「Beelink SEi 12 pro」(12世代)は超高性能? 人気ミニPCと徹底 比較!


2023年1月に発売された「Beelink SEi 12 pro」(12世代インテル)と人気ミニPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※Core i5-1235U搭載の「Beelink SEi 12」も発売中。スペック情報を追記しています。

※2022年11月から「Beelink GTR6」(Ryzen 9 6900HX)も発売中です。

※2022年12月からRyzen 7 6800U搭載の「Beelink SER6 Pro」も発売中です。

「Beelink SEi 12 pro」の特徴

Beelink SEi 12 pro」の特徴をまとめてみました。

第12世代Core i5・最大32GBメモリ・Windows 11 Pro

Beelink SEi 12 pro」は第12世代インテルCore i5-1240pプロセッサを搭載。10nmプロセスで製造された12コア16スレッドのプロセッサで、PassmarkCPUベンチマークスコアで「17336」を記録しています。また、最も高速なDDR5規格のメモリを16GB/32GB搭載。最大64GBまで拡張することもできます。

そのほか、OSにWindows 11 Proを搭載。「Amazonアプリストア プレビュー」の10,000点以上のAndroidアプリやMicrosoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)を利用したLinuxのGUIアプリを使うこともできます。

SSD 500GB・2.5拡張ベイ・4つのUSB 3.0ポート

Beelink SEi 12 pro」はPCle 4.0規格のSSDを500GB搭載。M.2 SSDで最大2TBまで拡張することもできます。また、ストレージ用の拡張ベイを搭載。SATA 2.5インチHDD/SSDで拡張することができます。

そのほか、本体に4つUSB 3.0ポートを搭載。高速なデータ転送が可能なほか、外付けHDDとも接続できます。

Thunderbolt 4ポート・4K 3台同時出力・Wi-Fi 6対応

Beelink SEi 12 pro」は本体に40Gbps/sの高速データ転送に対応したThunderbolt 4互換のType-Cポートを搭載。外付けのeGPUボックスと接続し、グラフィック性能を上げることもできます。

また、Thunderbolt 4ポートの他に4K映像出力に対応した2つのHDMIポートを搭載。3台同時4K画質で映像出力できます。そのほか、従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応。Bluetooth 5.2や2.5Gbpsのギガビット有線LAN通信も利用できます。

公式ページ: Beelink mini pc SEi12 Pro 1240P

価格を比較

Beelink SEi 12 pro」と「MINISFORUM UM580B」、「GMK NucBox 9」、「Mac mini M2」の価格を比較してみました。

「Beelink SEi 12 pro」

Beelink SEi 12 pro」は、Amazonで100,300円(税込・8500円 OFFクーポン付き・特選タイムセール価格)、楽天市場で109,000円(税込・送料無料・SEi 12モデルは79,400円)、ヤフーショッピングで93,980円(税込・SEi 12モデルは67,984円)、AliExpressでUS $365.00、米国 Amazon.comで$569.00 (Core i5-1240P)、で販売されています。

「MINISFORUM UM580B」

MINISFORUM UM580B」は、Amazonで77,983円(税込・16GB/SSD 512GB)、楽天市場で78,695円~ (税込・送料別)、ヤフーショッピングで78,695円~ (税込・送料別)、リンクスダイレクトで77,980(税込・16GB/SSD 512GB)、MINISFORUM公式サイトで69,980(16GB/SSD 256GB)、米国 Amazon.comで$669.90で販売されています。

「GMK NucBox 9」

GMK NucBox 9」は、Amazonで65,980円(税込・10,000円OFFクーポン付き)、楽天市場で78,212円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで73,380 円 (税込・送料無料)、GMK Tek公式サイトで$419.99で販売されています。

「Mac mini M2」

Mac mini M2」は、Amazonで84,800円、楽天市場で129,800円 (税込・MMFK3J/A)、ヤフーショッピングで83,800円 (MMFJ3J/A)、Apple公式サイトで84,800円(税込・256GB SSDモデル。512GB SSDモデルは112,800円、M2 Prpモデルは184,800円)、米国 Amazon.comで$598.93で販売されています。

スペックを比較

Beelink SEi 12 pro」と「MINISFORUM UM580B」、「GMK NucBox 9」、「Mac mini M2」のスペックを比較してみました。

