「Beelink SER6 Pro」ゲームに最適? 超高性能ミニPCと徹底 比較!


2022年12月に発売された「Beelink SER6 Pro」と 超高性能ミニPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年9月、「Beelink SER6 Max」が発売されました。

※2023年8月23日、「Beelink SER7」が発売されました。

※2023年5月、Ryzen 7 7735HS搭載の「Beelink SER6 Pro 7735HS」が発売されました。スペック情報を追記しています。

※AMD Ryzen 5 6600Hプロセッサ搭載の「Beelink SER6」も発売中です。スペック情報を追記しました。

※2023年7月、「Beelink SER5 MAX」が発売されました。

※2023年4月、「Beelink SER5 Pro 5800H」が発売されました。

「Beelink SER6 Pro」の特徴

Beelink SER6 Pro」の特徴をまとめてみました。

Ryzen 7 6800U&32GB DDR5メモリ・Radeon 680M

Beelink SER6 Pro」はAMD Ryzen 7 6800U オクタコアプロセッサを搭載。6nmプロセスで製造された8コア、16スレッドのZEN 3+コア・アーキテクチャー採用プロセッサで、Passmarkベンチマークスコアで約2万以上(CPU)を記録しています。また、高速なLPDDR5規格のメモリを16GB/32GB搭載。AMD Radeon 680M RDNA 2 GPUグラフィックスとの組み合わせで、Steamなどの人気PCゲームも快適にプレイできます。

M.2 PCIe 4.0 500GB・拡張ベイ・3つのUSB3.2ポート

Beelink SER6 Pro」はPCIe 4.0規格のM.2 SSDストレージを500GB搭載。最大速度3500MB/sの高速処理が可能で、OSやアプリの起動も高速になっています。また、2.5インチの拡張ベイを搭載。SATA規格のHDD/SSD最大2TBまで拡張できます。そのほか、3つのUSB3.2ポートや1つのUSB2.0ポートを搭載。外付けHDDなどのUSB機器も接続できます。

USB 4.0ポート・3台同時出力・デュアルファン冷却

Beelink SER6 Pro」はUSB-C 4.0ポートを一つ搭載。DP1.4映像出力や4K 60Hzの出力に対応するほか、外付けeGPUボックスと接続することもできます。また、Type-Cポートと2つのHDMIで3台のモニターに同時出力することが可能。マルチモニターで効率よく作業できます。

そのほか、デュアルファン冷却システムを搭載し、CPUとシステムをそれぞれ効率的に冷却することが可能。Wi-Fi 6Bluetooth 5.2ギガビット有線LANも利用できます。

公式ページ : Beelink Mini Desktop Home Page

価格を比較

Beelink SER6 Pro」と「MINISFORUM UM580B」、「CHUWI RZBOX」、「Mac mini M1」の価格を比較してみました。

「Beelink SER6 Pro」

Beelink SER6 Pro」は、Amazonで78,030円(タイムセール価格)、楽天市場で83,200円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで88,736 円(税込・送料無料)、AliExpressでUS $306.00 (ウェルカム割引)、米国 Amazon.comで$689.00で販売されています。

「MINISFORUM UM580B」

MINISFORUM UM580B」は、Amazonで77,983円(税込・16GB/SSD 512GB)、楽天市場で78,695円~ (税込・送料別)、ヤフーショッピングで78,695円~ (税込・送料別)、リンクスダイレクトで77,980(税込・16GB/SSD 512GB)、MINISFORUM公式サイトで69,980(16GB/SSD 256GB)、米国 Amazon.comで$669.90で販売されています。

「CHUWI RZBOX」

CHUWI RZBOX」は、Amazonで66,900円(7000円OFFクーポン付き・Ryzen 7 5800H・16GB RAM+ 512GB)、楽天市場で69,000円 (税込・送料無料・2000円OFFクーポン付き・ポイント11倍あり)、ヤフーショッピングで69,000円 (税込・送料無料)、AliExpressでUS $575.99(3/27までのアニバーサリーセール価格・Ryzen 7 5800H・16GB RAM+ 512GB)、Banggoodで70,765円、米国 Amazon.comで$424.15で販売されています。

