nubia Pad SE タブレットはエンタメに強い!ゲーム性能をレビュー

nubia Pad SE top
UNISOC T760を搭載した11インチのタブレット「nubia Pad SE」。早くも「エンタメ用に最適でコスパも高い!」と評判です。

nubiaといえば、日本でもゲーミングタブレット「REDMAGIC Nova」や裸眼で3D映像を楽しめるタブレット「nubia Pad 3D」が発売され、ゲームや動画に強いというイメージがあります。

今回発売される「nubia Pad SE」も従来モデルと同様にゲームや動画などのエンタメに強い性能をもっていますが、約3万円ほどの手ごろな価格で購入できるのが魅力的です。

フルHDディスプレイやパワフルなプロセッサ、そしてクアッドスピーカーも搭載するなど、エンタメに必要な性能もバッチリ搭載されています。

今回の記事ではそんな「nubia Pad SE」の魅力を徹底解剖するべく、以下の7点を重点的に解説します。

  1. 外観・デザイン(サイズ・重量)
  2. ディスプレイ・リフレッシュレート
  3. プロセッサ性能(ベンチマーク、ゲーム性能)
  4. メモリ・ストレージ
  5. スピーカー・オーディオ
  6. バッテリー・充電
  7. OSと機能

また、現在発売中の「REDMAGIC Nova」や「nubia Pad 3D」との違いも紹介!Antutuベンチマークやゲーム性能、購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

「nubia Pad SE」が発売!エンタメ特化でコスパもいい?

nubia Pad SE 持つ

2025年1月17日以降に「nubia Pad SE」が発売されます。約11インチで2万円台。「REDMAGIC Nova」のような高級モデルではなく、エンタメに特化したコスパのいいタブレットです。

「nubia Pad SE」とは?

ZTEジャパンから日本で発売される10.95インチのタブレットです。OSはAndroid 14で、動画やゲームなどエンタメに強いという特徴があります。

プロセッサはUNISOC T760です。同じプロセッサは5GスマートフォンBlackview「OSCAL TIGER 13」にも搭載されており、Antutu ベンチマーク総合で約 50万を記録。

負荷の高いゲームにも対応するパワフルな性能で、Androidタブレットに多く採用されているMediaTek Helio G99(Antutu 40万)よりも高い性能を発揮します。

約11インチのフルHDディスプレイ・クアッドスピーカー

nubia Pad SE」がエンタメに強いとされる理由はディスプレイオーディオ性能にも由来します。

ディスプレイは高精細なフルHD+画質で、滑らかな映像表示が可能なリフレッシュレート 90Hzに対応。

スピーカーは左右に2つずつ、合計4つのスピーカーを搭載し、臨場感あふれる立体的なサウンドを再生できるようになっています。

約11インチの大画面なので、もちろん、映画やドラマ鑑賞、電子書籍を読むのにも最適です。

大容量バッテリーと高速充電

さらに「nubia Pad SE」は7510 mAhバッテリーを搭載し、映画を約10時間視聴できるほど長持ちです。

充電もスピーディでわずか30分で約50%まで回復できるので、思う存分動画やゲームを楽しめます。

多彩な機能も魅力!

nubia Pad SE」は多彩な機能が搭載されており、一般的なタブレットよりも便利に使えるようになっています。

例えば、複数のアプリを使って作業できる「マルチ画面」、ハードウェアキーを使わずにスクリーンショットや再起動、ミュートなどの操作ができる「クイックナビゲーション」など。

他にもSNSに2つのアカウントで同時ログインできる「アプリ複写」など魅力的な機能が満載です!

もちろん、仮想メモリ機能でメモリ容量を増やすこともできますよ。

それでは早速どんなタブレットなのか、もっとくわしくその価格や特徴(メリット)を見ていきましょう。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ:nubia Pad SE

価格をチェック!他メーカーのタブレットよりも安いのか?

nubia Pad SE 持つ2

nubia Pad SE」はAmazonで29,800円で販売されています。ケースなどが付属するアクセサリ同時購入セットは33,761円です。1月17日以降に発売され、楽天市場や家電量販店のソフマップなどでも販売される予定です。

REDMAGIC Nova

ZTEジャパンからは10.9インチのゲーミングタブレット「REDMAGIC Nova」も販売されています。こちらはQualcomm Snapdragon 8 Gen 3 リーディングバージョンを搭載したハイエンドなモデルです。

10100mAh バッテリー、背面50MPのメインカメラ、前面20MPのフロントカメラ搭載で、冷却システム「PAD ICE 2.0」、80W急速充電、充電分離機能、リフレッシュレート 最大144Hzなどに対応しています。

