
2022年8月10日に発売された「MINISFORUM UM480」と コスパ重視のミニPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。
「MINISFORUM UM480」の特徴
「MINISFORUM UM480」の特徴をまとめてみました。
Ryzen 7 4800U&最大16GBメモリ・Windows 11 Pro
「MINISFORUM UM480」はAMD Ryzen 7 4800U オクタコア プロセッサを搭載。7nmプロセスで製造された8コア、16スレッドのCPUで最大 4.2GHzで駆動し、Passmarkベンチマークスコアで「17014」(CPU)を記録しています。また、8GB/16GB DDR4メモリを搭載し、スムーズに動作。OSはWindows 11 Proで、bitlocker(ドライブ別にロック)、Hyper-V(仮想OS)などの機能が利用できます。
M.2 SSD 最大512GB・2.5HDD拡張・メモリ拡張
「MINISFORUM UM480」はNVMe規格のM.2 SSDストレージを搭載 256GBと512GBの2種類を用意しています。また、拡張ベイ搭載で2.5インチSSDで拡張することが可能。安価な2.5インチSATA HDDでも拡張できます。そのほか、メモリスロットを2つ搭載。最大64GBまで拡張できます。
2つのType-C・4K同時出力・VESAマウント
「MINISFORUM UM480」は2つのType-Cポートを搭載。一つはDP映像出力に対応し、もう一つはUSB 3.2 Gen2に対応した高速なデータ転送に対応しています。また、Type-CポートとHDMIポートでの映像出力に対応。4K画質で2台のモニターに同時出力することもできます。そのほか、VESAマウント対応でモニターの背面に設置することが可能。冷却ファンやケンジントンロック、有線LAN通信にも対応しています。
「MINISFORUM UM480」のスペック
- 型番 UM480-8/256-W11Pro(4800U) / UM480-16/512-W11Pro(4800U)
- プロセッサ AMD Ryzen 7 4800U オクタコア 1.8 GHz
※8コア/16スレッド/最大4.2GHz - GPU AMD Radeon Graphics
- RAM(メモリ) 8GB/16GB SO-DIMM DDR4 × 2
- メモリ拡張 最大64GB
- ストレージ M.2 SSD 256GB/512GB NVMe 2280
- 拡張ストレージ 1×2.5インチベイ(SATA3.0)
- 電源 ACアダプター
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11ac(Wi-Fi 5)、Bluetooth
- 有線LAN 1×2.5Gigabit LAN
- 背面インターフェース 1× DC_IN、1 × 2.5G LAN、2 × HDMI、2 × USB3.2 Gen2、2 × USB 2.0
- 前面インターフェース 1 × Power Button、1 × USB 3.2 Gen2 Type-C (support DP1.4, 4K@60Hz)、1 × USB 3.2 Gen2 Type-C(Data Only)、1 × ヘッドホン端子、1 × デジタルマイク
- 映像出力 2×HDMI 2.0(4K@60Hz)、1×USB Type-C(4K@60Hz)
- 冷却方式 ファンシンク
- ケンジントンロック 対応
- VESAマウント 対応
- OS Windows 11 Pro 64bit
- サイズ 127.6 x 127.6 x 48.2 mm (D×W×H)
- 重量 約586 g
- カラー ダークグレー
- 付属品 1 x ACアダプタ、1×ACコード、1×VESAマウント
ベンチマークを比較
「MINISFORUM UM480」と「CHUWI LarkBox X」、「BMAX B3 Plus Silver」、「Beelink MINI S」のベンチマークスコアを比較してみました。
「MINISFORUM UM480」
<CPU> Ryzen 7 4800U
Passmarkによるベンチマークスコアは「17074」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「481」、マルチコアで「3797」。
<GPU> Radeon Vega 10
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2230」。
<プロセッサ性能を解説>
7nmプロセスで製造されたAMD Ryzen 7 4800U オクタコアプロセッサを搭載し、Passmarkベンチマークスコアで「17074」(CPU)を記録しています。同じプロセッサは
「MINISFORUM HM80」にも搭載されています。
Ryzen 7 3700U搭載の「CHUWI LarkBox X」と比較すると、Passmarkスコアが約1万高くなります。
Celeron N5095搭載の「BMAX B3 Plus Silver」、「Beelink MINI S」と比較すると、Passmarkスコアが約1万3千高くなります。
性能的には動画編集、画像編集、写真の現像、動画のエンコードなどグラフィック性能を必要とする作業で快適に動作します。SteamのPCゲームもプレイ可能です。ただし、グラフィックカードを必要とする高負荷の3Dゲームは遊べないので注意が必要です。PS2、Xbox360、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターは快適に動作します。
「CHUWI LarkBox X」
<CPU> AMD Ryzen 7 3700U
Passmarkによるベンチマークスコアは「7332」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「834」、マルチコアで「2968」。
<GPU> Radeon™ RX Vega 10
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2230」。
「BMAX B3 Plus Silver」
<CPU> Celeron N5095
Passmarkによるベンチマークスコアは「4183」(CPU)。
<GPU> Intel UHD Graphics
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1428」。
「Beelink MINI S」
<CPU> Celeron N5095
Passmarkによるベンチマークスコアは「4019」(CPU)。
