インテル Core Ultraプロセッサを搭載したデスクトップPCが各メーカーから発売されました。
従来のプロッサよりも処理能力が大幅に向上し、AI処理能力が格段に向上したのが特徴です。
特に注目なのは、CPUにAI処理専用エンジン「NPU (Neural Processing Unit)」が搭載されている点です。
このNPUによって、例えば、ゲームをプレイ する際にも、リアルタイムで画質を向上させたり、フレームレートを安定させたりすることで、よりスムーズで美しい映像でゲームを楽しむことができます。
また、OBS Studioなどの配信ソフトを使ってTwitchやYouTubeでゲーム配信をする際にも、NPUが自動で背景を綺麗に切り抜き、配信画面の見栄えを良くしてくれます。さらに、周囲のノイズを除去し、クリアな音声で視聴者とコミュニケーションをとることも可能です。
もちろん、クリエイターにとっても、Core Ultraは強力な武器となります。Adobe Premiere Proなどの動画編集ソフトで、NPUを活用することで、ノイズ除去や人物の自動トラッキング、画像の解像度向上などが、これまで以上に高速かつ高精度に行えるようになります。
今回の記事ではそんな魅力あふれるCore Ultraプロセッサを搭載したデスクトップPCを厳選して紹介します。
【この記事で分かること】
- 1.Core Ultraパソコンのメリット(できること)
- 2.Core Ultraシリーズ CPU性能の違いと主な用途
- 3.【予算10万円台】おすすめのCore UltraデスクトップPCの紹介
- 4.【予算20万円台】おすすめのCore UltraデスクトップPCの紹介
- 5.【予算30万円以上】おすすめのCore UltraデスクトップPCの紹介
- 6.Core Ultraシリーズをベンチマークで比較
- 7.Core UltraデスクトップPCの選び方
- 8.Core UltraデスクトップPC 購入の注意点
- 9.Core Ultraで実現するAI活用術
- 10.Core Ultra パソコンを自作する方法
各モデルの紹介では、公式ページへのリンクがあり、そこからさらに詳しい性能や価格などが分かるようになっているので、ぜひ活用して自分にぴったりのCore UltraデスクトップPCを見つけてみてください。
Core Ultraパソコンのメリット:「差がつく」使い方とは?
インテル Core Ultraプロセッサーに搭載されたNPUでAI処理をフル活用すれば、従来ではできなかったことが可能になります。具体的なメリットは以下の通り。
1.高性能ゲームを高フレームでプレイできる
Core Ultraシリーズは、ゲーマー向けに設計された高い処理能力を備えており、例えば「サイバーパンク2077」や「レッド・デッド・リデンプション2」のようなグラフィック負荷の高いゲームを、非常にスムーズにプレイできます。最新のゲームタイトルである「ELDEN RING」や「Horizon Forbidden West」でも、Core Ultraシリーズの高い処理能力によって、4K解像度・高画質設定で、60fps以上の滑らかなフレームレートでプレイすることが可能です。
2. 重い動画編集・3Dレンダリングも高速に処理・自動化も
動画編集ソフト(Premiere Pro、Final Cut Proなど)では4Kや8Kといった高解像度動画の編集も、スムーズに行えます。タイムラインのスクラブやエフェクトのプレビューなど、これまで重かった処理も軽快に動作します。
また、3Dモデリングソフト(Blender、Cinema 4Dなど)でもCore Ultraシリーズの高い処理能力によって高速化されます。モデリング、テクスチャリング、アニメーション、ライティング、レンダリングなど、あらゆる工程で快適な作業を実現します。
さらに、Core Ultraシリーズに搭載されたAI機能を利用することで、動画編集の自動化も進みます。例えば、シーンの自動検出、人物のトラッキング、ノイズ除去、アップスケーリングなど、AIが編集作業をサポートすることで、作業時間を大幅に短縮できます。対応機能例: Adobe Sensei、Premiere Proのオートリフレーム機能
3. 大量データを分析して有益な情報をゲットする
Core Ultraシリーズは、大量のデータを高速に処理できるため、株価予測においても大きな力を発揮します。特に、機械学習や深層学習を用いた株価予測では、Core Ultraシリーズの高い処理能力が、より精度の高い予測モデルの構築に貢献します。
また、XやFacebookなどのソーシャルメディアデータを分析することで、市場のトレンドや顧客の声をリアルタイムに把握したり、競合他社の製品やサービス、マーケティング戦略などを分析することで、自社の競争力を強化することができます。
さらに過去の売上データや市場トレンドなどを分析し、将来の売上を予測することができます。Core Ultraプロセッサは、より精度の高い予測を可能にし、在庫管理や生産計画の最適化に貢献します。
4. 高品質なストリーミングで配信・コンテンツ制作も快適に
ストリーミング配信においては、YouTubeやTwitchといったプラットフォームで、4Kや8Kといった高解像度でも、驚くほどスムーズな配信を実現します。
OBS Studioを使ってゲーム配信を行う際は、高画質・高フレームレートを維持しながら、視聴者に快適な映像体験を提供できます。
さらにBlackmagic Design Intensity Pro 4Kなどのキャプチャーデバイスと組み合わせることで、4Kや8Kといった高解像度での動画録画もスムーズに行えます。
5. 音楽制作もAIで高速化・自動作曲も
Core Ultraシリーズの高いAI処理能力を活かして、音楽制作ソフト(Ableton Live、Logic Pro、FL Studioなど)での複雑な音源処理やエフェクトもリアルタイムで行えます。
また、AIによるノイズ除去機能や録音時のノイズを効果的に除去してクリアな音質を実現したり、AIによる自動作曲機能で作曲のアイデアを膨らませたりすることができます。
Core Ultraシリーズ CPU性能の違い
Intelの最新CPUであるCore Ultraシリーズは、9、7、5の数字で性能が分けられ、数字が大きいほど高性能です。Core Ultra 9は最上位モデルで、高度なゲームやコンテンツ作成に最適です。Core Ultra 7はバランスの取れた性能で、ゲーミングやマルチタスクに適しています。Core Ultra 5は日常的なタスクに十分な性能で、ウェブブラウジングやオフィス作業に向いています。
「Core Ultra 5 225F」と「Core Ultra 7 265K」の違い
現在、発売されているCore UltraシリーズのデスクトップPCの中で最も多く採用されているのが、「Core Ultra 5 225F」と「Core Ultra 7 265K」です。まずはこの2つのプロセッサの性能をよくふまえておくのが先決です。
<スペックを比較>
- Core Ultra 5 225F・・・10 (Pコア6 + Eコア4)、TDP65W
- Core Ultra 7 265K・・・20 (Pコア8 + Eコア12)、TDP65W
コア数と性能の違い
