Amazfit T-Rex 3 Proレビュー!ナビで差がつくタフウォッチ評価

Amazfit T-Rex 3 Pro ブラックゴールドを装着している。
2025年9月に発売された「Amazfit T-Rex 3 Pro」は、圧倒的なタフネス性能で人気を博したT-Rexシリーズの最新・最上位モデルです。チタン合金やサファイアガラスといった高級素材を纏い、スマートウォッチとしての機能性も大幅に強化され、今、最も注目を集めるアウトドアウォッチの一つとなっています。

このレビューでは、T-Rex 3 Proが日々の活動や過酷なアウトドアシーンでどれだけ頼れる相棒となるのか、前モデル「Amazfit T-Rex 3」からどのように進化したのか、その真価を徹底的に検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

Amazfit T-Rex 3 Pro の長所 (Pros):

  • チタン合金とサファイアガラスによるプロ仕様の耐久性と高級感
  • ウォッチ単体で完結するスマートフォン不要のナビゲーション機能
  • 圧倒的なバッテリー性能で、充電のストレスから解放される
  • 屋外でも抜群に見やすい3,000nitの高輝度ディスプレイ
  • 実用的な音声通話機能とLEDフラッシュライトを新搭載

Amazfit T-Rex 3 Pro の短所 (Cons):

  • SuicaなどのNFC決済に非対応
  • 前モデルからの大幅な価格上昇
  • 装着者を選ぶ大型で無骨なデザイン
  • 独自OSのためアプリの拡張性が限定的

総合評価:

Amazfit T-Rex 3 Proは、圧倒的なタフネス性能とバッテリー持続時間をベースに、音声通話やウォッチ単体でのナビゲーションといった実用的なスマート機能を融合させた、まさに「最強のアウトドアウォッチ」です。過酷な環境での信頼性を最優先しつつ、日常の利便性も妥協したくないアクティブなユーザーにとって、最高の選択肢の一つとなるでしょう。

この記事で分かること

  1. T-Rex 3 Proのデザインと前モデルAmazfit T-Rex 3との素材(チタン合金・サファイアガラス)の違い
  2. 3,000nitのディスプレイがもたらす屋外での圧倒的な視認性
  3. ウォッチ単体で完結するオフラインマップとナビゲーション機能の実力(YAMAP連携含む)
  4. 新搭載されたBluetooth通話機能とLEDフラッシュライトの使い勝手
  5. 180種以上のスポーツモード(登山体験)とAIによる筋トレ・健康管理機能(ヘルスケア機能)の詳細
  6. ヘビーな使い方で何日持つ?リアルなバッテリー性能を徹底検証
  7. 進化したZepp OS 5の操作性と、Stravaなど外部アプリとの連携性
  8. ライバル機種とのメリット・デメリット比較
  9. 専門家による5段階評価と詳細な総評
  10. 最新の価格とお得な購入先・他機種との価格比較

この記事を最後まで読むことで、「Amazfit T-Rex 3 Pro」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入で悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ:Amazfit T-Rex 3 Pro 48mm

デザインと耐久性:Amazfit T-Rex 3 Proを彩るチタン合金とサファイアガラス

Amazfit T-Rex 3 Pro 外観 タクティカルブラック。

ここでは、Amazfit T-Rex 3 Proのデザインと耐久性がどのように進化したのか、前モデル「Amazfit T-Rex 3」と比較して詳しくレビューしていきます。

一目でわかる高級感、触れて感じる確かな進化

Amazfit T-Rex 3 Proを手に取った瞬間、前モデルのAmazfit T-Rex 3とは明らかに違う上質な感触に驚かされます。シリーズの特徴であるタフな印象を強調する六角形のベゼル形状は踏襲しつつも、その素材がグレード5のチタン合金へと進化しました。この変更が放つ美しい金属光沢は、所有する満足感を格段に高めてくれます。前モデルのステンレススチールも精悍で優れた質感でしたが、T-Rex 3 Proのチタン合金は、鉄の約2倍の強度を持ちながら重量は約60%と軽量で、海水にも耐えるほどの耐食性を誇ります。まさにプロ仕様の素材と言えるでしょう。

この素材の変更は、約2万円という価格差の大きな理由の一つです。しかし、これは単なるスペックアップではありません。時計としての「格」を一段引き上げるための投資であり、その価値は腕にした瞬間に実感できます。ゴツゴツとした無骨なデザインはT-RexシリーズのDNAですが、そこにプレミアム感が加わったことで、アウトドアシーンだけでなく、普段使いでも自信を持って身につけられる存在感を放っています。

サイズ・重量とカラーリングの比較

Amazfit T-Rex 3 Proの上部と側面。

サイズは両モデルとも約48mmとほぼ同じですが、重量はT-Rex 3 Pro約74.5gと、T-Rex 3の約68.3gから6.2g重くなっています。これはチタン合金やサファイアガラスといった高品位な素材を採用したことによるもので、手に持つと確かな重厚感があります。しかし、実際に腕に着けてみると不思議と重さは気にならず、むしろ心地よい存在感として感じられました。

サイズ・重量の違い

  • Amazfit T-Rex 3 Pro:約48×48×14mm(心拍ベース除く)、重量 バンド含めて約74.5g、バンド除くで約49g
  • Amazfit T-Rex 3:約48.5×48.5×13.75mm(心拍ベース除く)、重量 バンドを含めて約68.3g、バンド除くで約49g

カラーバリエーションにも思想の違いが見られます。Amazfit T-Rex 3がスポーティーな「オニキス(黒)」や「ラバ(赤)」を展開していたのに対し、T-Rex 3 Proはより戦術的で洗練された「タクティカルブラック」と「ブラックゴールド」の2色。特にタクティカルブラックのマットな質感は、高級感とタフネスさを見事に両立しており、前モデルからの格の違いを明確に示しています。

カラーの違い

  • Amazfit T-Rex 3 Pro:タクティカルブラック、ブラックゴールド
  • Amazfit T-Rex 3:オニキス(黒)、ラバ(赤)

プロ仕様の堅牢性:チタンとサファイアガラスがもたらす絶対的な安心感

Amazfit T-Rex 3 Pro ブラックゴールド。屋外。

Amazfit T-Rex 3 Proの真価は、その圧倒的な耐久性にあります。MIL規格準拠のタフネスさはもちろん、注目すべきは素材の進化です。先日、岩場で足元が崩れてとっさに手をついた際、ウォッチの画面を花崗岩に強く擦り付けてしまいました。「やってしまった」と血の気が引きましたが、確認するとサファイアガラスのディスプレイは全くの無傷。前モデルAmazfit T-Rex 3のゴリラガラスなら傷は免れなかったでしょう。この体験は、Proの名にふさわしい絶対的な安心感を証明し、価格差を納得させるには十分でした。

唯一の注意点は、ディスプレイにコーティングがないため指紋が付きやすいこと。しかし、これは傷への耐性を最大限に高めるための設計思想の表れです。柔らかい布で拭けばすぐに綺麗になるので、傷だらけになる心配がないことを思えば、これは嬉しいトレードオフと言えるでしょう。

進化したバンド機構と快適な装着感

Amazfit T-Rex 3 Proのバンド。ストラップ。

T-Rexシリーズ共通の魅力である、肌触りの良い液体シリコン製バンドはT-Rex 3 Proでも健在です。柔らかく通気性にも優れているため、汗をかくような長時間の運動でも快適な装着感が続きます。

注目すべきはバンドの交換方式です。前モデルAmazfit T-Rex 3が専用ドライバーを必要としたのに対し、T-Rex 3 Proでは工具不要のクイックリリース式が採用されました。これにより市販の22mmバンドへの交換が格段に容易になり、気分や服装に合わせてカスタマイズする楽しみが広がりました。この細やかながらも実用的な改善は、日常の使い勝手を大きく向上させる嬉しい進化点です。

Amazfit T-Rex 3 Proの付属品

  • ウォッチ本体(純正バンド含む)
  • 専用充電ベース(ケーブルなし)
  • 取扱説明書

まとめ:デザインと耐久性

  • 質感の進化:ステンレススチールからグレード5チタン合金へ変更され、圧倒的な高級感と堅牢性を両立。
  • 究極のタフネス:サファイアガラス採用とMIL規格準拠で、アウトドアでのハードな使用にも耐える安心感。
  • 快適な装着感:重量は微増したものの、優れたデザインと柔らかいバンドにより長時間の着用も快適。
  • 利便性の向上:バンド交換がクイックリリース式になり、カスタマイズ性が向上。

ディスプレイと操作性:Amazfit T-Rex 3 Proの圧倒的な視認性と確実なコントロール

Amazfit T-Rex 3 Proのディスプレイ。

ここでは、Amazfit T-Rex 3 Proのディスプレイがいかに過酷な状況下でも情報を鮮明に映し出すか、そしてタッチ操作と物理ボタンがもたらす確実な操作性について、前モデル「Amazfit T-Rex 3」と比較しながらレビューしていきます。

鮮やかな有機ELディスプレイの第一印象

Amazfit T-Rex 3 Proを起動してまず感じるのは、1.5インチのHD AMOLED(有機EL)ディスプレイが映し出す、鮮やかで深みのある色彩です。AMOLED特有の引き締まった黒が、タフなデザインのウォッチフェイスのディテールを際立たせ、所有する満足感を高めてくれます。発色は非常に自然で、写真ベースのウォッチフェイスを表示させても違和感がありません。この美しさと、後述する圧倒的な輝度が組み合わさることで、単なるアウトドアギアではない、洗練されたデバイスとしての第一印象を与えてくれました。

情報を詰め込める大画面・高解像度

ディスプレイのサイズ(1.5インチ)と解像度(480×480)は、前モデルAmazfit T-Rex 3から据え置かれています。しかし、322 PPIという高精細なピクセル密度により、スマートフォンの画面を見るような感覚で、地図上の細かい等高線や、アプリからの長文通知もくっきりと読み取ることができます。この大画面と解像度の組み合わせが、豊富な情報を一度に表示できるというスマートウォッチの利便性を最大限に引き出しています。

太陽に負けない、3,000nitの圧倒的な輝き

Amazfit T-Rex 3 Proのディスプレイ。太陽光の下。

ディスプレイを語る上で、注目すべきはその圧倒的な明るさです。最大輝度は3,000nitに達し、これは前モデルAmazfit T-Rex 3の2,000nitから実に50%も向上した数値です。この差は、夏の強い日差しのもとでこそ真価を発揮します。先日、稜線を歩くハイキング中にルートを確認しようとした際、以前のモデルでは手で影を作らなければ見えにくかった地図情報が、T-Rex 3 Proでは顔を近づける必要もなく、はっきりと読み取れたことに感動しました。自動輝度調整機能も優秀で、常にストレスなく情報を確認できます。

無数の表情を見せるウォッチフェイス

Amazfit T-Rex 3 Proのウォッチフェイス

T-Rex 3 Proのタフなボディにマッチする、高精細でクールなデザインのウォッチフェイス170種類以上も用意されています。Zeppアプリのストアには膨大な数のウォッチフェイスがありますが、嬉しい改善点として検索機能が追加されたため、膨大な選択肢の中から好みのデザインを探しやすくなりました。アナログ、デジタル、データ重視型など、気分や用途に合わせて選ぶ楽しみは尽きません。また、便利な常時表示機能にも対応しており、実用性を損なわない絶妙なバランスだと感じました。

タッチとボタンが織りなす確実な操作性

Zepp OS 5を搭載したUIは非常に軽快で、基本的なスワイプやタップへのタッチ反応は良好です。画面の切り替えは「サクサク」と気持ちよく、日常的な操作でストレスを感じることはありませんでした。ただ、腕を傾けて画面を点灯させるジェスチャーの認識は少し甘く、意識して大きめに動かす必要がありました。一方で、雪山でスキーグローブを装着したままでも操作できる「グローブモード」は非常に実用的だと感じました。

Amazfit T-Rex 3 Proの側面にあるボタン

そして、タッチ操作が困難な状況で真価を発揮するのが4つの物理ボタンです。T-Rex 3 Proではこのボタンもチタン合金製にアップグレードされ、「カチッ」とした確かな押し心地で、操作のたびに高級感と信頼性を感じさせてくれます。雨で画面が濡れていても、グローブで指先の感覚が鈍っていても、確実な操作を約束してくれます。各ボタンにはショートカットも割り当て可能で、まさにいかなる状況でもミスの許されないアウトドアアクティビティのための操作性と言えるでしょう。

Amazfit T-Rex 3 Proのディスプレイ・操作性 仕様

  • ディスプレイ素材:HD AMOLED
  • ディスプレイサイズ:1.5インチ
  • 解像度:480×480 (322 PPI)
  • 最大輝度:3,000nit
  • タッチスクリーン:サファイアガラス
  • ボタン:4つ(チタン合金製)
  • 搭載OS:Zepp OS 5

まとめ:ディスプレイと操作性

  • 圧倒的な視認性:最大3,000nitの輝度で、前モデルを凌駕する屋外での見やすさを実現。
  • 豊富なウォッチフェイス:170種類以上の高精細なデザインと、便利な検索機能でカスタマイズが楽しい。
  • 確実な物理ボタン:チタン合金製のボタンは押し心地が良く、過酷な環境下での操作に絶大な安心感を提供。
  • 軽快なUI:Zepp OS 5によるスムーズな動作で、日常的な操作もストレスフリー。

アウトドア機能:Amazfit T-Rex 3 Pro がもたらす真の自由と安心感

Amazfit T-Rex 3 Proのオフラインマップ

ここでは、Amazfit T-Rex 3 Proの真骨頂であるアウトドア機能に焦点を当てます。前モデル「Amazfit T-Rex 3」から遂げた決定的な進化、特にスマートフォンからの独立を果たしたナビゲーション体験と、新たに追加された実用的な機能がもたらす究極の安心感をレビューします。

あらゆる冒険の土台となるオフラインマップ

Amazfit T-Rex 3 Proのアウトドア機能の根幹をなすのが、このオフラインマップ機能です。事前にZeppアプリ経由で、基本的な地形を示す「ベースマップ」、等高線が詳細な「コンターマップ」、そしてスキー場のコース情報が含まれる「スキーマップ」の3種類から、必要な地域の地図をウォッチ本体にダウンロードしておくことができます。ダウンロードは山行前にエリアを指定するだけの簡単な操作ですが、データ量が大きいのでWi-Fi環境下での事前準備がおすすめです。

Amazfit T-Rex 3 Proのスキーマップ

一度ダウンロードしてしまえば、携帯電話の電波が全く届かない山奥でも、手元でいつでも地図を確認できます。地図の拡大・縮小はタッチ操作のピンチイン・アウトだけでなく、物理ボタンでもスムーズに行えるため、グローブを装着したままでも直感的に操作できました。この機能はAmazfit T-Rex 3も搭載していましたが、T-Rex 3 Proではさらに進化したナビゲーションの土台として機能します。

使い慣れた登山計画を腕元へ、GPXデータインポート

日本の多くの登山愛好家にとって欠かせないのが、YAMAPやヤマレコといった登山計画サービスです。T-Rex 3 Proは、これらのサービスで作成した登山ルートのGPXデータを、Zeppアプリを介して簡単にインポートする機能を備えています。使い慣れたアプリで計画を立て、そのデータをウォッチに転送するだけで、いつもの登山計画を腕元で表示しながらナビゲーションを開始できます。これにより、わざわざスマートフォンを取り出すことなく、スムーズに計画通りの山行を進めることが可能です。

圧倒的な精度を誇るGPS機能

T-Rex 3 Proのナビゲーション機能の根幹を支えるのが、その驚異的なGPS精度です。前モデルAmazfit T-Rex 3から高く評価されていたデュアルバンド&6衛星測位システムを継承し、さらに円偏波GPSアンテナを搭載。これにより、これまで衛星信号が乱れがちだった木々が生い茂る森の中や、高層ビルが立ち並ぶ都市部でも、驚くほど安定した測位を実現します。先日、ランニングした際も、高層ビルに囲まれていたにもかかわらず、軌跡が道から逸れることなく正確に記録されていました。

ウォッチ単体で完結するルートプランニングとナビゲーション

Amazfit T-Rex 3 ProのGPS機能

この揺るぎない測位性能があるからこそ、T-Rex 3 Proのナビゲーション機能は心から信頼できます。もちろん、前モデル同様にYAMAP等で作成したGPXデータをインポートしてナビゲートする機能は健在です。しかし、T-Rex 3 Proが真の「Pro」たる所以は、ここからさらに踏み込んだ、ウォッチ単体での能動的なルートプランニング機能にあります。

例えば、山行中に「近くにコンビニはないか」と思った時、ウォッチ上で直接「周辺スポット検索」を実行できます。さらに、知らない土地で「大体10kmくらいのループコースを走りたい」と考えたなら、「周回ルート作成」機能が目標距離に応じた最適なルートを3つも提案してくれます。これこそがスマートフォンからの「独立」を象徴する機能であり、事前に計画を立てていなくても、その場でルートを決定できる究極の安心感をもたらしてくれるのです。

暗闇を照らす、プロ仕様の実用フラッシュライト

Amazfit T-Rex 3 Proのフラッシュライト

T-Rex 3 Proで新たに追加され、心から感動したのが、本格的なフラッシュライト機能です。これは画面を白く光らせる簡易的なものではなく、最大300ルクスという業界トップクラスの明るさを誇る専用LEDライトです。夜のテント内でザックの中を探す際、暗闇に慣れた目を刺激しない赤色光が非常に役立ちました。また、白色光はヘッドライトの代わりにもなるほどの光量で、下山が遅れて暗くなった登山道を歩く際にも、足元をしっかりと照らしてくれました。側面のボタン長押しで瞬時に起動できる手軽さも魅力で、アウトドアでの安全性を劇的に向上させる、まさに「プロ」の名にふさわしい装備です。

Amazfit T-Rex 3 Proのアウトドア機能 一覧

  • オフラインルートプランニング機能(周辺スポット検索、周回ルート作成)
  • オフラインマップ機能(ベースマップ、スキーマップ、コンターマップ)
  • ルートナビゲーション機能(GPXデータインポート、ターンバイターン方式)
  • デュアルバンド&6衛星測位GPS
  • デュアルLEDフラッシュライト(白色光、赤色光、SOSモード)
  • MIL規格(MIL-STD-810G)準拠の耐久性
  • 10ATM防水(水深45mまでのフリーダイビングに対応)
  • コンパス、気圧高度計、嵐アラートなど

まとめ:アウトドア機能

  • 最大の進化点:ウォッチ単体でのルートプランニングが可能になり、スマートフォンへの依存を大幅に軽減。
  • 究極の安心感:高精度なGPSと詳細なナビゲーション機能が、道迷いの不安を払拭。
  • 圧倒的な実用性:新搭載のフラッシュライトは非常に明るく、夜間の活動や緊急時に絶大な効果を発揮。
  • 揺るぎない信頼性:MIL規格準拠のタフネス設計と高精度センサーが、あらゆる過酷な環境での活動をサポート。

スポーツ機能:Amazfit T-Rex 3 Pro の山からジムまでを網羅する万能性

Amazfit T-Rex 3 Proのスポーツモード

ここでは、スポーツ機能において、Amazfit T-Rex 3 Proがどのようにその万能性を高め、あらゆるアクティビティをカバーするウォッチへと進化したのかを、前モデル「Amazfit T-Rex 3」と比較しながらレビューします。その圧倒的な対応種目と、インテリジェントな分析機能の魅力に迫ります。

180種以上のアクティビティに対応する圧倒的な網羅性

Amazfit T-Rex 3 Proのスポーツ機能の最大の特徴は、その圧倒的な網羅性です。ランニングやサイクリングといった基本的な種目はもちろん、フリーダイビングや近年注目されているフィットネスレース「HYROX」まで、実に180種類以上のスポーツモードを搭載しています。この対応種目の多さは前モデルAmazfit T-Rex 3も同様でしたが、T-Rex 3 Proは最新のセンサーとOSによって、それぞれのスポーツでより専門的なデータを計測できるようになりました。これは、このウォッチが特定の分野に特化したギアではなく、あらゆる挑戦者のための「万能な相棒」であることを示しています。

ジムでのトレーニングを革新するインテリジェント機能

Amazfit T-Rex 3 Proをスポーツで使用。

アウトドアだけでなく、屋内でのフィットネスでもT-Rex 3 Proは真価を発揮します。特に感動したのは、筋力トレーニングモードの進化です。先日、近所のジムでT-Rex 3 Proを試した際、ベンチプレスやスクワットなどの種目を自動で認識し、回数をカウントしてくれたのには驚きました。これまでは自分でセット数や回数を覚えておく必要がありましたが、その手間から解放されたのです。

さらにトレーニング後、Zeppアプリを確認すると、どのトレーニングでどの筋肉(大胸筋、上腕三頭筋など)が鍛えられたのかが一目でわかる「筋肉マップ」が表示されていました。これにより、「今日は胸のトレーニングが足りなかったから、明日は集中しよう」といった具体的な計画が立てやすくなります。このインテリジェントな機能は、日々のトレーニングの質を確実に向上させてくれるでしょう。

登山の頼れる相棒、高精度データとZepp Coach

Amazfit T-Rex 3 Proの測定画面。スポーツのアクティビティ。

もちろん、T-Rexシリーズの原点である登山においても、その性能は折り紙付きです。高精度なデュアルバンドGPSは、深い森の中でも正確にルートを記録し続け、リアルタイムでペースや獲得標高、心拍数といった重要なデータを提供してくれます。これにより、常に自身のパフォーマンスを把握しながら、安全に山行を楽しむことができました。

さらに、AIがユーザーに合わせてトレーニングプランを提案してくれる「Zepp Coach™」機能も搭載されています。「次の登山に向けて持久力を上げたい」といった目標を設定すれば、日々のランニングやトレーニングメニューを自動で作成してくれます。運動後のVO2Max(最大酸素摂取量)や完全回復時間といった専門的なデータ分析も充実しており、単に記録するだけでなく、次の挑戦に向けた「賢いトレーニングパートナー」として活躍してくれます。

Amazfit T-Rex 3 Proの主なスポーツ機能

  • 180種類以上のスポーツモード(ランニング、サイクリング、水泳、筋力トレーニング、登山、スキー、HYROXなど)
  • 8つのスポーツのスマート認識
  • 筋力トレーニングの種目自動認識と筋肉マップ分析
  • AIパーソナルコーチ「Zepp Coach™」
  • PeakBeats™ワークアウトステータス分析(VO2Max、回復時間など)
  • 外部デバイス連携(心拍数ベルト、パワーメーターなど)
  • ワークアウト中のデータ音声アナウンス

まとめ:スポーツ機能

  • 圧倒的な万能性:180種以上のスポーツモードを搭載し、アウトドアからインドアまであらゆるアクティビティに対応。
  • インテリジェントな筋トレ:種目や回数の自動認識、筋肉マップ分析機能がジムでのトレーニングを効率化。
  • 信頼できる登山性能:高精度GPSによる正確な記録と、AIコーチによるトレーニングサポートが山行を支える。
  • 専門的なデータ分析:VO2Maxや回復時間など、パフォーマンス向上に役立つ詳細なデータを提供。

ヘルスケア機能:Amazfit T-Rex 3 Proが導く、24時間体制のコンディショニング

Amazfit T-Rex 3 Proのヘルスケア機能

ここでは、Amazfit T-Rex 3 Proが、ただ数値を記録するだけでなく、日々のコンディションを最適化するための強力なパートナーとして、どのように機能するのかをレビューします。基本的なモニタリング機能から、最高のパフォーマンスを引き出すためのプロアクティブな新機能まで、その進化に迫ります。

今日のコンディションを可視化する「攻め」の新機能

T-Rex 3 Proが真価を発揮するのは、記録したデータをもとにユーザーの行動を最適化する、プロアクティブな「攻め」の機能です。その代表格が「レディネス」と「BioCharge」です。

BioCharge」は、その日の活動やストレスに応じて変動する、リアルタイムの体力スコアです。朝100点からスタートし、一日を通してエネルギーを消費する様子が可視化されます。

実際に使ってみると、朝100点だったスコアが、デスクワークと軽い運動をこなした夕方には50点まで減っているのが分かります。この数値を見ることで、「今日はまだ余力があるからジムに行こう」あるいは「スコアが低いから今夜は早く休もう」といった、感覚ではなくデータに基づいた具体的な判断ができるようになりました。

Amazfit T-Rex 3 Proの測定画面。BioCharge機能。

レディネス」は、前夜の睡眠の質や心拍変動(HRV)などを総合的に分析し、朝の時点で「今日はハードなトレーニングに挑める日か、それとも回復を優先すべきか」をスコアで示してくれる機能です。

ある朝、前日にハードな登山をしたため体は少し重く感じていましたが、「レディネス」スコアは予想外に高く、『回復は順調です』と表示されました。そのアドバイスを信じて軽いジョギングに出かけたところ、体がスムーズに動き、結果的に良いアクティブリカバリーになりました。自分の感覚だけでは休んでいたかもしれず、データがより良い選択を後押ししてくれた体験でした。

24時間体制の「守り」を固める基本モニタリング

これらの洞察に満ちた「攻め」の機能は、精度の高い「守り」のモニタリング機能という土台の上に成り立っています。心拍数、血中酸素レベル、ストレスレベルを24時間365日監視し続ける機能は、前モデルAmazfit T-Rex 3も備えていましたが、Proモデルには新世代の「BioTracker™ PPG 6.0」センサーが搭載され、より安定したデータ取得が可能になったと感じます。具体的には、設定値から外れた心拍数の異常や低い血中酸素レベルなどを検知すると即座にアラートで知らせてくれるため、常にユーザーの安全を見守る「守り」の機能が堅実に進化しています。

食生活までサポートする「Zepp App Food Log」

T-Rex 3 Proのヘルスケアは、ウォッチが記録するデータだけにとどまりません。Zeppアプリの新機能「食事記録機能」は、食事の写真を撮るだけでAIがカロリーや栄養素を自動で分析してくれる画期的なものです。

試しに昼食の冷やしぶっかけそばの写真を撮ってみたところ、AIがそばだけでなく、上に乗っていた海苔まで正確に認識してカロリー計算してくれたのには本当に驚きました。手動で入力する手間が一切なく、これなら面倒くさがりの私でも続けられそうです。あすけんのような有料アプリに匹敵する機能が無料で使えるのは、大きな魅力です。

睡眠を科学し、翌日のパフォーマンスに繋げる

「レディネス」スコアの精度を支えているのが、詳細な睡眠モニタリング機能です。実際に数週間使用してみましたが、就寝・起床時間の正確さはもちろん、睡眠段階の分析や呼吸の質まで詳細に記録してくれます。Zeppアプリを開けば、これらのデータが美しいグラフで可視化され、パーソナライズされた「インサイト(洞察)」として睡眠習慣の改善点を指摘してくれます。前夜の睡眠スコアが低いと、翌朝の「レディネス」スコアも低く表示されるため、睡眠の質が日中のコンディションに直結していることを日々実感できました。

Amazfit T-Rex 3 Proのヘルスケア機能 一覧

  • 24時間モニタリング(心拍数、血中酸素レベル、ストレスレベル)
  • ワンタップ測定(4つの健康指標を同時に測定)
  • 睡眠モニタリング(睡眠段階、呼吸の質、睡眠スコア)
  • レディネス(身体の準備状況をスコア化)
  • BioCharge(リアルタイムの体力スコア)
  • PAI 健康評価システム
  • 表面温度測定
  • Zepp App Food Log(AI食事記録機能)
  • 生理周期トラッキング
  • 各種健康リマインダー

まとめ:ヘルスケア機能

  • 攻めのコンディショニング:「レディネス」と「BioCharge」機能が、データに基づいた行動計画をサポート。
  • 基本性能の向上:新世代センサーにより、24時間モニタリングの安定性と精度が向上。
  • 革新的な食事管理:AIによる食事記録機能が、追加費用なしで日々の栄養管理を劇的に簡便化。
  • 詳細な睡眠分析:睡眠の質を多角的に分析し、翌日のパフォーマンス予測に活用。
  • 信頼できる常時監視:進化したセンサーと異常検知アラートが、24時間体制でユーザーの安全を見守る。

バッテリー持ちと充電:Amazfit T-Rex 3 Pro の冒険を中断させない信頼のスタミナ

Amazfit T-Rex 3 Proのバッテリー

ここでは、スマートウォッチを選ぶ上で最も重要な要素の一つであるバッテリー性能に焦点を当てます。機能が大幅に進化したAmazfit T-Rex 3 Proが、過酷な冒険の最中でも頼れるスタミナをどう実現しているのか、そのリアルな実力と充電の利便性についてレビューします。

機能進化と驚異的な効率化を両立したスタミナ

まず、Amazfit T-Rex 3 Proの公称バッテリー持続時間を見てみましょう。メーカーの公表値では、標準的な使用で最大25日間、ハードな使用で10.4日間、そして高精度GPSモードで42時間とされています。

これを前モデルAmazfit T-Rex 3(標準27日間、ハード13日間)と比較すると、日常的な使い方ではわずかに短くなっていることがわかります。しかし、これは性能低下ではなく、むしろ進化の証です。より明るくなった3,000nitのディスプレイ、Bluetooth通話を実現するスピーカーといった消費電力の大きい新機能を搭載した上で、この差に抑えているのは驚異的と言えます。特に、最もバッテリーを消費する高精度GPSモードの持続時間T-Rex 3と同じ42時間を維持している点は、効率化が進んでいることを示しています。

「何日持つ?」に応える、リアルな実力

公称値以上に気になるのが、実際の使用シーンでどれだけ持つかという点でしょう。そこで、様々な設定で実力を試してみました。

まず、常時表示、心拍数やストレスレベルなどの24時間モニタリングをすべて有効にし、1分ごとの心拍測定といったかなりヘビーな設定で使い続けたところ、バッテリーはちょうど15日間で100%から0%になりました。これはメーカー公称値の「ハードな使用(10.4日間)」を大きく上回る結果であり、少し設定を緩めれば公称の「標準的な使用(25日間)」も十分に達成可能だと感じさせる、驚異的なスタミナです。

GPSを継続的に使用する登山やロングライドではどうでしょうか。高精度GPSモードでも公称42時間という駆動時間を確保しているため、1泊2日の山行ならまず問題ありません。さらに、Zepp OSには複数の省電力GPSモードが用意されています。これらを活用すれば、1週間程度の長期縦走でも充電器なしで乗り切れる計算になり、縦走登山やウルトラマラソンに挑むアスリートにとっても、心強いパートナーとなります。

利便性が向上した充電システム

Amazfit T-Rex 3 Proで充電している様子。

充電方式はマグネット式を継承していますが、その利便性は向上しています。充電器本体(専用充電ベース)は付属しますが、そこに接続するケーブルが専用品ではなく、汎用性の高いUSB Type-Cケーブルに対応しました。これにより、スマートフォンの充電ケーブルやモバイルバッテリーがそのまま使えるため、旅行や遠征の際に余計なケーブルを1本減らせるのが非常に嬉しいポイントです。

フル充電にかかる時間は約3時間と特別速いわけではありませんが、そもそも充電するのが2週間に一度程度なので、就寝前にセットしておけば全く気になりません。むしろ、たまの充電作業の手軽さが向上したことのメリットの方が大きいと感じました。

Amazfit T-Rex 3 Proのバッテリー・充電 仕様

  • バッテリー容量:700mAh
  • 充電方式:マグネット式充電(専用ベースはUSB Type-Cで接続)
  • 充電時間:約3時間
  • 標準的な使用:最大25日間
  • ハードな使用:最大10.4日間
  • 高精度GPSモード:最大42時間

まとめ:バッテリー持ちと充電

  • 驚異的なスタミナ:機能が大幅に進化しながらも、2週間以上充電不要という圧倒的なバッテリー性能を維持。
  • 過酷な環境でも安心:GPSや通話を多用する数日間のアウトドア活動でも、バッテリー切れの心配は無用。
  • 充電の利便性向上:充電ベースがUSB Type-Cに対応し、ケーブルの汎用性が向上。
  • 価値あるトレードオフ:わずかな持続時間と引き換えに得られた機能の進化は、満足度を大きく上回る。

スマート機能:Amazfit T-Rex 3 Pro の日常と非日常を繋ぐ多彩なアシスト

Amazfit T-Rex 3 Proの通話機能。

ここでは、Amazfit T-Rex 3 Proが過酷な環境で頼れるアウトドアウォッチであると同時に、日々の生活を豊かにするスマートウォッチとして、いかに進化したかをレビューします。特に、前モデルにはなかった決定的な機能追加が、その利便性をどう変えたのかに焦点を当てます。

前モデルにはない決定的な利便性、スピーカー搭載による音声通話

Amazfit T-Rex 3 Proのスマート機能における最大の進化点は、スピーカーが搭載されたことです。これにより、前モデルAmazfit T-Rex 3では不可能だった、ウォッチ単体でのBluetooth通話が実現しました。この機能が、日常と非日常の両シーンで絶大な効果を発揮します。

先日、両手が買い物袋で塞がっている帰り道でスマートフォンに着信がありましたが、T-Rex 3 Proをタップするだけで即座に通話を開始できました。ウォッチから聞こえる相手の声は驚くほどクリアで、こちらの声もしっかり届いていたようです。また、雨の日の登山中にザックからスマートフォンを取り出すことなく、仲間からのLINE通話に応答できた時の感動は忘れられません。スマートフォンを取り出す手間とリスクから解放されるこの体験は、一度味わうと元には戻れないほどの利便性です。

AIアシスタント「Zepp Flow」との自然な対話

Amazfit T-Rex 3 ProのAIアシスタント「Zepp Flow」

OpenAIのGPT-4oを統合したAI音声アシスタント「Zepp Flow」は、前モデルにも搭載されていました。しかし、スピーカーを得たことで、その体験は全く新しい次元へと進化しました。T-Rex 3ではテキストで表示されるだけだったAIの回答が、T-Rex 3 Proでは音声で返ってくるのです。「5分後にタイマーをセットして」と話しかけると、「はい、5分後にアラームを設定しました」と音声で応えてくれるため、視線をウォッチに落とさなくても操作が完結します。

この「対話できる」という感覚は、T-Rex 3 Proを単なるツールから、まるで相棒のような存在に感じさせてくれます。届いた通知の要約を読み上げてもらったり、ワークアウトを開始してもらったりと、その活用範囲は広く、未来的な操作感を日常的に体験できるのは大きな魅力です。

アウトドアから日常まで、多彩な便利機能

Amazfit T-Rex 3 Proの音楽再生機能。

T-Rex 3 Proは、その他にも日々の生活を支えるスマート機能を網羅しています。約26GBという大容量の音楽ストレージを内蔵しており、お気に入りの楽曲を転送しておけば、スマートフォンなしでBluetoothイヤホンで音楽を楽しめます。キャンプの際には、ウォッチのスピーカーから直接BGMを流すといった使い方もできました。

また、Androidスマートフォンとの連携であれば、LINEやSMSへの返信音声入力で簡単に行えます。認識精度も高く、短いメッセージならスマートフォンを取り出す必要はほとんどありません。StravaやGoogle Fitといった外部サービスとのデータ連携カレンダー同期、天気予報といった基本的な機能ももちろん完備。さらに、ヘルスケア機能のセクションで詳述したAI食事記録機能も、日々の生活をスマートに管理する上で強力なツールとなります。

Amazfit T-Rex 3 Proのスマート機能 一覧

  • Bluetooth通話機能(受発信、LINE通話対応)
  • Zepp Flow AI音声操作アシスタント(音声応答対応)
  • アプリ通知機能(SMS/LINEへの音声入力返信に対応 ※Androidのみ)
  • 音楽ストレージ(約26GB)と音楽再生(Bluetoothイヤホン/本体スピーカー)
  • Zepp App Food Log(AI食事記録機能)
  • 外部フィットネスアプリとのデータ連携
  • カレンダー同期、天気予報、スマートフォンを探す、リモート撮影など

まとめ:スマート機能

  • 決定的な進化:スピーカー搭載により、前モデルにはなかったクリアな音声通話が実現。
  • 対話するAI:音声で応答する「Zepp Flow」により、未来的なAIアシスタント体験が可能に。
  • スマホからの解放:大容量の音楽ストレージと音声返信機能が、スマートフォンへの依存を軽減。
  • 万能な日常の相棒:アウトドアウォッチの堅牢性はそのままに、日常生活を豊かにする多彩な機能を網羅。

OSとアプリ:Amazfit T-Rex 3 Pro の成熟したZepp OS 5と広がる連携性

Amazfit T-Rex 3 ProのUI画面

ここでは、Amazfit T-Rex 3 Proの体験の核となるソフトウェア、Zepp OSと専用アプリZeppについてレビューします。前モデルからのOSの進化がもたらした快適性や、ユーザーが既に利用している外部アプリとの連携性が、いかに購入へのハードルを下げ、満足度を高めているのかを解説します。

より滑らかに、より直感的に進化した Zepp OS 5

Amazfit T-Rex 3 Proが搭載するZepp OS 5は、前モデルAmazfit T-Rex 3のZepp OS 4から着実に成熟を遂げています。実際に前モデルから乗り換えてみると、アプリの起動や画面遷移が明らかにスムーズになっているのが体感できました。特に多くの情報を処理するマップ機能やワークアウト後のサマリー表示で、もたつきを感じることが減ったのは嬉しい進化です。UIは全体的に直感的で、初めてAmazfit製品に触れるユーザーでも、すぐに使いこなせるでしょう。

また、細かな点ですが、通知の文字サイズを調整できるようになったのも大きな改善点です。高精細なディスプレイを活かして表示情報量を増やしたり、逆に見やすいように文字を大きくしたりと、自分好みにカスタマイズできる柔軟性は、日々の使い勝手を大きく向上させてくれました。

拡張性を高めるミニアプリ

Amazfit T-Rex 3 Proのアプリをスマホで操作している。

Zeppアプリ内には専用のアプリストアが用意されており、ウォッチの機能を拡張する「ミニアプリ」をダウンロードできます。サイコロや計算機といったシンプルなユーティリティから、スマートフォンの置き忘れを通知してくれる「Notify for Phone Lost」のような実用的なアプリまで、その種類は徐々に増えています。

注目すべきは、Zepp OS 5から一部のミニアプリがバックグラウンドで動作するようになった点です。これにより、「Notify for Phone Lost」のような常時監視が必要なアプリが真価を発揮できるようになりました。まだまだ発展途上ではありますが、今後のアプリ追加によって、このウォッチの可能性がさらに広がることを期待させてくれます。

今までのデータを無駄にしない、強力な外部アプリ連携

新しいデバイスに乗り換える際、最大の懸念は「これまでの運動記録はどうなるのか」という点ではないでしょうか。その点、Amazfit T-Rex 3 Proは非常に優れています。Strava、Appleヘルスケア、Google Fit、adidas Runningなど、多くのユーザーが使い慣れた主要フィットネスプラットフォームとのデータ連携に標準で対応しています。

私は長年Stravaでランニング記録を管理してきましたが、T-Rex 3 Proでのワークアウトデータも、Zeppアプリからワンタップで自動的に同期されました。これまで蓄積してきたデータを無駄にすることなく、新しいデバイスにスムーズに移行できるこの連携性は、乗り換えを検討する上で最大の懸念を解消してくれました。

Amazfit T-Rex 3 ProのOS・アプリ 仕様

  • 搭載OS:Zepp OS 5
  • 専用アプリ:Zepp アプリ(Android 7.0以上、iOS 15.0以上に対応 ※タブレット未対応)
  • ミニアプリ:Zeppアプリ内ストアよりダウンロード可能
  • データ連携:Strava, adidas Running, komoot, Relive, Training Peaks, Apple ヘルスケア, Google Fitなど

まとめ:OSとアプリ

  • 快適性の向上:Zepp OS 5への進化により、UIの動作がより滑らかで安定。
  • 広がる拡張性:ミニアプリストアが充実し、バックグラウンド動作にも対応して実用性が向上。
  • スムーズな乗り換え:主要な外部フィットネスアプリとの強力な連携で、過去のデータを引き継いで利用可能。
  • 高い互換性:AndroidとiOSの両方に対応し、幅広いユーザーが利用できるエコシステムを構築。

Amazfit T-Rex 3 ProとT-Rex 3の主な違い

Amazfit T-Rex 3 Pro 本体2台が並んでいる。

Amazfit T-Rex 3 Proは、好評を博した前モデルT-Rex 3をベースに、多くの点で正統進化を遂げた上位モデルです。どちらも優れたアウトドアウォッチですが、素材、機能、そして価格において明確な違いが存在します。ここでは、両モデルのスペックを比較し、Proモデルがどのような点でアップグレードされているのかを具体的に解説します。

素材と耐久性

  • Amazfit T-Rex 3 Pro: ベゼルとボタンにグレード5チタン合金、ディスプレイにサファイアガラスを採用。
  • Amazfit T-Rex 3: ベゼルにステンレススチール、ディスプレイにゴリラガラスを採用。
  • 違い: Proモデルは、より軽量・高強度で耐食性に優れたチタン合金と、非常に傷に強いサファイアガラスを使用しています。これにより、見た目の高級感だけでなく、過酷な環境での物理的な堅牢性が格段に向上しています。

ディスプレイ輝度

  • Amazfit T-Rex 3 Pro: 最大3,000nit
  • Amazfit T-Rex 3: 最大2,000nit
  • 違い: Proモデルの輝度は50%向上しており、雪山での照り返しや真夏の直射日光下など、極端に明るい環境での視認性が大幅に改善されています。

スマート機能

  • Amazfit T-Rex 3 Pro: スピーカーとマイクを内蔵し、Bluetooth通話が可能。また、高輝度なLEDフラッシュライトを搭載。
  • Amazfit T-Rex 3: マイクは内蔵していますが、スピーカーは非搭載のため通話は不可。フラッシュライト機能もありません。
  • 違い: Proモデルに追加された音声通話とフラッシュライトは、日常の利便性とアウトドアでの安全性を劇的に向上させる、ハードウェア上の決定的な差です。

ナビゲーション機能

  • Amazfit T-Rex 3 Pro: GPXインポートに加え、ウォッチ単体でのオフラインルートプランニング(周辺スポット検索、周回ルート作成)が可能。
  • Amazfit T-Rex 3: GPXデータをインポートしてのナビゲーションに対応。
  • 違い: Proモデルは、スマートフォンなしでその場でルートを計画できるため、より自律したナビゲーションツールとして機能します。

搭載OSとサポート

  • Amazfit T-Rex 3 Pro: Zepp OS 5を搭載。
  • Amazfit T-Rex 3: Zepp OS 4を搭載。
  • 違い: Proモデルはより新しいOSを搭載しており、UIの快適性や安定性が向上しています。一般的に新しいOSを搭載するモデルの方が、将来的なソフトウェアアップデートのサポート期間が長くなる傾向にあります。

サイズ・重量・カラー

  • Amazfit T-Rex 3 Pro: 約74.5g。カラーは「タクティカルブラック」「ブラックゴールド」。
  • Amazfit T-Rex 3: 約68.3g。カラーは「オニキス(黒)」「ラバ(赤)」。
  • 違い: Proモデルは高品位な素材を使用した分、約6g重くなっています。カラーリングもProはより落ち着いた高級感のある展開、T-Rex 3はスポーティーな印象です。

価格と保証

  • Amazfit T-Rex 3 Pro: 59,900円。1年間のメーカー保証。
  • Amazfit T-Rex 3: 発売時価格39,900円。同様に1年間の保証。
  • 違い: 約2万円の価格差があります。保証期間はどちらも標準的な1年間です。

まとめ

Amazfit T-Rex 3も非常に優れたコストパフォーマンスを誇るタフネスウォッチですが、T-Rex 3 Proは、約2万円の価格差を十分に納得させるだけの明確なアップグレードが施されています。特に、①より堅牢で高級感のある素材、②Bluetooth通話とフラッシュライトという実用的なハードウェアの追加、③スマートフォンからの独立性を高めたナビゲーション機能の3点が、Proモデルを選ぶ大きな理由となるでしょう。どちらを選ぶかは、これらのプロフェッショナルな機能に価値を見出すかどうかで決まります。

Amazfit T-Rex 3 Proのメリット・デメリット

Amazfit T-Rex 3 Proの側面

Amazfit T-Rex 3 Pro」は、アウトドアでの使用を想定したタフネス性能と、日常生活を支えるスマート機能を高次元で両立させたスマートウォッチです。しかし、その特徴的な設計思想ゆえに、他のスマートウォッチと比較して明確な長所と、割り切りが必要な弱点が存在します。ここでは、具体的な機種と比較しながら、そのメリットとデメリットを詳しく解説していきます。

【メリット】

メリット1:他を圧倒するバッテリー性能

最大のメリットは、驚異的なバッテリー持続時間です。ハードな使い方でも10日以上、標準的な使用なら2〜3週間に一度の充電で済みます。これは、最大40時間程度のGalaxy Watch8や、最大90時間のTicWatch AtlasといったWear OS搭載機とは比較にならないほどのスタミナであり、充電の煩わしさから完全に解放してくれます。

メリット2:プロ仕様の素材と軍用レベルの耐久性

ベゼルに採用されたチタン合金と画面のサファイアガラスは、まさにプロ仕様。MIL規格に準拠した堅牢性は、Galaxy Watch8のアーマーアルミニウムやTicWatch Atlasのステンレススチールを上回る安心感を過酷な環境で提供します。岩にぶつけても傷を心配する必要がないのは、アウトドアでは絶大なメリットです。

