バツグンの拡張性「Minisforum MS-01」と超高性能ミニPCを比較

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Minisforum MS-01」と超高性能ミニPCを比較して紹介!ベンチマークや原神のFPS、プレイできるゲーム、メリット・デメリット、評価、スペック、詳細な価格情報を紹介します。

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「Minisforum MS-01」が発売開始!

2023年12月28日、製品の出荷は1月20日、中国のPCメーカーのMINISFORUM(ミニスフォーラム) から新製品「MS-01」(エムエス 01)が発売されました。

第13世代のインテル Core i9-13900H プロセッサを搭載したミニPCです。

MINISFORUMからは2023年3月にAMD Ryzen 9 6900HX プロセッサを搭載した「MINISFORUM HX99G」が発売されています。

このミニPCはグラフィックカード「Radeon RX 6600M」を搭載し、高いグラフィック性能を発揮できることで話題になりました。

新モデルは新たにPCIe 4.0×16スロットを搭載し、グラフィックカード以外にもネットワ ークカードやストレージコントローラなどを接続できるようです。

もちろん、OSをWindowsからLinuxのUbuntuなどにも変更できますよ。

それでは早速どんなミニPCなのか、その特徴(メリット)を詳しく見ていきましょう。

この製品の購入はこちら→ Amazonリンク

公式ページ:Minisforum MS-01|Intel® Core™ i9-13900H・ Core™ i9-12900H ・ i5-12450H 

ベンチマーク

新モデル「Minisforum MS-01」が搭載するインテル Core i9-13900H プロセッサのベンチマークを測定してみました。

PassmarkのCPUベンチマークで「29694」

Geekbench 6のシングルコア「2617」、マルチコア「13629」

Cinebench R23 シングルコア「1909」、マルチコア「12895」

PCMark 10 スコア「5976」

<グラフィック>

Fire Strike グラフィックスコアで「6503」

Time Spy グラフィックスコアで「1879」

3DMark Night Raid グラフィックスコアで「25828」

3DMark Wild Life「16533」

<ゲーム>

ファイナルファンタジーXIV 暁月のフィナーレ ベンチマークのベンチマーク

FHD解像度で最高品質(デスクトップPC)設定で「5395」

FHD解像度で標準品質(ノートPC)設定で「10786」

他のCPUと比較

他のCPUを搭載するミニPC 16機種とPassmark CPU ベンチマークで比較すると、

インテル Core i9-13900H プロセッサは6番目に高いスコアを記録していました。

また、インテル Core i9-12900Hは9番目、Core i5-12450Hは15番目に高いスコアを記録していました。

1.AMD Ryzen 7 8700G (Minisforum MS-A1)・・・Passmark:31723

2.Ryzen 9 7940HS (GMKtec NucBox K4/GEEKOM A7 / MINISFORUM UM790 Pro)・・・Passmark:30504

3.AMD Ryzen 9 8845HS (GEEKOM A8)・・・Passmark:29381

4.AMD Ryzen 9 8945HS (MINISFORUM UM890 Pro)・・・Passmark:29246

5.Ryzen 7 7840HS (Beelink GTR7/Beelink SER7/MINISFORUM UM780 XTX)・・・Passmark:29937

6.★ Core i9-13900H (Minisforum MS-01)・・・Passmark:29694

7.Ryzen 7 8845HS (GEEKOM A8/Beelink SER8/GMKtec NucBox K8)・・・Passmark:28708

8.Core Ultra 9 185H (Minisforum AtomMan X7 Ti)・・・Pssmark:28465

9.Core i9-12900H (Minisforum MS-01/GEEKOM XT12 Pro)・・・Passmark:28206

10.Ryzen 7 7735HS (GMKtec NucBox K5)・・・Passmark:24225

11.Core i5-13500H (Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8)・・・Pssmark:23333

