Nothing「CMF Phone 1」とPhone (2a)の違いを解説

Nothing CMF Phone 1 top
SIMフリーの5Gスマホ Nothing「CMF Phone 1」。早くも「デザインも性能もいい」と評判です。しかし、その一方で「前モデルの方がいい」という口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?

そこで今回は前モデルとの違いをはっきりとさせるため、以下の6つの観点で検証します。

  1. プロセッサ(CPU)
  2. カメラ
  3. デザイン(サイズ・重量)
  4. ディスプレイ
  5. バッテリー・充電
  6. メモリ・ストレージ

また、前モデル「Nothing Phone (2a)」から引き継いだメリットも紹介!購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

Nothing「CMF Phone 1」が発売開始!

2024年7月、イギリスのデジタル機器メーカー Nothing Technology (ナッシング テクノロジー)の新製品「CMF Phone 1」(シーエムエフ フォン1)が発売されました。

Android 14ベースのNothing OS 2.6を搭載した6.67インチのスマートフォンです。

Nothingからは2024年3月にDimensity 7200 Pro 搭載の「Nothing Phone (2a)」が発売されています。

このスマートフォンは「デザインがかっこいい」、「高性能でコスパもいい」と評判でした。

新モデルはデザインやOSなどを受け継ぎつつ、さらにコスパの高い製品になっているようです。

もちろん、原神などのゲームも快適にプレイできますよ。

それでは早速、どんなスマートフォンなのか、その特徴(メリット)を詳しく見ていきましょう。

この製品の購入先はこちら→ AliExpressのリンク

公式ページ:CMF Phone 1 – CMF Global

Antutuベンチマーク

Nothing CMF Phone 1 antutu

新モデル Nothing「CMF Phone 1」が搭載するMediaTek Dimensity 7300 プロセッサはAntutu V10 ベンチマーク総合で 約67万 (670,000) 前後 を記録しています。

他の同じCPUを搭載する機種では65万 (642187)前後を記録することが多いようです。

例:Antutu V10 総合で「642187」、CPUで「188979」、GPUで「146467」、MEMで「143337」、UXで「163404」。

一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」が搭載するDimensity 7200 Pro プロセッサは、Antutu V10 ベンチマーク総合で「741,999」を記録していました。

例: Antutu V10 総合で「738164」、CPUで「236788」、GPUで「180516」、MEMで「137288」、UXで「183572」

他のCPUと比較

他のCPUを搭載するスマートフォン 16機種とAntutuベンチマークで比較すると、MediaTek Dimensity 7300 プロセッサは6番目に高いスコアを記録していました。

1.Tensor G3 (Google Pixel 8 / Pixel 8a)・・・Antutu:約 107万 前後

2.Snapdragon 7 Gen 3 (motorola edge 50 pro)・・・Antutu:約 85万 前後

3.Dimensity 8020 (motorola edge 40)・・・Antutu 約 74万

4.Dimensity 7200 Pro (Nothing Phone 2a)・・・Antutu 約 74万

5.Dimensity 7200-Ultra (Redmi Note 13 Pro+ 5G)・・・Antutu:約72万

6.★ MediaTek Dimensity 7300 (CMF Phone 1)・・・Antutu:約67万

7.MediaTek Dimensity 7050 (OPPO Reno11 A)・・・Antutu:約56万

8.Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 (Xperia 10 VI)・・・Antutu:約54万

9.Dimensity 7030 (motorola edge 40 neo)・・・Antutu:約 52万

10.MediaTek Dimensity 7025 (moto g64 5G)・・・Antutu:50万

11.Dimensity 6100+ (UMIDIGI G6 5G)・・・Antutu:約 44万

12.MediaTek Helio G99 (Blackview SHARK 8)・・・Antutu:41万

13.Dimensity 6020 (OPPO A79 5G)・・・Antutu:40万

14.Snapdragon 695 5G (Xperia 10 V / OPPO Reno9 A / BASIO active2)・・・Antutu:約40万 前後

