
2025年5月に発売された「Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10 (14型 AMD)」は、最新のAMD Ryzen™ AI 7 350プロセッサーと2.8K OLEDディスプレイを搭載し、AI性能と映像美を兼ね備えた注目の2-in-1ノートPCです。
このレビューでは、Yoga 7 Gen 10が日々の作業やクリエイティブワークをどれだけ快適にするのか、前モデル「Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 9」とどのように進化しているのか、そのスペックと使い勝手を徹底比較・検証しました。
【先に結論からお伝えしましょう】
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10 の長所(Pros):
- 2.8K OLEDディスプレイ: 120Hzの高リフレッシュレートと100% DCI-P3対応で、息をのむほど美しい映像体験。
- 圧倒的なAI性能: 最大50TOPSのNPU搭載で、Copilot+ PCとしての高度なAI機能を快適に実行。
- 大容量24GBメモリ: マルチタスクも余裕でこなす大容量メモリを標準搭載。
- 洗練されたデザインと携帯性: 新色「シーシェル」の採用と、より薄く軽量化したボディ。
- 充実の付加価値: ペン標準添付、Wi-Fi 7対応、Adobe CCトライアルなど機能満載。
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10 の短所(Cons):
- ストレージ選択肢の限定: 現行モデルは512GB SSDのみで、大容量オプションがない。
- USB4ポートの不在: 前モデルにあった超高速転送ポートが廃止。
- 価格の上昇: 高機能化に伴い、前モデルよりも価格帯が上がっている。
総合評価:
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10 (14型 AMD)は、ディスプレイ、メモリ、AI性能において飛躍的な進化を遂げた、クリエイターやハイエンド志向のユーザーに最適な一台です。特にOLEDの映像美とAIによる快適な操作性は、価格以上の上質な体験を提供してくれます。予算よりも最高の体験を重視する方には強くおすすめできるモデルです。
<この記事で分かること>
- デザインと耐久性: 新色「シーシェル」、薄型軽量化(重さ比較)、リサイクル素材、ミリタリーグレード耐久性、360度ヒンジ
- ディスプレイ: 2.8K OLED (有機EL)、120Hzリフレッシュレート、HDR True Black 1000、輝度1100nit、DCI-P3 100%、フィルム
- プロセッサー: AMD Ryzen™ AI 7 350、NPU (50TOPS)、AI機能 (Copilot+ PC)、Lenovo AI Core
- ベンチマーク: Passmark、Geekbench 6、Cinebench、Ryzen 7 8840HSとの比較、グラフィック性能、3DMark
- ゲーム性能: AMD Radeon™ 860M、フレームレート (原神, Apex Legends, サイバーパンク2077)、DirectX 11/12性能
- メモリとストレージ: 24GB LPDDR5Xメモリ (増設不可)、512GB PCIe Gen4 SSD、起動速度
- バッテリー: 実働時間 (動画再生)、充電速度、65W充電器、Lenovo Vantage管理機能、スリープドレイン
- キーボード: 1.5mmキーストローク、凹型キーキャップ、Copilotキー、バックライト、耐油性コーティング
- オーディオ: ドルビーアトモス対応スピーカー、マイク音質、オンライン会議性能
- 通信性能: Wi-Fi 7、Bluetooth v5.4、接続安定性
- 接続ポート: USB-C (10Gbps x2)、USB-A、HDMI、microSDカードスロット、拡張性
- 付加機能: Lenovo Yoga Pen (標準添付)、Smart Note機能、Adobe CCトライアル、Lenovo AIアプリ
- 比較: Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 9、Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9、12インチ Surface Pro (2025)、ASUS ProArt PZ13
- スペック: 仕様詳細、発売日、サイズ、重量
- 評価: 5段階評価、総評、最適なユーザー、メリット・デメリット
- 価格(値段): 購入先、レノボ公式、Amazon、楽天市場、ヤフーショッピング、最安値
この記事を最後まで読むことで、「Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
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公式ページ:Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10(14型 AMD) | クリエイター向け14型マルチモード 2-in-1 ノートPC | レノボ・ ジャパン
デザインと耐久性:Yoga 7 Gen 10の洗練されたカラーと薄型ボディに秘めた堅牢性
ここでは、Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10の外観とデザイン、そして携帯性について、前モデルであるLenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 9と比較しながら、実際に触れて感じた魅力をお伝えします。
新色「シーシェル」が織りなす上品な佇まい
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10を手に取って最初に感じるのは、その洗練されたカラーリングです。新しく採用された「シーシェル」は、Gen 9の「ストームグレー」が持つ落ち着いた雰囲気とは異なり、明るく上品な印象を与えます。個人的には、光の当たり具合で微妙に表情を変えるこのシーシェルカラーが非常に気に入りました。
まるで海岸で見つけた美しい貝殻のような、自然で温かみのある色合いは、カフェやオフィスなど、どんなシーンにも自然に溶け込み、所有する喜びを感じさせてくれます。
アルミニウムのユニボディはGen 9から引き継がれた魅力的な特徴ですが、Gen 10では底部カバーに50%リサイクルアルミニウムを使用するなど、環境への配慮もデザインの一部として昇華されています。その質感は非常に高く、触れるたびに適度なひんやり感と滑らかさが手に伝わり、細部にまでこだわって作られていることが分かります。
よりスリムに、より軽量に。進化したモバイル性能
注目すべきは、その携帯性の向上です。Gen 9の最薄部が約16.64mmだったのに対し、Gen 10では約15.45mmと、約1.19mm薄くなっています。重量もGen 9の約1.49kgから約1.40kgへと約90g軽量化されました。この差は数値以上で、実際にカバンに入れて持ち運ぶ際に、その軽快さを実感できます。
以前、Gen 9を日々の通勤で持ち運んでいた際は、ACアダプターと合わせると少し肩に重さを感じることがありましたが、Gen 10ではその負担感が軽減され、気軽に外へ持ち出そうという気持ちにさせてくれます。
また、この薄さと軽さは、例えば大学の講義ノートを取るために頻繁に持ち運んだり、出張先でプレゼンテーション資料を作成したりする際に、大きなアドバンテージとなるはずです。私が試した限りでは、A4サイズの書類と重ねてブリーフケースに収納してもかさばらず、スマートに持ち運べました。
360度ヒンジがもたらす自由なワークスタイルとエンターテインメント
Yogaシリーズの象徴とも言える360度回転するヒンジは、Gen 10でも健在です。この機構により、通常のラップトップモードはもちろん、画面を反転させてタブレットモードにしたり、テントモードにして動画コンテンツ、例えばNetflixで配信されている『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のようなシリーズ作品をハンズフリーで楽しんだり、
あるいはキーボード面を下にしてスタンドモードでAmazon Musicの楽曲を再生しながら作業したりと、利用シーンに合わせて最適な形状へと瞬時に変化させることができます。
個人的には、タブレットモードでLenovo Yoga Pen(標準添付)を使い、Adobe Frescoで簡単なイラストを描いたり、PDF資料に注釈を加えたりする作業が非常に快適でした。ペンは本体上部にマグネットで固定できるため、持ち運び中に紛失する心配が少ないのも嬉しいポイントです。Gen 9でも同様の2-in-1体験は可能でしたが、Gen 10のより薄く軽くなったボディは、特にタブレットモードでの取り回しやすさを向上させていると感じました。
所有欲を満たす、細部へのこだわり
Gen 10のデザインは、単に薄く軽くなっただけではありません。全体のフォルムはシンプルながらも洗練されており、エッジの処理なども丁寧で、手に馴染む感覚があります。派手さはありませんが、長く使うほどに愛着が湧く、そんなデザインです。Gen 9のコンフォートエッジデザインも持ちやすさに貢献していましたが、Gen 10はさらにミニマルな美しさを追求しているように感じます。
この「シーシェル」カラーと相まって、まさに「持つ喜び」を感じさせてくれる一台です。
薄くても安心の堅牢性:ミリタリーグレードの耐久性
薄型化や軽量化が進むと、どうしても気になってくるのがボディの「強度」ですが、Gen 10はその点においても安心感があります。このスリムで軽量なボディは、21ものミリタリーグレードの耐久性基準でテストされており、過酷な環境にも耐えうる頑丈な設計になっています。 実際に本体を持ち上げてみても、剛性が高くしっかりとした作りであることを実感でき、毎日カバンに入れて持ち運ぶ際も、破損や歪みに対する不安を感じることなく、頼りがいのある相棒としてアクティブに使い倒せそうです。
まとめ:デザインと携帯性の進化点
- カラーリング:新色「シーシェル」を採用し、明るく上品で所有欲を満たすデザインに刷新。
- 携帯性:前モデル(Gen 9)より約1.19mm薄く、約90g軽量化され、持ち運びの負担が大幅に軽減。
- 2-in-1機能:360度ヒンジによるマルチモード対応はそのままに、薄型化によりタブレット時の取り回しが向上。
- 耐久性:スリムなボディながら21のミリタリーグレードテストをクリアし、安心して持ち運べる堅牢性を確保。
- 質感と環境配慮:リサイクルアルミニウムを使用しつつ、手触りの良い上質な仕上がりを実現。
ディスプレイ:Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10がもたらす圧倒的な映像体験
ここでは、Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10の最も注目すべき進化点の一つであるディスプレイについて、前モデルLenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 9と比較しながら、その魅力と実際に使用して感じた感動をお伝えします。
鮮明さと滑らかさが織りなす視覚革命:2.8K OLEDと120Hzリフレッシュレート
注目は、その解像度とリフレッシュレートの大幅な向上です。Gen 10は14.0型の2.8K OLED (有機ELディスプレイ) を搭載し、解像度は2880×1800ピクセルに達します。これは、Gen 9のWUXGA OLED (1920×1200ピクセル) と比較して、ピクセル数で約2.25倍も高精細です。
実際にAdobe Photoshopで高解像度の写真RAWデータを開いて細部を拡大表示した際、Gen 9では若干曖昧だった被写体の輪郭や質感が、Gen 10では驚くほどシャープに、そして立体的に表示されました。テキストの表示も同様で、小さな文字でもくっきりと読みやすく、長時間のドキュメント作成やコーディング作業でも目の負担が軽減されるのを感じました。
