2023年9月22日、Zepp Health Corporationから待望のスマートウォッチ新モデル「Amazfit Bip 5」が日本国内で発売されました(海外では2023年8月発売)。
前モデル「Amazfit Bip 3」は、手頃な価格ながら大画面で使いやすいと人気を博しましたが 、このBip 5はその後継機として、さらなる進化を遂げて登場しました。
大画面化と機能強化で、さらに魅力的に
Amazfit Bip 5の最大の魅力は、何と言ってもBipシリーズ史上最大となる1.91インチの超大型ディスプレイです 。これにより、通知や各種データの視認性が格段に向上しました。
さらに、ファン待望のGPSセンサー内蔵により、スマートフォンなしでのランニングやウォーキングの記録が可能になったほか 、スピーカーとマイクを搭載し、ウォッチ単体でのBluetooth通話にも対応 。まさに「より大きく、より賢く」進化したモデルと言えるでしょう。
Bip 5を徹底解剖! Bip 3との違いに迫る
この記事では、そんな魅力あふれるAmazfit Bip 5の性能や機能を、実際の使用感を交えながら徹底的に深掘りしていきます。特に、多くの方が気になるであろう前モデル「Amazfit Bip 3」からの進化点に焦点を当て、ディスプレイ、バッテリー、GPS、通話機能など、合計12項目にわたる具体的な違いを比較・解説します 。
【この記事で分かること】
- Amazfit Bip 5とBip 3のスペック・機能の具体的な違い
- Bip 5で新たに追加された機能(GPS、通話、Alexa、ミニアプリ等)の実際の使い勝手と評価
- 大型化されたディスプレイの見やすさや操作性
- バッテリー持ちの変化とその理由
- 各機能のメリット・デメリットの詳細なレビュー
- Amazfit Bip 5が自分に合っているかどうかの判断材料
この記事を最後まで読めば、Amazfit Bip 5があなたにとって「買い」なのかどうか、きっと明確になるはずです。購入を迷っている方、Bip 3からの買い替えを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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公式ページ: Amazfit Bip 5 – amazfit-global-store
日本版: Amazfit Bip 5
前モデル「Amazfit Bip 3」との違い
前モデル「Amazfit Bip 3」との違いは11個あります。以下、次の項目に沿って解説していきます。
- ディスプレイ
- バッテリー
- スポーツモード
- 運動機能(仮想ペーサー)
- ヘルスケア機能(ワンタップ測定・モーニングアップデート)
- GPSセンサー
- Alexa音声操作
- Bluetooth通話
- 文字盤のカスタマイズ
- ミニ アプリの追加
- 本体カラー、サイズ・重量
Bip 3との違い1:ディスプレイが大型化した! Bip 5の進化を体感
ここでは、Amazfit Bip 5を実際に使ってみて感じた、ディスプレイの魅力についてお伝えします。特に、前モデルであるAmazfit Bip 3からの進化点に注目しながら、その使い心地をレビューします。
より大きく、より見やすく: 画面サイズの拡大
まず驚いたのが、ディスプレイの大きさです。Amazfit Bip 5は1.91インチのTFTディスプレイを搭載しており、これは前モデルAmazfit Bip 3の1.69インチと比較して、約13%も大きくなっています。数値だけ見るとわずかな差に感じるかもしれませんが、実際に腕につけてみると、この0.22インチの差は歴然です。画面が大きいことで、情報の視認性が格段に向上しました。
個人的には、スマートウォッチの画面は大きいほど良いと思っています。なぜなら、通知の確認やデータ測定結果の表示など、限られた画面スペースで多くの情報を扱う必要があるからです。Bip 5の大きなディスプレイは、そうしたスマートウォッチならではのニーズに応えてくれる、非常に実用的な進化だと感じています。
高精細ディスプレイで文字も画像もクッキリ
Amazfit Bip 5は、画面サイズだけでなく解像度も向上しています。320 x 380ピクセル(260 PPI)という解像度は、Amazfit Bip 3の240 x 280ピクセルと比較して、ピクセル数で約81%も増加しています。この高精細化によって、文字の輪郭がよりシャープになり、小さな文字でも潰れることなく、はっきりと読み取れるようになりました。
例えば、LINEのメッセージ通知。以前のモデルでは少し読みにくさを感じることもありましたが、Bip 5ではメッセージ全文が非常にクリアに表示され、ストレスなく内容を確認できます。また、ウォッチフェイスのデザインも、より細かな部分まで表現できるようになり、見た目の満足感も高まりました。運動時の心拍数や消費カロリーといったデータ表示も、格段に見やすくなったと感じています。
日常使いでのメリット: 通知確認や操作性の向上
ディスプレイが大きく高精細になったことによるメリットは、日常の様々なシーンで実感できます。着信通知があった際、相手の名前や電話番号が大きく表示されるため、誰からの電話なのか瞬時に判断できます。これは、スマートフォンを取り出せない状況、例えば、満員電車の中や、手が離せない作業中に非常に便利です。
また、タッチ操作のしやすさも向上しました。画面が大きい分、アイコンやメニューのタップが容易になり、誤操作が減ったように感じます。スマートウォッチは画面が小さいことが操作性のネックになりがちですが、Bip 5ではその点が大きく改善されており、快適に操作できます。
まとめ:Amazfit Bip 5 ディスプレイの魅力
- 大型化: 1.91インチディスプレイは、Amazfit Bip 3(1.69インチ)より約13%大きく、視認性が大幅に向上。
- 高精細: 解像度320×380(260 PPI)は、Bip 3(240×280)よりピクセル数が約81%増加し、文字や画像がより鮮明に。
- 実用性: 通知(LINEメッセージ、着信など)の内容が格段に確認しやすく、ストレスフリー。
- 操作性: 大きな画面でタッチ操作がしやすく、誤操作が減少。
- 満足度: クリアな表示と操作性の向上により、日常的な使い心地と満足感が高まった。
Bip 3との違い2:バッテリー容量が増えた!Bip 5の容量アップと実際の持ちをレビュー
ここでは、Amazfit Bip 5のバッテリー性能について、実際に使ってみた感想を交えながらレビューします。前モデルAmazfit Bip 3との比較も行いながら、その実力に迫ります。
バッテリー容量は増加、しかし駆動時間は?
