2022年10月18日に発売される「Logitech G CLOUD」とクラウドで使える携帯ゲーム機を徹底 比較!価格やAntutuベンチマーク、スペック、収納ゲーム数、対応エミュレーターの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。
「Logitech G CLOUD」の特徴
「Logitech G CLOUD」の特徴をまとめてみました。
タッチ対応7型フルHD液晶・アナログレバー・12時間バッテリ
「Logitech G CLOUD」は7インチで解像度1920×1080ドットのIPS LCDディスプレイを搭載。輝度450nitの明るく色鮮やかな映像を映し出せるほか、10点マルチタッチ操作にも対応しています。また、2つのアナログジョイスティックレバーを搭載。L1/L2/R1/R2のショルダーボタンも搭載し、快適に操作できます。そのほか、12時間以上駆動できる23.1Whバッテリーを搭載。PD急速充電に対応し、約2.5時間でフル充電できます。
Snapdragon 720G&4GBメモリ・Android 11
「Logitech G CLOUD」はQualcomm Snapdragon 720G オクタコアプロセッサを搭載。8nmプロセスで製造された8コアプロセッサで、Antutuベンチマーク総合で約28万を記録しています。また、4GB LPDDR4Xメモリを搭載し、スムーズに動作。ストレージはUFS規格の64GBで、microSDカードで容量を増やすこともできます。そのほか、Android 11 OSを搭載。Google Playストアに対応し、豊富なAndroid ゲームやエミュレーターアプリをインストールすることができます。
クラウドゲーム・ステレオスピーカー・振動機能
「Logitech G CLOUD」は2.4GHzと5GHzのWi-Fi 5デュアルバンドに対応。複数アンテナを用いて通信を高速化する技術「MIMO」にも対応し、NVIDIA GeForce Now、Xbox Game Passなどのクラウドゲームも快適にプレイできます。また、本体にデュアルステレオスピーカーを搭載し、高音質なサウンドを再生することが可能。ノイズキャンセリングに対応したデュアルステレオマイクも利用できます。そのほか、リニアバイブレータによる振動機能を搭載。端末の傾きを感知するジャイロスコープセンサーも搭載されています。
公式ページ Logitech G Cloud – Handheld Gaming Console
価格を比較
「Logitech G CLOUD」と「Retroid Pocket 3」、「GPD XP Plus」、「ANBERNIC RG353P」の価格を比較してみました。
「Logitech G CLOUD」
「Logitech G CLOUD」は、ヤフーショッピングで59,700円、米国 Amazon.comで$328.98(ケース付き)、ロジクール公式サイトで$299.99(セール価格・通常価格は$349.99)で販売されています。
「Retroid Pocket 3」
「Retroid Pocket 3」は、Amazonで28,704円(税込・Pocket 3モデル)、楽天市場で39,680円 (税込・送料無料・Pocket 3モデル)、ヤフーショッピングで29,900円(税込・送料無料・Pocket 3モデル)、Retroid Pocket公式サイトで$119.00、AliExpressでUS $124.00、米国 Amazon.comで$139.99(Pocket 3)で販売されています。
「GPD XP Plus」
「GPD XP Plus」は、Amazonで62,999円(日本版)、楽天市場で66,999円 (税込・送料無料・日本版)、ヤフーショッピングで88,330 円 (税込・日本版)、天空公式サイトで税込68,200円(日本版)、AliExpressでUS $421.65(海外版)、米国 Amazon.comで$499.95(海外版)で販売されています。
「ANBERNIC RG353P」
「ANBERNIC RG353P」は、Amazonで20,999円、ヤフーショッピングで19,999 円、AliExpressでUS $93.58-102.24、Banggoodで21,746円、米国 Amazon.comで$149.99で販売されています。
Antutuベンチマークを比較
「Logitech G CLOUD」と「Retroid Pocket 3」、「GPD XP Plus」、「ANBERNIC RG353P」のAntutuベンチマークスコアを比較してみました。
「Logitech G CLOUD」
Antutuベンチマーク総合で約280,000
<CPU> Snapdragon 720G
<プロセッサ性能を解説>
8nmプロセスで製造された8コアプロセッサで、Antutuベンチマーク総合で約28万を記録しています。同じプロセッサは「AQUOS sense4 /plus」や「Rakuten Hand」にも搭載されています。
Unisoc Tiger T310搭載の「Retroid Pocket 3」と比較すると、スコアが約12万高くなります。
Dimensity 1200搭載の「GPD XP Plus」と比較すると、スコアが約42万低くなります。