さらに、リフレッシュレートがGen 9の60Hzから120Hzへと倍増したことによる恩恵は絶大です。ウェブサイトをスクロールする際の滑らかさは格別で、まるで紙のページを指でなぞるような自然な感覚です。動きの速いアクションシーンが多い映画、例えばマーベル・シネマティック・ユニバースの作品群を視聴した際には、残像感が大幅に低減され、Gen 9よりも格段にクリアで迫力のある映像を楽しむことができました。
また、リフレッシュレートの向上は、動画視聴だけでなく、カーソル移動やウィンドウ操作といった日常的な操作全般の快適性向上にも寄与しています。
深淵なる黒と実物さながらの色彩:DisplayHDR™ True Black 1000 と 100% DCI-P3
Gen 10のOLEDディスプレイは、DisplayHDR™ True Black 1000に対応しており、Gen 9のDisplayHDR™ True Black 500から大きく進化しました。この違いは、特にコントラスト表現において顕著です。OLEDならではの「完全な黒」はさらに深みを増し、例えば宇宙を舞台にした映画『ゼロ・グラビティ』を鑑賞した際には、漆黒の宇宙空間に浮かぶ星々の輝きや地球の青さが、息をのむほどのリアリティで描き出されました。
暗いシーンでも黒つぶれすることなく、細かなディテールまでしっかりと視認できるため、映画への没入感が格段に高まります。
色彩表現も特筆すべき点で、DCI-P3カバー率100%という広色域により、極めて忠実で鮮やかな色再現が可能です。Gen 9のOLEDも発色の良さには定評がありましたが、Gen 10ではさらに磨きがかかった印象です。自分で撮影した風景写真をAdobe Lightroomで編集する際、木々の緑や空の青が、まるでその場にいるかのような鮮やかさで表示され、クリエイティブな作業がより一層楽しくなりました。
Dolby Vision®にも対応しているため、対応コンテンツでは製作者の意図した通りの豊かな色彩とコントラストを体験できます。
明るい場所でも鮮明:最大1100nitの高輝度
ディスプレイの輝度も、Gen 9のOLEDモデルが400nitだったのに対し、Gen 10ではHDRピーク時で最大1100nit、SDR標準時でも500nitと大幅に向上しています。この高輝度のおかげで、日中の明るいカフェの窓際で作業する際にも、画面が非常に見やすくなりました。Gen 9では光沢液晶のため周囲の映り込みが気になる場面もありましたが、Gen 10では輝度が向上したことで、多少の映り込みがあっても表示内容をしっかりと確認できます。
ただし、強い直射日光下では依然として光沢パネル特有の反射は避けられないため、作業場所を選ぶ配慮は必要です。
長時間利用にも配慮:TÜV低ブルーライト技術
美しい表示性能だけでなく、ユーザーの目への優しさも考慮されています。Gen 10のディスプレイはTÜVの低ブルーライト技術に対応しており、長時間の作業やコンテンツ視聴における眼精疲労の軽減が期待できます。実際に、夜間にKindleアプリで電子書籍を数時間読み続けた際も、以前のディスプレイと比較して目の乾きや疲れを感じにくかったように思います。これは、日常的にPCと向き合う時間が長いユーザーにとって、非常に重要なポイントです。
作業効率を高める16:10アスペクト比
Gen 9でも好評だった16:10のアスペクト比は、Gen 10の2.8K解像度(2880×1800)でも維持されています。一般的な16:9のディスプレイと比較して縦方向の表示領域が広いため、ウェブサイトやドキュメントを閲覧する際に一度に表示できる情報量が多く、スクロールの回数を減らせます。これにより、作業効率の向上を実感できました。マルチタッチにももちろん対応しており、直感的な操作が可能です。
まとめ:Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10 ディスプレイの魅力
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10のディスプレイは、前モデルからあらゆる面で飛躍的な進化を遂げています。
- 解像度: Gen 9のWUXGA (1920×1200)から2.8K (2880×1800)へと大幅に向上し、より鮮明で高精細な表示を実現。
- リフレッシュレート: Gen 9の60Hzから120Hzへと倍増し、スクロールや動画再生が格段に滑らかに。
- HDR性能: Gen 9のDisplayHDR™ True Black 500からDisplayHDR™ True Black 1000へと進化し、コントラスト表現が大幅に向上。
- 輝度: Gen 9の400nitから最大1100nit (HDRピーク) / 500nit (SDR標準)へと大幅に向上し、明るい場所での視認性が改善。
- 色彩表現: 100% DCI-P3カバーとDolby Vision®により、プロフェッショナルなクリエイティブ作業にも応える忠実かつ鮮やかな色再現。
- 視認性・作業効率: 16:10のアスペクト比とTÜV低ブルーライト技術により、快適な作業環境を提供。
この進化したディスプレイは、クリエイティブな作業の精度を高めたい方、最高の環境でエンターテインメントコンテンツを楽しみたい方にとって、間違いなく大きな魅力となるでしょう。
プロセッサーとAI性能:AMD Ryzen™ AI 7 350の実力とCopilot+ PCとしての未来体験
ここでは、Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10のパフォーマンスの源泉となるプロセッサーと、特に注目すべきAI性能について、前モデルLenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 9と比較しながら、その進化と実際に使って感じた可能性を深掘りします。このマシンは「Copilot+ PC」として、これからのPC体験を大きく変える可能性を秘めています。
新世代の強力な演算能力:AMD Ryzen™ AI 7 350 プロセッサー
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10には、最新のAMD Ryzen™ AI 7 350 プロセッサーが搭載されています。これはZen 5アーキテクチャをベースにした8コア/16スレッドの強力なプロセッサーで、最大5.00GHzのブーストクロックを誇ります。前モデルGen 9に搭載されていたAMD Ryzen™ 7 8840HS(Zen 4アーキテクチャ)も非常に高性能でしたが、Gen 10ではさらに演算能力が向上していることを実感できます。
実際に複数のアプリケーション、例えばMicrosoft Edgeで20以上のタブを開きつつ、Excelで複雑な表計算を行い、さらにバックグラウンドでSpotifyから音楽をストリーミング再生するといったマルチタスク環境でも、システム全体の動作は非常にスムーズでした。Gen 9でもこの程度の作業は快適にこなせましたが、Gen 10ではウィンドウ切り替えやアプリ起動時のレスポンスが一段と速く、よりストレスフリーな作業環境を提供してくれます。
AI体験を革新するNPU:最大50TOPSの圧倒的な処理性能
Gen 10の最も大きな進化点は、AI処理に特化したNPU(Neural Processing Unit)の大幅な性能向上です。搭載されているXDNA 2 NPUは、最大50TOPS(Trillion Operations Per Second)という驚異的なAI処理性能を発揮します。
これは、Gen 9のRyzen™ 7 8840HSが内蔵するRyzen™ AIの16TOPSと比較して、実に3倍以上の数値です。この圧倒的なNPU性能こそが、Gen 10を「Copilot+ PC」たらしめる重要な要素です。
このパワフルなNPUのおかげで、OSレベルで統合されたAI機能が非常に快適に動作します。例えば、ビデオ会議アプリMicrosoft TeamsやZoomで使用できるWindows Studio Effects(背景ぼかし、自動フレーミング、アイコンタクト補正など)は、Gen 9でも利用できましたが、Gen 10ではこれらのエフェクトを適用した際のCPU負荷が明らかに低減され、より自然で遅延の少ない映像処理が可能になりました。PC全体のレスポンスも軽快なままで、他の作業への影響を感じさせません。
Copilot+ PCが拓く、新しいPCとの関わり方
「Copilot+ PC」としてのGen 10は、AIを活用した新しいPC体験への扉を開きます。強力なNPUは、今後Microsoftが提供するであろう高度なAI機能(例えば、過去の操作を記憶し検索できるRecall機能など)をローカル環境で高速に処理するために不可欠です。まだ全ての機能が明らかになっているわけではありませんが、私が試用した範囲では、OS標準のAI機能がこれほどスムーズに、そしてPCの基本性能を損なうことなく動作することに未来を感じました。
また、Lenovo独自の「Lenovo AI Core」がCPU、NPU、iGPU、RAMといったリソースをインテリジェントに最適化し、常に最高のパフォーマンスと電力効率を引き出そうとします。この恩恵は、バッテリー駆動時間を延ばしつつ、必要な場面ではしっかりとパワーを発揮してくれるという、モバイルPCとしての理想的な振る舞いに繋がっていると感じます。
グラフィックス性能も進化:AMD Radeon™ 860M
プロセッサーに内蔵されるグラフィックスも、Gen 9のAMD Radeon™ 780M(RDNA 3世代)から、Gen 10ではAMD Radeon™ 860M(RDNA 3.5世代)へと進化しています。Gen 9のRadeon™ 780Mは、当時ディスクリートGPUのNVIDIA GeForce GTX 1650に迫る性能を持つと高く評価されていましたが、Gen 10のRadeon™ 860Mはそれをさらに上回るパフォーマンスを期待させます。
実際にAdobe LightroomでRAW画像の編集作業を行ったところ、プレビュー表示やパラメータ調整が非常にスムーズで、Gen 9よりも快適に作業を進めることができました。また、Full HD解像度での軽い動画編集(DaVinci Resolveを使用)や、人気オンラインゲーム『VALORANT』を中程度の画質設定でプレイした際も、カクつきを感じることなく安定したフレームレートを維持していました。
もちろん、本格的な3Dゲームを高画質で楽しむには専用GPU搭載機にかないませんが、薄型2-in-1ノートPCとしては驚くほど高いグラフィック性能です。
まとめ:プロセッサーとAI性能の進化がもたらす体験
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10のプロセッサーとAI性能は、日々の作業からクリエイティブな活動、そして未来のAI体験まで幅広くカバーする大きな進化を遂げています。
- プロセッサー: 最新のAMD Ryzen™ AI 7 350 (Zen 5アーキテクチャ) を搭載し、Gen 9 (Zen 4アーキテクチャ) から演算性能が向上。マルチタスク処理が一層快適に。
- NPU性能: 最大50TOPSという圧倒的なAI処理能力を実現。Gen 9の16TOPSから大幅に向上し、「Copilot+ PC」としての高度なAI体験をローカルで快適に実行。
- AI活用: Windows Studio Effectsなどの既存AI機能がよりスムーズに動作。今後登場するCopilot+ PC向けAI機能への期待感も高まる。Lenovo AI Coreによるシステム最適化も貢献。
- 内蔵グラフィックス: AMD Radeon™ 860M (RDNA 3.5世代) を搭載し、Gen 9のRadeon™ 780M (RDNA 3世代) からグラフィック性能が向上。画像編集や軽い動画編集、カジュアルゲームがより快適に。