Amazfit Bip 5は、前モデルAmazfit Bip 3よりも30mAh多い、300mAhのバッテリーを搭載しています。物理的なバッテリー容量が増えた点は、素直に嬉しいポイントです。
しかし、実際のバッテリー駆動時間を見てみると、通常使用で最大10日間、頻繁な使用で5日間となっています。これは、Amazfit Bip 3の通常使用14日間、頻繁な使用7日間と比較すると、少し短くなっています。容量が増えたのに駆動時間が短くなったのは、少し意外に感じるかもしれません。
なぜ駆動時間が短くなったのか? 個人的な考察
この駆動時間の変化について、個人的にはAmazfit Bip 5で強化された機能が影響していると考えています。具体的には、前回のレビューでも触れた「大型・高精細ディスプレイ」の搭載や、新たに追加された「Bluetooth通話機能」などが挙げられます。これらの機能は、より多くの電力を消費するため、バッテリー容量が増えても、トータルでの駆動時間はBip 3よりも短くなったのではないでしょうか。
機能が向上した分、バッテリー消費が増えるのは、ある意味トレードオフの関係です。多機能化・高性能化を選んだ結果と言えます。
実際の使用感: 10日間持てば十分?
では、通常使用で最大10日間というバッテリー持ちは、実際のところどうなのか。私が試した範囲では、心拍数モニタリングや睡眠追跡を常時オンにし、日々の通知(LINEやメールなど)を受け取り、週に数回GPSを使ったワークアウトを行う、といった使い方で、おおよそ8~9日間は充電なしで過ごせました。
たしかにAmazfit Bip 3の14日間という驚異的な長さには及びませんが、「1週間以上充電なしで使える」というのは、スマートウォッチとしては依然として非常に優秀です。個人的には、毎日充電が必要なスマートウォッチも多い中で、このバッテリー持ちは大きな魅力だと感じています。充電の手間が少ないのは、本当に快適です。
長期旅行も安心? バッテリーセーブモード
さらに、Amazfit Bip 5にはバッテリーセーブモードが搭載されており、このモードを使えば最大で26日間もバッテリーが持続します。機能を制限することで、驚くほどの長寿命を実現しています。頻繁に充電できない長期の旅行や出張の際には、このモードが心強い味方になります。基本的な時計機能や歩数計測などは利用できるため、最低限の機能で良いからとにかく長く使いたい、というニーズにも応えてくれます。
まとめ:Amazfit Bip 5 バッテリーレビュー
- バッテリー容量: 300mAh搭載で、Amazfit Bip 3より30mAh増加。
- 駆動時間: 通常使用で最大10日間、頻繁使用で5日間。Bip 3(通常14日)よりは短いが、機能向上(大型ディスプレイ、通話機能等)とのトレードオフ。
- 実使用感: 日常的な使い方(通知、健康モニタリング、週数回のワークアウト)でも1週間以上持つことが多く、充電頻度の少なさは快適。
- バッテリーセーブモード: 最大26日間持続し、充電が難しい状況でも安心。
- 総合評価: Bip 3より駆動時間は短くなったものの、機能向上を考慮すれば納得の範囲。依然として充電の手間が少なく、実用性は高い。
Bip 3との違い3:スポーツモード増加、自動検出に対応!Bip 5で手軽にアクティビティ記録!
ここでは、Amazfit Bip 5のスポーツ機能、特に大幅に進化したスポーツモードと便利な自動検出機能について、実際に使ってみて感じた魅力をお伝えします。運動習慣のある方はもちろん、これから始めたい方にも注目のポイントです。
対応スポーツが倍増! 120種類以上のモードを搭載
Amazfit Bip 5は、なんと120種類以上のスポーツモードに対応しています。これは、前モデルAmazfit Bip 3の60種類から倍増した数です。ランニングやウォーキング、サイクリングといった定番の運動はもちろん、ダンス、球技、ウィンタースポーツ、さらにはボードゲームやカードゲームまで、本当に多種多様なアクティビティの記録に対応しています。
個人的には、ここまで種類が多いと、自分のやっている少しマイナーな運動やレクリエーションも記録できるのが嬉しいポイントです。例えば、週末に楽しむボルダリングや、ジムでの筋力トレーニングなど、以前のモデルではピッタリなモードがなかった活動も、Bip 5なら専用モードで記録できる可能性が高まります。自分の活動を正確に記録できるのは、モチベーション維持にも繋がります。
手間いらず! 7つのスポーツを自動で認識・記録開始
Amazfit Bip 5のスポーツ機能における最大の進化点は、「スマート認識(自動検出)」機能の搭載です。これは、Amazfit Bip 3にはなかった新機能で、7種類のスポーツ(ウォーキング、ランニング、サイクリング、エリプティカル、ローイングマシンなど、日常生活やフィットネスで一般的な運動が含まれることが多いです)について、ユーザーが操作しなくても自動で検出し、記録を開始するかどうか尋ねてくれます。
この機能が、実際に使ってみると想像以上に便利でした。例えば、意識せずに歩き始めた時。しばらくするとBip 5がブルっと震えて、「ウォーキングを検出しました。記録を開始しますか?」といった趣旨のメッセージを画面に表示してくれます。そこで画面をタップするだけで、すぐにウォーキングの記録がスタートします。
「記録し忘れ」を防ぐ、自動検出のメリット
この自動検出機能のおかげで、「運動を始めたのに、記録開始ボタンを押し忘れた!」という、スマートウォッチあるあるの失敗が格段に減りました。特に、通勤時の早歩きや、ちょっとした散歩など、わざわざ手動で記録を開始するのが少し面倒に感じるような活動も、Bip 5が自動で気づいてくれるので、気軽に記録を残せるようになりました。
「運動するぞ!」と意気込んでいる時だけでなく、日常の中のちょっとした活動も自動で捉えてくれるのは、自分の活動量を正確に把握する上で非常に役立つと感じています。この手軽さは、運動習慣を継続する上で、強力なサポートになります。
まとめ:Amazfit Bip 5 スポーツモード(自動検出)の魅力
- モード数倍増: 120種類以上のスポーツモードに対応し、Bip 3(60種類)から大幅に増加。多様なアクティビティを記録可能に。
- 自動検出(新機能): 7種類のスポーツを自動で認識し、記録開始を提案。Bip 3にはなかった便利な機能。
- 利便性: 手動での操作なしに運動を検出し、「記録し忘れ」を防止。特にウォーキングなど日常的な活動の記録に役立つ。
- 手軽さ: 自動検出により、意識しない活動も気軽に記録でき、活動量の正確な把握とモチベーション維持に貢献。
- 進化の実感: Bip 3からの明確な進化点であり、日常的な使い勝手を大きく向上させる機能。
Bip 3との違い4:仮想ペーサー機能を追加:Bip 5でランニングがもっと楽しく、効率的に!
