2023年2月16日に発売された「Xiaomi Mini Host」と人気のハイエンド小型PCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。
「Xiaomi Mini Host」の特徴
「Xiaomi Mini Host」の特徴をまとめてみました。
第12世代i5-1240P・最大32GBメモリ・Windows 11 Pro
「Xiaomi Mini Host」は第12世代のインテルCore i5-1240pプロセッサを搭載。10nmプロセスで製造された12コア、16スレッドのプロセッサで、PassmarkのCPUベンチマークスコアで「17363」を記録しています。また、16GB/32GB DDR4デュアルチャンネルメモリを搭載。最大64GBまで拡張することもできます。
最大2TBのM.2ストレージ・USB 3.2 Gen 2・Wi-Fi 6
「Minisforum NUCG5」はM.2 512GB/1TB/2TBストレージを搭載。PCIe4.0接続のNVMe規格を採用し、高速に処理できます。また、USB 3.2 Gen 2ポートを3つ搭載。うち一つはパワーオフ充電をサポートし、PCの電源がOFFでも他のデバイスを充電できるようになっています。
そのほか、従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応。Bluetooth 5.2や2.5Gbpsのギガビット有線LAN通信も利用できます。
Thunderbolt 4.0・4K 4画面出力・アルミ合金
「Xiaomi Mini Host」は2つのThunderbolt 4.0ポートを搭載。40 Gbpsの高速データ転送や4K映像出力、他デバイスへの充電に対応するほか、外付けのeGPUボックスとも接続できます。また、2つのHDMIポートを搭載。2つのThunderbolt 4ポートと組み合わせて4K 4画面出力が利用できます。
そのほか、サイズ 112×112×38mmで重さ437gのアルミ合金製ボディを採用。ケースの周囲にファンから空気を排出するための多くの換気スロットを設け、長時間でも安定して動作できるようになっています。
公式ページ: Xiaomi Mini Host
価格を比較
「Xiaomi Mini Host」と「Minisforum NUCG5」、「Beelink SEi 12 pro」、「Mac mini M2」の価格を比較してみました。
「Xiaomi Mini Host」
「Xiaomi Mini Host」は、AliExpressでUS $780.00(日本円で約10万円)で販売されています。
「Minisforum NUCG5」
「Minisforum NUCG5」は、日本Minisforum公式サイトで85,980円(※予約販売価格)で販売されています。
「Beelink SEi 12 pro」
「Beelink SEi 12 pro」は、Amazonで88,800円(税込)、楽天市場で93,476円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで97,492 円 (税込・送料無料)、AliExpressでUS $556.00、米国 Amazon.comで$849.00で販売されています。
「Mac mini M2」
「Mac mini M2」は、Amazonで84,800円、楽天市場で129,800円 (税込・MMFK3J/A)、ヤフーショッピングで83,800円 (MMFJ3J/A)、ビックカメラで84,800円~(税込・送料無料・256GBモデル)、Apple公式サイトで84,800円(税込・256GB SSDモデル。512GB SSDモデルは112,800円、M2 Prpモデルは184,800円)、米国 Amazon.comで$598.93で販売されています。
スペックを比較
「Xiaomi Mini Host」と「Minisforum NUCG5」、「Beelink SEi 12 pro」、「Mac mini M2」のスペックを比較してみました。
「Xiaomi Mini Host」のスペック
- プロセッサ 第12世代 Intel Core i5-1240P
※10nm/64bit/12 コア/16 スレッド/最大4.4GHz - GPU Intel Iris Xe
- RAM(メモリ)16GB/32GB DDR4 3200MHz (2 x 8GB、デュアルチャネル)
- 拡張メモリ 最大64GB
- ストレージ M.2 512GB/1TB/2TB (NVMe、PCIe 4.0)