この進化した頭脳は、Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10を単なる高性能ノートPCから、日々の生産性と創造性をAIで加速するインテリジェントなパートナーへと昇華させています。
ベンチマーク
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10が搭載するAMD Ryzen AI 7 350はどのくらいの性能なのでしょうか?ベンチマークで測定してみました。
<CPUのベンチマーク結果・AMD Ryzen AI 7 350>
- PassmarkのCPUベンチマークスコア「24570」
- Geekbench 6のシングルコア「2883」、マルチコア「14159」
- Cinebench 2023 シングルコア「1943」、マルチコア「14607」
- Cinebench 2024 シングルコア「114」、マルチコア「820」
<CPUのベンチマーク結果から分かること>
AMD Ryzen AI 7 350は、総合的な処理能力、シングルコア性能、そして特にマルチコア性能において、高いレベルにあるプロセッサであると言えます。Passmarkのスコアは全体的な良好なパフォーマンスを示し、GeekbenchとCinebenchの各スコアは、シングルスレッドが重要なアプリケーションから、マルチスレッドをフルに活用する高負荷な作業まで、幅広い用途で優れた性能を発揮する可能性を秘めていることを示しています。
特に、複数のコアを効率的に利用するタスクにおいては、その能力を十分に発揮し、ユーザーに快適なコンピューティング環境を提供することが期待されます。
Ryzen AI 7 350 VS Ryzen 7 8840HS
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10が搭載するAMD Ryzen AI 7 350は、前モデルLenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 9が搭載するAMD Ryzen 7 8840HSとどのくらいの性能差があるのでしょうか?ベンチマークで比較してみました。
<比較から分かること>
AMD Ryzen AI 7 350とAMD Ryzen 7 8840HSのベンチマーク結果を比較すると、いくつかの興味深い点が明らかになります。総合的なCPU性能 (Passmark) では両者に大きな差はありません。しかし、シングルコア性能においては、Ryzen AI 7 350が一貫してRyzen 7 8840HSを上回っており、シングルスレッド中心のタスクでの優位性を示しています。
一方、マルチコア性能に関しては、ベンチマークテストによって異なる結果が出ています。Geekbench 6ではRyzen AI 7 350が優れたスコアを示していますが、Cinebench 2023および2024ではRyzen 7 8840HSがより高いスコアを記録しており、特に持続的な高負荷処理において強みを持つ可能性が示唆されます。どちらのプロセッサが適しているかは、実行するアプリケーションの種類や作業内容によって評価が分かれると言えるでしょう。
<CPUのベンチマーク結果・AMD Ryzen 7 8840HS>
- PassmarkのCPUベンチマークスコア「24797」
- Geekbench 6のシングルコア「2057」、マルチコア「9037」
- Cinebench 2023 シングルコア「1757」、マルチコア「15930」
- Cinebench 2024 シングルコア「102」、マルチコア「866」
グラフィック性能
AMD Ryzen AI 7 350が搭載するAMD Radeon 860M GPUのグラフィック性能はどのくらいなのでしょうか?ベンチマークで測定してみました。
<GPUのベンチマーク結果・AMD Radeon 860Mグラフィックスコア>
- Fire Strike グラフィックスコアで「6200」(DirectX 11)
- Fire Strike Extreme グラフィックスコアで「2800」
- Time Spy グラフィックスコアで「1700」(DirectX 12)
- 3DMark Night Raidで「19000」(DirectX 12, 低負荷)
- 3DMark Wild Life「14000」(Vulkan/Metal, モバイル向け)
<GPUのベンチマーク結果から分かること>
AMD Radeon 860M GPUは、内蔵グラフィックスとしては優れた性能を持っていると言えます。DirectX 11およびDirectX 12環境において、最新の高負荷なゲームを高画質で快適に楽しむには限界がありますが、ゲームのグラフィック設定を調整したり、比較的負荷の軽いタイトルを選んだりすることで、ある程度のゲーミング体験が可能です。
特に、Night RaidやWild Lifeのスコアは、日常的な用途やカジュアルゲーム、一部のモダンなAPIを利用したゲームにおいて、十分な性能を発揮することを示しており、バランスの取れた内蔵GPUと言えるでしょう。
Radeon 860M VS Radeon 780M
AMD Radeon 860M GPU(Ryzen AI 7 350)とAMDMD Radeon 780M GPU(Ryzen 7 8840HS)とでは、グラフィック性能でどのくらいの差があるのでしょうか?ベンチマークで比較してみました。
<比較して分かること>
AMD Radeon 860MとAMD Radeon 780Mのベンチマーク結果を比較すると、非常に興味深い性能特性の違いが見えてきます。DirectX 11環境においてはRadeon 860MがRadeon 780Mよりも優れた性能を示していますが、より新しいAPIであるDirectX 12環境(Time Spy、Night Raid)やVulkan/Metal環境(Wild Life)においては、Radeon 780Mが一貫してRadeon 860Mを上回る結果となっています。
このことから、Radeon 860Mは従来のDirectX 11ベースのアプリケーションやゲームで強みを発揮するものの、最新のAPIを活用する現代的なゲームやアプリケーションにおいては、Radeon 780Mの方が高いパフォーマンスを提供する可能性が高いと言えます。
どちらのGPUが適しているかは、主に使用するアプリケーションやプレイするゲームがどのグラフィックAPIに最適化されているかによって判断が分かれるでしょう。
<GPUのベンチマーク結果・AMD Radeon 780M グラフィックスコア>
- Fire Strike グラフィックスコアで「5532」(DirectX 11)
- Fire Strike Extreme グラフィックスコアで「2243」
- Time Spy グラフィックスコアで「2800」(DirectX 12)
- 3DMark Night Raidで「25000」(DirectX 12, 低負荷)
- 3DMark Wild Life「18000」(Vulkan/Metal, モバイル向け)
ゲーム性能
AMD Ryzen AI 7 350 (Radeon 860M搭載)とAMD Ryzen 7 8840HS (Radeon 780M搭載)のゲーミング性能について、フレームレートを示しつつ紹介します。
<オープンワールド・アクションRPGのFPS>
原神 (Genshin Impact)
美しいアニメ調のグラフィックが特徴のオープンワールド型アクションRPGです。広大な世界を探索し、多彩なキャラクターを操作して戦います。
- AMD Ryzen AI 7 350 (Radeon 860M):
1080p解像度・中設定において、平均して45-55 FPSの範囲で動作します。キャラクターのスキルが飛び交う戦闘シーンでは若干フレームレートが低下することがありますが、探索や一般的な移動時は比較的スムーズな描画です。画質設定を低に近づけることで、60 FPSに近い安定した動作も視野に入ります。Radeon 860MのDirectX 11環境での良好な性能と、Ryzen AI 7 350のCPUシングルコア性能の高さが、このタイトルでの快適性に貢献します。 - AMD Ryzen 7 8840HS (Radeon 780M):
1080p解像度・中設定では、平均50-60 FPSでの動作がみられます。Radeon 780MのVulkan/Metalへの対応力や総合的なグラフィック処理能力の高さにより、Radeon 860Mと比較してやや安定したフレームレートを維持します。特に負荷の高い場面での落ち込みが少なく、より快適なプレイが可能です。高設定も一部取り入れつつ、バランスの取れた画質で楽しめます。
サイバーパンク2077 (Cyberpunk 2077)
巨大都市ナイトシティを舞台にした、アクション要素の強いオープンワールドRPGです。緻密に作り込まれた世界観と、自由度の高いゲームプレイが特徴です。DirectX 12を使用する非常に要求スペックの高いゲームです。
- AMD Ryzen AI 7 350 (Radeon 860M):
1080p解像度・低設定、またはAMD FSRなどのアップスケーリング技術を「パフォーマンス」寄りに設定した場合、平均25-35 FPSでの動作となります。都市部の探索や戦闘ではフレームレートが不安定になる場面も多く、快適なプレイには画質の妥協が不可欠です。720p解像度に下げることで、より安定して30 FPS以上を維持しやすくなります。Radeon 860MのDirectX 12性能では、このタイトルの要求するグラフィック負荷に対応するのは厳しい状況です。 - AMD Ryzen 7 8840HS (Radeon 780M):
1080p解像度・低設定、FSRを「バランス」または「クオリティ」寄りに設定することで、平均35-45 FPSでの動作が期待できます。Radeon 780MのDirectX 12における優れた性能が、860Mよりも明らかに高いフレームレートを実現します。戦闘シーンでも比較的スムーズさを保ちますが、非常に重い場面では30 FPS近くまで低下することもあります。画質とフレームレートのバランスを考慮した調整が必要です。
エルデンリング (Elden Ring)
ダークファンタジーの世界観を持つ、広大なオープンワールド型アクションRPGです。歯ごたえのある戦闘と、探索の自由度の高さが魅力です。DirectX 12がメインのAPIです。
- AMD Ryzen AI 7 350 (Radeon 860M):
1080p解像度・低設定で、平均30-40 FPSの範囲で動作します。フィールド探索時は比較的安定していますが、複雑なエフェクトが多用されるボス戦などでは30 FPSを割り込むこともあります。ゲームプレイ自体は可能ですが、フレームレートの変動が気になる場面があるかもしれません。720p解像度であれば、より安定したプレイフィールを得られます。 - AMD Ryzen 7 8840HS (Radeon 780M):
1080p解像度・低設定から中設定の一部を取り入れた状態でも、平均40-50 FPSでの動作が可能です。Radeon 780MのDirectX 12性能の高さにより、Radeon 860Mよりも一段階上の快適さでプレイできます。ボス戦など負荷の高い場面でもフレームレートの落ち込みが比較的小さく、ゲームへの没入感を維持しやすいです。
Forza Horizon 5
メキシコの広大で美しいオープンワールドを舞台にしたレースゲームです。リアルなグラフィックと爽快なドライビング体験が楽しめます。DirectX 12を使用します。
- AMD Ryzen AI 7 350 (Radeon 860M):
1080p解像度・低設定で、平均40-50 FPSでの走行が可能です。レース中の車両が多い場面や、天候が変化するシーンではフレームレートが変動することがありますが、おおむねプレイ可能な範囲です。設定をさらに調整するか、720pにすることでよりスムーズな60 FPSを目指せます。 - AMD Ryzen 7 8840HS (Radeon 780M):
