「Amazfit T-Rex 3」と歴代のT-Rexシリーズを比較

Amazfit T-Rex 3 top
高い耐久性を備えたスマートウォッチ「Amazfit T-Rex 3」。早くも「オフラインの地図機能やAI音声操作が便利そう」と評判です。しかし、その一方で「似たモデルが多く、違いがよく分からない」という人も多くいるようです。

そこで今回は歴代のT-Rexシリーズとの違いが分かるように、次の6点を重点的に解説します。

  1. 地図機能(オフライン)
  2. ディスプレイ(グローブモード)
  3. バッテリー駆動時間
  4. AI音声アシスタント機能
  5. 耐久性
  6. デザイン(素材・サイズ・重量)

<T-Rex 3の機能>

  1. スポーツ機能
  2. 健康管理機能
  3. その他の機能

また、T-Rex 3で使える豊富な機能も紹介!できることや新機能、メリット、スペック、購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

「Amazfit T-Rex 3」が日本で発売!

2024年10月10日、日本で中国 Zepp Health Corporation(ゼップ ヘルス コーポレーション)の新製品「Amazfit T-Rex 3」(アマズフィットティーレックス 3)が発売されます。

高い防水・耐久性能を備えた高性能なスマートウォッチです。

Zepp Healthからは2022年6月に「Amazfit T-Rex 2」が発売されています。

このスマートウォッチは「頑丈でバッテリーの持ちが良い」、「5種類のナビゲーション機能が便利」と評判でした。

新モデルはその性能を強化し、新たにAI音声アシスタント「Zepp Flow」(ゼップ フロー)が使えることで話題になっています。

もちろん、登山などで道に迷ったときに役立つ「地図機能」(オフライン)も使えますよ。

それでは早速どんなスマートウォッチなのか、その特徴(メリット)をくわしく見ていきましょう。

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公式ページ:【予約受付】Amazfit T-Rex 3

違い1:オフラインの地図に3つの表示方法を追加・ナビゲーション機能も利用できる

Amazfit T-Rex 3 地図

新モデル「Amazfit T-Rex 3」はオフラインの地図機能を搭載し、インターネット接続なしでウォッチ上で地図を閲覧できます(※事前にダウンロードが必要)。

また、新しい地図の表示方法が3つ追加されました。

1.「ベースマップ」・・・ランニングやウォーキングなどで使用する、道路や基本的な地形を表示する。

2.「スキーマップ」・・・世界10,000カ所以上のゲレンデに対応し、ウォッチ上でスキー場のコースを表示する。

3.「コンターマップ」・・・登山やトレイルランニングなどで使用する、等高線が表示された地形図を表示する。

これらの地図機能は、ルートをナビゲーションする機能と組み合わせて利用できます。

ナビゲーション機能は、事前にダウンロードしたオフラインマップに登山ルートをインポートすることで利用可能になります(※OpenStreetMaps形式の地図ファイルも取り込み可)。

具体的には登山アプリの「YAMAP」や「ヤマレコ」で作成したGPXデータなどを、Zeppアプリ経由でインポートします。

設定後はウォッチ上の地図で、現在位置や進行方向を確認しながら、リアルタイムのナビゲーション機能を利用できます。

また、インポートしたルートに沿って、次の分岐点までの距離や方向を音声や振動で案内する「ターンバイターンナビゲーション」も利用可能です。

一方、前モデル「Amazfit T-Rex 2」も同様のナビゲーション機能を備えていましたが、「ベースマップや「スキーマップ」、「コンターマップ」などの地図機能は利用できませんでした。

新しく追加された地図の表示方法は「Amazfit T-Rex Ultra」でも利用できなかったもので、新モデルから初めて利用できるようになりました。

ナビゲーション・地図機能の対応を比較

1.「Amazfit T-Rex 3」・・・オフラインの地図機能とナビゲーション機能に対応

2.「Amazfit T-Rex 2」・・・5つのナビゲーション機能に対応

3.「Amazfit T-Rex Pro」・・・GPSナビゲーションに対応

4.「Amazfit T-Rex Ultra」・・・オフラインの地図機能とナビゲーション機能に対応

違い2:1.5インチのHD AMOLED液晶・輝度2000ニトでグローブモードも利用できる

Amazfit T-Rex 3 ディスプレイ

新モデル「Amazfit T-Rex 3」は1.5インチ(解像度480 x 480 px)のHD AMOLED ディスプレイを搭載しています。

このディスプレイは最大輝度2000ニトで、太陽光や月明かりの下でも見やすく表示できます。

また、液晶表面は堅牢なゴリラガラスで保護。グローブモードに対応し、厚さ2mm未満のグローブでタッチ操作が可能です。

前モデル「Amazfit T-Rex 2」は1.39インチ(解像度454 × 454 px)のAMOLED ディスプレイを搭載していました。輝度は1000nitです。「Amazfit T-Rex Ultra」も全く同じディスプレイを搭載していました。

