「AYANEO KUN」シブくて革新的? 人気ポータブルゲーミングPCと徹底 比較!


2023年12月に日本で発売される「AYANEO KUN」と人気ポータブルゲーミングPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年11月、「AYANEO SLIDE」(6.0型・Ryzen 7 7840U)が発売されました。

※2023年11月3日、日本で「AYANEO GEEK 1S」が発売されました。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「AYANEO KUN」の特徴

AYANEO KUN」の特徴をまとめてみました。

8.4の2.5K液晶・デュアル タッチパッド・75Whバッテリ

AYANEO KUN」は8.4インチで解像度2560 × 1600 pxIPSディスプレイを搭載。アスペクト比16:10、輝度500nitの明るくワイドな2.5液晶で、より正確な色再現が可能な100% sRGB 色域カバー率、豊かな色域を再現できる90% DCI-P3にも対応しています。

また、新たに本体左右に2つのタッチパッドを備えた「TouchTAPMagic」を搭載。左側はスワイプ ジェスチャ操作を利用してページを上下にスクロールすることができ、右側はマウス操作することができます。

そのほか、75Wh(19500 mAh)の大容量バッテリーを搭載し、長時間の駆動が可能。USB4ポートを介してPD高速充電も利用できます。

Ryzen 7 7840U・Radeon 780M・最大32GB+2TB

AYANEO KUN」はAMD Ryzen 7 7840Uプロセッサを搭載。4nmプロセスで製造された8コア、16スレッド、最大5.1GHz駆動のCPUで、AMD Ryzen 9 6900HSプロセッサよりも高速に動作します。

また、GPUにAMD Radeon 780Mを採用し、GeForce GTX 1650 Ti/RTX 2050と同等のグラフィック性能を発揮。Steamなどの人気のPCゲームも快適に動作します。そのほか、LPDDR5X 規格のメモリを16GB/32GB搭載。ストレージはPCle 4.0接続のM.2 SSDで、512GB/2TBの2種類を用意しています。

7カスタムキー・ハイパーサウンド・デュアル生体認証

AYANEO KUN」はトリガー部分と本体右下のカスタムキー、背面の左右に2つずつカスタムキーを搭載し、合計7つのカスタムキーを組み合わせた操作が可能。8方向入力に対応するフローティングD-padや高精度なホールセンサー 大型ジョイスティック、ライナー ホール トリガーも利用できます。

また、AYANEOのインテリジェントアンプ技術を採用した「AYANEO ハイパーサウンド」に対応したステレオデュアルスピーカーを搭載。振動機能がないクラシックなゲームでもHDリニアモーターで触覚フィードバックを体感できるようにするオーディオ振動システム「SoundTAPMagic」も利用できます。

そのほか、指紋認証(電源ボタン)とWindows Hello 顔認識によるデュアル生体認証に対応。PCグレードの大型高圧タービン冷却ファンなどを用いた冷却システム、角度調整が可能な金属製のレイジースタンド、ゲーム管理ソフト「AYA Space 2」、超高速通信が可能なWi-Fi 6eも利用できます。

公式ページ: AYANEO KUN – AYANEO

AYANEO KUN | 株式会社リンクスインターナショナル

価格を比較

AYANEO KUN」と「ONEXFLY」、「GPD WIN Max 2」、「ROG ALLY」の価格を比較してみました。

「AYANEO KUN」

AYANEO KUN」は、Amazonで168,900円(税込・国内版)、楽天市場で170,449円(+送料・16GB+512GBモデル・国内版)、ヤフーショッピングで170,449円(税込・国内版)、リンクスダイレクトで168,900(税込・特別価格・国内版)で販売されています。

「ONEXFLY」

ONEXFLY」は、Amazonで151,800円(税込)、AliExpressでUS $999.00、One-Netbookストアで139,800円 で発売されています。

「GPD WIN Max 2」

GPD WIN Max 2」は、Amazonで159,900円 (税込・セット品・16GB+SSD1TBモデル)、楽天市場で209,800円(税込・中古美品は120,480円)、ヤフーショッピングで209,800円(税込)、AliExpressでUS $944.10、米国 Amazon.comで$1,159.95で販売されています。

