「Beelink GK55」が激安セール中！人気2万円ミニPCと徹底比較！

セール販売されている「Beelink GK55」と人気2万円ミニPCを徹底比較！価格やスペック、ベンチマークスコアの違い、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年3月、「Beelink EQ12」(N100)が発売されました。

※2023年2月、「Beelink Mini S12」(N95)が発売されました。

※2022年6月、「Beelink MINI S」(N5095)が発売されました。

※2021年11月から「Beelink U59」も発売中です。

※2021年10月から「Beelink GKmini」も発売中です。

「Beelink GK55」の特徴

「Beelink GK55」の特徴をまとめてみました。

Celeron J4125＆8GBメモリ・Win11

「Beelink GK55」はインテルCeleron J4125 クアッドコアプロセッサを搭載。Passmarkベンチマークスコアで「3002」(CPU)を記録し、快適に動作します。また、8GB DDR4メモリを搭載し、スムーズに動作。OSはWindows 10/11で新機能も使えるようになっています。

SSD 最大256GB・M.2で拡張・Type-C

「Beelink GK55」はSSD 128/256GBストレージ(2.5インチ)を搭載。M.2 SSDで拡張も可能で、最大2TBまでストレージ容量を増やすことができます。また、データ転送用にType-Cポートを搭載。4つのUSB 3.0ポートを搭載し、外付けHDDなどのUSB機器も接続できます。

2台同時出力・デュアル有線LAN・大型ファン

「Beelink GK55」は2つのHDMIポートを搭載。2台のモニターに同時に映像出力することができます。また、2つの有線LANポートを搭載。Wi-Fi 5、Bluetooth 4.0も利用できます。そのほか、冷却システムとして大型ヒートシンクを搭載。冷却ファンでオーバーヒートを防ぎ、長時間でも安定して動作できます。

公式ページ Beelink GK55

価格を比較

「Beelink GK55」と「CHUWI HeroBox」(J4125)、「GMK NucBox3」、「MINISFORUM GK41」の価格を比較してみました。

「Beelink GK55」

「Beelink GK55」は、Amazonで26,900円（3500円OFFクーポン付き）、ヤフーショッピングで33,818 円、Banggoodで29,347円、AliExpressでUS $197.50、米国 Amazon.comで$229.90で販売されています。

「CHUWI HeroBox」(J4125)

「CHUWI HeroBox」(J4125)は、Amazonで25,900円（5000円OFFクーポン付き・J4125）、楽天市場で25,380円 (税込・J4125)、ヤフーショッピングで25,900円(J4125)、Banggoodで23,826円(J4125)、AliExpressでUS $187.07(J4125)、米国 Amazon.comで$199.00(J4125)で販売されています。

「GMK NucBox3」

「GMK NucBox3」は、Amazonで26,980円（4000円OFFクーポン付き）、Banggoodで29,121円で販売されています。

「MINISFORUM GK41」

「MINISFORUM GK41」は、Amazonで25,398円（256GBモデル）、楽天市場で29,980円 (税込)、ヤフーショッピングで29,972円 (税込)、米国 Amazon.comで$209.99で販売されています。

スペックを比較

「Beelink GK55」と「CHUWI HeroBox」(J4125)、「GMK NucBox3」、「MINISFORUM GK41」の価格を比較してみました。

「Beelink GK55」のスペック

プロセッサ Gemini Lake Refresh世代のインテル Celeron J4125 クアッドコア
※14nm/64bit/4コア/4スレッド
GPU Intel UHD Graphics 600
RAM（メモリ）　8GB DDR4 2400MHZ
ストレージ SSD 128/256GB (2.5インチ)
拡張ストレージ M.2 SSD　SATA3で最大2TBまで
電源 ACアダプター
カメラ　なし
ワイヤレス通信 Wi-Fi 5、Bluetooth 4.0
インターフェース　Type-C（データ転送）、USB 3.0 x4、HDMI x2、有線LAN端子 x2、3.5mmジャック、電源ボタン、DCポート
有線LAN 対応・2つの端子
4K出力　対応
2台同時出力　対応（HDMI）
冷却システム　大型ファン、ヒートシンク、静音動作
VASAマウント　対応
筐体の素材　プラスチック
OS　Windows 10 / Windows11 Pro　※Ubuntuサポート
サイズ 12.4 x 11.30 x 4.1 cm
重量 295 g
カラー　ブラック
附属品　1x壁掛けブラケット、1 xHDMIケーブル、1x電源アダプター12V / 2A、1xユーザーマニュアル
発売日 2020年9月

