「AYA NEO 2」と高性能Windows携帯ゲーム機を徹底 比較!


2022年11月に予約販売された「AYANEO 2」と高性能Windows携帯ゲーム機を徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年5月30日、「AYANEO 2S / GEEK 1S」が発売されました。

※2023年2月28日に日本版AYANEO GEEK」が発売されました。

※2023年3月から「AYANEO Air Plus」も発売中です。

「AYANEO 2 /GEEK」の特徴

AYANEO 2」の特徴をまとめてみました。

7型ベゼルレス液晶・50.25Wh・最大2TB M.2 SSD

AYANEO 2」は7インチベゼルレスLCDディスプレイを搭載。輝度400 nitsの明るい画面で光透過率が高く耐衝撃性能を備えた高級ガラスも採用しています。また、50.25Whバッテリー搭載で長時間の動作が可能。USB 4.0による高速充電も利用できます。そのほか、最も高速なPCIe 4.0規格のM.2 SSD 512GB/1TB/2TBストレージを搭載。最大8TBまで拡張できます。

Ryzen 7 6800U&最大32GBメモリ・AYANEO OS

AYANEO 2」はAMD Ryzen 7 6800U オクタコアプロセッサを搭載。6nmプロセスで製造されたZEN 3+コア・アーキテクチャー採用の8コアのプロセッサで、Passmarkベンチマークスコアで約2万以上(CPU)を記録しています。また、高速なLPDDR5規格のメモリを16GB/32GB搭載。OSはWindows 11とLinuxベースの独自OS「AYANEO OS」で、ゲーム管理機能「AYASPACE」(ゲームのライブラリ、構成ファイル、機能、TDPなどをカスタマイズ)も利用できます。

USB 4.0 Type-C・ホールトリガー・Wi-Fi 6

AYANEO 2」はUSB 4.0 Type-Cポートを2つ搭載。65W PD急速充電の他にDP1.4映像出力、高速データ転送に対応するほか、外付けのeGPUボックスと接続することもできます。また、高精度なホールジョイスティックホールトリガーボタンを搭載。振動モータージャイロスコープ(本体を傾けて操作)、独自のサウンドバイブレーション機能「Sound TAP Magic」も利用できます。そのほか、高速なWi-Fi 6通信とBluetooth 5.2に対応。指紋モジュールによる安全でかつスピーディなログインも利用できます。

公式ページ:AYANEO 2: Completely Different AMD 6800U Handheld | Indiegogo

AYANEO 2 | 株式会社リンクスインターナショナル 

価格を比較

AYANEO 2」と「AOKZOE A1」、「GPD WIN Max 2」、「ONEXPLAYER mini Ryzen」の価格を比較してみました。

「AYANEO 2」

AYANEO 2」は、Amazonで209,800円(16GB/1TB・GEEKは153,450円)、楽天市場で197,800円円 (税込・送料無料)、リンクスダイレクトで189,980円(税込・訳あり品)、ハイビームで213,000円(税込)、米国 Amazon.comで$1,449.99で販売されています。

※「AYANEO GEEK」は、Amazonで153,450円~、楽天市場で154,857円~(+送料・1,407ポイント)、ヤフーショッピングで155,000 円、リンクスダイレクトで税込153,450円(上位モデルは222,750円)で販売されます。

「AOKZOE A1」

AOKZOE A1」は、Amazonで139,800円、ヤフーショッピングで195,004 円、ハイビーム公式ストアで税込136,800円(LITE版・スタンダード版は139,800円)、AliExpressでUS $1,148.98、米国 Amazon.comで$1,149.99、で販売されています。

「GPD WIN Max 2」

GPD WIN Max 2」は、Amazonで163,400円、楽天市場で168,935円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで169,090円 (税込・送料無料)、AliExpressでUS $1,274.00、米国 Amazon.comで$1,389.99で販売されています。

「ONEXPLAYER mini Ryzen」

ONEXPLAYER mini Ryzen」は、Amazonで199,800円(税込)、楽天市場で155,800円(税込・送料無料・ほぼ新品)、ヤフーショッピングで208,796 円、ビックカメラで170,610円 (税込・17,061ポイント)AliExpressでUS $899.00、米国 Amazon.comで$1,289.99で販売されています。