価格は楽天市場で92,800円、AliExpressで73,394円です。

Alldocube iPlay 60 Pro

Alldocubeから2024年12月20日に発売された10.95インチのタブレット「Alldocube iPlay 60 Pro」はAmazonで21,249円で販売中です。こちらはMediaTek Helio G99プロセッサと6GB LPDDR4X メモリを搭載したモデルです。

Android 14ベースのALLDOCUBE OS Lite、クアッドBOXスピーカー、最大16GBまでのメモリ拡張、最、18W PD急速充電、Google アシスタント(内蔵)などに対応しています。

OPPO Pad Neo

OPPOから2024年12月12日に発売された11.4インチのタブレット「OPPO Pad Neo」はAmazonで40,727円で販売中です。こちらはMediaTek Helio G99、6GB LPDDR4Xメモリを搭載したモデルです。他に、2.4KのLCD液晶、128GB UFS2.2ストレージ、8000 mAhバッテリー、背面 8MPのメインカメラ、前面 8MPのフロントカメラを搭載。33W 急速充電、クアッドスピーカー、リフレッシュレート 90Hz、Widevine L1にも対応しています。

CHUWI AuPad

CHUWIから発売された2024年9月に発売された10.95インチのタブレット「CHUWI AuPad」はAliExpressで25,700円で販売中です。こちらはSnapdragon 685と8GB LPDDR4メモリを搭載したモデルです。他に7000mAhバッテリー、背面13MPのメインカメラ、前面5MPのフロントカメラ搭載で、4G LET通信、クアッド スピーカー、最大20GBまでのメモリ拡張などに対応しています。

Teclast T50 Plus

Teclastから2024年7月24日に発売された11インチのタブレット「Teclast T50 Plus」はAliExpressで19,419円で発売中です(Amazonや楽天市場は大人気すぎて売り切れたようです)。

こちらはUnisoc T620プロセッサと8GB LPDDR4Xメモリを搭載したモデルです。他にAndroid 14、フルHDのIPS液晶、256GB UFSストレージ、8000 mAhバッテリー、背面13MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラ搭載で、最大16GBまでのメモリ拡張、18W PD急速充電、クアッドスピーカー、4G通信に対応しています。

外観:厚さ7.65mmの超薄型!スタイリッシュで落ち着いたデザイン

nubia Pad SE 側面

nubia Pad SE」は洗練されたデザインと快適な使い心地を両立させたタブレットです。

厚さ7.65mmというスリムなボディに、約515gの軽さを実現。持ち運びやすく、長時間使用しても疲れにくいのが魅力です。

また、エッジの効いたシャープなデザインで、カラーはスタイリッシュなグレーを採用。落ち着きのある上品な色合いは、ビジネスシーンにもカジュアルシーンにも馴染みます。

画像から筐体にはアルミニウム合金またはマグネシウム合金のような金属素材が用いられていると推測されます。堅牢性と高級感を兼ね備え、所有する喜びを感じさせてくれそうです。

背面

nubia Pad SE 背面

フラットな形状で、ロゴがないシンプルなデザインです。円形のカメラは一つのみで、枠も小さいです。カメラに厚さはなく、ほんとど突起していないように見えます。

側面と底面

左右の側面には電源ボタンと音量ボタンのみのシンプルなデザインです。底面にはType-Cポートがありますが、3.5mmイヤホンジャックやmicroSDカードを入れるカードスロットも見当たりません。スピーカーは左右に2つずつ、合計4つ搭載されています。

サイズ・重量を比較

  • 1.「nubia Pad SE」・・・257 x 168 x 7.6 5mm / 約 515g
  • 2.「REDMAGIC Nova」・・・253.3 x 164.6 x 7.3 mm / 530g
  • 3.「nubia Pad 3D」・・・約285 x 189 x 8.4 mm / 約780g

nubia Pad SEは3機種の中で最も軽量な約515gの重さで、REDMAGIC Novaより約15g軽く、nubia Pad 3Dより約265gも軽いです。

また、厚さに関しては7.65mmと、REDMAGIC Novaとほぼ同じ薄さです。

画面サイズは11インチで、REDMAGIC Novaと同じですが、ベゼルがやや広く、本体サイズは少し大きめです。

ただし、携帯性に関してはnubia Pad SEが、3機種の中で最も優れているといえます。

ディスプレイ:エンターテイメントを満喫できる、鮮やかでスムーズな画面

nubia Pad SE アプリ

nubia Pad SE」のディスプレイは、エンターテイメントを存分に楽しめるよう設計された、魅力的な特徴を備えています。

まず目を引くのは、約11インチの大画面です。フルHD+(1920×1200ドット)の解像度と1670万色表示により、写真や動画を鮮やかに、そしてきめ細やかに映し出します。