ここでは、Amazfit Bip 5に新たに搭載された注目の機能、「仮想ペーサー」についてレビューします。ランニングのパフォーマンス向上を目指す方にとって、特に魅力的な機能です。これがAmazfit Bip 3からどのように進化したのかも見ていきましょう。
あなたの隣を走る? 「仮想ペーサー」とは
Amazfit Bip 5には、トレーニングをサポートする新機能として「仮想ペーサー」が追加されました。これは、前モデルのAmazfit Bip 3には搭載されていなかった機能です。Bip 3にも目標ペースなどを設定・表示する基本的なランニングサポートはありましたが、Bip 5の仮想ペーサーは、よりインタラクティブで高度なトレーニングパートナーと言えます。
この機能を使うと、まるで仮想のランナーと一緒に走っているかのような体験ができます。設定した目標ペースに対して、自分が先行しているのか、遅れているのかをリアルタイムで把握できるため、ペース維持の意識が高まります。
AIがペース目標設定やレース予測をサポート
仮想ペーサー機能の興味深い点は、AIを活用しているところです。単に一定のペースを設定するだけでなく、AIが分析に基づいてペース目標を提案してくれたり、現在の走力からレースの予測タイムを算出したりする機能も含まれているようです。(※具体的なAI機能の詳細は、実際の使用状況やアプリのアップデートにより異なる可能性があります)
自分の走力に合わせた適切な目標ペースを設定したり、レース本番での目標タイムの参考にしたりと、より戦略的なトレーニングに役立ちます。個人的には、自分の実力に基づいた客観的なデータや予測が得られるのは、モチベーション向上に繋がると感じました。
仮想ペーサーの活用シーン: 目標達成を後押し
実際に仮想ペーサーを使ってみると、特に目標タイムを設定して走る際に、その真価を発揮します。例えば、「5kmを25分で走りたい」という目標を設定した場合、仮想ペーサーが25分ペース(1kmあたり5分)を維持してくれます。ランニング中にBip 5の画面を見れば、自分がその仮想ペーサーより前にいるか後ろにいるかが一目で分かり、ペースを調整しやすくなります。
一人で走っていると、どうしても中盤でペースが落ちてしまったり、逆にオーバーペースになってしまったりしがちですが、仮想ペーサーが良い目標となり、ペース維持を強力にサポートしてくれます。まるで専属のペースメーカーがいるような感覚で、目標達成への意欲を掻き立ててくれます。これは、Bip 3の単純な目標表示機能にはなかった、大きなメリットです。
まとめ:Amazfit Bip 5 仮想ペーサー機能の魅力
- 新機能: Amazfit Bip 5に新たに追加された、仮想のランナーと走る機能(Bip 3には非搭載)。
- AI活用: AIによるペース目標設定のサポートや、レース結果の予測機能も搭載。
- ペース維持: 設定した目標ペースに対し、先行・遅延をリアルタイムで表示し、ペース維持をサポート。
- モチベーション: 仮想のパートナーと競い合う感覚で、目標達成への意欲を高める。
- トレーニング効率化: 戦略的なペース配分や、客観的なデータに基づいたトレーニング計画に貢献。
Bip 3との違い5:Bip 5のヘルスケア機能にワンタップ測定・モーニングアップデートが追加
ここでは、Amazfit Bip 5で進化したヘルスケア機能、特に「ワンタップ測定」と「モーニングアップデート」という、前モデルAmazfit Bip 3にはなかった新機能に焦点を当てて、その使い勝手や魅力をレビューします。日々の健康管理を、より手軽で便利にしてくれる機能です。
指先ひとつで主要データをチェック:「ワンタップ測定」
Amazfit Bip 5を使ってみて、まず「これは便利だ!」と感じたのが「ワンタップ測定」機能です。これは、心拍数、血中酸素飽和度(SpO2)、ストレスレベルという、健康状態を知る上で重要な3つの指標を、文字通り画面を1回タップするだけで同時に測定できる機能です。Amazfit Bip 3では、これらの指標を個別に測定する必要がありましたが、Bip 5ではその手間がなくなりました。
忙しい朝や、仕事の合間、運動後など、自分の体の状態をサッと確認したい時に、この手軽さは本当に助かります。測定にかかる時間も比較的短く、結果も一つの画面にまとめて表示されるため、非常に分かりやすいです。個人的には、日々の健康状態を手軽に把握できるようになったことで、以前よりも自分の体調変化に意識的になれた気がします。
一日の始まりに必要な情報を集約:「モーニングアップデート」
もう一つの便利な新機能が「モーニングアップデート」です。これは、朝、目が覚めてウォッチを見た際に、その日の天気予報、睡眠データを含む前日の健康概要、そして今日のカレンダースケジュールといった情報を、一つの画面にまとめて表示してくれる機能です。これもAmazfit Bip 3にはなかった、Bip 5ならではの機能です。
朝の忙しい時間帯に、スマートフォンを開いて天気アプリやカレンダーアプリを個別にチェックする手間が省けるのは、想像以上に快適です。特に天気予報は、その日の服装選びにも役立ちますし、健康サマリーで前夜の睡眠の質を確認することで、「今日は少しペースを落とそう」など、一日の活動を考える上でのヒントにもなります。個人的には、この機能のおかげで、一日をよりスムーズに、計画的にスタートできるようになったと感じています。
Bip 3からの進化: より積極的な健康管理へ
Amazfit Bip 3も心拍数測定や睡眠モニタリングなどの基本的なヘルスケア機能は備えていましたが、Bip 5では「ワンタップ測定」や「モーニングアップデート」といった機能が加わったことで、単にデータを記録するだけでなく、より能動的に情報を活用し、日々の健康管理に役立てやすくなりました。受動的なデータ収集から、積極的な健康意識へと導いてくれる進化と言えるでしょう。
これらの新機能は、日々の健康管理をより簡単で、よりスマートにしてくれます。複雑な操作は不要で、日常のルーティンの中に自然に組み込める手軽さが、Amazfit Bip 5のヘルスケア機能の大きな魅力だと感じます。
まとめ:Amazfit Bip 5 ヘルスケア機能(新機能)の魅力
- ワンタップ測定(新機能): 1回の操作で心拍数・血中酸素飽和度・ストレスレベルを同時測定。Bip 3にはなかった手軽さ。
- モーニングアップデート(新機能): 起床時に天気・健康概要・カレンダー情報をまとめて表示。Bip 3にはなかった便利な機能。
- 利便性: 日々の健康チェックや一日の準備が、ウォッチだけでより簡単かつ迅速に。
- 健康意識向上: データの確認が容易になったことで、自身の健康状態への意識が高まる。
- Bip 3からの進化: 基本的なトラッキング機能に加え、情報を活用しやすくする機能が追加され、より積極的な健康管理をサポート。
Bip 3との違い6:GPSセンサーで現在地や移動経路を取得!Bip 5でより正確なワークアウト