スペックを比較

AYANEO 2」と「AOKZOE A1」、「GPD WIN Max 2」、「ONEXPLAYER mini Ryzen」のスペックを比較してみました。

「AYANEO 2 /GEEK」のスペック

  • ディスプレイ LCD/ベゼルレス仕様
    AYANEO 2: 7インチ、1920×1200ドット
    ※323 PPI/輝度400 nits/フルラミネーション/高級ガラス(光透過率が高い/耐衝撃)
    AYANEO GEEK:7インチ、1280×800ドット
    ※輝度400 nits/800P ※パープルバージョンは1200P
  • プロセッサ AMD Ryzen 7 6800U
    ※6nm/ZEN 3+/RDNA 2/8コア/最大4.7GHz/TDP15~32W
  • GPU AMD Radeon 680M
  • RAM(メモリ)16GB/32GB LPDDR5 6400Mhz
  • ストレージ 512GB/1TB/2TB 両面 M.2 SSD 2280 ※最大8TBまで
    ※AYANEO 2:PCle 4.0 + PCle 4.0
    ※AYANEO GEEK:PCIe 3.0 + PCle 4.0
  • バッテリー 50.25Wh
  • 充電 65W PD急速充電に対応
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • インターフェース USB 4.0 Type-C x2(DP1.4映像出力/データ転送/充電)、TFカードスロット(300MB/s)、3.5mmヘッドホンジャック
    ※USB 4.0は外部GPUドックと接続可
  • スピーカー デュアルチャンネルスピーカー
  • マイク デュアルマイク
  • 振動モーター
    ※AYANEO 2:NSと同じHD振動モーター
    ※AYANEO GEEK:X軸リニアモーター
  • ジャイロスコープ
    ※AYANEO 2: 本体+ハンドルデュアルジャイロスコープ
    ※AYANEO GEEK: ボディジャイロスコープ
  • 冷却システム ヒートシンク/ヒートパイプ採用
  • 管理システム AYASPACE (ゲームライブラリ、ゲーム構成ファイル、正確な機能など)
  • 指紋モジュール
    ※AYANEO 2:Touch S3 sleep 指紋モジュール
    ※AYANEO GEEK:指紋モジュール
  • OS Windows 11 / AYANEO OS (Linuxベース)
  • サイズ
    ※AYANEO 2: 264.5×105.5×21.5mm.36.1mm
    ※AYANEO GEEK: 264.5×105.5×22.3mm.36.9mm
  • 重量 680g
  • カラー
    ※AYANEO 2:スターリーブラック/スカイホワイト/B.Duck/レトロパワー
    ※AYANEO GEEK:ファンタジーブラック/クリスタルパープル
  • オプション 専用ドッキングステーション「AYANEOマルチステーション」(※別売・USB 3.2 Gen 1 Type-C端子×1、USB 3.2 Gen 1 Standard-A端子×2、USB Type-C端子(電源入力用)、HDMI出力端子、有線LAN(1000BASE-T)端子、microSDスロット、SDスロット)

