DOOGEE U11 Pro徹底レビュー!価格・評価・メリット・デメリットを解説

DOOGEE U11 Pro top
Unisoc T7200を搭載した高コスパな11インチタブレット「DOOGEE U11 Pro」が発売されました。最大の魅力は、合計で最大30GBの大容量メモリを利用できる点です。Webでの調べものや動画視聴といった日常的なタスクをサクサク快適にこなせる性能です。

また、11インチのHDディスプレイは90Hzの高リフレッシュレートに対応しており、スクロールや動画再生時の映像もあっと驚くほど滑らか。

他にも、写真もたっぷり保存できる256GBの大容量ストレージや8580mAhの長持ちバッテリー、1300万画素のAIカメラ搭載で、PCモード機能やWPS Officeアプリが標準で使えるなど、価格以上の魅力が満載です!

この記事では、そんな魅力あふれる DOOGEE U11 Proを、詳細なスペックから実際の使い勝手、搭載されている便利な機能まで、あらゆる角度から徹底的に深掘りして紹介します!

また、特に人気を集めた前モデル「DOOGEE U11」から何がどのように進化したのか、あるいは変わっていない点はどこなのか、その違いにも焦点を当てて詳しく比較し、U11 Proの真の実力を明らかにしていきます。

この記事で分かること

  1. DOOGEE U11 Proの詳細なスペックと性能評価
  2. 実際に使ってみた上での操作感やディスプレイの見え方
  3. 搭載されている便利な機能(PCモード、WPS Officeなど)の紹介
  4. 前モデルDOOGEE U11との具体的な違いと比較
  5. カメラ性能やバッテリー持ちのリアルな実力
  6. 付属品(通常版とVIPエディション)の内容と注意点
  7. 他の競合タブレットとの比較から見るメリット・デメリット
  8. 最新の価格情報と購入方法
  9. 結局DOOGEE U11 Proは「買い」なのかどうかの判断材料

また、Unisoc T7200(T606相当)のAntutuベンチマークやゲーム性能も公開!購入する前に知っておきたい評価や詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。DOOGEE U11 Proを購入するべきか悩んでいる人は必見です!

DOOGEE U11 Pro 発売!日常を豊かにする、大容量の11インチタブレット

DOOGEE U11 Pro

2025年4月、日々のエンターテイメントから学習、簡単なビジネスシーンまで、幅広い用途に応える新しいタブレット「DOOGEE U11 Pro」が発売されました。

このモデルは、タブレット単体の通常版に加え、すぐに生産性を高められるBluetoothキーボードやスタイラスペン、ケースなどが一式揃った便利なセット版(VIPエディション)も用意。カラーは、深みのあるInfinite Black (ブラック)、鮮やかなNova Blue (ブルー)、洗練されたGalactic Gray (グレー) の3色から選べます。

想像を超える、余裕のパワー:最大30GB RAM & 256GBストレージ

DOOGEE U11 Proは、驚くほどパワフルなメモリ性能を備えています。基本の6GB RAMに加え、最大24GBの仮想メモリ拡張機能を活用することで、合計最大30GB相当の広大なメモリ空間を利用可能。これにより、複数のアプリを同時に開いても動作が重くなりにくく、快適なマルチタスク環境を実現します。

内蔵ストレージも高速な256GB UFSと大容量で、写真や動画、アプリなどを気兼ねなく保存できます。最大2TBのmicroSDカードにも対応し、容量不足の心配から解放されます。

目に優しく、心躍る映像体験:11インチ 90Hzディスプレイ

11インチのHD解像度(1280×800)IPSディスプレイは、動画視聴やウェブサイトの閲覧に十分な大きさと鮮やかさを提供します。特に90Hzの高リフレッシュレートに対応している点は大きな魅力。画面のスクロールやアニメーションが驚くほど滑らかに表示され、操作の快適性が格段に向上します。

Widevine L1もサポートしているため、お気に入りの映画やドラマを対応サービスで高画質で満喫できる喜びも味わえます。

一日中頼れる、タフな相棒:8580mAh大容量バッテリー

バッテリー容量は8580mAhと非常に大きく、頻繁な充電の手間を軽減します。外出先でのオンライン授業や長時間の移動中、あるいは週末にまとめて映画を楽しむ際など、バッテリー残量を気にすることなく、思う存分タブレットを活用できます。充電は便利なUSB Type-Cポートで行い(10W充電対応)、いざという時には他のデバイスを充電できるOTG機能も備えています。

日常を彩るAIカメラと、スマートなセキュリティ

背面には1300万画素AIカメラ、前面には500万画素のフロントカメラを搭載。AIが被写体やシーンを認識し、最適な設定で美しい写真を残す手助けをします。文字認識機能ビューティーモード、HDR撮影など、日常が少し便利で楽しくなる機能も利用可能です。また、顔認証システムにより、画面に顔を向けるだけで一瞬でロック解除。パスワード入力の手間なく、スムーズかつ安全に使い始められます。

最新OSとPCモードで、可能性を広げる

OSには最新のAndroid 15を採用し、強化されたセキュリティとプライバシー機能、そして快適な操作性を提供します。さらに、文書作成や表計算に便利なWPS Officeがプリインストール済み。キーボード(セット版または別売)と組み合わせれば、PCモード機能により、複数のアプリをウィンドウ表示させて効率的に作業を進めることも可能です。エンタメだけでなく、学習や簡単な仕事にも活躍します。

手にした瞬間、感じる上質感と使いやすさ

DOOGEE U11 Proは、機能だけでなくデザインにもこだわっています。耐久性と高級感を両立する金属製の筐体を採用しながら、厚さ7.9mm、重さ537gという薄型軽量デザインを実現。どこへでも気軽に持ち運べます。

その他にも、臨場感のあるデュアルスピーカーを搭載し、Widevine L1、自動輝度調整機能、安定した通信を実現するデュアルバンドWi-FiやBluetooth 5.0、正確な位置情報を示すGPS、日本の技術基準適合証明(技適マーク)およびPSEマーク、に対応するなど魅力的な要素が満載です!

早速どんなタブレットなのか、もっとくわしくその価格や特徴(メリット)、変更点を見ていきましょう。

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公式ページ:DOOGEE U11 Pro 30GB RAM + 256GB ROM 11インチ 5060mAh Android 15 タブレット – doogee.com

価格をチェック!DOOGEE U11 Proは他のタブレットよりも安い?

DOOGEE U11 Pro 実機の箱

DOOGEE U11 ProはDOOGEE公式サイトで付属品なしの「U11 Pro 付属品なし」が 25,200円(通常価格 26,600円・5.0%割引価格)、付属品付きの「U11 Pro VIPエディッション」(キーボード、スタイラス、フィルム、マウスを含む)が26,800円で販売されています。

一方、ECサイトのAmazonでは18,999円(税込)で発売中!楽天市場(23,900円・送料無料)、米国 Amazon.com($199.99 ・$70 OFFクーポン付き)でも購入できます。

DOOGEE U11

2024年11月20日に発売された前モデル「DOOGEE U11」はAmazonで13,900円で販売中です。こちらは、最新OSのAndroid 15を搭載した10.1インチタブレットです。HD解像度のIPS液晶は、90Hzのリフレッシュレートに対応しており、動画視聴やブラウジングを滑らかに楽しめます。TUV認証のブルーライト低減機能も搭載し、長時間の利用でも目に優しいのが特徴です。

また、UNISOC T606プロセッサと4GBメモリ(最大16GBまで拡張可能)を備え、日常的なタスクは快適にこなせます。ストレージも128GBと十分で、microSDカードを使えば最大2TBまで拡張可能です。8580mAhの大容量バッテリーは、外出先でもバッテリー残量を気にせず使える安心感を与えてくれます。Widevine L1、デュアルステレオスピーカー、別売りのスタイラスペンにも対応しています。

Alldocube iPlay 70S

2025年2月に発売された「Alldocube iPlay 70S」はAmazonで20,999円で販売中です。こちらは、AI機能によるインテリジェントな体験を提供する10.5インチタブレットです。注目すべきはAI-SR超解像度技術で、

これにより低画質の動画コンテンツもより鮮明に表示することが可能です。1920×1280ドットの高精細ディスプレイと合わせ、美しい映像を楽しめます。ジェスチャーコントロールやテキスト認識(OCR)など、日々の操作を便利にするAI機能も搭載しています。

また、NPUを内蔵した8コアプロセッサと4GBメモリ(最大12GBまで拡張可能)、そして高速な128GB UFS2.2ストレージにより、アプリの動作やマルチタスクも快適です。

ストレージはmicroSDカードで最大1TBまで拡張でき、容量不足の心配も少ないでしょう。Wi-Fi 6、映像出力、2つのUSB-Cポート、Widevine L1(一部サービスを除く)、デュアルスピーカーにも対応しています。

Lenovo Tab

2025年1月に発売された「Lenovo Tab」はAmazonで25,300円で販売中です。こちらは、エンターテイメント体験と長期的な安心感を両立した10.1インチタブレットです。1920×1200ドットの高解像度IPSディスプレイは、明るく鮮やかな映像を表示し、動画視聴や電子書籍の閲覧に適しています。さらに、ドルビーアトモスに対応したデュアルステレオスピーカーが、没入感のあるサウンドスケープを作り出します。

プロセッサにはMediaTek Helio G85を搭載し、4GBのメモリと合わせて、日常的なブラウジングやアプリの使用において快適なパフォーマンスを提供します。ストレージは64GBですが、microSDカードで最大1TBまで簡単に増設できるため、容量の心配は少ないでしょう。Android 16までのOSアップグレード保証、4年間のセキュリティパッチ対応で、スタンドとしても使える便利なクリアケースが付属している点も魅力です。