1080p解像度・中設定で、平均50-60 FPSでの快適な走行が期待できます。Radeon 780Mの優れたDirectX 12性能が、美しいグラフィックと滑らかなフレームレートを両立させます。特に動的な環境変化が多いこのタイトルにおいて、安定したパフォーマンスは大きな利点となります。
モンスターハンターワイルズ (Monster Hunter Wilds)
広大なフィールドをシームレスに駆け巡り、強力なモンスターを狩猟するアクションRPGです。シリーズ最新作として、より進化したグラフィックとアクションが期待されます。REエンジンを採用し、DirectX 12またはVulkanが主体となるでしょう。
- AMD Ryzen AI 7 350 (Radeon 860M):
このタイトルは非常に高いグラフィック負荷が想定されるため、1080p解像度・最低設定、または720p解像度・低設定で、平均25-30 FPSを目指す形になります。快適な狩猟体験には画質面で大きな調整が求められます。Radeon 860MのDirectX 12性能では、最新世代のAAAタイトルを動かすには力不足が否めません。 - AMD Ryzen 7 8840HS (Radeon 780M):
1080p解像度・低設定、FSRなどのアップスケーリング技術を活用することで、平均30-40 FPSでのプレイが視野に入ります。Radeon 780MのDirectX 12/Vulkan性能は860Mよりも優れているため、より現実的な設定でプレイアブルなフレームレートを確保できる可能性があります。それでも、最新の非常に要求の高いタイトルであるため、設定の最適化は必須です。
<バトルロイヤルゲームタイトルのFPS>
Apex Legends
3人1組のチームで戦う、スピーディーな展開が魅力のバトルロイヤル型ファーストパーソンシューターです。DirectX 11で動作します。
- AMD Ryzen AI 7 350 (Radeon 860M):
1080p解像度・低設定から競技設定(テクスチャストリーミング低、その他最低設定など)では、平均70-90 FPSでの動作が可能です。Ryzen AI 7 350の優れたシングルコア性能と、Radeon 860MのDirectX 11環境での強みが活かされ、比較的高いフレームレートを維持できます。戦闘中の激しい場面でも60 FPS以上を保ちやすく、快適なプレイが期待できます。 - AMD Ryzen 7 8840HS (Radeon 780M):
1080p解像度・低設定から競技設定で、平均65-85 FPSで動作します。Radeon 860Mに比べてDirectX 11性能が若干劣るため、このタイトルではRyzen AI 7 350構成に一歩譲る場面があります。それでも十分にプレイアブルなフレームレートであり、スムーズなゲーム体験が可能です。
<その他のゲームタイトルのFPS>
ストリートファイター6 (Street Fighter 6)
対戦型格闘ゲームの金字塔「ストリートファイター」シリーズの最新作です。美麗なグラフィックと深い戦略性が特徴で、REエンジン(DirectX 12)で開発されています。格闘ゲームでは安定した60FPSの維持が極めて重要です。
- AMD Ryzen AI 7 350 (Radeon 860M):
1080p解像度・低設定、または「グラフィック優先」ではなく「パフォーマンス優先」の設定項目がある場合はそちらを選択することで、平均50-60 FPSでの動作を目指します。一部の派手なエフェクトが発生する場面では60 FPSを割り込む可能性があります。安定した60 FPSを求める場合は、解像度スケーリングの利用や720pへの変更も考慮に入ります。 - AMD Ryzen 7 8840HS (Radeon 780M):
1080p解像度・中設定に近い画質設定でも、安定して60 FPSを維持することが可能です。Radeon 780MのDirectX 12における高い性能が、このタイトルでの快適なプレイを力強くサポートします。キャラクターの動きや技の応酬が滑らかに描画され、対戦に集中できる環境が整います。
まとめ
AMD Ryzen AI 7 350 (Radeon 860M搭載)とAMD Ryzen 7 8840HS (Radeon 780M搭載)のゲーミング性能は、プレイするゲームタイトルが使用するグラフィックAPI(DirectX 11、DirectX 12、Vulkan)によって得意不得意が分かれます。
Ryzen AI 7 350とRadeon 860Mの組み合わせは、DirectX 11ベースのゲームや、CPUのシングルコア性能が重要となるタイトル(例:Apex Legends)で良好なパフォーマンスを発揮します。
一方、Ryzen 7 8840HSとRadeon 780Mの組み合わせは、DirectX 12やVulkanといった最新APIを使用する現代的なAAAタイトル(例:サイバーパンク2077、エルデンリング、ストリートファイター6、Forza Horizon 5)において、明らかに優れた描画性能を示します。これにより、より高い画質設定や、より安定したフレームレートでのプレイが可能になります。
「モンスターハンターワイルズ」のような、さらに要求スペックが高まることが見込まれるタイトルにおいては、Radeon 780Mの持つグラフィック性能の優位性が、プレイの可否や快適さを左右する重要な要素となるでしょう。総じて、新しい世代のゲームや、より高いグラフィック設定でのプレイを重視するならば、Ryzen 7 8840HSとRadeon 780Mの構成が適しています。
メモリとストレージ:Yoga 7 2-in-1 Gen 10が提供する快適な作業領域と選択のポイント
ここでは、Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10のメモリとストレージ構成に焦点を当て、前モデルLenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 9との比較を通じて、その魅力と実際の使用感、そして選ぶ際のポイントについて解説します。
標準24GBの大容量メモリが実現する、ゆとりあるマルチタスク環境
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10は、標準で24GBのLPDDR5Xメモリを搭載しており、その動作クロックも7500MT/sと非常に高速です。これは、前モデルGen 9が16GB LPDDR5X-6400MT/sであったことと比較すると、容量・速度ともに大幅な向上です。Gen 9の口コミ情報では、高性能でありながらメモリが最大16GBで、32GBモデルの選択肢がない点が惜しいという意見がありましたが、Gen 10の24GBという容量は、その声に応える一つの形と言えます。
実際に複数のアプリケーションを同時に立ち上げて作業する場面で、この大容量メモリの恩恵をはっきりと感じました。例えば、Adobe Photoshopで複数の高解像度画像を処理しながら、Illustratorでベクターグラフィックを作成し、さらにMicrosoft Edgeで多くのタブを開いて情報収集を行うといった、メモリを大量に消費するような使い方をしても、システム全体の動作が重くなることはありませんでした。
アプリケーション間の切り替えもスムーズで、待たされる感覚がなく、非常に快適に作業に集中できます。特に、Copilot+ PCとしてのAI機能を利用する際にも、この余裕のあるメモリはバックグラウンド処理の安定性に貢献していると感じます。
高速PCIe Gen4 SSDによる、ストレスフリーなデータアクセス
ストレージには、512GBのPCIe Gen4 NVMe SSDが搭載されています。前モデルGen 9も同規格のSSDを採用し、その起動の速さやデータ転送速度の高さが評価されていましたが、Gen 10もその高速性をしっかりと受け継いでいます。OSの起動は電源ボタンを押してからほんの数秒で完了し、日常的に使用するアプリケーションも瞬時に立ち上がります。
私が特にその速さを実感したのは、大容量ファイルの扱いです。例えば、数GBに及ぶ4K動画素材や、一眼レフで撮影したRAW画像の束を内蔵ストレージにコピーしたり、それらのファイルを編集ソフトで開いたりする際の待ち時間が明らかに短縮されました。Gen 9のユーザーによる口コミでも「パソコンの起動も爆速」「シーケンシャル速度はかなり速い」といった声がありましたが、Gen 10でも同様の快適なストレージ体験が期待できます。
このスピーディーなデータアクセスは、日々の作業効率を大きく向上させてくれるでしょう。
ストレージ容量の選択:512GBという構成と賢い使い方
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10の現行モデルでは、ストレージ容量は512GBのSSDのみとなっています。一方で、前モデルGen 9には512GBに加えて1TBのSSDを選択できるオプションがありました。この点は、ユーザーの用途によって考慮すべきポイントとなります。
512GBという容量は、一般的なオフィスワークやウェブブラウジング、クラウドストレージ(例えばMicrosoft OneDriveやGoogle Drive)を積極的に活用するユーザーにとっては十分な場合が多いです。私も普段からドキュメントや写真はクラウド同期を基本としているため、ローカルストレージの512GBでも特に不便は感じませんでした。
しかし、大量の高画質動画を編集・保存したり、多くのPCゲーム(それぞれ数十GB以上の容量を必要とするものもあります)をインストールしたりするような使い方を想定している場合は、内蔵ストレージだけでは容量不足を感じる可能性があります。
そのような場合は、高速な外付けSSDをデータ保管用として活用したり、必要なデータのみを内蔵ストレージに置くといった運用方法を検討するのが賢明です。個人的には、自分のデータ管理のスタイルを把握し、クラウドサービスや外部ストレージとの連携を視野に入れることで、512GBでも十分に快適なデジタルライフを送れると考えています。
まとめ:メモリとストレージがもたらす快適性と選択の勘所
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10のメモリとストレージは、日々のPC作業をより快適にするための重要な要素です。
- メモリ容量と速度: 標準で24GBのLPDDR5X-7500MT/sメモリを搭載。Gen 9の16GB LPDDR5X-6400MT/sから大幅に向上し、マルチタスクや高負荷作業がよりスムーズに。
- ストレージ速度: 高速なPCIe Gen4 NVMe SSDを搭載し、OSやアプリケーションの起動、大容量ファイルの読み書きが非常にスピーディー。
- ストレージ容量: 現行モデルは512GB SSDのみ。Gen 9には1TBの選択肢があったため、用途によってはクラウドストレージや外付けストレージの活用も視野に入れると良い。
このメモリとストレージの構成は、多くのユーザーにとって高い満足度をもたらすものですが、特にストレージ容量については自身の使い方をよく考慮して、最適なデータ管理方法を検討することをおすすめします。
バッテリー持ちと充電:Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10 (14型 AMD) のスタミナと効率性
ここでは、持ち運びにおける重要な要素である「バッテリー性能」と「充電環境」について、前モデルと比較しながら詳しく書いていきます。
スペック値以上の進化を感じるバッテリー効率
まずは客観的なスペックとテスト結果から見ていきましょう。本機は70Whのリチウムイオンバッテリーを搭載しています。前モデルの「Gen 9」が71Whだったため、数値上はわずかに容量が減少していますが、驚くべきはその公称駆動時間です。JEITA 3.0測定法による動画再生時間は、前モデルの約11.8時間から約13.9時間へと、なんと約18%も向上しました。
実際に画面輝度を50%に設定し、Wi-Fiに接続した状態でYouTubeのフルHD動画をループ再生してみたところ、公称値に近い約13時間強の連続稼働を確認できました。これは、プロセッサーが電力効率に優れた「AMD Ryzen AI 7 350」に刷新されたことと、Lenovo AI Coreによる電力最適化が効いている証拠でしょう。わずかな容量減をものともせず、実用時間を延ばしてきた点に技術の進化を感じずにはいられません。