12.Core Ultra 5 125H (GMKtec NucBox K9)・・・Pssmark:22418

13.Ryzen 7 5800H (Beelink SER5 MAX)・・・Passmark:21080

14.Core i9-11900H (GMKtec M4)・・・Passmark:20647

15.Core i5-12450H (Minisforum MS-01)・・・Passmark:17115

16.Core Ultra 7 155U (GMKtec NucBox K9)・・・Pssmark:16069

メリット1:インテル Core i9-13900H プロセッサで高速に動作する

新モデル「Minisforum MS-01」は第13世代のインテル Core i9-13900H プロセッサを搭載しています。

このプロセッサは10nmプロセスで製造された14コア、20スレッド、最大5.4 GHz駆動のCPUを搭載し、ゲームで高いパフォーマンスを発揮できます。

具体的には、内蔵のGPUに第13世代のIntel Iris Xe Graphics 1.50 GHzを採用し、

また、グラフィックAPIのDirectX 12.1、OpenGL 4.6、OpenCL 3.0をサポート。

高いグラフィック性能を発揮し、3DのPCゲームでもスムーズにプレイできるようになっています。

原神のFPS

原神は画質「」設定で 50-60 FPSで動作します。

戦闘シーン、爆発シーンなど負荷のかかるシーンでは30 FPSまで下がることがあります。

また、街中を歩く、草原を走るなど負荷のかからないシーンでは60 FPS 以上を記録することもあります。

プレイできるゲーム

インテル Core i9-13900H プロセッサはゲームに最適化されているため、

プレイできるゲームがたくさんあります。

各ゲームタイトルのフレームレートは以下の通りです。

THE LAST OF US・・・FPS:36 [720 LOW]

GOD OF WAR・・・FPS:42 [1080P LOW]

RESIDENT EVIL 4・・・FPS:37 [1080P LOW]

FORZA HORIZON 5・・・FPS:49 [1080P LOW]

DEAD ISLAND 2・・・FPS:36 [1080P LOW]

WITCHER 3 NEXT GEN・・・FPS:39 [1080P LOW]

VALORANT・・・FPS:290 [900P LOWEST]

HONKAI STAR RAIL・・・FPS:33 [1080P LOW]

GAT 5・・・FPS:69 [1080P LOW]

CYBERPUNK 2077・・・FPS:33 [720P LOW]

COLL OF DUTY・・・FPS:74 [720P LOW]

RED DEAD REDEMMTION・・・FPS:54 [720P LOW]

FORTNITE・・・FPS:64 [1080P LOW]

FOR CRY・・・FPS:26 [720P LOW]

COUNTER STRIKE 2・・・FPS:69 [1080P LOW]

メリット2:PCIe 4.0×16スロットを搭載・グラフィックボードも追加できる

Minisforum MS-01」はPCIe 4.0×16スロットを搭載し、グラフィックボードやネットワ ークカード、ストレージコントローラなどと接続できます。また、PCIe4.0×8(128GT/s)の接続をサポートし、RTX A2000 Mobile グラフィックボードまで搭載できます。

一方、「Beelink GTR7 /Pro」と「GMKtec NucBox K4」、「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」はPCIe 4.0×16スロットを搭載していません。

メリット3:U.2 M.2 SSDスロットを搭載・最大24TBまで拡張できる

Minisforum MS-01」は2.5インチSSD向けに作られた接続端子の規格のひとつU.2(ユードットツー)に対応したNVME SSDスロットを搭載しています。また、2つの22110 M.2 NVME SSDスロットと組み合わせて、合計で最大24TBまで増設できます。

一方、「Beelink GTR7 /Pro」はM.2 2280 PCle 4.0 NVMeの拡張スロットを搭載しています。「GMKtec NucBox K4」はM.2 SSDスロットで最大2TBまで拡張できます。「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」はM.2の拡張スロットを搭載しています。

メリット4:光ファイバー対応のSFP+ポートを搭載・2つの2.5Gbps 有線LANポートも搭載

Minisforum MS-01」は光ファイバー/LANケーブルに対応した10Gbps SFP+ポートを2つ搭載し、従来の1000Mbpsイーサネットの10倍の速度で伝送できます。また、2.5Gbps RJ45ネットポートも2つ搭載するほか、USB4ポートポートで20Gbpsのイーサネットネットを構築することもできます。

