「AYANEO Air Plus」コスパ最強? 売れ筋ポータブルゲーミングPCと徹底 比較!


2023年3月1日に発表された「AYANEO Air Plus」と 売れ筋ポータブルゲーミングPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年11月、「AYANEO SLIDE」(6.0型・Ryzen 7 7840U)が発売されました。

※2023年12月、日本で「AYANEO KUN」(8.4型・Ryzen 7 7840U)が発売されます。

※2023年7月、「AYANEO AIR 1S」(5.5型・Ryzen 7 7840U)が発売されました。

※2023年5月30日、「AYANEO 2S / GEEK 1S」が発売されました。

※2023年6月17日、ハイビームから日本版「AYANEO Air Plus」が発売。リンクスダイレクトは6月以降に発売。

「AYANEO Air Plus」の特徴

AYANEO Air Plus」の特徴をまとめてみました。

6型フルHD液晶・ホールセンサー・46.2Whバッテリ

AYANEO Air Plus」は6インチで解像度1920 x 1080 pxのIPSディスプレイを搭載。輝度400 nit、ピクセル密度368 ppi、広視野角で明るい画面で、より正確な色表現が可能なsRGB Volume 120%、より豊かな色表現が可能なDCI-P3 85%、5点マルチタッチ操作に対応しています。

また、より精度の高い操作が可能なホールセンサー内蔵のジョイスティックリニアトリガーボタンを搭載。LC、RC、および = キーの 3 つのキーのカスタム機能、よりソフトな入力が可能なABXYボタンも利用できます。そのほか、46.2Whバッテリーを搭載。AYANEO AIRより最大65%、AYANEO AIR Proより最大21.6%容量が増えています。

Ryzen 7 6800U・最大32GBメモリ・M.2 SSD

AYANEO Air Plus」の最上位モデルは「Zen 3+」アーキテクチャ採用のAMD Ryzen 7 6800Uプロセッサを搭載。PlayStation 5 や Xbox Series X と同じ RDNA 2 アーキテクチャ搭載で、SteamなどのPCゲームも快適にプレイできます。

また、AMD Ryzen 3 7320URyzen 5 7520U および インテル Core i3-1215Uプロセッサ搭載モデルも用意。メモリはLPDDR5規格の8GB/16GB/32GBで、ストレージは128GB/512GB/2TB/4TB M.2 2280 SSDを搭載しています。

USB 4.0ポート・デュアルスピーカー・指紋認証

AYANEO Air Plus」は2つUSB 4.0ポートを搭載。.4映像出力や4K 60Hzの出力に対応するほか、外付けeGPUボックスと接続することもできます。また、本体にデュアルスピーカーを搭載。インテリジェントパワーアンプ内蔵で高音質なサウンドが楽しめます。

そのほか、電源ボタンに指紋認証モジュールを内蔵し、高速かつ安全にログインすることが可能。独自のハンドヘルド管理ソフトウェア「AYASpace」、より強力な放熱モジュールを採用した冷却構造、ノイズリダクションに対応したデュアルマイクも利用できます。

公式ページAYANEO AIR Plus: The lightest AMD 6800U handheld | Indiegogo

公式ニュースリリース: True Plus!Multiple … – AYANEO

<日本版>

AYANEO AIR PLUS | 株式会社リンクスインターナショナル 

価格を比較

AYANEO Air Plus」と「ONEXPLAYER mini Gold」、「Steam Deck」、「ANBERNIC WIN600 Blue」の価格を比較してみました。

「AYANEO Air Plus」

AYANEO Air Plus」は、Amazonで132,000円 (税込・Ryzen 7 6800U・16GB+512GB)、楽天市場で133,210円(+送料・リンクスダイレクト)、ヤフーショッピングで133,210円(+送料・リンクスダイレクト)、リンクスダイレクトで132,000円(税込)、IndiegogoでUS $779~ (Ryzen 7 6800Uモデル・最安Ryzen 3 7320Uモデルは$549から。)、ハイビーム オンラインストアで132,000円(税込)で販売されています。

「ONEXPLAYER mini Gold」

ONEXPLAYER mini Gold」は、Amazonで89,800円(税込・Pentium Gold 8505・16GB+512GB)、One-Netbook公式ストアで89,800円(税込)で販売されています。