「Beelink SEi 12 pro」のスペック

  • プロセッサ 第12世代インテルCore i5-1240p
    ※10nm/64bit/12コア/16スレッド/最大4.4GHz
  • GPU intel Iris Xe Graphics eligible
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB DDR5 (スロット x2)
  • 拡張メモリ 最大64GBまで
  • ストレージ SSD 500GB NVMe PCle 4.0
  • 拡張ストレージ SATA HDD (2.5インチ/7mm)、M.2 2280 NVMe SSDで最大2TBまで
  • 電源 ACアダプター 入力100-240V AC、出力:19V-6.32A
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 2.5Gbps
  • インターフェース Type-C (Thunderbolt 4互換)、USB 3.0 x4、HDMI(4K 60Hz HD) x2、有線LAN(2.5G)、DCポート、イヤホンジャック
  • 3台同時出力 対応(トリプル4Kディスプレイをサポート)
  • 冷却システム デュアルファン(システムファン&CPUファン)
  • 壁掛けブランケット 付属
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 126 x 113 x 42 mm
  • 重量 不明
  • カラー ダークブルー

関連記事: BeelinkのミニPCがコスパ高すぎで大人気に! 2023 最新 機種 まとめ

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「MINISFORUM UM580B」のスペック

  • 型番 UM580B-16/512-W11Pro(5800H)/ UM580B-32/512-W11Pro(5800H)
  • プロセッサ AMD Ryzen 7 5800H オクタコア 3.2 GHz
    ※8コア/16スレッド/最大4.4GHz
  • GPU AMD Radeon Graphics
  • RAM(メモリ)16GB/32GB SO-DIMM DDR4 × 2 slots(最大合計 64 GB)
  • 拡張メモリ 最大64GB
  • ストレージ M.2 SSD 512GB NVMe 2280
  • 拡張ストレージ 1×2.5インチベイ(SATA3.0)
  • 電源 ACアダプター
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 1×2.5Gigabit LAN
  • 背面インターフェース 1× DC_IN、1 × 2.5G LAN、2 × HDMI、2 × USB3.2 Gen2、2 × USB 2.0
  • 前面インターフェース 1 × 電源ボタン、1 × USB 3.2 Gen2 Type-C (support DP1.4, 4K@60Hz)、1 × USB 3.2 Gen2 Type-C(Data Only)、1 × オーディオ端子、1 × デジタルマイク
  • 映像出力 2×HDMI 2.0(4K@60Hz)、1×USB Type-C(4K@60Hz)
  • 冷却方式 ファンシンク
  • ケンジントンロック 対応
  • VESAマウント 対応
  • OS Windows 11 Pro 64bit
  • サイズ 128 x 126.6 x 46.5 mm (D×W×H)
  • 重量 約600 g
  • カラー ダークグレー

関連記事:「MINISFORUM UM580B」は買いか? 高コスパなRyzenミニPCと徹底 比較!

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「GMK NucBox 9」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 5 5600U ヘキサコア 2.3GHz
    ※10nm/6コア/12スレッド/最大 4.2GHz
  • GPU AMD Radeon Graphics 7コア 1800 MHz
  • RAM (メモリ) 16GB DDR4 PCIE 3.0 / 最大 3200MHz / SODIMM スロット×2
  • 拡張メモリ 最大64GB (空きスロット1)
  • ストレージ M.2 SSD 512GB (PCle 3.0 NVMe)
  • 拡張ストレージ M.2 SSDで最大2TBまで
  • 電源 DC AC 100~240V,50/60Hz、19V/3.42A
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN ギガビット有線LANに対応
  • インターフェース USB Type-C (PD充電/DP映像出力/転送) x1、USB 3.1 Gen2 x2 (10Gb)、USB 2.0 x2、ギガビット有線LAN (RJ45/2.5G) x1、HDMI 2.0 x2 (4K@60Hz)、microSDカードスロット x1(最大128GB)、3.5mmオーディオジャック、DCポート、Locking Port
  • 映像出力 3台同時出力(Type-C、HDMI x2/4K@60Hz)
  • 冷却 冷却ファン内蔵/放熱性に優れた複合炭素繊維(カーボンファイバー)採用
  • VESAマウント 対応
  • OS Windows 11 Pro ※Linux、Ubuntu サポート
  • サイズ 123.5 x 111.5 x 36.9mm
  • 重量 820g
  • カラー シルバー

関連記事:「GMK NucBox 9」と高性能AMD Ryzen ミニPCを徹底 比較!