例えば、Netflixで映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」を視聴する際、迫力のアクションシーンを細部まで鮮明に楽しむことができます。また、「原神」のようなグラフィックの美しいゲームをプレイする際にも、その世界観に没頭できます。

90Hzのリフレッシュレートで滑らか再生

nubia Pad SE 動画

さらに、90Hzのリフレッシュレートに対応しているのもポイントです。画面の書き換え回数が多いため、スクロールや動画再生が非常にスムーズで、ストレスフリーな操作感を実現しています。

例えば、TwitterやInstagramなどのSNSをスクロールする際も、カクつきがなく滑らかに表示されるため、快適に情報収集ができます。YouTubeで動画を視聴する際も、ヌルヌルとした滑らかな動きで、より没入感を味わえます。

マルチ画面で複数アプリも使いやすい

また、「マルチ画面」機能にも注目です。画面を分割して2つのアプリを同時に表示できるため、YouTubeで「ゲーム実況」を見ながらChromeで攻略情報を検索したり、LINEで友人と連絡を取り合いながらAmazonで買い物をしたり、といったマルチタスクが可能です。

ただし、Widevine L1には対応していないため、Netflixなどの動画配信サービスをフルHDの高画質で視聴することはできません。Widevine L3に対応しているので、SD画質での視聴は可能です。

ディスプレイを比較

  • 1.「nubia Pad SE」・・・10.95インチ、解像度1920 x 1200 px(90Hz)
  • 2.「REDMAGIC Nova」・・・10.9インチ、解像度2880 x 1800 px(144Hz)
  • 3.「nubia Pad 3D」・・・12.4インチ、解像度2560 x 1600 ドットのIPS(120Hz)

nubia Pad SEは標準的なディスプレイを搭載したコストパフォーマンス重視のモデル、REDMAGIC Novaは高解像度・高リフレッシュレートのゲーマー向けモデル、nubia Pad 3Dは3D表示対応の大画面クリエイター向けモデルと言えます。

ウェブ ブラウジングや動画視聴がメインならnubia Pad SEの標準的なディスプレイで十分な画質です。

プロセッサ:UNISOC T760の性能とAntutuベンチマーク

nubia Pad SE

nubia Pad SE」はUNISOC T760プロセッサを搭載し、普段使いに十分なパフォーマンスを発揮します。

6nmプロセスで製造された8コアプロセッサは最大2.0GHzのクロック周波数で動作し、ChromeでのWebブラウジング、YouTubeでの動画視聴、Kindleアプリでの電子書籍リーダーなど、日常的なタスクをスムーズに処理できます。

GPUにはグラフィック処理能力に長けたARM Mali-G57 MP4を採用し、「Candy Crush Saga」や「Among Us」のようなカジュアルゲームを楽しむことも可能です。

さらに、AI処理専用のNPU(ニューラルプロセッシングユニット)を搭載している点も注目です。AIを活用した機能を効率的に処理することで、快適な操作性を実現しています。例えば、カメラで撮影する際に顔認識で自動的にフォーカスを合わせたり、Google アシスタントで音声検索をスムーズに行ったりすることができます。

Antutuベンチマークは?

nubia Pad SE」はAntutu V10ベンチマーク総合スコアで、約50万点を記録しています。

同じプロセッサは5GスマートフォンBlackview「OSCAL TIGER 13」にも搭載されています。

例: Antutu V10 総合で「488658」、CPUで「170868」、GPUで「78563」、MEMで「127101」、UXで「112126」

UNISOC T760性能を比較

UNISOC T760プロセッサはSnapdragon 870やSnapdragon 7s Gen 2といったハイエンドSoCと比較するとスコアは低いものの、MediaTek Helio G99やUnisoc T616などエントリークラスのSoCよりは高いスコアを出しています。このことから、UNISOC T760ミドルレンジ帯に位置するSoCであると言えます。

また、UNISOC T760はMediaTek Helio G99よりも約25%高いスコアを示しており、パフォーマンスの差は大きいです。さらに、UNISOC T760は、同じUnisocのT616よりも約70%高いスコアを記録しており、世代間の性能差が大きいことが分かります。