新モデルはディスプレイのサイズが0.11インチ大きくなり、解像度も上がっています。

また、輝度が前モデルよりも2倍高くなったことで視認性も大幅に向上し、新たにグローブでのタッチ操作も可能になっています。

ディスプレイの仕様を比較

1.「Amazfit T-Rex 3」・・・1.5インチ、解像度480 x 480 pxのHD AMOLED/2000ニト

2.「Amazfit T-Rex 2」・・・1.39インチ、解像度454 × 454 pxのAMOLED/1000ニト

3.「Amazfit T-Rex Pro」・・・1.3インチ、解像度360X 360 pxのAMOLED

4.「Amazfit T-Rex Ultra」・・・1.39インチ、解像度454×454 pxのAMOLED/1000ニト

違い3:700 mAhのバッテリー搭載で最大27日 使用できる

Amazfit T-Rex 3 バッテリー

新モデル「Amazfit T-Rex 3」は容量 700 mAhのバッテリーを搭載しています。

駆動時間は、一般的な使用で27日、ハードな使用で13日、GPS最大モードで180時間、GPS長時間モードで114時間、GPS精密モードで42時間です。

バッテリーセーバーモードを利用すると40日、時計モードを利用すると81日の駆動が可能になります。

超低温のGPS オンの場合は28時間、GPS オフの場合は32日の駆動が可能です。

充電はマグネット式で約3時間でフルチャージできます。

前モデル「Amazfit T-Rex 2」は500 mAhバッテリーを搭載し、一般的な使用で最大24日間、ハードな使用で最大10日間の駆動が可能でした。

新モデルは前モデルよりもバッテリー容量が200mAh増え、より長い間 使用できるように改善されています。

新モデルは「Amazfit T-Rex Ultra」と比べてもバッテリー容量が多く、駆動時間も長いことから、屋外での長時間の使用に適しているといえます。

バッテリー容量と駆動時間を比較

1.「Amazfit T-Rex 3」・・・700 mAh(通常27日、ハードで13日)

2.「Amazfit T-Rex 2」・・・500 mAh(通常24日、ハードで10日)

3.「Amazfit T-Rex Pro」・・・390 mAh(通常18日、ハードで9日)

4.「Amazfit T-Rex Ultra」・・・500 mAh(通常20日、ハードで9日)

違い4:AI音声アシスタント機能「Zepp Flow」対応で音声で操作できる

Amazfit T-Rex 3 AI音声アシスタント

新モデル「Amazfit T-Rex 3」はAI音声アシスタント機能「Zepp Flow」(ゼップ フロー)に対応し、音声で操作することができます。

Zepp Flow」は米OpenAI社の最新AIモデル「GPT-4o」を統合したもので、従来よりも「自然な会話」で音声操作できるという特徴があります。

Zepp Flowでできることは、次の通りです。

  1. ワークアウト・スポーツモードの起動と操作
  2. 明るさ、音量、Do Not Disturb(通知オフ)モードの切り替えなど、時計の各種設定の調整
  3. 睡眠データ、心拍数、血中酸素、フィットネスデータなどの個人データへのアクセス
  4. アラームやカウントダウンタイマーの設定、スケジュールの確認など、日常生活のアシスタントとしての機能
  5. 天気についての質問
  6. 日常的な質問にChatGPTと同様の回答可能(※一部の質問には回答できません。)(例)簡単な英会話の翻訳、簡単な計算(四則演算レベル)など

また、Androidスマホでは、

  1. 音声によるメッセージ返信機能(音声でLINEなどのメッセージの返信が可能・IOS版は非対応
  2. Bluetooth通話(事前に登録したお気に入りの連絡先に電話をかけたり、任意の番号に電話することが可能(受発信通話機能搭載機種のみ対応です。Amazfit T-Rex 3は利用できません。)