Teclast T60 AI

2025年1月15日に発売された「Teclast T60 AI」はAmazonでクーポン適用で実質19,900円で販売中です。こちらは、約12インチという大型のFHD+ディスプレイが目を引くタブレットです。2000×1200の高解像度に加え、90Hzのリフレッシュレートと180Hzのタッチサンプリングレートに対応しており、動画視聴やゲーム、ブラウジングにおいて非常に滑らかで快適な視覚体験を提供します。

このモデルの大きな特徴は、多彩なAI機能です。「AIビデオアップスケーリング」機能を使えば、低解像度の映像もより鮮明に楽しむことができ、「AIジェスチャーコントロール」や「AIテキスト抽出」などの機能が日々の操作をよりスマートにします。これらのAI処理は、NPUを搭載した8コアプロセッサによって支えられています。Wi-Fi 6やBluetooth 5.4、DisplayPort映像出力、デュアルBOXスピーカーにも対応しています。

まとめ

DOOGEE U11 Proの価格は、公式サイトでは25,000円前後ですが、Amazonでは18,999円で販売されています。このAmazon価格を基準にすると、今回比較した他のタブレット、例えばAlldocube iPlay 70S(約21,000円)やLenovo Tab(約25,000円)と比較して「安い」価格帯にあると言えます。クーポン適用後のTeclast T60 AI(実質約20,000円)とも近い価格です。

今回紹介したタブレットの中で最も安くお買い得なモデルは、Amazonで13,900円で販売されている「DOOGEE U11」です。最新のAndroid 15や90Hzリフレッシュレート、大容量バッテリーを搭載しながら1万円台前半という価格は、コストパフォーマンスを重視するユーザーにとって非常に魅力的です。

外観とデザインをレビュー:DOOGEE U11 Proの第一印象と質感

DOOGEE U11 Pro

ここでは、DOOGEE U11 Proの外観とデザインについて、実際に手に取って感じた魅力をお伝えします。スペック表だけでは分からない、その質感や使い心地を詳しくレビューします。

手にした瞬間に感じる、確かな質感と高級感

DOOGEE U11 Proを初めて手に取ったとき、まず感じたのはそのしっかりとした質感です。本体には金属製の筐体が採用されており、これが2万円以下のタブレットとは思えないほどの高級感を醸し出しています。安価なタブレットにありがちな筐体のきしみやたわみは一切なく、剛性の高さが感じられます。個人的な意見ですが、この価格帯でこの質感を実現している点は、大きな魅力だと感じます。所有する喜びを感じさせてくれる、そんなデザインです。

いつでもどこへでも。驚きの薄さと軽さ

デザインだけでなく、携帯性もDOOGEE U11 Proの大きな特徴です。厚さはわずか7.9mm、重さも537gと、11インチの画面サイズを持つタブレットとしては非常に薄型軽量に作られています。このおかげで、カバンに入れて持ち運ぶ際も負担になりません。

例えば、通勤・通学中に「Kindle」アプリで読書を楽しんだり、カフェで「Netflix」や「Amazon Prime Video」で映画を鑑賞したりする際も、その軽さが際立ちます。長時間手に持っていても疲れにくいのは嬉しいポイントです。

個性を映す3つのカラーバリエーション

DOOGEE U11 Pro

DOOGEE U11 Proは、ブラック、グレー、ブルーの3つのカラーバリエーションが用意されています。どの色も落ち着いた印象で、シーンを選ばずに使えます。今回レビューしているのはブルーモデルですが、深みのある美しい色合いで、個人的には非常に気に入っています。自分のスタイルに合わせて、好みの色を選べるのは嬉しい配慮です。

指紋は気になる?正直な第一印象

金属筐体は高級感がある反面、指紋の付きやすさが気になる点かもしれません。DOOGEE U11 Proの背面はマットな質感ですが、前モデルのDOOGEE U11と同様に、多少の指紋は目立ってしまう可能性があります。とはいえ、これは金属やマット仕上げのデバイスではよくあることなので、個人的には許容範囲内です。ボタン類の配置も標準的で、押し心地もしっかりしており、操作性に不満はありません。

DOOGEE U11から進化したポイントは?

前モデルのDOOGEE U11は、レンズ周りのデザインがポップで可愛らしく、カラーバリエーションも豊富で、特に女性に好まれそうなデザインでした。筐体はメタリック調のプラスチック素材が採用されていました。

一方、DOOGEE U11 Proでは金属筐体を採用したことで、より洗練され、高級感のあるデザインへと進化しています。ポップさよりも落ち着きや質感を重視する方には、U11 Proのデザインがより魅力的に映るはずです。

使いやすさを考えた細部のデザイン

細部を見ていくと、ベゼル(画面の縁)の幅は太すぎず細すぎず、動画視聴時などに気になることはありません。側面にはスピーカーやUSB Type-Cポート、そしてイヤホンジャックが配置されています。

DOOGEE U11と同様に、イヤホンジャックが角に近い位置にありますが、横置きした際にケーブルが邪魔にならないよう配慮されている点は好感が持てます。microSDカードスロットも搭載されており、最大2TBまでのストレージ拡張が可能です。

まとめ:DOOGEE U11 Pro デザインの魅力

  • 高級感のある金属筐体: 2万円以下の価格帯とは思えないしっかりとした質感。
  • 薄型軽量デザイン: 厚さ7.9mm、重さ537gで持ち運びが楽。
  • 選べる3色のカラー: ブラック、グレー、ブルーから好みの色を選べる。
  • 洗練された印象: 前モデルU11から、より落ち着きと高級感を増したデザイン。
  • 使いやすい細部: 標準的なベゼル幅、配慮されたイヤホンジャック位置。

ディスプレイ性能をレビュー:DOOGEE U11 Proの11インチHD・90Hzの実力

DOOGEE U11 Pro

ここでは、DOOGEE U11 Proのディスプレイについて、その性能や実際に使ってみて感じた魅力を詳しくご紹介します。動画視聴から日常的なブラウジングまで、さまざまなシーンでの見え方や使い心地、特に視覚体験の質に焦点を当ててお伝えします。

11インチの大画面が生み出す、広々とした視界

DOOGEE U11 Proのディスプレイは、まずその11インチというサイズが目を引きます。アスペクト比16:10ということもあり、映画などの動画コンテンツを視聴する際には迫力があり、没入感を高めてくれます。

また、ウェブサイトを閲覧する際も一度に表示できる情報量が多く、スクロールの手間が減ります。「Kindle」のような電子書籍アプリでは、雑誌や漫画を見開きで表示しても文字が潰れにくく、快適に読書を楽しめました。画面占有率も83.2%と高く、ベゼルが太すぎないのも好印象です。

価格を考えれば納得の画質と視野角

ディスプレイの解像度は1280×800ピクセルのHD画質です。正直なところ、フルHD以上の高精細なディスプレイに慣れていると、最初のうちは少し粗さを感じるかもしれません。

しかし、価格帯を考慮すれば十分健闘している画質です。IPSパネルを採用しているため視野角は広く、少し斜めから見ても色味の変化が少ないのはメリットです。

個人的な意見ですが、発色は全体的にややあっさりとした、淡い印象を受けます。ただ、極端に色が薄いわけではなく、一般的な動画視聴やウェブ閲覧では特に問題を感じませんでした。

これまでフルHD以上のディスプレイを使ったことがなければ、それほど粗さを気にすることなく使用できるでしょう。タブレット初心者には十分にキレイな画質です。

体感できる滑らかさ!90Hzリフレッシュレートの威力

DOOGEE U11 Pro

DOOGEE U11 Proのディスプレイで特筆すべきは、90Hzの高リフレッシュレートに対応している点です。一般的なタブレットやスマートフォンの多くが60Hz(1秒間に60回画面を更新)であるのに対し、このモデルは90回更新されます。

この差は、実際に操作してみると明らかです。「X(旧Twitter)」のタイムラインを素早くスクロールした時や、ウェブページを上下に動かした時の滑らかさは、60Hzのディスプレイとは別物です。

カクつきや残像感が少なく、文字通り「ヌルヌル」「サクサク」動く感覚は、一度体験すると元に戻れない快適さがあります。タッチ操作への反応も良く感じられ、ストレスフリーな操作感は大きな魅力です。

動画配信サービスをHD画質で満喫!Widevine L1対応を確認

エンターテイメント性能で重要なWidevineセキュリティレベルは「L1」に対応しています。これにより、著作権保護されたコンテンツを高画質で再生する資格があることを意味します。実際に「Netflix」と「Amazon Prime Video」で試してみたところ、問題なくHD画質での再生が可能でした。安価なタブレットではこのWidevine L1に対応しておらず、SD画質でしか再生できないものも少なくないため、動画配信サービスをよく利用する方にとっては非常に大きなアドバンテージです。

YouTubeはもちろん、主要なサービスで高画質コンテンツを楽しめるのは嬉しいポイントです。

目に優しい機能で、長時間の視聴も安心

長時間の使用における目の負担を軽減するための機能も搭載されています。周囲の明るさに応じて画面の明るさを自動で調整する機能や、ブルーライトを低減するアイケアモード(目の保護モード)が利用可能です。特に寝る前に少し動画を見たり、電子書籍を読んだりする際にアイケアモードを使うと、画面のチラつきやまぶしさが抑えられ、目が疲れにくいように感じました。

オンライン授業やリモートワークなどで画面を見る時間が長い方にも、嬉しい機能です。

前モデルDOOGEE U11からの進化点は?