「Steam Deck」

Steam Deck」は、KOMODO公式サイトで59,800円~(日本版・64GBモデル・256GBモデルは7.9800円、512GBモデルは99,800円)、楽天市場で65,600円(送料無料)、ヤフーショッピングで94,980円(税込)、米国 Amazon.comで$499.00で販売されています。

「ANBERNIC WIN600 Blue」

ANBERNIC WIN600 Blue」(新版)は、Amazonで69,999円(旧モデルは55,999円)、ヤフーショッピングで71,999 円(旧モデルは46,999円)、AliExpressでUUS $475.98 (ANBERNIC公式)、米国 Amazon.comで$374.99(※旧モデル)で販売されています。

スペックを比較

AYANEO Air Plus」と「ONEXPLAYER mini Gold」、「Steam Deck」、「ANBERNIC WIN600 Blue」のスペックを比較してみました。

「AYANEO Air Plus」のスペック

  • ディスプレイ 6インチ、解像度1920 x 1080 pxのIPS
    ※FHD/1080p/輝度400 nit/368 ppi/sRGB Volume 120%/DCI-P3 85%/5点マルチタッチ
  • プロセッサ Ryzen 3 7320U / Ryzen 5 7520U / Ryzen 7 6800U / Core i3-1215U
  • GPU AMD Radeon Graphics / Core UHD グラフィックス
  • RAM(メモリ) 8GB/16GB/32GB LPDDR5
  • ストレージ 128GB/512GB/2TB/4TB M.2 2280 SSD
  • 外部ストレージ microSDカードで拡張可能
  • バッテリー 46.2Wh
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi、Bluetooth
  • インターフェース 2x USB 4.0 Type-C (フル機能)、1x 3.5 mm ジャック、1x MicroSD カードリーダー(USB3.0相当)
  • スピーカー デュアルスピーカー
  • オーディオ 2チャンネルキャビティ+インテリジェントパワーアンプ
  • マイク デュアルマイク(ピックアップ+ノイズリダクション)
  • 操作 グレイン ホール スモール ジョイスティック + ホール リニア トリガー、LC、RC、および = キーの 3 つのキーのカスタム機能、よりソフトなABXYボタン
  • AYASpace 対応(ハンドヘルド管理ソフトウェア)
  • 冷却 より強力な放熱モジュール、放熱パワー28W
  • 生体認証 指紋認証モジュール
  • OS Windows 11
  • サイズ 237×91.4×23.1mm
  • 重量 510g
  • カラー グレイシャーブルー、スターライトブラック
  • マスターオールマイティコントローラー (ジョイスティックの不感帯調整、ジョイスティックとトリガーの感度調整、モーターの振動強度調整、ジャイロスコープの体性感覚アシスト エイミング、AB XY キー交換、キー バースト、ハンドル ゼロ パワー スタンバイなど)

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「ONEXPLAYER mini Gold」のスペック

  • ディスプレイ 7インチ、解像度1280 x 800ドットのIPS液晶
    ※16:10/216PPI/10点マルチタッチ
  • プロセッサ 第12世代インテル Pentium Gold 8505
    ※10nm/64bit/5コア、6スレッド/最大4.40GHz、Pコア1/Eコア4
  • GPU インテル Core UHD グラフィックス
  • RAM(メモリ) 16GB LPDDR5 5200MHz デュアルチャネル
  • ストレージ 512GB M.2 2280 SSDスロット(NVMeプロトコル、PCIe3.0*4)
  • バッテリー 10,455mAh /40.25Wh ,11.55V
  • 駆動時間 15W高負荷ゲーム実行時で2.5時間、ローカルビデオ再生時間で8時間
  • 充電 65W窒化ガリウム高速充電
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0
  • インターフェース Type-C USB 4 ×1、Type-C USB 3.2 ×1、Type-A USB3.0 ×1、3.5mmオーディオインターフェース ×1
  • スピーカー フロント ステレオ デュアルスピーカー
  • 冷却システム ダブル純銅ヒートシンク+純アルミニウムヒートシンクフィン
  • ジャイロ機能 3軸ジャイロ機能搭載 ※サードパーティのドライバーが必要
  • 振動 バイブレーションモーター
  • 技適認証 取得済み
  • OS Windows 11
  • サイズ 260mm × 106mm × 23mm(最薄部)
  • 重量 619g
  • カラー ブラック&オレンジ(マット指紋防止加工)

