「ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)と人気ポータブルゲーミングPCを徹底 比較!


2022年11月11日に発売された「ONEXPLAYER Mini Pro」(国内正規版)と人気ポータブルゲーミングPCを徹底比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年10月14日、日本で「ONEXFLY」が発売されました。

※2023年8月19日、「ONEXPLAYER 2 Pro」(国内版)が発売されました。

※2023年2月2日、「ONEXPLAYER mini Gold」(国内版)が販売されました。

※2022年12月から「ONEXPLAYER 2」(着脱式)も発売中です。

※2022年1月から「ONEXPLAYER Mini」(7型)も発売中です。

※2021年7月から「ONE XPLAYER」(8.4型)も発売中です。

「ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)の特徴

ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)の特徴をまとめてみました。

7インチのIPS液晶・ALPS製ジョイスティック・3軸ジャイロ

ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)は7インチで解像度1920×1200ドットIPS液晶を搭載。アスペクト比16:10、ピクセル密度323ppiの明るくワイドな画面で、10点マルチタッチ操作にも対応しています。また、日本ALPS製高精度ジョイスティックを搭載。改善されたリニアトリガーマイクロスイッチショルダーボタンで快適に操作できます。

そのほか、3軸ジャイロセンサー搭載で本体を傾けて操作することが可能。通常よりも応答速度や停止時間が短いバイブレーションモーターも搭載されています。

第12世代Core i7&16GBメモリ・冷却システム

ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)は第12世代(Alder Lake)インテル Core i7-1260Pプロセッサを搭載。12コア、16スレッドで最大4.7GHzの周波数で駆動するパワフルなプロセッサで、PassmarkのCPUベンチマークスコアで約1万7千を記録しています。また、最大5200MHzの16GB LPDDR5 デュアルチャンネルメモリを搭載。Iris Xe GPUグラフィックスとの組み合わせで、人気のトリプルAゲームもサクサクと動作します。

そのほか、大型の冷却ファンを搭載。ダブル純銅製ヒートシンクと純アルミニウム製ヒートシンク採用で、長時間のゲームプレイでも、高い冷却効果で安定して動作できます。

Thunderbolt 4・65W急速充電・Wi-Fi6通信

ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)は本体にThunderbolt 4と互換性のあるUSB-C 4.0ポートを搭載。複数の4Kディスプレイや外付けのeGPUボックスなどの周辺機器とも接続できます。また、48Whバッテリー搭載で、15Wの高負荷ゲームで2.5時間、ビデオ再生で8時間の駆動が可能。付属の充電器を利用して65W急速充電も利用できます。そのほか、Wi-Fi 6に対応し、最大速度9.6Gbpsの高速通信が利用可能。Bluetooth 5.0もサポートし、ワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。

公式ページ:ONEXPLAYER mini Pro | ONEXPLAYER 日本公式サイト

価格を比較

ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)と「GPD WIN Max 2」、「AYANEO Air」、「ANBERNIC WIN600 Blue」の価格を比較してみました。

「ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)

ONEXPLAYER Mini Pro」は、Amazonで169,800円(国内版)、ヤフーショッピングで234,784 円(国内版)、One-Netbookストアで146,520円(国内版)、AliExpressでUS $1,059.00、米国 Amazon.comで$1,299.99で販売されています。

「GPD WIN Max 2」

GPD WIN Max 2」は、Amazonで163,400円、楽天市場で168,935円 (税込)、AliExpressでUS $1,273.48、米国 Amazon.comで$1,389.99、で販売されています。

「AYANEO Air」

AYANEO Air」は、Amazonで103,000円 (税込・STANDARD・Ryzen5・国内正規版)、楽天市場で103,000円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで104,800円(税込・送料無料)、ビックカメラで137,700円(13,770ポイント付き)、ハイビーム公式サイトで103,000円~、米国 Amazon.comで$869.99で販売されています。

「ANBERNIC WIN600 Blue」

ANBERNIC WIN600 Blue」は、Amazonで71,999円(旧モデルは57,999円)、ヤフーショッピングで73,999 円(旧モデルは56,999円)、AliExpressでUS $474.99 (ANBERNIC公式)、米国 Amazon.comで$349.99(※旧モデル)で販売されています。

スペックを比較

ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)と「GPD WIN Max 2」、「AYANEO Air」、「ANBERNIC WIN600 Blue」のスペックを比較してみました。