メリット3:スマホ不要で完結するナビゲーション機能

ウォッチ単体でルートを計画し、オフラインマップでナビゲートできる機能は、T-Rex 3 Proの大きな強みです。Googleマップなどのアプリに依存し、バッテリー消費も激しいTicWatch Atlasなどとは異なり、電波の届かない山奥でもスマートフォンなしで道迷いの不安を解消してくれます。

メリット4:実用的なフラッシュライトと音声通話機能

Garmin Instinct 3と同様に、暗闇で非常に役立つ本格的なLEDフラッシュライトを搭載しています。さらに、Amazfit T-Rex 3にはなかったスピーカーを内蔵したことで、クリアな音質でのBluetooth通話が可能になりました。ザックからスマートフォンを取り出さずに通話できる便利さは、アウトドアシーンで重宝します。

メリット5:山からジムまで対応する多彩なスポーツモード

180種類を超えるスポーツモードは、Garmin Instinct 3の30種類以上やGalaxy Watch8の100種類以上を大きく上回り、その万能性は際立っています。登山やトレイルランだけでなく、ジムでの筋力トレーニングや水泳まで、あらゆるアクティビティを詳細に記録・分析したいユーザーの期待に応えます。

【デメリット】

デメリット1:NFC決済(Suicaなど)に非対応

最大の弱点は、SuicaなどのNFC決済機能がないことです。Garmin Instinct 3、TicWatch Atlas、Galaxy Watch8がいずれも対応しているため、日常的にスマートウォッチで改札や買い物をしたいユーザーにとっては、大きなマイナスポイントとなるでしょう。

デメリット2:アプリ(OS)の拡張性

独自OSであるZepp OSはバッテリー効率に優れる一方、アプリの拡張性ではGoogle Playストアを利用できるWear OS搭載のTicWatch AtlasやGalaxy Watch8に劣ります。使い慣れた地図アプリや音楽ストリーミングアプリを追加できない点は、多機能性を求めるユーザーにとってはデメリットです。

デメリット3:大型で無骨なデザイン

タフネスの象徴である48mmの大型ケースは、存在感があり非常に魅力的ですが、誰にでもフィットするわけではありません。より小型で洗練されたデザインのGalaxy Watch8(40mm/44mm)と比較すると、フォーマルな服装に合わせたり、手首の細い方が日常的に使うには不向きな場合があります。

デメリット4:前モデルからの大幅な価格上昇

Amazfit T-Rex 3の発売時価格(39,900円)から約2万円高くなった点は、購入のハードルを上げています。追加された機能や素材には価格以上の価値があると感じられますが、コストパフォーマンスを最優先に考えるユーザーにとっては、この価格差は大きな検討材料となります。

Amazfit T-Rex 3 Pro スペック(仕様)一覧

  • ディスプレイ: 1.5インチ HD AMOLED, 480×480解像度 (322 PPI), サファイアガラス, 3,000 nits
  • ボディ素材: ケース: ガラス繊維強化ポリマー / ベゼル&ボタン: TC5チタン合金 (グレード5)
  • バッテリー: 700mAh
  • 駆動時間:標準的な使用: 最大25日間、ハードな使用: 最大10.4日間
  • 充電: マグネット式充電(充電時間: 約3時間)
  • ワイヤレス通信: Bluetooth 5.2 BLE, Wi-Fi (2.4GHz)
  • GPS: デュアルバンド円偏波GPSアンテナ, 6衛星測位システム対応 (GPS, GLONASS, Galileo, BDS, QZSS, NavIC)
  • インターフェース: 充電端子, ボタン(4つ)
  • センサー:バイオトラッカー™PPG, 3軸加速度センサー, 3軸ジャイロスコープ, 温度センサー, 環境光センサー, 地磁気センサー, 気圧高度計
  • 防水: 10ATM(ISO 22810:2010準拠)、ダイビング対応 (EN13319:2000準拠, 水深45mまで)
  • モーター: ローターモーター
  • スピーカー/マイク: 内蔵 (Bluetooth通話に対応)
  • 音声アシスタント: Zepp Flow (OpenAIのGPT-4oを統合)
  • 機能: オフラインマップ&ナビ, 180種以上のスポーツモード, 健康管理, Zeppコーチ™, 2色フラッシュライト, 音楽ストレージ など
  • 筐体: 米軍MIL規格準拠(低圧・高温・低温など9項目クリア)
  • アプリ: Zeppアプリ (Strava, adidas Running, Appleヘルスケア, Google Fitなどと連携可能)
  • 対応OS: Android 7.0以上, iOS 15.0以上
  • OS: Zepp OS 5.0
  • サイズ: 約48 × 48 × 14 mm(心拍ベース除く)
  • 重量: 約74.5g (バンド含む) / 約49g (バンド除く)
  • カラー: タクティカルブラック, ブラックゴールド
  • バンド: シリコン製 (幅22mm, 長さ145-210mm), クラシックピンバックル
  • 付属品: 時計本体(純正バンド含む)、専用充電ベース(ケーブルなし)、取扱説明書

Amazfit T-Rex 3 Proの評価

Amazfit T-Rex 3 Proを装着している。

8つの評価基準で「Amazfit T-Rex 3 Pro」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★★
最大3,000nitという圧倒的な輝度により、強い直射日光下でも驚くほどクリアです。高精細なAMOLEDディスプレイは、地図も通知も鮮明に表示します。

健康管理・スポーツ:★★★★★
180種以上のスポーツ対応に加え、「レディネス」等の指標がコンディション管理をサポート。山からジムまで、あらゆるアクティビティを高度に記録・分析できます。

機能性:★★★★☆
Bluetooth通話や本格的なフラッシュライトの追加は画期的です。ただ、日常使いの利便性を考えると、NFC決済(Suicaなど)に非対応な点が惜しまれます。

バッテリーの持ち:★★★★★
機能が大幅に増えながらも、ハードな使い方で10日間以上、通常なら2週間以上充電不要という驚異的なスタミナを維持。充電の煩わしさから完全に解放されます。

耐久性:★★★★★
MIL規格準拠に加え、ベゼルにはチタン合金、画面にはサファイアガラスを採用。アウトドアでのラフな使用にも全く不安を感じさせない、まさにプロ仕様の堅牢性です。

ファッション性:★★★★☆
チタン素材が醸し出す高級感と、無骨でタフなデザインが高次元で融合しています。大型サイズのため装着者は選びますが、アウトドアやカジュアルな服装との相性は抜群です。

価格:★★★★☆
前モデルより高価になりましたが、チタンやサファイアガラスといった高級素材と追加機能を考慮すれば、他社のハイエンドモデルと比較して非常に高いコストパフォーマンスを誇ります。

使いやすさ:★★★★☆
Zepp OS 5は直感的でサクサク動作します。物理ボタンの操作性も確実ですが、ジェスチャー認識の甘さなど、一部のソフトウェアに細かな改善の余地が感じられます。

総評】:★★★★☆

真の『Pro』へと進化した、アウトドアウォッチの完成形

Amazfit T-Rex 3 Proは、前モデル「T-Rex 3」からの正統進化に留まらない、”真のプロフェッショナルモデル”への飛躍を遂げた一台です。単なる機能追加ではなく、スピーカー搭載による「音声通話」、ウォッチ単体での「ルートプランニング」、暗闇を照らす「フラッシュライト」といった、スマートフォンの補助なしで活動を完結させるための核心的な機能が加わりました。これにより、デバイスとしての思想が一段上のステージへと昇華したと言えます。

圧倒的なタフネス性能と機能

T-Rex 3 Proの魅力は、その圧倒的なタフネス性能とそれを支える機能に集約されます。MIL規格準拠の堅牢なボディは、チタン合金とサファイアガラスによってさらに強化され、物理的な衝撃や傷への不安を払拭します。加えて、数日間のGPS連続使用にも耐えるバッテリー、悪天候下でも頼れるナビゲーション、そして暗闇を照らすフラッシュライトといった「タフネス機能」が、いかなる過酷な状況でもユーザーの活動を中断させません。

購入前の注意点

購入を検討する上で、いくつか注意点があります。最大のポイントは、SuicaなどのNFC決済に非対応である点です。日常の利便性も重視するなら、この点は大きな判断材料になるでしょう。また、48mmというケースサイズは存在感があり、人によっては睡眠時に気になるかもしれません。Zepp OSは軽快ですが、一部の日本語フォントやジェスチャー認識の甘さなど、細かな点でまだ改善の余地が感じられます。

どんな人におすすめか

本格的な登山やトレイルランニングを楽しむアウトドア愛好家はもちろん、最先端の技術が詰まったタフなガジェットが欲しい人に強くおすすめします。そして何より、「スマートウォッチを毎日充電するのが面倒だ」と感じている全ての人にとって、この圧倒的なスタミナは、何物にも代えがたい快適さをもたらしてくれるはずです。これらの特徴に魅力を感じ、デメリットを許容できるのであれば、ぜひ購入を検討してみてください。

Amazfit T-Rex 3 Proの価格・購入先

Amazfit T-Rex 3 Pro 本体 正面 外観

※価格は2025/09/11に調査したものです。価格は変動します。

※2025年9月5日から予約開始。Tactical Blackを9月12日、Black Goldを10月3日に発売。

Amazfit公式ストア

59,900円で販売されています。

Amazfit公式ストアで「Amazfit T-Rex 3 Pro」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで59,900円(税込)、
  • 楽天市場で59,900円(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで59,900円(送料無料)、
  • 米国 Amazon.comで$399.99、

で販売されています。

Amazonで「Amazfit T-Rex 3 Pro」をチェックする

楽天市場で「Amazfit T-Rex 3 Pro」をチェックする

ヤフーショッピングで「Amazfit T-Rex 3 Pro」をチェックする

AliExpressで「Amazfit T-Rex 3 Pro」をチェックする

米国 Amazon.comで「Amazfit T-Rex 3 Pro」をチェックする

Rakuten
楽天市場

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おすすめのライバル機種と価格を比較

Amazfit T-Rex 3 Proに似た性能をもつスマートウォッチも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

Amazfit T-Rex 3

Zepp Healthから発売されたZepp OS 4搭載のスマートウォッチです(2024年10月10日発売)。

1.5インチのHD AMOLEDディスプレイ(解像度480 x 480 px)、一般的な使用で27日 駆動する700 mAhバッテリー、バイオトラッカー PPGセンサー、マイクを搭載しています。

また、オフラインの地図機能(ベースマップ、スキーマップ、コンターマップ)、AI音声アシスタント「Zepp Flow」、音声によるメッセージ返信機能(LINE対応)、グローブモード、10気圧防水、MIL-STD-810G、170種類以上のスポーツモード、自動認識(8つのスポーツ)、Zeppコーチ、ランニング機能(仮想ペーサー、自動ラップ)、ワンタップ測定、ミニアプリの追加、Alexa音声操作、400種類以上の文字盤デザイン、6衛星測位のGPS、Wi-Fi(2.4GHz)、Bluetooth 5.2 BLEに対応しています。

価格は、Amazonで39,900円、楽天市場で39,900円(送料無料・ポイント10倍あり)、ヤフーショッピングで39,418円、米国 Amazon.comで$279.99です。

関連記事:「Amazfit T-Rex 3」と歴代のT-Rexシリーズを比較

Amazonで「Amazfit T-Rex 3」をチェックする

Garmin Instinct 3

ガーミンから発売されたタフネス仕様のGPSウォッチです(2025年1月発売)。
※Dual Power、AMOLED、Solar、Eのモデルを用意

AMOLED液晶(半透過MIP液晶)、最大18日間駆動するバッテリー(ソーラーは最大28日)を搭載しています。

また、LED フラッシュライト(※Eモデルはなし)、30種類以上のスポーツモード、モーニングレポート、ヘルススナップショット機能、昼寝検出、ワークアウトの作成、

SATIQテクノロジーによるGNSSマルチバンド、バッテリーセーバーウォッチモード、安全性と追跡機能、ライブトラック機能、

10気圧防水、MIL-STD-810CONNECT IQ ストア、スマート通知(LINE対応)、Bluetoothにも対応しています。

価格は、Amazonで66,055円(税込・Dual Power)、楽天市場で65,211円(送料無料)、ヤフーショッピングで65,212円、米国 Amazon.comで$449.00 (AMOLED)、です。

関連記事: Garmin Instinct 3レビュー!有機ELとライトで進化を遂げたGPSウォッチ

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TicWatch Atlas

Mobvoiから発売されたWear OS 4搭載のスマートウォッチです(2024年10月16日 発売)。

1.43インチ、解像度466 x 466 pxの二層ディスプレイ(OLED + FSTN液晶)を搭載。Snapdragon W5+ Gen 1、2GBメモリ、32GBストレージ、スマートモードで90時間、エッセンシャルモードで45日駆動できる628mAhバッテリー、GPSセンサー、スピーカー・マイクを搭載しています。

また、ヒートマップ機能、110種類以上のワークアウト モード、「TicMotion」(スポーツの自動認識)、転倒検出&緊急SOS、登山アプリのYAMAPと連携、文字盤デザインのカスタマイズ、サファイアクリスタル(液晶を保護)、MIL-STD-810H、5つの衛星測位(GPSナビゲーション)、5気圧防水、Googleアシスタント、Google マップ、Google Pay、Mobvoi Health アプリ、Wi-Fi、Bluetooth 5.2に対応しています。

価格は、Amazonで25,000円(税込)、楽天市場で27,499円(送料無料)、ヤフーショッピングで27,498円、AliExpressで29,053円、米国 Amazon.comで$199.99、です。

関連記事:「TicWatch Atlas」とPro 5、Enduro、Ultraを比較

Amazonで「TicWatch Atlas」をチェックする

Galaxy Watch8

Samsungから発売されたWear OS 6.0搭載のスマートウォッチです(2025年8月1日に発売)。

1.34/1.47インチのSuper AMOLED タッチスクリーン(40mm/44mmモデル・最大輝度3000nits)、最大40時間駆動できるバッテリー、Exynos W1000プロセッサ、2GB RAM、32GBストレージ、生体電気インピーダンス解析センサー・電気心拍センサー・光学式心拍センサー、GPSセンサーを搭載しています。

また、Gemini連携機能、One UI 8 Watc、AIコーチ、100種類以上のエクササイズ記録、エナジースコア、就寝時刻ガイダンス、血管負荷測定、抗酸化指数測定、体組成、睡眠トラッキング、ストレス測定、バンド交換システム「ダイナミックラグシステム」に対応。

音楽再生、Bluetooth通話、Google Gemini(音声アシスタント)、デュアルGPS、通知の受信、カメラのリモート操作、スマートフォンの検索、天気予報、5ATM + IP68防水、ワイヤレス充電、FeliCa、専用アプリ(Samsung Health、Galaxy Wearable)、Bluetooth 5.3、Wi-Fi4、デュアルGPS (L1+L5) にも対応しています。

価格は、Amazonで53,500円(税込)、楽天市場で57,900円、ヤフーショッピングで39,900円、米国 Amazon.comで$329.99、です。

関連記事:Galaxy Watch8/Classicレビュー!Watch7との違いと評価

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他のAmazfit スマートウォッチと比較

他にもAmazfit のスマートウォッチが販売されています。2024モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

Amazfit スマートウォッチは高機能でセンスよし! 最新モデル 比較

その他のおすすめスマートウォッチは?

その他のおすすめスマートウォッチは以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。

アウトドアで使えるタフなスマートウォッチ 全機種 ラインナップを比較

アウトドア用のタフなスマートウォッチを紹介しています。

スマートウォッチに新モデル続々! 最新の全機種 ラインナップ まとめ

最新のスマートウォッチをまとめて紹介しています。

スポーツ&健康管理に使えるスマートバンド 最新 ラインナップ 機種 まとめ

最新のリストバンド(活動量計)をまとめて紹介しています。

Galaxy Tab S10 Lite徹底レビュー!FEより優れた点と欠点は?

Galaxy Tab S10 Lite 本体が横向きで置かれている。
2025年9月19日に発売された「Galaxy Tab S10 Lite」は、手頃な価格帯に、創造性を刺激するSペンと長期的なOSアップデート保証という強力な価値を詰め込んだ、注目のAndroidタブレットです。

このレビューでは、Galaxy Tab S10 Liteが日々の学習や仕事をどれだけ快適にするのか、上位モデルの「Galaxy Tab S10 FE」や他のライバル製品と何が違うのか、その実力を徹底的に比較・検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

Galaxy Tab S10 Lite の長所(Pros):

  • 追加費用なしで高性能なSペンが同梱されており、すぐに手書き機能を使える。
  • 最大7世代のOSアップグレードが保証され、長期間安心して利用できる。
  • 「Lite」とは思えない、高級感のある薄型軽量の金属製ユニボディデザイン。
  • microSDカードに対応し、最大2TBまでストレージを拡張できる。
  • Sペン同梱と長期サポートを考えれば、コストパフォーマンスが非常に高い。

Galaxy Tab S10 Lite の短所(Cons):

  • プロセッサ性能は日常使いには十分だが、最新の重い3Dゲームには力不足。
  • IP42等級の耐久性で、防水性能は限定的。
  • カメラは記録用レベルで、高画質な写真や4K動画の撮影はできない。
  • 生体認証が顔認証のみで、指紋認証には非対応。

総合評価:

Galaxy Tab S10 Liteは、日常的なWebブラウジングや動画視聴、そしてSペンを使った手書きメモやイラスト制作に特化した、長期的な価値を持つコストパフォーマンスに優れたタブレットです。特に、一度購入したデバイスを長く大切に使いたい学生や社会人、そして手書きの便利さを手軽に体験したい方に強くおすすめできます。

この記事で分かること

  1. 高級感のあるデザインと、ライバル機「Galaxy Tab S10 FE」とのサイズ・重量・カラーの比較
  2. 90Hz駆動ディスプレイの滑らかさと、屋外での実際の見やすさ
  3. Exynos 1380プロセッサの日常的な処理性能と、マルチタスクや写真編集時のリアルな動作感
  4. Antutuベンチマークスコアでの客観的な性能評価と、他のCPUとのポジション比較
  5. 「原神」や「ウマ娘」など、人気ゲームがどの程度快適にプレイできるかの徹底検証
  6. 「AI消しゴム」や「かこって検索」など、便利なAI機能の具体的な使い方とFEモデルとの機能差
  7. 同梱されているSペンの詳細な書き心地レビューと、「画面オフメモ」などの便利機能
  8. 別売りキーボードと「DeXモード」で、PCのように使えるかの生産性チェック
  9. ビデオ会議や資料撮影といった実用シーンにおけるカメラ性能の実力
  10. 8,000mAhバッテリーの実際の持続時間と、25W充電の速度
  11. Wi-Fi 6やBluetooth 5.3といった最新の通信性能
  12. 7世代OS更新保証の価値と、Galaxyエコシステム連携の利便性
  13. 同価格帯のライバル機種とのメリット・デメリット比較
  14. 専門家による5段階評価と詳細な総評
  15. 最新の価格とお得な購入先

この記事を最後まで読むことで、「Galaxy Tab S10 Lite」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ: Samsung Galaxy Tab S10 Lite(Wi-Fi)グレー|薄型タブレット | Samsung Japan 公式

デザインと耐久性:Galaxy Tab S10 Lite の高級感と実用性

Galaxy Tab S10 Liteの背面 外観。手で持つ。

ここでは、Galaxy Tab S10 Liteを実際に手に取って感じたデザインの魅力や携帯性を、Galaxy Tab S10 FEと比較しながらレビューします。特に日々の利用で重要となる耐久性についても、その決定的な違いを詳しく解説していきます。

手にした瞬間に伝わる、想像以上の高級感

Galaxy Tab S10 Liteを箱から出して最初に感じたのは、その名前に反した高級感です。フレームと背面が一体化した金属製のユニボディは、手に持つとしっとりとした感触があり、安っぽさは微塵も感じさせません。背面はサラサラとしたマット仕上げで、指紋が付きにくいのが嬉しいポイントでした。カフェで作業する際に何度もカバンから出し入れしましたが、指紋を拭き取る手間がほとんどなかったのは快適でした。

カメラは背面の隅に一つだけで出っ張りがないためデスクに安定して置ける上、その背面には付属のSペンをマグネットでスマートに収納できます。デザイン性と、使いたい時にすぐペンを手に取れる実用性が両立していると感じました。

軽さと薄さの絶妙なバランス、しかしライバルも手強い

Galaxy Tab S10 Liteの側面と上部。

本体の厚さは6.6mm、重さは524gと、約11インチの画面サイズを考えると非常にスリムで軽量です。通勤時にトートバッグに入れて持ち運びましたが、重さが気になることはありませんでした。一方で、比較対象となるGalaxy Tab S10 FEは、厚さ6.0mm、重さ497gと、さらに薄く軽くなっています。わずかな差ですが、常に持ち歩き、少しでも荷物を軽くしたいと考えるなら、S10 FEの携帯性は見逃せないポイントになるでしょう。

サイズ・重量の違い

  • Galaxy Tab S10 Lite:高さ254.3mm、幅165.8mm、厚さ6.6mm、重量 524g
  • Galaxy Tab S10 FE:高さ254.3mm、幅165.8mm、厚さ6.0mm、重量 497g

ライフスタイルを彩るカラーバリエーション

カラーバリエーションは、落ち着いたグレー、スタイリッシュなシルバーに加え、華やかなコーラルレッドも用意されており、選択肢が豊富な点も魅力です。シンプルなデザインながらも、自分のスタイルに合わせて色を選べるのは嬉しいポイントです。比較対象のGalaxy Tab S10 FEはグレーとシルバーの2色展開となっており、より多彩なカラーを求めるならS10 Liteに軍配が上がります。

カラーの違い

  • Galaxy Tab S10 Lite:グレー、シルバー、コーラルレッド
  • Galaxy Tab S10 FE:グレーとシルバーの2色

考え抜かれたボタンとポートの配置

Galaxy Tab S10 Liteの接続ポート

Galaxy Tab S10 Liteのボタンとポートの配置は、実用性に優れています。YouTubeなどの動画を横向きで視聴する際、電源ボタンと音量ボタンは上部のアクセスしやすい位置にあります。ステレオスピーカーは左右の側面に配置されているため、両手で持っても音がこもることがなく、クリアなサウンドを楽しめました。充電用のUSB Type-Cポートは右側面にあり、microSDカードスロットも搭載されているため、写真や動画を大量に保存したい場合でも容量を気にせず使えるのは大きなメリットです。

耐久性:用途を左右する決定的な違い

このタブレットを選ぶ上で最も重要な判断材料となるのが、防水防塵性能です。Galaxy Tab S10 Liteの保護等級はIP42で、これは小雨や水滴程度の保護にとどまります。キッチンでレシピを見ながら料理をする際には、少し気を遣う必要がありました。対照的に、Galaxy Tab S10 FEはIP68という非常に高い防水防塵性能を誇ります。これは、Sペンを含めて粉塵の侵入を完全に防ぎ、水中に沈めても耐えられるレベルです。お風呂でリラックスしながら映画を楽しんだり、アウトドアで急な天候の変化を心配せずに使いたいのであれば、この差は決定的であり、Galaxy Tab S10 FEが明確に優れている点と言えます。

Galaxy Tab S10 Liteの付属品

  • Sペン (Bluetooth非対応)
  • USBケーブル (CtoC)
  • イジェクターピン
  • クイックスタートガイド

まとめ:デザインと耐久性

  • 第一印象:「Lite」という名前からは想像できない、一体成型のメタルボディがもたらす高い質感と高級感。
  • 質感と携帯性:指紋が目立たないマットな仕上げで、524gの軽さは持ち運びにストレスを感じさせない。ただし、携帯性を極めるなら、より薄く軽いGalaxy Tab S10 FE(497g)が選択肢に入る。
  • 実用的な設計:横持ちした際に手を塞がないスピーカー配置や、拡張性の高いmicroSDカードスロットなど、日常の使い勝手がよく考えられている。
  • 耐久性の大きな違い:IP42等級は日常の水しぶきに対する保護が限界。お風呂や屋外など、タフな環境での使用を想定するなら、IP68の強力な防水防塵性能を持つGalaxy Tab S10 FEが圧倒的に安心。

ディスプレイ:Galaxy Tab S10 Lite の鮮やかさと滑らかさ

Galaxy Tab S10 Liteのディスプレイ。

ここでは、タブレット体験の中心となるGalaxy Tab S10 Liteのディスプレイについて、Galaxy Tab S10 FEと比較しながら、その映像美や操作感、そして屋外での見やすさを、実際に使ったからこそわかる視点で詳しくレビューしていきます。

印象を裏切る、自然で美しい発色

Galaxy Tab S10 Liteの電源を入れ、最初に映し出された壁紙を見て、正直少し驚きました。FEと同じTFT液晶という種類ですが、有機ELのような派手な色合いを想像してはいなかったのですが、実際に見た発色は非常に自然で、それでいて鮮やかだったからです。Netflixで実写映画を鑑賞した際も、人物の肌のトーンや風景の色彩が誇張されることなくリアルに描かれ、製作者の意図した色合いを忠実に再現しているように感じました。約1,600万色表示に対応しているだけあり、空の微妙なグラデーションなども美しく表現され、ミドルレンジのタブレットとは思えないほど、ディスプレイの表示品質は非常に高いというのが率直な感想です。

Galaxy Tab S10 Liteのディスプレイ。画面にSF映画。

サイズと解像度:日常使いには十分、だが上には上がいる

ディスプレイサイズは10.9インチで、動画視聴にも電子書籍にも大きすぎず小さすぎず、まさにちょうど良いです。解像度は2112 x 1320ピクセルあり、Webサイトの小さな文字もくっきりと表示され、非常に精細に感じました。比較対象のGalaxy Tab S10 FEも同じ10.9インチですが、解像度は2304 x 1440と、こちらが一段上です。両者を並べて見比べると、高精細な写真やイラストの細部の緻密さでS10 FEに軍配が上がります。日常的な利用ではS10 Liteで全く不満はありませんが、少しでも画質にこだわりたいクリエイティブな用途では、S10 FEがより魅力的に映るかもしれません。

解像度の違い

  • Galaxy Tab S10 Lite:2112 x 1320 px
  • Galaxy Tab S10 FE:2304 x 1440 px

Vision Boosterによる屋外での確かな視認性

Galaxy Tab S10 Liteのディスプレイ。屋外で使用。

輝度は最大600nitsで、室内で使うには十分すぎるほど明るく、発色も鮮やかです。さらに、屋外での視認性を高める「Vision Booster」機能も搭載されています。実際に晴れた日に公園のベンチでKindleアプリを使ってみましたが、木陰であれば文字をはっきりと読むことができました。ただし、より明るい環境での利用を考えるなら、最大800nitsを誇るGalaxy Tab S10 FEに軍配が上がります。直射日光が当たるような場所では、S10 FEの方がよりストレスなく画面を視認できるでしょう。

輝度の違い

  • Galaxy Tab S10 Lite:最大600nits
  • Galaxy Tab S10 FE:最大800nits

90Hzがもたらす、心地よいスムーズな操作感

Galaxy Tab S10 Liteのディスプレイをスクロールさせている。

このディスプレイの大きな魅力の一つが、最大90Hzのリフレッシュレートです。X(旧Twitter)のタイムラインを素早くスクロールしたり、ブラウザで複数のタブを切り替えたりする際の画面の動きは非常に滑らかで、指の操作に遅れることなく追従してくれます。一般的な60Hzのタブレットから乗り換えると、その差は歴然で、日常のあらゆる操作が格段に快適に感じられました。このスムーズな操作感は、同じく90Hzに対応するGalaxy Tab S10 FEでも同様に体験できるため、両者の間に操作の滑らかさの差はありません。

Galaxy Tab S10 Liteのディスプレイ仕様

  • サイズ: 10.9インチ
  • 種類: TFT液晶
  • 解像度: 2112 x 1320 (WUXGA+)
  • リフレッシュレート: 最大90Hz
  • 輝度: 最大600nits
  • 色数: 約1,600万色

まとめ:ディスプレイ

  • 第一印象:TFT液晶ながら、色の再現性が高く自然な発色で、動画コンテンツを存分に楽しめる。
  • 操作の滑らかさ:最大90Hzのリフレッシュレートにより、スクロールやアプリ切り替え時のカクつきがなく、ストレスフリーな操作感を実現している。
  • 解像度と精細さ:日常使いには十分な解像度で、ウェブサイトの小さな文字も鮮明に表示する。ただし、より高精細な表示を求めるならGalaxy Tab S10 FEが優れる。
  • 屋外での視認性:Vision Boosterと最大600nitsの輝度で、明るい場所でもある程度の視認性を確保。より厳しい屋外環境での利用を考えるなら、最大800nitsのGalaxy Tab S10 FEに分がある。

パフォーマンス:Galaxy Tab S10 Lite の日常を支える安定性とバランス

Galaxy Tab S10 Liteの画面。Geekbenchベンチマーク。

ここでは、Galaxy Tab S10 Liteの頭脳であるプロセッサーの性能から、実際の操作感、メモリやストレージの使い勝手までを徹底的にレビューします。より高性能なGalaxy Tab S10 FEと比較しながら、このタブレットがどのような使い方に最適なのかを、実際に使って感じた視点から詳しく解説していきます。

日常使いに最適化されたExynos 1380

Galaxy Tab S10 Liteが搭載するプロセッサーは、Samsung自社製の「Exynos 1380」です。これは5nmプロセスで製造されたオクタコアCPUで、高性能なCortex-A78コアを4基、電力効率に優れたCortex-A55コアを4基搭載しています。この構成により、日常的な作業では快適なパフォーマンスを発揮しつつ、バッテリー消費を抑えるバランスの良さが光ります。グラフィックスを担うのはMali-G68 MP5 GPUです。

一方で、比較対象のGalaxy Tab S10 FEは、より先進的な4nmプロセスで製造された新世代の「Exynos 1580」を搭載しています。CPUアーキテクチャも新しいCortex-A720とA520になり、GPUもAMDの技術を基にしたXclipse 540へと進化しています。この性能差はベンチマークスコアにも明確に表れており、Geekbench 6のマルチコアスコアでS10 Lite2,911点だったのに対し 、S10 FEは3,854点と、30%以上も高い数値を記録しています。

快適なブラウジングから、一歩進んだクリエイティブ作業まで

Galaxy Tab S10 Liteで動画を編集している様子。

スペック上の違いはありますが、Galaxy Tab S10 Liteの実際の動作は非常に快適でした。Chromeでのブラウジングや、画面を分割してのマルチタスクといった日常的な操作でストレスを感じることはありません。しかし、このタブレットの真価は、もう少し負荷のかかるクリエイティブな作業でこそ感じられるかもしれません。

趣味で撮影したデジタルカメラのRAW画像を編集するため、Adobe Lightroomをインストールして使ってみたのですが、そのスムーズな動作には良い意味で期待を裏切られました。数十枚のRAWデータを読み込ませても、プレビューの生成はスムーズで、スライダーを動かして露出や彩度を調整する際も、遅延なくリアルタイムで変化が反映されます。書き出しもスピーディーで、これなら出先のカフェでも本格的な写真編集が十分可能だと感じました。

ただし、LumaFusionのようなアプリで4K動画の本格的な編集に挑戦するとなると、処理にやや時間がかかります。より快適な動画編集環境を求めるのであれば、CPU・GPU性能が大幅に向上しているGalaxy Tab S10 FEがより適していると言えるでしょう。

長時間使っても安心の優れた発熱抑制

Galaxy Tab S10 Liteの側面。

パフォーマンスを語る上で見逃せないのが発熱です。Galaxy Tab S10 Liteは、この点が非常に優れていました。複数のアプリを切り替えながら1時間ほど連続で使用しても、本体背面はほんのり温かくなる程度で、不快な熱を持つことはありませんでした。これは、最大性能を短時間で絞り出すのではなく、安定したパフォーマンスを長時間持続させるという、電力効率を重視したExynos 1380の特性によるものでしょう。熱による性能低下(サーマルスロットリング)を心配することなく、安心して長時間の作業や動画視聴に集中できました。

必要十分なメモリと高速ストレージ

メモリ(RAM)は6GBを搭載しており、基本的なマルチタスクはスムーズにこなせます。さらに注目すべきは、ストレージの一部を仮想メモリとして利用する「RAM Plus」機能です。これにより、物理メモリに加えて数GBの拡張メモリを確保でき、多くのアプリを同時に開いた際の安定性が向上します。実際にこの機能を有効にすると、アプリを頻繁に切り替える際の安心感が増しました。ただ、常に多数のアプリを起動しておくような使い方をするなら、物理的に8GBのメモリを搭載するGalaxy Tab S10 FEの方がより余裕のある体験ができるでしょう。

内蔵ストレージは128GBで、SoCがUFS 3.1規格に対応しているため、データの読み書き速度は非常に高速です。実際にMicrosoft WordやExcelといったアプリの起動は一瞬で、サイズの大きなPDFファイルを開く際も待たされる感覚はありませんでした。さらに、最大2TBまでのmicroSDカードに対応しているため、写真や動画、電子書籍などを大量に保存しても容量不足に悩まされる心配がないのは、大きな安心材料です。

Galaxy Tab S10 Liteのパフォーマンス仕様

  • プロセッサー (SoC): Exynos 1380 (オクタコア 2.4GHz, 2GHz)
  • RAM (メモリ): 6GB
  • 内蔵ストレージ: 128GB (使用可能領域 104.0GB)
  • 外部ストレージ: microSDカード対応 (最大2TB)

まとめ:パフォーマンス

  • CPU性能:Exynos 1380は、Webブラウジングや動画視聴、2画面でのマルチタスクといった日常的な用途で全く不満のない、安定したパフォーマンスを提供する。
  • 性能比較:より高度な処理を求めるなら、CPU・GPU性能ともに30%以上優れるExynos 1580を搭載したGalaxy Tab S10 FEが明確に上位の選択肢となる。
  • 発熱:長時間の使用でも本体が熱くなりにくく、性能低下の心配が少ないため、安心して作業に集中できる。
  • メモリとストレージ:6GBのメモリは日常使いには十分。UFS 3.1対応の高速ストレージと、最大2TBのmicroSDカードによる拡張性で、容量不足の心配はほぼない。

Antutuベンチマーク

Galaxy Tab S10 Liteが搭載するExynos 1380 プロセッサは、Antutu V10 ベンチマーク総合で約60万点を記録する性能を備えています。

実際に測定すると、約58万点で、たしかに60万点に近いスコアでした。

例: Antutu V10.5.2 総合で「580021」、CPUで「191625」、GPUで「137233」、MEMで「108161」、UXで「143002」

一方、「Galaxy Tab S10 FE」はExynos 1580プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約93万点を記録していました。

例: Antutu V10 総合で「932578」、CPUで「305131」、GPUで「270691」、MEMで「163248」、UXで「193508」

Galaxy Tab S10 Liteは「Galaxy Tab S10 FE」よりもスコアが約35万 低くなります。

Exynos 1380性能を比較

Galaxy Tab S10 Liteが搭載するExynos 1380 プロセッサは、他のCPUと比べて、どのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。

Galaxy Tab S10 Lite グラフ Antutu 比較 Exynos1380

CPUランキング

※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. Snapdragon 7+ Gen 3 (Xiaomi Pad 7)・・・Antutu:145万
  2. MediaTek Dimensity 9000 (OPPO Pad 2)・・・Antutu:100万
  3. Exynos 1580 (Galaxy Tab S10 FE シリーズ)・・・Antutu:93万
  4. Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1 (Galaxy Tab S8シリーズ)・・・Antutu:90万
  5. Snapdragon 870 5G (Xiaomi Pad 6)・・・Antutu:70万
  6. Snapdragon 7s Gen 2 (Redmi Pad Pro/POCO Pad)・・・Antutu:62万
  7. Exynos 1380 (Galaxy Tab S10 Lite)・・・Antutu:58万
  8. Exynos 1280 (Galaxy Tab S6 Lite 2024)・・・Antutu:43万
  9. MediaTek Helio G100-Ultra (Redmi Pad 2)・・・Antutu:40万
  10. Helio G99 (OPPO Pad Neo)・・・Antutu:40万

比較から分かること

Galaxy Tab S10 Liteが搭載するExynos 1380プロセッサは、AnTuTu V10スコア58万点というデータから、タブレット市場におけるミドルレンジの下位から中位に位置する性能を持っていると評価できます。この性能は、ウェブサイトの閲覧、SNSの利用、動画コンテンツのストリーミング再生、そして比較的軽めのゲームといった日常的なタスクをスムーズにこなすには十分なレベルです。前世代のExynos 1280からは順当な進化を遂げており、より快適な操作性が期待できます。

しかし、比較リストの上位に位置するプロセッサ群、特にDimensity 9000(100万点)やSnapdragon 7+ Gen 3(145万点)などとは大きな性能差があり、本格的なゲームや高度な動画編集といった高負荷な処理を頻繁に行うユーザーにとっては、力不足を感じる場面があるでしょう。同じシリーズ内でも、より高性能なExynos 1580を搭載するFEモデルとは明確な差別化が図られており、「Lite」という名称が示す通り、あくまでシリーズの入門機としての位置づけを性能面からも裏付けています。

ゲーム性能:Galaxy Tab S10 Lite で人気タイトルはどこまで遊べるか?

Galaxy Tab S10 Liteで原神をプレイしている様子。

ここでは、Galaxy Tab S10 Liteが搭載するExynos 1380プロセッサが、人気のスマートフォンゲームをどの程度快適にプレイできるのかを、実際のプレイフィールとフレームレート(FPS)を交えて徹底的にレビューしていきます。

原神 (Genshin Impact)

まず試したのは、美しいグラフィックで知られ、非常に高い処理性能を要求されるオープンワールドRPG「原神」です。グラフィック設定を「中」にしてプレイを開始すると、広大なフィールドを探索している間は30fps前後で比較的スムーズに動作しました。しかし、複数の敵との激しい戦闘になり、派手な元素爆発が画面を覆うような場面では、フレームレートが20fps台まで落ち込み、明らかなカクつきを感じました。快適さを求めるなら、設定を「低」に落とすのが賢明です。この設定であれば、ほとんどの場面で30fps以上を維持でき、探索も戦闘もストレスなく楽しめました。最高画質でテイワットの世界を堪能するには、やや力不足な印象です。

フォートナイト (Fortnite)

次に、世界的な人気を誇るバトルロイヤルゲーム「フォートナイト」に挑戦しました。グラフィック設定を「中」にすると、ゲーム序盤のマッチングや降下中は平均30fpsで動作します。しかし、敵と遭遇して建築バトルが始まったり、多くのプレイヤーが入り乱れる終盤の戦闘では、フレームレートが不安定になりがちでした。勝利を追求するなら、グラフィック設定を「低」にすることをお勧めします。これにより、フレームレートが安定して30fpsを維持しやすくなり、エイム操作の遅延も感じにくくなりました。競技レベルでのプレイを目指すには厳しいですが、カジュアルに楽しむ分には十分な性能です。

Call of Duty: Warzone Mobile

最大120人が参加する大規模バトルロイヤルFPS「Warzone Mobile」は、モバイルゲームの中でも特に高いスペックを要求します。快適なプレイのためには、画質設定を「低」にすることが必須でした。この設定で、フレームレートは30fps前後で推移します。しかし、多くのプレイヤーが一斉に降下する序盤や、建物が密集するエリアでの銃撃戦では、負荷が増大し20fps台に落ち込むこともありました。一瞬の油断が勝敗を分けるこのゲームでは、グラフィックの美しさよりも、安定したフレームレートで敵を捉えることに集中したいプレイヤー向けのパフォーマンスと言えるでしょう。

ウマ娘 プリティーダービー (Uma Musume Pretty Derby)

3Dで描かれるレースやライブシーンが魅力の「ウマ娘」は、これまで試した3タイトルに比べると、はるかに快適なプレイ体験でした。標準の画質設定では、育成パートから手に汗握るレースシーン、そして圧巻のウイニングライブに至るまで、ほぼ全ての場面で60fpsに張り付いた非常に滑らかな動きを楽しめました。「高画質」設定にしてもほとんどのシーンで安定していましたが、特に豪華な演出のライブでは、ごく稀にフレームレートがわずかに落ち込むことがある程度で、ゲームプレイに支障は全くありませんでした。

崩壊:スターレイル (Honkai: Star Rail)

最後に、「原神」と同じ開発元が手掛けるスペースファンタジーRPG「崩壊:スターレイル」をプレイしました。グラフィック設定を「中」にすることで、フィールド探索からターン制の戦闘まで、30fpsで安定してストレスなく楽しむことができました。キャラクターの必殺技カットインなど、特にエフェクトが豪華な場面では一時的にフレームレートが揺らぐことはありましたが、ゲームプレイに深刻な影響を与えるほどではありません。60fpsモードも選択できますが、「低」設定にしても安定維持は難しいため、美しいグラフィックと安定性のバランスを考えると、「中」設定の30fpsでプレイするのが最も良い選択だと感じました。

まとめ:ゲーム性能

Exynos 1380プロセッサの性能は、「ウマ娘 プリティーダービー」のような比較的負荷の軽いゲームや、中量級のゲームを標準的な設定で快適にプレイするには十分です。

一方で、「原神」や「Call of Duty: Warzone Mobile」といった最新のヘビー級3Dゲームを高品質・高フレームレートで楽しむには力不足であり、快適なプレイのためにはグラフィック設定を「中」以下に調整することが必須となります。日常的な用途に加え、幅広いジャンルのゲームを画質にこだわりすぎずに楽しみたいユーザーにとって、バランスの取れたパフォーマンスです。

AI機能:Galaxy Tab S10 Lite の日常をスマートにする便利な相棒

Galaxy Tab S10 LiteのGalaxy AIキー

ここでは、Galaxy Tab S10 Liteに搭載されたAI機能が、日々の作業やクリエイティブな活動をどれだけ便利にしてくれるのかをレビューします。より多機能なAIを搭載するGalaxy Tab S10 FEと比較しながら、実際に使って感じたその実力と魅力に迫ります。

Galaxy AIキーで、思考を止めないスマートアシスト

Galaxy Tab S10 Liteは、別売りの「Book Cover Keyboard」を装着することで、物理的な「Galaxy AIキー」が使えるようになります。この専用キーを1回押すだけで、Bixby(サムスンのAIアシスタントシステム)またはGoogle Geminiといった設定済みAIアシスタントを瞬時に起動できます。

実際にSamsung Notesで文章を作成中、ふと調べたいことが出てきた際にこのキーを押し、Geminiに質問することで、アプリを切り替えることなく回答を得られました。思考の流れを止めずに作業を続けられるこの体験は、非常に快適です。さらに、Altキーと同時に押せば、BixbyとGeminiを切り替えることも可能で、まさにタスクをより簡単かつスピーディにこなすための機能だと感じました。

AI消しゴムで叶える、理想の一枚

Galaxy Tab S10 Liteの「AI消しゴム」機能

写真編集で特に感動したのが「AI消しゴム」機能です。旅行先で撮影した風景写真に、意図せず電線が映り込んでしまったのですが、Sペンでその部分をなぞるだけで、驚くほど自然に消し去ることができました。空の背景も違和感なく補完され、まるで最初から何もなかったかのようでした。編集ツールの起動に一瞬待たされる感覚はありましたが、この手軽さで写真のクオリティを一段上げられるのは、SNSに投稿する際に大きな魅力だと感じました。

「かこって検索」で、途切れない情報収集体験

Galaxy Tab S10 Liteは、画期的な「かこって検索」機能にも対応しています。実際にSNSを閲覧中に、友人が投稿した写真に写っていたお洒落なカフェが気になったのですが、アプリを閉じる必要はありませんでした。ホームボタンを長押ししてSペンでカフェの建物を丸で囲むだけで、即座にGoogleの検索結果が表示され、お店の名前と場所を特定できました。視聴中や読書中など、作業を中断することなく、気になった情報を直感的に調べられるこの機能は、情報収集の効率を劇的に向上させてくれると感じました。

Sペンで高まる生産性:手書きをAIが強力サポート

Galaxy Tab S10 LiteのSペン、キーボードで作業している。

SペンとAI機能の連携は、このタブレットの生産性を大きく向上させています。私が走り書きした乱雑な議事録メモも、「手書き入力のヘルプ」機能を使えば、自動で線や文字が整列され、瞬時に見やすいデジタルノートに変換されました。また、学生やエンジニアにとって心強いのが「数式ソルバー」機能です。試しに手書きで数式を書いてみると、即座に答えを計算してくれました。これらの機能により、手書きの利便性とデジタルの効率性が見事に融合していると感じました。

機能の差は明確、よりクリエイティブな体験を求めるならFE

Galaxy Tab S10 LiteのAI機能は日常使いで非常に実用的ですが、より高度でクリエイティブなAI体験を求めるなら、Galaxy Tab S10 FEがその期待に応えてくれます。S10 FEには、S10 LiteにはないユニークなAI編集機能が追加されています。例えば、集合写真で全員が最高の表情になるように合成してくれる「ベストフェイス」機能や、動画からハイライトシーンを自動で抽出・編集してくれる「自動トリミング」機能です。

また、S10 Liteはフラッグシップモデルが持つ全てのAI機能を搭載しているわけではなく、通話内容をリアルタイムで翻訳する「ライブ通訳」や、ボイスレコーダーの「リアルタイム文字起こし」といった高度な機能には対応していません。S10 LiteのAIは、あくまで日々の生産性向上にフォーカスした、実用的なツールセットと言えるでしょう。

Galaxy Tab S10 LiteのAI機能 一覧

  • かこって検索
  • AI消しゴム
  • 数式ソルバー
  • 手書き入力のヘルプ
  • Galaxy AIキーによるAIアシスタント起動(別売りキーボード使用時)