ただし、Snapdragon 7s Gen 2の方が約24%高いスコアを出しており、より高い処理能力を持っていると言えます。MediaTek Dimensity 7050もUNISOC T760よりわずかに高いスコアです。

CPUランキング

※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  • 1.Snapdragon 870 (Xiaomi Pad 6)・・・Antutu:約 80万
  • 2.Snapdragon 7s Gen 2 (Redmi Pad Pro/POCO Pad)・・・Antutu:約 62万
  • 3.MediaTek Dimensity 7050 (Lenovo Tab P12)・・・Antutu:約 52万
  • 4.UNISOC T760 (nubia Pad SE)・・・Antutu:約 50万
  • 5.MediaTek Helio G99 (Alldocube iPlay 60 Pro)・・・Antutu:約 40万
  • 6.Unisoc T620 (DOOGEE T36/ Teclast T50 Plus)・・・Antutu:約 30万
  • 7.Unisoc T616 (Blackview Tab 16 Pro)・・・Antutu:約 30万
  • 8.Unisoc T615 (Blackview MEGA 2)・・・Antutu:約 29万
  • 9.Snapdragon 680 (Redmi Pad SE)・・・Antutu:約 27万
  • 10.UNISOC T606 (Blackview Tab 90 WiFi)・・・Antutu:約 25万

ゲーム性能

UNISOC T760は、AntutuベンチマークV10総合スコアが約48万点と、ミドルレンジ帯のSoCです。そのため、原神タワーオブファンタジーのような高負荷な3Dゲームを最高設定で快適にプレイするのは難しいですが、設定を調整することでプレイ可能です。

以下に、具体的なゲームタイトルとFPSを記載します。

高負荷なゲームタイトルのFPS

  • 原神: 低設定で30FPS程度。画質を落とせば、比較的安定したプレイが可能ですが、激しい戦闘シーンではカクつきが発生する可能性があります。
  • タワーオブファンタジー: 低設定で25~30FPS程度。原神と同様に、設定を落とせばプレイできますが、快適なプレイを求める場合は、画質やエフェクトなどを調整する必要があります。
  • 鳴潮 (Wuthering Waves): 原神やタワーオブファンタジーと同程度の負荷と予想されます。低設定で30FPS前後になる可能性があります。

中程度の負荷のゲームタイトルのFPS

  • Apex Legends Mobile: 低設定で30~40FPS程度。スムーズなプレイには、画質設定を落とす必要があるでしょう。
  • Call of Duty: Mobile: 中設定で40~50FPS程度。画質を中程度に設定すれば、比較的快適にプレイできます。
  • PUBG Mobile: 低設定で30~40FPS、高設定で20~30FPS程度。設定次第で、ある程度快適にプレイできます。

低負荷なゲームタイトルのFPS

  • Minecraft: 60FPS程度。問題なくプレイできます。
  • Among Us: 60FPS程度。問題なくプレイできます。
  • ポケモンGO: 60FPS程度。問題なくプレイできます。

その他のゲームタイトルのFPS

  • ウマ娘 プリティーダービー: 30~40FPS程度。ライブシーンなどでは、カクつきが発生する可能性があります。
  • プロセカ(プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク): リズムゲームはタイミングが重要なので、60FPSで安定して動作することが求められます。nubia Pad SEでは、高難易度楽曲や同時押しが多い譜面では、カクつきが発生する可能性があります。

メモリとストレージ:大容量でストレスフリーの快適さ!

nubia Pad SE」は快適な操作性を実現するために、十分なメモリとストレージを搭載しています。

まず、6GBLPDDR4X RAMを搭載している点は大きな魅力です。LPDDR4X RAMは、低消費電力と高速なデータ転送速度を両立したメモリ規格です。これにより、例えば「原神」や「PUBG MOBILE」といった人気のゲームをプレイする際も、高いフレームレートを維持し、スムーズな動作が期待できます。

また、Chromeで複数のタブを開いてWebサイトを閲覧したり、YouTubeで動画を視聴しながらLINEでメッセージを送信したりするなど、複数のアプリを同時に起動しても、快適に操作できます。

仮想メモリ

さらに、nubia Pad SEは仮想メモリに対応しており、最大6GBまでRAMを拡張することができます。合計で最大12GBのメモリ容量を確保できるため、より多くのアプリを同時に開いたり、Adobe Lightroomで写真編集などのより複雑なタスクを処理したりする場合でも、快適なパフォーマンスを維持できます。

ストレージは?