- 電源 ACアダプター、入力:20V⎓5A、出力:100W
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax 2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.3
- 有線LAN 2.5G ギガビット有線LAN
- インターフェース Thunderbolt 4.0 x2、USB 3.2 Gen 2 (うち一つはパワーオフ充電をサポート) x3、USB 2.0 x1、HDMI 2.1 x2 (帯域幅 18Gbps)、有線LAN(2.5G)、3.5mm オーディオ ジャック、DCポート
- 4画面4K出力 対応
- 筐体の素材 アルミ合金(CNC+金属サンドブラスト+アルマイト処理)
- OS Windows 11 Home (中国版)
- サイズ 112×112×38mm
- 重量 437g
- カラー ダークグレー
- 付属品 電源アダプター、マニュアル
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「Minisforum NUCG5」のスペック
- プロセッサ 第12世代 Intel Core i5-1240P
※10nm/64bit/12 コア/16 スレッド/最大4.4GHz - GPU Intel Iris Xe
- RAM(メモリ) 16GB / 32GB DDR4 デュアルチャンネル
- 拡張メモリ 最大64GBまで(SODIMM スロット×2)
- ストレージ M.2 SSD 256GB/512GB PCIe SSD×1
- 電源 DC 19V(電源アダプター含み)
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6e、Bluetooth 5.2
※M.2 2230 WIFI サポート(Wi-Fi , BT) - 有線LAN 対応・2.5G ギガビット有線LAN
- 背面インターフェース Thunderbolt 4 x2、HDMI x2、USB-Type-A (3.2および2.0) x2、2.5G Ethernet
- 前面インターフェース USB 3.2 Gen2 x2、3.5mmコンポジャック
- 映像出力 HDMI 2.0 (4K@60Hz) ×2、Thunderbolt 4ポート (4K@60Hz)×2
- オーディオ出力 HDMI 2.0×2/ 3.5mmコンボジャック
- 冷却 冷却ファン、優れた放熱システム、周囲温度104 ℉で安定した性能を発揮
- 4K 4画面出力 対応(HDMI 2.0×2、Thunderbolt 4ポート×2)
- 筐体の素材 炭素繊維複合材料
- OS Windows 11 Pro
- サイズ 109.5 x 110.5 x 61.6mm
- 重量 700 g
- カラー ブラック
関連記事:「Minisforum NUCG5」と新世代の高性能ミニPCを徹底 比較!
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「Beelink SEi 12 pro」のスペック
- プロセッサ 第12世代インテルCore i5-1240p
※10nm/64bit/12コア/16スレッド/最大4.4GHz - GPU intel Iris Xe Graphics eligible
- RAM(メモリ) 16GB/32GB DDR5 (スロット x2)
- 拡張メモリ 最大64GBまで
- ストレージ SSD 500GB NVMe PCle 4.0
- 拡張ストレージ SATA HDD (2.5インチ/7mm)、M.2 2280 NVMe SSDで最大2TBまで
- 電源 ACアダプター 入力100-240V AC、出力:19V-6.32A
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
- 有線LAN 2.5Gbps
- インターフェース Type-C (Thunderbolt 4互換)、USB 3.0 x4、HDMI(4K 60Hz HD) x2、有線LAN(2.5G)、DCポート、イヤホンジャック
- 3台同時出力 対応(トリプル4Kディスプレイをサポート)
- 冷却システム デュアルファン(システムファン&CPUファン)
- 壁掛けブランケット 付属
- OS Windows 11 Pro
- サイズ 126 x 113 x 42 mm
- 重量 不明
- カラー ダークブルー
関連記事:「Beelink SEi 12 pro」(12世代)は超高性能? 人気ミニPCと徹底 比較!