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「CHUWI HeroBox」(J4125)のスペック

プロセッサ Intel Celeron J4125 / Celeron N4100
※14 nm / 4コア / 4スレッド / 最大2.4 GHz / 64bit
GPU Intel UHD Graphics 600
RAM（メモリ） 8GB DDR4
ストレージ SSD 256GB / 180GB SSD
拡張ストレージ
M.2 SSD SATA 2242 及び 2280 で最大 1TBまで
SATA拡張で最大2TB
microSDカードで最大128GBまで
電源 24W(12V2A) DC
ワイヤレス通信　 Wi-Fi 802.11a/ac/b/g/n(2.4GHz/5.0GHz)、Bluetooth 4.0
有線LAN ギガビット有線LAN
インターフェース USB Type C (データ転送のみ) x 1、USB3.0 x 2、USB2.0 x 2、VGA (D-Sub 15ピン)x 1、HDMIx 1、microSDカードスロットx 1、有線LANx 1、3.5mm イヤホンジャック x 1
4K出力 対応
VASAマウント 対応
冷却ファン　なし・ファンレス仕様、静音動作
2台同時出力 対応（HDMI＆VGA）
筐体の素材 Al-Mg合金およびポリカーボネート
OS Windows 10 Home 64bit　※Windows11対応/Linux OSもサポート
サイズ 18.76 x 13.83 x 3.73 cm
重量　590g
カラー ブラック
附属品 ACアダプター（日本仕様、12V/2A、DC 5.5mm）×1、取り付け金具×1、取扱説明書×1
発売日 2020年1月

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「GMK NucBox3」のスペック

モデル GMKtec KB3-256
プロセッサ Gemini Lake Refresh世代のIntel Celeron J4125 クアッドコア
※14nm/4コア/4スレッド/最大2.70 GHz
GPU インテル UHD グラフィックス 600
RAM（メモリ） 8GB DDR4 SO-DIMM 2400MHz
ストレージ M.2 SSD 256GB 2280 SATA
拡張ストレージ　 2.5インチHDD＆2.5インチSSDで最大2TBまで、M.2 SSDで最大1TBまで
電源　ACアダプター DC12V/3A
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 4.2
有線LAN 対応
インターフェース USB 3.0 x 4、HDMI、DisplayPort、microSDカードスロット、有線LAN、3.5mmジャック、DCポート
VESAマウント　対応
冷却ファン　なし　※ファンレス静音設計
OS Windows 11 ※Linuxサポート
サイズ 12.8 x 12.8 x 3.25 cm
重量 400 g
カラー ブラック
付属品　1x 電源アダプター、1x 取扱説明書、1x 保証書

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「MINISFORUM GK41」のスペック

プロセッサ　Celeron J4125 クアッドコア 2.0 GHz
※14nm / 4コア / 4スレッド / 2.7 GHz
GPU　Intel UHD グラフィックス600
RAM（メモリ）　8GB LPDDR4 (オンボード）
ストレージ　SSD 128GB M.2 2280 SATA
拡張ストレージ　SSD M.2 2280 最大1TBアップグレード可
消費電力　10W
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac（2.4GHz/5.8GHz）、Bluetooth 4.2
有線LAN 1000Mbps LAN
インターフェース　HDMI2.0ポート x1、DPポート x1、USB 3.0ポート x4、RJ45ポート x2、マイクジャック x1、デジタルマイクジャック x1、3.5mmオーディオジャック x1、SDカードスロット x1、DCポート(12V、3A) x1、電源スイッチ x1、リセット穴 x1
冷却ファン　搭載
OS　Windows 10 Pro （64ビット）日本語対応/LinuxおよびChromium OSをサポート
サイズ 12.5 x 11.3 x 3 cm
重量　299 g
カラー　ブラック