一方、「Beelink GTR7 /Pro」と「GMKtec NucBox K4」、「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」は2.5Gのギガビット有線LANに対応しています。

メリット5:32GB DDR5-5200MHz メモリ搭載で最大64GBまで拡張できる

Minisforum MS-01」は32GB DDR5-5200MHz デュアルチャンネルメモリを搭載し、高速に転送できます。また、2つのSODIMM スロットを搭載し、最大64GBまで拡張できます。

一方、「Beelink GTR7 /Pro」はDDR5 5600MHz規格のメモリを64GB搭載し、拡張も可能です。「GMKtec NucBox K4」は16GB/32GB DDR5メモリ搭載で最大64GBまで拡張できます。「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」は8GB / 16GB DDR4-3200メモリを搭載し、最大32GBまで拡張できます。

メリット6:M.2 2280 NVME SSDストレージを搭載・RAID構築もサポート

Minisforum MS-01」はM.2 NVME SSDスロットを3つ搭載し、スロットあたり最大2TBまで増設できます。また、万が一のHDD故障時にもデータを復旧できるRAID(RAID0、RAID1)もサポートしています。

一方、「Beelink GTR7 /Pro」はPCle 4.0接続のM.2 2280 NVMeストレージを500GB/1TB搭載し、3500MB/sの高速転送も利用できます。「GMKtec NucBox K4」はPCIe 4.0 接続の1TB M.2 ストレージを搭載しています。「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」はNVMe M.2 256GB / 512GB ストレージを搭載しています。

メリット7:デュアルUSB4 ポートを搭載・4つのUSB 3.2ポートと2つのUSB2.0ポートも搭載

Minisforum MS-01」は2つのUSB4ポートを搭載し、最大40Gbpsのデータ転送やDP映像出力、PD給電を利用できます。また、2つのUSB3.2 Gen2 Type-A ポート、2つのUSB3.2 Gen1 Type-A ポート、2つのUSB2.0 Type-A ポートも搭載し、外付けHDDなどの周辺機器ともスムーズに接続できます。

一方、「Beelink GTR7 /Pro」は2つのUSB 4.0ポートを搭載しています。「GMKtec NucBox K4」はUSB 4.0 Type-Cポートと、3つのUSB3.2ポート、1つのUSB 2.0ポートを搭載しています。「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」はThunderbolt 4ポートを搭載し、DisplayPort映像出力や40Gbps/sの高速データ転送が利用できます。

メリット8:8K出力と4K 3画面出力に対応

Minisforum MS-01」はUSB 4 ポートを利用して8K映像出力が可能です。また、4K対応のHDMI 2.0ポートと組み合わせて3画面出力も利用できます。

一方、「Beelink GTR7 /Pro」は2つのUSB 4.0ポート、1つのDisplayportポート、1つのHDMI 2.1ポートを組み合わせて4画面出力も利用できます。「GMKtec NucBox K4」は4K出力に対応した2つのHDMI 2.1ポートとUSB 4.0 Type-Cポートを組み合わせて4K 3画面出力も利用できます。「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」はDisplayPort 1.4bポートとHDMI 2.1ポート、Thunderbolt 4ポートと組み合わせて4K 3画面出力も利用できます。

メリット9:高速Wi-Fi ネットワークカード搭載・Wi-Fi6とBluetooth 5.2も使える

Minisforum MS-01」は高速Wi-Fi ネットワークカード搭載し、Wi-Fi6とBluetooth 5.2もを利用できます。

一方、「Beelink GTR7 /Pro」と「GMKtec NucBox K4」、「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」はWi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応しています。

メリット10:冷却システムを搭載

Minisforum MS-01」は2本のU字型冷却銅管や高速冷却ファンを採用した冷却システムを搭載しています。また、SSD上部の小型スマートファンも搭載し、効率的に熱を排出できます。