15.Dimensity 700 5G (nubia Ivy/Libero 5G IV/AQUOS wish3)・・・Antutu:約35万 前後

16.Unisoc T606 (UMIDIGI G5)・・・Antutu:約25万 前後

違い1:MediaTek Dimensity 7300 プロセッサで高速に動作する

Nothing CMF Phone 1 CPU

新モデル Nothing「CMF Phone 1」はMediaTek Dimensity 7300 プロセッサを搭載しています。

このプロセッサは4nmプロセスで製造された8コア、最大2.5GHz 駆動のCPUで、AIとゲームに最適化されています。

具体的には第6世代 MediaTek NPU 655を搭載し、AI タスクの効率を前世代よりも2倍高く処理することが可能。

MediaTek HyperEngine 搭載で、FPS ゲームなどで高いグラフィック性能を発揮します。

内蔵のGPUはArm Mali-G615で、4K映像出力や動画圧縮規格 H.264をサポートしています。

一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」はMediaTek Dimensity 7200 Pro プロセッサを搭載していました。

このプロセッサは4nmプロセスで製造された8コア、最大2.8GHz駆動のCPUを搭載しています。

原神のFPS

人気ゲームの「原神」はグラフィック設定「中」、50-60 FPS で快適にプレイできます。グラフィック設定は最初のプレイで固定されており、しばらくプレイした後で設定アイコンが表示され、「中」に変更できるようです。

戦闘シーン、爆発シーンなど負荷のかかるシーンでは24 FPSまで下がることがあります。

また、街中を歩く、草原を走るなど負荷のかからないシーンでは60 FPS 以上を記録することもあります。

ゲーム性能

MediaTek Dimensity 7300 プロセッサはゲームに最適化されているため、多くのゲームをプレイできます。

各ゲームタイトルのフレームレートは以下の通りです。

原神 Genshin Impact・・・60 FPS

PUBG Mobile・・・60 FPS

Call of Duty: Mobile・・・61 FPS

フォートナイト Fortnite・・・30 FPS

World of Tanks Blitz・・・60 FPS

Mobile Legends: Bang Bang・・・59 FPS

ジャイロセンサー搭載のため、位置ゲーム「ポケモンGO」、「信長の野望 出陣」、「ドラゴンクエストウォーク」、「Pikmin Bloom」、「駅メモ!ステーションメモリーズ!」、「妖怪ウォッチ ワールド」がプレイできます。

そのほか、比較的軽い「Honor of Kings」、「ビックリマン・ワンダーコレクション」、「HIT : The World」、「マインクラフト」、「ウマ娘」なども快適に動作します。

違い2:背面50MPカメラと前面16MPカメラ・TrueLens エンジン 2.0採用

Nothing CMF Phone 1 カメラ

新モデル Nothing「CMF Phone 1」は背面に50MPのメインカメラを、前面に16MPのフロントカメラを搭載しています。

このカメラはともにTrueLens エンジン 2.0 を搭載し、細部まで忠実に写し出すという特徴を持っています。

また、Google との共同開発による Ultra XDR 技術で、画像をよりリアルに映し出すことができます。

そのほか、AIを活用した「AI ヴィヴィッドモード」も利用可能。専用のポートレートセンサーによる美しい自撮り写真も撮影できます。

ビデオ撮影は4K 60 fpsに対応し、ライブHDRや120fpsのスローモーション撮影、夜景用のナイトモード (30fps 1080p 録画)、手ブレを抑えたアクション モード EISも利用できます。

カメラの仕様

1.背面の50MPカメラ・・・視野 79度、レンズ口径 f/1.8 相当、Sony センサー

2.前面の16MPカメラ・・・ポートレート撮影

ビデオ撮影・・・30 fps の 4K 録画、30 または 60 fps の 1080p 録画、30 fps の 1080p ライブHDR、スローモーション (120 fps)、ナイトモード (30 fps の1080p 録画)、アクション モードEIS

一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」は背面に50MP+50MPの2眼カメラを、前面に32MPカメラを搭載していました。

