実は超お得「Blackview MP80」と高性能ミニPCを比較

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Blackview MP80」と激安の高性能ミニPCを徹底 比較!CPU性能やゲーミング性能、メリット、原神、スペック、ベンチマーク、デメリット、評価を紹介します。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「Blackview MP80」が発売開始!

Blackview MP80 main

2023年8月、モバイル機器メーカー Blackview (ブラックビュー)から新製品「MP80」が発売されました。

第12世代のIntel N95プロセッサを搭載したWindows ミニPCです。

Blackviewからは2023年6月にインテル Core i5 11400H搭載の「MP200」、

2022年12月にインテル N5095 搭載の「MP60」が発売され、

ミニPCのメーカーとしても頭角を現していました。

新モデルは低価格でも性能が高いと評判のIntel N95プロセッサを搭載したことで注目を集めています。

さっそくどんなミニPCなのか、詳しく見ていきましょう。

公式ページ: blackview.hk/products/item/mp80

第12世代 Intel N95 の性能

Blackview MP80」は10nmプロセスで製造された4コア、4スレッド、最大3.40GHz駆動の「Intel N95」(第12世代 Alder Lake-N)を搭載し、PassmarkのCPUベンチマークスコアで約「5400」を記録しています。このスコアは第6世代のCore i5と同じくらいになります。

同じプロセッサは「GMKtec NucBox G1」、「Beelink Mini S12」、「TRIGKEY G4」などにも搭載されています。

他のCPUと比較

Celeron N5095搭載の「Blackview MP60」と比較すると、スコアが約1400高くなります。

Intel N100搭載の「CHUWI HeroBox 2023」と比較すると、スコアが約200低くなります。

Core i3-1000NG4搭載の「BMAX B6 Plus」と比較すると、スコアが約1700高くなります。

グラフィック性能

第12世代のIntel UHD Graphics は3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] のグラフィックスコアで「800」前後を記録しています。

ゲーミング性能

Intel N95 プロセッサは一部のPCゲームをプレイできる性能を持っています。

原神は画質 「低 」設定で30 FPSで動作します。フォートナイトは45 FPSで快適にプレイできます。

また、Skyrim、Battlefield 3など少し古い世代のPCゲームは比較的快適に動作します。

プレイ可能な各 PCゲーム タイトルのフレームレート測定結果は以下の通りです。

原神(Genshin Impact)・・・30FPS

フォートナイト (Fortnite)・・・45 FPS

DOTA 2・・・40FPS

GRID: Autosport・・・60FPS

GTA V・・・44 FPS

Minecraft・・・30 FPS

Resident Evill 5・・・80 FPS

Skyrim・・・30 FPS

CS GO・・・60FPS

Forza Horizon 4・・・30FPS

総合的な性能

性能的にはOffice文書作成、ネットでの調べもの、音楽や動画の再生、画像の編集、テレワーク、オンライン授業などで快適に動作します。

Adobeのフォトショップ(Photoshop)、イラストレーター(Illustrator)、Premiere Proなども動作します。

動画編集ソフトは動作しますが、負荷の高いエンコード作業では時間がかかることもあるので注意してください。

PCゲームは軽めのものは動作しますが、負荷の高い本格的なPCゲームは動作しないので注意してください。

PS2を含めてPSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターは快適に動作します。

メリット

Blackview MP80」のメリットを紹介します。

16GB LPDDR5メモリ搭載でスムーズに動作

Blackview MP80」は16GB LPDDR5メモリを搭載し、スムーズに動作します。また、周波数3200MHzで高速に転送できます。

一方、「CHUWI HeroBox 2023」はLPDDR5規格のメモリを8GB搭載し、スムーズに動作します。「BMAX B6 Plus」は12GB/16GB LPDDR4メモリ搭載でスムーズに動作します。「Beelink Minis S12」は8GB DDR4メモリ搭載で最大16GBまで拡張できます。

M.2 SSD 512GBストレージで高速転送

Blackview MP80」はM.2 SSD 512GBストレージを搭載。550MB/sの高速な転送が利用できます。

一方、「CHUWI HeroBox 2023」はSATA接続の256GB SSDストレージを搭載しています。「BMAX B6 Plus」は512GB/1TB/2TB M.2 NVMe SSD ストレージを搭載しています。「Beelink Minis S12」はPCle 1X接続のM.2 SSDストレージを256GB/500GB搭載しています。

M.2で最大2TBまで拡張できる

Blackview MP80」はM.2で最大2TBまでストレージを拡張できます。

一方、「CHUWI HeroBox 2023」は2.5インチのHDD/SSDで拡張することができます。「BMAX B6 Plus」はM.2 NVMe SSDスロットを2つ搭載し、空いているスロットでストレージを拡張できます。「Beelink Minis S12」は2.5インチ SATA HDD/SSD、M.2ストレージで最大2TBまで拡張できます。

Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 4.2に対応

Blackview MP80」は高速で途切れにくいWi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 4.2によるワイヤレス接続に対応しています。

