「CHUWI HeroBox 2023」N100で再登場? 安くて高性能なミニPCと徹底 比較!


2023年8月に発売された「CHUWI HeroBox 2023」と安くて高性能なミニPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークスコアの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年9月15日、「CHUWI CoreBox 5th」(Core i5-13500H)が発売されました。

※2023年6月から「LarkBox X 2023」(N100)も発売中です。

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「CHUWI HeroBox 2023」の特徴

CHUWI HeroBox 2023」の特徴をまとめてみました。

第12世代 N100・8GBメモリ・冷却システム

CHUWI HeroBox 2023」は第12世代 (Alder Lake) の インテル N100 プロセッサを搭載。10nmプロセスで製造された4コア4スレッド、最大3.4GHz駆動のCPUで、PassmarkのCPUベンチマークで約5600 (Core i7-6700HQ相当)を記録しています。

また、LPDDR5規格のメモリを8GB搭載。最大帯域幅 4800Mb/sで、LPDDR4X規格のメモリよりも2倍高い性能を発揮します。そのほか、広い吸気面積と大口径ファンを採用したアクティブ冷却システムを搭載。TDP 13Wで安定して動作します。

256GB SSD・ストレージ拡張・USB3.0

CHUWI HeroBox 2023」はSATA接続の256GB SSDストレージを搭載。Micro SDカードスロットも利用できます。また、拡張スロットを搭載。2.5インチHDD/SSDで拡張することができます。そのほか、2つのUSB 3.0ポートと2つのUSB 2.0ポートを搭載。合計4つのUSBポートで、外付けHDDなどの周辺機器ともスムーズに接続できます。

Type-Cポート・4K 2画面出力・Wi-Fi 6

CHUWI HeroBox 2023」は1つのType-Cポートを搭載。PD給電DP映像出力も利用できます。また、1つのHDMIポートとType-Cポートを組み合わせて4K 2画面出力が利用可能。VGAポートも搭載し、古いモニターやプロジェクターなどにも接続できます。

そのほか、従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」とBluetooth 5.2によるワイヤレス接続に対応。本体は厚さ37.3mm、重さ505gの小型ボディで、モニターの背面に設置できるVESAマウントにも対応しています。

公式ページ: HeroBox 2023-Mini PC-Products-Chuwi Official

価格を比較

CHUWI HeroBox 2023」と「GMKtec NucBox G2」、「TRIGKEY G5」、「BMAX B6 Plus」の価格を比較してみました。

「CHUWI HeroBox 2023」

CHUWI HeroBox 2023」は、Amazonで22,900円(3000円 OFFクーポン付き・第12世代N100)、楽天市場で23,835円(送料無料)、ヤフーショッピングで24,925円(送料無料)、CHUWI公式ストアで19,100円(税込)、AliExpressでUS $99.00 (日本円で約14,689円)、米国 Amazon.comで$169.00 ($20 OFFクーポン付き)で販売されています。

「GMKtec NucBox G2」

GMKtec NucBox G2」は、Amazonで29,900円(5000円OFFクーポン付き・税込・12GB+512GBモデル)、ヤフーショッピングで33,758円、GMKtec公式サイトで$179.89 (日本円で約26,156円)、米国 Amazon.comで$169.99 (日本円で約24,717円)で販売されています。

「TRIGKEY G5」

TRIGKEY G5」は、Amazonで34,800円 (税込・7000円 OFFクーポン付き・Intel N100)、楽天市場で41,589円(送料無料)、ヤフーショッピングで37,236円円(税込・送料別)、米国 Amazon.comで$199.00 (日本円で約28,935円・Intel N100)で販売されています。

「BMAX B6 Plus」

BMAX B6 Plus」は、Amazonで23,999円(税込・Core i3-1000NG4モデル/Core-i5-1030NG7モデルは税込40,999円で6000円 OFFクーポン付き)、 楽天市場で32,583円(送料無料・Intel i3-1000NG4)、ヤフーショッピングで25,422円 (Intel i3-1000NG4)、AliExpressでUS $234.76 (日本円で約34,400円)、米国 Amazon.comで$199.99 (Intel i3-1000NG4・日本円で約29,305円)で販売されています。

