SIMフリーの5Gスマホ Nothing「CMF Phone 1」。早くも「デザインも性能もいい」と評判です。しかし、その一方で「前モデルの方がいい」という口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は前モデルとの違いをはっきりとさせるため、以下の6つの観点で検証します。
- プロセッサ(CPU)
- カメラ
- デザイン(サイズ・重量)
- ディスプレイ
- バッテリー・充電
- メモリ・ストレージ
また、前モデル「Nothing Phone (2a)」から引き継いだメリットも紹介!購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
Nothing「CMF Phone 1」が発売開始!
2024年7月、イギリスのデジタル機器メーカー Nothing Technology (ナッシング テクノロジー)の新製品「CMF Phone 1」(シーエムエフ フォン1)が発売されました(日本 国内版の発売日は10月1日)。
Android 14ベースのNothing OS 2.6を搭載した6.67インチのスマートフォンです。
Nothingからは2024年3月にDimensity 7200 Pro 搭載の「Nothing Phone (2a)」が発売されています。
このスマートフォンは「デザインがかっこいい」、「高性能でコスパもいい」と評判でした。
新モデルはデザインやOSなどを受け継ぎつつ、さらにコスパの高い製品になっているようです。
もちろん、原神などのゲームも快適にプレイできますよ。
それでは早速、どんなスマートフォンなのか、その特徴(メリット)を詳しく見ていきましょう。
この製品の購入先はこちら→ 楽天市場のリンク /AliExpressのリンク
公式ページ:CMF Phone 1 – CMF Global
Antutuベンチマーク
新モデル Nothing「CMF Phone 1」が搭載するMediaTek Dimensity 7300 プロセッサは、
Antutu V10 ベンチマーク総合で 約67万 (651291) 前後 を記録しています。
例: Antutu V10 総合で「651291」、CPUで「192590」、GPUで「147174」、MEMで「147216」、UXで「164311」
投稿者: @akibaburariThreadsで見る
他の同じCPUを搭載する機種では65万 (642187)前後を記録することが多いようです。
例:Antutu V10 総合で「642187」、CPUで「188979」、GPUで「146467」、MEMで「143337」、UXで「163404」。
一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」が搭載するDimensity 7200 Pro プロセッサは、Antutu V10 ベンチマーク総合で「741,999」を記録していました。
例: Antutu V10 総合で「738164」、CPUで「236788」、GPUで「180516」、MEMで「137288」、UXで「183572」
MediaTek Dimensity 7300 の性能を比較
他のCPUを搭載するスマートフォン 16機種とAntutuベンチマークで比較すると、MediaTek Dimensity 7300 プロセッサは6番目に高いスコアを記録していました。
<CPUランキング>
※Antutu V10 ベンチマーク総合で比較したものです。
- 1.Tensor G3 (Google Pixel 8 / Pixel 8a)・・・Antutu:約 107万 前後
- 2.Snapdragon 7 Gen 3 (motorola edge 50 pro)・・・Antutu:約 85万 前後
- 3.Dimensity 8020 (motorola edge 40)・・・Antutu 約 74万
- 4.Dimensity 7200 Pro (Nothing Phone 2a)・・・Antutu 約 74万
- 5.Dimensity 7200-Ultra (Redmi Note 13 Pro+ 5G)・・・Antutu:約72万
- 6.★ MediaTek Dimensity 7300 (CMF Phone 1)・・・Antutu:約67万
- 7.MediaTek Dimensity 7050 (OPPO Reno11 A)・・・Antutu:約56万
- 8.Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 (Xperia 10 VI)・・・Antutu:約54万
- 9.Dimensity 7030 (motorola edge 40 neo)・・・Antutu:約 52万
- 10.MediaTek Dimensity 7025 (moto g64 5G)・・・Antutu:50万
- 11.Dimensity 6100+ (UMIDIGI G6 5G)・・・Antutu:約 44万
- 12.MediaTek Helio G99 (Blackview SHARK 8)・・・Antutu:41万
- 13.Dimensity 6020 (OPPO A79 5G)・・・Antutu:40万
- 14.Snapdragon 695 5G (Xperia 10 V / OPPO Reno9 A / BASIO active2)・・・Antutu:約40万 前後
- 15.Dimensity 700 5G (nubia Ivy/Libero 5G IV/AQUOS wish3)・・・Antutu:約35万 前後
- 16.Unisoc T606 (UMIDIGI G5)・・・Antutu:約25万 前後