このカメラでは、5000万画素の超高解像度撮影や114°の超広角撮影、「ULtra XDR」、OIS(光学式手ブレ補正)、「ナイトモード」、「モーションキャプチャー」、オートフォーカス、4K 30fps の動画撮影、1080p 120fpsのスローモーション撮影、アクションモード、「ポートレートオプティマイザー」を利用できました。

違い3:交換式のカバーを採用・厚さ8mm、重さ190gの薄型軽量デザインで4色を用意

Nothing CMF Phone 1 カバー

新モデル Nothing「CMF Phone 1」は背面のカバーを交換し、その日の気分に合わせてデザインを変更することができます。

カバーは専用ツールでネジを外すだけで簡単に交換でき、

オプションのスタンドカードホルダーネックストラップなどを取り付けることもできます。

カラーについて

カラーはブラックライトグリーンブルーオレンジの4色を用意しています。

ブラックとライトグリーンはケースに直接加工を施したようなユニークな質感です。

また、ブルーとオレンジは上部にエレガントなヴィーガンレザーの層を埋め込んで、高級感あふれるデザインになっています。

一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」はブラック、ミルクの2色のみ用意していました。

新モデルは前モデルよりもカラーが増え、よりカジュアルな印象になっています。

サイズ・重量

新モデル Nothing「CMF Phone 1」はサイズ 164 x 77 x 8 mm (※ヴィーガンレザーは9 mm)、重量 197 g (※ヴィーガンレザーは202 g)になっています。

一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」はサイズ 161.74 x 76.32 x 8.55 mm、重量 190 g でした。

新モデルは前モデルよりも大きくなっていますが、厚さは0.55mm薄くなっています。また、重さは7g 重くなっています。

IP52 防水防塵に対応

新モデル Nothing「CMF Phone 1」はIP52 防水防塵に対応し、水しぶきや雨に耐えることができます。

一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」はIP54相当の防水防塵に対応し、水深25cmの水没に20分間耐えることが可能でした。

また、「前面・背面ディスプレイをスチールウールで2000回以上擦過する」「高さ1.5mから14パターンの角度で24回落下させる」などの耐久試験もクリアしています。

違い4:6.67の有機EL液晶・最大輝度2000 ニト、10億色に対応

Nothing CMF Phone 1 ディスプレイ

新モデル Nothing「CMF Phone 1」は6.67インチで解像度 1080 x 2400 pxのスーパー AMOLED (有機EL)ディスプレイを搭載しています。

このディスプレイは最大輝度 2000 ニトで屋外でも明るく見やすく表示できます。

また、高コントラストで発色に優れる有機ELパネルを採用し、10億色の発色数に対応した色鮮やかな映像を映し出せます。

一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」は6.7インチで解像度1084 x 2412 px のフレキシブル AMOLED ディスプレイを搭載していました。

このディスプレイは最大輝度は1300 ニトで、1.07 億色の発色数に対応していました。

新モデルは前モデルよりも最大輝度、発色数で優れており、性能が向上しているといえます。

可変 リフレッシュレート 120 Hzに対応

新モデル Nothing「CMF Phone 1」は可変 リフレッシュレート 120 Hz(30 – 120 Hz)に対応し、シーンに応じて適切なリフレッシュレートで滑らかに再生できるようになっています。

一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」も同じく可変 リフレッシュレート 120 Hz(30 – 120 Hz)に対応していました。

違い5:5000 mAh バッテリーで33W急速充電に対応

Nothing CMF Phone 1 バッテリー

新モデル Nothing「CMF Phone 1」は5000 mAh バッテリーを搭載しています。

駆動時間は音声通話で43.6時間、YouTube視聴で22.6時間、音楽再生で45.4時間、Instagramで15.6時間です。

設定からカスタマイズして寿命を延ばす「バッテリーヘルス テクノロジー」にも対応しています。

また、充電は33W 急速充電に対応し、26 分で50%まで回復できます。

そのほか、他のデバイスに給電できる5Wリバースチャージにも対応しています。

一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」は5000 mAh バッテリーを搭載し、45W 急速充電に対応していました。