Rockchip RK3566搭載の「ANBERNIC RG353P」と比較すると、スコアが17万高くなります。
性能的にはほとんどのAndroidゲームが快適にプレイできます。非常に負荷が高いゲームでなければ問題なく動作します。もちろん、動画視聴、ネットでの調べもの、音楽再生(ストリーミングを含む)、電子書籍、写真撮影なども快適に動作します。また、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターも快適に動作します(※PS2は動作するものと動作しないものがあります)。
「Retroid Pocket 3」
Antutu総合で約150,000
<CPU> Unisoc Tiger T310
「GPD XP Plus」
Antutu総合で約690,000
<CPU> MediaTek Dimensity 1200
「ANBERNIC RG353P」
Antutuベンチマーク総合で約100,000
<CPU> Rockchip RK3566
スペックを比較
「Logitech G CLOUD」と「Retroid Pocket 3」、「GPD XP Plus」、「ANBERNIC RG353P」のスペックを比較してみました。
「Logitech G CLOUD」のスペック
- ディスプレイ 7インチ、解像度1920×1080ドットのIPS LCD
※16:9/輝度450nit/10点マルチタッチ対応 - リフレッシュレート 60Hz
- プロセッサ Qualcomm Snapdragon 720G オクタコア
※8nm/64bit/8コア - GPU Adreno 618
- RAM(メモリ) 4GB LPDDR4X
- ストレージ 64GB UFS
- 外部ストレージ TFカード(microSDXC)で拡張可能
- バッテリー 23.1Wh、充電式リチウムポリマー
- 駆動時間 12時間以上
- 充電 PD急速充電に対応(約2.5時間でフル充電)
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 5 (802.11a/b/g/n/ac/2.4GHz/5GHz/2x2MIMO)、Bluetooth 5.1
- インターフェース USB 3.1 Type-C (OTG/PD充電)、microSDカードスロット、3.5mmヘッドホンジャック
- スピーカー ステレオスピーカー ×2
- マイク ステレオマイク ×2 ※ノイズキャンセリング対応
- センサー 6軸IMUセンサー、周囲光センサー、ジャイロスコープ
- ボタン L1/L2/R1/R2ボタン、A / B / X / Y、Gボタン、ホームボタン
※マッピング可/上側面のトリガーボタンに振動機能あり - 振動 リニアバイブレータ搭載
- Steam Link 対応
- 対応クラウドゲームサービス NVIDIA GeForce Now、Xbox Game Passなど
- 筐体の素材 カーボン ニュートラル
- OS Android 11 ※GMS認証、Google Playストア対応
- サイズ 256.84×117.21×32.95mm
- 重量 463g
- カラー ホワイト
ヤフーショッピングで「Logitech G CLOUD」をチェックする
米国 Amazon.comで「Logitech G CLOUD」をチェックする
ロジクール公式サイトで「Logitech G CLOUD」をチェックする
Amazonで「Logitech G CLOUD」をチェックする
楽天市場で「Logitech G CLOUD」をチェックする
「Retroid Pocket 3」のスペック
- ディスプレイ 4.7インチ、解像度750×1334 ドットのIPSタッチスクリーン
※16:9/60fps/バックライト45nits - プロセッサ Unisoc Tiger T310 1×A75@2.0G/3×A55@1.8G
- GPU PowerVR GE8300 @800MHz
- RAM(メモリ) 2GB / 3GB
- ストレージ 32GB eMMC
- 外部ストレージ microSDカードで拡張可能
- バッテリー 4000mAh
- 充電 急速充電に対応・Type-C
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
※OTAアップデート対応 - インターフェース USB Type-C (OTG)、microHDMI(720p)、TFカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
- スピーカー デュアルスピーカー (1W×2)
- ボタン アナログジョイスティックR3/L3、D-Pad、A/B/X/Yボタン、R1/L1、R2/L2、スタートボタン、セレクトボタン
- 筐体の素材 メタルフレーム+アルミニウム ヒートシンク
- OS Android 11 ※Google playストアに対応
- サイズ 184.65 × 81.38 × 24.23 mm
- 重量 230g
- カラー ホワイト、ブラック、オレンジ、レトロ、16bit、インディゴ
関連記事:「Retroid Pocket 3」と最新Android携帯ゲーム機を徹底 比較!
