2025年6月6日に日本で発売された「Mibro A3」 。9,980円という1万円を切る価格ながら、それを遥かに超える高い完成度で、発売直後から大きな注目を集めています 。
■ Mibro A3の魅力とは?
Mibro A3の最大の魅力は、なんといっても「高精度な内蔵GPS」と「驚異的なロングバッテリー」という、本来なら相反するはずの要素を高いレベルで両立させている点です 。
高級感あふれるアルミニウム合金の洗練されたデザインに、60FPSで滑らかに動作する1.39インチの高精細IPSディスプレイを搭載 。100種類以上の多彩なスポーツモードは高精度なGPS機能と連携し、ランニングなどの本格的なトレーニングをサポートします 。
さらに、血中酸素レベル、睡眠、心拍数、ストレスレベルといった24時間体制のヘルスケア機能に加え、実際の使用で約2週間も持続する驚異的なロングバッテリーライフも実現。そのほかにも、Bluetooth通話や音楽コントロール、カレンダー、ワークアウトの自動認識機能、ウォッチフェイスのカスタマイズ(200種類以上)に対応するなど、魅力が満載です 。
■ この記事で「Mibro A3」を徹底解剖!
この記事では、そんな魅力あふれるMibro A3の性能と機能を、デザインからバッテリー、スマート機能に至るまで、あらゆる角度から徹底的に深掘りしていきます 。
特に、前モデルである「Mibro A2」から何が、そして、どのように進化したのか。その違いに焦点を当て、Mibro A3が持つ真の価値を明らかにしていきます 。
【この記事で分かること】
- Mibro A3の価格と他の人気スマートウォッチとの比較
- 前モデル「Mibro A2」からの進化点・違いの徹底解説
- アルミ合金ベゼルを採用した高級感のある外観と実際の装着感
- 60FPS対応ディスプレイの滑らかな操作性
- 内蔵GPSを使ったスポーツ機能の精度と使い方
- 24時間ヘルスケア機能の詳細と実用性
- 公称値を超える「約2週間」という驚異のバッテリー性能
- Bluetooth通話や各種ツールの便利な使い方
- 8項目での5段階評価と、レビュワーによる総評
- メリット・デメリット、そしてどんな人におすすめか
- 詳しいスペック(仕様)一覧
この記事を最後まで読むことで、本当に「Mibro A3」が必要なのか、購入するべきかどうかが、はっきりと見えてくるはずです。購入を迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
この製品の購入はこちら→ Amazon リンク / AliExpress リンク
公式ページ:Mibro A3
価格をチェック!Mibro A3は他のスマートウォッチよりも安いのか?
Mibro A3はMibro日本公式サイトで9,980円で販売されています。
一方、ECサイトのAmazonでも9,980円(税込)で販売中。
楽天市場(9,980円・送料無料)やヤフーショッピング(9,980円)でも購入できます。
なお、海外ストアのAliExpressでは6,169円で販売されています。
Amazfit Bip 6
2025年4月25日に発売された「Amazfit Bip 6」はAmazonで14,800円で販売中です。こちらは、大きく鮮やかな1.97インチAMOLEDディスプレイに、AIによるフィットネスコーチングやオフラインマップ対応の高精度GPSを搭載したスマートウォッチです。心身の準備状態を示すレディネススコアで日々のコンディションを把握し、最大14日間のロングバッテリーで充電のわずらわしさから解放。健康も、ワークアウトも、賢くサポートします。
Nothing CMF Watch Pro 2
2024年7月12日に発売された「Nothing CMF Watch Pro 2」はAmazonで11,000円で販売中です。こちらは、気分で交換できるベゼルと、直感的な操作を可能にするデジタルクラウンが彩る個性的な円形デザインが魅力のスマートウォッチです。1.32インチの美しいAMOLED画面と100種以上の文字盤で自分らしさを表現。AIノイズリダクション技術で、Bluetooth通話も驚くほどクリア。デザインと機能を両立した一台です。
Redmi Watch 5
2025年1月23日に発売された「Redmi Watch 5」はAmazonで14,980円で販売中です。こちらは、Redmi史上最大となる、ベゼルレスの2.07インチ超大画面AMOLEDディスプレイを搭載したスマートウォッチです。圧倒的な視認性と操作性を実現しています。また、進化した心拍数・睡眠トラッキングで、健康管理をより高精度にサポートします。最大24日間という驚異のバッテリー持続時間で、充電を気にしないストレスフリーな毎日を過ごせます。
Redmi Watch 5 Lite
2024年10月10日に発売された「Redmi Watch 5 Lite」はAmazonで6,480円で販売中です。こちらは、1.96インチの大型有機ELディスプレイと、スマートフォンなしでルートを記録できる5衛星対応GPSを搭載したスマートウォッチです。軽量設計ながら、Bluetooth通話や150種類以上のワークアウト計測に対応します。最大18日間持続するロングバッテリーで、毎日に必要な機能を詰め込んだ、コストパフォーマンスに優れたモデルです。
まとめ:価格の比較
「Mibro A3」は国内価格9,980円と1万円を切っており、今回比較した中では比較的手に取りやすい価格設定と言えます。海外ストアを利用すればさらに安く購入できますが、国内でのサポートや保証を考慮すると、決して高い価格ではありません。
ただし、最も安くお買い得なモデルは、Amazonで6,480円で販売されている「Redmi Watch 5 Lite」です。GPSや大型ディスプレイ、Bluetooth通話といった主要な機能を備えながらこの価格を実現しており、コストパフォーマンスでは群を抜いています。