Core Ultra 7 265Kは、Core Ultra 5 225Fよりもコア数が多く、処理能力が大幅に高くなっています。Pコア(高性能コア)とEコア(高効率コア)の両方において、Core Ultra 7 265Kが上回っています。
内蔵グラフィックスの違い
また、Core Ultra 5 225Fは内蔵グラフィックスを搭載していません。そのため、グラフィック処理を行うには別途グラフィックカードが必要となります。一方、Core Ultra 7 265Kは内蔵グラフィックスを搭載しており、グラフィックカードがなくても基本的なグラフィック処理が可能です。
オーバークロックの違い
Core Ultra 7 265Kは、”K” が示すようにオーバークロックが可能です。オーバークロックを行うことで、定格以上のクロック周波数で動作させることができ、さらなる性能向上を図ることができます。Core Ultra 5 225Fはオーバークロックに対応していません。
消費電力の違い
Core Ultra 5 225F と Core Ultra 7 265K の TDP は同じですが、実際の消費電力は、動作状況や電力管理機能、マザーボードなど、さまざまな要素によって影響を受けます。一般的に、Core Ultra 7 265K の方が高性能であるため、高負荷時には Core Ultra 5 225F よりも消費電力が高くなる傾向があります。
<Core Ultraシリーズの特徴と主な用途>
- 1.Core Ultra 9 285K・・・Core Ultra 9 シリーズは、最も高性能なプロセッサです。高クロック: “K” はアンロック版を意味し、オーバークロックが可能です。高度なゲーム、コンテンツ作成、ヘビーなマルチタスクに最適です。
- 2.Core Ultra 7 265K・・・Core Ultra 7 シリーズは、バランスの取れた性能を提供します。”K” はアンロック版を意味し、オーバークロックが可能です。ゲーミング、コンテンツ作成、マルチタスクに適しています。
- 3.Core Ultra 5 225F・・・Core Ultra 5 シリーズは、日常的なタスクに十分な性能を提供します。”F” は内蔵グラフィックスを搭載していないことを意味します。別途グラフィックカードが必要となります。ウェブブラウジング、オフィス作業、動画視聴などに適しています。
- 4.Core Ultra 7 155H・・・Core Ultra 7 シリーズの高性能モデルですが、”H” は高性能モバイル向けであることを示します。バッテリー駆動時間を重視した設計になっています。薄型軽量ノートパソコンに搭載され、ゲームやコンテンツ作成などにも対応できます。
【予算10万円台】おすすめのCore UltraデスクトップPCの紹介
ここでは予算10万円台のおすすめのCore UltraデスクトップPCを紹介します。各モデルには公式ページのリンクがあり、そこからさらに詳細な情報が分かるようになっています。
Dell Tower:AI時代のパフォーマンスと拡張性を両立
Dell Towerは、最新のCore™ Ultraプロセッサー(シリーズ2)を搭載可能で、AIを活用した作業の高速化やスムーズなマルチタスクを実現します。オプションで高性能なNVIDIA® GeForce RTX™ グラフィックスも選択でき、クリエイティブな作業も快適です。
豊富な接続ポートを備え、DisplayPort™やHDMIを利用して最大4台のフルHDモニターまたは2台の4Kモニターを接続できます。前面にもUSB Type-C®ポートを配置するなど、使いやすさも考慮されています。ツール不要で内部コンポーネントにアクセスできるため、メモリーやストレージの増設といった将来的なアップグレードも容易です。再生プラスチックや再生スチールを使用したモダンなデザインは、環境にも配慮しています。
関連記事:Dell Tower徹底レビュー:最新AI PCの実力と用途別おすすめ構成
<スペック>Dell Tower
- プロセッサ:インテル® Core™ Ultra 5-225 / Core™ Ultra 7-265 / Core™ Ultra 7-265F (選択可能)
- メモリ: 16 GB DDR5 (5600 MT/s)
- ストレージ: 1TB M.2 PCIe NVMe SSD
- 前面の接続ポート:USB 2.0 x2、USB 3.2 Gen 1 Type-C® x1、USB 3.2 Gen 1 Type-A x1、グローバル ヘッドセット ジャック、SDカードスロット x1
- 背面の接続ポート:USB 2.0 (SmartPower On対応) x2、USB 3.2 Gen 1 Type-A x2、LANポート (RJ45) x1、HDMI 2.1 x1、DisplayPort™ 1.4a x1
- その他の特徴: Wi-Fi 6、Bluetooth、ツール不要で内部アクセス可能、再生素材使用、Kensingtonロックスロット
- 価格: 123,900円~188,900円(※Core™ Ultra 7-265FモデルはNVIDIA® GeForce RTX™ 3050を選択可能)
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パソコン工房「iiyama PC SENSE-M38H-225-UHX」パワフルなミニタワーパソコン
iiyama PC SENSE-M38H-225-UHXは、最新のインテル Core Ultra 5 プロセッサーを搭載した、コンパクトながらもパワフルなミニタワーパソコンです。DDR5メモリとPCIe 4.0対応SSDで、高速な処理性能を実現し、オフィスワークから動画視聴まで快適にこなせます。
HDMI×2によるマルチディスプレイ環境に対応し、作業効率を向上できます。充実したインターフェースで周辺機器との接続もスムーズです。
また、550W 80PLUS BRONZE認証 ATX電源を搭載し、安定した電力供給と省エネ性能を両立しています。日本語キーボード・マウスが付属しているので、すぐに使い始めることができます。
公式ページ:iiyama PC SENSE-M38H-225-UHX | パソコン工房【公式通販】
<スペック>iiyama PC SENSE-M38H-225-UHX
- プロセッサ:インテル Core Ultra 5 225
- メモリ:DDR5 16GB(8GB×2)
- ストレージ:1TB NVMe対応 M.2 SSD [PCIe 4.0×4]
- 前面の接続ポート:ヘッドセット端子×1 ,USB 3.0×2
- 背面の接続ポート:アナログ7.1chサウンド(ライン出力×1/ライン入力×1/マイク入力)×1 ,USB 3.2 ポート×1(Type-C×1) ,USB 3.0×3 ,USB 2.0×2 ,BIOS Flashback ボタン ,1000BASE-T LANポート×1 ,マザーボード側ディスプレイ出力(HDMI×2)
- その他の特徴:チップセット インテル B860、空冷CPUクーラー、Intel Graphics、有線LAN(1000BASE-T)、日本語キーボード・マウス付属、550W 80PLUS BRONZE認証 ATX電源、PCI Express4.0 [x16]
- 価格:139,800 円~
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フロンティア「RGKB860M/CUA」高性能ゲーミングPCで勝利を掴め!