まとめ:AI機能

  • 基本性能:日常の生産性を高めるための実用的なAI機能(AI消しゴム、かこって検索など)は一通り搭載されている。
  • Sペンとの連携:手書きメモの自動整形や数式計算など、Sペンと組み合わせることでAI機能の真価が発揮される。
  • 機能の限定:ライブ通訳やリアルタイム文字起こしといった、フラッグシップモデルに搭載されている高度なAI機能は非対応。
  • FEとの差:よりクリエイティブな写真・動画編集(ベストフェイス、自動トリミング)をAIで楽しみたいなら、追加機能を搭載したGalaxy Tab S10 FEが明確な上位モデルとなる。

Sペンとキーボード:Galaxy Tab S10 Lite を創造と仕事のツールに変える魔法の杖

Galaxy Tab S10 Lite 本体とSペン

ここでは、Galaxy Tab S10 Liteの最大の魅力とも言える付属の「Sペン」と、その生産性を飛躍的に向上させる別売りの「専用キーボード」について、実際の使用感を交えてレビューします。これらのアクセサリーが、どのようにタブレット体験を変えるのか、Galaxy Tab S10 FEと比較しながら見ていきましょう。

箱から出してすぐ使える、高品質なSペン体験

Galaxy Tab S10 Liteが多くのタブレットと一線を画すのは、追加費用なしで高性能なSペンが同梱されている点です。実際にメモを取ってみて驚いたのは、その滑らかな書き心地と追従性の高さです。紙に書いているかのような自然な感覚で、遅延を感じることは一切ありませんでした。

その実力を確かめるべく、プロのクリエイターも利用するアプリ「Clip Studio Paint」でイラスト制作を試みました。画面にペンを走らせると、遅延をまったく感じさせずに線が描かれていく追従性の高さにまず驚かされます。軽いタッチで繊細な細い線を描いたり、ぐっと力を込めて力強い太い線を描いたりと、筆圧の加減がダイレクトに反映される感度の良さも申し分ありません。

Galaxy Tab S10 LiteのSペンで描いたイラスト。

ディスプレイ表面はガラス特有の滑らかさがありますが、コントロールを失うほど滑りすぎることはなく、安定したストロークが可能です。アプリの多機能なブラシツールやレイヤーパネルも、Sペンで直感的に操作でき、ツール選択から描画までの一連の流れが非常にスムーズでした。

ただ、ディスプレイ表面は少し滑りやすいため、より紙に近い描き心地を求めるなら、ペーパーライクフィルムを貼ることをお勧めします。Sペンは本体背面にマグネットで固定できますが、少し磁力が弱いと感じる場面もあったため、持ち運ぶ際はペンを保護できる純正ケースを併用するとより安心です。

いざという時に役立つ「画面オフメモ」機能

画面オフメモ」は、タブレットがスリープ状態のままでも、ロックを解除することなく即座にメモを開始できる便利な機能です。Sペンの側面にあるボタンを押しながら、黒い画面をペン先でタップするだけで、すぐにメモ帳として書き始めることができます。

先日、まさにこの機能に助けられました。重要な電話の最中に、口頭で長い予約番号を伝えられたのです。手元に紙とペンがなく一瞬焦りましたが、すぐにSペンを取り出し、スリープ画面をタップして番号を書き留めることができました。アプリを探す手間なく、重要な情報を逃さずに済んだことで、この機能の実用性の高さを改めて実感しました。

タブレットからPCへ、キーボードで変わる作業効率

Galaxy Tab S10 Liteのキーボード。真上から見る。

Galaxy Tab S10 Liteには、別売りの純正アクセサリーとして「Book Cover Keyboard」と「Book Cover Keyboard Slim」が用意されています。これらのキーボードを装着することで、タブレットは強力な生産性ツールへと変貌します。特に注目すべきは、UIがWindowsのようなデスクトップ環境に切り替わる「DeXモード」です。これにより、複数のアプリをウィンドウで開く、まさにPCライクなマルチタスクが可能になります。

実際にDeXモードを起動し、取引先への少し長めの報告書を作成してみました。キーボードに手を置くと、そのしっかりとした打鍵感に驚きました。キーピッチも窮屈さを感じさせず、各キーが適度な反発力で応えてくれるため、リズミカルに長文を打ち込むことができました。トラックパッドの反応も良好で、カーソル操作や二本指でのスクロールも滑らかです。しばらく作業していると、自分がタブレットを使っていることを忘れてしまうほどで、まさにコンパクトなノートPCと遜色ない感覚で、快適に作業に没頭できました。

Galaxy Tab S10 LiteのSペン・キーボードの仕様

  • Sペン: 本体に同梱, Bluetooth非対応, 本体背面にマグネットで取り付け可能, 画面オフメモ機能対応
  • キーボード: 別売りアクセサリー(Book Cover Keyboard / Book Cover Keyboard Slim), DeXモード対応, Galaxy AIキー搭載

まとめ:Sペンとキーボード

  • 圧倒的な価値:高性能なSペンが追加購入不要で付属しており、コストパフォーマンスが非常に高い。
  • 極上の書き心地:紙に書くような自然な応答性と追従性を実現し、メモ書きからクリエイティブな作業まで快適。
  • 生産性の飛躍:別売りのキーボードと「DeXモード」を組み合わせることで、タブレットがPCライクな作業環境へと変貌する。
  • FEとの比較:Sペンやキーボードがもたらす中核的な体験はGalaxy Tab S10 FEと遜色なく、これらの機能を求めるならS10 Liteは非常に魅力的な選択肢となる。

カメラ性能:Galaxy Tab S10 Lite の実用性と割り切り

Galaxy Tab S10 Liteの背面。カメラが見える。

ここでは、Galaxy Tab S10 Liteのカメラ性能について、タブレットとしての役割を考えながらレビューします。スマートフォンとは異なるタブレットのカメラに何を求めるべきか、そして、より高性能なカメラを搭載するGalaxy Tab S10 FEと比較して、その実力差がどのような場面で現れるのかを、実際の撮影体験を基に詳しく解説していきます。

ビデオ通話と記録に徹した、シンプルなカメラ構成

Galaxy Tab S10 Liteは、背面に800万画素のメインカメラ、前面に500万画素のカメラを搭載しています。どちらもシングル構成で、超広角や望遠といった機能はありません。これは、タブレットのカメラが主にビデオ通話や資料の撮影といった実用的な目的で使われることを想定した、割り切った仕様と言えるでしょう。

この点は、比較対象のGalaxy Tab S10 FEと大きく異なります。S10 FEは背面に1300万画素、前面には1200万画素もの高画素なカメラを搭載しており、特にビデオ通話の画質を左右する前面カメラの性能差は歴然です。高画質な映像でコミュニケーションを取りたいのであれば、この差は無視できません。

機能はシンプル、しかし動画性能に大きな壁

カメラアプリの機能はシンプルで、直感的に操作できます。オートフォーカスもスムーズに作動し、記録用途としては十分な性能です。しかし、注目すべきは動画撮影性能の違いです。Galaxy Tab S10 Liteの動画撮影はフルHD(1920 x 1080)解像度が上限ですが、Galaxy Tab S10 FEは4K(3840 x 2160)での高精細な撮影に対応しています。この差は、撮影した映像を後から編集したり、大画面で視聴したりする際に、画質の鮮明さとして明確に現れます。

実写レビュー:ビデオ会議と資料撮影での実力

では、実際の使用感はどうでしょうか。まず、500万画素の前面カメラを使ってGoogle Meetでのビデオ会議に参加してみました。ディスプレイの中央にカメラが配置されているため、自然な目線で会話ができます。明るい室内であれば、相手に自分の表情をクリアに伝えるには十分な画質でした。しかし、少し照明を落とした部屋では、映像にノイズが乗りやすい印象です。仕事で頻繁にビデオ会議を行い、相手に良い印象を与えたいと考えるなら、1200万画素を誇るS10 FEの方が圧倒的に安心感があります。

次に、背面の800万画素カメラで、会議室のホワイトボードに書かれた議事録を撮影してみました。オートフォーカスは素早く合焦し、撮影した写真の文字は、後から見返してもはっきりと読むことができました。このように、書類やメモをデジタル化するスキャナー代わりの使い方であれば、S10 Liteのカメラ性能で不満を感じることはないでしょう。

動画撮影は「記録用」と割り切るのが賢明

動画性能については、フルHDでの撮影が可能ですが、手ぶれ補正機能は強力ではないため、動きながらの撮影には向きません。三脚などで固定して撮影すれば、簡単なビデオメモとしては活用できます。先日、子供のピアノの練習風景を記録してみましたが、あくまで家庭内での確認用と割り切れば十分な画質でした。しかし、作品として残したい、後から編集して楽しみたいといった用途であれば、4K撮影が可能なGalaxy Tab S10 FEを選ぶべきです。4Kで撮影しておけば、後から映像の一部を切り出してフルHD画質で使うといった柔軟な編集も可能になります。

Galaxy Tab S10 Liteのカメラ仕様

  • 背面カメラ: 800万画素, オートフォーカス対応, フラッシュ非対応
  • 前面カメラ: 500万画素
  • 動画撮影解像度: フルHD (1920 x 1080) @30fps

まとめ:カメラ性能

  • 前面カメラの役割:明るい場所でのビデオ通話には十分な性能。ただし、ビジネスシーンなど高画質が求められる場面では、1200万画素のGalaxy Tab S10 FEが圧倒的に有利。
  • 背面カメラの実用性:書類やホワイトボードの撮影など、記録・スキャン用途には十分な800万画素。より精細な記録を求めるなら1300万画素のS10 FEが適任。
  • 動画性能の明確な差:フルHD撮影が上限のS10 Liteに対し、Galaxy Tab S10 FEは4K撮影に対応。高精細な動画を残したいならFE一択。
  • 総評:Galaxy Tab S10 Liteのカメラは、あくまでビデオ通話や記録といった「実用性」に特化した性能であり、クリエイティブな撮影を期待するべきではない。

バッテリー持ちと充電:Galaxy Tab S10 Lite の一日を支えるスタミナと課題

Galaxy Tab S10 Liteの背面

ここでは、タブレットの携帯性を左右する重要な要素である、Galaxy Tab S10 Liteのバッテリー性能と充電速度についてレビューします。一日中安心して使えるのか、充電はスピーディーか、そして、より高性能なGalaxy Tab S10 FEと比較してどのような違いがあるのかを、実際の使用感を交えながら詳しく解説していきます。

一日中楽しめる、安心の大容量バッテリー

Galaxy Tab S10 Liteは、11インチクラスのタブレットとしては標準的で十分な容量である8,000mAhのバッテリーを搭載しています。公式のスペックでは、最大16時間の動画再生が可能とされています。実際にその実力を試すべく、休日にNetflixでドラマシリーズを一気見してみました。

朝10時に100%の状態から視聴を開始し、昼休憩を挟みつつ夕方まで約6時間ぶっ続けで再生しましたが、バッテリー残量はまだ50%以上ありました。これなら、外出先で一日中動画視聴やブラウジングを楽しんでも、バッテリー切れの心配はほとんどないでしょう。外出先で一日使うには十分な駆動時間です。

ただし、比較対象のGalaxy Tab S10 FEは、同じ8,000mAhのバッテリー容量でありながら、より電力効率の良いCPUを搭載しているためか、最大20時間もの動画再生が可能です。長時間移動などで、少しでも長く動画を楽しみたいユーザーにとっては、この4時間の差は大きな魅力となるでしょう。

必要十分な充電速度、しかし「急速」を求めるならFEに軍配

充電性能については、25Wの急速充電に対応しています。バッテリーが空に近い状態から充電を開始したところ、満充電までにかかった時間はおよそ2時間でした。夜寝る前に充電しておく使い方であれば特に問題はありませんが、朝の忙しい時間帯や、外出先で急いで充電したい場面では、少し物足りなさを感じるかもしれません。

この点において、Galaxy Tab S10 FEとの差は歴然です。S10 FEは最大45Wという、S10 Liteの倍近い速度での超急速充電に対応しています。実際に、S10 FEはわずか30分で約50%までバッテリーを回復させることができます。頻繁にタブレットを持ち出し、短い時間で効率的に充電したいと考えるアクティブなユーザーにとっては、S10 FEの充電速度は非常に大きなアドバンテージです。

標準的なUSB-Cポートと、非対応のワイヤレス充電

充電ポートには、現在主流のUSB Type-Cが採用されています。ただし、規格はUSB 2.0であるため、PCとの間で大容量の動画ファイルなどを有線で転送する際の速度は、最新の規格に比べると見劣りします。クラウドストレージをメインで使う私のようなユーザーには影響ありませんが、頻繁に有線でのデータ転送を行う方は留意すべき点です。また、本体がアルミニウム製であることもあり、ワイヤレス充電には対応していません。

Galaxy Tab S10 Liteのバッテリー仕様

  • バッテリー容量: 8,000mAh (標準)
  • 動画再生時間: 最大16時間
  • 急速充電: 25W対応
  • 充電ポート: USB Type-C (USB 2.0)
  • ワイヤレス充電: 非対応

まとめ:バッテリー持ちと充電

  • バッテリー持続時間:8,000mAhの大容量バッテリーを搭載し、最大16時間の動画再生が可能 。一日中安心して使える十分なスタミナを確保している。
  • 充電速度:25Wの急速充電に対応し、約2時間で満充電が可能 。就寝中の充電には十分だが、日中の急速な充電にはやや力不足。
  • FEとの明確な差:同じバッテリー容量ながら、S10 FEはより長時間の動画再生(最大20時間)と、圧倒的に高速な45W充電に対応しており 、携帯時の利便性で大きく上回る。
  • その他仕様:充電ポートはUSB 2.0規格のType-Cで、ワイヤレス充電には対応していない。

オーディオと通信性能:Galaxy Tab S10 Lite のエンタメ体験と接続性

Galaxy Tab S10 Liteのディスプレイ。画面にサッカーの動画。

ここでは、映画鑑賞や音楽体験の質を左右するオーディオ性能と、日々の使い勝手の基盤となるWi-FiやBluetoothなどの通信性能についてレビューします。Galaxy Tab S10 Liteがどのようなエンタメ体験を提供してくれるのか、また、Galaxy Tab S10 FEとの間に性能差は存在するのか、詳しく見ていきましょう。

没入感を高める、クリアで広がりのあるサウンド

Galaxy Tab S10 Liteは、本体を横向きに持った際の左右側面にデュアルスピーカーを搭載しており、本格的なステレオサウンドを楽しめます。実際にYouTubeでアーティストのライブ映像を視聴してみましたが、その音質の良さには驚きました。ボーカルの声はクリアに聞こえ、左右のスピーカーから広がるサウンドは臨場感たっぷりです。Dolby Atmosにも対応しているため、対応する映画や音楽では、さらに没入感のある音響体験が可能です。音量は極端に大きいわけではありませんが、最大にしても音が割れることなく、タブレットの内蔵スピーカーとしては非常に高品質だと感じました。

最新規格に対応したワイヤレス接続

最近の多くのデバイスと同様に、3.5mmイヤホンジャックは搭載されていませんが、最新規格であるBluetooth 5.3に対応しているため、ワイヤレスイヤホンとの接続は非常に快適です。手持ちのGalaxy Buds FEをペアリングして通勤中に音楽を聴いてみましたが、一度も音飛びすることなく、安定した接続を維持してくれました。動画視聴時の音声の遅延も全く感じられず、ストレスなくコンテンツに集中できます。この点は、同じくBluetooth 5.3に対応するGalaxy Tab S10 FEも同様で、ワイヤレス環境における体験の質に両者の差はないと言えるでしょう。

快適なインターネットと信頼性の高い接続性

通信性能の核となるWi-Fiは、高速通信が可能なWi-Fi 6(802.11ax)に対応しています。自宅のWi-Fi 6環境で使ってみたところ、アプリのダウンロードは迅速で、Netflixでの4Kストリーミング再生も一度も途切れることなくスムーズでした。ルーターから少し離れた部屋に移動しても、接続は安定したままでした。また、GPSも搭載しており、地図アプリでの位置情報も正確に取得できます。なお、このモデルはWi-Fi専用機であり、SIMカードを挿入してのモバイルデータ通信はできません。比較対象のGalaxy Tab S10 FEもWi-Fi 6対応のWi-Fi専用モデルであるため 、基本的な通信性能において両モデルに優劣の差はありません。

Galaxy Tab S10 Liteのオーディオ・通信性能仕様

  • オーディオ: デュアルスピーカー, Dolby Atmos®対応
  • イヤホンジャック: USB Type-C
  • Wi-Fi: 802.11a/b/g/n/ac/ax 2.4GHz+5GHz, HE80, MIMO, 1024-QAM (Wi-Fi 6)
  • Bluetooth: Bluetooth v5.3
  • 位置情報: GPS, Glonass, Beidou, Galileo, QZSS

まとめ:オーディオと通信性能

  • スピーカー品質:横向き設置のデュアルステレオスピーカーは、タブレット内蔵とは思えないほどクリアで広がりのあるサウンドを提供し、動画や音楽への没入感を高めてくれる。
  • ワイヤレス接続:最新規格のWi-Fi 6とBluetooth 5.3に対応しており、高速で安定した通信と、遅延の少ないワイヤレスオーディオ体験を実現している。
  • 接続の制約:3.5mmイヤホンジャックは非搭載で、Wi-Fi専用モデルのため単体でのモバイルデータ通信はできない。
  • FEとの比較:オーディオ品質、Wi-Fi、Bluetoothの規格においてGalaxy Tab S10 FEとの間に実質的な差はなく、どちらも高いレベルで標準的なニーズを満たしている。

OSと機能:Galaxy Tab S10 Lite の未来への投資価値とエコシステム

Galaxy Tab S10 LiteのUI画面。アプリ一覧。

ここでは、Galaxy Tab S10 Liteのソフトウェア体験の核心に迫ります。特に、このタブレットが持つ最大の強みである長期的なOSアップデート保証、そして日々の創造性を刺激するアプリ群や、他のGalaxy製品とのシームレスな連携機能について、Galaxy Tab S10 FEと比較しながら詳しくレビューしていきます。

直感的なUIと豊富なカスタマイズ性

Galaxy Tab S10 Liteは、最新のAndroid 15をベースにしたSamsung独自のOne UIを搭載しています。普段からGalaxyスマートフォンを使っている私にとっては、非常に馴染み深く、直感的に操作できるインターフェースでした。アプリアイコンの配置や設定メニューの構成が分かりやすく、初めて触る人でも迷うことは少ないでしょう。特に気に入っているのが、カスタマイズアプリ「Good Lock」です。これを使うと、通知パネルの色を自分好みに変えたり、最近使ったアプリの表示形式をカード型からリスト型に変更したりと、細部まで自分仕様にカスタマイズできます。画一的になりがちなタブレットの画面を、自分だけの特別な空間に仕上げていく過程は非常に楽しい体験でした。

創造性を刺激するアプリ群と限定特典

Galaxy Tab S10 Liteの画面。プリインストールアプリのアイコン。

このタブレットは、箱から出してすぐにクリエイティブな活動を始められる点が大きな魅力です。プロも愛用するペイントアプリ「Clip Studio Paint」が6ヶ月間も無料で使えるので、早速ダウンロードしてイラスト制作に挑戦してみました。豊富なブラシやツールを試しながら、デジタルで絵を描く楽しさを存分に味わうことができ、これから趣味を始めたい人には絶好の機会だと感じました。

その他のGalaxy Tab S10 Liteで利用できるアプリ 一覧

Goodnotes: 学生から社会人まで幅広く支持されるノートアプリの決定版です。Galaxy Storeからダウンロードすることで、全ての機能が使えるフルバージョンを1年間も無料で利用できます。講義ノートや議事録の作成が、これまで以上に快適になりました。

LumaFusion: スマートフォンやタブレット向けとしては最高峰とも言える高機能な動画編集アプリです。Galaxy Storeから購入する際に、なんと66%もの大幅な割引が適用されます。さらに、プロ向けの素材などが使える「Creator Passサブスクリプション」も1ヶ月間無料で利用でき、動画制作のハードルを大きく下げてくれます。

Notion: 仕事のタスク管理から個人の趣味の記録まで、あらゆる情報を整理できる万能アプリです。AIアシスタント機能が付いた「Plusプラン」を1ヶ月間無料で試すことができます。

その他のアプリ: 上記以外にも、人気のノートアプリ「Noteshelf 3」や建築・設計向けのCADアプリ「ArcSite」などで割引や無料トライアルが提供されています。定番のスケッチアプリ「Sketchbook」や写真編集アプリ「Picsart」も別途ダウンロードして利用可能です。

Galaxyエコシステムによるシームレスな連携

Galaxy製品間の連携は、期待通り非常にスムーズでした。手持ちのGalaxyスマートフォンから写真や連絡先を移行するために「Smart Switch」機能を使ってみましたが、ワイヤレスであっという間に転送が完了し、驚きました。また、普段使っているワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」は、充電ケースを開いただけでタブレットが即座に認識し、ペアリングが完了。複雑な設定なしに、すぐに動画視聴を楽しめたこのシームレスな体験は、Galaxyユーザーにとって大きなメリットです。

生体認証:利便性を左右する指紋センサーの有無

生体認証は顔認証に対応しており、日中の明るい室内であれば、画面に顔を向けるだけですばやくスムーズにロックを解除でき、ストレスを感じることはありませんでした。しかし、ここはGalaxy Tab S10 FEとの明確な違いがあります。S10 FEは顔認証に加え、電源ボタン一体型の指紋センサーを搭載しているのです。就寝前の薄暗い寝室でタブレットを使おうとした際、S10 Liteの顔認証がうまくいかず、パスコードの入力を求められることがありました。このような場面でも、指で触れるだけですばやく確実にロックを解除できる指紋認証は、日々の小さなストレスを解消してくれる大きな利点だと感じました。

Galaxy Tab S10 LiteのOS・機能 一覧

  • OS: Android 15
  • ソフトウェアサポート: 最大7世代のAndroid OSアップグレード、7年間のセキュリティアップデート
  • 生体認証: 顔認証
  • プリインストールアプリ特典: Clip Studio Paint (6ヶ月無料), Goodnotes (1年無料)など多数
  • エコシステム連携: Smart Switch , SmartThings対応 , Galaxy Buds連携

まとめ:OSと機能

  • OSアップデート保証:最大7世代という長期的なOS更新が約束されており、一度購入すれば長く安心して最新機能を利用できる。これはGalaxy Tab S10 FEも同様の強み。
  • 生体認証の差:S10 Liteは顔認証のみに対し、Galaxy Tab S10 FEはより高速で確実な指紋認証センサーを追加で搭載している。
  • クリエイティブな価値:多くのプロ向けアプリで無料トライアルなどの限定特典が用意されており、購入後すぐに創造性を試すことができる。
  • Galaxyエコシステム:Galaxyスマートフォンからのデータ移行や、Galaxy Budsとの連携は非常にスムーズで、既存のGalaxyユーザーにとって大きなメリットとなる。

Galaxy Tab S10 LiteとGalaxy Tab S10 FEの主な違い

Galaxy Tab S10 LiteのSペンでイラストを描いている。

Galaxy Tab S10 Lite」と「Galaxy Tab S10 FE」は、同じS10シリーズに属しながらも、コンセプトやターゲットユーザーが異なる戦略的なモデルです。ここでは、両者のスペックや特徴を項目ごとに比較し、どのような違いがあるのかを詳しく解説します。

OSおよびソフトウェアアップデート保証

  • Galaxy Tab S10 Lite: 最大7世代分のAndroid OSアップグレード、2032年8月31日までのセキュリティアップデートが保証されています。
  • Galaxy Tab S10 FE / S10 FE+: 2032年4月30日までのセキュリティアップデートが保証。OSアップグレードはAndroid 22までAndroid 15から数えて7世代分に相当)。
  • 違い: 両モデルともに最大7世代の長期OS更新が保証されており、優劣の差はありません。

プロセッサ(CPU)

  • Galaxy Tab S10 Lite: Exynos 1380 (5nmプロセス)。
  • Galaxy Tab S10 FE / S10 FE+: Exynos 1580 (4nmプロセス)。
  • 違い: S10 FEが搭載するExynos 1580は、S10 LiteのExynos 1380と比較してCPU性能で最大35%、GPU性能で最大53%も高性能であり、処理能力に大きな差があります。

ディスプレイ

  • Galaxy Tab S10 Lite: 10.9インチ TFT液晶 (2112 x 1320), 最大輝度600nits。
  • Galaxy Tab S10 FE: 10.9インチ TFT液晶 (2304 x 1440), 最大輝度800nits。
  • 違い: 同じ画面サイズですが、S10 FEの方が解像度が高く、より明るいディスプレイを搭載しているため、屋外での視認性や映像の精細さで優れています。

メモリ

  • Galaxy Tab S10 Lite: 6GB。
  • Galaxy Tab S10 FE / S10 FE+: 8GB。
  • 違い: S10 FEの方が2GB多くのメモリを搭載しており、複数のアプリを同時に使用する際の快適さ(マルチタスク性能)で勝っています。

カメラ

  • Galaxy Tab S10 Lite: 背面800万画素、前面500万画素、動画撮影はFHD。
  • Galaxy Tab S10 FE / S10 FE+: 背面1300万画素、前面1200万画素、動画撮影は4K。
  • 違い: S10 FEは、静止画・動画ともに、S10 Liteを大幅に上回る高画質なカメラ性能を備えています。

耐久性(防水防塵)

  • Galaxy Tab S10 Lite: IP42(防滴レベル)。
  • Galaxy Tab S10 FE / S10 FE+: IP68(完全な防水防塵レベル)。
  • 違い: IP68に対応するS10 FEは、水深1.5mの淡水に30分間耐えられるほどの強力な防水性能を持ち、お風呂やアウトドアなど、利用シーンの幅が格段に広がります。

サイズ、重量、カラー

  • Galaxy Tab S10 Lite: 厚さ6.6mm、重量524g、カラーは3色(グレー、シルバー、コーラルレッド)。
  • Galaxy Tab S10 FE: 厚さ6.0mm、重量497g、カラーは2色(グレー、シルバー)。
  • 違い: S10 FEの方がより薄く、約27g軽量で携帯性に優れています 。一方で、S10 Liteの方がカラーバリエーションが豊富です。

AI機能

  • Galaxy Tab S10 Lite: Galaxy AIキー、AI消しゴム。
  • Galaxy Tab S10 FE / S10 FE+: Galaxy AIキー、AI消しゴムに加え、「かこって検索」、ベストフェイス、自動トリミングといった、より高度なAI機能を搭載。
  • 違い: S10 FEの方が、検索機能やクリエイティブな画像・動画編集をサポートする、より広範なAI機能を備えています。

まとめ

Galaxy Tab S10 Lite」と「Galaxy Tab S10 FE」は、同じシリーズ名を冠しながらも、明確に異なる特徴を持っています。Galaxy Tab S10 FEは、プロセッサ、ディスプレイ、カメラ、耐久性といった基本性能のあらゆる面でS10 Liteを上回る、よりプレミアムなモデルです。

一方、Galaxy Tab S10 Liteは、手頃な価格設定でありながら、7世代のOSアップグレードという明確な長期サポートを保証している点が最大の強みです。ユーザーは、高性能・高耐久性を取るか、コストパフォーマンスと未来への投資価値を取るかで、最適な一台を選択することになるでしょう。

Galaxy Tab S10 Liteのメリット・デメリット

Galaxy Tab S10 LiteでFPSゲームをプレイしている。

Galaxy Tab S10 Liteは、多くの魅力を持つ一方で、いくつかの明確な弱点も抱えています。ここでは、同価格帯のライバル製品と比較しながら、その長所と短所を詳しく掘り下げていきます。このタブレットが本当にあなたにとって最適な一台なのか、見極めるための参考にしてください。

メリット(長所、利点)

メリット1:Sペン標準付属の圧倒的な価値

最大のメリットは、追加費用なしで高性能なSペンが箱に同梱されている点です。AppleのiPad(第11世代)やXiaomi Pad 7では、同等のスタイラスペンを別途購入する必要があり、数万円の追加出費となります。メモ書きから本格的なイラスト制作まで、購入したその日から始められるS10 Liteのコストパフォーマンスは、他の追随を許しません。

メリット2:7世代OS更新保証という未来への安心感

Galaxy Tab S10 Liteは、最大7世代のAndroid OSアップグレードと7年間のセキュリティアップデートが保証されています。これは、兄弟機であるGalaxy Tab S10 FEと並ぶ、業界最高水準の手厚いサポートです。iPad(第11世代)も長期サポートに定定評がありますが、他のAndroidタブレットと比較して、長く安心して最新機能を使えるという点は、大きなアドバンテージです。

メリット3:microSDカードによる優れた拡張性

本体ストレージが一杯になっても、最大2TBまでのmicroSDカードで簡単に容量を増設できる点も、大きな強みです。動画や高解像度の写真を大量に保存するユーザーにとって、これは非常に重要です。iPad(第11世代)、Xiaomi Pad 7、OPPO Pad 3といった主要な競合製品がmicroSDカードに非対応である中、この拡張性は明確な差別化ポイントとなっています。

メリット4:高級感のある薄型軽量デザイン

「Lite」という名前を感じさせない、薄型軽量で高級感のある金属製ユニボディも魅力です。Wacom MovinkPad 11(588g)と比較しても軽量で、日常的な持ち運びも苦になりません。デザインの質感は、同価格帯のタブレットの中でも際立っています。

デメリット(短所、欠点)

デメリット1:競合に劣る処理性能(パフォーマンス)

日常使いには十分な性能ですが、Exynos 1380プロセッサは、同価格帯の競合製品と比較すると見劣りします。特に、Snapdragon 7+ Gen 3を搭載するXiaomi Pad 7や、A16 Bionicチップを搭載するiPad(第11世代)は、重い3Dゲームや高度な動画編集において、S10 Liteよりも明らかにスムーズな動作を提供します。

デメリット2:ディスプレイ性能の差

90Hzのリフレッシュレートは滑らかですが、Xiaomi Pad 7やOPPO Pad 3が対応する144Hzと比較すると、その差は歴然です。また、解像度においても、3.2Kディスプレイを搭載するXiaomi Pad 7など、より高精細な画面を持つライバルが存在します。最高の映像体験を求めるなら、他の選択肢が優位に立ちます。

デメリット3:限定的な耐久性(防水防塵性能)

IP42等級の防塵・防滴性能は、あくまで生活防水レベルです。キッチンやアウトドアなど、水しぶきや埃が気になる環境で安心して使いたいのであれば、IP68という強力な防水防塵性能を誇るGalaxy Tab S10 FEや、IP52に対応するWacom MovinkPad 11の方が適しています。

デメリット4:やや物足りない充電速度

25Wの充電速度は、日常的な利用では問題ありませんが、より高速な充電が可能な競合製品と比べると見劣りします。例えば、OPPO Pad 3は67W、Xiaomi Pad 7やGalaxy Tab S10 FEは45Wの急速充電に対応しており、短い時間でバッテリーを回復させたい場合には、これらのモデルに軍配が上がります。

デメリット5:ワイヤレス充電に非対応

これは本機に限ったことではありませんが、ワイヤレス充電には対応していません。今回比較したGalaxy Tab S10 FE、iPad(第11世代)、Xiaomi Pad 7などの競合製品も同様に非対応であり、現在のタブレット市場における標準的な仕様と言えます。

Galaxy Tab S10 Liteのスペック(仕様)

  • ディスプレイ: 約10.9インチ TFT液晶 (2112×1320)
  • リフレッシュレート: 90Hz
  • プロセッサ: Exynos 1380 (オクタコア: 2.4GHz + 2.0GHz)
  • GPU: Mali-G68 MP5
  • RAM(メモリ): 6GB
  • ストレージ: 128GB (microSDで最大2TBまで拡張可能)
  • バッテリー: 8,000mAh
  • 駆動時間: 動画再生:最大16時間
  • 充電: 25Wの超急速充電に対応 (約120分でフル充電)
  • 背面カメラ: 約800万画素 (オートフォーカス対応)
  • 前面カメラ: 約500万画素
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ac/ax), Bluetooth 5.3
  • NFC: 非対応
  • インターフェース: USB Type-C (USB 2.0)
  • センサー: 加速度, ジャイロ, 地磁気, ホール, 照度, 顔認証
  • 映像出力: MHL非対応
  • スピーカー: デュアルスピーカー (Dolby Atmos対応)
  • オーディオ: MP3, M4A, AAC, OGG, WAV, FLACなど多数の形式に対応
  • 防水防塵: IP42
  • スタイラスペン: Sペン対応 (Bluetooth非対応、付属品)
  • キーボード: Book Cover Keyboard, Book Cover Keyboard Slimに対応 (別売り)
  • 機能: GPS, Glonass, Beidou, Galileo, QZSS, Smart Switch, 手書き入力のヘルプ, 数式ソルバー, AI消しゴム, かこって検索
  • OS: Android 15
  • サイズ: 約165.8 x 254.3 x 6.6 mm
  • 重量: 約524g
  • カラー: グレー, シルバー, コーラルレッド
  • 付属品: Sペン, USBケーブル (CtoC), イジェクターピン, クイックスタートガイド

Galaxy Tab S10 Liteの評価

Galaxy Tab S10 Liteのディスプレイ。手で持つ。

8つの基準で「Galaxy Tab S10 Lite」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★☆

10.9インチのTFT液晶は十分な解像度と90Hzのリフレッシュレートで、動画視聴からブラウジングまで滑らかで美しい表示を実現します。Vision Booster機能により屋外での視認性も良好ですが、最高輝度では上位モデルに一歩譲ります。

スペック:★★★☆☆

Exynos 1380プロセッサと6GBメモリは、日常的な作業や多くのゲームを快適にこなせるバランスの取れた性能です。しかし、最新のヘビー級3Dゲームを高画質でプレイするには力不足な場面もあり、ミドルレンジとしての限界も感じさせます。

デザイン:★★★★★

「Lite」という名前からは想像できない、高級感のある金属製ユニボディが魅力です。薄型軽量で持ち運びやすく、指紋が付きにくいマットな仕上げも実用的。価格以上の満足感を得られる、非常に洗練されたデザインです。

耐久性:★★☆☆☆

IP42等級の防塵・防滴性能は、日常の水しぶき程度を防ぐ生活防水レベルです。上位モデルのIP68(完全な防水・防塵)と比較すると大きな差があり、お風呂やキッチン、アウトドアなどタフな環境での使用には注意が必要です。

通信:★★★★☆

最新規格のWi-Fi 6やBluetooth 5.3に対応しており、高速で安定したワイヤレス通信が可能です。Wi-Fi専用モデルのため単体でのモバイル通信はできませんが、家庭やオフィスでの利用においては十分な性能を備えています。

機能:★★★★★

最大の魅力であるSペンが同梱され、手書きメモからイラスト制作まで幅広く活用できます。7世代のOS更新保証は、この価格帯では他に類を見ない手厚いサポートであり、長く安心して使えるという絶大な価値を提供します。

使いやすさ:★★★★☆

直感的でカスタマイズ性の高いOne UIは非常に快適ですが、生体認証が顔認証のみである点が惜しまれます。指紋認証を搭載する上位モデルと比較すると、薄暗い場所などでのロック解除のスムーズさで一歩劣ります。

価格:★★★★☆

通常価格56,430円は、Sペンが付属し、7年間のOS更新が保証されることを考えれば非常にコストパフォーマンスが高いと言えます。発売記念キャンペーンを利用すれば、さらにその価値は高まります。

総評】 ★★★★☆

長く付き合える「賢い」一台、ただし弱点も理解が必要

Galaxy Tab S10 Liteは、単なる「廉価版」という言葉では片付けられない、非常に戦略的なタブレットです。ミドルレンジの性能を持ちながら、高級感が伝わる薄型軽量の金属製ユニボディデザインの高級感、すぐに使えるSペンの同梱、そして何より「7世代のOSアップグレード保証」という、フラッグシップモデル級の長期サポートを約束している点が最大の特徴です。これは、一度購入すれば長期間にわたって最新の機能とセキュリティを享受できるという、未来への投資価値を意味します。

注目すべき機能と優れた利便性と納得の基本性能

特に注目したいのが、追加費用なしで同梱されるSペンです。プリインストールされているアプリと組み合わせることで、すばやくメモをとったり、本格的なイラストを描いたりとフル活用できます。また、別売りのキーボードを組み合わせれば、PCのように使える「DeXモード」も利用でき、一気に生産性ツールへと変貌します。

そのほかにも、解像度2112×1320ピクセル高精細なTFT液晶ディスプレイや、一日中安心して使える8,000mAhのバッテリーなど、廉価版とは思えないほどの性能を備えており、コストパフォーマンスの高さがうかがえます。

購入前に知っておくべきこと

一方で、弱点も明確です。IP42の生活防水レベルの耐久性は、お風呂やアウトドアでの利用を想定するユーザーには不向きです。また、最新のヘビー級3Dゲームを最高画質でプレイしたいゲーマーや、高画質なビデオ会議が必須なビジネスユーザーは、それぞれCPU性能やカメラ品質で勝る上位モデルを検討すべきです。

こんな人におすすめ

Webブラウジングや動画視聴、電子書籍といった日常的な使い方をメインに、時々Sペンでメモを取ったり、簡単なイラストを描いたりしたい学生や社会人に最適です。また、「一度買ったら、できるだけ長く安心して使いたい」と考えるユーザーにとって、この手厚いOSサポートは他のどのタブレットにもない大きな魅力となるでしょう。

総じて、Galaxy Tab S10 Liteは「今」の性能だけでなく、「未来」の価値まで見据えた、非常に賢い選択肢です。自身の使い方と、このタブレットが持つ「割り切り」ポイントを理解した上で選ぶならば、価格をはるかに超えた満足感を得られるに違いありません。手書き性能の高いタブレットが欲しい人にはまさに「買い」の一台と言えるでしょう。

Galaxy Tab S10 Liteの価格・購入先

Galaxy Tab S10 Liteの本体 正面 外観

※価格は2025/12/01に調査したものです。価格は変動します。

※2025年9月19日に発売開始。予約は9月4日から。

Samsung Japan 公式オンラインストア

56,430円で販売されています。

Samsung Japan 公式オンラインストアで「Galaxy Tab S10 Lite」をチェックする

ECサイト(Amazon、楽天、ヤフーなど)

  • 楽天市場で56,430円(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで49,480円、
  • 米国 Amazon.comで$249.99、

で販売されています。

Amazonで「Galaxy Tab S10 Lite」をチェックする

楽天市場で「Galaxy Tab S10 Lite」をチェックする

ヤフーショッピングで「Galaxy Tab S10 Lite」をチェックする

AliExpressで「Galaxy Tab S10 Lite」をチェックする

米国 Amazon.comで「Galaxy Tab S10 Lite」をチェックする

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おすすめのライバル機種と価格を比較

Galaxy Tab S10 Liteに似た性能をもつタブレットも販売されています。価格もチェックできるので、ぜひ参考にしてみてください。

Galaxy Tab S10 FE / S10 FE+

Samsungから発売されたタブレットです(2025年4月18日 発売)。

約10.9インチ(FE)、約13.1インチのLCDディスプレイ(FE+)、Exynos 1580 オクタコアプロセッサ、8GBメモリ、128GBストレージ、8000mAh(FE)または10090mAh(FE+)バッテリー、背面約1300万画素広角カメラ、前面約1200万画素超広角カメラ、Android 15(2032年4月末までの長期サポート)を搭載しています。

また、Galaxy AI機能(「かこって検索」や「AI消しゴム」など)、付属のSペンでの操作(Bluetooth非対応)、リフレッシュレート最大90Hz、最大45Wの急速充電(USB PD)、最大2TBまでのmicroSDカードによるストレージ拡張、IP68等級の防水防塵(本体・Sペン)に対応しています。

さらに、デュアルスピーカー、電源ボタン一体型指紋認証、Book Cover Keyboard(AIキー搭載モデルあり・別売)、USB 2.0 Type-C (OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで66,218円(税込・FEモデル)、楽天市場で72,072円(送料無料)、ヤフーショッピングで67,980円、です。

関連記事:Galaxy Tab S10 FE徹底レビュー!S9 FEからの進化点とAI機能

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Galaxy Tab A11+

Samsungから発売された11インチのタブレットです(2025年11月28日 発売)。

Android 16(One UI 8.0)、MediaTek MT8775、6GBメモリ、1920 x 1200 (WUXGA) TFT液晶(最大90Hz)、128GBストレージ、7,040mAhバッテリー、背面約800万画素(AF対応)カメラ、前面約500万画素カメラを搭載しています。

また、Samsung DeX、3画面分割のマルチウィンドウ、AI機能「Gemini」(サイドボタンから起動)、「かこって検索」、セキュリティ機能「Samsung Knox」、「Auto Blocker」、最大25W 超急速充電、クアッドスピーカー(Dolby Atmos対応)に対応。

リフレッシュレート 最大90Hz、Galaxyデバイス間での連携機能、Smart Switchによる簡単なデータ移行、RAM Plus(仮想メモリ)、顔認証、MicroSDカードによるストレージ拡張(最大2TB)、3.5mmステレオイヤホンジャック、USB 2.0 (Type-C)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.3、GPS、5G(※5Gモデルのみ)にも対応しています。

価格は、Amazonで37,620円(税込・Wi-Fi版)、楽天市場で37,620円(送料無料・Wi-Fi版)、Samsungオンラインショップで42,570円(5G版)、です。

関連記事:Galaxy Tab A11+を徹底レビュー!A9+からの進化点と欠点は?

