「Pimax Portal」VRゲームも遊べる? 高性能な人気 携帯ゲーム機と徹底 比較!


2023年9月にAmazonで発売された「Pimax Portal」と高性能な人気 携帯ゲーム機を徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

「Pimax Portal」の特徴

Pimax Portal」の特徴をまとめてみました。

5.46の4K液晶・リフ144Hz・6DoFトラッキング

Pimax Portal」は5.46インチで解像度 3840 x 2160 px のLCDディスプレイを搭載。高精細な4K液晶で、高コントラストで見やすいHDR機能やタッチ操作にも対応しています。また、リフレッシュレート 144Hzに対応。動きの激しいシーンでも、より滑らかな映像を再生できます。

そのほか、本体に4つのカメラを搭載し、6DoFの高精度なトラッキングが可能。VRだけでなく、対応するAndroidゲームでもトラッキングできます。

Snapdragon XR2・8GB+最大256GB・Androidゲーム

Pimax Portal」はQualcomm Snapdragon XR2プロセッサを搭載。Snapdragon 865相当の性能を発揮し、ゲームも快適に動作します。また、8GBメモリを搭載し、スムーズに動作。ストレージは128GB / 256GBで、microSDカード最大1TBまで拡張できます。

そのほか、Androidベースの独自OSを搭載。何百万ものAndroidゲームがプレイできるほか、クラウドゲーム、VRゲーム、レトロゲームもプレイできます。

VRヘッドセット・Wi-Fi 6e・アクティブ冷却

Pimax Portal」は専用ゴーグル「Portal View ヘッドセット」にPimax Portal本体を差し込むことで、VRヘッドセットとして使用することが可能。8.8インチの大画面でゲームをプレイできる「Portal XL」、VRヘッドセットなしでVRゲームをプレイできる専用「Portal ドック」も用意されています。また、Wi-Fi 6の拡張版で、2.4GHz帯・5GHz帯・6GHz帯の3つの帯域が利用できる「Wi-Fi 6e」に対応。Bluetooth 5.1によるワイヤレス接続も利用できます。

そのほか、アクティブ冷却システムに対応し、長時間でも安定して動作することが可能。着脱可能な磁気コントローラー、ボタン配置をカスタマイズできるキーマッピング機能、DTSサウンド対応の高品質なスピーカーデュアルマイクにも対応しています。

公式ページ: Portal | Pimax

Pimax Portal – World’s First Hybrid VR Gaming System by Pimax 8K VR — Kickstarter

価格を比較

Pimax Portal」と「AYANEO AIR 1S」、「ROG ALLY」、「GPD XP Plus」の価格を比較してみました。

「Pimax Portal」

Pimax Portal」は、Amazonで52,980円(税込)、楽天市場で130,645円、AliExpressでUS $101.39 (日本円で約15142円)、米国 Amazon.comで$$499.00 (日本円で約74524円)、で販売されています。

「AYANEO AIR 1S」

AYANEO AIR 1S」は、Amazonで129,800円、ハイビームで129,800円、Indiegogoで118,252円~(7840U+16G+512Gモデル)で販売されています。

「ROG ALLY」

ROG ALLY」は、Amazonで109,800円(税込・Ryzen Z1 Extreme・16GB+SSD512GB)、楽天市場で114,000円(送料無料)、ヤフーショッピングで108,499円、AliExpressでUS $839.43、ASUSストアで109,800円 (※税込・Ryzen Z1 Extreme・16GB+512GB)で発売されています。

「GPD XP Plus」

GPD XP Plus」は、Amazonで62,999円(日本版・6GB+128GB)、楽天市場で52,800円 (税込・送料無料・中古品)、ヤフーショッピングで83,900円円 (税込・送料無料)、AliExpressでUS $418.18(海外版)、米国 Amazon.comで$399.95(海外版)で販売されています。

