2023年6月に発売された「GMKtec NucBox G2」と 売れ筋の人気ミニPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークスコアの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。
※2023年10月、「GMKtec NucBox G3」(N100)が発売されました。
※2023年4月から「GMKtec NucBox G1」(N95)も発売中です。
「GMKtec NucBox G2」の特徴
「GMKtec NucBox G2」の特徴をまとめてみました。
超小型サイズ・第12世代 Intel N100・12GB LPDDR5
「GMKtec NucBox G2」は手のひらサイズの超小型デザインを採用。重さ216gの軽量ボディで気軽に持ち運ぶことができます。また、第12世代 (Alder Lake) の インテル N100 プロセッサを搭載。10nmプロセスで製造された4コア、4スレッド、最大3.4GHz駆動のCPUで、PassmarkのCPUベンチマークで「5625」(Core i7-6700HQ相当)を記録しています。
そのほか、LPDDR5規格のメモリを12GB搭載。最大帯域幅 4800Mb/sで、LPDDR4X規格のメモリよりも2倍高い性能を発揮します。
M.2 SSD・最大1TB拡張・USB3.2ポート
「GMKtec NucBox G2」はPCIe接続のM.2 SSDストレージを512GB/1TB 搭載。HDDストレージよりも約2倍高速に転送できます。また、M.2 SSDで最大2TBまで拡張することが可能。ストレージは本体上部を取り外して簡単に交換できるようになっています。そのほか、3つのUSB3.2ポートを搭載。最大10Gbpsの高速転送が可能なほか、外付けHDDなどの周辺機器ともスムーズに接続できます。
4K 3画面出力・Wi-Fi 6・冷却ファン
「GMKtec NucBox G2」は4K出力に対応したDisplayportを搭載。2つのHDMI 2.0ポートと組み合わせて、4K 3画面出力も利用できます。また、Wi-Fi 6の高速で安定したインターネット接続が可能。Bluetooth 5.2やデュアル ギガビット有線LAN通信も利用できます。
そのほか、冷却ファンを搭載し、長時間でも安定して駆動することが可能。モニターの背面に設置できるVESAマウントも利用できます。
公式ページ: Intel 12th Alder Lake N100 ミニ PC–NucBox G2
価格を比較
「GMKtec NucBox G2」と「LarkBox X 2023」、「TRIGKEY G5」、「Blackview MP60」の価格を比較してみました。
「GMKtec NucBox G2」
「GMKtec NucBox G2」は、Amazonで29,900円(5000円OFFクーポン付き・税込・12GB+512GBモデル)、ヤフーショッピングで33,758円、GMKtec公式サイトで$179.89 (日本円で約26,156円)、米国 Amazon.comで$169.99 (日本円で約24,717円)で販売されています。
「LarkBox X 2023」
「LarkBox X 2023」は、Amazonで29,900円 (税込・2000円OFFクーポン付き)、楽天市場で26,900円(送料無料)、ヤフーショッピングで34,439円(送料無料)、CHUWI公式ストアで税込26,900円(US $199.00)、AliExpressでUS $194.99 (日本円で約27,094円)、米国 Amazon.comで$199.00 (日本円で約27,651円)で販売されています。
「TRIGKEY G5」
「TRIGKEY G5」は、Amazonで34,800円 (税込・7000円 OFFクーポン付き・Intel N100)、楽天市場で41,589円(送料無料)、ヤフーショッピングで37,236円円(税込・送料別)、米国 Amazon.comで$199.00 (日本円で約28,935円・Intel N100)で販売されています。
「Blackview MP60」
「Blackview MP60」は、Amazonで19,780円(税込・5000円OFFクーポン付き)、楽天市場で25,290円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで29,140円 (税込・送料無料)、AliExpressでUS $201.86 (日本円で約29,130円)、米国 Amazon.comで$269.98で販売されています。
スペックを比較
「GMKtec NucBox G2」と「LarkBox X 2023」、「TRIGKEY G5」、「Blackview MP60」のスペックを比較してみました。
「GMKtec NucBox G2」のスペック
- プロセッサ 第12世代 (Alder Lake) Intel N100
※10nm/4コア/4スレッド/最大3.4GHz/TDP 6W - GPU Intel UHD Graphics
- RAM(メモリ) 12GB LPDDR5 4800 MT/s ※オンボード
- ストレージ 512GB/1TB M.2 2242 SATA
- 拡張ストレージ M.2 SSD (2242 PCle)で最大2TBまで
- 電源 ACアダプター
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11ac/a/b/g/n/ax2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.2
- 有線LAN 1000M、2つのポートあり