「ONEXPLAYER Mini Pro」(国内正規版)のスペック

  • ディスプレイ 7インチ、解像度1920×1200 ドットのIPS液晶
    ※FHD/323PPi/10点マルチタッチ
  • プロセッサ 第12世代(Alder Lake)インテル Core i7-1260P
    ※Intel 7/12コア/16スレッド/最大4.7GHz
  • GPU インテル Iris Xe Graphics (96EU)
  • RAM(メモリ) 16GB LPDDR5 5200MHz デュアルチャネル
  • ストレージ M.2 SSD 1TB/2TB (2280/NVMe/PCIe3.0×4)
  • バッテリー 12450mAh / 48Wh
  • 駆動時間 15Wの高負荷ゲームで2.5時間、ローカルビデオ再生で8時間
  • 充電 65W窒化ガリウム急速充電器
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi6、Bluetooth 5.0
  • インターフェース USB-C 4.0×1、USB-C 3.2×1、USB-A 3.0×1、3.5mmオーディオインターフェース×1
  • ジャイロ 3軸ジャイロ機能搭載 ※サードパーティのドライバーが必要
  • スピーカー フロントステレオデュアルスピーカー
  • 冷却システム PCグレードの大型ファン、ダブル純銅製ヒートシンクと純アルミニウム製のヒートシンクフィン
  • 振動 バイブレーションモーター
  • オプション 専用ドッキングステーション「ONEXDOCKING」
  • OS Windows 11
  • サイズ 約260mm × 106mm × 23mm(最薄部)
  • 重量 約619g
  • カラー ブラック&オレンジ(マット指紋防止加工)

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「GPD WIN Max 2」のスペック

  • ディスプレイ 10.1インチ、解像度2560×1600ドットのIPS液晶
    ※16:10/299ppi/輝度450nit/DCI-P3 80.2%/画面比率90%/10点マルチタッチ/アイプロテクションディスプレイ搭載/第5世代Corning Gorilla Glass
  • プロセッサ AMD Ryzen 7 6800U
    ※Zen3+/8 コア/16 スレッド/最大4.70GHz/TDP15W-28W
  • GPU AMD Radeon 680M 12コア
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB LPDDR5-6400 MT/s
  • ストレージ 1TB/2TB M.2 2280 SSD ※スロット2つあり
  • 拡張ストレージ M.2 2230 SSD ※PCIe 4.0サポート
  • バッテリー 67Wh
  • 充電 100W PD急速充電に対応
  • カメラ 前面200万画素のWebカメラ、ヒンジの中央に搭載、最大解像度:1612×1212、超広角、高リフレッシュレート
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.2、MU-MIMO
  • 4G通信 対応・4G LTEモジュール搭載(オプションで着脱可能)
  • 右側面インターフェース USB 3.2 Gen2ポート x2
  • 背面インターフェース ヘッドホンジャック、USB 3.2 Gen2 x2、HDMI 2.1 x1、USB4 x1、Type-C(フル機能/USB 3.2 Gen 2)x1、SDカードスロット x1、microSDカードスロット x1、3.5mm 2in1ヘッドフォン/マイク端子×1
  • センサー 6軸設計:3軸重力センサー、3軸ジャイロセンサー
  • スピーカー クアッドスピーカー(スーパーリニアスピーカー4個)
  • スタイラスペン 筆圧4096段階 ※Surfaceペンと互換性あり
  • キーボード WASD付きQWERTY配列のキーボード、バックライト設計 (2 段階の明るさ調整)
  • タッチパッド プレシジョンタッチパッド (PTP モード)
  • ゲームパッド ジョイスティック、十字キー、ボタン、R1/R2/L1/L2、2つのマッピング可能なバックキー(底面)
  • 冷却システム アクティブクーリング、大型ファン+デュアルヒートパイプ
  • 振動モーター  デュアル振動モーター
  • ジャイロスコープ 対応・本体を傾けて操作
  • 生体認証 指紋認証(側面の電源ボタン)
  • 筐体の素材 A/B/C面:6061アルミニウム・マグネシウム合金、D面:ABS合成樹脂
  • OS Windows 11 Home (オプションで Steam OS 3.0 をサポート)
  • サイズ 227 × 160 × 23 mm
  • 重量 1005g
  • カラー アイアンブラック