スペックを比較

Pimax Portal」と「AYANEO AIR 1S」、「ROG ALLY」、「GPD XP Plus」のスペックを比較してみました。

「Pimax Portal」のスペック

  • ディスプレイ 5.46インチ、解像度3840 x 2160のLCDタッチスクリーン
    ※4K /HDR
  • リフレッシュレート 144Hz
  • トラッキング 6DoF空間ポジショニング
  • CPU Qualcomm Snapdragon XR2
    ※7nm/最大2.84GHz/Snapdragon 865相当
  • GPU Qualcomm Adreno 650
  • RAM(メモリ) 8GB
  • ストレージ 128GB / 256GB
  • 外部ストレージ microSDカードで最大1TBまで
  • バッテリー 4000 mAh
  • カメラ 4 x トラッキングカメラ
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6e (802.11a/b/g/n/ax)、Bluetooth 5.1
  • インターフェース USB-C、HDMI、microSDカードリーダー
  • センサー Gセンサー、ジャイロスコープ、近接センサー
  • スピーカー 高品質スピーカー、DTSサウンド
  • マイク デュアルマイク
  • コントローラー 磁気コントローラー(分離、固定)
  • キーマッピング 対応
  • 冷却システム アクティブ冷却
  • 互換性 Portal View ヘッドセット、Portal ドック、Portal XL
  • OS 独自OS (Androidベース)
  • サイズ 22.5 x 8.9 x 1.42cm
  • 重量 306 g (VR対応版は367 g)
  • カラー ホワイト(128GB)、ブラック(256GB)
  • 付属品 マグネティックコントローラー(L)、マグネティックコントローラー(R)、USB Type-Cケーブル、クイックガイド

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「AYANEO AIR 1S」のスペック

  • ディスプレイ 5.5インチ、解像度1920×1080ドットのAMOLED(アクティブマトリクス式有機 EL)
    ※404 ppi/185% sRGB/96% Adobe RGB カバー率/99% DCI-P3/109% NTSC/コントラスト比100000:1
  • プロセッサ AMD Ryzen 7 7840U
    ※4nm/8コア/16スレッド/最大5.1GHz/Zen 4
  • GPU AMD Radeon 780M (12コア,2700 MHz, RDNA 3)
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB LPDDR5X
  • ストレージ 512GB/1TB/2TB/4TB M.2 2280 PCle SSD
  • 拡張ストレージ M.2 2280で最大4TBまで
  • バッテリー 10050mAh(38Wh)
  • 充電 65W PD急速充電
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6e、Bluetooth 5.2
  • インターフェース Type-C 4.0 ×2 (DP映像出力/PD映像出力/データ転送) 、TF カードスロット ×1、3.5mmヘッドホンジャック ×1
  • センサー デュアルジャイロスコープ
  • スピーカー デュアル ステレオスピーカー
  • 冷却システム ターボ クーリングファン、クーリングフィン、TDP 20W-25W
  • 操作 マスターコントローラー、ホールセンサー ジョイスティック、ライナー ホールトリガー
  • 振動 X軸 ライナーモーター
  • OS Windows 11 Home 64bit + AYA Space 2
  • サイズ 約224 x 89.5 x 21.6 mm
  • 重量 約450 g
  • カラー オーロラ ホワイト/ポーラー ブラック/レトロ パワー