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ベンチマークを比較

「Beelink GK55」と「CHUWI HeroBox」(J4125)、「GMK NucBox3」、「MINISFORUM GK41」のベンチマークスコアを比較してみました。

※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード（以下、グラボ）の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。

「Beelink GK55」

＜CPU＞ Celeron J4125

Passmarkによるベンチマークスコアは「3002」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「429」、マルチコアで「1385」。

＜GPU＞ Intel UHD Graphics 600

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「391」。

＜プロセッサ性能を解説＞

14nmプロセスで製造されたGemini Lake Refresh世代のインテル Celeron J4125 クアッドコアプロセッサを搭載し、Passmarkベンチマークスコアで「3002」(CPU)を記録しています。このスコアは第3世代のCore i3プロセッサとほぼ同じです。

同じプロセッサは「CHUWI HeroBox」(J4125)、「GMK NucBox3」、「MINISFORUM GK41」にも搭載されています。

Celeron N4100プロセッサと比較すると、Passmarkでスコアが約500高くなります。

Celeron N5095プロセッサと比較すると、Passmarkでスコアが約約1000低くなります。

性能的には動画視聴、ネットでの調べもの、音楽再生（ストリーミングを含む）、Web会議、オンライン授業などで快適に動作します。PCゲームには不向きでSteamなどのPCゲームは一部の軽い2Dゲームのみ動作します。ただし、PS1、PSP、N64、DC、MD、SFC、FCなどのエミュレーターは快適に動作します。

「CHUWI HeroBox」(J4125)

＜CPU＞ Celeron J4125

Passmarkによるベンチマークスコアは「3002」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「429」、マルチコアで「1385」。

＜GPU＞ Intel UHD Graphics 600

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「391」。

「GMK NucBox3」

＜CPU＞ Celeron J4125

Passmarkによるベンチマークスコアは「3023」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「431」、マルチコアで「1392」。

＜GPU＞インテル UHD グラフィックス 600

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「391」。

「MINISFORUM GK41」

＜CPU＞ Celeron J4125

Passmarkによるベンチマークスコアは「3035」(CPU)。

＜GPU＞ Intel UHD グラフィックス600

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「391」。

「Beelink GK55」のメリット・デメリット

「Beelink GK55」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・8GB DDR4メモリ搭載でスムーズに動作

「Beelink GK55」は8GB DDR4メモリ搭載でスムーズに動作します。

一方、「CHUWI HeroBox」(J4125)、「GMK NucBox3」、「MINISFORUM GK41」も8GB DDR4メモリを搭載しています。

・SSD 128/256GBストレージ搭載

「Beelink GK55」は2.5インチのSSD 128/256GBストレージ搭載でOSやアプリの起動も高速になっています。

一方、「CHUWI HeroBox」(J4125)はSSD 256GBストレージを搭載しています。「GMK NucBox3」はM.2 SSD 256GBストレージを搭載しています。「MINISFORUM GK41」はM.2 SSD 128GBストレージを搭載しています。

・M.2 SSDで最大2TBまで拡張できる

「Beelink GK55」は拡張スロットを搭載し、M.2 SSDで最大2TBまでストレージ容量を増やすことができます。

一方、「CHUWI HeroBox」(J4125)はM.2 SSD 最大1TB、2.5インチHDD/SSDで最大2TBまで拡張できます。「GMK NucBox3」は2.5インチHDD＆SSDで最大2TBまで、M.2 SSDで最大1TBまで拡張できます。「MINISFORUM GK41」はM.2 SSDで最大1TBまで拡張できます。

・Wi-Fi 5＆Bluetooth 4.0に対応

「Beelink GK55」は高速で途切れにくいWi-Fi 5に対応しています。また、Bluetooth 4.0対応でワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。