RGKB860M/CUAは、最新のインテル Core Ultra 5 プロセッサーとIntel Arc B580 グラフィックスを搭載した、高いパフォーマンスを誇るゲーミングPCです。32GBの大容量DDR5メモリと1TBの高速NVMe SSDで、快適なゲームプレイを実現します。2.5G有線LANとWi-Fi 6に対応し、高速で安定したネットワーク接続を提供。さらに、豊富なUSBポートと拡張性を備え、様々な周辺機器を接続できます。
また、750W 80PLUS GOLD認証の電源ユニットを搭載し、安定した電力供給と省エネ性能を両立。信頼性の高いASUS製マザーボードを採用し、長く安心して使用できます。
公式ページ:フロンティア BTOパソコン通販のFRONTIERFRGKB860M/CUA: 直販
<スペック>
- プロセッサ:インテル Core Ultra 5 225F
- メモリ:32GB (16GB x2) PC5-44800 (DDR5-5600) DDR5 SDRAM DIMM
- ストレージ:1TB M.2 NVMe SSD (Crucial P3 Plus)【Gen4】 (OSインストール)
- 上面の接続ポート:ヘッドセット接続端子(CTIA 4極ミニプラグ) x1、USB Type-A 3.2(3.1/3.0) Gen1(Max 5Gbps) x2、USB Type-C 3.2(3.1/3.0) Gen1(Max 5Gbps) x1
- 背面の接続ポート:USB Type-A 2.0対応 x3、USB Type-A 3.2(3.1/3.0) Gen1(Max 5Gbps) x2、USB Type-A 3.2(3.1/3.0) Gen2(Max 10Gbps)x1、無線LANアンテナ端子 x2、2.5Gbps LAN(RJ-45) x1、ライン入力端子(3極) x1、ライン出力端子(3極) x1、マイク入力端子 x1
- その他の特徴:チップセット:【ASUS製】インテル B860 チップセット(Micro ATX)、空冷CPUクーラー(CPS RT400-BK)、インテル Arc B580 グラフィックス、1TB M.2 NVMe SSD (Crucial P3 Plus)【Gen4】 (OSインストール)、2.5G有線LAN、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3、750W ATX電源 80PLUS GOLD
- 価格:188,800円(税込) 受注生産
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【予算20万円台】おすすめのCore UltraデスクトップPCの紹介
ここでは予算20万円台のおすすめのCore UltraデスクトップPCを紹介します。各モデルには公式ページのリンクがあり、そこからさらに詳細な情報が分かるようになっています。
レノボ「Lenovo Legion Tower 5 30IAS10 (Intel)」最高のゲーム体験を!
Lenovo Legion Tower 5 30IAS10は、最新のインテル Core Ultra 7 プロセッサーとNVIDIA GeForce RTX 4060 グラフィックスを搭載した、高性能ゲーミングデスクトップPCです。
32GBの大容量メモリと超高速Gen4 SSDで、最新のゲームを最高設定でプレイできます。Legion Coldfront冷却システムにより、長時間のゲームプレイでも安定したパフォーマンスを維持します。
Wi-Fi 7とBluetooth 5.4に対応し、高速なネットワーク接続と周辺機器との接続を実現。SteelSeriesのNahimicオーディオで、臨場感あふれるゲーム体験を提供します。Legion Spaceソフトウェアで、システムパフォーマンスの監視やゲームライブラリの管理が可能です。
公式ページ:Lenovo Legion Tower 5 30IAS10 (Intel) | 未来を築くパワフルなゲーミングデスクトップ | レノボ・ ジャパン
<スペック>
- プロセッサ:インテル Core Ultra 7 265F
- メモリ: 32 GB DDR5-5600MHz (UDIMM)(2 x 16 GB)
- ストレージ:1 TB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4 TLC
- 上面の接続ポート:USB 3.2 Gen1 x 1、USB3.2 Gen1 Type-C x1、コンボジャック x 1
- 背面の接続ポート:USB 3.2 Gen1 x 2、USB 2.0 x 4、USB3.2 Gen2 Type-C x 1、オーディオポート x 3(5.1ch サラウンド対応)、イーサネットコネクター x 1
- その他の特徴:NVIDIA GeForce RTX™ 4060 8GB GDDR6、 Legion Coldfront 冷却、電源アダプター500W、Wi-Fi 7対応、Bluetooth 5.4、追加の PCIe Gen 4 スロット、SteelSeries の Nahimic、 Legion Space
- 価格:249,810円(税込・送料無料)
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「DellタワーPlus EBT2250」創造力を解き放つハイパフォーマンスデスクトップPC
DellタワーPlus EBT2250は、最新のインテル Core Ultra 7 プロセッサーとNVIDIA GeForce RTX 4060 グラフィックスを搭載した、創造性を刺激するハイパフォーマンスデスクトップPCです。
16GBの大容量メモリと超高速NVMe SSDで、動画編集や3DCG制作など、負荷の高いクリエイティブワークもスムーズにこなせます。Wi-Fi 7とBluetoothに対応し、高速なネットワーク接続と周辺機器との接続を実現。 拡張性に優れ、ストレージやメモリを簡単に増設できます。洗練されたデザインで、どんな空間にも調和します。
公式ページ:DellタワーPlus EBT2250 | Dell 日本
<スペック>
- プロセッサ:インテル Core Ultra 7 265
- メモリ:16 GB DDR5, 2 x 8 GB, 5200 MT/s
- ストレージ:1TB M.2 PCIe NVMe SSD
- 前面の接続ポート:USB 3.2 Type-C Gen 2 × 1 (※ビデオ/オーディオ出力なし)、USB 3.2 Type-A Gen 1 × 3、SDカード スロット × 1、ヘッドフォン ジャック × 1