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「ROG ALLY」のスペック

  • ディスプレイ 7インチ、解像度1920 x 1080 ドットのIPS タッチスクリーン
    ※FHD/16:9/光沢/sRGB 100%/Adobe 75.35%/Gorilla Glass DXC/Gorilla Glass Victus/10点マルチタッチ/500nits/FreeSync プレミアム
  • リフレッシュレート 120Hz
  • 反応時間 7ms
  • プロセッサ AMD Ryzen™ Z1 Extreme (4nm/8コア/16スレッド/最大5.10 GHz)
    AMD Ryzen™ Z1 (4nm/6コア/12スレッド/最大4.90 GHz)
  • GPU AMD Radeon™ Graphics (AMD RDNA™ 3)
  • RAM(メモリ)16GB LPDDR5 (6400MT/s dual channel・オンボード)
  • ストレージ 512GB PCIe 4.0 NVMe™ M.2 SSD (2230) / 256GB PCIe 4.0 NVMe™ M.2 SSD (2230) ※日本版512GBのみ
  • バッテリー 40WHrs、4S1P、4セルリチウムイオン
  • 駆動時間 ローカルで最大2時間のゲーム、最大6.8時間のビデオ再生
  • 充電 Type-C、65W ACアダプター、出力: 20V DC、3.25A、65W、入力: 100~240V AC 50/60Hz ユニバーサル
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6e (802.11ax) 、Bluetooth 5.2
  • インターフェース ROG XG Mobile x1 および USB Type-C (USB 3.2 Gen2、DisplayPort™ 1.4) x1、UHS-II microSD カード リーダー (SD、SDXC、SDHC) x1、3.5mm コンボオーディオジャック x1
  • スピーカー デュアル ステレオスピーカー、スマートアンプテクノロジー採用
  • マイク 内蔵アレイマイク
  • オーディオ AIノイズキャンセリング、ハイレゾ認定、Dolby Atmos
  • ジャイロ 6軸IMU
  • 振動 HDハプティクス
  • 生体認証 指紋認証
  • OS Windows 11 Home
  • サイズ 28.0 x 11.1 x 2.12 ~ 3.24 cm
  • 重量 608g
  • カラー ホワイト

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「GPD XP Plus」のスペック

  • ディスプレイ 6.81インチ、解像度1080 x 2400 ドットのIPS液晶
    ※10点マルチタッチ/Corning Gorilla glass 5/TFT LCD/388ppi/60Hz/OGS/画面比率87.10%/輝度500nits/コントラスト比1500:1
  • プロセッサ MediaTek Dimensity 1200 オクタコア
    ※6nm/64bit/8コア/最大3.0 ※QualcommSnapdragon870と同等のパフォーマンスを発揮
  • GPU ARM Mali-G77 MC9
  • RAM(メモリ) 6GB LPDDR4x
  • ストレージ 256GB UFS 3.1 ※読み取りおよび書き込み速度1800MB/秒、700MB/秒
    ※海外版は128GBモデルもあり
  • 外部ストレージ microSDカードで最大2TBまで ※exFATフォーマット対応
  • バッテリー 7000mAh ポリマーリチウム電池
  • 駆動時間 最大12時間
  • 充電 20W PD急速充電 (PD2.0、充電器)
  • カメラ 5.0 MP (フロント)
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.2、GPS (A-GPS,GLONASS,Beidou,Galileo)
    ※Wi-Fiディスプレイ対応
  • 4G通信 対応
  • インターフェース USB Type C (OTG/DisplayPort 1.2映像出力) ×1、microSDカードスロット ×1、マイク×2、3.5mmイヤホンジャック ×1、Nano SIMスロット×1
  • スピーカー AACリニアステレオスピーカー ×2
  • マイク 2つのマイクポートあり
  • 冷却システム アクティブ冷却・純銅製ヒートシンク搭載(47×58mmの純銅製ヒートシンクと40×37mmのアクティブクーリングファン)
    ※「エクストリームパフォーマンス」モード、「パワーモード」、ファンのオフ・弱・強の切り替えが可、ターボ周波数100%
  • 筐体の素材 LG-DOW 121H(ABS合成樹脂)+UVコーティング
  • OS Android 11
  • サイズ 205~233×83×18~41mm(幅×奥行き×高さ、モジュールにより幅が異なる)
  • 重量 330g~370g
  • カラー グレー
  • 4G通信 対応