前モデルのDOOGEE U11も同じ11インチで、HD解像度のIPSディスプレイ、90Hzリフレッシュレート、Widevine L1対応と、基本的なスペックはU11 Proと共通していました。

そのため、表示品質や基本的な機能において劇的な進化があるわけではありませんが、最新モデルとしてのソフトウェア的な最適化などが期待できる点が違いと言えます。基本的な表示性能は、U11の高いレベルを維持していると考えて良いでしょう。

実際に使って感じた、ディスプレイのリアルな印象

DOOGEE U11 Proのディスプレイを実際に使ってみて、総合的な満足度は価格を考えると高いと感じました。確かに解像度はHDであり、発色も少し控えめではありますが、それを補って余りあるのが90Hzリフレッシュレートによる滑らかな操作感と、Widevine L1対応による高画質動画視聴です。タッチやスワイプへの反応も良好で、ウェブ閲覧、SNS、動画視聴、電子書籍といった普段使いにおいては、非常に快適でした。

高精細な写真編集やイラスト制作といったクリエイティブな用途には向きませんが、エンターテイメントや情報収集がメインであれば、十分活躍してくれるディスプレイです。

まとめ:DOOGEE U11 Pro ディスプレイの魅力

  • 11インチIPSディスプレイ: 動画視聴やブラウジングに適した広々サイズ。
  • HD解像度 (1280×800): 価格相応ながら日常使いには十分な画質。
  • 90Hzリフレッシュレート: スクロール等が非常に滑らかで快適な操作感。
  • Widevine L1対応: Netflix等をHD画質で再生可能。
  • 目に優しい機能: 自動輝度調整、ブルーライトカットモード搭載。
  • 広い視野角: 斜めからでも見やすいIPSパネル。
  • 良好なタッチ反応: ストレスのないスムーズな操作が可能。

パフォーマンスをレビュー:Unisoc T7200と最大30GB RAMは伊達じゃない速度?

DOOGEE U11 Pro

ここでは、DOOGEE U11 Proの動作の中核となるパフォーマンスについて詳しく見ていきます。CPUやメモリ、ストレージといったスペックが、実際のタブレット操作でどれほどの快適さをもたらしてくれるのか、日常的な使い方からマルチタスクまで、実際に試した感想を交えてお伝えします。

DOOGEE U11 Pro:パフォーマンス構成

まず、DOOGEE U11 Proの基本的なパフォーマンス構成を確認しましょう。頭脳となるCPUにはUnisoc T7200 オクタコアプロセッサ、グラフィック処理を担うGPUにはMali-G57を採用しています。

そして注目すべきはメモリ(RAM)で、物理的に6GB搭載し、さらにストレージを利用した仮想メモリ機能で最大24GBを追加、合計で最大30GBまで拡張可能です。データ保存領域となるストレージは256GBで、高速なUFS規格を採用しています。

Unisoc T7200 プロセッサの実力は?日常使いをチェック

搭載されているUnisoc T7200(情報によればUnisoc T606の別名とされています)は、1.6GHzで動作する8つのコア(高性能なCortex-A75 x2 + 電力効率の良いCortex-A55 x6)を持つプロセッサです。正直なところ、性能としてはエントリークラスに位置づけられます。しかし、実際に使ってみると、日常的なタスクでは十分なパフォーマンスを発揮してくれます。

例えば、「X(旧Twitter)」や「Instagram」といったSNSの閲覧、メールのチェック、「Chrome」でのウェブブラウジング、「Kindle」での読書、そして「YouTube」での動画視聴といった用途では、特にストレスを感じることなく快適に動作しました。価格を考えれば、普段使いには十分な処理能力を持っていると言えます。

グラフィック処理を担う Mali-G57 GPU

グラフィック処理はMali-G57 GPUが担当します。このGPUは、画面表示や簡単なグラフィック処理をスムーズに行うためのものです。日常的なアプリの操作や動画再生において、表示がカクつくようなことはありませんでした。なお、ゲームなど、より高度なグラフィック性能が要求される場面でのパフォーマンスについては、ここでは触れません。

最大30GB RAMは伊達じゃない?仮想メモリの実力

DOOGEE U11 Proの大きな売りの一つが、最大30GBという大容量RAMです。これは、本体に搭載されている物理的な6GBのRAM(LPDDR4X規格)に加えて、ストレージ(ROM)の空き容量を利用して最大24GB分のメモリ領域を追加する「仮想メモリ(拡張RAM)」技術によって実現されています。メモリは、複数のアプリを同時に開いたり、アプリの動作をスムーズにしたりするために重要な役割を果たします。

この大容量RAMのおかげで、アプリの起動が速く感じられたり、多くのアプリを裏で起動したままでも動作が安定しているという印象を受けました。

マルチタスクも快適?大容量メモリの恩恵を探る

特に大容量RAMの恩恵を感じやすいのが、複数のアプリを同時に使うマルチタスクの場面です。実際に、「YouTube」の動画を画面の隅で小さく再生するピクチャーインピクチャー表示にしながら、「Chrome」で複数のタブを開いて調べ物をし、さらにバックグラウンドで「LINE」などの通知を受け取る、といった使い方を試してみました。

このような複数のアプリが動いている状況でも、アプリ間の切り替えは比較的スムーズで、動作が極端に重くなることはありませんでした。メモリに余裕があるため、アプリが強制終了されたり、再読み込みが発生したりする頻度が抑えられているように感じます。

ただし、プロセッサ自体の性能はエントリークラスなので、非常に重いアプリを複数同時に動かすような、過度な負荷がかかる場面では、さすがにもたつきを感じることもありました。

たっぷり保存、サクサク読み書き!256GB UFSストレージ

ストレージには256GBの大容量を搭載しており、さらに高速なUFS規格を採用しています。これにより、たくさんのアプリをインストールしたり、写真や動画、音楽ファイルを大量に保存したりするのに十分なスペースがあります。個人的には、容量不足に悩まされる心配は当分なさそうです。

また、UFS規格は従来のeMMC規格よりもデータの読み書き速度が速いため、アプリのインストールや起動、大きなファイルのコピーなどが比較的スムーズに行えます。もし容量が足りなくなっても、microSDカード(TFカード)スロットを使って最大2TBまでストレージを増設できるので安心です。

前モデルDOOGEE U11からのパワーアップ点

前モデルのDOOGEE U11と比較してみましょう。CPUはU11がUnisoc T606、U11 ProがT7200と名称は異なりますが、実質的には同等のチップと考えられています。GPUもMali-G57系ですが、型番が若干異なります。大きな違いはメモリとストレージです。U11は物理RAM 4GB + 仮想最大12GB合計最大16GB、ストレージは128GBでした。

一方、U11 Proは物理RAM 6GB + 仮想最大24GBで合計最大30GB、ストレージは256GB UFSと、どちらも大幅に増強されています。これにより、U11 Proはより多くのアプリを同時に快適に動かしたり、より多くのデータを高速に扱ったりする能力が向上しています。

全体的なパフォーマンス:実際に使ってみた感想

DOOGEE U11 Proのパフォーマンスを実際に体験してみて、エントリークラスのタブレットとしては非常にバランスが取れていると感じました。Unisoc T7200プロセッサは日常的な用途には十分な性能を提供し、特に最大30GBまで拡張可能な大容量RAMと256GBのUFSストレージが、アプリの切り替えやデータ管理において大きな余裕と快適さをもたらしています。

動画視聴やウェブ閲覧、SNSといったライトな使い方であれば、サクサクと快適に動作します。ただし、プロセッサの性能限界から、本格的な動画編集や最新の重い3Dゲームといった高負荷な作業には向いていません。

まとめ:DOOGEE U11 Pro パフォーマンスのポイント

  • CPU: Unisoc T7200 (T606相当) オクタコアプロセッサ搭載。日常使いには十分な性能。
  • GPU: Mali-G57搭載。基本的なグラフィック処理をこなす。
  • RAM: 物理6GB + 仮想最大24GBで合計最大30GB。マルチタスクに余裕。
  • ストレージ: 256GB UFS搭載。大容量かつ高速な読み書きが可能。
  • 外部ストレージ: microSDカードで最大2TBまで拡張可能。
  • 得意な用途: 動画視聴、ウェブ閲覧、SNS、電子書籍、軽めのマルチタスク。
  • 苦手な用途: 高負荷な作業(動画編集など)、最新の重い3Dゲーム。
  • 前モデル比較: U11からRAMとストレージ容量が大幅に向上。

Antutuベンチマーク

DOOGEE U11 Proが搭載するUnisoc T7200 プロセッサの性能はどのくらいなのでしょうか?

Antutuベンチマーク総合スコアはまだ公開されていませんが、その詳細な性能を調べてみると、なんとUNISOC T606の名称変更版であり、性能はT606とほぼ同じであることが判明しました。

このプロセッサは前モデルの「DOOGEE U11」にも搭載されており、Antutu V10 ベンチマーク総合で約 25万点を記録していました。

例: Antutu V10 総合で「255186」、CPUで「70280」、GPUで「28146」、MEMで「101312」、UXで「55448」

Geekbench スコアではシングルコアが 約300、マルチコアが約 1,000を記録し、エントリーレベルの性能であるといえます。

個人的にもUNISOC T606プロセッサのタブレットを所有していますが、Antutu総合で約21万点で、エントリーレベルの性能でした(※原神は最低画質設定で快適にプレイできています)。メモリやストレージの性能によって、スコアが変更することもあるので、もしかしたら、メモリ容量が多いDOOGEE U11 Proはもっと高いスコアが出るのかもしれません。

ゲーム性能

DOOGEE U11 Pro

参考までにUNISOC T606(Unisoc T7200とほぼ同じ性能)のAntutuベンチマーク結果をもとにしたゲームタイトルのフレームレートを紹介しておきます。