<GPU> Intel UHD Graphics
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1428」。
「MINISFORUM UM480」のメリット・デメリット
「MINISFORUM UM480」のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・8GB/16GBメモリ搭載で最大64GBまで拡張できる
「MINISFORUM UM480」は、8GB/16GB DDR4メモリを搭載し、スムーズに動作します。また、メモリスロットを2つ搭載し、最大64GBまで拡張できます。
一方、「CHUWI LarkBox X」は8GB DDR4メモリを搭載しています。「BMAX B3 Plus Silver」は8GB DDR4メモリを搭載しています。「Beelink MINI S」は8GB DDR4(最大16GBメモリ)を搭載しています。
・M.2 SSD 256GB/512GBストレージ搭載
「MINISFORUM UM480」は、NVMe規格のM.2 SSD 256GB/512GBストレージを搭載しています。
一方、「CHUWI LarkBox X」はM.2 SSD 256GB (PCIe)を搭載しています。「BMAX B3 Plus Silver」はSSD 256GBを搭載しています。「Beelink MINI S」はSSD 128/256GB (2.5インチ)を搭載しています。
・2.5インチSSD/HDDで拡張できる
「MINISFORUM UM480」は、拡張ベイ搭載で2.5インチSSD/HDDで拡張することができます。
一方、「CHUWI LarkBox X」は2.5インチHDD&SSDで最大2TBまで拡張できます。「BMAX B3 Plus Silver」は2.5インチ拡張ベイ、M.2 SSD (SATA)で最大2TBまで拡張できます。「Beelink MINI S」はM.2 SSD SATA3 2280 or SATA 2.5inch HDDで最大2TBまで拡張できます。
・Wi-Fiデュアルバンド、Bluetooth、有線LAN通信に対応
「MINISFORUM UM480」は、高速で途切れにくいWi-Fiデュアルバンドに対応しています。また、Bluetooth、ギガビット有線LAN通信も利用できます。
一方、「CHUWI LarkBox X」と「BMAX B3 Plus Silver」はWi-Fiデュアルバンド、Bluetooth 4.2、有線LAN通信に対応しています。「Beelink MINI S」はWi-Fiデュアルバンド、Bluetooth 4.0に対応しています。
・Type-CとHDMIで4K同時出力できる
「MINISFORUM UM480」は、Type-CポートとHDMIポートでの映像出力に対応。4K画質で2台のモニターに同時出力することもできます。
一方、「CHUWI LarkBox X」はType-CポートとDisplayPort、HDMIポートを搭載。4Kでの3画面同時出力にも対応しています。「BMAX B3 Plus Silver」はType-CとHDMI x 2で映像出力できます。「Beelink MINI S」はHDMI x2で映像出力できます。
・厚さ48.2mmで重さ約586gの小型ボディ
「MINISFORUM UM480」は、サイズ127.6×127.6×48.2mmで、重さ約586gの小型ボディを採用しています。
一方、「CHUWI LarkBox X」はサイズ127×127×49mmで、重さ460gになっています。「BMAX B3 Plus Silver」はサイズ12.50×11.20×4.40cmで重さ290gになっています。「Beelink MINI S」はサイズ 11.5 x 10.20 x 4.1 cmになっています(※重さ不明)。
・Windows 11 Pro搭載で新機能も使える
「MINISFORUM UM480」は、Windows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。
Windows 11には、
タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、「ペイントアプリ」、クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加
などの機能が追加されています。
一方、「CHUWI LarkBox X」はWindows 10 Homeを搭載しています。「BMAX B3 Plus Silver」はWindows 11を搭載しています。「Beelink MINI S」はWindows 11 Proを搭載しています。
デメリット
・Wi-Fi 6に対応していない
「MINISFORUM UM480」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」(IEEE 802.11ax)に対応していません。
一方、「CHUWI LarkBox X」、「BMAX B3 Plus Silver」、「Beelink MINI S」もWi-Fi 6に対応していません。
・Thunderboltポートがない
「MINISFORUM UM480」はThunderboltポートがないため、外付けeGPUボックスと接続することができません。
一方、「CHUWI LarkBox X」、「BMAX B3 Plus Silver」、「Beelink MINI S」もThunderboltポートがありません。
「MINISFORUM UM480」の評価
「MINISFORUM UM480」の評価を紹介します。
スペック:★★★★
通信:★★★★
機能:★★★
デザイン:★★★★
使いやすさ:★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
MINISFORUMから発売されたRyzen 7 4800U搭載のミニPCです。MINISFORUMからはAMD Ryzenプロセッサ搭載のミニPCが数多く販売されていますが、特におすすめなのがこの「MINISFORUM UM480」です。
Passmarkベンチマークスコアで「17074」(CPU)を記録しているので、かなり高速です。Ryzen 7 3700U搭載の「CHUWI LarkBox X」と比較すると、なんと約1万高いスコアになります。
発売時の価格は49,800円(税込・発売セール価格)。
従来のRyzen 7 3700U搭載のミニPCと比べて圧倒的に高いCPU性能であるため、かなりお買い得であることは確かです。高性能でコスパのいいミニPCを探している人におすすめです。
「MINISFORUM UM480XT」も発売開始!