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ベンチマークを比較

Pimax Portal」と「AYANEO AIR 1S」、「ROG ALLY」、「GPD XP Plus」のベンチマーク スコアを比較してみました。

「Pimax Portal」

Pimax Portal」はQualcomm Snapdragon XR2プロセッサを搭載し、Antutuベンチマーク総合では約66万以上を記録しています。

例:Antutu V10 総合で「681050」、CPUで「170525」、GPUで「214133」、MEMで「131548」。

また、Geekbench 5 シングルコアで「924」、マルチコアで「3416」を記録しています。

性能的にはSnapdragon 865と同等の性能を発揮し、MediaTek Dimensity 1200とほぼ同等の性能を発揮するようです。

AndroidのゲームやVRゲーム(※PC用を除く)は快適に動作します。

また、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターも快適に動作します。

「AYANEO AIR 1S」

<CPU> Ryzen 7 7840U

Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「1917」、マルチコアで「9977」。

「ROG ALLY」

<CPU> Ryzen Z1 Extreme

Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「1917」、マルチコアで「9977」。

<CPU> AMD Ryzen Z1

Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「1869」、マルチコアで「8853」。

「GPD XP Plus」

<CPU> MediaTek Dimensity 1200

Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「1003」、マルチコアで「3541」。

「Pimax Portal」のメリット・デメリット

Pimax Portal」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・5.46インチの4K液晶・HDR、タッチ操作に対応

Pimax Portal」は5.46インチで解像度3840 x 2160のLCDディスプレイを搭載。高精細な4K液晶で、高コントラストで見やすいHDR機能やタッチ操作にも対応しています。

一方、「AYANEO AIR 1S」は5.5インチで解像度1920×1200ドットのAMOLEDディスプレイを搭載しています。「ROG ALLY」は7インチで解像度1920 x 1080 ドットのIPS タッチスクリーンを搭載しています。「GPD XP Plus」は6.81インチで解像度1080×2400ドットのIPS液晶を搭載しています。

・リフレッシュレート 144Hzに対応

Pimax Portal」はリフレッシュレート 144Hzに対応し、動きの激しいシーンでも、遅延の少ない、より滑らかな映像を再生できます。

一方、「ROG ALLY」はリフレッシュレート 120Hzに対応しています。「AYANEO AIR 1S」と「GPD XP Plus」はリフレッシュレート 144Hzに対応していません。

・6DoFの高精度なトラッキングに対応

Pimax Portal」は本体に4つのカメラを搭載し、6DoFの高精度なトラッキングが可能です。VRだけでなく、対応するAndroidゲームでもトラッキングできます。

一方、「AYANEO AIR 1S」と「ROG ALLY」、「GPD XP Plus」は6DoFに対応していません。

・8GBメモリ搭載でスムーズに動作

Pimax Portal」は8GBメモリを搭載し、スムーズに動作します。

一方、「AYANEO AIR 1S」はLPDDR5X規格のメモリを16GB/32GB搭載しています。「ROG ALLY」は16GB LPDDR5 (6400規格)メモリを搭載し、スムーズに動作します。「GPD XP Plus」は6GB LPDDR4xメモリを搭載し、スムーズに動作します。

・128GB / 256GBストレージ搭載・最大1TBまで拡張できる

Pimax Portal」は128GB / 256GBストレージ搭載で、microSDカードで最大1TBまで拡張できます。

一方、「AYANEO AIR 1S」はPCle 接続のM.2 SSDストレージを512GB/1TB/2TB/4TB 搭載しています。「ROG ALLY」は256GB/512GB PCIe 4.0 NVMe M.2 SSD (2230) ストレージを搭載しています。「GPD XP Plus」はUFS 3.1規格のストレージを256GB搭載しています。

・4000 mAhバッテリーを搭載

Pimax Portal」は4000 mAhバッテリーを搭載し、長時間動作します。

一方、「AYANEO AIR 1S」は10050mAh(38Wh)バッテリー搭載で65W PD急速充電に対応しています。「ROG ALLY」は40WHrsバッテリー搭載で65W急速充電に対応しています。「GPD XP Plus」は7000mAhバッテリー搭載で20W PD急速充電に対応しています。