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「AOKZOE A1」のスペック

  • ディスプレイ 8インチ、1920×1200ドットのIPS
    ※283ppi/sRGB 100%/DC調光/輝度380nit/ナイトモード/10点マルチタッチ
  • プロセッサ AMD Ryzen 7 6800U
    ※6nm/8コア/16スレッド/最大4.7GHz/Zen3+アークテクチャ
  • GPU AMD Radeon 680M (12コア,2200 MHz, RDNA 2)
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB LPDDR5 6400MHz ※増設・交換は不可
  • ストレージ SSD 512GB/1TB/2TB M.2 2280 (PCI Express 3.0 x4接続)
    ※交換可 PCle4.0×4 SSDサポート
  • 外部ストレージ microSDカードで拡張可
  • バッテリー 48Wh(Lite版・12600mAh,3.85V) / 65Wh (17100mAh,3.85V)
  • 充電 100WのPD高速充電
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0
  • インターフェース USB 4.0×2、USB 3.0×1、microSDカードスロット(SD3.0対応)、3.5mmイヤホンジャック、DCポート
  • スピーカー 前面デュアルステレオスピーカー、3Dサラウンドサウンド
  • センサー 3軸ジャイロセンサー(ジャイロ機能※サードパーティのドライバー必須)
  • コントローラー リニアトリガーキーストローク:約8.5mm、マイクロショルダーボタン キーストローク:約0.2~0.7mm、ジョイスティック:回転角度 18度/高さ約8.5mm
  • 冷却システム 対応・ファン、純銅製冷却フィン、純銅製冷却チューブ×2、インテリジェント温度コントロールシステム
  • 振動モーター X軸リニアモーター
  • RGBライト 3つのモードと20の追加のライトエフェクト
  • キックスタンド 自立可能
  • OS Windows 11 Home
  • サイズ 285×125×21mm(最薄部)
  • 重量 668g (48Wh LITE版) / 729g (65Wh)
  • カラー ホワイト、ブルー

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「GPD WIN Max 2」のスペック

  • ディスプレイ 10.1インチ、解像度2560×1600ドットのIPS液晶
    ※16:10/299ppi/輝度450nit/DCI-P3 80.2%/画面比率90%/10点マルチタッチ/アイプロテクションディスプレイ搭載/第5世代Corning Gorilla Glass
  • プロセッサ AMD Ryzen 7 6800U
    ※Zen3+/8 コア/16 スレッド/最大4.70GHz/TDP15W-28W
  • GPU AMD Radeon 680M 12コア
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB LPDDR5-6400 MT/s
  • ストレージ 1TB/2TB M.2 2280 SSD ※スロット2つあり
  • 拡張ストレージ M.2 2230 SSD ※PCIe 4.0サポート
  • バッテリー 67Wh
  • 充電 100W PD急速充電に対応
  • カメラ 前面200万画素のWebカメラ、ヒンジの中央に搭載、最大解像度:1612×1212、超広角、高リフレッシュレート
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.2、MU-MIMO
  • 4G通信 対応・4G LTEモジュール搭載(オプションで着脱可能)
  • 右側面インターフェース USB 3.2 Gen2ポート x2
  • 背面インターフェース ヘッドホンジャック、USB 3.2 Gen2 x2、HDMI 2.1 x1、USB4 x1、Type-C(フル機能/USB 3.2 Gen 2)x1、SDカードスロット x1、microSDカードスロット x1、3.5mm 2in1ヘッドフォン/マイク端子×1
  • センサー 6軸設計:3軸重力センサー、3軸ジャイロセンサー
  • スピーカー クアッドスピーカー(スーパーリニアスピーカー4個)
  • スタイラスペン 筆圧4096段階 ※Surfaceペンと互換性あり
  • キーボード WASD付きQWERTY配列のキーボード、バックライト設計 (2 段階の明るさ調整)
  • タッチパッド プレシジョンタッチパッド (PTP モード)
  • ゲームパッド ジョイスティック、十字キー、ボタン、R1/R2/L1/L2、2つのマッピング可能なバックキー(底面)
  • 冷却システム アクティブクーリング、大型ファン+デュアルヒートパイプ
  • 生体認証 指紋認証(側面の電源ボタン)
  • 筐体の素材 A/B/C面:6061アルミニウム・マグネシウム合金、D面:ABS合成樹脂
  • OS Windows 11 Home (オプションで Steam OS 3.0 をサポート)
  • サイズ 227 × 160 × 23 mm
  • 重量 1005g
  • カラー アイアンブラック

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「ONEXPLAYER mini Ryzen」のスペック