「ROG ALLY」

ROG ALLY」は、Amazonで109,800円(税込・Ryzen Z1 Extreme・16GB+SSD512GB)、楽天市場で114,000円(送料無料)、ヤフーショッピングで108,300円(送料無料)、AliExpressでUS $839.29 (日本円で約124,454円)、ASUSストアで89,800円 (税込・AMD Ryzen Z1・512GB)で発売されています。

スペックを比較

AYANEO KUN」と「ONEXFLY」、「GPD WIN Max 2」、「ROG ALLY」のスペックを比較してみました。

「AYANEO KUN」のスペック

  • 型番 AYANEO KUN-16G/512G-BF、32G/2T-WS、32G/2T-BF
  • ディスプレイ 8.4インチ、解像度2560 × 1600のIPS
    ※2.5K/16:10/350ppi/輝度500nit/130% sRGB 色域ボリューム/100% sRGB 色域カバー率/90% DCI-P3
  • プロセッサ AMD Ryzen 7 7840U
  • GPU AMD Radeon 780M (12コア,2700 MHz, RDNA 3)
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB LPDDR5X 7500
  • ストレージ 512GB/2TB M.2 2280 PCle 4.0 SSD
  • バッテリー 75 Wh (19500 mAh)
  • 充電 PD高速充電
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6e、Bluetooth 5.2
  • インターフェース USB4 (Type-C/フル機能) x2、USB 3.2 Gen2 Type-A x1、microSD UHS-IIカードスロット(300MB/s) x1、3.5mmイヤホンジャック x1
  • センサー デュアル6軸ジャイロセンサー、指紋認証センサー、顔認証センサー
  • スピーカー ステレオデュアルスピーカー、AYANEO ハイパーサウンド
  • マイク デュアルマイク
  • コントローラー マスターコントローラー
  • 振動モーター HDリニアモーター
  • 冷却システム PCグレードの大型高圧タービン冷却ファン、風量6.5CFM、480mm²の排気面積、54W TDP
  • 操作 ホールセンサー 大型ジョイスティック、ライナー ホール トリガー、8方向入力に対応するフローティングD-pad、デュアル インテリジェント タッチパッド、LC1/2、RC1/2の計4つのカスタムバックボタン
  • スタンド レイジースタンド、角度調整可能、金属製
  • ソフトウェア AYA Space 2
  • 生体認証 指紋認証(電源ボタン)、Windows Hello 顔認識
  • OS Windows 11 64bit Home Edition
  • サイズ 132.5 × 312.4 × 21.9 mm(D×W×H)※コントローラー部含まず
    ※コントローラー部含む132.5 × 312.4 × 37.6 mm(D×W×H)
  • 重量 約950 g
  • カラー ブラックフェザー、ホワイトシルク、ブラックフェザー
  • 4G通信 対応(※海外モデル)

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「ONEXFLY」のスペック

  • ディスプレイ 7インチ、解像度1920 × 10800 ドットのIPS
    ※FHD/315 ppi/輝度450nit/100% sRGB高色域/DC調光/超薄型ベゼル
  • リフレッシュレート 120Hz
  • プロセッサ AMD Ryzen 7 7840U
    ※4nm/8コア/16スレッド/最大5.1GHz/Zen 4
  • GPU AMD Radeon 780M (12コア,2700 MHz, RDNA 3)
  • RAM(メモリ) 32GB LPDDR5X 7500MHz
  • ストレージ 1TB/2TB M.2 SSD (PCIe 4.0*4 / NVMe 2280)
  • 外部ストレージ 4.0 TFカードスロット (最大300MB/s)
  • バッテリー 48.5Wh (12600mAh/ 3.85V)
  • 充電 65W PD急速充電 (65W GaN 急速充電 アダプター)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6e、Bluetooth 5.2
  • インターフェース USB4 Type-C ×2、USB 3.2 Type-A ×1、microSDカードスロット、3.5mmマイク/ヘッドフォン兼用ジャック ×1
  • スピーカー HAMAN社認証 デュアルステレオスピーカー
  • 振動モーター デュアルモーター(非対称型モーター)
  • ジャイロ 6軸ジャイロセンサー(3軸ジャイロ+3軸加速度センサー)
  • 冷却システム PCグレードの大型ファン ×1、純アルミニウム製冷却フィン ×1、純銅製ヒートパイプ(インテリジェント温度制御付き) ×1
  • ジョイスティック RGBホールジョイスティック(傾斜角18度、高さ6.7mm、Alps/Holl、ドリフトしにくく、デッドゾーンなし)
  • トリガー/ボタン リニアトリガー アナログ式(キーストローク約8.1mm、)/ LB/RBボタン キーストローク約0.2~1mm
  • カスタマイズキー 搭載
  • 筐体 武蔵塗料の画期的な抗菌塗料、エルゴノミクスデザイ
  • 専用アプリ ゲーム一括管理コンソール「OneXconsole」、専用ゲームランチャー「GAME CENTER」
  • OS Windows 11 Home
  • サイズ 約263.6 × 98.25 × 22.6mm
  • 重量 約590g
  • カラー オブシディアン ブラック、スノーホワイト