スペックを比較

CHUWI HeroBox 2023」と「GMKtec NucBox G2」、「TRIGKEY G5」、「BMAX B6 Plus」のスペックを比較してみました。

「CHUWI HeroBox 2023」のスペック

  • プロセッサ 第12世代 (Alder Lake) Intel N100
    ※10nm/4コア/4スレッド/最大3.4GHz
  • GPU Intel UHD Graphics
  • RAM(メモリ) 8GB LPDDR5 4800MHz
  • ストレージ 256GB SSD SATA
  • 拡張ストレージ HDD/SSD SATA 2.5inch
  • 電源 ACアダプター 12V/3A
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax 2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN ギガビット有線LAN
  • インターフェース Type-C ((PD給電/DP1.4映像出力) ) x1、USB 3.0 x2、USB 2.0 x2、HDMI 2.0 x1、VGA x1、ギガビットイーサネット x1、Micro SD カードポート x1、ヘッドフォンポート x1、DCポート x1、リセットボタン、電源ボタン
  • 映像出力 4K 2画面出力、4K@60Hz
  • 冷却システム アクティブ冷却、TDP 13W、広い吸気面積と大口径ファン
  • VESAマウント 対応
  • 筐体 プラスチック、PC+ABS、マット素材、CNC加工
  • OS Windows 11
  • サイズ 187.6 x 138.3 x 37.3(H) mm
  • 重量 505g
  • カラー ブラック

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「GMKtec NucBox G2」のスペック

  • プロセッサ 第12世代 (Alder Lake) Intel N100
    ※10nm/4コア/4スレッド/最大3.4GHz/TDP 6W
  • GPU Intel UHD Graphics
  • RAM(メモリ) 12GB LPDDR5 4800 MT/s ※オンボード
  • ストレージ 512GB/1TB M.2 2242 SATA
  • 拡張ストレージ M.2 SSD (2242 PCle)で最大2TBまで
  • 電源 ACアダプター
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11ac/a/b/g/n/ax2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 1000M、2つのポートあり
  • インターフェース Type-C (12V/3A・電源用のみ) x1、USB3.2 (Gen1*1 5Gbps/S) x3、DP 1.4 (4K@60Hz) x1、HDMI 2.0 (4K@60Hz) x2、microSDカードスロット x1、有線LAN端子 x2、3.5mmオーディオジャック x1、ケンジントンロック x1
  • 4K映像出力 4K 3画面出力
  • 冷却ファン 内蔵
  • VESAマウント 対応(ブラケット付属)
  • OS Windows 11 Pro ※インストール済み、Linux/Ubuntuサポート
  • サイズ 87 × 87 × 39.4mm
  • 重量 216g
  • カラー レッド/グレー、ブラック/グレー

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「TRIGKEY G5」のスペック

  • プロセッサ 第12世代 (Alder Lake) Intel N100
    ※10nm/64bit/4コア/4スレッド/最大3.4GHz
  • GPU Intel UHD Graphics 第12世代
  • RAM(メモリ)8GB/16GB DDR5 4800MHz
  • 拡張メモリ 最大16GBまで
  • ストレージ 500GB PCle SSD (M.2 NVMe SATA3対応)
    ※NVMe最大転送速度900MB/S、SATA3最大転送速度500MB/s
  • 拡張ストレージ 2.5インチHDD/SSDで最大2TBまで、M.2 NVMe SATA3で最大2TBまで
  • 電源 12V/3A・ACアダプター
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2 ※intel AX101 採用
  • 有線LAN 2.5G ギガビット有線LAN・Intel i225-V・LANポート2つ搭載
  • インターフェース Type-C (10Gbps、DP Alt 4K 60Hz) x 1、USB 3.2 Gen2 (10Gbps) x3、HDMI 2.0 (4K 60Hz) x2、 イーサネットポート x2、3.5mmヘッドホンジャック、電源ボタン、DCポート
  • 映像出力 4K 3画面出力 対応 (Tye-C、HDMI 2.0 x 2)
  • 冷却システム  冷却ファン、ヒートシンク、HDDドライブクーラー搭載・静音で動作
  • 自動電源オン Wake On LAN・PXEブート・RTCウェイクに対応
  • VESAマウント 対応
  • OS Windows 11 Pro ※Ubuntu、Manjaro をサポート
  • サイズ 12.4 x 11.3 x 3.9 cm
  • 重量 不明
  • カラー ブルーグレー