Amazonで「Retroid Pocket 3」をチェックする
楽天市場で「Retroid Pocket 3」をチェックする
ヤフーショッピングで「Retroid Pocket 3」をチェックする
AliExpressで「Retroid Pocket 3」をチェックする
Retroid Pocket公式サイトで「Retroid Pocket 3」をチェックする
米国 Amazon.comで「Retroid Pocket 3」をチェックする
「GPD XP Plus」のスペック
- ディスプレイ 6.81インチ、解像度1080 x 2400 ドットのIPS液晶
※10点マルチタッチ/Corning Gorilla glass 5/TFT LCD/388ppi/60Hz/OGS/画面比率87.10%/輝度500nits/コントラスト比1500:1 - プロセッサ MediaTek Dimensity 1200 オクタコア
※6nm/64bit/8コア/最大3.0 ※QualcommSnapdragon870と同等のパフォーマンスを発揮 - GPU ARM Mali-G77 MC9
- RAM(メモリ) 6GB LPDDR4x
- ストレージ 256GB UFS 3.1 ※読み取りおよび書き込み速度1800MB/秒、700MB/秒
※海外版は128GBモデルもあり - 外部ストレージ microSDカードで最大2TBまで ※exFATフォーマット対応
- バッテリー 7000mAh ポリマーリチウム電池
- 駆動時間 最大12時間
- 充電 20W PD急速充電 (PD2.0、充電器)
- カメラ 5.0 MP (フロント)
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.2、GPS (A-GPS,GLONASS,Beidou,Galileo)
※Wi-Fiディスプレイ対応 - 4G通信 対応
- インターフェース USB Type C (OTG/DisplayPort 1.2映像出力) ×1、microSDカードスロット ×1、マイク×2、3.5mmイヤホンジャック ×1、Nano SIMスロット×1
- スピーカー AACリニアステレオスピーカー ×2
- マイク 2つのマイクポートあり
- 冷却システム アクティブ冷却・純銅製ヒートシンク搭載(47×58mmの純銅製ヒートシンクと40×37mmのアクティブクーリングファン)
※「エクストリームパフォーマンス」モード、「パワーモード」、ファンのオフ・弱・強の切り替えが可、ターボ周波数100% - 筐体の素材 LG-DOW 121H(ABS合成樹脂)+UVコーティング
- OS Android 11
- サイズ 205~233×83×18~41mm(幅×奥行き×高さ、モジュールにより幅が異なる)
- 重量 330g~370g
- カラー グレイ
関連記事:「GPD XP Plus」と最新のAndroid携帯ゲーム機を徹底 比較!