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「GPD WIN Max 2」のスペック

  • ディスプレイ 10.1インチ、解像度2560×1600ドットのIPS液晶
    ※16:10/299ppi/輝度450nit/DCI-P3 80.2%/画面比率90%/10点マルチタッチ/アイプロテクションディスプレイ搭載/第5世代Corning Gorilla Glass
  • プロセッサ AMD Ryzen 7 6800U
    ※Zen3+/8 コア/16 スレッド/最大4.70GHz/TDP15W-28W
  • GPU AMD Radeon 680M 12コア
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB LPDDR5-6400 MT/s
  • ストレージ 1TB/2TB M.2 2280 SSD ※スロット2つあり
  • 拡張ストレージ M.2 2230 SSD ※PCIe 4.0サポート
  • バッテリー 67Wh
  • 充電 100W PD急速充電に対応
  • カメラ 前面200万画素のWebカメラ、ヒンジの中央に搭載、最大解像度:1612×1212、超広角、高リフレッシュレート
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.2、MU-MIMO
  • 4G通信 対応・4G LTEモジュール搭載(オプションで着脱可能)
  • 右側面インターフェース USB 3.2 Gen2ポート x2
  • 背面インターフェース ヘッドホンジャック、USB 3.2 Gen2 x2、HDMI 2.1 x1、USB 4 x1、Type-C(フル機能/USB 3.2 Gen 2)x1、SDカードスロット x1、microSDカードスロット x1、3.5mm 2in1ヘッドフォン/マイク端子×1
  • センサー 6軸設計:3軸重力センサー、3軸ジャイロセンサー
  • スピーカー クアッドスピーカー(スーパーリニアスピーカー4個)
  • スタイラスペン 筆圧4096段階 ※Surfaceペンと互換性あり
  • キーボード WASD付きQWERTY配列のキーボード、バックライト設計 (2 段階の明るさ調整)
  • タッチパッド プレシジョンタッチパッド (PTP モード)
  • ゲームパッド ジョイスティック、十字キー、ボタン、R1/R2/L1/L2、2つのマッピング可能なバックキー(底面)
  • 冷却システム アクティブクーリング、大型ファン+デュアルヒートパイプ
  • 振動モーター  デュアル振動モーター
  • ジャイロスコープ 対応・本体を傾けて操作
  • 生体認証 指紋認証(側面の電源ボタン)
  • 筐体の素材 A/B/C面:6061アルミニウム・マグネシウム合金、D面:ABS合成樹脂
  • ドッキングステーション なし
  • OS Windows 11 Home (オプションで Steam OS 3.0 をサポート)
  • サイズ 227 × 160 × 23 mm
  • 重量 1005g
  • カラー アイアンブラック
  • 4G通信 対応モデルあり