- 背面の接続ポート:Thunderbolt 4 × 1 (4Kビデオ出力対応) ※グラフィックスカードのオプションによって異なる、USB 3.2 Type-A Gen 1 × 2、USB 2.0 Type-A × 4、ギガビットEthernet (10/100/1000/2500) × 1、PCIeスロット(1 x16、2 x4)、ケンジントン ロック スロット × 1、S/PDIF光学 × 1、2 x ステレオ オーディオ (ライン入力/ライン出力)、HDMI × 1 (4Kビデオ出力対応) ※グラフィックスカードのオプションによって異なる、電源コネクタ
- その他の特徴:NVIDIA GeForce RTX 4060 8GB GDDR6、Wi-Fi 7、Bluetooth、3個のPCIe拡張スロット、2個のDIMMスロット、2個のSSDスロット、2個のHDDスロット、最大1000WのPSU
- 価格:254,900円
Amazonで「Dell デスクトップPC」をチェックする
ドスパラ「GALLERIA RM7C-R46-C」創造性を刺激する高性能デスクトップPC
GALLERIA RM7C-R46-Cは、最新のインテル Core Ultra 7 プロセッサーとNVIDIA GeForce RTX 4060を搭載した、クリエイター向けデスクトップPCです。
16GBの大容量メモリと高速NVMe SSDで、写真編集、動画編集、イラスト制作など、様々なクリエイティブワークを快適にこなせます。2.5Gb LANに対応し、高速なネットワーク接続を実現。 豊富なインターフェースで、周辺機器との接続もスムーズです。空冷式の大型CPUファンで、安定した動作と静音性を実現しています。
公式ページ:GALLERIA RM7C-R46-C Intel Core Ultra搭載(RM7C-R46-C)16691|パソコン通販のドスパラ【公式】
<スペック>
- プロセッサ:インテル Core Ultra 7 265F
- メモリ:16GB (8GBx2) (DDR5-4800)
- ストレージ:1TB SSD (M.2 NVMe Gen4)
- 前面の接続ポート:USB 3.2 Gen1 Type-A ×4
- 背面の接続ポート:USB 2.0 ×2 、USB 3.2 Gen1 ×2 、USB 3.2 Gen2×2 Type-C ×1、HDMI ×1 、DisplayPort ×1
- その他の特徴:NVIDIA GeForce RTX 4060 8GB、インテル B860 チップセット、650W 電源 (80PLUS BRONZE)、(空冷式) 12cmサイドフロー大型CPUファン、2.5Gb 対応LAN
- 価格:224,980円
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ツクモ「GE5J-B250/B」
GE5J-B250/Bは、最新のインテル Core Ultra 5 プロセッサーとNVIDIA GeForce RTX 4060 Ti グラフィックスを搭載した、ゲーミングに最適なミドルタワーPCです。
32GBの大容量DDR5メモリと高速NVMe SSDで、ゲームを快適にプレイできます。Wi-Fi 7とBluetooth 5.4に対応し、高速なネットワーク接続と周辺機器との接続を実現。 豊富なインターフェースで、様々なデバイスとの接続も可能です。ASUS TUF GAMING B860-PLUS WIFI マザーボードを採用し、安定した動作と高い信頼性を提供します。
公式ページ:ツクモ GE5J-B250/B – BTOパソコン eX.computer
<スペック>
- プロセッサ:インテル Core Ultra 5 225
- メモリ:32GB (16GBx2枚) DDR5-5600
- ストレージ:1TB SSD※ (M.2規格 / NVMe Gen4接続)
- 前面の接続ポート:USB 3.2 Gen2 Type-C ポートx1、USB 3.0(2.0/1.1対応)ポートx2、オーディオ入出力(マイク入力x1、ヘッドフォン出力x1)
- 背面の接続ポート:USB 3.2 Gen2x2 Type-Cポート (20Gbps | DP Alt mode対応) ×1、USB 3.2 Gen2 Type-Aポート ×2、USB 3.2 Gen1 Type-Aポート ×3、USB 2.0 ポート ×2、オーディオジャック ×5、S/PDIF(Optical)出力 ×1、LAN(RJ45) ポート ×1
- その他の特徴:NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti 8GB (GDDR6)、空冷CPUクーラー、マザーボード:ASUS TUF GAMING B860-PLUS WIFI (ATX)、チップセット:インテル B860、最大 128GB メモリスロットx4(空き2)、2.5G 有線LAN、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、HDMI ×1、DisplayPort ×1、電源:CWT製 600W 80PLUS BRONZE対応、拡張ベイ:3.5シャドーx2(空き2) 2.5シャドーx2(空き2)
- 価格:237,800円
Amazonで「ツクモ デスクトップPC」をチェックする
マウスコンピューター「G TUNE DG-I5G6T」最新グラフィックスでゲーミングに最適
G-Tune DG-I5G6Tは、最新のインテル Core Ultra 5 プロセッサーとNVIDIA GeForce RTX 4060 Ti グラフィックスを搭載した、ゲーミングに最適なデスクトップPCです。
16GBの大容量メモリと高速NVMe SSDで、ゲームを快適にプレイできます。前面にHDMIポートを備え、VRヘッドセットなどの接続に便利です。Wi-Fi 6EとBluetooth 5に対応し、高速なネットワーク接続と周辺機器との接続を実現。 豊富なインターフェースで、様々なデバイスとの接続も可能です。
公式ページ:マウスコンピューター G TUNE DG-I5G6T│パソコン通販のマウスコンピューター
<スペック>
- プロセッサ:インテル Core Ultra 5 225
- メモリ:16GB (8GB×2 / デュアルチャネル)
- ストレージ:1TB (NVMe Gen4×4)
- 前面の接続ポート:USB 3.0 (5Gbps) Type-A × 2、マイク入力/モノラル × 1、ヘッドホン出力 × 1、HDMI × 1
- 背面の接続ポート:DisplayPort × 3、HDMI × 1、USB 3.0 (5Gbps) Type-A × 7、Thunderbolt 4 Type-C × 1 (※画面出力に対応、CPU内蔵グラフィックスを使用)、2.5G有線LAN × 1、マイク入力 × 1、ラインアウト × 1、SPDIF/オプティカル/角型 × 1