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「Mac mini M2」のスペック
- プロセッサ Apple M2チップ / Apple M2 Proチップ
※M2:4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU
※M2 Pro:6つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した10コアCPU - GPU M2: 10コアGPU/ 16コア Neural Engine
※M2 Pro: 16コアGPU/ 16コア Neural Engine - RAM (メモリ) M2: 8GB / M2 Pro:16GB
※M2:オプションで16GBまたは24GBに変更可能
※M2 Pro:プションで32GBに変更可能 - ストレージ M2: 256GB SSD/512GB SSD , M2 Pro: 512GB
※M2:オプションで512GB、1TB、2TB、4TB、8TBに変更可能
※M2 Pro:オプションで1TB、2TBに変更可能 - 電源 ACアダプター・電源電圧:100〜240V AC
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6e (802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.3
- 有線LAN 対応・10/100/1000BASE-TギガビットEthernet(RJ-45コネクタ)
- インターフェース Thunderbolt 4/USB 4×2、USB 3.1 Gen2 ×2、HDMI 2.0、ギガビットEthernetポート、3.5mmヘッドフォンジャック
- スピーカー 内蔵スピーカー
- オーディオ ハイインピーダンスヘッドフォンに高度に対応する3.5mmヘッドフォンジャック、マルチチャンネルオーディオ出力に対応するHDMIポート
- ビデオ再生 HEVC、H.264、ProResなどのフォーマットに対応、HDR(ドルビービジョン、HDR10、HLG)
- オーディオ再生 AAC、MP3、Apple Lossless、FLAC、ドルビーデジタル、ドルビーデジタルプラス、ドルビーアトモスなどのフォーマットに対応
- OS macOS Ventura
※Rosetta 2採用で既存のIntelベース向けアプリとiPhone/iPad用アプリも動作可能 - サイズ 197×197×3.58 mm (幅×奥行き×高さ)
- 重量 1.18kg
- カラー シルバー
関連記事:「Mac mini M2」と超人気の高性能ミニPCを徹底 比較!
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ベンチマークを比較
「Xiaomi Mini Host」と「Minisforum NUCG5」、「Beelink SEi 12 pro」、「Mac mini M2」のベンチマーク スコアを比較してみました。
「Xiaomi Mini Host」
<CPU> Core i5-1240p
Passmarkによるベンチマークスコアは「17363」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1650」、マルチコアで約「8500」。
<GPU> intel Iris Xe Graphics
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「4200」。
<プロセッサ性能を解説>
10nmプロセスで製造された12コア、16スレッドの第12世代インテルCore i5-1240pプロセッサを搭載し、最大4.4GHzで駆動します。PassmarkのCPUベンチマークスコアは「17363」で非常に高速です。
また、3DMark Fire StrikeによるGPUのグラフィックスコアで約「4200」を記録し、高いグラフィック性能を発揮することがわかります。
同じプロセッサは「Minisforum NUCG5」、「Beelink SEi 12 pro」にも搭載されています。
Apple M2チップ搭載の「Mac mini M2」と比較すると、PassmarkのCPUベンチマークで約2千スコアが高くなり、3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで約500ほどスコアが下がります。
性能的には動画編集、3Dの画像編集、音楽DTM制作、写真の現像、動画のエンコードなどで快適に動作します。
SteamなどのPCのゲームも十分にプレイできる性能をもっています。ただし、グラフィックカードを必要とする高負荷の3Dゲームは遊べないので注意が必要です。
PS2やWii、Xboxなどを含めてPSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターは快適に動作します。
「Minisforum NUCG5」
<CPU> Core i5-1240p
Passmarkによるベンチマークスコアは「17308」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1650」、マルチコアで約「8500」。
<GPU> intel Iris Xe Graphics eligible