違い1:MediaTek Dimensity 7300 プロセッサで高速に動作する
新モデル Nothing「CMF Phone 1」はMediaTek Dimensity 7300 プロセッサを搭載しています。
このプロセッサは4nmプロセスで製造された8コア、最大2.5GHz 駆動のCPUで、AIとゲームに最適化されています。
具体的には第6世代 MediaTek NPU 655を搭載し、AI タスクの効率を前世代よりも2倍高く処理することが可能。
MediaTek HyperEngine 搭載で、FPS ゲームなどで高いグラフィック性能を発揮します。
内蔵のGPUはArm Mali-G615で、4K映像出力や動画圧縮規格 H.264をサポートしています。
一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」はMediaTek Dimensity 7200 Pro プロセッサを搭載していました。
このプロセッサは4nmプロセスで製造された8コア、最大2.8GHz駆動のCPUを搭載しています。
ゲーム性能
MediaTek Dimensity 7300 プロセッサはゲームに最適化されているため、多くのゲームをプレイできます。
人気ゲームの「原神」はグラフィック設定「中」、50-60 FPS で快適にプレイできます。グラフィック設定は最初のプレイで固定されており、しばらくプレイした後で設定アイコンが表示され、「中」に変更できるようです。
戦闘シーン、爆発シーンなど負荷のかかるシーンでは24 FPSまで下がることがあります。
また、街中を歩く、草原を走るなど負荷のかからないシーンでは60 FPS 以上を記録することもあります。
各ゲームタイトルのフレームレートは以下の通りです。
- 原神 Genshin Impact・・・60 FPS
- PUBG Mobile・・・60 FPS
- Call of Duty: Mobile・・・61 FPS
- フォートナイト Fortnite・・・30 FPS
- World of Tanks Blitz・・・60 FPS
- Mobile Legends: Bang Bang・・・59 FPS
ジャイロセンサー搭載のため、位置ゲーム「ポケモンGO」、「信長の野望 出陣」、「ドラゴンクエストウォーク」、「Pikmin Bloom」、「駅メモ!ステーションメモリーズ!」、「妖怪ウォッチ ワールド」がプレイできます。
そのほか、比較的軽い「Honor of Kings」、「ビックリマン・ワンダーコレクション」、「HIT : The World」、「マインクラフト」、「ウマ娘」なども快適に動作します。
違い2:背面50MPカメラと前面16MPカメラ・TrueLens エンジン 2.0採用
新モデル Nothing「CMF Phone 1」は背面に50MPのメインカメラを、前面に16MPのフロントカメラを搭載しています。
このカメラはともにTrueLens エンジン 2.0 を搭載し、細部まで忠実に写し出すという特徴を持っています。
また、Google との共同開発による Ultra XDR 技術で、画像をよりリアルに映し出すことができます。
そのほか、AIを活用した「AI ヴィヴィッドモード」も利用可能。専用のポートレートセンサーによる美しい自撮り写真も撮影できます。
ビデオ撮影は4K 60 fpsに対応し、ライブHDRや120fpsのスローモーション撮影、夜景用のナイトモード (30fps 1080p 録画)、手ブレを抑えたアクション モード EISも利用できます。
<カメラの仕様>
1.背面の50MPカメラ・・・視野 79度、レンズ口径 f/1.8 相当、Sony センサー
2.前面の16MPカメラ・・・ポートレート撮影
ビデオ撮影・・・30 fps の 4K 録画、30 または 60 fps の 1080p 録画、30 fps の 1080p ライブHDR、スローモーション (120 fps)、ナイトモード (30 fps の1080p 録画)、アクション モードEIS
一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」は背面に50MP+50MPの2眼カメラを、前面に32MPカメラを搭載していました。
このカメラでは、5000万画素の超高解像度撮影や114°の超広角撮影、「ULtra XDR」、OIS(光学式手ブレ補正)、「ナイトモード」、「モーションキャプチャー」、オートフォーカス、4K 30fps の動画撮影、1080p 120fpsのスローモーション撮影、アクションモード、「ポートレートオプティマイザー」を利用できました。
違い3:交換式のカバーを採用・厚さ8mm、重さ190gの薄型軽量デザインで4色を用意
新モデル Nothing「CMF Phone 1」は背面のカバーを交換し、その日の気分に合わせてデザインを変更することができます。
カバーは専用ツールでネジを外すだけで簡単に交換でき、
オプションのスタンドやカードホルダー、ネックストラップなどを取り付けることもできます。
カラーについて
カラーはブラック、ライトグリーン、ブルー、オレンジの4色を用意しています。
ブラックとライトグリーンはケースに直接加工を施したようなユニークな質感です。
また、ブルーとオレンジは上部にエレガントなヴィーガンレザーの層を埋め込んで、高級感あふれるデザインになっています。
一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」はブラック、ミルクの2色のみ用意していました。
新モデルは前モデルよりもカラーが増え、よりカジュアルな印象になっています。