ストレージ容量は128GBと、写真や動画、音楽などをたっぷり保存できます。例えば、約3000万曲の楽曲を保存できるSpotifyや、数千本の映画をダウンロードできるAmazon Prime Videoを存分に活用できます。

なお、ストレージの規格は不明ですが、eMMC 5.1 / UFS2.2 / UFS3.1のいずれかである可能性が高いです。いずれの規格も高速なデータ読み書き速度を備えているため、アプリの起動やファイルの読み込みがスムーズに行えます。例えば、Netflixで映画を再生する際も、待ち時間が少なく、すぐに視聴を開始できます。

増設は不可

microSDカードスロットがないため、ストレージ容量は増やせません。

メモリとストレージを比較

  • 1.「nubia Pad SE」・・・6GB LPDDR4X(最大12GB)/ 128GB
  • 2.「REDMAGIC Nova」・・・12GB or 16GB LPDDR5X / 256GB or 512GB UFS 4.0
  • 3.「nubia Pad 3D」・・・8GB or 12GB / 128GB or 256GB

nubia Pad SEは標準的なメモリとストレージを搭載したコストパフォーマンス重視のモデル、REDMAGIC Novaは大容量メモリと高速ストレージを搭載したゲーマー向けモデル、nubia Pad 3Dは3Dコンテンツの作成や編集に対応できるクリエイター向けモデルと言えます。

ウェブでの調べものや動画配信サービスの視聴がメインならnubia Pad SEでも十分に快適に使用できます。

オーディオ性能:クアッドスピーカーでコンサートホールのような体験を!

nubia Pad SE オーディオ

nubia Pad SE」は、タブレットとは思えないほど、高品質なオーディオ性能を備えています。

最大の特徴は、4つのスピーカーを搭載したクアッドスピーカーシステムです。4つのスピーカーを対称に配置することで、全方位から音が降り注ぐような、臨場感あふれるサウンドを実現しています。

例えば、Netflixで映画「ボヘミアン・ラプソディ」を鑑賞する際には、ライブシーンの熱狂を、まるでコンサート会場にいるかのように体感できます。また、「荒野行動」のようなFPSゲームをプレイする際にも、敵の足音や銃声を正確に聞き取ることができ、ゲームを有利に進められます。さらに、SpotifyでQueenの楽曲を聴く際にも、それぞれの楽器の音色がクリアに聞こえ、豊かな音響体験を楽しむことができます。

ビデオ通話でもクリアな音声で!

また、クアッドスピーカーに加えて、デュアルマイクも搭載しているため、ZoomGoogle Meetを使ったオンライン会議やビデオ通話でも、クリアな音声でコミュニケーションを取ることができます。

ワイヤレスでも高音質なサウンドを!

Bluetooth 5.0にも対応しているので、AirPods ProやSony WH-1000XM5などのワイヤレスイヤホンやヘッドホンを接続して、周囲を気にせず音楽を楽しむことも可能です。

ただし、3.5mmイヤホンジャックは搭載されていないため、有線イヤホンを使用する場合は、USB Type-C変換アダプタが必要となります。

スピーカー・オーディオを比較

  • 1.「nubia Pad SE」・・・クアッドスピーカー
  • 2.「REDMAGIC Nova」・・・クアッドスピーカー(DTS: X Ultraに対応)
  • 3.「nubia Pad 3D」・・・クアッドスピーカー(Dolby Atmosに対応)

3機種ともクアッドスピーカーを搭載していますが、それぞれ対応するオーディオ技術が異なり、音質へのこだわりが異なります。nubia Pad SEは標準的なクアッドスピーカーを搭載、REDMAGIC NovaはDTS:X Ultraでゲームに最適化されたサウンド、nubia Pad 3DはDolby Atmosで3Dコンテンツに最適化されたサウンドを提供しています。

バランスの取れたサウンドを求めるなら標準的なクアッドスピーカーを搭載したnubia Pad SEでも十分です。

バッテリー:最大728時間の長時間駆動を実現!22.5W急速充電対応で、待ち時間短縮

nubia Pad SE バッテリー

nubia Pad SE」は長時間駆動を可能にする大容量バッテリーと、短時間で充電を完了できる急速充電機能を兼ね備えています。

7510mAhの大容量バッテリーを搭載し、Wi-Fi使用時で最大728時間もの長時間駆動が可能です。これは、約30日間という驚異的な長さです。例えば、海外旅行でGoogle マップを頻繁に利用したり、Netflixで映画を長時間視聴したりする場合でも、バッテリー切れの心配をすることなく、安心して使い続けることができます。

動画視聴やゲームプレイなど、バッテリー消費の激しい使い方をする場合でも、余裕を持って一日中使用できるでしょう。例えば、「原神」をプレイする場合でも、約6~7時間の連続プレイが可能です。頻繁に充電する手間が省けるのは、大きなメリットと言えるでしょう。

充電は?