- インターフェース Type-C (12V/3A・電源用のみ) x1、USB3.2 (Gen1*1 5Gbps/S) x3、DP 1.4 (4K@60Hz) x1、HDMI 2.0 (4K@60Hz) x2、microSDカードスロット x1、有線LAN端子 x2、3.5mmオーディオジャック x1、ケンジントンロック x1
- 4K映像出力 4K 3画面出力
- 冷却ファン 内蔵
- VESAマウント 対応(ブラケット付属)
- OS Windows 11 Pro ※インストール済み、Linux/Ubuntuサポート
- サイズ 87 × 87 × 39.4mm
- 重量 216g
- カラー レッド/グレー、ブラック/グレー
関連記事: GMKtec NucBox ミニPCのコスパがヤバすぎた! 2023 最新 機種を比較
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「LarkBox X 2023」のスペック
- プロセッサ 第12世代 (Alder Lake) Intel N100
※10nm/4コア/4スレッド/最大3.4GHz - GPU Intel UHD Graphics
- RAM(メモリ) 12GB LPDDR5
- ストレージ 512GB PCIe SSD
- 拡張ストレージ M.2 2280 SSD
- 電源 ACアダプター 12V/3A
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax 2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.2
- 有線LAN ギガビット有線LAN(2つのLAN端子あり)
- インターフェース USB Type-C (PD給電/DP1.4映像出力) ×1、USB-A 3.1 ×4、Displayport(4K@60Hz)×1、HDMI(4K@60Hz)×1、3.5mmオーディオ出力 ×1、有線LAN RJ45 Gigabit Ethernet ×2、
- 映像出力 4K 3画面出力に対応(HDMI,Type-C,DP)、4K ultra HD 対応
- 冷却システム 8mmヒートパイプ、熱移動を加速させる効率的なファン、TDP合計25Wで稼働
- VESAマウント 対応
- 筐体の材質 ポリカーボネート
- OS Windows 11 Home
- サイズ 127×127×49(H)mm
- 重量 400g
- カラー 白黒
関連記事:「LarkBox X 2023」(N100)は買っていい? 激安の第12世代 ミニPCと徹底 比較!
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「TRIGKEY G5」のスペック
- プロセッサ 第12世代 (Alder Lake) Intel N100
※10nm/64bit/4コア/4スレッド/最大3.4GHz - GPU Intel UHD Graphics 第12世代
- RAM(メモリ)8GB/16GB DDR5 4800MHz
- 拡張メモリ 最大16GBまで
- ストレージ 500GB PCle SSD (M.2 NVMe SATA3対応)
※NVMe最大転送速度900MB/S、SATA3最大転送速度500MB/s - 拡張ストレージ 2.5インチHDD/SSDで最大2TBまで、M.2 NVMe SATA3で最大2TBまで
- 電源 12V/3A・ACアダプター
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2 ※intel AX101 採用
- 有線LAN 2.5G ギガビット有線LAN・Intel i225-V・LANポート2つ搭載
- インターフェース Type-C (10Gbps、DP Alt 4K 60Hz) x 1、USB 3.2 Gen2 (10Gbps) x3、HDMI 2.0 (4K 60Hz) x2、 イーサネットポート x2、3.5mmヘッドホンジャック、電源ボタン、DCポート
- 映像出力 4K 3画面出力 対応 (Tye-C、HDMI 2.0 x 2)
- 冷却システム 冷却ファン、ヒートシンク、HDDドライブクーラー搭載・静音で動作
- 自動電源オン Wake On LAN・PXEブート・RTCウェイクに対応
- VESAマウント 対応
- OS Windows 11 Pro ※Ubuntu、Manjaro をサポート
- サイズ 12.4 x 11.3 x 3.9 cm
- 重量 不明
- カラー ブルーグレー
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「Blackview MP60」のスペック
- プロセッサ Jasper Lake世代のIntel Celeron N5095 クアッドコア
※10nm/64bit/4コア/4スレッド/最大2.9GHz - GPU Intel UHD Graphics
- RAM(メモリ) 8GB/16GB DDR4
- 拡張メモリ 最大16GBまで
- ストレージ M.2 SSD 256GB/512GB SATA 500MB/s
- 拡張ストレージ 2.5インチSSD/HDDで最大2TBまで、M.2で最大2TBまで
- 電源 ACアダプター
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 5 (802.11ac/a/b/g/n/2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
- 有線LAN 対応・1,000Mbps
- インターフェース USB 3.0×2、USB 2.0×2、HDMI×2、ギガビット有線LAN端子、3.5mmジャック
- 4K映像出力 対応・4K UHDデュアルディスプレイをサポート
- 冷却システム 大型ウィンドウのクーラーファン、6つの幅広のヒートパイプ、静音動作
- VESAマウント 対応(ブランケット付属)
- OS Windows 11 Pro