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「Steam Deck」のスペック

  • ディスプレイ 7インチ、解像度1280 x 800ドットのIPS液晶
    ※16:10/輝度400nit/タッチ対応/アンチグレアエッチングガラス
  • リフレッシュレート 60 Hz
  • プロセッサ Zen 2 4c/8t、2.4~3.5GHz(最大448 GFlops FP32)
    ※4コア/8スレッド/
  • GPU 8 RDNA 2 CU, 1.0~1.6GHz(最大1.6 TFlops FP32)
    ※APU power:4~15ワット
  • RAM(メモリ) 16GB LPDDR5 (5500 MT/s クアッド 32ビットチャンネル)
  • ストレージ eMMC 64GB / M.2 SSD 256/512GB NVMe (PCIe Gen 3 x4) ※マルチブート対応で複数OSのインストール可
  • 外部ストレージ microSDカードで拡張可能(ゲームの保存・microSDカードからのOS起動に対応)
  • バッテリー 40 WHr
  • 駆動時間 一般的な3Dゲームで2~8時間、2DゲームやWeb閲覧で最大 約7〜8時間
  • 充電 45W急速充電 (45W USB Type-C PD3.0電源)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 5(デュアルバンド)、Bluetooth 5.0
  • インターフェース USB Type-C (DP映像出力/PD充電/データ転送/USB 3.2 Gen 2互換)、microSDカードリーダー(UHS-I)、3.5mmヘッドホンジャック
  • オーディオ DSP内蔵ステレオスピーカー、デュアルアレイマイク
  • ゲームパッド A B X Yボタン、十字キー、L&Rアナログトリガー、L&Rバンパー、表示&メニューボタン、割り当て可能な4個のグリップボタン ※レバー(サムスティック)に静電容量式のタッチセンサーを搭載し、高精度な操作が可能・背面に4つのグリップボタンを搭載し、任意の動作などに割り当てられる
  • センサー ジャイロ 6軸IMU、環境光センサー
  • 振動フィードバック  対応
  • ジャイロスコープ 対応
  • 冷却システム  あり・コンパクトな冷却システム
  • オプション  Steam Deck™ドッキングステーション(別売・USB-A 3.1 Gen1ポート x3、ギガビットイーサネット、DisplayPort 1.4、HDMI 2.0)
  • OS Steam OS 3.0 (Arch Linux, KDE Plasma on desktop)
  • サイズ 298 x 117 x 49 mm
  • 重量 669 g
  • カラー ブラック

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KOMODO公式サイトで「Steam Deck」(日本版)をチェックする

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「ANBERNIC WIN600 Blue」のスペック

  • ディスプレイ 5.94インチ、解像度1280 x720 pxのIPS LCD
    ※16:9/400nit/247ppi/HD/OCAフルラミネーション/10点マルチタッチ
  • プロセッサ AMD Athlon 3050e デュアルコア
    ※14nm/2コア/4スレッド/最大2.8GHz
  • GPU AMD Radeon RX Vega 3
  • RAM(メモリ) 16GB DDR4 3200MHz ※取り外し可
    ※ブラック、ホワイトは 8GB DDR4 2400MHz
  • 内蔵ストレージ 1TB M.2 SATA 2242 SSD
    ※ブラック:128/256GB M.2 SSD SATA 2242
    ※ホワイト:256GB M.2 SSD SATA 2242
  • 拡張ストレージ M.2 SSD スロットあり
  • バッテリー 4500mAh
  • 駆動時間 2~5時間
  • 充電 45W急速充電、PD3.0
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 5、Bluetooth 4.2
  • インターフェース USB 3.0 Type-A x1、Type-C (OTG/電源用/HDMI or DP映像出力) x1、3.5mmヘッドホンジャック
  • スピーカー  ステレオスピーカー
  • コントローラー 2つのジョイスティックレバー、十字キー、4つのボタン、ショルダーキーなど
  • 冷却 背面に大型ファンを搭載
  • バイブレーション 対応
  • OS Windows 10 (プレインストール) 、Steam OS(サポート)、batocera(サポート)
  • サイズ 23.6×10.3×2.2cm
  • 重量 490g
  • カラー  ブルー     ※スペックの異なるホワイト、グレーモデルもあり

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ベンチマークを比較

AYANEO Air Plus」と「ONEXPLAYER mini Gold」、「Steam Deck」、「ANBERNIC WIN600 Blue」の価格を比較してみました。