※2023年10月、「MINISFORUM UM480XT」が発売されました。メモリ容量やストレージ容量が強化されています。プロセッサに変更はありません。通信はWi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応しています。
「MINISFORUM UM480XT」のスペック
- プロセッサ AMD Ryzen 7 4800U オクタコア 1.8 GHz
※8コア/16スレッド/最大4.2GHz - GPU Radeon Vega 7 グラフィックス
- RAM(メモリ)16GB/32GB SO-DIMM DDR4 × 2
- メモリ拡張 最大64GB
- ストレージ M.2 512GB PCIe SSD
- 拡張ストレージ 1×2.5インチベイ(SATA3.0 / 3.0 6.0Gb/s)
- 電源 ACアダプター
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
- 有線LAN 1×2.5 Gigabit LAN
- 背面インターフェース 1× DC_IN、1 × 2.5G LAN、2 × HDMI、2 × USB3.2 Gen2、2 × USB 2.0
- 前面インターフェース 1 × Power Button、1 × USB 3.2 Gen2 Type-C (support DP1.4, 4K@60Hz)、1 × USB 3.2 Gen2 Type-C(Data Only)、1 × ヘッドホン端子、1 × デジタルマイク
- 映像出力 4K 3画面出力、2×HDMI 2.0(4K@60Hz)、1×USB Type-C(4K@60Hz)
- 冷却システム スマートファン、デュアルヒートシンク
- ケンジントンロック 対応
- VESAマウント 対応
- OS Windows 11 Pro 64bit
- サイズ 127 × 128 × 47mm
- 重量 約586 g
- カラー ダークグレー
「MINISFORUM UM480XT」のベンチマーク
<CPU> Ryzen 7 4800U
Passmarkによるベンチマークスコアは「16871」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1386」、マルチコアで「5576」。
<GPU> Radeon Vega 7
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「2000」。
「MINISFORUM UM480XT」の価格は?
「MINISFORUM UM480XT」は、
楽天市場で40,980円(送料無料・32-512)、
ヤフーショッピングで56,400円(送料無料)、
米国 Amazon.comで$289.90 (32G + 512GB・日本円で約42532円)、
で販売されています。
Amazonで「MINISFORUM UM480XT」をチェックする
楽天市場で「MINISFORUM UM480XT」をチェックする
ヤフーショッピングで「MINISFORUM UM480XT」をチェックする
米国 Amazon.comで「MINISFORUM UM480XT」をチェックする
「MINISFORUM UM480」の販売・購入先
「MINISFORUM UM480」は、
楽天市場で74,280円 (税込)、
ヤフーショッピングで74,280 円、
AliExpressでUS $359.00、
で販売されています。
Amazonで「MINISFORUM UM480」をチェックする
楽天市場で「MINISFORUM UM480」をチェックする
ヤフーショッピングで「MINISFORUM UM480」をチェックする
AliExpressで「MINISFORUM UM480」をチェックする
米国 Amazon.comで「MINISFORUM UM480」をチェックする
他のMINISFORUMミニPCと比較
他にもMINISFORUMミニPCが販売されています。ぜひ比較してみてください。
MINISFORUMのハイスペックな小型PC ラインナップ まとめ
その他のおすすめパソコンを紹介
その他のおすすめ小型PCは以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。
<ミニPC>
激安で買える海外製の小型PC 最新 機種 ラインナップ まとめ
Intel N150ミニPCはこう選べば正解!2025最新の性能・価格を比較
<マザーボード>
【2025最新】マザーボードが破格で注目!おすすめモデルと選び方
<デスクトップPC>
Core Ultra デスクトップPC【2025最新】おすすめ9選|AI性能で差をつける!
【2025年版】第14世代のデスクトップPCへ買い替えよう! 最新モデル10選
【2025】レノボ デスクトップPCおすすめ!タワー・小型・一体型を徹底比較
この記事を書いた人:秋葉原ぶらり
ガジェットブロガー / 動画クリエイター。2014年からブログを開始。以来、Android端末やWindowsデバイス、ゲーム製品、Apple製品、PC周辺機器などのレビューを発信し続けている。目標は東京「秋葉原」をぶらぶらと探索する楽しさを、そのままネット上で体験できるようにすること。趣味は、写真、プログラミング、読書、小説やエッセイの文筆、デザイン制作など多岐にわたる。最新の更新情報はX:旧Twitter(URL:https://x.com/akiba_burari)やThread(URL:https://www.threads.com/@akibaburari)、でも発信中。
動画はYouTubeで(https://www.youtube.com/@秋葉原ぶらり)公開中。