が利用できるようになっています。

なお、「Zepp Flow」に対応している機種は、

  • 1.Amazfit Balance
  • 2.Amazfit Active
  • 3.Amazfit Cheetah Pro
  • 4.Amazfit T-Rex Ultra(ワイヤレスマイク接続が必要)
  • 5.Amazfit Cheetahワイヤレスマイク接続が必要)
  • 6.Amazfit Falcon(ワイヤレスマイク接続が必要)

です。

前モデル「Amazfit T-Rex 2」はZepp Flowに対応していません。「Amazfit T-Rex Ultra」はマイクが搭載されていないため、ワイヤレスのマイクと接続する必要があります。

Zepp Flowの対応を比較

1.「Amazfit T-Rex 3」・・・Zepp Flowに対応する

2.「Amazfit T-Rex 2」・・・Zepp Flowに対応しない

3.「Amazfit T-Rex Pro」・・・Zepp Flowに対応しない

4.「Amazfit T-Rex Ultra」・・・Zepp Flowに対応するがマイクが必要

違い5:10気圧防水とMIL-STD-810Gに対応・サーフィンやダイビングでも使用できる

Amazfit T-Rex 3 防水

新モデル「Amazfit T-Rex 3」は10気圧防水(100m防水)に対応し、サーフィンや屋内の水泳、45メートルまでのフリーダイビング、浅い場所でのシュノーケリングに対応しています。

10気圧防水は水深100メートル相当の水圧でも時計の中に水が浸水しないことを意味し、シャワーでも使用できます。

ただし、お風呂やサウナには対応していないので、注意してください。

また、アメリカ規格のMIL-STD-810Gに対応し、9種類のテストをクリアしています。

具体的には、低圧、極端な高温(最大70℃まで)、極端な低温(最低-30℃まで)、熱による衝撃、湿度、振動、衝撃、液体汚染、着氷性/凍結性降雨、

のテストに合格し、高い耐久性を持っていることが証明されています。

そのため、登山などの過酷な自然環境下でも、故障のリスクを心配することなく利用できます。

前モデル「Amazfit T-Rex 2」は10気圧防水、MIL-STD-810規格(15のテストをクリア)に対応していました。

どちらもアメリカの規格で耐久性の高いことを表していますが、

新モデルは改訂されたより新しい「MIL-STD-810G」(末尾にGが付く)規格に対応しているという違いがあります。

末尾にGが付く規格は、低圧(高高度)、太陽放射、雨、氷などの耐久性テストが追加されています。

Amazfit T-Rex Ultra」は新モデルよりも多い15のテストをクリアしています。

防水と耐久性を比較

1.「Amazfit T-Rex 3」・・・10気圧防水、MIL-STD-810G対応(9種類のテスト)

2.「Amazfit T-Rex 2」・・・10気圧防水、MIL-STD-810対応(15種類のテスト)

3.「Amazfit T-Rex Pro」・・・10気圧防水、MIL-STD-810対応(15種類のテスト)

4.「Amazfit T-Rex Ultra」・・・10気圧防水、MIL-STD-810G対応(15種類のテスト)

違い6:八角形のダイヤモンドデザイン・2色のカラーを用意

Amazfit T-Rex 3 八角形

新モデル「Amazfit T-Rex 3」は八角形のダイヤモンドデザインをもつベゼルを採用しています。

素材はステンレススチール素材で、液晶表面はゴリラガラスで保護されています。

カラーはオニキス(黒)とラバ(赤)の2種類を用意しています。

一方、前モデル「Amazfit T-Rex 2」は円形デザインを採用し、

アストロ ブラック&ゴールド、エンバー ブラック、ワイルド グリーンの3色を用意していました。

八角形のデザインは他の機種「Amazfit T-Rex Pro」、「Amazfit T-Rex Ultra」でも採用されておらず、すべて円形デザインになっています。

※「Amazfit T-Rex 3」のデザインはこちらのYouTube動画でも確認できます。

サイズ・重量を比較

1.「Amazfit T-Rex 3」・・・サイズ 約48.5 x 48.5 x 15.85 mm(心拍ベース含む)、重量約68.3(バンドを含む)

2.「Amazfit T-Rex 2」・・・サイズ 47.1 x 47.1 x 13.65 mm、重量 66.5g(バンド含む)

3.「Amazfit T-Rex Pro」・・・サイズ 47.7 x 47.7 x 13.5mm、重量 59.4g(バンドを含む)