※Nothing「CMF Phone 1」の外観・デザインはYouTube動画でも確認できます。ぜひご覧ください。
サイズ・重量
新モデル Nothing「CMF Phone 1」はサイズ 164 x 77 x 8 mm (※ヴィーガンレザーは9 mm)、重量 197 g (※ヴィーガンレザーは202 g)になっています。
一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」はサイズ 161.74 x 76.32 x 8.55 mm、重量 190 g でした。
新モデルは前モデルよりも大きくなっていますが、厚さは0.55mm薄くなっています。また、重さは7g 重くなっています。
IP52 防水防塵に対応
新モデル Nothing「CMF Phone 1」はIP52 防水防塵に対応し、水しぶきや雨に耐えることができます。
一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」はIP54相当の防水防塵に対応し、水深25cmの水没に20分間耐えることが可能でした。
また、「前面・背面ディスプレイをスチールウールで2000回以上擦過する」「高さ1.5mから14パターンの角度で24回落下させる」などの耐久試験もクリアしています。
違い4:6.67の有機EL液晶・最大輝度2000 ニト、10億色に対応
新モデル Nothing「CMF Phone 1」は6.67インチで解像度 1080 x 2400 pxのスーパー AMOLED (有機EL)ディスプレイを搭載しています。
このディスプレイは最大輝度 2000 ニトで屋外でも明るく見やすく表示できます。
また、高コントラストで発色に優れる有機ELパネルを採用し、10億色の発色数に対応した色鮮やかな映像を映し出せます。
一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」は6.7インチで解像度1084 x 2412 px のフレキシブル AMOLED ディスプレイを搭載していました。
このディスプレイは最大輝度は1300 ニトで、1.07 億色の発色数に対応していました。
新モデルは前モデルよりも最大輝度、発色数で優れており、性能が向上しているといえます。
可変 リフレッシュレート 120 Hzに対応
新モデル Nothing「CMF Phone 1」は可変 リフレッシュレート 120 Hz(30 – 120 Hz)に対応し、シーンに応じて適切なリフレッシュレートで滑らかに再生できるようになっています。
一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」も同じく可変 リフレッシュレート 120 Hz(30 – 120 Hz)に対応していました。
違い5:5000 mAh バッテリーで33W急速充電に対応
新モデル Nothing「CMF Phone 1」は5000 mAh バッテリーを搭載しています。
駆動時間は音声通話で43.6時間、YouTube視聴で22.6時間、音楽再生で45.4時間、Instagramで15.6時間です。
設定からカスタマイズして寿命を延ばす「バッテリーヘルス テクノロジー」にも対応しています。
また、充電は33W 急速充電に対応し、26 分で50%まで回復できます。
そのほか、他のデバイスに給電できる5Wリバースチャージにも対応しています。
一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」は5000 mAh バッテリーを搭載し、45W 急速充電に対応していました。
新モデルは前モデルと同じバッテリー容量ですが、充電のスピードは前モデルの方が速くなっています。
ただし、33W 急速充電でもかなり高速なので、不便に感じることはないといえます。
違い6:8GBメモリ搭載で最大2TBまでのストレージ拡張に対応
新モデル Nothing「CMF Phone 1」は8GB メモリを搭載し、スムーズに動作します。
また、ストレージ容量は128GB / 256GBで、別売のmicroSDカードで最大2TBまで拡張できます。
一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」は8GB / 12GB LPDDR5 メモリを搭載し、+8GBの仮想メモリ機能で 最大16GB / 20GB まで拡張できました。
また、ストレージは高速な UFS 3.1 規格の128GB / 256GB を搭載していました。
新モデルはmicroSDカードが利用できるようになり、前モデルにはできなかった最大2TBの拡張に対応しています。
新モデルはストレージ容量を増やせるようになったため、前モデルよりも便利に利用できます。
「Nothing Phone (2a)」から引き継いだメリット
新モデル Nothing「CMF Phone 1」が前モデル「Nothing Phone (2a)」から引き継いだメリットを紹介します。
メリット1:5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3、GPSに対応
新モデル Nothing「CMF Phone 1」は5G通信に対応し、4G LETよりも約10倍以上の速度で通信できます。
また、Wi-Fi 5と比べて最大通信速度が約1.4倍に向上した「Wi-Fi 6」に対応。
Bluetooth 5.3 (A2DP、BLE)によるワイヤレス接続、5つの衛星測位(GPS、GLONASS、BDS、GALILEO、QZSS)に対応したGPSも利用できます。
一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」も5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3、GPSに対応していました。