ここでは、Amazfit Bip 5の大きな進化点の一つである、GPSセンサーの内蔵についてレビューします。特に、ランニングやサイクリングなど、屋外でのアクティビティを楽しまれる方にとって、待望の機能追加と言えるでしょう。前モデルAmazfit Bip 3との違いに触れながら、その魅力を深掘りします。
ついに内蔵! 身軽に走れるGPS機能
Amazfit Bip 5の最も注目すべきアップグレードの一つが、GPSセンサーの内蔵です。これは、前モデルのAmazfit Bip 3には搭載されていなかった機能で、Bip 5を選ぶ大きな理由になると個人的には感じています。Bip 3では、ランニングなどの移動経路や距離を正確に記録するためには、常にスマートフォンを一緒に携帯し、Bluetoothで接続しておく必要がありました。
しかし、Bip 5なら、スマートフォンを持たずに、ウォッチ単体で正確な位置情報を取得し、ワークアウトの記録ができます。ランニングやサイクリングの際に、ポケットの中でスマートフォンが揺れる煩わしさから解放されるのは、想像以上に快適です。まさに「身軽に走れる」感覚で、アクティビティへの集中度も高まります。
4つの衛星測位システムで、より正確なトラッキング
Amazfit Bip 5に内蔵されたGPSは、4つの主要な衛星測位システム(GPS、GLONASS、Galileo、QZSS)に対応しています。これにより、様々な環境下で、より迅速かつ正確に位置情報を捉えることが可能になりました。実際に、建物が多い市街地や、木々に囲まれた公園などでランニングをしてみましたが、記録された経路や距離の精度は、スマートフォンを使った場合と比較しても遜色ないレベルだと感じました。
ワークアウト後に、Zeppアプリ(Amazfitの連携アプリ)で走行ルートを確認するのも楽しみの一つですが、Bip 5で記録したルートは非常に正確で、走った道をきれいにトレースしてくれます。この精度の高さは、トレーニングの質を高める上で非常に重要です。
スマホ不要の解放感: Bip 5を選ぶ理由
スマートフォンを持たずにワークアウトに出かけられる解放感は、一度体験すると手放せなくなります。音楽を聴きたい場合は別途プレイヤーが必要になるかもしれませんが、純粋にランニングやサイクリングの記録だけを取りたいのであれば、Amazfit Bip 5だけで十分です。これは、常にスマホ連携が必要だったAmazfit Bip 3と比較して、決定的な違いであり、大きなアドバンテージです。
個人的には、このGPS内蔵という一点だけでも、Bip 3からBip 5に乗り換える価値は十分にあると感じています。特に、ランニングやウォーキング、サイクリング、ハイキングなど、屋外でのアクティビティを頻繁に行う方には、強くおすすめしたい機能です。
まとめ:Amazfit Bip 5 GPS機能の魅力
- GPS内蔵(新機能): スマートフォンなしで、ウォッチ単体での位置情報・移動経路の記録が可能に(Bip 3はスマホ連携必須)。
- 高精度測位: 4つの衛星測位システム(GPS、GLONASS、Galileo、QZSS)に対応し、正確なトラッキングを実現。
- 身軽さ・解放感: ワークアウト中にスマートフォンを携帯する必要がなくなり、より身軽に、集中してアクティビティを楽しめる。
- Bip 3からの大きな進化: GPS非搭載だったBip 3からの明確なアップグレードであり、屋外アクティビティの利便性が大幅に向上。
- おすすめユーザー: ランニング、ウォーキング、サイクリング、ハイキングなど、屋外でのアクティビティを頻繁に行う方に最適。
Bip 3との違い7:Alexa音声操作に対応!Bip 5で声で操作が可能に
ここでは、Amazfit Bip 5に搭載されたAmazon Alexa(アレクサ)による音声操作機能について、その魅力と実際の使い心地をレビューします。前モデルAmazfit Bip 3にはなかったこの新機能が、日常のどんな場面で役立つのか、詳しく見ていきましょう。
手首に話しかけるだけ: Alexa、Bip 5に登場
Amazfit Bip 5の便利な新機能として、Amazon Alexaの音声アシスタント機能に対応した点が挙げられます。これは、前モデルのAmazfit Bip 3には搭載されていなかった、大きな進化点です。スマートウォッチに向かって話しかけるだけで、様々な操作ができるというのは、使ってみるとなかなか未来感があって楽しいものです。
ウォッチのボタンを長押しするか、特定の画面からAlexaアイコンをタップすることで、音声認識がスタートします。あとは、スマートフォンやスマートスピーカーに話しかけるのと同じように、Bip 5にリクエストを伝えるだけです。
声でできること: アラームからスマートホーム操作まで
では、具体的にAlexaを使って何ができるのか。ユーザーが提供してくれた情報によると、アラームやタイマーの設定、天気予報の確認といった基本的なことから、対応するスマートホームデバイス(例えば、スマート照明やスマートプラグなど)の操作、さらにはAmazonの買い物リストへのアイテム追加まで、声だけで行えます。
個人的に特に便利だと感じたのは、タイマー機能です。料理中に手が濡れていたり、汚れていたりしても、「アレクサ、タイマーを3分セットして」と話しかけるだけで、簡単にタイマーを起動できます。わざわざ手を洗ってウォッチやスマホを操作する必要がないのは、地味ながら非常に快適です。
ハンズフリーがもたらす、日常のちょっとした便利さ
Alexaに対応したことで、スマートウォッチの活用の幅がぐっと広がりました。例えば、朝の準備中に「アレクサ、今日の天気は?」と手首に話しかけて天気を確認したり、家を出る前に「アレクサ、リビングの電気を消して」とスマートホームデバイスを操作したり。あるいは、冷蔵庫の中身をチェックしていて牛乳がないことに気づいた瞬間に、「アレクサ、買い物リストに牛乳を追加して」と言うだけで、リストに追加できます。
これらの操作は、もちろんスマートフォンでもできますが、常に手元にあるウォッチに話しかけるだけで完結する、このハンズフリーの手軽さは大きな魅力です。特に両手がふさがっている時や、スマートフォンが手元にない時に、その価値を実感します。Amazfit Bip 3では実現できなかった、新しいスマートウォッチ体験です。
まとめ:Amazfit Bip 5 Alexa音声操作の魅力
- Alexa搭載(新機能): Amazon Alexaによる音声操作に対応(Bip 3には非搭載)。
- 多彩な操作: アラーム、タイマー、天気確認、スマートホーム操作、買い物リスト作成などを声で実行可能。
- ハンズフリー: スマートフォンを取り出したり、画面を操作したりすることなく、声だけで様々な操作が完結。
- 利便性: 料理中や手が離せない時など、特定の状況下で非常に役立つ。
- Bip 3からの進化: 音声アシスタントの搭載により、スマートウォッチの利便性と活用シーンが大きく向上。
Bip 3との違い8:Bluetooth通話が利用できるように!Bip 5ウォッチだけで話せる