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Lenovo Yoga Tab

Lenovoから発売された11.1インチのタブレットです(2025年9月 発売)。

Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3、12GB LPDDR5X メモリ、3.2K LTPS液晶、256GB UFS 4.0ストレージ、8860mAhバッテリー、背面13MP+2MPカメラ、前面13MPカメラを搭載しています。

また、AIで最大4K解像度までアップスケーリングする技術「Lenovo AI SuperRes (AISR)」、AI機能「Lenovo AI Now」、正確なスペクトル・色調整を行う「PureSight Pro」アルゴリズム、専用ペン「Lenovo Tab Pen Pro」(付属)、専用キーボード「Lenovo Yoga Tab Keyboard Pack」(別売)、「Smart Connect」、「手書きフィードバック」に対応。

DP映像出力、最大144Hzリフレッシュレート、顔認証、IP53防水防塵、Corning Gorilla Glass 7i、68W 急速充電、4スピーカー、Dolby Atmos、USB 3.2 Gen 2 Type-C (DP-Out対応)、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4にも対応しています。

価格は、Amazonで63,800円、楽天市場で66,980円(送料無料)、レノボ公式サイトで63,800円(税込・送料無料)、です。

関連記事:Lenovo Yoga Tab徹底レビュー!実はPlus版より優秀?欠点もあり

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Xiaomi Pad 7

Xiaomiから発売された11.2インチのタブレットです(2025年3月13日 発売)。

Xiaomi HyperOS 2(Android 15ベース)、Snapdragon 7+ Gen 3 Mobile Platform、8GB LPDDR5X メモリ、3.2Kの11.2インチ 液晶(3200×2136)、128GB/256GB UFS 3.1/4.0ストレージ、8850 mAhバッテリー、背面1300万画素カメラ、前面800万画素カメラを搭載しています。

また、Xiaomi HyperAI(AI音声/アート/電卓/文章生成)、Google Gemini連携、Xiaomi HyperConnect、ワークステーションモード、最大144Hz 可変リフレッシュレート、45W ターボチャージ、クアッドスピーカー(200%音量アップ)、Dolby Atmosサウンド、Miracast対応映像出力、

Xiaomi フォーカスペン対応 (低遅延, 8192段階筆圧感知, 別売)、Xiaomi Pad 7/7 Pro フォーカスキーボード対応 (フローティング, ヒンジ, 無段階調整, バックライト, タッチパッド, 別売)、USB Type-C 3.2 Gen 1、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、に対応しています。

価格は、Amazonで44,980円(税込)、楽天市場で54,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで53,639円、です。

関連記事:Xiaomi Pad 7を徹底レビュー!AI機能、評価、価格、Pad 6比較

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iPad(第11世代)

Appleから発売された11インチのタブレットです(2025年3月12日 発売)。

A16 Bionicチップ、4コア GPU、11インチLiquid Retinaディスプレイ(2,360 x 1,640ピクセル解像度、264ppi)、128GB/256GB/512GBストレージ、28.93Whリチャージャブルリチウムポリマーバッテリー、背面12MP広角カメラ、前面12MPセンターフレームカメラ、iPadOS 18を搭載しています。

また、Apple Pencil(USB-C、第1世代 ※別売)、Magic Keyboard Folio(別売)、Apple Pay、Touch ID(指紋認証)、ステレオスピーカー(横向き) 、デュアルマイク、音声アシスタント Siri、最大5倍のデジタルズーム、スマートHDR 4、4Kビデオ撮影、1080pスローモーションビデオ、Smart Connector、USB-Cコネクタ、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3、5G通信(※Wi-Fi + Cellularモデルのみ)に対応しています。

価格は、Amazonで84,800円(税込)、楽天市場で59,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで59,790円、Appleストアで58,800円~、です。

関連記事:A16チップ搭載!iPad(第11世代)を徹底レビュー!前世代と性能を比較

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Wacom MovinkPad 11

Wacomから発売された11.45インチのタブレットです(2025年7月31日 発売)。

MediaTek Helio G99、8GB メモリ、解像度 2200×1440のIPSディスプレイ、128GB ストレージ、7700 mAhバッテリー、背面4.7Mピクセルカメラ、前面5Mピクセルカメラを搭載しています。

また、Wacom Pro Pen 3 (筆圧8192レベル、傾き検知60°)、AG+AF(アンチグレア+アンチフィンガープリント)加工、90Hzのリフレッシュレート、sRGBカバー率 99%、10点マルチタッチ、Quick drawing機能に対応。

「Clip Studio Paint Debut」(2年間ライセンスが標準で付属)、Wacom Canvas(プリインストール)、Wacom Shelf(作品や資料を一括表示)、Wacom Tips、IP52の防塵・防水、Android 14、ステレオスピーカー、デュアルマイク、USB Type-C (USB2.0)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2にも対応しています。

価格は、Amazonで58,648円、楽天市場で69,080円(送料無料)、ヤフーショッピングで69,080円、です。

関連記事:Wacom MovinkPad 11 レビュー!Magic Note比較と評価

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OPPO Pad 3 Matte Display Edition

OPPOから発売された約11.6インチのタブレットです(2025年6月26日 発売)。

MediaTek Dimensity 8350、8GB LPDDR5X メモリ、約11.6インチ LCD (LTPS)、256GB UFS 4.0 ストレージ、9520 mAhバッテリー、背面約800万画素カメラ、前面約800万画素カメラを搭載しています。

また、「AI機能 (ドキュメント要約・翻訳、写真編集など)」、O+ Connect、マルチウィンドウビュー、67W SUPERVOOC™フラッシュチャージ対応、クアッドスピーカー、Holo Audio、OPPO Pencil 2 (別売り)、OPPO Pad 3 Smart Keyboard (別売り)、USB Type-C、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4に対応しています。

価格は、Amazonで63,899円、楽天市場で63,840円(中古・送料無料)、ヤフーショッピングで64,980円(中古)、です。

関連記事:OPPO Pad 3徹底レビュー!マット液晶とAIで進化した次世代タブレット

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Lenovo Idea Tab Pro

Lenovoから発売された12.7インチのタブレットです(2025年1月 日本発売)。

Android 14(2回のOSメジャーアップグレード)、MediaTek Dimensity 8300、8GB LPDDR5X メモリ、2944 x 1840 ドットのディスプレイ、256 GB UFS 4.0ストレージ、10200 mAhバッテリー、microSDメディアカードリーダー、背面13MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。

また、DP映像出力、4つのJBLスピーカー、Dolby Atmos、Lenovo Tab Pen Plus(付属)、Google GeminiのAI機能(かこって検索、翻訳)、「Easy Jot」、読み上げモード、Lenovo TurboSystem、Lenovo Smart Connect、キーボードパック(別売)、フォリオケース(別売)、USB 3.2 Type-Cポート(DP映像出力に対応)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで46,800円(税込)、楽天市場で51,480円(送料無料)、ヤフーショッピングで51,480円(送料無料)、です。

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nubia Pad Pro徹底レビュー!Astraと何が違う?性能・機能を比較

nubia Pad Pro 本体 縦向き 外観
2025年9月に発売された「nubia Pad Pro」は、ハイエンドプロセッサー「Snapdragon 8 Gen 3」を搭載し、ゲームからビジネスまでこなせるその高い万能性で注目を集めています。

このレビューでは、nubia Pad Proが日々のデジタルライフをどれだけ豊かにするのか、そして最強のライバルであるゲーミングタブレット「REDMAGIC Astra」とどう違うのか、その性能と使い勝手を徹底的に比較・検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

nubia Pad Pro の長所(Pros):

  • Snapdragon 8 Gen 3搭載によるトップクラスの性能
  • 10,100mAh大容量バッテリーによる圧倒的な持続時間
  • 2.8K・144Hz対応の大型高精細ディスプレイ
  • PCライクに使える有線外部映像出力と、臨場感あふれる4スピーカー
  • 性能と機能に見合わないほどの優れたコストパフォーマンス

nubia Pad Pro の短所(Cons):

  • 充電器やスクリーンプロテクターが別売り
  • 防水防塵性能がなく、microSDカードによるストレージ拡張が不可
  • ディスプレイが有機EL(OLED)ではなく液晶
  • UIがタブレットに最適化されていない部分がある

総合評価:

nubia Pad Proは、最新ゲームからビジネス利用までこなせるハイエンドな性能を、洗練されたデザインと優れたコストパフォーマンスで実現した、非常にバランスの取れた万能型タブレットです。特に、派手なデザインを好まず、一つのデバイスであらゆるシーンに対応したいと考えるユーザーに強くおすすめできます。

この記事で分かること

  1. nubia Pad Proの洗練されたデザインと、ひんやりとした金属ボディの質感
  2. ライバル機「REDMAGIC Astra」との詳細なサイズ・重量の比較
  3. 2.8K液晶ディスプレイの実際の見え方と、有機EL(OLED)との違い
  4. Snapdragon 8 Gen 3の処理性能と、各種ベンチマークスコア
  5. 人気ゲーム(『原神』『フォートナイト』など)の具体的なフレームレート
  6. 「充電分離」など、ゲームを快適にする便利な支援機能
  7. ファンレス冷却システムの性能と、ゲーム中の「静音性」というメリット
  8. オンライン会議で役立つ2000万画素フロントカメラの実力
  9. 10,100mAhバッテリーの具体的な持続時間(何時間持つか)と充電速度
  10. 4スピーカーの音質と、AIノイズ低減マイクの通話品質
  11. 有線外部映像出力による、PCのようなデスクトップ利用の快適性
  12. 他の最新タブレットとの比較で分かる、メリット・デメリット
  13. 専門家による5段階評価と詳細な総評
  14. 最新の価格とお得な購入先

この記事を最後まで読むことで、「nubia Pad Pro」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンクAliExpress リンク

公式ページ:nubia Pad Pro – nubia Store (JP)

デザインと耐久性:nubia Pad Pro ~所有欲を満たす、シンプルで上質な金属ボディ~

nubia Pad Proの背面 横向き 外観

ここでは、nubia Pad Proが持つデザインの魅力と耐久性を、強力なライバルである「REDMAGIC Astra」と徹底的に比較し、実際に手に取った感想を交えながら詳しくレビューしていきます。

シンプルを極めた、上質な一体型メタルボディ

nubia Pad Proを初めて手に取ると、ひんやりとした金属の感触が伝わり、一瞬でその質の高さを感じさせます。ゲーミングブランド「REDMAGIC」シリーズのような派手さとは対極にある、非常にシンプルで洗練されたデザインが特徴です。航空宇宙用にも使われるCNC加工のアルミニウムフレームが背面パネルと一体化しており、継ぎ目のない滑らかなボディは、まるで一枚の板から削り出されたかのような高級感を漂わせています。

実際に手にすると、45度に面取りされたエッジが心地よく、最近の角張ったタブレットのように指に当たる不快感がありません。この絶妙な処理のおかげで、約523gというしっかりとした重さがありながらも、自然と手に馴染み、長時間の使用でも疲れにくい印象です。背面カメラを飾る象徴的な赤いリングが、このミニマルなデザインの中で唯一の遊び心あるアクセントとして際立っています。

サイズと重量の比較:汎用性と携帯性のバランス

nubia Pad Proの上部。オレンジ色のボタン。

携帯性を比較すると、その設計思想の違いが明確になります。「REDMAGIC Astra」が重量約370g、薄さ6.9mmという驚異的な軽さとスリムさを実現しているのに対し、nubia Pad Proは重量約523g、厚さ7.3mmとなっています。この差は、Astraがポケットにさえ収まる携帯性を追求したゲーミングデバイスである一方、Pad Proが動画鑑賞やブラウジングなど、様々なシーンで安定して使える汎用性と堅牢性を重視していることを示しています。

サイズ・重量の違い

  • nubia Pad Pro: 高さ253.34mm、幅164.56mm、厚さ7.3mm、重量 523g
  • REDMAGIC Astra: 高さ207mm、幅134.2mm、厚さ6.9mm、重量 370g

カラーバリエーションはブラックのみで、落ち着いた印象を与えます。個人的にはシルバーのような明るい色の選択肢もあれば、さらに魅力が増したかもしれません。この堅実な作りは、ビジネスシーンからリビングでのリラックスタイムまで、場所を選ばずに溶け込む安心感を与えてくれます。

使いやすさを考慮したボタンとポートの配置

nubia Pad Proの接続ポートとスピーカー。

nubia Pad Proは、主に横向きでの使用を想定して設計されています 。その思想はボタンやポートの配置にも表れており、非常に合理的です。横向きに構えた際、電源ボタンは左上の押しやすい位置にあり、指紋認証センサーも兼ねているため、自然な動作でロックを解除できます 。音量ボタンもそのすぐ隣の左側面に配置されており、操作に迷うことはありません。

注目すべきはUSB Type-Cポートの位置です。右側面のちょうど中央に配置されており、これは充電しながらゲームをプレイする際に手が干渉しないよう、意図的に上寄りに配置された「REDMAGIC Astra」とは異なるアプローチです。Pad Proの配置は、左右どちらの手で持ってもバランスが良く、一般的な使い方において非常に快適です。また、4基のスピーカーは両側面に2基ずつ均等に配置されているため、横持ち時に手で塞いでしまう心配もありません。

耐久性と細部の作り込み

nubia Pad Proは、残念ながら防水防塵性能を示すIP等級には対応していません。この点は、IP54の生活防水に対応する「REDMAGIC Astra」と比較すると少し物足りない部分です。雨の日の屋外での使用などには注意が必要でしょう。しかし、筐体自体の作りは非常に堅牢で、全体的にカッチリとした剛性の高さを感じさせます。

細部を見ると、底面にはキーボード接続用のポゴピンが用意されていますが、現時点で純正キーボードの国内販売はありません。また、ストレージの拡張に便利なSDカードスロットは搭載されていないため、容量選びは慎重に行う必要があります。

nubia Pad Proの付属品

  • nubia Pad Pro 本体 × 1
  • Type-C ケーブル × 1
  • 取扱説明書 × 1

まとめ:デザインと耐久性

  • 第一印象:派手さはないが、CNC加工された一体型アルミボディがもたらす高級感と、所有欲を満たす上質なデザイン。
  • 質感とグリップ感:ひんやりとした金属の感触と、指に優しい45度のエッジ加工により、快適な持ち心地を実現。
  • 携帯性:「REDMAGIC Astra」よりは重く厚いが、その分しっかりとした安定感があり、汎用性が高い。
  • ボタンとポート配置:横向き使用に最適化された合理的で使いやすいレイアウト。中央配置のUSB-Cポートは汎用性に優れる。
  • 耐久性と拡張性:IP等級の防水防塵には非対応。SDカードスロットがなく、ストレージの拡張はできない。

ディスプレイ:nubia Pad Pro ~2.8K高解像度が織りなす、広大で美しい映像体験~

nubia Pad Proのディスプレイ。画面に動画。

ここでは、タブレットの顔とも言えるnubia Pad Proのディスプレイ品質に焦点を当て、競合機である「REDMAGIC Astra」との比較を交えながら、その表示性能や使用感を詳しくレビューしていきます。

大画面液晶がもたらす、自然で目に優しい映像美

nubia Pad Proの電源を入れた瞬間に広がるのは、10.9インチという広大で落ち着いた印象のTFT液晶ディスプレイです。ゲーミングタブレット「REDMAGIC Astra」が採用する9.06インチの有機EL(OLED)ディスプレイのような、思わず息をのむほどの鮮やかさや、吸い込まれるような黒の表現とは一線を画し、Pad Proは非常に自然で目に優しい発色が魅力であり、SGSの低ブルーライト認証も取得しています。

高解像度の写真を表示させても、ギラギラとした派手さはなく、10億7000万色の表示とP3広色域への対応により、被写体の質感を忠実に再現してくれます。この16:10というアスペクト比も、映画鑑賞や電子書籍の読書といった長時間の利用で、その真価を発揮すると感じました。

個人的に嬉しかったのは、このTFT液晶の採用が、ゲームプレイにおける安心感にも繋がっている点です。例えば、『原神』のようなUIが常に固定表示されるゲームを長時間プレイする際も、有機EL特有の「焼き付き」を心配する必要がありません。映像美のインパクトを追求したAstraに対し、Pad Proはコンテンツへの没入感と、長期的な使用における信頼性のバランスを巧みに両立させています。

2.8K解像度が描き出す、圧倒的なディテール

nubia Pad Proのディスプレイ。画面に植物。

nubia Pad Proが持つ映像体験の核となるのが、2.8K(2880×1800)という圧倒的な解像度です。これは、「REDMAGIC Astra」の2.4K(2400×1504)解像度を上回るスペックであり、より大きな10.9インチの画面と相まって、あらゆるコンテンツを驚くほど鮮明に映し出します。例えば、電子書籍を読む際には、小さな文字も潰れることなくくっきりと表示され、まるで印刷物を読んでいるかのような快適さでした。

ゲームの世界でもこの高解像度は大きなメリットとなります。『原神』の広大な世界を冒険していると、遠くの風景やキャラクターの衣装の細かな装飾までが精細に描かれ、没入感が一層深まります。もちろん、YouTubeで4K動画を再生した際のディテールの細やかさは圧巻で、その場にいるかのような臨場感を味わうことができました。

ディスプレイサイズ・解像度の違い

  • nubia Pad Pro: 10.9インチのTFT液晶ディスプレイ、解像度 2880×1800 px
  • REDMAGIC Astra: 9.06インチのOLEDディスプレイ、解像度 2,400 x 1,504 px

指に吸い付く、滑らかな操作体験

nubia Pad Proの画面をスクロールさせている様子。

リフレッシュレートに関しては、「REDMAGIC Astra」が最大165Hzというゲーミング仕様であるのに対し、Pad Pro最大144Hzに対応しています。数値上はAstraが一歩リードしていますが、実際にSNSのタイムラインをスクロールしてみると、Pad Proの表示も非常に滑らかで、標準的な60Hzのディスプレイとは比較にならないほどの快適さです。

この滑らかな表示をさらに引き立てるのが、最大840Hzという高いタッチサンプリングレートです。指の動きへの追従性が素晴らしく、スワイプ操作では画面が指に吸い付いてくるかのような一体感を味わえます。素早い操作が求められるゲームでも、意のままにキャラクターを操ることができました。この応答性の高さは、REDMAGIC Astraに迫る性能で、日常のあらゆる操作をワンランク上の体験へと引き上げてくれます。

リフレッシュレート・タッチサンプリングレートの違い

  • nubia Pad Pro: 最大144Hzのリフレッシュレート、瞬時最大840Hzのタッチサンプリングレート
  • REDMAGIC Astra: 最大165Hzのリフレッシュレート、瞬時最大2,000Hz、常時最大240Hzのタッチサンプリングレート

nubia Pad Proのディスプレイ仕様

  • サイズ: 10.9 インチ
  • 種類: TFT液晶
  • 解像度: 2880×1800 (2.8K)
  • ピクセル密度: 309 PPI
  • リフレッシュレート: 最大144Hz
  • タッチサンプリングレート: 最大840Hz(瞬時)
  • アスペクト比: 16:10
  • 色再現性: 10億7000万色表示、P3広色域対応
  • 認証: SGS低ブルーライト認証

まとめ:ディスプレイ

  • パネルと発色:目に優しく自然な色合いのTFT液晶を採用し、長時間のゲームプレイでも焼き付きの心配がない。
  • サイズと解像度:「REDMAGIC Astra」より大きい10.9インチの画面と、より高い2.8K解像度で、広大かつ精細な表示領域を実現。
  • 滑らかさと応答性:最大144Hzのリフレッシュレートと840Hzのタッチサンプリングレートが、日常操作からゲームまで極上の滑らかさを提供。
  • 総合的な体験:色の鮮やかさでは有機ELの「REDMAGIC Astra」に軍配が上がるものの、画面の広さ、解像度の高さ、そして自然な色表現で、汎用性の高い優れた映像体験を提供する。

パフォーマンス:nubia Pad Pro ~Snapdragon 8 Gen 3がもたらす、揺るぎない快適性~

nubia Pad ProのCPU

ここでは、タブレットの快適性を決定づけるパフォーマンスについて、nubia Pad Proが秘める実力を、最新のゲーミングタブレット「REDMAGIC Astra」との性能比較を交えながら、詳しくレビューしていきます。

世代を超えた高性能プロセッサー「Snapdragon 8 Gen 3」

nubia Pad Proのパフォーマンスの源泉は、Qualcomm社の「Snapdragon 8 Gen 3」プロセッサーです。これは2023年末に登場したハイエンドモデル向けのSoCで、TSMCの4nmプロセスで製造されています。1つの高性能コア(Cortex-X4 @3.3GHz)、5つの中性能コア(Cortex-A720)、2つの高効率コア(Cortex-A520)という構成で、あらゆる処理を巧みにこなします。一方、ゲーミングに特化した「REDMAGIC Astra」は、さらに新しい世代の「Snapdragon 8 Elite」を搭載。こちらはTSMC 3nmプロセスと独自のOryonアーキテクチャを採用しており、純粋なCPU性能ではAstraが上回ります。

実際にベンチマークスコアで比較すると、Geekbench 6においてPad Proがシングルコア約2,293、マルチコア約7,117であるのに対し、Astraはシングルコア約3,196、マルチコア約10,142と、その世代差は明確です。グラフィックス性能においても、Pad ProAdreno 750 GPU(3DMark Wild Lifeスコア: 約14,751)に対し、AstraのAdreno 830 GPU(同スコア: 約23,881)は大きく上回っています。しかし、重要なのは、nubia Pad Proの性能が2025年現在においても、あらゆる用途で全く不満を感じさせない、紛れもないハイエンド水準にあるという点です。

日常作業からクリエイティブな用途まで、余裕のレスポンス

nubia Pad Proでアニメ動画を再生。

ベンチマークの数値差はあれど、nubia Pad Proの実際の動作感は驚くほど快適です。Chromeブラウザで複数のタブを開きながらYouTubeで4K動画を再生し、さらにバックグラウンドでアプリをダウンロードするといったマルチタスクも、一切のもたつきを感じさせません。Adobe Lightroomで高画素のRAW画像を編集するような、プロセッサーに負荷のかかる作業もスムーズにこなすことができました。

さらに高負荷な処理の限界を試すべく、簡単な3Dモデリングアプリでオブジェクトをレンダリングしてみましたが、さすがに専用のワークステーションのような速度とはいきません。それでも、簡単なモデルであれば実用範囲内で処理を完了させることができ、Snapdragon 8 Gen 3のポテンシャルの高さを実感しました。専門的な作業には向かないかもしれませんが、出先でのアイデアスケッチや簡単な編集作業なら十分にこなせる性能を持っています。

高速なメモリとストレージが支える、ストレスフリーな体験

プロセッサーの性能を最大限に引き出すためには、メモリとストレージの速度が不可欠です。nubia Pad Proは、最大8,533Mbpsの転送速度を誇る高速な「LPDDR5X」規格のメモリを採用しています。これにより、アプリの起動や切り替えが瞬時に行われます。さらに、物理メモリを補う仮想メモリ機能にも対応しており、ストレージの一部を最大12GBまでメモリとして利用できます。これにより、複数のアプリを同時に立ち上げても、動作の安定性をさらに高めることが可能です。

比較対象の「REDMAGIC Astra」はさらに高速な「LPDDR5T」(最大9,600Mbps)を採用していますが、体感上の差はほとんど感じられないほど、Pad Proの動作は機敏です。

メモリの違い

  • nubia Pad Pro:規格 LPDDR5X、容量 8GB、12GB、16GB
  • REDMAGIC Astra:規格 LPDDR5T、容量 12GB、16GB、24GB

ストレージには、最大読み込み速度4,200MB/s、最大書き込み速度2,800MB/sを誇る「UFS 4.0」を搭載。サイズの大きなアプリのインストールや、高解像度動画の保存もあっという間に完了します。ここでもAstraはランダム性能を向上させた「UFS 4.1 Pro」を採用していますが、Pad ProのUFS 4.0も現行最高クラスの規格であり、その速度に不満を覚えることはありませんでした。残念ながら、両機ともにSDカードスロットは搭載していないため、ストレージ容量の拡張はできません。購入時には自身の使い方に合った容量を慎重に選ぶ必要があります。

ストレージの違い

  • nubia Pad Pro: 規格 UFS 4.0、容量 256GB、512GB
  • REDMAGIC Astra: 規格 UFS 4.1 Pr、容量 256GB、512GB、1TB

nubia Pad Proのパフォーマンス仕様

  • プロセッサー: Qualcomm Snapdragon® 8 Gen 3 (4nm)
  • メモリ: 8GB / 12GB / 16GB (LPDDR5X)
  • ストレージ: 256GB / 512GB (UFS 4.0)
  • ストレージ拡張: 非対応

まとめ:パフォーマンス

  • プロセッサー性能:「REDMAGIC Astra」のSnapdragon 8 Eliteには及ばないものの、Snapdragon 8 Gen 3はあらゆる用途で余裕のあるハイエンド性能を発揮。
  • 実用性:Webブラウジング、動画視聴、画像編集など、ゲーム以外のあらゆる作業をストレスなく快適にこなす。
  • メモリ:高速なLPDDR5Xメモリを搭載し、アプリの起動やマルチタスクが非常にスムーズ。
  • ストレージ:UFS 4.0の高速な読み書き性能により、データ転送やアプリのインストールが迅速。ただしSDカードによる拡張は不可。
  • コストパフォーマンス:最新鋭機には一歩譲るものの、今日のあらゆるニーズに十分すぎる性能を、より手頃な価格で実現している。

Antutuベンチマーク

nubia Pad Proが搭載するQualcomm Snapdragon 8 Gen 3 プロセッサは、Antutu V10 ベンチマーク総合で約 210万点を記録する性能です。

実際に測定してみると、たしかに210万点前後を記録していました。

例1: Antutu V10 総合で「2110871」、CPUで「471134」、GPUで「868834」、MEMで「404330」、UXで「366573」

例2: Antutu V10.5.2 総合で「2132789」、CPUで「496394」、GPUで「866617」、MEMで「402456」、UXで「367322」

一方、REDMAGIC AstraQualcomm Snapdragon 8 Elite プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約248万点(2487561)を記録していました。

例: Antutu V10.5.1 総合で「2487561」、CPUで「579743」、GPUで「977789」、MEMで「506653」、UXで「423376」

nubia Pad ProREDMAGIC Astraよりもスコアが38万点 低くなっています。

Snapdragon 8 Gen 3 性能を比較

nubia Pad Proが搭載するQualcomm Snapdragon 8 Gen 3 プロセッサは、他のCPUと比べてどのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。

nubia Pad Pro グラフ Antutu比較 Snapdragon8 Gen3

CPUランキング

※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. Snapdragon 8 Elite (REDMAGIC Astra/Lenovo Legion Y700 Gen 4)・・・Antutu:248万
  2. Snapdragon 8 Gen3 (nubia Pad Pro)・・・Antutu:210万
  3. MediaTek Dimensity 8350 (OPPO Pad 3)・・・Antutu:153万
  4. Snapdragon 8s Gen 3 (Xiaomi Pad 7 Pro)・・・Antutu:150万
  5. Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 (Galaxy Tab S9シリーズ)・・・Antutu:150万
  6. Snapdragon 7+ Gen 3 (Xiaomi Pad 7)・・・Antutu:134万
  7. Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1 (Xiaomi Pad 6 Pro)・・・Antutu:110万
  8. MediaTek Dimensity 9000 (OPPO Pad 2)・・・Antutu:94万
  9. Exynos 1580 (Galaxy Tab S10 FE シリーズ)・・・Antutu:93万
  10. Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1 (Galaxy Tab S8シリーズ)・・・Antutu:90万
  11. Snapdragon 870 5G (Xiaomi Pad 6)・・・Antutu:70万

比較から分かること

Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3は、最高のパフォーマンスを求めるユーザーの期待に応えることができる、紛れもないトップクラスのプロセッサです。AnTuTuスコア210万という数値は、あらゆる操作が滑らかで遅延なく行えることを保証するものであり、特に高画質なグラフィックスを多用するゲームや、複数のアプリケーションを同時に利用するマルチタスク環境において、その真価を発揮します。Snapdragon 8 Eliteというさらに上位の存在はありますが、Snapdragon 8 Gen 3が提供する性能は、現在市場に存在するほぼ全てのアプリケーションを最高設定で快適に動作させるのに十分すぎるほど強力です。

ゲーム性能をレビュー:nubia Pad ProのSnapdragon 8 Gen 3で人気ゲームの動作を検証

nubia Pad Proで原神をプレイしている様子。

Snapdragon 8 Gen 3を搭載したnubia Pad Proが、実際のゲームプレイでどれほどのパフォーマンスを発揮するのか。ここでは、人気の高い複数の重量級ゲームを最高設定でプレイし、その動作感を具体的なフレームレート(fps)と共に詳しくレビューしていきます。

原神 (Genshin Impact):常に滑らかなオープンワールド体験

まず、美麗なグラフィックと広大なオープンワールドが魅力の「原神」を試しました。グラフィック設定を「最高」、フレームレートを「60fps」に設定し、冒険を開始。驚いたことに、キャラクターが多く行き交う都市部での移動から、元素爆発の派手なエフェクトが乱れ飛ぶ高難易度コンテンツの戦闘に至るまで、フレームレートはほぼ常に上限である60fpsに張り付いたままでした。これにより、キャラクターの滑らかなアクションとテイワットの美しい世界を心ゆくまで堪能でき、一切のストレスを感じることなく物語に没入できました。

フォートナイト (Fortnite):90fpsがもたらすプロレベルの操作性

次に、世界的な人気を誇るバトルロイヤルゲーム「フォートナイト」をプレイ。グラフィック設定を最高の「エピック」にし、高フレームレートモードを有効にしたところ、フレームレートは安定して90fps以上を維持しました。特に勝敗を分ける終盤、多くのプレイヤーが入り乱れて建築バトルや銃撃戦を繰り広げる激しい場面でも、カクつきは一切発生しません。この滑らかな描画性能は、精密なエイムや素早い建築といった、コンマ数秒の判断が求められる状況で、非常に大きなアドバンテージになると感じました。

Call of Duty: Warzone Mobile:大規模戦闘でも揺るがない安定性

最大120人が参戦する大規模バトルロイヤル「Call of Duty: Warzone Mobile」では、グラフィック設定を「最高」にしても、フレームレートは常に安定して60fpsを記録しました。敵との近接戦闘や大規模な爆発など、画面の情報量が爆発的に増えるような状況でもパフォーマンスは全く揺るがず、PCや家庭用ゲーム機にも引けを取らない、高品質で応答性の高いシューティング体験が得られました。

ファイナルファンタジーVII エバークライシス:コンソール級の美麗グラフィックを完全再現

「ファイナルファンタジーVII」の世界を追体験できる「ファイナルファンタジーVII エバークライシス」も、最高画質設定でプレイ。召喚獣が登場するド派手な演出や、リミットブレイクの迫力あるシーンなど、最もグラフィックに負荷がかかる場面でも、フレームレートは上限の60fpsから一切落ちることなく、安定していました。まるでコンソールゲームをプレイしているかのような、滑らかで美しい映像でバトルを楽しむことができ、感動を覚えました。

崩壊:スターレイル:壮大な物語への没入感を高める滑らかさ

最後に、「原神」と同じ開発元が手掛ける「崩壊:スターレイル」を最高設定でプレイ。美しいフィールドの探索から、キャラクターの派手な必殺技が繰り広げられるターン制バトルに至るまで、あらゆるシーンで安定して60fpsを維持し続けました。作り込まれたキャラクターモデルや世界のディテールを損なうことなく、滑らかなアニメーションで描かれる壮大な物語に、より深く没入することができました。

まとめ:ゲーム性能

nubia Pad Proが搭載するSnapdragon 8 Gen 3は、現行のあらゆるモバイルゲームを最高設定、かつ最高のフレームレートでプレイできる、まさに圧巻の性能を証明してくれました。特に高いGPU性能は、高画質と高フレームレートを両立させたい「原神」や「フォートナイト」のようなタイトルでその真価を最大限に発揮します。このタブレットは、カジュアルなプレイヤーから競技シーンで勝利を目指すコアなゲーマーまで、すべてのユーザーに一切の妥協を許さない、最高のゲーム体験を提供してくれる一台です。

ゲーム機能と冷却性能:nubia Pad Pro ~ファンレスでも安定、静かでスマートなプレイ体験~

nubia Pad Proのゲーム機能「ゲームスペース」

ここでは、nubia Pad Proのゲーム機能と冷却性能について、実際に人気ゲームをプレイした体験を基にレビューします。物理ファンを搭載した専用ゲーミングタブレット「REDMAGIC Astra」と比較し、その違いと魅力を探ります。

スマートな制御とマルチタスクを両立するアシスト機能

nubia Pad Proのゲーム機能は、ゲーム中に画面端からスワイプすることで呼び出せる、スマートなオーバーレイメニューに集約されています。

まず、このタブレットのゲーム体験の根幹を支えるのが、独自開発の「Nebulaパフォーマンス制御エンジン」です。実際に『原神』のような高負荷なゲームをプレイしていると、このエンジンがバックグラウンドで巧みに動作しているのを感じます。特にエフェクトが多用される戦闘シーンでも、フレームレートの急な落ち込みが少なく、安定したプレイ感を維持してくれました。

次に、このメニューから「フローティングウィンドウ」を試してみました。レイドボスの待ち時間に攻略サイトを小さなウィンドウで表示させ、次のギミックを確認するといった使い方ができ、ゲームを中断する必要がないため非常に便利でした。さらに、同じメニュー内の「パフォーマンス設定」からGPUの動作モードを直感的に変更できます。少しでも処理を優先したい場面で「高性能モード」に切り替えると、動作がよりキビキビとしました。この柔軟なカスタマイズ性が魅力です。

nubia Pad Proのゲーム機能。設定画面。

長時間プレイを革新する「充電分離」と操作アシスト

このタブレットで最も感動した機能が「充電分離(バイパス充電)」です。充電器を繋いだまま何時間もプレイしても、本体がほんのり温かくなる程度で、充電による不快な熱を感じません。パフォーマンスが安定するだけでなく、「バッテリーを酷使している」という罪悪感なくゲームに集中できるのは、精神的にも大きなメリットでした。

最後に「仮想ジョイスティック」機能ですが、タッチ操作が難しい一部のアクションゲームで試したところ、画面上の好きな位置にコントローラーを配置でき、操作性を補助してくれました。物理コントローラーほどの精度はありませんが、タッチ操作に慣れないゲームでのサポート機能としては十分に役立ちます。

ファンレス設計の妙、静音性と安定性を両立した冷却

nubia Pad Proの冷却システム

冷却システムは、nubia Pad Proと「REDMAGIC Astra」の思想が最も大きく異なる点です。Astraが複合液体金属や20,000RPMの高速冷却ファンを含む13層構造の超強力な冷却システムを搭載するのに対し、Pad Proファンレスの6層構造冷却システムを採用しています。

物理ファンがないと冷却性能に不安を感じるかもしれませんが、実際に高負荷なベンチマークテストを3回連続で実行しても、パフォーマンスは安定したままで、本体温度も37℃程度と驚くほど低く抑えられていました 。これは、タブレットの広い面積を活かした効率的な放熱設計の賜物でしょう 。もちろん、極限まで負荷をかけ続ければ、物理ファンを持つAstraの方が安定性で上回る場面はあるかもしれません。しかし、Pad Proには「完全な静音性」という、何物にも代えがたい大きなメリットがあります。ファンの音を気にすることなく、ゲームのBGMや効果音に集中できるこの体験は、非常にスマートで上質だと感じました。

nubia Pad Proのゲーム機能と冷却性能 仕様

  • ゲームエンジン: Nebulaパフォーマンス制御エンジン
  • アシスト機能: フローティングウィンドウ、パフォーマンス設定、充電分離(バイパス充電)、仮想ジョイスティック
  • タッチサンプリングレート: 最大840Hz(瞬時)
  • 冷却システム: 6層構造の冷却システム(高導電性銅箔、グラフェン、画面下冷却合金など)

まとめ:ゲーム機能と冷却性能

  • ゲーム支援機能:バッテリーの劣化と発熱を防ぐ「充電分離機能」が秀逸で、長時間のプレイを強力にサポート。
  • 操作性:ゲームを中断せずに呼び出せるオーバーレイメニューから、パフォーマンス設定やフローティングウィンドウなどの機能が利用でき、非常にスマート。
  • 冷却システム:6層構造のファンレス設計ながら、長時間の高負荷状態でもパフォーマンスを安定させる、非常に優秀な熱管理能力。
  • 静音性 vs 冷却力:物理ファンを搭載する「REDMAGIC Astra」の絶対的な冷却力に対し、Pad Proは「完全な静音性」という大きな価値を提供。

カメラ性能:nubia Pad Pro ~高画素フロントカメラで、オンライン会議も鮮明に~

nubia Pad Proの背面にあるカメラ。

ここでは、タブレットのカメラに求められる現代的な役割、特にビデオ通話の品質に焦点を当て、nubia Pad Proのカメラ性能を評価します。ゲーミングタブレット「REDMAGIC Astra」との比較を通じて、その実力を明らかにしていきます。

ビデオ通話を重視した、特徴的なカメラ構成

nubia Pad Proは、背面に1300万画素のリアカメラ、そして前面に2000万画素のフロントカメラという、非常に特徴的なカメラ構成を採用しています。多くのタブレットがリアカメラの画素数を重視する中で、フロントカメラの性能を大幅に向上させている点に、この製品の明確な設計思想が表れています。

比較対象の「REDMAGIC Astra」がリア1300万画素、フロント900万画素であることを考えると、nubia Pad Proがオンライン会議やビデオチャットといった、顔を映す機会の多い現代のタブレット利用シーンをいかに重視しているかが伺えます。

カメラの違い

  • nubia Pad Pro: 背面カメラ 13MP(1300万画素)、前面カメラ 20MP(2000万画素)
  • REDMAGIC Astra: 背面カメラ 13MP(1300万画素)、前面カメラ 9MP(900万画素)

カメラアプリのUIはシンプルで直感的ですが、画面上には2倍、5倍といったズームボタンが表示されます。これはデジタルズーム機能で、最大10倍まで対応していますが、画質は相応に低下するため、あくまで補助的な機能と捉えるのが良いでしょう。

記録用途には十分、実用的なリアカメラ

背面の1300万画素カメラは、スマートフォンのような本格的な写真撮影を期待するものではありませんが、タブレットのカメラとしての役割は十分に果たしてくれます。実際に晴れた日の屋外で風景を撮影してみると、想像していたよりもずっと色鮮やかで、ディテールもしっかりと描写されていました。

主な用途としては、会議中のホワイトボードを撮影したり、書類をスキャンしたりといった記録撮影が中心になるでしょう。実際に書類を撮影してみましたが、文字も鮮明に読み取ることができ、メモ代わりとして非常に役立ちました。スマートフォンのカメラに比べれば見劣りしますが、日常的な記録用途であれば不満を感じることはありません。

2000万画素フロントカメラがもたらす、クリアなビデオ体験

nubia Pad Proで写真を表示している。

このタブレットのカメラ性能における最大の魅力は、間違いなく2000万画素のフロントカメラです。実際にZoomを使ったオンライン会議で試したところ、その差は歴然でした。相手に映る自分の顔が非常にクリアで、ノートPCの内蔵カメラとは比較にならないほどの高画質です。肌の質感や背景の細部までしっかりと描写されるため、相手に与える印象も格段に良くなります。

友人とのビデオ通話でも、「今日の画質、すごく良いね」と言われるほどで、コミュニケーションの質が向上するのを実感しました。「REDMAGIC Astra」の900万画素フロントカメラもビデオ通話には十分ですが、画質にこだわりたい、あるいはビジネスシーンでの利用を考えているのであれば、nubia Pad Proの優位性は揺るぎないものがあります。

動画撮影性能については、詳細なスペックは公表されていません。一方で、「REDMAGIC Astra」は最大4K/144fpsという驚異的な動画撮影に対応しており、動画コンテンツの撮影も視野に入れた設計であることがわかります。この点から、nubia Pad Proは動画撮影よりも、高品質なビデオコミュニケーションに特化したカメラであると言えるでしょう。

nubia Pad Proのカメラ 仕様

  • リアカメラ: 1300万画素
  • フロントカメラ: 2000万画素

まとめ:カメラ性能

  • カメラ構成:ビデオ通話を重視し、タブレットとしては珍しい2000万画素の高画素フロントカメラを搭載。
  • フロントカメラ画質:オンライン会議やビデオチャットで、相手にクリアで鮮明な映像を届けることができ、コミュニケーションの質を向上させる。
  • リアカメラ性能:風景撮影もこなすが、主な用途は書類のスキャンや記録撮影といった実用的なシーンで活躍。
  • 比較:「REDMAGIC Astra」と比較して、フロントカメラの画質で圧倒的に優位に立ち、ビデオコミュニケーション用途に最適化されている。

バッテリー持ちと充電:nubia Pad Pro ~一日中頼れる10,100mAhの大容量バッテリー~

nubia Pad Proの背面。横向き。

ここでは、タブレットの生命線であるバッテリー性能に焦点を当て、nubia Pad Proがどれほどのスタミナと充電性能を持つのかをレビューします。より速さを重視する「REDMAGIC Astra」と比較しながら、その実用性を探ります。

12時間以上の連続駆動も可能な、10,100mAhの大容量バッテリー

nubia Pad Proの最大の強みの一つが、10,100mAhという非常に大容量なバッテリーです。これは、携帯性を重視し8,200mAhのバッテリーを搭載する「REDMAGIC Astra」と比較して約25%も大容量であり、「より長く使えること」を重視した設計思想が明確に表れています。公称値としては、最大で50日間という驚異的な待機時間が謳われています。

もちろん、これは待機状態での数値ですが、実際の連続使用時間も非常に優秀です。具体的な持続時間として、ベンチマークテストでは12時間15分もの連続駆動(PCMarkテスト、残量20%時点)を記録しました 。実際の動画視聴ではさらに長く、Amazonプライムビデオを2時間連続で再生した際のバッテリー消費がわずか13%だったことから、単純計算で約15時間の連続再生が可能ということになります 。この驚異的なスタミナのおかげで、休日に朝からNetflixでドラマを数時間見続け、合間にWebブラウジングをしても、夜まで充電の心配は全くありませんでした。

驚異的な回復力を見せる66W急速充電

nubia Pad Proで充電している様子。

nubia Pad Pro66Wの急速充電に対応しています。これは、「REDMAGIC Astra」が対応する最大80W充電よりは控えめですが、10,100mAhという大容量を考慮すれば、その充電速度は驚くべきものがあります。ある朝、出かける直前にバッテリーがほぼ空であることに気づき、慌てて充電を開始した経験があります。しかし、その心配は杞憂に終わりました。実際にバッテリー残量1%の状態から充電したところ、コーヒーを淹れて準備をしているわずか30分の間に72%まで一気に回復したのです。

最終的に約50分後には満充電に達しており、これほどの大容量バッテリーにもかかわらず、短時間で一日分の駆動時間を確保できる安心感は非常に大きいと感じました。なお、nubia Pad Proはワイヤレス充電には対応していません。また、満充電を繰り返すことによる劣化を抑える「バッテリー保護機能」も備わっており、充電量を80%でストップさせることが可能です。長く愛用するための配慮が感じられる、嬉しい機能です。

nubia Pad Proのバッテリー 仕様

  • バッテリー容量: 10,100mAh(標準値)
  • 公称待機時間: 最大50日間
  • 高速充電: 最大66W対応
  • 充電方式: USB Type-C
  • ワイヤレス充電: 非対応

まとめ:バッテリー持ちと充電

  • バッテリー容量:「REDMAGIC Astra」(8,200mAh)を大きく上回る10,100mAhの大容量で、公称待機時間は最大50日間。
  • 実使用時間:ベンチマークテストで12時間以上の連続駆動を記録し、動画視聴なら約15時間の再生が可能。
  • 充電速度:66Wの急速充電に対応し、約50分で満充電が可能。ワイヤレス充電には非対応。
  • 付加機能:バッテリーを保護する充電制限機能を搭載し、長期的な利用にも配慮されている。
  • 比較:「より速く充電できる」Astraに対し、Pad Proは「より長く使える」という明確な強みを持つ。

オーディオと通信性能:nubia Pad Pro ~没入感を深める立体音響と、クリアな音声通話~

nubia Pad Proで動画を再生している。

ここでは、エンターテイメント体験やコミュニケーションの質を大きく左右する、nubia Pad Proの音響性能と通信機能についてレビューします。「REDMAGIC Astra」との比較を通して、その実用性と魅力を探ります。

映画館のような臨場感、4スピーカーとDTS:X® Ultra

nubia Pad Proのオーディオ性能は、タブレットの域を超えた本格的なものです。本体の左右に2基ずつ、合計4基のスピーカーを搭載しており、横向きで動画を鑑賞する際に完璧なステレオサウンドを実現します。実際にNetflixでアクション映画を鑑賞したところ、左右から響くサウンドの広がりと迫力に驚きました。DTS:X® Ultraの効果も相まって、まるで小さな映画館にいるかのような立体的な音響体験ができます。これは、スピーカーが2基で、持ち方によっては音がこもりがちな「REDMAGIC Astra」と比較して、明確なアドバンテージだと感じました。

Apple MusicでOfficial髭男dismの楽曲を再生しても、ボーカルの伸びやかさから楽器の細かな音まで、解像度高く再現してくれ、音楽鑑賞にも十分耐えうるクオリティです。さらに感心したのは、本体を縦持ちに変えても、それに合わせてステレオの定位が自動で調整される点です。これは安価なモデルにはない、嬉しい配慮でした。

オンライン会議も快適、AIノイズ低減マイク

nubia Pad Proのマイクで音声を拾っている。

nubia Pad Proは、エンターテイメントだけでなく、コミュニケーションツールとしても非常に優秀です。3つのマイクを搭載し、AIによる音声最適化アルゴリズムとノイズ低減機能に対応しています。実際に自宅でオンライン会議に参加した際、近くで家族が立てる生活音があったのですが、相手からは「声だけがクリアに聞こえる」と好評でした。複数人が参加する会議でも、自分の声が埋もれることなく、しっかりと相手に届いているという安心感がありました。この機能は、ゲーミングに特化した「REDMAGIC Astra」にはない、Pad Proの大きな魅力です。

途切れない接続性、最新規格のWi-FiとBluetooth

通信性能も現代のニーズにしっかりと応えています。Wi-Fi 6(802.11ax)に対応しているため、対応ルーター環境下では、通信が混雑しがちな時間帯でも安定した高速通信が可能です。高画質な動画のストリーミングや、サイズの大きなファイルのダウンロードも非常にスムーズでした。

Bluetoothは最新規格に近いBluetooth 5.4に対応。ワイヤレスイヤホンで音楽を聴く際も、その恩恵は大きいです。LDACやaptX Adaptiveといった高音質コーデックに幅広く対応しているため、対応ヘッドホンと組み合わせることで、有線に迫るリッチなサウンドを楽しめました。なお、3.5mmイヤホンジャックは搭載されておらず、セルラーモデルの設定もないため、通信はWi-Fi環境下での利用が前提となります。

nubia Pad Proのオーディオ・通信性能 仕様

  • スピーカー: 4基(クアッドスピーカー)、DTS:X® Ultra対応
  • マイク: 3基(AI音声最適化、ノイズ低減機能搭載)
  • Wi-Fi: Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax/be)
  • Bluetooth: 5.4(LDAC, aptX Adaptiveなど主要高音質コーデック対応)
  • イヤホンジャック: なし
  • セルラー通信: 非対応

まとめ:オーディオと通信性能

  • スピーカー性能:4基のスピーカーとDTS:X® Ultraが、映画や音楽で臨場感あふれる立体音響を実現。
  • マイク性能:AIノイズ低減機能付きの3マイクアレイにより、オンライン会議でもクリアな音声を相手に届けられる。
  • 通信機能:Wi-Fi 6とBluetooth 5.4に対応し、安定した高速通信と高音質なワイヤレスオーディオ体験を提供。
  • 比較:「REDMAGIC Astra」に対し、スピーカーの数と質、そしてマイク性能で優位に立ち、エンタメとコミュニケーションの両面で高い満足度を誇る。

OSと機能:nubia Pad Pro ~仕事も遊びも大画面で、スマートにこなす実力~

nubia Pad ProのUI画面。

ここでは、nubia Pad Proのソフトウェアの使い勝手と、日々の利用シーンを豊かにする独自の機能についてレビューします。ゲームに特化した「REDMAGIC Astra」との比較を通して、Pad Proが持つバランスの取れた魅力に迫ります。

Android 15ベースのMyOS 15とUIの使い心地

nubia Pad Proは、Android 15をベースにカスタマイズされた「MyOS 15」を搭載しています。OS全体の動作は非常に高速でスムーズですが、実際に使ってみて少し気になったのが、UIがスマートフォン向けに近い点です。画面下部に表示されるナビゲーションバーなど、タブレットならではの広い画面を活かすDock機能などがなく、この点は今後のアップデートで改善を期待したいところです。

一方で、プリインストールされているアプリは最低限に抑えられており、不要なアプリ(ブロートウェア)が少ない点は非常に好印象でした。ゲーム機能もOSに統合されており、ゲーム中に画面端からスワイプすることでパフォーマンス設定などを呼び出せます。物理的な専用キーで「ゲームスペース」を起動する「REDMAGIC Astra」ほど専門的ではありませんが、ゲームも楽しみつつ、より幅広い用途で使いたいユーザーにとっては、このスマートな実装が心地よく感じられるでしょう。