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「BMAX B6 Plus」のスペック

  • プロセッサ Intel Core i3-1000NG4 / Intel Core-i5-1030NG7
    ※Core i3-1000NG4:10nm/2コア/4スレッド/最大3.2GHz
    ※Core-i5-1030NG7:10nm/4コア/8スレッド/最大3.5GHz
  • GPU Intel Iris Plus Graphics 900MHz
  • RAM(メモリ) 12GB LPDDR4 (i3-1000NG4) / 16GB LPDDR4 (i5-1030NG7)
  • ストレージ 512GB/1TB/2TB M.2 NVMe SSD (Slot x2)
  • 拡張ストレージ M.2 NVMe SSDで拡張可能
  • 電源 ACアダプター、12V/3A
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 4.2
  • 有線LAN ギガビット有線LAN
  • インターフェース Type-C (フル機能) x 1、USB 3.0 x 3、HDMI 2.0b x 2、有線LAN(RJ45) x 1
  • 映像出力 4K 3画面出力
  • 冷却システム スマートファン + 2つの銅製ヒートパイプ
  • VESAマウント 対応
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 12.4 x 11.2 x 4.3 cm
  • 重量 不明
  • カラー グリーン
  • 付属品 電源アダプター 12V 2A x1、HDMIケーブル x1、壁掛けマウント x1、ユーザーガイド x1、安全文書 x1

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ベンチマークを比較

CHUWI HeroBox 2023」と「GMKtec NucBox G2」、「TRIGKEY G5」、「BMAX B6 Plus」のベンチマーク スコアを比較してみました。

「CHUWI HeroBox 2023」

<CPU> Intel N100

Passmarkによるベンチマークスコアは「5637」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「984」、マルチコアで「2523」。

<GPU> Intel UHD Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1000」前後。

<プロセッサ性能を解説>

10nmプロセスで製造された4コア、4スレッドの第12世代 (Alder Lake) Intel N100 プロセッサを搭載し、PassmarkのCPUベンチマークで約5千6百を記録しています。

このスコアはCore i7-6700HQ相当で、第10世代の「Core i3-1005G1」、「Core-i5-1030NG7」にも近いスコアです。

同じプロセッサはCHUWI「LarkBox X 2023」、「MINISFORUM UN100」、「Beelink EQ12」、「TRIGKEY G4」(2023)、ノートPCの「CHUWI GemiBook xPro」にも搭載されています。

CPU内蔵のGPUは第12世代の「Intel UHD Graphics」で、グラフィック周波数は750MHz、24の実行ユニットを搭載しています。

このプロセッサでは、人気ゲームの「Genshin Impact」がフレームレート 30FPS、「DOTA 2」が40FPS、「GRID: Autosport」が60FPS、「GTA V」が50FPS、「CS GO」が60FPS、「Forza Horizon 4」が30FPSで動作することが確認されています。

Intel N95と比較すると、PassmarkのCPUスコアで約900 高くなります。

Pentium Silver N6005と比較すると、PassmarkのCPUスコアで約200 高くなります。

Celeron N5095と比較すると、PassmarkのCPUスコアで約1100 高くなります。

Celeron N5100と比較すると、PassmarkのCPUスコアで約1800 高くなります。

Celeron J4125と比較すると、PassmarkのCPUスコアで約2000 高くなります。

性能的にはOffice文書作成、ネットでの調べもの、動画視聴、音楽再生、画像の編集、2Dゲームなどで快適に動作する性能を持っています。

Adobeのフォトショップ(Photoshop)、イラストレーター(Illustrator)、Premiere Proなども動作します。

動画編集ソフトは動作しますが、負荷の高いエンコード作業では時間がかかることもあるので注意してください。

PCゲームは軽めのものは動作しますが、負荷の高い本格的なPCゲームは動作しないので注意してください。

PS2の一部を含めて、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターは快適に動作します。

「GMKtec NucBox G2」

<CPU> Intel N100

Passmarkによるベンチマークスコアは「5625」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「984」、マルチコアで「2523」。