一方、「CHUWI HeroBox 2023」はWi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応しています。「BMAX B6 Plus」ははWi-Fi 6とBluetooth 4.2に対応しています。「Beelink Minis S12」はWi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応しています。

デュアル有線LAN通信に対応

Blackview MP80」は2つのLANポートを搭載し、安定した高速な通信を利用できます。

一方、「CHUWI HeroBox 2023」はLANポートを1つ搭載し、高速なギガビット有線LAN通信が利用できます。「BMAX B6 Plus」と「Beelink Minis S12」は1つのLANポートを搭載し、高速なギガビット有線LAN通信を利用できます。

3つのUSB 3.0ポート

Blackview MP80」は最大5Gbpsの高速転送が可能なUSB 3.0ポートを3つ搭載し、外付けHDDなどの周辺機器ともスムーズに接続できます。

一方、「CHUWI HeroBox 2023」は2つのUSB 3.0ポートと2つのUSB 2.0ポートを搭載しています。「BMAX B6 Plus」は3つのUSB 3.0ポートを搭載し、最大5Gbpsの高速転送が利用できます。「Beelink Minis S12」は4つのUSB 3.2 Gen2ポートを搭載しています。

4K 3画面出力に対応

Blackview MP80」は3つのHDMIポートを搭載し、4K 3画面出力も利用できます。

一方、「CHUWI HeroBox 2023」は1つのHDMIポートとType-Cポートを組み合わせて4K 2画面出力が利用できます。「BMAX B6 Plus」は4K出力に対応したHDMI2.0bポートとType-Cポートを組み合わせて4K 3画面出力が利用できます。「Beelink Minis S12」は4K映像出力に対応した2つのHDMIポートを搭載し、4K 2画面出力が利用できます。

冷却システムを搭載

Blackview MP80」は9800 mm3の放熱面積と47,117 mm3の銅製ヒートパイプを採用した冷却システムを搭載し、温度95度以下で安定して動作します。

一方、「CHUWI HeroBox 2023」は広い吸気面積と大口径ファンを採用したアクティブ冷却システムを搭載し、TDP 13Wで安定して動作します。「BMAX B6 Plus」はスマートファンと2つの銅製ヒートパイプを採用した冷却システムを搭載し、長時間でも安定して動作します。「Beelink Minis S12」はヒートシンクと静音で動作する冷却ファン、HDDクーリングカバーを備えた冷却システムを搭載しています。

VESAマウントに対応

Blackview MP80」はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。

一方、「CHUWI HeroBox 2023」と「BMAX B6 Plus」はモニターの背面に設置できるVESAマウントにも対応しています。「Beelink Minis S12」は壁掛けに対応しています。

厚さ37mm、重さ214gの薄型軽量デザイン

Blackview MP80」は厚さ37mm、重さ214gの薄型軽量デザインで、ブラック、ブルーの2色カラーを用意しています。

一方、「CHUWI HeroBox 2023」はサイズ 187.6 x 138.3 x 37.3mm、重さ505gの小型ボディで、ブラックカラーを用意しています。「BMAX B6 Plus」はサイズ 12.4 x 11.2 x 4.3 cmの小型デザインで、グリーンカラーを用意しています。「Beelink Minis S12」はサイズ 11.5 x 10.20 x 3.9 cm、重さ280 gの小型ボディで、ダークブルーカラーを用意しています。

Windows 11 Pro搭載で新機能も使える

Blackview MP80」はWindows 11 Proを搭載し、新機能も使えるようになっています。

Windows 11には、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、「ペイントアプリ」、

クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)、「Google Play Games」(PCでAndroidゲーム)

などの機能が追加されています。

一方、「CHUWI HeroBox 2023」はWindows 11を搭載し、新機能も使えるようになっています。「BMAX B6 Plus」はWindows 11 Home搭載で新機能も使えるようになっています。「Beelink Minis S12」はWindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。

価格を比較

Blackview MP80」と「CHUWI HeroBox 2023」、「BMAX B6 Plus」、「Beelink Minis S12」の価格を比較してみました。

「Blackview MP80」

Blackview MP80」は、AliExpressで33,821円、米国 Amazon.comで$199.99 ($20 OFFクーポン付き)、

「CHUWI HeroBox 2023」

CHUWI HeroBox 2023」は、Amazonで25,900円(3000円 OFFクーポン付き・第12世代N100)、楽天市場で34,100円(送料無料)、ヤフーショッピングで28,974円、CHUWI公式ストアで23,283円で販売されています。

「BMAX B6 Plus」

BMAX B6 Plus」は、Amazonで23,999円(税込・Core i3-1000NG4モデル/Core-i5-1030NG7モデルは税込40,999円で6000円 OFFクーポン付き)、 楽天市場で32,583円(送料無料・Intel i3-1000NG4)、ヤフーショッピングで25,422円 (Intel i3-1000NG4)、AliExpressでUS $234.76 (日本円で約34,400円)、米国 Amazon.comで$199.99 (Intel i3-1000NG4・日本円で約29,305円)で販売されています。