「Mac mini M1」

Mac mini M1」は、Amazonで120,800円(M8GB RAM, 512GB SSD)、楽天市場で96,460円 (税込・MGNR3J)、ヤフーショッピングで98,800円(税込・未開封・MGNR3J)、ビックカメラで92,800円 (税込・4640ポイント)、アップルオンラインストアで92,800円(税込)~、米国 Amazon.comで$899.94で販売されています。

スペックを比較

Beelink SER6 Pro」と「MINISFORUM UM580B」、「CHUWI RZBOX」、「Mac mini M1」のスペックを比較してみました。

「Beelink SER6 Pro」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 7 6800U
    ※8コア/16スレッド/最大4.7GHz
    ※SER6はAMD Ryzen 5 6600H
  • GPU AMD Radeon 680M RDNA 2 Graphics
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB DDR5 4800MHZ ※2スロット、最大64GB
  • ストレージ M.2 SSD 500GB NVMe PCIe 4.0 2280 (速度3500MB/s・最大2TBまで)
  • 拡張ベイ 2.5インチ、SATA、7mm、最大2TBまで
  • 電源 ACアダプター (out 19V 6.32A/in 100-240V)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ax)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 対応・2.5Gギガビット有線LAN
  • インターフェース USB-C 4.0 x1、USB3.2 Gen2 x3、USB2.0 x1、HDMI x2、有線LAN(2.5G RJ45) x1、3.5mmジャック、DCジャック
  • 冷却システム デュアルファンデザイン採用・CPUファン+システム クール ファン
  • 静音動作 対応
  • VASAマウント 対応
  • 筐体の素材 フルメタル(金属)
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 126 x 113 x 42 mm
  • 重量 不明
  • カラー ブラック
  • 発売日 2022年12月

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「MINISFORUM UM580B」のスペック

  • 型番 UM580B-16/512-W11Pro(5800H)/ UM580B-32/512-W11Pro(5800H)
  • プロセッサ AMD Ryzen 7 5800H オクタコア 3.2 GHz
    ※8コア/16スレッド/最大4.4GHz
  • GPU AMD Radeon Graphics
  • RAM(メモリ)16GB/32GB SO-DIMM DDR4 × 2 slots(最大合計 64 GB)
  • 拡張メモリ 最大64GB
  • ストレージ M.2 SSD 512GB NVMe 2280
  • 拡張ストレージ 1×2.5インチベイ(SATA3.0)
  • 電源 ACアダプター
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 1×2.5Gigabit LAN
  • 背面インターフェース 1× DC_IN、1 × 2.5G LAN、2 × HDMI、2 × USB3.2 Gen2、2 × USB 2.0
  • 前面インターフェース 1 × 電源ボタン、1 × USB 3.2 Gen2 Type-C (support DP1.4, 4K@60Hz)、1 × USB 3.2 Gen2 Type-C(Data Only)、1 × オーディオ端子、1 × デジタルマイク
  • 映像出力 2×HDMI 2.0(4K@60Hz)、1×USB Type-C(4K@60Hz)
  • 冷却方式 ファンシンク
  • ケンジントンロック 対応
  • VESAマウント 対応
  • OS Windows 11 Pro 64bit
  • サイズ 128 x 126.6 x 46.5 mm (D×W×H)
  • 重量 約600 g
  • カラー ダークグレー
  • 付属品 1 x ACアダプタ、1×ACコード、1×VESAマウント