- サイズ 128mm×128mm×52mm
- 重量 460g (約390g)
- カラー ブラック、ブルー
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ベンチマークを比較
「GMKtec NucBox G2」と「LarkBox X 2023」、「TRIGKEY G5」、「Blackview MP60」のベンチマーク スコアを比較してみました。
「GMKtec NucBox G2」
<CPU> Intel N100
Passmarkによるベンチマークスコアは「5625」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「984」、マルチコアで「2523」。
<GPU> Intel UHD Graphics
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1000」前後。
<プロセッサ性能を解説>
10nmプロセスで製造された4コア、4スレッドの第12世代 (Alder Lake) Intel N100 プロセッサを搭載し、PassmarkのCPUベンチマークで「5625」を記録しています。
このスコアはCore i7-6700HQ相当で、第10世代のCore i3-1005G1にも近いスコアです。
同じプロセッサはCHUWI「LarkBox X 2023」、「MINISFORUM UN100」、「Beelink EQ12」、「TRIGKEY G4」(2023)、ノートPCの「CHUWI GemiBook xPro」にも搭載されています。
CPU内蔵のGPUは第12世代の「Intel UHD Graphics」で、グラフィック周波数は750MHz、24の実行ユニットを搭載しています。
このプロセッサでは、人気ゲームの「Genshin Impact」がフレームレート 30FPS、「DOTA 2」が40FPS、「GRID: Autosport」が60FPS、「GTA V」が50FPS、「CS GO」が60FPS、「Forza Horizon 4」が30FPSで動作することが確認されています。
なお、「GMKtec NucBox G1」はIntel N95を、「NucBox 7」はPentium Silver N6005を、「NucBox5」はCeleron N5095を搭載していました。
Intel N95と比較すると、PassmarkのCPUスコアで約900 高くなります。
Pentium Silver N6005と比較すると、PassmarkのCPUスコアで約200 高くなります。
Celeron N5095と比較すると、PassmarkのCPUスコアで約1100 高くなります。
Celeron N5100と比較すると、PassmarkのCPUスコアで約1800 高くなります。
Celeron J4125と比較すると、PassmarkのCPUスコアで約2000 高くなります。
性能的にはOffice文書作成、ネットでの調べもの、動画視聴、音楽再生、画像の編集、2Dゲームなどで快適に動作する性能を持っています。
Adobeのフォトショップ(Photoshop)、イラストレーター(Illustrator)、Premiere Proなども動作します。
動画編集ソフトは動作しますが、負荷の高いエンコード作業では時間がかかることもあるので注意してください。
PCゲームは軽めのものは動作しますが、負荷の高い本格的なPCゲームは動作しないので注意してください。
PS2の一部を含めて、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターは快適に動作します。
「LarkBox X 2023」
<CPU> Intel N100
Passmarkによるベンチマークスコアは「5535」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「984」、マルチコアで「2523」。
<GPU> Intel UHD Graphics
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1000」前後。
「TRIGKEY G5」
<CPU> Intel N100
Passmarkによるベンチマークスコアは「5540」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「984」、マルチコアで「2523」。
<GPU> Intel UHD Graphics
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1000」前後。
「Blackview MP60」
<CPU> Celeron N5095
Passmarkによるベンチマークスコアは「4028」(CPU)。
<GPU> Intel UHD Graphics
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「1000」前後。
「GMKtec NucBox G2」のメリット・デメリット
「GMKtec NucBox G2」のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・12GB LPDDR5メモリ搭載でスムーズに動作する
「GMKtec NucBox G2」はLPDDR5規格のメモリを12GB搭載でスムーズに動作します。また、最大帯域幅 4800Mb/sで、LPDDR4X規格のメモリよりも2倍高い性能を発揮します。
一方、「LarkBox X 2023」はLPDDR5規格のメモリを12GB (6,400Mb/s)搭載しています。「TRIGKEY G5」は8GB/16GB DDR5 メモリ(4800MHz)搭載でスムーズに動作します。「Blackview MP60」は8GB/16GB DDR4メモリ搭載で最大16GBまで拡張できます。