- その他の特徴:NVIDIA® GeForce RTX 4060 Ti GDDR6 8GB、インテル B860 チップセット、PCI Express ×16 × 2 (空き 1)、2.5型シャドウ × 2 (空き 2)、Wi-Fi 6E、 Bluetooth 5
- 価格:259,800円(税込)~
Amazonで「G TUNE DG-I5G6T」をチェックする
フロンティア「FRGKB860M/CU7」静音設計のハイパフォーマンスゲーミングPC
FRGKB860M/CU7は、最新のインテル Core Ultra 7 プロセッサーとNVIDIA GeForce RTX 4060 Ti グラフィックスを搭載した、ハイパフォーマンスなゲーミングPCです。32GBの大容量DDR5メモリと1TBの高速NVMe SSDで、快適なゲームプレイを実現します。2.5G有線LANとWi-Fi 6に対応し、高速で安定したネットワーク接続を提供。 拡張性の高いMicro ATXマザーボードを採用し、将来のアップグレードにも対応できます。静音電源を搭載し、静かな環境でゲームを楽しめます。
公式ページ:フロンティア BTOパソコン通販のFRONTIERFRGKB860M/CU7: 直販
<スペック>
- プロセッサ:インテル Core Ultra 7 265F
- メモリ:32GB (16GB x2) PC5-44800 (DDR5-5600) DDR5 SDRAM DIMM
- ストレージ:1TB M.2 NVMe SSD (Crucial P3 Plus)【Gen4】 (OSインストール)
- 上面の接続ポート:ヘッドセット接続端子(CTIA 4極ミニプラグ) x1、USB Type-A 3.2(3.1/3.0) Gen1(Max 5Gbps) x2、USB Type-C 3.2(3.1/3.0) Gen1(Max 5Gbps) x1
- 背面の接続ポート:USB Type-A 2.0対応 x3、USB Type-A 3.2(3.1/3.0) Gen1(Max 5Gbps) x2、USB Type-A 3.2(3.1/3.0) Gen2(Max 10Gbps)x1、無線LANアンテナ端子 x2、2.5Gbps LAN(RJ-45) x1
ライン入力端子(3極) x1、ライン出力端子(3極) x1、マイク入力端子 x1 - その他の特徴:NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti 8GB、【ASUS製】インテル B860 チップセット(Micro ATX)、空冷CPUクーラー(CPS RT400-BK)、2.5G LAN、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3、PCI Express4.0 x1 – 2(空き2)、M.2 Socket3 with M Key (PCI Express4.0x4 mode) – 1(空き1)、【静音電源】600W ATX電源 80PLUS BRONZE
- 価格:248,800円(税込)※受注生産
Amazonで「フロンティア」をチェックする
【予算30万円以上】おすすめのCore UltraデスクトップPCの紹介
ここでは予算30万円以上のおすすめのCore UltraデスクトップPCを紹介します。各モデルには公式ページのリンクがあり、そこからさらに詳細な情報が分かるようになっています。
マウスコンピューター「DAIV FX-I7N50」でクリエイティブワークを加速
DAIV FX-I7N50は、最新のインテル Core Ultra 7プロセッサーとNVIDIA RTX 5000 Ada世代グラフィックスを搭載した、クリエイター向けワークステーションです。最大2.4Gbpsの高速通信が可能なWi-Fi 6Eに対応し、4K動画編集や3DCG制作、AI開発など、高負荷な作業も快適にこなせます。
豊富な接続ポートと拡張性を備え、将来のニーズにも柔軟に対応可能です。3年間のセンドバック修理保証と24時間365日の電話サポートで、安心してクリエイティブな活動に集中できます。さらに、水冷CPUクーラーで安定した動作と静音性を実現し、快適な作業環境を提供します。
公式ページ:DAIV FX-I7N50│デスクトップパソコンの通販ショップ マウスコンピューター【公式】
<スペック>
- プロセッサ:インテル Core Ultra 7 265K
- メモリ:64GB (32GB×2 / デュアルチャネル)
- ストレージ:2TB (NVMe Gen4×4)
- 前面の接続ポート:USB 3.0 (5Gbps) Type-A × 2、USB 3.2 (20Gbps) Type-C × 1 (※画面出力に対応、CPU内蔵グラフィックスを使用)
- 背面の接続ポート:Thunderbolt 4 Type-C × 2 、USB 3.1 (10Gbps) Type-A × 2、USB 2.0 Type-A × 4、DisplayPort × 4、ネットワーク (LAN) × 1 ※上部にヘッドホン出力・ヘッドセット/4極(CTIA準拠) × 1
- その他の特徴:グラフィックス:NVIDIA RTX™ 5000 Ada 世代(GDDR6 32GB)、Wi-Fi 6E( 最大2.4Gbps )対応 IEEE 802.11 ax/ac/a/b/g/n準拠 + Bluetooth 5内蔵、拡張ストレージ シャドウ(2.5インチ共用)×2 (空き 2)、水冷CPUクーラー (240mmラジエーター)
- 価格:1,349,800円(税込)~
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Core Ultra シリーズのベンチマークを比較
ここではCore Ultra シリーズのベンチマークを比較して紹介します。比較対象のプロセッサはCore Ultra 7 155H、Core Ultra 5 225F、Core Ultra 7 265K 、Core Ultra 9 285Kです。
Passmarkで比較
- 1.Core Ultra 9 285K・・・67869
- 2.Core Ultra 7 265K・・・58619
- 3.Core Ultra 5 225F・・・31647
- 4.Core Ultra 7 155H・・・25032
<比較から分かること>
まず、最上位モデルの Core Ultra 9 285K は、67869という圧倒的なスコアを叩き出しています。これは、Core Ultra 7 265Kと比較しても約15%、Core Ultra 5 225Fと比較すると2倍以上の性能差があることを示しています。Core Ultra 9 285Kは、明らかにヘビーなタスクやクリエイティブな作業に最適化されたCPUと言えるでしょう。