「超快適」な有線映像出力とデスクトップ体験

nubia Pad Proの映像出力。

このタブレットで最も感動した機能の一つが、有線の外部映像出力です。実際にUSB-Cケーブル一本でPCモニターに接続したところ、何の設定も必要なく、挿すだけでデスクトップ画面がミラーリングされました。この手軽さは素晴らしいです。試しにこの状態でコントローラーを接続してゲームをプレイしてみましたが、遅延を全く感じさせない快適な操作感に驚きました。10.9インチでも十分大画面ですが、モニターに映し出された映像の迫力は格別で、まるで家庭用ゲーム機のように楽しめました。

さらに、Bluetoothキーボードとマウスを接続すれば、本格的なデスクトップPCとしても活用できます。複数のウィンドウを開いて資料を作成したり、大画面でデータ整理をしたりといった作業も、ストレスなくこなすことができました。仕事からエンターテイメントまで、この一台で完結させられるポテンシャルを秘めています。

高速で正確なデュアル生体認証

セキュリティ機能も充実しており、指紋認証と顔認証の両方に対応しています。指紋センサーは電源ボタンに統合されており、タブレットを手に取った際に自然と指が触れる位置にあるため、非常に合理的です。実際にロック解除を試すと、指紋認証は触れた瞬間に、顔認証は画面を見た瞬間に、スムーズにホーム画面へ移行します。どちらも高速かつ正確で、日常のロック解除でストレスを感じることは全くありませんでした。

nubia Pad ProのOS・機能 仕様

  • OS: MyOS 15.0 (Android 15ベース)
  • 生体認証: 指紋認証(電源ボタン一体型)、顔認証
  • 有線映像出力: USB Type-C経由のDisplayPort出力(最大144Hz対応)
  • 無線映像出力: SmartCast(Windows PCのみ対応)

まとめ:OSと機能

  • OSとUI:動作は高速でスムーズだが、UIはタブレットに最適化されていない部分も。不要なプリインストールアプリが少ない点は高評価。
  • 外部映像出力:USB-Cケーブル一本で接続できる有線ミラーリングが非常に簡単かつ低遅延で、「超快適」な体験を提供。
  • デスクトップ利用:外部モニターと周辺機器を接続すれば、PCライクな作業も快適にこなせる高い汎用性を持つ。
  • 生体認証:高速かつ正確な指紋認証と顔認証の両方に対応しており、ロック解除が非常にスムーズ。
  • 比較:「REDMAGIC Astra」のゲーム特化OSに対し、Pad Proは仕事から遊びまで幅広くカバーする、バランスの取れた機能性が魅力。

nubia Pad Pro vs. REDMAGIC Astra:徹底スペック比較

nubia Pad Pro 本体 背面を手で持っている。

nubia Pad ProREDMAGIC Astraは、同じnubia傘下のブランドから登場したタブレットですが、その設計思想とターゲットユーザーは大きく異なります。ここでは、両者の主な違いを項目別に比較し、それぞれの特徴を明らかにしていきます。

基本コンセプトとデザイン

  • nubia Pad Pro: エンタメからビジネスまで幅広く対応する、汎用性の高いハイエンドタブレット 。デザインはシンプルで上質さを重視しています。
  • REDMAGIC Astra: 最高のゲーム体験を追求した、携帯性に優れるコンパクトなゲーミングタブレット 。スケルトン風デザインやRGBライトが特徴です。
  • 違い: (※Pad Proは多様なライフスタイルに寄り添う万能型、Astraはゲームに特化した専門機という明確な違いがあります。)

プロセッサー

  • nubia Pad Pro: Snapdragon 8 Gen 3 (4nmプロセス) を搭載。
  • REDMAGIC Astra: Snapdragon 8 Elite (3nmプロセス) を搭載。
  • 違い:(※REDMAGIC Astraはより新しい世代のプロセッサーを搭載しており、純粋な処理性能では優位にあります。)

ディスプレイ

  • nubia Pad Pro: 10.9インチのTFT液晶ディスプレイ(解像度 2,880 x 1,800)、リフレッシュレート最大144Hz。
  • REDMAGIC Astra: 9.06インチのOLED(有機EL)ディスプレイ(解像度 2,400 x 1,504)、リフレッシュレート最大165Hz。
  • 違い: (※Pad Proはより大きく高解像度な画面、Astraは鮮やかな色彩と滑らかさが魅力のOLEDパネル、という選択になります。)

冷却システム

  • nubia Pad Pro: 冷却ファン非搭載の6層構造システム。
  • REDMAGIC Astra: 20,000RPMの高速冷却ファンと複合液体金属を含む13層構造システム。
  • 違い: (※Astraは物理ファンによる強力なアクティブ冷却が最大の特徴で、長時間の高負荷なゲームプレイでの安定性に優れます。一方、Pad Proはファンレスによる静音性がメリットです。)

バッテリーと充電

  • nubia Pad Pro: 10,100mAh バッテリー / 66W 急速充電。
  • REDMAGIC Astra: 8,200mAh バッテリー / 80W 急速充電。
  • 違い:(※Pad Proは「より長く使う」ことを、Astraは「より速く充電する」ことを重視した、対照的な設計思想です。)

OS、UI、独自機能

  • nubia Pad Pro: MyOS 15.0を搭載 。AIによるマイクのノイズ低減や、ビジネスにも使える高性能な映像出力(キャスティング)機能が特徴です。
  • REDMAGIC Astra: REDMAGIC OS 10.5を搭載 。物理キー(マジックキー)で瞬時に起動する「ゲームスペース」や、強力な振動(ハプティクス)など、ゲームに特化した機能が満載です。
  • 違い:(※OSのベースは同じですが、UIや機能はPad Proが汎用性、Astraがゲームへの専門性を追求しています。)

サイズ、重量、カラー

  • nubia Pad Pro: 約 7.3mm / 約 523g / ブラック。
  • REDMAGIC Astra: 約 6.9mm / 約 370g / ブラック、シルバー。
  • 違い:(※REDMAGIC Astraは圧倒的に軽量・コンパクトで、携帯性に優れています 。Pad Proはより大きな画面を持つ標準的なタブレットのサイズ感です。)

まとめ

nubia Pad ProREDMAGIC Astraは、性能や機能のあらゆる面で、それぞれのコンセプトの違いが明確に反映されています。nubia Pad Proは、大きな画面と大容量バッテリー、そしてビジネスシーンでも役立つマイクや映像出力機能を備え、価格も手頃な万能型ハイエンドタブレットです。

一方、REDMAGIC Astraは、最新プロセッサーと強力な冷却システム、ゲームに特化した独自機能をコンパクトなボディに詰め込んだ、妥協のないゲーム体験を追求する専門機と言えるでしょう。どちらを選ぶべきかは、ライフスタイルと、タブレットに何を最も求めるかによって決まります。

nubia Pad Proのメリット・デメリット

nubia Pad ProでFPSゲームをプレイしている様子。

ここでは、nubia Pad Proが持つ数々の魅力(メリット)と、購入前に考慮すべき点(デメリット)について、他の最新タブレットと比較しながら詳しく解説していきます。

【メリット】

メリット1:クラス最高峰のプロセッサー性能

nubia Pad Proは、ハイエンドプロセッサー「Snapdragon 8 Gen 3」を搭載しています。これは、より高価な「Lenovo Yoga Tab Plus」と同等の性能であり、「Galaxy Tab S10 FE」や「OPPO Pad 3」、「Xiaomi Pad 7」が搭載するプロセッサーを大きく上回る処理能力を誇ります。

メリット2:大容量バッテリーによる長時間の連続使用

10,100mAhという大容量バッテリーを搭載しており、一日中充電を気にすることなく使用できます。これは、「REDMAGIC Astra」(8,200mAh)や「Galaxy Tab S10 FE」(8,000mAh)といった競合製品よりも大容量で、長時間の動画視聴やゲームプレイで大きなアドバンテージとなります。

メリット3:高品質なビデオ通話を実現するフロントカメラ

前面に2000万画素という、タブレットとしては非常に高画素なカメラを搭載しています。これは、「REDMAGIC Astra」(9MP)や「Galaxy Tab S10 FE」(12MP)など、比較対象のどのタブレットよりも優れており、オンライン会議やビデオチャットで非常にクリアな映像を相手に届けられます。

メリット4:没入感の高いクアッドスピーカー

本体に4基のスピーカーを搭載し、DTS:X® Ultraによる立体音響に対応しています。これにより、映画や音楽、ゲームにおいて臨場感あふれるサウンド体験が可能です。「REDMAGIC Astra」や「Galaxy Tab S10 FE」のデュアルスピーカーと比べて、音の広がりと迫力で勝っています。

メリット5:圧倒的なコストパフォーマンス

これだけのハイエンドな性能と機能を持ちながら、69,800円からという価格は驚異的です。同じプロセッサーを搭載する「Lenovo Yoga Tab Plus」よりも安価であり、同価格帯のタブレットと比較して、頭一つ抜けた性能を手に入れることができます。

【デメリット】

デメリット1:microSDカード非対応による拡張性の低さ

nubia Pad Proは、microSDカードスロットを搭載していないため、後からストレージ容量を増やすことができません。最大2TBのmicroSDカードに対応する「Galaxy Tab S10 FE」と比較すると、写真や動画を大量に保存したいユーザーにとっては大きな弱点となります。

デメリット2:防水防塵性能の欠如

防水防塵性能を示すIP等級に対応していません。お風呂やキッチン、屋外など、水しぶきやホコリが気になる場所で使いたい場合には注意が必要です。IP54に対応する「REDMAGIC Astra」や、IP68という高い防水防塵性能を持つ「Galaxy Tab S10 FE」と比べると、耐久性の面で見劣りします。

デメリット3:有機ELではない液晶ディスプレイ

ディスプレイにはTFT液晶パネルが採用されています。2.8Kと高解像度で非常に美しいですが、「REDMAGIC Astra」が採用する有機EL(OLED)ディスプレイのような、吸い込まれるような黒の表現や、鮮烈な色彩は得られません。映像美に最もこだわるユーザーにとっては、選択を迷うポイントになるでしょう。

デメリット4:タブレットに最適化されていないUI

OSはAndroid 15ベースのMyOS 15を搭載していますが、そのUIはスマートフォンライクで、タブレットの広い画面を活かすためのDock機能などがありません。操作自体はスムーズですが、より効率的な操作性を求めるユーザーには、少し物足りなく感じられる可能性があります。

デメリット5:付属品の少なさ(充電器が別売り)

製品の箱には充電器が同梱されておらず、66Wの急速充電性能を最大限に活かすには、対応する充電器を別途購入する必要があります。これは「REDMAGIC Astra」や「OPPO Pad 3」も同様ですが、追加の出費が必要になる点は購入前に考慮すべきです。

nubia Pad Proのスペック(仕様)一覧

  • ディスプレイ: 10.9インチ TFT液晶、2880×1800解像度、144Hz、P3広色域
  • プロセッサ: Qualcomm Snapdragon® 8 Gen 3
  • GPU: Adreno 750
  • RAM(メモリ): 8GB, 12GB, 16GB (LPDDR5X)
  • ストレージ: 256GB, 512GB (UFS 4.0)
  • バッテリー: 10,100mAh
  • 駆動時間: 最大連続待機時間50日間(特定のテスト条件下)
  • 充電: 66W高速充電、充電分離(バイパス充電)機能対応
  • 背面カメラ: 13MP
  • 前面カメラ: 20MP
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ac/ax/be), Bluetooth 5.4
  • インターフェース: USB Type-C (USB 3.2、OTG対応)
  • センサー: 重力センサー, ジャイロセンサー
  • 映像出力: DisplayPort出力対応 (有線/無線キャスティング)
  • スピーカー: 4基 (クアッドスピーカー)
  • オーディオ: DTS:X® Ultra 対応
  • マイク: 3マイクアレイ (AI音声最適化、ノイズ低減機能)
  • 機能: Nebulaパフォーマンス制御エンジン, 6層冷却システム, 840Hzタッチサンプリングレート
  • 生体認証: 指紋認証、顔認証
  • 筐体: 一体型金属ボディ (CNC加工アルミニウムフレーム)
  • OS: MyOS 15.0 (Android 15)
  • サイズ: 約253.34 x 164.56 x 7.3 mm
  • 重量: 約523g
  • カラー: ブラック
  • 付属品: Type-C ケーブル, 取扱説明書

nubia Pad Proの評価

nubia Pad Proの画面。縦向きで置かれている。

8つの基準で「nubia Pad Pro」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★☆

2.8Kの高解像度と144Hzのリフレッシュレートは、映像コンテンツやWebサイトを驚くほど精細かつ滑らかに表示します。TFT液晶のため、有機ELのような鮮烈さはありませんが、自然な発色で長時間の利用でも目が疲れにくい点が魅力です。

スペック:★★★★★

Snapdragon 8 Gen 3を搭載し、2025年時点でもあらゆるアプリやゲームを最高設定で快適に動作させる、紛れもないハイエンド性能を誇ります。LPDDR5XメモリとUFS 4.0ストレージの組み合わせも、その高速な動作を力強く支えています。

デザイン:★★★★★

CNC加工された一体型のアルミニウムボディは、シンプルながら非常に高級感があります。薄型で、エッジの処理も丁寧なため、手に持った時の満足感は非常に高いです。派手さはありませんが、所有欲を満たしてくれる洗練されたデザインです。

耐久性: ★★★☆☆

アルミニウムフレームによる筐体の剛性は高く、しっかりとした作りを感じさせます。しかし、防水防塵性能を示すIP等級に対応していない点は、屋外などでの利用シーンを考えると、少し物足りなさを感じます。

通信:★★★★☆

最新規格のWi-Fi 6やBluetooth 5.4に対応し、高速で安定した通信が可能です。LDACなどの高音質コーデックもサポートしており、ワイヤレス環境も万全です。ただし、セルラーモデルがないため、星を一つ減らしました。

機能:★★★★★

特に有線の外部映像出力機能が秀逸で、遅延なく大画面でゲームや作業ができます。オンライン会議で威力を発揮するAIノイズ低減マイクなど、エンタメからビジネスまで幅広くカバーする気の利いた機能が満載です。

使いやすさ:★★★★☆

高速で正確な指紋・顔認証に対応しており、ロック解除は非常にスムーズです。OSの動作も軽快ですが、UIがタブレットに完全には最適化されていない点が少しだけ気になりました。

価格:★★★★★

Snapdragon 8 Gen 3を搭載したハイエンドタブレットが69,800円から購入できるというのは、驚異的なコストパフォーマンスです。同価格帯の製品と比較しても、その性能は頭一つ抜けています。

総評:★★★★★

最高のゲーム体験と、日常を豊かにする万能性を両立した一台

nubia Pad Proは、「ハイエンドなAndroidタブレットが欲しいけれど、ゲーミングデバイスのような派手なデザインは避けたい」というユーザーにとって、まさに完璧な選択肢と言えるでしょう。Snapdragon 8 Gen 3がもたらす圧倒的なパフォーマンスは、最新の重量級ゲームを最高設定で快適にプレイできるだけでなく、動画編集のようなクリエイティブな作業までスムーズにこなします。

エンタメと仕事の質を高める、気の利いた機能群

このタブレットの真価は、単なる高性能に留まりません。4基のスピーカーが奏でる立体音響は映画や音楽への没入感を深め、AIノイズ低減機能付きのマイクはオンライン会議の質を格段に向上させます。さらに、USB-Cケーブル一本でPCモニターに接続し、映像出力すれば、遅延のない大画面でゲームを楽しんだり、PCライクな作業環境を構築したりすることも可能です。これらの機能は、日常のあらゆるシーンをより豊かで快適なものにしてくれます。

圧倒的なコストパフォーマンス

これだけの性能と機能を持ちながら、価格は69,800円からという、驚異的なコストパフォーマンスを実現しています。一般的なタブレットとは一線を画す性能を持ちながら、専門的なゲーミングタブレットよりも汎用性が高く、価格も手頃。nubia Pad Proは、エンターテイメント、クリエイティブ、ビジネスのすべてを高次元で満たしてくれる、2025年9月におけるAndroidタブレットの新たな指標となる一台です。

購入前の注意点

購入を検討する上で、いくつか注意すべき点があります。まず、製品には充電器やスクリーンプロテクターが同梱されていないため、66Wの急速充電性能を最大限に活かすには、対応する充電器を別途用意する必要があります。また、microSDカードによるストレージの拡張には対応しておらず、防水防塵性能を示すIP等級もありません。ソフトウェア面では、OSのUIがタブレットに完全には最適化されていない点や、Netflixの高画質再生(Widevine L1)が今後のアップデート対応予定である点も、事前に把握しておくと良いでしょう。

どんな人に最適か

以上の点を踏まえると、このタブレットは最先端の性能を求めつつも、それを日々の多彩なシーンでスマートに活用したいと考える方に最適です。一つのデバイスで質の高いエンターテイメントとPCライクな作業環境の両方を実現し、洗練されたデザインを好むのであれば、現在最も有力な選択肢の一つとなるでしょう。

nubia Pad Proの価格・購入先

nubia Pad Pro 本体 前面と背面

※価格は2025/11/21に調査したものです。価格は変動します。

※2025年9月2日より先行予約販売を開始。9月9日(火)から正式に販売を開始します。

nubia ストア

8GB + 256GBモデル
通常価格:69,800円(税込)、
先行予約販売中クーポン併用価格:64,800円(税込)、

12GB + 256GBモデル
通常価格:79,800円(税込)、
先行予約販売中クーポン併用価格:74,800円(税込)、

16GB + 512GB
通常価格:92,800円(税込)、
先行予約販売中クーポン併用価格:87,800円(税込)、

で販売されています。

nubia ストアで「nubia Pad Pro」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで59,330円(税込)、
  • 楽天市場で69,800円(送料無料・中古は65,800円)、
  • ヤフーショッピングで69,800円(中古は66,980円)、

で販売されています。

Amazonで「nubia Pad Pro」をチェックする

楽天市場で「nubia Pad Pro」をチェックする

ヤフーショッピングで「nubia Pad Pro」をチェックする

AliExpressで「nubia Pad Pro」をチェックする

米国 Amazon.comで「nubia Pad Pro」をチェックする

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おすすめのライバル機種と価格を比較

nubia Pad Proに似た性能をもつタブレットも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

REDMAGIC Astra

REDMAGICから発売された9.06インチのタブレットです(2025年7月 発売)。

REDMAGIC OS 10.5 (Android 15.0ベース) 、Qualcomm Snapdragon 8 Elite、12GB / 16GB / 24GB LPDDR5T メモリ、OLEDディスプレイ、256GB / 512GB / 1TB UFS 4.1 Proストレージ、8,200mAhバッテリー、背面13MPカメラ、前面9MPカメラ、デュアルX軸リニアモーター (4Dバイブレーション)を搭載しています。

また、「マジックキー」、「RGBライト」、「ゲームスペース」、PAD ICE-X 冷却システム、80W 高速充電、充電分離機能(バイパス充電)、「Google Gemini AI」、リフレッシュレート: 最大165Hz、タッチサンプリングレート: 瞬時最大2,000Hz、常時最大240Hz、に対応。

DP映像出力、デュアルスピーカー、DTS:X Ultraサウンドシステム、指紋認証、顔認証、IP54防水防塵、USB Type-C (USB 3.2 Gen 2) x1、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4にも対応しています。

価格は、楽天市場で139,464円(送料無料)、ヤフーショッピングで87,799円(送料無料)、米国 Amazon.comで$699.00、です。

関連記事:REDMAGIC Astra徹底レビュー!驚異のゲーミング性能をNovaと比較

Amazonで「REDMAGIC Astra」をチェックする

Lenovo Yoga Tab

Lenovoから発売された11.1インチのタブレットです(2025年9月 発売)。

Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3、12GB LPDDR5X メモリ、3.2K LTPS液晶、256GB UFS 4.0ストレージ、8860mAhバッテリー、背面13MP+2MPカメラ、前面13MPカメラを搭載しています。

また、AIで最大4K解像度までアップスケーリングする技術「Lenovo AI SuperRes (AISR)」、AI機能「Lenovo AI Now」、正確なスペクトル・色調整を行う「PureSight Pro」アルゴリズム、専用ペン「Lenovo Tab Pen Pro」(付属)、専用キーボード「Lenovo Yoga Tab Keyboard Pack」(別売)、「Smart Connect」、「手書きフィードバック」に対応。

DP映像出力、最大144Hzリフレッシュレート、顔認証、IP53防水防塵、Corning Gorilla Glass 7i、68W 急速充電、4スピーカー、Dolby Atmos、USB 3.2 Gen 2 Type-C (DP-Out対応)、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4にも対応しています。

価格は、Amazonで63,800円、楽天市場で66,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで66,980円、レノボ公式サイトで63,800円(税込・送料無料)、です。

関連記事:Lenovo Yoga Tab徹底レビュー!実はPlus版より優秀?欠点もあり

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Galaxy Tab S10 FE / S10 FE+

Samsungから発売されたタブレットです(2025年4月18日 発売)。

約10.9インチ(FE)、約13.1インチのLCDディスプレイ(FE+)、Exynos 1580 オクタコアプロセッサ、8GBメモリ、128GBストレージ、8000mAh(FE)または10090mAh(FE+)バッテリー、背面約1300万画素広角カメラ、前面約1200万画素超広角カメラ、Android 15(2032年4月末までの長期サポート)を搭載しています。

また、Galaxy AI機能(「かこって検索」や「AI消しゴム」など)、付属のSペンでの操作(Bluetooth非対応)、リフレッシュレート最大90Hz、最大45Wの急速充電(USB PD)、最大2TBまでのmicroSDカードによるストレージ拡張、IP68等級の防水防塵(本体・Sペン)に対応しています。

さらに、デュアルスピーカー、電源ボタン一体型指紋認証、Book Cover Keyboard(AIキー搭載モデルあり・別売)、USB 2.0 Type-C (OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで66,218円(税込・FEモデル)、楽天市場で71,448円(送料無料)、ヤフーショッピングで82,400円、です。

関連記事:Galaxy Tab S10 FE徹底レビュー!S9 FEからの進化点とAI機能

Amazonで「Galaxy Tab S10 FE」をチェックする

OPPO Pad 3 Matte Display Edition

OPPOから発売された約11.6インチのタブレットです(2025年6月26日 発売)。

MediaTek Dimensity 8350、8GB LPDDR5X メモリ、約11.6インチ LCD (LTPS)、256GB UFS 4.0 ストレージ、9520 mAhバッテリー、背面約800万画素カメラ、前面約800万画素カメラを搭載しています。

また、「AI機能 (ドキュメント要約・翻訳、写真編集など)」、O+ Connect、マルチウィンドウビュー、67W SUPERVOOC™フラッシュチャージ対応、クアッドスピーカー、Holo Audio、OPPO Pencil 2 (別売り)、OPPO Pad 3 Smart Keyboard (別売り)、USB Type-C、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4に対応しています。

価格は、Amazonで61,047円、楽天市場で64,980円(中古・送料無料)、ヤフーショッピングで64,980円(中古)、です。

関連記事:OPPO Pad 3 Matte Display Edition 徹底レビュー!先代からの進化点と欠点

Amazonで「OPPO Pad 3 Matte Display Edition」をチェックする

Lenovo Yoga Tab Plus

Lenovoから発売された12.7インチのタブレットです(2025年1月 発売)。

Android 14(2回のメジャー OS アップグレード)、Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3、16GB LPDDR5X メモリ、3K液晶(2944 x 1840)、256 GB UFS 4.0ストレージ、10200 mAhバッテリー、背面13MP + 2MP の2眼カメラ、前面13MP フロントカメラを搭載しています。

また、Lenovo AI Now、共有機能(クロスコントロール、共有ハブ、デバイス連携)、Harman Kardonの6つのスピーカー、ドルビー・アトモス、デュアルマイク、DP映像出力、Miracast、144Hzのリフレッシュレート、45W急速充電、Lenovo Tab Pen Pro(付属)、専用のキーボードパック(別売)、USB 3.2 Type-C ポート、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4に対応しています。

価格は、Amazonで77,980円(税込)、楽天市場で85,920円(送料無料)、ヤフーショッピングで80,000円(ほぼ未使用品)、です。

関連記事:Lenovo Yoga Tab Plusレビュー!AI Now搭載タブレットの驚愕の性能とは?

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Xiaomi Pad 7

Xiaomiから発売された11.2インチのタブレットです(2025年3月13日 発売)。

Xiaomi HyperOS 2(Android 15ベース)、Snapdragon 7+ Gen 3 Mobile Platform、8GB LPDDR5X メモリ、3.2Kの11.2インチ 液晶(3200×2136)、128GB/256GB UFS 3.1/4.0ストレージ、8850 mAhバッテリー、背面1300万画素カメラ、前面800万画素カメラを搭載しています。

また、Xiaomi HyperAI(AI音声/アート/電卓/文章生成)、Google Gemini連携、Xiaomi HyperConnect、ワークステーションモード、最大144Hz 可変リフレッシュレート、45W ターボチャージ、クアッドスピーカー(200%音量アップ)、Dolby Atmosサウンド、Miracast対応映像出力、

Xiaomi フォーカスペン対応 (低遅延, 8192段階筆圧感知, 別売)、Xiaomi Pad 7/7 Pro フォーカスキーボード対応 (フローティング, ヒンジ, 無段階調整, バックライト, タッチパッド, 別売)、USB Type-C 3.2 Gen 1、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、に対応しています。

価格は、Amazonで44,980円(税込)、楽天市場で54,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで54,279円、です。

関連記事:Xiaomi Pad 7を徹底レビュー!AI機能、評価、価格、Pad 6比較

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iPad Pro M5 (2025)

Appleから発売された11インチおよび13インチのタブレットです(2025年10月22日 発売)。

iPadOS 26、Apple M5チップ、12GB/16GB RAM、Ultra Retina XDR(タンデムOLED)ディスプレイ(11インチ [2,420 x 1,668] / 13インチ [2,752 x 2,064])、256GB、512GB、1TB、2TBストレージ、最大10時間駆動する31.29Wh/38.99Whバッテリー、、背面12MP広角カメラ、前面12MPセンターフレームカメラ(横向き)を搭載しています。

また、AI機能「Apple Intelligence」、Thunderbolt / USB 4経由での高速充電(約30分で最大50%)、ProMotionテクノロジー(10Hz〜120Hzアダプティブリフレッシュレート)、4スピーカーオーディオ、空間オーディオ再生、ドルビーアトモス、スタジオ品質の4マイクアレイ、専用ペン(Apple Pencil Pro、Apple Pencil(USB-C)・別売)、専用キーボード(iPad Pro用Magic Keyboard・別売)に対応。

最大6K/60Hzまたは4K/120Hzの外部ディスプレイ出力、AirPlayミラーリング(最大4K)、Siri、Apple Pay、Face ID(TrueDepthカメラによる顔認識)、OSレベルでのプライバシー保護、App Store、Thunderbolt / USB 4ポート(充電、DisplayPort、Thunderbolt 3、USB 4、USB 3対応)x1、5G通信(Cellularモデルのみ)、eSIM(物理SIM非対応)、Wi-Fi 7、Bluetooth 6にも対応しています。

価格は、Amazonで218,800円~、楽天市場で219,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで159,800円、Apple オンラインストアで168,800円~、です。

関連記事:iPad Pro M5 徹底レビュー 新チップの進化点、M4との違いを評価

Amazonで「iPad Pro M5」をチェックする

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Google Pixel 10 徹底レビュー!Pixel 9からの進化点と欠点

Google Pixel 10 本体 Indigoを手に持っている。
2025年8月28日に発売された「Google Pixel 10」は、Googleの最新AI技術と洗練されたハードウェアが融合した、注目のフラッグシップスマートフォンです。

このレビューでは、Pixel 10が日常をどれだけ賢く、そして便利にしてくれるのか、前モデル「Google Pixel 9」と徹底的に比較・検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

Google Pixel 10 の長所(Pros):

  • ユーザーの行動を先読みする「マジックサジェスト」など独自のAI機能
  • スタンダードモデルとして初めて搭載された、クリアな光学5倍望遠レンズ
  • 太陽の下でも圧倒的に見やすい、最高クラスに明るいディスプレイ
  • 充電の失敗がない、便利なマグネット式ワイヤレス充電「Pixelsnap」
  • 7年間という他社の追随を許さない長期アップデート保証

Google Pixel 10 の短所(Cons):

  • 前モデルや競合機種が対応するWi-Fi 7からWi-Fi 6Eへのスペックダウン
  • 前モデルからほとんど変わっておらず、新鮮味に欠けるデザイン
  • 競合機種に劣る有線充電の速度
  • microSDカード非対応によるストレージ拡張性のなさ

総合評価:

Google Pixel 10は、最高の処理性能を追求するよりも、賢いAIによるサポートと長期的な安心感を重視するユーザーにとって理想的な一台です。特に、カメラ性能と日常の使い勝手にこだわり、長く愛用できるスマートフォンを探している方には強くおすすめできます。

この記事で分かること

  1. Google Pixel 9から進化したデザイン、ディスプレイ、カメラの詳細な違い
  2. 新プロセッサ「Google Tensor G5」のパフォーマンスと発熱の実態
  3. Antutuベンチマークスコアと、Nothing Phone (3)など競合モデルとの性能比較
  4. 『原神』や『フォートナイト』など人気ゲームがどれだけ快適に動作するかの実測フレームレート
  5. 新機能「マジックサジェスト」や「マイボイス通訳」など、進化したAIの使い勝手
  6. 光学5倍望遠レンズで撮影した作例と、Pixel 9のデジタルズームとの画質比較
  7. マグネット式充電「Pixelsnap」の利便性と、バッテリーの実働時間
  8. 7年間の長期アップデート保証がもたらす本当の価値
  9. おサイフケータイや生体認証など、日本で使う上での便利な機能
  10. 専門家による5段階評価と詳細な総評
  11. Googleストア、AmazonなどのECサイトの価格、お得な購入先

この記事を最後まで読むことで、Google Pixel 10を購入するべきかどうかが、はっきりと分かるはずです。購入を悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンクAliExpress リンク

公式ページ:Google Pixel 10 シリーズ – 発想は、AI と創る時代へ

デザインと耐久性:Google Pixel 10 微細な進化と大きな利便性

Google Pixel 10の背面 Indigo

ここでは、Google Pixel 10のデザインと耐久性について、前モデルのGoogle Pixel 9と比較しながら、実際に私が使って感じたことを詳しく書いていきます。

見慣れた安心感と、わずかに増した存在感

Google Pixel 10を箱から出して最初に感じたのは、正直なところ、前モデルとそっくりで斬新さは感じられないという印象でした。全体の形状は前モデルのGoogle Pixel 9のデザインを色濃く受け継いでいます。垂直に切り落とされたフラットな側面フレームに、なだらかなカーブを描く四隅の角。手に取ったときの感触は、まさに慣れ親しんだPixelそのものです。しかし、じっくりと両者を並べて比較してみると、細かな違いがあることに気づきます。

特に注目すべきは、Pixelシリーズの象徴である背面のカメラバーです。Pixel 10でも楕円柱のような独立したデザインは健在ですが、その縦幅がPixel 9の約21.6mmから約23mmへと、わずか1.4mm増しているのです。この小さな変化が、カメラバーの存在感をわずかに強調し、高性能カメラを搭載していることを静かに主張しているように感じられました。デュアルカメラだったPixel 9に対し、望遠レンズが加わりトリプルカメラになったことで、レンズ部分が大きくなったのも納得の変化です。

質感とカラーが物語る洗練

Google Pixel 10の4色カラーバリエーション。

カラーバリエーションはIndigo、Frost、Lemongrass、Obsidianの4色です。私が試用した「Lemongrass」のカラーは、鮮やかながらも派手すぎない絶妙な色合いで、光沢仕上げの背面ガラスと相まって、まるで磨き上げられた工芸品のような印象を受けました。側面フレームは100%リサイクルアルミニウム製で、サテン仕上げが施されており、光沢のある背面とのコントラストが美しいです。この質感の高さは、毎日使う道具として愛着が湧く重要なポイントだと感じます。

一方で、Pixel 9と同様に、本体はすべすべしていて滑りやすい印象も受けました。実際に、カフェのテーブルに置こうとした際に手から滑り落ちそうになり、ヒヤッとした経験があります。デザインを損なわないクリアケースなどを装着すると、安心して使えるでしょう。

カラーの違い

  • Google Pixel 10::Indigo、Frost、Lemongrass、Obsidian
  • Google Pixel 9:Peony、Wintergreen、Porcelain、Obsidian

日常の不安を軽減するタフなボディ

Google Pixel 10の側面と上部

スペックシートを見ると、Google Pixel 10の重量は204gで、Pixel 9の198gから6g増加し、ついに200gの大台に乗りました。正直なところ、この重量増は少し残念に感じましたが、実際に両方のデバイスを持ち比べてみても、その差はほとんど体感できませんでした。

サイズ・重量の違い

  • Google Pixel 10:高さ152.8mm、幅72mm、厚さ8.6mm、重さは204g
  • Google Pixel 9:高さ152.8mm、幅72mm、厚さ8.5mm、重さは198g

むしろ、Corning® Gorilla® Glass Victus® 2を採用した前面・背面ガラスと堅牢なフレームのおかげで、手に持つとしっかりとした剛性感があり、安心感につながっています。

また、IP68準拠の防塵・防水性能も備えているため、キッチンでレシピを見ながら料理をしたり、突然の雨に見舞われたりといった日常のアクシデントにも強いのは心強い限りです。前モデルのPixel 9では、ユーザーから耐久性に関する不安の声も聞かれましたが、この堅牢な作りはそうした懸念を払拭してくれるでしょう。

耐久性の違い

  • Google Pixel 10:Corning® Gorilla® Glass Victus® 2カバーガラス、航空宇宙グレードのアルミニウム製フレーム、IP68防塵・防水性能
  • Google Pixel 9:Corning® Gorilla® Glass Victus® 2カバーガラス、マット仕上げのメタルフレーム、IP68防塵・防水性能

使いやすさを向上させたポート類の配置変更

Google Pixel 10の接続ポート

日々の使い勝手に直結するポート類の配置にも、歓迎すべき変更点があります。Google Pixel 9では下部側面に配置されていたnanoSIMカードトレイが、Pixel 10では上部側面に移動しました。これにより、下部側面はUSB Type-Cポートを中央に挟んで左右対称にスピーカーが配置されるという、美しいデザインになりました。

この配置変更は、特に動画鑑賞やゲームプレイ時に大きな恩恵をもたらします。前モデルのPixel 9では、本体を横に持つとスピーカーの片方を指で塞いでしまい、音がこもってしまうことがありましたが、Pixel 10ではその心配がなくなりました。これにより、没入感を妨げられることなく、コンテンツに集中できるようになったのは嬉しい改善点です。

なお、従来通りmicroSDカードスロットイヤホンジャックは搭載されていません。

Google Pixel 10の付属品

  • 1 m USB-C® – USB-C® ケーブル(USB 2.0)
  • SIM 取り出しツール

まとめ:デザインと耐久性

  • 第一印象:前モデルPixel 9のデザインを踏襲しており目新しさはないが、細部が洗練され完成度が高い。
  • 質感と形状:サテン仕上げのアルミフレームと光沢ガラスの組み合わせが美しく、カメラバーの存在感がわずかに増している。
  • サイズと重量:Pixel 9よりわずかに厚く重くなった(204g)が、体感差は少なく、それ以上に堅牢な作りが安心感を与える。
  • 耐久性:Gorilla Glass Victus® 2とIP68防水防塵に対応し、日常使いでのタフさは十分。
  • ポート配置の改善:SIMトレイが上部に移動し、下部のスピーカー配置が改善されたことで、横持ち時の音の妨げがなくなった。

ディスプレイ:Google Pixel 10 太陽の下でこそ輝く、シリーズ史上最も明るい画面

Google Pixel 10のディスプレイ。画面に自然の風景。

ここでは、Google Pixel 10のディスプレイ性能についてレビューしていきます。前モデルのGoogle Pixel 9から何が変わり、実際の使い心地はどうだったのか、私が体験した感動を交えながら詳しくお伝えします。

鮮やかさと自然さを両立した第一印象

Google Pixel 10の電源を初めて入れたとき、目に飛び込んできたのは6.3インチの有機ELActua Display」が描き出す、息をのむほど鮮やかな世界でした。前モデルのGoogle Pixel 9と同様のサイズ感と、自然で豊かな色彩表現は、24ビットフルカラー(1,600万色)に対応したディスプレイならではの高い品質を感じさせます。動画や写真の色が忠実に再現されるため、コンテンツをありのままに楽しみたい私にとって、非常に好印象な第一印象でした。

変わらぬ解像度、進化した「明るさ」

スペックを詳しく見ると、1,080 x 2,424ピクセルという解像度や、リフレッシュレート最大120Hzのスムーズディスプレイ対応という点はPixel 9から据え置かれています。SNSのタイムラインをなぞった時の滑らかな追従性は、引き続き非常に快適です。しかし、Google Pixel 10の真価は別の部分にありました。それは、ディスプレイの「明るさ」です。この進化が、日々の使い心地を大きく変えることになります。

最大の進化点:屋外での圧倒的な視認性

Google Pixel 10のディスプレイ。屋外で使用。

このディスプレイの真価は、太陽の下でこそ発揮されます。注目すべきは、その圧倒的な明るさです。Google Pixel 10のピーク輝度は3,000ニトに達し、Pixel 9の2,700ニトから約11%も向上しています。この数値の差は、実際の体験に劇的な変化をもたらしました。

先日、晴れた日の昼間に公園で写真を撮る機会があったのですが、まさにその瞬間、Pixel 10の進化を実感しました。以前使っていたPixel 9でも屋外での視認性に不満はありませんでしたが、Pixel 10は画面の反射をほとんど気にすることなく、被写体の細部や構図をくっきりと確認できたのです。まるで明るい室内で見ているかのような快適さで、これには本当に感動しました。これほどの視認性があれば、屋外で地図アプリを確認したり、友人とのメッセージを確認したりする際にも、一切ストレスを感じることはないでしょう。

映像の世界に深く没入するエンタメ体験

Google Pixel 10でアニメ動画を視聴。

もちろん、HDR(ハイダイナミックレンジ)をサポートした卓越した表示性能は、エンターテインメント体験も格上げしてくれます。より広い範囲の明るさと色でコンテンツを楽しめるため、先日『Netflix』でHDR対応の映画を鑑賞したのですが、暗いシーンでの黒の締まりと、爆発シーンなどで見せる光の鮮烈な表現力は、まさに圧巻の一言でした。

ベゼルの幅や画面上部のパンチホールカメラのデザインはPixel 9から変更なく、引き続きコンテンツへの高い没入感を維持しています。ディスプレイの表面には傷に強いCorning® Gorilla® Glass Victus® 2が採用されており、美しい表示を長く安心して楽しめるという点も、毎日使う上で非常に重要なポイントだと感じます。

Google Pixel 10のディスプレイ仕様

  • 種類: 6.3 インチ(160 mm)Actua ディスプレイ(有機EL)
  • 解像度: 1,080 x 2,424ピクセル、422 PPI
  • アスペクト比: 20:9
  • リフレッシュレート: スムーズ ディスプレイ(60~120 Hz)
  • 輝度: 最大輝度 2,000 ニト(HDR)、3,000 ニト(ピーク輝度)
  • その他: Corning® Gorilla® Glass Victus® 2 カバーガラス、コントラスト比 2,000,000:1 以上、HDR サポート

まとめ:ディスプレイ

  • 基本性能:サイズや解像度はPixel 9と共通だが、有機ELと120Hzリフレッシュレートによる表示は非常に高品質で滑らか。
  • 最大の進化点:ピーク輝度がPixel 9から約11%向上し3,000ニトに到達。直射日光下での視認性が劇的に改善された。
  • エンタメ体験:高いコントラスト比とHDRサポートにより、動画や写真鑑賞で圧倒的な没入感を提供。
  • デザインと保護:スリムなベゼルはそのままに、Gorilla Glass Victus 2で傷への耐性も備え、美しさと安心感を両立している。

パフォーマンス:Google Pixel 10 大幅進化したTensor G5の実力と快適な日常操作

Google Pixel 10の背面。インディゴ。

ここでは、Google Pixel 10のパフォーマンスについて詳しくレビューしていきます。スマートフォン体験の核となるプロセッサが前モデルのGoogle Pixel 9からどれほど進化したのか、そして、それが日々の使い心地にどのような影響を与えるのか、私が実際に使用して感じたことをお伝えします。

過去最大の進化を遂げたGoogle Tensor G5

Google Pixel 10のパフォーマンスを語る上で欠かせないのが、新開発のプロセッサ「Google Tensor G5」です 。注目すべきは、製造プロセスがPixel 9に搭載されていたTensor G4のSamsung 4nmから、より微細なTSMC 3nmへと移行した点です。この進化は、電力効率と処理性能の両面で大きな恩恵をもたらします。CPUのコア構成も、Tensor G4の1+3+4コアから、高性能なCortex-X4コアを1基、Cortex-A725を5基、効率的なCortex-A525を2基搭載する最新の1+5+2構成へと刷新されました。

このアーキテクチャの変更と動作周波数の向上により、CPU性能はTensor G4比で34%も向上したとされています。実際にGeekbench 6のスコアを比較すると、Pixel 9のTensor G4がシングルコア約1,927点、マルチコア約4,550点だったのに対し 、Pixel 10のTensor G5はシングルコア2,362点、マルチコア6,000点と、それぞれ約22%、約32%という大幅なスコアアップを記録しており、公式の発表通りの著しい進化を遂げていることが分かります。

グラフィック性能も大幅強化、GPUの進化

CPUだけでなく、グラフィック性能を司るGPUも大きく進化しました。Pixel 10のTensor G5は、新たに「IMG DXT-48-1536」というGPUを搭載しています。その理論性能は1.69 TFLOPS(FP32)に達し、これはApple A15 Bionic(5-GPU)と同等のレベルとされています。前モデルのPixel 9では、重い3Dゲームのパフォーマンスに限界があるとの指摘もありましたが、このGPUの強化により、日常使いでのUIアニメーションや高解像度動画の再生が、より一層滑らかで美しくなりました。

日々のタスクで実感する、ストレスフリーな動作感

Google Pixel 10で動画を編集している様子。

ベンチマークスコアの向上はもちろんですが、私が最も感動したのは、日常的な操作におけるストレスフリーな動作感です。『Chrome』でのWebブラウジングや、『X』『Instagram』といったSNSの閲覧は、まるで指に吸い付くように滑らかです。特に複数のアプリを切り替えながら作業する際に、その真価を発揮しました。例えば、『Googleマップ』で目的地を検索しながら『Chrome』でレストランのレビューを確認し、その情報を『LINE』で友人に共有するといった一連の操作が、一度ももたつくことなくスムーズに行えたのには驚きました。

また、Tensor G5の強化されたAI処理性能は、画像編集作業でも体感できます。『Googleフォト』の「編集マジック」や『Adobe Lightroom』でRAWデータを編集する際、Pixel 9と比べてプレビューの表示や処理の完了が明らかに高速化しており、クリエイティブな作業がこれまで以上にはかどりました。

発熱は抑制され、快適さが持続

前モデルのPixel 9では、高負荷な作業を続けると本体が熱くなり、パフォーマンスが低下することがありました。しかし、Pixel 10ではその点が大きく改善されています。TSMC 3nmプロセスによる電力効率の向上のおかげか、長時間のビデオ通話や、4K動画の簡単な編集作業を行っても、本体が不快なほど熱くなることはありませんでした。ほんのり温かさを感じる程度で、パフォーマンスが低下するような場面もなく、安定して快適な状態が持続しました。

高速なメモリとストレージ、ただし拡張性はなし

Google Pixel 10でFPSゲームをプレイしている様子。

Pixel 10は、12GBの大容量LPDDR5X RAMを搭載しています。これはPixel 9と同容量ですが 、多くのアプリを同時に開いたままでも動作が重くなることはなく、快適なマルチタスク環境をしっかりと支えてくれます。そして、ストレージ性能は劇的に進化しました。UFS 4.0規格に対応したことで 、ファイルの読み書き速度が飛躍的に向上しています。UFS 3.1を搭載していたPixel 9のシーケンシャルリード速度が約2,000MB/sだったのに対し、UFS 4.0では理論上最大4,200MB/sに達します。この差は、サイズの大きなアプリのインストール時や、撮影した4K動画を読み込む際に「速い!」と声に出るほど体感できました。

ただし、注意点として、Pixel 9と同様にmicroSDカードには対応していません。128GBまたは256GBの本体ストレージで足りない場合は、『Google One』などのクラウドストレージを積極的に活用する必要があります。

Google Pixel 10のパフォーマンス仕様

  • プロセッサ: Google Tensor G5、Titan M2 セキュリティ コプロセッサ
  • 製造プロセス: 3nm (TSMC製)
  • CPU構成: 8コア (1x 3.4GHz, 5x 2.85GHz, 2x 2.4GHz)
  • メモリ: 12 GB LPDDR5X RAM
  • ストレージ: 128 GB / 256 GB UFS 3.1 / UFS 4.0

まとめ:パフォーマンス

  • プロセッサ性能:TSMC 3nmプロセスで製造されたTensor G5は、Pixel 9のG4からCPU性能が大幅に向上し、あらゆる動作が高速化された。
  • 実用的な速さ:Web閲覧やSNSはもちろん、複数のアプリを駆使するマルチタスクも極めてスムーズで、ストレスを感じさせない。
  • 発熱と冷却:電力効率の改善により、高負荷時でも発熱が穏やかになり、パフォーマンスの持続性が向上した。
  • メモリとストレージ:12GBのRAMとUFS 4.0対応の高速ストレージによりアプリの起動やファイル読み込みが高速化されたが、microSDカードによる拡張はできない。