新モデルは前モデルと同じバッテリー容量ですが、充電のスピードは前モデルの方が速くなっています。

ただし、33W 急速充電でもかなり高速なので、不便に感じることはないといえます。

違い6:8GBメモリ搭載で最大2TBまでのストレージ拡張に対応

新モデル Nothing「CMF Phone 1」は8GB メモリを搭載し、スムーズに動作します。

また、ストレージ容量は128GB / 256GBで、別売のmicroSDカードで最大2TBまで拡張できます。

一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」は8GB / 12GB LPDDR5 メモリを搭載し、+8GBの仮想メモリ機能で 最大16GB / 20GB まで拡張できました。

また、ストレージは高速な UFS 3.1 規格の128GB / 256GB を搭載していました。

新モデルはmicroSDカードが利用できるようになり、前モデルにはできなかった最大2TBの拡張に対応しています。

新モデルはストレージ容量を増やせるようになったため、前モデルよりも便利に利用できます。

「Nothing Phone (2a)」から引き継いだメリット

Nothing CMF Phone 1 斜め

新モデル Nothing「CMF Phone 1」が前モデル「Nothing Phone (2a)」から引き継いだメリットを紹介します。

メリット1:5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3、GPSに対応

新モデル Nothing「CMF Phone 1」は5G通信に対応し、4G LETよりも約10倍以上の速度で通信できます。

また、Wi-Fi 5と比べて最大通信速度が約1.4倍に向上した「Wi-Fi 6」に対応。

Bluetooth 5.3 (A2DP、BLE)によるワイヤレス接続、5つの衛星測位(GPS、GLONASS、BDS、GALILEO、QZSS)に対応したGPSも利用できます。

一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」も5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3、GPSに対応していました。

メリット2:ディスプレイ内 指紋認証に対応

新モデル Nothing「CMF Phone 1」は前モデルと同じくディスプレイ内指紋認証に対応しています。

画面にタッチするだけでロック解除できるので便利です。

Nothing「CMF Phone 1」のデメリットは3つ!

Nothing CMF Phone 1 2台

Nothing「CMF Phone 1」のデメリットを3つ紹介します。

デメリット1:冷却システムがない

新モデル Nothing「CMF Phone 1」は冷却システムを搭載していません。

一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」は冷却システムを搭載し、本体が高熱化することを防ぐことができます。

デメリット2:ステレオスピーカーが搭載されていない

新モデル Nothing「CMF Phone 1」は高音質なステレオスピーカーを搭載していません。

一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」はステレオスピーカーを搭載し、臨場感のある高音質なサウンドを再生できました。

デメリット3:おサイフケータイが使えない

新モデル Nothing「CMF Phone 1」は海外モデルのため、日本のおサイフケータイ(Felica)は利用できません。

一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」や「OPPO Reno11 A」はおサイフケータイに対応し、モバイルSuica、モバイルPASMO、モバイルWAON、nanaco、iD、QUICPay、楽天Payなどの電子マネー決済が利用できます。