一方、「Beelink GTR7 /Pro」はサイレント ファン(本体の下部と上部に配置)やMSCクーリングテクノロジー採用の冷却システムを搭載し、従来モデルよりも19%性能が向上した冷却を利用できます。「GMKtec NucBox K4」はインテリジェントファンや超電導二重タービンの放熱設計を採用した冷却システムを搭載し、長時間でも静音で安定して動作します。「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」は冷却システムを搭載していません。

メリット11:省スペース設計でブラックカラーを用意

Minisforum MS-01」はサイズ 196 x 189 x 48 mmの省スペース設計で、ブラックカラーを用意しています。

一方、「Beelink GTR7 /Pro」はサイズ 168 x 120 x 49 mmの小型軽量デザインで、グリーン、ダークブルー、スペースグレー、ヘルメスオレンジの4色カラーを用意しています。「GMKtec NucBox K4」はイズ 12.3 x 11.2 x 4.3 cmの小型デザインで、ブラックカラーを用意しています。「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」はサイズ 約 195 x 191 x 39mm、重さ約 1.8kgで、クラウドグレー カラーを用意しています。

デザインについて

Minisforum MS-01」はワークステーションPCなので、通常のミニPCより大きめです。サイズはタテ196mm、ヨコ189mmの正方形に近い形で、厚さはx48 mm。

側面にはインターフェースがずらりと並びます。2つのUSB4ポートに加え、光ファイバー対応の2つの10G SFP+ ポートがあり、2つの2.5G イーサネットポートも見えます。

インターフェースは実に充実していますね。

内部は見えませんが、冷却システムが搭載されており、天板には熱を排出するための排気穴も設けています。

ワークステーションPCというと大きいイメージがありますが、MS-01はコンパクトサイズで使いやすそうです。

※上の文面はThreadsからの引用です。

「Minisforum MS-01」のデザインは下の動画でチェックできます。

Youtubeショート動画でデザインをチェックする

Instagramでデザインをチェックする

メリット12:Windows 11 Home搭載で新機能も使える

Minisforum MS-01」はWindows 11 Home搭載で新機能も使えるようになっています。

Windows 11には、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、

「ペイントアプリ」、クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)、「Google Play Games」(PCでAndroidゲーム)

などの機能が追加されています。

一方、「Beelink GTR7 /Pro」はWindows 11搭載で新機能も使えるようになっています。「GMKtec NucBox K4」はWindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」はWindows 11 Home 64bit (日本語版)を搭載し、新機能も使えるようになっています。

「Minisforum MS-01」のデメリット

Minisforum MS-01」のデメリットを紹介します。

デメリット1:本体がやや重く、大きい

「Minisforum MS-01」はサイズ 196 x 189 x 48 mm、重量 1.42 Kgです。

他のミニPCよりも重く、大きくなるので、購入する前に本体の大きさと重さをよく確認することをおすすめします。

デメリット2:指紋認証に対応していない

Minisforum MS-01」は指紋認証に対応していません。

一方、「Beelink GTR7 /Pro」は本体に指紋センサーを搭載し、タッチするだけですばやく安全にログインできるようになっています。「GMKtec NucBox K4」と「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」は指紋認証に対応していません。

デメリット3:VESAマウントに対応していない

Minisforum MS-01」はモニターの背面に設置できるVESAマウントに対応していません。

一方、「GMKtec NucBox K4」はVESAマウントに対応しています。「Beelink GTR7 /Pro」と「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」はVESAマウントに対応していません。

価格を比較

Minisforum MS-01」と「Beelink GTR7 /Pro」、「GMKtec NucBox K4」、「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」の価格を比較してみました。

「Minisforum MS-01」

Amazonで128,980円(24506円 OFFクーポン付き・税込・ベアボーン)、楽天市場で82,980円(送料無料)、AliExpressで107,196円、米国 Amazon.comで$849.99で販売中です。

「Beelink GTR7 /Pro」

Amazonで152,800円(税込・20,000 円OFFクーポン付き)、楽天市場で180,330円(送料無料)、ヤフーショッピングで160,440円、Beelink公式サイトで$819.00 (1/7までのセール価格・32GB+1TBモデル・日本円で約115,499円)、AliExpressでUS $866.40 (日本円で約122,184円)、米国 Amazon.comで $839.20 (日本円で約118,348円)で販売されています。

関連記事:「Beelink GTR7 /Pro」最強を超えるか? ハイエンド小型PCと徹底 比較!