4.「Amazfit T-Rex Ultra」・・・サイズ 47.3 x 47.3 x 13.45 mm、重量 89g

「Amazfit T-Rex 3」のデメリット

Amazfit T-Rex 3 側面

Amazfit T-Rex 3」のデメリットを紹介します。

デメリット1:事故・転倒検出機能がない

Amazfit T-Rex 3」は事故・転倒検出機能を搭載していません。

そのため、転倒などした際に事前に緊急連絡先にメッセージを送信することができません。

一方、「Garmin Enduro 3」は事故・転倒検出機能を搭載しています。

デメリット2:音楽再生機能がない

Amazfit T-Rex 3」はスピーカーを搭載していないため、単体で音楽を再生することができません(※音楽ファイルは保存可能です。ワイヤレスイヤホンと接続すると音楽を聴けます)。

一方、「Garmin Enduro 3」はスピーカーを搭載し、単体で音楽再生できます。

デメリット3:通話機能が利用できない

Amazfit T-Rex 3」はスピーカーを搭載していないため、ウォッチ上でスマートフォンにかかってきた電話にでて通話することができません。

一方、「Garmin Enduro 3」はスピーカーとマイクを搭載し、Bluetooth通話を利用できます。

「Amazfit T-Rex 3」のスペック

  • ディスプレイ 1.5インチ、解像度480 x 480 pxのHD AMOLED
    ※322ppi/最大輝度2000ニト/ゴリラガラス/タッチ対応/常時表示
  • バッテリー 700 mAh(標準値)リチウムイオンポリマー電池
  • 駆動時間 一般的な使用:27日、ハードな使用:13日、GPS最大モード:180時間、GPS長時間モード:114時間、GPS精密モード:42時間
  • 充電 時間:3時間 ※マグネット式充電ベース
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi2.4GHz、Bluetooth 5.2 BLE
  • 衛星測位 デュアルバンド、6衛星測位(GPS、GLONASS、GALILEO、BDS、QZSS、NavIC)
  • インターフェース 充電端子(磁気2ピンポゴピン)、ボタン(4個)
  • センサー バイオトラッカー PPG、加速度センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサー、気圧高度計、周囲光センサー、温度センサー
  • スピーカー なし
  • マイク あり
  • 防水 10 TAM (10気圧防水・100m防水)
    ※サーフィンや水泳、ダイビングに対応
  • 耐久性 MIL-STD-810G・9種類のテストに合格(低圧、極端な高温(最大70℃まで)、極端な低温(最低-30℃まで)、熱による衝撃、湿度、振動、衝撃、液体汚染、着氷性/凍結性降雨
  • 筐体の素材 ステンレススチール製ベゼル・ポリマー製ミドルフレーム
  • AI音声アシスタント Zepp Flow
  • アプリ Zeppアプリ ※タブレット未対応
  • 対応OS Android 7.0 以上、iOS 14.0 以上
  • OS Zepp OS 4
  • サイズ 約48.5 x 48.5 x 13.7 5mm(心拍ベース除く)/ 約48.5 x 48.5 x 15.85 mm(心拍ベース含む)
  • 重量 約49g(バンドを除く)約68.3(バンドを含む)
  • カラー オニキス(黒)/ラバ(赤)
  • バンド 素材:液状シリコン、長さ:145mm ~ 210mm、幅:22mm、仕様:クラシックピンバックル
  • 付属品 純正バンド含む)、専用充電ベース(ケーブルなし)、取扱説明書

「Amazfit T-Rex 3」の機能 まとめ

Amazfit T-Rex 3 機能

Amazfit T-Rex 3」の機能をスポーツ機能、健康管理機能、その他の機能の3つに分けて、まとめてみました。

※Amazfitスマートウォッチの機能について、こちらの記事で紹介しています。Amazfit スマートウォッチの「機能」をサクッと解説! 購入前に要確認

スポーツ機能

  • 170種類以上のスポーツモード、8つのスポーツを自動認識(スマート認識)
  • 高度なランニングサポート、仮想ペーサー 自動ラップ、PeakBeats(Vo2Max、完全回復時間、トレーニングの負荷・効果など)、トレーニングテンプレート、インターバルトレーニング
  • Zeppコーチ、ナビゲーション、オフラインマップ、運動データのアナウンス、外部デバイスへの接続