・Wi-Fi 6e、Bluetooth 5.1に対応

Pimax Portal」はWi-Fi 6の拡張版で、2.4GHz帯・5GHz帯・6GHz帯の3つの帯域が利用できる「Wi-Fi 6e」に対応しています。また、Bluetooth 5.1によるワイヤレス接続も利用できます。

一方、「AYANEO AIR 1S」と「ROG ALLY」はWi-Fi 6e、Bluetooth 5.2に対応しています。「GPD XP Plus」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。

・HDMIで映像出力できる

Pimax Portal」はHDMIでディスプレイやVRヘッドセットに映像出力できます。

一方、「AYANEO AIR 1S」は2つのType-C 4.0ポートを搭載し、4K映像出力や最大40Gbpsの高速データ転送、USB PD給電を利用できます。「ROG ALLY」は1つのUSB Type-C (USB 3.2 Gen2、DisplayPort™ 1.4) ポートを搭載しています。「GPD XP Plus」は1つのUSB Type C (OTG/DisplayPort 1.2映像出力)を搭載しています。

・DTSサウンド対応の高品質なスピーカーを搭載

Pimax Portal」はDTSサウンド対応の高品質なスピーカーを搭載し、臨場感のあるサウンドを再生できます。

一方、「AYANEO AIR 1S」はデュアル ステレオスピーカーを搭載しています。「ROG ALLY」はスマートアンプ内蔵のデュアル ステレオスピーカー搭載でDolby Atmosサウンドに対応しています。「GPD XP Plus」は2つのAACリニアステレオスピーカー搭載で高音質なサウンドが楽しめます。

・VRヘッドセットとして使える

Pimax Portal」は専用ゴーグル「Portal View ヘッドセット」にPimax Portal本体を差し込むことで、VRヘッドセットとして使用できます。

一方、「AYANEO AIR 1S」と「ROG ALLY」、「GPD XP Plus」はVRヘッドセットとして使用できません。

・8.8インチの「Portal XL」を用意

Pimax Portal」は8.8インチの大画面でゲームをプレイできる「Portal XL」を用意しています。

一方、「AYANEO AIR 1S」と「ROG ALLY」、「GPD XP Plus」は画面を大きくする拡張デバイスを用意していません。

・専用の「Portal ドック」を用意

Pimax Portal」はVRヘッドセットなしでVRゲームをプレイできる専用ドック「Portal ドック」を用意しています。

一方、「AYANEO AIR 1S」はAYANEO クレードルを用意しています。「ROG ALLY」はROG Gaming Charger Dock(フル充電、データ転送、ディスプレイ出力)を用意しています。「GPD XP Plus」は専用ドックを用意していません。

・アクティブ冷却システムに対応

Pimax Portal」はアクティブ冷却システムに対応し、長時間でも安定して動作します。

一方、「AYANEO AIR 1S」はターボ クーリングファン採用でTDP 20W-25Wで駆動する冷却システムを搭載しています。「ROG ALLY」はデュアルファンやROGダストフィルター、0.1mmの極薄フィンを採用した強力な冷却システムを搭載しています。「GPD XP Plus」は純銅製ヒートシンクとアクティブクーリングファンを使った冷却システムを搭載し、SoCのコア温度を60℃以下に下げることができます。

・厚さ1.42cm、重さ712 gの薄型ボディ・2色カラーを用意

Pimax Portal」はサイズ 22.5 x 8.9 x 1.42cm、重さ712 gの薄型ボディで、ホワイト(128GB)、ブラック(256GB)の2色カラーを用意しています。

一方、「AYANEO AIR 1S」は厚さ21.6mm、重さ約450gで、オーロラ ホワイト、ポーラー ブラック、レトロ パワーの3色カラーを用意しています。「ROG ALLY」は厚さ2.12 ~ 3.24 cmで重さ608gの薄型軽量デザインでホワイトカラーを用意しています。「GPD XP Plus」は厚さ18~41mm、重さ330g~370gの薄型軽量デザインになっています。