機能で選ぶなら、4機種ともにGPSセンサーを内蔵しているため、どのモデルでもスマートフォンなしでランニングなどの記録が可能です。AIによるコーチング機能など、一歩進んだ体験を求めるなら「Amazfit Bip 6」が唯一の選択肢となります。デザイン面では、円形ディスプレイを好むのであれば「Mibro A3」と「Nothing CMF Watch Pro 2」の2機種に絞られます。ご自身の予算、デザインの好み、そして求める機能を照らし合わせて、最適な一台を選びましょう。
デザイン:Mibro A3 ~高級感と驚きの軽さを両立した、毎日着けたくなるスマートウォッチ~
ここでは、Mibro A3のデザイン、質感、装着感、そして基本的な操作性について、前モデルのMibro A2と比較しながら、実際に使って感じた魅力を詳しくレビューしていきます。スマートウォッチは毎日身に着けるものだからこそ、見た目と着け心地は妥協できないポイントです。
進化した質感とデザイン
Mibro A3を手に取って最初に感じたのは、その質感の高さです。ベゼルには軽量でありながら強度に優れたアルミニウム合金が採用されており、美しいヘアライン加工が施されています 。光を柔らかく反射するこの仕上げは、1万円を切る価格とは思えないほどの高級感を演出し、前モデルMibro A2がクロームアクセントを特徴としながらもフレーム自体はプラスチック製だった点と比べ、明らかな進化を感じさせます 。
ベゼルに刻まれた数字の主張も控えめで、全体のデザインに溶け込んでいる点にセンスの良さを感じます。このこだわりは側面のボタンにも共通しており、ベゼルと同じヘアライン加工がチープさを感じさせません 。カラーバリエーションも、A2のブラック1色展開から、A3では「ダークグレー」と「モカ」の2色に増えました 。特に新色のモカは、肌なじみの良い上品なくすみカラーで、性別やファッションを問わず、どんなシーンでも腕元をおしゃれに飾ってくれます 。
まるで着けていないかのような装着感
Mibro A3の特筆すべき点は、その驚異的な軽さです。本体重量は約29gと、前モデルMibro A2の約31.79gからさらに軽量化されました 。数値上はわずかな差に思えるかもしれませんが、この軽さがもたらす装着感は格別です。「まるで着けていないかのよう」という表現がまさにぴったりで、長時間はもちろん、睡眠時やランニングのような運動中でも全く気になりません 。
実際に装着してみると、その軽やかさは過去に試した丸形スマートウォッチの中でもトップクラスだと感じました 。本体が腕の幅にすっきりと収まり、付属のシリコンバンドを締めると手首にしっかりとフィットします。このバンドはスライド式のバネ棒で簡単に取り外せるため、市販の22mm幅のバンドに交換して、その日の気分や服装に合わせてカスタマイズする楽しみもあります 。
サクサク動く、快適な操作性
デザインだけでなく、Mibro A3は操作感も非常に優れています。タッチスクリーンの感度は良好で、メニューの切り替えも驚くほど滑らかです 。この快適な操作感の秘密は、60FPSの高リフレッシュレートにあります 。ホーム画面を左右にスワイプして心拍数や天気などのウィジェットを切り替えたり、上下にスワイプして通知や設定パネルを表示させたりする際の動きは、指に吸い付くようにスムーズで、ストレスを全く感じさせません。
物理ボタンの操作も直感的です。右側面の上ボタンはメニュー表示やホーム画面への復帰、長押しで電源メニューの展開に使います 。下ボタンはスポーツモードを呼び出すショートカットキーになっており、自分のよく使う機能にカスタマイズすることも可能です 。デザインとソフトウェアの両面でクオリティが高く、コストパフォーマンスブランドの域を超えた完成度だと感じました 。
まとめ:デザインと操作性
- 質感の向上:前モデルMibro A2のプラスチックフレームから、A3では高級感のあるアルミニウム合金ベゼルに変更 。ヘアライン加工が上品さを演出します 。
- 驚きの軽さ:本体重量がA2の約31.79gから約29gへと軽量化され、過去トップクラスと評されるほどの快適な装着感を実現しています 。
- カラー展開:A2のブラック1色に対し、A3ではファッションに合わせやすいダークグレーとモカの2色が用意されました 。
- 操作性:60FPSの高リフレッシュレートにより、メニュー操作や画面遷移が非常に滑らかで、ストレスフリーな体験を提供します 。
ディスプレイ:Mibro A3 ~60FPSの滑らか表示が毎日の操作を別次元へ~
ここでは、スマートウォッチの「顔」とも言えるMibro A3のディスプレイについて、その画質や操作感、カスタマイズの楽しさを中心にレビューします。特に、前モデルのMibro A2から最も大きく進化した「60FPSの高リフレッシュレート」が、日常の使い勝手をどれほど変えたのかを、実際に使った感想を交えてお伝えします。
60FPSがもたらす、驚くほど滑らかな操作体験
Mibro A3のディスプレイを操作して一番感動したのは、その驚くほど滑らかな動きでした。前モデルのMibro A2も知っているだけに、この操作感はまさに別次元です。A3は「60FPSの高リフレッシュレート」に対応したおかげで、メニュー画面をスクロールしたり、アプリの通知をスワイプしたりする際の動きが、本当に指に吸い付くように追従してきます。残像感やカクつきが全くなく、毎日の何気ない操作がこれほど快適になるのかと、使うたびに嬉しくなりました。
文字盤で広がる、自分だけの世界
この高精細なディスプレイを見ていると、やっぱり文字盤にもこだわりたくなりますよね。早速、専用アプリ「Mibro Fit」を覗いてみると、その種類の多さに驚きました。シックなデザインからポップで可愛いキャラクターものまで、200種類以上もあって、しかも全部無料なのが嬉しいポイントです。