Nothing「CMF Phone 1」のスペック

  • ディスプレイ 6.67インチ、解像度1080 x 2400のスーパー AMOLED
    ※395 ppi/10億色/8ビット色/Ultra HDR /コントラスト比 1,000,000:1/2000 ニト (ピーク輝度) /700 ニト (通常輝度)/周波数 960 Hz PWM/LTPS
  • リフレッシュレート 120 Hz アダプティブ
  • タッチサンプリングレート 240 Hz
  • プロセッサ MediaTek Dimensity 7300
    ※4nm/8コア/最大2.5GHz/第2世代 TSMC プロセス (N4P)
  • GPU Arm Mali-G615 MC2
  • RAM(メモリ)8GB
  • ストレージ 128GB / 256GB
  • 拡張ストレージ microSDカードで最大2TBまで
  • バッテリー 5000 mAh
  • 駆動時間 最大23時間、音声通話で43.6時間、YouTube視聴で22.6時間、音楽再生で45.4時間、Instagramで15.6時間
  • 充電 33W 急速充電、5Wリバースチャージ
    ※ワイヤレス充電には非対応
  • 背面カメラ 50MP
  • 前面カメラ 16MP
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、MU-MIMO、Bluetooth 5.3 (A2DP、BLE)
    ※Wi-Fi ダイレクト、Advanced Hotspotをサポート
  • 衛星測位 GPS (L1)、GLONASS (G1)、BDS (B1I)、GALILEO (E1)、QZSS (L1)
  • インターフェース USB Type-C (OTG)
  • センサー アンダーディスプレイ指紋センサー
  • 防水防塵 IP52 規格
  • 筐体 バックカバーは交換可能、脱着可能なカバー付きアクセサリポイント
  • 生体認証 ディスプレイ内指紋認証
  • OS Nothing OS 2.6 (Powered by Android 14)
    ※2 年間の Android メジャーアップデート、3 年間のセキュリティアップデートに対応済み
  • サイズ 164 x 77 x 8 mm (※ヴィーガンレザーは9 mm)
  • 重量 197 g (※ヴィーガンレザーは202 g)
  • カラー ブラック、ライトグリーン、ブルー、オレンジ
  • 付属品 CMF ケーブル (USB-C / USB-C)、安全に関する情報と保証カード、スクリーンプロテクター (貼付済み)、SIM トレイ取り出しツール
  • 5G通信 対応
  • SIMカード Nano SIM

対応バンド

Nothing「CMF Phone 1」は5G通信に対応しています。

SIMはNanoSIM に対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

5G NR band: n1, n3, n5, n7, n8, n20, n28, n38, n40, n41, n66, n77, n78
4G LTE bands: 1, 3, 4, 5, 7, 8, 20, 28, 38, 40, 41, 66
3G UMTS (WCDMA) bands: 1, 4, 5, 8
2G GSM: 850/900/1800/1900

5G通信はSub-6に対応しています。Sub-6はn78(国際的に主要な5G通信の周波数帯)、n79(ドコモのみが対応している周波数帯)の2つがありますが、n78のみに対応しています。

4Gの対応バンドは豊富で、ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au、楽天モバイル回線に対応しています。

ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。

こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!

Nothing「CMF Phone 1」の評価

Nothing CMF Phone 1 4色

6つの基準でNothing「CMF Phone 1」を5段階で評価すると以下のようになります。

スペック:★★★★

デザイン:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★

総合評価

Nothingの低価格向けブランドCMF 初のスマートフォンになります。

2024年3月に発売された「Nothing Phone (2a)」よりも安い価格ながらも、

優れたデザイン性と高性能さを兼ね備えています。

前モデル「Nothing Phone (2a)」との大きな違いは3点です。

一つ目はプロセッサです。

MediaTek Dimensity 7200 ProからMediaTek Dimensity 7300 プロセッサに変更され、

性能が下がっていますが、その差は決して大きな差ではなく、わずかな差しかありません。

ベンチマークの結果をみれば分かるとおり、ミドルレンジではトップクラスの性能で、

動作に関しては十分に高いと評価できます。

二つ目はカメラです。

背面カメラは50MP+50MPの2眼カメラからシングルの50MPに変更し、

前面カメラも32MPから16MPに変更されています。

カメラ性能においては前モデルの方が圧倒的に高いといえますが、

新モデルは現実に近いリアルな映像を撮影するTrueLens エンジン 2.0 搭載で、

AI ヴィヴィッドモード」も使えるなど、侮れない性能になっています。

サンプル写真を見る限りでは十分な画質で、カメラ性能も十分に高いといえます。

三つ目はデザインです。

新モデルNothing「CMF Phone 1」は交換式のカバーを採用し、

カラーの異なるカバーに交換したり、オプションのスタンドカードホルダーネックストラップなどを取り付けたりできます。

この点は前モデルにはなかった仕様で、新モデルの方がユニークで面白いです。

(まとめ)