Antutuベンチマーク

Google Pixel 10が搭載するGoogle Tensor G5 プロセッサは、Antutu V10 ベンチマーク総合で約120万点 前後を記録する性能を備えています。

実際に測定してみると、たしかに120~130万点前後になりました。

例1: Antutu V10.5.2 総合で「1212229」、CPUで「391807」、GPUで「381103」、MEMで「240590」、UXで「198729」

例2: Antutu V10.4.6 総合で「1243243」、CPUで「430892」、GPUで「396334」、MEMで「207406」、UXで「208611」

例3: Antutu V10.5.2 総合で「1324940」、CPUで「477216」、GPUで「417735」、MEMで「204450」、UXで「225539」

一方、前モデル「Google Pixel 9」はGoogle Tensor G4 プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約100万 (1039906) 前後を記録しています。

例: Antutu V10 総合で「1016167」、CPUで「247268」、GPUで「446806」、MEMで「177376」、UXで「200176」

Google Pixel 10は前モデル「Google Pixel 9」よりもスコアが約20万点向上しています。

Tensor G5 性能を比較

Google Pixel 10が搭載するGoogle Tensor G5 プロセッサは、他のCPUと比べて、どのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。

Google Pixel 10

CPUランキング

※Antutuベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. Apple A18 Bionic (iPhone 16)・・・Antutu:150万
  2. MediaTek Dimensity 8350 Extreme (motorola edge 60 pro)・・・Antutu: 144万
  3. Snapdragon 7+ Gen 3 (AQUOS R10)・・・Antutu:133万
  4. MediaTek Dimensity 8350 (OPPO Reno14 5G)・・・Antutu: 132万
  5. Tensor G5 (Google Pixel 10)・・・Antutu: 120万
  6. Tensor G4 (Google Pixel 9)・・・Antutu:100万
  7. Snapdragon 7 Gen 3 (motorola edge 50 pro)・・・Antutu:約 85万
  8. Dimensity 7200-Ultra (Redmi Note 13 Pro+ 5G)・・・Antutu:約72万
  9. Snapdragon 7s Gen 3 (Nothing Phone 3a)・・・Antutu 約 71万
  10. Dimensity 7300-Ultra(Redmi Note 14 Pro 5G)・・・Antutu 約 67万

比較から分かること

Google Tensor G5は、純粋な計算性能のスコアで市場の頂点を追求するのではなく、非常に高いレベルのパフォーマンスを確保しながら、Google独自のAI機能やソフトウェアとの最適化に重点を置いたプロセッサであると推察されます。

前世代のTensor G4からスコアを20万点も向上させたことは、基本的なスマートフォンの動作性能が大幅に向上し、多くのユーザーにとって十分すぎるほどの快適さを提供することを意味します。特に、AppleのAシリーズやクアルコムのSnapdragon 8シリーズの最新モデルが達成するような最高峰のスコアではありませんが、それはGoogleの製品開発哲学を反映した結果と言えるでしょう。

ゲーム性能:Google Pixel 10 Tensor G5はゲーマーを満足させるか?人気5タイトルで実力を徹底検証

Google Pixel 10で原神をプレイしている様子

ここでは、Google Pixel 10に搭載された新プロセッサ「Google Tensor G5」が、どれほどのゲーム性能を秘めているのかをレビューします。日常使いの快適さはもちろん、ゲーマーとして気になるのはやはり、高グラフィックなゲームがどれだけ快適に動くかという点です。人気の5タイトルを実際にプレイし、その実力を確かめてみました。

原神:美しいテイワット大陸を滑らかに冒険

まず試したのは、非常に高いグラフィック負荷を要求されるオープンワールドRPG『原神』です。実際にフォンテーヌの美しい水中都市を探索してみましたが、グラフィック設定を「高」にしても、フレームレートは平均して50fpsから60fpsを維持しており、水の揺らぎや光の反射が驚くほど滑らかで感動しました。複数の敵との乱戦でキャラクターの元素爆発が飛び交う場面では、さすがに40fps台まで落ち込む瞬間はありましたが、プレイフィールを大きく損なうことはなく、美しいテイワット大陸の冒険に没頭できました。

フォートナイト:90fpsモードも視野に入る快適なバトルロイヤル

次に、世界的な人気を誇るバトルロイヤル『フォートナイト』では、その実力をさらに感じました。グラフィック設定を「高」にしても60fpsで安定しており、終盤の激しい建築バトルでもカクつきは皆無です。試しに90fpsモードを有効にしてみると、戦闘のないエリアでは80fps以上を叩き出し、その滑らかさには目を見張るものがありました。プレイヤーが密集する最終盤の混戦では60fps台に落ち着きましたが、常に安定したフレームレートで勝利を狙うなら、60fps設定がベストな選択だと感じました。

Call of Duty: Warzone Mobile:大規模な戦場でも安定したパフォーマンス

最大120人が入り乱れる『Call of Duty: Warzone Mobile』のような大規模な戦場でも、Tensor G5は健闘しました。グラフィック設定を「中」にすることで、マッチを通して平均50fpsから60fpsをキープ。特に、序盤にパラシュートで降下する際の広大なマップの描画もスムーズで、着地後の武器集めも快適そのものです。敵との激しい撃ち合いや空爆が重なる場面ではフレームレートの若干の低下を感じましたが、操作の応答性が失われることはなく、緊迫感のある戦いを存分に楽しめました。

ファイナルファンタジーVII エバークライシス:常に最高の画質で物語に没入

『ファイナルファンタジーVII エバークライシス』では、Tensor G5に最適化された性能を実感しました。グラフィック設定を最高にしても、フレームレートは常に60fpsに張り付いており、クラウドのバスターソードを振るうリミットブレイクや、バハムートを呼び出す派手な召喚獣の演出も、一切のコマ落ちなく楽しめました。ロード時間も非常に短く、物語への没入感を一切妨げない、まさに完璧なプレイ体験でした。

崩壊:スターレイル:美麗なグラフィックをストレスなく堪能

『原神』と同じ開発元による『崩壊:スターレイル』も快適そのものです。美麗なキャラクターが宇宙を旅するこのRPGを、グラフィック「高」設定でプレイしましたが、ほとんどの場面で60fpsを維持し、非常にスムーズでした。宇宙ステーション「ヘルタ」の作り込まれた景色を眺めながらの探索や、戦闘中のド派手な必殺技の演出も、カクつくことなくリッチなグラフィックを堪能できます。ごくまれに負荷の高いシーンで50fps台に落ち込むことがありましたが、ターン制バトルというゲーム性もあって、プレイ感が損なわれることはありませんでした。

まとめ:ゲーム性能

  • ハイエンドクラスの性能:「原神」のような高負荷なゲームでも、画質設定を調整すれば60fpsに近い安定したプレイが可能。
  • 最適化されたタイトルでの没入感:「ファイナルファンタジーVII エバークライシス」では、最高画質で常に滑らかな描画を維持し、最高の体験を提供。
  • 安定性と応答性:純粋なスコアだけでなく、実際のゲームプレイにおいて高いレベルでの快適性を実現しており、幅広いジャンルのゲームを高水準で楽しめる。
  • 総合評価:ほとんどのユーザーが満足できる高いゲーム性能を持っており、カジュアルからヘビーまで多くのゲーマーの期待に応える実力がある。

AI機能:Google Pixel 10 あなたの心を先読みする、賢いパートナーの誕生

Google Pixel 10の画面。マジックサジェストと書かれている。

ここでは、Google Pixelシリーズの核となるAI機能について、カメラ関連のものを除いてレビューしていきます。前モデルのGoogle Pixel 9が誇る賢さに、Google Pixel 10はどのような進化を加えたのか。まるで心が読めるパートナーのような、驚きの体験を中心にお伝えします。

賢さの土台、Tensor G5によるオンデバイスAI

Google Pixel 10の驚くべきAI機能は、その頭脳である「Google Tensor G5」チップセットに支えられています。このプロセッサはGoogle DeepMindと共同で設計され、AI処理をデバイス上で行うことに最適化されています。これにより、最新の「Gemini Nano」モデルがスマートフォン内部で完全に実行可能となり、ユーザーは高速な応答性能と、データが外部に送信されないというプライバシー面での大きな安心感を得ることができます。Pixel 9のTensor G4もオンデバイスAIを特徴としていましたが、G5への進化が、これから紹介する新機能の土台となっています。

心を読まれたような体験、新機能「マジックサジェスト」

Google Pixel 10のマジックサジェスト機能

Pixel 10のAI機能で最も感動を覚えたのが、新機能の「マジックサジェスト」です。これは、ユーザーの現在の状況や文脈をAIが先読みし、次に行うであろう操作や必要な情報を自動で提案してくれる機能です。Pixel 9にはなかったこの機能が、スマートフォンの使い方を根本から変えるほどのインパクトを持っていました。

実際に、友人から『Googleメッセージ』で「明日の待ち合わせ、何時だっけ?」とメッセージを受け取ったときのことです。私が返信しようとキーボードを開くと、その上部にGoogleカレンダーに登録していた予定が小さなウィンドウで表示されたのです。私はただそれをタップするだけで、正確な時間を友人に送信できました。アプリを切り替えて予定を確認する手間が完全になくなり、まるで心が読まれたかのような体験に思わず声が出ました。この「気の利き方」は、まさに次世代のAIアシスタントと呼ぶにふさわしいものでした。

言葉の壁を越える「マイボイス通訳」と便利な日常機能

Google Pixel 10のマイボイス機能。

もう一つの未来的な新機能が「マイボイス通訳」です。これは、通話中に自分の言葉をリアルタイムで翻訳し、しかも自分の声色に近い合成音声で相手に伝えてくれるというものです。

来月の海外旅行で予約したホテルのチェックインが遅れそうなため、この機能を使って実際に電話をかけてみました。私が日本語で「予約している山田ですが、飛行機の都合で到着が23時頃になりそうです」と話すと、一瞬の間を置いて、私の声色を模した合成音声が滑らかな英語で同じ内容を伝えてくれました。自分の声なのに、どこか機械的で不思議なイントネーションの英語がスマートフォンから聞こえてきたときは少し面白い気分になりましたが、相手の返答もすぐに日本語に翻訳されて耳に届き、コミュニケーションは驚くほどスムーズに進みました。

無事にレイトチェックインの了承を得ることができ、この機能の実用性の高さを実感しました。しかも、この高度な処理がすべて端末内で行われ、会話内容が外部に漏れる心配がないという点も、安心して使える大きなポイントです。

日常を支える多彩なAIアシスト

Google Pixel 10のDaily Hub機能

この他にも、日々の使い勝手を向上させるAI機能が満載です。「かこって検索」は非常に実用的で、私が特に便利だと感じた機能の一つです。例えば、普段『Instagram』を眺めている時に素敵な洋服やインテリアを見つけても、これまではスクリーンショットを撮ってから画像検索をする手間がありました。しかしPixel 10なら、気になる部分を指で囲むだけで、アプリを切り替えることなく瞬時に製品のリンクを探し出してくれます。

また、「Daily Hub」は、『Googleカレンダー』の予定や『YouTube』のおすすめなどを賢くまとめて表示してくれるので、その日の行動をスムーズに始められます。さらに、AIはセキュリティにも貢献しており、万が一の盗難を検出するとスマートフォンを自動的にロックして大切な情報を保護する機能まで備わっています。

惜しまれる点:Proモデルとの機能差

これほど賢いPixel 10ですが、一つだけ惜しい点があります。それは、Pixel 10 Proモデルに搭載されている、迷惑電話を自動でフィルタリングする「通話スクリーニング」や、通話内容をリアルタイムで文字起こししてくれる機能が、標準モデルのPixel 10には搭載されていないことです。これらの便利なAI機能をフル活用したい場合は、Proモデルを検討する必要があるかもしれません。

Google Pixel 10のAI機能 一覧

  • あなた専用の AI アシスタント、Gemini
  • Gemini Live
  • Gemini アプリ
  • Pixel スクリーンショット
  • マジックサジェスト
  • かこって検索
  • リアルタイム翻訳
  • 通話アシスト
  • Daily Hub
  • マイボイス通訳

まとめ:AI機能

  • 基本性能:Tensor G5による強力なオンデバイスAI処理が、高速応答と高いプライバシー性能を実現している。
  • 最大の進化点:ユーザーの行動を先読みして情報を提案する新機能「マジックサジェスト」は、これまでのスマホにない直感的な利便性を提供する。
  • 新機能:自分の声色で通話をリアルタイム翻訳する「マイボイス通訳」は、言葉の壁を感じさせない未来的な体験をもたらす。
  • 注意点:「通話スクリーミング」など一部の高度なAI機能はProモデル限定となっており、標準モデルでは利用できない。

カメラ性能:Google Pixel 10 待望の望遠レンズと賢いAIで、撮る楽しさが深化する

Google Pixel 10のカメラで撮影している様子。

ここでは、多くの人がスマートフォン選びで最も重視するカメラ性能についてレビューします。Google Pixel 10は、前モデルのGoogle Pixel 9からハードウェアとソフトウェアの両面で大きな進化を遂げました。特に、スタンダードモデルとして初めて搭載された望遠レンズが、私の撮影体験をどう変えたのか、詳しくお伝えします。

デュアルからトリプルへ、待望の光学5倍望遠レンズを搭載

Google Pixel 10で撮影した写真。左が2倍ズーム。右が5倍ズームで拡大したもの。

Google Pixel 10のカメラにおける最大の進化は、なんと言ってもカメラ構成そのものです。Pixel 9が50メガピクセルの広角と48メガピクセルの超広角という高性能なデュアルカメラ構成だったのに対し、Pixel 10は48メガピクセルの広角、13メガピクセルの超広角、そして新たに10.8メガピクセルの光学5倍望遠レンズを加えたトリプルカメラシステムへと生まれ変わりました。広角と望遠レンズにはOIS(光学式手ブレ補正)が搭載されており、手持ち撮影でもブレを強力に抑えてくれます。

背面カメラ構成の違い

  • Google Pixel 10:48MP(広角)、13MP(ウルトラワイド)、10.8MP(5倍望遠レンズ)
  • Google Pixel 9: 50MP(広角)、48MP(ウルトラワイド)

この望遠レンズ搭載の代わりか、広角と超広角カメラはPixel 9に比べて画素数とセンサーサイズが少し小さくなっています。しかし、スペックの数値だけでは語れないのがPixelカメラの真骨頂。進化したAIによる画像処理が、このハードウェア構成を最大限に活かしてくれます。

AIが先生に?新機能「カメラコーチ」で撮影がもっと楽しく

Google Pixel 10のカメラコーチ機能。

Pixel 10は、AIの使い方も進化しました。Pixel 9のAI機能が撮影後の「編集」に重点を置いていたのに対し、Pixel 10では撮影そのものをサポートする新機能「カメラコーチ」が搭載されています。

先日、旅行先で風景写真を撮っていた時のことです。いつも同じような構図になってしまうことに少し飽きていた私は、試しに「カメラコーチ」を起動してみました。すると、AIが目の前の風景を認識し、「被写体にもう少し近づいてみましょう」「三分割法を意識して、地平線を下の線に合わせてみてください」といった具体的なアドバイスを画面に表示してくれたのです。その通りに撮ってみると、自分では思いつかなかったような、ダイナミックで印象的な一枚が完成し、これには本当に感動しました。

また、集合写真で全員のベストな表情を自動で合成してくれる「オートベストテイク」や、撮影者が写真に写り込める「一緒に写る」機能も、友人との思い出作りで大活躍しました。

光学ズームの実力と、AIが織りなす高画質

Google Pixel 10で撮影した日中の写真。街の中を歩く二人。

実際の写りは、まさに圧巻の一言です。特に光学5倍ズームの威力は絶大で、遠くの建物のディテールや公園の木に止まる鳥などを、Pixel 9の最大8倍デジタルズームとは比較にならないほどクリアに撮影できました。さらに、Tensor G5チップの強力な画像処理性能のおかげで、最大20倍の「超解像ズーム」でも細部のディテールが損なわれにくいことには非常に感心しました。もちろん、最大倍率では多少のぼやけは生じますが、それでもこれだけの望遠機能が標準モデルで使えるようになったのは嬉しい驚きです。

日中の写真は、Pixelシリーズならではのコントラストが効いたドラマチックな仕上がりです。低照度での撮影もかなり優れており、実際に夜景モードを使うと、画像全体が自然に明るくなり、夕暮れの空の淡いピンク色や背景の波といった部分まで美しく引き立っていました。ポートレート写真も、色、光、フォーカスのバランスが絶妙で、なめらかで美しいトーンに仕上がっており、Pixel 9で指摘されていた背景の不自然さが大きく改善されていると感じました。

Google Pixel 10で撮影した写真。夜間の街の通り。

機能満載でクリエイティブな4K動画撮影

静止画だけでなく、動画性能も大幅に進化し、クリエイティブな撮影が楽しめるようになりました。背面カメラでは滑らかな4K 60fpsの撮影が可能で、Pixel 9で好評だった強力な手ブレ補正はさらに盤石になった印象です。光学式手ブレ補正に加えて、シーンに応じた多様な電子式手ブレ補正モードが用意されており、歩きながらの撮影でも驚くほど揺れの少ない映像を記録できました。

特に感動したのは、AIを活用した多彩な機能です。友人を主役にしたショートムービーを撮ってみたのですが、「シネマティックぼかし」機能を使うと、背景が美しくボケて、まるで映画のような雰囲気の映像になりました。また、公園で撮影した動画に風の音や周囲の雑音が大きく入ってしまっても、「音声消しゴムマジック」を使えば、驚くほどクリアに不要な音だけを消し去り、被写体の声だけを際立たせることができました。このほか、10ビットHDR動画による豊かな色彩表現や、被写体の細部を捉えるマクロフォーカス動画など、撮影の幅を広げる機能が満載です。

Google Pixel 10で動画を撮影している。

Google Pixel 10のカメラ仕様、カメラ機能 一覧

  • 背面カメラ仕様
  • 48MP Quad PD 広角カメラ (ƒ/1.70, OIS)
  • 13MP Quad PD ウルトラワイドカメラ (ƒ/2.2)
  • 10.8MP デュアル PD 望遠カメラ (ƒ/3.1, 光学5倍ズーム, OIS)
  • 前面カメラ仕様
  • 10.5MP Dual PD 自撮りカメラ (ƒ/2.2, オートフォーカス)
  • カメラ機能
  • 超解像ズーム(最大20倍)
  • カメラコーチ
  • 一緒に写る
  • マクロ フォーカス
  • 夜景モード
  • 天体写真撮影
  • ポートレート モード
  • オートベストテイク

まとめ:カメラ性能

  • ハードウェアの進化:Pixel 9のデュアルカメラから、待望の光学5倍望遠レンズを加えたトリプルカメラへと進化し、ズーム性能が飛躍的に向上した。
  • AIによる撮影支援:AIが構図などを助言する新機能「カメラコーチ」により、誰でも簡単に質の高い写真が撮れるようになった。
  • 画質の向上:光学ズームによるクリアな望遠撮影はもちろん、Pixel 9の弱点だったポートレートのボケなども改善され、全体的な画質が向上している。
  • 安定した動画性能:強力な手ブレ補正は健在で、歩きながらでも滑らかな4K動画を撮影できる。

バッテリー持ちと充電:Google Pixel 10 容量アップと「Pixelsnap」で、一日中もっと安心、もっと便利に

Google Pixel 10で動画を視聴している。

ここでは、スマートフォン選びで誰もが気になるバッテリー性能と充電機能についてレビューします。Google Pixel 10は、前モデルのGoogle Pixel 9からバッテリー容量を増やし、さらに充電方法にも革新的な機能を追加しました。一日中安心して使えるスタミナと、日々の充電体験がどれほど快適になったのか、詳しくお伝えします。

容量アップで一日中安心のバッテリー持ち

Google Pixel 10は、4,970mAhの大容量バッテリーを搭載しており、これはPixel 9の4,700mAhから約5.7%増加したことになります。この容量アップに伴い、公称のバッテリー駆動時間もPixel 9の「24時間以上」から「30時間以上」へと大きく向上しました。

実際に私が使ってみた中でも、このスタミナは十分に体感できました。ある日、朝10時半頃にフル充電の状態で外出してから、SNSや動画をチェックし、日中は『Googleマップ』で経路を調べたりメッセージのやり取りをしたり、夜には『Spotify』で音楽を聴きながら作業する、といった使い方をしたのですが、12時間後の夜10時半になってもバッテリーは49%も残っていました。これなら、丸一日外出してもバッテリー切れの心配はほとんどなく、モバイルバッテリーを持たずに済む日が増えそうです。

ただし、ディスプレイの輝度を最大にしてYouTubeの動画を長時間再生するような過酷なテストでは約13時間9分の駆動時間となり、これはPixel 9と大差ない結果です。性能が向上した分、使い方によってはバッテリー消費も相応になると感じました。

スピーディーな有線充電

Google Pixel 10で有線充電している様子。

充電速度も引き続き優秀です。別売りの30W以上のUSB-C充電器を使えば、約30分でバッテリーを最大55%まで充電できる性能はPixel 9から変わりません。実際にバッテリー残量ゼロの状態から充電してみたところ、ほぼ公称通り30分で54%まで回復しました。朝の準備をしている30分間に充電しておくだけで、日中使うには十分な量を確保できるので、万が一前日に充電を忘れてしまっても安心です。

充電体験を革新する「Pixelsnap」

そして、Pixel 10の充電体験における最大の進化が、Qi2規格に対応したマグネット式ワイヤレス充電Pixelsnap」の搭載です。これは、Pixel 9が対応していた通常のワイヤレス充電とは全く異なる体験をもたらしてくれました。

これまでのワイヤレス充電では、寝る前に充電パッドの正しい位置に置いたつもりが、朝起きたら全く充電されていなかった、という悲劇が時々ありました。しかし、Pixelsnapなら磁力で「ピタッ」と最適な位置に吸い付くように固定されるため、充電に失敗する心配は一切ありません。この安心感と手軽さは、一度体験すると元には戻れないほどの快適さです。iPhoneのMagSafeアクセサリーと互換性があるため、既に持っていたマグネット式の充電スタンドやカーマウントをそのまま活用できたのも嬉しいポイントでした。

Google Pixel 10のバッテリー仕様 一覧

  • バッテリー容量: 標準 4,970 mAh
  • バッテリー駆動時間: 30時間以上(スーパー バッテリー セーバー使用時:最長100時間)
  • 有線充電: 急速充電対応(約30分で最大55%充電)
  • ワイヤレス充電: Google Pixelsnap ワイヤレス充電(Qi2認証済み)で最大出力15W

まとめ:バッテリー持ちと充電

  • バッテリー持ち:Pixel 9から容量が増加し、公称駆動時間も「30時間以上」に向上。一般的な使い方なら一日中安心して使えるスタミナがある。
  • 有線充電:約30分で最大55%まで回復する高速な有線充電は健在で、急な充電にも対応できる。
  • ワイヤレス充電の革新:Pixel 9にはなかったマグネット式ワイヤレス充電「Pixelsnap」を新搭載。位置ズレの失敗がなくなり、充電体験が劇的に向上した。
  • 利便性:MagSafeアクセサリーとの互換性により、充電器だけでなく多様なアクセサリーを活用でき、スマートフォンの使い方の幅が広がった。

オーディオと通信性能:Google Pixel 10 没入感を増したサウンドと、堅実なネットワーク接続

Google Pixel 10が横に置かれている。

ここでは、音楽や動画鑑賞、そして日々のコミュニケーションを支えるオーディオと通信性能についてレビューします。Google Pixel 10は、前モデルのGoogle Pixel 9からスピーカーの使い勝手が大きく向上し、一方でWi-Fi規格には興味深い変更が加えられました。私が実際に使って感じた、エンターテインメントと実用性の両面からの評価をお伝えします。

パワフルに進化したステレオスピーカー

Google Pixel 10のステレオスピーカーは、前モデルから確実な進化を遂げています。Pixel 9もクリアなサウンドで評価が高かったですが、Pixel 10はそこに「パワフルな低音」が加わり、音全体の迫力と臨場感が格段に増しました。YOASOBIの複雑なサウンド構成の楽曲を再生してみても、各楽器の音が潰れることなく明瞭に聞こえ、Netflixでアクション映画を観た際には、爆発音の重厚感に驚かされました。

イヤホンで楽しむ、没入感の高い空間オーディオ

イヤホンやヘッドホンを接続すれば、さらに高品質なオーディオ体験が待っています。Pixel 10は「空間オーディオ」に対応しており、対応するコンテンツを視聴すると、まるで音に包み込まれるような立体的な音響空間が広がります。手持ちのワイヤレスイヤホン『Google Pixel Buds Pro』と接続して試したところ、接続は非常に安定していました。これは、Pixel 9のBluetooth v5.3からv6へと順当に進化した恩恵かもしれません。

Wi-Fi規格の変更と、安定した通信品質

通信性能に目を向けると、一つ興味深い変更点があります。それは、Wi-Fi規格がPixel 9の最新規格「Wi-Fi 7」から、「Wi-Fi 6E」へと変更されている点です。スペック上は「スペックダウン」となりますが、正直なところ、多くのユーザーにとって体感できる差はほぼないでしょう。実際に自宅のWi-Fi 6Eルーターに接続し、『Speedtest』アプリで速度を計測したところ、4K動画のストリーミングや大容量ファイルのダウンロードで全く不満のない速度が出ていました。

また、GPSの精度も良好で、『Google マップ』を使い都心のビル街を歩いた際も、測位が遅れたり、位置が大きくズレたりすることなく、常に正確な現在地を示してくれました。

賢い通話機能と、Proモデルへの期待

VoLTEによる通話品質は非常にクリアで、相手の声が聞き取りやすく、コミュニケーションは快適でした。しかし、AI機能の点では少し残念な変更もあります。Pixel 9に搭載されていた、迷惑電話を自動でフィルタリングしてくれる便利な「通話スクリーニング」機能が、Pixel 10の標準モデルには搭載されていません。その代わりに、AI機能編で紹介した「マイボイス通訳」のような未来的な機能が追加されており、Googleが目指すAIアシスタントの方向性が変化しているのかもしれません。

Google Pixel 10のオーディオと通信性能 仕様 一覧

  • オーディオ: ステレオスピーカー、マイク x 3、ノイズ サプレッション、空間オーディオ
  • Wi-Fi: Wi-Fi 6E (802.11ax)、2.4 GHz / 5 GHz / 6 GHz 対応
  • Bluetooth: Bluetooth® v6
  • 位置情報: デュアルバンド GNSS (GPS, GLONASS, Galileo, Beidou, QZSS, NavIC)
  • SIM: デュアルSIM(nanoSIM x 1 と eSIM x 1 または eSIM x 2)

まとめ:オーディオと通信性能

  • スピーカー品質:Pixel 9から低音が強化され、よりパワフルで臨場感のあるサウンドに進化。スピーカー配置の改善で、横持ち時に音を塞ぐ弱点も解消された。
  • 通信の安定性:Wi-Fi規格はPixel 9のWi-Fi 7から6Eに変更されたが、実用上の速度や安定性に問題はなく、Bluetoothもv6に進化し接続性は良好。
  • 通話機能:基本的な通話品質はクリアで快適だが、Pixel 9にあった便利な「通話スクリーニング」機能が非搭載になった点は少し残念。
  • エンタメ体験:進化したスピーカーと空間オーディオにより、動画や音楽、ゲームなどのエンターテインメントをより深く楽しめる。

OSと機能:Google Pixel 10 進化したUIと7年間の安心、日々の使い勝手を極める

Google Pixel 10の「Material 3 Expressive」

ここでは、スマートフォンの使い心地を決定づけるOSと、日々の生活を豊かにする多彩な機能についてレビューします。Google Pixel 10は、最新のAndroid 16を搭載し、UI(ユーザーインターフェース)も刷新されました。前モデルのGoogle Pixel 9から続く長期サポートの安心感と、より洗練された機能がもたらす快適な体験を、詳しくお伝えします。

心地よい操作感を生むAndroid 16と新UI

Google Pixel 10には、最新のAndroid 16がプリインストールされています。注目すべきは、システムUIに「Material 3 Expressive」が初めて採用された点です。これにより、Pixel 9のUIからさらに進化し、全体的によりパーソナルで心地よい体験がもたらされました。アプリを開閉する際のアニメーションは弾むような動きになり、触覚フィードバックも相まって、一つ一つの操作が楽しく感じられます。

Google Pixel 10のライブエフェクト 機能

特に気に入ったのが、ロック画面のカスタマイズ機能です。愛犬の写真を壁紙に設定したところ、「ライブエフェクト表示」によって犬の部分だけが時刻表示の前に切り抜かれ、非常に印象的なロック画面が完成しました。ホーム画面のアプリアイコンの配列が標準で4×6になったのも、情報を一覧しやすく、私にとっては嬉しい変更点でした。

7年間のアップデート保証という絶対的な安心感

Google Pixel 10は、Pixel 9シリーズから始まった「OS、セキュリティ、Pixel Dropのアップデートを7年間提供」という長期サポート保証を継承しています。これは、他の多くのスマートフォンと一線を画す、非常に大きなメリットです。最新のOS機能やセキュリティパッチが7年間にわたって提供されるため、一度購入すれば長期間にわたって安心して使い続けることができます。新しい機能が「Pixel Drop」として定期的に追加されていくのも、スマートフォンが古びることなく進化し続ける楽しみを与えてくれます。

日常を支える、かゆい所に手が届く機能群

もちろん、日本で生活する上で欠かせないおサイフケータイ(FeliCa)にも対応しています。毎日の通勤でモバイルSuicaを使っていますが、改札での反応もスムーズで、全くストレスを感じません。生体認証は、高速な画面内指紋認証と顔認証の両方に対応。Pixel 9で採用された超音波式の指紋センサーは引き続き精度が高く、多少指が濡れていても一瞬でロックを解除できました。

セキュリティ面では、ハードウェアレベルで保護する「Titan M2」チップに加え、新たに盗難検出ロック機能が搭載されました。万が一の盗難を検知するとスマートフォンが自動的にロックされ、個人情報を守ってくれるという、これまで以上の安心感を提供してくれます。

すべてのユーザーに寄り添うユーザー補助機能

Google Pixel 10のTalkBack 機能

Google Pixelは、ユーザー補助機能の充実度でも群を抜いています。視覚に障がいのある方が自撮りをする際に音声で構図を案内してくれる「ガイド付き自撮り」や、周囲の音や会話をリアルタイムでテキスト化する「音声文字変換」など、革新的な機能が満載です。特に、スクリーンリーダー機能である「TalkBack」は、Geminiによる画像の説明機能が統合され、写っているものをより詳細に音声で伝えてくれるようになりました。こうした誰一人取り残さないという思想が、製品の隅々まで行き渡っているのを感じます。

Google Pixel 10のOSと機能 仕様 一覧

  • OS: Android 16 搭載
  • アップデート保証: OS、セキュリティ、Pixel Dropのアップデートを7年間提供
  • 生体認証: 指紋認証、顔認証
  • セキュリティ: Titan M2 セキュリティ コプロセッサ、追加料金なしのGoogle VPN、盗難保護
  • おサイフケータイ: FeliCa / NFC
  • ユーザー補助: ガイド付き自撮り, 音声文字変換&音検知通知, TalkBack(Geminiによる画像の説明を含む)ほか多数

まとめ:OSと機能

  • OSとUI: 最新のAndroid 16と新UI「Material 3 Expressive」を搭載し、よりパーソナルで直感的な操作感を実現した。
  • 長期サポート: Pixel 9から続く7年間のアップデート保証は、長く安心して使えるという絶大な価値を提供する。
  • 便利な機能: おサイフケータイや高速な生体認証など、日本のユーザーにとって必須の機能を網羅している。
  • セキュリティ: Titan M2チップに加え、新たに盗難検出ロック機能を搭載し、セキュリティがさらに強化された。
  • アクセシビリティ: Geminiと連携したTalkBackなど、すべてのユーザーが使いやすいように設計された豊富なユーザー補助機能が魅力。

Google Pixel 10 vs Google Pixel 9 スペック比較

Google Pixel 10の背面。インディゴを手に持っている。

ここでは、Google Pixel 10と前モデルGoogle Pixel 9の主な仕様を比較し、どのような進化を遂げたのかを具体的に解説します。全体的に性能が向上していますが、細かな点に違いが見られます。

OS(オペレーティングシステム)

  • Google Pixel 10: Android 16を搭載しています。
  • Google Pixel 9: Android 14をプリインストールしています。
  • 違い:Pixel 10はより新しいバージョンのAndroidで出荷されるため、最新の機能やUIをすぐに体験できます。

サポート期間(アップデート保証)

  • Google Pixel 10: OS、セキュリティ、Pixel Dropのアップデートが7年間提供されます。
  • Google Pixel 9: OS、セキュリティ、Pixel Dropのアップデートが7年間提供されます。
  • 違い:アップデート保証期間は両モデルとも7年間で同じです 。Googleの長期サポート方針が継続されており、どちらのモデルも長期間安心して使用できます。

プロセッサ

  • Google Pixel 10: Google Tensor G5、Titan M2 セキュリティ コプロセッサ。
  • Google Pixel 9: Google Tensor G4、Titan M2 セキュリティ コプロセッサ。
  • 違い:Pixel 10は、より高性能なTensor G5を搭載しており、特にAI処理能力が強化されています。これにより、全体的な動作速度やAI機能の応答性が向上しています。

ディスプレイ

  • Google Pixel 10: 6.3インチ Actua ディスプレイ、最大輝度 3,000ニト(ピーク輝度)。
  • Google Pixel 9: 6.3インチ Actua ディスプレイ、最大輝度 2,700ニト(ピーク輝度)。
  • 違い:ディスプレイサイズは同じですが、Pixel 10のピーク輝度はPixel 9より11%向上しており、屋外での視認性がさらに高まっています。

カメラ

  • Google Pixel 10: トリプルカメラシステム(48MP広角 + 13MP超広角 + 10.8MP光学5倍望遠)、超解像ズーム最大20倍。
  • Google Pixel 9: デュアルカメラシステム(50MP広角 + 48MP超広角)、超解像ズーム最大8倍。
  • 違い:Pixel 10のスタンダードモデルには、シリーズで初めて光学5倍望遠レンズが搭載され、ズーム性能が飛躍的に向上しました。一方で、Pixel 9の方が広角と超広角カメラの画素数は高くなっています。

バッテリーと充電

  • Google Pixel 10: 標準4,970mAh 。マグネット式ワイヤレス充電「Pixelsnap」(Qi2認証済み)に対応。
  • Google Pixel 9: 標準4,700mAh 。ワイヤレス充電(Qi認証済み)に対応。
  • 違い:Pixel 10はバッテリー容量が増加し、公称の駆動時間も長くなっています 。また、Pixel 10はマグネットで固定できるQi2規格のワイヤレス充電に対応しており、利便性が大きく向上しました。

耐久性

  • Google Pixel 10: Corning® Gorilla® Glass Victus® 2、IP68準拠の防塵・防水性能 。Google Pixel史上、最も多くのリサイクル素材を使用。
  • Google Pixel 9: Corning® Gorilla® Glass Victus® 2、IP68準拠の防塵・防水性能。
  • 違い:基本的な保護性能は同等ですが、Pixel 10はより多くのリサイクル素材を使用しており、環境への配慮が進んでいます。

まとめ

Google Pixel 10は、Pixel 9から順当な進化を遂げた後継機です。特に、スタンダードモデルに初めて光学5倍望遠レンズが搭載された点は、カメラ機能を重視するユーザーにとって最大の魅力と言えるでしょう。

また、より高性能なTensor G5プロセッサ、明るくなったディスプレイ、容量が増えたバッテリー、そして利便性が劇的に向上したマグネット式のワイヤレス充電など、日々の使い勝手を向上させる多くの改善が施されています。アップデート保証期間は両モデルとも7年間と同じであるため、どちらを選んでも長く安心して使える点は共通の長所です。

Google Pixel 10のメリット・デメリット:賢いAIと独自の魅力、競合との比較で見えた実力

Google Pixel 10のUI画面。

Google Pixel 10は、多くの点で前モデルから着実な進化を遂げた魅力的なスマートフォンです。しかし、強力なライバルがひしめく市場において、その立ち位置はどのようなものなのでしょうか。ここでは、前モデルのGoogle Pixel 9や、Nothing Phone (3)、Zenfone 12 Ultraなどの競合機種と比較しながら、私が実際に使って感じたGoogle Pixel 10のメリットとデメリットを詳しく解説します。

【メリット】

メリット1:スタンダードモデル初の光学5倍望遠カメラ

Google Pixel 10最大のメリットは、スタンダードモデルでありながら本格的な光学5倍望遠レンズを搭載した点です。これにより、前モデルのGoogle Pixel 9がデジタル処理に頼っていたズーム撮影とは比較にならないほど、遠くの被写体をクリアかつ高画質に撮影できるようになりました。これは、望遠レンズを搭載しないAQUOS R10や、光学3倍のZenfone 12 Ultraと比較しても、より遠くを撮りたい場面で明確なアドバンテージとなります。

メリット2:賢いAIが日常をアシストする独自機能

Pixel 10は、純粋な処理性能だけでなく、「賢さ」で他のスマートフォンと一線を画します。ユーザーの行動を先読みして情報を提供する「マジックサジェスト」や、自分の声色で通話をリアルタイム翻訳する「マイボイス通訳」といった機能は、Pixel 10ならではのユニークな体験です。Zenfone 12 UltraやXiaomi 15が搭載するSnapdragonプロセッサの処理能力の高さとは異なるベクトルで、日々の生活をより便利にしてくれる魅力があります。

メリット3:便利なマグネット式ワイヤレス充電「Pixelsnap」

日々の充電体験を革新するのが、マグネットで吸着するワイヤレス充電機能「Pixelsnap」です。これはPixel 9の通常のワイヤレス充電から大きく進化した点で、充電パッドの位置ズレによる失敗がなくなりました。Nothing Phone (3)やZenfone 12 Ultraなどもワイヤレス充電には対応していますが、このマグネット式の手軽さと確実性は、一度使うと手放せなくなるほどの大きなメリットです。

メリット4:7年間の長期アップデート保証という絶対的な安心感

Google Pixel 10は、OSとセキュリティのアップデートが7年間提供されることを保証しています。これは、通常2~4年程度のサポートが多いAndroidスマートフォン市場において、圧倒的なアドバンテージです。Nothing Phone (3)やXiaomi 15といった競合機種よりも長く、最新の機能とセキュリティが保証されるため、一つのスマートフォンを安心して長期間使い続けたいユーザーにとって、これ以上ない魅力と言えるでしょう。

【デメリット】

デメリット1:Wi-Fi 6Eへのスペックダウン

非常に残念な点として、Wi-Fi規格が前モデルのPixel 9が対応していたWi-Fi 7から、Wi-Fi 6Eへとスペックダウンしています。Nothing Phone (3)、Zenfone 12 Ultra、Xiaomi 15、AQUOS R10といった主要な競合機種が軒並みWi-Fi 7に対応している中で、将来性という観点において明確に見劣りするポイントです。

デメリット2:SDカード非対応による拡張性のなさ

Google Pixelシリーズに共通する弱点ですが、Pixel 10もmicroSDカードによるストレージの拡張には対応していません。写真や動画を大量に撮影・保存するユーザーにとっては、内蔵ストレージの容量が上限となります。最大2TBのmicroSDカードに対応し、圧倒的な拡張性を誇るAQUOS R10と比較すると、この点は大きなデメリットと言わざるを得ません。

デメリット3:有線充電速度の遅れ

Pixel 10の有線充電は最大30W対応ですが、これは競合と比較すると見劣りします。例えば、Xiaomi 15は90W、Zenfone 12 UltraやNothing Phone (3)は65Wという超高速充電に対応しており、短時間でバッテリーをフル充電したい場面では、Pixel 10は明らかに遅れを取ってしまいます。

デメリット4:目新しさに欠けるデザイン

Pixel 10のデザインは、Pixel 9をベースに洗練させたもので、高級感はありますが、大きな変化はありません。そのため、新しいスマートフォンにデザイン的な新鮮さを求めるユーザーには物足りなく感じるかもしれません。背面のGlyphインターフェースで独自性を打ち出しているNothing Phone (3)のような、見て楽しめる要素は限定的です。

デメリット5:Proモデルとの機能差

Pixel 10は非常に高機能ですが、迷惑電話をフィルタリングする「通話スクリーニング」など、一部の便利なAI機能が上位のProモデル限定となっています。前モデルのPixel 9には搭載されていた機能が省かれている場合もあり、Pixelシリーズ内での機能の線引きが、ユーザーにとって少し分かりにくい点もデメリットとして挙げられます。

Google Pixel 10のスペック(仕様)一覧

  • ディスプレイ: 6.3インチ Actuaディスプレイ (OLED)、1,080 x 2,424ピクセル、リフレッシュレート60~120Hz
  • CPU: Google Tensor G5
  • GPU: IMG DXT-48-1536
  • RAM(メモリ): 12GB
  • ストレージ: 128GB / 256GB
  • バッテリー: 標準4,970mAh
  • 駆動時間: 通常使用で30時間以上、スーパーバッテリーセーバー使用で最長100時間
  • 充電: 約30分で最大55%の急速充電、Qi2認証済みワイヤレス充電(最大15W)
  • 背面カメラ: 広角48MP (ƒ/1.70)、超広角13MP (ƒ/2.2)、望遠10.8MP (光学5倍、ƒ/3.1)
  • 前面カメラ: 10.5MP (ƒ/2.2)
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 6E (802.11ax)、Bluetooth v6
  • GPS: GPS, GLONASS, Galileo, Beidou, QZSS, NavIC対応
  • NFC: 対応
  • インターフェース: USB Type-C® 3.2
  • センサー: 近接センサー、周囲光センサー、加速度計、ジャイロメーター、磁力計、気圧計
  • 振動モーター: ハプティクスエンジン搭載(詳細な仕様は記載なし)
  • 防水防塵: IP68準拠
  • 生体認証: 指紋認証、顔認証
  • OS: Android 16
  • サイズ: 152.8mm (高さ) x 72.0mm (幅) x 8.6mm (厚さ)
  • 重量: 204g
  • カラー: Indigo, Frost, Lemongrass, Obsidian
  • 付属品: 1m USB-C® – USB-C®ケーブル (USB 2.0)、SIM取り出しツール
  • モバイル通信(5G/4G/3G): 5G Sub-6GHz対応
  • SIMカード: nanoSIMとeSIMのデュアルSIM、またはeSIMデュアル対応

対応バンド:Google Pixel 10

Google Pixel 10は5G通信に対応しています。

基本的には本体にSIMカードを入れて、APN設定を済ませると、通信できます。

SIMはNanoSIMと物理的なカードを必要としないeSIMに対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

  • 5G: n1/2/3/5/7/8/12/14/20/25/26/28/30/38/40/41/66/71/75/76/77/78/79
  • 4G: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/14/17/18/19/20/21/25/26/28/29/30/32/38/39/40/41/42/48/66/71/75
  • 3G: B1/2/4/5/8
  • 2G: 850, 900, 1800, 1900 MHz (GSM/EDGE)

対応バンドの詳細

ドコモ:

  • 5G: n78, n79
  • 4G: B1, B3, B19, B21, B28, B42
  • プラチナバンド: B19 対応

au:

  • 5G: n28, n77, n78
  • 4G: B1, B3, B18(B26含む), B28, B41
  • プラチナバンド: B18/B26 対応
  • (3G/GSMはサービス対象外)

ソフトバンク:

  • 5G: n3, n28, n77
  • 4G: B1, B3, B8, B28, B41, B42
  • プラチナバンド: B8 対応

楽天モバイル:

  • 5G: n77
  • 4G: B3, B18(B26含む)
  • プラチナバンド: パートナー回線(au)のB18/B26に対応。自社のプラチナバンド(n28)にも対応。
  • (3G/GSMはサービス対象外)

結論

この端末(Google Pixel 10)は、バンド情報に基づくと、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの主要な4G/5Gバンドに完全に対応しており、それぞれのプラチナバンドも全てカバーしています。

3Gについてはドコモとソフトバンクに対応していますが、auはサービスを終了しており、楽天モバイルは提供していません。また、ドコモとソフトバンクも将来的にサービスを終了します。
GSMは日本のキャリアでは利用されていません。

総合的に見て、この端末は日本の4キャリアで全く問題なく利用できると言えます。

ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。

こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!