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「AYANEO Air」のスペック

  • ディスプレイ 5.5インチ、解像度1920×1080ドットのAMOLED(アクティブマトリクス式有機 EL)
    ※404 ppi/NTSC100%色域/コントラスト比100000:1/マルチタッチ/ブルーライト低減
  • プロセッサ AMD Ryzen 5 5560U ※7nm
    Pro ADVANCE版:AMD Ryzen 7 5825U
  • GPU AMD Radeon Graphics
  • RAM(メモリ) 16GB デュアルチャネル LPDDR4x 4267Mhz
    Lite版:8GB デュアルチャネル LPDDR4x 4267Mhz
  • ストレージ 512GB SSD M.2 2280
    Pro ADVANCE版:1TB SSD M.2 2280
    Lite版:128GB SSD M.2 2280
  • バッテリー 7350mAhバッテリー搭載 (28Wh)
    Pro版:10050mAhバッテリー搭載 (38Wh)
    Pro ADVANCE版:10050mAhバッテリー搭載 (38Wh)
    Lite版:7350mAhバッテリー搭載 (28Wh)
  • 充電 65WのPD急速充電、AC 100-240V
  • 電源オプション 8W-15W(AYASPACEにて調整可能)
    Pro ADVANCE版:8W-18W(AYASPACEにて調整可能)
    Lite版:8W-12W(AYASPACEにて調整可能)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.2
  • インターフェース 2×Type-Cポート / 1×TF カードスロット / 1×3.5mmイヤホンジャック
  • センサー デュアルジャイロスコープ
  • スピーカー デュアルチャネル スピーカー、ステレオサウンド対応
  • 冷却システム 高圧ターボ冷却ファン、銅管冷却モジュール
  • 生体認証 指紋認証サポート
  • OS Windows 11 Home

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「ANBERNIC WIN600 Blue」のスペック

  • ディスプレイ 5.94インチ、解像度1280 x720 pxのIPS LCD
    ※16:9/400nit/247ppi/HD/OCAフルラミネーション/10点マルチタッチ
  • プロセッサ AMD Athlon 3050e デュアルコア
    ※14nm/2コア/4スレッド/最大2.8GHz
  • GPU AMD Radeon RX Vega 3
  • RAM(メモリ) 16GB DDR4 3200MHz ※取り外し可
    ※ブラック、ホワイトは 8GB DDR4 2400MHz
  • 内蔵ストレージ 1TB M.2 SATA 2242 SSD
    ※ブラック:128/256GB M.2 SSD SATA 2242
    ※ホワイト:256GB M.2 SSD SATA 2242
  • 拡張ストレージ M.2 SSD スロットあり
  • バッテリー 4500mAh
  • 駆動時間 2~5時間
  • 充電 45W急速充電、PD3.0
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 5、Bluetooth 4.2
  • インターフェース USB 3.0 Type-A x1、Type-C (OTG/電源用/HDMI or DP映像出力) x1、3.5mmヘッドホンジャック
  • コントローラー 2つのジョイスティックレバー、十字キー、4つのボタン、ショルダーキーなど
  • 冷却 背面に大型ファンを搭載
  • バイブレーション 対応
  • OS Windows 10 (プレインストール) 、Steam OS(サポート)、batocera(サポート)
  • サイズ 23.6×10.3×2.2cm
  • 重量 490g
  • カラー  ブルー     ※スペックの異なるホワイト、グレーモデルもあり

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ベンチマークを比較

ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)と「GPD WIN Max 2」、「AYANEO Air」、「ANBERNIC WIN600 Blue」のベンチマーク スコアを比較してみました。

※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。

「ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)

<CPU> Core i7-1260P

Passmarkによるベンチマークスコアは「17032」(CPU)。

<GPU> インテル Iris Xe Graphics (96EU)

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「3959」。

<プロセッサ性能を解説>

12コア、16スレッドで最大4.7GHzの周波数で駆動する第12世代(Alder Lake)インテル Core i7-1260Pプロセッサを搭載しています。PassmarkのCPUベンチマークスコアは約1万7千で、3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで、約4千ほどになります。

一方、Ryzen 7 6800UプロセッサはPassmarkのCPUベンチマークスコアで約2万1千で、3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで約6千ほどになることから、Ryzen 7 6800Uプロセッサの方が性能が高いことになります。

性能的にはどちらも人気のトリプルAゲームがサクサクと動作するレベルです。動画編集やグラフィック制作用の作業でもサクサクと動作するので、遅いと感じることはまずないでしょう。レトロゲーム用のエミュレーターも快適に動作します。

「GPD WIN Max 2」

<CPU> Ryzen 7 6800U

Passmarkによるベンチマークスコアは「21411」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1567」、マルチコアで「9129」。

<GPU> AMD Radeon 680M 12コア

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「6000~7000」。

「AYANEO Air」

<CPU> AMD Ryzen 5 5560U

Passmarkによるベンチマークスコアは「17084」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1215」、マルチコアで「5278」。