「GMKtec NucBox K4」

Amazonで139,800円(税込・25,000円 OFFクーポン付き・Ryzen9 7940HS 32G+2T)、AliExpressでUS $509.99 (16GB+1TBモデル・日本円で約71921円・ベアボーンモデル)、GMKtec公式サイトで113,094円 (32GB+1TBモデル・ベアボーンモデルは70,631円)で販売されています。

関連記事:「GMKtec NucBox K4」超高速すぎる? 最新ハイエンド小型PCと徹底 比較!

「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」

Amazonで73,350円(Core i5-13500H・8GB+256GB)、楽天市場で73,350円(送料無料・8GB+256GB)、ヤフーショッピングで73,350円(送料無料・8GB+256GB)、レノボ公式サイトで69,850円(税込・送料無料・Core™ i5-13500H・8GB+256GB)で販売されています。

関連記事:「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」は超爆速? 人気の高性能ミニPCと徹底 比較!

「Minisforum MS-01」のスペック

  • プロセッサ Intel Core i9-13900H ※10nm/14コア/20スレッド/最大5.4GHz
    Intel Core i9-12900H ※10nm/14コア/20スレッド/最大5.0GHz
  • GPU Intel Iris Xe グラフィックス (グラフィックス周波数1.5GHz/1.45GHz)
  • RAM(メモリ) 32GB DDR5-5200MHz
  • 拡張メモリ 合計最大64GBまで、SODIMM スロット x2、
  • ストレージ 1TB SSD
    1.M.2 2280 NVME SSDスロット(Alt U.2)(PCIE4.0x4) x1
    2.M.2 2280/22110 NVME SSDスロット(PCIE3.0x4) x1
    3.M.2 2280/22110 NVME SSDスロット(PCIE3.0x2) x1
  • 拡張ストレージ 1x PCIE 4.0×16 スロット(ハーフハイトシングルスロットx16対応・速度はPCIE4.0x8まで対応)
  • 電源 DC 19V(電源アダプター含み)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 M.2 2230 WIFI サポート(Wi-Fi6 , BT5.2)
  • 有線LAN 10Gbps SFP+ LAN x2( X710 オンボード)、2.5Gbps RJ45 LAN x2 ( I226-LM+1226-V)
  • インターフェース USB4 ポート x2(Alt PD)、USB3.2 Gen2 Type-A ポート x2、USB3.2 Gen1 Type-A ポート x2、USB2.0 Type-A ポート x2、HDMI x1、10G SFP+ ポートx2、RJ45 2.5G イーサネットポートx2、3.5mm コンボ ジャック x1
  • 映像出力 HDMI 2.0 (4K@60Hz)、USB 4 (8K@30Hz)x2
  • オーディオ出力 HDMI x1/ 3.5mm コンボ ジャック x1
  • OS Windows 11 Home
  • サイズ 196 x 189 x 48 mm
  • 重量 1.42 Kg
  • カラー ブラック
  • 付属品 1 x 電源アダプター、1 x 電源ケーブル、1 x U.2 変換プレート、1 x SSDヒートシンク、1 x 取り付けネジ、1 x HDMIケーブル、1 x 取扱説明書(日本語対応)

「Minisforum MS-01」の評価

Minisforum MS-01」の評価を紹介します。

スペック:★★★★★

通信:★★★★★

機能:★★★★★

デザイン:★★★

使いやすさ:★★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

Minisforumから発売された小型のワークステーションPCになります。パワフルな第13世代のCore i9プロセッサを搭載し、幅広い拡張性と高い通信性能を兼ね備えています。