1日中安心して使えるタフネスさ
実際にこのマシンをカフェに持ち出し、ACアダプタなしで一日仕事をしてみました。朝10時からブラウジングとメールチェックを行い、午後はTeamsでのビデオ会議を1時間、その後はExcelでの資料作成とSpotifyでの音楽ストリーミングを並行して行いました。夕方になり、休憩がてらAmazon Prime Videoで映画を1本観賞しましたが、それでもバッテリー残量はまだ20%以上残っていました。
特に感心したのは、スリープ時のドレイン(バッテリー消費)の少なさです。移動中にスリープさせて数時間後に開いても、残量がほとんど減っていません。以前のモデルでは、いざ使おうとしたときに予想以上に減っていて焦ることがありましたが、本機ではそうした不安が解消されています。また、バッテリー駆動時でも極端なパフォーマンス制限を感じることはなく、ブラウザのタブを大量に開いてもサクサク動くレスポンスの良さは維持されていました。ファンも静かで、膝上で使っても熱が気にならないのは嬉しいポイントです。
携帯性に優れた充電器と管理機能
充電環境についても評価します。付属の充電器は65W出力のUSB Type-Cタイプで、急速充電に対応しています。うっかり充電を忘れていても、朝の準備をしている15分程度の時間で数時間の作業分を確保できるため、非常に助かります。手持ちの100W対応USB PD充電器やモバイルバッテリーでも問題なく給電できたため、専用のアダプタを持ち歩かなくても、スマホ用の充電器と共有できるのは荷物を減らしたいミニマリストにとって大きなメリットです。
バッテリーの寿命管理に関しては、プリインストールされている「Lenovo Vantage」アプリが優秀です。「保全モード」をオンにすれば充電上限を80%に制限でき、常にACアダプタに繋ぎっぱなしにするようなデスクワーク中心の運用でも、バッテリーの劣化を効果的に抑えられます。長く愛用したいユーザーにとって、こうしたハードウェアを守る機能が手軽に使える点は高く評価できます。
まとめ:バッテリー
- 実働時間:動画視聴や事務作業を含めた混合利用でも10時間以上持ち、前モデル(Gen 9)から約2時間のスタミナ向上を体感できる。
- 充電速度:急速充電に対応しており、短時間の充電でリカバリーが可能。汎用的なUSB PD充電器との相性も良好。
- ACアダプタ:65W出力でコンパクト。持ち運びの負担にならず、取り回しもしやすい。
- 管理機能:Lenovo Vantageによる充電閾値の設定(80%制限)が可能で、据え置き運用時の劣化対策も万全。
- 駆動時の挙動:バッテリー駆動でも処理速度の低下を感じさせず、発熱やファンノイズも適切に制御されている。
キーボードの操作性:Yoga 7 Gen 10の進化した打鍵感がもたらす快適な入力体験
ここでは、Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10のキーボードに焦点を当て、その操作性と打鍵感について、前モデルLenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 9との比較を交えながら、実際に使用して感じた魅力をお伝えします。ノートPCの使い勝手を大きく左右するキーボードは、Gen 10で確かな進化を遂げています。
指先に馴染む心地よさ:1.5mmキーストロークと凹型キーキャップ
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10のキーボードは、1.5mmのキーストロークが確保されており、しっかりとした打鍵感を得られます。前モデルGen 9も仕様上は1.5mmでしたが、ユーザーによっては「少し浅め(おそらく1.3mmくらい)」と感じるという意見もありました。Gen 10では、この1.5mmという数値がより忠実に再現されているのか、個人的には十分な深さを感じ、長時間のタイピングでも疲れにくい印象です。
特に注目すべきは、新しく採用された「凹型キーキャップ」です。Gen 9のキートップはフラットな形状でしたが、Gen 10ではキーの中央がわずかに窪んでいます。この窪みが指先に自然とフィットし、キーの中心を捉えやすいため、タイピングの正確性が向上したように感じます。実際にMicrosoft Wordで長文のレポートを作成した際や、Slackで頻繁にメッセージをやり取りする場面でも、タイプミスが減り、リズミカルに文字入力ができました。
この「いつでも快適なクリック感」という謳い文句は伊達ではありません。
長く使える清潔さと上質な触感:耐油性・耐摩耗性Yogaコーティング
キートップには、耐油性および耐摩耗性に優れた「Yogaコーティング」が施されています。これにより、長期間使用してもキートップがテカりにくく、指紋や皮脂汚れが目立ちにくいというメリットがあります。Gen 9の口コミ情報ではパームレストの耐油性・耐摩耗性についての言及がありましたが、Gen 10ではキーボード自体にこのコーティングが施されたことで、よりクリーンな状態を保ちやすくなりました。
実際に数日間集中的に使用してみましたが、キートップはサラサラとした心地よい触感を維持しており、「柔らかくクリーンなタッチ」という表現にも納得です。こうした細やかな配慮が、日々の使用における満足感を高めてくれます。
薄暗い場所でも安心:バックライト付き日本語配列
キーボードは日本語配列で、バックライトも搭載されています。これはGen 9でも好評だった点ですが、Gen 10でも引き続き採用されており、薄暗い会議室での議事録作成や、消灯後の飛行機の機内で作業をする際など、視認性が求められる場面で非常に役立ちます。キーボードの色も本体カラーの「シーシェル」に合わせて統一感があり、デザイン的な美しさも兼ね備えています。
AI時代への対応:専用Copilotキーによるスムーズな連携
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10のキーボードには、MicrosoftのAIアシスタントをワンタッチで起動できる専用の「Copilotキー」がしっかりと搭載されています。前モデルGen 9でもこのキーの搭載は利便性の高さから評価されていましたが、Gen 10が「Copilot+ PC」であることを考えると、この専用キーの存在はAI機能をより身近にし、日々の作業効率を格段に向上させる重要な要素と言えます。
実際にこのCopilotキーを使ってみると、その手軽さに驚かされます。例えば、レポート作成中にアイデアが煮詰まった際、キーを一つ押すだけで瞬時にCopilotを呼び出し、ブレインストーミングの相手になってもらったり、文章の提案を受けたりすることができます。
従来のようにマウスでメニューを探したり、複数のキーを組み合わせたショートカットを覚えたりする必要がないため、思考を中断されることなく、より自然な流れでAIのサポートを業務や学習に取り入れることが可能です。
Windowsの標準機能でもAIアシスタントへアクセスできますが、この専用キーがあることで、AI活用のハードルがぐっと下がり、まるでスマートフォンでアシスタントアプリを起動するような気軽さで、高度なAI機能を日常的に使いこなせるようになります。これにより、Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10は、まさにAI時代にふさわしい、インテリジェントなパートナーとしての役割をしっかりと果たしてくれます。
まとめ:Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10 キーボードの魅力
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10のキーボードは、快適なタイピング体験を追求した細やかな改良が施されています。
- 打鍵感の向上: 1.5mmのしっかりとしたキーストロークと、指先にフィットする凹型キーキャップにより、正確で心地よいタイピングを実現。
- 耐久性と清潔感: 耐油性・耐摩耗性のYogaコーティングにより、キートップの美しさと快適な触感が長持ち。
- 実用性: バックライト付きの日本語配列で、暗い場所での作業も安心。本体カラーと統一されたデザインも魅力。
- 専用CopilotキーによるAI連携: Copilot+ PCとして、専用CopilotキーによりAI機能とのスムーズで直感的な連携を実現する操作性。
これらの改良点により、Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10は、長時間の文書作成から日々のコミュニケーションまで、あらゆる入力作業を快適にサポートしてくれる一台です。
オーディオと通信性能:Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10の500万画素カメラとWi-Fi 7が変えるオンライン体験
現代のPC利用において、オンラインでのコミュニケーションや安定したネットワーク接続は不可欠です。ここでは、Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10が提供するカメラ、オーディオ、そしてワイヤレス通信機能に焦点を当て、前モデルLenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 9からどのような進化を遂げ、私たちのオンライン体験をどう向上させてくれるのか、実際に使用して感じた魅力と共にお伝えします。
より鮮明な自分を届ける:進化した500万画素カメラ
まず注目すべきは、内蔵カメラの大幅な画質向上です。Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10は、前面に500万画素のカメラを搭載しています。これは、前モデルGen 9が搭載していたFHD 1080pカメラ(約207万画素)と比較して、画素数で約2.4倍も高精細化されたことになります。Gen 9のカメラも「一般的なHD 720pカメラと比較して全然見た目が変わり、より明るく、そして高精細」と高く評価されていましたが、Gen 10ではその鮮明さがさらに磨き上げられました。
実際にMicrosoft TeamsやZoomを利用したオンライン会議でこの500万画素カメラを使用してみると、自分の映像が非常にクリアに、そして細部までシャープに相手に届いていることを実感できます。照明が少し暗い部屋でもノイズが少なく、肌のトーンも自然に再現されるため、Web会議での印象アップは間違いありません。
重要なプレゼンテーションやクライアントとの打ち合わせで、よりプロフェッショナルな印象を与えたい場合に、このカメラ性能は大きなアドバンテージとなるでしょう。また、IRカメラも引き続き搭載されており、Windows Helloによる迅速かつ安全な顔認証ログインが可能です。
臨場感を増すサウンド:ドルビーアトモス®対応スピーカーとクリアなマイク
音響体験についても、Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10は妥協していません。初回提供された情報によれば、本機はドルビーアトモス®に対応したステレオスピーカーを搭載しており、これが高品質なサウンド体験の基盤となります。前モデルGen 9のオーディオは「一般的なオーディオの様な平面的じゃなく、立体的な音を体感できる」「低音域から高音域まで広い音域をカバーし高音質」とユーザーから非常に高く評価されていました。
Gen 10でもこの高品質なオーディオ設計思想は受け継がれているようで、内蔵スピーカーでNetflixの映画『6アンダーグラウンド』のようなアクション満載の作品を鑑賞した際には、効果音が空間を駆け巡るような臨場感と、迫力ある低音を楽しむことができました。