健康管理

  • 24時間モニタリング・・・心拍数、血中酸素レベル、ストレスレベル、皮膚温度
  • 手動測定・・・心拍数、血中酸素レベル、ストレスレベル、ワンタップ測定(4つの健康指標)
  • 睡眠の質のモニタリング・・・睡眠段階(REMを含む) 昼寝の時間、睡眠スケジュール、睡眠時の呼吸の質、睡眠スコア
  • 健康リマインダー・・・心拍数の異常/低血中酸素/高ストレスレベル/呼吸エクササイズ/座り過ぎのリマインダー
  • PAI 健康評価システム、呼吸エクササイズ(1種類)、生理周期トラッキング

その他の機能

  • ミニアプリ 対応※一部日本語非対応
  • Alexa(日本語対応)
  • スリープモード
  • ウォッチフェイス(文字盤デザイン)400種類以上を用意
  • 音楽ストレージ(音楽ファイルの保存・再生にはワイヤレスイヤホンが必須)

「Amazfit T-Rex 3」の評価

Amazfit T-Rex 3 耐久性

7つの評価基準で「Amazfit T-Rex 3」を5段階で評価すると以下のようになります。

  1. 測定機能・・・・★★★★
  2. 機能性・・・・・★★★★
  3. 耐久性・・・★★★★★
  4. バッテリーの持ち・・・・・★★★★
  5. ファッション性・・・・・★★★
  6. 価格・・・・・★★★★
  7. 使いやすさ・・・・・★★★★

総合評価

2022年6月に発売された「Amazfit T-Rex 2」の後継モデルになります。

10気圧防水MIL-STD-810G対応の高い耐久性に加え、

強力なマップ機能ナビゲーション機能を搭載。AI音声アシスタント機能も使えるようになっています。

注目はやはりマップ機能です。

オフラインの地図機能に「ベースマップ」、「スキーマップ」、「コンターマップ」といった異なる地図の表示方法が可能になり、

見やすさ、分かりやすさが大幅に向上しました。

Garminのスマートウォッチにも地図機能がありますが、シーンに合わせた地図表示はできないため、

この点が「Amazfit T-Rex 3」最大のメリットといえます。

また、新モデルではこの地図機能を活用した強力なナビゲーション機能が搭載されており、

リアルタイムでのナビゲーションが利用できます。

この機能は登山などで道に迷ったとき、大いに役立ちそうな機能です。

ただし、事前に地図やルートをインポートするなど、準備しておく必要があります。

Garmin Enduro 3」などでは、日本詳細地形図に加え、世界2,200以上のスキーマップを本体内に保存しており、

事前に準備することなく地図機能を利用できます。

そのため、ただ地図を閲覧するだけなら、「Garmin Enduro 3」の方が便利に使えます。

もう一つの大きな魅力はAI音声アシスタント機能「Zepp Flow」が使えることです。

この機能があるおかげで、ワークアウト・スポーツモードの起動と操作を行うことができ、

睡眠や心拍などの計測データも音声で読み上げてくれます。

Androidスマホの場合はさらにLINEなどのメッセージ返信機能も利用できるので、かなり便利な機能です。

Garminなど他のスマートウォッチにはできない機能なので、この点も「Amazfit T-Rex 3」の大きなメリットであるといえます。

(まとめ)

Amazfit T-Rex 3」は非常に高い耐久性と長時間使えるバッテリーを備えつつ、

強力なマップ機能ナビゲーション機能が使えるようになっています。

また、AI音声アシスタント機能でワークアウトの測定データを読み上げたり、メッセージの返信などができるなど、

他のスマートウォッチにはない機能を備えています。

スポーツ機能や健康管理機能などもしっかりと搭載されているため、

アウトドア志向の人に最適なスマートウォッチであるといえます。

「Amazfit T-Rex 3」の価格・販売先

Amazfit T-Rex 3 正面

※2024年10月10日に発売開始

Amazfit 日本公式オンラインストア

39,900円で販売されています。

Amazfit 日本公式オンラインストアで「Amazfit T-Rex 3」をチェックする

ECサイト

Amazonで39,900円、

楽天市場で39,900円(送料無料・ポイント10倍あり)、

ヤフーショッピングで39,900円、

AliExpressで37,168円、

米国 Amazon.comで$279.99

で販売されています。

Amazonで「Amazfit T-Rex 3」をチェックする

楽天市場で「Amazfit T-Rex 3」をチェックする

ヤフーショッピングで「Amazfit T-Rex 3」をチェックする

AliExpressで「Amazfit T-Rex 3」をチェックする

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おすすめの類似製品を紹介

Amazfit T-Rex 3」に似た性能をもつスマートウォッチも販売されています。

「Amazfit T-Rex Ultra」

Amazfitから発売されたタフネス仕様のスマートウォッチです(2023年3月発売)。Zepp OS 2.0、1.39インチのAMOLEDスクリーン、通常使用で約20日間駆動できる500mAhバッテリー、BioTrackerセンサー搭載で、

