしてくれるはずです。

この記事が、より豊かな音楽ライフを送るための一助となれば幸いです。

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