「Beelink Minis S12」

Beelink Minis S12」は、Amazonで26,800円(税込・7000円OFFクーポン付き)、楽天市場で32,966円(送料無料)、ヤフーショッピングで35,222円(送料無料)、AliExpressでUS $168.93 (日本円で約24,754円)、米国 Amazon.comで$179.00 (日本円で約26,229円)で販売されています。

スペック

  • プロセッサ 第12世代(Alder Lake) Intel N95
    ※10nm/64bit/4コア/4スレッド/最大3.40GHz
  • GPU インテル UHD グラフィックス 1.2GHz
  • RAM(メモリ) 16GB LPDDR5, 3200MHz
  • ストレージ M.2 SSD 512GB
  • 拡張ストレージ M.2で最大2TBまで
  • 電源 ACアダプター
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 5 (802.11ac/a/b/g/n/2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
  • 有線LAN デュアル有線LAN・1000 Mbps
  • インターフェース USB 3.0×3、HDMI(4k) ×3、LAN(RJ45) ×2、3.5mm オーディオジャック ×1、DCポート(5.5mm) ×1、電源ボタン ×1
  • 映像出力 4K 3画面出力、4K Ultra-HD
  • 冷却システム 放熱面積 9800 mm3、銅製ヒートパイプ 47,117 mm3、温度95度以下、速度 3500 rpm
  • 静音動作 アクティブ ノイズ キャンセリング、39dB
  • VESAマウント 対応
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 87.8 x 87.8 x 37 mm
  • 重量 214g
  • カラー ブラック、ブルー

ベンチマークを比較

Blackview MP80」と「CHUWI HeroBox 2023」、「BMAX B6 Plus」、「Beelink Minis S12」のベンチマーク スコアを比較してみました。

「Blackview MP80」

<CPU> Intel N95

Passmarkによるベンチマークスコアは「5452」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「781」、マルチコアで「1978」。

<GPU> インテル UHD グラフィックス

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「1000」前後。

「CHUWI HeroBox 2023」

<CPU> Intel N100

Passmarkによるベンチマークスコアは「5637」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「984」、マルチコアで「2523」。

<GPU> Intel UHD Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1000」前後。

「BMAX B6 Plus」

<CPU> Core i3-1000NG4

Passmarkによるベンチマークスコアは「3744」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1099」、マルチコアで「1839」。

<CPU> Core-i5-1030NG7

Passmarkによるベンチマークスコアは「5885」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1143」、マルチコアで「2792」。

<GPU> Intel Iris Plus

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2746」。

「Beelink Minis S12」

<CPU> Intel N95

Passmarkによるベンチマークスコアは「4606」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「781」、マルチコアで「1978」。

<GPU> インテル UHD グラフィックス

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「1000」前後。

デメリット

Blackview MP80」のデメリットを紹介します。

Type-Cポートがない

Blackview MP80」はType-Cポートを搭載していません。

一方、「CHUWI HeroBox 2023」は1つのType-Cポートを搭載。PD給電とDP映像出力も利用できます。「BMAX B6 Plus」はフル機能のType-Cポートを搭載し、10Gbpsの高速データ転送、PD給電、Displayport映像出力が利用できます。「Beelink Minis S12」はType-Cポートを搭載していません。

Wi-Fi 6に対応していない

Blackview MP80」はは従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応していません。

一方、「CHUWI HeroBox 2023」と「BMAX B6 Plus」、「Beelink Minis S12」はWi-Fi 6に対応しています。

評価

Blackview MP80」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★

機能:★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★

<総合評価>

2022年12月に発売された「Blackview MP60」の後継モデルになります。低価格ながらもパワフルなプロセッサを搭載し、豊富なインターフェースも備えています。

プロセッサは第11世代のIntel N5095から第12世代Intel N95に変更。PassmarkのCPUベンチマークで約5400を記録し、前モデルよりもスコアが約1400ほど向上しています。

また、メモリはDDR4規格からLPDDR5規格に変更し、16GBを搭載。ストレージは256GB搭載モデルがなくなり、M.2 SSD 512GB搭載モデルのみ用意しています。そのほか、3つUSB 3.0ポートを搭載。3つHDMIポートを搭載し、4K 3画面出力に対応しています。

全体的なスペックは少し高めで、低価格ながらもプロセッサ性能が高いのが大きなメリットです。Intel N100とあまり変わらない性能を持っているので、動画編集用としても活用できます。また、3つのUSB 3.0ポートを持ち、4K 3画面出力対応なので仕事用としても十分に使用できます。

ただし、「CHUWI HeroBox 2023」や「BMAX B6 Plus」が搭載するType-Cポートは利用できません。「Beelink Minis S12」が対応するWi-Fi 6にも対応していないので注意が必要です。

Blackview MP80」の発売時の価格は$197.99 (日本円で約29,001円)。

8/21-27のセールで$161.99 (日本円で約23,737円)で販売されるので、そのときに購入するのがベストでしょう。低価格でもパワフルに動作するコスパの高いミニPCを探している人におすすめです。

販売・購入先

Blackview MP80」は、

AliExpressで33,821円、

米国 Amazon.comで$199.99 ($20 OFFクーポン付き)、

で販売されています。

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※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
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