次に、Core Ultra 7 265K は、58619というスコアで、Core Ultra 9 285Kには及ばないものの、依然として高い性能を誇っています。一般的な用途であれば、このCPUで十分なパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。
Core Ultra 5 225F は、31647というスコアで、上位モデルと比べると性能は控えめです。しかし、日常的な作業や軽いゲームであれば問題なくこなせるレベルです。コストパフォーマンスを重視するユーザーには魅力的な選択肢となるでしょう。
最後に、Core Ultra 7 155H は、25032というスコアで、Core Ultraシリーズの中では最も低い性能です。これは、モバイル向けCPUであるため、省電力性能を重視した設計になっていることが理由と考えられます。モバイルノートPCでの使用を想定しており、携帯性とバッテリー駆動時間を重視するユーザーに向いています。
Geekbench 6 シングルで比較
- 1.Core Ultra 9 285K・・・3342
- 2.Core Ultra 7 265K・・・3228
- 3.Core Ultra 5 225F・・・2653
- 4.Core Ultra 7 155H・・・2294
<比較から分かること>
インテル Core Ultra 9 285K は、3342というスコアを記録し、シングルスレッド性能においても頭一つ抜けていることが分かります。このスコアは、前世代のCore i9-14900Kを凌駕するものであり、最新のアプリケーションやゲームにおいても快適な動作が期待できます。特に、シングルスレッド性能が重視されるゲームやクリエイティブな作業においては、その真価を発揮するでしょう。
Core Ultra 7 265K は、3228というスコアで、Core Ultra 9 285Kとほぼ同等のシングルスレッド性能を備えています。日常的な作業はもちろんのこと、ある程度の負荷がかかる作業にも対応できるだけの性能を有しています。
インテル Core Ultra 5 225F は、2653というスコアで、上位モデルと比べるとシングルスレッド性能はやや劣ります。しかし、ウェブブラウジングやオフィスソフトの利用など、一般的な用途であれば十分な性能と言えるでしょう。
Core Ultra 7 155H は、2294というスコアで、Core Ultraシリーズの中では最も低いシングルスレッド性能です。これは、モバイル向けCPUとして省電力性能を重視した設計になっているためと考えられます。モバイルノートPCでの使用を想定しており、バッテリー駆動時間を長くしたいユーザーに向いています。
Geekbench 6 マルチで比較
- 1.Core Ultra 9 285K・・・21234
- 2.Core Ultra 7 265K・・・19965
- 3.Core Ultra 5 225F・・・13028
- 4.Core Ultra 7 155H・・・12749
<比較から分かること>
Geekbench 6のマルチコアスコアを見ると、Core UltraシリーズのCPUが持つコア数と動作クロックの違いが性能に大きく影響していることが分かります。
インテル Core Ultra 9 285K は、21234という圧倒的なスコアを記録しています。これは、コア数が最も多く、動作クロックも高いことが要因と考えられます。動画編集や3DCGレンダリングなど、複数のCPUコアをフル活用するような処理を行う際に、その真価を発揮するでしょう。多くのタスクを同時に行うヘビーユーザーや、プロフェッショナルな作業を行うユーザーにとって、最適な選択肢と言えるでしょう。
Core Ultra 7 265K は、19965というスコアで、Core Ultra 9 285Kに迫るマルチコア性能を備えています。コア数はCore Ultra 9 285Kより少ないものの、高い動作クロックを維持することで、優れたパフォーマンスを実現しています。日常的なマルチタスクはもちろんのこと、負荷の高い作業にも対応できるだけの性能を有しています。
インテル Core Ultra 5 225F は、13028というスコアで、上位モデルと比べるとマルチコア性能は大きく劣ります。コア数と動作クロックが抑えられているため、負荷の高い作業には不向きです。しかし、ウェブブラウジングやオフィスソフトの利用など、一般的な用途であれば問題なくこなせる性能を備えています。
Core Ultra 7 155H は、12749というスコアで、Core Ultra 5 225Fとほぼ同等のマルチコア性能です。モバイル向けCPUとしては、比較的高いマルチコア性能を備えていると言えるでしょう。省電力性能とパフォーマンスのバランスを重視した設計となっており、モバイルノートPCでの使用に適しています。
Core UltraデスクトップPCのグラフィック性能
2025年に発売されたCore UltraデスクトップPCには基本的にグラフィックボードが搭載されています。
主に搭載されているのは、
- インテル Arc B580 グラフィックス
- GeForce RTX 4060
- GeForce RTX 4060 Ti
- NVIDIA RTX 5000 Ada 世代(GDDR6 32GB)
です。
中級者向けモデルにはGeForce RTX 4060シリーズが搭載されることが多いです。
ハイエンドなモデルはNVIDIA RTX 5000シリーズが搭載されています。
ベンチマークで比較
各グラフィックボードをベンチマークで比較してみました。
インテル Arc B580 グラフィックス
- Fire Strike「31,400」(DirectX 11)
- Time Spy グラフィックスコアで「11,500」(DirectX 12)
GeForce RTX 4060
- Fire Strike「28,000」(DirectX 11)]
- Time Spy グラフィックスコアで「11,000」(DirectX 12)
GeForce RTX 4060 Ti
- Fire Strike「30,000」(DirectX 11)
- Time Spy グラフィックスコアで「13,900」(DirectX 12)
NVIDIA RTX 5000 Ada 世代(GDDR6 32GB)
- Fire Strike「50,000」(DirectX 11)
- Time Spy グラフィックスコアで「30,900」(DirectX 12)
<ベンチマーク結果から分かること>
Intel Arc B580 グラフィックスは、ミドルレンジクラスのGPUとして、DirectX 11 と DirectX 12 のゲームで異なる性能傾向を示しています。Fire Strike (DirectX 11) のベンチマーク結果では、GeForce RTX 4060 Ti を上回るスコアを記録しており、この世代のゲームにおいては高いパフォーマンスを発揮する可能性を示唆しています。一方、Time Spy (DirectX 12) では、GeForce RTX 4060 と同等のスコアにとどまり、GeForce RTX 4060 Ti よりは低い結果となりました。