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「ROG ALLY」のスペック

  • モデル RC71L RC71L-ALLY.Z1X_512 / RC71LRC71L-R1RADA1W
  • ディスプレイ 7インチ、解像度1920 x 1080 ドットのIPS タッチスクリーン
    ※FHD/16:9/光沢/sRGB 100%/Adobe 75.35%/Gorilla Glass DXC/Gorilla Glass Victus/10点マルチタッチ/500nits/FreeSync プレミアム
  • リフレッシュレート 120Hz
  • 反応時間 7ms
  • プロセッサ AMD Ryzen™ Z1 Extreme (4nm/8コア/16スレッド/最大5.10 GHz)
    AMD Ryzen™ Z1 (4nm/6コア/12スレッド/最大4.90 GHz)
  • GPU AMD Radeon™ Graphics (AMD RDNA™ 3)
  • RAM(メモリ)16GB LPDDR5 (6400MT/s dual channel・オンボード)
  • ストレージ 512GB PCIe 4.0 NVMe™ M.2 SSD (2230) / 256GB PCIe 4.0 NVMe™ M.2 SSD (2230) ※日本版512GBのみ
  • バッテリー 40WHrs、4S1P、4セルリチウムイオン
  • 駆動時間 ローカルで最大2時間のゲーム、最大6.8時間のビデオ再生
  • 充電 Type-C、65W ACアダプター、出力: 20V DC、3.25A、65W、入力: 100~240V AC 50/60Hz ユニバーサル
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6e (802.11ax) 、Bluetooth 5.2
  • インターフェース ROG XG Mobile x1 および USB Type-C (USB 3.2 Gen2、DisplayPort™ 1.4) x1、UHS-II microSD カード リーダー (SD、SDXC、SDHC) x1、3.5mm コンボオーディオジャック x1
  • スピーカー デュアル ステレオスピーカー、スマートアンプテクノロジー採用
  • マイク 内蔵アレイマイク
  • オーディオ AIノイズキャンセリング、ハイレゾ認定、Dolby Atmos
  • ジャイロ 6軸IMU
  • 振動 HDハプティクス
  • 操作 タッチ機能付きのフルサイズのアナログ スティック x 2、A B X Y ボタン、十字キー、L&Rホール効果アナログトリガー、左右バンパー、割り当て可能なグリップボタン x 2、 武器庫箱ボタン、表示ボタン、メニューボタン、コマンドセンターボタン
  • 生体認証 指紋認証
  • アプリ ROG Armoury Crate SE (ゲーム管理、キーマップのカスタマイズ、Aura Syncライティングの調整など)
  • OS Windows 11 Home
  • サイズ 28.0 x 11.1 x 2.12 ~ 3.24 cm
  • 重量 608g
  • カラー ホワイト

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ベンチマークを比較

AYANEO KUN」と「ONEXFLY」、「GPD WIN Max 2」、「ROG ALLY」のベンチマーク スコアを比較してみました。

「AYANEO KUN」

<CPU> Ryzen 7 7840U

Passmarkによるベンチマークスコアは約30,000前後

Cinebench R23によるベンチマークスコアはシングルコアで「1756」、マルチコアで「14730」。

Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「1917」、マルチコアで「9977」。

iGPU-FP32パフォーマンス(単精度GFLOPS)で「4860」

<GPU> Radeon 780M

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「9000」。
※GeForce GTX 1650 Ti/RTX 2050相当のグラフィック性能を発揮

<プロセッサ性能を解説>

4nmプロセスで製造sれた8コア、16スレッド、最大5.1GHzのプロセッサ「Ryzen 7 7840U」を搭載し、Passmarkによるベンチマークスコアで約3万前後を記録しています。

このスコアはAMD Ryzen 7 7840HSとほぼ同じで、AMD Ryzen 9 6900HSプロセッサ(約2万4千)とインテル Core i7-12700H(約2万6千)よりもやや高いスコアになります。

同じプロセッサは「ONEXFLY」、「ONEXPLAYER 2 Pro」、「AYANEO AIR 1S」、「AYANEO 2S」、「AOKZOE A1 PRO」などにも搭載されています。

また、GPUはAMD Radeon 780Mで、GeForce GTX 1650 Ti/RTX 2050と同等のグラフィック性能を発揮します。

性能的には人気のトリプルAゲームをプレイするには十分なスコアです。SteamなどのPCゲームはかなり快適に動作します。

具体的には「エーペックスレジェンズ」で120FPS、、「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア」で120FPS、「サイバーパンク2077」で75FPS、エルでリングで60FPSで動作することが確認されています。

「ONEXFLY」

<CPU> Ryzen 7 7840U

Passmarkによるベンチマークスコアは約30,000前後

Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「1917」、マルチコアで「9977」。

<GPU> Radeon 780M

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「9000」。

「GPD WIN Max 2」

<CPU> Ryzen 7 6800U

Passmarkによるベンチマークスコアは「21411」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1567」、マルチコアで「9129」。

<GPU> AMD Radeon 680M 12コア

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「6000~7000」。

「ROG ALLY」

<CPU> Ryzen Z1 Extreme

Passmarkによるベンチマークスコアは約「24000」前後(CPU)。

Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「1917」、マルチコアで「9977」。

<GPU> AMD Radeon™ Graphics (AMD RDNA™ 3)

