「AOKZOE A1 PRO」が最速か? 最新ポータブルゲーミングPCと徹底 比較!


2023年4月29日に発売された「AOKZOE A1 PRO」と最新ポータブルゲーミングPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2024年4月18日、「AOKZOE A2」(国内正規版)が発売されました。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「AOKZOE A1 PRO」の特徴

中国メーカーのエーオーケー・ゾーイ から発売された「AOKZOE A1 PRO」の特徴をまとめてみました。

8型フルHD液晶・ホールジョイスティック・リニアトリガー

AOKZOE A1 PRO」は8インチで解像度1920 × 1200ドットのIPSディスプレイを搭載。ピクセル密度283ppi、輝度350nitの明るい画面で、より正確な色表現が可能なsRGB 100%、画面のちらつきを抑えるDC調光ナイトモード10点マルチタッチ操作にも対応しています。また、ドリフトやデッドゾーンがない高精度なホールジョイスティックを搭載。8.5mmのフル リニアトリガーも搭載し、快適に操作できます。

そのほか、本体にキーボード/マウスを切り替えるモードスイッチボタンと一時的にパフォーマンスを上げるターボ アクセレーションボタンを搭載。20種類のライトエフェクト効果が楽しめるRGBライトや傾きを検知する6軸ジャイロ機能、デュアルライナー振動モーター、ワンタッチでアクセスできる「AOKZOE管理コンソール」も利用できます。

Ryzen 7 7840Uで原神も遊べる

AOKZOE A1 PRO」はAMD Ryzen 7 7840Uプロセッサを搭載。4nmプロセスで製造された8コア、16スレッド、最大5.1GHz駆動のCPUで、人気のPCゲーム「原神」やSteamなどの人気のPCゲームも快適に動作します。

また、GPUにAMD Radeon 780Mを採用し、GeForce GTX 1650 Ti/RTX 2050と同等のグラフィック性能を発揮。メモリは32GB/64GB LPDDR5X 6400MHz (メモリの増設は不可)で、ストレージはSSD 512GB/1TB/2TB M.2 2280 (PCle4.0 ×4・交換可)を搭載しています。

そのほか、冷却システムを搭載。PCグレードの冷却ファン、純銅製冷却フィン、2つの純銅製ヒートパイプを用いて強力に冷却できるほか、インテリジェント温度コントロールシステムにより本体の温度を一定に保つことができます。

ステレオスピーカー・65W PD急速充電・Wi-Fi 6e

AOKZOE A1 PRO」は本体の前面にデュアルステレオスピーカーを搭載。臨場感あふれる3Dサラウンドサウンドでゲームを楽しめます。また、65Wh (17100mAh)の大容量バッテリーを搭載し、長時間の駆動が可能。高速な65WGaN PD急速充電に対応するほか、モバイルバッテリーからの給電にも対応しています。

そのほか、Wi-Fi 6の拡張版で、2.4GHz帯・5GHz帯・6GHz帯の3つの帯域が利用できる「Wi-Fi 6e」とBluetooth 5.2によるワイヤレス接続に対応。インターフェースには2つのUSB 4.0 ポートを搭載し、40Gbpsの高速転送、DP映像出力、PD給電が利用できるほか、外付けGPU接続、ドッキングステーション(別売)との接続にも対応しています。

公式ページ : AOKZOE A1Pro: World’s 1st 7840U Gaming Handheld | Indiegogo 

価格を比較

AOKZOE A1 PRO」と「GPD WIN 4」「ONEXPLAYER 2」、「AYA NEO 2」の価格を比較してみました。

「AOKZOE A1 PRO」

AOKZOE A1 PRO」は、Amazonで119,800円 (税込・Ryzen 7 7840U/16GB/1TB)、AliExpressでUS $1,059.00、米国 Amazon.comで$1,399.99で販売されています。

「GPD WIN 4」

GPD WIN 4」は、Amazonで139,800円(税込)、楽天市場で139,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで15,2800円 (税込・送料無料)、GPDダイレクトで139,800円(税込)~、AliExpressでUS $837.00、米国 Amazon.comで$1,269.95で販売されています。