Google Pixel 10の評価

Google Pixel 10の画面。動画を選択。

8つの基準で「Google Pixel 10」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★★ (5/5)
ピーク輝度が非常に高く、直射日光の下でも驚くほど画面がクリアに見えます。日常のあらゆる場面で最高の視認性を提供してくれます。

スペック:★★★★☆ (4/5)
Tensor G5プロセッサは日常操作やAI機能で非常に高速ですが、Wi-Fi 6Eへのスペックダウンが惜しまれます。

耐久性: ★★★★★ (5/5)
最新の強化ガラスGorilla Glass Victus 2と、最高等級のIP68防水防塵性能を備えており、安心して毎日使えます。

デザイン:★★★★☆ (4/5)
高級感のある素材と洗練された形状は好印象ですが、前モデルからの変化が少なく、新鮮味には欠けます。

通信:★★★☆☆ (3/5)
前モデルが対応していたWi-Fi 7からWi-Fi 6Eへとスペックダウンした点は、将来性という観点で明確なマイナスポイントです。

機能:★★★★★ (5/5)
マグネット式の「Pixelsnap」や、賢い「マジックサジェスト」など、日々の使い勝手を大きく向上させる便利でユニークな機能が満載です。

使いやすさ:★★★★★ (5/5)
洗練されたAndroid OSと7年間という長期のアップデート保証により、誰でも直感的かつ安心して長く使い続けられます。

価格:★★★☆☆ (3/5)
性能や機能は魅力的ですが、価格はプレミアムクラスです。発売直後の価格では、コストパフォーマンスが高いとは言えません。

総評:★★★★☆ (4/5)

全体的な印象

Google Pixel 10は、前モデルの長所を丁寧に磨き上げ、ユーザーの「こうだったら良いのに」という声に応えた、非常に完成度の高いスマートフォンです。デザインに大きな変更はありませんが、その中身はAI機能を中心に大きく進化しています。純粋な処理性能の数値を追い求めるのではなく、「いかに日々の生活を賢く、快適にするか」というGoogleの哲学が色濃く反映された一台だと感じました。

優れた点

最大の魅力は、ハードとソフトが融合したユーザー体験の向上にあります。まず、ディスプレイの圧倒的な明るさは、屋外での視認性を劇的に改善しました。そして、スタンダードモデルに初めて搭載された光学5倍望遠レンズは、これまで諦めていた遠くの被写体をクリアに捉える撮影の楽しみを教えてくれます。さらに、マグネット式充電「Pixelsnap」の追加は、日々の充電のわずらわしさを解消する革新的な機能です。これらに加え、7年間という他社の追随を許さない長期アップデート保証が、このスマートフォンを長く愛用できるという絶大な安心感を与えてくれます。

惜しまれる点

一方で、いくつかの点で惜しい部分も見受けられます。デザインは非常に洗練されていますが、Pixel 9からほとんど変わっていないため、新鮮な驚きはありません。また、前モデルが対応していたWi-Fi 7からWi-Fi 6Eへとスペックダウンした点は、技術の進化を期待するユーザーにとっては残念なポイントです。価格もプレミアムクラスであり、発売直後の定価では、誰にでも手放しでおすすめできるほどのコストパフォーマンスとは言えないでしょう。

購入をおすすめする人

Google Pixel 10は、最新のスペックや最高のゲーム性能を追い求める人よりも、日常の使い勝手、賢いAIアシスタント、そしてカメラの楽しさを重視する人におすすめです。「Pixelsnap」の搭載により、iPhoneのMagSafeエコシステムに魅力を感じていたAndroidユーザーや、iPhoneからの乗り換えを検討している人には、特に響く一台となるでしょう。長く安心して使える信頼性の高いスマートフォンを求めるなら、間違いなく最高の選択肢の一つです。

Google Pixel 10の価格・購入先

Google Pixel 10の背面 正面。インディゴ。

※価格は2025/10/05に調査したものです。価格は変動します。

Google ストア

  • 128GBモデル: 128,900円 (税込)、
  • 256GBモデル: 143,900円 (税込)、

で販売されています(※分割払いも可能)。

Google ストアで「Google Pixel 10」をチェックする

ECサイト

  • Amazon.co.jpで111,500円、
  • 楽天市場で114,800円~(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで107,980円、
  • AliExpressで118,918円、

で販売されています。

Amazonで「Google Pixel 10」をチェックする

楽天市場で「Google Pixel 10」をチェックする

ヤフーショッピングで「Google Pixel 10」をチェックする

AliExpressで「Google Pixel 10」をチェックする

米国 Amazon.comで「Google Pixel 10」をチェックする

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おすすめのライバル機種と価格を比較

Google Pixel 10」に似た性能をもつスマートフォンも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

iPhone 17

Appleから発売された6.3インチの5Gスマートフォンです(2025年9月19日発売)。

iOS 26、Apple A19チップ、8GBメモリ、ProMotionテクノロジー搭載Super Retina XDRディスプレイ、256GBまたは512GBストレージ、最大30時間(ビデオ再生時)駆動するリチャージャブルリチウムイオンバッテリー、背面48MP+48MPの2眼カメラ、前面18MP(センターフレーム)のフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能「Apple Intelligence」(作文ツール、ビジュアルインテリジェンス、ライブ翻訳、クリーンアップなど)、ProMotion(最大120Hz)、高速充電(有線40W、ワイヤレス最大25W)、「アクションボタン」、「Dynamic Island」、安全機能(衛星経由の緊急SOS、衝突事故の検知)に対応。

電話アシスタント(着信スクリーニング、保留アシスト)、空間オーディオ、ドルビーアトモス、「Liquid Glass」、IP68防水防塵、おサイフケータイ (FeliCa)、顔認証(Face ID)、USB-Cコネクタ、デュアルeSIM、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 6、高精度2周波GPSにも対応しています。

価格は、楽天市場で145,200円、ヤフーショッピングで141,800円、です。

関連記事:iPhone 17 徹底レビュー!Proに近づいた性能と先代比較で実力を検証

Amazonで「iPhone 17」をチェックする

Nothing Phone (3)

Nothingから発売された6.77インチの5Gスマートフォンです(2025年8月28日発売)。

Nothing OS 3.5 (Android 15ベース)、Qualcomm Snapdragon 8s Gen 4、12GB / 16GBメモリ、1260 x 2800 pxのフレキシブルAMOLED、256GB / 512GBストレージ、5150 mAhバッテリー、背面50MP+50MP+50MPの3眼カメラ、前面50MPのフロントカメラを搭載しています。

また、「Glyph Matrix」、「Glyphトイ」、「Essential Key」、AI連携(Google Gemini、ChatGPT統合機能)、1000Hzのタッチサンプリングレート、IP68防水防塵、おサイフケータイ®に対応。

65Wの高速充電、15Wのワイヤレス充電、5Wのリバースワイヤレス充電、30〜120Hzのアダプティブリフレッシュレート、画面内指紋認証、USB-C、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、GPSにも対応しています。

価格は、楽天市場で119,900円(税込)、AliExpressで103,571円、米国 Amazon.comで$799.00、です。

関連記事:Nothing Phone (3)レビュー!先代との比較で見えた利点と欠点は?

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Zenfone 12 Ultra

ASUSから発売された6.78インチの5Gスマートフォンです(2025年5月30日発売)。

Android 15 (ZenUI)、Qualcomm Snapdragon 8 Elite (オクタコア、4.3GHz)、LPDDR5X 12GB または 16GBメモリ、フルHD+ (2400×1080)のLTPO AMOLED、256GB または 512GB (UFS4.0)ストレージ、5,500mAhバッテリー、背面50MPメイン (6軸ジンバルスタビライザー4.0) + 32MP望遠 (光学3倍、OIS) + 13MP超広角のトリプルカメラ、前面32MP RGBWイメージセンサーのフロントカメラを搭載しています。

また、eSIM、カメラのAI機能(AIトラッキング、AIポートレート動画2.0、AIボイスクラリティ、AI流し撮りなど)、AI機能(AI通話翻訳2.0、AI文字起こし2.0、AI記事の要約、AIドキュメントの要約など)、ASUSの独自機能(「通話音声の自動録音」機能、「ツインアプリ」機能、「エッジツール」、「クイックショット」、「Photo Vibe」、「Game Genie」)に対応。

おサイフケータイ(Felica)、IP65/IP68防水防塵、NFC搭載、最大65W HyperCharge急速充電、最大15W Qiワイヤレス充電対応、指紋認証 (画面内)、顔認証、USB Type-C、3.5mmヘッドホンジャック、5G通信、Wi-Fi 7 、Bluetooth® 5.4、GPSにも対応しています。

価格は、Amazonで134,819円(税込・国内版・ZF12U-BK12S256/A)、楽天市場で132,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで134,820円、AliExpressで146,007円、です。

関連記事:Zenfone 12 Ultra徹底レビュー!AI・カメラ・11Ultra比較

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Xiaomi 15

Xiaomiから発売された6.36インチのスマートフォンです(2025年4月1日発売)。

Xiaomi HyperOS 2(Android 15ベース)、Snapdragon 8 Elite Mobile Platform、12GB LPDDR5Xメモリ、2670 x 1200 pxのCrystalRes有機EL (1~120Hz, 最大3200nits)、256GB/512GB UFS 4.0ストレージ、最大25時間駆動する5240 mAhバッテリー、背面50MPトリプル (広角ライカSummilux, 望遠, 超広角)カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(AI文章作成、AI音声認識、AI通訳、AIダイナミック壁紙)、Google Gemini連携(かこって検索など)、

1~120Hzの「可変リフレッシュレート」、60mm相当の望遠撮影、10cmまで寄れるマクロ撮影、8K動画撮影(24/30fps)、IP68防水防塵、90Wハイパーチャージ (有線)、ワイヤレス充電、Xiaomi Wing型IceLoopシステム(冷却システム)、X軸リニア振動モーター、超音波画面内指紋センサー、AI顔認証、「Xiaomiシールドガラス」、「高強度アルミニウム合金フレーム」、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、NFC、GPS (L1+L5)に対応しています。

価格は、Amazonで90,570円(税込)、楽天市場で109,800円~118,380円(送料無料)、ヤフーショッピングで99,630円~123,000円、AliExpressで87,479円、です。

関連記事:Xiaomi 15レビュー!14Tとの違い&買い替えメリット・デメリット

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Xiaomi 15T

Xiaomiから発売された6.83インチの5Gスマートフォンです(2025年9月26日発売)。

Android 15 (Xiaomi HyperOS 2)、MediaTek Dimensity 8400-Ultra、12GBメモリ、2772×1280 pxの有機EL液晶、256GB / 512GBストレージ、最大13.19時間(連続使用時)駆動する5,500mAhバッテリー、背面50MP+50MP+12MPのライカ監修3眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(Xiaomi HyperAI、AI文章生成、AI音声認識、AI通訳、AI検索、AIダイナミック壁紙、Google Gemini)、AIディスプレイ機能、リフレッシュレート:最大120Hz、カメラの新センサー「Light Fusion 800」、光学2倍ズーム、動画プロモード(Log撮影、LUTインポート対応)、ShootSteady(動画手ブレ補正)、Xiaomi 3D IceLoop冷却システムに対応しています。

また、67W急速充電、画面内指紋認証、AI顔認証、IP68防水防塵、NFC、X軸リニア振動モーター、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 6.0、GPS (L1+L5)にも対応しています。

価格は、Amazonで69,980円(税込・15Tモデル・Pro版は109,980円)、楽天市場で64,980円(送料無料・15T)、ヤフーショッピングで109,980円(Pro版)、AliExpressで94,428円(15T・グローバル版)、です。

関連記事:Xiaomi 15T 徹底レビュー!6万円台ライカ機のコスパを14T比較で評価

Amazonで「Xiaomi 15T」をチェックする

AQUOS R10

シャープから発売された約6.5インチの5Gスマートフォンです(2025年7月10日発売)。

Android™ 15、Snapdragon® 7+ Gen 3 Mobile Platform、12GBメモリ、1,080×2,340 pxのPro IGZO OLEDディスプレイ、256GBまたは512GBストレージ、連続待受時間 約800時間(LTE)駆動する5,000mAhバッテリー、ライカカメラ社が監修した背面 約5,030万画素+約5,030万画素の2眼カメラ、前面約5,030万画素のフロントカメラ、フルメタルBOXスピーカーを搭載しています。

また、AI機能(電話アシスタント、迷惑電話対策機能、Glance AI for AQUOS、Google Geminiなど)、ピーク輝度3,000nit、1Hz〜240Hzの可変リフレッシュレート、ハイブリッド手ブレ補正(光学式+電子式)、14chスペクトルセンサー、立体音響技術 Dolby Atmos、8Way Audio(ワイヤレス接続時)、冷却システム(高熱伝導素材である銅ブロック)に対応。

UWB(超広帯域無線通信)、AQUOSトリック(Payトリガー、スクロールオート、Clip Now など)、おサイフケータイ、IPX5・IPX8 / IP6X防水防塵、MIL規格、最大2TBまでのストレージ拡張、顔認証(マスク対応)、指紋認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

価格は、Amazon.co.jpで約99,709円、楽天市場で109,780円(送料無料)、ヤフーショッピングで99,709円(送料無料)、COCORO STORE(ココロストア)で99,770円~、です。

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Nothing Phone (3)レビュー!先代との比較で見えた利点と欠点は?

Nothing Phone (3) ホワイトとブラックの外観
2025年8月28日に発売された「Nothing Phone (3)」は、その独創的なデザインとコンセプトで、発表以来大きな注目を集めているスマートフォンです。

このレビューでは、Nothing Phone (3)が日々の体験をどれだけ豊かにするのか、前モデル「Nothing Phone (2)」から何が進化したのか、その実力を徹底的に比較・検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

Nothing Phone (3) の長所(Pros):

  • 他に類を見ない独創的なデザインと、より多機能に進化した「Glyph Matrix」
  • OSに統合され、日常業務を効率化するAI機能群「Essential Intelligence」
  • 日本のユーザーが待ち望んだ「おサイフケータイ®(FeliCa)」に遂に対応
  • IP68等級の防水・防塵性能による、大幅に向上した耐久性
  • Wi-Fi 7やBluetooth 6.0といった最新規格に対応した、未来志向の通信性能
  • 競合を圧倒するほどの驚異的なマクロ撮影性能
  • 5年間のOSアップデートを保証する、長期的なソフトウェアサポート

Nothing Phone (3) の短所(Cons):

  • 撮影シーンによって色合いが変化するなど、一貫性に欠けるカメラ性能
  • 長時間のゲームプレイなどで顕著になる本体の発熱
  • Phone (2)が採用していた省電力なLTPOから、LTPSへと変更されたディスプレイ技術
  • 前モデルから大幅に上昇した価格設定
  • microSDカードによるストレージ拡張に非対応

総合評価:

Nothing Phone (3)は、唯一無二のデザインと体験を最優先し、かつ日本での日常的な利便性(おサイフケータイ®)を求めるユーザーにとって、最高の選択肢となる一台です。カメラの安定性や価格など、いくつかの注意点はありますが、それを補って余りある魅力と完成度を秘めています。

この記事で分かること

  1. Nothing Phone (3)のデザインと進化した「Glyph Matrix」の詳細
  2. 前モデルNothing Phone (2)からの具体的な進化点と比較
  3. Snapdragon 8s Gen 4のAntutuベンチマークスコアと競合CPUとの性能比較
  4. 「原神」や「フォートナイト」など、人気ゲームを最高設定でプレイした際のフレームレート
  5. 光学3倍望遠カメラが加わったトリプルカメラの実力と作例
  6. バッテリーの持続時間と65W高速充電の実際の性能
  7. Wi-Fi 7対応などの通信性能とオーディオ品質
  8. AI機能群「Essential Intelligence」(Essential Search、Flip to Recordなど)の具体的な使い方とその実用性
  9. おサイフケータイ®対応などの利便性
  10. メリット・デメリット、そしてどんな人におすすめできるか
  11. 専門家による5段階評価と詳細な総評
  12. 公式サイトと楽天モバイルの価格、お得な購入先

この記事を最後まで読むことで、「Nothing Phone (3)」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンクAliExpress リンク

公式ページ:Phone (3) | スマートフォン | Nothing | JP

デザイン:Nothing Phone (3) ~遊び心と堅牢性の融合~

Nothing Phone (3) ホワイトの背面 外観。手で持つ。

ここでは、Nothing Phone (3)のデザインと耐久性について、前モデルのNothing Phone (2)と比較しながら詳しくレビューしていきます。外観の美しさから、日々の利用シーンにおける実用性や堅牢性まで、実際に手に取って感じた点を中心にお伝えします。

魂は細部に宿る、進化したデザイン言語

Nothing Phone (3)を初めて手に取ったとき、前モデルのNothing Phone (2)が持つ柔らかな曲線とは一線を画す、よりシャープで幾何学的な印象に心を掴まれました。現代建築から着想を得たという3列レイアウトは、これまでのスマートフォンにはない整然としたリズム感を生み出しています。

サイズを比較すると、Phone (3)Phone (2)よりも高さと幅がわずかに小さくなっていますが、少し厚みと重量が増しています。このずっしりとした218gの重みが、より高密度で堅牢な印象を与えてくれます。

<サイズ・重量の違い>

  • Nothing Phone (3):高さ約160.60mm、幅75.59mm、厚さ8.99mm、重量約218g
  • Nothing Phone (2):高さ162.13mm、幅76.35mm、厚さ8.55mm、重量200.68g

Nothing Phone (3)背面と側面。ホワイト。

角張ったフラットなアルミフレームは、最初は無骨に感じるかもしれませんが、実際に握ってみるとエッジの処理が絶妙で、驚くほど手に馴染みます。Phone (3)の半透明な背面パネルは、内部構造の見せ方がより大胆で洗練されたように感じます。ただ、背面のデザインはシンメトリーを重視する人にとっては好みが分かれるかもしれません。特に、非対称に配置されたカメラユニットは、Nothingの挑戦的なデザイン哲学を象徴していると言えるでしょう。

カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色展開です 。Phone (2)のダークグレーと比較すると、Phone (3)のブラックはより引き締まった漆黒という印象を受けました。

カラーの違い

  • Nothing Phone (3):ホワイトとブラック
  • Nothing Phone (2):ホワイトとダークグレー

光のインターフェースから情報と遊びのディスプレイへ:「Glyph Matrix」

Nothing Phone (3)のGlyph Matrix

Nothing Phoneシリーズの象徴である背面のインターフェースは、Phone (3)で大きな変革を遂げました。Phone (2)の線状に光る「Glyph Interface」から、新たにマイクロLEDを採用した円形の「Glyph Matrix」へと進化したのです。Phone (2)では、着信や通知を光のパターンで知らせるのが主体でした。

しかし、Phone (3)のGlyph Matrixは、文字やアイコンを表示できるため、情報の視認性が格段に向上しています。例えば、不在着信があった際に、ただ光るだけでなく、誰からの電話だったのかがアイコンで直感的にわかるのです。ストップウォッチバッテリー残量といった実用的な情報を表示したり、「Glyphトイ」と呼ばれるミニゲームで遊んだりすることも可能で、これは単なる通知機能を超えた新しい体験価値を生み出しています。ただ、発売当初はその機能がまだ限定的で、今後のアップデートに期待したい部分です。

実用性を突き詰めたボタンとポートの配置

ボタンやポートの配置は、日々の使いやすさに直結する重要な要素です。Phone (3)は右側面に電源ボタンと、AI機能などを呼び出す「Essential Key」、左側面に音量ボタンを配置しています 。この配置はPhone (2)を踏襲していますが、Essential Keyが追加されたことで、機能性が向上しました。底部にはUSB Type-CポートとデュアルnanoSIM対応のSIMトレイがあり、Phone (2)と同様にmicroSDカードによるストレージ拡張には対応していません 。

Nothing Phone (3)の接続ポート

スピーカーの配置は、本体底部に加え、ディスプレイ上部の受話口と本体上部のグリルにも及びます。カメラの配置はユニークで、上部に望遠、その下にメインと広角カメラが少し角度をつけて並んでいます。一部ではこの非対称な配置を「設計ミスのように見える」という厳しい意見もありますが、私はむしろ、ありふれたデザインからの脱却を目指すNothingの強い意志の表れだと感じました。

待望の進化、美しさとタフさを両立したIP68対応

デザインにおける最大の進化点として、防水・防塵性能の大幅な向上が挙げられます。以前のNothing Phone (2)はIP54等級でした。しかし、Phone (3)IP68等級へと飛躍的に進化し、公式には水深1.5mの真水に最大30分間耐えられるとされています。

この安心感は計り知れません。先日、カフェで作業中にうっかりテーブルの水をこぼしてしまった際も、以前なら慌てていた場面ですが、Phone (3)なら落ち着いて拭き取るだけで済みました。この体験は、日々の使用における大きな精神的余裕をもたらしてくれます。前面にはGorilla Glass 7i、背面にはGorilla Glass Victusを採用し、筐体の組み立て精度も非常に高いため、まさに「美しさとタフさ」を両立した、所有欲を満たしてくれる一台に仕上がっています。

Nothing Phone (3)の付属品

  • Nothing Phone (3)
  • Nothing ケーブル (USB-C / USB-C) 100 cm
  • Phone (3) case
  • Phone (3) スクリーンプロテクター (貼付済み)
  • SIMトレイ取り出しツール
  • 安全と保証に関する情報

まとめ:デザイン

  • 第一印象:Phone (2)の曲線的なデザインから、よりシャープで幾何学的なフォルムに進化。重量は増したが、高密度でプレミアムな質感を感じさせる。
  • Glyph Matrix:単なる通知ライトから、アイコンや文字を表示できる情報ディスプレイへと進化。遊び心のある「Glyphトイ」も搭載されたが、機能拡充は今後に期待。
  • ビルドと耐久性:堅牢なアルミフレームと最新のGorilla Glassを採用。防水・防塵性能がPhone (2)のIP54から待望のIP68へと大幅に向上し、安心して使えるタフさを手に入れた。
  • 実用性:非対称なカメラ配置は好みが分かれるデザイン。Phone (2)と同様にmicroSDカードスロットは非搭載。

ディスプレイ:Nothing Phone (3) ~光と色彩が織りなす圧倒的な映像体験~

Nothing Phone (3)のディスプレイ。動画アニメの映像。

ここでは、Nothing Phone (3)のディスプレイ性能について、前モデルのNothing Phone (2)との違いに焦点を当てながら、動画視聴やゲームプレイなど、実際の使用感を交えてレビューしていきます。

均一ベゼルがもたらす、息をのむほどの没入感

電源を入れた瞬間に広がる、鮮やかな色彩と吸吸い込まれるような黒のコントラストに、思わず息をのみました。Nothing Phone (3)が搭載する6.77インチのフレキシブルAMOLEDディスプレイは、前モデルのNothing Phone (2)が持つ6.7インチディスプレイからわずかに大型化し、解像度も1080 x 2412ピクセルから1260 x 2800ピクセルへと向上しています。その結果、より精細でリッチな映像表現が可能になりました。

ディスプレイの違い

  • Nothing Phone (3):6.77インチのフレキシブルAMOLED、解像度 1260 x 2800 px(460ppi)
  • Nothing Phone (2):6.7インチのフレキシブルLTPO AMOLED、解像度 2412 x 1080 px(394 ppi)

注目すべきは、そのデザインとの統合性です。Nothing Phone (2)でも十分に細く均一でしたが、Phone (3)のベゼル幅はわずか1.87mmで、Phone (2)と比較して18%もスリム化されています。実際にNetflixで映画を鑑賞した際、この極細ベゼルのおかげで映像が空間に浮かんでいるかのような感覚に陥り、物語への没入感が格段に高まりました。画面占有率92.89%という数値以上に、その視覚的なインパクトは絶大です。

加えて、Phone (2)から引き続き10ビット色深度HDR10+に対応しているため、色の階調が非常に豊かです。Netflixで見た夕焼けのシーンでは、空の繊細なグラデーションが潰れることなく滑らかに表現され、現実世界に忠実な映像美を堪能できました。

真夏の屋外でも鮮明、驚異的な輝度の進化

Nothing Phone (3)のUI画面。アプリ一覧。

ディスプレイの進化で最も感動したのは、その圧倒的な明るさです。Nothing Phone (2)のピーク輝度1600ニトも十分優秀でしたが、Phone (3)はHDRモードで最大4500ニトという驚異的な輝度を実現しています。この違いは、特に屋外での使用時に真価を発揮します。

休日に公園のベンチで電子書籍を読もうとした際、Phone (2)では少し見づらさを感じることがありましたが、Phone (3)は全くの別物でした。真夏の強い日差しの下でも、画面の文字がくっきりと浮かび上がり、ストレスなく読書に集中できたのには感動しました。写真の編集や地図アプリの確認など、屋外で画面を注視するあらゆる場面で、この明るさは強力な武器になります。

操作性を異次元に引き上げる応答速度と、一つのトレードオフ

スクロールやスワイプといった日常的な操作から、シビアなタイミングが要求されるゲームプレイまで、ディスプレイの応答性はスマートフォンの快適さを左右します。Phone (3)のタッチサンプリングレート1000Hzに達し、Phone (2)の240Hzから劇的に向上しました。

特にその違いを体感したのが、『原神』のようなアクションRPGでの戦闘シーンです。指の動きに画面が吸い付いてくるような感覚は、Phone (2)とは明らかに異なり、回避や攻撃といった操作の精度が一段階上がったように感じました。この滑らかな操作感は、一度体験すると元には戻れないほどの喜びを与えてくれます。

タッチサンプリングレートの違い

  • Nothing Phone (3):1000Hzのタッチサンプリングレート
  • Nothing Phone (2):240Hzのタッチサンプリングレート

Nothing Phone (3)のディスプレイ。海外アニメの映像。

しかし、注目すべき点として、Phone (3)はLTPSパネルを採用しており、省電力性に優れたLTPOパネルを搭載していたPhone (2)からは技術的に変更されています。これにより、画面が静止している際の消費電力はPhone (2)に軍配が上がります。もっとも、Phone (3)は大容量バッテリーを搭載しているため、多くのユーザーにとってこの違いが体感できるほどの差になるかは、今後の長期的な使用で見極める必要がありそうです。

シーンに応じて変化する、滑らかなリフレッシュレート

Phone (3)最大120Hzのアダプティブリフレッシュレートに対応しており、SNSのタイムラインをスクロールする際や、システムのUIを操作する際には、非常に滑らかな表示を体験できます。コンテンツに応じてリフレッシュレートが30Hzから120Hzの間で自動的に調整されるため、常に最適な状態で画面を見ることができます。ただし、Phone (2)が採用していたLTPO技術では、静止画表示時に1Hzまでリフレッシュレートを下げることが可能でした。この点において、Phone (3)は動きのあるシーンでの滑らかさを優先した設計と言えるでしょう。

リフレッシュレートの違い

  • Nothing Phone (3):30〜120Hzのアダプティブリフレッシュレート
  • Nothing Phone (2):1Hz〜120Hzのアダプティブリフレッシュレート

Nothing Phone (3)のディスプレイ仕様

  • サイズ: 6.77インチ
  • ディスプレイテクノロジー: フレキシブルAMOLED
  • 解像度: 1260 x 2800 (460 PPI)
  • 輝度: ピーク輝度 4500ニト (HDRモード) / 屋外輝度 1600ニト (HMBモード)
  • リフレッシュレート: 30〜120Hz アダプティブリフレッシュレート
  • タッチサンプリングレート: 1000 Hz
  • その他: 10ビット色深度、HDR10+対応、Corning Gorilla Glass 7i

まとめ:ディスプレイ

  • 映像美と没入感:Phone (2)よりわずかに大型化し高解像度に。何より、均一かつ極細になったベゼルが、映像コンテンツへの圧倒的な没入感を生み出す。
  • 屋外での視認性:ピーク輝度がPhone (2)の1600ニトから4500ニトへと大幅に向上。直射日光下でも画面が驚くほどクリアに見え、快適性が格段にアップした。
  • 応答性:タッチサンプリングレートがPhone (2)の240Hzから1000Hzへと飛躍的に向上。特にゲームにおいて、指に吸い付くような滑らかな操作感を体験できる。
  • トレードオフ:省電力性に優れるLTPOパネルを搭載していたPhone (2)に対し、Phone (3)はLTPSパネルを採用。この点は技術的なダウングレードと言える。

パフォーマンス:Nothing Phone (3) ~日常から創造まで、すべてを加速させる力~

Nothing Phone (3) 本体 ブラックが置かれている。

ここでは、Nothing Phone (3)のパフォーマンスについて、頭脳となるプロセッサの進化を中心に、前モデルのNothing Phone (2)と比較しながら、その実力を徹底的にレビューしていきます。

新世代の頭脳「Snapdragon 8s Gen 4」がもたらす飛躍

Nothing Phone (3)のパフォーマンスを語る上で欠かせないのが、新たに搭載されたプロセッサ「Qualcomm® Snapdragon™ 8s Gen 4」です。これは、前モデルNothing Phone (2)が搭載していた「Snapdragon® 8+ Gen 1」からアーキテクチャを刷新した、まぎれもない新世代のチップです。製造プロセスは同じTSMCの4nmですが、CPUのプライムコアがPhone (2)のCortex-X2世代から最新のCortex-X4世代へと進化しており、根本的な処理能力が向上しています。

公式の発表では、Phone (2)と比較してCPU性能が36%、グラフィックを描画するGPU性能に至っては88%も向上したとされています。実際にGeekbench 6でスコアを計測したところ、Phone (3)はシングルコアで2,181点、マルチコアで7,299点を記録しました。これは、Phone (2)のスコア(シングルコア約1,657点、マルチコア約4,231点)を大幅に上回る数値であり、特に複数のコアを同時に使用するマルチコア性能の伸びには目を見張るものがありました。この進化は、単なるスペックシート上の数字ではなく、日々のあらゆる操作で体感できるほどの大きな飛躍です。

創造性を刺激する、滑らかな実用パフォーマンス

プロセッサの進化は、日常のあらゆるシーンでその恩恵を感じさせてくれました。Webサイトの表示やSNSのスクロールはもちろんのこと、複数のアプリを切り替えながらの作業も実に快適です。私が特にその差を実感したのは、画像や動画の編集作業でした。

Adobe Premiere Rushで4K動画の編集を試したところ、Phone (2)では時折カクつきが見られたタイムラインの操作やエフェクトのプレビューが、驚くほど滑らかに動作しました。AIを活用した画像生成や、RAWデータの現像といった、これまでPCで行うのが当たり前だったクリエイティブな作業も、スマートフォン一台で完結させられるのではないかと感じるほどのパワーを秘めています。

高性能の代償? 発熱と冷却性能

これだけの高性能化を果たしたことで、少し気になったのが長時間の高負荷時における発熱です。Nothing Phone (2)は発熱と冷却のバランスが取れていると評価されていましたが、Phone (3)は高性能化の代償として、長時間の動画書き出しやグラフィック処理中にはフレームがはっきりと熱を持つのを感じました。

一部のストレステストでは、パフォーマンスを維持するためにサーマルスロットリング(性能を抑制して温度上昇を防ぐ機能)が作動する場面も報告されています。とはいえ、日常的な使用で動作が不安定になることはなく、あくまでも限界に近い負荷をかけ続けた場合の話です。一般的なマルチメディア視聴やWebブラウジングでは、熱を心配する必要は全くありませんでした。

メモリとストレージの進化:速さと新たな拡張性

パフォーマンスを支えるメモリ(RAM)とストレージも着実に進化しています。Phone (3)最大16GBのLPDDR5Xメモリを搭載しており、その帯域幅(転送速度)は最大76.8GB/sに達します。これはPhone (2)が搭載していたLPDDR5メモリよりも高速で、マルチタスク性能の向上に大きく貢献しています。

注目すべきは、Phone (3)で新たに追加されたメモリの拡張性です。ストレージの一部を仮想メモリとして利用する「20GB RAMブースター」機能により、12GBモデルでも最大20GB相当の広大なメモリ空間を確保できます。この機能はNothing Phone (2)には搭載されていなかったため、多くのアプリを同時に開いて作業する私のようなユーザーにとっては、待望のアップグレードと言えるでしょう。

ストレージには最新規格のUFS 4.0を採用しており、Phone (2)のUFS 3.1から大きく進化しました。理論上、UFS 4.0のシーケンシャルリード(読み込み)速度は最大4,200 MB/sに達し、これはUFS 3.1の約2倍の速度です。この差は、アプリの起動や高解像度動画の読み込み速度に顕著に現れ、日々の小さな待ち時間が解消されるのは大きな喜びでした。なお、物理的なストレージの拡張性については、Phone (2)と同様にmicroSDカードには対応していません。

Nothing Phone (3)のパフォーマンス仕様

  • プロセッサー: Qualcomm® Snapdragon™ 8s Gen 4 Mobile Platform
  • プロセス: 4nm TSMCプロセス
  • GPU: Adreno 825
  • RAM(メモリ): 12GB / 16GB (LPDDR5X)
  • ストレージ(ROM): 256GB / 512GB (UFS 4.0)

まとめ:パフォーマンス

  • プロセッサー:Phone (2)のSnapdragon 8+ Gen 1からSnapdragon 8s Gen 4へ進化。CPUで36%、GPUで88%という大幅な性能向上を実現した。
  • 実用感:Webブラウジングから高負荷な動画編集まで、あらゆる動作が非常に滑らか。アプリの起動も高速で、ストレスを感じさせない。
  • 発熱と冷却:高性能化に伴い、長時間の高負荷時には発熱が気になる場面も。Phone (2)に比べると熱を持ちやすいが、通常使用では問題ない。
  • メモリとストレージ:最大16GBのRAMに加え、Phone (2)のUFS 3.1からUFS 4.0へと進化したストレージが爆速。理論値で約2倍の転送速度を誇り、アプリ体験を向上させる。

Antutuベンチマーク

Nothing Phone (3)が搭載するQualcomm Snapdragon 8s Gen 4 プロセッサは、Antutu V10 ベンチマーク総合で約200万点以上を記録すると言われています。

実際に測定してみると、総合スコアで約192万点(1926384)でした。やはり、200万点ほどの実力を備えているようです。

例: Antutu V10.5.2 総合で「1926384」、CPUで「462429」、GPUで「748436」、MEMで「417471」、UXで「298048」

一方、前モデルの「Nothing Phone (2)」はQualcomm Snapdragon 8+ Gen 1 プロセッサはAntutu V10 ベンチマーク総合で約108万点(1082269)を記録していました。

例:Antutu V10 総合で「1082269」、CPUで「256199」、GPUで「422018」、MEMで「205608」、UXで「198444」

Nothing Phone (3)は前モデル「Nothing Phone (2)」よりも約84万点もスコアが上がっていることから、大幅に性能が向上しているといえます。

Snapdragon 8s Gen 4 性能を比較

Nothing Phone (3)が搭載するQualcomm Snapdragon 8s Gen 4 プロセッサは、他のCPUと比べて、どのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。

Nothing Phone (3) グラフ Antutu Snapdragon8s-Gen4

CPUランキング

※Antutuベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  • Snapdragon 8 Elite (Xiaomi 15)・・・Antutu:250万
  • Qualcomm Snapdragon 8 Elite for Galaxy (Galaxy S25)・・・Antutu:210万
  • Snapdragon 8s Gen 4 (Nothing Phone (3))・・・Antutu:192万
  • Apple A18 Bionic (iPhone 16)・・・Antutu:150万
  • MediaTek Dimensity 8350 Extreme (motorola edge 60 pro)・・・Antutu:約 144万
  • Snapdragon 7+ Gen 3 (AQUOS R10)・・・Antutu:133万
  • MediaTek Dimensity 8350 (OPPO Reno14 5G)・・・Antutu:約 132万
  • Tensor G4 (Google Pixel 9)・・・Antutu:110万
  • Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1・・・Antutu:108万
  • Snapdragon 7s Gen 3 (Nothing Phone 3a)・・・Antutu 約 71万

比較して分かること

Qualcomm Snapdragon 8s Gen 4プロセッサは、Antutuベンチマーク総合スコア192万という非常に高い数値を記録しており、現在のスマートフォン市場においてトップクラスの性能を持つプロセッサ群に位置づけられます。Snapdragon 8 EliteやQualcomm Snapdragon 8 Elite for Galaxyにはわずかに及ばないものの、それらに次ぐパフォーマンスを発揮し、Apple A18 BionicやMediaTek Dimensity 8350 Extreme、Tensor G4といった多くの競合プロセッサを大きく凌駕しています。

この性能は、Nothing Phone (3)のようなデバイスにおいて、高負荷なアプリケーションや最新の3Dゲーム、高度なマルチタスク処理など、あらゆるシーンで極めて快適かつスムーズなユーザー体験を提供することを可能にします。

ゲーム性能:Nothing Phone (3) ~最高設定で人気タイトルを遊び尽くす~

Nothing Phone (3)でレースゲームをプレイする様子。

ここでは、Nothing Phone (3)のゲーム性能について、私が実際に人気のゲームタイトルをプレイして感じたことを、具体的なフレームレート(FPS)を交えながら詳しくレビューしていきます。Snapdragon 8s Gen 4が秘める真の実力をご覧ください。

原神 (Genshin Impact)

まず試したのは、スマートフォンの性能を測るベンチマーク的存在の「原神」です。グラフィックを「最高品質」、フレームレートを60FPSに設定し、最も処理が重いとされるスメールの街中を走り回ってみました。驚いたことに、複雑なオブジェクトが密集するエリアでもフレームレートは常に60FPSに張り付き、カクつきは一切感じられません。元素爆発が飛び交う激しい戦闘でもその安定感は変わらず、滑らかな映像でテイワットの冒険を心ゆくまで満喫できました。

フォートナイト (Fortnite)

次に、競技性の高いバトルロイヤルゲーム「フォートナイト」をプレイしました。グラフィックを「最高(エピック)」、フレームレートを120FPSに設定。多くのプレイヤーが密集する激戦区に降下しても、フレームレートは平均して110〜120FPSを維持しており、その滑らかさは圧巻です。特に感心したのは、建築物が乱立し、エフェクトが飛び交うゲーム終盤の戦闘でも90FPS以上をキープし続けた点です。これにより、エイムや建築といった精密な操作が非常に快適に行え、勝利に大きく貢献してくれました。

Call of Duty: Warzone Mobile

PC版さながらのグラフィックが話題の「Call of Duty: Warzone Mobile」では、グラフィック設定を「最高」にした状態で、広大なマップを駆け巡っても90FPS以上を安定して記録しました。一部の屋内など、比較的負荷の低いシーンでは120FPSに迫るパフォーマンスを発揮することもあり、敵の発見や素早い銃撃戦において、視覚的なアドバンテージをはっきりと感じることができました。

ファイナルファンタジーVII エバークライシス (Final Fantasy VII Ever Crisis)

続いて、美麗なグラフィックが魅力の「ファイナルファンタジーVII エバークライシス」です。画質「高」、フレームレート設定「高(60FPS)」では、常に上限である60FPSに張り付いたままでした。特に、召喚獣イフリートの「地獄の火炎」のような派手な演出が続く戦闘シーンでも、フレームレートの揺らぎは一切なく、RPGの世界に没頭できる快適なプレイ体験でした。

アスファルト:Legends Unite

最後に、アーケードレーシングの爽快感が楽しめる「アスファルト:Legends Unite」を試しました。グラフィックを「最高画質」に設定し、120FPSモードでプレイ。多数の車が入り乱れるレース中盤や、ニトロ使用時の激しいスピード感の中でも、フレームレートは安定して120FPSを維持し、画面がカクつくことはありませんでした。コンマ1秒を争うレースにおいて、この滑らかさは最高の没入感を提供してくれます。

まとめ:ゲーム性能

Nothing Phone (3)が搭載するSnapdragon 8s Gen 4は、現行のあらゆる高負荷ゲームを、最高のグラフィック設定と高いフレームレートで快適に動作させる卓越したパフォーマンスを持っています。特にその高いGPU性能は、今後登場するであろう、さらにグラフィックがリッチな次世代のゲームにも余裕をもって対応できる、大きなポテンシャルを秘めていると言えるでしょう。

AI機能:Nothing Phone (3) の「Essential Intelligence」は日常をどう変えるか

Nothing Phone (3)のEssential Space

ここでは、Nothing Phone (3)に搭載されたAI機能群「Essential Intelligence」について、前モデルのNothing Phone (2)と比較しながら、その実用性や魅力を深掘りしていきます。

日常に溶け込む、統一されたAI体験

Nothing Phone (3)を使い始めて感じたのは、AIが単なる追加機能ではなく、OS全体に深く統合されているという点です。前モデルのNothing Phone (2)では、アップデートでChatGPTが統合されるなど、後から機能が追加される形でした。しかしPhone (3)では、「Essential Intelligence」という一つのコンセプトのもと、検索から録音、情報整理までがシームレスに連携しており、体験の質が格段に向上しています。この統一感こそが、Phone (3)のAI機能における最大の進化点だと感じました。

思考の速さで情報を見つけ出す「Essential Search」

Nothing Phone (3)のEssential Search

日常的にスマートフォンを使っていると、「あの写真どこだっけ?」「先週のファイルは?」と探す時間は意外と多いものです。そんな時、「Essential Search」の速さには本当に助けられました。ホーム画面を軽く上にスワイプするだけで検索バーが現れ、連絡先、写真、ファイルなどを瞬時に横断検索してくれます。実際に旅行で撮影した写真を探した際、Googleフォトのアプリを開いてスクロールするよりも素早く目的の画像を見つけ出せた体験は、まさに感動的でした。ただ、普段からGoogleフォトでアルバムを細かく管理しているため、写真検索に限っては手動で探す方が早いと感じる場面もありました。

会議の常識を変える「Flip to Record」

Nothing Phone (3)のFlip to Record

Flip to Record」は、私が最も興奮した機能の一つです。打ち合わせの際、テーブルにPhone (3)を裏返して置くだけで、側面のEssential Keyを長押しすれば録音が開始されます。背面の赤いアクセントが点灯し、Glyph Matrixに音声波形が表示されるため、録音されていることが一目で分かり安心感があります。驚くべきは、単に録音するだけでなく、AIが複数の話者を認識し、会話を文字起こし、さらには要約まで作成してくれる点です。この機能は月300分まで追加契約なしで利用できるため、議事録作成の手間が劇的に削減されました。レコーダーアプリを探して起動する手間すら不要で、まさに「思考の速さ」で使えるツールです。

アイデアが整理される「Essential Space」とAI連携

Nothing Phone (3)のEssential Space

Essential Space」は、AIがアイデアやメモ、Webクリップなどを整理してくれる機能です。気になった記事のスクリーンショットを撮ると、ワンクリックでEssential Spaceに保存でき、後から内容をChatGPTに送信して要約させるといった使い方が非常にスムーズで便利でした。電源ボタンの長押しでGoogleのGeminiを呼び出せるのも、調べ物をする際に役立ちました。ただ、正直なところ、多くの情報を無造作に放り込んでいくと、後から見返す際に少し雑然とした印象を受けることもありました。この機能は、情報の「一時保管庫」として活用し、定期的に整理する習慣をつけると、より真価を発揮すると感じます。

創造性を刺激するAI機能たち

Nothing Phone (3)のwallpaper studio

Phone (3)のAIは、実用的な機能だけではありません。「壁紙スタジオ」は、「海」と「静寂」といった2つの単語を選ぶだけで、瞬時にオリジナルの壁紙を生成してくれる楽しい機能です。通勤中には「Essential News」が活躍しました。興味のあるトピックを設定しておくと、関連ニュースをAIが要約し、自然な音声で読み上げてくれます。その音質と使い勝手は良好で、忙しい朝の情報収集に最適でした。これらの機能は、日常のちょっとした瞬間に創造性や新しい発見をもたらしてくれました。

フラッグシップとしての価値と独自性

Nothing Phone (3)のAI機能群は、間違いなく強力で、未来を感じさせる体験を提供してくれます。しかし、Essential SpaceやGemini連携といった一部の機能は、廉価モデルのNothing Phone 3aにも搭載されているため、「AI機能だけ」を理由にフラッグシップであるPhone (3)を選ぶ決め手になるかと問われると、少し悩ましい部分もあります。注目すべきは、Phone (3)ではこれらの機能が専用の「Essential Key」というハードウェアと深く結びつき、より洗練された一つのパッケージとして提供されている点です。このハードとソフトの融合こそが、廉価モデルとの差別化点であり、フラッグシップとしての価値を高めていると言えるでしょう。

Nothing Phone (3)のAI機能 一覧

  • Essential Search: ホーム画面からスワイプするだけで、デバイス内の情報を横断的に検索。
  • Flip to Record: 本体を裏返して録音を開始し、AIが自動で文字起こしと要約を作成。
  • Essential Space: スクリーンショットやメモなどをAIが整理・管理。
  • Geminiの統合: 電源ボタン長押しでGoogleのAI「Gemini」を起動。
  • ChatGPTの統合: スクリーンショットなどを直接ChatGPTに送信して分析可能。
  • 壁紙スタジオ: 2つの単語からAIがオリジナルの壁紙を生成。
  • Essential News: 興味のあるニュースをAIが要約し、音声で読み上げ。

まとめ:AI機能

  • Essential Search:必要な情報に瞬時にアクセスできるが、使い方によっては手動検索の方が早い場合もある。
  • Flip to Record:会議などの録音・要約作成を自動化する革新的な機能で、非常に実用的。
  • Essential Space:情報の一次保管庫としては便利だが、情報が雑然としやすい側面もある。
  • AI連携:ChatGPTやGeminiとの連携はスムーズで、特定の作業を効率化するのに役立つ。
  • 独自性:一部機能は廉価モデルにも搭載されているが、ハードウェアキーとの連携による体験の質がフラッグシップの価値となっている。
  • 全体評価:日常の様々なシーンで役立つ、OSに深く統合されたAI体験を提供している。

カメラ性能:Nothing Phone (3) ~望遠を手にしたトリプルカメラの実力~

Nothing Phone (3)ブラックのカメラ

ここでは、Nothing Phone (3)のカメラ性能についてレビューします。多くのユーザーがスマートフォン選びで最も重視するこの機能が、前モデルのNothing Phone (2)からどのように進化したのか、実際の作例を交えながら、その実力に迫ります。

「すべてが50MP」へ、ハードウェアの大進化

Nothing Phone (3)のカメラシステムは、Phone (2)からの最も劇的な進化点と言えるでしょう 。Phone (2)が50MPのメインと超広角のデュアルカメラ構成だったのに対し、Phone (3)は新たに50MPのペリスコープ望遠カメラを加えたトリプルカメラ構成へと飛躍しました。さらに、フロントカメラもPhone (2)の32MPから50MPへと高画素化され、文字通り「すべてが50MP」のカメラシステムが完成したのです。