特に私が気に入ったのは「アルバム文字盤」機能です。試しにスマートフォンのフォルダから愛犬の写真を設定してみると、手元を見るたびに顔がほころび、一気にこの時計への愛着が湧きました。その日の気分やファッションに合わせて、自分だけのオリジナルウォッチにできるこの感覚は、スマートウォッチを持つ大きな楽しみだと改めて感じさせてくれます。
気になる点:屋外での視認性と常時表示
多くの長所を持つMibro A3のディスプレイですが、いくつか注意点もあります。まず、ディスプレイの最大輝度は300nitsです 。屋内では全く問題ありませんが、日差しの強い屋外では、画面がやや暗く感じられ、最大輝度にしてなんとか内容を読み取れる、という場面がありました。これは、Mibro A2でも同様の指摘があった点です。
また、Mibro A3はバッテリー持ちを優先する設計思想からか、画面を常に薄く表示させておく「常時表示(AOD)」機能には対応していません。時間を確認するためには手首を上げるか、ボタンを押す動作が必要になります。ここは、より高価なスマートウォッチとの差別化点であり、購入前に知っておくべきポイントでしょう。
まとめ:ディスプレイ
- 滑らかな表示:前モデルMibro A2にはなかった60FPSの高リフレッシュレートを搭載し、操作感が劇的に向上しています。
- 多彩な文字盤:専用アプリ「Mibro Fit」を通じて、200種類以上の個性豊かなウォッチフェイスを無料でダウンロードできます。
- カスタマイズ性:スマートフォン内の写真を文字盤に設定できる「アルバム文字盤」機能により、自分だけのオリジナルデザインを無限に楽しむことが可能です。
- 注意点:最大輝度が300nitsのため直射日光下ではやや見にくく感じることがあり、バッテリー持ちを重視した設計のため常時表示機能(AOD)には対応していません。
スポーツ機能とGPS機能:Mibro A3 ~スマホなしで、走りはもっと自由に~
ここでは、Mibro A3が遂げた最も大きな進化である、スポーツ機能についてレビューします。特に、前モデルのMibro A2から飛躍的に向上したGPS機能が、日々のトレーニングをいかに快適で本格的なものに変えてくれたのか、その感動を私の実体験と共にお伝えします。
スマホはもう不要!内蔵GPSがもたらす圧倒的な解放感
これまでMibro A2でランニングルートを記録するには、必ずスマートフォンを携帯する必要がありました。アームバンドやランニングポーチは、時に煩わしく感じることも。しかし、Mibro A3ではそのストレスから完全に解放されました。5つの衛星測位システム(GPS/BDS/GLONASS/Galileo/QZSS)に対応した高精度なGPSが、ついに本体に内蔵されたのです。
先日、ふと体を動かしたくなって、気分転換に走ることにした時のことです。以前ならスマホを持って家を出るところを、その日はMibro A3だけを着けて、文字通り身軽に走り出すことができました。
正直なところ、1万円のスマートウォッチのGPS精度には半信半疑でしたが、衛星の捕捉は驚くほど速く、走り終えてからアプリでデータを確認して二度驚きました。走ったルートが地図上に正確にトレースされ、距離やペースも詳細に記録されていたのです。この「スマホを持たない自由」は、一度体験するともう元には戻れないほどの快適さでした。
100種類以上の種目と自動認識で、あらゆる運動を逃さない
Mibro A3の進化はGPSだけではありません。搭載されているスポーツモードは、Mibro A2の70種類から100種類以上へと大幅に増加しました。もちろん、ランニング(屋内、屋外)、ウォーキング(屋内、屋外)、サイクリング、水泳、テニス、バドミントン、ヨガなども測定できます。
さらに便利なのが、ウォーキングとランニング(屋内・屋外)の自動認識機能です。うっかり記録を忘れて歩き始めても、A3が「ワークアウトを開始しますか?」と通知してくれるため、運動の記録を逃すことがありません。
実際の操作も簡単です。本体右下にあるボタンを押してスポーツモード一覧を開き、例えば「屋外ランニング」を選択。GPSの準備ができると画面に通知が出るので、再度ボタンを押せば計測がスタートします。運動中もディスプレイには時間、距離、ペースといった主要なデータが大きく表示され、一目で状況を把握できるのが良いですね。
ウォッチで記録、アプリで分析。運動がもっと楽しくなる
Mibro A3は、運動中は「記録装置」として完璧に機能し、運動後の楽しみは専用アプリ「Mibro Fit」が担ってくれます。ランニングから帰宅してA3とスマホを同期させると、記録したすべてのデータがアプリに転送されます。
アプリ上では、自分が走ったルートが地図上に表示されるだけでなく、ペースや心拍数の推移がグラフで視覚的に確認できます。どの区間が速かったか、心拍数がどこで上がったかなどを振り返ることで、次のトレーニングへのモチベーションが湧いてきます。
「Strava」や「Google Fit」といった外部アプリとのデータ連携も可能なので、普段からこれらのサービスを使っている人にとっても嬉しいポイントです。1万円でここまで充実した機能が手に入るのは、本当に驚きです。
まとめ:スポーツ機能とGPS機能
- GPS機能の革命的進化:Mibro A2の接続型GPSに対し、A3は5大衛星測位システム対応のGPSを内蔵。スマートフォンなしでの正確なルート記録が可能になりました。
- スポーツモードの拡充:A2の70種類から100種類以上に増加し、より多様なアクティビティに対応できるようになりました。
- 便利な自動認識機能:ウォーキングとランニングを自動で検出し記録を促す新機能を搭載。使い勝手が大きく向上しました。
- データ活用の楽しみ:ウォッチで記録した詳細な運動データを、アプリ上で地図と共に振り返り、分析する楽しみが加わりました。
ヘルスケア機能:Mibro A3 ~24時間、手首から健康を見守るパートナー~
ここでは、Mibro A3のヘルスケア機能について詳しくレビューしていきます。スマートウォッチの核となる健康管理機能が、前モデルのMibro A2からどのように進化し、私たちの日常にどんなメリットをもたらしてくれるのか。実際に使って感じた手応えや、便利な機能の活用法を具体的にお伝えします。
