2023年2月に発売された「Beelink Minis S12」と高コスパなミニPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークスコアの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。
※2023年3月、「Beelink EQ12」(N100)が発売されました。
※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。
「Beelink Mini S12」の特徴
「Beelink Minis S12」の特徴をまとめてみました。
第12世代 N95・8GBメモリ・Windows11 Pro
「Beelink Minis S12」は第12世代(Alder Lake-N)のインテル N95プロセッサを搭載。10nmプロセスで製造された4コア、4スレッドのプロセッサで、PassmarkのCPUベンチマークスコアで「4606」(第6世代のCore i5と同等)を記録しています。また、8GB DDR4メモリを搭載。最大16GBまで拡張できます。
そのほか、OSにWindows 11 Proを搭載。「Amazonアプリストア プレビュー」の10,000点以上のAndroidアプリやMicrosoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)を利用したLinuxのGUIアプリを使うこともできます。
PCle 1X接続のM.2ストレージ・拡張ベイ・4つのUSB3.2
「Beelink Minis S12」はPCle 1X接続のM.2 SSDストレージを256GB/500GB搭載。SATA接続のM.2 SSDよりも約1.6倍高速になっています。また、M.2で最大2TBまで拡張することが可能。拡張ベイ搭載で2.5インチのSATA HDD/SSDで増設することもできます。
そのほか、4つのUSB 3.2 Gen2ポートを搭載。10Gbpsの高速データ転送が可能なほか、外付けHDDなどの周辺機器ともスムーズに接続できます。
4K 2台同時出力・Wi-Fi 6・冷却システム
「Beelink Minis S12」は4K映像出力に対応した2つのHDMIポートを搭載。2台のモニターに4K画質で同時に出力することができます。また、従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応。Bluetooth 5.2対応でワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。
そのほか、ヒートシンクと静音で動作する冷却ファンを備えた冷却システムを搭載。壁掛け(ブランケット付属)、ギガビット有線LAN通信も利用できます。
公式 製品紹介ページ: Beelink Mini
価格を比較
「Beelink Minis S12」と「Blackview MP60」、「GMK NucBox 7」、「MeLE Quieter3Q」の価格を比較してみました。
「Beelink Minis S12」
「Beelink Minis S12」は、Amazonで26,800円(税込・7000円OFFクーポン付き)、楽天市場で32,966円(送料無料)、ヤフーショッピングで35,222円(送料無料)、AliExpressでUS $168.93 (日本円で約24,754円)、米国 Amazon.comで$179.00 (日本円で約26,229円)で販売されています。
「Blackview MP60」
「Blackview MP60」は、Amazonで19,780円(税込・5000円OFFクーポン付き)、楽天市場で25,290円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで29,140円 (税込・送料無料)、AliExpressでUS $201.86 (日本円で約29,130円)、米国 Amazon.comで$269.98で販売されています。
「GMK NucBox 7」
「GMK NucBox 7」は、Amazonで39,082円 (税込)、米国 Amazon.comで$239.00 (7S)、GMKtec公式サイトで$219.99 (7S)で販売されています。
「MeLE Quieter3Q」
「MeLE Quieter3Q」は、Amazonで27,199円 (税込・20%OFFのセール価格)、楽天市場で38,400円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで30,537 円、AliExpressでUS $255.99 (8GB/256GB)、米国 Amazon.comで$259.99で販売されています。
スペックを比較
「Beelink Minis S12」と「Blackview MP60」、「GMK NucBox 7」、「MeLE Quieter3Q」のスペックを比較してみました。
「Beelink Minis S12」のスペック
- プロセッサ Intel N95
※10nm/64bit/4コア/4スレッド/最大3.40GHz - GPU インテル UHD グラフィックス 1.2GHz
- RAM(メモリ)8GB DDR4 3200MHz ※最大16GBメモリ
※Pro版は16GB DDR4 - ストレージ M.2 SSD 256GB/500GB (PCle 1X/2280)
※Pro版は500GB/1TB - 拡張ストレージ M.2 2280で最大2TBまで、SATA 2.5インチHDD/SSDも利用可
- 電源 ACアダプター (出力:12V/3A・入力:100V-240V)
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 、Bluetooth 5.2
- 有線LAN 対応 (1000M/ギガビット)
- インターフェース USB 3.2 Gen2 (10Gbps) x4、HDMI (4K/60Hz) x2、有線LAN端子 x1、3.5mmジャック、電源ボタン、DCポート、セキュリティロック
- 4K 2台同時出力 対応
- 冷却システム 静音ファン、ヒートパイプ、ヒートシンク、HDDクーリングカバー
- VASAマウント 壁掛け対応
- 筐体の素材 ABS樹脂