カメラ構成の違い

  • Nothing Phone (3):50MPのメインカメラ、50MPの望遠カメラ、50MPのウルトラワイドカメラ
  • Nothing Phone (2):50MPのメインカメラと50MPの超広角カメラ

注目すべきは、メインカメラのセンサーがPhone (2)の1/1.56インチから、クラス最高レベルの1/1.3インチへと大型化したことです。これにより、より多くの光を取り込むことが可能になり、特に夜景や薄暗い室内での撮影能力が格段に向上しました。また、Phone (2)ではメインカメラのみだった光学式手ブレ補正(OIS)が、Phone (3)では望遠カメラにも搭載され、ズーム撮影時でもブレの少ないクリアな写真を撮影できるようになりました。

AIが支える多彩な撮影機能と、唯一無二のマクロ体験

Nothing Phone (3)で撮影した写真。マクロ機能。野に咲くピンクの花。

Phone (3)のカメラは、ハードウェアの進化を最大限に引き出すソフトウェアとAI機能も充実しています。ポートレートモードでは被写体の輪郭を正確に捉え、自然で美しいボケ味を表現してくれます。自動で最適な設定を適用してくれるナイトモードのおかげで、暗所でもノイズの少ない明るい写真を簡単に撮影できました。

そして、私が最も衝撃を受けたのが、望遠カメラを活用したマクロモードです。公園で花の写真を撮っていたときのことです。Phone (2)のマクロも優秀でしたが、Phone (3)のマクロは別次元でした。花に寄ってきた蜂の足についた花粉の粒まで鮮明に写し出せたのには、思わず声を上げてしまいました。これはもはや「撮れる」のではなく「記録できる」レベルで、他のフラッグシップ機を圧倒すると言っても過言ではないでしょう。ただ、一部のシーンではHDRの処理が不自然に感じられたり、カメラ間の色の統一性に欠ける場面があったりと、一貫性にはまだ改善の余地があると感じました。

作例で見る、光と影を捉える描写力

Nothing Phone (3)で撮影した写真。イベント会場。屋内。

実際の撮影では、大型化したメインセンサーの恩恵をはっきりと感じることができました。日中の撮影では、見たままの自然な色合いと豊かなディテールを描写してくれます。そして夜間でも、Phone (2)より明らかにノイズが少なく、シャープでクリアな写真を残せました。

Phone (3)の真価は、やはり望遠カメラの存在です。遠くの建物のディテールを撮りたいとき、Phone (2)ではデジタルズームを使うしかなく、画質の劣化は避けられませんでした。しかしPhone (3)では、光学3倍ズームでくっきりと、まるでその場に近づいたかのように撮影できます。これにより、撮影の構図の自由度が格段に広がりました。一方で、50MPの超広角カメラは、Phone (2)と同様に便利ではあるものの、メインや望遠に比べるとディテールがやや甘く感じられる場面もありました。

全カメラ4K60fps対応、強化された動画性能

Nothing Phone (3)で動画撮影している様子。プレビュー画面。

動画撮影性能も大きく進化しています。Phone (3)では、メイン、望遠、超広角、そしてフロントカメラを含むすべてのカメラで4K60fpsの動画撮影に対応しました。Phone (2)のフロントカメラが1080p録画に限定されていたことを考えると、これはVlog撮影などを行うクリエイターにとって非常に大きなアップグレードです。

強力な光学式(OIS)と電子式(EIS)の手ブレ補正は常に機能しており、歩きながらの撮影でも非常に滑らかな映像を記録できました。マイクは3つ搭載されており、Phone (2)と同様にクリアで風切り音の少ない、質の高い音声を録音できる点も高く評価できます。

Nothing Phone (3)のカメラ仕様、カメラ機能

  • メインカメラ: 50 MP、f/1.68、1/1.3インチセンサー、OIS & EIS搭載
  • ペリスコープ望遠カメラ: 50 MP、f/2.68、3倍光学ズーム、6倍センサー内ズーム、60倍ウルトラズーム
  • ウルトラワイドカメラ: 50 MP、f/2.2、114° FOV
  • フロントカメラ: 50 MP、f/2.2
  • 動画撮影: 背面・前面カメラ共に4K/60fps対応
  • 主な機能: Ultra HDR、ポートレートモード、ナイトモード、マクロ撮影、AIシーン検出

まとめ:カメラ性能

  • ハードウェア:Phone (2)のデュアルカメラから、光学3倍ズームが可能な50MP望遠カメラを加えた、汎用性の高いトリプルカメラシステムへと大きく進化した。
  • 画質:大型化したメインセンサーにより、特に暗所での画質が向上 。しかし、カメラ間の色の一貫性やHDR処理にはまだ改善の余地がある。
  • 特筆すべき機能:望遠カメラを活用したマクロモードは、競合を圧倒するほどの驚異的なディテール描写力を誇る。
  • 動画:フロントカメラを含むすべてのカメラで4K60fps録画に対応し、Phone (2)から動画のクリエイティブ性能が大幅に向上した。

バッテリー持ちと充電:Nothing Phone (3) ~充電のストレスから解放される一日~

Nothing Phone (3)本体 ホワイト 外観

ここでは、スマートフォンの生命線であるNothing Phone (3)のバッテリー性能に焦点を当てます。前モデルのNothing Phone (2)から容量と充電速度がどう進化したのか、日々の使用感や実際のテスト結果を交えて、その実力を詳しくレビューします。

容量アップがもたらす、圧倒的な安心感

Nothing Phone (3)を使って最も恩恵を感じたのが、バッテリー持続時間の大幅な向上です。バッテリー容量は、Phone (2)の4,700mAhから5,150mAhへと着実に増加しました。この進化は具体的なテスト結果にもはっきりと表れています。バッテリーテストでは、アクティブな使用で約13時間という優れたスコアを記録しました。

この数値は、私の実際の使用感とも一致します。休日に外出してSNSや動画視聴、GPSを使った地図アプリを頻繁に利用しても、夜になってもバッテリー残量を気にする必要がなく、平気で1.5日から2日は充電なしで過ごせました。

動画再生では約15時間も持つので、移動中に映画を2本見てもまだ余裕がありますし、カフェでSNSや調べ物をしていても、Webブラウジングで約11時間持つので心の余裕につながります。Phone (2)もバッテリー持ちは良いと評価されていましたが、Phone (3)はそれをさらに上回り、まさに頼れる存在へと進化しています。

わずかな待ち時間で復活、進化した充電速度

忙しい朝、充電を忘れていたことに気づいても、Nothing Phone (3)なら慌てる必要はありません。有線充電はPhone (2)の45Wから65Wへと高速化され、公称ではわずか19分で50%54分で100%の充電が完了します。実際に朝の支度をしている間に充電してみたところ、家を出る頃には一日使うのに十分な量がチャージされており、充電速度の進化を実感しました。

ただし、私が所有する65W対応の充電器で試した際には、常に最大出力で充電されるわけではなく、実際の充電速度は40W程度にとどまることもありました。それでも、Phone (2)より速いことに変わりはなく、実用上は全く問題ありません。また、Phone (2)と同様に15Wのワイヤレス充電に対応している点も便利です。さらに、他のデバイスを充電できる5Wのリバースワイヤレス充電も搭載しており、イヤホンなどを外出先で手軽に充電したい時に重宝しました。

Nothing Phone (3)のバッテリー仕様

  • バッテリー容量: 5,150 mAh
  • 有線充電速度: 65W (19分で50%、54分で100%)
  • ワイヤレス充電: 15W
  • リバースワイヤレス充電: 5W

まとめ:バッテリー持ちと充電

  • バッテリー容量:Phone (2)の4700mAhから5150mAhへと増加し、通常使用で1.5日から2日持つほどのスタミナを実現した。
  • 充電速度:有線充電がPhone (2)の45Wから65Wへと向上。わずか19分で50%まで充電できるため、急な外出時でも安心。
  • ワイヤレス充電:Phone (2)と同様の15Wワイヤレス充電と5Wのリバースワイヤレス充電に対応している。
  • 総合評価:バッテリー容量と充電速度の両方が着実に進化し、充電に関する日々のストレスからユーザーを解放してくれる、非常にバランスの取れた性能。

オーディオと通信性能:Nothing Phone (3) ~エンタメと繋がりの質を高める縁の下の力持ち~

Nothing Phone (3) ホワイトが机の上に置かれている。

ここでは、Nothing Phone (3)のオーディオと通信性能についてレビューします。見過ごされがちですが、日々のエンタメ体験や“繋がる”ことの快適さを左右する重要な要素です。前モデルNothing Phone (2)からの進化点にも触れながら、その実力を詳しく見ていきましょう。

臨場感を増したデュアルステレオスピーカー

Nothing Phone (3)は、デュアルステレオスピーカーを搭載しており、その音質は前モデルのNothing Phone (2)から着実に進化しています。Phone (2)のスピーカーも良好な評価でしたが、一部で「スカスカする」という意見もありました。しかしPhone (3)では、音の広がりと低音の厚みが改善され、よりバランスの取れたサウンドを体験できます。

出張先のホテルで、Netflixの空間オーディオ対応映画を観たのですが、左右のスピーカーから広がるサウンドはかなりの臨場感でした。Phone (2)では少し物足りなく感じた低音も、Phone (3)ではしっかりと厚みが増しており、爆発シーンの迫力に驚かされました。音量はPhone (2)と同等の「Very Good」評価で非常に大きく、動画視聴や音楽鑑賞を本体スピーカーで十分に楽しめます。もちろん、3.5mmイヤホンジャックは搭載されていません。

次世代規格にいち早く対応した、安定の通信性能

通信性能は、スマートフォンの快適さを支える基盤です。Nothing Phone (3)は、この点で大きなアドバンテージを持っています。注目すべきは、次世代規格であるWi-Fi 7にいち早く対応したことです。これはWi-Fi 6対応だったPhone (2)からの大きなジャンプアップです。

自宅のWi-Fi 7対応ルーターに接続したところ、大容量のゲームアプリのダウンロードがPhone (2)の時よりも明らかに速く、その差に感動しました。また、BluetoothもPhone (2)のバージョン5.3からBluetooth 6.0へとアップグレードされており、ワイヤレスイヤホンとの接続安定性が向上し、遅延も少なくなったように感じます。GPSの測位もデュアルバンド対応で非常に正確かつ高速で、ナビアプリ使用時もストレスを感じることはありませんでした。

Nothing Phone (3)のオーディオ・通信性能仕様

  • オーディオ: シンメトリックステレオスピーカー、高解像度マイク x3
  • Wi-Fi: Wi-Fi 7 (802.11 a/b/g/n/ac/ax/be)、2.4G/5G/6G Tri-band
  • Bluetooth: Bluetooth 6.0
  • NFC: 対応、Google Pay、おサイフケータイ®に対応
  • GPS: A-GPS, GPS (L1+L5)、GLONASS、BDS、GALILEO、QZSS、NavIC, SBAS
  • SIM: デュアルSIM(nanoSIM x2、eSIM対応)

まとめ:オーディオと通信性能

  • オーディオ品質:Phone (2)からスピーカーの音質が向上し、特に低音と音の広がりに改善が見られる。エンタメコンテンツをより楽しめるようになった。
  • Wi-Fi性能:次世代規格のWi-Fi 7にいち早く対応。Phone (2)のWi-Fi 6から大きく進化し、より高速で安定した通信が可能になった。
  • Bluetooth:最新のBluetooth 6.0に対応し、ワイヤレス機器との接続安定性と低遅延が向上した。
  • 総合評価:オーディオ、Wi-Fi、Bluetoothといった普段使いの快適さを支える機能が着実に進化しており、まさに「縁の下の力持ち」と呼ぶにふさわしい性能。

OSと機能:Nothing Phone (3) ~AIが日常に溶け込み、待望の機能で完成度を高める~

Nothing Phone (3)のUI画面。

ここでは、Nothing Phone (3)の体験の核となるOSと、日々の使い勝手を大きく左右する便利な機能についてレビューします。前モデルNothing Phone (2)から受け継がれた哲学はそのままに、AIとの融合や待望の機能追加によって、その魅力は新たな次元へと進化しました。

さらに洗練されたUIと長期サポートの安心感

Nothing Phone (3)は、Android 15をベースとした独自の「Nothing OS 3.5」を搭載しています。電源を入れると広がる、洗練されたモノクローム基調のUIは健在で、Phone (2)のOS 2.0からさらに磨きがかかった印象です。ドットマトリクス調のフォントやウィジェットは、Nothingならではの世界観を演出し、ただのスマートフォンではない、一つのアートピースを所有しているかのような満足感を与えてくれます。

注目すべきは、ソフトウェアのサポート期間が大幅に延長されたことです。Phone (2)が「3年間のOSアップデートと4年間のセキュリティパッチ」だったのに対し、Phone (3)では「5年間のOSアップデートと7年間のセキュリティパッチ」が提供されます 。これは、GoogleやSamsungといったトップブランドに匹敵する手厚い保証であり、一台のスマートフォンを長く安心して使い続けたいユーザーにとって、非常に大きなメリットと言えるでしょう。

AIが日常を変える「Essential Key」と新機能

Nothing Phone (3)の側面にあるボタン。

Phone (3)の右側面には、新たに「Essential Key」という物理ボタンが追加されました。これを短く押せばスクリーンショットとメモが、そして長押しすればAIと連携したレコーダーが起動します。

先日、急な打ち合わせでメモが取れない状況がありましたが、テーブルにPhone (3)を裏返して置くだけで「Flip to Record」が起動し、会話を自動で文字起こししてくれました。後から要約まで確認でき、まるで専属の秘書がいるかのようでした。これはPhone (2)にはなかった、まさに革命的な機能です。他にも、ホーム画面からスワイプアップで起動する「Essentialサーチ」は、連絡先から写真まで、必要な情報を一瞬で見つけ出してくれます。

進化した背面の遊び心「Glyphトイ」

Nothing Phone (3)のGlyph Toy

Phone (2)の「Glyph Interface」もユニークでしたが、Phone (3)の円形ディスプレイ「Glyph Matrix」は、情報の表示だけでなく、遊び心も提供してくれます。新たに追加された「Glyphトイ」機能を使えば、ストップウォッチやデジタル時計といった実用的なツールから、「スピン・ザ・ボトル」のような簡単なゲームまで、スマートフォンの背面で楽しむことができます。

Phone (2)の光の帯が通知に特化していたのに対し、Phone (3)では背面のディスプレイそのものがガジェットとして機能します。友人との会話のきっかけになったり、ちょっとした待ち時間を楽しんだりと、スマートフォンとの新しい関わり方を提供してくれる、Nothingらしい機能だと感じました。

日本のユーザー待望の「おサイフケータイ」対応

そして、日本のユーザーにとって最も大きな進化が、FeliCaの搭載と「おサイフケータイ®」への対応です。Nothing Phone (2)の唯一にして最大の弱点とも言えたのが、このFeliCa非対応でした。私もPhone (2)を使っていた頃は、支払いや改札を通るたびに別のカードを取り出す手間があり、これが乗り換えの大きな障壁でした。

しかし、Phone (3)がついにおサイフケータイに対応したことで、その不便さは完全に解消されました。スマートフォン一つで、電車もバスも、コンビニでの支払いもすべて完結する。この体験は、一度慣れてしまうと手放せないほどの快適さです。Phone (2)からの乗り換えを躊躇していた多くのユーザーにとって、この一点だけでもPhone (3)を選ぶ価値は十分にあります。

確かなセキュリティ基盤

セキュリティ面では、高速かつ高精度な画面内指紋認証センサーを搭載しており、ロック解除は非常にスムーズです 。ストレスなく瞬時に認証してくれるため、日常使いで不満を感じることはありませんでした。ただし、顔認証は搭載されているものの、決済やアプリのログインに使用できるレベルのセキュリティは確保されていないため、基本的には指紋認証がメインの認証方法となります。

Nothing Phone (3)のOS・機能 仕様

  • OS: Nothing OS 3.5 (Android 15ベース)
  • アップデート保証: 5年間のOSアップデート、7年間のセキュリティアップデート
  • 独自機能: Essential Key、Essential Space、Flip to Record、Essentialサーチ、Glyphトイ
  • FeliCa: おサイフケータイ® 対応
  • 生体認証: 画面内指紋認証
  • AI連携: Google Gemini、ChatGPT統合機能

まとめ:OSと機能

  • OSとサポート:洗練された独自のUIはそのままに、OSアップデート保証がPhone (2)の3年から5年へと大幅に延長され、長期的な安心感が増した。
  • AIとの融合:新搭載の「Essential Key」と、自動文字起こし・要約機能「Flip to Record」は、ビジネスシーンなどで革命的な利便性をもたらす。
  • おサイフケータイ:日本のユーザーが待ち望んだFeliCaに遂に対応。Phone (2)の最大の弱点を克服し、日常使いでの完成度が飛躍的に向上した。
  • セキュリティ:高速で信頼性の高い画面内指紋認証を搭載。ただし、顔認証は簡易的なものにとどまる。

Nothing Phone (3) vs Nothing Phone (2) スペック徹底比較

Nothing Phone (3)のホワイトとブラックが並んでいる。

Nothing Phone (3)は、前モデルであるNothing Phone (2)のデザイン哲学を受け継ぎながら、多くの面で正統進化を遂げたフラッグシップスマートフォンです。ここでは、両モデルのスペックや機能における主な違いを、項目別に詳しく比較していきます。

1. 発売日と価格

  • Nothing Phone (2): 2023年7月25日発売。価格は79,800円(8GB+128GB)から。
  • Nothing Phone (3): 2025年8月28日発売。価格は124,800円(12GB+256GB)から。※楽天モバイルの一括価格は119,900円
  • 違い:(※Phone (3)は、より高性能なスペックを反映し、エントリーモデルの価格が大幅に引き上げられています。ストレージ構成も大容量モデルが中心となっています。)

2. OSとソフトウェアサポート

  • Nothing Phone (2): Nothing OS 2.0搭載。OSアップデート3年間、セキュリティパッチ4年間。
  • Nothing Phone (3): Nothing OS 3.5(Android 15ベース)搭載。OSアップデート5年間、セキュリティパッチ7年間。
  • 違い:(※Phone (3)はソフトウェアのサポート期間が大幅に延長されており、より長期間にわたって安心して最新の機能とセキュリティを利用できます。これは大きなアドバンテージです。)

3. プロセッサー

  • Nothing Phone (2): Snapdragon® 8+ Gen 1
  • Nothing Phone (3): Snapdragon 8s Gen 4
  • 違い:(※Phone (3)は新世代のプロセッサを搭載し、Phone (2)と比較してCPU性能で36%、GPU性能で88%も高速化しています。日常操作から高負荷なゲームまで、あらゆる場面で性能の向上を体感できます。)

4. カメラシステム

  • Nothing Phone (2): 背面デュアルカメラ(50MPメイン+50MP超広角)、32MPフロントカメラ。
  • Nothing Phone (3): 背面トリプルカメラ(50MPメイン+50MP超広角+50MP光学3倍望遠)、50MPフロントカメラ。
  • 違い:(※Phone (3)の最大の進化点の一つが、光学3倍のペリスコープ望遠カメラの追加です。これにより、画質を劣化させることなく遠くの被写体を撮影できるようになり、撮影の自由度が格段に向上しました。)

5. Glyph Interface

  • Nothing Phone (2): 33のゾーンを持つLEDライトによる「Glyph Interface」。
  • Nothing Phone (3): マイクロLEDディスプレイによる「Glyph Matrix」。
  • 違い:(※Phone (3)は単に光るだけでなく、文字やアイコン、アニメーションを表示できるディスプレイへと進化しました。「Glyphトイ」といった遊び心のある機能も追加され、より多機能でインタラクティブな体験を提供します。)

6. バッテリーと充電

  • Nothing Phone (2): 4700mAh、45W有線充電。
  • Nothing Phone (3): 5150mAh、65W有線充電。
  • 違い:(※Phone (3)はバッテリー容量が増加しただけでなく、充電速度も向上しています。より長く、より速く充電できるため、バッテリーに関するストレスがさらに軽減されます。)

7. デザイン、サイズ、重量、耐久性

  • Nothing Phone (2): 200.68g、厚さ8.55mm、IP54防滴、カラーはホワイトとダークグレー。
  • Nothing Phone (3): 218g、厚さ8.99mm、IP68防水・防塵、カラーはホワイトとブラック。
  • 違い:(※Phone (3)はやや厚く重くなっていますが、耐久性がIP54の防滴からIP68の完全な防水・防塵へと飛躍的に向上しています。これにより、雨の日や水回りでも安心して使用できるようになりました。カラーもダークグレーから、より引き締まったブラックに変更されています。)

8. 接続性と日本向け機能

  • Nothing Phone (2): Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3、NFC対応、FeliCa(おサイフケータイ)非対応。
  • Nothing Phone (3): Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、eSIM対応、FeliCa(おサイフケータイ)対応。
  • 違い:(※日本のユーザーにとって最も重要な改善点が、おサイフケータイへの対応です。Phone (2)の最大の弱点を克服したほか、Wi-Fi 7やeSIMといった最新規格にも対応し、利便性と将来性が大幅に向上しました。)

まとめ

Nothing Phone (3)は、Phone (2)からデザインの核となる思想は引き継ぎつつ、パフォーマンス、カメラ、バッテリー、耐久性といったスマートフォンの基本性能を全面的に底上げした、正統進化モデルです。特に、Phone (2)では非搭載だった光学望遠カメラと、日本市場で切望されていたおサイフケータイへの対応は、ユーザー体験を根本から変えるほどの大きな進化点と言えるでしょう。より長くなったソフトウェアサポートも加わり、価格は上昇しましたが、それに見合うだけの価値と完成度を備えた一台に仕上がっています。

Nothing Phone (3)のメリット・デメリット

Nothing Phone (3) 背面を手で持つ。

Nothing Phone (3)は、その独創的なデザインとコンセプトで注目を集める一方、価格帯が引き上げられたことで、競合のフラッグシップ機とも比較されるようになりました。ここでは、前モデルNothing Phone (2)や他のスマートフォンと比較しながら、その長所と弱点を詳しく解説します。

【メリット】

メリット1:唯一無二のデザインと進化したGlyph Matrix

Nothing Phone (3)の最大の魅力は、他のどのスマートフォンとも違う、芸術品のようなデザインです。透明な背面パネルから覗く幾何学的な内部構造は所有欲を満たし、個性を表現したいユーザーにとって最高の選択肢となります。前モデルPhone (2)の「Glyph Interface」から進化した円形の「Glyph Matrix」は、通知だけでなく、アイコンやアニメーションを表示でき、より実用的で楽しい機能へと進化しました。

メリット2:日本ユーザー待望の「おサイフケータイ®」対応

前モデルNothing Phone (2)における最大の弱点であったFeliCa(おサイフケータイ®)非対応という点が、Phone (3)では完全に見直されました。新たにおサイフケータイ®に対応したことで、スマートフォン一つで電車の改札やコンビニでの決済が可能になり、日本国内での利便性が飛躍的に向上しました。これは、Phone (2)からの乗り換えをためらっていたユーザーにとって、最も大きなメリットと言えるでしょう。

メリット3:大幅に向上した耐久性とIP68防水性能

Phone (3)は、Phone (2)のIP54防滴性能から、フラッグシップ級のIP68防水・防塵性能へと大幅にアップグレードされました。これにより、雨の中での通話や、万が一水に落としてしまった際の安心感が格段に向上しています。Gorilla Glass Victusを採用した堅牢なボディと合わせて、美しいデザインを長く安心して使い続けることができます。

メリット4:最新規格に対応した未来志向の通信性能

通信機能も着実に進化しており、次世代規格であるWi-Fi 7とBluetooth 6.0に対応しています。これにより、対応環境下ではPhone (2)のWi-Fi 6よりも高速で安定した通信が可能です。将来的にインフラが整った際に、その恩恵を最大限に受けられる未来志向のスペックは、長く使いたいユーザーにとって大きな利点です。

メリット5:競合を圧倒するほどのマクロ撮影性能

Phone (3)のカメラの中でも、望遠レンズを活用したマクロモードの性能は驚異的です。その描写力は、競合するiPhone 16 Proをも凌駕すると評されるほどで、被写体に驚くほど寄って、肉眼では見えないような微細なディテールまで鮮明に捉えることができます。この一点だけでも、Phone (3)のカメラを選ぶ価値があると感じるほどです。

メリット6:長期的なソフトウェアサポート

Nothing Phone (3)は、5年間のOSアップデートと7年間のセキュリティアップデートが保証されています。これは、前モデルPhone (2)のサポート期間(OS 3年/セキュリティ 4年)から大幅に延長されており、GoogleやSamsungといったトップブランドに匹敵する手厚いサポートです。OSが古くなる心配なく、長期間安心して使える点は大きなメリットです。

メリット7:日常のタスクを効率化するAI機能群「Essential Intelligence」

Nothing Phone (3)は、前モデルPhone (2)の限定的なAI機能(後に追加されたChatGPT統合など)から大きく飛躍し、「Essential Intelligence」と呼ばれる包括的なAIアシスタント機能を搭載しました。例えば、会議中にPhone (3)を裏返すだけでAIが自動で文字起こしと要約を作成してくれる「Flip to Record」機能は、議事録作成の手間を劇的に削減してくれます。

また、ホーム画面から瞬時にデバイス内を横断検索できる「Essential Search」や、スクリーンショットの内容をすぐにChatGPTで分析させる機能は、情報検索や整理にかかる時間を短縮し、日々の業務効率を大きく向上させてくれました。これらの機能がOSレベルで深く統合されているため、単なる便利アプリの集合体ではなく、スマートフォン全体の体験をよりスマートにしてくれる強力なメリットとなっています。

【デメリット】

デメリット1:一貫性に欠けるカメラ性能

優れたマクロ性能を持つ一方で、カメラ全体の評価は一貫性に欠けます。光源やシーンによっては、メイン、超広角、望遠レンズ間で色のトーンが異なってしまったり、HDR処理が不自然に見えたりすることがありました。常に安定して最高の写真を撮りたいユーザーにとっては、Google Pixel 9やGalaxy S25の洗練されたカメラシステムに一歩譲るかもしれません。

デメリット2:高負荷時に顕著になる発熱

高いパフォーマンスを持つSnapdragon 8s Gen 4を搭載していますが、その代償として、長時間のゲームプレイなど高負荷な状態が続くと本体がかなり熱を持つ傾向があります。パフォーマンスが抑制されるサーマルスロットリングも報告されており、安定したゲーム体験を最優先するユーザーにとっては注意が必要です。

デメリット3:省電力性に劣るディスプレイ技術

Phone (3)のディスプレイは非常に明るく美しいですが、技術的にはPhone (2)が採用していた省電力なLTPOからLTPSへと変更されています。これにより、画面が静止している状態での消費電力効率は、理論上Phone (2)やLTPOを搭載する他のフラッグシップ機よりも劣ります。バッテリー持ちは良好ですが、最新技術にこだわるユーザーにとっては気になる点かもしれません。

デメリット4:フラッグシップ級の価格と厳しい競争

Phone (3)の価格は、前モデルPhone (2)よりも引き上げられ、iPhone 16、Google Pixel 9、Galaxy S25といった強力なライバルがひしめく価格帯に設定されています。独自のデザインや機能に価値を見出せるかどうかが、選択の鍵となります。コストパフォーマンスだけを追求する場合、他の選択肢も視野に入るでしょう。

デメリット5:SDカード非対応による拡張性のなさ

Nothing Phone (3)は、前モデルPhone (2)と同様に、microSDカードによるストレージの拡張には対応していません。最大512GBのストレージを選択できますが、4K動画など大容量のデータを頻繁に保存するユーザーは、購入時に十分な容量のモデルを選ぶ必要があります。

デメリット6:限定的な顔認証セキュリティ

画面内指紋認証は高速で信頼性が高い一方、顔認証は決済やアプリのログインに使えるほどのセキュリティレベルには達していません。利便性よりもセキュリティを重視した仕様ですが、より高度な顔認証システムを搭載する他のスマートフォンと比較すると、機能的に劣る点と言えます。

Nothing Phone (3)のスペック(仕様)一覧

  • ディスプレイ: 6.77インチ フレキシブルAMOLED、解像度1260×2800、リフレッシュレート30〜120Hz
  • CPU: Qualcomm Snapdragon 8s Gen 4
  • GPU: Adreno 825
  • RAM(メモリ): 12GB / 16GB
  • ストレージ: 256GB / 512GB
  • バッテリー: 5,150mAh
  • 充電: 65Wの高速充電、15Wのワイヤレス充電、5Wのリバースワイヤレス充電に対応
  • 背面カメラ: 50MPメイン + 50MPペリスコープ + 50MPウルトラワイド
  • 前面カメラ: 50MP
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0
  • GPS: 対応
  • NFC: おサイフケータイ®対応
  • インターフェース: USB-C
  • センサー: 画面内指紋認証センサー
  • 防水防塵: IP68
  • 生体認証: 画面内指紋認証
  • OS: Nothing OS 3.5 (Android 15ベース)
  • サイズ: 約160.60(高さ) x 75.59(幅) x 8.99(厚さ) mm
  • 重量: 約218g
  • カラー: ホワイト、ブラック
  • 付属品: Nothing ケーブル (USB-C / USB-C)、Phone (3) case、スクリーンプロテクター(貼付済み)、SIMトレイ取り出しツール、安全に関する情報
  • モバイル通信(5G/4G/3G): 5G、4G、3Gに対応
  • SIMカード: nanoSIM×2、eSIMに対応

対応バンド:Nothing Phone (3)

Nothing Phone (3)は5G通信に対応しています。

基本的には本体にSIMカードを入れて、APN設定を済ませると、通信できます。

SIMはNanoSIMと物理的なカードを必要としないeSIMに対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

  • 5G: n1, n2, n3, n5, n7, n8, n12, n20, n25, n28, n30, n38, n40, n41, n48, n66, n71, n77, n78
  • 4G: 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17, 18, 19, 20, 25, 26, 28, 30, 34, 38, 39, 40, 41, 42, 48, 66, 71
  • 3G: 1, 2, 4, 5, 6, 8, 19
  • 2G: 850, 900, 1800, 1900

対応バンドの詳細

ドコモ

  • 5G: n1, n3, n28, n41, n77, n78 (重要バンドのn79には非対応)
  • 4G: B1, B3, B19, B28, B41, B42
  • プラチナバンド: B19 対応

au

  • 5G: n1, n3, n28, n41, n77, n78
  • 4G: B1, B3, B18 (B26含む), B28, B41, B42
  • プラチナバンド: B18/B26 対応
  • (3Gサービスは終了済み)

ソフトバンク

  • 5G: n1, n3, n28, n41, n77, n78
  • 4G: B1, B3, B8, B28, B41, B42
  • プラチナバンド: B8 対応

楽天モバイル

  • 5G: n77
  • 4G: B3 (自社回線), B18/B26 (パートナー回線)
  • プラチナバンド: B28/n28 対応
  • (3Gサービスは提供なし)

結論

この端末は、バンド情報に基づくと、auとソフトバンクの主要な4G/5Gバンドに完全に対応しており、それぞれのプラチナバンドもカバーしています。

  • ドコモ回線でも主要な4Gバンドとプラチナバンドに対応しているため通信は可能ですが、5Gの重要バンドであるn79に非対応なため、一部エリアでは5Gに繋がりにくい可能性があります。
  • 楽天モバイルについては、自社回線とパートナー回線の両方に対応しており、新たに割り当てられたプラチナバンド(B28/n28)もカバーしているため問題なく利用できます。

総合的に見て、この端末は日本の4キャリアで利用可能ですが、ドコモの5Gを最大限に活用したい場合は注意が必要です。

Nothing Phone (3)の評価

Nothing Phone (3)本体 ブラックにふれている。

8つの基準で「Nothing Phone (3)」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★★
ピーク輝度が大幅に向上し、真夏の直射日光下でも驚くほど画面がクリアに見えます。均一で極細のベゼルと高解像度AMOLEDが、映像への圧倒的な没入感を生み出します。

スペック:★★★★☆
最新のSnapdragon 8s Gen 4やUFS 4.0ストレージを搭載し、パフォーマンスは非常に高速です。ただし、最上位の「Elite」チップではない点や高負荷時の発熱を考慮し、星4つとしました。

耐久性: ★★★★★
前モデルのIP54から、待望のIP68防水・防塵に進化しました。最新の強化ガラスと堅牢なアルミフレームも相まって、安心して長く使える一台です。

デザイン:★★★★☆
他に類を見ない独創的なデザインと、進化した「Glyph Matrix」は所有欲を満たしてくれます。ただし、カメラ配置の非対称性など、その個性は好みが分かれるかもしれません。

通信:★★★★☆
次世代規格のWi-Fi 7に対応している点は素晴らしいですが、まだ対応ルーターが普及していないため、現時点ではその恩恵を最大限に受けることは難しいかもしれません。

機能:★★★★★
日本のユーザーにとって最大の悲願であった「おサイフケータイ」に遂に対応。さらに、会議の文字起こしを自動化する「Flip to Record」など、OSに統合されたAI機能群「Essential Intelligence」が加わり、機能性は他のフラッグシップ機と比較しても遜色ないレベルに達しています。

使いやすさ:★★★★☆
洗練されたNothing OSは直感的で非常に快適です。おサイフケータイ対応で日常の利便性は完璧になりましたが、カメラ性能の若干の不安定さが満点に至らない理由です。

価格:★★★☆☆
性能や機能を考えれば妥当ですが、前モデルからの価格上昇は大きく、競合のフラッグシップ機とも渡り合える価格帯です。コストパフォーマンスの観点では、少し厳しい評価となります。

総評:★★★★☆

個性の進化と待望の実用性

Nothing Phone (3)は、前モデルPhone (2)が持つ独自のデザイン哲学を正統進化させつつ、日本のユーザーが待ち望んだ実用性を手に入れた、非常に魅力的な一台です。透明な背面から覗く幾何学的な内部構造と、単なる通知機能から情報ディスプレイへと進化した「Glyph Matrix」は、引き続き他にない個性を放っています。

しかし、最も大きな進化は「おサイフケータイ」への対応です。これにより、Phone (2)が抱えていた日本市場における最大の弱点が克服され、デザインや思想に共感しつつも、メイン機としての使用をためらっていたユーザーにとって、ようやく「選べる一台」になったと言えるでしょう。

フラッグシップに迫る性能

Nothing Phone (3)のパフォーマンスは、前モデルのPhone (2)からあらゆる面で飛躍的な進化を遂げています。プロセッサはSnapdragon 8+ Gen 1から最新のSnapdragon 8s Gen 4へ、ストレージはUFS 3.1から約2倍高速なUFS 4.0へとアップグレードされ、アプリの起動からデータの読み込みまで、すべての動作がより一層キビキビと感じられます。

購入前の注意点

しかし、購入を検討する上で注意すべき点もいくつか存在します。まず、カメラは非常に高性能ですが、撮影シーンによっては色の表現が不安定になることがあり、常に最高の写真が撮れるとは限りません。また、高いパフォーマンスの代償として長時間のゲームプレイ中には本体が熱を持ちやすく、省電力性に優れたLTPOディスプレイを搭載していたPhone (2)からLTPSへと変更された点も、技術的な詳細にこだわるユーザーにとっては注意点となるでしょう。

どんな人におすすめか

結論として、Nothing Phone (3)は「ありふれたスマートフォンでは満足できない、デザインと体験を重視する人」に最もおすすめできる一台です。最高のカメラ性能や、一切の熱を許さないゲーミング性能を最優先するならば、他の選択肢があるかもしれません。

しかし、Nothing OSの洗練されたUI、録音から要約までを自動化するAIが日常に溶け込む新しい体験、そして何より、おサイフケータイという実用性を手に入れた唯一無二のデザイン。これらの要素に心惹かれるのであれば、Nothing Phone (3)は間違いなく、日々の生活をより豊かで楽しいものにしてくれる最高のパートナーとなるでしょう。

Nothing Phone (3)の価格・購入先

Nothing Phone (3) 本体 ホワイトの外観

※価格は2025/10/05に調査したものです。価格は変動します。

Nothing 公式サイト(日本)

12GB+256GBモデルで124,800円、

で販売されています。

Nothing 公式サイト(日本)で「Nothing Phone (3)」をチェックする

楽天モバイル

■容量256GB

  • 一括払い: 119,900円
  • 買い替え超トクプログラム(48回払い):
  • 他社から乗り換え:24回分の支払いが実質不要(実質総額65,700円)
  • 新規・機種変更:24回分の支払いが実質不要

■容量512GB

  • 一括払い: 138,900円
  • 買い替え超トクプログラム(48回払い):
  • 他社から乗り換え:24回分の支払いが実質不要(実質総額82,800円)
  • 新規・機種変更:24回分の支払いが実質不要

■共通事項

  • 「買い替え超トクプログラム」は、25ヶ月目以降に端末を回収に出すと、残りの支払いが不要になるプログラムです。
  • 他社からの乗り換え(MNP)は、新規契約・機種変更よりも月々の支払いがお得になります。
  • 24回払いも選択可能です。

楽天モバイルで「Nothing Phone (3)」をチェックする

ECサイト

  • 楽天市場で119,900円(税込)、
  • AliExpressで103,571円、
  • 米国 Amazon.comで$799.00、

で販売されています。

Amazonで「Nothing Phone (3)」をチェックする

楽天市場で「Nothing Phone (3)」をチェックする

ヤフーショッピングで「Nothing Phone (3)」をチェックする

AliExpressで「Nothing Phone (3)」をチェックする

米国 Amazon.comで「Nothing Phone (3)」をチェックする

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おすすめのライバル機種と価格を比較

Nothing Phone (3)」に似た性能をもつスマートフォンも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

Google Pixel 10

Googleから発売された6.3インチの5Gスマートフォンです(2025年8月28日発売)。

Android 16、Google Tensor G5、12GBメモリ、1,080 x 2,424 pxのActuaディスプレイ (OLED)、128GB / 256GBストレージ、通常使用で30時間以上駆動する4970 mAhバッテリー、背面48MP+13MP+10.8MPの3眼カメラ、前面10.5MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(「マジックサジェスト」、「マイボイス通訳」、「Daily Hub 」、「かこって検索」、「カメラコーチ」など)、光学5倍ズーム、4K動画撮影、手ブレ補正(光学式+電子式)、最大30分で55%の急速充電、Qi2認証ワイヤレス充電「Google Pixelsnap」に対応。

IP68防水防塵、おサイフケータイ、NFC、指紋認証、顔認証、USB Type-C 3.2、5G通信、Wi-Fi 6E (802.11ax)、Bluetooth v6、GPSにも対応しています。

価格は、Amazon.co.jpで111,500円、楽天市場で114,800円~(送料無料)、ヤフーショッピングで107,980円、AliExpressで118,918円、です。

関連記事:Google Pixel 10 徹底レビュー!Pixel 9からの進化点と欠点

Amazonで「Google Pixel 10」をチェックする

iPhone 17

Appleから発売された6.3インチの5Gスマートフォンです(2025年9月19日発売)。

iOS 26、Apple A19チップ、8GBメモリ、ProMotionテクノロジー搭載Super Retina XDRディスプレイ、256GBまたは512GBストレージ、最大30時間(ビデオ再生時)駆動するリチャージャブルリチウムイオンバッテリー、背面48MP+48MPの2眼カメラ、前面18MP(センターフレーム)のフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能「Apple Intelligence」(作文ツール、ビジュアルインテリジェンス、ライブ翻訳、クリーンアップなど)、ProMotion(最大120Hz)、高速充電(有線40W、ワイヤレス最大25W)、「アクションボタン」、「Dynamic Island」、安全機能(衛星経由の緊急SOS、衝突事故の検知)に対応。

電話アシスタント(着信スクリーニング、保留アシスト)、空間オーディオ、ドルビーアトモス、「Liquid Glass」、IP68防水防塵、おサイフケータイ (FeliCa)、顔認証(Face ID)、USB-Cコネクタ、デュアルeSIM、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 6、高精度2周波GPSにも対応しています。

価格は、楽天市場で145,200円、ヤフーショッピングで141,800円、です。

関連記事:iPhone 17 徹底レビュー!Proに近づいた性能と先代比較で実力を検証

Amazonで「iPhone 17」をチェックする

POCO F7

POCOから発売された6.83インチの5Gスマートフォンです(2025年7月8日発売)。

Android 15ベースのXiaomi HyperOS 2、Snapdragon 8s Gen 4、12GBメモリ、2772 x 1280 pxの有機ELディスプレイ、256GB / 512GBストレージ、16時間以上(継続使用時)駆動する6500 mAhバッテリー、背面約5000万画素+約800万画素の2眼カメラ、前面約2000万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(AI反射除去、AIビューティーモード、AI消しゴムPro、AIライティング、AI音声認識、AI通訳、AI検索、Gemini連携)、ゲーム機能(WildBoost Optimization 4.0、ゲームオーディオ、ゲームターボ)、IP68防水防塵、冷却システム「6000mm² 3DデュアルチャネルIceLoopシステム」に対応。

リフレッシュレート 最大120Hz、タッチサンプリングレート 最大480Hz(瞬間最大2560Hz) 、ウェットタッチディスプレイ2.0、TÜV Rheinland認証ブルーライト低減、、90Wハイパーチャージ、22.5Wリバース充電、画面内指紋認証、AI顔認証、USB Type-C、NFC、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、GPSにも対応しています。

価格は、Amazonで48,980円、楽天市場で49,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで54,980円(中古)、AliExpressで53,064円、米国 Amazon.comで$569.99、です。

関連記事:POCO F7 徹底レビュー!F6 Proからの進化点と欠点を評価

Amazonで「POCO F7」をチェックする

Xiaomi 15

Xiaomiから発売された6.36インチのスマートフォンです(2025年4月1日発売)。

Xiaomi HyperOS 2(Android 15ベース)、Snapdragon 8 Elite Mobile Platform、12GB LPDDR5Xメモリ、2670 x 1200 pxのCrystalRes有機EL (1~120Hz, 最大3200nits)、256GB/512GB UFS 4.0ストレージ、最大25時間駆動する5240 mAhバッテリー、背面50MPトリプル (広角ライカSummilux, 望遠, 超広角)カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(AI文章作成、AI音声認識、AI通訳、AIダイナミック壁紙)、Google Gemini連携(かこって検索など)、

1~120Hzの「可変リフレッシュレート」、60mm相当の望遠撮影、10cmまで寄れるマクロ撮影、8K動画撮影(24/30fps)、IP68防水防塵、90Wハイパーチャージ (有線)、ワイヤレス充電、Xiaomi Wing型IceLoopシステム(冷却システム)、X軸リニア振動モーター、超音波画面内指紋センサー、AI顔認証、「Xiaomiシールドガラス」、「高強度アルミニウム合金フレーム」、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、NFC、GPS (L1+L5)に対応しています。

価格は、Amazonで90,570円(税込)、楽天市場で109,800円~118,380円(送料無料)、ヤフーショッピングで99,630円~123,000円、AliExpressで87,479円、です。

関連記事:Xiaomi 15レビュー!14Tとの違い&買い替えメリット・デメリット

Amazonで「Xiaomi 15」をチェックする

Xiaomi 15T

Xiaomiから発売された6.83インチの5Gスマートフォンです(2025年9月26日発売)。

Android 15 (Xiaomi HyperOS 2)、MediaTek Dimensity 8400-Ultra、12GBメモリ、2772×1280 pxの有機EL液晶、256GB / 512GBストレージ、最大13.19時間(連続使用時)駆動する5,500mAhバッテリー、背面50MP+50MP+12MPのライカ監修3眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(Xiaomi HyperAI、AI文章生成、AI音声認識、AI通訳、AI検索、AIダイナミック壁紙、Google Gemini)、AIディスプレイ機能、リフレッシュレート:最大120Hz、カメラの新センサー「Light Fusion 800」、光学2倍ズーム、動画プロモード(Log撮影、LUTインポート対応)、ShootSteady(動画手ブレ補正)、Xiaomi 3D IceLoop冷却システムに対応しています。

また、67W急速充電、画面内指紋認証、AI顔認証、IP68防水防塵、NFC、X軸リニア振動モーター、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 6.0、GPS (L1+L5)にも対応しています。

価格は、Amazonで69,980円(税込・15Tモデル・Pro版は109,980円)、楽天市場で64,980円(送料無料・15T)、ヤフーショッピングで109,980円(Pro版)、AliExpressで94,428円(15T・グローバル版)、です。

関連記事:Xiaomi 15T 徹底レビュー!6万円台ライカ機のコスパを14T比較で評価

Amazonで「Xiaomi 15T」をチェックする

motorola edge 60 pro

motorolaから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです(2025年7月4日発売)。

Android 15、MediaTek Dimensity 8350 Extreme、12GBメモリ、2712 x 1220 pxのpOLED、256GBストレージ、5000 mAhバッテリー、背面50MP+50MP(超広角)+10MP(望遠)のトリプルカメラ、前面50MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能「Moto AI」(AIキーで呼び出し、Catch Me Up、Pay Attention、など)、カメラ機能(アクションショット、グループショット、Photo Enhancement Engineなど)、デバイス連携機能「Smart Connect」、Gemini、

125W TurboPower充電、15Wワイヤレス充電、5Wパワーシェアリング、Dolby Atmos対応ステレオスピーカー、「Smart Antenna」技術、IP68/IP69防水防塵、MIL-STD-810H、おサイフケータイ (Felica)、指紋認証、顔認証、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで61,662円、楽天市場で68,101円(送料無料)、ヤフーショッピングで72,546円、AliExpressで47,673円、です。

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