Amazonで「GPD XP Plus」をチェックする
楽天市場で「GPD XP Plus」をチェックする
ヤフーショッピングで「GPD XP」をチェックする
天空公式サイトで「GPD XP Plus」をチェックする
AliExpressで「GPD XP Plus」をチェックする
Banggoodで「GPD XP Plus」をチェックする
米国 Amazon.comで「GPD XP Plus」をチェックする
「ANBERNIC RG353P」のスペック
- ディスプレイ 3.5インチ、解像度640 x 480 pxのIPS液晶
※4:3/マルチタッチ対応 - プロセッサ Rockchip RK3566 クアッドコア
- GPU Mali-G52-2EE
- RAM(メモリ) 2GB LPDDR4
- ストレージ Android:32GB eMMC、Linux: 16GB
- 外部ストレージ microSDカードで最大512GBまで拡張可能
- バッテリー 3500 mAh
- 駆動時間 6時間
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
- インターフェース Type-C x2 (OTG/電源用)、microSDカードスロット x2、miniHDMI、3.5mmイヤホンジャック
- スピーカー デュアルステレオスピーカー
- システム言語 日本語を含むマルチ言語に対応
- OS Android 11 + Linux
- サイズ 174 × 84 × 21mm
- 重量 210g
- カラー ブラック、グレー
関連記事:「ANBERNIC RG353P」と最新のAndroidゲーム機を徹底 比較!
Amazonで「RG353P」をチェックする
楽天市場で「ANBERNIC」をチェックする
ヤフーショッピングで「RG353P」をチェックする
AliExpressで「RG353P」をチェックする
Banggoodで「ANBERNIC RG353P」をチェックする
米国 Amazon.comで「RG353P」をチェックする
収録ゲーム数・対応エミュレーターを比較
「Logitech G CLOUD」と「Retroid Pocket 3」、「GPD XP Plus」、「ANBERNIC RG353P」の収録ゲーム数・対応エミュレーターを比較してみました。
「Logitech G CLOUD」
収録ゲーム数 なし
対応エミュレーター ※Google PlayストアのAndroidアプリを利用
ARCADE、MAME Plus、PCE、PSP、GBC、DC、ONS、NGP、NDS、Wii、N64、PS、MAME、GBA、PS2、SFC、MD、FC,WSC,NGCなど21種類以上
※Android ゲームにも対応
「Retroid Pocket 3」
収録ゲーム数 数千以上 ※ダウンロード必須
対応エミュレーター
CPS1/CPS2/CPS3,PSP,PS2,PS1,GENESIS,Dreamcast,Mame,GBA/GBC/GB、Wii、N64、NDS,3DS,FC,FBA,SFC,NES,GC、NEOGEO,NEOGEO Poket,NEOGEO Poket Color,PCE,SMS、MSX,SegaCD,Sega Saturn,Saga Genesis,SMS,SGG,Sega 32x,Sega SG-1000,WS,WSC,Atari Lynx,Atari 7800,Atari 2600,VirtuaBoy,3DOなど41種類以上
「GPD XP Plus」
収録ゲーム数 なし
対応エミュレーター
ARCADE、MAME Plus、PCE、PSP、GBC、DC、ONS、NGP、NDS、Wii、N64、PS、MAME、GBA、PS2、SFC、MD、FC,WSC,NGCなど21種類以上
※Android ゲームにも対応
「ANBERNIC RG353P」
収録ゲーム数
3000~10000+ ※モデル・販売先によって異なっています。
※ゲームは16GB/64GB TFカードに収録
※ゲームのダウンロードに対応
対応エミュレーター
PSP,DC,SS,PS1,NDS,N64,SPS1,CPS2,FBA,NEOGEO,GBA,GBC,GB,SFC,FC,MD,SMS,GG,MSX,PCE,WSC,WIN,NGGなど20種類以上
「Logitech G CLOUD」のメリット・デメリット
「Logitech G CLOUD」のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・タッチ対応の7型フルHD液晶・輝度450nitで10点マルチタッチに対応
「Logitech G CLOUD」は7インチで解像度1920×1080ドットのIPS LCD液晶を搭載。輝度450nitの明るく色鮮やかな映像を映し出せるほか、10点マルチタッチ操作にも対応しています。