24時間自動で記録、自分の体を「見える化」する
Mibro A3を身に着けて生活するだけで、心拍数、血中酸素レベル、ストレス、そして睡眠の質といった主要な健康データが24時間、自動で記録され続けます 。これらの基本的なモニタリング機能はMibro A2も備えていましたが、A3ではそのデータがより見やすく、そして信頼できるものになったと感じています。
ウォッチの画面をスワイプすれば、いつでも最新の心拍数やストレスレベルを手軽にチェックできます。さらに詳細なデータ、例えば週単位や月単位での心拍数の推移や、レム睡眠を含む睡眠サイクルの詳細な分析結果は、専用アプリ「Mibro Fit」で確認できます。漠然とした「今日の体調」が、具体的な数値とグラフで「見える化」されることで、自分の体と向き合う意識が自然と高まりました。
ただの記録じゃない。「気づき」をくれるアラート機能
Mibro A3が単なる記録計で終わらないのは、プロアクティブな通知機能があるからです。特に、心拍数が設定した範囲を超えて上昇したり低下したりすると知らせてくれる「高低心拍数アラート」は、A3で新たに加わった安心感を高める機能です 。
先日、東京のオフィスでデスクワークに没頭していた時のことです。ふとMibro A3が振動し、画面には「座り過ぎのリマインダー」の文字が 。その通知で、自分が1時間以上も同じ姿勢で集中し続けていたことに気づかされました。すぐに立ち上がって軽くストレッチをし、水を一杯飲む。このささいな行動が、心と体のリフレッシュにつながりました。このように、健康を損なう前に「気づき」を与えてくれる機能こそ、A3が頼れるパートナーだと感じる瞬間です。
呼吸エクササイズから生理周期まで、きめ細かなサポート
Mibro A3は、日々のバイタルサインを記録するだけでなく、より良い状態に導くための機能も充実しています。ストレスレベルが高いと感じた時には、ウォッチの指示に従って深呼吸を行う「呼吸エクササイズ」が役立ちます 。数分間、意識を呼吸に向けるだけで、不思議と心が落ち着いていくのが分かりました。
また、女性ユーザーには「生理周期トラッキング」機能も用意されています 。次の生理日や排卵期を予測して通知してくれるため、体調管理がしやすくなります。これらの多彩な機能は、ユーザー一人ひとりの健康にきめ細かく寄り添ってくれるという印象を受けました。ただし、これらのデータはあくまで健康管理の参考値であり、医療目的には使用できない点には注意が必要です 。
<Mibro A3のヘルスケア機能 一覧>
- 心拍数モニタリング: 24時間の常時モニタリングに対応しています。
- 血中酸素レベル測定: 健康状態の把握に役立つ機能です。
- ストレスレベルモニタリング: ストレスレベルを測定し、日々の活動が健康に与える影響を把握できます。
- 睡眠モニタリング: 睡眠時に着用することで、睡眠パターンや睡眠の質(睡眠段階を含む)をモニタリングし、健康的なライフスタイルをサポートします。
- 呼吸エクササイズ: リラックスやストレス解消に役立つガイド付き呼吸エクササイズが搭載されています。
- 生理周期トラッキング: 女性の健康をサポートする機能として、次の排卵期や生理開始時期を予測し通知します。
- 健康リマインダー: 座りすぎのリマインダー機能も備わっています。
- スマートアラート機能:心拍数の異常な上昇・下降、血中酸素レベルの低下、ストレスの増加を通知する機能が備わっています
- センサー:PPG心拍センサー、血中酸素レベルセンサー、加速度センサー、気圧高度計、コンパス、環境光センサー
まとめ:ヘルスケア機能
- 24時間ヘルスモニタリング:心拍数、血中酸素、ストレス、睡眠(レム睡眠含む)を24時間自動で記録し、健康状態を常に把握できます 。
- プロアクティブな通知機能:新たに高低心拍数アラートを搭載し 、座り過ぎリマインダーと共に、体調の変化や生活習慣への「気づき」を提供してくれます 。
- 詳細なデータ分析:ウォッチで最新データ、専用アプリ「Mibro Fit」で長期間の推移やグラフを確認でき、体の変化を「見える化」できます。
- 多彩なサポート機能:リラックスを促す呼吸エクササイズや 、女性の健康管理に役立つ生理周期トラッキングなど 、きめ細かな機能を搭載しています。
バッテリー:Mibro A3 ~公式スペック超え!充電を忘れるほどの驚異的なスタミナ~
スマートウォッチを選ぶ上で、最も重要な要素の一つがバッテリー性能です。ここではMibro A3の「電池もち」について、正直なところスペックシートの数値だけでは計り知れない、驚きの実力をレビューします。前モデルのMibro A2から公称値は短くなったものの、実際の使用感は全く異なる、嬉しい驚きに満ちたものでした。
スペック上の数値と、それを裏切る「嬉しい誤算」
まず、スペックシートを正直に見てみましょう。Mibro A3の標準使用でのバッテリー持続時間は最大8日間。これは、最大10日間を誇ったMibro A2よりも短い数値です 。バッテリー容量もA3は300mAhと、A2の350mAhより小さくなっています。これだけ見ると、性能がダウンしたように思えるかもしれません。しかし、これには明確な理由があります。A3は新たに、電力消費の大きい高性能なGPSを内蔵したのです。その証拠に、A3には「GPSモードで最大15時間」という、本格的なアクティビティにも耐えうる新たな指標が設けられています 。
衝撃の実測値「2週間」!充電のストレスからの解放
正直なところ、私もA3を使い始める前は「1週間くらいもてば良いかな」と思っていました。しかし、その予想は良い意味で完全に裏切られました。各種モニタリングや通知をすべてONにしたごく普通の状態で満充電から使い始めたところ、1週間が過ぎ、10日が過ぎても、バッテリー残量はまだまだ余裕。最終的に、なんと約2週間も充電なしで使い続けることができたのです!