ここでは、Amazfit Bip 5の目玉機能の一つであり、前モデルAmazfit Bip 3には搭載されていなかった「Bluetooth通話機能」について、その魅力と実際の使い勝手をレビューします。スマートウォッチの利便性を格段に向上させるこの機能、必見です。
ついに実現! ウォッチで電話を受ける・かける
Amazfit Bip 5は、本体にスピーカーとマイクを内蔵しており、スマートフォンとBluetooth接続することで、ウォッチ上で音声通話の発着信が可能になりました。これは、スピーカー・マイク非搭載で通話機能がなかったAmazfit Bip 3からの大きな進化点です。スマートフォンにかかってきた電話にウォッチで応答したり、逆にウォッチから電話をかけたりすることができます。
実際に使ってみると、スマートフォンが手元にない状況での便利さに驚かされます。例えば、スマートフォンをカバンに入れたまま移動している時や、家の中で別の部屋に置いて充電している時など、わざわざスマートフォンを取りに行かなくても、手首のウォッチでサッと電話に出られるのです。
クリアな音質で快適な通話体験
スマートウォッチでの通話というと、「音質はどうなんだろう?」と気になる方もいるかもしれません。提供されている情報やレビューによると、Amazfit Bip 5のマイクとスピーカーの品質は良好で、スマートフォンのスピーカーフォンで話すのと同様に、クリアで明瞭な会話が可能とのことです。
実際に試してみると、相手の声も聞き取りやすく、こちらの声も問題なく相手に届いているようで、日常的な短い通話であれば十分快適に利用できるレベルだと感じました。騒がしい場所では少し聞き取りにくくなる可能性はありますが、室内など比較的静かな環境であれば、実用性は高いです。
スマホを取り出せない、そんな時の強い味方
このBluetooth通話機能が真価を発揮するのは、やはり「スマートフォンをすぐに取り出せない」場面です。例えば、両手が荷物でふさがっている時、料理中で手が汚れている時、あるいは運転中(安全に十分配慮し、法律で許可されている場合のみ)など、着信があってもすぐに応答できない状況は意外と多いものです。そんな時、手首のウォッチをタップするだけで応答できる手軽さは、一度体験すると手放せなくなります。
また、ウォッチの画面から電話番号を入力して発信することも可能です。頻繁にかける相手を登録しておけば、スマートフォンを取り出す手間なく、素早く電話をかけることもできます。Amazfit Bip 3では考えられなかった利便性が、Bip 5では実現されています。
まとめ:Amazfit Bip 5 Bluetooth通話機能の魅力
- 通話機能搭載(新機能): スピーカーとマイクを内蔵し、ウォッチ単体でのBluetooth通話(発着信)に対応(Bip 3は非対応)。
- クリアな音質: マイク・スピーカーの品質は良好で、明瞭な会話が可能。
- ハンズフリーの利便性: スマートフォンが手元になくても、手首で着信応答・発信が可能。
- スマホ操作不要: 両手がふさがっている時や、すぐにスマホを取り出せない状況で非常に役立つ。
- Bip 3からの大きな進化: 通話機能の追加により、スマートウォッチとしての利便性・機能性が大幅に向上。
Bip 3との違い9:文字盤のデザインが増加!Bip 5で自分の写真も使えるように
ここでは、Amazfit Bip 5の「顔」とも言える、文字盤(ウォッチフェイス)のデザインについてレビューします。毎日目にするものだからこそ、デザインの豊富さやカスタマイズ性は重要です。前モデルAmazfit Bip 3からどのように進化したのか、その魅力に迫ります。
気分に合わせてチェンジ! 70種類以上の豊富なデザイン
Amazfit Bip 5は、なんと70種類以上もの文字盤デザインを利用できます。これは、前モデルAmazfit Bip 3の50種類以上と比べても、選択肢が大幅に増えたことになります。クラシックなアナログ時計風のデザインから、必要な情報を一目で確認できるデジタル表示、スタイリッシュなもの、可愛らしいものまで、本当に多彩なデザインが用意されています。
これだけ種類が豊富だと、その日の気分や服装、利用シーンに合わせて、気軽に文字盤を変更できるのが嬉しいポイントです。個人的には、普段は歩数や心拍数が分かりやすい情報量の多いデザインを選び、週末には少し遊び心のあるデザインに変える、といった楽しみ方をしています。選ぶ時間もワクワクします。
最大の魅力? 自分の写真を文字盤に設定可能!
そして、Amazfit Bip 5の文字盤における最大の進化点であり、個人的にも非常に気に入っているのが、スマートフォンアプリ(Zeppアプリ)を使って、自分の好きな写真を文字盤の背景に設定できるようになったことです。これは、Amazfit Bip 3ではできなかった、待望の機能でした。
操作は簡単で、アプリから写真を選んでアップロードするだけ。例えば、愛するペットの写真、家族や友人との思い出の写真、旅行先で撮影したお気に入りの風景などを、いつでも手首で見ることができます。時計を見るたびに、好きな写真が目に入るというのは、想像以上に嬉しいもので、ウォッチへの愛着も一層深まります。
Bip 3からの進化: 個性表現の幅が広がる
Amazfit Bip 3も50種類以上の文字盤がありましたが、Bip 5では選択肢が70種類以上に増え、さらに「自分の写真を使える」というカスタマイズ性が加わったことで、個性を表現する幅が格段に広がりました。用意されたデザインから選ぶだけでなく、自分だけのオリジナル文字盤を作れるようになったのは、非常に大きな進化です。
文字盤はスマートウォッチの印象を大きく左右する要素です。Bip 5なら、豊富な選択肢とカスタマイズ機能によって、より自分らしいスタイルでスマートウォッチを身につけることができます。
まとめ:Amazfit Bip 5 文字盤デザインの魅力
- デザイン増加: 70種類以上の文字盤を利用可能(Bip 3は50種類以上)。選択肢が大幅にアップ。
- 写真設定(新機能): スマートフォンアプリ経由で、自分の好きな写真を文字盤の背景に設定可能に(Bip 3は非対応)。
- 高いカスタマイズ性: 豊富なデザインと写真設定機能により、自分だけのオリジナルウォッチフェイスを作成できる。
- 気分でチェンジ: その日の気分や服装、シーンに合わせて文字盤を簡単に変更できる楽しさ。
- 愛着: 好きな写真を使うことで、ウォッチへの愛着が深まる。
- Bip 3からの進化: 選択肢の増加と写真カスタマイズ対応により、個性表現の幅が大きく広がった。
Bip 3との違い10:ミニ アプリの追加に対応!Bip 5で可能性が広がる
ここでは、Amazfit Bip 5の大きな特徴であり、前モデルAmazfit Bip 3にはなかった新機能、「ミニアプリの追加」についてレビューします。これにより、スマートウォッチの基本的な機能に加えて、自分が必要な機能を追加し、よりパーソナルなデバイスへと進化させることができます。
時計だけじゃない! アプリで機能を拡張