「ONEXPLAYER 2」

ONEXPLAYER 2」は、Amazonで166,000円(税込)、楽天市場で183,000円(税込)、AliExpressでUS $1,259.97、米国 Amazon.comで$1,309.99、Indiegogoで$1,099 USD(¥151,086 JPY・16GB+512GB)、で販売されています。

「AYA NEO 2」

AYA NEO 2」は、Amazonで209,800円(16GB/1TB・GEEKは153,450円)、楽天市場で197,800円円 (税込・送料無料)、リンクスダイレクトで189,980円(税込・訳あり品)、ハイビームで213,000円(税込)、米国 Amazon.comで$1,449.99で販売されています。

スペックを比較

AOKZOE A1 PRO」と「GPD WIN 4」「ONEXPLAYER 2」、「AYA NEO 2」の価格を比較してみました。のスペックを比較してみました。

「AOKZOE A1 PRO」のスペック

  • ディスプレイ 8インチ、1920×1200ドットのIPS
    ※283ppi/sRGB 100%/DC調光/輝度350nit/ナイトモード/10点マルチタッチ
  • プロセッサ AMD Ryzen 7 7840U ※4nm/8コア/16スレッド/最大5.1GHz/Zen 4
    Ryzen 7 7540U ※4nm/6コア/12スレッド/最大4.9GHz/Zen 4
    Aerith ※4nm/4コア/8スレッド/最大3.5GHz/Zen 4
  • GPU AMD Radeon 780M (12コア,2700 MHz, RDNA 3)
  • RAM(メモリ) 32GB/64GB LPDDR5X 6400MHz ※増設・交換は不可
  • ストレージ SSD 512GB/1TB/2TB M.2 2280 (PCle4.0 ×4)
    ※交換可 PCle4.0 ×4 SSDサポート
  • 外部ストレージ microSDカードで拡張可
  • バッテリー 65Wh (17100mAh)
  • 充電 65W GaN PD急速充電 ※モバイルバッテリー対応
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6e (intel AX210)、Bluetooth 5.2
  • インターフェース USB 4.0 ×2、USB 3.0 ×1、microSDカードスロット(SD3.0・最大速度 600MB/秒) ×1、3.5mmイヤホンジャック ×1、DCポート ×1
  • ボタン キーボード/マウス モードスイッチ、ターボ アクセレーション 28W
  • スピーカー 前面デュアルステレオスピーカー、3Dサラウンドサウンド
  • センサー 6軸ジャイロセンサー(ジャイロ機能※サードパーティのドライバー必須)
  • 冷却システム PCグレードの冷却ファン、純銅製冷却フィン、純銅製ヒートパイプ ×2、インテリジェント温度コントロールシステム
  • 振動モーター デュアル ライナー バイブレーションモーター
  • RGBライト RGB LED Breathing Light (3つのモードと20の追加のライトエフェクト)
  • 操作 ホールジョイスティック(ゼロ ドリフト、ゼロ デッドゾーン)、8.5mmのフルリニアトリガー
  • キックスタンド あり・自立可能
  • ドック サポート
  • OS Windows 11 Home
  • サイズ 285×125×40mm
  • 重量 729g
  • カラー ホワイト、ブルー