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「CHUWI RZBOX」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 7 5800H
  • GPU Radeon Graphics (8コア)
  • RAM(メモリ) 16GB DDR4 3200MHz
  • 拡張メモリ 最大64GBまで拡張可・2種類の拡張スペースあり
  • ストレージ M.2 SSD 512GB NVMe 2280
  • 拡張ストレージ M.2 SSDで拡張可能(スロット空き1つあり)
  • 電源 ACアダプター(19V/4.74A,90W)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ax(2.4GHz+5.0GHz/Wi-Fi 6)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN  対応(2つのLAN端子あり)
  • インターフェース USB 2.0 Type-C×1、USB 2.0 Type-A×3、USB 3.0 Type-A×2、HDMI 2.0、DisplayPort、ミニD-Sub15ピン、Gigabit Ethernet ×2、3.5mmジャック
  • 冷却システム 8mmの銅製ヒートパイプを内蔵
  • 筐体の素材 アルミ合金(フルメタル)
  • OS Windows 11 ※LinuxとUbuntuもサポート
  • サイズ 177.5×188.0×61.5(H)mm
  • 重量 1350g
  • カラー ダークグレー

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「Mac mini M1」のスペック

  • プロセッサ Apple M1チップ
    ※4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU
  • GPU 8コアGPU 16コアNeural Engine
  • RAM(メモリ) 8GB
    ※オプションで16GBに変更可能
  • ストレージ 256GB SSD/512GB SSD
    ※オプションで512GB、1TB、2TB or 1TBまたは2TBに変更可能
  • 電源 ACアダプター・電源電圧:100〜240V AC
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz/Wi-Fi6対応)、Bluetooth 5.0
  • 有線LAN   対応
  • インターフェース Thunderbolt 3/USB 4×2、USB 3.0×2、HDMI 2.0、Gigabit Ethernet、音声出力
  • OS macOS Big Sur
    ※Rosetta 2採用で既存のIntelベース向けアプリとiPhone/iPad用アプリも動作可能
  • サイズ 197×197×36mm(幅×奥行き×高さ)
  • 重量 1.2kg
  • カラー シルバー

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ベンチマークを比較

Beelink SER6 Pro」と「MINISFORUM UM580B」、「CHUWI RZBOX」、「Mac mini M1」のベンチマーク スコアを比較してみました。

「Beelink SER6 Pro」

<CPU> AMD Ryzen 7 6800U

Passmarkによるベンチマークスコアは「20553」(CPU)。

<GPU> AMD Radeon 680M

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「6026」。

<プロセッサ性能を解説>

6nmプロセスで製造された8コア、16スレッドのプロセッサ「AMD Ryzen 7 6800U」を搭載。最大4.7GHzの周波数で駆動し、PassmarkのCPUベンチマークで「20553」を記録しています。

このスコアは第12世代のインテルCore i5-12600と同じくらいになります。

GPUはAMD Radeon 680Mで、NVIDIA GeForce MX550以上のグラフィック性能を発揮します。3DMark Fire Strikeによるグラフィックスコアは「6026」でした。

このスコアであれば人気のトリプルAゲームをプレイするには十分なスコアです。SteamなどのPCゲームはかなり快適に動作するはずです。

もちろん、動画編集、画像編集、写真の現像、動画のエンコードなどグラフィック性能を必要とする作業でも快適に動作します。

「MINISFORUM UM580B」

<CPU> AMD Ryzen 7 5800H

Passmarkによるベンチマークスコアは「21333」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1320」、マルチコアで「6996」。

<GPU> AAMD Radeon Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2465」。

Passmark Average G3D Markで「2802」

「CHUWI RZBOX」

<CPU> Ryzen 7 5800H

Passmarkによるベンチマークスコアは「21299」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1736」、マルチコアで「7076」。

<GPU> AMD Radeon Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2465」。

「Mac mini M1」

<CPU> Apple M1チップ

Passmarkによるベンチマークスコアは「15147」(CPU)。

Geekbench 5 によるベンチマークのスコアはシングルコアで「1634」、マルチコアで「7220」。

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「9000」。
※GeForce GTX1050Ti(スコア:6600)以上のグラフィック性能を発揮

iGPU-FP32 (単精度GFLOPS)パフォーマンスで「2600」

「Beelink SER6 Pro」のメリット・デメリット

Beelink SER6 Pro」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・16/32GB DDR5メモリ搭載・最大64GBまで拡張できる