・Androidベースの独自OSを搭載

Pimax Portal」はAndroidベースの独自OSを搭載。何百万ものAndroidゲームがプレイできるほか、クラウドゲーム、VRゲーム、レトロゲームもプレイできます。

一方、「AYANEO AIR 1S」はWindows 11 Home 64bit搭載でAYA Space 2も利用できます。「ROG ALLY」はWindows 11 Home搭載で「Armoury Crate SE」などの独自の機能が使えるようになっています。「GPD XP Plus」はAndroid 11搭載で、Androidのゲームもプレイできます。

デメリット

・USB 4.0ポートを搭載していない

Pimax Portal」は4K映像出力や最大40Gbpsの高速データ転送、USB PD給電も利用できるUSB 4.0ポートを搭載していません。

一方、「AYANEO AIR 1S」と「ROG ALLY」はUSB 4.0ポートを搭載しています。「GPD XP Plus」はUSB 4.0ポートを搭載していません。

・4G LET通信に対応していない

Pimax Portal」は4G LET通信に対応していません。

一方、「GPD XP Plus」は4G LET通信に対応し、単体で通信できます。「AYANEO AIR 1S」と「ROG ALLY」は4G LET通信に対応していません。

「Pimax Portal」の評価

Pimax Portal」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★

<総合評価>

2022年11月にクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で発売されたVR対応の携帯ゲーム機です。2023年9月に入り、ようやく一般販売が始まり、Amazon.co.jpでも購入できるようになりました。

他のポータブルゲーム機との決定的な違いはVRヘッドセットとして拡張できるという点です。別途、「Portal View ヘッドセット」を購入する必要がありますが、これがなかなか本格的です。画角や画素密度、対角視野角(FOV)が異なる2種類レンズが用意され、用途に合わせて使用できます。

また、VRヘッドセットとして使用する場合、Pimax Portal本体からコントローラーを取り外して、そのままVRヘッドセットのコントローラーとして使用できます。もちろん、PCとの接続も可能で、HDMIでの接続やワイヤレスのストリーミングプレイも可能です。

なお、「Pimax Portal」には専用ドック「Portal Dock」も用意されています。このドックはVRゲームをテレビにストリーミングする機能を備えており、これを利用することで、VRヘッドセットを使用することなく、VRゲームがプレイできるようになっています。

ただし、PC用の負荷の高いVRゲームは今のところ単体でプレイできないようです。本来であればRyzenプロセッサ搭載の「Mini Station」と接続することで、PCゲームもプレイできるとのことでしたが、公式サイトではその情報が全くありません。ふつうにPCゲームをプレイしたいなら、「AYANEO AIR 1S」や「ROG ALLY」の方がいいのかもしれません。

Pimax Portal」の現在の価格は96,980円(税込)。VRヘッドセットにもなる高性能な携帯ゲーム機を探している人におすすめです。

「Pimax Portal」の販売・購入先

Pimax Portal」は、Amazonで52,980円(税込)、楽天市場で130,645円、AliExpressでUS $101.39 (日本円で約15142円)、米国 Amazon.comで$$499.00 (日本円で約74524円)、で販売されています。

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★「AYANEO SLIDE」(6型スライド式・Ryzen 7 7840U)

AYANEO AIR 1S

ROG ALLY

GPD XP Plus

ONEXPLAYER 2 Pro」(8.4型・Ryzen 7 7840U ・着脱式)

GPD WIN 4」(6インチ・Ryzen 7 6800U)

AOKZOE A1 PRO」(8インチ・Ryzen 7 7840U)

Steam Deck」(7インチ・Zen2/RDNA2)

AYANEO GEEK」(日本版・7インチ・Ryzen 7 6800U)

GPD WIN MAX2」(10.1インチ・Ryzen 7 6800U)

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