70℃の耐熱、-40℃の耐寒、耐湿度、耐衝撃性能、10気圧防水、6つの衛星測位システム、マップ機能、ルート機能、160種類のスポーツモード(8つのスポーツを自動検知)、筋力トレーニングの測定、Zepp コーチ、トレーニングテンプレート、他デバイスとの接続、モーニング アップデート、ワークアウトデータの共有、ウォッチフェイスの変更、ミニアプリの追加、通知の受信、Wi-Fi (2.4GHz)、Bluetooth 5.0 BLEに対応しています。

価格は、Amazonで49,900円、楽天市場で49,900円(送料無料)、ヤフーショッピングで49,900円、AliExpressで52,513円、米国 Amazon.comで$399.99 です。

関連記事:「Amazfit T-Rex Ultra」とT-Rex 2、Proの違い

「Amazfit Active Edge」

Amazfitから発売されたタフネス仕様のスマートウォッチです。1.32のTFTスクリーン、最大16日間バッテリ搭載で、10気圧防水、MIL規格、130種類のスポーツモード、Zeppコーチ 2.0、5衛星測位、5つのナビゲーション機能に対応しています。

価格は、Amazonで17,900円(税込)、楽天市場で17,900円(送料無料)、ヤフーショッピングで17,900円(送料無料)、AliExpressで17,104円、米国 Amazon.comで$79.99です。

関連記事:「Amazfit Active Edge」で できることは何? 詳細な機能と評価も紹介

「Garmin Instinct 2X」

ガーミンから発売されたタフネスGPSウォッチです(2023年5月発売)。1.1インチのモノクロ半透過MIPスクリーン、40日間 駆動するバッテリー搭載で、

ソーラー充電、フラッシュライト、GNSSマルチバンド(みちびきGPSを含む)、Garmin Pay/Suicaキャッシュレス決済、セーフティ&トラッキング機能、トラックバックルーティング機能、10気圧防水、「MIL-STD-810」(耐熱、耐衝撃、耐水)、30種類以上のスポーツモード、ヘルスケア機能(血中酸素、心拍、睡眠、VO2 MAXの計測)、CONNECT IQ ストア、Bluetooth、ANT+にも対応しています。

価格は、Amazonで62,000円(税込)、楽天市場で61,943円(送料無料)、ヤフーショッピングで61,943円、米国 Amazon.comで$417.92 です。

関連記事:「Garmin Instinct 2X Dual Power」の性能と評価

「Garmin Enduro 3」

ガーミンから発売されたAndroid、iOSに対応したGPSウォッチ(スマートウォッチ)です(2024年8月発売)。1.4インチ (35.56 mm)のディスプレイ、32 GBストレージ、約36日間(ソーラー充電利用で+54日間) 駆動できるバッテリー搭載で、

LEDフラッシュライト(赤色LEDモード、ストロボモード)、マップ機能(日本詳細地形図、海外大陸地図)、音楽再生(2000曲保存、ストリーミング音楽アプリ対応)、パワーセーブモード、「Garminシェア」機能、アプリ「Garmin Messenger APP」、

10気圧防水、「MIL-STD-810」、「セーフティ トラッキング」(事故・転倒検出)機能、抗菌ナイロン織りの「UltraFit 2 Nylon Strap」バンド、Suica決済、Garmin Pay、100種類以上のスポーツアプリ、VO2Max(最大酸素摂取量)、GNSSマルチバンド、SatIQ(衛星自動選択モード)機能、Bluetooth、ANT+、Wi-Fiにも対応しています。

価格は、Amazonで180,000円(税込)、楽天市場で134,680円(送料無料)、ヤフーショッピングで148,000円、米国 Amazon.comで$899.99、です。

関連記事:ソーラーで長持ち「Garmin Enduro 3」のメリット・デメリット

他のAmazfitスマートウォッチと比較

他にもAmazfitのスマートウォッチが販売されています。2024年モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

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