一方、「CHUWI HeroBox」(J4125)はWi-Fi 5＆Bluetooth 4.0に対応しています。「GMK NucBox3」と「MINISFORUM GK41」はWi-Fi 5＆Bluetooth 4.2に対応しています。

・デュアル有線LAN通信に対応

「Beelink GK55」は2つの有線LAN端子を搭載し、インターネットに接続したり、他のパソコンと接続したりできます。

一方、「CHUWI HeroBox」(J4125)、「GMK NucBox3」は1つの有線LAN端子を搭載しています。「MINISFORUM GK41」は2つの有線LAN端子を搭載しています。

・大型ファン搭載でオーバーヒートを防げる

「Beelink GK55」は大型ファンとヒートシンクを搭載した冷却システムを採用し、オーバーヒートを防いで安定して動作できます。

一方、「CHUWI HeroBox」(J4125)と「GMK NucBox3」はファンレス仕様になっています。「MINISFORUM GK41」は冷却ファンを搭載しています。

・厚さ4.1cmで重さ295gの薄型軽量ボディ

「Beelink GK55」はサイズ12.4×11.30×4.1cmで重さ295gの薄型軽量デザインになっています。

一方、「CHUWI HeroBox」(J4125)はサイズ18.76×13.83×3.73cmで重さ590gになっています。「GMK NucBox3」はサイズ12.8 x 12.8 x 3.25cmで重さ400gになっています。「MINISFORUM GK41」はサイズ12.5 x 11.3 x 3cmで重さ299gになっています。

・Window10搭載でWindows 11にアップグレードできる

「Beelink GK55」は第11世代のプロセッサを搭載しているため、Window10搭載でもWindows 11にアップグレードすることができます（※最初からWindows 11 Pro搭載のモデルもあります）。

一方、「CHUWI HeroBox」(J4125)はWindows 10 Home 64bit搭載でWindows11にアップグレードできます。「GMK NucBox3」はWindows 11を搭載しています。「MINISFORUM GK41」はWindows 10 Pro搭載でWindows11にアップグレードできます。

デメリット

・DisplayPortがない

「Beelink GK55」は2つのHDMIポートを搭載していますが、DisplayPortは搭載されていません。

一方、「CHUWI HeroBox」(J4125)はDisplayPortが搭載されていません（HDMI＆VGAのみ）。「GMK NucBox3」はDisplayPortを搭載しています。「MINISFORUM GK41」はDisplayPortとHDMI2.0ポートを搭載しています。

・メモリを拡張できない

「Beelink GK55」はオンボード仕様のためメモリの拡張ができません。

一方、「CHUWI HeroBox」(J4125)、「GMK NucBox3」、「MINISFORUM GK41」もメモリの拡張ができません。

「Beelink GK55」の評価

「Beelink GK55」の評価を紹介します。

スペック：★★★

通信：★★★★

機能：★★★★

デザイン：★★★

使いやすさ：★★★★

価格：★★★★

＜総合評価＞

Beelinkから発売されたインテルCeleron J4125プロセッサ搭載のミニPCです。超小型ボディの「Beelink GKmini」と違い、Type-C(データ転送用)や2つの有線LAN端子を搭載し、より使いやすくなっています。また、このミニPCは「Super Conosle PC Lite」というレトロゲーム機のベースにもなっています。

Super ConosleシリーズはEmuELEC OSを搭載しているので、「Beelink GK55」でもEmuELEC OSがきちんと動作するということになります。なお、動作報告はまだありませんが、Googleの「Chrome OS Flex」を導入すれば「Chrome Box」化することもできるでしょう。

Chrome OSの方がWindowsよりも軽快に動作し、しかもAndroidアプリも使えるので便利かもしれません。

現在の価格は26,900円（3500円OFFクーポン付き）。2万円台のパソコンでもかなり軽快に動作するのでお買い得です。動画編集などはせず、文書作成や動画視聴、ネット検索がメインで使うという人におすすめです。