  • ディスプレイ 7インチ、解像度1920 x 1200ドットのIPS液晶
    ※10点マルチタッチ/323PPI/100%sRGB
  • プロセッサ AMD Ryzen 7 5800U
    ※Zen3/8コア/16スレッド/最大4.4GHz
  • GPU インテル AMD Radeon RX Vega 8
  • RAM(メモリ) 16GB LPDDR4x (4266MHz)
  • ストレージ M.2 SSD 512GB/1TB/2TB (NVMeプロトコル、PCIE3.0、2280)
  • バッテリー 12600mAh(48Wh)
  • 充電 65W急速充電
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (IEEE802.11 ax/ac/b/g/n, 2.4GHz&5GHz準拠)、Bluetooth5.0
  • インターフェース 2×USB 4.0 Type-C、1×USB 3.0 Type-C、1×3.5mmイヤホンジャック
  • スピーカー フロントステレオデュアルスピーカー
  • オプション 専用クレードル(別売・着脱可能)
  • コントローラー アルプス電子社製 3Dジョイスティック内蔵、XBOX配列
  • 冷却ファン ダブル純銅ヒートシンク+純アルミニウムヒートシンクフィン
  • OS Windows 11
  • サイズ 262mm × 107mm × 23mm~35mm
  • 重量 619g
  • カラー ブラック&オレンジ(マット指紋防止加工)
  • 保証 1年(日本国内サポート)/技適認証取得済み

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ベンチマークを比較

AYANEO 2」と「AOKZOE A1」、「GPD WIN Max 2」、「ONEXPLAYER mini Ryzen」のベンチマーク スコアを比較してみました。

※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。

「AYANEO 2」

<CPU> AMD Ryzen 7 6800U

Passmarkによるベンチマークスコアは「20553」(CPU)。

<GPU> AMD Radeon 680M

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「6026」。

<プロセッサ性能を解説>

6nmプロセスで製造された8コア、16スレッドのプロセッサ「AMD Ryzen 7 6800U」を搭載。最大4.7GHzの周波数で駆動し、PassmarkのCPUベンチマークで「20553」を記録しています。

同じプロセッサは「AOKZOE A1」、「GPD WIN Max 2」にも搭載されています。また、このスコアは第12世代のインテルCore i5-12600と同じくらいになります。

なお、GPUはAMD Radeon 680Mで、NVIDIA GeForce MX550以上のグラフィック性能を発揮します。3DMark Fire Strikeによるグラフィックスコアは「6026」でした。このスコアであれば人気のトリプルAゲームをプレイするには十分なスコアです。SteamなどのPCゲームはかなり快適に動作するはずです。

「AOKZOE A1」

<CPU> AMD Ryzen 7 6800U

Passmarkによるベンチマークスコアは「20840」(CPU)。

<GPU> AMD Radeon 680M

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「6000~7000」。

「GPD WIN Max 2」

<CPU> Ryzen 7 6800U

Passmarkによるベンチマークスコアは「21411」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1567」、マルチコアで「9129」。

<GPU> AMD Radeon 680M 12コア

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「6000~7000」。

「ONEXPLAYER mini Ryzen」

<CPU> AMD Ryzen 7 5800U

Passmarkによるベンチマークスコアは「18939」(CPU)。

<GPU> AMD Radeon RX Vega 8

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2094」。

「AYANEO 2」のメリット・デメリット

AYANEO 2」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・7インチのベゼルレス液晶を搭載・輝度400 nitsで高級ガラス採用

AYANEO 2」は7インチのベゼルレスディスプレイを搭載。輝度400 nitsの明るい画面で光透過率が高く耐衝撃性能を備えた高級ガラスも採用しています。

一方、「AOKZOE A1」は8インチで1920×1200ドットのIPSディスプレイを搭載しています。「GPD WIN Max 2」は10.1インチで解像度2560×1600ドットのIPSディスプレイを搭載しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」は7インチで解像度1920×1200ドットのIPSディスプレイを搭載しています。

・最大32GBメモリ&最大2TBストレージ搭載で快適に使える

AYANEO 2」はLPDDR5規格のメモリを16GB/32GB搭載し、スムーズに動作します。また、M.2 SSD 512GB/1TB/2TBストレージを搭載し、最大8TBまで拡張できます。