メリット2:ディスプレイ内 指紋認証に対応
新モデル Nothing「CMF Phone 1」は前モデルと同じくディスプレイ内指紋認証に対応しています。
画面にタッチするだけでロック解除できるので便利です。
Nothing「CMF Phone 1」のデメリットは3つ!
Nothing「CMF Phone 1」のデメリットを3つ紹介します。
デメリット1:冷却システムがない
新モデル Nothing「CMF Phone 1」は冷却システムを搭載していません。
一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」は冷却システムを搭載し、本体が高熱化することを防ぐことができます。
デメリット2:ステレオスピーカーが搭載されていない
新モデル Nothing「CMF Phone 1」は高音質なステレオスピーカーを搭載していません。
一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」はステレオスピーカーを搭載し、臨場感のある高音質なサウンドを再生できました。
デメリット3:おサイフケータイが使えない
新モデル Nothing「CMF Phone 1」は海外モデルのため、日本のおサイフケータイ(Felica)は利用できません。
一方、前モデル「Nothing Phone (2a)」や「OPPO Reno11 A」はおサイフケータイに対応し、モバイルSuica、モバイルPASMO、モバイルWAON、nanaco、iD、QUICPay、楽天Payなどの電子マネー決済が利用できます。
Nothing「CMF Phone 1」のスペック
- ディスプレイ 6.67インチ、解像度1080 x 2400のスーパー AMOLED
※395 ppi/10億色/8ビット色/Ultra HDR /コントラスト比 1,000,000:1/2000 ニト (ピーク輝度) /700 ニト (通常輝度)/周波数 960 Hz PWM/LTPS - リフレッシュレート 120 Hz アダプティブ
- タッチサンプリングレート 240 Hz
- プロセッサ MediaTek Dimensity 7300
※4nm/8コア/最大2.5GHz/第2世代 TSMC プロセス (N4P) - GPU Arm Mali-G615 MC2
- RAM(メモリ)8GB
- ストレージ 128GB / 256GB
- 拡張ストレージ microSDカードで最大2TBまで
- バッテリー 5000 mAh
- 駆動時間 最大23時間、音声通話で43.6時間、YouTube視聴で22.6時間、音楽再生で45.4時間、Instagramで15.6時間
- 充電 33W 急速充電、5Wリバースチャージ
※ワイヤレス充電には非対応 - 背面カメラ 50MP
- 前面カメラ 16MP
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、MU-MIMO、Bluetooth 5.3 (A2DP、BLE)
※Wi-Fi ダイレクト、Advanced Hotspotをサポート - 衛星測位 GPS (L1)、GLONASS (G1)、BDS (B1I)、GALILEO (E1)、QZSS (L1)
- インターフェース USB Type-C (OTG)
- センサー アンダーディスプレイ指紋センサー
- 防水防塵 IP52 規格
- 筐体 バックカバーは交換可能、脱着可能なカバー付きアクセサリポイント
- 生体認証 ディスプレイ内指紋認証
- OS Nothing OS 2.6 (Powered by Android 14)
※2 年間の Android メジャーアップデート、3 年間のセキュリティアップデートに対応済み - サイズ 164 x 77 x 8 mm (※ヴィーガンレザーは9 mm)
- 重量 197 g (※ヴィーガンレザーは202 g)
- カラー ブラック、ライトグリーン、ブルー、オレンジ
- 付属品 CMF ケーブル (USB-C / USB-C)、安全に関する情報と保証カード、スクリーンプロテクター (貼付済み)、SIM トレイ取り出しツール
- 5G通信 対応
- SIMカード Nano SIM
対応バンド
Nothing「CMF Phone 1」は5G通信に対応しています。
SIMはNanoSIM に対応しています。
対応バンドは以下の通りです。
5G NR band: n1, n3, n5, n7, n8, n20, n28, n38, n40, n41, n66, n77, n78
4G LTE bands: 1, 3, 4, 5, 7, 8, 20, 28, 38, 40, 41, 66
3G UMTS (WCDMA) bands: 1, 4, 5, 8
2G GSM: 850/900/1800/1900
5G通信はSub-6に対応しています。Sub-6はn78(国際的に主要な5G通信の周波数帯)、n79(ドコモのみが対応している周波数帯)の2つがありますが、n78のみに対応しています。
4Gの対応バンドは豊富で、ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au、楽天モバイル回線に対応しています。
ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。
こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。
ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!