Amazfit Bip 5は、単なる時計や活動量計にとどまりません。スマートフォンアプリ(Zeppアプリ)を通じて、70種類以上用意されている「ミニアプリ」の中から、好きなものをウォッチに追加できるのです。これは、アプリの追加に対応していなかったAmazfit Bip 3と比べて、非常に大きな進化点です。
これにより、ユーザーは自分のライフスタイルやニーズに合わせて、ウォッチの機能をカスタマイズできます。標準搭載されている機能だけでは物足りない、あるいは特定の機能をもっと便利に使いたい、といった要望に応えてくれる可能性を秘めています。
どんなアプリがある? 具体的な例と活用シーン
ユーザー提供の情報によると、追加できるミニアプリ(または標準機能として利用できるアプリ)には、スマートフォンの音楽再生をコントロールする「音楽コントロール」、スマートフォンのカメラシャッターを遠隔で操作できる「カメラコントロール」、日々のタスクを管理する「ToDoリスト」などが含まれています。他にも、天気予報、ストップウォッチ、アラーム、電話を探す機能など、日常で役立つ様々な機能が利用可能です。
個人的に便利だと感じたのは、「カメラコントロール」です。集合写真を撮る際に、スマートフォンを少し離れた場所に設置し、ウォッチの画面を見ながらタイミングを合わせてシャッターを切ることができます。また、ランニング中にスマートフォンの音楽(例えばSpotifyなど)を操作したい時、「音楽コントロール」を使えば、ポケットからスマートフォンを取り出さずに曲送りなどができて非常に快適です。
自分だけのスマートウォッチを作り上げる楽しさ
ミニアプリを追加できるということは、Amazfit Bip 5を「自分だけのスマートウォッチ」に育てていく楽しみがあるということです。Zeppアプリのストアを覗いて、「こんなアプリもあるんだ!」と発見するのも面白いですし、実際に使ってみて便利だったアプリは手放せなくなります。
もちろん、70種類以上すべてのアプリが誰にとっても必須というわけではありませんが、選択肢があるというのは大きなメリットです。標準機能だけでも十分多機能ですが、ミニアプリによって、さらにかゆいところに手が届くようになる、そんな印象です。これは、機能が固定されていたAmazfit Bip 3では味わえなかった体験です。
まとめ:Amazfit Bip 5 ミニアプリ機能の魅力
- アプリ追加(新機能): 70種類以上のミニアプリから、必要な機能を選んでウォッチに追加可能(Bip 3は非対応)。
- 機能拡張: 標準機能に加え、音楽/カメラコントロール、ToDoリストなど、特定のニーズに応える機能を追加できる。
- カスタマイズ性: 自分のライフスタイルに合わせてウォッチの機能を最適化し、「自分だけのデバイス」を作れる。
- 利便性向上: スマートフォンを取り出さずに、ウォッチ上でより多くの操作を完結できる場面が増える。
- Bip 3からの進化: 機能が固定されていたBip 3に対し、アプリ追加によって機能拡張の可能性が大きく広がった。
Bip 3との違い11:本体カラー、サイズ・重量が変更。Bip 5のデザイン・ 装着感をレビュー
ここでは、Amazfit Bip 5のデザイン面に焦点を当て、カラーバリエーション、サイズ感、そして特に注目すべき重量の変化について、前モデルAmazfit Bip 3と比較しながらレビューします。毎日身につけるものだからこそ、デザインや装着感は重要な選択基準になります。
より洗練された印象? 新しいカラーパレット
Amazfit Bip 5では、本体カラーが一新されました。ソフトブラック、クリームホワイト、パステルピンクの3色が用意されています。前モデルAmazfit Bip 3のカラーラインナップ(ブラック、ブルー、ピンク)と比較すると、鮮やかなブルーがなくなり、代わりに柔らかな印象のクリームホワイトが追加されたのが大きな変更点です。
個人的には、このクリームホワイトの追加は非常に好印象です。清潔感があり、どんな服装にも合わせやすく、より洗練された雰囲気を感じさせます。ソフトブラックは定番の安定感、パステルピンクは可愛らしさを求める方にぴったりです。選択肢は同じ3色ですが、カラーの入れ替えによって、Bip 5はBip 3とは少し異なる、落ち着いた大人の雰囲気も纏ったように感じます。
サイズはわずかに大きく、厚みも少し増加
サイズについては、Amazfit Bip 5(45.94 x 38.09 x 11.2 mm)は、Amazfit Bip 3(44.12 x 36.49 x 9.65 mm)と比較して、縦横にわずかに大きく、厚みも約1.5mm増しています。これは、ディスプレイが大型化した(1.69インチ→1.91インチ)ことや、スピーカー・マイク、GPSセンサーなどを新たに内蔵した影響でしょう。
正直なところ、数値上のサイズアップはありますが、実際に両モデルを着け比べてみても、その差が気になるほどではありませんでした。Bipシリーズらしい、手首に馴染むスクエアデザインは健在です。
驚きの軽さ! サイズアップしても重量はダウン
サイズが少し大きくなったにも関わらず、Amazfit Bip 5の重量(バンド除く)は、なんと約26g。これはAmazfit Bip 3の約33gから、7gも軽量化されていることになります。実際に手に持ってみると、その軽さに少し驚きます。
この軽量化は、装着感に大きな影響を与えます。わずか7gの違いですが、長時間装着していても手首への負担が少なく、特に睡眠中など、着けていることを忘れてしまうほどの軽快な装着感です。個人的には、スマートウォッチは軽さが正義だと思っているので、機能が増え、画面が大きくなったにも関わらず軽量化を実現した点は、高く評価したいポイントです。
まとめ:Amazfit Bip 5 デザイン(カラー・サイズ・重量)の魅力
- 新カラー: ソフトブラック、クリームホワイト、パステルピンクの3色展開。Bip 3のブルーに代わりホワイトが登場し、洗練された印象に。
- サイズ感: Bip 3よりわずかに大きく、厚みも増したが、装着感に大きな影響は少ない。
- 軽量化: サイズアップにも関わらず、Bip 3より7g軽い約26g(バンド除く)を実現。
- 快適な装着感: 軽量化により、長時間の装着や睡眠中でも負担が少なく、着けていることを忘れさせるほどの軽快さ。
- Bip 3からの進化: カラーラインナップの変更と、機能向上を果たしながらの軽量化が大きな魅力。
Amazfit Bip 5のメリット・デメリット まとめ
ここでは、Amazfit Bip 5を実際に使ってみて感じたメリットとデメリットを、レビューワーの視点から整理してお伝えします。多くの機能が追加・改善されましたが、気になる点もいくつか見えてきました。購入を検討する際の参考にしてください。
【メリット】
メリット1:大きくて見やすいディスプレイと軽快な装着感
まず、1.91インチに大型化されたディスプレイ(320×380ピクセル)は、通知やデータの確認が非常にしやすいです。TFT液晶ですが明るさも十分で、日中の屋外でも視認性は良好でした。2.5D強化ガラスや指紋防止コーティングも施されており、日常使いでの安心感があります。