私自身、こまめな充電が苦手な「ズボラ」な性格なので、この結果には本当に感動しました。スマートウォッチの充電を忘れることが、もはや不安の種ではなくなったのです。エントリーモデルの価格帯で、これほどのロングバッテリーを実現している機種は、他にちょっと思い当たりません。この驚異的なスタミナこそ、Mibro A3が持つ最大の魅力の一つだと断言できます。
日常からアクティビティまで、あらゆるシーンに対応
この驚異的なバッテリー性能は、最先端の省電力チップと独自の「Seekbeatアルゴリズム」によって支えられています 。そのため、特定のシーンだけでなく、あらゆる使い方で頼りになります。例えば、Bluetooth通話なら最大6時間、音楽再生は最大4.5時間と、スマートウォッチの便利機能を存分に楽しむことができます 。
さらに、機能を最小限に抑えたベーシックモードなら最大45日間も持続するため、長期の旅行や出張の際も、充電ケーブルを持つ必要すらありません 。日常使いから本格的なスポーツ、そして「ただの時計」として長く使いたい時まで、あらゆるニーズに応えてくれるこの安心感は、何物にも代えがたい価値があると感じました。
まとめ:バッテリー性能(電池もち)
- 公式スペックとの比較:標準使用時間はA2の最大10日間に対しA3は最大8日間と公称値は短くなっていますが 、これは電力消費の大きいGPSを内蔵したことによるものです。
- 驚異的な実測値:実際の通常使用(各種モニタリングON)で、公式スペックを大幅に上回る「約2週間」というバッテリー持続を記録しました。
- GPS使用時も安心:新たにGPSモードでの指標が設けられ、最大15時間の連続使用が可能です 。
- 充電頻度の低減:エントリーモデルとは思えないほどのロングバッテリーにより、充電の手間やストレスから解放される快適な体験を提供してくれます。
スマート機能:Mibro A3 ~日常を格上げする、手首の上のアシスタント~
スマートウォッチの価値は、時計や健康管理機能だけでは決まりません。ここでは、Mibro A3が日常生活でどれほど役立つ「賢い」アシスタントなのか、その実力を探ります。ハンズフリー通話から多彩な便利ツールまで、前モデルのMibro A2と比較しながら、日々の暮らしを少し豊かにしてくれた機能をご紹介します。
手が離せない時も安心。クリアなBluetooth通話
Mibro A3のスマート機能で、まず特筆したいのがBluetooth通話です。連続通話時間はMibro A2の最大5時間から最大6時間へと向上しており、より長く通話を楽しめるようになりました。
先日、スーパーで買った食材を両手に抱えて帰宅している最中に、スマートフォンが鳴りました。普段なら慌てて荷物を置いて電話に出るところですが、その時は手首のMibro A3の画面をタップするだけ。すぐに通話が始まり、相手の声はウォッチのスピーカーから驚くほどクリアに聞こえました。こちらの声も、本体側面のマイクがしっかり拾ってくれていたようで、相手からも「問題なく聞こえる」とのこと。この、手が離せない状況でも大事な電話を逃さないハンズフリーの利便性は、一度体験すると手放せなくなります。
音楽コントロールから便利ツールまで、多彩なアシスタント機能
Mibro A3は、日常の「ちょっとした手間」を解消してくれる機能が満載です。通勤中にスマートフォンで音楽を聴いている時も、曲送りや音量調整はすべて手元で完結します。さらに、ウォッチのスピーカーから直接音楽を再生することも可能で、室内で作業をしながら気軽にBGMを流す、といった使い方も楽しめました。
また、ツール類の充実ぶりもA3の魅力です。A2にも搭載されていた電卓やアラームに加え、A3では「カレンダー」や「世界時計」、「フラッシュライト」といった機能が追加されました。手元でスケジュールを確認したり、海外の時間をチェックしたりと、ビジネスシーンでも役立つ場面が増えています。ちょっとした空き時間に楽しめるカジュアルゲームまで入っているのには驚きました 。
機能の「できること」と「できないこと」
Mibro A3は、日々の生活をスムーズにするアシスタントとして非常に優秀ですが、万能ではありません。LINEや各種SNSの通知は、手元で振動と共に内容をしっかり確認でき、文字も大きくて読みやすいです。しかし、その通知に対してウォッチから直接メッセージを返信することはできません。また、多くの人が期待するであろうNFC/Suicaといった決済機能も非対応です。
Mibro A3のスマート機能は、あくまで「情報を確認する」「基本的な操作を行う」という役割に特化していると言えます。この割り切りこそが、高い基本性能と驚異的なバッテリー性能をこの価格で実現している理由なのでしょう。
<Mibro A3のスマート機能 一覧>
Bluetooth通話(スピーカー、マイク内蔵)、音楽コントロール(スマホ必須)、カレンダー、世界時計、フラッシュライト、電卓やアラーム、カジュアルゲーム、手首を振るだけで簡単撮影(リモート撮影・スマホ必須)、ウォッチフェイスのカスタマイズ(200種類以上)、スマートフォン探索機能、通知の確認(LINE対応)
まとめ:スマート機能
- ハンズフリー通話:Bluetooth通話の連続使用時間がA2の最大5時間から6時間に向上し、より長く通話できるようになりました。
- 多彩なツール:A2の基本ツールに加え、カレンダー、世界時計、カジュアルゲームなどの機能が追加され、日常やビジネスシーンでの利便性がアップしています。
- 音楽コントロール:スマートフォンの音楽操作に加え、ウォッチ本体のスピーカーから直接音楽を再生することも可能です。
- 機能の限界:LINEなどのメッセージは通知の確認のみで返信はできず、NFC/Suicaによる決済機能にも対応していません。
Mibro A3 vs Mibro A2 主な違いを徹底比較
「Mibro A3」と前モデルの「Mibro A2」は、同じ価格ながら多くの点で進化が見られます 。ここでは、両モデルの主な違いを項目別に詳しく解説します 。
カラーオプション
- Mibro A2: ブラック
- Mibro A3: ダークグレー、モカ