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「GPD WIN 4」のスペック

  • モデル 日本版・天空 GPDダイレクト (2023年春に発売予定)
  • ディスプレイ 6インチ、解像度1980×1080 / 1280×720 ドット
    ※16:9/1080P/368ppi/DC調光/Corning Gorilla Glass 5/H-IPS テクノロジー
  • リフレッシュレート 60Hz/40Hz
  • プロセッサ AMD Ryzen 7 6800U
    ※6nm/64bit/8コア/16スレッド/最大4.70GHz/28W
  • GPU AMD Radeon 680M
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB LPDDR5-6400MT/秒
  • ストレージ M.2 SSD 1TB/2TB (PCIe 4.0 NVMe 2280 SSD、片面のみ、交換可能、容量上限なし、Socket 3 × 2)
  • 拡張モジュール M.2 2230または2242 SSDをサポートするバックマウントモジュール、4G LTEモジュールを用意
  • バッテリー 45.62Wh リチウムポリマー電池
  • 駆動時間 ヘビーユースで2時間、ミドルユースで3~6時間、ライトユースで10時間
  • 充電 65W急速充電
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 対応・RJ45
  • インターフェース USB 4.0 (40Gbps)×1、USB 3.2 Gen 2 Type-C(フル機能/10Gbps) ×1、USB 3.2 Gen 2 Type-A ×1 (10Gbps)、microSDXCスロット ×1、3.5mm ヘッドフォンジャック/マイク ×1(AppleヘッドフォンUS仕様と互換性あり)
  • センサー 3軸重力センサー、3軸ジャイロスコープ
  • スピーカー デュアルスピーカー(スーパーリニア)
  • マイク 内蔵
  • オーディオ 内蔵サウンドチップ + 高エネルギー効率、高 PSRR、低ノイズのインテリジェントパワーアンプ
  • キーボード スライド式、QWERTYフルキーボード、ドームボタン、ホワイトバックライト、3段階明るさ調整可能
  • ジョイスティック ALPS 3Dジョイスティック、シンクイン設計 / 感圧式 L3, R3用ネイティブサポート
  • 冷却システム アクティブ冷却 / 大型ファン+デュアルヒートパイプ
  • 振動モーター ダブル大型振動モーター(オフ / 弱振動 / 強振動 3段階で調節可能)
  • ジャイロ 6軸設計:3軸重力センサー / 3軸ジャイロセンサー
  • 指紋認証 対応
  • 筐体の素材 LG-DOW 121H 航空機用ABS / UL94-V0 / マグネシウム合金
  • OS Windows 11 Home ※Steam OSをサポート
  • サイズ 約220mm × 92mm × 28 mm
  • 重量 約598g
  • カラー オールブラック / ホワイト

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「ONEXPLAYER 2」のスペック

  • ディスプレイ 8.4インチ、解像度2560×1600ドット
    ※2.5k/358 ppi/輝度350nit/NTSC 88.7%
  • プロセッサ Ryzen 7 6800U
    ※6nm/64bit/8コア/16スレッド/最大4.7GHz
  • GPU Radeon 680M グラフィックスカード
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB LPDDR5 6400MHz
  • ストレージ M.2 SSD 512GB/1TB/2TB (PCIe 3.0 2280)
  • 外部ストレージ 4.0 TFカードスロット (最大300MB/s)
  • バッテリー 65.5Wh
  • 駆動時間 ゲームで3時間、ビデオ再生で6時間
  • 充電 100W 急速充電(40分で50%まで)※パワーバンク サポート
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6e、Bluetooth 5.2
  • インターフェース  USB-C 4.0×1、USB-A 3.0×1、3.5mmオーディオインターフェース×1
  • スピーカー デュアルステレオスピーカー(ハーマン認定プロフェッショナル チューニング)
  • キーボード 取り外し可能な磁気キーボード
  • キックスタンド サポート
  • スタイラスペン 筆圧4096段階・Microsoft Surface Pen互換
  • 振動モーター バイブレータ内蔵
  • ジャイロ ジャイロセンサー内蔵
  • 冷却 スマート クーリング システム
  • OS Windows 11
  • サイズ 310×127×22.5~39.8mm(コントローラーを含む)
  • 重量 約848g (メインボディ:709g、コントローラー:139g、ハンドグリップ コネクター:98g)
  • カラー ミッドナイトブラック、スノーホワイト