※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。

「AYANEO Air Plus」

<CPU> AMD Ryzen 7 6800U

Passmarkによるベンチマークスコアは「20578」(CPU)。

Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「1785」、マルチコアで「7592」。

<GPU> AMD Radeon 680M

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「6026」。

<プロセッサ性能を解説>

6nmプロセスで製造された8コア、16スレッドのプロセッサ「AMD Ryzen 7 6800U」を搭載。最大4.7GHzの周波数で駆動し、PassmarkのCPUベンチマークで約2万を記録しています。

同じプロセッサは「AYANEO GEEK」、「AYANEO 2」、「AOKZOE A1」、「GPD WIN Max 2」にも搭載されています。また、このスコアは第12世代のインテルCore i5-12600と同じくらいになります。

なお、GPUはAMD Radeon 680Mで、NVIDIA GeForce MX550以上のグラフィック性能を発揮します。3DMark Fire Strikeによるグラフィックスコアは「6026」でした。このスコアであれば人気のトリプルAゲームをプレイするには十分なスコアです。SteamなどのPCゲームはかなり快適に動作するはずです。

<CPU> Ryzen 5 7520U

Passmarkによるベンチマークスコアは「9657」(CPU)。

<GPU> Radeon Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1756」。

<CPU> Ryzen 3 7320U

Passmarkによるベンチマークスコアは「9162」(CPU)。

<GPU> Radeon Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「1500」。

<CPU> Core i3-1215U

Passmarkによるベンチマークスコアは「11506」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1875」、マルチコアで「5028」。

<GPU> Intel UHD Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「2400」。

「ONEXPLAYER mini Gold」

<CPU> Pentium Gold 8505

Passmarkによるベンチマークスコアは「7600」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1400」、マルチコアで約「4000」。

<GPU> Core UHD グラフィックス

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「3000」前後。

IGPU-FP32で「844」

「Steam Deck」

<CPU> Custom Zen 2 Van Gogh

Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「830」、マルチコアで「3666」。

※AMD Ryzen 3 3200、AMD Ryzen 5 3400Gに近いスコア

<GPU> 8 RDNA 2 CUs, 1.0 – 1.6 GHz

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「4500」。

※グラフィック性能はAMD Ryzen 9 4900HSを搭載したラップトップ(Zephyrus G14 2020)と同等

「ANBERNIC WIN600 Blue」

<CPU> AMD Athlon 3050e

Passmarkによるベンチマークスコアは「2955」(CPU)。

<GPU> AMD Radeon RX Vega 3

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1260」。

「AYANEO Air Plus」のメリット・デメリット

AYANEO Air Plus」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・6インチのフルHD液晶・sRGBとDCI-P3に対応

AYANEO Air Plus」は6インチで解像度1920 x 1080 pxのIPSディスプレイを搭載。輝度400 nit、368 ppi、広視野角で明るい画面で、より正確な色表現が可能なsRGB Volume 120%、より豊かな色表現が可能なDCI-P3 85%、5点マルチタッチ操作に対応しています。

一方、「ONEXPLAYER mini Gold」は7インチで解像度1280×800ドットのIPSディスプレイを搭載しています。「Steam Deck」は7インチで解像度1280×800ドットのIPS液晶を搭載。画質はHDで、輝度400nit、タッチ操作にも対応しています。「ANBERNIC WIN600 Blue」は5.94インチで解像度1280 x720 pxのIPS LCD液晶搭載で、10点マルチタッチ操作に対応しています。

・ホールセンサー内蔵のジョイスティックとリアトリガー搭載で操作しやすい

AYANEO Air Plus」はより精度の高い操作が可能なホールセンサー内蔵のジョイスティックとリニアトリガーボタンを搭載。LC、RC、および = キーの 3 つのキーのカスタム機能、よりソフトな入力が可能なABXYボタンも利用できます。

一方、「ONEXPLAYER mini Gold」はALPS製ジョイスティックとトリガーボタン、ショルダーボタンで快適に操作できます。「Steam Deck」は2つのレバーとトラックパッドで快適に操作できます。「ANBERNIC WIN600 Blue」は2つの3DジョイスティックレバーとR1/R2、L1/L2のショルダーボタンで快適に操作できます。