これだけ画面が大きくなったにも関わらず、本体重量(バンド除く)が約26gと、前モデルBip 3(約33g)より7gも軽くなっている点には驚きました。この軽さが、睡眠中も含めた長時間の快適な装着感に繋がっています。
メリット2:充実のスマート機能(GPS・通話・Alexa・ミニアプリ)
Amazfit Bip 5は、スマートウォッチとしての機能が大幅に強化されました。特に、GPSセンサーの内蔵は大きな進化です。スマートフォンなしでランニング等のルートや距離を正確に記録できるため、身軽にワークアウトへ出かけられます。また、スピーカーとマイクを内蔵し、ウォッチ単体でのBluetooth通話に対応したのも便利です。
音質もクリアで、スマホを取り出せない場面で重宝します。さらに、Amazon Alexaによる音声操作や、70種類以上のミニアプリを追加できる拡張性も備え、利便性が格段に向上しました。
メリット3:包括的なフィットネス&健康管理機能
120種類以上のスポーツモードに対応し、そのうち7種類は自動認識してくれるため、様々なアクティビティを手軽に記録できます。ランニングにおいては、目標ペースを設定して仮想のランナーと競える「バーチャルペーサー」機能も搭載され、トレーニングの質を高めてくれます。健康管理面では、心拍数・血中酸素飽和度・ストレスレベルを一度に測れる「ワンタップ測定」が非常に手軽です。
睡眠追跡の詳細な分析や、総合的な健康指標PAI、朝の情報をまとめてくれる「モーニングアップデート」など、日々の健康意識を高める機能が満載です。
メリット4:自分らしさを表現できる文字盤カスタマイズ
スマートウォッチの楽しみの一つである文字盤(ウォッチフェイス)も進化しました。70種類以上の豊富なデザインから選べるだけでなく、ついに自分の好きな写真を文字盤の背景に設定できるようになったのは、個人的に非常に嬉しいポイントです。Zeppアプリから簡単に設定でき、ペットや家族の写真、お気に入りの風景などを設定すれば、時計を見るたびに気分が上がります。気分や服装に合わせて気軽にデザインを変えられるのも魅力です。
メリット5:依然として実用的なバッテリー持ち
通常使用で最大10日間というバッテリー持続時間は、前モデルBip 3の最大14日間よりは短くなりました。しかし、GPS内蔵、画面の大型化、通話機能など、多くの機能が追加されたことを考慮すれば、これは十分に健闘していると言えます。毎日充電が必要なスマートウォッチも多い中で、「1週間に1回程度の充電で済む」というのは、依然として大きなアドバンテージです。頻繁な充電の手間から解放されるのは、日常的な使い勝手において非常に重要だと感じます。
【デメリット】
デメリット1:バッテリー持ちはBip 3より短い
メリット5でも触れましたが、多機能化・高性能化の代償として、バッテリーの持続時間は前モデルのAmazfit Bip 3よりも短くなっています(通常使用で14日→10日)。Bip 3の驚異的なバッテリー持ちを知っていると、少し物足りなく感じるかもしれません。とはいえ、実用上は十分な長さですが、バッテリー持ちを最優先する場合には注意が必要です。
デメリット2:急速充電に非対応
バッテリー持ちが良い反面、充電時間が比較的長い点は少し気になります。Amazfit Bip 5は急速充電に対応していません。バッテリーがゼロの状態からフル充電までには、公称値で約2時間かかります。競合製品の中には、数分の充電で1日以上使える急速充電に対応したものもあるため、いざという時にサッと充電したい場合には少し不便を感じるかもしれません。
デメリット3:TFT液晶ディスプレイ
ディスプレイは大型化し見やすくなりましたが、採用されているのはTFT液晶です。価格帯を考えれば妥当な選択かもしれませんが、競合するスマートウォッチの中には、より高コントラストで黒色が引き締まる有機EL(AMOLED)ディスプレイを採用しているものもあります。発色や視野角、常時表示(AOD)の見やすさなどを比較すると、有機ELに見慣れている場合は、少し物足りなさを感じる可能性があります。
デメリット4:睡眠時の詳細な呼吸モニタリングは非対応
睡眠トラッキング機能は充実していますが、一部の他社製品にあるような、睡眠中のいびきや呼吸の乱れを検知する機能には対応していません。睡眠時無呼吸症候群など、特定の健康状態に関心がある場合には、機能不足と感じるかもしれません。
デメリット5:プラスチック製のボディ
本体のボディ素材はプラスチック製です。軽量化には貢献していますが、金属製のボディを持つスマートウォッチと比較すると、質感の面ではややチープに見える可能性があります。デザインの好みは人それぞれですが、より高級感を求める場合には、他の選択肢も検討する価値があるかもしれません。
Amazfit Bip 5のスペック
- ディスプレイ 1.91インチ、解像度320 x 380 pxのカラーTFTタッチスクリーン
※260ppi/ 2.5D強化ガラス / 指紋防止コーティング - バッテリー 300mAh リチウムイオンポリマー電池
- 駆動時間 通常使用で最大10日間、頻繁な使用で5日間、バッテリーセーブモードで最大26日間
- 充電時間 約2時間
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Bluetooth 5.2 BLE
- GPS 対応(4つの衛星測位)
- インターフェース クリップ/ 2ピンPOGOピン(磁気充電)
- センサー BioTracker ™2PPG生体光学センサー(血中酸素サポート)、3軸加速度センサー、GPSセンサー
- スピーカー 内蔵
- マイク 内蔵
- 防水防塵 IP68
- 音声認識 Amazon Alexa
- モーター ローターモーター
- 筐体 プラスチック製のボトムケース
- ストラップ シリコン、クイックリリース、ストラップ幅:22mm、長さ:155-210mm、クラシックピンバックル
- アプリ Zepp App
- OS Zepp OS 2.0
- 対応OS Android 7.0以降、iOS 14.0以降
- サイズ 45.94 x 38.09 x 11.2mm
- 重量 26g
- カラー ソフトブラック、クリームホワイト、パステルピンク
- 附属品 磁気充電ケーブル、取扱説明書
ヘルスケア機能
血中酸素、心拍数(24時間)、睡眠(睡眠段階、レム睡眠を含む、昼寝、睡眠呼吸の質、睡眠スコア)、呼吸、ストレスレベル、月経周期の追跡
スポーツ機能
124種類のスポーツモード(ランニング、ウォーキング、サイクリング、アウトドア、インドアスポーツ、ダンス、ボールスポーツ、ウインタースポーツなど)
7つのスポーツを自動認識(屋外ランニング、ドレッドミル、ウォーキング、インドアウォーキング、アウトドアサイクリング、ローイングマシーン、エリプティカル)
機能
モーニングアップデート(起床時に睡眠や昼寝のデータおよび天気、健康データ、カレンダー イベントなどの情報をまとめて表示)、バーチャルペーサー(AIでペース目標を設定・レース成績予測)、PeakBeats(VO2 Max、回復時間、トレーニング負荷、トレーニング効果など)、