新モデルNothing「CMF Phone 1」は前モデルよりも低価格でありながら、

プロセッサやカメラ、ディスプレイ、バッテリーなどで高い性能を保っています。

交換式のカバーを採用するなどユニークな点もあり、使う「面白さ」のあるスマートフォンです。

デザインが良く、性能も高い、SIMフリーの5Gスマートフォンを探している人におすすめします。

Nothing「CMF Phone 1」の価格・販売先

Nothing CMF Phone 1 正面

ECサイト

ヤフーショッピングで50,000円、

AliExpressで38,363円(128GBモデル・256GBモデルは44,783円)、

米国 Amazon.comで$259.00、

で販売されています。

※日本への発送に対応しています。

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※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

類似製品の紹介

Nothing「CMF Phone 1」に似た性能をもつスマートフォンも販売されています。

「moto g64 5G」

モトローラから発売されたAndroid 14搭載の6.5型 スマートフォンです。MediaTek Dimensity 7025、フルHD+のIPS液晶、128GB、5000mAh バッテリー、背面 50MP + 2MPの2眼カメラ、前面 16MPのフロントカメラ搭載で、Dolby Atmos対応のステレオスピーカー、リフレッシュレート 120Hz、30W急速充電、IP52の防水防塵、指紋認証、顔認証、5G通信、Wi-Fi 5に対応しています。

価格は、Amazonで31,636円(税込)、楽天市場で34,800円(送料無料・3,163ポイントあり)、ヤフーショッピングで31,680円、米国 Amazon.comで$182.66 (※Moto G54)です。

関連記事:SIMフリー「moto g64 5G」国内版のメリット・デメリットを解説

「AQUOS wish4」

シャープから発売されたAndroid 14 搭載の6.6型 5Gスマートフォンです。MediaTek Dimensity 700、HD+液晶、64GB、5000 mAh バッテリー、背面50.1MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラを備えるほか、IP68防水防塵、MIL-STD-810H、おサイフケータイ、アルコール除菌、ハンドソープ洗浄、顔認証(マスク対応)、サイド指紋認証、Wi-Fi 5に対応しています。

価格は、Amazonで29,800円(税込)、楽天市場で31,900円(送料無料)、ヤフーショッピングで37,400円です。

関連記事:6.6の大画面「AQUOS wish4」のメリット・デメリットを解説 

「OPPO Reno11 A」

OPPOから発売されたColorOS 14搭載の6.7型 5Gスマートフォンです。MediaTek Dimensity 7050、フルHD+の有機EL液晶、128GB、5000 mAh、背面64MP + 8MP + 2MPの3眼カメラ、前面32 MPのフロントカメラ搭載で、

67W急速充電、リフレッシュレート 最大120Hz 可変(120Hz/90Hz/60Hz)、タッチサンプリングレート 最大 240 Hz、おサイフケータイ、IP65s防水防塵、ノイズキャンセリング、ディスプレイ指紋認証、Wi-Fi 5、に対応しています。

価格は、Amazonで44,364円(ワイモバイル版は21,600円)、楽天市場で43,890円(送料無料)、ヤフーショッピングで48,800円(ワイモバイル版は21,798円)です。

関連記事:「OPPO Reno11 A」とReno9 Aの違いを詳細に調べてみた

 

「OUKITEL C50」

OUKITELから発売された6.8インチの5Gスマートフォンです。Android 14、MediaTek Dimensity 6100+、8GB LPDDR4x メモリ、HD+ IPS液晶、256GB UFS2.1、5150 mAhバッテリー、背面50MPカメラ、前面5MPカメラ搭載で、

リフレッシュレート 90Hz、最大24GBまでのメモリ拡張、ゴリラガラス 5、OTG逆充電(リバースチャージ)、指紋認証、顔認証、USB Type-C 2.0 (OTG)、5G通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで27,191円(税込)、AliExpressで17,116円、です。

関連記事:驚愕コスパ「OUKITEL C50」のメリット・デメリットを解説

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