・8GB/16GB/32GB LPDDR5メモリ搭載でスムーズに動作

AYANEO Air Plus」は8GB/16GB/32GB LPDDR5メモリ搭載でスムーズに動作します。

一方、「ONEXPLAYER mini Gold」は最大5200MHzの16GB LPDDR5 デュアルチャンネルメモリを搭載し、スムーズに動作します。「Steam Deck」は16GB LPDDR5メモリを搭載しています。「ANBERNIC WIN600 Blue」は16GB DDR4 3200MHzメモリ搭載でスムーズに動作します。

・128GB/512GB/2TB/4TB M.2 2280 SSDストレージ搭載

AYANEO Air Plus」は128GB/512GB/2TB/4TB M.2 2280 SSDを搭載しています。

一方、「ONEXPLAYER mini Gold」はNVMe規格のM.2 SSD 512GBストレージを搭載しています。「Steam Deck」はeMMC 64GB もしくはNVMe規格のM.2 SSD 256GB/512GB ストレージを搭載しています。「ANBERNIC WIN600 Blue」は1TBのM.2 SSDストレージを搭載しています。

・46.2Whバッテリー搭載

AYANEO Air Plus」は46.2Whバッテリーを搭載。、AYANEO AIRより最大65%、AYANEO AIR Proより最大21.6%容量が増えています。

一方、「ONEXPLAYER mini Gold」は10,455mAh /40.25Whバッテリー搭載で65W急速充電に対応しています。「Steam Deck」は40WHrバッテリー搭載で45W急速充電に対応しています。「ANBERNIC WIN600 Blue」は4500mAhバッテリー搭載で45W急速充電に対応しています。

・ Wi-Fi、Bluetoothに対応

AYANEO Air Plus」はWi-Fi、Bluetoothに対応しています。

一方、「ONEXPLAYER mini Gold」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.0に対応しています。「Steam Deck」はWi-Fi 5(デュアルバンド)とBluetooth 5.0に対応しています。「ANBERNIC WIN600 Blue」はWi-Fi 5(デュアルバンド)とBluetooth 4.2に対応しています。

・2つのUSB 4.0 Type-Cポートを搭載

AYANEO Air Plus」は2つのUSB 4.0ポートを搭載。.4映像出力や4K 60Hzの出力に対応するほか、外付けeGPUボックスと接続することもできます。

一方、「ONEXPLAYER mini Gold」はThunderbolt 3互換のUSB-C 4.0ポートを一つ搭載しています。「Steam Deck」は1つのUSB Type-C (DP映像出力/PD充電/データ転送/USB 3.2 Gen 2互換)を搭載しています。「ANBERNIC WIN600 Blue」は1つのType-C (OTG/電源用/HDMI or DP映像出力) を搭載しています。

・ デュアルスピーカーとパワーアンプ内蔵で音がいい

AYANEO Air Plus」は本体にデュアルスピーカーを搭載。インテリジェントパワーアンプ内蔵で高音質なサウンドが楽しめます。

一方、「ONEXPLAYER mini Gold」はデュアルステレオスピーカーを搭載しています。「Steam Deck」はDSP内蔵ステレオスピーカーを搭載しています。「ANBERNIC WIN600 Blue」はステレオスピーカーを搭載しています。

・厚さ23.1mmで重さ510gの薄型軽量デザイン・2色カラーを用意

AYANEO Air Plus」は厚さ23.1mmで重さ510gの薄型軽量デザインになっています。また、グレイシャーブルー、スターライトブラックの2色カラーを用意しています。

一方、「ONEXPLAYER mini Gold」は厚さ23mm(最薄部)で重さ619gになっています。「Steam Deck」は厚さ49mmで重さ669gになっています。「ANBERNIC WIN600 Blue」は厚さ2.2cmで重さ490gになっています。

・指紋認証が使える

AYANEO Air Plus」は電源ボタンに指紋認証モジュールを内蔵し、タッチするだけで安全かつスピーディにログインできるようになっています。

一方、「ONEXPLAYER mini Gold」、「Steam Deck」、「ANBERNIC WIN600 Blue」は指紋認証に対応していません。

・放熱パワー28Wの冷却構造を採用

AYANEO Air Plus」はより強力な放熱モジュールを用いた冷却構造を採用し、放熱パワー28Wを実現しています。

一方、「ONEXPLAYER mini Gold」はダブル純銅ヒートシンクと純アルミニウムヒートシンクフィンを採用した強力な冷却システムを搭載しています。「Steam Deck」はコンパクトな冷却システムを搭載しています。「ANBERNIC WIN600 Blue」は背面に大型ファンを搭載しています。

・Windows 11を搭載

AYANEO Air Plus」はWindows 11を搭載し、新機能も使えるようになっています。

Windows 11には、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、「ペイントアプリ」、

クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)

などの機能が追加されています。

一方、「ONEXPLAYER mini Gold」はWindows 11を搭載し、新機能も使えるようになっています。「Steam Deck」はSteam OS 3.0を搭載しています。「ANBERNIC WIN600 Blue」はWindows 10をプレインストールし、Steam OSとbatoceraもサポートしています。

デメリット

・Wi-Fi 6に対応していない?