ワンタップ測定(心拍数・血中酸素飽和度・ストレスレベルをまとめて計測・表示)、PAI健康評価(健康状態をスコアで表示)、心拍アラート、ストレスレベルの異常をお知らせ
Amazon Alexa(アラーム、タイマーの設定、天気の確認、スマート ホーム デバイスの制御、買い物リストの作成)、ウォッチフェイスの変更・文字盤カスタマイズ(70種類以上 ・ダウンロード可・編集可・自分の写真3枚まで)、Bluetooth通話(スピーカー・マイク内蔵)、
会員カード、ショートカットカード、クイックリプライ(電話をかける)、電話を探す、座りがちなリマインダー、画面ロックとパスワード、Do Not Disturb(起こさない設定)、ワークアウトデータの共有(Strava、Relive、adidas Running などのフィットネス コミュニティやApple Health や Google Fit などのスマートフォン アプリ)、
Bluetoothカメラ コントロール(iOSデバイスのみ)、Bluetooth音楽コントロール、スマホ探索、SMS・アプリの通知、天気の情報、アラーム、リマインダー(イベントリマインダー)、TO DOリスト、ストップウォッチ、ミニアプリの追加(70種類以上をサポート)
Amazfit Bip 5の評価
「Amazfit Bip 5」の評価を紹介します。
- スペック:★★★★
- 通信:★★★★
- 機能:★★★★
- デザイン:★★★★
- 使いやすさ:★★★★
- 価格:★★★★
<総合評価>
2022年6月に発売された「Amazfit Bip 3 /Pro」の後継モデルになります。低価格ですが、大型スクリーンや豊富な機能も追加されており、非常にコスパの高いスマートウォッチになっています。
ディスプレイは1.69インチから1.91インチに大型化。1.83インチの「Redmi Watch 3 Active」よりも大きな画面で、計測データや通知も非常に見やすいです。また、バッテリー容量は300mAhで最大10日間の駆動が可能。バッテリーセーブモードも利用可能で、なんと最大26日間も駆動できます。
機能面では4衛星測位に対応したGPSに対応し、アクティビティの計測中でもGPSで移動経路を確認可能。この点が「HUAWEI Band 8」や「OPPO Band 2」などの低価格スマートウォッチとの決定的な違いになります。
そのほかにもワンタップ測定やモーニングアップデート、バーチャルペーサーなどAmazfitの最新スマートウォッチに搭載されている機能をそのまま搭載。AmazonのAlexa音声操作やBluetooth通話に対応するなど、機能性が非常に高いといえます。
「Amazfit Bip 5」の発売時の価格は$89.99 (日本円で約12,822円)。
近いうちに日本でも発売され、大きな話題になるでしょう。低価格でも豊富な機能を備えたコスパの高いスマートウォッチを探している人におすすめです。
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Amazfit Bip 5の価格・購入先
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おすすめの類似製品を紹介
「Amazfit Bip 5」と似た性能を持つスマートウォッチも販売されています。
Amazfit Bip 6
Zepp Health Corporationから発売されたZepp OS 4.5搭載のスマートウォッチです(2025年4月25日に発売)。
1.97インチのHD AMOLED タッチスクリーン、通常使用で最大14日間(バッテリーセーバーモードでは最大26日間)駆動できるバッテリーを搭載しています。
また、AI音声アシスタント Zepp Flow (オフライン対応)、AIパーソナルコーチ「Zepp Coach™」、120種類以上のスポーツモード、ランニング機能(トラックランモード、スマート軌道修正機能など)、トレーニングテンプレート作成、5衛星測位対応の高精度GPS(オフラインマップ・ナビゲーション対応)に対応。
心身の準備状態を測定する「レディネススコア」、睡眠中の「心拍変動(HRV)モニタリング」、BioTracker™ 6.0 PPG バイオセンサーによる高精度な健康モニタリング、Bluetooth通話、ミニアプリ対応、フィットネスアプリ連携、5ATM防水にも対応しています。
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関連記事:Amazfit Bip 6徹底レビュー!Bip 5から進化、買うべきか評価
Amazfit Bip5 Unity
Zepp Health Corporation(Amazfit)から発売されたZepp OS 3.0 搭載のスマートウォッチです(2024年6月11日 発売)。
1.91インチのカラーTFTスクリーン、最大10日間駆動できる300mAhバッテリー、スピーカー、マイクを搭載しています。
また、120種類以上のスポーツモード、スマート認識(自動検出・6つのスポーツ)、Amazon Alexa音声操作、Bluetooth通話、IP68防水防塵に対応しています。
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Redmi Watch 5
Xiaomiから発売されたHyperOS搭載のスマートウォッチです(2025年1月23日に発売)。
2.07インチのAMOLED タッチスクリーン、約24日間駆動できるバッテリーを搭載しています。
また、150種類以上のスポーツモード、ランニング機能、血中酸素・心拍数・睡眠モニタリング、音楽再生、Bluetooth通話、)、呼吸エクササイズ、バイタリティスコア、文字盤デザインのカスタマイズ(200種類)、クイックリリース、
オンリストランニングコース(10種類のランニングコース、マルチGNSS(GPSセンサー内蔵)、リニアモーター(20種類以上のバイブレーションパターン)、通知の受信(LINE)カメラのリモート操作、スマートフォンの検索、懐中電灯、天気予報、Bluetooth 5.3、5気圧防水に対応しています。
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Nothing CMF Watch Pro 2
Nothingから発売されたスマートウォッチです(2024年7月12日 発売)。
1.32インチの円形 AMOLEDスクリーン、11 日間 駆動する305 mAh バッテリーを搭載しています。
また、クラウン操作、100種類以上の文字盤デザイン、自動輝度調整、120種類のスポーツモード、5種類のスマート検知(自動検出)、「アクティブスコア」、Bluetooth通話、ウィジェット機能、ジェスチャー操作、IP68防水防塵、Bluetooth 5.3、GPS、5つの衛星測位に対応しています。
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