他のミニPCと大きく違うのは、PCIe 4.0×16スロットを搭載している点です。PCIe 4.0×16スロットはグラフィックボードやネットワ ークカード、ストレージコントローラなどと接続することが可能で、特にグラフィックボードを追加し、グラフィック性能を飛躍的に向上させることができるというメリットがあります。

また、U.2(ユードットツー)に対応したNVME SSDスロットを搭載していることも大きな違いになります。このU.2 NVME SSD2.5インチサイズで、通常のM.2 SSDよりも大容量のストレージを扱うのに適しています。「Minisforum MS-01」では2つの22110 M.2 NVME SSDスロットと組み合わせて、合計で最大24TBまで増設できるので、大容量のストレージを使いたい人に適しています。

そのほか、光ファイバー対応の10Gbps SFP+ポートを搭載している点も大きな違いです。10Gbps の伝送速度は従来の1000Mbpsイーサネットの10倍になります。「Minisforum MS-01」ではこのほかに2つの2.5Gbps 有線LANポートも搭載しており、これらを組み合わせることで複数の高速ネットワークが利用できるようになります。

Minisforum MS-01」は全体的にスペックが高く、拡張性、通信性能においても非常に優れたワークステーションPCです。サーバーなどを扱う法人に適していますが、グラボを追加できる拡張性を持つ優れたミニPCを求める個人ユーザーにも適しています。

ただし、プロセッサ性能はRyzen 9 7940HS搭載の「GMKtec NucBox K4」やRyzen 7 7840HS搭載の「Beelink GTR7 /Pro」とそれほど変わりません。PCIe 4.0×16スロットやU.2 NVME SSDスロット、SFP+ポートが必要なければ、通常のミニPCを購入した方が安く購入できるでしょう。

Minisforum MS-01」の発売時の価格は、MINISFORUM公式サイトで105,980円(ベアボーンモデル・Core i9-13900H・32GB+1TBモデルは132,980円)。

パワフルで拡張性に優れた小型ワークステーションPCを探している人におすすめです。

「Minisforum MS-01」の価格・購入先

Minisforum MS-01 main

「Minisforum MS-01」はMINISFORUMの日本公式サイトやAmazonなどのECサイトで購入できます。

MINISFORUM公式サイト

  • 1.Intel Core i5-12600H+32GB+1TBモデルで89,390円(ベアボーンモデルは62,380円)、
  • 2.Intel Core i9 12900H 32GB+1TBモデルで114,980円(ベアボーンモデルは87,980円)、
  • 3.Intel Core i9 13900H +32GB+1TBモデルで134,580円(ベアボーンモデルで104,580円)

で販売されています。

MINISFORUM公式サイトで「Minisforum MS-01」をチェックする

※支払い方法はApple Pay、クレジットカード、PayPalです。

ECサイト

Amazonで98,980円(税込・18806円 OFFクーポン)、

楽天市場で98,980~158,980円(送料無料)、

ヤフーショッピングで98,900円(送料無料)、

AliExpressで82,136円、

米国 Amazon.comで$659.99、

で販売されています。

Amazonで「Minisforum MS-01」をチェックする

楽天市場で「Minisforum」をチェックする

ヤフーショッピングで「Minisforum」をチェックする

MINISFORUM公式サイトで「Minisforum MS-01」をチェックする

米国 Amazon.comで「Minisforum MS-01」をチェックする

 

※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

 

 

おすすめの類似製品を紹介

Minisforum MS-01」に似た性能をもつミニPCも販売されています。

「Minisforum MS-A1」

Minisforumから発売されたCPU交換式のミニPC(ベアボーンPC)です。AMD Ryzen 7 8700G、最大96GBまでのDDR5-5200MHzメモリ、4つのM.2 2280 SSD ストレージを搭載可能で、4K 3画面出力(USB4、HDMI 2.1、Displayport 2.0)、8K映像出力、USB4 ポート、OCuLinkポート、Wi-Fi 6E 、Bluetooth 5.2、2.5G デュアル有線LAN通信に対応しています。