・512GB/1TB M.2 SSDストレージを搭載
「GMKtec NucBox G2」はPCIe接続のM.2 SSDストレージを512GB/1TB搭載。HDDストレージよりも約2倍高速に転送できます。
一方、「LarkBox X 2023」はPCIe接続のSSDストレージを500GB搭載しています。「TRIGKEY G5」はPCle接続の500GB M.2 SSDストレージを搭載しています。「Blackview MP60」はM.2 SSD 256GB/512GBストレージを搭載しています。
・M.2 SSDで最大2TBまで拡張可能・交換も簡単にできる
「GMKtec NucBox G2」はM.2 SSDで最大2TBまで拡張することが可能です。また、ストレージは本体上部を取り外して簡単に交換できるようになっています。
一方、「LarkBox X 2023」は M.2 2280 SSDストレージで拡張できます。「TRIGKEY G5」は2.5インチHDD/SSDで最大2TBまで拡張できます。「Blackview MP60」はM.2で最大2TBまで、2.5インチSSD/HDDで最大2TBまで拡張できます。
・Wi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応
「GMKtec NucBox G2」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」(IEEE 802.11ax)に対応しています。また、Bluetooth 5.2対応で、マウスやキーボードなどのワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。
一方、「LarkBox X 2023」と「TRIGKEY G5」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。「Blackview MP60」はWi-Fi 5のデュアルバンド・Bluetooth 4.2に対応しています。
・デュアル ギガビット有線LAN通信に対応
「GMKtec NucBox G2」は1000Mのギガビット有線LAN通信に対応しています。また、2つのLANポートを利用できます。
一方、「LarkBox X 2023」は2つのLANポート搭載で、デュアル ギガビット有線LAN通信に対応しています。「TRIGKEY G5」は2.5Gのデュアル ギガビット有線LAN通信に対応しています。「Blackview MP60」は最速1,000Mbpsのギガビット有線LAN通信に対応しています。
・3つのUSB3.2 ポートを搭載
「GMKtec NucBox G2」は3つのUSB3.2 Gen2ポートを搭載しています。また、最大10Gbpsの高速転送が可能なほか、外付けHDDなどの周辺機器ともスムーズに接続できます。
一方、「LarkBox X 2023」は4つのUSB-A 3.1ポートを搭載しています。「TRIGKEY G5」は3つのUSB 3.2 Gen2ポートを搭載しています。「Blackview MP60」は2つのUSB 3.0ポートと2つのUSB 2ポートを搭載しています。
・Displayport(ディスプレイポート)を搭載
「GMKtec NucBox G2」は1つのDisplayport(ディスプレイポート)を搭載し、4K出力にも対応しています。
一方、「LarkBox X 2023」は1つのDisplayportを搭載しています。「TRIGKEY G5」はDisplayport互換のType-Cポートを搭載しています。「Blackview MP60」はDisplayportを搭載していません。
・4K 3画面出力に対応
「GMKtec NucBox G2」はDisplayportと2つのHDMI 2.0ポートを組み合わせて、4K 3画面出力を利用できます。
一方、「LarkBox X 2023」はDisplayportとHDMIポート、Type-C ポートと組み合わせて4K 3画面出力を利用できます。「TRIGKEY G5」はHDMI 2.0ポートとType-Cポートと組み合わせて4K 3画面出力を利用できます。「Blackview MP60」は2つのHDMIポートを搭載し、4K UHD画質で2台のモニターに同時出力できます。
・冷却ファン搭載で安定して動作する
「GMKtec NucBox G2」は冷却ファンを搭載し、長時間でも安定して駆動できます。
一方、「LarkBox X 2023」は冷却システムを搭載し、8mmヒートパイプと熱移動を加速させる効率的なファンで、TDP合計25Wで長時間 安定して稼働できます。「TRIGKEY G5」は冷却ファン、ヒートシンク、HDDドライブクーラー搭載した冷却システムを搭載し、静音で動作します。「Blackview MP60」は大型ウィンドウのクーラーファンや6つの幅広のヒートパイプを採用した冷却ファンを搭載しています。
・VESAマウントに対応
「GMKtec NucBox G2」はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。ブランケットも付属します。
一方、「LarkBox X 2023」と「TRIGKEY G5」、「Blackview MP60」もVESAマウントに対応しています。
・厚さ39.4mmの超小型ボディ・重さ216gで2色カラーを用意
「GMKtec NucBox G2」はサイズ 87 × 87 × 39.4mmの超小型ボディで、重さは216gになっています。また、レッド/グレー、ブラック/グレーの2色カラーを用意しています。
一方、「LarkBox X 2023」はサイズ 127×127×49(H)mm、重さ400gの小型軽量デザインで、白黒カラーを用意しています。「TRIGKEY G5」はサイズ 12.4 x 11.3 x 3.9 cmの小型デザインで、ブルーグレーカラーを用意しています。「Blackview MP60」はサイズ 128mm×128mm×52mmで、ブラック、ブルーの2色カラーを用意しています。