Beelink SER6 Pro」は高速なLPDDR5規格のメモリを16GB/32GB搭載し、最大64GBまで拡張できます。

一方、「MINISFORUM UM580B」は16GB/32GB DDR4メモリを搭載し、最大64GBまで拡張できます。「CHUWI RZBOX」は16GB DDR4メモリを搭載し、最大64GBまで拡張できます。「Mac mini M1」は8GBメモリを搭載しています(増設不可)。

・M.2 PCIe 4.0 500GBストレージを搭載

Beelink SER6 Pro」はPCIe 4.0規格のM.2 SSDストレージを500GB搭載。最大速度3500MB/sの高速処理が可能で、OSやアプリの起動も高速になっています。

一方、「MINISFORUM UM580B」はNVMe規格のM.2 SSD 512GBストレージを搭載しています。「CHUWI RZBOX」はNVMe規格のM.2 SSD 512GBストレージを搭載しています。「Mac mini M1」は256GB SSD/512GB SSDストレージを搭載しています。

・2.5インチHDD/SSDで拡張できる

Beelink SER6 Pro」は2.5インチの拡張ベイを搭載し、SATA規格のHDD/SSDで最大2TBまで拡張できます。

一方、「MINISFORUM UM580B」は拡張ベイ搭載で2.5インチSSD/HDD SATAで拡張することができます。「CHUWI RZBOX」はM.2 SSDの拡張スロットを搭載し、M.2 SSDで拡張できます。「Mac mini M1」は拡張ベイを搭載していません。

・Wi-Fi 6&Bluetooth 5.2&ギガビット有線LANに対応

Beelink SER6 Pro」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」(IEEE 802.11ax)に対応しています。また、Bluetooth 5.0に対応し、ワイヤレス機器ともスムーズに連携できます。そのほか、ギガビット有線LAN通信も利用できます。

一方、「MINISFORUM UM580B」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2、ギガビット有線LAN通信に対応しています。「CHUWI RZBOX」はWi-Fi 6&Bluetooth 5.2に対応しています。「Mac mini M1」はWi-Fi 6&Bluetooth 5.0&有線LAN通信に対応しています。

・Type-Cと2つのHDMIで3台同時出力できる

Beelink SER6 Pro」はType-Cポートと2つのHDMIで3台のモニターに同時出力することができます。

一方、「MINISFORUM UM580B」はType-Cと2つのHDMIで4K 3台同時出力が可能です。「CHUWI RZBOX」はHDMI 2.0&DisplayPort&ミニD-Sub15で映像出力できます。「Mac mini M1」は2つのThunderbolt 3/USB 4ポートとHDMI 2.0で映像出力できます。

・USB 4.0ポート搭載で外付けeGPUボックスとも接続できる

Beelink SER6 Pro」はUSB-C 4.0ポートを一つ搭載。DP1.4映像出力や4K 60Hzの出力に対応するほか、外付けeGPUボックスと接続することもできます。

一方、「MINISFORUM UM580B」と「CHUWI RZBOX」はUSB 4.0ポートを搭載していません。「Mac mini M1」は2つのUSB 4.0ポートを搭載しています。

・厚さ42mmの小型デザイン

Beelink SER6 Pro」はサイズ 126 x 113 x 42mmの軽量デザインになっています。

一方、「MINISFORUM UM580B」はサイズ128 x 126.6 x 46.5 mmで、重さ約600gになっています。「CHUWI RZBOX」はサイズ 177×188×61mmで、重さ1.334 kgになっています。「Mac mini M1」はサイズ 197×197×36mmで重さ1.2kgになっています。

・デュアルファン冷却システムを搭載

Beelink SER6 Pro」は、デュアルファン冷却システムを搭載し、CPUとシステムをそれぞれ効率的に冷却することができます。

一方、「MINISFORUM UM580B」は冷却ファンを搭載しています。「CHUWI RZBOX」は8mmの銅製ヒートパイプを内蔵した冷却システムを搭載しています。「Mac mini M1」は冷却ファンを搭載していません。