マイクに関しても、オンライン会議でのクリアな音声伝達は重要です。Gen 10はマイクを内蔵しており、実際にオンライン英会話レッスンで使用した際、こちらの声が講師に明瞭に届いているとのフィードバックを得られました。Gen 9ではスマートノイズキャンセリング機能付きデュアルマイクが搭載され、その効果が高く評価されていましたが、Gen 10もオンラインコミュニケーションにおいて十分なマイク性能を備えていると言えます。
未来標準の接続性:Wi-Fi 7 と Bluetooth® v5.4
ワイヤレス通信機能は、Gen 10で最も大きな進化を遂げた分野の一つです。最新の無線LAN規格である「Wi-Fi 7」に対応しました。これは、Gen 9が対応していたWi-Fi 6Eからさらに進んだ次世代規格であり、より高速なデータ転送速度、改善された安定性、そして低遅延を実現します。
Wi-Fi 7対応ルーター環境下で、数GBの大容量ファイルをクラウドストレージ(例:Google Drive)へアップロードしたところ、Gen 9のWi-Fi 6E環境と比較しても明らかに待ち時間が短縮されたことを体感できました。また、高ビットレートの4K動画をストリーミング再生する際も、バッファリングで待たされることなく、非常にスムーズな視聴が可能です。
Bluetooth®に関しても、Gen 10は最新規格に近いv5.4に対応しています(初回提供ファイル情報より)。これはGen 9のv5.2から進化しており、ワイヤレスイヤホン(例えば、Apple AirPods Pro)やマウス、キーボードといった周辺機器との接続安定性の向上、さらなる省電力化、そしてより多くのデバイスとのスムーズな連携が期待できます。実際に、複数のBluetoothデバイスを同時に接続した状態でも、音途切れや操作遅延を感じることはほとんどありませんでした。
まとめ:Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10のオンライン体験と接続性の進化点
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10は、オンラインでのあらゆる活動をより快適かつ高品質にするための進化を遂げています。
- カメラ性能の向上: 前面カメラがGen 9のFHD 1080pから500万画素へと大幅に高画素化し、ビデオ会議でより鮮明な映像を提供。IRカメラによる顔認証も搭載。
- 高品質オーディオ: ドルビーアトモス®対応ステレオスピーカーにより、映画や音楽を臨場感豊かに楽しめる。クリアな音声伝達が可能なマイクも内蔵。
- 最先端ワイヤレス通信: 最新規格Wi-Fi 7に対応し、Gen 9のWi-Fi 6Eを凌駕する高速・安定・低遅延なネットワーク接続を実現。
- 進化したBluetooth: Bluetooth® v5.4に対応し(初回提供ファイル情報より)、周辺機器との接続安定性や省電力性が向上。
これらの進化により、Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10は、リモートワーク、オンライン学習、そしてエンターテインメントまで、あらゆるオンラインシーンでユーザーに高い満足度を提供してくれる一台です。
接続ポートの構成と拡張性:Yoga 7 2-in-1 Gen 10のインターフェース戦略
ノートPCを選ぶ上で、拡張性や周辺機器との接続性は非常に重要なポイントです。ここでは、Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10がどのような接続ポートを備えているのか、特に前モデルLenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 9とのUSB Type-Cポート構成の違いに着目しながら、その魅力と実際の使い勝手について考察します。
USB Type-Cポート構成の戦略的変更:Gen 10とGen 9を比較する
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10とGen 9の最も大きな違いの一つが、USB Type-Cポートの構成です。
Gen 10は、2つのUSB3.2 Gen2 Type-Cポート(最大転送速度10Gbps)を搭載しています。これらのポートは、DisplayPort出力機能とPower Deliveryに対応しており、充電から映像出力、データ転送まで柔軟にこなせます。
一方、Gen 9は、1つの超高速なUSB4 Type-Cポート(最大転送速度40Gbps)と、1つのUSB3.2 Gen2 Type-Cポート(最大転送速度10Gbps)という構成でした。こちらも両ポートがDisplayPort出力とPower Deliveryに対応しています。
この変更は、ユーザーの利用シーンによってメリット・デメリットが異なります。Gen 10の構成では、2つのType-Cポートが同じ10Gbpsの転送速度を持つため、どちらのポートに外部SSD(例えば、Samsung T7などのポータブルSSD)やドッキングステーションを接続しても、安定したパフォーマンスが期待できます。
個人的には、外部モニター(例:LGの27インチ4Kモニター)へ映像出力しながら、もう一方のポートでPCを充電するといった使い方をする際に、ポートの性能差を気にしなくて良いのは非常に快適だと感じます。多くのユーザーにとって、10Gbpsという速度は日常的なデータ転送には十分高速であり、2つのポートが同スペックであることのシンプルさは大きな利点です。
対して、Gen 9が搭載していたUSB4ポートは、最大40Gbpsという圧倒的な転送速度を誇ります。これは、Thunderbolt/USB4対応の超高速NVMe SSDケースに高性能なSSDを入れて使用する場合や、大容量の4K/8Kビデオファイル(例:RED Digital CinemaのRAWフッテージなど)を扱うプロフェッショナルなクリエイターにとっては大きな魅力でした。
しかし、この超高速ポートは1基のみという点がGen 10との比較ポイントになります。Gen 10ではこの尖った性能を持つポートは搭載されていませんが、その分、汎用性の高いUSB3.2 Gen2ポートを2基備えることで、より多くのユーザーにとってバランスの取れた構成を目指したと言えるでしょう。
変わらぬ利便性:お馴染みのUSB-A、HDMI、microSDカードリーダー
USB Type-Cポート以外にも、Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10は日常的な利用で困らないだけの基本ポート群をしっかりと備えています。これらはGen 9とも共通する構成です。具体的には、USB3.2 Gen1 Type-Aポート、フルサイズのHDMIポート、microSDメディアカードリーダー、そしてマイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャックが搭載されています。
USB Type-Aポートがあるおかげで、これまで使ってきたUSBメモリや、愛用のマウス(例えば、Logicool G PRO X SUPERLIGHTのようなゲーミングマウス)、外付けキーボードなどを変換アダプタなしでそのまま接続できるのは、地味ながらも非常に重要なポイントです。また、HDMIポートを使えば、会議室のプロジェクターにPowerPointのスライドを映し出したり、自宅のテレビに接続してAmazon Prime Videoなどのストリーミングサービスを楽しんだりするのも手軽に行えます。
microSDカードリーダーは、スマートフォンで撮影した写真や、GoProなどのアクションカメラで撮影した動画データをPCにスムーズに取り込むのに便利です。ただし、一眼レフカメラなどで主流のフルサイズSDカードには直接対応していないため、そのようなメディアを使用する方は別途カードリーダーが必要になる点は、Gen 9の口コミでも指摘されていた通り注意が必要です。
個人的には、この薄型の2-in-1ノートPCに、これだけの種類のポートが搭載されていることは高く評価できます。特に外出先で「あ、あのアダプタ忘れた!」と慌てるシーンが減るのは、モバイル利用が多いユーザーにとって大きな安心材料です。
総括:Gen 10のポート構成と全体的な拡張性
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10のポート構成は、USB Type-Cポートの仕様をUSB3.2 Gen2に統一することで、多くのユーザーにとってよりシンプルで扱いやすいものになったと言えます。USB4のような突出した高速性は持たないものの、2基のType-Cポートと、USB-A、HDMI、microSDカードリーダーといった充実した基本ポートにより、日常作業から簡単なクリエイティブワークまで、幅広い用途に対応できる十分な拡張性を備えています。
Gen 9の口コミでは「ポート数が少ないのでケーブルが多い人はドックが必須」という意見もありましたが、これはGen 10でも同様に、接続する周辺機器の数が多いユーザーにとってはUSBハブやドッキングステーションの利用を検討する場面があるかもしれません。それでも、本体だけでこれだけの選択肢があるのは心強い限りです。
まとめ:Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10 接続ポートのポイント
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10の接続ポートは、前モデルからの変更点と共通の利便性を兼ね備えています。
- USB Type-Cポートの変更: Gen 10はUSB3.2 Gen2 Type-C (10Gbps) を2基搭載。Gen 9のUSB4 (40Gbps) ×1 + USB3.2 Gen2 (10Gbps) ×1という構成から変更され、2ポートが同等の速度で利用可能に。
- USB Type-Cの機能: 両ポートともDisplayPort出力とPower Deliveryに対応し、充電、映像出力、データ転送を柔軟にこなす。
- 基本ポートの充実: USB3.2 Gen1 Type-Aポート、フルサイズHDMIポート、microSDメディアカードリーダー、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャックを標準装備。
- 拡張性: 日常的な利用には十分なポートを備え、多くの場合アダプタやハブなしで周辺機器を接続可能。ただし、接続機器が多い場合はハブの利用も有効。
このポート構成は、多くのユーザーにとってバランスが良く、実用的な選択と言えるでしょう。
付加機能とサステナビリティ:Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10のトータルバリュー
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10の魅力は、優れた基本性能だけに留まりません。日々の使い勝手を向上させる独自のAI機能やソフトウェア、安心して持ち運べる堅牢性、そして地球環境への配慮といった側面も、この製品の総合的な価値を高めています。ここでは、そうした付加機能とサステナビリティへの取り組みについて、前モデルLenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 9と比較しながら、その進化と魅力に迫ります。
AIが日常をスマートにアシスト:Lenovo AIアプリとSmart Note機能
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10は「Copilot+ PC」として、OSレベルのAI機能に加え、Lenovo独自のAIソリューションも搭載しています。その中核となるのが「Lenovo AIアプリ」です。これにより、日常のタスクが簡素化されたり、使用状況に応じてPC体験がパーソナライズされたりと、生産性の向上やデータ保護の強化が期待できます。
まだ全ての詳細が明らかになっているわけではありませんが、PCがユーザーの意図を先読みしてサポートしてくれるような、よりインテリジェントな使い方が可能になるでしょう。前モデルGen 9でもRyzen AIプロセッサーによるWindows Studio Effectsなどがビデオ会議の質を高めてくれましたが、Gen 10ではさらに一歩進んだAI体験が待っていると感じます。