さらに、22.5Wの急速充電にも対応しています。付属のType-Cケーブルとアダプタを使用すれば、約120分でフル充電が可能です。例えば、朝の準備中に充電しておけば、急いでいる時でも、短時間で充電を済ませることができます。

<バッテリー・充電を比較

  • 1.「nubia Pad SE」・・・7510 mAh / 22.5W急速充電
  • 2.「REDMAGIC Nova」・・・10100mAh / 80W急速充電
  • 3.「nubia Pad 3D」・・・9070mAh / 33W急速充電

nubia Pad SEは標準的なバッテリー容量と充電速度を備えたコストパフォーマンス重視のモデル、REDMAGIC Novaは大容量バッテリーと超急速充電を備えたゲーマー向けモデル、nubia Pad 3Dは大容量バッテリーを備えたクリエイター向けモデルと言えます。

外出先でも使用したいのなら、標準的なバッテリー容量と充電速度のnubia Pad SEでも十分です。

OSと機能:Android 14搭載で多彩な機能も使えて便利!

nubia Pad SE マルチ画面

nubia Pad SE」は、最新のAndroid OSと便利な機能で快適に使用できるようになっています。

OSには最新のAndroid 14を搭載。スムーズな動作と最新の機能を楽しむことができます。例えば、Google マップでスムーズに地図をスクロールしたり、YouTubeで高画質動画を快適に視聴したりできます。直感的な操作性で、初心者の方でもすぐに使いこなせるでしょう。

カメラ機能も充実しています。約1300万画素のメインカメラと約500万画素のインカメラを搭載し、「Neovision 5.0」により、誰でも簡単に美しい写真や動画を撮影できます。例えば、旅行先で風景を撮影したり、ビデオ通話で友人とコミュニケーションを取ったりする際に、クリアな画質で楽しむことができます。

さらに、nubia Pad SEには、日々の使い勝手を向上させる便利な機能が多数搭載されています。

クイックナビゲーション

画面上でスクリーンショット撮影や再起動、ミュートなどの操作が可能です。ハードウェアキーを探す手間が省け、スムーズな操作を実現します。例えば、Instagramで気になる投稿をすぐにスクリーンショットしたり、オンライン会議中に簡単にミュートにしたりできます。

アプリ複写:

1つのアプリに2つのアカウントでログインできます。例えば、LINEやTwitterでプライベート用と仕事用のアカウントを同時に使用することができ、便利です。

マルチ画面:

画面を分割して2つのアプリを同時に使用できます。YouTubeで動画を見ながらGoogle Keepでメモを取ったり、ChromeでWebサイトを閲覧しながらTwitterで情報をチェックしたりと、マルチタスクが効率的に行えます。

IP42の生活防水に対応しているのもポイントです。多少の水滴や埃から本体を保護してくれるので、キッチンでレシピを見ながら料理したり、屋外で地図を確認したりと、様々な場所で安心して使用できます。

また、GPS機能も搭載しているので、Google マップなどのナビゲーションアプリを利用して目的地までスムーズに移動することができます。

OSを比較

  • 1.「nubia Pad SE」・・・Android 14
  • 2.「REDMAGIC Nova」・・・REDMAGIC OS 9.5 (Android 14.0ベース)
  • 3.「nubia Pad 3D」・・・Android 12

nubia Pad SEは比較的新しいAndroid 14 OSを搭載し、REDMAGIC Novaはゲームに特化したカスタムOSを搭載、nubia Pad 3Dは3D機能に対応したOSを搭載しています。

また、nubia Pad SEはメーカーによるカスタマイズが少ない、標準的なAndroid OSで、最新の機能やセキュリティアップデートに対応し、安全に使用できます。

nubia Pad SEのデメリット

nubia Pad SE ケース

nubia Pad SEは魅力的なタブレットですが、いくつかデメリットも存在します。主なデメリットは以下の点が挙げられます。

1.Widevine L1に対応していない

Widevineは、動画配信サービスでコンテンツを保護するためのDRM(デジタル著作権管理)技術です。nubia Pad SEはWidevine L3に対応していますが、L1には対応していません。そのため、NetflixやAmazonプライム・ビデオなどの動画配信サービスを高画質(HD画質以上)で視聴することができません。SD画質での視聴は可能です。