- OS Windows 11 Pro
- サイズ 11.5 x 10.20 x 3.9 cm
- 重量 280 g
- カラー ダークブルー
- 附属品 1x壁掛けブラケット、1 xHDMIケーブル、1x電源アダプター、1xユーザーマニュアル
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「Blackview MP60」のスペック
- プロセッサ Jasper Lake世代のIntel Celeron N5095 クアッドコア
※10nm/64bit/4コア/4スレッド/最大2.9GHz - GPU Intel UHD Graphics
- RAM(メモリ) 8GB/16GB DDR4
- 拡張メモリ 最大16GBまで
- ストレージ M.2 SSD 256GB/512GB SATA 500MB/s
- 拡張ストレージ 2.5インチSSD/HDDで最大2TBまで、M.2で最大2TBまで
- 電源 ACアダプター
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 5 (802.11ac/a/b/g/n/2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
- 有線LAN 対応・1,000Mbps
- インターフェース USB 3.0×2、USB 2.0×2、HDMI×2、ギガビット有線LAN端子、3.5mmジャック
- 4K映像出力 対応・4K UHDデュアルディスプレイをサポート
- 冷却システム 大型ウィンドウのクーラーファン、6つの幅広のヒートパイプ、静音動作
- OS Windows 11 Pro
- サイズ 不明
- 重量 460g
- カラー ブラック、ブルー
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「GMK NucBox 7」のスペック
- プロセッサ インテル Pentium Silver N6005
※10nm/4コア/4スレッド/最大3.30 GHz/第11世代 Jasper Lake - GPU Intel UHD グラフィックス (最大 900 MHz)
- RAM(メモリ) 16GB DDR4 LPDDR4x 最大 2933 MHz
- ストレージ M.2 SSD 512GB (SATA 2242)
- 拡張ストレージ M.2 SSD (2242 PCle)で最大1TBまで、microSDカードで最大128GBまで
- 電源 ACアダプター ※オートパワーオン(自動起動)をサポート
※PD充電サポート、モバイルバッテリーからの給電をサポート - カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11ac/a/b/g/n/ax2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.2
- 有線LAN 対応・ギガビット有線LAN通信
- インターフェース Type-C (12V/3A・電源用のみ) x1、USB3.2 Gen2 x2、USB3.2 Gen1 x1、HDMI 2.0 (4K@60Hz) x3、microSDカードスロット x1、有線LAN端子 x2、3.5mmオーディオジャック
- 4K映像出力 対応
- 冷却ファン 内蔵
- VESAマウント 対応(ブラケットを含む)
- OS Windows 11 Pro ※Linux/Ubuntuサポート
- サイズ 87 × 87 × 39.5mm
- 重量 不明
- カラー ダークグレー
- 発売日 2022年10月
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「MeLE Quieter3Q」のスペック
- モデル Quieter 3Q 81E
- プロセッサ Celeron N5105 クアッドコア
※10nm/64bit/4コア/4スレッド/最大2.90GHz - GPU インテル® Core UHD グラフィックス
- RAM(メモリ) 8GB LPDDR4x
- ストレージ eMMC 128GB / 256GB
- 拡張ストレージ M.2 2280 NVMe SSDスロットをサポート、最大4TBの外付けSDD/HDDをサポート
- 電源 ACアダプター 12V / 2A
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、MU-MIMO
- インターフェース USB3.0 ×4、HDMI ×2、microSDカードスロット、有線LAN端子(RJ-45)、3.5mmオーディオジャック、ケンジントンスロット、DCポート
- 冷却ファン なし・ファンレス設計
- VASAマウント 対応
- OS Windows 11 Pro
- サイズ 13.1 × 8.1× 1.83 cm
- 重量 203 g
- カラー ブラック
- 発売日 2022年前半
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ベンチマークを比較
「Beelink Minis S12」と「Blackview MP60」、「GMK NucBox 7」、「MeLE Quieter3Q」のベンチマーク スコアを比較してみました。
※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。
「Beelink Minis S12」
<CPU> Intel N95
Passmarkによるベンチマークスコアは「4606」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「781」、マルチコアで「1978」。
<GPU> インテル UHD グラフィックス
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「1000」前後。
<プロセッサ性能を解説>
10nmプロセスで製造された4コア、4スレッドのプロセッサ「インテル N95」プロセッサ(第12世代(Alder Lake-N))を搭載し、PassmarkのCPUベンチマークスコアで「4606」を記録しています。このスコアは第6世代のCore i5と同じくらいになります。