<GPU> Intel UHD Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1000」前後。

「TRIGKEY G5」

<CPU> Intel N100

Passmarkによるベンチマークスコアは「5540」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「984」、マルチコアで「2523」。

<GPU> Intel UHD Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1000」前後。

「BMAX B6 Plus」

<CPU> Core i3-1000NG4

Passmarkによるベンチマークスコアは「3744」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1099」、マルチコアで「1839」。

<CPU> Core-i5-1030NG7

Passmarkによるベンチマークスコアは「5885」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1143」、マルチコアで「2792」。

<GPU> Intel Iris Plus

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2746」。

「CHUWI HeroBox 2023」のメリット・デメリット

CHUWI HeroBox 2023」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・8GB LPDDR5メモリ搭載でスムーズに動作する

CHUWI HeroBox 2023」はLPDDR5規格のメモリを8GB搭載し、スムーズに動作します。また、最大帯域幅 4800Mb/sで、LPDDR4X規格のメモリよりも2倍高い性能を発揮します。

一方、「GMKtec NucBox G2」はLPDDR5規格のメモリを12GB搭載でスムーズに動作します。「TRIGKEY G5」はLPDDR5規格のメモリを8GB/16GB搭載しています。「BMAX B6 Plus」は12GB/16GB LPDDR4メモリ搭載でスムーズに動作します。

・256GB SSDストレージを搭載

CHUWI HeroBox 2023」はSATA接続の256GB SSDストレージを搭載しています。

一方、「GMKtec NucBox G2」はPCIe接続のM.2 SSDストレージを512GB/1TB搭載。HDDストレージよりも約2倍高速に転送できます。「TRIGKEY G5」はPCle接続の500GB M.2 SSDストレージを搭載しています。「BMAX B6 Plus」は512GB/1TB/2TB M.2 NVMe SSD ストレージを搭載しています。

・2.5インチのHDD/SSDストレージで拡張できる

CHUWI HeroBox 2023」は2.5インチのHDD/SSDで拡張することができます。

一方、「GMKtec NucBox G2」はM.2 SSDで最大2TBまで拡張することが可能です。「TRIGKEY G5」は拡張スロットを搭載。2.5インチHDD/SSDで最大2TBまで容量を増やすことができます。「BMAX B6 Plus」はM.2 NVMe SSDスロットを2つ搭載し、空いているスロットでストレージを拡張できます。

・Wi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応

CHUWI HeroBox 2023」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」とBluetooth 5.2によるワイヤレス接続に対応しています。

一方、「GMKtec NucBox G2」と「TRIGKEY G5」はWi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応しています。「BMAX B6 Plus」はWi-Fi 6とBluetooth 4.2に対応しています。

・ギガビット有線LAN通信に対応

CHUWI HeroBox 2023」はLANポートを1つ搭載し、高速なギガビット有線LAN通信が利用できます。

一方、「GMKtec NucBox G2」は2つのLANポートを搭載し、1000Mのギガビット有線LAN通信が利用できます。「TRIGKEY G5」は2つのLANポートを搭載し、2.5Gのギガビット有線LAN通信が利用できます。「BMAX B6 Plus」は1つのLANポートを搭載し、高速なギガビット有線LAN通信を利用できます。

・Type-Cポート搭載でPD給電、DP映像出力に対応

CHUWI HeroBox 2023」は1つのType-Cポートを搭載。PD給電とDP映像出力も利用できます。

一方、「GMKtec NucBox G2」はType-Cポートを搭載していません。「TRIGKEY G5」はDP映像出力と10Gbpsの高速転送に対応したType-Cポートを搭載しています。「BMAX B6 Plus」はフル機能のType-Cポートを搭載し、10Gbpsの高速データ転送、PD給電、Displayport映像出力が利用できます。