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「Mac mini M2」のスペック

  • プロセッサ Apple M2チップ / Apple M2 Proチップ
    ※M2:4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU
    ※M2 Pro:6つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した10コアCPU
  • GPU M2: 10コアGPU/ 16コア Neural Engine
    ※M2 Pro: 16コアGPU/ 16コア Neural Engine
  • RAM (メモリ) M2: 8GB / M2 Pro:16GB
    ※M2:オプションで16GBまたは24GBに変更可能
    ※M2 Pro:プションで32GBに変更可能
  • ストレージ M2: 256GB SSD/512GB SSD , M2 Pro: 512GB
    ※M2:オプションで512GB、1TB、2TB、4TB、8TBに変更可能
    ※M2 Pro:オプションで1TB、2TBに変更可能
  • 電源 ACアダプター・電源電圧:100〜240V AC
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6e (802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.3
  • 有線LAN 対応・10/100/1000BASE-TギガビットEthernet(RJ-45コネクタ)
  • インターフェース Thunderbolt 4/USB 4×2、USB 3.1 Gen2 ×2、HDMI 2.0、ギガビットEthernetポート、3.5mmヘッドフォンジャック
  • スピーカー 内蔵スピーカー
  • オーディオ ハイインピーダンスヘッドフォンに高度に対応する3.5mmヘッドフォンジャック、マルチチャンネルオーディオ出力に対応するHDMIポート
  • ビデオ再生 HEVC、H.264、ProResなどのフォーマットに対応、HDR(ドルビービジョン、HDR10、HLG)
  • オーディオ再生 AAC、MP3、Apple Lossless、FLAC、ドルビーデジタル、ドルビーデジタルプラス、ドルビーアトモスなどのフォーマットに対応
  • OS macOS Ventura
    ※Rosetta 2採用で既存のIntelベース向けアプリとiPhone/iPad用アプリも動作可能
  • サイズ 197×197×3.58 mm (幅×奥行き×高さ)
  • 重量 1.18kg
  • カラー シルバー

関連記事:「Mac mini M2」と超人気の高性能ミニPCを徹底 比較! 

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ベンチマークを比較

Beelink SEi 12 pro」と「MINISFORUM UM580B」、「GMK NucBox 9」、「Mac mini M2」のベンチマーク スコアを比較してみました。

※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。

「Beelink SEi 12 pro」

<CPU> Core i5-1240p

Passmarkによるベンチマークスコアは「17336」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1650」、マルチコアで約「8500」。

<GPU> intel Iris Xe Graphics eligible

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「4277」。

<プロセッサ性能を解説>

10nmプロセスで製造された12コア、16スレッドの第12世代インテルCore i5-1240pプロセッサを搭載し、最大4.4GHzで駆動します。PassmarkのCPUベンチマークスコアは「17336」で非常に高速です。

また、3DMark Fire StrikeによるGPUのグラフィックスコアで「4277」を記録し、高いグラフィック性能を発揮することがわかります。

性能的には動画編集、3Dの画像編集、音楽DTM制作、写真の現像、動画のエンコードなどで快適に動作します。動作は高速で遅延が生じることはまずないでしょう。

SteamなどのPCのゲームも十分にプレイできる性能をもっています。ただし、グラフィックカードを必要とする高負荷の3Dゲームは遊べないので注意が必要です。

PS2やWii、Xboxなどを含めてPSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターは快適に動作します。

「MINISFORUM UM580B」

<CPU> AMD Ryzen 7 5800H

Passmarkによるベンチマークスコアは「21333」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1320」、マルチコアで「6996」。

<GPU> AAMD Radeon Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2465」。

Passmark Average G3D Markで「2802」

「GMK NucBox 9」

<CPU> AMD Ryzen 5 5600U

Passmarkによるベンチマークスコアは「15387」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1100」、マルチコアで約「5000」。

<GPU>Radeon Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「3735」。

「Mac mini M2」

<CPU> Apple M2チップ

Passmarkによるベンチマークスコアは「14933」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1892」、マルチコアで「8739」。

<GPU> 10コアGPU

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「4739」。

「Beelink SEi 12 pro」のメリット・デメリット

Beelink SEi 12 pro」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・16GB/32GB DDR5メモリ搭載で最大64GBまで拡張できる