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「4277」。
「Beelink SEi 12 pro」
<CPU> Core i5-1240p
Passmarkによるベンチマークスコアは「17336」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1650」、マルチコアで約「8500」。
<GPU> intel Iris Xe Graphics eligible
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「4277」。
「Mac mini M2」
<CPU> Apple M2チップ
Passmarkによるベンチマークスコアは「14933」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1892」、マルチコアで「8739」。
<GPU> 10コアGPU
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「4739」。
「Xiaomi Mini Host」のメリット・デメリット
「Xiaomi Mini Host」のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・16GB/32GB DDR4メモリ搭載・最大最大64GBまで拡張できる
「Xiaomi Mini Host」は3200MHzで動作する16GB/32GB DDR4デュアルチャンネルメモリを搭載し、スムーズに動作します。また、最大64GBまで拡張することもできます。
一方、「Minisforum NUCG5」は16GB / 32GB DDR4メモリ搭載で最大64GBまで拡張できます。「Beelink SEi 12 pro」は16GB/32GB DDR5メモリ搭載で最大64GBまで拡張できます。「Mac mini M2」は8GBメモリ搭載でスムーズに動作します。
・M.2 512GB/1TB/2TBストレージ搭載・PCIe 4.0接続で高速
「Xiaomi Mini Host」はM.2 512GB/1TB/2TBストレージを搭載しています。PCIe4.0接続のNVMe規格を採用し、高速に処理できます。
一方、「Minisforum NUCG5」はM.2 SSD 256GB/512GBストレージを搭載し、PCIe接続で高速に処理できます。「Beelink SEi 12 pro」はSSD 500GB NVMe PCle 4.0ストレージ搭載で、最大2TBまで拡張できます。「Mac mini M2」は256GB SSDと512GB SSDストレージの2種類を用意しています。
・Wi-Fi 6とBluetooth 5.3、ギガビット有線LAN通信に対応
「Xiaomi Mini Host」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応しています。また、Bluetooth 5.2や2.5Gbpsのギガビット有線LAN通信も利用できます。
一方、「Minisforum NUCG5」はM.2規格のWi-Fi モジュールを内蔵。超高速なWi-Fi 6e通信やBluetooth 5.2も利用できるほか、ギガビット有線LAN通信も利用できます。「Beelink SEi 12 pro」はWi-Fi 6とBluetooth 5.2、ギガビット有線LAN通信に対応しています。「Mac mini M2」はWi-Fi 6e通信、Bluetooth 5.3、ギガビット有線LAN通信に対応しています。
・2つの Thunderbolt 4.0ポートを搭載・外付けeGPUボックスと接続できる
「Xiaomi Mini Host」は2つのThunderbolt 4.0ポートを搭載し、40 Gbpsの高速データ転送や4K映像出力、他デバイスへの充電に対応します。また、外付けのeGPUボックスとも接続できます。
一方、「Minisforum NUCG5」は2つの Thunderbolt 4ポートを搭載し、外付けeGPUボックスと接続できます。「Beelink SEi 12 pro」はThunderbolt 4互換のType-Cポートを1つ搭載し、外付けeGPUボックスと接続できます。「Mac mini M2」は2つのThunderbolt 4ポートを搭載し、6K映像出力や外付けeGPUボックスとの接続に対応しています。
・4画面4K出力に対応
「Xiaomi Mini Host」は2つのHDMIポートと2つのThunderbolt 4ポートと組み合わせて4K 4画面出力が利用できます。
一方、「Minisforum NUCG5」は2つのHDMIポートと2つのThunderbolt 4ポートで4K 4画面出力が利用できます。「Beelink SEi 12 pro」はThunderbolt 4ポートと、4K映像出力に対応した2つのHDMIポートを搭載し、3画面4K出力に対応しています。「Mac mini M2」はThunderbolt 4とHDMI 2.0ポートで、2画面4K出力に対応しています。
・厚さ38mmで重さ437gの小型ボディ・アルミ合金製で高級感あり
「Xiaomi Mini Host」はサイズ 112×112×38mmで重さ437gの小型デザインを採用しています。また、高級感のあるアルミ合金製のボディを採用し、ケースの周囲にファンから空気を排出するための多くの換気スロットを設け、長時間でも安定して動作できるようになっています。