2.10点マルチタッチに対応していない

マルチタッチとは、画面に複数の指を同時に触れて操作する機能です。nubia Pad SEは10点マルチタッチに対応していないため、一部のゲームアプリやクリエイティブなアプリで、操作に制限が生じる可能性があります。

3.Wi-Fi 6や4G LET通信に対応していない

Wi-Fi 6は、従来のWi-Fi規格よりも高速な通信速度と安定した接続を実現する最新規格です。nubia Pad SEはWi-Fi 6に対応していないため、高速なインターネット通信が必要な環境では、快適に利用できない可能性があります。

また、4G LET通信にも対応していないため、Wi-Fiが使えない環境で通信できなくなります。

4.Dolby Atmosに対応していない

Dolby Atmosは、立体的な音響効果を実現する技術です。nubia Pad SEはDolby Atmosに対応していないため、臨場感あふれるサウンドを楽しむことができません。

5.ケースが付属しない

nubia Pad SEには、保護ケースが付属していません。別途購入する必要があります。

6.顔認証に対応していない

顔認証に対応していないため、安全かつスピーディににログインできません。

「nubia Pad SE」のスペック

  • ディスプレイ 10.95インチ、解像度1920 x 1200 px
    ※フルHD+/1670万色
  • リフレッシュレート 90Hz
  • Widevine L3 対応
  • プロセッサ UNISOC T760
    ※6nm/8コア/最大2.0GHz
  • CPU: 8コア (4x Cortex-A76 @ 2.0GHz + 4x Cortex-A55 @ 2.0GHz)
  • GPU ARM Mali-G57 MP4
  • AI処理 NPU
  • RAM(メモリ)6GB LPDDR4X
  • 仮想メモリ +最大6GBで合計 12GBまで
  • ストレージ 128GB
  • バッテリー 7510 mAh
  • 駆動時間 728時間 (Wi-Fi使用時)
  • 充電 22.5W急速充電、Type-C、時間:約120分
  • 背面カメラ 1300万画素
  • 前面カメラ 500万画素
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi: Wi-Fi 5 (802.11 a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0
  • 衛星測位 GPS
  • インターフェース USB Type-C (OTG)
  • センサー ホールセンサー
  • スピーカー クアッドスピーカー
  • マイク デュアルマイク
  • 防水 IP42 生活防水
  • 機能 「Neovision 5.0」、クイックナビゲーション、アプリ複写、マルチ画面(画面分割)
  • OS Android 14
  • サイズ 約257 x 168 x 7.6 5mm
  • 重量 約 515g
  • カラー グレー

「nubia Pad SE」の評価

nubia Pad SE 斜めから見る

8つの基準で「nubia Pad SE」を5段階で評価してみました。

  • 画面の見やすさ:★★★★
  • スペック:★★★★
  • デザイン:★★★★
  • 耐久性:★★★
  • 通信:★★★
  • 機能:★★★★
  • 使いやすさ:★★★★
  • 価格:★★★★

<総合評価>

ZTEジャパンから発売される約11インチのタブレットです。

パワフルなUNISOC T760プロセッサ、高精細なフルHD液晶、迫力あるサウンドを再生できるクアッドスピーカーを搭載しています。

「OPPO Pad Neo」の方がいいのか?

11インチ台のタブレットとして「OPPO Pad Neo」も販売されています。「nubia Pad SE」と同じくWi-Fiモデルのみ用意された日本向けモデルです。

nubia Pad SE」との大きな違いは、「OPPO Pad Neo」が2.4KのLCDディスプレイを搭載している点です。このディスプレイはリフレッシュレート 90Hzのほかに、

高画質な動画配信サービスが楽しめるWidevine L1に対応しています。また、タッチサンプリングレート 最大180Hzやジェスチャー操作にも対応しており、

操作性に関してもワンランク上になります。オーディオ面ではDolby Atmosにも対応し、「nubia Pad SE」より臨場感のあるサウンドを再生できます。

ただし、上述した通り、「OPPO Pad Neo」が搭載するUNISOC T760プロセッサは、「OPPO Pad Neo」のMediaTek Helio G99プロセッサよりも性能が高く、ゲームなどで有利になります。

最大12GBメモリに拡張も可能なので、動作は「nubia Pad SE」の方が快適です。ゲーム用途であれば「nubia Pad SE」を選んだ方がいいでしょう。

逆に、ゲームはあまりせず、主に動画視聴をメインで使いたいなら「OPPO Pad Neo」の方をおすすめします。

「nubia Pad SE」に最適な人は?