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「9000」。

<CPU> AMD Ryzen Z1

Passmarkによるベンチマークスコアは約「22000」前後(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1869」、マルチコアで「8853」。

<GPU> AMD Radeon™ Graphics (AMD RDNA™ 3)

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「8000」。

「AYANEO KUN」のメリット・デメリット

AYANEO KUN」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・8.4インチの2.5K液晶・100% sRGB 色域カバー率と90% DCI-P3に対応

AYANEO KUN」は8.4インチで解像度2560 × 1600のIPSディスプレイを搭載。アスペクト比16:10、輝度500nitの明るくワイドな2.5液晶で、より正確な色再現が可能な100% sRGB 色域カバー率、豊かな色域を再現できる90% DCI-P3にも対応しています。

一方、「ONEXFLY」は7インチで解像度1920 × 10800 ドットのIPSディスプレイを搭載しています。「GPD WIN Max 2」は10.1インチで解像度2560×1600ドットのIPS液晶を搭載しています。「ROG ALLY」は7インチで解像度1920 x 1080 ドットのIPS タッチスクリーンを搭載しています。

・デュアル タッチパッド「TouchTAPMagic」を搭載

AYANEO KUN」は新たに本体左右に2つのタッチパッドを備えた「TouchTAPMagic」を搭載。左側はスワイプ ジェスチャ操作を利用してページを上下にスクロールすることができ、右側はマウス操作することができます。

一方、「ONEXFLY」と「GPD WIN Max 2」、「ROG ALLY」はデュアル タッチパッドを搭載していません。

・7つのカスタムキーを搭載・フローティングD-padやホールジョイスティックも使える

AYANEO KUN」はトリガー部分と本体右下のカスタムキー、背面の左右に2つずつカスタムキーを搭載し、合計7つのカスタムキーを組み合わせた操作が可能です。また、8方向入力に対応するフローティングD-padや高精度なホールセンサー 大型ジョイスティック、ライナー ホール トリガーも利用できます。

一方、「ONEXFLY」はカスタマイズキー搭載でドリフトしにくく、デッドゾーンゼロのRGBホールジョイスティックも搭載しています。「GPD WIN Max 2」は底面に2つのカスタムキーを搭載しています。「ROG ALLY」はカスタマイズ可能な2つのマクロボタンを搭載し、ホールトリガーも搭載しています。

・16GB/32GB LPDDR5X 7500 メモリ搭載でスムーズに動作する

AYANEO KUN」はLPDDR5X 7500 規格のメモリを16GB/32GB搭載し、スムーズに動作します。

一方、「ONEXFLY」は最大7500MHzのLPDDR5Xメモリを32GB搭載し、スムーズに動作します。「GPD WIN Max 2」はLPDDR5-6400 MT/s規格のメモリを16GB/32GB搭載し、スムーズに動作します。「ROG ALLY」は16GB LPDDR5 (6400規格)メモリを搭載し、スムーズに動作します。

・512GB/2TB M.2 2280 PCle 4.0 SSDストレージ搭載

AYANEO KUN」は最も高速なPCle 4.0接続の512GB/2TB M.2 2280 SSDストレージを搭載しています。

一方、「ONEXFLY」はPCle 4.0接続の 1TB/2TB M.2 NVMe SSDストレージを搭載しています。「GPD WIN Max 2」はM.2 SSD 1TB/2TBストレージ搭載で拡張もできます。「ROG ALLY」は256GB/512GB PCIe 4.0 NVMe M.2 SSD (2230) ストレージを搭載しています。

・ 75Wh(19500mAh)バッテリー搭載でPD高速充電に対応

AYANEO KUN」は75Wh(19500 mAh)の大容量バッテリーを搭載し、長時間の駆動が可能。USB4ポートを介してPD高速充電も利用できます。

一方、「ONEXFLY」は48.5Wh (12600mAh)バッテリーを搭載し、GaN 急速充電 アダプターを介して65WのPD急速充電も利用できます。「GPD WIN Max 2」は67Whバッテリー搭載で100W PD急速充電に対応しています。「ROG ALLY」は40WHrsバッテリー搭載で65W急速充電に対応しています。

・Wi-Fi 6e、Bluetooth 5.2に対応

AYANEO KUN」はWi-Fi 6の拡張版で、2.4GHz帯・5GHz帯・6GHz帯の3つの帯域が利用できるWi-Fi 6eに対応しています。また、Bluetooth 5.2によるワイヤレス接続も利用できます。