Celeron N5095搭載の「Blackview MP60」と比較すると、スコアが約600高くなります。
Pentium Silver N6005搭載の「GMK NucBox 7」と比較すると、スコアが約700低くなります。
Celeron N5105搭載の「MeLE Quieter3Q」と比較すると、スコアが約500高くなります。
性能的にはOffice文書作成、ネットでの調べもの、音楽や動画の再生、画像の編集、テレワーク、オンライン授業などで快適に動作します。
グラフィック性能は比較的高めなので軽めの動画編集ソフトも使用できます。
PCゲームは軽めのものだけ動作します。グラフィックカードを必要とするような高負荷のPCゲームはプレイできないので注意してください。
PS2を含めてPSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターは快適に動作します。
「Blackview MP60」
<CPU> Celeron N5095
Passmarkによるベンチマークスコアは「4028」(CPU)。
<GPU> Intel UHD Graphics
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「1000」前後。
「GMK NucBox 7」
<CPU> Pentium Silver N6005
Passmarkによるベンチマークスコアは「5383」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「700」、マルチコアで約「2200」。
<GPU> Intel UHD グラフィックス
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「1300」前後。
「MeLE Quieter3Q」
<CPU> Celeron N5105
Passmarkによるベンチマークスコアは「4124」(CPU)。
<GPU> インテル Core UHD グラフィックス
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「800」。
「Beelink Minis S12」のメリット・デメリット
「Beelink Minis S12」のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・8GB DDR4メモリ搭載で最大16GBまで拡張できる
「Beelink Minis S12」は3200MHの8GB DDR4メモリを搭載し、スムーズに動作します。また、最大16GBまで拡張できます。
一方、「Blackview MP60」は8GB/16GB DDR4メモリ搭載で最大16GBまで拡張できます。「GMK NucBox 7」は16GB DDR4メモリ搭載でスムーズに動作します。「MeLE Quieter3Q」は8GB LPDDR4xメモリを搭載し、スムーズに動作します。
・PCle 1X接続のM.2 SSD 256GB/500GBストレージを搭載・最大2TBまで拡張できる
「Beelink Minis S12」はPCle 1X接続のM.2 SSDストレージを256GB/500GB搭載。SATA接続のM.2 SSDよりも約1.6倍高速になっています。また、M.2で最大2TBまで拡張できます。
一方、「Blackview MP60」はM.2 SSD 256GB/512GBストレージ搭載し、最大2TBまで拡張できます。「GMK NucBox 7」はM.2 SSD 512GB (SATA 2242)ストレージ搭載で最大1TBまで拡張できます。「MeLE Quieter3Q」はeMMC 128GB/256GBストレージを搭載しています。
・拡張ベイ搭載で2.5インチ SATA HDD/SSDで増設できる
「Beelink Minis S12」は拡張ベイ搭載で2.5インチのHDD/SSDで増設できます。
一方、「Blackview MP60」は2.5インチの拡張ベイを搭載し、SATA規格のSSD/HDDで最大2TBまで拡張できます。「GMK NucBox 7」は2.5インチ SATAの拡張ベイを搭載していません。「MeLE Quieter3Q」はM.2の拡張スロット搭載で増設できます。
・Wi-Fi 6とBluetooth 5.2、ギガビット有線LAN通信に対応
「Beelink Minis S12」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応しています。また、Bluetooth 5.2対応でワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。安定した高速通信が可能なギガビット有線LAN通信も利用できます。
一方、「Blackview MP60」はWi-Fi 5のデュアルバンド・Bluetooth 4.2・ギガビット有線LAN痛心に対応しています。「GMK NucBox 7」はWi-Fi 6通信&Bluetooth 5.2&ギガビット有線LAN通信に対応しています。「MeLE Quieter3Q」はWi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応しています。
・4つのUSB 3.2 Gen2ポートを搭載
「Beelink Minis S12」は4つのUSB 3.2 Gen2ポートを搭載しています。このポートは10Gbpsの高速データ転送が可能で外付けHDDなどの周辺機器ともスムーズに接続できます。
一方、「Blackview MP60」は2つのUSB 3.0ポートと2つのUSB 2.0ポートを搭載しています。「GMK NucBox 7」はType-Cポート(電源用のみ)と3つのUSB3.2ポートを搭載しています。「MeLE Quieter3Q」は4つのUSB3.0ポートを搭載し、最大4TBの外付けSDD/HDDを接続することもできます。
・4K 2台同時出力に対応
「Beelink Minis S12」は4K映像出力に対応した2つのHDMIポートを搭載し、2台のモニターに4K画質で同時に出力することができます。
一方、「Blackview MP60」は2つのHDMIポートを搭載し、4K UHD画質で2台のモニターに同時出力できます。「GMK NucBox 7」は3つのHDMIポート搭載で、4K画質で3台同時映像出力が利用できます。「MeLE Quieter3Q」は4K映像出力に対応した2つのHDMIポートを搭載し、2台同時に出力できます。