<GPU> AMD Radeon Graphics ※Ryzen 5 5560U

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「3400」。

「ANBERNIC WIN600 Blue」

<CPU> AMD Athlon 3050e

Passmarkによるベンチマークスコアは「2955」(CPU)。

<GPU> AMD Radeon RX Vega 3

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1260」。

「ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)のメリット・デメリット

ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・7インチのフルHD IPS液晶・10点マルチタッチ操作に対応

ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)は7インチで解像度1920×1200ドットのIPS液晶を搭載。アスペクト比16:10、ピクセル密度323ppiの明るくワイドな画面で、10点マルチタッチ操作にも対応しています。

一方、「GPD WIN Max 2」は10.1インチで最大2560×1600ドットのIPS液晶を搭載しています。「AYANEO Air」は5.5インチで解像度1920×1080ドットのAMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載しています。「ANBERNIC WIN600 Blue」は5.94インチ、解像度1280 x720 pxのIPS LCD液晶を搭載しています。

・ALPS製ジョイスティックとトリガー&ショルダーボタンで快適に操作できる

ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)は日本ALPS製の高精度なジョイスティックを搭載。改善されたリニアトリガーとマイクロスイッチショルダーボタンで快適に操作できます。

一方、「GPD WIN Max 2」はホールセンサーを採用した高精度なジョイスティックや2つのマッピング可能なバックキー、リニアアナログトリガーボタンを搭載しています。「AYANEO Air」はホール効果を採用した小型ジョイスティックと高精度のホールトリガーボタンを搭載しています。「ANBERNIC WIN600 Blue」は2つの3DジョイスティックレバーとR1/R2、L1/L2のショルダーボタンで快適に操作できます。

・16GB LPDDR5メモリ搭載

ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)は最大5200MHzの16GB LPDDR5 デュアルチャンネルメモリを搭載し、スムーズに動作します。

一方、「GPD WIN Max 2」は16GB/32GB LPDDR5 (6400 MT/s)メモリを搭載しています。「AYANEO Air」は16GB LPDDR4x デュアルチャネルメモリを搭載しています。「ANBERNIC WIN600 Blue」は16GB(DDR4 3200MHz)メモリを搭載しています。

・M.2 SSD 1TB/2TBストレージ搭載

ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)はM.2 SSD 1TB/2TB (2280/NVMe/PCIe3.0×4)を搭載しています。

一方、「GPD WIN Max 2」はM.2 SSD 1TB/2TBストレージを搭載しています。「AYANEO Air」はM.2 SSD 512GBストレージを搭載しています。「ANBERNIC WIN600 Blue」は1TB(M.2 SSD)を搭載しています。

・48Whバッテリー搭載で65W急速充電に対応

ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)は48Whバッテリー搭載で、15Wの高負荷ゲームで2.5時間、ビデオ再生で8時間の駆動が可能。付属の充電器を利用して65W急速充電も利用できます。

一方、「GPD WIN Max 2」は67Whバッテリー搭載で100W PD急速充電に対応しています。「AYANEO Air」は7350mAhバッテリー搭載で65WのPD急速充電に対応しています。「ANBERNIC WIN600 Blue」は4500mAhバッテリー搭載で45W急速充電に対応しています。

・Wi-Fi6&Bluetooth 5.0に対応

ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)はWi-Fi 6に対応し、最大速度9.6Gbpsの高速通信が利用可能。Bluetooth 5.0もサポートし、ワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。

一方、「GPD WIN Max 2」はWi-Fi 6 &Bluetooth 5.2に対応しています。「AYANEO Air」はWi-Fi 6&Bluetooth 5.2に対応しています。「ANBERNIC WIN600 Blue」はWi-Fi 5(デュアルバンド)&Bluetooth 4.2に対応しています。

・Thunderbolt 4ポートが使える

ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)は本体にThunderbolt 4と互換性のあるUSB-C 4.0ポートを搭載。複数の4Kディスプレイや外付けのeGPUボックスなどの周辺機器とも接続できます。

一方、「GPD WIN Max 2」はThunderbolt 3と互換性のあるUSB 4ポートを搭載しています。「AYANEO Air」と「ANBERNIC WIN600 Blue」はThunderboltと互換性のあるUSBポートを搭載していません。

・大型の冷却ファンを搭載

ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)は大型の冷却ファンを搭載。ダブル純銅製ヒートシンクと純アルミニウム製ヒートシンク採用で、長時間のゲームプレイでも、高い冷却効果で安定して動作できます。

一方、「GPD WIN Max 2」は大型ファン+デュアルヒートパイプ、アクティブクーリングを搭載しています。「AYANEO Air」は高圧ターボ冷却ファンや銅管冷却モジュールを備えた冷却システムが利用できるようになっています。「ANBERNIC WIN600 Blue」は冷却システムを搭載していません。