- 違い:Mibro A3はカラーバリエーションが増え、ファッションに合わせて選びやすくなりました 。
ボディ素材と重量
- Mibro A2: メタル+プラスチック、本体重量約31.79g
- Mibro A3: アルミニウム合金+PC、本体重量約29g
- 違い:Mibro A3はより軽量で高級感のあるアルミニウム合金ベゼルを採用し、快適性が向上しています 。
ディスプレイ
- Mibro A2: HDタッチスクリーン
- Mibro A3: 60FPSの高リフレッシュレートに対応したIPSディスプレイ
- 違い:Mibro A3は60FPSに対応したことで、スクロールなどの操作が圧倒的に滑らかになりました 。
センサーと測位システム
- Mibro A2: GPS非搭載(スマートフォンのGPSを利用)
- Mibro A3: 5つの衛星測位システムに対応したGPSを内蔵。さらに気圧高度計、コンパスも搭載 。
- 違い:Mibro A3は単体で正確なルート記録が可能になり、スポーツウォッチとして飛躍的に進化しました 。
スポーツモード
- Mibro A2: 70種類
- Mibro A3: 100種類以上、さらにウォーキング等の自動認識に対応
- 違い:Mibro A3はより多くの運動に対応し、自動認識機能で記録忘れも防げるようになりました 。
健康モニタリング
- Mibro A2: 心拍数、血中酸素、ストレス、睡眠のモニタリング
- Mibro A3: 上記に加え、高低心拍数アラートや座り過ぎリマインダー、呼吸エクササイズなどの機能が追加
- 違い:Mibro A3はよりきめ細かく、プロアクティブな健康管理が可能になりました 。
バッテリー持続時間
- Mibro A2: 標準使用で最大10日間
- Mibro A3: 標準使用で最大8日間、GPSモードで最大15時間
- 違い:標準使用時間はMibro A2が長いですが、Mibro A3は電力消費の大きいGPSモードでの指標が追加され、通話時間は長くなっています 。
付属バンド
- Mibro A2: 2種類(ナイロンとシリコン)のバンドが付属
- Mibro A3: 1種類(シリコン)のバンドが付属
- 違い:付属バンドの数ではMibro A2の方がお得感があります 。
その他の機能
- Mibro A2: 基本的な機能とAndroidでのSMS返信機能
- Mibro A3: 世界時計、電卓、カレンダー、カジュアルゲームなどの便利なツールが多数追加
- 違い:Mibro A3は日常生活で役立つアプリが大幅に増え、汎用性が高まっています 。
発売日
- Mibro A2: 2024年1月
- Mibro A3: 2025年6月6日
- 違い:Mibro A3が約1年半後に発売された新しいモデルです 。
価格
- Mibro A2: 9,980円
- Mibro A3: 9,980円
- 違い:価格は据え置きで同じです 。
まとめ:Mibro A3とMibro A2の違い
Mibro A3は、Mibro A2と販売価格は同じでありながら、デザインの質感、操作の滑らかさ、そして何より「内蔵GPS」という決定的な機能が追加され、多くの面で正統進化を遂げたモデルです 。特に、スマートフォンなしでランニングなどの活動を記録できるようになった点は最大の魅力であり、スポーツウォッチとしての価値を飛躍的に高めています 。
一方で、標準的な使用でのバッテリー持続時間や付属バンドの数など、一部Mibro A2が優れる点もありますが、全体的な機能性と満足度を考慮すると、Mibro A3が圧倒的に優れた選択肢であると言えます 。
Mibro A3のメリット・デメリット
ここでは、Mibro A3の優れた点(メリット)と、他の競合製品と比較した際に見劣りする点(デメリット)を具体的に解説します。
【メリット】
メリット1:優れたコストパフォーマンス
9,980円という価格で高精度なGPSを内蔵している点が最大の魅力です 。これは、同じくGPSを搭載するNothing CMF Watch Pro 2(11,000円)やAmazfit Bip 6(14,800円)、Redmi Watch 5(14,980円)といったモデルよりも安価で、非常に高いコストパフォーマンスを実現しています。
メリット2:驚異的な実使用バッテリー
公式スペックの最大8日間を大幅に超え、実際の使用で約2週間持続するバッテリー性能が報告されています。これは、頻繁な充電の手間を嫌うユーザーにとって大きなメリットです。
メリット3:価格以上の高級感あるデザイン
ベゼルにアルミニウム合金を採用し、上品な印象を与えます 。同価格帯のプラスチック製筐体のモデル、例えばRedmi Watch 5 Liteと比較して、質感の高さが際立ちます 。
メリット4:60FPSによる滑らかな操作感
ディスプレイのリフレッシュレートが60FPSに対応しており、スクロールやスワイプが非常に滑らかです 。これはNothing CMF Watch Pro 2やRedmi Watch 5といった上位機種と同等のスペックであり、快適な操作感を提供します 。
メリット5:便利な運動の自動認識機能
ウォーキングやランニングといった運動を自動で検出し、記録を促す機能を搭載しています 。Nothing CMF Watch Pro 2なども搭載する便利な機能であり 、トレーニングの記録漏れを防いでくれます。
【デメリット】
デメリット1:ディスプレイの品質
ディスプレイはIPS液晶であり 、比較対象のAmazfit Bip 6、Nothing CMF Watch Pro 2、Redmi Watch 5、Redmi Watch 5 Liteなどが採用する、より高コントラストで色鮮やかなAMOLED(有機EL)に比べると表現力で一歩劣ります。
デメリット2:限定的な防水性能
防水性能は2ATMで、手洗いや雨など日常生活レベルにとどまります 。5ATM防水に対応するRedmi Watch 5やAmazfit Bip 6とは異なり、プールでの水泳などには使用できません。
デメリット3:高度なスマート機能の不在