AYANEO Air Plus」はWi-Fi 6に対応していないようです。まだ詳細が不明なので後で追記します。

一方、「ONEXPLAYER mini Gold」はWi-Fi 6に対応し、最大速度9.6Gbpsの高速通信が利用できます。「Steam Deck」と「ANBERNIC WIN600 Blue」はWi-Fi 6に対応していません。

「AYANEO Air Plus」の評価

AYANEO Air Plus」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★

機能:★★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★

<総合評価>

2022年9月16日に発売された「AYANEO Air」の後継モデルです。以前、約300ドル台で発売されると公式に宣伝され、発売前から大きな話題になっていました。

今回、改めて正式に「AYANEO Air Plus」が発表されたわけですが、最安モデルの価格は300台ドルではなく、$549 (日本円で約7万4千800円ほど)になっていることで、落胆の声が上がっています。

日本で発売されると、海外よりも高くなるので、最安モデルでも約10万円前後になるでしょう。10万円ぐらいなら他の機種もあるので、わざわざ「AYANEO Air Plus」を選択する必要性もなさそうです。最安モデルの性能は上記に記したように「Steam Deck」よりも劣っています。特にグラフィック性能が低いのが気になります。

ただし、「AYANEO Air Plus」はAYANEOシリーズから受け継いだ機能が豊富に搭載されており、総合的に見ると、「Steam Deck」よりも使いやすい点が多々あります。

具体的にいうと、「操作性」、「冷却構造」、「オーディオ性能」、本体の「携帯性」です。管理ソフト「AYASpace」や指紋認証も使えるなどハード性能は非常に高いと言えます。

そういう意味ではやはり「こだわり」のあるポータブルゲーミングPCが欲しい人は「AYANEO Air Plus」の方がいいかもしれません。

AYANEO Air Plus」の発売は2023年5月以降。まだスペックの詳細が分かっていない部分があるので、それまでじっくりと悩みましょう。6インチで薄型軽量のポータブルゲーミングPCが欲しい人にはおすすめです。

※YouTube動画でも紹介しています。ぜひご覧ください。「AYANEO Air Plus」軽やかでも高性能なゲーミングPCが登場! 性能を比較して解説

「AYANEO Air Plus」の販売・購入先

AYANEO Air Plus」は、

Amazonで132,000円 (税込・Ryzen 7 6800U・16GB+512GB)、

楽天市場で133,210円(+送料・リンクスダイレクト)、

ヤフーショッピングで133,210円(+送料・リンクスダイレクト)、

リンクスダイレクトで132,000円(税込)、

IndiegogoでUS $779~ (Ryzen 7 6800Uモデル・最安Ryzen 3 7320Uモデルは$549から。)、

ハイビーム オンラインストアで132,000円(税込)、

で販売されています。

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他のゲーム機と比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「AYANEO SLIDE」(6型スライド式・Ryzen 7 7840U)

★「Steam Deck OLED」(7.4有機EL・AMD APU・Wi-Fi 6E)

★「AYANEO KUN」(8.4インチ・Ryzen 7 7840U)

★「AYANEO AIR 1S」(5.5インチ・Ryzen 7 7840U)

★「AYANEO 2S / GEEK 1S」(7インチ・Ryzen 7 7840U)

★「ROG ALLY」(Ryzen Z1・7インチ・外付けGPU)

★「AOKZOE A1 PRO」(Ryzen 7 7840U・8インチ)

ONEXPLAYER mini Gold

Steam Deck

ANBERNIC WIN600 Blue」(新版)

GPD WIN 4」(Ryzen 7 6800U・スライド式)

ONEXPLAYER 2」(8.4インチ・着脱式)

AOKZOE A1

AYANEO 2

AYANEO GEEK」(日本版)

GPD WIN MAX2」(10.1インチ)

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