Beelink SEi 12 pro」は最も高速なDDR5規格のメモリを16GB/32GB搭載。最大64GBまで拡張することもできます。

一方、「MINISFORUM UM580B」は16GB/32GB DDR4メモリ搭載で最大64GBまで拡張できます。「GMK NucBox 9」は16GB DDR4メモリ搭載で最大64GBまで拡張できます。「Mac mini M2」は8GBメモリ搭載でスムーズに動作します。

・SSD 500GB NVMe PCle 4.0ストレージ搭載・M.2 SSDで最大2TBまで拡張できる

Beelink SEi 12 pro」はPCle 4.0規格のSSDを500GB搭載しています。また、M.2 SSDで最大2TBまで拡張することもできます。

一方、「MINISFORUM UM580B」はNVMe規格のM.2 SSD 512GBストレージを搭載しています。「GMK NucBox 9」はM.2 SSD 512Gストレージ搭載で最大2TBまで拡張できます。「Mac mini M2」は256GB SSD/512GB SSDストレージを搭載しています。

・拡張ベイを搭載・2.5インチのSATA HDD/SSDで拡張できる

Beelink SEi 12 pro」はストレージ用の拡張ベイを搭載し、SATA 2.5インチHDD/SSDで拡張することができます。

一方、「MINISFORUM UM580B」は拡張ベイ搭載で2.5インチSSD/HDD SATAで拡張することができます。「GMK NucBox 9」、「Mac mini M2」は拡張ベイを搭載していません。

・Wi-Fi 6とBluetooth 5.2、ギガビット有線LAN通信に対応

Beelink SEi 12 pro」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」(IEEE 802.11ax)に対応しています。また、Bluetooth 5.2や2.5Gbpsのギガビット有線LAN通信も利用できます。

一方、「MINISFORUM UM580B」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2、ギガビット有線LAN通信に対応しています。「GMK NucBox 9」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2、ギガビット有線LAN通信に対応しています。「Mac mini M2」はWi-Fi 6e通信、Bluetooth 5.3、ギガビット有線LAN通信に対応しています。

・Thunderbolt 4互換のType-Cポートを搭載・外付けeGPUボックスと接続できる

Beelink SEi 12 pro」は本体に40Gbps/sの高速データ転送に対応したThunderbolt 4互換のType-Cポートを搭載しています。また、外付けのEGPUボックスと接続し、グラフィック性能を上げることもできます。

一方、「MINISFORUM UM580B」、「GMK NucBox 9」はThunderboltポートを搭載していません。「Mac mini M2」は2つのThunderbolt 4ポートを搭載しています。

・4Kで3台同時出力できる

Beelink SEi 12 pro」はThunderbolt 4ポートと、4K映像出力に対応した2つのHDMIポートを搭載し、3台同時に4K画質で映像出力できます。

一方、「MINISFORUM UM580B」はType-Cと2つのHDMIで4K 3台同時出力できます。「GMK NucBox 9」はType-Cポートと2つのHDMI 2.0ポートで3台同時出力できます。「Mac mini M2」はThunderbolt 4とHDMI 2.0ポートで、4Kでの2台同時出力や8K映像出力が利用できます。

・厚さ42mmの小型デザイン・ダークブルー

Beelink SEi 12 pro」はサイズ 126 x 113 x 42 mmの小型軽量デザインになっています。カラーはダークブルーを用意しています。

一方、「MINISFORUM UM580B」はサイズ128 x 126.6 x 46.5 mmで、重さ約600gの小型デザインになっています。「GMK NucBox 9」は厚さ36.9mmで重さ820gの小型デザインになっています。「Mac mini M2」は厚さ3.58mmで重さ1.18kgの薄型軽量デザインになっています。

・デュアルファン搭載の冷却システムが使える

Beelink SEi 12 pro」はデュアルファン搭載の冷却システムが使えるようになっています。

一方、「MINISFORUM UM580B」はファンシンク採用の冷却システムを搭載しています。「GMK NucBox 9」は大型の冷却ファンを搭載し、熱を効率よく排出することができます。「Mac mini M2」はファンレス設計を採用しています。

・Windows 11 Pro搭載で新機能も使える

Beelink SEi 12 pro」はWindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。

Windows 11には、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、「ペイントアプリ」、

クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)

などの機能が追加されています。

一方、「MINISFORUM UM580B」と「GMK NucBox 9」はWindows 11 Proを搭載しています。「Mac mini M2」はmacOS Venturaを搭載しています。