一方、「ONEXFLY」と「ROG ALLY」はWi-Fi 6e、Bluetooth 5.2に対応しています。「GPD WIN Max 2」はWi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応しています。

・2つのUSB4ポートを搭載・USB 3.2 Gen2 Type-Aポートも1つ搭載

AYANEO KUN」は2つのUSB4 Type-Cポートを搭載し、40Gbpsの高速転送やPD急速充電、DP映像出力が利用できます。また、1つのUSB 3.2 Gen2 Type-Aポートも搭載し、他の周辺機器とも接続できます。

一方、「ONEXFLY」は2つのUSB4 Type-Cポートを搭載しています。「GPD WIN Max 2」は1つのUSB 4ポートを搭載しています。「ROG ALLY」は1つのUSB Type-C (USB 3.2 Gen2、DisplayPort™ 1.4)を搭載しています。

・ステレオデュアルスピーカー搭載でAYANEO ハイパーサウンドに対応

AYANEO KUN」はAYANEOのインテリジェントアンプ技術を採用した「AYANEO ハイパーサウンド」に対応したステレオデュアルスピーカーを搭載しています。

一方、「ONEXFLY」はHARMAN AudioEFXがチューニングした高音質なデュアルステレオスピーカーを搭載しています。「GPD WIN Max 2」はクアッドスピーカー(スーパーリニアスピーカー4個)を搭載しています。「ROG ALLY」はスマートアンプ内蔵のデュアル ステレオスピーカー搭載でDolby Atmosサウンドに対応しています。

・HDリニアモーター搭載・「SoundTAPMagic」にも対応

AYANEO KUN」はHDリニアモーター搭載で臨場感のある振動効果を体験できます。また、振動機能がないクラシックなゲームでもHDリニアモーターで触覚フィードバックを体感できるようにするオーディオ振動システム「SoundTAPMagic」も利用できます。

一方、「ONEXFLY」はリアルな振動を再現できる「デュアル振動モーター」を搭載しています。「GPD WIN Max 2」はデュアル振動モーターを搭載しています。「ROG ALLY」は6軸ジャイロとHDハプティクス 振動効果に対応しています。

・金属製のレイジースタンドを搭載・角度調整もできる

AYANEO KUN」は金属製のレイジースタンドを搭載し、角度調整も利用できます。

一方、「ONEXFLY」と「GPD WIN Max 2」、「ROG ALLY」はスタンドを搭載していません。

・冷却システムを搭載

AYANEO KUN」はPCグレードの大型高圧タービン冷却ファンを備えた冷却システムを搭載し、54W TDPで安定して動作します。

一方、「ONEXFLY」は3本の純銅製ヒートパイプを搭載した冷却システムを搭載し、長時間のゲームプレイでも安定して動作します。「GPD WIN Max 2」はアクティブクーリング、大型ファン+デュアルヒートパイプを採用した冷却システムを搭載しています。「ROG ALLY」はデュアルファンやROGダストフィルター、0.1mmの極薄フィンを採用した強力な冷却システムを搭載しています。

・指紋認証と顔認識の両方の生体認証が使える

AYANEO KUN」は指紋認証(電源ボタン)とWindows Hello 顔認識によるデュアル生体認証に対応しています。

一方、「ONEXFLY」は指紋認証に対応していません。「GPD WIN Max 2」は指紋認証(側面の電源ボタン)に対応しています。「ROG ALLY」は指紋認証に対応しています。

・厚さ21.9mm、重さ約950gで3色カラーを用意

AYANEO KUN」は厚さ21.9mm、重さ約950gで、ブラックフェザー、ホワイトシルク、ブラックフェザーの3色カラーを用意しています。

一方、「ONEXFLY」は厚さ22.6mmで重さ約590gの薄型軽量デザインで、オブシディアン ブラック、スノーホワイトの2色カラーを用意しています。「GPD WIN Max 2」は厚さ23mm、重さ1005gで、アイアンブラックを用意しています。「ROG ALLY」は厚さ2.12 ~ 3.24 cmで重さ608gの薄型軽量デザインで、ホワイトカラーを用意しています。