バッテリー交換できるか?
Nothing「CMF Phone 1」でバッテリー交換は可能なのでしょうか?
調べてみると、一応できるようです。
その理由は「背面パネルを着脱できる」ためです。
パネルの左右側面には合計4ヵ所のネジがあり、それを取り外すとバッテリーが見えます。
バッテリーを古いものから新しいものへと交換すればバッテリー交換完了です。
ただし、もとの古いバッテリーと同じ規格のバッテリーが必要になります。
日本では高額で販売されることが多いので、
その場合はAliExpressの海外ストアを利用した方がいいかもしれません。
Nothing「CMF Phone 1」の評価
6つの基準でNothing「CMF Phone 1」を5段階で評価すると以下のようになります。
- スペック:★★★★
- デザイン:★★★★
- 通信:★★★★
- 機能:★★★★
- 使いやすさ:★★★★
- 価格:★★★
<総合評価>
Nothingの低価格向けブランドCMF 初のスマートフォンになります。
2024年3月に発売された「Nothing Phone (2a)」よりも安い価格ながらも、
優れたデザイン性と高性能さを兼ね備えています。
前モデル「Nothing Phone (2a)」との大きな違いは3点です。
一つ目はプロセッサです。
MediaTek Dimensity 7200 ProからMediaTek Dimensity 7300 プロセッサに変更され、
性能が下がっていますが、その差は決して大きな差ではなく、わずかな差しかありません。
ベンチマークの結果をみれば分かるとおり、ミドルレンジではトップクラスの性能で、
動作に関しては十分に高いと評価できます。
二つ目はカメラです。
背面カメラは50MP+50MPの2眼カメラからシングルの50MPに変更し、
前面カメラも32MPから16MPに変更されています。
カメラ性能においては前モデルの方が圧倒的に高いといえますが、
新モデルは現実に近いリアルな映像を撮影するTrueLens エンジン 2.0 搭載で、
「AI ヴィヴィッドモード」も使えるなど、侮れない性能になっています。
サンプル写真を見る限りでは十分な画質で、カメラ性能も十分に高いといえます。
三つ目はデザインです。
新モデルNothing「CMF Phone 1」は交換式のカバーを採用し、
カラーの異なるカバーに交換したり、オプションのスタンドやカードホルダー、ネックストラップなどを取り付けたりできます。
この点は前モデルにはなかった仕様で、新モデルの方がユニークで面白いです。
(まとめ)
新モデルNothing「CMF Phone 1」は前モデルよりも低価格でありながら、
プロセッサやカメラ、ディスプレイ、バッテリーなどで高い性能を保っています。
交換式のカバーを採用するなどユニークな点もあり、使う「面白さ」のあるスマートフォンです。
デザインが良く、性能も高い、SIMフリーの5Gスマートフォンを探している人におすすめします。
Nothing「CMF Phone 1」の価格・販売先
IIJmio
2025/1/14までの特別価格
のりかえ価格 一括払い 税込34,800円、24回払い 税込1,452円
通常価格 税込39,800円 24回払い 税込1,662円
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※日本への発送に対応しています。
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