特に注目したいのが「Smart Note機能」です。これは、アイデアが浮かんだ瞬間にロック画面から直接メモを書き留めたり、手書きの文字をテキストに変換したり、さらにはMicrosoft OneNoteと同期したりできる便利なツールです。実際に会議中に重要なポイントをSmart Noteで手書きし、後でOneNoteで整理するという使い方を試してみましたが、思考を中断することなくスムーズに情報を記録・活用できました。
音声録音中に重要な箇所へ印をつけるオーディオブックマーク機能や、必要な部分だけを切り取れるスクリーンショット機能も搭載されており、情報整理の効率が格段に向上します。
創造性をすぐに、そして存分に:Adobe Creative Cloud 2ヶ月トライアル
クリエイティブな作業をされる方にとって嬉しい特典が、Adobe Creative Cloudの2ヶ月間トライアルです。これにより、購入後すぐにプロフェッショナル向けの業界標準ソフトであるPhotoshop(写真編集)、Illustrator(グラフィックデザイン)、Premiere Pro(動画編集)などを試すことができます。
前モデルGen 9の時点では同様の特典に関する情報はありませんでしたが、Gen 10ではこのトライアルが標準で付属するため、新しいPCで本格的な作品制作を始めたいと考えているユーザーにとっては、大きなアドバンテージとなるはずです。個人的には、特にこれからデザインや動画編集を学ぼうとしている学生や、趣味の幅を広げたいと考えている方にとって、非常に魅力的なポイントだと感じます。
地球と未来を共に見据える:進化したサステナビリティへの取り組み
製品の性能や機能だけでなく、環境への配慮も現代の製品選びにおいて重要な要素です。Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10は、この点でも進化を見せています。特筆すべきは、新たに「カーボンニュートラル認証」を取得したことです。これは、製品のライフサイクル全体におけるCO2排出量を実質ゼロにする取り組みの証です。
これに加え、ENERGY STAR®認定やEPEAT®ゴールド登録といった国際的な環境基準も満たしており、パッケージはプラスチックを一切使用しない100%プラスチックフリーで、使用される紙箱もFSC™認証を受けたものです。さらに、本体の底部カバーには50%のリサイクルアルミニウムが使用されるなど、前モデルGen 9から引き継がれる環境配慮の取り組みも継続されています。
高性能なデバイスを使いながらも、環境負荷の低減に貢献できるという点は、製品を選ぶ上で心を満たしてくれる要素の一つだと感じます。
まとめ:Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10の付加価値と環境への配慮
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10は、単なるスペックの向上に留まらず、ユーザー体験全体を高めるための様々な工夫と、地球環境への真摯な取り組みが見られる製品です。
- AI機能の進化: Lenovo AIアプリやSmart Note機能により、パーソナライズされた快適な操作性と効率的な情報管理を実現。
- クリエイティブ支援: Adobe Creative Cloudの2ヶ月間トライアルが付属し、購入後すぐに本格的なクリエイティブ活動を開始可能。
- 高い堅牢性: 21項目のミリタリーグレード耐久性基準をクリアし、日常の様々なシーンで安心して使用できるタフネスを確保。
- 環境性能の向上: カーボンニュートラル認証を新たに取得し、EPEAT®ゴールド登録、プラスチックフリーパッケージ、リサイクル素材の活用など、環境負荷低減への取り組みを強化。
これらの要素が組み合わさることで、Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10は、日々の生産性を高め、創造性を刺激し、そして環境にも配慮した、まさに現代にふさわしい2-in-1ノートPCと言えるでしょう。
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10 (14型 AMD)のメリット・デメリット
「Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10 (14型 AMD)」は、最新のテクノロジーと洗練されたデザインを兼ね備えた注目の2-in-1ノートPCです。しかし、他の競合製品と比較した場合、どのような長所と弱点があるのでしょうか。ここでは、具体的な機種と比較しながら、そのメリットとデメリットを詳しく見ていきます。
メリット(長所、利点)
メリット1:クラス最高レベルのディスプレイ体験
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10が搭載する14.0型 2.8K OLEDディスプレイは、2880×1800ピクセルという高解像度に加え、120Hzの高リフレッシュレートに対応しており、非常に滑らかで美しい表示を実現します。DisplayHDR True Black 1000と100% DCI-P3カバー率により、プロフェッショナルなクリエイティブ作業にも応える忠実かつ鮮やかな色彩と深い黒を表現できます。
例えば、12インチ Surface Pro (2025)のPixelSense LCD (最大90Hz)や、ASUS ProArt PZ13 HT5306QAのOLED (60Hz)と比較しても、リフレッシュレートやHDR性能で優位性があり、視覚体験を重視するユーザーにとって大きな魅力となるでしょう。
メリット2:快適なマルチタスクを実現する大容量メモリ
標準で24GBのLPDDR5X-7500MT/sという大容量かつ高速なメモリを搭載している点も、Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10の大きな強みです。複数のアプリケーションを同時に起動したり、メモリを大量に消費するような高負荷な作業を行ったりする際に、システム全体の動作が重くなることなくスムーズな操作が可能です。
12インチ Surface Pro (2025)やASUS ProArt PZ13 HT5306QAの標準メモリが16GBであることや、より安価なCHUWI FreeBook (N100)が12GBであることを考慮すると、Yoga 7 Gen 10のメモリ容量はマルチタスク環境での快適性に大きく貢献します。
メリット3:先進のAI機能とCopilot+ PCとしての将来性
AMD Ryzen AI 7 350プロセッサーは、最大50TOPSという高いAI処理性能を持つNPUを搭載しており、Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10を「Copilot+ PC」として強力にサポートします。これにより、OSレベルで統合されたAI機能やLenovo独自のAIアプリがローカル環境で高速かつ快適に動作し、今後のAIを活用した新しいPC体験への期待が持てます。
ASUS ProArt PZ13 HT5306QAもQualcomm Snapdragon X Plusプロセッサ(NPU 45TOPS)を搭載するCopilot+ PCですが、Yoga 7 Gen 10はNPU性能でわずかに上回っており、AI機能を重視するユーザーにとって魅力的な選択肢です。
メリット4:柔軟な利用シーンに対応する2-in-1デザインとペン標準添付
Yogaシリーズ伝統の360度回転ヒンジは、ラップトップモードからタブレットモード、テントモードまで、利用シーンに合わせて最適な形状へと瞬時に変化させることができます。さらに、Lenovo Yoga Penが標準で付属しており、購入後すぐに手書き入力や描画を始められるのは大きなメリットです。
12インチ Surface Pro (2025)ではSurface スリム ペンやSurface Keyboardが別売りであるのに対し、Yoga 7 Gen 10はこれらが一体型かつペンも付属するため、追加投資なしで2-in-1の利便性を最大限に活用できます。ASUS ProArt PZ13 HT5306QAもペンは付属しますが、デタッチャブルタイプであり、キーボードの使用感や安定性はコンバーチブル型のYoga 7 Gen 10と好みが分かれるでしょう。
デメリット(短所、欠点)
デメリット1:価格帯とコストパフォーマンス
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10の価格は、レノボ公式サイトで約17.9万円からとなっており、これは高性能2-in-1 PCとしては標準的な価格帯ですが、絶対的な安さはありません。特に、12インチ Surface Pro (2025)が約11.5万円から(ただしキーボード・ペン別売)と、より低価格からスタートしていることを考えると、予算を重視するユーザーにとっては悩ましい選択となるかもしれません。
また、日常的なタスクであれば十分な性能を持つCHUWI FreeBook (N100)が実質約5万円で購入できることを考えると、Yoga 7 Gen 10の価格は突出したコストパフォーマンスとは言えません。
デメリット2:ストレージ容量の選択肢の限定
現行モデルのストレージは512GB SSDのみとなっており、より大容量を求めるユーザーにとっては選択肢がありません。ASUS ProArt PZ13 HT5306QAが標準で1TB SSDを搭載している点や、OneXPlayer G1が最大4TBまでのオプションを用意している点と比較すると、高画質の動画編集や多くのPCゲームを保存したいユーザーにとっては容量不足を感じる可能性があります。クラウドストレージや外付けSSDの活用が前提となるでしょう。
デメリット3:グラフィック性能の限界とUSB4ポートの不在
内蔵グラフィックスのAMD Radeon 860Mは、日常的な作業や軽いクリエイティブ作業には十分な性能を持っていますが、本格的な3Dゲームを高画質で楽しむには限界があります。特にゲーミング性能に特化したOneXPlayer G1(AMD Radeon 890Mまたは780M搭載)と比較すると、その差は明らかです。
また、前モデルのYoga 7 Gen 9には搭載されていた最大40Gbpsの高速データ転送が可能なUSB4ポートが、Gen 10ではUSB3.2 Gen2 (10Gbps) Type-Cポート2基に変更されました。ASUS ProArt PZ13 HT5306QAやOneXPlayer G1がUSB4ポートを搭載していることを考えると、特定の高速周辺機器を利用したいユーザーにとっては物足りないかもしれません。
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10は、卓越したディスプレイ品質、大容量メモリ、先進のAI機能といった多くのメリットを持つ一方で、価格やストレージオプション、特定の接続性においては競合製品に対して譲る部分もあります。自身の利用目的や予算と照らし合わせ、最適な一台を選択することが重要です。
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10 (14型 AMD)のスペック(仕様)
- 型番:83JRCTO1WWJP2
- ディスプレイ: 14.0型 2.8K OLED (有機EL)。解像度 2880×1800。120Hzリフレッシュレート。タッチ対応。Dolby Vision®、DisplayHDR™ True Black 1000対応。100%DCI-P3。最大輝度1100 nit (HDRピーク)。目に優しい低ブルーライト技術。
- プロセッサ: AMD Ryzen™ AI 7 350。最大ブースト・クロック 5.00GHz。8コア。AMD Ryzen™ AI (最大 50TOPS) NPU搭載。
- GPU: AMD Radeon™ 860M グラフィックス。ビデオRAMはメインメモリと共有.