・Windows 11 Pro搭載で新機能も使える

Beelink SER6 Pro」はWindows 11 Proを搭載し、新機能が使えるようになっています。

Windows 11には、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、

「ペイントアプリ」、クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)

などの機能が追加されています。

一方、「MINISFORUM UM580B」はWindows 11 Proを搭載しています。「CHUWI RZBOX」はWindows 10 Home 64bit(Windows 11へのアップグレード可)を搭載しています。「Mac mini M1」はmacOS Big Surを搭載しています。

デメリット

・グラフィックカードを内蔵できない

Beelink SER6 Pro」はグラフィックカードを内蔵することができません。外付けのeGPUボックスは接続できます。

一方、「MINISFORUM UM580B」、「CHUWI RZBOX」、「Mac mini M1」もグラフィックカードを内蔵することができません。

「Beelink SER6 Pro」の評価

Beelink SER6 Pro」の評価を紹介します。

スペック:★★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★★

価格:★★★★★

<総合評価>

Beelink SERシリーズの最新モデルになります。注目はAMD Ryzen 7 6800Uプロセッサを搭載している点です。

このプロセッサはご存知の通り、ゲーミングUMPCの「ONEXPLAYER 2」、「AYA NEO 2 /GEEK」(GEEKは日本版)、「AOKZOE A1」、「GPD WIN Max 2」にも搭載されています。

つまり、「Beelink SER6 Pro」は非常にゲームに適したミニPCで、実質的に本格派の「ゲーミングミニPC」になります。

おまけにUSB 4.0ポートまで搭載されており、外付けeGPUボックスとも接続できます。デュアルファン冷却システムも搭載し、まさにゲームに最適なミニPCであるといえるでしょう。

Beelink SER6 Pro」の価格はUS $440.00。ゲーミングUMPCの価格が約千ドル前後することから、この価格はかなり安いのではないでしょうか。ゲームに最適なRyzen搭載のミニPCを探している人におすすめです。

「Beelink SER6 Pro 7735HS」も発売!

2023年5月、Ryzen 7 7735HS搭載の「Beelink SER6 Pro 7735HS」が発売されました。

公式ページ: Beelink mini pc SER6 pro 7735HS

「Beelink SER6 Pro 7735HS」のベンチマーク

<CPU> AMD Ryzen 7 7735HS

Passmarkによるベンチマークスコアは「24836」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1500」、マルチコアで約「9800」。

<GPU>AMD Radeon 680M グラフィックス

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「5700」。

「Beelink SER6 Pro 7735HS」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 7 7735HS
    ※8コア/16スレッド/最大4.75GHz
  • GPU AMD Radeon 680M RDNA 2 Graphics
  • RAM(メモリ) 32GB DDR5 4800MHZ ※2スロット、最大64GB
  • ストレージ M.2 SSD 500GB NVMe PCIe 4.0 2280 (速度3500MB/s・最大2TBまで)
  • 拡張ベイ 2.5インチ、SATA、7mm、最大2TBまで
  • 電源 ACアダプター (out 19V 6.32A/in 100-240V)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ax)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 対応・2.5Gギガビット有線LAN
  • インターフェース USB-C 4.0 x1、USB3.2 Gen2 x3、USB2.0 x1、HDMI x2、有線LAN(2.5G RJ45) x1、3.5mmジャック、DCジャック
  • 冷却システム デュアルファンデザイン採用・CPUファン+システム クール ファン
  • 静音動作 対応
  • VASAマウント 対応
  • 筐体の素材 フルメタル(金属)
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 126 x 113 x 42 mm
  • 重量 不明
  • カラー グレー、ダークグリーン

「Beelink SER6 Pro 7735HS」の価格

Amazonで78,030円 (税込・特選タイムセール価格)、

楽天市場で91,338円(送料無料)、

ヤフーショッピングで105,570円(税込・送料無料)、

AliExpressでUS $631.00、

米国 Amazon.comで$649.00、

で販売されています。

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「Beelink SER6」も発売中!