GeForce RTX 4060 は、フル HD 解像度でのゲームプレイに最適化されており、消費電力が比較的低く、省電力性に優れているのが特徴です。Fire Strike (DirectX 11) では 28,000 点、Time Spy (DirectX 12) では 11,000 点を記録しており、Intel Arc B580 と比較すると、DirectX 11、DirectX 12 ともに性能が劣る結果となっています。価格も GeForce RTX 4060 Ti よりも安価であるため、コストパフォーマンスを重視するユーザーに適しています。
一方、GeForce RTX 4060 Ti は、GeForce RTX 4060 よりも高い性能を備え、特に DirectX 12 のゲームで高い性能を発揮します。Fire Strike (DirectX 11) では 30,000 点、Time Spy (DirectX 12) では 13,900 点を記録しており、DirectX 11 のゲームでは Intel Arc B580 よりも低い性能ですが、DirectX 12 のゲームでは Intel Arc B580 よりも高い性能です。8GB と 16GB の 2 つのメモリ容量のモデルがあり、より多くのVRAMを必要とするゲームにも対応できます。
まず、NVIDIA RTX 5000 Ada 世代は、プロフェッショナル向けのハイエンドGPUであり、ゲーム用途だけでなく、高度なグラフィックス処理やAI処理にも優れた性能を発揮します。Fire Strike (DirectX 11) では 50,000 点、Time Spy (DirectX 12) では 30,900 点という圧倒的なスコアを記録しており、今回比較対象としている Intel Arc B580、GeForce RTX 4060、GeForce RTX 4060 Ti を大きく引き離しています。32GB の大容量 GDDR6 メモリを搭載しているため、大規模なデータセットや複雑なモデルにも対応できます。
具体的には、3DCG制作、動画編集、CAD、CAE、科学技術計算など、高い処理能力と大容量メモリを必要とする分野で威力を発揮します。例えば、映画やゲームの制作現場では、リアルな映像表現を実現するためのレンダリング処理に利用されます。また、建築や製造の分野では、設計やシミュレーションに利用されます。さらに、AI開発の分野では、ディープラーニングの学習を高速化するために利用されます。
Core UltraデスクトップPCの選び方
インテル Core Ultra搭載デスクトップPCを選ぶ際には、以下のポイントを考慮しましょう。
1. CPUの性能
インテル Core Ultraプロセッサーは、Core Ultra 9、Core Ultra 7、Core Ultra 5の3つのシリーズに分けられます。数字が大きいほど性能が高くなります。
- 1.Core Ultra 9: 最上位モデル。高度なゲームやクリエイティブな作業、ヘビーなマルチタスクに最適です。
- 2.Core Ultra 7: バランスの取れた性能。ゲーミング、コンテンツ作成、マルチタスクに適しています。
- 3.Core Ultra 5: 日常的なタスクに十分な性能。ウェブブラウジング、オフィス作業、動画視聴などに適しています。
ベンチマークの結果をふまえて、自分の用途に合わせて、適切なシリーズを選びましょう。
2. グラフィックス
Core Ultraプロセッサーには、内蔵グラフィックスを搭載しているモデルと、搭載していないモデルがあります。内蔵グラフィックスを搭載していないモデルの場合は、別途グラフィックカードが必要になります。
ゲーム: 高度なゲームをプレイする場合は、高性能なグラフィックカードを搭載したモデルを選びましょう。
クリエイティブな作業: 写真や動画の編集など、グラフィック処理に負荷のかかる作業を行う場合は、内蔵グラフィックスの性能も重要です。
日常的な作業: ウェブブラウジングやオフィス作業など、グラフィック処理に負荷のかからない作業であれば、内蔵グラフィックスで十分です。
3. メモリ
メモリ容量が大きいほど、複数のアプリケーションを同時に起動したり、大容量のデータを処理したりする際に快適に動作します。
- ゲーム: 16GB以上
- クリエイティブな作業: 32GB以上
- 日常的な作業: 8GB以上
4. ストレージ
SSDはHDDよりも高速にデータを読み書きできるため、OSやアプリケーションの起動、データの読み込みなどが高速になります。
- 容量: 512GB以上
- 種類: NVMe SSD
5. 接続性
Thunderbolt 4、USB 3.2 Gen 2×2、Wi-Fi 6Eなど、最新のインターフェースに対応しているモデルを選びましょう。
6. その他
サイズ: デスクトップPCには、タワー型、ミニタワー型、スリム型など、様々なサイズがあります。設置スペースに合わせて、適切なサイズを選びましょう。
- デザイン: 自分の好みに合ったデザインのモデルを選びましょう。
- 価格: 予算に合わせて、適切な価格のモデルを選びましょう。
- メーカー: 信頼できるメーカーのモデルを選びましょう。
- サポート: 万が一のトラブルに備えて、サポート体制が充実しているメーカーを選びましょう。
Core UltraデスクトップPC 購入の注意点
Core UltraデスクトップPCは魅力的なマシンですが、購入前にいくつかの注意点を確認しておくことが大切です。
1. 対応ソフト・サービス
インテル Core Ultraの目玉機能であるNPUは、対応するソフトウェアやサービスでないとその真価を発揮できません。購入前に、自分が普段使っているソフトやサービスがNPUに対応しているか確認しましょう。特に、クリエイティブな作業やAI関連の処理を行う場合は、対応状況を事前に確認することが重要です。
2. 発熱と冷却
Core Ultraは高性能なプロセッサーであるため、発熱量も大きくなる傾向があります。購入するPCの冷却性能が十分であるか、CPUクーラーの性能やエアフローなどを確認しましょう。特に、小型のPCケースや省スペース性を重視したモデルの場合は、冷却性能に注意が必要です。
3. 消費電力
インテル Core Ultraは電力効率に優れているとはいえ、高負荷時にはそれなりの電力を消費します。電源ユニットの容量が十分であるかを確認しましょう。また、省電力性を重視する場合は、電源ユニットの80PLUS認証なども参考にすると良いでしょう。