ズバリ、高速に動作するコスパの高い11インチタブレットを探している人に最適です。

UNISOC T760の性能は約3万円の価格にしては比較的高い性能です。できる限りパワフルなプロセッサを搭載したモデルが欲しいという人にピッタリです。

また、7510 mAhバッテリーで長時間駆動でき、高速な22.5W急速充電を利用できる点も魅力的です。

フルHD液晶やクアッドスピーカーなど、エンタメを楽しむのに必須の性能を備えているので、ゲームや動画視聴でフル活用できるでしょう。

ただし、Widevine L14G LET通信顔認証に対応していないなど、弱点も多いタブレットです。

こうしたデメリットに目をつぶって、コスパを重視するのなら、「nubia Pad SE」はやはりおすすめです。

特にゲーム用のコスパの高いタブレットを探している人におすすめします。

「nubia Pad SE」の価格・購入先

nubia Pad SE 正面

nubia Pad SEはAmazonなどのECサイト、ソフマップなどの家電量販店で販売されます。発売日は1月17日以降で、メーカー希望小売価格は29,800円(税込)です。

ECサイト

Amazonで29,800円(税込)、

楽天市場で29,800円(税込)、

で販売されています。

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おすすめの類似製品を紹介

nubia Pad SE」に似た性能をもつタブレットも販売されています。

「Alldocube iPlay 60 Pro」

Alldocubeから発売された10.95インチのタブレットです(2024年12月20日 発売)。

Android 14ベースのALLDOCUBE OS Lite、MediaTek Helio G99、6GB LPDDR4X メモリ、128GB UFS2.2ストレージ、7000 mAhバッテリー、背面5MPのメインカメラ、前面5MPのフロントカメラを搭載しています。

また、クアッドBOXスピーカー、最大16GBまでのメモリ拡張、最大1.5TBまでのストレージ拡張、18W PD急速充電、静電容量式スタイラス(別売)、Google アシスタント(内蔵)、FMラジオ、顔認証、4G LET通信、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで21,249円(税込)、楽天市場で24,999円(送料無料)、AliExpressで22,448円、米国 Amazon.comで$169.99 ($40 OFFクーポン付き)、です。

関連記事:【11インチ】Alldocube iPlay 60 Proレビュー!Helio G99でコスパもいい!

「OPPO Pad Neo」

OPPOから発売された11.4インチのタブレットです(2024年12月12日 発売)。

ColorOS 13 (Android 13ベース) 、MediaTek Helio G99、6GB LPDDR4Xメモリ、2.4KのLCD液晶、128GB UFS2.2ストレージ、8000 mAhバッテリー、背面 8MPのメインカメラ、前面 8MPのフロントカメラを搭載しています。

また、33W 急速充電、ジェスチャー操作、タスクバー、クアッドスピーカー、Dolby Atmos、ステレオサウンド、リフレッシュレート 90Hz、タッチサンプリングレート 最大180Hz、Widevine L1 対応、デュアルマイク、顔認証、スマートカバー(別売)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2に対応しています。

価格は、Amazonで40,727円(税込・単品・ケースセットは43,207円で2480円 OFFクーポン付き)、楽天市場で44,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで44,800円、です。

関連記事:OPPO Pad Neoレビュー|7:5画面を選ぶべき理由とは?

「CHUWI AuPad」

CHUWIから発売された10.95インチのタブレットです(2024年9月 発売)。

Android 14、Qualcomm Snapdragon 685、8GB LPDDR4メモリ、128GB UFS2.2ストレージ、7000mAhバッテリー、背面13MPのメインカメラ、前面5MPのフロントカメラを搭載しています。

4G LET通信、クアッド スピーカー、最大20GBまでのメモリ拡張、最大512GBまでのストレージ拡張、USB 2.0 Type-C (OTG)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、GPSナビゲーション、にも対応しています。

価格は、AliExpressで25,700円、です。

関連記事:CHUWI AuPadレビュー!Snapdragon 685搭載の2万円台タブレットは優秀だった!

「Teclast T50 Plus」

Teclastから発売されたAndroid 14を搭載した11インチのタブレットです(2024年7月24日 発売)。

Unisoc T620、8GB LPDDR4Xメモリ、フルHDのIPS液晶、256GB UFSストレージ、8000 mAhバッテリー、背面13MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。

また、最大16GBまでのメモリ拡張、18W PD急速充電、クアッドスピーカー、SIMフリーの4G LET通信、ジャイロセンサー、顔認証、デュアルマイク、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。

価格は、AliExpressで19,419円、です。

関連記事:「Teclast T50 Plus」T620と歴代のT50シリーズを比較

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