価格は、Minisforum公式サイトで127,980円(AMD Ryzen 7 8700G + 32GB + 1TB SSDモデル/ベアボーンキットは41,580円)です。

関連記事:CPU交換式「Minisforum MS-A1」のメリット・デメリット 

「MINISFORUM 129i7」

MINISFORUMから発売されたMini-ITX規格のベアボーンPC(デスクトップPC)です(2024年10月16日 発売)。

マザーボード AR1290、第12世代のインテル Core i9-12900HK プロセッサ、400W TFX電源(内蔵)を搭載しています。

また、DDR4-3200MHz(最大64GB)、M.2 SSD(NVMe/SATA対応)、2.5インチの拡張スロット(HDD/SSD)、3画面出力(HDMI 1.4 x1、DisplayPort 1.4 x1、VGA x1)、

冷却システム、USB 3.2 Gen2 Type-A x2、USB 3.2 Gen1 Type-C x1、USB 3.2 Gen2 Type-A x2、USB 2.0 x6、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。

価格は、Amazonで57,980円、楽天市場で76,980円(送料無料)、米国 Amazon.comで$489.00、MINISFORUM公式サイトで57,980円です。

関連記事:5万円台の高性能ベアボーンPC「MINISFORUM 129i7」をレビュー

「DESKMEET X600」

ASRockから発売されたベアボーンPCです。AMD AM4/AM5 ソケットと500W 電源、Wi-Fiモジュール用のM.2スロット搭載で、AMD Ryzen 8000 / 7000 シリーズのプロセッサ、DDR5 メモリ (最大 256GB)、SSD SATA3 6.0Gb/s もしくはM.2 2280 Gen5x4 / Gen4x4 ストレージを搭載できます。また、最大20cmのグラフィックボードの追加、2.5Gbpsのギガビット有線LANに対応しています。

価格は、Amazonで33,898円、楽天市場で31,280円(送料無料)、ヤフーショッピングで34,936円 です。

関連記事:ベアボーン「DESKMEET X600」でAIに強いPCを自作する方法を解説

ASUS「NUC 14 Pro+」

ASUSから発売されたNUC規格のミニPC(ベアボーンPC)です。

Intel Core Ultra 9 185H / Core Ultra 7 165H / Core Ultra 7 155H / Core Ultra 5 135H / Core Ultra 5 125H プロセッサを搭載した5種類のモデルを用意しています。

また、最大96GBまで搭載できるDDR5-5600メモリスロット、M.2 2280 PCIe Gen4x4 NVMe SSD スロット x1、M.2 2242 PCIe x4 NVMe SSD スロット x1 搭載で、

Thunderbolt 4(40Gbps、DP映像出力、PD給電)、HDMI映像出力(2つのHDMI 2.1ポート)、USB 3.2 Gen 2 Type-A x1、USB 2.0 Type-A x1、Wi-Fi 6E (Intel AX211)、2×2、Bluetooth 5.3、2.5G ギガビット有線LAN通信に対応しています。

価格は、Amazonで103,354円(税込)、楽天市場で102,829円(送料無料)、ヤフーショッピングで102,829円(送料無料)、AliExpressで99,085円、米国 Amazon.comで$1,119.00です。

関連記事:CPUを選べるASUS「NUC 14 Pro+」のメリット・デメリット

ASUS「PRIME N100I-D D4」

ASUSから発売されたIntel N100を搭載したMini-ITX規格のマザーボードです(2024年8月1日 発売)。DDR4 メモリスロット、ストレージ用のM.2 スロット、SATA 6Gb/s ポート、PCIe 3.0の拡張スロット、通信用のM.2 スロット搭載で、

ASUS Control Center Express、CPUヒートシンク、4ピンPWM/DCファン、オーディオシールド、プレミアムオーディオコンデンサ、ステンレススチール製バックI/O、映像出力(DisplayPort x1、VGA port x1、HDMI x1)、1Gbpsの有線LANに対応しています。

価格は、Amazonで25,232円、楽天市場で25,232円(送料無料)、ヤフーショッピングで25,232円、です。

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