・4K 2画面出力に対応

CHUWI HeroBox 2023」は1つのHDMIポートとType-Cポートを組み合わせて4K 2画面出力が利用できます。

一方、「GMKtec NucBox G2」はDisplayportと2つのHDMI 2.0ポートを組み合わせて、4K 3画面出力を利用できます。「TRIGKEY G5」は4K出力に対応したHDMI 2.0ポート、Type-Cポートを組み合わせて4K 3画面出力も利用できます。「BMAX B6 Plus」は4K出力に対応したHDMI2.0bポートとType-Cポートを組み合わせて4K 3画面出力が利用できます。

・VGAポート搭載で古いモニターやプロジェクターに映像出力できる

CHUWI HeroBox 2023」はVGAポート搭載で古いモニターやプロジェクターに映像出力できます。

一方、「GMKtec NucBox G2」は1つのDisplayport(ディスプレイポート)を搭載し、4K出力にも対応しています。「TRIGKEY G5」と「BMAX B6 Plus」はVGAポートを搭載していません。

・2つのUSB 3.0ポートと2つのUSB 2.0ポートを使える

CHUWI HeroBox 2023」は2つのUSB 3.0ポートと2つのUSB 2.0ポートを搭載し、合計4つのUSBポートで、外付けHDDなどの周辺機器ともスムーズに接続できます。

一方、「GMKtec NucBox G2」は最大10Gbpsの高速転送が可能な3つのUSB3.2 Gen2ポートを搭載しています。「TRIGKEY G5」は3つのUSB 3.2 Gen2ポートを搭載し、10Gbpsの高速転送も利用できます。「BMAX B6 Plus」は3つのUSB 3.0ポートを搭載し、最大5Gbpsの高速転送が利用できます。

・冷却システムを搭載・TDP 13Wで安定して動作する

CHUWI HeroBox 2023」は広い吸気面積と大口径ファンを採用したアクティブ冷却システムを搭載し、TDP 13Wで安定して動作します。

一方、「GMKtec NucBox G2」は冷却ファンを搭載し、長時間でも安定して駆動できます。「TRIGKEY G5」は冷却ファン、ヒートシンク、HDDドライブクーラー搭載した冷却システムを搭載し、静音で動作します。「BMAX B6 Plus」はスマートファンと2つの銅製ヒートパイプを採用した冷却システムを搭載し、長時間でも安定して動作します。

・VESAマウントに対応

CHUWI HeroBox 2023」はモニターの背面に設置できるVESAマウントにも対応しています

一方、「GMKtec NucBox G2」と「TRIGKEY G5」はVESAマウントに対応しています。「BMAX B6 Plus」はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。

・厚さ37.3mm、重さ505gの小型ボディ・ブラックカラーを用意

CHUWI HeroBox 2023」はサイズ 187.6 x 138.3 x 37.3mm、重さ505gの小型ボディで、ブラックカラーを用意しています。

一方、「GMKtec NucBox G2」はサイズ 87 × 87 × 39.4mm、重さ216gの超小型ボディで、レッド/グレー、ブラック/グレーの2色カラーを用意しています。「TRIGKEY G5」はサイズ 12.4 x 11.3 x 3.9 cmの小型デザインで、ブルーグレーカラーを用意しています。「BMAX B6 Plus」はサイズ 12.4 x 11.2 x 4.3 cmの小型デザインで、グリーンカラーを用意しています。

・Windows 11をプリインストール・新機能も使える

CHUWI HeroBox 2023」はWindows 11を搭載し、新機能も使えるようになっています。

Windows 11には、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、「ペイントアプリ」、

クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)、「Google Play Games」(PCでAndroidゲーム)

などの機能が追加されています。

一方、「GMKtec NucBox G2」はWindows 11 Home搭載で新機能も使えるようになっています。「TRIGKEY G5」はOSにWindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。「BMAX B6 Plus」はWindows 11 Home搭載で新機能も使えるようになっています。