AMD Ryzen 5 6600Hプロセッサ搭載の「Beelink SER6」も発売中です。プロ版と違う点はプロセッサの性能です。

「Beelink SER6」のベンチマーク

<CPU> AMD Ryzen 5 6600H

Passmarkによるベンチマークスコアは「18924」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1472」、マルチコアで「8054」。

<GPU> AMD Radeon 660M 6 CUs 1900Mhz

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「4000」。

「Beelink SER6」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 5 6600H
    ※6コア/12スレッド
  • GPU AMD Radeon 660M 6 CUs 1900Mhz
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB DDR5 4800MHZ ※2スロット、最大64GB
  • ストレージ M.2 SSD 500GB NVMe PCIe 4.0 2280 (速度3500MB/s・最大2TBまで)
  • 拡張ベイ 2.5インチ、SATA、7mm、最大2TBまで
  • 電源 ACアダプター (out 19V 6.32A/in 100-240V)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ax)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 対応・2.5Gギガビット有線LAN
  • インターフェース USB-C 4.0 x1、USB3.2 Gen2 x3、USB2.0 x1、HDMI x2、有線LAN(2.5G RJ45) x1、3.5mmジャック、DCジャック
  • 冷却システム デュアルファンデザイン採用・CPUファン+システム クール ファン
  • 静音動作 対応
  • VASAマウント 対応
  • 筐体の素材 フルメタル(金属)
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 126 x 113 x 42 mm
  • 重量 不明
  • カラー ブラック

「Beelink SER6」の価格は?

Beelink SER6」は、

Amazonで79,800円 (11000円 OFFクーポン付き)、

ヤフーショッピングで99,400 円(税込)、

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米国 Amazon.comで$585.65、

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「Beelink SER6 Pro」の販売・購入先

Beelink SER6 Pro」は、

Amazonで78,030円(タイムセール価格)、

楽天市場で83,200円 (税込・送料無料)、

ヤフーショッピングで88,736 円(税込・送料無料)、

AliExpressでUS $306.00 (ウェルカム割引)、

米国 Amazon.comで$689.00、

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他の小型PCと比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「Beelink SER6 Max」(Ryzen 7 7735HS・4K 4画面出力)

★「Beelink SER7」(Ryzen 7 7840HS・4K 3画面出力)

★「Beelink SER5 MAX」(Ryzen 7 5800H・4K 3画面・DP)

★「MINISFORUM UM790 Pro」(Ryzen 9 7940HS・8K 4画面)

★「GMKtec NucBox K3」(Core i7-1260P・4K 3画面出力)

★「GMKtec NucBox K1 /K2」(Ryzen 7 6800H/7735HS)

★「Beelink SER5 Pro 5800H」(Ryzen 7 5800H)

★「Beelink GTR6」(Ryzen 9 6900HX・8K 4画面出力)

★「MINISFORUM HX99G」(Ryzen 9 6900HX・8K 4画面出力)

★「MinisForum UM773」(Ryzen 7 7735HS)

★「MINISFORUM MC560」(Ryzen 5 5625U・カメラ付き)

★「Minisforum NUCG5」(第12世代Core i5-1240p)

★「Beelink SEi 12 pro」(第12世代Core i5-1240p)

★「Mac mini M2」(Apple M2チップ)

★「GMK NucBox 9」(Ryzen 5 5600U)

★「MINISFORUM TH80」(Mac mini風デザイン)

MINISFORUM UM580B

CHUWI RZBOX

Mac mini M1

MINISFORUM UM690」(Ryzen 9 6900HX)

CHUWI CoreBox 4th

GMK Nucbox2 Plus」(Core i5-1135G7)

BMAX B5 Pro

ThinkCentre M70s Small Gen 3

MINISFORUM EliteMini B550」(グラボ追加)

Minisforum HX90G」(グラボ内蔵)

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