4. 価格
Core Ultra搭載PCは、従来のPCよりも高価な傾向があります。予算と相談しながら、必要な性能と価格のバランスを考えましょう。最新のテクノロジーを搭載したモデルは魅力的ですが、予算オーバーにならないように注意が必要です。
5. 将来性
Core Ultraは最新のテクノロジーを搭載したプロセッサーですが、数年後にはさらに高性能なプロセッサーが登場する可能性があります。将来性を重視する場合は、CPUのアップグレードに対応しているマザーボードを選ぶなど、将来の拡張性を考慮しておきましょう。
6. メーカーサポート
PCの購入後、トラブルが発生した場合に備え、メーカーのサポート体制も確認しておきましょう。サポート窓口の対応時間や対応方法、保証期間などを事前に確認しておくことで、安心してPCを使用することができます。
これらの注意点を踏まえ、Core Ultra搭載PCを賢く選んで、快適なPCライフを送りましょう。
Core Ultraで実現するAI活用術
インテル Core Ultraプロセッサーに搭載されたNPUは、AI処理を高速かつ効率的に実行できるため、様々なAI活用術が考えられます。
1. より高度なパーソナルアシスタント
従来のパーソナルアシスタントは、クラウド上のAIに依存していましたが、NPUを搭載したCore Ultraなら、より多くの処理をローカルで行うことが可能になります。これにより、応答速度が向上し、より自然な会話が実現するでしょう。また、オフラインでも利用できるようになり、プライバシー保護の観点からもメリットがあります。
例:
- スケジュール管理、リマインダー設定、メールの自動返信など、従来の機能に加えて、より複雑なタスクをこなせるようになる。
- ユーザーの行動パターンを学習し、よりパーソナライズされた情報やサービスを提供する。
- ユーザーの感情を認識し、それに合わせた対応をする。
2. クリエイティブな作業の効率化
画像編集、動画編集、音楽制作など、クリエイティブな作業においても、AIは強力なツールとなります。NPUを活用することで、ノイズ除去、自動補正、オブジェクトの認識、スタイル変換など、様々な処理を高速かつ高精度に行うことができます。
例:
- 写真から不要な部分を自動で消去したり、解像度を向上させたりする。
- 動画の不要な部分を自動でカットしたり、BGMを自動で生成したりする。
- 音楽の自動作曲や編曲を行う。
3. 学習のパーソナライズ化
AIは、個々の学習者に最適化された学習体験を提供することができます。NPUを搭載したCore Ultraなら、学習者の理解度や進捗状況に合わせて、教材や課題を自動で調整することが可能になります。
例:
- 間違った問題を分析し、弱点克服のための教材を自動で作成する。
- 学習者の集中力を維持するために、学習内容や方法を自動で変更する。
- 学習内容を理解しやすいように、自動で要約したり、図解したりする。
4. ヘルスケアの進化
AIは、ヘルスケア分野においても大きな可能性を秘めています。NPUを活用することで、健康状態のモニタリング、病気の早期発見、治療法の最適化など、様々な用途にAIを活用することができます。
例:
- ウェアラブルデバイスから収集したデータを分析し、健康状態の変化を早期に発見する。
- 画像診断を支援し、病気の診断精度を向上させる。
- 患者の遺伝情報や生活習慣に基づいて、最適な治療法を提案する。
5. スマートホームの進化
NPUを搭載したCore Ultraは、スマートホームの頭脳としても活躍することができます。家電製品の制御、セキュリティ対策、エネルギー管理など、様々な機能をAIで自動化することができます。
例:
- ユーザーの行動パターンを学習し、照明や空調を自動で調整する。
- 不審な人物や物体を検知し、セキュリティ対策を強化する。
- 家庭内のエネルギー消費量を最適化する。
これらの例はほんの一部であり、Core UltraのNPUは、今後さらに多くの分野で活用されていくことが期待されます。AI技術の進化とNPUの性能向上により、私たちの生活はますます便利で豊かになっていくでしょう。
Core Ultra パソコンを自作する方法
マザーボードを使って、Core Ultra パソコンを自作することができます。
対応するソケットはLGA 1851ソケット。
第1世代 Core Ultra (開発コードネーム Raptor Lake Refresh) は、 Intel 700シリーズチップセット (Z790, B760, H770など) に対応しています。
また、第2世代 Core Ultra (開発コードネーム Meteor Lake) は、 Intel 800シリーズチップセット (Z890, B860, H870, H810など) に対応しています。
おすすめは、チップセットH810を採用したASUS「PRIME H810M-A-CSM」で、約2万円ほどで購入できます。
CPUはCore Ultra5 235やCore Ultra 7 265KFなどを搭載できます。
必要なパーツや組み立て方法はこちらのページで紹介しているので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
関連記事:ASUS「PRIME H810M-A-CSM」でCore Ultra PCを自作する方法
まとめ:AIで新しい未来を切り開こう!
いかがだったでしょうか?
自分にぴったりのCore Ultra搭載のデスクトップPCは見つけられましたか?
最近ではAIに対応したパソコンが多く販売され、タワー型のデスクトップにも高性能なCore Ultraプロセッサを搭載したパソコンが販売されるようになりました。
Core Ultraは、従来のCPUをはるかに凌駕する処理能力と、AI処理に特化したNPUを内蔵することで、PCに新たな可能性をもたらします。
特にゲームプレイや、コンテンツ制作に与える影響は絶大です。
これまで何気なくプレイしていたゲームが驚くほど快適にプレイできるようになったり、簡単な操作であっという間にイラストや動画を生成したり、と従来では考えられなかったことが可能になっています。
この記事ではCore UltraデスクトップPCについて書いてきましたが、このような変革の波に対応できるかどうかは、今後の活動においても非常に重要なものになるでしょう。
AIはもはやたんなるテクノロジーではありません。
個人によりそい、助言を与え、よりよい道を示してくれる「友人」のような存在です。
それをうまく活用すれは今まで見えていなかった新しい可能性が見えてくるはず。ぜひこの機会に自分にぴったりのCore UltraデスクトップPCを見つけて、革新的なPC体験を味わってみてください。
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