人気ゲームタイトルのFPS

  • 原神 (Genshin Impact): 広大なオープンワールドを冒険するアクションRPG。最低画質設定では、平均 20~25 FPS程度で動作し、プレイ自体は可能です。初心者ならあまり気にならないレベルです。ただし、キャラクターが多い街中やエフェクトの派手な戦闘シーンなど、負荷が高い場面ではフレームレートが低下し、カクつきが発生しやすくなります。
  • タワーオブファンタシー (Tower of Fantasy): アニメ調のグラフィックが特徴のオープンワールドRPG。最低画質設定では、平均 25~30 FPSで動作します。フィールド探索中は30FPS近くで動作することもありますが、オープンワールドのため負荷は高く、エフェクトの多い戦闘やプレイヤーが集まる場所では20FPS台に落ち込み、カクつきを感じることが多くなります。
  • 鳴潮 (Wuthering Waves): スタイリッシュな戦闘が特徴のオープンワールドアクションRPG。最低画質設定では、平均 20~25 FPSで動作します。要求スペックが高く、全体的に動作が重いため、特に高速なアクションが求められる戦闘シーンではフレームレートの低下とカクつきが顕著で、快適な操作は困難です。
  • 黒い砂漠 MOBILE (Black Desert Mobile): 高品質なグラフィックを持つMMORPG。最低画質設定または最適化モードでは、平均 30 FPS程度で動作します。ただし、プレイヤーが多い街中や大規模な戦闘ではフレームレートが20FPS台に低下することもあり、オートプレイ中心なら遊べますが、手動でのアクションにはやや不向きです。

バトルロイヤルゲームタイトルのFPS

  • PUBG Mobile: PC版でも人気の高い、リアル系のバトルロイヤルゲーム。スムーズ画質+中フレームレート(30FPS上限)設定では、平均 30 FPS近くで比較的安定して動作します。高フレームレート(40FPS上限)設定も可能ですが、戦闘時や開けた場所では40FPSの維持が難しく不安定になることがあるため、快適性重視なら中フレームレート設定が適しています。
  • Call of Duty: Mobile: 人気FPSシリーズのモバイル版。低画質+高フレームレート(60FPS上限)設定では、マルチプレイヤーモードで平均 40~50 FPS、より広いマップのバトルロイヤルモードでは平均 35~45 FPSで動作します。最適化が進んでおり、低設定ならまずまずの滑らかさですが、設定を上げるとカクつきが目立ち始めます。
  • Modern Combat 5: Blackout: スマートフォン向けの人気FPSシリーズ。中画質設定で、平均 40~50 FPSで比較的スムーズに動作します。リリースから時間が経っており最適化が進んでいるため、激しい銃撃戦や爆発エフェクトが多い場面でも、フレームレートの大きな落ち込みは少なく快適にプレイできる部類です。
  • 荒野行動 (Knives Out): 100人のプレイヤーが無人島に降り立ち、最後の1人(1チーム)になるまで戦うバトルロイヤルゲーム。スムーズ画質または標準画質設定では、平均 30~40 FPSで動作します。比較的軽いため大きなカクつきは少ないですが、プレイヤーが多いエリアや乗り物での高速移動、銃撃戦の最中にはフレームレートが不安定になることがあります。

その他のゲームタイトルのFPS

  • 魔法少女まどか☆マギカ (マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝): 人気アニメを原作としたコマンド選択式のターン制RPG。最高画質設定で、平均 55~60 FPSで非常にスムーズに動作します。2D主体で要求スペックは高くなく、戦闘中のエフェクトが多い場面でもフレームレートの低下はほとんど感じられず、快適にプレイできます。
  • ウマ娘 プリティーダービー (Uma Musume Pretty Derby): 実在の競走馬を擬人化したキャラクターを育成するシミュレーションゲーム。標準画質(軽量設定)のレースシーンでは、平均 30~40 FPSで動作します。ホーム画面や育成パートはスムーズですが、レース中に多くのウマ娘が同時に走る場面やスキル発動時には若干フレームレートが落ち込むことがあり、高画質設定では動作が重くなります。
  • Asphalt 9: Legends: 美麗なグラフィックと派手な演出が特徴のレースゲーム。デフォルト画質(中程度)設定で、平均 30 FPSで動作します。クラッシュシーンやエフェクトが多い場面ではフレームレートが低下することがありますが、レースを楽しむことは可能です。高画質設定は厳しいです。
  • Pokémon GO: 現実世界と連動した位置情報ゲーム。AR機能オフの標準設定では、平均 50~60 FPSでスムーズに動作します。AR機能をオンにするとカメラ等の負荷でフレームレートが低下することがあり、バッテリー消費が大きい点には注意が必要です。

【比較】DOOGEE U11 Pro vs DOOGEE U11:何が進化したのか?

DOOGEE U11 Pro

DOOGEE U11 Proは、人気を集めた前モデルDOOGEE U11からいくつかの点がパワーアップした後継機です。ここでは、具体的にどこがどのように進化したのか、そしてその進化がどのようなメリットをもたらすのかを詳しく比較していきます。どちらのモデルを選ぶべきか迷っている方の参考になれば幸いです。

主なスペックの違いが一目でわかる!

まず、DOOGEE U11 ProとDOOGEE U11の主なスペックの違いを以下にまとめます。

RAM (メモリ容量):

  • U11 Pro: 最大30GB (物理6GB + 仮想最大24GB)
  • U11: 最大16GB (物理4GB + 仮想最大12GB)
  • → U11 Proは、より多くのアプリを同時に動かすためのメモリ容量が大幅に増加しています。

ストレージ (ROM容量):

  • U11 Pro: 256GB (UFS規格)
  • U11: 128GB
  • → U11 Proは、データを保存できる容量が2倍になり、さらにデータの読み書きが高速なUFS規格を採用しています。

プロセッサ (CPU):

  • U11 Pro: Unisoc T7200 (1.6GHz, T606相当との情報あり)
  • U11: Unisoc T606 (最大2.0GHz)
  • → プロセッサ名は異なりますが、実質的な性能は同等レベルの可能性が高いです。ただし、公表されている最大クロック数には違いが見られます。

付属品:

  • U11 Pro: キーボード、ペン、マウスなどがセットになった「VIPエディション」が用意されている。
  • U11: アクセサリーは基本的に別売り。
  • → U11 Proは、必要な周辺機器をまとめて購入できる選択肢があります。

メモリとストレージの大幅強化:「Pro」がもたらす快適性

U11 Proの最も大きな進化点は、メモリ(RAM)とストレージ(ROM)の大幅な強化です。RAMは最大16GBから最大30GBへとほぼ倍増しており、これにより、より多くのアプリを同時に起動しても動作が安定しやすくなります。

ストレージ容量も128GBから256GBへと倍増し、さらに高速なUFS規格が採用されました。これにより、たくさんのアプリや高画質の写真・動画を保存できるだけでなく、アプリの起動やデータの読み込み・書き込みにかかる時間も短縮され、全体的な操作感が向上します。

プロセッサの違いは?性能への影響

プロセッサについては、U11がUnisoc T606、U11 ProがUnisoc T7200と、異なる名称が採用されています。しかし、情報源によればT7200はT606のリブランド(名称変更版)である可能性が指摘されており、基本的な処理性能は同等レベルと考えられます。

少し気になるのは最大クロック数で、U11が2.0GHzとされているのに対し、U11 Proは1.6GHzと記載されています。この差が実際の体感性能にどれほど影響するかは断言できませんが、どちらもエントリークラスの性能であることに変わりはなく、日常的なタスクをこなす上では大きな差はない可能性が高いです。

付属品セットも登場:購入スタイルの選択肢

U11 Proでは、タブレット本体に加えてBluetoothキーボード、スタイラスペン、マウス、保護フィルム、レザーケースなどがセットになった「VIPエディション」が用意されています。U11ではこれらのアクセサリーは基本的に別売りだったため、タブレットと一緒に必要な周辺機器を一通り揃えたいと考えているユーザーにとっては、U11 Proのセット版は手間が省け、お得に購入できる可能性がある選択肢となります。

価格差と選び方:どちらを選ぶべき?(2025年4月時点)

価格については、販売店やセール時期によって変動しますが、2025年4月11日時点での参考価格(Amazon.co.jp)を見ると、DOOGEE U11が1万円台半ば(例:13,900円)、DOOGEE U11 Proが1万円台後半から2万円台前半(例:付属品なし18,999円、VIPエディション26,800円)で販売されているようです。

どちらを選ぶべきかは、使い方と予算によって異なります。

DOOGEE U11 Proがおすすめな方:

  • 複数のアプリを同時に使うことが多い(マルチタスク性能を重視する)
  • たくさんのアプリやデータを保存したい(大容量・高速ストレージが欲しい)
  • 少しでも画面が大きい方が良い
  • キーボードなどの付属品をセットで購入したい

DOOGEE U11がおすすめな方:

  • 基本的な用途(動画視聴、ウェブ閲覧、SNSなど)がメイン
  • 少しでも購入費用を抑えたい
  • メモリやストレージ容量はそこまで多くなくても良い
  • 性能向上分の価値を感じるか、価格を重視するかで判断するのが良いでしょう。

Android 15 OSと機能をレビュー:便利さと使用感

DOOGEE U11 Pro

タブレットの使い心地を大きく左右するのが、OS(オペレーティングシステム)とその機能です。ここでは、DOOGEE U11 Proに搭載されているAndroid 15や、生産性を高めるための便利な機能について、実際に使ってみた感想を交えながら詳しくレビューします。

安心とスムーズさをもたらす「Android 15」

DOOGEE U11 Proは、現時点(2025年4月)で最新バージョンの一つであるAndroid 15を搭載しています。最新OSであることのメリットは大きく、まずセキュリティとプライバシー保護機能が強化されている点が挙げられます。

これにより、個人情報をより安全に管理できる安心感があります。また、AI技術を活用した最適化により、アプリの起動や切り替え、全体的な操作感がスムーズになっているとされています。実際に使っていても、OSレベルでのもたつきを感じることは少なく、快適な操作感を得られました。