・Windows 11 64bit Home Editionを搭載・AYA Space 2も使える

AYANEO KUN」はWindows 11 64bit Home Editionを搭載し、独自のハンドヘルド管理ソフトウェア「AYA Space 2.0」、ワンクリックでアクセスできる「カスタマイズボタン」、ワンタッチで設定を変更できる「Quick Tool 2.0」、FPS、もしくはTDPの性能を一時的に向上させる「パフォーマンスシーンモード」(Performance Scene Mode)なども利用できます。

一方、「ONEXFLY」はWindows 11 Homeを搭載し、ゲーム一括管理コンソール「OneXconsole」、専用ゲームランチャー「GAME CENTER」も利用できます。「GPD WIN Max 2」はWindows 11を搭載し、新機能も使えるようになっています。「ROG ALLY」はWindows 11 Homeを搭載し、ROG Armoury Crate SEアプリを利用できます。

デメリット

・リフレッシュレート 120Hzに対応していない

AYANEO KUN」はより滑らかに映像を再生できるリフレッシュレート 120Hzに対応していません。

一方、「ONEXFLY」と「ROG ALLY」はリフレッシュレート 120Hzに対応しています。「GPD WIN Max 2」はリフレッシュレート 120Hzに対応していません。

「AYANEO KUN」の評価

AYANEO KUN」の評価を紹介します。

スペック:★★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

AYANEOから発売された8.4インチのポータブルゲーミングPCです。非常にシブくて洗練されたボディにパワフルなRyzenプロセッサを搭載し、革新的な操作性も実現しています。

プロセッサは「ONEXFLY」と同じRyzen 7 7840Uで、PassmarkのCPUベンチマークで約3万前後。GeForce GTX 1650 Ti/RTX 2050相当のグラフィック性能を発揮するRadeon 780M GPUグラフィック搭載なので、SteamなどのPCゲームもサクサクと動作します。

また、他のポータブルゲーミングPCにはないデュアル タッチパッドを搭載。ページスクロールやマウス操作が簡単に行えるようになっています。操作面ではこの他に合計7つのカスタムキーを備え、8方向入力に対応するフローティングD-padや高精度なホールセンサー 大型ジョイスティックライナー ホール トリガーも利用できます。操作性においては他のゲーム機よりも抜きんでた、革新的な性能を備えているといっていいでしょう。プロレベルのゲーマーも満足できる優れた操作性です。

そのほか、8.4インチの2.5K液晶を搭載。7インチの「ROG ALLY」、「ONEXFLY」よりも大きく高精細な画面でゲームをプレイできるというメリットがあります。

なお、「AYANEO KUN」の海外版は4G LET通信に対応しています。日本版はなぜか4G LET通信に対応しておらず、そのため「GPD WIN Max 2」よりも通信性能が劣っているといえます。

AYANEO KUN」の発売時の価格は168,900円。

Ryzen 7 7840U搭載で優れた操作性を備えた高性能なポータブルゲーミングPCを探している人におすすめです。

「AYANEO KUN」の販売・購入先

AYANEO KUN」は、

Amazonで168,900円(税込・国内版)、

楽天市場で170,449円(+送料・16GB+512GBモデル・国内版)、

ヤフーショッピングで170,449円(税込・国内版)、

リンクスダイレクトで168,900(税込・特別価格・国内版)、

で販売されています。

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他のゲーム機と比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「AYANEO SLIDE」(6型スライド式・Ryzen 7 7840U)

★「Steam Deck OLED」(7.4有機EL・AMD APU・Wi-Fi 6E)

★「AYANEO GEEK 1S」(7インチ・Ryzen 7 7840U)

ONEXFLY

GPD WIN Max 2

ROG ALLY」(7インチ・Ryzen Z1 Extreme)

AYANEO 2S」(7インチ・Ryzen 7 7840U)

Steam Deck」(7インチ・Zen2/RDNA2)

AYANEO AIR 1S」(5.5インチ・Ryzen 7 7840U)

GPD WIN 4」(6インチ・Ryzen 7 6800U)

ONEXPLAYER mini Gold」(7インチ・Pentium Gold 8505)

AYANEO GEEK」(日本版・7インチ・Ryzen 7 6800U)

AOKZOE A1 PRO」(8インチ・Ryzen 7 7840U)

ONEXPLAYER 2 Pro」(8.4インチ・Ryzen 7 7840U)

Pimax Portal」(5.46インチ・Androidベース・VR拡張)

他のAYANEO ポータブルゲーミングPCと比較

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