LINEなどのメッセージに返信する機能や、NFC/Suicaによる決済機能、カメラコントロールには対応していません。また、Amazfit Bip 6が搭載するAIを活用したパーソナルコーチ機能「Zepp Coach™」のような付加価値の高い機能もありません 。
デメリット4:スポーツモードの数
100種類以上のスポーツモードは十分な数ですが 、競合のRedmi Watch 5(150種類以上)やAmazfit Bip 6(120種類以上)など、より多くの種目に対応するモデルも存在します。
Mibro A3のスペック(仕様)一覧
- ディスプレイ: 1.39インチ IPSディスプレイ (360×360、366PPI、最大輝度300nits)
- クラウン: なし
- プロセッサ: 最先端の省電力チップ
- バッテリー: 300mAh
- 駆動時間: 通常使用:最大8日間 / 省電力モード:最大45日間 / GPSモード:15時間
- 充電: マグネット式充電
- ワイヤレス通信: Bluetooth
- GPS: GPS/BDS/GLONASS/Galileo/QZSS対応
- インターフェース: 充電端子、ボタン
- センサー: PPG心拍、血中酸素、加速度、気圧高度計、コンパス、環境光
- 防水: 2ATM
- スピーカー/マイク: 搭載 (Bluetooth通話機能のため)
- 音声アシスタント: なし
- 機能: 睡眠解析や女性の健康予測機能など
- 筐体: アルミニウム合金 + PC
- アプリ: Mibro Fit
- 対応OS: Android 5.0以上、iOS 10.0以上
- OS: 独自OS
- サイズ: 約45.2 x 45.2 x 11.6 mm (心拍ベース除く)
- 重量: 本体:約29g / バンド込み:約45g
- カラー: ダークグレー、モカ
- 付属品: スマートウォッチ、シリコンストラップ、ユーザーマニュアル、USB充電ケーブル
- バンド: シリコン製 (幅22mm、展開長さ265mm)
Mibro A3の評価
8つの評価基準で「Mibro A3」を5段階で評価してみました。
【項目別評価】
画面の見やすさ:★★★☆☆
室内では鮮明で美しい表示ですが、最大輝度が300nitsと低めなため、直射日光下では画面が見えにくい場面がありました。
健康管理・スポーツ:★★★★★
精度の高いGPSを内蔵し、100種類以上のスポーツモードに対応。24時間自動モニタリングも充実しており、この価格帯では最高レベルの性能です。
機能性:★★★☆☆
Bluetooth通話や音楽操作、多彩なツールなど基本機能は揃っていますが、LINE返信やNFC決済といった高度な機能には対応していません。
バッテリーの持ち:★★★★★
公称値(最大8日)を遥かに超え、実際の使用で約2週間持続したのは驚異的。充電のストレスから完全に解放してくれます。
耐久性:★★★★☆
高級感と強度を両立したアルミ合金ベゼルは素晴らしいですが、防水性能が2ATMと日常生活レベルに留まるため、星4つとしました。
ファッション性:★★★★★
安っぽさを感じさせない上品なデザインと、どんなスタイルにも合わせやすいカラー展開は見事。着せ替えのウォッチフェイスも豊富です。
価格:★★★★★
約1万円という価格で、GPS内蔵、驚異のバッテリー、高品質なデザインを実現しており、コストパフォーマンスは群を抜いています。
使いやすさ:★★★★☆
60FPSの滑らかな操作感は非常に快適で直感的です。専用アプリもシンプルで扱いやすく、初心者でも迷うことはないでしょう。
【総評:★★★★☆】
■ 価格破壊のオールラウンダー、ただし弱点も
Mibro A3は、約1万円という価格帯の常識を覆す、驚異的なオールラウンド・スマートウォッチです。特に「高精度な内蔵GPS」「実測で約2週間持続するバッテリー」「高級感のあるデザイン」という3つの大きな強みは、数ランク上の価格帯の製品にも匹敵するほどの完成度を誇ります。これまでスマートフォンが必須だったランニングがウォッチ単体で完結する快適さや、充電の存在を忘れるほどのスタミナは、日々の生活の質を確実に向上させてくれました。
デザイン面でも、安価なスマートウォッチにありがちなチープさは皆無です。上品なアルミ合金ベゼルや、洗練されたカラーリングは、スポーツシーンだけでなく、ビジネスや普段のファッションにも違和感なく溶け込みます。60FPSの滑らかな操作感と相まって、毎日身に着け、操作すること自体が楽しくなる、そんな魅力を持った一台です。
■ 購入前に知っておくべきこと
しかし、完璧な製品ではありません。Mibro A3は、あくまで「健康と運動の管理」を主眼に置いたデバイスです。そのため、LINEなどのメッセージにウォッチから直接返信したり、SuicaのようなNFC決済機能を使ったりすることはできません。また、ディスプレイは室内では非常に美しいものの、晴れた日の屋外では輝度不足で見えにくいという明確な弱点もあります。スマートウォッチに「何でもできる万能さ」を求めるのであれば、物足りなさを感じる可能性があることは、購入前に理解しておくべきでしょう。
■ こんな人にこそ、Mibro A3はおすすめ
これまでの強みと弱点を踏まえると、Mibro A3は以下のような人に最適な一台と言えます。
スマホなしでランニングやウォーキングの記録を取りたい人:運動の際にスマートフォンを持ち歩くのが煩わしいと感じていた方にとって、高精度なGPSを内蔵したMibro A3は最高の相棒になります。
9,980円という予算で、初めてGPS付きスマートウォッチを手に入れたい人:GPS機能、驚異的なバッテリー、高品質なデザインをこの価格で体験できるのは、まさに「価格破壊」。初めてのGPSウォッチとして、これ以上ない選択肢です。
前モデルA2を持っていて、GPS機能に魅力を感じる人:Mibro A2に満足しつつも、内蔵GPSがない点だけが不満だった、という方には理想的なステップアップモデルです。きっと満足できる進化を体感できるはずです。
■ まとめ:スマートウォッチ入門の「最適解」
以上をまとめると、Mibro A3は「初めてスマートウォッチを使う人」や「運動や健康管理を手軽に始めたい人」にとって、現時点での「最適解」と言えるモデルです。特に、頻繁な充電が面倒だと感じている人にとっては、このバッテリー性能だけでも購入する価値は十分にあります。高度な機能は不要だけれど、日々の生活を記録し、少しだけ便利にしてくれる、スタイリッシュで頼れる相棒が欲しい。そんな方に、自信を持っておすすめできるスマートウォッチです。