すぐに使える!プリインストール「WPS Office」の実力

DOOGEE U11 Proには、オフィススイートアプリ「WPS Office」(Word、Excel、PowerPoint互換)が最初からインストールされています。これは非常に便利で、購入してすぐに簡単な文書作成やスプレッドシートの編集、プレゼンテーションファイルの確認などが可能です。「PCレベル」と謳われている通り、基本的な機能は充実しており、PCで作成したファイルの互換性も概ね良好でした。

個人的には、出先で急に資料を確認したり、簡単な修正を加えたりする際に役立ちました。本格的な編集作業にはPCが必要かもしれませんが、タブレットで手軽にオフィスファイル扱えるのは大きなメリットです。

生産性アップ!「PCモード」と「分割画面」を試す

タブレットをよりパソコンライクに使いたいというニーズに応えるのが「PCモード」です。このモードを有効にすると、画面下部にタスクバーが表示され、複数のアプリをウィンドウで開いて同時に作業できるようになります。まるでノートPCのような感覚でマルチタスクを行えるため、作業効率が格段に向上します。

例えば、ウェブで調べ物をしながらメモアプリに書き込んだり、資料を見ながらメールを作成したりといった作業が捗ります。

また、通常のタブレットモードでも「分割画面機能」が利用可能です。画面を2分割して、例えば左側で「YouTube」を見ながら右側で「LINE」のメッセージを返す、といった使い方ができます。11インチの大画面を有効活用できる、非常に実用的な機能です。

プライバシー保護と自己管理をサポートする機能群

DOOGEE U11 Proは、プライバシー保護やデジタルウェルビーイング(健全なデジタル機器利用)をサポートする機能も備えています。「プライベートアプリ用スペース」を使えば、他人に見られたくないアプリをパスワードで保護された別の空間に隠すことができます。また、「シングルAPP画面録画」機能は、特定のアプリの画面操作だけを録画したい場合に便利です。

さらに、「スクリーンタイムコントロール」機能を使えば、アプリごとの使用時間を確認したり、使いすぎを防ぐための時間制限を設定したりでき、お子様の利用管理や自身のデジタルデトックスに役立ちます。

あると便利!スマート接続、エネルギーシェア、顔認証

その他にも便利な機能が搭載されています。「スマート接続機能」により、他のデバイスとの連携がスムーズに行えます。また、「エネルギーシェア機能」は、いわゆるリバースチャージ機能のことで、DOOGEE U11 Proをモバイルバッテリー代わりにして、USB Type-Cケーブル経由でスマートフォンなどの他のデバイスを充電できます。いざという時に役立つ機能です。

セキュリティ面では、パスコードやパターンに加えて「顔認証」にも対応しており、画面を見るだけで素早くロックを解除できます。(ただし、前モデル同様、認証速度はそれほど速くない可能性はあります。)

前モデルDOOGEE U11との機能比較

前モデルのDOOGEE U11も、OSは同じAndroid 15を搭載しており、WPS Officeのプリインストール、分割画面機能、プライベートスペース機能、顔認証、リバースチャージ(エネルギーシェア)など、多くの点で共通の機能を備えています。

一方で、U11にはあってU11 Proのスペック表には記載が見られない機能もあります。例えば、よく使うアプリの組み合わせをワンタップで分割起動できる「アプリペア機能」、ネットワーク不要でラジオが聴ける「FMラジオ機能」、より詳細な測位が可能な「豊富なGPS対応」、カメラの「AI機能(文字抽出など)」といった点です。

逆に、U11 Proには「PCモード」や「シングルAPP画面録画」といった、U11には見られない機能が搭載されています。どちらのモデルも基本的な便利機能は押さえつつ、細かな点で機能差があるようです。

ソフトウェアの安定性と完成度は?

レビュー期間中、DOOGEE U11 ProのOSや各種機能を使ってみましたが、特に大きな不具合や強制終了といった問題に遭遇することはありませんでした。

Android 15の動作は安定しており、プリインストールアプリや独自機能もスムーズに動作しました。エントリークラスのタブレットとしては、ソフトウェアの完成度は十分高いレベルにあると感じました。もちろん、今後のアップデートでさらに改善される可能性もあります。

全体的なソフトウェアの使用感

DOOGEE U11 Proのソフトウェアは、最新のAndroid 15をベースに、WPS OfficeやPCモード、分割画面といった実用的な機能が加えられており、非常に使いやすい印象です。特に、タブレットを仕事や勉強にも活用したいと考えているユーザーにとって、これらの機能は大きな魅力となるはずです。プライバシーや自己管理に関する機能も充実しており、安心して使える点も評価できます。

全体として、バランスの取れたソフトウェア体験を提供してくれるタブレットです。

まとめ:DOOGEE U11 Pro OSと機能のポイント

  • OS: 最新のAndroid 15を搭載し、セキュリティとプライバシーが強化。
  • WPS Office: プリインストールされており、すぐにオフィスファイルの閲覧・編集が可能。
  • PCモード: マルチウィンドウでPCライクなマルチタスクを実現。
  • 分割画面: 2つのアプリを同時に表示し、効率的な作業をサポート。
  • プライバシー機能: プライベートスペースやシングルAPP録画で情報を保護。
  • 管理機能: スクリーンタイムコントロールで健全な利用を促進。
  • 便利機能: エネルギーシェア(リバースチャージ)、顔認証などに対応。
  • 安定性: レビュー期間中、OSや機能は安定して動作。
  • 前モデル比較: U11と共通機能も多いが、PCモードなどU11 Pro独自の機能も搭載。

バッテリー持ちをレビュー:DOOGEE U11 Proの8580mAhで一日使えるかを徹底検証

DOOGEE U11 Pro

ここでは、DOOGEE U11 Proが搭載する8580mAhの大容量バッテリーが、実際の使用でどれほどのスタミナを発揮するのか、詳しく検証していきます。

頼れる大容量!8580mAhバッテリー搭載

DOOGEE U11 Proは、8580mAhという非常に大きな容量のバッテリーを搭載しています。この大容量バッテリーのおかげで、外出先でもバッテリー残量を過度に心配することなく、安心してタブレットを使うことができます。スペックを見ただけでも、頼もしさを感じさせる容量です。

実際のバッテリー持ちは?動画視聴や待機時間をチェック

では、実際の使用でどの程度バッテリーが持つのでしょうか。メーカー公称値では、スタンバイ(待受)時間が約1509時間、音楽再生が約28.3時間、動画再生が約9.2時間、ウェブ閲覧が約6.7時間とされています。もちろんこれらは特定の条件下での参考値ですが、大容量バッテリーに見合った長時間の駆動が期待できます。

個人的に試したところ、画面の明るさを約80%に設定して「YouTube」を連続再生した場合、1時間あたりのバッテリー消費は約10%から12%程度でした。単純計算ですが、これなら7時間から8時間以上の連続動画視聴が可能ということになります。バックグラウンドで動作するアプリを整理するなど、使い方を工夫すればさらに長く使える可能性もあります。

映画を数本見たり、ドラマシリーズを一気見したりするのにも十分なスタミナです。また、前モデルのDOOGEE U11と同様に、使っていない時の待機電力消費も少ない印象で、しばらく放置していてもバッテリーがあまり減っていないのは嬉しいポイントです。「使いたい時にすぐ使える」という安心感があります。

充電時間はどれくらい?10W充電の実力

バッテリー持ちが良い一方で、少し気になるのが充電速度です。DOOGEE U11 ProはUSB Type-Cポートからの充電に対応していますが、充電電力は最大10Wとなっています。最近のスマートフォンなどではより高速な充電規格も普及しているため、8580mAhという大容量バッテリーを10Wで充電するには、正直なところ時間がかかります。バッテリー残量が少ない状態から満充電にするには、数時間以上、場合によっては一晩かかることも想定しておく必要があります。

この点を考慮すると、使い方としては、夜寝る前に充電を開始して朝までに満充電にする、あるいは日中も必要に応じて充電しながら使う、といったスタイルが現実的です。急いでいる時に短時間でサッと充電するという使い方にはあまり向いていません。

モバイルバッテリーにもなる「エネルギーシェア」機能

DOOGEE U11 Proには、「エネルギーシェア」機能(リバースチャージ機能)が搭載されています。これは、DOOGEE U11 Pro本体をモバイルバッテリーのように使い、USB Type-Cケーブル(別途OTGケーブルなどが必要な場合があります)を介して、スマートフォンやワイヤレスイヤホンなどの他のデバイスを充電できる機能です。

普段から多用する機能ではないかもしれませんが、外出先でスマートフォンのバッテリーがピンチになった時などに、応急処置として役立つ便利な機能です。

前モデルDOOGEE U11とのバッテリー比較

バッテリー性能に関しては、前モデルのDOOGEE U11と比較して大きな変更点はありません。DOOGEE U11も同じ8580mAhの大容量バッテリーを搭載し、充電も同じく10WのType-C、そしてリバースチャージ機能も備えています。

公称の駆動時間もほぼ同じです。バッテリー周りの性能や使い勝手は、U11 ProとU11でほぼ同等と考えて良いでしょう。

使ってわかった、バッテリー性能のリアルな評価

DOOGEE U11 Proのバッテリー性能を実際に試してみて、その持続力の高さには非常に満足しました。動画視聴やウェブ閲覧など、日常的な使い方であれば、使い方にもよりますが1日中バッテリー切れを心配することは少ないでしょう。大容量バッテリーは確かな安心感を与えてくれます。ただし、やはり充電速度の遅さはネックです。

この点を理解し、寝る前の充電を習慣にするなど、使い方を工夫することで、このタブレットの持つ優れたバッテリー性能を最大限に活かすことができるはずです。

まとめ:DOOGEE U11 Pro バッテリーのポイント

  • バッテリー容量: 頼もしい8580mAhの大容量。
  • 持続時間: 動画視聴で7〜8時間以上可能(実測参考値)。待機電力消費も少ない。
  • 充電: USB Type-C対応だが、最大10Wと充電速度は遅め。
  • エネルギーシェア: 他のデバイスを充電できるリバースチャージ機能付き。
  • 前モデル比較: DOOGEE U11とバッテリー容量、充電性能、機能はほぼ同等。
  • 総評: バッテリー持ちは優秀だが、充電時間の長さは考慮が必要。