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「AYA NEO 2」のスペック

  • ディスプレイ LCD/ベゼルレス仕様
    AYA NEO 2: 7インチ、1920×1200ドット
    ※323 PPI/輝度400 nits/フルラミネーション/高級ガラス(光透過率が高い/耐衝撃)
    AYANEO GEEK:7インチ、1280×800ドット
    ※輝度400 nits/800P ※パープルバージョンは1200P
  • プロセッサ AMD Ryzen 7 6800U
    ※6nm/ZEN 3+/RDNA 2/8コア/最大4.7GHz/TDP15~32W
  • GPU AMD Radeon 680M
  • RAM(メモリ)16GB/32GB LPDDR5 6400Mhz
  • ストレージ 512GB/1TB/2TB 両面 M.2 SSD 2280 ※最大8TBまで
    ※AYA NEO 2:PCle 4.0 + PCle 4.0
    ※AYANEO GEEK:PCIe 3.0 + PCle 4.0
  • バッテリー 50.25Wh
  • 充電 65W PD急速充電に対応
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • インターフェース USB 4.0 Type-C x2(DP1.4映像出力/データ転送/充電)、TFカードスロット(300MB/s)、3.5mmヘッドホンジャック
    ※USB 4.0は外部GPUドックと接続可
  • スピーカー デュアルチャンネルスピーカー
  • マイク デュアルマイク
  • 振動モーター
    ※AYA NEO 2:NSと同じHD振動モーター
    ※AYANEO GEEK:X軸リニアモーター
  • ジャイロスコープ
    ※AYA NEO 2: 本体+ハンドルデュアルジャイロスコープ
    ※AYANEO GEEK: ボディジャイロスコープ
  • 管理システム AYASPACE (ゲームライブラリ、ゲーム構成ファイル、正確な機能など)
  • 指紋モジュール
    ※AYA NEO 2:Touch S3 sleep 指紋モジュール
    ※AYANEO GEEK:指紋モジュール
  • 冷却システム ヒートシンク/ヒートパイプ採用
  • OS Windows 11 / AYA NEO OS (Linuxベース)
  • サイズ
    ※AYA NEO 2: 264.5×105.5×21.5mm.36.1mm
    ※AYANEO GEEK: 264.5×105.5×22.3mm.36.9mm
  • 重量 680g
  • カラー
    ※AYA NEO 2:スターリーブラック/スカイホワイト/B.Duck/レトロパワー
    ※AYANEO GEEK:ファンタジーブラック/クリスタルパープル

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ベンチマークを比較

AOKZOE A1 PRO」と「GPD WIN 4」「ONEXPLAYER 2」、「AYA NEO 2」の価格を比較してみました。のベンチマークを比較してみました。

※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。

「AOKZOE A1 PRO」

<CPU> Ryzen 7 7840U

Passmarkによるベンチマークスコアは約30,000前後

Cinebench R23によるベンチマークスコアはシングルコアで「1756」、マルチコアで「14730」。

Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「1917」、マルチコアで「9977」。

iGPU-FP32パフォーマンス(単精度GFLOPS)で「4860」

<GPU> Radeon 780M

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「9000」。
※GeForce GTX 1650 Ti/RTX 2050相当のグラフィック性能を発揮

<プロセッサ性能を解説>

4nmプロセスで製造sれた8コア、16スレッド、最大5.1GHzのプロセッサ「Ryzen 7 7840U」を搭載し、Cinebench R23によるベンチマークスコアでシングルコアで「1756」、マルチコアで「14730」を記録しています。

このスコアはAMD Ryzen 9 6900HSプロセッサよりもやや高く、インテル Core i7-12700Hよりもやや低いスコアになります。

前モデル「AOKZOE A1」が搭載していたAMD Ryzen 7 6800UはCinebench R23によるベンチマークスコアでシングルコアで「1496」、マルチコアで「10554」を記録しています。