・Windows 11 Pro搭載で新機能も使える
「GMKtec NucBox G2」はWindows 11 Home搭載で新機能も使えるようになっています。
Windows 11には、
タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、「ペイントアプリ」、
クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)、「Google Play Games」(PCでAndroidゲーム)
などの機能が追加されています。
一方、「LarkBox X 2023」はWindows 11 Home搭載で新機能も使えるようになっています。「TRIGKEY G5」はOSにWindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。「Blackview MP60」はOSにWindows 11 Proを搭載し、新機能も使えるようになっています。
デメリット
・フル機能のType-Cポートを搭載していない
「GMKtec NucBox G2」はフル機能のType-Cポートを搭載していないため、Type-Cポートで映像出力が利用できません。
一方、「LarkBox X 2023」と「TRIGKEY G5」はフル機能のType-Cポートを搭載しています。「Blackview MP60」はフル機能のType-Cポートを搭載していません。
・2.5インチのSATA HDD/SSDで拡張できない
「GMKtec NucBox G2」は2.5インチのSATA HDD/SSDで拡張できません。
一方、「TRIGKEY G5」と「Blackview MP60」は2.5インチのSATA HDD/SSDで拡張できます。「LarkBox X 2023」は2.5インチのSATA HDD/SSDで拡張できません。
「GMKtec NucBox G2」の評価
「GMKtec NucBox G2」の評価を紹介します。
スペック:★★★★
通信:★★★★
機能:★★★
デザイン:★★★★
使いやすさ:★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
2022年10月に発売された超小型PC「GMK NucBox 7」の後継モデルになります。プロセッサをPentium Silver N6005から第12世代 (Alder Lake) Intel N100に変更したことで、さらにパワフルに動作するようになっています。
同じプロセッサは「LarkBox X 2023」や「TRIGKEY G5」などにも搭載されていますが、評判はかなり良く、Amazonではすでにかなり売れているようです。価格が安い割には、軽めのPCゲームも動作したり、フォトショップやイラストレーターが快適に動作したりと、実力は十分。初めてPCを使う人でも満足できる性能です。
また、「GMK NucBox G2」では512GBモデルの他に1TB M.2 SSD搭載モデルも選択できるようになっています。M.2で最大2TBまで拡張できるので、ストレージの容量不足で困ることもないでしょう。
なお、本体カラーはブラック/グレー以外に珍しいレッド/グレーカラーも追加されています。GMKtecでは初のレッドカラーで、女性にも最適です。
「GMKtec NucBox G2」の発売時の価格は、29,980円。
Amazonではクーポンで安くなるときがあるので、こまめにチェックするといいかもしれません。第12世代 (Alder Lake) のインテル N100 プロセッサを搭載した超小型サイズのミニPCを探している人におすすめです。
「GMKtec NucBox G2」の販売・購入先
「GMKtec NucBox G2」は、
Amazonで29,900円(5000円OFFクーポン付き・税込・12GB+512GBモデル)、
ヤフーショッピングで33,758円、
GMKtec公式サイトで$179.89 (日本円で約26,156円)、
米国 Amazon.comで$169.99 (日本円で約24,717円)、
で販売されています。
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他の小型PCと比較する
リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。
★「GMKtec NucBox G3」(Intel N100・4K 2画面出力)
★「CHUWI HeroBox 2023」(Intel N100・4K 2画面・VGA)
★「BMAX B4 Plus」(Intel N100・4K 3画面出力)
★「BMAX B6 Plus」(Core i3-1000NG4 / Core-i5-1030NG7)
「LarkBox X 2023」(Intel N100・4K 3画面出力)
「TRIGKEY G5」(Intel N100・4K 3画面出力)
「Blackview MP60」(N5095・4K 2画面出力)
「MINISFORUM EM680」(超小型・Ryzen 7 6800U・8K 3画面)
「Beelink EQ12」(Intel N100・4K 3画面出力)
「MINISFORUM UM560XT」(Ryzen 5 5600H)
「MeLE Quieter3Q」(超小型・Intel N5105)
「BMAX B7 Power」(Core i7-11390H・4K 3画面出力)
「Blackview MP200」(Core i5 11400H・最大128GBメモリ)
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