カメラ性能をレビュー:DOOGEE U11 ProのAIカメラの実力を検証

DOOGEE U11 Pro

ここでは、DOOGEE U11 Proが搭載するカメラが、どのようなシーンで、どの程度の実力を発揮するのか、スペックと実際の使用感を踏まえて詳しく見ていきましょう。

記録やメモに活躍!13MP背面カメラ

DOOGEE U11 Proの背面には、1300万画素(13MP)のメインカメラが搭載され、オートフォーカス(AF)にも対応しています。これにより、被写体に自動でピントを合わせてくれます。実際に使ってみた個人的な感想としては、書類の内容をメモ代わりに撮影したり、気になる情報を記録したりといった用途であれば、画質はほぼ問題ないレベルです。デフォルトでは少し広角気味に写る印象を受けましたが、記録用としては十分実用的と言えます。

前モデルのDOOGEE U11も同様に13MPカメラを搭載し、日中の明るい場所での撮影なら色味も悪くありませんでした。

ビデオ通話もクリアに!5MP前面カメラ

タブレット前面には、500万画素(5MP)のカメラが配置されています。このカメラの主な役割は、ビデオ通話やオンライン会議、オンライン授業などで自分の顔を映すことです。実際に試した方の意見によると、この前面カメラはクリアな映像を提供してくれるとのことです。

「Zoom」や「Google Meet」、「LINE」ビデオ通話といったアプリで、相手に自分の表情がはっきりと伝わるクリアさは、円滑なコミュニケーションの助けになります。その点で、この6MPカメラは十分な性能を持っていると言えるでしょう。

カメラ機能の総括:どんな用途に向いているか

DOOGEE U11 Proのカメラは、その性能を総合的に見ると、「記録用」や「コミュニケーション用」として活用するには十分なレベルです。会議のホワイトボードを撮影したり、書類をスキャンしたり、遠方の家族や友人とビデオ通話を楽しんだりといった、日常的な用途では問題なく活躍してくれるでしょう。

ただし、スマートフォンのカメラのように、美しい風景や大切な思い出を高画質で残したい、あるいは写真撮影そのものを楽しみたいというニーズに応えるのは難しいです。

まとめ:DOOGEE U11 Pro カメラのポイント

  • 背面カメラ: 13MP、オートフォーカス対応。記録・メモ用途には十分。
  • 前面カメラ: 5MP。ビデオ通話やオンライン会議でクリアな映像を提供。
  • 画質: 日常的な記録やコミュニケーションには実用的だが、高画質撮影向きではない。
  • LEDフラッシュ: 搭載されているか不明(前モデルU11には搭載)。
  • 総評: 用途を限定すれば十分使えるが、機能・性能はベーシックなレベル。

【比較②】使い勝手と付属品の違いをレビュー(U11 Pro VS U11)

DOOGEE U11 Pro

タブレットの魅力は、スペックの数字だけでは測れません。実際に手に持った時の感触、画面の操作感、そして必要なものが揃っているかといった付属品の有無も、日々の満足度を大きく左右します。ここでは、DOOGEE U11 Proの使い勝手と付属品について、詳しく掘り下げていきます。

手に馴染む?本体の持ちやすさと質感

DOOGEE U11 Proは、厚さ7.9mm、重さ537gと、11インチタブレットとしては薄型軽量な部類に入ります。実際に手に取ると、金属製の筐体によるしっかりとした剛性と上質な手触りが感じられ、価格以上の高級感があります。この薄さと軽さ、そして質感の良さが相まって、手に持った時の負担は少なく感じます。

前モデルのDOOGEE U11も厚みや重さはほぼ同じですが、サイズがやや大きいと感じる意見もありました。また、U11の側面にはダイヤモンドカット加工が施され、肌触りの良さが評価されていましたが、U11 Proの仕上げも同様に丁寧です。持ち運びが多い方や、手に持って使う時間が長い方にとって、このデザインは好印象でしょう。

操作性は快適?ボタン配置とディスプレイの反応

本体のボタン配置は標準的で、左側面に電源ボタン、上部に音量ボタンが配置されています。右側面にはUSB Type-CポートやmicroSDカードスロット、そしてイヤホンジャックがあります。特筆すべきはイヤホンジャックの位置で、本体下部のフレームと平行になるように設計されているため、タブレットを横向きに置いて動画を見る際などに、イヤホンプラグが邪魔になりにくい配慮がされています。

ディスプレイは90Hzの高リフレッシュレートに対応しているため、ウェブサイトやSNSのスクロールは非常に滑らかです。個人的な意見ですが、安価なタブレットにありがちなタッチ操作の遅延や引っかかりも感じられず、ストレスフリーな操作感は大きなメリットです。日常的な操作において、この快適さは満足度を高めてくれます。

動画や音楽は楽しめる?スピーカーの音質

本体左右にはデュアルスピーカーが搭載されており、ステレオでのサウンドが楽しめます。音質については、価格を考慮すればまずまずといったところです。音の厚みや迫力といった点では物足りなさを感じるかもしれませんが、「YouTube」の動画を見たり、オンライン会議で人の声を聞いたりする分には、特に不満を感じることはありませんでした。

音楽を高音質で楽しみたい場合は、イヤホンや外部スピーカーの利用をおすすめします。前モデルU11のスピーカーも同様に評価は悪くありませんでした。

通常版の付属品は何が入っている?

まず、DOOGEE U11 Proの通常版に同梱されているものを確認しましょう。基本的な内容としては、タブレット本体、充電用のType-C USBケーブル、充電器、SIM/microSDカードスロット用のピン、簡単なユーザーマニュアル、保証書となります。これは前モデルのDOOGEE U11とほぼ同じ構成です。必要最低限のものが揃っているという印象です。

すぐにフル活用!魅力的な「VIPエディション」の中身

DOOGEE U11 Pro

DOOGEE U11 Proの大きな特徴の一つが、「VIPエディション」と呼ばれる付属品が充実したセット版が用意されている点です。

このセットには、通常版の同梱品に加えて、Bluetoothキーボード、スタイラスペン(タッチペン)、ワイヤレスマウス、折りたたみ式のレザーケース、そして画面保護用の強化ガラスフィルムが含まれている場合があります(※セット内容は販売時期や店舗により異なる可能性があります)。

これらのアクセサリーが最初からセットになっているため、購入してすぐにタブレットをノートPCのように使ったり、手書きでメモを取ったりといった活用が可能になります。個別にアクセサリーを買い揃える手間やコストを考えると、非常にお得で便利なパッケージと言えます。

特にキーボードやペンを使いたいと考えているユーザーにとっては、魅力的な選択肢です。前モデルU11では、これらのアクセサリーは基本的に別売りでした。

要注意!通常版にはケースもフィルムも無し

ここで一つ注意点があります。レビューした個体(通常版)には、タブレット本体を保護するためのケースや、画面を守る保護フィルムが一切同梱されていませんでした。

そのため、後から純正のケースだけを購入したいと思っても、現時点では購入できず、少し残念です。タブレットを安心して使うためには、購入時にセット版(VIPエディション)を選ぶか、汎用品のケースやフィルムを探すことを検討する必要があります。

トータルで考える:価格と体験価値の比較

DOOGEE U11 Proを選ぶ際には、通常版とVIPエディションのどちらを選ぶか、また前モデルU11と比較してどうかも考える必要があります(価格は2025年4月時点のAmazon.co.jp参考価格)。U11が1万円台半ば、U11 Pro通常版が1万円台後半、U11 Pro VIPエディションが2万円台半ば程度となっています。

性能面ではU11 Proの方がRAMとストレージ容量で優位ですが、基本的な使い勝手やバッテリー性能はU11と大きくは変わりません。付属品を含めたトータルコストと、それによって得られる体験(すぐにフル活用できるセット版か、コストを抑えて必要なものだけ揃えるか)を比較し、自身の使い方や予算に最も合った選択をすることが重要です。

全体的な使い勝手と付属品の評価

DOOGEE U11 Proは、薄型軽量で質感の良い本体、スムーズな操作感など、日常的な使い勝手は良好です。特に90Hzディスプレイの滑らかさは快適です。

ただし、付属品に関しては注意が必要で、通常版はケース類が付属しないため、保護アクセサリーが必須と考えるなら、最初から全てが揃うVIPエディションの購入を検討するのが賢明かもしれません。自分の使い方に合わせて、最適なパッケージを選ぶことが満足度を高める鍵となります。

まとめ:DOOGEE U11 Pro 使い勝手と付属品のポイント

  • 本体: 薄型軽量(7.9mm/537g)、金属筐体で質感良好。
  • 操作感: 90Hzディスプレイでスクロール滑らか、タッチ反応も良好。
  • スピーカー: デュアルスピーカー搭載、動画視聴などには十分な音質。
  • 通常版付属品: 基本的なもの(充電器、ケーブル等)のみ。ケース・フィルム無し。
  • セット版(VIP): キーボード、ペン、マウス、ケース、フィルム等が付属しお得。
  • 注意点: 通常版購入時はケース等の別途購入が必要。後からの純正オプション購入はできません。
  • 選択: 使い方と予算に合わせて、通常版/VIPエディション/前モデルU11を比較検討することが重要。

DOOGEE U11 Proのメリット・デメリット(他のタブレットと比較)

2万円以下で買えるのにメモリもストレージもたっぷり!そんな魅力的なDOOGEE U11 Proですが、本当に「買い」なのでしょうか?前モデルのDOOGEE U11Lenovo Tab、Alldocube iPlay 70S、Teclast T60 AIといったライバル機種と比較して、優れている点、そして少し残念な点を徹底解説します。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