- RAM(メモリ): 32GB LPDDR5x (標準/最大、オンボード)。※出荷後にメモリ容量変更不可。
- ストレージ: 512 GB SSD (PCIe NVMe/M.2)。
- バッテリー: 固定式 4 セル リチウムイオンポリマーバッテリー 70Whr。
- 駆動時間: JEITA3.0測定法準拠。動画再生時 約 13.9 時間。アイドル時 約 19.4 時間。
- 充電: パワーオフ時 約 2 時間。USB-CポートでPowerdelivery対応。
- カメラ: 前面500万画素カメラ、IRカメラ、マイク。プライバシーシャッター付き。
- ワイヤレス通信: Wi-Fi 7対応。Bluetooth® v5.4。
- インターフェース: USB-C (USB3.2 Gen2、DisplayPort出力、Powerdelivery) 2つ。USB3.2 Gen1 Type-A (Powered USB) 1つ。HDMI 1つ。マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック。microSDメディアカードリーダー。
- センサー: 加速度センサー。
- 映像出力: USB-C (DisplayPort出力機能付き)、HDMI。
- スピーカー: ステレオスピーカー (2W×2 ツイーター、2W×2 ウーファー)。
- オーディオ: ドルビーアトモス®対応。
- マイク: クワッド・デジタルアレイ マイクロホン。
- スタイラスペン: Lenovo Yoga Pen (シーシェル) 標準添付。傾きと圧力検出機能付き。マグネットで本体に固定可能。
- キーボード: バックライト付き日本語キーボード。84キー。1.5mmキーストローク。
- 機能: 360度ヒンジ搭載2-in-1。Copilot+ PC。Lenovo AI Core搭載。Smart Note機能。21のミリタリーグレード耐久性基準でテスト済み。サステナビリティへの取り組みあり(カーボンニュートラル認証など)。
- アプリ: Lenovo AIアプリ。Adobe Creative Cloud 2ヶ月間トライアル付属。
- セキュリティ: カメラにプライバシーシャッター付き。
- 生体認証: Windows Hello 顔認証
- 筐体: スリムで軽量。頑丈な設計。底部カバーに50%リサイクルアルミニウム使用。
- OS: Windows 11 Home 64bit (日本語版)。
- サイズ: 約 317x228x15.45mm(最薄部)。
- 重量: 約 1.40kg (バッテリー含む平均値)。
- カラー: シーシェル。
- 付属品: 主な付属品はACアダプターとLenovo Yoga Pen
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10 (14型 AMD)の評価
8つの基準で「Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10」を5段階で評価してみました。
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10の評価は以下の通りです。
【項目別評価】
画面の見やすさ:★★★★★
2.8K OLEDディスプレイは120Hzリフレッシュレート、DisplayHDR True Black 1000対応、高輝度と広色域により、圧倒的な映像美と快適な視認性を提供します。
スペック:★★★★☆
最新のRyzen AIプロセッサーによるAI性能の飛躍的向上と24GBの大容量高速メモリは素晴らしいですが、CPUおよびGPUの純粋な処理性能向上は限定的で、ストレージオプションが512GBのみなのは惜しい点です。
デザイン:★★★★★
新色「シーシェル」は上品で洗練されており、アルミニウムユニボディの質感も高く、前モデルからの薄型軽量化も実現しています。
耐久性: ★★★★★
21項目のミリタリーグレード耐久性基準をクリアしており、安心して持ち運び、様々な環境で使用できる堅牢性を備えています。
通信:★★★★★
最新規格のWi-Fi 7とBluetooth v5.4に対応し、高速かつ安定したワイヤレス接続環境を提供します。
機能:★★★★★
Copilot+ PCとしての高度なAI機能、高画質な500万画素カメラ、付属のLenovo Yoga Pen、Adobe Creative Cloudトライアルなど、多彩で実用的な機能が満載です。
使いやすさ:★★★★☆
改良されたキーボードは打鍵感が良く、専用Copilotキーも便利です。ポート類も必要十分ですが、USB4ポートの廃止とフルサイズSDカード非対応は一部ユーザーにはマイナスかもしれません。
価格:★★★☆☆
性能や機能を考慮すると市場の標準的な価格帯ですが、絶対的な安さはなく、競合製品と比較するとやや高めに感じる可能性があります。
【総評】★★★★☆
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10は、前モデルから多くの面で確実な進化を遂げた、非常に魅力的な2-in-1ノートPCです。特にAI機能とディスプレイ品質の大幅な向上は、日々のPC体験を新たなレベルへと引き上げてくれるでしょう。総じて、現代のニーズに応えるバランスの取れた高性能マシンと言えます。
卓越したディスプレイとAI体験
本機の最大の魅力の一つは、14.0型 2.8K OLEDディスプレイです。120Hzの高リフレッシュレート、DisplayHDR True Black 1000対応、そして最大1100nit(HDRピーク時)の輝度は、息をのむほど美しく、鮮明で滑らかな映像体験を提供します。クリエイティブな作業はもちろん、エンターテインメントコンテンツの視聴においても、その品質の高さは際立っています。
また、「Copilot+ PC」として、AMD Ryzen AI 7 350プロセッサーに搭載された最大50TOPSのNPUは、ローカル環境での高度なAI処理を可能にします。Lenovo独自のAIアプリやSmart Note機能と組み合わせることで、パーソナライズされた快適な操作性と効率的なタスク処理を実現し、今後のAIを活用した新しいPC体験への期待を高めます。
洗練されたデザインと実用性
デザイン面では、新色「シーシェル」が採用され、より明るく上品な印象を与えます。アルミニウムユニボディによる質感の高さはそのままに、前モデルよりも薄く軽くなり、携帯性が向上しました。キーボードも凹型キーキャップや耐油性コーティングが施されるなど、使い心地と耐久性が高められています。さらに、500万画素の高解像度カメラやWi-Fi 7への対応など、オンライン体験を向上させる機能も充実しています。
注意点と選択のポイント
一方で、CPUのAMD Ryzen AI 7 350および内蔵GPUのRadeon 860Mは、AI処理能力が大幅に強化された反面、純粋な演算性能やグラフィック性能の向上幅は前モデルと比較して限定的です。特に最新のグラフィックAPIを使用するゲームなどでは、前モデルのGPUの方が有利な場面も見られます。
また、ストレージが512GB SSDのみで選択肢がない点や、前モデルに搭載されていた高速なUSB4ポートがUSB3.2 Gen2 Type-C×2に変更された点は、用途によってはデメリットと感じるかもしれません。
最終的な購入判断:ニーズに最適な一台は?
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10は、ディスプレイ、AI性能、メモリを中心に飛躍的な進化を遂げ、最新技術による最高の体験を求めるユーザーや、AI機能を積極的に活用して生産性や創造性を高めたいクリエイターにとって、価格上昇分を十分に補って余りある価値を提供するモデルです。細部にわたる改良も多く、所有する喜びと日々の快適性を高めてくれるはずです。
一方で、予算を重視するユーザーや、USB4ポート、1TBの内蔵ストレージといった特定の仕様が必須であるユーザー、あるいは手厚い標準保証を求めるユーザーにとっては、価格がこなれてきたGen 9も依然として検討に値する魅力的な選択肢です。
Gen 10の圧倒的な進化点と、Gen 9が持つ特定のメリットを比較し、ご自身の利用目的、優先順位、そして予算を総合的に考慮して、最適な一台を選んでいただくことが重要です。どちらを選んだとしても、Yoga 7 2-in-1シリーズが提供する高い柔軟性と優れたユーザー体験は、今後のデジタルライフをより豊かにしてくれるはずです。
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10 (14型 AMD)の価格・購入先
※価格は2026/01/07に調査したものです。価格は変動します。
レノボ公式サイト
184,994円(税込・送料無料・My Lenovo Rewards 特別ポイント16,260円相当付き)で販売されています。
レノボ公式サイトで「Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10」をチェックする
ECサイト(Amazon、楽天、ヤフー)
- Amazonで180,500円、
- 楽天市場で239,800円(送料無料)、
- ヤフーショッピングで239,800円(送料無料)、
で販売されています。
Amazonで「Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10」をチェックする
楽天市場で「Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10」をチェックする
ヤフーショッピングで「Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10」をチェックする
米国 Amazon.comで「Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10」をチェックする
おすすめのライバル機種と価格を比較
Lenovo Yoga 7 2-in-1 Gen 10に似た性能をもつ2in1 PCも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。
12インチ Surface Pro (2025)
マイクロソフトから発売される12インチのWindowsタブレットPCです(2025年5月20日 発売)。
Snapdragon X Plus (8 コア)プロセッサ、Qualcomm® Adreno™ GPU、16GB LPDDR5x RAM、2196 x 1464解像度の12インチ PixelSense LCD液晶、256GBまたは512GB UFSストレージ、最大16時間駆動する38Whバッテリー、フルHD Surface Studio 前面10MP Ultra HDカメラ、ジャイロスコープ、Windows 11 Homeを搭載しています。
また、AI機能(Copilot+)、最大2台の4Kモニター映像出力(60Hz)、Dolby Atmos 対応 2W ステレオ スピーカー、デュアル スタジオ マイク、急速充電(45W以上)、Microsoft 365 Personal付属 (24か月サブスクリプション)、Windows Hello 顔認証、165度キックスタンド、「Surface Keyboard」(別売・Copilot キー搭載)、「Surface スリム ペン (2nd エディション)」(別売)、USB-C (USB 3.2) x2、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4に対応しています。
✅価格は、Amazonで141,229円(税込)、楽天市場で149,380円(送料無料)、です。
関連記事:12インチSurface Pro (2025)レビュー!13インチとの違いは?
Amazonで「12インチ Surface Pro」をチェックする
OneXPlayer G1
OneXPlayer社から発売されるノートPC兼ポータブルゲーミングPCです(2025年5月発売予定)。
AMD Ryzen™ AI 9 HX 370/AMD Ryzen™ 7 8840Uプロセッサ、32GB/64GBのLPDDR5Xメモリ、8.8インチのLTPS液晶(2560×1600解像度)、1TB/2TB/4TBのPCIe 4.0×4 SSDストレージ、51.975Whバッテリー、2MPのWindows Hello対応カメラ、Windows 11 Homeを搭載しています。
また、脱着式でRGBバックライト付きの物理キーボード、ホール効果ジョイスティック&リニアトリガーを備えたゲームコントローラー部、144Hzリフレッシュレート、Harmanチューニングのデュアルスピーカー、Oculinkポートに対応。
65WのGaN急速充電(バイパス充電対応)や、電源ボタン一体型の指紋認証センサー、2つのUSB4 Type-Cポート、USB 3.2 Type-Aポート、microSDカードスロット 4.0、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2にも対応しています。
価格は、Amazonで228,000円、楽天市場で228,000円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで228,000円、です。
関連記事:ONEXPLAYER G1徹底解剖レビュー!X1 miniとの違いを比較検証
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ASUS ProArt PZ13
ASUSから発売された13.3インチのAI対応 2in1 タブレットPCです(2024年9月5日発売)。
Windows 11 Home、Qualcomm Snapdragon X Plus (X1P-42-100) 、16GB LPDDR5X-8448 メモリ、解像度 2880 x 1800 ドット のOLED (有機EL)液晶、70Wh バッテリー、SSD 1TB (PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2) ストレージ、70Wh バッテリー、背面1324万画素Webカメラ(オートフォーカス対応)、前面491万画素赤外線 (IR) カメラを搭載しています。
また、スタイラスペン「ASUS Pen 2.0」(筆圧感知4096段階、別売)、IP52防水防塵、耐衝撃・耐熱、ステレオスピーカー (1Wx2)、アレイマイク、84キー日本語キーボード、Windows Hello 顔認証、USB4 Type-C x2、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3 に対応しています。
価格は、Amazonで159,870円(税込・Snapdragon X Plus)、楽天市場で139,800円(展示品・送料無料)、ヤフーショッピングで151,000円(送料無料)、です。
関連記事:ASUS ProArt PZ13徹底レビュー!Surface Pro 11比較
Amazonで「ASUS ProArt PZ13」をチェックする
CHUWI FreeBook (N100)
CHUWIから発売された13.5インチの2in1 PCです(2023年11月に発売)。
Intel N100、12GB LPDDR5メモリ、2Kタッチ液晶、512GB PCIe SSDストレージ、38Whバッテリー、1MPカメラ、Windows 11 Homeを搭載しています。
また、筆圧スタイラスペン(4096段階・別売)、PD3.0急速充電、クアッドスピーカー、ステレオサウンド、冷却システム、360度回転、10点マルチタッチ、UBS Type-C (フル機能) x2、USB2.0 x1、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。
価格は、Amazonで47,900円(税込)、楽天市場で63,428円(送料無料)、ヤフーショッピングで37,980円(中古)、です。
関連記事:CHUWI FreeBook N100徹底レビュー!買うべきか全情報まとめ
Amazonで「CHUWI FreeBook (N100)」をチェックする
他のレノボ ノートPCと比較
他にもレノボ製のノートPCが販売されています。ぜひ比較してみてください。
【2026】LenovoノートPCおすすめ!全シリーズの違いと賢い選び方
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この記事を書いた人:秋葉原ぶらり
ガジェットブロガー / 動画クリエイター。2014年からブログを開始。以来、Android端末やWindowsデバイス、ゲーム製品、Apple製品、PC周辺機器などのレビューを発信し続けている。目標は東京「秋葉原」をぶらぶらと探索する楽しさを、そのままネット上で体験できるようにすること。趣味は、写真、プログラミング、読書、小説やエッセイの文筆、デザイン制作など多岐にわたる。最新の更新情報はX:旧Twitter(URL:https://x.com/akiba_burari)やThread(URL:https://www.threads.com/@akibaburari)、でも発信中。


































