一方、「Retroid Pocket 3」は4.7インチのIPSタッチスクリーン(解像度750×1334 ドット)を搭載しています。「GPD XP Plus」は6.81インチで解像度1080×2400ドットのIPS液晶を搭載しています。「ANBERNIC RG353P」は3.5インチで解像度640x480pxのIPS液晶を搭載しています。
・4GBメモリと64GBストレージ搭載で快適に使える
「Logitech G CLOUD」は4GB LPDDR4Xメモリを搭載し、スムーズに動作します。また、ストレージはUFS規格の64GBで、microSDカードで容量を増やすこともできます。
一方、「Retroid Pocket 3」は2GB/3GBメモリ&32GB eMMCストレージを搭載しています。「GPD XP Plus」は6GB LPDDR4xメモリと256GB UFS 3.1ストレージを搭載しています。「ANBERNIC RG353P」は2GBメモリ&16/32GBストレージを搭載しています。
・12時間以上駆動する23.1Whバッテリー搭載・PD急速充電に対応
「Logitech G CLOUD」は12時間以上駆動できる23.1Whバッテリーを搭載しています。また、Type-Cポート搭載でPD急速充電に対応し、約2.5時間でフル充電できます。
一方、「Retroid Pocket 3」は4000mAhバッテリー搭載で急速充電に対応しています。「GPD XP Plus」は7000mAhバッテリー搭載で20W PD急速充電に対応しています。「ANBERNIC RG353P」は3500mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。
・Wi-Fiデュアルバンド(2x2MIMO)対応でクラウドゲームサービスに対応
「Logitech G CLOUD」は2.4GHzと5GHzのWi-Fi 5デュアルバンドに対応。複数アンテナを用いて通信を高速化する技術「MIMO」にも対応し、NVIDIA GeForce Now、Xbox Game Passなどのクラウドゲームも快適にプレイできます。
一方、「Retroid Pocket 3」はWi-Fiデュアルバンドに対応しています。「GPD XP Plus」はWi-Fi 6に対応しています。「ANBERNIC RG353P」は5GHz高速Wi-Fiに対応しています。
・Bluetooth 5.1に対応
「Logitech G CLOUD」はBluetooth 5.1に対応し、ゲームパッド、ヘッドホンなどのワイヤレス機器とスムーズに接続できます。
一方、「Retroid Pocket 3」はBluetooth 5.0に対応しています。「GPD XP Plus」はBluetooth 5.2に対応しています。「ANBERNIC RG353P」はBluetooth 4.2に対応しています。
・厚さ32.95mmで重さ463gの軽量ボディ
「Logitech G CLOUD」は厚さ32.95mmで重さ463gの軽量ボディになっています。
一方、「Retroid Pocket 3」は厚さ24.23mmで重さ230gになっています。「GPD XP Plus」は厚さ18~41mmで重さ330g~370gになっています。「ANBERNIC RG353P」は厚さ21mmで重さ210gになっています。
・ステレオスピーカー&ステレオマイクを搭載
「Logitech G CLOUD」は本体に2つのステレオスピーカーを搭載し、高音質なサウンドを再生することが可能。ノイズキャンセリングに対応した2つのステレオマイクも利用できます。
一方、「Retroid Pocket 3」はデュアルスピーカー (1W×2)を搭載しています。「GPD XP Plus」はAACリニアステレオスピーカー×2と2つのマイクを搭載しています。「ANBERNIC RG353P」はデュアルステレオスピーカーを搭載しています。
・Android 11搭載でGoogle Playストアに対応
「Logitech G CLOUD」はAndroid 11 OSを搭載。Google Playストアに対応し、豊富なAndroid ゲームやエミュレーターアプリをインストールすることができます。
一方、「Retroid Pocket 3」と「GPD XP Plus」はAndroid 11を搭載しています。「ANBERNIC RG353P」はAndroid 11 + LinuxのデュアルOSを搭載しています。
デメリット
・Wi-Fi 6&4G LET通信に対応していない