一方、「AOKZOE A1」は16GB/32GB LPDDR5メモリ&M.2 SSD 512GB/1TB/2TBストレージを搭載しています。「GPD WIN Max 2」は16GB/32GB LPDDR5メモリとM.2 SSD 1TB/2TBストレージを搭載しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」は16GB LPDDR4xメモリとM.2 SSD 512GB/1TB/2TBストレージを搭載しています。

・50.25Whバッテリー搭載で65W PD急速充電に対応

AYANEO 2」は50.25Whバッテリー搭載で長時間の動作が可能です。また、USB 4.0による65W PD急速充電も利用できます。

一方、「AOKZOE A1」は48Wh/65Whバッテリー搭載で100WのPD高速充電に対応しています。「GPD WIN Max 2」は67Whバッテリー搭載で100W PD急速充電に対応しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」は12600mAh(48Wh)バッテリー搭載で 65W急速充電に対応しています。

・Wi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応

AYANEO 2」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」(IEEE 802.11ax)に対応しています。また、Bluetooth 5.2に対応し、ワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。

一方、「AOKZOE A1」と「ONEXPLAYER mini Ryzen」はWi-Fi 6&Bluetooth 5.0に対応しています。「GPD WIN Max 2」はWi-Fi 6 &Bluetooth 5.2に対応しています。

・厚さ約36mmで重さ680gの薄型軽量デザイン

AYANEO 2」は厚さ約36~37mmで重さ680gの薄型軽量デザインになっています。

一方、「AOKZOE A1」は厚さ21mmで重さ668g/729gになっています。「GPD WIN Max 2」は厚さ23mmで重さ1005gになっています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」は厚さ23mm~35mmで重さ619gになっています。

・USB 4.0 Type-Cポートを搭載・外部eGPUボックスと接続できる

AYANEO 2」はUSB 4.0 Type-Cポートを搭載し、高速充電の他にDP1.4映像出力、高速データ転送に対応するほか、外付けのeGPUボックスと接続することもできます。

一方、「AOKZOE A1」と「ONEXPLAYER mini Ryzen」は2つのUSB 4.0ポートを搭載しています。「GPD WIN Max 2」はUSB 4ポートを1つ搭載しています。

・高精度なホールジョイスティックとホールトリガーボタンを搭載

AYANEO 2」は高精度なホールジョイスティックとホールトリガーボタンを搭載し、快適に操作できます。

一方、「AOKZOE A1」はホール効果採用の高精度ジョイスティックレバーとリニアトリガーボタンを搭載しています。「GPD WIN Max 2」はホールセンサーを採用した高精度なジョイスティックを搭載しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」はアルプス電子社製 3Dジョイスティックを搭載しています。

・デュアルチャンネルスピーカーとデュアルマイクを搭載

AYANEO 2」はデュアルチャンネルスピーカー搭載で高音質なサウンドが楽しめます。また、デュアルマイクを搭載し、チャットでも快適に通話できます。

一方、「AOKZOE A1」はデュアルステレオスピーカーを搭載しています。「GPD WIN Max 2」はクアッドスピーカー(スーパーリニアスピーカー4個)を搭載しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」はフロントステレオデュアルスピーカーを搭載しています。

・振動モーターやジャイロスコープ(本体を傾けて操作)に対応

AYANEO 2」は振動モーターやジャイロスコープ(本体を傾けて操作)も利用できます。

一方、「AOKZOE A1」はX軸リニアモーター搭載でジャイロスコープ操作にも対応しています。「GPD WIN Max 2」はデュアル振動モーター搭載でジャイロスコープ操作にも対応しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」は応答速度の速い振動モーター搭載でジャイロスコープ操作にも対応しています。

・指紋モジュールですばやくログインできる

AYANEO 2」は指紋モジュールによる安全でかつスピーディなログインが利用できます。

一方、「AOKZOE A1」は指紋認証に対応していません。「GPD WIN Max 2」は指紋認証(側面の電源ボタン)に対応しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」は指紋認証に対応しています。