CPU性能は前モデルよりもかなり高くなっているといえます。

また、GPUはAMD Radeon 780Mで、GeForce GTX 1650 Ti/RTX 2050と同等のグラフィック性能を発揮します。

前モデル「AOKZOE A1」はAMD Radeon 680Mで、NVIDIA GeForce MX550以上のグラフィック性能を発揮していました。

グラフィック性能も前モデルよりもかなり高くなっているといえます。

性能的には人気のトリプルAゲームをプレイするには十分なスコアです。SteamなどのPCゲームはかなり快適に動作するはずです。

「GPD WIN 4」

<CPU> AMD Ryzen 7 6800U

Passmarkによるベンチマークスコアは「20553」(CPU)。

<GPU> AMD Radeon 680M

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「6026」。

「ONEXPLAYER 2」

<CPU> AMD Ryzen 7 6800U

Passmarkによるベンチマークスコアは「20553」(CPU)。

<GPU> AMD Radeon 680M

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「6026」。

「AYA NEO 2」

<CPU> AMD Ryzen 7 6800U

Passmarkによるベンチマークスコアは「20553」(CPU)。

<GPU> AMD Radeon 680M

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「6026」。

「AOKZOE A1 PRO」のメリット・デメリット

AOKZOE A1 PRO」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・8.0インチのフルHD IPS液晶・sRGB 100%、DC調光に対応

AOKZOE A1 PRO」は8インチで解像度1920×1200ドットのIPSディスプレイを搭載。ピクセル密度283ppi、輝度350nitの明るい画面で、より正確な色表現が可能なsRGB 100%、画面のちらつきを抑えるDC調光、ナイトモード、10点マルチタッチ操作にも対応しています。

一方、「GPD WIN 4」は6インチで解像度1980×1080(1280×720互換) ドットのディスプレイを搭載しています。「ONEXPLAYER 2」は8.4インチで解像度2560×1600ドットの2.5Kディスプレイを搭載しています。「AYA NEO 2」は7インチで解像度1920×1200ドットの液晶を搭載しています。

・ホールジョイスティックとリニアトリガーで快適に操作できる

AOKZOE A1 PRO」はドリフトやデッドゾーンがない高精度なホールジョイスティックを搭載しています。また、8.5mmのフルリニアトリガーも搭載し、快適に操作できます。

一方、「GPD WIN 4」は高レスポンスで操作できる「ALPSダブル3D大型ジョイスティック」、カスタマイズ可能な「バックキー」、27度の傾斜角度で微妙な操作も可能な「トリガーボタン」を搭載しています。「ONEXPLAYER 2」は高精度なホールジョイスティックとホールトリガーボタンで操作できます。「AYA NEO 2」は高精度なホールジョイスティックとホールトリガーボタンを搭載し、快適に操作できます。

・32GB/64GB LPDDR5Xメモリ搭載

AOKZOE A1 PRO」は32GB/64GB LPDDR5Xメモリ搭載で遅延なくスムーズに動作します。

一方、「GPD WIN 4」は16GB/32GB LPDDR5メモリ搭載でスムーズに動作します。「ONEXPLAYER 2」は16GB/32GB LPDDR5メモリを搭載し、スムーズに動作します。「AYA NEO 2」は16GB/32GB LPDDR5メモリを搭載しています。

・M.2 2280 512GB/1TB/2TB ストレージ搭載でmicroSDカードで拡張できる

AOKZOE A1 PRO」はM.2 2280 512GB/1TB/2TB ストレージを搭載しています。また、microSDカードでストレージ容量を拡張することができます。

一方、「GPD WIN 4」はPCIe 4.0規格のM.2 SSD 1TB/2TBを搭載し、バックマウントモジュールで拡張できます。「ONEXPLAYER 2」はM.2 SSD 512GB/1TB/2TB (PCIe 3.0 2280)も搭載しています。「AYA NEO 2」は512GB/1TB/2TB 両面 M.2 SSD 2280ストレージを搭載し、最大8TBまで拡張できます。

・65Wh (17100mAh)バッテリー搭載で65W GaN PD急速充電に対応

AOKZOE A1 PRO」は65Wh (17100mAh)バッテリー搭載で長時間動作します。また、65W GaN PD急速充電に対応し、モバイルバッテリーから給電することもできます。