デメリット

・グラフィックボードを内蔵できない

Beelink SEi 12 pro」は大型のデスクトップPCと違い、グラフィックボードを内蔵することができません。

一方、「MINISFORUM UM580B」、「GMK NucBox 9」、「Mac mini M2」もグラフィックボードを内蔵できません。

「Beelink SEi 12 pro」の評価

Beelink SEi 12 pro」の評価を紹介します。

スペック:★★★★★

通信:★★★★★

機能:★★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

Beelink SEiシリーズの最新モデルで、第12世代のインテルCore iプロセッサを搭載しています。このプロセッサはCPU性能が高いうえに、グラフィック性能も非常jに高く、SteamのPCゲームもプレイできるレベルです。

グラフィック性能だけを見れば、AMD Ryzen 7 5800搭載の「MINISFORUM UM580B」、Ryzen 5 5600Uプロセッサ搭載の「GMK NucBox 9」よりも性能が高く、Apple M2チップ搭載の「Mac mini M2」と同等の性能を発揮するようです。

また、Thunderbolt 4互換のType-Cポートを搭載していることも大きなメリットです。高速データ転送だけでなく、外付けeGPUボックスと接続するなど拡張性にも優れています。4K 3台同時出力もできるのでグラフィック制作にも向いているのかもしれません。

「Beelink SEi 12 pro」の現在の価格は88,800円(税込・5000円OFFクーポン付き)。この性能で10万円以下というのは恐ろしく安い感じがします。ひと昔前なら10万円は軽く超えていたでしょう。第12世代のインテルCore iプロセッサを搭載した超高性能なミニPCを探している人におすすめです。

「Beelink SEi 12」も発売中!

Core i5-1235U搭載の「Beelink SEi 12」も発売されています。「Beelink SEi 12 pro」との違いはプロセッサです。

こちらの記事に詳しくまとめてあります。

「Beelink SEi12 i5-1235U」の特徴、スペック、ベンチマーク、価格

「Beelink SEi 12」のベンチマーク

<CPU> Core i5-1235U

Passmarkによるベンチマークスコアは「13655」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1876」、マルチコアで「5818」。

<GPU> intel Iris Xe Graphics eligible

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「4000」。

価格は「Beelink SEi 12 pro」よりもスペックが低くなるため、やや安くなる傾向があります。

「Beelink SEi 12」の価格

Amazonで74,880円(税込・10000円OFFクーポン付き)、

楽天市場で88,742円(税込・送料無料)、

ヤフーショッピングで84,189円(税込み)、

AliExpressでUS $476.00、

米国 Amazon.comで $449.61、

で販売されています。

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「Beelink SEi 12 pro」の販売・購入先

Beelink SEi 12 pro」は、

Amazonで100,300円(税込・8500円 OFFクーポン付き・特選タイムセール価格)、

楽天市場で109,000円(税込・送料無料・SEi 12モデルは79,400円)、

ヤフーショッピングで93,980円(税込・SEi 12モデルは67,984円)、

AliExpressでUS $365.00、

米国 Amazon.comで$569.00 (Core i5-1240P)、

で販売されています。

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他の小型PCと比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「MINISFORUM AR900i」(マザーボード・Core i9-13900HX)

★「MINISFORUM HN2673」(Arc A730M・Core i7-12650H)

★「GMKtec NucBox K3」(Core i7-1260P・4K 3画面出力)

★「GMKtec NucBox K1 /K2」(Ryzen 7 6800H / Ryzen 7 7735HS)

★「MINISFORUM NAB6」(Core i7-12650H・4K 4画面出力)

★「Beelink GTR6」(Ryzen 9 6900HX・8K 4画面出力)

★「LZ16J」(リンクス・Core i5-1030NG7)

★「MINISFORUM HX99G」(Ryzen 9 6900HX・8K 4画面出力)

★「Xiaomi Mini Host」(第12世代Core i5-1240P・アルミ合金)

★「Minisforum NUCG5」(第12世代Core i5-1240p)

★「MINISFORUM MC560」(Ryzen 5 5625U・カメラ付き)

MINISFORUM UM580B

GMK NucBox 9

Mac mini M2

Beelink SER6 Pro」(Ryzen 7 6800U)

BMAX B5 Pro

MINISFORUM UM690」(Ryzen 9 6900HX)

GMK Nucbox2 Plus

CHUWI CoreBox 4th

CHUWI RZBOX

Minisforum NAD9」(第12世代)

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