DOOGEE U11 Proのメリット

DOOGEE U11 Pro

メリット1:圧倒的なメモリとストレージ容量

DOOGEE U11 Proの最大の魅力は、大容量メモリとストレージです。物理6GBに最大24GB仮想メモリを加えた合計最大30GB相当RAMは、DOOGEE U11(最大16GB)やAlldocube iPlay 70S(最大12GB)、Lenovo Tab(4GB)、Teclast T60 AI(最大16GB)など比較対象のどのタブレットよりも大きいです。

256GB UFSストレージも、DOOGEE U11やLenovo Tab、Alldocube iPlay 70Sより大容量かつ高速。Teclast T60 AI(256GB eMMC)よりも読み書き速度で有利です。多くのアプリやデータを扱う際に、この余裕は大きなメリットとなります。

メリット2:長時間の利用を支える大容量バッテリー

8580mAhというバッテリー容量も、DOOGEE U11 Proの優れた点です。「Alldocube iPlay 70S」の6000mAhや「Lenovo Tab」の5100mAhと比較すると、明らかに長くバッテリーが持ちます。これにより、外出先での動画視聴やウェブ閲覧など、充電環境がない場所でも安心して長時間利用できます。

前モデルの「DOOGEE U11」も同じ容量ですが、「Teclast T60 AI」の8000mAhよりもわずかに容量が大きいです。頻繁な充電の手間を減らしたいユーザーにとって、この大容量バッテリーは魅力的なポイントです。

メリット3:優れたコストパフォーマンス

DOOGEE U11 Proは、そのスペックに対して非常に手頃な価格設定がされています。特にAmazonでの販売価格(付属品なしで18,999円)を考慮すると、最大30GB RAMや256GB UFSストレージ、11インチ90Hzディスプレイといった仕様は、他のタブレットと比較してコストパフォーマンスに優れています。

「Lenovo Tab」(約2.5万円)や「Alldocube iPlay 70S」(約2.1万円)よりも安価でありながら、メモリやストレージ容量で勝っています。12インチの「Teclast T60 AI」(実質約2万円)とは価格帯が近いですが、RAM容量ではU11 Proが上回ります。性能と価格のバランスを重視するなら、非常に魅力的な選択肢です。

DOOGEE U11 Proのデメリット

デメリット1:画面解像度の低さ

DOOGEE U11 Proの弱点としてまず挙げられるのが、画面解像度の低さです。11インチという比較的大型のディスプレイに対して、解像度がHD(1280×800)にとどまっているため、画素密度が低く、文字や画像の精細さに欠けます。

FHD以上の解像度(1920×1200や2000×1200など)を持つ「Alldocube iPlay 70S」や「Lenovo Tab」、「Teclast T60 AI」と比較すると、動画視聴や電子書籍の閲覧体験において、画質の差を感じる可能性があります。この点は前モデル「DOOGEE U11」から改善されていません。

デメリット2:プロセッサ性能はエントリークラス

搭載されているUnisoc T7200(T606相当)プロセッサは、日常的なタスクには十分ですが、性能としてはエントリークラスです。「Lenovo Tab」が搭載するMediaTek Helio G85と比較しても同等か、場面によってはやや劣る可能性があります。

た、AI処理用のNPUを搭載し、AI機能を強化している「Alldocube iPlay 70S」や「Teclast T60 AI」(どちらもAllwinner A733系)と比較すると、AI関連の処理能力や、より負荷の高いタスクにおけるパフォーマンスで見劣りする可能性があります。ゲームや高度な作業には向きません。

デメリット3:充電速度の遅さ

8580mAhという大容量バッテリーを搭載している一方で、充電速度が最大10Wと遅い点もデメリットです。バッテリーが空の状態から満充電にするにはかなりの時間を要します。比較対象のタブレットを見ると、「Lenovo Tab」は15W充電に対応し20Wアダプタが付属、「Teclast T60 AI」は18W急速充電に対応、「Alldocube iPlay 70S」もPD急速充電に対応しています。

これらの機種と比較すると、急いで充電したい場面などで不便を感じる可能性があります。この点も「DOOGEE U11」と同様です。

デメリット4:通信規格が最新ではない

DOOGEE U11 ProはWi-Fi 5 (802.11ac)に対応していますが、これは標準的な規格です。しかし、「Alldocube iPlay 70S」や「Teclast T60 AI」は、より高速で安定した通信が可能な最新規格のWi-Fi 6に対応しています。

また、Bluetoothのバージョンも5.0であり、「Teclast T60 AI」のBluetooth 5.4や「Alldocube iPlay 70S」の5.2、「Lenovo Tab」の5.3と比較すると古いバージョンになります。最新の通信環境を最大限に活用したい場合には、やや見劣りする部分です。

DOOGEE U11 Proのスペック(仕様)

  • ディスプレイ: 11インチ HD IPS (Fullview Display)、解像度 1280×800、ピクセル密度 138 PPI、画面占有率 83.2%、表示色数 1670万色、アスペクト比 16:10、コントラスト比 1000:1、広視野角。
  • リフレッシュレート: 90Hz。
  • Widevine L1:対応 (対応サービスで高画質再生が可能)
  • プロセッサ: Unisoc T7200。オクタコア (2x Cortex-A75 @1.6GHz + 6x Cortex-A55 @1.6GHz)、Ultimate Frequency 1.6GHz。
  • GPU: Mali-G57。
  • RAM(メモリ): 30GB (基本 6GB + 最大 24GB 拡張メモリー) / LPDDR4X。
  • ストレージ: 256GB / UFS、外部ストレージ: microSDカード (TFカード) スロット搭載、最大 2TB まで対応。
  • バッテリー: 8580mAh。
  • 駆動時間: 公称駆動時間 (目安): スタンバイ約 1509時間, 音楽再生約 28.3時間, 動画再生約 9.2時間, ウェブ閲覧約 6.7時間 (実際の使用状況により変動)。
  • 充電: Type-Cポート, 10W充電。※エネルギーシェア機能 (他のデバイスへの充電が可能)
  • 背面カメラ: 13MP (メインカメラ, オートフォーカス対応)、AIカメラ機能: 画像インデックス、文字抽出、ビューティーモード、HDR撮影。
  • 前面カメラ: 5MP。
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi: 802.11 a/b/g/n/ac (デュアルバンド: 2.4GHz / 5GHz)、Bluetooth: 5.0。
  • NFC: 非対応
  • インターフェース: Type-Cポート、3.5mmイヤホンジャック搭載。
  • 映像出力: 非対応
  • スピーカー: 高品質デュアルスピーカー。
  • オーディオ: 3.5mmイヤホンジャック搭載。
  • マイク: 内蔵
  • スタイラスペン: タッチペン対応。セット版にはスタイラス (タッチペン) が含まれる
  • キーボード: セット版にはBluetoothキーボードが含まれる
  • 機能:PCモード (マルチタスク、ワークステーション化)、分割画面機能、AIアルゴリズム機能、プライベートアプリ用スペース (パスワード保護)、シングルAPP画面録画、タスクバーの非表示/固定、アプリ管理機能、スクリーンタイムコントロール機能、スマート接続機能、OTG対応、エネルギーシェア機能 (他のデバイスへの充電が可能)、Widevine L1対応 (対応サービスで高画質再生が可能)、GMS認証済み(Googleアプリ利用可能)、日本の技適認証済み
  • アプリ:WPS Office 標準搭載 (PCレベルの編集・閲覧機能) (WPS Word, WPS Excel, WPS PPT)
  • 生体認証:顔認証
  • 筐体: 金属製。
  • OS: Android 15 L
  • サイズ: 257.0 x 169.6 x 7.9 mm。
  • 重量: 537g。
  • カラー: Infinite Black (ブラック)、Nova Blue (ブルー)、Galactic Gray (グレー)。

DOOGEE U11 Proの評価

DOOGEE U11 Pro

8つの基準で「DOOGEE U11 Pro」を5段階で評価してみました。

画面の見やすさ:★★☆☆☆ (星2)

11インチという画面サイズは動画視聴やウェブ閲覧に適していますが、解像度がHD(1280×800)と低いため、高精細さを求める用途には向きません。ただし、90Hzの高リフレッシュレートに対応しており、スクロールなどの操作は非常に滑らかです。Widevine L1対応で対応動画サービスを高画質再生できる点はメリットです。

スペック:★★★☆☆ (星3)

CPU(Unisoc T7200、T606相当)はエントリークラスですが、最大30GB相当まで拡張可能なRAMと256GBのUFSストレージは、この価格帯では特筆すべき大容量です。日常的なブラウジングや動画視聴、SNSなどの用途では十分快適に動作します。8580mAhの大容量バッテリーも魅力です。

デザイン:★★★★☆ (星4)

金属製の筐体を採用しており、2万円以下のタブレットとは思えないほどの質感と剛性を備えています。厚さ7.9mm、重さ537gと薄型軽量で、持ち運びにも適しています。ブラック、ブルー、グレーの3色展開で、落ち着いた印象のデザインです。

耐久性: ★★★☆☆ (星3)

金属製の筐体を採用しているため、プラスチック製のものよりは剛性が高く、ある程度の耐久性は期待できます。しかし、特別な耐衝撃性能や防水性能に関する記述はないため、一般的なタブレットとしての標準的な評価とします。

通信:★★★☆☆ (星3)

Wi-Fiは5GHz帯(802.11ac)に対応しており、安定した通信が可能です。Bluetooth 5.0にも対応しています。NFCやSIMカードスロットは搭載されていないため、モバイル通信はできませんが、Wi-Fi環境での利用には十分な仕様です。

機能:★★★★☆ (星4)