「Logitech G CLOUD」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」(IEEE 802.11ax)に対応していません。また、4G LET通信も利用できません。
一方、「GPD XP Plus」はWi-Fi 6&4G LET通信に対応しています。「Retroid Pocket 3」と「ANBERNIC RG353P」はWi-Fi 6&4G LET通信に対応していません。
・microHDMIポートがない
「Logitech G CLOUD」はmicroHDMIポートを搭載していません。
一方、「Retroid Pocket 3」はmicroHDMIポートを搭載しています。「GPD XP Plus」はDisplayPort Alternate Mode対応のUSB Type-Cポート搭載で、有線で映像出力できます。「ANBERNIC RG353P」はminiHDMIポートを搭載しています。
「Logitech G CLOUD」の評価
「Logitech G CLOUD」の評価を紹介します。
スペック:★★★★
通信:★★★★
機能:★★★
デザイン:★★★★
使いやすさ:★★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
ロジクールから発売された7型の携帯ゲーム機です。クラウドゲームに適した設計を採用しており、NVIDIA GeForce Now、Xbox Game Passなどのクラウドゲームサービスにも対応しています。
従来の中華系Android搭載の携帯ゲーム機と大きく違うのは7インチの大型ディスプレイを搭載している点。「GPD XP Plus」でも6.81インチだったので、「見やすさ」に関してはトップクラスの快適性であると言えます。
また、複数アンテナを用いて通信を高速化する技術「MIMO」に対応している点も大きなメリットです。Wi-Fi 6に対応していないくても、この技術を利用することでつながりやすくなり、快適に通信できます。
そのほか、アナログジョイスティックやトリガーボタンを搭載し、振動機能やジャイロスコープセンサーも搭載。高音質なステレオスピーカーやノイキャン対応のマイクも搭載されており、ゲームプレイ中のサウンド機能も充実しています。
発売時の価格は$299.99(セール価格・通常価格は$349.99)。7インチの大型液晶を搭載したAndroid携帯ゲーム機を探している人におすすめです。
※YouTube動画でも紹介しています。「Logitech G CLOUD」新時代にふさわしいクラウド向け携帯ゲーム機が登場! 性能をざっくり解説
「Logitech G CLOUD」の販売・購入先
「Logitech G CLOUD」は、
ヤフーショッピングで59,700円、
米国 Amazon.comで$328.98(ケース付き)、
ロジクール公式サイトで$299.99(セール価格・通常価格は$349.99)、
で販売されています。
ヤフーショッピングで「Logitech G CLOUD」をチェックする
米国 Amazon.comで「Logitech G CLOUD」をチェックする
ロジクール公式サイトで「Logitech G CLOUD」をチェックする
Amazonで「Logitech G CLOUD」をチェックする
楽天市場で「Logitech G CLOUD」をチェックする
他の携帯ゲーム機と比較する
リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。
★「ANBERNIC RG405M」(UNISOC T618・Android 12・4型)
★「AYN Odin」(Pro/Lite・5.98インチ・Android 11)
★「Razer Edge」
「Powkiddy X18S」(Android)
「RG552」(Android+Linux)
「RG503」(有機EL)
「RG351MP」
「ANBERNIC WIN600 Blue」(新版)
「GPD WIN Max 2」(日本版)
その他のおすすめ携帯ゲーム機は?
その他のおすすめ携帯ゲーム機は以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。
海外製のレアな携帯ゲーム機をまとめて紹介しています。
Androidゲーミングタブレット コントローラ一体型 まとめ
Android搭載の携帯ゲーム機をまとめて紹介しています。
超極小サイズの携帯ミニゲーム機を紹介しています。
<据え置き型>
2022 最新レトロゲーム機 据え置き型 ラインナップ 一覧
<レトロゲーム互換機機>
レトロゲーム互換機がじわりと人気! FC・MD・GBなど 2021 最新 まとめ
<HDD&TFカード>
懐かしの名作がぎっしり! レトロゲーム収録HDD&TFカード まとめ