・厚さ3.9cmで重さ280gの小型ボディ・ダークブルーカラーを用意
「Beelink Minis S12」はサイズ 11.5 x 10.20 x 3.9 cmで重さ280 gの小型ボディになっています。また、カラーはダークブルーを用意しています。
一方、「Blackview MP60」は重さ460gの小型ボディで、ブラック、ブルーの2色カラーを用意しています。「GMK NucBox 7」はサイズ87 × 87 × 39.5mmの小型デザインになっています。「MeLE Quieter3Q」はサイズ 13.1 × 8.1× 1.83 cmで重さ203 gになっています。
・冷却システムを搭載
「Beelink Minis S12」はヒートシンクと静音で動作する冷却ファン、HDDクーリングカバーを備えた冷却システムを搭載しています。
一方、「Blackview MP60」は大型ウィンドウのクーラーファンや6つの幅広のヒートパイプを採用した冷却ファンを搭載しています。「GMK NucBox 7」は冷却ファンを内蔵しています。「MeLE Quieter3Q」はファンレス設計で冷却ファンを搭載していません。
・Windows 11 Pro搭載で新機能も使える
「Beelink Minis S12」はWindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。
Windows 11 Proには、
タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、
「ペイントアプリ」、クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)
などの新機能が追加されています。
一方、「Blackview MP60」、「GMK NucBox 7」、「MeLE Quieter3Q」はWindows 11 Proを搭載し、新機能も使えるようになっています。
デメリット
・DisplayPort(ディスプレイポート)が使えない
「Beelink Minis S12」は高いリフレッシュレートに対応できるDisplayPort(ディスプレイポート)がありません。
一方、「Blackview MP60」、「GMK NucBox 7」、「MeLE Quieter3Q」もDisplayPortを搭載していません。
・Type-Cポートがない
「Beelink Minis S12」はType-Cポートを搭載していないため、PD対応のモバイルバッテリーから給電できません。
一方、「GMK NucBox 7」はType-C (12V/3A・電源用のみ)を搭載しています。「Blackview MP60」と「MeLE Quieter3Q」はType-Cポートを搭載していません。
「Beelink Minis S12」の評価
「Beelink Minis S12」の評価を紹介します。
スペック:★★★★
通信:★★★★
機能:★★★
デザイン:★★★★
使いやすさ:★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
2022年6月に発売された「Beelink MINI S」(N5095)の後継モデルになります。低価格ながらパワフルな第12世代プロセッサを搭載し、通信性能も優れています。
プロセッサはインテル N95で、第6世代のCore i5並みに高速に動作します。
第6世代のCore i5は、今自分が使っているパソコンのCPUと同じで、かなりパワフルに動作します。具体的にはPCSX2というエミュレーターでPS2のゲームがサクサクと動作するレベルです。もちろん、動画編集や画像編集もサクサクでストレスがありません。SteamのPCゲームをやるには少々スペックが足りませんが、軽めのものならプレイできるでしょう。
また、ストレージはPCle 1X接続でSATA接続のM.2 SSDよりも約1.6倍高速です。4つのUSB 3.2 Gen2ポートも搭載されているので、USBメモリなどのデータのやり取りも高速です。
そのほか、「Wi-Fi 6」に対応しており、対応機器と組み合わせて超高速通信が利用可能です。2つのHDMIでマルチディスプレイも利用できるので、作業もよりスムーズにこなせます。
「「Beelink Minis S12」の価格はUS $175.00 (日本円で2万3千円ほど)。日本でもいずれ発売されるでしょうが、なんとか2万円台で入手したいものですね。低価格でもきっちりと使える高コスパなミニPCを探している人におすすめです。
「Beelink Minis S12」の販売・購入先
「Beelink Minis S12」は、
Amazonで26,800円(税込・7000円OFFクーポン付き)、
楽天市場で32,966円(送料無料)、
ヤフーショッピングで35,222円(送料無料)、
AliExpressでUS $168.93 (日本円で約24,754円)、
米国 Amazon.comで$179.00 (日本円で約26,229円)、
で販売されています。
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★「Blackview MP80」(Intel N95・・4K 3画面出力)
★「CHUWI HeroBox 2023」(Intel N100・4K 2画面・VGA)
★「BMAX B6 Plus」(Core i3-1000NG4 / Core-i5-1030NG7)
★「LarkBox X 2023」(Intel N100・4K 3画面出力)
★「GMKtec NucBox G2」(Intel N100・4K 3画面出力)
★「TRIGKEY G5」(Intel N100・4K 3画面出力)
★「Beelink EQ12」(Intel N100・4K 3画面出力)
★「TRIGKEY G4」(2023・第12世代N100・16GBメモリ)
「GOLE1 PRO」(5.5液晶・ミニPC)
「Beelink SER4」(SER5)
「MINISFORUM UM480」(Ryzen 7 4800U)
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