一方、「GPD WIN 4」は45.62Whバッテリー搭載で65W急速充電に対応しています。「ONEXPLAYER 2」は65.5Whバッテリー搭載で100W急速充電に対応しています。「AYA NEO 2」は50.25Whバッテリー搭載で65W PD急速充電に対応しています。

・Wi-Fi 6eとBluetooth 5.2に対応

AOKZOE A1 PRO」はWi-Fi 6の拡張版で、2.4GHz帯・5GHz帯・6GHz帯の3つの帯域が利用できる「Wi-Fi 6e」に対応しています。また、Bluetooth 5.2によるワイヤレス接続も利用できます。

一方、「GPD WIN 4」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。「ONEXPLAYER 2」はWi-Fi 6e&Bluetooth 5.2に対応しています。「AYA NEO 2」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。

・2つのUSB 4.0ポートを搭載

AOKZOE A1 PRO」は2つのUSB 4.0ポートを搭載し、DisplayPort Alternate Mode(オルタネートモード)による4K 60Hz映像出力や最大40Gbpsの高速なデータ転送、PD充電も利用できます。

一方、「GPD WIN 4」はThunderbolt 3互換のUSB-C 4.0ポートを一つ搭載しています。「ONEXPLAYER 2」はUSB-C 4.0ポートを一つ搭載しています。「AYA NEO 2」は2つのSB 4.0 Type-C ポートを搭載しています。

・厚さ40mmで重さ729gの薄型軽量デザイン・キックスタンド付きで2色カラーを用意

AOKZOE A1 PRO」は厚さ40mmで重さ729gの薄型軽量デザインを採用しています。また、本体に自立可能なキックスタンドを搭載し、ホワイト、ブルーの2色カラーを用意しています。

一方、「GPD WIN 4」は厚さ28mmで重さ約598gのスライド式ボディ(キーボード内蔵)で、オールブラック、ホワイトの2色カラーを用意しています。「ONEXPLAYER 2」は厚さ39.8mm、重さ約848gのボディでミッドナイトブラック、スノーホワイトの2色カラーを用意しています。「AYA NEO 2」は厚さ21.5-36.1mm、重さ680gで、スターリーブラック、スカイホワイト、B.Duck、レトロパワーの4色を用意しています。

・デュアルステレオスピーカー搭載で音がいい

AOKZOE A1 PRO」は本体の前面にデュアルステレオスピーカーを搭載。臨場感あふれる3Dサラウンドサウンドでゲームを楽しめます。

一方、「GPD WIN 4」はドイツAAC社のスーパーリニアステレオスピーカーを2つ搭載し、低ノイズでバランスのとれたクリアなサウンドが楽しめます。「ONEXPLAYER 2」はデュアルステレオスピーカー搭載でハーマン認定プロフェッショナル チューニングに対応しています。「AYA NEO 2」はデュアルチャンネルスピーカーを搭載しています。

・冷却システムを搭載

AOKZOE A1 PRO」は冷却システムを搭載し、PCグレードの冷却ファン、純銅製冷却フィン、2つの純銅製ヒートパイプを用いて強力に冷却できます。また、インテリジェント温度コントロールシステムにより本体の温度を一定に保つことができます。

一方、「GPD WIN 4」は大型ファン+デュアルヒートパイプを採用したアクティブ冷却システムを搭載しています。「ONEXPLAYER 2」はスマート クーリング システムを搭載しています。「AYA NEO 2」はヒートシンク/ヒートパイプ採用の冷却システムを搭載しています。

・Windows 11 Home搭載でSteamゲームに対応

AOKZOE A1 PRO」はWindows 11 Home搭載でSteamゲームに対応しています。また、Windows 11搭載の新機能も使えるようになっています。

Windows 11には、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、「ペイントアプリ」、

クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)、「Google Play Games」(PCでAndroid ゲーム)