・専用ドッキングステーションを用意

ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)は専用のドッキングステーション「ONEXDOCKING」を用意。100Wの高速充電が可能なPD電源ポートやUSBポート、HDMIポート、有線LANポートが利用できます。

一方、「GPD WIN Max 2」、「ANBERNIC WIN600 Blue」は専用ドッキングステーションが用意されていません。「AYANEO Air」は専用ドッキングステーションが用意されています。

・Windows 11の新機能が使える

ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)はWindows 11を搭載し、新機能も使えるようになっています。

Windows 11には、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、「ペイントアプリ」、クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)

などの機能が追加されています。

一方、「GPD WIN Max 2」はWindows 11 Home (オプションで Steam OS 3.0 をサポート)を搭載しています。「AYANEO Air」はWindows 11搭載で、PS2やWiii、XBOXなどの豊富なエミュレーターアプリも使えるようになっています。「ANBERNIC WIN600 Blue」はWindows 10 OSをプリインストールし、Steam OSやbatocera(レトロゲーム用のLinuxOS)もサポートしています。

デメリット

・4G LET通信が利用できない

ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)は4G LET通信が利用できません。

一方、「GPD WIN Max 2」はオプションで4G LTEモジュールも用意し、装着することで単体で通信できるようになります。「AYANEO Air」と「ANBERNIC WIN600 Blue」は4G LET通信が利用できません。

・指紋認証が使えない

ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)は指紋認証でログインできません。

一方、「GPD WIN Max 2」と「AYANEO Air」は指紋認証に対応しています。「ANBERNIC WIN600 Blue」は指紋認証が使えません。

「ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)の評価

ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)の評価を紹介します。

スペック:★★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★★

価格:★★★

<総合評価>

2022年1月に発売された「ONEXPLAYER Mini」の上位モデルになります。プロセッサは第11世代Core i7-1195G7から12世代 Core i7-1260Pになり、高速化しつつグラフィック性能も向上しています。

また、Thunderbolt 4と互換性のあるUSB-C 4.0ポートを搭載し、複数の4Kディスプレイや外付けのeGPUボックスなどの周辺機器とも接続可能。そのほか、操作面ではリニアトリガーとマイクロスイッチショルダーボタンの操作性を改善。上方への湾曲を維持しつつ、僅かに大きくすることで、操作しやすくなっています。

まとめると、全体的なスペックと操作性が向上し、より完璧に近いゲーミングUMPCになったといえます。このゲーミングUMPCを購入の選択肢に入れないことは、まずあり得ないことでしょう。誰もが比較・検討するべきポータブルゲーミングPCです。

なお、海外ではAMDのRyzen 7 6800Uプロセッサ搭載モデルが販売中。こちらはCore i7-1260Pプロセッサよりも性能が高くなっています。

ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)の発売時の価格は152,820円。高性能なwindows携帯ゲーム機を探している人におすすめです。

※YouTube動画でも紹介しています。「ONEXPLAYER Mini Pro」最高レベルに達した本家ゲーミングUMPCの実力をざっくり解説!

「ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)の販売・購入先

ONEXPLAYER Mini Pro」(国内版)は、

Amazonで169,800円(国内版)、

ヤフーショッピングで234,784 円(国内版)、

One-Netbookストアで146,520円(国内版)、

AliExpressでUS $1,059.00、

米国 Amazon.comで$1,299.99、

で販売されています。

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他のゲーム機と比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「ONEXFLY」(7インチ・Ryzen 7 7840U)

★「Pimax Portal」(5.46インチ・Androidベース・VR拡張)

★「AYANEO AIR 1S」(5.5インチ・Ryzen 7 7840U)

★「ONEXPLAYER 2 Pro」(8.4インチ・Ryzen 7 7840U)

★「AYANEO 2S」(7インチ・Ryzen 7 7840U)

★「ROG ALLY」(7インチ・Ryzen Z1 Extreme)

★「ONEXPLAYER mini Gold」(Pentium Gold 8505)

★「GPD WIN 4」(Ryzen 7 6800U・スライド式)

★「ONEXPLAYER 2」(8.4インチ・着脱式)

★「AYANEO GEEK」(日本版)

GPD WIN Max 2

AYANEO Air

ANBERNIC WIN600 Blue

GPD WIN3

AOKZOE A1

AYA NEO 2」(Ryzen 7 6800U)

Steam Deck

AYANEO NEXT

OneGx1 Pro

GPD XP Plus」(Android 11)

他のポータブルゲーミングPCと比較

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