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Mibro A3の価格・購入先
Mibro日本公式サイト
9,980円
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ECサイト
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おすすめの類似製品を紹介
Mibro A3に似た性能をもつスマートウォッチも販売されています。
Amazfit Bip 6
Zepp Health Corporationから発売されたZepp OS 4.5搭載のスマートウォッチです(2025年4月25日に発売)。
1.97インチのHD AMOLED タッチスクリーン、通常使用で最大14日間(バッテリーセーバーモードでは最大26日間)駆動できるバッテリーを搭載しています。
また、AI音声アシスタント Zepp Flow (オフライン対応)、AIパーソナルコーチ「Zepp Coach™」、120種類以上のスポーツモード、ランニング機能(トラックランモード、スマート軌道修正機能など)、トレーニングテンプレート作成、5衛星測位対応の高精度GPS(オフラインマップ・ナビゲーション対応)に対応。
心身の準備状態を測定する「レディネススコア」、睡眠中の「心拍変動(HRV)モニタリング」、BioTracker™ 6.0 PPG バイオセンサーによる高精度な健康モニタリング、Bluetooth通話、ミニアプリ対応、フィットネスアプリ連携、5ATM防水にも対応しています。
価格は、Amazonで14,800円(税込)、楽天市場で14,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで14,800円、米国 Amazon.comで$79.99、です。
関連記事:Amazfit Bip 6徹底レビュー!Bip 5から進化、買うべきか評価
Nothing CMF Watch Pro 2
Nothingから発売されたスマートウォッチです(2024年7月12日 発売)。
1.32インチの円形 AMOLEDスクリーン、11 日間 駆動する305 mAh バッテリーを搭載しています。
また、クラウン操作、100種類以上の文字盤デザイン、自動輝度調整、120種類のスポーツモード、5種類のスマート検知(自動検出)、「アクティブスコア」、Bluetooth通話、ウィジェット機能、ジェスチャー操作、IP68防水防塵、Bluetooth 5.3、GPS、5つの衛星測位に対応しています。
価格は、Amazonで11,000円(税込)、楽天市場で11,000円(送料無料)、ヤフーショッピングで11,000円(送料無料)、AliExpressで5,977円、米国 Amazon.comで$69.00です。
関連記事:Nothing「CMF Watch Pro 2」とWatch Proの違い
Redmi Watch 5
Xiaomiから発売されたHyperOS搭載のスマートウォッチです(2025年1月23日に発売)。
2.07インチのAMOLED タッチスクリーン、約24日間駆動できるバッテリーを搭載しています。
また、150種類以上のスポーツモード、ランニング機能、血中酸素・心拍数・睡眠モニタリング、音楽再生、Bluetooth通話、)、呼吸エクササイズ、バイタリティスコア、文字盤デザインのカスタマイズ(200種類)、クイックリリース、
オンリストランニングコース(10種類のランニングコース、マルチGNSS(GPSセンサー内蔵)、リニアモーター(20種類以上のバイブレーションパターン)、通知の受信(LINE)カメラのリモート操作、スマートフォンの検索、懐中電灯、天気予報、Bluetooth 5.3、5気圧防水に対応しています。
価格は、Amazonで14,980円(税込)、楽天市場で14,980円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで14,980円(税込・送料無料)、AliExpressで10,733円、米国 Amazon.comで$153.86、です。
関連記事:Redmi Watch 5レビュー!1万円台の2インチ画面スマートウォッチは買いか?
Redmi Watch 5 Lite
シャオミから発売されたスマートウォッチです(2024年10月10日発売)。
1.96インチのAMOLEDディスプレイ、最大18日駆動する470 mAh バッテリー、スピーカー、デュアルマイク(ノイズリダクション)、GPSセンサー、Xiaomi HyperOSを搭載しています。
また、マルチGNSS(距離、ペース、ルートの測定)、150種類以上のスポーツモード、Bluetooth通話、ウィジェット機能(音声アシスタント、カレンダーを含む)文字盤デザインのカスタマイズ(200種類以上)、5気圧防水、Mi Fitness アプリ、Bluetooth 5.3に対応しています。
価格は、Amazonで6,480円(税込)、楽天市場で6,480円(送料無料)、ヤフーショッピングで6,762円(送料無料)、AliExpressで5,522円、米国 Amazon.comで$48.99、です。
関連記事:「Redmi Watch 5 Lite」とActive、Watch 4を比較
他のシャオミ スマートウォッチと比較
他にもシャオミのスマートウォッチが販売されています。ぜひ比較してみてください。
※MibroはXiaomi(シャオミ)のエコチェーンメンバーの一つであり、Xiaomiからの投資を受けています。スマートウォッチなどのウェアラブルデバイスを中心に製品を展開しており、Xiaomiのエコシステムに属するブランドとして知られています。
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