・Windows 11 + AYANEO OS (Linuxベース)を搭載

AYANEO 2」はWindows 11とLinuxベースの独自OS「AYANEO OS」で、ゲーム管理機能「AYASPACE」も利用できます。

一方、「AOKZOE A1」はWindows 11 Homeを搭載しています。「GPD WIN Max 2」と「ONEXPLAYER mini Ryzen」はWindows 11を搭載しています。

デメリット

・4G通信に対応していない

AYANEO 2」は4G通信に対応していません。

一方、「GPD WIN Max 2」はプションで4G LTEモジュールを用意しています。「AOKZOE A1」と「ONEXPLAYER mini Ryzen」は4G通信に対応していません。

・専用クレードルが用意されていない

AYANEO 2」は専用クレードルが用意されていません。

一方、「ONEXPLAYER mini Ryzen」は専用クレードルを用意し、映像出力や充電、外部キーボード接続が可能です。「AOKZOE A1」と「GPD WIN Max 2」は専用クレードルが用意されていません。

「AYANEO 2」の評価

AYANEO 2」の評価を紹介します。

スペック:★★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

AYANEOシリーズの最新モデルになります。すでに「AYANEO AIR」が販売されていますが、「AYANEO 2 /GEEK」はそれよりも大きく、高性能になっています。

ディスプレイは「AYANEO AIR」(5.5インチ)よりも大きい7インチサイズを採用。プロセッサはAMD Ryzen 7 6800Uで「AYANEO AIR」のRyzen 5 5560Uよりも高速に動作します。

また、メモリは最大32GBストレージは最大2TBに増強。ポートはUSB 4.0 Type-Cになり、DP映像出力や高速充電、外付けeGPUボックスの接続も利用できます。

ただし、「AYANEO AIR」のように有機ELディスプレイではなく、本体の重さも680gと重い方です。携帯性は「AYANEO AIR」よりも劣るので、その点をよく考慮した方がいいでしょう。

AYANEO 2 /GEEK」のIndiegogoで価格は$949~ (AYANEO GEEKは$749~)。コスパの高い高性能なWindows携帯ゲーム機を探している人におすすめです。

※YouTube動画でも紹介しています。「AYANEO 2」伝説級の名機ゲーム機になるか? 性能をざっくり解説

「AYANEO GEEK」が日本で発売!

2023年2月28日、日本版の「AYANEO GEEK」が発売されます。価格やスペック、ベンチマークなどの詳細は以下のページにまとめてあります。ぜひチェックしてみてください。

「AYANEO GEEK」(日本版)と高コスパWindows携帯ゲーム機を徹底 比較!

「AYANEO 2」の販売・購入先

AYANEO 2」は、

Amazonで209,800円(16GB/1TB・GEEKは153,450円)、

楽天市場で197,800円円 (税込・送料無料)、

リンクスダイレクトで189,980円(税込・訳あり品)、

ハイビームで213,000円(税込)、

米国 Amazon.comで$1,449.99、

で販売されています。

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他のゲーム機と比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「AYANEO 2S / GEEK 1S」(Ryzen 7 7840U・指紋・Wi-Fi 6e)

★「ROG ALLY」(Ryzen Z1・7インチ・外付けGPU)

★「AOKZOE A1 PRO」(Ryzen 7 7840U・8インチ)

★「AYANEO Air Plus」(6インチ・Ryzen 7 6800U)

★「ONEXPLAYER mini Gold」(Pentium Gold 8505)

★「GPD WIN 4」(Ryzen 7 6800U・スライド式)

★「ONEXPLAYER 2」(8.4インチ・着脱式)

★「AYANEO GEEK」(日本版)

★「ONEXPLAYER Mini Pro

AOKZOE A1

GPD WIN Max 2

ONEXPLAYER mini Ryzen

Steam Deck

AYANEO Air

Blue」(新版)

GPD WIN3

ONE XPLAYER」(8.4インチ)

Razer Edge」(Android)

GPD XP Plus」(Android)

他のAYANEO ポータブルゲーミングPCと比較

最新 AYANEO ポータブルゲーミングPCをまとめて紹介!特徴、価格、スペック、ベンチマークの違いが一目で分かるようにまとめてあります。各モデルのリンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

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