一方、「Minisforum NUCG5」はサイズ 109.5 x 110.5 x 61.6mmで重さ700gの小型ボディで、衝撃や熱伝導性に優れる炭素繊維複合材料を採用しています。「Beelink SEi 12 pro」はサイズ 126 x 113 x 42 mmの小型軽量デザインになっています。「Mac mini M2」はサイズ197×197×3.58 mmで、重さ1.18kgの薄型軽量デザインを採用しています。
・Winodows 11 Home搭載で新機能も使える
「Xiaomi Mini Host」はWinodows 11 Home搭載で新機能も使えるようになっています。
Windows 11には、
タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、「ペイントアプリ」、
クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)
などの機能が追加されています。
一方、「Minisforum NUCG5」と「Beelink SEi 12 pro」はWindows 11 Proを搭載し、新機能が使えるようになっています。「Mac mini M2」はmacOS Ventura搭載で、充実したセキュリティ機能も使えます。
デメリット
・2.5インチのSATA HDD/SSDストレージが使えない
「Xiaomi Mini Host」は拡張ベイがないため、2.5インチのSATA HDD/SSDストレージが使えません。
一方、「Beelink SEi 12 pro」は2.5インチのSATA HDD/SSDでストレージを拡張できます。「Minisforum NUCG5」と「Mac mini M2」は2.5インチのSATA HDD/SSDストレージが使えません。
・冷却ファンがない
「Xiaomi Mini Host」は冷却ファンが搭載されていません。
一方、「Minisforum NUCG5」は冷却ファンを搭載しています。「Beelink SEi 12 pro」はデュアルファン(システムファン&CPUファン)を搭載しています。「Mac mini M2」は冷却ファンを搭載していません。
「Xiaomi Mini Host」の評価
「Xiaomi Mini Host」の評価を紹介します。
スペック:★★★★★
通信:★★★★
機能:★★★★
デザイン:★★★★★
使いやすさ:★★★★★
価格:★★★
<総合評価>
シャオミから発売される初のミニPCになります。非常にハイスペックな仕様で、デザインも洗練されています。
プロセッサは第12世代のインテル Core i5-1240Pで、「Minisforum NUCG5」、「Beelink SEi 12 pro」と同じです。CPUの性能だけを見れば、「Mac mini M2」よりも高速です。
また、2つの Thunderbolt 4.0ポートを搭載し、4画面4K出力に対応。「Minisforum NUCG5」、「Mac mini M2」と同様に外付けのeGPUボックスと接続可能で、グラフィック性能を大幅に上げることが可能です。
そのほか、サイズ112×112×38mm、重さ437gの小型ボディで、アルミ合金製のボディを採用。マイクロソフトが開発者向けに発売したミニPC(Windows Dev Kit 2023)のように、非常に洗練されたデザインで高級感もあります。
なお、「Xiaomi Mini Host」は完全オリジナルの設計ではなく、インテルのNUC規格に沿って設計されています。そういう意味では同じNUC規格の「Minisforum NUCG5」の強力なライバルとなるでしょう。
「Xiaomi Mini Host」の発売時の価格は、US $722.68(日本円で約9万7千円)。「Minisforum NUCG5」と「Beelink SEi 12 pro」、「Mac mini M2」は現在8万円なのでじっくりと比較してから購入した方がいいでしょう。第12世代のインテルCore i5-1240pプロセッサを搭載したシャオミ製のハイエンドな小型PCを探している人におすすめです。
「Xiaomi Mini Host」の販売・購入先
「Xiaomi Mini Host」は、
AliExpressでUS $780.00(日本円で約10万円)、
で販売されています。
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他の小型PCと比較する
リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。
★「MINISFORUM AR900i」(マザーボード・Core i9-13900HX)
★「Beelink GTR6」(Ryzen 9 6900HX・8K 4画面出力)
★「MINISFORUM HX99G」(Ryzen 9 6900HX・8K 4画面出力)
「MINISFORUM MC560」(Ryzen 5 5625U・カメラ付き)
「MINISFORUM TH80」(Mac mini風デザイン)
「GMK NucBox 9」(Ryzen 5 5600U)
「Minisforum NAD9」(第12世代)
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