最新のAndroid 15を搭載し、WPS Officeがプリインストールされているため、購入後すぐに簡単な作業が可能です。PCモードや分割画面機能により、マルチタスクも効率的に行えます。顔認証や、他のデバイスを充電できるエネルギーシェア機能も便利です。Widevine L1対応も評価できます。

使いやすさ:★★★★☆ (星4)

薄型軽量デザインと90Hzディスプレイによる滑らかな操作感は、日常的な使いやすさに貢献します。Android 15搭載で最新の操作感を体験でき、ソフトウェアも安定しています。VIPエディションを選べば、キーボードやペンなどがセットで手に入り、すぐに多様な使い方ができます。

価格:★★★★☆ (星4)

Amazonでの販売価格(付属品なしで18,999円)を考慮すると、最大30GB RAM、256GBストレージ、11インチ90Hzディスプレイといったスペックは非常にコストパフォーマンスが高いと言えます。同価格帯の他製品と比較しても、メモリとストレージ容量で優位性があります。

総評:★★★☆☆ (星3)

コストパフォーマンスに優れたエントリータブレット

DOOGEE U11 Proは、特にメモリとストレージ容量において、価格帯を超えるスペックを持つタブレットです。物理6GB RAMと最大24GBの仮想メモリ拡張による最大30GB相当のメモリ、そして256GBのUFSストレージは、複数のアプリを同時に利用したり、多くのデータを保存したりする際に大きなアドバンテージとなります。

11インチの画面サイズと90Hzのリフレッシュレートも、動画視聴やウェブ閲覧の快適性を高めています。金属筐体による質感の高さも魅力です。

割り切りが必要な点も

一方で、いくつかの割り切りが必要な点も存在します。最も顕著なのはディスプレイ解像度で、11インチに対してHD(1280×800)はやや物足りなさを感じさせます。高精細な映像を求めるユーザーには不向きかもしれません。また、プロセッサ(Unisoc T606相当)の性能はエントリークラスであり、高負荷なゲームや動画編集などには適していません。

カメラ性能も記録用途がメインであり、8580mAhの大容量バッテリーに対して充電速度が10Wと遅い点も、使い方によっては不便を感じる可能性があります。通常版にはケースや保護フィルムが付属しない点も注意が必要です。

ライトユーザー向けの選択肢

総じて、DOOGEE U11 Proは、動画視聴、ウェブサイト閲覧、SNS、電子書籍といった日常的な用途を、大画面かつ滑らかな操作感で、コストを抑えて楽しみたいユーザーに適したタブレットです。

特に、多くのアプリをインストールしたい、たくさんの写真や動画を保存したいといったニーズには、大容量メモリ・ストレージが応えてくれます。VIPエディションを選べば、PCモードを活用した軽作業も視野に入ります。価格と性能のバランスを重視するライトユーザーにとって、有力な選択肢の一つとなるでしょう。

DOOGEE U11 Proは買うべき?

結論:使い方次第で「買い」になるタブレット

DOOGEE U11 Proは、すべての人におすすめできる万能タブレットではありませんが、特定のニーズを持つユーザーにとっては間違いなく「買うべき」選択肢となり得ます。重要なのは、このタブレットの長所と短所を理解し、自身の使い方や重視するポイントと照らし合わせることです。

特に、予算を抑えつつも、メモリやストレージの容量、バッテリー持ちを重視したいと考えている方には、非常に魅力的な製品と言えるでしょう。

DOOGEE U11 Proを選ぶべき理由:コスパと容量が光る

このタブレット最大の強みは、価格に対するスペック、特にメモリとストレージです。2万円を切る価格(2025年4月時点)で最大30GB相当RAMと256GB UFSストレージは、同価格帯の他機種と比較しても突出しています。多くのアプリ導入やマルチタスクを余裕でこなせます。8580mAhの大容量バッテリーと90Hzディスプレイも日常利用の快適さを高めます。

コストパフォーマンスを最優先し、動画視聴やウェブ閲覧などライトユースが中心なら、満足度は高いでしょう。

購入前に要確認:妥協が必要なポイント

購入前に理解すべき弱点もあります。最大の妥協点は11インチに対してHD解像度という点。高画質を求めるならFHD以上の他機種(Alldocube iPlay 70S等)が良いでしょう。メモリが大容量であっても、CPU性能そのものはエントリークラスで、重いゲームや高度な作業には不向きです(OSが起動してから使い始めるまで、やや時間がかかります。起動後はスムーズです。)。

大容量バッテリーに対し充電が10Wと遅いこと、通常版にケース等が付属しない点も注意が必要です。これらの点が許容できるかどうかが判断の分かれ目です。自分のニーズや用途にを考慮して最適なモデルを選びましょう。

DOOGEE U11 Proの価格・購入先

DOOGEE U11 Pro

※DOOGEE U11 Pro の通常価格は $169.99 USD からとなっており、セール価格も同様です。通常価格は $179.99 USD で、6.0%割引されています。配送料はチェックアウト時に計算されます

DOOGEE公式サイト

付属品なしの「U11 Pro 付属品なし」が 25,200円(通常価格 26,600円・5.0%割引価格)、

付属品付きの「U11 Pro VIPエディッション」(キーボード、スタイラス、フィルム、マウスを含む)で、26,800円、

で販売されています。

DOOGEE公式サイトで「DOOGEE U11 Pro」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで18,999円(税込)、
  • 楽天市場で23,900円(送料無料)、
  • 米国 Amazon.comで$199.99 ($70 OFFクーポン付き)、

で販売されています。

Amazonで「DOOGEE U11 Pro」をチェックする

楽天市場で「DOOGEE U11 Pro」をチェックする

ヤフーショッピングで「DOOGEE U11 Pro」をチェックする

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米国 Amazon.comで「DOOGEE U11 Pro」をチェックする

おすすめの類似製品を紹介

DOOGEE U11 Pro」に似た性能をもつタブレットも販売されています。

DOOGEE U11

DOOGEEから発売された10.1インチのタブレットです(2024年11月20日に発売)。

Android 15、HD IPS液晶、UNISOC T606、4GB LPDDR4Xメモリ、128GBストレージ、8580mAh バッテリー、背面13MPのメインカメラ、前面5MPのフロントカメラを搭載しています。

また、リフレッシュレート 90HzWidevine L1 対応、WPS Office、最大16GBまでのメモリ拡張、最大2TBまでのストレージ拡張、スタイラスペン入力、ワイヤレス投影、FMラジオ、Type-C (OTG)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで13,900円、楽天市場で15,900円(送料無料)、AliExpressで19,467円、です。

関連記事:DOOGEE U11レビュー!1万円台でAndroid 15が使える格安タブレット

Alldocube iPlay 70S

Alldocubeから発売された10.5インチのタブレットです(2025年2月 発売)。

Android 15、Allwinner A733MX-N3X、4GB LPDDR4x メモリ、1920 x 1280 ドット解像度の液晶、128GB UFS2.2ストレージ、6000 mAhバッテリー、背面5MPカメラ、前面2MPカメラを搭載しています。

また、AI機能(AI-SR 超解像度、ジェスチャーコントロール、テキスト認識と抽出OCR機能、姿勢検出など)、映像出力(USB 3.1 Type-C)、

Widevine L1(※NETFLIXはL3 HDにのみ対応)、デュアルスピーカー(ステレオサウンド)、合計で最大12GBまでのメモリ拡張、最大1TBまでのストレージ拡張(microSD)、PD急速充電、2つのUSB Type-Cポート、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。

価格は、Amazonで20,999円(税込)、楽天市場で16,980円(送料無料・中古)、ヤフーショッピングで27,178円、です。

関連記事:Alldocube iPlay 70Sレビュー!AI機能で高画質になるAndroid 15タブレット

Lenovo Tab

Lenovoから発売された10.1インチのタブレットです(2025年1月 発売)。

Android 14 + Lenovo ZUI 16 (※Android 16までアップデート可)、MediaTek Helio G85、4GB LPDDR4X メモリ、1920 x 1200 ドットのIPS液晶、64GB eMMC 5.1ストレージ、5100 mAhバッテリー、背面8MPカメラ、前面5MPカメラを搭載しています。

また、最大1TBまでのストレージ拡張、15W 急速充電(20W充電アダプター付属)、デュアル ステレオ スピーカー、ドルビーアトモス、クリアケース(キックスタンド付き)、2回の OSアップグレード、 4年間のセキュリティ パッチ、USB 2.0 Type-C ポート(OTG機能付き)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで25,300円、楽天市場で27,800円、ヤフーショッピングで27,800円、レノボ公式サイトで25,300円(税込・送料無料)、です。

関連記事:【2025最新】Lenovo Tab レビュー!2万円台で大満足の高コスパタブレット

Teclast T60 AI

Teclastから発売された12インチのタブレットです(2025年1月15日 発売)。

Allwinner A733、6GB LPDDR5 メモリ、フルHD+液晶、256GB eMMC 5.1ストレージ、8000 mAhバッテリー、背面13MP+0.08MPカメラ、前面5MPカメラを搭載しています。

また、DP映像出力、「AIビデオアップスケーリング」、「AIカラー最適化」、「AIジェスチャーコントロール」、「AI姿勢認識」、「AIテキスト抽出」、PCモード、

合計 最大16GBまでのメモリ拡張、最大1TBまでのストレージ拡張、18W 急速充電、デュアル BOXスピーカー、Sweet 4サウンドシステム、フォリオケース(別売)、USB Type-C 3.0 (OTG) x1、Type-C 2.0(OTG) x1Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4に対応しています。

価格は、Amazonで22,200円(税込・2300円OFFクーポン付きで実質19,900円)、楽天市場で22,980円、ヤフーショッピングで23,480円、です。

関連記事:Teclast T60 AIレビュー!革新的な機能でリードする12インチタブレット

他のDOOGEEタブレットと比較

他にもDOOGEEタブレットが販売されています。2024年モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

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