などの新機能が追加されています。

一方、「GPD WIN 4」はWindows 11 Home搭載でSteam OSもサポートしています。「ONEXPLAYER 2」はWindows 11搭載で新機能も使えるようになっています。「AYA NEO 2」はWindows 11とLinuxベースの独自OS「AYA NEO OS」搭載で、ゲーム管理機能「AYASPACE」も利用できます。

デメリット

・専用キーボードを用意していない

AOKZOE A1 PRO」は専用キーボードが用意されていません。

一方、「GPD WIN 4」はスライド式キーボードを内蔵しています。「ONEXPLAYER 2」は取り外し可能な磁気キーボードを用意しています。「AYA NEO 2」は専用キーボードが用意されていません。

・4G LET通信が利用できない

AOKZOE A1 PRO」は4G LET通信を利用することができません。

一方、「GPD WIN 4」は本体背面に取付け可能な4G LTEモジュールを用意しています。「ONEXPLAYER 2」と「AYA NEO 2」はG LET通信を利用することができません。

「AOKZOE A1 PRO」の評価

AOKZOE A1 PRO」の評価を紹介します。

スペック:★★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

2022年11月に発売された「AOKZOE A1」の後継モデルになります。全体的なスペック、機能、操作性を強化し、より使いやすいゲーミングUMPCになっています。

プロセッサはRyzen 7 6800UからAMD Ryzen 7 7840Uに変更し、高速化を実現。AMD Radeon 780M GPUグラフィックとの組み合わせで負荷の高いPCゲームでも快適に動作します(プレイ動画の様子はAOKZOEの公式YouTubeで多数公開されています)。

なお、「GPD WIN 4」、「ONEXPLAYER 2」、「AYA NEO 2」はRyzen 7 6800U搭載で、やはりAMD Ryzen 7 7840Uの方がかなり高速です。Ryzen 7 6800UでもほとんどのPCゲームをプレイできますが、より快適にプレイしたいのならRyzen 7 7840U搭載の「AOKZOE A1 PRO」がおすすめです。

操作面ではホールジョイスティック、8.5mmのフルリニアトリガーを搭載し、快適に操作できます。キーボード/マウスの切り替えモードスイッチやパフォーマンスを一時的に上げるターボ アクセレーション 28Wボタンも搭載しており、全体的な操作性もバツグンに優れています。

ゲーミング性能ではデュアル ライナー バイブレーションモーターやRGBライト、6軸ジャイロセンサー、強力な冷却システム搭載で、他の高性能なポータブルゲーミングPCと比べても引けを取らない性能です。専用キーボードが不要であるなら、シンプルな「AOKZOE A1 PRO」の方が使いやすいかもしれません。

AOKZOE A1 PRO」の発売時の価格は$799 (¥109,843 JPY・Indiegogo・32GB+512GBモデル)。前モデルからプロセッサ性能がかなり向上したにもかかわらず、価格があまり変わっていないのが驚きです。Ryzen 7 7840U搭載した高性能なポータブルゲーミングPCを探している人におすすめです。

「AOKZOE A1 PRO」の販売・購入先

AOKZOE A1 PRO」は、

Amazonで119,800円 (税込・Ryzen 7 7840U/16GB/1TB)、

AliExpressでUS $1,059.00、

米国 Amazon.comで$1,399.99、

で販売されています。

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ヤフーショッピングで「AOKZOE A1 PRO」をチェックする

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楽天市場で「AOKZOE A1」をチェックする

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他のゲーム機と比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

1.「AOKZOE A2」(7インチ・Ryzen 7 7840U)

2.「AYANEO SLIDE」(6型スライド式・Ryzen 7 7840U)

3.「Steam Deck OLED」(7.4有機EL・AMD APU・Wi-Fi 6E)

4.「AYANEO AIR 1S」(5.5インチ・Ryzen 7 7840U)

5.「AYANEO 2S / GEEK 1S」(7インチ・Ryzen 7 7840U)

6.「ROG ALLY」(Ryzen Z1・7インチ)

7.「GPD WIN 4

8.「ONEXPLAYER 2

その他のおすすめゲーム製品は?

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