デメリット

・M.2 SSDを搭載していない

CHUWI HeroBox 2023」は高速転送が可能なM.2 SSDストレージを搭載していません。

一方、「GMKtec NucBox G2」と「TRIGKEY G5」、「BMAX B6 Plus」はM.2 SSDストレージを搭載しています。

・メモリを拡張できない

CHUWI HeroBox 2023」はメモリを拡張できません。

一方、「TRIGKEY G5」は最大16GBまでメモリを拡張できます。「GMKtec NucBox G2」と「BMAX B6 Plus」はメモリを拡張できません。

「CHUWI HeroBox 2023」の評価

CHUWI HeroBox 2023」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

CHUWI HeroBoxシリーズの最新モデルになります。モデルチェンジを重ね、最近ではCeleron J4125や第11世代のN5100を搭載したモデルが販売されていましたが、今回新たに第12世代のインテルN100プロセッサを搭載した機種にモデルチェンジしました。

インテルN100プロセッサはPassmarkのCPUベンチマークで約5600で、Celeron J4125やN5100と比較して約2千ほどスコアが向上しています。

すでに「GMKtec NucBox G2」、「TRIGKEY G5」、「LarkBox X 2023」などN100を搭載したモデルが販売済みですが、現在も人気が高く、このプロセッサを搭載したミニPCはどれもかなり売れているようです。

メモリは8GBですが、規格がDDR4からLPDDR5になり、高速化しています。ストレージはSATA接続の256GB SSDのままですが、やはり2.5インチHDD・SSDで拡張できるのが便利です。

また、Type-CポートはDP映像出力に対応しており、HDMIポートと組み合わせて4K 2画面出力が可能です。旧モデルと同様にVGAポートも搭載しており、古いモニターやプロジェクターとも接続できるという珍しい特徴もあります。そのほか、通信面では新たに Wi-Fi 6Bluetooth 5.2に対応。従来モデルと同様にギガビット有線LAN冷却システムも利用できます。

インテルN100を搭載したミニPCは数多くありますが、SATA接続のSSDが使えて、2.5インチHDD/SDDで拡張できるものは、かなり珍しいです。高速なM.2 SSDを搭載していませんが、USBポートも豊富でかなり便利に使えそうです。

CHUWI HeroBox 2023」の発売時の価格は、25,900円(3000円 OFFクーポン付き)。

実質2万3千円ほどで購入できるという驚愕の価格になっており、コスパは異常なほど高いといえます。インテルN100プロセッサを搭載したコスパの高いミニPCを探している人におすすめです。

「CHUWI HeroBox 2023」の販売・購入先

CHUWI HeroBox 2023」は、

Amazonで22,900円(3000円 OFFクーポン付き・第12世代N100)、

楽天市場で23,835円(送料無料)、

ヤフーショッピングで24,925円(送料無料)、

CHUWI公式ストアで19,100円(税込)、

AliExpressでUS $99.00 (日本円で約14,689円)、

米国 Amazon.comで$169.00 ($20 OFFクーポン付き)、

で販売されています。

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他の小型PCと比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「MeLe Overclock4C」(超小型・Intel N95・4K 3画面)

★「GMKtec NucBox G3」(Intel N100・4K 2画面出力)

★「CHUWI CoreBox 5th」(Core i5-13500H・4K 4画面出力)

★「Blackview MP80」(Intel N95・4K 3画面出力)

GMKtec NucBox G2

TRIGKEY G5

BMAX B6 Plus

Beelink EQ12」(Intel N100・4K 3画面出力)

GOLE1 PRO」(5.5インチ液晶付き)

MeLE Quieter3Q」(超小型・Intel N5105)

Blackview MP60」(N5095・4K 2画面出力)

MINISFORUM EM680」(超小型・Ryzen 7 6800U・8K 3画面)

MINISFORUM UM560XT」(Ryzen 5 5600H)

Blackview MP200」(Core i5 11400H・最大128GBメモリ)

他のCHUWI ミニPCと比較

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